JP2006051821A - 大型造形物製作用の可変積層高速造形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きさを問わずに、板状部材10を精巧に切断して造形する大型造形物製作用の可変積層高速造形装置を提供する。
【解決手段】本発明の大型造形物製作用の可変積層高速造形装置は、板状部材10をその長手方向に往復移送させるコンベアー200と、コンベアー200の下部に設置され、板状部材10の幅方向に往復運動する直線移送手段300と、板状部材10の幅方向に沿った軸をその中心軸として旋回運動するように直線移送手段300に結合された旋回手段400と、板状部材10の幅方向にわたって位置し、その幅方向に並進運動するように旋回手段400にリンク結合された並進手段500と、並進手段500の一側に結合され、板状部材10を切断する熱線600と、熱線600によって切断された板状部材10を造形物が形成されるように順次積層する積層手段と、造形物に対するデータを保存し、これらの手段の作動を制御するシステム制御手段700とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、大型造形物の製作に必要な単位積層部材を加工して造形する高速造形装置に係り、さらに詳しくは、大型板状部材を迅速且つ容易に加工して造形することが可能な大型造形物製作用の可変積層高速造形装置に関するものである。
従来、高速造形方法は、光硬化性材料にレーザ光線を照射して3次元形状に硬化させて製造する方法と、粒状または層状の固体素材を所望の形に接合させて製造する方法に大別される。
一般に、高速造形とは、紙、ワックス、ABS及びプラスチックなどの様々な非金属または金属の材料を用いて3次元CADデータから3次元形状の試作品またはモールド(造形物)を直ちに造形する工程を称するものである。最近は、この造形に使用される材質が金属粉末及び金属ワイヤなどに発展するにつれて、様々な工程により造形物が造形される。
このような高速造形方法の中でも層状接合技術に関連した先行技術としては、米国ヘリシス(Helisys )社で開発された薄板材料積層工程(Laminated Object Manufacturing:LOM) 技術と、米国ユタ大学で開発されたShapeMakerII技術がある。
薄板材料積層工程技術では、薄板(0.106mm程度)型の紙を高温のローラーで圧着して接着させ、レーザで切断する過程を繰り返し行って造形物を製作する。ところが、この技術では、薄い層をレーザで切断するため、造形物の製作時間が非常に長くかかるうえ、その製作コストも非常に高い。さらに、造形物の製作後にはその形状実現のために使用された支持部材を除去しなければならないので、その除去に長時間を費やすという欠点がある。
ShapeMakerII技術では、25.4mm以上の厚い材料を2つのプロッタ・ヘッド(Plotter Head)を有する熱線切断機で切断した後、手動で積層/接着して3次元の造形物を製作する。ところが、この技術は、熱線切断機が2つのプロッタ・ヘッドから構成されるため、熱線切断機の回転が短時間内に行われないという欠点がある。しかも、熱線の長さが回転角によって変わるので、熱線の発熱量を一定に維持することが難しく、熱線の発熱量のばらつきによる寸法精度が低下するという欠点もある。
かかる問題点に鑑みて、出願人は特許文献1に開示された形態の断続的材料供給式の可変積層高速造形工程(Transfer type variable lamination manufacturing :VLM−ST)技術を開発した。この特許文献1の技術では、A4またはA3のサイズと10mm以下の厚さを有する板状部材を断続的に供給した後、停止状態で4軸同時制御されるカンチレバー形態の線形熱切断システムをX軸、Y軸、θx、θy方向に動かしながら、側面傾斜を有する単位積層部材に切断して手動で積層/接着する。したがって、この特許文献1の技術によれば、前述した技術とは異なり、板状部材をより迅速かつ正確に加工することができる。また、この特許文献1の技術では、板状部材の側面傾斜加工も可能なので、積層以後の加工工程を大幅減らすことができるという利点がある。
しかしながら、この特許文献1の技術では、板状部材を加工する熱切断部がカンチレバーの形で設置されているので、加工可能な板状部材の大きさに制約が伴う。すなわち、板状部材が大きくなると、それにより熱線を支持する並進棒が長くなるので、加工精度が低下するという問題点がある。ところが、現在まで、前述した技術の他には開発されたものがないため、大型板状部材の加工の技術水準は殆ど手作業に依存するような低い水準に留まっている。
大韓民国特許出願公開第2003−4638号明細書
