JP2006055636A - 点描模様描画遊具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の興味を長時間維持可能な高い遊戯性を備えさせると共に、ストレスを発散する。
【解決手段】本装置1を、所定量W1の粒状体3と、粒状体3に加えることによって所定の粘性で粒状体3を液状化させる所定量W2の液体5と、粒状体3と液体5とを収納して密閉するように透明材料で円筒形状に形成された収納容器7とを有するように構成する。収納容器7を水平方向に傾斜させながら筒軸周りに回動させ、回動によって、液状化させた粒状体3を収納容器7の内周面上で流動させ、内周面に、流動軌跡に沿って付着させた粒状体3による点描模様を描く。そして、点描模様を描いた状態で、収納容器7の側面に打撃を加えることによって、付着状態を維持させながら粒状体3を打撃位置周辺に寄り集め、さらに収納容器7に粒状体3の付着力より強い打撃を加えることによって、付着した粒状体3を落下させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、粒状体を透明材料からなる収納容器に封入し、収納容器の内周面上に粒状体による点描模様を描く点描模様描画遊具に関する。
従来、動力を使用せずに粒体の落流、流出等の諸動作の興趣を表現する玩具や装置としては、砂時計を始め、例えば特許文献1のように、透明窓を有する筒体内に流体の流出口を設けたスクリーン板を配置してなり、スクリーン板の背景画の前側をビーズ等の流体を流出口から落流させる落流動作によって、ミニチュアの滝等を表現する落流玩具等がある。この落流玩具によれば、簡潔な装置構成により、滝や噴水をリアルに表現して、興趣を醸成できる。
特開平05−031261号公報
しかし、この落流玩具では、落流動作に対してのみ、上述の効果が発揮されるものである。すなわち、この効果を得る為には、粒体を落流させる事前動作として、落流した粒体を還流室を通過させて粒体受皿に集積させる還流動作が不可欠であり、この還流動作と落流動作との一連動作によって初めて所望の興趣を得ることができるものである。
ところが、この還流動作については、還流室がスクリーン板の背後に隠れて見えない構造上、粒体が還流室を通過する様子を眺めることもできず面白味に欠ける動作であり、また落流動作の間に遊戯者の意志とは無関係に必ず行われることとなる補助的な動作形態である。したがって、この還流動作を行う遊戯者の中には、落流動作の興趣の流れが途中で途切れる印象を持つ者や、他事に興味が移る者等も表われ、本玩具に対してストレスが溜まったり興醒めしたりする恐れがある点で問題があった。
また、落流動作についても、予め決められた位置の流出口から粒体を落流させるだけの単純な動作形態であるため、たとえ背景画に絵はがき等を使用したとしても、この落流動作のみを単に眺めるだけでは動作形態の変化が乏しく、本玩具に対して短時間で飽きてしまうことがある点で問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、一連の動作形態について、面白味に欠ける補助的な動作形態及び単純な動作形態を無くして、遊戯者の興味を長時間維持可能な高い遊戯性を備えると共に、ストレスを発散できる点描模様描画遊具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係る点描模様描画遊具は、所定量の粒状体と、粒状体に加えることによって所定の粘性で粒状体を液状化させる所定量の液体と、前記粒状体と前記液体とを封入して密閉するように透明材料で形成された収納容器と、を有してなり、回動によって、液状化させた粒状体を収納容器の内周面上で流動させ、内周面に、流動軌跡に沿って付着させた粒状体による点描模様を描くように構成される。ここで、所定の粘性で粒状体を液状化させるとは、粒状体が、個々の形状を維持したまま、あたかも所定の粘性を備えた液体のような挙動をとることをいう。
請求項2の発明に係る点描模様描画遊具は、収納容器の少なくとも一方の筒端に回動支持用の把持部を設けてなるように構成される。
請求項3の発明に係る点描模様描画遊具は、粒状体が、粒径1.8mm〜2.0mmのガラス玉であるように構成される。
請求項4の発明に係る点描模様描画遊具は、把持部が、収納容器の筒端に着脱可能に設けられると共に収納容器内を照らす照明手段を内蔵してなるように構成される。
請求項5の発明に係る点描模様描画遊具は、照明手段が、収納容器内へ紫外線を照射するブラックライトを含んでなり、粒状体が、紫外線の照射によって蛍光色発光する蛍光材を有する蛍光玉を含んでなるように構成される。
請求項6の発明に係る点描模様描画遊具は、収納容器の少なくとも一方の筒端側に、収納容器を吊り下げる吊下部を設けてなるように構成される。
