JP2006064845A - 平面画像表示装置 - Google Patents

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Junji Hirooka
純二 廣岡
Manabu Inoue
学 井ノ上
Kazuaki Sakuta
和秋 作田
Masahito Owada
正仁 大和田
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Abstract

【課題】移動が容易で、かつ、使いやすい平面画像表示装置を提供する。
【解決手段】平面画像表示装置(1)が、平面画像表示部(3)を有する本体部(2)と、本体部を支持する支持手段と、を備える。ここで、支持手段は、本体部2の角度を垂直と水平の間で調整可能とする回動機構(84,85)と、本体部の高さを調整可能とする昇降機構(82)と、キャスター(8)と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、平面画像表示装置に関する。
近年、ネットワークインフラの整備や、一人一台のパソコンなどの電子化設備の充実にともない、オフィスで作成される資料やデータのほとんどは電子データで作成されるようになっている。さらに、エコロジーペーパレス社会の到来やまた、企画、創作業務の知的創作活動がますます重要となったり、多くの情報を瞬時に処理しなければならない状況もある。このようなオフィス環境の中で作成される電子データは、会議や検討会の場で、紙に出力されることなく、プラズマディスプレー型などの会議用平面画像表示装置上に表示させ、それを見ながら、論議や検討などがおこなわれようになっている。
従来の会議用平面画像表示装置としては、図17に示すようなものがある。この会議用
平面画像表示装置150は、表示ユニット1501と、スピーカー1502とで構成される平面画像表示装置本体部1500を有する。この本体部1500は、キャスター1504と設置固定用のネジ足1505を有する別体スタンド1503にねじ止めされている。別体スタンド1503に取付けられた棚部1506の上には、データ処理を行うパソコンなどの情報処理装置1507が載せられる。操作用のキーボード1508やマウス1509は、キーボードケーブル1511とマウスケーブル1512で情報処理装置1507に接続される。情報処理装置1507からの表示信号は表示用ケーブル1510で平面画像表示装置150に入力される。
今後は、企画、創作業務等の知的創作活動の需要がより一層増し、作成された電子データをすぐさま検討したり、討議したりする会議や検討会の頻度がますます増加することが予想される。また、オフィスのユビキタス環境の整備がすすむにつれて、いつでも、どこでも、だれとでも、容易に電子データを表示できる環境が整うことが希望されている。
しかしながら、上述したような従来の会議用平面画像表示装置150においては、以下に記載するような問題点がある。
従来の会議用平面画像表示装置150は、別体の装置を寄せ集め、ネジで取付けたり、棚部1506に載せたり、ケーブルで接続したりしなければならないので、移動や設置に手間と時間がかかる。スタンド1503にキャスター1504が付いてはいるが、これは、設置固定用のネジ足が用意されていることからわかるように、主に設置場所への搬入を目的としたものにすぎない。
このように、従来の会議用平面画像表示装置150は、使用者が頻繁に移動させることについて考慮されておらず、ある特定の会議室などに設置されたまま使用されることがほとんどである。それゆえ、使用にあたり会議室予約などの手間がかかったり、参加者全員がその会議室に出向かなければならない、という問題もあった。さらに、会議用平面画像表示装置150自体が使用されていなくても、会議室が使用されていると、他の者は会議用平面画像表示装置150を利用できないという弊害もある。
また、従来の平面画像表示装置本体1500は、スタンド1503に垂直の状態に固定して取付けられている。そして通常、プレゼンテーションする者が画面を指し示し、他の
会議参加者は画面から離れた状態で見るというような使われ方がされている。このため、複数の者が同時に画面を指し示して互いの意見を出し合うというような使い方をすることが難しかった。
