JP2006056096A - インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の調整方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 濃度むらの発生を容易に抑制することが可能なインクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の調整方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 FWA14の吐出特性が変化する部分を分割単位として複数のノズルユニット36に分割し、各ノズルユニット36の濃度ばらつきが許容範囲外の場合には、予め測定したノズルユニット36内の濃度むらを反転して最低濃度に合わせて補正データを作成して、該補正データに基づいて画像データを補正した後に、各ノズルユニット36間の濃度ばらつきをアッテネータ44で駆動電圧の減衰率を調整して最低濃度のノズルユニット36に合わせる。また、各ノズルユニット36の濃度ばらつきが許容範囲内の場合には、補正データを作成せずに、アッテネータ44の調整で濃度ばらつきを調整する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の調整方法にかかり、特に、ピエゾ素子等の圧電素子を用いてインク滴を吐出するインクジェット記録装置及び該インクジェット記録装置の調整方法に関する。
インクジェット記録装置は、インクジェット記録ヘッドを主走査方向に往復させ、また、記録紙を副走査方向に搬送させて、複数のノズルから選択的にインク滴を吐出することで記録紙に文字や画像を記録する。インクジェット記録ヘッドは、種々のアクチュエータによってインクを吐出する。例えば、ピエゾ素子等の圧電素子を用いて振動板を介して圧力室を加圧することで、圧力室に連通するノズルからインク滴を吐出する方法や、発熱素子を用いて該発熱素子の発熱によりインク滴を吐出する方法等が知られている。
さて、近年、インクジェット記録装置は高速化の傾向が強まっている。このため、インクジェット記録ヘッドを長尺化し、インクジェット記録ヘッド1つあたりのノズル数を増やして、より短時間に広い領域に画像形成することが可能なインクジェット記録ヘッドが作られている。例えば、複数のインクジェット記録ヘッドチップを直線上に並べてヘッドアレイを構成し、用紙のページ幅をカバーすることによって高速に印字を行なうことが提案されている。なお、以下では、長尺化したインクジェット記録ヘッドをFWA(Full Width Array)という。
しかしながら、インクジェット記録ヘッドが長尺化することで、各ノズルのアクチュエータに印加する駆動電圧波形が同じ場合には、各ノズルからのインクの吐出効率のばらつきを生じやすくなる。
吐出効率のばらつきは、図12に示すように、濃度むらとして記録画像に現われる。濃度むらの原因としては、インクを吐出するアクチュエータのばらつきやインクジェット記録ヘッドの構造的要因などがある。
例えば、アクチュエータとしてピエゾ素子を適用した場合には、ピエゾウエハから切り出してピエゾアクチュエータを作成するが、元のピエゾウエハに厚さのばらつきがあるために、同一の駆動波形を印加してもピエゾの変位に差異を生じ、濃度がばらつく。また、圧電素子等を用いたFWAでは、端部のイジェクタの周囲にイジェクタがないため、各イジェクタの縁辺拘束条件が異なり、ロケーションによる吐出特性の分布が生じる。さらには、積層構造によりインクジェット記録ヘッドを製造する場合には、接着剤のはみ出しの偏分布も発生するため、各ノズルからの吐出効率がばらつく。
一方、上述のような濃度むらを解決する方法としては、特許文献1〜3等に記載の技術が提案されている。
特許文献1に記載の技術では、発熱素子を用いたFWAでテストパターンを記録して、CCDで濃度むらを測定し、その結果を濃度むらパターンとしてメモリに記憶する。そして、メモリに記憶された濃度むらパターンに応じて4ノズル毎、あるは、単ノズル毎に補正を行うことが提案されている。補正方法としては、いくつかの駆動パルス幅データの中から1つを選択することで補正を行っている。これによって、発熱素子を適用したFWAにおいて濃度むらを抑制することが可能となる。
また、特許文献2に記載の技術では、インク滴1滴あたりの吐出量が略同一であるノズルユニットを複数個組み合わせて記録ヘッドを構成し、予め検出されたインク吐出量のばらつきに基づいて、記録ヘッド毎にインクドットの形成条件を補正することが提案されている。インクドットの形成条件の補正は、波形調整による吐出量補正と、インクドットの形成頻度を補正する方法が記載されている。
