JP2006055708A - プラズマ溶射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマ化された作動ガスの噴射口の数を減らすことができて構造を簡素化でき、しかも仮に作動ガスの噴射方向がズレたとしても、完全に溶融された溶射材料を含むプラズマフレームを作り出すことができて、溶射材料の効率的な使用ができるプラズマ溶射装置を提供すること。
【解決手段】プラズマ溶射装置100の噴射通路12を、溶射材料17の1つの供給口15の両側に開口される2本のものとし、これら2本の噴射通路12を、その軸心方向がノズル陽極11の外側にて交差するようにするとともに、これら2本の噴射通路12の各内方に2本の陰極13を配置し、各噴射通路12の開口中心線が互いに平行で開口面積が同じ長穴としたこと。
【選択図】図5

Description

本発明は、プラズマ溶射装置、すなわち、陽極と陰極間に発生させたアークによって作動ガスをプラズマ化し、このプラズマ化された作動ガスによって溶射材料を溶融してから加速噴射して被処理物に吹き付け、これによって表面処理の一種である「溶射」を行うためのプラズマ溶射装置に関するものである。
「溶射」を利用して表面処理を行う技術は、溶射材料として金属やセラミックスが使用できて、非常に高品質の表面処理を行うことができるため、今までに種々な方法や装置が開発されてきている。本発明の発明者も、特許文献1及び特許文献2等において種々提案を行ってきている。
特開昭60−129156号公報 特公平4−55748号公報 実公昭43−2977号公報 特開昭61−149265号公報 特開昭57−4261号公報 米国特許第3140380号公報
特許文献1の発明は、「ノズル電極内部への溶射材料の付着、堆積等を防止してノズル電極の寿命を延ばすことができるのは勿論のこと、粉状の溶射材料を使用する場合には、その材料をプラズマ火炎の外周部で反射飛散したり火炎内を突き抜け飛散したり、未溶解粒子が飛行したりすることなく、そのプラズマ火炎の中心部に確実に送り込むことができて、溶射歩留りを大幅に向上させることができ、又、線上あるいは棒状の溶射材料を使用する場合には、プラズマ火炎の流れを乱すことなくその材料を火炎の中心に供給でき、均一な溶融及び粉細化を行うことができて、飛行速度の加速を行うことができ、延いては、粉状、線状、棒状等のいずれの溶射材料を使用しても、プラズマ火炎のエネルギーを有効に利用して高密度の溶射皮膜を作ることができるという新規なプラズマ溶射装置を提供すること」を目的としてなされたもので、図9〜図11に示すように、「複数のプラズマ火炎流がほぼ一点に集中するように複数個のプラズマ火炎口を配列するとともに、それらの中心部にはプラズマ火炎流のほぼ中心部に溶射材料を供給するための供給口を配設した」ものである。
以上のように構成することによって、特許文献1の発明は、上記の目的を達成できたのであるが、図10にも示したように、4つもの噴射口と、これに対応する分の陰極を内部に組み込まなければならないため、プラズマ溶射装置としては複雑すぎて、メンテナンス作業も非常に手間と時間が掛る物となっていた。
それだけでなく、この特許文献1のプラズマ溶射装置では、4つの噴射口の軸心と、中心の溶射材料供給口の軸心とを常に完全に一致させておかなければならず、ズレたときには、図12にも示すように、溶射材料の完全な溶融とその加速噴射が行えなかったのである。
一般に、プラズマ溶射装置においては、両極間に発生するアークによって、特に陽極側に損傷が発生するのであるが、この陽極側には、図10に示したように、噴射口が形成してあって、その噴射方向が陽極の損傷に伴って変化するものである。そうなると、図12にも示したように、各噴射口からのプラズマ化された作動ガスの噴射方向がズレ始め、図12中の交点0からズレることになる。
この交点0は、溶射材料供給口から噴射される溶射材料と、各噴射口からのプラズマ化された作動ガスとが衝突し合う点であり、この交点0から作動ガスの流れ方向がズレると、溶射材料は充分な加熱と加速がなされないことになって、図12中の点線で示したように、飛散するだけとなってしまうものも発生することになるのである。つまり、十分加熱されずに溶融されない溶射材料は、周囲に飛散するだけで表面処理の材料として使用されることがなく、無駄に消費されるということになる。
