JP2006057865A - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートポンプの高い運転効率を維持しつつ、立ち上がり性能の改善、またシステムの小型化を図ったヒートポンプ給湯機を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも圧縮機1、水−冷媒熱交換器2、減圧弁3、空気−冷媒熱交換器4を環状に接続した冷媒回路と、少なくとも水−冷媒熱交換器2、貯湯タンク6、循環ポンプ9を接続して構成された水回路とを備え、前記水回路内を循環する水をガス燃焼により加熱するための水加熱器16を設けたことを特徴とするもので、ヒートポンプ式沸き上げ運転に加えてガス燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、ヒートポンプ式の高い運転効率を維持しつつ、給湯機の立ち上がり性能の改善やシステムの小型化を図ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍サイクルと貯湯タンクや水回路を具備したヒートポンプ式給湯機に関するものである。
従来のヒートポンプ式給湯機としては、冷凍サイクルを具備したヒートポンプユニットとタンク回路を具備したタンクユニットから構成されたヒートポンプ給湯機がある。
従来の分離型ヒートポンプ式給湯機は、圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧弁、空気−冷媒熱交換器などで構成した冷凍サイクルを具備したヒートポンプユニットと、貯湯タンク、循環ポンプなどで構成されたタンク回路を具備したタンクユニットより構成され、冷凍サイクルで湯を生成して貯湯タンクに貯湯し、その貯湯を蛇口や浴槽に給湯するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−346447号公報
しかしながら、上記従来のヒートポンプ給湯機は、効率が良くランニングコスト(電気代)が安いという反面、運転開始時の立ち上がりがあまり早くなく、また、ヒートポンプユニットの加熱能力を大きくするためには冷凍サイクル部分を大きくするか、または貯湯タンクを大きくして蓄熱量を大きくする必要があり、ユニットが大きくなり狭いところには設置し難いという課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決すものであり、ヒートポンプの高い運転効率を維持しつつ、立ち上がり性能の改善、またシステムの小型化を図ったヒートポンプ給湯機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のヒートポンプ式給湯機は、少なくとも圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧弁、空気−冷媒熱交換器を環状に接続した冷媒回路と、少なくとも水−冷媒熱交換器、貯湯タンク、循環ポンプを接続して構成された水回路とを備え、前記水回路内を循環する水をガス燃焼により加熱するための水加熱器を設けたことを特徴とするもので、ヒートポンプ式沸き上げ運転に加えてガス燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、ヒートポンプ式の高い運転効率を維持しつつ、給湯機の立ち上がり性能の改善やシステムの小型化を図ることができる。
また、少なくとも圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧弁、空気−冷媒熱交換器を環状に接続した冷媒回路と、少なくとも水−冷媒熱交換器、貯湯タンク、循環ポンプを接続して構成された水回路とを備え、前記水回路内を循環する水を石油燃焼により加熱するための水加熱器を設けたことを特徴とするもので、ヒートポンプ式沸き上げ運転に加えて石油燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、ヒートポンプ式の高い運転効率を維持しつつ、給湯機の立ち上がり性能の改善やシステムの小型化を図ることができる。
本発明によれば、ヒートポンプの高い運転効率を維持しつつ、立ち上がり性能の改善、またシステムの小型化を図ったヒートポンプ給湯機を提供できる。