さらに、特許文献3に記載の技術では、記録ヘッド内のノズルを複数のグループに分割して、各グループに印加する駆動波形を調整することで、濃度むらを抑制することが提案されている。駆動波形の調整方法としては、予め複数の電圧レンジの異なる駆動波形を用意しておき、各グループに対して1つの波形を駆動波形選択回路によって選択している。
特開平10−138509号公報 特開2001−038892号公報 特開2002−196127号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、いつかの駆動パルス幅を持ち、その中から1つを選択するための選択回路が必要となると共に、発熱素子を利用したサーマル方式が適用されて、パルス幅で駆動パワーを調整しているので、アクチュエータとして圧電素子等を適用しようとすると、パルス幅だけでは濃度調整が困難であり、電圧幅の調整が必要となる。
また、特許文献2に記載の技術では、複数の記録ヘッド間の濃度差、すなわち、色毎の記録ヘッド間の濃度差を調整することが提案されているが、1つの記録ヘッド内の濃度ばらつきの補正については言及されておらず、1つの記録ヘッド内の濃度ばらつきは残ったままとなってしまう。
さらに、特許文献3に記載の技術では、各グループ毎に駆動波形選択回路が必要となり、コスト高となってしまう。また、駆動波形は数個の決まったパターンから選ぶので、微調整ができず、濃度むらを確実に抑制することが困難である。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、濃度むらの発生を容易に抑制することが可能なインクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の調整方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載のインクジェット記録装置は、複数のノズルが配列され、ノズルから吐出される液滴によって記録媒体幅を記録可能な記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル配列における吐出特性の変化する部分で分割して複数のノズルユニットとし、各ノズルユニットを駆動する駆動手段と、前記ノズルユニット毎に対応して設けられ、前記駆動手段による駆動を前記ノズルユニット毎に予め測定した平均濃度に応じて調整するための調整手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、記録ヘッドは、複数のノズルが配列されて構成され、複数のノズルから吐出される液滴によって記録媒体幅が記録可能とされている。
駆動手段では、記録ヘッドのノズル配列における吐出特性の変化する部分で分割した複数のノズルユニットがそれぞれ駆動される。
そして、調整手段は、ノズルユニット毎に設けられており、駆動手段による駆動をノズルユニット毎に予め測定した平均濃度に応じて調整することができる。例えば、調整手段としてアッテネータを適用して、各ノズルユニットを駆動する駆動電圧の減衰率を調整したり、調整手段として増幅器を適用して、各ノズルユニットを駆動する駆動電圧の増幅率を調整したりすることで、ノズルユニット間の濃度ばらつきを抑制することができる。従って、調整手段を各ユニット毎に設けることで、記録ヘッド内の濃度ばらつきを抑制することができるので、濃度むらの発生を容易に抑制することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明のように、ノズルユニット毎に予め測定した濃度を反転して作成した、ノズルユニット内の濃度ばらつきを補正するための補正データを記憶する記憶手段と記憶手段に記憶された補正データに基づいて記録する画像データを補正する補正手段を更に備えるようにしてもよい。このように記憶手段と補正手段を備えることで、各ノズルユニット内の濃度ばらつきも補正することが可能となる。
この時、請求項3に記載の発明のように、ノズルユニット内の濃度ばらつきが予め定めた値以下の場合に、調整手段による調整のみを行い、ノズルユニット内の濃度ばらつきが予め定めた値より大きい場合に、補正手段による補正及び調整手段による調整を行うようにしてもよい。なお、補正手段による補正及び調整手段による調整を行う場合には、請求項4に記載の発明のように、補正手段による補正を行った後に、調整手段による調整を行うことで、記録ヘッド内の濃度ばらつきを均一にすることが可能となる。
さらに、請求項5に記載の発明のように、記録ヘッドを複数有し、記録ヘッド毎に駆動電圧の増幅率が可変可能な増幅器を備えて、記録ヘッド毎の濃度ばらつきに応じて増幅器の増幅率を可変するようにしてもよい。これによって、複数の記録ヘッド間での濃度ばらつきについても抑制することができる。