また、特許文献2に記載されたプラズマ溶射装置は、特許文献3〜特許文献6に記載された技術を改良する目的でなされて、図13に示すように、「水等によつて冷却されている陽極と、この陽極とは別体の陽極間に電圧を印加して、これら両電極間に供給される作動ガスをプラズマガス化するようにするとともに、これら陽極あるいは陰極の近傍に溶射材料を送り出す吐出口を設けて、この溶射材料を前記プラズマガスによつて加熱溶融しながら噴射させて表面処理を行なうようにしたプラズマ溶射用トーチにおいて、前期陰極を、前期吐出口とは別体に構成して当該吐出口の周囲に複数配置するとともに、前期吐出口を水等によつて冷却する構造のものとし、かつこの吐出口を前期陽極に形成した開口部内に設けて、当該吐出口が前期プラズマガスの発生箇所の後流側に配置したこと」を特徴とするものである。
この特許文献2のプラズマ溶射装置も、4つの陰極を有しているだけでなく、プラズマ化された作動ガスを噴射させるための「リング状の噴射口」を有しているものであるため、上記特許文献1に記載された発明と同様に、組立てや製造、そしてメンテナンスに手間の掛るものとなっている。
すなわち、この特許文献2に記載されているプラズマ溶射装置では、図13中の符号「21」、「31」及び「41」で示される「3系統」の冷却小通路を形成しなければならず、非常に複雑化して故障の生じ易いものとなっていたのである。
また、この種の溶射装置を使用して行う表面処理である溶射について考察してみると、近年では、より硬質で均一な溶射表面を形成する要求が高まってきている。つまり、溶射によって表面を形成することになる溶射材料についてみてみると、近年では、金属だけでなく、アルミナ等の酸化金属、あるいは金属の炭化物等の各種セラミックスや、これらの混合品が必要とされてきている。
これらのセラミックス等を含む近年の溶射材料は、高価なものとなっているため、溶射材料として使用する場合の「歩留まり」を高くしなければならない。何故なら、溶射材料が、鉄や鉛のような一般的な金属でよいときには、歩留まりを気にするよりも、出来上がった表面の品質向上を図ればよかったのであるが、高価な溶射材料になってくると、表面の品質向上は勿論、歩留まりも良好にしなければならないからである。
つまり、この種の溶射装置によって溶射を行うに当たって、鉄のような安くて入手し易い溶射材料の場合、歩留まりは30%程度でもよかったのであるが、上述したような高価な溶射材料を使用しなければならなくなってくると、その歩留まりは、少なくとも60%以上、できれば95%程度まで高めたいのである。
そこで、本発明者は、この種のプラズマ溶射装置について改良を加えるべく種々検討を重ねてきた結果、プラズマ化された作動ガスの噴射口が4つも必要だったのは、溶射材料を完全に包み込みながら加熱したいためであったことに気付き、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、プラズマ化された作動ガスの噴射口の数を減らすことができて構造を簡素化でき、しかも仮に作動ガスの噴射方向がズレたとしても、完全に溶融された溶射材料を含むプラズマフレームを作り出すことができて、溶射材料の効率的な使用ができるプラズマ溶射装置を提供することである。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良状態の説明中において使用する符号を付して説明すると、
「作動ガス16が供給される作動ガス通路14と、この作動ガス通路14に連通した噴射通路12を有するノズル陽極11と、この内側に作動ガス通路14を介して配置した陰極13とを備えて、これらの陰極13及びノズル陽極11間に発生させたアーク18によって、作動ガス16をプラズマ化して噴射通路12から噴射されるプラズマフレームFとし、このプラズマフレームFに溶射材料17を供給することにより、その溶融及び加速を行うようにしたプラズマ溶射装置100であって、
噴射通路12を、溶射材料17の1つの供給口15の両側に開口される2本のものとし、これら2本の噴射通路12を、その軸心方向がノズル陽極11の外側にて交差するようにするとともに、これら2本の噴射通路12の各内方に2本の陰極13を配置し、