また、会議用平面画像表示装置150を移動させる場合には、オフィス家具や什器、壁面に衝突させてしまう可能性がある。しかし、従来の会議用平面表示装置150は搬送時の衝突対策が何ら施されていない。したがって、衝突の際に、オフィス家具や什器、壁面、または、会議用平面画像表示装置自体を損傷するおそれがあった。
また、従来の会議用平面画像表示装置150では、データ処理のための情報処理装置1507がスタンド1503の棚部1506の上に載置されている。情報処理装置1507の接続端子は通常、装置の背面に付いているため、たとえば外部USB機器や外部ビデオ/テレビチューナーや外部PC情報機器との接続作業は、情報処理装置1507を回転移動させたり、もしくは背面側に手を伸ばしたりの手探りでおこなう必要がある。よって、接続作業がしづらい上、手間がかかるという問題点があった。
また、情報処理装置1507で使用するキーボード1508や画像情報を読み込ませるスキャナーは、キーボードケーブル1511や、接続用ケーブルで接続しなければならない。そうするとケーブル長や配置に起因して、キーボード1508やスキャナーを使用できる位置が制限されることがある。また、キーボード1508やスキャナーは、別体となっているために、移動や設置に手間がかかるという問題もある。
また、情報処理装置1507で使用するキーボード1508やマウス1509は、通常、机上で使用する。したがって、キーボード1508やマウス1509を使用するためには机を準備する手間がかかり、逆に机が準備できない場合は使用できないという問題がある。
本発明は上記実情に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、移動が容易で、かつ、使いやすい平面画像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明では、以下の構成を採用する。
本発明では、平面画像表示装置が、平面画像表示部を有する本体部と、前記本体部を支持する支持手段と、を備える。ここで、前記支持手段は、前記本体部の角度を垂直と水平の間で調整可能とする回動機構と、前記本体部の高さを調整可能とする昇降機構と、キャスターと、を有する。
本発明によれば、平面画像表示装置の移動が容易になり、また、使いやすさが向上する。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る会議用平面画像表示装置の構成を簡単に示すブロック図である。
会議用平面画像表示装置1(以下、単に「画像表示装置1」という。)は、作成された電子データをすぐさま検討するために会議参加者が持ち寄ったメモリー媒体661やCD
/DVDメディア671などとの間で電子データを入出力するデータ入出力部6と、入力された電子データを情報処理する情報処理部5と、情報処理結果を画像信号として出力する表示出力部61と、画像信号の表示機能及び画面上での入力機能を有する平面画像表示部3(以下、単に「表示部3」という。)と、駆動のための電源供給部7と、外部ネットワークとの通信を行うネットワーク接続部68と、通信機能搭載キーボード911や通信機能搭載スキャナー921(以下、単に、「キーボード911」「スキャナー921」という。)との間で電子データの通信を行うキーボードスキャナー通信部93と、を備える。
データ入出力部6と情報処理部5と表示出力部61とネットワーク接続部68と電源供給部7とキーボードスキャナー通信部93は、装置駆動筐体部4(以下、単に「筐体部4」という。)を構成する。そして、筐体部4と表示部3とが平面画像表示装置本体部2(以下、単に「本体部2」という。)を構成する。
情報処理部5は、演算部51と内部メモリー52とを有する。また、情報処理部5がハードディスクなどの補助記憶装置を有することも好ましい。情報処理部5は、内部メモリー52もしくは補助記憶装置に格納されたプログラムに基づき、表示部3に表示するための電子データの情報処理、処理結果の出力、各部の制御などを実行する。この情報処理には、例えば、ワープロソフト・表計算ソフト・プレゼンテーションソフトなどで作成された電子データを表示・編集する処理が含まれる。
データ入出力部6は、情報処理部5が外部機器もしくは記録媒体と電子データの入出力を行うためのインターフェース及び装置から構成される。詳しくは、データ入出力部6は、音声アンプスピーカー部62と、USB入出力部63と、ビデオ入力部64と、RGB入出力部65と、外部メモリー媒体入出力部66と、CD/DVD再生記録部67と、を有する。