なお、記録ヘッドは、請求項6に記載の発明のように、複数のノズルが配列された短尺記録ヘッドからなるようにしてもよい。
また、調整手段としては、請求項7に記載の発明のように、アッテネータを適用して、該アッテネータによって駆動電圧を制御することでノズルユニット毎の駆動を調整するようにしてもよい。このようにアッテネータを用いることでノズルユニット間の濃度ばらつきを低コストで抑制することが可能となる。
請求項8に記載のインクジェット記録装置の調整方法は、複数のノズルが配列され、ノズルから吐出される液滴によって記録媒体幅を記録可能な記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置の調整方法であって、前記記録ヘッドのノズル配列における吐出特性の変化する部分で分割して複数のノズルユニットとし、前記ノズルユニット毎に平均濃度を測定する測定ステップと、前記測定ステップで測定した前記平均濃度に基づいて前記ノズルユニット毎に駆動を調整する調整ステップと、を含むことを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、測定ステップで記録ヘッドのノズル配列における吐出特性の変化する部分で分割して複数のノズルユニットとし、ノズルユニット毎に平均濃度を測定する。
調整ステップでは、測定ステップで測定した平均濃度に基づいてノズルユニット毎に駆動を調整する。例えば、測定した平均濃度に応じて、ノズルユニット毎に駆動する駆動電圧の減衰率をアッテネータで調整したり、ノズルユニット毎に駆動する駆動電圧の増幅率を増幅器で調整したりすることによって、ノズルユニット間の濃度ばらつきを抑制することができる。従って、ノズルユニット毎の駆動を調整するだけで、記録ヘッド内の濃度ばらつきを抑制することができるので、濃度むらの発生を容易に抑制することが可能となる。
また、請求項9に記載の発明のように、ノズルユニット毎に測定した濃度を反転した、ノズルユニット内の濃度ばらつきを補正するための補正データを作成してインクジェット記録装置に記憶させる作成記憶ステップを更に含むようにしてもよい。このように作成記憶ステップを更に含むことで、各ノズルユニット内の濃度ばらつきについても補正することが可能となる。
この時、請求項10に記載の発明のように、ノズルユニット内の濃度ばらつきが予め定めた値以下の場合に、調整ステップのみを行い、ノズルユニット内の濃度ばらつきが予め定めた値より大きい場合に、作成記憶ステップ及び調整ステップを行うようにしてもよい。なお、作成記憶ステップ及び調整ステップを行う場合には、請求項11に記載の発明のように、作成記憶ステップで作成した補正データに基づいて画像データの補正を行った後に、調整ステップを行うことで、記録ヘッド内の濃度ばらつきを均一にすることが可能となる。
更に、請求項12に記載の発明のように、記録ヘッドを複数として、記録ヘッド毎の濃度ばらつきに応じて記録ヘッド毎の増幅率を可変する可変ステップを更に含むようにしてもよい。これによって、複数の記録ヘッド間での濃度ばらつきについても抑制することができる。
なお、記録ヘッドは、請求項13に記載の発明のように、複数のノズルが配列された短尺記録ヘッドからなるようにしてもよい。
また、調整ステップは、請求項14に記載の発明のように、アッテネータにより、駆動電圧を制御することでノズルユニット毎の駆動を調整するようにしてもよい。このようにアッテネータを用いることでノズルユニット間の濃度ばらつきを低コストで抑制することが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、記録ヘッドのノズル配列における吐出特性の変化する部分で分割して複数のノズルユニットとして、各ノズルユニット毎に予め測定した平均濃度に応じて、各ノズルユニットの駆動を調整することで、濃度むらの発生を容易に抑制することが可能となる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置の構成を示す図である。
本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置10は、インクを吐出して画像を記録するインクジェット記録ヘッド12を備えている。インクジェット記録ヘッド12は、記録領域が記録紙の幅以上ある長尺ヘッドとされており、本実施の形態では、図1に示すように、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色に対応して4つの記録ヘッド14C、14M、14Y、14K(以下、FWAと称す)が設けられている。なお、以下の説明では、各色を区別する場合に符号に各色に対応する頭文字を付加し、特に区別しない場合には各色に対応する頭文字を省略して説明する。
