JP2006055489A - ローラ式美容器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】身近に置いて簡便に利用でき、美顔・美肌に顕著な効果を有するスキンケア器具を提供することを課題とする。
【解決手段】
取手とローラとからなる美容器具のローラの表面に天然皮革の裏皮、いわゆるバックスキン、が表側になるように巻装または及び接着剤等で取り付ける。特に、裏皮にはコラーゲンが層状に存在することから、バックスキンの表面が磨耗しても、深層に存在しているコラーゲンが次々に表層として現われることから、反復利用が可能である。また、ローラの輪転に適当な制動をかける機構を設けて、皮膚に適度の摩擦力を加えることにより、皮膚脂・汚れ・皮膚の角質・老廃物の効率よい除去を図りつつ、バックスキンの深層に存在するコラーゲンを次々に表層に現われるようにし、摩擦力と押圧力の相乗効果を発揮させて、皮膚下の血管の血行を一層良好にし、美肌効果を顕著なものとしている。
【選択図】 図1
【解決手段】
取手とローラとからなる美容器具のローラの表面に天然皮革の裏皮、いわゆるバックスキン、が表側になるように巻装または及び接着剤等で取り付ける。特に、裏皮にはコラーゲンが層状に存在することから、バックスキンの表面が磨耗しても、深層に存在しているコラーゲンが次々に表層として現われることから、反復利用が可能である。また、ローラの輪転に適当な制動をかける機構を設けて、皮膚に適度の摩擦力を加えることにより、皮膚脂・汚れ・皮膚の角質・老廃物の効率よい除去を図りつつ、バックスキンの深層に存在するコラーゲンを次々に表層に現われるようにし、摩擦力と押圧力の相乗効果を発揮させて、皮膚下の血管の血行を一層良好にし、美肌効果を顕著なものとしている。
【選択図】 図1
Description
本願発明は、マッサージ効果のみならず美肌効果を奏する、特に美顔用に適したローラ式美容器具に関する。
ローラで肌を押圧するマッサージは、皮膚下の血管を刺激し血行を促進して、美顔・美肌に効果があることから、種々のローラ式マッサージ器具が開発され、市販されてきている。
これらのローラ式マッサージ器具には、ローラに工夫をしたり、あるいはローラ表面に美容効果を有する素材を用いたもので、特に、特開2003ー38596では、従来から美容効果があるとされてきた絹をローラに被覆して、絹の有する美容効果を発揮させている。
また、これらにおけるマッサージ効果は、何れも回転自在のローラを前提として、単に皮膚を押圧するだけに留まっている。
また、これらにおけるマッサージ効果は、何れも回転自在のローラを前提として、単に皮膚を押圧するだけに留まっている。
本願発明においては、発明者は、近隣に皮革製品を製作する企業があり、廃棄処理の困難な廃材になりかねない皮革材の切り端の利用分野の開発を求められ、種々試行の結果、天然皮革の裏皮に顕著な美肌効果があることを見い出した。
また、ローラの輪転に適度の制動をかけることにより、マッサージ効果が一層発揮されることを見い出し、これらの効果を積極的に美肌・美顔用美容器具に応用しようとするものである。
また、ローラの輪転に適度の制動をかけることにより、マッサージ効果が一層発揮されることを見い出し、これらの効果を積極的に美肌・美顔用美容器具に応用しようとするものである。
身近に置いて簡便に利用でき、美顔・美肌に顕著な効果を有するスキンケア器具を提供することを課題とする。
天然皮革の裏皮を、皮膚に、適当な回数・適切な圧力で繰り返し、押圧すると、皮膚の弛み・しみが取り除かれるとともに、皮膚に艶・潤いがあらわれて肌が美しくなることを見い出したことから、これをローラ表面に巻装することにより、それらの効果を効率よく発揮できるようにする。
また、天然皮革の裏皮を、単に皮膚を押圧するだけにとどまらず、ローラの輪転に適当な制動をかける機構を設けて、皮膚に適度の摩擦力を加えることにより、老廃物等の効率よい除去を図るとともに、皮膚下の血管の血行が一層良好になるようにした。
美容に役立つ物質として、コラーゲンが近年注目されてきている。
発明者は、天然皮革の裏皮を、皮膚に適当な回数繰り返し押圧すると、皮膚の弛み・しみが取り除かれ、皮膚に艶・潤いがあらわれて肌が美しくなることを見い出したが、これは、天然皮革の裏皮、いわゆるバックスキン、には、表皮と異なり、種々のコラーゲンが層状に存在しており、これが皮膚細胞を活性化させ、顕著な美肌効果をもたらしているものと考えられる。
特に、裏皮にはコラーゲンが層状に存在することから、バックスキンの表面が磨耗しても、深層に存在しているコラーゲンが表層として現われることから、反復利用が可能である。
発明者は、天然皮革の裏皮を、皮膚に適当な回数繰り返し押圧すると、皮膚の弛み・しみが取り除かれ、皮膚に艶・潤いがあらわれて肌が美しくなることを見い出したが、これは、天然皮革の裏皮、いわゆるバックスキン、には、表皮と異なり、種々のコラーゲンが層状に存在しており、これが皮膚細胞を活性化させ、顕著な美肌効果をもたらしているものと考えられる。
特に、裏皮にはコラーゲンが層状に存在することから、バックスキンの表面が磨耗しても、深層に存在しているコラーゲンが表層として現われることから、反復利用が可能である。
また、天然皮革の裏皮を、単に皮膚を押圧するだけにとどまらず、ローラの輪転に適当な制動をかける機構を設けて、皮膚に適度の摩擦力を加えることにより、皮膚脂・汚れ・皮膚の角質・老廃物の効率よい除去を図りつつ、バックスキンの深層に存在するコラーゲンを次々に表層に現われるようにし、摩擦力と押圧力の相乗効果を発揮させて、皮膚下の血管の血行を一層良くし、美肌効果を顕著なものとしている。