かつ、各噴射通路12の開口中心線12aが互いに平行で開口面積が同じ長穴としたことを特徴とするプラズマ溶射装置100」
である。
すなわち、このプラズマ溶射装置100は、その基本的部分については特許文献1及び2のそれと同様であるが、プラズマトーチ10内の陰極13、及びこれに対向して形成してあるノズル陽極11側の噴射通路12を2個にしたことと、各噴射通路12を、図3、図6の(b)2及び図8に示すように、長穴となった噴射口を有したものに形成したことの2点が異なるものである。
噴射通路12及び陰極13が2個で十分となっているのは、各噴射通路12の開口形状を図4に示したような長穴にしたことによるのであるが、その理由を述べると、次の通りである。
各噴射通路12の開口形状が長穴であると、ここから噴射される、プラズマ化されて高温になった作動ガス16、つまり、アーク18による加熱によって炎となって噴出しているプラズマフレームFの断面形状(噴射方向に対して直交する方向の形状)が、図8に示したように、噴射通路12の長穴形状に応じた「舌」状になっていて、噴射通路12の中心線12a方向に幅広いものとなっている。そして、各噴射通路12の開口から噴出するプラズマフレームFは、各噴射通路12の開口形状を最大としながら、各噴射通路12から離れるにつれて少しずつ細くなっていくのである。
また、各噴射通路12から噴射されたプラズマフレームFは、各噴射通路12が1つの溶射材料供給口15の両側に配置してあり、かつ2本の噴射通路12が、その軸心方向をノズル陽極11の外側にて交差するようにしてあるため、図8に示す交線16aにて互いに接触し合う。これとともに、溶射材料供給口15から噴射されている溶射材料17が、両プラズマフレームFの交線16aに向けて噴射されているから、この溶射材料17は、2本のプラズマフレームFの間に噴射されることになり、これらのプラズマフレームFによって完全に包み込まれることになる。
このため、両プラズマフレームFの間に入った溶射材料17は、両プラズマフレームF間は勿論、これらの交線16aより先においても加熱されて完全に溶融され、十分に加速されるのである。これにより、溶射材料17の歩留まりが十分向上しているのであるが、後述する最良形態の場合、溶射材料17の歩留まりは、80%以上であった。
ここで、このプラズマ溶射装置100が長期間使用されることによって、ノズル陽極11の、アーク18が到達する部分に小さな傷ができて、噴射通路12からのプラズマフレームFの噴射角度にズレが発生したとしても、各噴射通路12は長穴として開口しているものであるから、図8に示した交点Oは、常に各噴射通路12からのプラズマフレームFによって包み込まれた位置にある。
何故なら、長穴として形成した各噴射通路12から噴射されるプラズマフレームFは、図8の図示上下方向に長いものとなっていて、図8中に実線で示した交線16aも図示上下方向に長くなっているため、溶射材料供給口15からの溶射材料17の噴射方向が、この長い交線16aと交点Oで交わり易くなっているからである。
換言すれば、このプラズマ溶射装置100によれば、1つの溶射材料供給口15を囲むように、2つの噴射通路12をノズル陽極11に形成したのであるから、ノズル陽極11の長期間使用によって各噴射通路12からのプラズマフレームFの噴射方向にズレが生じたとしても、各噴射通路12の長穴であることがこれを吸収するのであり、溶射材料17の溶融と加速噴射とが常に安定して行われるのである。
また、噴射通路12が2つだけであれば、これに向うべき陰極13も2つだけで十分となり、特許文献1等のもののように、多くの陰極13を使用しなくても済むから、プラズマ溶射装置100全体としてコンパクト化が達成されて、組立てやメンテナンスが非常に簡単になっているのである。
そして、上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に係るプラズマ溶射装置100について、
「ノズル陽極11と各陰極13間に印加される電圧及び電流が、30〜50ボルト及び700〜900アンペアである場合に、長穴である各噴射通路12の開口中心線12a方向に対する長さを7〜9mmとし、開口中心線12aに直交する方向の幅を3〜5mmとしたこと」
