JP2006055626A - 指先低周波治療器 - Google Patents

Abstract

【課題】指先の爪生え際に血流を良くするツボ部があり、指先の太さの違いを吸収し、的確に導子部がツボ部に圧接され低周波パルスを印加でき、片手全指先を同時に挿入できる装置を提供する。
【解決手段】指先素子体を、指先素子体固定部の円筒状から中央に向けて縦型楕円形状にし、左右成形ケースの各指先素子体固定凸部に挿入固定した後、片手の全指先を成形ケースのそれぞれの指先挿入穴に挿入し、全指先の爪生え際の血流を良くするツボ部（動静脈吻合部）の両側面に導子部が圧接し、全指先が同時又は各指順次連続自動切替えにより低周波パルスを印加する。左右対称構造で両手兼用化し、全てをケース内に収めて持ち運びが可能な構造とする。
【選択図】図１

Description

この発明は、現代人の多くが血液ドロドロ状態による心臓へ戻る静脈の血流が悪く、手先の冷え症、高コレステロールさらに、心筋梗塞や脳梗塞等に成り易い状態にある。そこで、この血液ドロドロ状態を何処でも、簡単に良くする事を可能にした指先低周波治療器に関するものである。

現代人は食べ物、運動量及び環境等により生活習慣病的に手先の冷え性，高コレステロール等の症状に悩んでいる人が多いものである。これらの原因の１つとして手先の血液の流れが悪い要因の人が意外に多く、その対応策も適切に出来ていないものである。
そこで、この手先の冷え性及び高コレステロールの改善を行う為に手先の血流を簡単に且つ、的確に良くする低周波治療器を提供できれば現代人に非常に喜ばれ、社会にも大きく貢献できる。
しかし、従来の公開実用新案公報平２−３０３５５、同じく平２−３０３５６では、指の間にはさむ電極を突出させる方法と指先にはめる筒状絶縁性材からなる装着具の一端側に電極を指のつけ根側に向けて設けた方法が存在する、又、公開実用新案公報昭６２−１２３５４に於いては柔軟性支持部材略中央に配置された弾力性部材とその下部に配置した導電性シート部とがあるが、これらは手指先の血流を良くするツボとされている爪生え際の両側面の動静脈吻合部位置へ簡単且つ、的確に圧接させ低周波パルスを印加する構造ではなく、特に各指の長さの違い（特に親指、中指、小指）及び、人によってそれぞれ指の太さが違う為、同時に各指のツボ部に印加する事は特に難しいものであり、これらの物はこの違いを吸収可能にした物ではなく、その目的の構造に的確に成っていない為、指先の血流を良くする効果が充分発揮できない。

次に公開実用新案公報昭５４−０００２９４に於いては、円筒型内に低周波振動板及び直流電気の＋、−の極板を入れ、微弱電流を加えると有るが、これらは低周波振動板で指先腹上部（図面より）に機械的振動を与える方法、及び直流電気の＋、−の極板に微弱電流を手指先の両側面に加える方法であり、いずれも指先両側面の指先内部の動静脈吻合部をもむ状態で低周波パルス（間欠電流）を印加する事により動静脈吻合部（動脈と静脈のバイパス部分）の血流を良くする治療効果とは全く違う物である。さらに、人によって、それぞれ指の太さの違いを吸収して電極が指先ツボ部（動静脈吻合部）の両側面を簡単且つ的確に圧接する方法の構造ではない。次に通常指先の血流を良くするには、１日に朝、昼、夜と３回低周波パルスを印加する事が好ましいが、それぞれ指の太さの違いによって片手全指先を同時又は連続的に自動印加が難しく、その違いを吸収できる構造ではなく、１本づつの指に操作し印加する方法である為、時間がかかり、煩わしいものであり、故障の原因にも成りやすい。

解決しようとする問題点は、従来より手指に低周波パルスを印加する治療器は存在していたが、手指先の爪生え際の血流を最も良くするツボ部４０，４０−１（動静脈吻合部）の両側面に片手全指を一度にそれぞれ挿入するだけで指の太さの違いを吸収して、簡単且つ的確に導子部２０，２０−１が圧接でき、さらに片手の全指に同時又は各指順次連続自動切換え方式で低周波パルスを印加して血流を良くする治療器は無く、又、反対側の片手全指も同様に出来る一台の装置で指先素子体１９を兼用可能にした物は無かった。

