JP2006051416A - 汚染ガス除去紙 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、粉末活性炭の単独か、もしくは親水性のガス吸着性粉体とを併用し、3層以上の多層抄き合わせ紙の中層にガス吸着性粉体を40〜80質量%担持させたものである。ガス吸着性粉体として平均粒子径が50μm以下の粉末活性炭を使用し、これに親水性ガス吸着性粉体として含鉄アルミニウム水和物やアルミノケイ酸亜鉛系鉱物やシリカゲルを併用し、混合比率を規制する。
【選択図】図1
Description
(1)薫蒸ガスに対して、優れた吸着性能を有する粉体を見出すこと。
(2)VOC等の汚染ガス、アルカリ性や酸性の大気汚染ガスに対して、優れた吸着性能を有する粉体を見出すこと。
(3)3層以上の多層抄き合わせ紙の中層にガス吸着性粉体を担持させること。
(4)ガス吸着性粉体の脱落によって収蔵品を汚さないこと。
(5)一般の焼却ゴミ処理で廃棄可能であり、安価であること。
◎:汚染ガスを良く吸着する。
○:吸着する。
△:少し吸着する。
×:吸着しない。
酸化プロピレンについて:◎:7500μg/g以上
○:7500μg/g未満〜2000μg/g以上
△:2000μg/g未満〜500μg/g以上
×:500μg/g未満
ヨウ化メチルについて :◎:1500μg/g以上
○:1500μg/g未満〜1000μg/g以上
△:1000μg/g未満〜500μg/g以上
×:500μg/g未満
酢酸、ホルムアルデヒド、硫化水素、キシレン、トルエン、アンモニア、亜硫酸ガス、硝酸ガスについて :◎:1000μg/g以上
○:1000μg/g未満〜500μg/g以上
△:500μg/g未満〜200μg/g以上
×:200μg/g未満
〈表1〉
(1)ヨウ化メチルや酸化プロピレンを良く吸着する粉体は椰子殻活性炭であり、木質活性炭も両方のガスを吸着するが椰子殻活性炭と比較すると若干劣る。また、シリカゲルは酸化プロピレンを吸着する。
(2)含鉄アルミニウム水和物、アルミノケイ酸亜鉛系鉱物の親水性の吸着剤は、ヨウ化メチルや酸化プロピレンをほとんど吸着しない。
(3)椰子殻活性炭と木質活性炭はキシレンやトルエンを吸着する。シリカゲルと含鉄アルミニウム水和物とアルミナケイ酸亜鉛系鉱物はキシレンとトルエンを少ししか吸着しない。
(4)木質活性炭、椰子殻活性炭、シリカゲル、は硫化水素を少ししか吸着しないが、含鉄アルミニウム水和物、アルミナケイ酸亜鉛系鉱物は硫化水素を吸着する。
(5)含鉄アルミニウム水和物、アルミノケイ酸亜鉛系鉱物、シリカゲル、木材パルプ紙は酢酸を吸着する。
以上のことから、ヨウ化メチルや酸化プロピレンといった残留薫蒸ガスを除去するには活性炭を単独で担持させた汚染ガス除去紙で良いことがわかる。しかしながら、前述したVOCや大気汚染ガスをも吸着除去できるものにするには活性炭と親水性の吸着剤を併用する必要性がある。
針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)25質量部と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)18質量部を400mlC.S.F.に叩解して得られたパルプスラリーに、ポリビニルアルコール繊維(商品名「VBP107」、(株)クラレ製造)2質量部と椰子殻活性炭(商品名「太閤CB」、二村化学工業(株)製造)140質量部を混合し、8質量%濃度のスラリーに調整した。このスラリーの固形分質量に対して、紙力増強剤(商品名「ネオタックL−1」、日本食品加工(株)製造)を固形分換算で0.5質量%添加して分散し、さらに高分子アニオン性凝集剤(商品名「ハイホルダー351」、栗田工業(株)製造)を固形分換算で0.006質量%添加し、中層用の原料として調整した。次に針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)60質量部と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)40質量部を450mlC.S.F.に叩解して得られたパルプスラリーを5質量%濃度に調製した。このパルプスラリーの固形分に対して、炭酸カルシウム(商品名「炭カルPライト100」、白石工業(株)製造)0.03質量部と湿潤紙力増強剤(商品名「WS−500」、日本PMC(株)製造)を0.3質量部添加し、中層の表裏に抄き合わせる原料として調整した。以上の2つの原料を、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この表裏抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.5であり、中層の椰子殻活性炭のワンパスリテンションは約67%で、椰子殻活性炭の含有量は41g/m2であった。
実施例1と全く同じ処方と調整を行った2つの原料を使用し、2種4層抄き合わせの円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量150g/m2の4層抄き合わせ紙を得た。この表裏抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.4であり、中層の椰子殻活性炭の含有量は82g/m2であった。