である。
すなわち、この種のプラズマ溶射装置100であって、図1に示すようなハンドタイプの大きさのものについて、各噴射通路12の大きさを最適にしたものである。この種のハンドタイプのプラズマ溶射装置100は、ノズル陽極11と陰極13間に印加される電圧が30〜50ボルトであって、電流が700〜900アンペアであり、噴射通路は直径7mmであることが多いものである。そこで、2つの噴射通路12の長穴の開口面積の合計が、従来一般に採用されている直径7mmのものに対応させるために、上述したような範囲の長穴となる噴射通路12としたのである。
以上説明した通り、本発明においては、
「作動ガス16が供給される作動ガス通路14と、この作動ガス通路14に連通した噴射通路12を有するノズル陽極11と、この内側に作動ガス通路14を介して配置した陰極13とを備えて、これらの陰極13及びノズル陽極11間に発生させたアーク18によって、作動ガス16をプラズマ化して噴射通路12から噴射されるプラズマフレームFとし、このプラズマフレームFに溶射材料17を供給することにより、その溶融及び加速を行うようにしたプラズマ溶射装置100であって、
噴射通路12を、溶射材料17の1つの供給口15の両側に開口される2本のものとし、これら2本の噴射通路12を、その軸心方向がノズル陽極11の外側にて交差するようにするとともに、これら2本の噴射通路12の各内方に2本の陰極13を配置し、
かつ、各噴射通路12の開口中心線12aが互いに平行で開口面積が同じ長穴としたこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、耐久性が優れて、効果的な溶射が行えるプラズマ溶射装置100を提供することができるのである。
すなわち、本発明によれば、プラズマ化された作動ガスの噴射口の数を減らすことができて構造を簡素化でき、しかも仮に作動ガスの噴射方向がズレたとしても、完全に溶融された溶射材料を含むプラズマフレームを作り出すことができて、溶射材料の効率的な使用ができるプラズマ溶射装置を提供することができるのである。
(産業上の利用可能性)
本発明に係るプラズマ溶射装置100は、以上説明した通り、2本の陰極13・13を溶射材料供給口15の両側に配置するとともに、これらの陰極13・13に対向するノズル陽極11に2つの噴射通路12・12を形成し、かつ各噴射通路12の開口中心線12aが互いに平行で開口面積が同じ長穴としたことに、その構造上の特徴があるため、
(1)2つの陰極13だけで十分であり、構造が簡単である
(2)ノズル陽極11側の噴射通路12も2つで十分であり、そのための空間を十分確保できる
(3)各噴射通路12からのプラズマフレームFは、その中心がズレたとしても、各噴射通路12を長穴に形成したことによってそのズレが十分吸収されるため、結果的に、当該プラズマトーチ10は耐久性の優れたものとなっている。
(4)噴射通路12を長穴とするだけであるから加工が容易である
(5)溶射材料17の溶融と加速噴射とを十分行うことができるため、溶射材料17の無駄な消耗を極力少なくすることができる
(6)溶射材料17は、交点Oにて、2本のプラズマフレームFの交線16a上を確実に通るのであるから、供給された溶射材料17は十分溶融して加速噴射され、美しい仕上りの溶射が行える
といった優れた効果を有するものであり、例えば航空機のジェットエンジン、自動車のブーレキシューやロッカーアーム、船舶エンジンのピストンクラウン、トラクターの回転刃、そして鋼材等に対して、耐熱性を付与する表面処理が行えて、各種産業において、多大な利用可能性が望めるものである。
次に、以上のように構成した本発明を、図面に示した最良の形態であるプラズマ溶射装置100について説明すると、図1には、本最良形態に係るプラズマ溶射装置100の概略構成が示してある。このプラズマ溶射装置100は、溶射すべき金属表面等に向けてプラズマフレームFを噴射するプラズマトーチ10を有しているものであり、このプラズマトーチ10は、これに一体化したハンドル20を手に持って操作するものであって、図1〜図3示したトーチカバー10aによって覆うようにしてある。