第1の発明は、少なくとも圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧弁、空気−冷媒熱交換器を環状に接続した冷媒回路と、少なくとも水−冷媒熱交換器、貯湯タンク、循環ポンプを接続して構成された水回路とを備え、前記水回路内を循環する水をガス燃焼により加熱するための水加熱器を設けたことを特徴とするもので、ヒートポンプ式沸き上げ運転に加えてガス燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、ヒートポンプ式の高い運転効率を維持しつつ、給湯機の立ち上がり性能の改善やシステムの小型化を図ることができる。
第2の発明は、少なくとも圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧弁、空気−冷媒熱交換器を環状に接続した冷媒回路と、少なくとも水−冷媒熱交換器、貯湯タンク、循環ポンプを接続して構成された水回路とを備え、前記水回路内を循環する水を石油燃焼により加熱するための水加熱器を設けたことを特徴とするもので、ヒートポンプ式沸き上げ運転に加えて石油燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、ヒートポンプ式の高い運転効率を維持しつつ、給湯機の立ち上がり性能の改善やシステムの小型化を図ることができる。
第3の発明は、給湯の運転開始時にヒートポンプ式沸き上げ運転と燃焼式沸き上げ運転を行い、所定時間後に、ヒートポンプ式沸き上げ運転のみに切り替えることを特徴とするもので、運転開始時にヒートポンプ式沸き上げ運転に加えて、燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、給湯機の立ち上がり性能の改善や、しいてはシステムの小型化を図ることができる。また、所定時間ta後にヒートポンプ式沸き上げ運転のみに切り替えることによって高い運転効率を実現できる。また、運転開始時にヒートポンプ式沸き上げ運転に加えてガス燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、給湯機の立ち上がり性能の改善や、しいてはシステムの小型化を図ることができる。
第4の発明は、給湯の運転開始時にヒートポンプ式沸き上げ運転と燃焼式沸き上げ運転を行い、給湯熱交換器の水側出口温度、圧縮機の吐出温度、圧縮機の吐出圧力の少なくとも1つが所定値以上のとき、ヒートポンプ式沸き上げ運転のみに切り替えることを特徴とするもので、ヒートポンプ式沸き上げ運転に加えて、燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、給湯開始時の給湯機の立ち上がり性能の改善や、しいてはシステムの小型化を図ることができる。また、給湯熱交換器の水側出口温度、または圧縮機の吐出温度、または圧縮機の吐出圧力が、所定値以上の安定領域では、ヒートポンプ式沸き上げ運転のみに切り替えることによって高い運転効率を実現できる。
第5の発明は、貯湯タンクの残湯量が第1の所定量以下になるとヒートポンプ式沸き上げ運転を行い、更に残湯量が前記第1の所定量より少ない第2の所定量以下になると、ヒートポンプ式と燃焼式を併用して沸き上げ運転を行うことを特徴とするもので、ヒートポンプ式沸き上げ運転に、燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、給湯機の立ち上がり性能の改善や、しいてはシステムの小型化を図ることができる。
第6の発明は、夜間蓄熱運転時には、ヒートポンプ式沸き上げ運転を行うことを特徴とするもので、ヒートポンプ式沸き上げ運転によって、高い運転効率で夜間蓄熱運転を行なうことができ、ランニングコストの低減を図ることができる。
第7の発明は、冷媒回路と水回路とを、一つのユニット内に収納することを特徴とするもので、一つのユニット内に収納することによって、分離型にするより更にシステムの小型化を図ることができる。
第8の発明は、冷媒としてCO2を使用するもので、従来のR410Aなどのフロンに対して温暖化係数を低減でき、地球環境に優しいヒートポンプ給湯機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明による第1の実施の形態のヒートポンプ給湯機を示す外観図、図2はそのヒートポンプ式給湯機の回路構成図である。
図1に示すように、実施の形態のヒートポンプ給湯機は、前記冷凍サイクルを具備したヒートポンプユニット27と、前記貯湯タンク6などを具備したタンクユニット28の2つのユニットに分割された構成になっている。
図1、図2に示す第1の実施の形態の分離型ヒートポンプ給湯機は、圧縮機1、給湯用水−冷媒熱交換器2、減圧弁3、空気−冷媒熱交換器4を環状に接続した冷媒回路に冷媒を充填して構成された冷凍サイクルを有している。また、給湯用水−冷媒熱交換器2の水出口側にガス燃焼式水加熱器16が設けられている。