USB入出力部63は、外部USB機器631(例えば、プリンターや外部ハードディスク装置)との間で電子データの入出力を行う。ビデオ入力部64は、外部ビデオ/テレビチューナー641などからアナログ映像データの入力を行う。RGB入出力部65は、外部PC情報機器651(例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話、ゲーム機器、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ)との間でデジタル信号の入出力を行う。
外部メモリー媒体入出力部66は、メモリー媒体661との間で電子データの入出力を行う。外部メモリー媒体入出力部66は、さまざまなタイプのメモリー媒体661に対応していることが好ましい。メモリーカードアダプターなどの中継デバイスを介在させてもよい。
CD/DVD再生記録部67は、コンボドライブタイプであり、単体で、CD/DVDメディア671の読み書きが可能である。なお、CD/DVDの記録の仕様は限定されるものではない。
音声アンプスピーカー部62は、情報処理部5で処理された音声信号を拡大音声として空間に出力する。情報処理部5は、例えば、CD/DVD再生記録部67を介しCD/DVDメディア671から入力された音声データ、ビデオ入力部64を介し外部ビデオ/テレビチューナー641から入力された音声データなどに基づいて、音声信号を生成する。
表示部3は、表示画像ユニット部31と電子ペンポインター検出入力部32とを有する。表示画像ユニット部31は、いわゆる平面型ディスプレイパネルであり、例えば、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、PDP(Plasma Display Panel
)、有機ELディスプレイ、TFT・TN・STNなどのLCD(Liquid Crystal Display)、FED(Field Emission Display)、もしくは、電気泳動方式電子ペーパーディスプレイから構成される。表示画像ユニット部31は、カラーでもモノクロでもよい。表示出力部61から出力された画像信号は表示画像ユニット部31で表示される。電子ペンポインター検出入力部32は、表示画像ユニット部31の前面に設けられており、電子ペンポインター33の位置(座標)検出を行う。つまり、表示部3はいわゆるタッチパネル式ディスプレイであり、電子ペンポインター33により画面上から入力を行うことができる。
電源供給部7は、電源部71と、キーボードスキャナー充電部74と、収納充電クレードル部9とを備える。電源部71は、本体部2の駆動電力を供給する。収納充電クレードル部9は、キーボード充電クレードル91と、スキャナー充電クレードル92とからなる。キーボード充電クレードル91にキーボード911を挿入すると、キーボード911が充電される。また、スキャナー充電クレードル92にスキャナー921を挿入すると、スキャナー921が充電される。電源供給部7には、電源コードプラグ接続端子73が設けられている。電源コードプラグ接続端子73には、電源コード72が接続される。また電力供給のオン/オフは、電源スイッチ75により行われる。
ネットワーク接続部68には、LANケーブル682を差し込むためのネットワーク接続部端子681が設けられている。画像表示装置1(情報処理部5)は、ネットワーク接続部68を介して、LAN683やインターネット684に接続可能である。
図1、図3、図4、図5は、画像表示装置1の外観の斜視図である。図1は、表示部3が垂直にセットされた状態を示している。これは主にプレゼンテーション時に利用される形態である。図3は、図1を背面から見た状態を示している。図4は図1を右面から見た状態を示している。図5は、表示部3が水平にセットされた状態を示している。これは主に討議時に利用される形態である。
本実施形態の画像表示装置1では、本体部2の前面側に表示部3が、背面側に筐体部4が設けられている。表示部3と筐体部4とはいずれも略平板形状を呈しており、本体部2はそれらの平板を前後に重ねた薄型形状を呈する。筐体部4の下端部は表示部3から張り出しており、その下端部の前面側にデータ入出力部6が設けられている。