本発明は上記の課題を解決する為に可撓性と保持力を持った成形材質からなり、且つ図２、３，５，６，の如く指先素子体固定部Ａ，Ａ１の円筒状から中央に向けて縦型楕円形状に変形させ、且つ導子貼付窓１６，１６−１に伸縮性のある導電性からなる導子部２０，２０−１を貼付け固定した指先素子体１９を左右成形ケース２，３の各指先素子体固定凸部２５，２６，２７，２８，２９及び２５−１，２６−１，２７−１，２８−１２９−１に挿入固定した構造に於いて片手の全指先を左右成形ケース２，３何れかのそれぞれ指先挿入穴６，７，８，９，１０又は６−１，７−１，８−１，９−１，１０−１に挿入するだけで、人によって指の太さの違いを吸収し簡単且つ的確に手指先の爪生え際の血流を最も良くするツボ部４０，４０−１（動静脈吻合部）の両側面に導子部２０，２０−１が圧接（図１０，１１の如く）される指先素子体１９の機能及び構造発明にありさらに片手全指が同時又は各指順次連続自動切換えで低周波パルス（間欠電流）を印加できる事を可能にした指先低周波治療器。

さらに、例えば左片手全指を左成形ケース２の各指先挿入穴６，７，８，９，１０に挿入し指先の爪生え際の血流を最も良くするツボ部４０，４０−１（動静脈吻合部）の両側に異電極の導子部２０，２０−１を圧接できる構造を左右対称にする事により、同様に右手全指を右成形ケース３の各指先挿入穴６−１，７−１，８−１，９−１，１０−１に挿入し指先の爪生え際の血流を最も良くするツボ部４０，４０−１（動静脈吻合部）の両側面に異電極の導子部２０，２０−１を圧接でき、低周波パルスを印加する事により一台の装置で指先素子体１９を兼用可能にし、人によって指の太さの違いを吸収し簡単且つ的確に左右両手全指先の血流を短時間で良くする事が出来る。

次に手指先の冷え性を早く良くする為に指先素子体１９の指先素子体圧接部Ｂに温熱ヒータ２２を設けて低周波パルスと温熱ヒータを印加する事により、指先は勿論、体内の血流を更に早く良く出来、且つ、最も冷えやすい指先に対し外部からの温熱による体温を上げる相乗効果の出る機能を持った治療器。

図１２の如く、指先の爪生え際４０，４０−１両側面には動脈３８と静脈３９が通る場所が有り血液を循環させるバイパス（これを動静脈吻合部と言われている）が集まっているこの部分を血流を良くするツボ部４０，４０−１とも言われている。このツボ部４０，４０−１（動静脈吻合部）をもむ事によって心臓へ戻る静脈の血流が良くなり、結果全身の血流循環が向上し過剰な脂質が排泄されやすくなる。よって冷え性や高コレステロールの人に効果があるとされている。

本発明はこの様な効果を出す為に、例えば、左片手全指を左成形ケース２の各指先挿入穴６，７，８，９，１０に挿入する事により人によって指先の太さの違いを吸収し簡単且つ的確に指先の爪生え際の血流を最も良くするツボ部４０，４０−１（動静脈吻合部）に異電極の導子部２０，２０−１が圧接され、低周波パルスのもむモード等を印加すればその効果が発揮するものである。

そして、この指先ツボ部４０，４０−１をもむ事は一般的に朝、昼、夜と一日３回行うと、より血流が良くなるとされている為、片手全指に同時又は各指順次連続自動切替え方法で低周波パルスを印加して血流を良くする構造によって、指１本々低周波パルスを印加するより煩わしさが無くなり、且つ時間短縮が出来、故障も減少できるものである。

さらに、例えば左片手全指を左成形ケース２の各指先挿入穴６，７，８，９，１０に挿入し指先の血流を最も良くするツボ部４０，４０−１（動静脈吻合部）に異電極の導子部２０，２０−１を圧接できる構造で、左右対称にする事により、同様右片手全指を反対側の右成形ケース３の各指先挿入穴６−１，７−１，８−１，９−１，１０−１に挿入し異電極の導子部２０，２０−１を圧接でき、低周波パルスを印加する事により一台の装置で指先素子体１９を兼用可能にし、人によって指先の太さの違いを吸収し簡単且つ的確に左右両手全指の血流を良くする事ができ、持ち運びを簡単にした治療器。