請求項1の発明によれば、一連の動作形態について、面白味に欠ける補助的な動作形態及び単純な動作形態を無くして、遊戯者の興味を長時間維持可能となるような高い遊戯性を切れ目無く連続的に得ることができる。
請求項2の発明によれば、収納容器の一方筒端に回動支持用の把持部を設けたので、収納容器を安定させた状態で把持することができる。
請求項3の発明によれば、簡単かつ安価に入手でき製造コストを低減できる。
請求項4の発明によれば、粒状体の挙動や点描模様に色彩変化を加えることができ、各工程の視覚的な興趣を高め、癒しを得ることが可能となる。
請求項5の発明によれば、趣の異なる神秘的な色合いを楽しむことができる。
請求項6の発明によれば、不注意による本遊具の落下を防止可能となる。加えて、例えば部屋の中では、天井から吊り下げることが可能となり、照明手段を動作させれば、部屋等、周囲の雰囲気を変化させることが可能となる。
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、点描模様描画遊具(以下、本遊具とする)の一実施形態を示す斜視説明図である。本遊具1は、所定量W1の粒状体3と、粒状体3に加えることによって所定の粘性で粒状体3を液状化させる所定量W2の液体5と、前記粒状体3と前記液体5とを収納して密閉するように透明材料で円筒形状に形成された収納容器7とを有するように構成されている。
粒状体3としては、粒径1.8mm〜2.0mmのガラス玉が使用されている。また液体5としては、例えば無色透明な水道水が使用されている。また収納容器7は、筒内径D及び筒長さLの円筒形状に形成された胴部10を備え、その胴部10の一方端には角を丸く面取りしてなる底部11が形成され、また他方端には、その全周に亘って絞り込み形成された絞込部12を介して、胴部10よりも小径の円盤状に形成された把持部13が設けられている。収納容器7は、例えば厚肉の無色透明ガラスによって、胴部10、底部11、絞込部12及び把持部13が一体形成され、粒状体3と液体5とを密閉した状態で収納している。
本遊具1において、胴部10は、例えば筒長さLが130mm、筒内径Dが80mmとなるように形成されている。この時、胴部10の筒内側面の面積Aは、π×D×Lから算出され約32660mm2となっている。収納容器7に収納される粒状体3の所定量W1は、この面積Aの半分の面積A/2に対して重なること無く密に敷き詰め可能となることが望ましく、その際に必要となる粒数から換算され重量で表わされる。
ここで表1は、収納容器7に収納される粒状体3の粒色、粒径等を示す構成配分表である。
Figure 2006055636
表1のように、収納容器7には、粒径が約1.8mm及び約2.0mmの2種類の粒状体3が収納されている。粒径1.8mmの場合、一個の粒状体3の体積は約3.1mm3となり、粒径2.0mmの場合、同様に約4.2mm3となる。よって、面積A/2に対して換算される粒状体3の粒数は約4200個となり、ガラス材料の比重を2.5として、収納容器7に収納される粒状体3の所定量W1は約44gとなっている。また液体5の所定量W2は、粒状体3に加えることによって所定の粘性で粒状体3を液状化させるために、粒状体3の所定量W1に対して11〜12%の重量とすることが望ましい。本遊具1では、液体5の所定量W2は、粒状体3の所定量W1に対して、特に約11.3%の重量に相当する約5gとなっている。
次に、本遊具1の一遊戯形態を説明する。図2(a)〜(f)は、本遊具1の遊戯工程説明図である。
先ず、遊戯者は、本遊具1の把持部13を例えば左手で把持し、収納容器7の底部11が下面となるように本遊具1を鉛直方向に立てる。把持した本遊具1を手首のスナップを効かせて回転させ、粒状体3と液体5とを底部11に集める(準備工程、図2(a))。次に、右手で底部11を支持しながら左右両手の高さを調整することによって、収納容器7を水平方向にゆっくり傾斜させる。そして液状化させた粒状体3を底部11から胴部10の内周面へ流出させ、さらに右手で底部11を筒軸周りに回動させる(回動工程、図2(b))。
この回動工程によって、液状化させた粒状体3の流出先端を内周面に対して望む方向に向け、内周面上で粒状体3を流動させる。ここで、回動工程における傾斜操作及び回動操作の際、粒状体3及び液体5は、常に円筒内周面上の最も低い位置に集まろうと流動する。この時、隣接する粒状体3同士及び内周面との接触部分にはいわゆる毛細管現象によって液体5が介在するため、粒状体3には、液体5の表面張力による動作抵抗が生ずる。すなわち、この動作抵抗によって、粒状体3は、液体5よりも流れ難く流動性が低下することになる。よって、粒状体3の中には、傾斜操作及び回動操作による液体5の流動動作に追従できずに、液体5の流動動作から取り残されるものが発生する。このように内周面上に取り残された粒状体3は、内周面上に流動軌跡に沿って付着し点描模様を描画する(描画工程、図2(c),(d))。