本体部2を支持する支持手段は、キャスター8を4隅に有する脚部81と、脚部81から起立する昇降部82と、昇降部82の上部に設けられた支持部84からなる。
支持部84は水平方向に延びる板状部材であり、その両端には軸部85が設けられている。本体部2は、2つの軸部85にて回転自在に軸支されている。このような回動機構によって、本体部2の角度は、図1に示す垂直状態と図5に示す水平状態の間で調整可能となる。なお、軸の位置は、最も小さな力で本体部2を回動させることができるように設定することが好ましい。また、本体部2の角度を固定するストッパーを設けるとよい。
昇降部82は、本体部2の高さを調整可能とする昇降機構であって、脚部81に固定された固定筒と固定筒に係合するスライド筒とを有する。固定筒の下端前面に設けられた昇降解除ペダル83を踏み込むと、固定筒とスライド筒の係合が外れ、スライド筒がスライド自在になり、昇降部82の長さ(本体部2の高さ)を調整することができる。スライド筒を上方向に付勢する付勢部材(バネなど)を筒内に設けることにより、本体部2の昇降を小さな力で行えるようにするとよい。
表示部3の外周には、衝突事故時に傷付きを防止するためのバンパー35が設けられて
いる。バンパー35は、ゴム状弾性体、樹脂材、発泡素材などの弾性材料もしくは柔軟材料からなる。
本体部2には、手かけ部34とハンドル部41の2種類の把持部が設けられている。これらの把持部は画像表示装置1を移動させるときに把持する部分である。手かけ部34は、表示部3の背面の左右両端に設けられている。ハンドル部41は、筐体部4の下辺の左端から右端にかけて設けられている。ハンドル部41とデータ入出力部6との間には、手で握ったり、指をかけたりできるような隙間部分が設けられている。
図3に示すように、脚部81の底面の後部には、ネットワーク接続部端子681と、電源コードプラグ接続端子73が設けられた接続ボックス811がある。電源コードプラグ接続端子73には電源コード72が接続され、ネットワーク接続部端子681にはLANケーブル682が接続される。
図6〜図10を参照して、画像表示装置1の使用例について説明する。
図6と図7は、移動時の好ましい使用例を示している。画像表示装置1を会議開催場所に移動させる場合には、例えば図6に示すように、昇降部82を伸ばして本体部2を最上部にセットした状態で、両手で手かけ部34とバンパー35を持ちながら画像表示装置1を押し移動させるとよい。あるいは図7に示すように、昇降部82を縮めて本体部2を最下部にセットした状態で、両手でハンドル部41を握りながら画像表示装置1を押し移動させてもよい。いずれの方法でも、一人だけで容易に画像表示装置1を移動させることができる。
なお、昇降部82の長さをどのようにセットしても画像表示装置1の移動に支障はない。ただし、昇降部82を最も縮めた状態の方が、画像表示装置1の重心が低くなり安定した移動ができるので好ましい。
本実施形態の画像表示装置1は、面積の大きな本体部2の角度を垂直と水平の間で自由に設定でき、かつ、本体部2の高さも自由に設定できるので、未使用時は保管場所のスペースに合わせて好ましい形態に変形することができる。保管場所はいくつか想定される。例えば、会議室の壁に沿わせるように保管されている場合、オフィス家具や什器があるオフィスフロアにおいて、そのオフィス家具や什器の間の空いたスペースに保管されている場合、オフィス家具や什器のないオープンフロアに保管されている場合などがある。
そして、その保管場所から移動するときには、その移動経路の広さや移動経路に存在する障害物(オフィス家具や什器)などの状態に合わせて、本体部2の角度や高さを調節すれば、移動作業が容易になる。しかも、キャスター、ハンドル部41、手かけ部34などが設けられているので、移動経路内をオフィス家具や什器を縫うようにスムースに移動させることが容易である。
さらに、本体部2の周囲にはバンパー35が設けられているので、移動時に通路や障害物に接触させてしまった場合でも、通路、障害物、および画像表示装置1の傷付きを抑制することができる。
以上のようにして、画像表示装置1を使用場所に移動させた後は、画像表示装置1を使用に適した形態に変形し、電源コード72を電源コードプラグ接続端子73に接続して電源スイッチをオンするだけで、使用準備が整う。LAN683やインターネット684を利用する場合には、LANケーブル682をネットワーク接続部端子681に接続するだけでよい。