各FWA14は、従来の長尺ヘッドと同様に、図12に示すように、複数のノズル11が配列されており、各ノズルからインクを吐出することによって画像を記録するようになっている。なお、ノズル11の配列は、本実施の形態では、図12に示すように、2列に配列して各列を千鳥状にずらした配列とするが、これに限定されるものではない。また、使用するインクとしては、公知の各種インクを適用することができる。例えば、水性インク、油性インク、溶剤系インク等を適用可能である。
各FWA14に対応してインクタンク16C、16M、16Y、16Kが設けられており、インクタンク16に貯蔵されたインクを図示しない配管を通して各色に対応するFWA14に供給するようになっている。
インクジェット記録ヘッド12の近傍には、メンテナンスユニット15が設けられている。メンテナンスユニット15は、ダミージェット受け部材、ワイピング部材、キャップ部材等を含んで構成されており、インクジェット記録ヘッド12の各FWA14に対応して設けられ、各FWA14のインクの詰まり等を防止するための清掃等を所定のタイミング(例えば、インクジェット記録装置10の起動時等の非画像記録タイミング等)で行うようになっている。
メンテナンスユニット15は、本実施の形態では、画像記録時には、図1に示すように、インクジェット記録ヘッド12の両側に設けられており、メンテナンスを行う際には、図2に示すように、インクジェット記録ヘッド12の各ノズル11に対向する位置に移動可能に構成されている。なお、本実施の形態では、インクジェット記録ヘッド12の両側にメンテナンスユニット15を配置して、メンテナンス時にインクジェット記録ヘッド12の各ノズル11に対向する位置に移動可能に構成するが、これに限るものではなく、インクジェット記録ヘッド12の各ノズル11に対向可能に配置すれば、他の構成でもよい。
本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置10は、図1に示すように、記録紙を格納する給紙トレイ18を備えており、該給紙トレイ18からインクジェット記録ヘッド12へ記録紙を供給するようになっている。
給紙トレイ18からインクジェット記録ヘッド12への記録紙の供給は、複数のローラ対20によって搬送される。
また、インクジェット記録ヘッド12に対向する位置には、ローラ22A、22Bに巻き掛けられた無端ベルト状搬送体24が設けられており、ローラ22A、22Bの回転によって無端ベルト状搬送体24が回転し、複数のローラ対20によって搬送されてきた記録紙が無端ベルト状搬送体24に搬送され、無端ベルト状搬送体24の回転によってインクジェット記録ヘッド12の対向する位置まで記録紙が搬送されるようになっている。また、ローラ22Bに対向する位置に吸着ローラ26が設けられており、複数のローラ対20によって搬送されてきた記録紙が吸着ローラ26から電荷を与えられると共に無端ベルト状搬送体24に押圧されることで、無端ベルト状搬送体24に記録紙が吸着されるようになっている。
無端ベルト状搬送体24の記録紙搬送方向下流側には、複数のローラ対28及び搬送ローラ30が設けられており、インクジェット記録ヘッド12によって画像を記録された記録紙を排出する排紙トレイ32まで複数のローラ対28及び搬送ローラ30によって搬送される。
また、本実施の形態に係わるインクジェット記録装置10は、両面記録用の反転パス33を備えている。反転パス33は、複数のローラ対35で構成されており、インクジェット記録ヘッド12で片面を記録された記録紙が排出トレイ32の方に一端搬送された後に、反転パス33に搬送されることで記録紙が反転されて再びインクジェット記録ヘッド12に対向する位置まで搬送されて他面を記録することが可能とされている。
続いて、本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置10における各FWA14を駆動するための駆動回路について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置10における各色に対応するFWA14を駆動するための駆動回路を示す図である。
図3に示すように、各FWA14は、複数のイジェクタ34が配列されて構成されている。イジェクタ34は、ピエゾ素子等の圧電素子を含んで構成され、圧電素子の振動によってノズル11からインクを吐出する。なお、本実施の形態では、圧電素子をインクを吐出するためのアクチュエータとして適用するが、これに限るものではなく、例えば、発熱素子等のアクチュエータを適用するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、FWA14の全ノズルを複数のノズルユニット36に分けて駆動するようになっている。すなわち、各ノズルユニット36は、複数のイジェクタ34で構成されている。