また、貯湯タンク6、第1混合弁7−a、第2混合弁7−b、電磁弁8、給湯用循環ポンプ9、貯湯用三方弁11、圧力逃し弁12、排水弁13などを配管で接続して構成されたタンク/水回路を具備している。
なお、給湯用水−冷媒熱交換器2は凝縮器として、空気−冷媒熱交換器4は蒸発器として機能する。
上記ヒートポンプ給湯機の動作は、次のとおりである。
まず、貯湯タンク6に貯湯する場合には、冷凍サイクルおよび給湯用循環ポンプ9を運転して貯湯を開始する。冷凍サイクルでは、圧縮機1で圧縮された冷媒は給湯用水−冷媒熱交換器2で放熱して凝縮した冷媒は、減圧弁3に流入して膨張し、空気−冷媒熱交換器4で送風機5にて送られた空気と熱交換して蒸発し、ガス冷媒となる。このガス冷媒は、圧縮機1に吸入されて再び圧縮される。そして、給湯用水−冷媒熱交換器2で水を加熱して湯を生成し、この湯を貯湯用三方弁11を介して貯湯タンク6に貯湯する。
次に、貯湯タンク6の湯を出湯する場合には、冷凍サイクルおよび給湯用循環ポンプ9を停止し、混合弁7−aを介して、貯湯タンク6の湯を蛇口14から出湯する。この場合、給水は貯湯タンク6の下部より水圧で流入し、湯を貯湯タンク6の上部から押し出すことになる。
貯湯タンク6の湯を風呂15に注湯する場合も同様に、冷凍サイクルおよび給湯用循環ポンプ9を停止し、混合弁7−b、電磁弁8を介して、貯湯タンク6の湯を風呂15から出湯する。
ここで、給湯負荷が大きい場合、即ち、湯の使用量が多く貯湯タンクの残湯量Lが少なくなった場合には、ヒートポンプ式沸き上げ運転に加えてガス燃焼式の水加熱器を運転する。
本実施の形態によれば、ヒートポンプ式沸き上げ運転にガス燃焼式運転を加えることによって、給湯機の立ち上がり時間の短縮や沸き上げ能力をアップすることができ、湯切れ防止を図ることができる。また、沸き上げ能力をアップすることにより、システムの小型化を図ることもできる。
(実施の形態2)
本発明による第2の実施の形態のヒートポンプ式給湯機は、第1の実施の形態のガス燃焼式水加熱器16を石油燃焼式水加熱器に変更したものであり、構成と動作は第1の実施の形態と同様であるので図および説明を省略する。
本実施の形態によれば、ヒートポンプ式沸き上げ運転に石油燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、給湯機の立ち上がり時間の短縮や沸き上げ能力をアップすることができ、湯切れ防止を図ることができる。また沸き上げ能力をアップすることにより、システムの小型化を図ることもできる。
(実施の形態3)
図3は、本発明による第3の実施の形態のヒートポンプ給湯機の回路構成図、図4はその制御ブロック図である。
図3に示すように、本発明による第3の実施の形態のヒートポンプ給湯機は、第1、2の実施の形態と同様の構成であり、変更部分である制御についてのみ説明する。
貯湯運転開始からの時間tを検出する時間検出手段17と、所定値taと時間tとを比較する比較手段18と、その比較結果により運転を判断して制御信号を出す制御手段19が設けられている。
本実施の形態のヒートポンプ給湯機の動作について、以下に説明する。
まず、貯湯タンク6に貯湯する場合には、冷凍サイクル、燃焼式水加熱器16および給湯用循環ポンプ9を運転して貯湯を開始する。冷凍サイクルでは、圧縮機1で圧縮された冷媒は給湯用水−冷媒熱交換器2で放熱して凝縮した冷媒は、減圧弁3に流入して膨張し、空気−冷媒熱交換器4で送風機5にて送られた空気と熱交換して蒸発してガス冷媒となる。このガス冷媒は、圧縮機1に吸入されて再び圧縮される。そして、給湯用水−冷媒熱交換器2で水を加熱して湯を生成し、更に燃焼式水加熱器16で昇温し、この湯を貯湯用三方弁11を介して貯湯タンク6に貯湯する。
ここで、貯湯運転開始、即ち沸き上げ開始からの時間tをカウントする時間検出手段17と、比較手段18で所定値taと時間tとを比較してt>taになった時に制御手段19から燃焼式沸き上げ運転OFFの信号を出してヒートポンプ式沸き上げ運転のみにする。
なお、貯湯タンク6の湯を出湯する場合は、第1、2の実施の形態と同様であり、説明を省略する。
本実施の形態によれば、貯湯運転開始からある一定時間はヒートポンプ式の沸き上げ運転に燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、給湯機の立ち上がり時間の短縮や沸き上げ能力のアップを図ることができ、湯切れ防止を図ることができる。また、沸き上げ能力をアップすることにより、システムの小型化を図ることもできる。
(実施の形態4)
図5は、本発明による第4の実施の形態のヒートポンプ給湯機の回路構成図、図6はその制御ブロック図である。