次に、内周面上に点描模様を描画した状態で、把持部13又は胴部10を左手で把持し、本遊具1を鉛直方向に立てる。本遊具1を把持した状態で、右手の手のひら又は握り拳で収納容器7の胴部10の側面に打撃を任意の回数だけ軽く加えることによって、内周面に付着した状態を維持させながら粒状体3を打撃位置周辺に徐々に集める(集合工程、図2(e))。
特に、集合工程の際に、胴部10の側面の一方向からのみ打撃を任意の回数だけ加えることによって、その打撃位置周辺の内周面上に粒状体3を全て集合させる。その集合位置の側面に対して対向する胴部10の側面に、粒状体3の付着力より強い打撃を加えることによって、付着した粒状体3を底部11に落下させる(落下工程、図2(f))。
上述のように、本遊具1は、描画前の準備工程の後、回動工程、描画工程、集合工程及び落下工程からなる一連の動作形態を繰返し実行するものである。
以上の如く構成された本遊具1においては、収納容器7の一方筒端に回動支持用の把持部13を設けたので、収納容器7を安定させた状態で把持でき、回動操作を容易にできる。また粒状体3を、粒径1.8mm及び2.0mmのガラス玉としたので、市販品を用いて簡単かつ安価に入手でき製造コストを低減できる。また特に集合工程において、粒径の違いにより、一回の打撃によって内周面上を移動する距離に差を生じさせることができる。従って、粒径毎に色分けをすることにより、点描模様にグラデーションを加えることが可能となる。さらに、粒状体3の所定量W1の重量に対して液体5の所定量W2を11〜12%の重量としたので最適な粘性で粒状体3を液状化できる。
さらに描画工程によれば、液状化した粒状体3を遊戯者の意志のとおりに内周面上で流動させ、遊戯者の好みの点描模様を内周面上に描く動作形態を得ることができる。よって、模様を描画する際の自由度を向上でき、自由度が高まるだけ動作形態を複雑にできる。また、集合工程によれば、例えば描画工程において内周面上に描画した粒状体3による点描模様を、打撃を加える毎に予期しない模様に徐々に変化させる動作形態を得ることができ、二つと無い独創的な点描模様を打撃回数だけ鑑賞することができる。さらに、落下工程によれば、内周面上に付着していた全ての粒状体3を一撃で底部11に落下可能な動作形態を得ることができ、その動作形態を体感することによって、爽快感を得ると共にストレスを発散できる。また、繰返し行われることとなる一連の動作形態について、その中に遊戯者の意志とは無関係に必ず行われることとなる面白味に欠ける補助的な動作形態及び単純な動作形態を無くして、遊戯者の興味を長時間維持可能となるような高い遊戯性を切れ目無く連続的に得ることができる。
次に、図3は、本遊具の他の実施形態を示す(a)は断面説明図、(b)は蓋体の平面図、(c)は蓋体の底面図である。本遊具21は、一方の筒端が開放された有底筒形状の収納容器27と、収納容器27の開放端を閉じると同時に回動支持用の把持部として機能する蓋体35とを備えて構成されている。収納容器27は、図1の収納容器7と同様に、胴部10、底部11、及び絞込部12を有してなり、さらに絞込部12を介して胴部10よりも小径の開放筒部34を備えて構成されている。
蓋体35は、開放筒部34の開放面を閉じる円形の平面板36と、開放筒部34の外周側面に外側から接触するように平面板36の全周端から同一高さで立設された側面板37とによって、開放筒部34を覆う蓋状に形成されている。蓋体35は、側面板37が開放筒部34の外周側面に螺合して収納容器27の筒端に着脱可能に設けられ、螺合状態で収納容器27内を密閉するように構成されている。また、収納容器27内には、所定量W10の粒状体23と、所定量の液体25とが封入されている。
蓋体35には、螺合状態で収納容器27内を照らす照明手段41が設けられている。照明手段41は、電源スイッチ42と、電源としてのボタン電池43と、発光源としての複数のLED44と、LED44の発光パターン等を制御する制御回路部45と、発光パターンを切り換えるための切換ダイヤル46と、発光パターンを調整するための調整ダイヤル47とから構成されている。複数のLED44としては、白色、赤色、緑色及び青色をそれぞれ発光する有色LEDが4個、人体に無害な紫外線(UV−A(波長:315〜400nm))を放射するブラックライトLEDが1個、計5個が使用されている。