本発明は、かかる問題点を解決するためのもので、その目的は、長さ調節が容易な平行四辺形のリンク構造に切断機能を与えることにより、その大きさを問わずに、板状部材を精巧に切断して造形する大型造形物製作用の可変積層高速造形装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、板状部材をその長手方向に往復移送させる第1移送手段と、第1移送手段の下部に設置され、板状部材の幅方向に往復運動する第2移送手段と、板状部材の幅方向に沿った軸をその中心軸として旋回運動するように第2移送手段に結合された旋回手段と、板状部材の幅方向にわたって位置し、その幅方向に並進運動するように旋回手段にリンク結合された並進手段と、並進手段の一側に結合され、板状部材を切断する切断手段と、切断手段によって切断された板状部材を造形物が形成されるように順次積層する積層手段と、造形物に対するデータを保存し、これらの手段の作動を制御する制御手段とを含む、大型造形物製作用の可変積層高速造形装置が提供される。
旋回手段は、中心軸が板状部材の幅方向に沿うように、移送手段の両側に回転可能にそれぞれ結合された一対のヨークと、一対のヨークの少なくとも一方に結合されてその少なくとも一方のヨークを旋回運動させるモータとを含んでもよい。
並進手段は、一対のヨークに旋回可能にそれぞれ結合された一対の旋回棒と、板状部材の上下部に平行に位置するように、一対の旋回棒の両端にそれぞれリンク結合された一対の水平棒と、一対の旋回棒の少なくとも一方に結合されて前記一対の水平棒を並進運動させるモータとを含んでもよい。
切断手段は、一対の水平棒を上下に互いに連結する熱線を含んでもよい。
第1移送手段は、コンベアーにより構成されることが好ましい。
積層手段は、切断された板状部材の積層が可能な積層テーブルと、切断された板状部材を吸着して積層テーブルの指定位置に運搬して積層する積層補助手段と、積層テーブルに積層された板状部材の上面に接着剤を塗布する塗布手段とを含んでもよい。
本発明は、第1移送手段の一側から前記板状部材を供給する板状部材供給手段をさらに含んでもよい。
本発明は、熱線が平行四辺形のリンク構造に結合するため、非常に安定的であるうえ、加工精度が非常に優れる。また、本発明は、平行四辺形のリンク構造の長さ調節が可能なので、小型板状部材から大型板状部材まで様々に加工することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る大型造形物製作用の可変積層高速造形装置の構成を示す斜視図であり、図2は図1に示した旋回および並進手段の構成を示す部分分解斜視図であり、図3は図1に示した高速造形装置を用いた板状部材の加工過程を示す工程図である。
図1〜図3に示すように、この実施形態に係る装置は、積載された多量の板状部材10を供給する板状部材供給手段100と、供給された板状部材10をその長さ方向に往復移送するコンベアー200と、板状部材10の幅方向に往復運動する直線移送手段300と、板状部材10の幅方向に沿った軸をその中心軸として旋回運動するように直線移送手段300に結合された旋回手段400と、板状部材10の幅方向に並進運動するように旋回手段400にリンク結合された並進手段500と、並進手段500の一側に結合され、板状部材10を切断する切断手段と、造形物のデータに基づいてそれぞれの手段の作動を制御し、造形物を構成するそれぞれの単位積層部材を製作するようにするシステム制御手段700と、単位積層部材が順次積層されて造形物を形成するようにする積層手段800とから構成される。
板状部材供給手段100は、多量の板状部材10を積載し、システム制御手段700の信号に応じて板状部材10を断続的にコンベアー200に供給する。このため、板状部材供給手段100は、システム制御手段700の信号に応じて板状部材10をコンベアー200に移送させる別途の移送装置を備える。この実施形態の移送手段は、産業界で一般に具現され使用されている形の移送手段により構成されていればよい。
コンベアー200は、板状部材供給手段100から供給された板状部材10を支持しており、システム制御手段700に入力されたCADデータに応じてy軸方向(板状部材の長さ方向)に往復直線移送させる移送手段の役割をする。
コンベアー200の両側にはガイド220が設置される。ガイド220は、コンベアー200によって往復移送された板状部材10の位置を正確に決める役割をする。この際、ガイド220を、板状部材10の幅方向における両側のガイド間の間隔を調節しうるように構成することができる。コンベアー200には、板状部材10を運搬するコンベアーベルト210が巻かれる。
コンベアーベルト210には、板状部材10の全長より長く、かつ板状部材10の幅よりは短い長方形の開口部211が設けられる。この開口部211は、板状部材10を切断して加工する切断手段の熱線600がコンベアーベルト210により遮られることを防止するために設けられたものである。したがって、開口部211は、板状部材10がのせられる部分に位置しなければならない。一方、コンベアー200の長さは板状部材10の長さより2倍程度長いことが好ましい。これは板状部材10の全長にわたって熱線600の加工領域を確保するためである。