図5に示すように、本発明による第4の実施の形態のヒートポンプ給湯機は、第1、2
の実施の形態とほぼ同様の構成であり、変更部分である制御についてのみ説明する。
給湯用水―冷媒熱交換器4の水出口側の温度を検出する温度検出手段20と、所定値Taと温度Tを比較する比較手段21と、その比較結果により運転を判断して制御信号を出す制御手段22が設けられている。
本実施の形態のヒートポンプ給湯機の動作について、以下に説明する。
まず、貯湯タンク6に貯湯する場合には、冷凍サイクル、燃焼式水加熱器および給湯用循環ポンプ9を運転して貯湯を開始する。冷凍サイクルでは、圧縮機1で圧縮された冷媒は給湯用水−冷媒熱交換器2で放熱して凝縮した冷媒は、減圧弁3に流入して膨張し、空気−冷媒熱交換器4で送風機5にて送られた空気と熱交換して蒸発してガス冷媒となる。このガス冷媒は、圧縮機1に吸入されて再び圧縮される。そして、給湯用水−冷媒熱交換器2で水を加熱して湯を生成し、更に燃焼式水加熱器16で昇温し、この湯を貯湯用三方弁11を介して貯湯タンク6に貯湯する。
ここで、給湯用水―冷媒熱交換器4の水出口側に設けられた温度検出手段20で給湯用水―冷媒熱交換器4の水出口側の温度Tを検出して、比較検出手段21で所定値Taと検出温度Tを比較して、T>Taの時に制御手段22から燃焼式沸き上げ運転OFFの信号を出してヒートポンプ式沸き上げ運転のみにする。
なお、貯湯タンク6の湯を出湯する場合は、第1ないし3の実施の形態と同様であり、説明を省略する。
本実施の形態によれば、貯湯運転開始後、ヒートポンプ立ち上がるまでの間に、ヒートポンプ式沸き上げ運転に燃焼式沸き上げ運転を加えることによって給湯機の立ち上がり時間の短縮や沸き上げ能力のアップを図ることができ、湯切れ防止を図ることができる。また、沸き上げ能力をアップすることにより、システムの小型化を図ることもできる。
なお、ここでは給湯用水−冷媒熱交換器4の出口温度の場合で説明したが、その他、圧縮機1の吐出温度や圧力などを用いても良い。
(実施の形態5)
図7は、本発明による第5の実施の形態のヒートポンプ給湯機の回路構成図、図8はその制御ブロック図である。
図7に示すように、本発明による第5の実施の形態のヒートポンプ給湯機は、第1、2の実施の形態とほぼ同様の構成であり、変更部分である制御についてのみ説明する。
タンクユニットの貯湯タンク6の残湯量Lを検出する残湯量検出手段23、24、25と、所定値Laと残湯量Lを比較する比較手段26と、その比較結果により運転を判断して制御信号を出す制御手段27が設けられている。
本実施の形態のヒートポンプ給湯機の動作について、以下に説明する。
まず、貯湯タンク6に貯湯する場合には、残湯検出手段23、24、25により貯湯タンク6の残湯量Lを検出し、残湯量がL<Laの時には、冷凍サイクル、燃焼式水加熱器および給湯用循環ポンプ9を運転してヒートポンプ式沸き上げ運転と燃焼式沸き上げ運転により貯湯を開始する。冷凍サイクルでは、圧縮機1で圧縮された冷媒は給湯用水−冷媒熱交換器2で放熱して凝縮した冷媒は、減圧弁3に流入して膨張し、空気−冷媒熱交換器4で送風機5にて送られた空気と熱交換して蒸発してガス冷媒となる。このガス冷媒は、
圧縮機1に吸入されて再び圧縮される。そして、給湯用水−冷媒熱交換器2で水を加熱して湯を生成し、更に燃焼式水加熱器16で昇温され、この湯を貯湯用三方弁11を介して貯湯タンク6に貯湯する。
ここで、残湯検出手段23、24、25により貯湯タンク6の残湯量Lを検出し、残湯量がL>Laになった時には、燃焼式水加熱器をOFFしてヒートポンプ式沸き上げ運転のみにする。
なお、貯湯タンク6の湯を出湯する場合は、第1ないし4の実施の形態と同様であり、説明を省略する。
本実施の形態によれば、残湯量Lが少ない場合にヒートポンプ式沸き上げ運転に燃焼式沸き上げ運転を加えることによって、給湯機の立ち上がり時間の短縮や沸き上げ能力のアップを図ることができ、湯切れ防止を図ることができる。また、しいてはシステムの小型化を図ることもできる。
(実施の形態6)
図9は、本発明による第6の実施の形態のヒートポンプ給湯機の回路構成図、図10はその制御ブロック図である。
図9に示すように、本発明による第6の実施の形態のヒートポンプ給湯機は、第1ないし5の実施の形態とほぼ同様の構成であり、変更部分である制御についてのみ説明する。
一般的に深夜電力としては、午後11時から翌日の午前7時までの時間帯を指し、昼間電力より安い電気代が設定されている。この時間帯の電力を利用して貯湯運転を行う時には、時間検出手段17により時間tを検出し、比較手段18によりt>23の場合にはヒートポンプ式沸き上げ方式により貯湯運転を行い、最長t=7で貯湯停止を行うものである。