皮革材の切り端は廃棄処理の最も厄介な廃材の一つであり、これが有用に資材として利用されることは、資源保護はもとより環境保護に多いに資するものである。
本願発明の好ましい実施の態様を、添付図を参照して具体的に説明する。
図1は、本願発明の美容器具の断面を示す図である。
該美容器具は、把持部材13の一部である輪軸11にローラ21が嵌入され、ローラはワッシャ15を介してナット17で回転自在にかつ回転軸方向には振れないように固定されていて、ローラの外面には被覆材29が巻装されている。
図1は、本願発明の美容器具の断面を示す図である。
該美容器具は、把持部材13の一部である輪軸11にローラ21が嵌入され、ローラはワッシャ15を介してナット17で回転自在にかつ回転軸方向には振れないように固定されていて、ローラの外面には被覆材29が巻装されている。
また、ローラ21の一端は、解放端としても良いが、本実施例では、彎曲状の蓋31がローラの端部に設けられた溝に嵌合され、さらに蓋には被覆材39が接着材で貼り付けされている。
蓋の形状は彎曲状でなく平板状(図示省略)でもよいが、彎曲にすることにより、凹凸のある身体の部分、例えば、小鼻の下・瞼目尻の周辺、の手入れに好都合なものとなる。本図例では、皮革の加工性を考慮して彎曲の少ない例を描いてあるが、彎曲を大きくした方が上記効果も大きな効果が期待できる。
蓋の形状は彎曲状でなく平板状(図示省略)でもよいが、彎曲にすることにより、凹凸のある身体の部分、例えば、小鼻の下・瞼目尻の周辺、の手入れに好都合なものとなる。本図例では、皮革の加工性を考慮して彎曲の少ない例を描いてあるが、彎曲を大きくした方が上記効果も大きな効果が期待できる。
ローラ21の素材としては、プラスティック材等も使用できるが、適度の弾性力を有する素材、例えばウレタンゴム・シリコンゴム等のゴム状弾性体あるいは気泡を組み込んで適度のクッション性を持たせたスポンジ状弾性体等、が望ましい。
また、ローラ素材に抗菌効果のある酸化チタンやマイナスイオンを発生するトルマリン等を施すと、さらなる美容効果も期待できる。
輪軸11を有する把持部材13は、成型性・加工性・耐腐蝕性がよくかつ軽い素材、例えば硬質プラスティック、で一体成型するのが望ましいが、輪軸を含めて金属製とし、把持部分にゴム製・軟質プラスティック製のグリップを設けても良い。
また、ローラ素材に抗菌効果のある酸化チタンやマイナスイオンを発生するトルマリン等を施すと、さらなる美容効果も期待できる。
輪軸11を有する把持部材13は、成型性・加工性・耐腐蝕性がよくかつ軽い素材、例えば硬質プラスティック、で一体成型するのが望ましいが、輪軸を含めて金属製とし、把持部分にゴム製・軟質プラスティック製のグリップを設けても良い。
被覆材29及び39には、本願発明の要旨である天然皮革の裏皮、いわゆるバックスキン、が表側になるように巻装または及び接着剤等で着脱可能に取り付けられる。
バックスキンは袋状にして巻装してもよいし、海苔巻き状にして端部を接着剤等で止めてもよい。
もちろん、被覆材の取り付けられたローラ21および蓋31そのものの着脱も容易である。
特に蓋31にバックスキンを取り付けた場合は、小さな凹凸のある身体の部分の手入れに極めて有効な美肌・しわ取り効果を発揮し、スキンケアに最適なものとなる。
バックスキンは袋状にして巻装してもよいし、海苔巻き状にして端部を接着剤等で止めてもよい。
もちろん、被覆材の取り付けられたローラ21および蓋31そのものの着脱も容易である。
特に蓋31にバックスキンを取り付けた場合は、小さな凹凸のある身体の部分の手入れに極めて有効な美肌・しわ取り効果を発揮し、スキンケアに最適なものとなる。
図2は、図1のAA矢視・断面図で、ローラ21の輪転を適度に制動する手段の一例を示す図である。
ローラの一端部に矩形状の凹部を設け、矩形の辺部分と輪軸11の間に板ばね23を対向するように介在させ、板ばねと軸との摩擦力を利用して、ローラの輪転を制動している。
制動する力(以下「制動力」と言う。)は摩擦力Fとして表現でき、押圧力Nとの関係で摩擦係数をμとすると、F=μNで表されるが、本願発明の場合のμは、0.01 ないし 0.5 程度が望ましい。なお、摩擦係数は、使用者の肌の状態で、最適値が決定される。
本実施例は、制動力の調整ができない簡単な制動手段を示したものであるが、輪軸とローラの輪軸孔との間に摩擦力を生じるような加工を加えてもよく、さらに、制動力の調整・微調整ができるようにすることも可能であり、そうすることが好ましい。
ローラの一端部に矩形状の凹部を設け、矩形の辺部分と輪軸11の間に板ばね23を対向するように介在させ、板ばねと軸との摩擦力を利用して、ローラの輪転を制動している。
制動する力(以下「制動力」と言う。)は摩擦力Fとして表現でき、押圧力Nとの関係で摩擦係数をμとすると、F=μNで表されるが、本願発明の場合のμは、0.01 ないし 0.5 程度が望ましい。なお、摩擦係数は、使用者の肌の状態で、最適値が決定される。
本実施例は、制動力の調整ができない簡単な制動手段を示したものであるが、輪軸とローラの輪軸孔との間に摩擦力を生じるような加工を加えてもよく、さらに、制動力の調整・微調整ができるようにすることも可能であり、そうすることが好ましい。
なお、ローラ21の形状としては、円筒の形状が一般的であるが、円錐体の一部である戴頭円錐体でも良いし、太鼓形・鼓形でも良い。
また円筒の表面に(円筒断面の外側が歯車状となるような)溝(図示省略)を複数条適宜設け、ローラを輪転する際に生ずる押圧力・摩擦力に微妙な変化が生ずるようにして、血行に微妙に変化する刺激を与えてもよい。
また、この溝を付けることにより、巻装した天然皮革の表面材の交換を容易にすることができる。