この時、ノズルユニット36の分割単位は、FWA14のノズル配列のうち、吐出特性が変化する部分を1つのノズルユニットとする。例えば、ピエゾウエハの切れ目毎に分割してもよいし、他の因子(例えば、吐出効率が急激に変化することが予め予測できる部分)で分割してもよい。
一方、各イジェクタ34は、それぞれ3つのスイッチング素子38、40、42の一端が接続されており、スイッチング素子38、40、42の他端には、それぞれアッテネータ44及び増幅器(AMP)46を介してイジェクタ34を駆動するための駆動波形を発生する波形ジェネレータ(GEN1、GEN2、GEN3)48が接続されている。
増幅器46は、波形ジェネレータ48により生成された信号を実際の駆動波形に増幅する。また、駆動電圧の増幅率を可変するボリューム等を備え、増幅率が可変可能とされている。すなわち、各色に対応するFWA14毎の濃度ばらつきを増幅器46の増幅率調整によって調整することが可能とされている。なお、増幅率の調整は、3つのAMP46の増幅率を一度に調整可能とするようにしてもよいし、別々に調整可能とするようにしてもよい。
アッテネータ44は、各ノズルユニット36毎に設けられており、アッテネータ44によって駆動電圧の減衰率の調整が可能とされ、各ノズルユニット36間の濃度ばらつきを補正することが可能とされている。
3つの波形ジェネレータ48は、各イジェクタ34から吐出するインク滴の大きさが異なるような駆動波形を生成する。例えば、図3(A)、(B)、(C)に示すように、波形ジェネレータ(GEN1)48は、大滴用駆動波形を生成し、波形ジェネレータ(GEN2)48は、中滴用駆動波形を生成し、波形ジェネレータ(GEN3)48は、小滴用駆動波形を生成するようになっている。
また、各スイッチング素子34、40、42は、波形選択回路50に接続されており、波形選択回路50によって3つのスイッチング素子38、40、42のオンオフが制御されて、3つの波形ジェネレータ48からイジェクタ34に印加する駆動波形が選択されるようになっている。
波形選択回路50には、コントローラ52が接続されており、コントローラ52はデータ転送制御部54、ノズルオンオフデータ生成部56、基本データメモリ58、及び画像データ補正メモリ60で構成されている。
波形選択回路50は、データ転送制御部52を介してノズルオンオフデータ生成部56に接続されており、ノズルオンオフデータ生成部56には、記録すべき画像データが入力されるようになっている。また、ノズルオンオフデータ生成部56には、基本データメモリ58及び画像データ補正メモリ60が接続されている。
基本データメモリ58には、ノズルオンオフデータを生成するために必要なインクジェット記録ヘッド12の情報(例えば、ノズル配置や色間距離等)等が記憶されており、ノズルオンオフデータ生成部56は、基本データメモリ58に記憶された情報に基づいて各イジェクタ34を駆動するためのノズルオンオフデータを生成する。
また、画像データ補正メモリ60には、各ノズルユニット36内の吐出ばらつき(濃度ばらつき)を補正するための補正データが記憶されており、ノズルオンオフデータ生成部56が画像データ補正メモリ60に記憶された補正データに基づいて、各ノズルユニット36内の吐出ばらつきを補正したノズルオンオフデータを生成する。
すなわち、画像データがノズルオンオフデータ生成部56に入力されると、ノズルオンオフデータ生成部56では、基本データメモリ58及び画像データ補正メモリ60のそれぞれに記憶された情報に基づいて画像データからノズルオンオフデータを生成し、データ転送制御部54に出力する。そして、データ転送制御部54が波形選択回路50にノズルオンオフデータを出力することで、各イジェクタ34に接続されたスイッチング素子38、40、42のオンオフが波形選択回路50によって制御されて、対応するイジェクタ34のノズル11から駆動波形に応じた大きさのインクが吐出されるようになっている。
次に上述のように構成されたインクジェット記録装置10の調整方法について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置10の調整方法の流れを示すフローチャートである。
まず始めに、ステップ100でFWA14の濃度むらの測定を行う。濃度むらの測定は、各ノズル11を同条件で駆動して、ノズル毎の濃度を測定する。濃度の測定方法としては、例えば、実際に記録して、ドット径や光学濃度を測定する方法や、ピエゾアクチュエータの共振周波数を測定して、濃度むらに対応するインク吐出効率を推定する方法等を用いることができる。図5(A)には、濃度むらの測定結果の一例を示す。