図8は、着座姿勢で討議を行う際の好ましい使用例を示している。画像表示装置1の本体部2を水平状態まで回動させ、かつ、昇降部82によってオフィス用机とほぼ同じ高さに電子ペンポインター検出入力部32をセットする。これにより複数の者が画像表示装置1の周りに座り、表示画面を指さしたりしながら討議を行うことができる。
また、電子ペンポインター33で画面(電子ペンポインター検出入力部32)をなぞれば、机上の紙に書くのと同じ要領で入力操作を行うことができる。
さらに図8のように、キーボード911を画像表示装置1に取り付ければ、机を使用しないで入力操作を行うことができる。キーボード911は、キーボード後部に設けられている取り付け用引っ掛け部9115を、ハンドル部41とデータ入出力部6の間に差し込むだけで、容易に取り付け可能である。
図9は、立位姿勢で討議を行う際の好ましい使用例を示している。昇降部82によって本体部2を最上部にセットし、かつ、電子ペンポインター検出入力部32を斜め(約45度)にセットしている。これにより複数の者が画像表示装置1の周りを囲み、表示画面を指さしたり、電子ペンポインター33で入力をしながら、討議を行うことができる。
図10は、プレゼンテーション時の好ましい使用例を示している。昇降部82によって本体部2を最上部にセットし、かつ、電子ペンポインター検出入力部32を垂直にセットしている。キーボード911とスキャナー921は、無線通信が可能であるため、置き場所を選ばない。よって会議の参加者の誰もが自由に机上でそれらを利用することができる。また図10のように、複数のキーボード911を用意して、参加者各人が独立に入力操作を行えるようにしてもよい。
画像表示装置1の使用に際して、参加者が持ち寄ったデジタルカメラなどの外部USB機器631を接続したり、メモリー媒体661やCD/DVDメディア671をセットしたりしてもよい。また、外部ビデオ/テレビチューナー641からの映像データや外部PC情報機器651からのデータを画像表示装置1に入力してもよい。このとき、画像表示装置1の前面にデータ入出力部6が設けられているので、前面操作ができ接続作業が容易である。
画像表示装置1に取り込まれた電子データは表示部3に表示される。会議参加者は、その表示されたデータについて検討し、キーボード911や電子ペンポインター33を用いてデータに追加・修正を施し、その修正後のデータを内部メモリー52に保存したり、データ入出力部6を介して外部機器や外部記録媒体に保存できる。さらには、LAN683やインターネット684経由で外部のサーバーなどに保存することもできる。
図11は、キーボード911の外観斜視図である。キーボード911は、キーボードユニット部9112(通常のPC用のキーボードと同様のものである。)と、マウスパットユニット部9113と、取り出し用指穴部9111と、電子ペンポインター収納部9114と、取り付け用引っ掛け部9115と、を備える。また、図示しないが、通信ユニット、充電池、充電用接続端子部などを内蔵している。
キーボード911で入力されたキーは、通信ユニットを介して、本体部2(筐体部4)に内蔵されているキーボードスキャナー通信部93によって受信される。
キーボード911を使用しないときは、図13に示すように、本体部2の背面に設けられたキーボード充電クレードル91に収納することができる。収納状態にあるとき、充電
用接続端子部がキーボード充電クレードル91の端子に接続され、充電が行われる。取り出し用指穴部9111は、キーボード911をキーボード充電クレードル91に挿入または取り出すときに指を掛ける部分である。電子ペンポインター収納部9114には、電子ペンポインター33が収納可能である。本実施形態の画像表示装置1は、2つのキーボード911を備えている。
図12は、スキャナー921の外観斜視図である。スキャナー921は、図示しないが、スキャン用紙9212をローラーで送るタイプのスキャンユニット部、通信ユニット、充電池、充電用接続端子部などを内蔵している。また、スキャナー921は、取り出し用ハンドル部9211、スタートキー9213、ストップキー9214を備えている。