本実施の形態によれば、夜間貯湯運転にヒートポンプ式沸き上げ運転を行うことよって、効率の高い運転を行うことができ、ランニングコスト(電気代)を低減できる。
(実施の形態7)
図11は、本発明による第7の実施の形態のヒートポンプ給湯機の外観図である。
図11に示すように、本発明による第7の実施の形態のヒートポンプ給湯機は、請求項1から請求項6のいずれかに記載のヒートポンプユニットとタンクユニットからなる分離型ヒートポンプ給湯機を、冷凍サイクルと貯湯タンク等を一つのユニットに収納したものである。本実施の形態によれば、一体型にすることによって、システムの小型化をさらに図ることができる。また、部品点数削減によるコスト低減、また、ユニット間の接続配管工事が省けるなどの省施工が図れる。
(実施の形態8)
本発明による第8の実施の形態のヒートポンプ給湯機は、請求項1から請求項7のいずれかに記載の分離型または一体型ヒートポンプ給湯機において、冷凍サイクル中にCO2を充填したものである。(図示せず)。
本実施の形態によれば、従来のR410Aなどのフロンに対して温暖化係数を低減でき、地球環境に優しいヒートポンプ式給湯機を提供することができる。
本発明の第1の実施形態を示すヒートポンプ給湯機の外観図 図1に示すヒートポンプ給湯機の回路構成図 本発明の第2の実施形態を示すヒートポンプ給湯機の回路構成図 図3に示すヒートポンプ給湯機の制御フローチャート 本発明の第4の実施形態を示すヒートポンプ給湯機の回路構成図 図5に示すヒートポンプ給湯機の制御フローチャート 本発明の第5の実施形態を示すヒートポンプ給湯機の回路構成図 図7に示すヒートポンプ給湯機のフローチャート 本発明の第6の実施形態を示すヒートポンプ給湯機の回路構成図 図9に示すヒートポンプ給湯機のフローチャート 本発明の第7の実施形態を示すヒートポンプ給湯機の外観図
符号の説明
1 圧縮機
2 水−冷媒熱交換器
3 減圧弁
4 空気−冷媒熱交換器
5 送風機
6 貯湯タンク
7 混合弁
8 電磁弁
9 給湯用循環ポンプ





Claims (8)

  1. 少なくとも圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧弁、空気−冷媒熱交換器を環状に接続した冷媒回路と、少なくとも水−冷媒熱交換器、貯湯タンク、循環ポンプを接続して構成された水回路とを備え、前記水回路内を循環する水をガス燃焼により加熱するための水加熱器を設けたことを特徴とするヒートポンプ給湯機。
  2. 少なくとも圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧弁、空気−冷媒熱交換器を環状に接続した冷媒回路と、少なくとも水−冷媒熱交換器、貯湯タンク、循環ポンプを接続して構成された水回路とを備え、前記水回路内を循環する水を石油燃焼により加熱するための水加熱器を設けたことを特徴とするヒートポンプ給湯機。
  3. 給湯の運転開始時にヒートポンプ式沸き上げ運転と燃焼式沸き上げ運転を行い、所定時間後に、ヒートポンプ式沸き上げ運転のみに切り替えることを特徴とする請求項1または2記載のヒートポンプ給湯機。
  4. 給湯の運転開始時にヒートポンプ式沸き上げ運転と燃焼式沸き上げ運転を行い、給湯熱交換器の水側出口温度、圧縮機の吐出温度、圧縮機の吐出圧力の少なくとも1つが所定値以上のとき、ヒートポンプ式沸き上げ運転のみに切り替えることを特徴とする請求項1または2記載のヒートポンプ給湯機。
  5. 貯湯タンクの残湯量が第1の所定量以下になるとヒートポンプ式沸き上げ運転を行い、更に残湯量が前記第1の所定量より少ない第2の所定量以下になると、ヒートポンプ式と燃焼式を併用して沸き上げ運転を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機
  6. 夜間蓄熱運転時には、ヒートポンプ式沸き上げ運転を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒートポンプ式給湯機
  7. 冷媒回路と水回路とを、一つのユニット内に収納することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  8. 冷媒としてCO2を使用する請求項1〜7のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
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