照明手段41の内、ボタン電池43、5個のLED44及び制御回路部45は、防水ケース48に収納されている。防水ケース48は、蓋体35よりも一回り小さい中空の円盤状に形成され、その一面側が蓋体35の平面板36の内面に固定され、その対向面側が収納容器27の底部11へ向くように設けられている。5個のLED44は、それぞれの発光部が収納容器27内を照らすように、防水ケース48の対向面側に配設されている。また、切換及び調整ダイヤル46,47は、蓋体35の平面板36の外面側に配置されている。またボタン電池43は、蓋体35の平面板36に設けられた交換パネル49を外して、交換可能に防水ケース48内に収納されている。
図4に示すように、制御回路部45は、予め設定された複数の点灯パターンを記憶するメモリ部51と、5個のLED44を点灯駆動するドライバ部52と、切換ダイヤル46で選択された点灯パターンをメモリ部51から読み出し、その順序でドライバ部52を駆動させ、5個のLED44を点灯させる演算部53とから構成されている。
粒状体23は、所定量W10となるように、例えば、粒径1.8mm〜2.0mmのガラス玉(所定量W11)と、粒径2.5mmの蛍光玉(所定量W12)とが使用され、ガラス玉と蛍光玉とが、重量比2(ガラス玉の所定量W11/蛍光玉の所定量W12)となるように混合して構成されている。ガラス玉には、その粒色として、遊具1と同様に、赤色、緑色、紫色及び橙色が使用されている。また、蛍光玉には、紫外線の照射によって、黄色、青色、桃色の蛍光色を発光するそれぞれの蛍光材を透明の合成樹脂に混ぜ玉状に形成したものが使用されている。
図1の遊具1と同様に、本遊具21において、収納容器27に収納される粒状体23の所定量W10は、胴部10の筒内側面の面積Aの半分の面積A/2に対して重なること無く密に敷き詰め可能となることが望ましく、その際に必要となる粒数から換算され重量で表される。本遊具21では、上述の条件を実現するものであれば、各色の粒数は任意とする。
次に、本遊具21の一遊戯形態を説明する。本遊具21は、図2(a)〜(f)に示す遊具1の遊戯工程と同様に、描画前の準備工程の後、回動工程、描画工程、集合工程及び落下工程からなる一連の動作形態を繰返し実行するものである。さらに本遊具21では、一連の動作工程において、照明手段41の電源スイッチ42をONして収納容器27内をLED44で照らすこともできる。
切換ダイヤル46によるLED44の発光パターンとしては、有色LEDによる「順次点灯点滅」、「ランダム点灯点滅」、「単色点灯」、「単色点滅」及び「ストロボ点滅」、並びに、ブラックライトLEDによる「点灯」及び「点滅」、全LEDによる「点灯点滅」等が可能である。また調整ダイヤル47によって、各発光パターンにおけるLED44の点滅間隔を調整可能である。
例えば、各工程の内、いずれかの工程の後、本遊具21を両手で持って一定間隔で振り続け、収納容器内で粒状体23を激しく運動させる。この時に、照明手段41の切換ダイヤル46を「ストロボ点滅」パターンに切り換えることによって白色LEDを一定間隔でストロボ発光させ、調整ダイヤル47によって点滅間隔を調整する。本遊具21を振る間隔と白色LEDの点滅間隔とを同期させることができた場合には、いわゆる粒子のブラウン運動を観察しているかの如き状態で、粒状体23の運動を一瞬静止させたように鑑賞できる。この場合には、両手で振り続けることで、同時に運動不足を解消可能となる。
以上の如く構成された本遊具21においては、蓋体35に収納容器27内を照らす照明手段41を設けたので、粒状体23の挙動や点描模様に色彩変化を加えることができ、各工程の視覚的な興趣を高め、癒しを得ることが可能となる。また、収納容器27内へ紫外線を照射するブラックライトLEDを備え、粒状体23として蛍光材を有してなる合成樹脂玉を含むようにしたので、例えば、周囲を暗くした状態で各工程を行えば、趣の異なる神秘的な色合いを楽しむことができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施することも可能である。
(1)収納容器7は、胴部10と同様の構成を備えるものであれば、例えば蜂蜜等の液状食品が収納されていた広口ビンと、広口部に螺着して密閉可能な蓋部とから構成することもでき、この収納容器に粒状体3及び液体5を収納して密封し点描模様描画遊具を構成しても良い。この場合には、専用の収納容器を形成する手間を省き、廃材を利用して簡単且つ安価にできる。
(2)収納容器7は、絞込部12及び把持部13を取り除いて、胴部10の両端を対称形状に形成しても良い。また絞込部12及び把持部13を胴部10の両端に設けても良い。(3)収納容器7は、無色透明ガラスに限らず、透明な胴部10を形成可能であれば、いわゆるPET等の合成樹脂材料や色付き材料等から構成しても良い。