針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)25質量部と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)18質量部を400mlC.S.F.に叩解して得られたパルプスラリーに、ポリビニルアルコール繊維(商品名「VBP107」)2質量部と椰子殻活性炭(商品名「太閤CB」)112質量部、含鉄アルミニウム水和物(商品名「アルフェマイトFP」、水澤化学工業(株)製造)28質量部を混合し、8質量%濃度のスラリーに調整した。このスラリーの固形分質量に対して、紙力増強剤(商品名「ネオタックL−1」)を固形分換算で0.5質量%添加して分散し、さらに高分子アニオン性凝集剤(商品名「ハイホルダー351」)を固形分換算で0.006質量%添加し、中層用の原料として調整した。次に針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)60質量部と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)40質量部を450mlC.S.F.に叩解して得られたパルプスラリーを5質量%濃度に調製した。このパルプスラリーの固形分に対して、炭酸カルシウム(商品名「炭カルPライト100」)0.03質量部と湿潤紙力増強剤(商品名「WS−500」)を0.3質量部添加し、中層の表裏に抄き合わせる原料として調整した。以上の2つの原料を、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この表裏抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.6であり、中層の椰子殻活性炭と含鉄アルミニウム水和物のワンパスリテンションは約66%で、両粉体の含有量は40g/m2であった。
実施例3の中層の原料処方のうち、含鉄アルミニウム水和物をアルミノケイ酸亜鉛系鉱物(商品名「ミズカナイトHP」、水澤化学工業(株)製造)に置き換えた以外は、実施例3と全く同じ処方と調整を行った2つの原料を使用し、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量が90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.3であり、中層の活性炭とアルミノケイ酸亜鉛系鉱物のワンパスリテンションは約65%で、両粉体の含有量は39g/m2であった。
実施例3の中層の原料処方のうち、含鉄アルミニウム水和物をシリカゲル(商品名「シリカゲルPA−270A」、富士シリシア化学(株)製造)に置き換えた以外は、実施例3と全く同じ処方と調整を行った2つの原料を使用し、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量が90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.3であり、中層の活性炭とシリカゲルのワンパスリテンションは約65%で、両粉体の含有量は39g/m2であった。
針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)25質量部と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)18質量部を400mlC.S.F.に叩解して得られたパルプスラリーに、ポリビニルアルコール繊維(商品名「VBP107」、)2質量部と椰子殻活性炭(商品名「太閤CB」)70質量部、含鉄アルミニウム水和物(商品名「アルフェマイトFP」)70質量部を混合し、8質量%濃度のスラリーに調整した。このスラリーの固形分質量に対して、紙力増強剤(商品名「ネオタックL−1」)を固形分換算で0.5質量%添加して分散し、さらに高分子アニオン性凝集剤(商品名「ハイホルダー351」)を固形分換算で0.006質量%添加し、中層用の原料として調整した。次に針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)60質量部と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)40質量部を450mlC.S.F.に叩解して得られたパルプスラリーを5質量%濃度に調製した。このパルプスラリーの固形分に対して、炭酸カルシウム(商品名「炭カルPライト100」)0.03質量部と湿潤紙力増強剤(商品名「WS−500」)を0.3質量部添加し、中層の表裏に抄き合わせる原料として調整した。以上の2つの原料を、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この表裏抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.6であり、中層の椰子殻活性炭と含鉄アルミニウム水和物のワンパスリテンションは約66%で、両粉体の含有量は40g/m2であった。
実施例6の中層の原料処方のうち、含鉄アルミニウム水和物をアルミノケイ酸亜鉛系鉱物(商品名「ミズカナイトHP」)に置き換えた以外は、実施例6と全く同じ処方と調整を行った2つの原料を使用し、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量が90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.3であり、中層の活性炭とアルミノケイ酸亜鉛系鉱物のワンパスリテンションは約65%で、両粉体の含有量は39g/m2であった。
実施例6の中層の原料処方のうち、含鉄アルミニウム水和物をシリカゲル(商品名「シリカゲルPA−270A」)に置き換えた以外は、実施例6と全く同じ処方と調整を行った2つの原料を使用し、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量が90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.3であり、中層の活性炭とシリカゲルのワンパスリテンションは約65%で、両粉体の含有量は39g/m2であった。