次に指先素子体１９の異電極の導子部２０，２０−１周囲に温熱ヒータ２２を設ける事によって指先の外部からの温熱効果と指先の血流を良くするツボ部４０，４０−１に導子部２０，２０−１を通じ低周波パルスを印加し、内部からの血流を良くする効果とを両立させる事による相乗効果が得られる。

以上、本発明は現代人の手先冷え性及び高コレステロールの改善を片手全指のツボ部４０，４０−１に指先の太さの違いを吸収し簡単且つ的確に導子部２０，２０−１が圧接され低周波パルスを同時又は各指順次連続自動切換え印加し指先の血流を良くし且つ、反対側片手全指も同一指先素子体１９を兼用可能にした構造にし、更に指先素子体１９に温熱ヒータ２２を配して相乗効果を生かせる指先低周波治療器１であり、社会的にも求められる発明品である。

本発明は現代人の手先冷え性及び高コレステロールの症状を改善する為に片手全指の爪生え際の血流を良くするツボ部４０，４０−１（動静脈吻合部）の両側面に伸縮性のある導電体よりなる異電極の導子部２０，２０−１を人によって指先の太さの違いを吸収し簡単且つ的確に圧接できる指先素子体１９で、且つ低周波パルスを各指先ツボ部４０，４０−１の両側面に同時又は各指順次連続自動切換え方法で印加出来る構造で、しかも左右両手全指先の指先素子体１９を兼用できる構造にし、その指先素子体１９に温熱ヒータ２２を配する事によりその相乗効果が得られる指先低周波治療器１．

以下、この発明の指先低周波治療器１の構造と実施例を具体的に説明する。
まず最初に図２、図３、図５、図６、図７、によって指先素子体１９の構造について説明する。可撓性と保持強度のある成形材（ゴム系、プラスチック樹脂、又はその合成樹脂等）から成り、指先素子体固定部Ａ，Ａ１の内径寸法Ｃが左右成形ケース２，３の各指素子体固定凸部に固定でき、且つ各指が十分挿入できる円筒状寸法にし（但し、一般的に親指と小指とではその外形寸法が大きく違う為、通常はこの内径寸法Ｃは親指用、人差指・中指・薬指用、および小指用の３段階サイズが良い）その肉厚Ｅは保持力を持たせる為に十分な厚さにする。次に指先素子体圧接部Ｂに於いて、指先素子体固定部Ａ，Ａ１との境目から中央に向かって円筒状から人の指先の爪生え際の血流を良くするツボ部４０、４０−１（動静脈吻合部）の両側面が図３、図６、図１０、図１１の如く、圧接できる内径寸法Ｆまで縦型楕円形状に変形させ、且つ指先素子体固定部Ａ，Ａ１の肉厚Ｅよりも強度が維持できる程度まで薄い肉厚Ｇにして指の太さの違いを吸収可能にする。
更に指先の爪生え際の血流を最も良くするツボ部４０，４０−１（動静脈吻合部）が圧接される部分に導子貼付窓１６、１６−１（但し、薬指先には交感神経を刺激して血管を縮める為、低周波パルスを印加するための、この導子貼付窓１６，１６−１を無くす）を設けた指先素子成形体１５を造る。この場合、指先素子成形体１５の全体強度を向上させる為に図４の指先素子体機構骨１８（金属又は強化樹脂等）を入れて成形加工する方法もできる。又、指先素子体固定部Ａ，Ａ１に回転止凹部４１を設けてもよい。
次に図５、図６の如く、前記の指先素子成形体１５の導子貼付窓１６，１６−１に導子リード線２１を取り付けた伸縮性のある導電性からなる異電極の導子部２０、２０−１を貼付けし必要によっては更にこの導子部２０，２０−１の周囲に温熱ヒータ２２及びヒータリード線２３を取り付けて指先素子体１９が完成される。

次に図１（ａ），（ｂ），図７によって指先低周波治療器１の構造について説明する。
最初に図７の如く、成形加工した左右成形ケース２，３の２個一対で指先低周波治療器１の本体形状をなし、その片側の左成形ケース２の内側に親指先素子体固定凸部２５、人差指先素子体固定凸部２６、中指先素子体固定凸部２７、薬指先素子体固定凸部２８、小指先素子体固定凸部２９を設け、この各指先素子体固定凸部に各指サイズに合せた指先素子体１９を挿入する。次にこの各指先素子体１９の導子リード線２１と低周波パルス発生回路、電源スイッチ１１、波形モードスイッチ１２、各指連続自動切換えスイッチ１３及びタイマースイッチ１４等、必要とされるものを組込んだ後、反対側の右成形ケース３をケース固定穴３０を利用して図１（ａ），（ｂ）の如く完成した構造の指先低周波治療器１。