直線移送手段300は、x軸方向(板状部材の幅方向)を移送方向として持つように設置され、切断装置を板状部材10の移送方向と直交する方向に往復移送させる。このため、直線移送手段300は、図1に示すように、コンベアー200の下方にコンベアー200と直交するように設置される。直線移送手段300は、地面に設置される支持板310と、板状部材の幅方向に移送できるように支持板310の上面に結合する移送板320とを備える。この際、移送板320は、スクリュー方式などの一般な移送方式で支持板310に結合する。したがって、移送板320は、システム制御手段700の信号に基づいて板状部材10の幅方向(x方向)に往復直線運動を行う。
移送板320の両側には2つの支持柱330がコンベアー200を基準として互い対称となるように設置される。それぞれの支持柱330には、板状部材の幅方向に沿った軸をその中心軸とするy−z平面上で旋回するヨーク410がそれぞれ設置され、少なくとも一つの支持柱330には、ヨーク410を旋回させるモータ420が設置される。したがって、この実施形態では、ヨーク410とモータ420が旋回手段400の役割をする。
ヨーク410には、ヨーク410の回転平面と直交する平面上で旋回する旋回棒510が結合する。2つのヨーク410の少なくとも1つには、図2に示すように、旋回棒510を旋回させるためのモータ520が結合する。旋回棒510の軸521は、図2に示すように、ピン522によって旋回棒510に結合する。一方、ヨーク410と旋回棒510の旋回角度は、モータ420、520を制御するシステム制御手段700によって調節される。
旋回棒510の両端部には一対の水平棒530が結合する。一対の水平棒530はコンベアー200を介して離間した2本の旋回棒510を互いに平行に連結する。この際、それぞれの水平棒530は、板状部材10の上下部にそれぞれ位置する。このように結合された複数本の旋回棒510と水平棒530は、板状部材10をその幅方向に取り囲む平行四辺形を形成し、基本的にx−z平面上で並進運動を行う。したがって、この実施形態では、一対の旋回棒510、モータ520および一対の水平棒530が並進手段500の役割をする。
熱線600は、一対の水平棒530の一部分を上下に互いに連結する。熱線600は、移送板320の移送に応じて板状部材10の幅方向に移動し、ヨーク410と旋回棒510の旋回に応じてそれぞれx軸(θx)とy軸(θy)を中心として旋回する。したがって、一対の水平棒530の間に挟まる板状部材10の断面は、2軸方向に旋回する熱線600によって、傾斜面を有する様々な形状に加工される。このような熱線600は、電圧を印加する電圧印加装置によって加熱される。この実施形態では、熱線600および電圧印加装置が切断手段の役割をする。このような熱線600を用いて板状部材10の全幅にわたっての熱線600の加工領域を確保するためには、支持柱330の間隔を板状部材10の幅の2倍以上に広くすることが好ましい。すなわち、この発明は、2つの支持柱330の間隔調節によって大型の板状部材も容易に加工することができる。
積層手段800は、高低調節ができるように構成され、切断手段によって加工された単位積層部材の積層孔11に挿入されて安定的に定着されるように構成された積層テーブル810と、加工された単位積層部材を真空吸着して積層テーブル810の指定位置に運搬して積層する積層補助手段と、積層テーブル810に積層された単位積層部材の上面に接着剤を塗布する塗布手段820とから構成される。この実施形態の積層手段800は、単位積層部材が積層補助手段によって積層テーブル810の指定位置に積層されると、塗布手段820が作動し、積層された単位積層部材の上面に接着剤を塗布する反復的な一連の過程が作動するように、システム制御手段700によって制御される。
次に、このように構成された本実施形態に係る作業過程を説明する。
図3に示すように、板状部材の加工は4段階から構成される。
第1段階は、CADデータを入力して分析する段階である。
まず、所望の立体形状のCADデータ、板状部材10の厚さ及び大きさ、並びに実際に製作しようとする立体形状の大きさ/体積をシステム制御手段700に入力する。その後、システム制御手段700は、入力されたCADデータを板状部材10の厚さ及び大きさを考慮して多数の層に分割し、それぞれの分割層による加工経路を設定する。これと同時に、システム制御手段700は、切断手段の熱量を考慮して単位時間当たりの加工量を計算し、これによる切断手段の移送速度を算出する。
第2段階は板状部材を供給する段階である。
システム制御手段700からの入力データに基づいて、加工に必要な基本的な演算作業が終了すると、作業開始信号と共に板状部材供給手段100が板状部材10をコンベアー200に供給する。その後、板状部材供給手段100は、別途の信号があるときまでコンベアー200に板状部材10を供給しない。
第3段階は板状部材を切断して加工する段階である。
コンベアー200に板状部材10が安全に供給されると、これを感知したセンサがシステム制御手段700に信号を送り出す。その後、システム制御手段700は、第1段階で設定された加工経路に沿ってコンベアー200、直線移送手段300、旋回手段400、並進手段500および切断手段などを制御して板状部材10を所望の形状に加工する。この実施形態では、熱線600が単に平面上のみで移動せず、x軸(θx)及びy軸(θy)を中心として旋回するので、板状部材10の切断面に傾斜面を形成することができる。一方、板状部材10は、図1に示すように、少なくとも一つの積層孔11を有し、この積層孔11を基準として加工される。