次にステップ102でノズルユニット36内の濃度むらが予め定めた許容範囲内か否かを判定する。許容範囲は、要求される出力品質により異なるが、本実施の形態では例えば光学濃度差±0.1以下を許容範囲とし、該判定は、図5(B)に示す濃度むらの範囲が±0.1以下か否かを判定する。
ステップ102で許容範囲外であると判定した場合には、ステップ104へ移行して、画像処理により各ノズルユニット36内の濃度むらを補正してステップ106へ移行する。
ここで画像処理による各ノズルユニット36内の濃度むらの補正方法の一例について説明する。図6は、各ノズルユニット36内の濃度むらの補正方法を説明するための図である。
図6(A)に示すようなベタ画像を記録する場合、各ノズルの吐出ばらつき等によって図6(B)に示すような濃度むらを生じる。ノズルユニット36内では、図6(E)に示すような濃度分布となる。そこで、図6(C)に示すように濃度むらを反転した画像を生成して入力すると、図6(D)に示すように、濃度むらの無い出力を得ることができる。ベタ画像を出力しようとして図6(B)、(E)に示すように濃度むらが発生するので、測定した濃度むらを反転して最低濃度に合わるように補正データを生成する。そして、生成した補正データを画像データ補正メモリ60に記憶する。そして、画像記録時に、画像データ補正メモリ60に記憶された補正データに基づいて画像データを補正することによって、ノズルユニット36内の濃度むらを図6(F)に示すように最低濃度のノズルユニット36に合わせて補正することができる。
一方、ステップ102の判定が肯定、すなわち、ノズルユニット36内の濃度むらが許容範囲内の場合には、そのままステップ106へ移行する。
ステップ106では、全ノズルユニット36内の濃度むらの補正が完了したか否か判定して、全ノズルユニット36についてステップ102〜104の処理を行った後に、ステップ108へ移行する。
ステップ108では、次に各ノズルユニット36間の濃度補正に備えて、各ノズルユニット36の平均濃度を算出する。図7には、各ノズルユニット36の平均濃度の一例を示す。
次にステップ110では、ノズルユニット36間の平均濃度差が許容範囲か否か判定する。例えば、ステップ102の許容範囲と同様に、ノズルユニット36間の平均濃度差が予め定めた値(例えば、ステップ102と同様に±0.1)以下か否か判定して、該判定が否定、すなわち、許容範囲外である場合には、ステップ112へ移行する。
ステップ112では、各ノズルユニット36毎に設けられたアッテネータ44を調整してノズルユニット36間の濃度むらを補正する。この時、図8に示すように、最も平均濃度が低いノズルユニット36に合うように、各ノズルユニット36に印加する駆動電圧の減衰率をアッテネータ44によって調整する。このようにアッテネータ44を用いて調整するので安価に各ノズルユニット36の濃度調整を行うことができる。また、幾つかの波形の中から選択する方法では不可能な、無段階調整も可能となる。
例えば、図9(A)に示すように、駆動電圧と濃度の関係がy=ax+100となる濃度が最低のノズルユニット36と、駆動電圧と濃度の関係がy=ax+100+kとなるノズルユニット36と、があるとすると、濃度が最低のノズルユニット36の特性となるように、図9(B)の補正後に示すように駆動電圧を(100−k/a)%にする。これによって、図9(B)補正前後に示すように、各ノズルユニット36の平均濃度が最低濃度(図9の所望濃度値)のノズルユニット36と同一となり、各ノズルユニット36間の濃度ばらつきを抑制することができる。
次に、ステップ114では、全FWA14内の濃度むらについて補正が終了したか否か判定する。すなわち、各色毎に設けられた全てのFWA14について濃度むらの補正が終了したかを判定して、全てのFWA14について濃度むらの補正が終了していない場合には、ステップ100に戻って上述の処理を繰り返し、全てのFWA14について濃度むらの補正が終了したところでステップ116へ移行する。
ステップ116では、FWA14間の平均濃度差が許容範囲内か否か判定する。例えば、ステップ102やステップ110と同様に、FWA14間の平均濃度差が予め定めた値(例えば、ステップ102と同様に±0.1)以下か否かを判定して、該判定が否定、すなわち、許容範囲外である場合には、ステップ118へ移行し、該判定が肯定、すなわち、許容範囲内である場合には、そのままインクジェット記録装置10の調整を終了する。