最後に図８，図９，図１０，図１１によって指先低周波治療器１の実使用する状態を説明する。
最初に低周波治療したい指先を、例えば、左手３１の指先３２，３３，３４，３５，３６（但し、薬指先３５は交感神経を刺激して血管を縮める為低周波パルス等を印加しない）の血流を良くしたい場合、図８の如く、５本の指先をテーブル等にあてがって各指先の面Ｊを揃え、且つ指先低周波治療器１の左成形ケース２の各指先挿入穴６，７，８，９，１０、に合せる様な指先姿Ｋ状態にする。次に図９の如く、前記指先姿Ｋ状態で各指先挿入穴６，７，８，９，１０に各指３２，３３，３４，３５，３６を挿入する。この場合、例えば人差指３３を例にすると図１１の如く、指先の位置は指先の先端が反対側の右成形ケース３の人差指先挿入穴７−１より出ない様にすれば指先素子体１９の縦型楕円形状の指先素子体圧接部Ｂの形状によって、指先の生え際のツボ部４０，４０−１が人によって指の太さの違いを吸収し、自動的且つ的確に導子部２０、２０−１に圧接する構造である。

以上の動作後に電源スイッチをＯＮにし、好みのモード、時間、温熱ヒータ及び同時又は各指順次連続自動切換え等を選択してスタートする。この場合、薬指先は交感神経を刺激して血管を縮めるので、低周波パルス等を印加しない方が良いので導子部２０２０−１を取り付けない。この様に左手指先の血流を良くすれば、次に右手指先を右成形ケース３の各指挿入穴６−１，７−１，８−１，９−１，１０−１に挿入し同様の方法で指先の爪生え際のツボ部４０，４０−１に低周波パルス（間欠電流）を印加して血流を良くする事ができる左右対称構造の両手兼用化し、全てをケース内に収めて故障が少なく持ち運びが簡単な構造の指先低周波治療器１。

本発明は現代人の手先冷え性及び高コレステロール等の症状を良くする為に指先の爪生え際の血流を良くするツボ部４０，４０−１（動静脈吻合部）両側面に簡単且つ的確に異電極の導子部２０，２０−１を圧接して片手全指が同時又は各指順次連続自動的に低周波パルスを印加して血流を良くする。又反対側の片手全指も同様に簡単に血流を良くする指先低周波治療器１は社会的にも産業的にも大いに喜ばれ利用される。

（ａ）本発明の指先低周波治療器の左側からの斜視図（ｂ）本発明の指先低周波治療器の右側からの斜視図 指先素子成形体の斜視図 指先素子成形体の中央Ｄ−Ｄ１部断面図 指先素子体機構骨の斜視図 指先素子体の斜視図 指先素子体の中央Ｈ−Ｈ１部断面図 成形ケースに指先素子体を挿入した斜視図 指先低周波治療器に左手指先を挿入前の斜視図 指先低周波治療器に左手指先を挿入状態の斜視図 人差指を指先素子体に挿入した状態で指先前面から見た断面図 人差指を指先素子体に挿入した状態で爪上面から見た断面図 人差指の斜視図