第4段階は加工された単位積層部材を積層し、新しい板状部材を供給する段階である。
一つの分割層に対応する板状部材10の加工が終わると、加工された単位積層部材は、積層手段800の積層補助手段によって積層テーブル810の指定位置に積層され、塗布手段820の作動によってその上面が接着剤で塗布される。そして、加工された板状部材10の残渣はコンベアー200の作動によって排出され、コンベアー200には新しい板状部材が板状部材供給手段100によって供給される。その後、システム制御手段700は、新しい分割層に対応する単位積層部材を加工し積層するように制御する。このような一連の手続きを造形物が完成するまで繰り返し行う。こうして造形物が完成すると、積層孔が設けられている部分を除去し、除去された部分を仕上げる。
以上、大型造形物製作用の可変積層高速造形装置に対する技術思想を添付図面と共に述べたが、これは本発明の最も好適な実施形態を例示的に説明したものに過ぎず、本発明を限定するものではない。
また、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば誰でも、本発明の技術的思想の範疇から逸脱することなく、様々な変形及び模倣が可能であるのは明らかなことである。
本発明の一実施形態に係る大型造形物製作用の可変積層高速造形装置の構成を示す斜視図。 図1に示した旋回および並進手段の構成を示す部分分解斜視図。 図1に示した高速造形装置を用いた板状部材の加工過程を示す工程図。
符号の説明
10…板状部材、100…板状部材供給手段、200…コンベアー、300…直線移送手段、400…旋回手段、410…ヨーク、420…モータ、500…並進手段、510…旋回棒、520…モータ、530…水平棒、600…熱線、700…システム制御手段、800…積層手段、810…積層テーブル、820…塗布手段

Claims (7)

  1. 板状部材をその長手方向に往復移送させる第1移送手段と、
    前記第1移送手段の下部に設置され、前記板状部材の幅方向に往復運動する第2移送手段と、
    前記板状部材の幅方向に沿った軸をその中心軸として旋回運動するように前記第2移送手段に結合された旋回手段と、
    前記板状部材の幅方向にわたって位置し、その幅方向に並進運動するように前記旋回手段にリンク結合された並進手段と、
    前記並進手段の一側に結合され、前記板状部材を切断する切断手段と、
    前記切断手段によって切断された板状部材を造形物が形成されるように順次積層する積層手段と、
    前記造形物に対するデータを保存し、前記第1移送手段、前記第2移送手段、前記旋回手段、前記並進手段、前記切断手段、及び前記積層手段の作動を制御する制御手段とを含むことを特徴とする、大型造形物製作用の可変積層高速造形装置。
  2. 前記旋回手段は、中心軸が前記板状部材の幅方向に沿うように、前記移送手段の両側に回転可能にそれぞれ結合された一対のヨークと、該一対のヨークの少なくとも一方に結合されて該少なくとも一方のヨークを旋回運動させるモータとを含むことを特徴とする、請求項1に記載の大型造形物製作用の可変積層高速造形装置。
  3. 前記並進手段は、前記一対のヨークに旋回可能にそれぞれ結合された一対の旋回棒と、前記板状部材の上下部に平行に位置するように、前記一対の旋回棒の両端にそれぞれリンク結合された一対の水平棒と、前記一対の旋回棒の少なくとも一方に結合されて前記一対の水平棒を並進運動させるモータとを含むことを特徴とする、請求項2に記載の大型造形物製作用の可変積層高速造形装置。
  4. 前記切断手段は、前記一対の水平棒を上下に互いに連結する熱線を含むことを特徴とする、請求項3に記載の大型造形物製作用の可変積層高速造形装置。
  5. 前記第1移送手段は、コンベアーであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の大型造形物製作用の可変積層高速造形装置。
  6. 前記積層手段は、切断された板状部材の積層が可能な積層テーブルと、切断された板状部材を吸着して前記積層テーブルの指定位置に運搬して積層する積層補助手段と、前記積層テーブルに積層された前記板状部材の上面に接着剤を塗布する塗布手段とを含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の大型造形物製作用の可変積層高速造形装置。
  7. 前記第1移送手段の一側から前記板状部材を供給する板状部材供給手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の大型造形物製作用の可変積層高速造形装置。
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