また円筒の表面に(円筒断面の外側が歯車状となるような)溝(図示省略)を複数条適宜設け、ローラを輪転する際に生ずる押圧力・摩擦力に微妙な変化が生ずるようにして、血行に微妙に変化する刺激を与えてもよい。
また、この溝を付けることにより、巻装した天然皮革の表面材の交換を容易にすることができる。
以上、本願発明に係る美容器具について詳述してきたが、本願発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の有する知識に基づいて様々な改良・修正を加えた態様で実施し得るものである。
本願発明の美容器具は、手近に置いて簡便に使用でき、女性の日常生活において必須な器具のとなりうるものであり、美容産業上の利用可能性は極めて高いものである。
また、本願発明は、女性を対象とすることから、適用される範囲は極めて広範囲であり、安価かつ多量に提供されるものであるから、工業生産分野においても役立つものである。
さらに、本願発明の要旨たる天然皮革の裏皮は、皮革製品製作の廃材を利用するものであるから、資源保護においても多いに役立つものである。
11 輪軸
13 把持部材
15 ワッシャ
17 ナット
21 ローラ
23 板ばね
29 被覆材(ローラ部)
31 蓋
39 被覆材(蓋部)
13 把持部材
15 ワッシャ
17 ナット
21 ローラ
23 板ばね
29 被覆材(ローラ部)
31 蓋
39 被覆材(蓋部)
Claims (2)
- ローラと該ローラの把持部材を主構成要素とする美容器具において、天然皮革の裏皮をローラ表面に巻装したこと、を特徴とする美容器具
- 請求項1記載の発明において、ローラの輪転を制動する手段を設けたこと、を特徴とする美容器具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004242155A JP2006055489A (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | ローラ式美容器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004242155A JP2006055489A (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | ローラ式美容器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006055489A true JP2006055489A (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=36103439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004242155A Withdrawn JP2006055489A (ja) | 2004-08-23 | 2004-08-23 | ローラ式美容器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006055489A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012120373A1 (en) * | 2011-03-04 | 2012-09-13 | Soft Lines International, Ltd. | Handheld exfoliating device |
US10045795B2 (en) | 2016-04-07 | 2018-08-14 | Soft Lines International, Ltd. | Handheld cosmetic device with pivoting head |
-
2004
- 2004-08-23 JP JP2004242155A patent/JP2006055489A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012120373A1 (en) * | 2011-03-04 | 2012-09-13 | Soft Lines International, Ltd. | Handheld exfoliating device |
US8551117B2 (en) | 2011-03-04 | 2013-10-08 | Soft Lines International, Ltd. | Handheld exfoliating device |
USD753343S1 (en) | 2011-03-04 | 2016-04-05 | Soft Lines International,Ltd. | Cartridge for cosmetic device |
US9339099B2 (en) | 2011-03-04 | 2016-05-17 | Soft Lines International, Ltd. | Handheld exfoliating device |
USD825108S1 (en) | 2011-03-04 | 2018-08-07 | Soft Lines International, Ltd. | Cartridge for cosmetic device |
US10045795B2 (en) | 2016-04-07 | 2018-08-14 | Soft Lines International, Ltd. | Handheld cosmetic device with pivoting head |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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