ステップ118では、AMP46の増幅率を調整してFWA14間の濃度差を補正する。すなわち、FWA14間で濃度差があると記録した時に色味が変わってしまうため、調整する必要がある。本実施の形態では、AMP46の増幅率が可変可能であるため、AMP46の増幅率を調整して濃度差を補正する。調整方法としては、ステップ112の各ノズルユニット36内の濃度むらの調整と同様にして行うが、各FWA14間の濃度差の調整では、AMP46の増幅率を可変するので、必ずしも濃度が最低のFWA14に合わせ込む必要が無く、所望の濃度となるように調整することができる。例えば、図10(B)に示すように、所望の濃度となるように各色に対応するFWA14のAMP46を調整する。図10(A)は、調整前の各FWA14の平均濃度を示す図であり、図10(B)は、調整後のFWA14の平均濃度を示す図である。そして、図10中の一点鎖線は、FWA14Cによって記録したシアン色に対応し、長点線がFWA14Mによって記録したマゼンタ色に対応し、実線がFWA14Kによって記録したブラック色に対応し、点線がFWA14Yによって記録したイエロー色に対応する。
このように、本実施の形態では、FWA14の吐出特性が変化する部分を分割単位として複数のノズルユニット36に分割し、各ノズルユニット36の濃度ばらつきが許容範囲外の場合には画像データを補正した後に、各ノズルユニット36間の濃度ばらつきをアッテネータ44で駆動電圧の減衰率を調整することで調整することで、FWA14の濃度ばらつきを均一にすることができる。また、ノズルユニット36間の濃度ばらつきをアッテネータ44を用いて行うので簡易かつ安価に濃度ばらつきを抑制することができる。
また、各FWA14間のばらつきについては、各FWA14に対応するAMP46の増幅率を調整することで調整するので、インクジェット記録ヘッド12の各FWA14の濃度を略均一にすることができる。
なお、本実施の形態に係わるインクジェット記録装置の調整方法の流れにおいて、ステップ102、104、106、110、116は省略するようにしてもよいし、適宜行うようにしてもよい。
また、上記の実施の形態におけるFWA14は、上記の構成に限るものではなく、例えば、図11に示すように、複数のノズル11が配列された短尺記録ヘッド70を記録紙幅に配列して構成したFWA14としてもよい。短尺記録ヘッド70の配列は、図11では、千鳥状に交互に配列した例を示すがこれに限るものではない。また、短尺記録ヘッド70を複数配列したFWA14を適用した場合には、ノズルユニット36の分割単位としては、短尺記録ヘッド70を分割単位として適用することも可能である。
また、本実施の形態では、C、M、Y、Kの各色に対応してFWA14を設け、カラー画像を記録するインクジェット記録装置10を例に挙げて説明したが、単色或いは複数色に対応したFWA14を備えたインクジェット記録装置に本発明を適用するようにしてもよい。
さらに、上記の実施の形態では、アッテネータ44を各増幅器46と各スイッチング素子38、40、42間に接続してイジェクタ34に印加する駆動電圧の減衰率を調整する構成とするが、これに限るものではなく、例えば、増幅率を可変可能な増幅器をアッテネータ44の代わりに適用するようにしてもよい。増幅器を用いた場合には、コスト高となってしまうが、最低濃度に合わせる必要がないので、所望の濃度に合わせることが可能となる。
本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置のメンテナンス時の状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置における各色に対応するFWAを駆動するための駆動回路を示す図である。 本発明の実施の形態に係わるインクジェット記録装置の調整方法の流れを示すフローチャートである。 FWAの濃度むらの一例を示す図である。 各ノズルユニット内の濃度むらの補正方法を説明するための図である。 各ノズルユニットの平均濃度の一例を示す。 各ノズルユニットの濃度ばらつきの補正方法を説明するための図である。 各ノズルユニットの濃度ばらつきの詳細な補正方法を説明するための図である。 調整前後の各FWAの平均濃度を示す図である。 変形例のFWAの構成を示す図である。 FWA及びFWAの濃度ばらつきを示す図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置
11 ノズル
12 インクジェット記録ヘッド
14 FWA
34 イジェクタ
36 ノズルユニット
38、40、42 スイッチング素子
44 アッテネータ
46 AMP
48 波形ジェネレータ
50 波形選択回路
52 コントローラ
54 データ転送制御部
56 ノズルオンオフデータ生成部
60 画像データ補正メモリ
70 短尺ヘッド

Claims (14)

  1. 複数のノズルが配列され、ノズルから吐出される液滴によって記録媒体幅を記録可能な記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドのノズル配列における吐出特性の変化する部分で分割して複数のノズルユニットとし、各ノズルユニットを駆動する駆動手段と、
