JP2006055060A - 釣り竿及び釣り用治具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 元竿1のリールシート6より竿尻側に弾性材製の後グリップ部10を設けるとともに、元上13に弾性材製の前グリップ部9を設ける。前グリップ部9を元竿1より竿先側で表出する状態と前記元竿内に収納される状態とに切換るべく、元上13を元竿1から引出し状態と、元上13を元竿内に収納した状態とに切り換え可能に構成してある。
【選択図】 図1
Description
請求項1に係る発明の特徴構成は、元竿のリールシートより竿尻側に弾性材製の後グリップ部を設けるとともに、元上に弾性材製の前グリップ部を設け、前記前グリップ部を前記元竿より竿先側で表出する状態と前記元竿内に収納される状態とに切換るべく、前記元上を元竿から引出した状態と、元上を元竿内に収納した状態とに切り換え可能に構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、元上に前グリップ部を設けることによって、後グリップ部を持つ手とは反対側の手をその前グリップ部に添えることができて、穂先を持ち上げて棚取り操作等を容易に行い得るとともに、前グリップ部を持つ手にはそのグリップ部の弾性変形作用により手に圧迫感は作用しない。また、前グリップ部の弾性変形力により握った手が滑りにくくなっている。
しかも、前グリップ部は元竿に対して収納可能な元上に設けたので、例えば、手に付着した撒き餌等がその前グリップ部に付着したとしても、釣り場を移動する場合等には、元上とともに前グリップ部を元竿内に収納して、その付着した撒き餌等が発する異臭等の拡散を阻止することができる。
したがって、釣操作時の手指に対する圧迫感を抑制して快適な釣操作を行える釣り竿を、異臭を発する等の不都合を抑制した状態で提供できるに至った。
つまり、釣り用クーラに釣り竿を取り付けるについて、吸着によって相手側面に取り付く吸着部を有する装着具を、釣り用クーラと釣り竿との中立ちとして導入することによって、釣り用クーラに釣り竿を取り付けるための取付具を必要とせず、装着具を釣り竿に取り付けた状態で肘当てとして兼用することができる。
釣り竿を釣り用クーラに取り付けるについて、装着具を取り付ける釣り竿側の対象として、元竿部分とともに釣り竿の先端部を覆ったトップカバーに定めたので、元竿からトップカバーまでの広いスパンで釣り竿を釣り用クーラに取り付けることができ、釣り竿を安定して取り付けることができる。
また、トップカバーに装着具を取り付けているので、釣り竿を釣り用クーラから取り外した場合に、その装着具を釣り用クーラに取り付けることによって、トップカバーを釣り用クーラに取り付けておくことができ、トップカバーの仕舞いに困ることはない。
したがって、元上13を元竿1より引き出した釣操作時においては、後グリップ部10を握って魚の当たりを待ったり、魚が針掛かりした場合に糸を緩めたり竿を移動させたりする魚との遣り取りをするとともに、魚を抜き上げる等の場合には、後グリップ部10を脇に挟みその後グリップ部10を握っていた手とは反対側の手を前グリップ部9に添えて、釣り上げる操作をすることができる。
図示していないが、リング状取付部16Bをバンド式に締付固定するものであってもよい。
この釣り竿Aに対して、トップカバー17に装着具16のリング状取付部16Bを巻回させて装着具16を取り付けるとともに、後グリップ部10に別個の装着具16のリング状取付部16Bを吸着させてその装着具16を取り付ける。
釣り用クーラ15の装着対象面の横幅は、65〜70cm位のものを想定しており、釣り竿Aを釣り用クーラ15のその側面に取り付けた状態で、その横側面から突出しない長さに形成してある。
このような構成によって、釣り場を移動する際に釣り竿Aを持ち運ぶ必要はなく釣り竿Aを取付けた釣り用クーラ15を運べばよい。その際に、釣り竿Aが釣り用クーラ15より突出していないので、釣り用クーラ15を肩に掛ける場合等に煩わしさがない。
(1)グリップ部9,10を形成する材料としては、EVA以外の弾性の高い樹脂材料であってもよい。つまり、元竿1の竿素材にエポキシ系樹脂とウレタン系樹脂とを積層し、それらの表面に特殊塗装を施す。この特殊塗装は、2液型特殊ウレタン樹脂塗料を施したもので、この特殊塗装を施したグリップ部9,10は、通常の塗料が有する「素材保護」「美粧」という基本的性能を発揮するとともに、そのグリップ部9,10に触れた場合の感触が落ち着いた「柔らか味」「温かさ」に溢れたものになる。つまり、このような塗料を塗布することによって、グリップ部9、10に弾性変形力を付与することができる。特殊塗装は、膜厚が0.05mm以上であればよく、好ましくは、0.05〜0.3mmであればよい。
(2)フード3,4をともに可動フードに形成してもよい。
6 リールシート
9 前グリップ部
10 後グリップ部
13 元上
15 釣り用クーラ
16 装着具
16A 取付部
16B 吸着部
Claims (3)
- 元竿のリールシートより竿尻側に弾性材製の後グリップ部を設けるとともに、元上に弾性材製の前グリップ部を設け、前記前グリップ部を前記元竿より竿先側で表出する状態と前記元竿内に収納される状態とに切換るべく、前記元上を元竿から引出した状態と、元上を元竿内に収納した状態とに切り換え可能に構成してある釣り竿。
- 請求項1記載の釣り竿を、釣り用クーラに装着具を介して着脱可能に構成し、前記装着具に釣り用クーラに吸着可能な吸着部と前記元竿に装着可能な取付部とを形成し、前記装着具を元竿に取り付けた状態で、前記吸着部を釣り人の肘当てとして兼用構成してある釣り用治具。
- 前記元竿内に他の竿体を収納した釣り竿の先端にトップカバーを被せ、そのトップカバーと元竿とに、夫々、前記装着具を取付け、二つの装着具を前記釣り用クーラの側面に吸着させて、釣り竿を前記釣り用クーラに装着している請求項2記載の釣り用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004239656A JP2006055060A (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | 釣り竿及び釣り用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004239656A JP2006055060A (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | 釣り竿及び釣り用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006055060A true JP2006055060A (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=36103057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004239656A Pending JP2006055060A (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | 釣り竿及び釣り用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006055060A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008048619A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Shimano Inc | 釣り竿用肘ホルダー及び釣り竿 |
JP2008104420A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Shimano Inc | 元竿 |
JP2010273625A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Globeride Inc | 魚釣用リール |
CN114009410A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-02-08 | 陈光伟 | 一种可分离式的鱼竿 |
-
2004
- 2004-08-19 JP JP2004239656A patent/JP2006055060A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008048619A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Shimano Inc | 釣り竿用肘ホルダー及び釣り竿 |
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