(4)収納容器7は、筒形状に限らず、球形状等の他の形状に形成しても良い。
(5)粒状体3の所定量W1及び液体5の所定量W2は、所定の粘性で粒状体3を液状化させるものであれば、他の量としても良い。
(6)粒状体3は、ガラス材料に限らず、液体5と加わることによって所定の粘性で液状化されるものであれば、樹脂材料等の他の材料からなるものを用いて構成可能である。
(7)粒状体3は、他の粒色や粒色種類数で、また他の粒径や粒径種類数で構成し、夫々任意の粒数の配分比率で構成しても良い。
(8)粒状体3は、球形に限らず、三角錐形や直方体等の多面体形、ラグビーボール形、俵形等の他の形状で構成しても良い。
(9)粒状体3は、不均一な粒径に限らず、均一な粒径で構成しても良い。
(10)液体5は、無色透明な水道水に限らず、所定の粘性で粒状体3を液状化させるものであれば、他の液体や色付き水等を用いても良い。
(11)一連の動作形態は、回動工程→描画工程→集合工程→落下工程の順序に限らず、例えば描画工程の後に集合工程を省いてすぐに落下工程を行う等、順序を替えて行っても良い。
(12)本遊具は、筒端側に収納容器を吊り下げる吊下部を設けて構成しても良い。この場合には、持ち運びが容易になることはもちろん、例えば吊下部を手首に巻いた状態で本遊具の一連の動作形態等を行うことができ、不注意による本遊具の落下を防止可能となる。加えて、例えば部屋の中では、天井から吊り下げることが可能となり、照明手段を動作させれば、部屋等、周囲の雰囲気を変化させる補助的な照明器具としての使用が可能となる。また、吊下部を両筒端側に設けた場合には、数珠つなぎ状に複数の本遊具を吊り下げることができる。さらに、本遊具の全体を小型化することで、いわゆるアクセサリーとしてカバンや携帯電話等に吊り下げて持ち運びができ、また首からぶら下げることができる。
(13)蓋体は、照明手段を設けたものに限らず、照明手段を設けずに平面板と側面板とのみからなるように構成しても良い。すなわち、蓋体として照明手段を設けたものと無いものの両タイプの蓋体を予め用意しておけば、照明手段の有無について遊戯者による選択が可能となる。
(14)蛍光玉は、蛍光材を他の基材に混ぜ込んだり、ガラス玉や合成樹脂玉等の表面に塗布して構成しても良い。
本発明に係る点描模様描画遊具の一実施形態を示す斜視説明図である。 図1の遊具の遊戯工程説明図である。 本発明に係る点描模様描画遊具の他の実施形態を示す(a)は断面説明図、(b)は蓋体の平面図、(c)は蓋体の底面図である。 照明手段を示す構成図である。
符号の説明
1,21・・点描模様描画遊具、3,23・・粒状体、5,25・・液体、7,27・・収納容器、10・・胴部、11・・底部、12・・絞込部、13・・把持部、35・・蓋体、41・・照明手段、A・・内周面の面積、D・・筒内径、L・・筒長さ、W1・・粒状体の所定量、W2・・液体の所定量。

Claims (6)

  1. 所定量の粒状体と、粒状体に加えることによって所定の粘性で粒状体を液状化させる所定量の液体と、前記粒状体と前記液体とを封入して密閉するように透明材料で形成された収納容器と、を有してなり、
    回動によって、液状化させた粒状体を収納容器の内周面上で流動させ、内周面に、流動軌跡に沿って付着させた粒状体による点描模様を描く、
    ことを特徴とする点描模様描画遊具。
  2. 収納容器の少なくとも一方の筒端に回動支持用の把持部を設けてなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の点描模様描画遊具。
  3. 粒状体が、粒径1.8mm〜2.0mmのガラス玉である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の点描模様描画遊具。
  4. 把持部が、収納容器の筒端に着脱可能に設けられると共に収納容器内を照らす照明手段を内蔵してなる、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の点描模様描画遊具。
  5. 照明手段が、収納容器内へ紫外線を照射するブラックライトを含んでなり、
    粒状体が、紫外線の照射によって蛍光色発光する蛍光材を有する蛍光玉を含んでなる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の点描模様描画遊具。
  6. 収納容器の少なくとも一方の筒端側に、収納容器を吊り下げる吊下部を設けてなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の点描模様描画遊具。
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