    前記ノズルユニット毎に対応して設けられ、前記駆動手段による駆動を前記ノズルユニット毎に予め測定した平均濃度に応じて調整するための調整手段と、
    を備えたインクジェット記録装置。
  2. 前記ノズルユニット毎に予め測定した濃度を反転して作成した、ノズルユニット内の濃度ばらつきを補正するための補正データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記補正データに基づいて記録する画像データを補正する補正手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記ノズルユニット内の濃度ばらつきが予め定めた値以下の場合に、前記調整手段による調整のみを行い、前記ノズルユニット内の濃度ばらつきが予め定めた値より大きい場合に、前記補正手段による補正及び前記調整手段による調整を行うことを特徴とする請求項2に記載にインクジェット記録装置。
  4. 前記補正手段による補正及び前記調整手段による調整を行う際に、前記補正手段による補正を行った後に、前記調整手段による調整を行うことを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記記録ヘッドを複数有すると共に、前記記録ヘッド毎に駆動電圧の増幅率が可変可能な増幅器を更に備え、前記記録ヘッド毎の濃度ばらつきに応じて前記増幅器の増幅率を可変することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記記録ヘッドは、複数のノズルが配列された複数の短尺記録ヘッドからなることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記調整手段は、アッテネータからなり、該アッテネータによって駆動電圧を制御することでノズルユニット毎の駆動を調整することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 複数のノズルが配列され、ノズルから吐出される液滴によって記録媒体幅を記録可能な記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置の調整方法であって、
    前記記録ヘッドのノズル配列における吐出特性の変化する部分で分割して複数のノズルユニットとし、前記ノズルユニット毎に平均濃度を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップで測定した前記平均濃度に基づいて前記ノズルユニット毎に駆動を調整する調整ステップと、
    を含むことを特徴とするインクジェット記録装置の調整方法。
  9. 前記ノズルユニット毎に測定した濃度を反転した、前記ノズルユニット内の濃度ばらつきを補正するための補正データを作成して前記インクジェット記録装置に記憶させる作成記憶ステップを更に含み、
    画像記録時に前記作成ステップで作成した前記補正データに基づいて記録する画像データを補正することを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置の調整方法。
  10. 前記ノズルユニット内の濃度ばらつきが予め定めた値以下の場合に、前記調整ステップのみを行い、前記ノズルユニット内の濃度ばらつきが予め定めた値より大きい場合に、前記作成記憶ステップ及び前記調整ステップを行うことを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装置の調整方法。
  11. 前記作成記憶ステップ及び前記調整ステップを行う際に、前記作成記憶ステップで作成した補正データに基づいた前記画像データの補正を行った後に、前記調整ステップを行うことを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録装置の調整方法。
  12. 前記記録ヘッドが複数からなり、前記記録ヘッド毎の濃度ばらつきに応じて前記記録ヘッド毎の駆動電圧の増幅率を可変する可変ステップを更に含むことを特徴とする請求項8乃至請求項10の何れか1項に記載のインクジェット記録装置の調整方法。
  13. 前記記録ヘッドが、複数のノズルが配列された複数の短尺記録ヘッドからなることを特徴とする請求項8乃至請求項12の何れか1項に記載のインクジェット記録装置の調整方法。
  14. 前記調整ステップは、アッテネータにより、駆動電圧を制御することでノズルユニット毎の駆動を調整することを特徴とする請求項8乃至請求項13の何れか1項に記載のインクジェット記録装置の調整方法。
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