スキャン用紙9212を所定の挿入口から差し入れスタートキー9213を押すと、スキャンユニット部がスキャン用紙9212を搬送しながら画像を読み取る。読み取りが終了するとスキャン用紙9212は取り出し用ハンドル部9211側の排出口から排出される。ストップキー9214はスキャンを中止するときに使用する。読み取られた画像は、通信ユニットを介して、本体部(筐体部4)に内蔵されているキーボードスキャナー通信部93によって受信される。
スキャナー921を使用しないときは、図13に示すように、本体部2の背面に設けられたスキャナー充電クレードル92に収納することができる。収納状態にあるとき、充電用接続端子部がスキャナー充電クレードル92の端子に接続され、充電が行われる。取り出し用ハンドル部9211は、スキャナー921をスキャナー充電クレードル92に挿入または取り出すときに指を掛ける部分である。
図14及び図15は、キーボード911を水平状態の本体部2に取り付けた様子を示す斜視図である。キーボード911の取り付け用引っ掛け部9115は、キーボード911の後部に設けられており、キーボード911の裏面よりも約1〜2cmほど下向きに突出している。取り付け時には、この突出部分を、データ入出力部6とハンドル部41の間の隙間(この隙間は、画像表示装置1の移動時には、手で握るための空間として使われる。)に挿入する。そうすると、キーボード911が自重でやや傾き、取り付け用引っ掛け部9115とデータ入出力部6及びハンドル部41との間にくさび効果が生じる。これによりキーボード911の固定が図られる。
図16は、キーボード911を垂直状態の本体部2に取り付けた様子を示す斜視図である。取り付け時には、取り付け用引っ掛け部9115を、データ入出力部6とハンドル部41の間の隙間に挿入する(図14の場合は垂直方向に挿入したのに対し、図16の場合は水平方向に挿入する。)。そうすると、キーボード911が自重でやや傾き、図14の場合と同様、取り付け用引っ掛け部9115とデータ入出力部6及びハンドル部41との間にくさび効果が生じる。これによりキーボード911の固定が図られる。
このような取付構造により、本体部2が水平の場合も垂直の場合もキーボード911を取り付けて、使用することができる。また、マウスパットユニット部9113の上でマウスを使用することもできる。よって、従来のようにキーボードやマウスを載置する机を準備する必要がない。なお、取り付け用引っ掛け部9115はデータ入出力部6とハンドル部41の間の隙間ならどこにでも挿入できるため、キーボード911は、本体部2の中央、右寄り、左寄りなど所望の位置に固定できる。
以上述べた本実施形態の構成によれば、画像表示装置1の移動および設置が容易となり、使用者が使用時に使用場所まで運ぶという利用態様の増加が期待できる。また、画面角
度の調整や高さの調整ができるので、画像表示装置1の使いやすさが向上するとともに、複数の者が同時に画面を指し示しながら議論を交わすといった従来には無い使い方も可能となる。
なお、上記実施形態は本発明の一具体例を例示したものにすぎない。本発明の範囲は上記実施形態に限られるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る会議用平面画像表示装置の外観を示す斜視図である。 図1の画像表示装置の構成を示すブロック図である。 図1の画像表示装置を背面から見た外観を示す斜視図である。 図1の画像表示装置を右面から見た外観を示す斜視図である。 図1の画像表示装置の本体部が水平にセットされた状態を示す斜視図である。 移動時の好ましい使用例を示す図である。 移動時の好ましい使用例を示す図である。 着座姿勢で討議を行う際の好ましい使用例を示す図である。 立位姿勢で討議を行う際の好ましい使用例を示す図である。 プレゼンテーション時の好ましい使用例を示す図である。 キーボードの外観を示す斜視図である。 スキャナーの外観を示す斜視図である。 キーボード及びスキャナーの収納部を示す図である。 キーボードを水平状態の本体部に取り付けた様子を示す図である。 キーボードを水平状態の本体部に取り付けた様子を示す図である。 キーボードを垂直状態の本体部に取り付けた様子を示す図である。 従来の会議用平面画像表示装置の外観を示す斜視図である。
符号の説明
1 会議用平面画像表示装置
2 平面画像表示装置本体部
3 平面画像表示部
31 表示画像ユニット部
32 電子ペンポインター検出入力部