符号の説明

１．本発明の指先低周波治療器
２．左成形ケース
３．右成形ケース
４．ケース取付ビス
５．ケース取付ナット
６．左手の親指先挿入穴
７．左手の人差指先挿入穴
８．左手の中指先挿入穴
９．左手の薬指先挿入穴
１０．左手の小指先挿入穴
６−１．右手の親指先挿入穴
７−１．右手の人差指先挿入穴
８−１．右手の中指先挿入穴
９−１．右手の薬指先挿入穴
１０−１．右手の小指先挿入穴
１１．電源スイッチ
１２．波形モードスイッチ
１３．切替えスイッチ
１４．タイマースイッチ
１５．指先素子成形体
１６．導子貼付窓
１６−１．導子貼付窓
１７．指先挿入口
１８．指先素子体機構骨
１９．指先素子体
２０．導子部
２０−１．導子部
２１．導子リード線
２２．温熱ヒータ
２３．ヒータリード線
２４．導子部貼付固定部
２５．左手の親指先素子体固定凸部
２６．左手の人差指先素子体固定凸部
２７．左手の中指先素子体固定凸部
２８．左手の薬指先素子体固定凸部
２９．左手の小指先素子体固定凸部
２５−１．右手の親指先素子体固定凸部
２６−１．右手の人差指先素子体固定凸部
２７−１．右手の中指先素子体固定凸部
２８−１．右手の薬指先素子体固定凸部
２９−１．右手の小指先素子体固定凸部
３０．ケース固定穴
３１．左手
３２．左手親指
３３．左手人差指
３４．左手中指
３５．左手薬指
３６．左手小指
３７．ツメ
３８．動脈
３９．静脈
４０．ツボ部
４０−１．ツボ部
４１．回転止凹部
Ａ．指先素子体固定部
Ａ１．指先素子体固定部
Ｂ．指先素子体圧接部
Ｃ．指先素子体固定部の内径寸法
Ｄ−Ｄ１．指先素子成形体の中央断面部
Ｅ．指先素子体固定部の肉厚
Ｆ．指先素子成形体の縦型楕円形状部の内径寸法
Ｇ．指先素子成形体の縦型楕円形状部の肉厚
Ｈ−Ｈ１．指先素子体の中央断面部
Ｊ．各指先の面
Ｋ．指先姿

Claims (3)

1. 片手全指がそれぞれ容易に挿入できる各指先挿入穴を持った片側の成形ケース内側の各指先素子体固定凸部に、それぞれ両側面に伸縮性のある導電体よりなる異電極の導子部を貼付けた指先素子体を挿入固定し、この指先素子体の導子リード線と低周波パルス発生回路及び電源スイッチ、波形モードスイッチ、各指切り替えスイッチ、タイマースイッチ等必要とされるものを構成し、この指先素子体の他端を反対側の成形ケースの各指先素子体固定凸部に嵌合固定し成形ケースの組合せを完成した後、例えば最初に左手の５本指先を左成形ケースのそれぞれ指先挿入穴に挿入し、指先素子体の可撓性を生かし人によって指の太さの違いを吸収して、簡単且つ的確に各指先の爪生え際の血流を良くするツボ部（動静脈吻合部）の両側面に導子部が圧接され同時又は各指順次連続自動切替え方式で例えばもむ状態で低周波パルス（間欠電流）を印加（薬指は除く）できる左手指先の血流を良くする構造。次に反対側の右手の５本指を同じ指先素子体で反対側面の右成形ケースのそれぞれ指先挿入穴に挿入し、同様に指先素子体の可撓性を生かし人によって指の太さの違いを吸収して簡単且つ的確に爪生え際の血流を良くするツボ部（動静脈吻合部）の両側面に導子部が圧接され同時又は各指順次連続自動切換え方式で例えばもむ状態で低周波パルス（間欠電流）を印加できる右手指先の血流を良くできる事を可能にし左右両手指先兼用の持ち運びが簡単な構造にした指先低周波治療器。
2. 人の手指先が容易に挿入でき、且つ本体の左右成形ケース内側の指先素子体固定凸部に嵌合固定できる円筒状の指先挿入口を両側に設け、指先素子体固走部Ａと反対側の指先素子体固定部Ａ１との間の指先素子体圧接部Ｂが指先素子体固定部Ａ及びＡ１との両境目から中央にかけ、人の指先の爪生え際の血流を良くするツボ部（動静脈吻合部）の両側面を圧接する内径まで円筒状から縦型楕円形状に変形させた指先素子成形体であり、この指先素子成形体は可撓性と保持強度を持った材質（ゴム系、プラスチック樹脂又はその合成樹脂等）から成り、指先素子体圧接部Ｂは指先素子体固定部Ａ及びＡ１の厚さより強度が維持できる程度まで薄くし、その可撓性を生かし指の太さの違いを吸収可能にする。、さらに、片手全指先を挿入するだけで、それぞれの爪生え際の血流を良くするツボ部（動静脈吻合部）が簡単且つ、的確に圧接されるように素子貼付窓の両側に伸縮性のある導電体よりなる異電極の導子部を貼付け固定した構造を特徴とした前記請求項１記載の指先素子体。
3. 指先素子体の指先素子体固定部Ａ及びＡ１と指先素子体圧接部Ｂとの両境目（円筒状から縦型楕円状に変形し始め近辺）に指先の温熱効果を得る為に導子部を囲む様に温熱ヒータを配した構造を特徴とした前記請求項１及び２記載の指先素子体。

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