また、このプラズマトーチ10に対しては、図1に概略的に示したように、作動ガス16や溶射材料17、そして冷却水を供給するための供給装置40が、作動ガス供給管33、溶射材料供給管33、そして給水管31を介して接続してある。
このプラズマトーチ10は、内部に発生するアーク18によって加熱されることになるのものであり、その使用中は冷却しなければならないものである。そこで、供給装置40からの冷却水を吸水管31を通して、図5〜図7に示したように、当該プラズマトーチ10内に形成したウォータージャケット19内に供給し、この冷却水によってノズル陽極11や各陰極13の周囲を冷却するようにしてあるのである。そして、各部の冷却を行った冷却水は、図2及び図6に示した排水管32を通して、外部に排出されるようにしてある。
また、プラズマトーチ10に対して接続した、作動ガス16及び溶射材料17を供給するための作動ガス供給管33及び溶射材料供給管34、そして前述した給水管31及び排水管32のプラズマトーチ10に対する接続は、図1〜図3に示したように行っているのであるが、特に図4に示したように、プラズマトーチ10の底面に対してなされるようになっている。なお、図4に示した2本の排水管32は、図1及び図2に示したように、プラズマトーチ10に取り付けられる排水管カバー10bによって覆われる。
プラズマトーチ10は、図5〜図7に示したように、直流電流のプラス側が接続されるノズル陽極11と、このノズル陽極11に対して作動ガス通路14を介して対向する陰極13を有しているもので、この陰極13には直流電流のマイナス側が接続されるものである。
ノズル陽極11の正面側(図5では図示左側)には、図4及び図5に示したように、作動ガス通路14からの作動ガス16を噴射するための2つの噴射通路12が形成してあり、これら各噴射通路12には上述した陰極13がそれぞれ対向している。また、このノズル陽極11の正面側であって、上述した2つの噴射通路12の間には、図6の(b)に示したように、1つの溶射材料供給口15が形成してあり、この溶射材料供給口15に対しては、当該ノズル陽極11内に形成した溶射材料供給通路15aを通して、前述した溶射材料供給管34からの溶射材料17が供給されるものである。
各噴射通路12は、図3に示したように、長穴として形成したものであり、その長軸方向の中心線12a(図3中の一点鎖線参照)は、互いに平行で、かつ、溶射材料供給口15の中心から等距離となるようにしてある。本最良形態においては、各噴射通路12について、ノズル陽極11と各陰極13間に印加される電圧及び電流が、30〜50ボルト及び700〜900アンペアである場合に、長穴である各噴射通路12の開口中心線12a方向に対する長さを7〜9mmとし、開口中心線12aに直交する方向の幅を3〜5mmとしてある。
各陰極13は、これとノズル陽極11との間に電圧が印加されたとき、図5にも示すようなアーク18をノズル陽極11側に飛ばすものであり、このアーク18をノズル陽極11に対して均等に発生させるために、先端を尖らせてある。なお、各陰極13をノズル陽極11に対して絶縁するために、各陰極13は、図5にも示したように、ノズル陽極11の背面に一体化した非導電性の取付部材13a内に組付けてあり、この取付部材13aには、図1に示したように、上述したハンドル20が取付けてある。
作動ガス通路14は、プラズマトーチ10の外部から作動ガス供給管33を介して供給されてきた作動ガス16を各陰極13の周囲に供給するものであり、陰極13とノズル陽極11との間に発生したアーク18が飛ぶ球状空間をも有したものである、そして、この作動ガス通路14は、アーク18によってプラズマ化された作動ガス16を、ノズル陽極11に形成してある前述の2つの噴射通路12から噴射できるように形作られている。
この作動ガス通路14の開口である2つの噴射通路12の間には、図3及び図6の(b)にも示したように、1個の溶射材料供給口15が開口させてある。この溶射材料供給口15には、図1等に示した溶射材料供給管34を通して供給装置40から送られてきた溶射材料17を、プラズマ化された作動ガス16による高温のプラズマフレームF中に噴射するものである。なお、溶射材料供給管34には作動ガス16をも供給する供給装置40が接続されるのであり、この供給装置40によって、作動ガス16の供給とアーク18の発生とに連動して、図3に示した溶射材料供給口15から溶射材料17の噴射を行うのである。