33 電子ペンポインター
34 手かけ部
35 バンパー
4 装置駆動筐体部
41 ハンドル部
5 情報処理部
51 演算部
52 内部メモリー
6 データ入出力部
61 表示出力部
62 音声アンプスピーカー部
63 USB入出力部
631 外部USB機器
64 ビデオ入力部
641 外部ビデオ/テレビチューナー
65 RGB入出力部
651 外部PC情報機器
66 外部メモリー媒体入出力部
661 メモリー媒体
67 CD/DVD再生記録部
671 CD/DVDメディア
68 ネットワーク接続部
681 ネットワーク接続部端子
682 LANケーブル
683 LAN
684 インターネット
7 電源供給部
71 電源部
72 電源コード
73 電源コードプラグ接続端子
74 キーボードスキャナー充電部
75 電源スイッチ
8 キャスター
81 脚部
82 昇降部
83 昇降解除ペダル
84 支持部
85 軸部
9 収納充電クレードル部
91 キーボード充電クレードル
911 通信機能搭載キーボード
9111 取り出し用指穴部
9112 キーボードユニット部
9113 マウスパットユニット部
9114 電子ペンポインター収納部
9115 取り付け用引っ掛け部
92 スキャナー充電クレードル
921 通信機能搭載スキャナー
93 キーボードスキャナー通信部
9211 取り出し用ハンドル部
9212 スキャン用紙
9213 スタートキー
9214 ストップキー

Claims (9)

  1. 平面画像表示部を有する本体部と、
    前記本体部を支持する支持手段と、を備え、
    前記支持手段が、
    前記本体部の角度を垂直と水平の間で調整可能とする回動機構と、
    前記本体部の高さを調整可能とする昇降機構と、
    キャスターと、を有する
    ことを特徴とする平面画像表示装置。
  2. 装置を移動させるときに把持する把持部が前記本体部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の平面画像表示装置。
  3. 前記平面画像表示部の外周にバンパーが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の平面画像表示装置。
  4. 前記平面画像表示部に表示するための電子データを処理する情報処理部が、前記本体部に内蔵されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれかに記載の平面画像表示装置。
  5. 前記情報処理部が外部機器もしくは記録媒体と前記電子データの入出力を行うためのデータ入出力部が、前記本体部の前面に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の平面画像表示装置。
  6. 無線通信機能をもつ別体のキーボードを備え、
    前記本体部が、前記キーボードで入力されたキーを受信する通信部と、前記キーボードを充電しながら収納する収納部と、を有することを特徴とする請求項4または5に記載の平面画像表示装置。
  7. 前記キーボードを操作可能な姿勢で前記本体部に取り付けるための取付構造が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の平面画像表示装置。
  8. 無線通信機能をもつ別体のスキャナーを備え、
    前記本体部が、前記スキャナーで読み取られた画像を受信する通信部と、前記スキャナーを充電しながら収納する収納部と、を有することを特徴とする請求項4〜6のうちいずれかに記載の平面画像表示装置。
  9. 前記平面画像表示部がタッチパネル式ディスプレイであることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれかに記載の平面画像表示装置。
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US7614232B2 (en) * 2004-07-23 2009-11-10 General Electric Company Turbocharger recirculation valve

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