作動ガス16としては、この種のプラズマ溶射装置100において通常使用されるものが採用されるのであるが、例えばアルゴンガス、ヘリウムガス、窒素ガス、あるいは水素ガス等の単体、もしくはこれらの混合ガスが採用される。また、溶射材料17としては、溶射用の金属やセラミックス等種々なものが採用される。
ところで、ノズル陽極11は、上述したように、各陰極13との間にアーク18を発射させて、その作動ガス通路14内を通る作動ガス16のプラズマ化、つまり加熱を行ってプラズマフレームFを形成するものであるから、冷却しなければならない。そこで、本最良形態のプラズマトーチ10においては、その内部に、ノズル陽極11の周囲や各陰極13の近傍を通る一方向性をもったウォータージャケット19を形成しておいて、このウォータージャケット19の出入口のそれぞれに、図1〜図3に示した排水管32及び給水管31を接続するようにしている。つまり、このプラズマ溶射装置100の作動中において、冷却水の供給装置40から給水管31を通してプラズマトーチ10内に送られてきた冷却水は、ノズル陽極11内やその周囲、あるいは各陰極13の近傍を回って排水管32から外部に排出されるのである。
本発明に係るプラズマ溶射装置の概略側面図である。 同プラズマ溶射装置を構成しているプラズマトーチのハンドルや排水管カバーを外したときの拡大側面図である。 同プラズマトーチの正面図である。 同プラズマトーチの底面図である。 図2中の1ー1線に沿ってみた拡大横断面図である。 同プラズマトーチを示すもので、(a)は図5中の2ー2線に沿ってみた縦断面図、(b)は正面図である。 同プラズマトーチの、図5中の2ー3線に沿ってみた縦断面図である。 プラズマフレームの噴射の様子を概略的に示す斜視図である。 従来のプラズマトーチを示すもので、粉体材料を使用するものの断面図である。 図9に示したプラズマトーチの正面図である。 従来のプラズマトーチを示すもので、線材を使用するものの断面図である。 図9に示した従来のプラズマトーチを使用したときのプラズマフレームのズレ状態を概略的に示した断面図である。 従来の別のプラズマトーチを示す断面図である。
符号の説明
100 プラズマ溶射装置
10 プラズマトーチ
10a トーチカバー
10b 排水管カバー
11 ノズル陽極
12 噴射通路
12a 中心線
13 陰極
14 作動ガス通路
15 溶射材料供給口
15a 溶射材料供給通路
16 作動ガス
16a 交線
17 溶射材料
18 アーク
20 ハンドル
31 給水管
32 排水管
33 作動ガス供給管
34 溶射材料供給管
40 供給装置
F プラズマフレーム
O 交点O

Claims (2)

  1. 作動ガス16が供給される作動ガス通路14と、この作動ガス通路14に連通した噴射通路12を有するノズル陽極11と、この内側に作動ガス通路14を介して配置した陰極13とを備えて、これらの陰極13及びノズル陽極11間に発生させたアーク18によって、作動ガス16をプラズマ化して噴射通路12から噴射されるプラズマフレームFとし、このプラズマフレームFに溶射材料17を供給することにより、その溶融及び加速を行うようにしたプラズマ溶射装置100であって、
    噴射通路12を、溶射材料17の1つの供給口15の両側に開口される2本のものとし、これら2本の噴射通路12を、その軸心方向がノズル陽極11の外側にて交差するようにするとともに、これら2本の噴射通路12の各内方に2本の陰極13を配置し、
    かつ、各噴射通路12の開口中心線12aが互いに平行で開口面積が同じ長穴としたことを特徴とするプラズマ溶射装置100。
  2. ノズル陽極11と各陰極13間に印加される電圧及び電流が、30〜50ボルト及び700〜900アンペアである場合に、長穴である各噴射通路12の開口中心線12a方向に対する長さを7〜9mmとし、開口中心線12aに直交する方向の幅を3〜5mmとしたことを特徴とする請求項1に記載のプラズマ溶射装置100。
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