針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)48質量部と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)25質量部を400mlC.S.F.に叩解して得られたパルプスラリーに、ポリビニルアルコール繊維(商品名「VBP107」)2質量部と椰子殻活性炭(商品名「太閤CB」)25質量部を混合し、8質量%濃度のスラリーに調整した。このスラリーの固形分質量に対して、紙力増強剤(商品名「ネオタックL−1」)を固形分換算で0.5質量%添加して分散し、さらに高分子アニオン性凝集剤(商品名「ハイホルダー351」)を固形分換算で0.006質量%添加し、中層用の原料として調整した。次に針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)60質量部と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)40質量部を450mlC.S.F.に叩解して得られたパルプスラリーを5質量%濃度に調製した。このパルプスラリーの固形分に対して、炭酸カルシウム(商品名「炭カルPライト100」)0.03質量部と湿潤紙力増強剤(商品名「WS−500」)を0.3質量部添加し、中層の表裏に抄き合わせる原料として調整した。以上の2つの原料を、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この表裏抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は6.5であり、中層の椰子殻活性炭のワンパスリテンションは約60%で、椰子殻活性炭の含有量は15g/m2であった。
針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)25質量部と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)18質量部を400mlC.S.F.に叩解して得られたパルプスラリーに、ポリビニルアルコール繊維(商品名「VBP107」)2質量部と椰子殻活性炭(商品名「太閤CB」)40質量部、含鉄アルミニウム水和物(商品名「アルフェマイトFP」)100質量部を混合し、8質量%濃度のスラリーに調整した。このスラリーの固形分質量に対して、紙力増強剤(商品名「ネオタックL−1」)を固形分換算で0.5質量%添加して分散し、さらに高分子アニオン性凝集剤(商品名「ハイホルダー351」)を固形分換算で0.006質量%添加し、中層用の原料として調整した。次に針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)60質量部と、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)40質量部を450mlC.S.F.に叩解して得られたパルプスラリーを5質量%濃度に調製した。このパルプスラリーの固形分に対して、炭酸カルシウム(商品名「炭カルPライト100」)0.03質量部と湿潤紙力増強剤(商品名「WS−500」)を0.3質量部添加し、中層の表裏に抄き合わせる原料として調整した。以上の2つの原料を、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この表裏抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.6であり、中層の椰子殻活性炭と含鉄アルミニウム水和物のワンパスリテンションは約67%で、両粉体の含有量は42g/m2であった。
比較例2の中層の原料処方のうち、含鉄アルミニウム水和物をアルミノケイ酸亜鉛系鉱物(商品名「ミズカナイトHP」)に置き換えた以外は、比較例2と全く同じ処方と調整を行った2つの原料を使用し、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量が90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.3であり、中層の活性炭とアルミノケイ酸亜鉛系鉱物のワンパスリテンションは約64%で、両粉体の含有量は38g/m2であった。
比較例2の中層の原料処方のうち、含鉄アルミニウム水和物をシリカゲル(商品名「シリカゲルPA−270A」)に置き換えた以外は、比較例2と全く同じ処方と調整を行った2つの原料を使用し、2種3層抄き合わせ円網抄紙機を使用して、表層15g/m2、中層60g/m2、裏層15g/m2の構成で抄紙し、坪量が90g/m2の3層抄き合わせ紙を得た。この抄き合わせ紙の冷水抽出pH値は7.3であり、中層の活性炭とシリカゲルのワンパスリテンションは約64%で、両粉体の含有量は38g/m2であった。
◎:汚染ガスを良く吸着する。
○:吸着する。
△:少し吸着する。
×:吸着しない。
酸化プロピレンについて:◎:7500μg/g以上
○:7500μg/g未満〜2000μg/g以上
△:2000μg/g未満〜500μg/g以上
×:500μg/g未満
ヨウ化メチルについて :◎:1500μg/g以上
○:1500μg/g未満〜1000μg/g以上
△:1000μg/g未満〜500μg/g以上
×:500μg/g未満
酢酸、ホルムアルデヒド、硫化水素、キシレン、トルエン、アンモニア、亜硫酸ガス、硝酸ガスについて :◎:1000μg/g以上
○:1000μg/g未満〜500μg/g以上
△:500μg/g未満〜200μg/g以上
×:200μg/g未満
(1)実施例1〜8は、各種の汚染ガスに対する吸着性能が認められる。
(2)比較例1〜4は、活性炭量が不足しているため、薫蒸ガスである酸化プロピレンとヨウ化メチルに対する吸着性能が劣る。
以上の結果から、本発明の実施例1〜8は、薫蒸ガスの残留ガスの除去紙およびVOCや大気汚染ガス除去紙として兼用できるものであることがわかる。
某美術館の収蔵庫(容積が480m3)を酸化プロピレン(48g/m3)とアルゴンの混合気体を使用して48時間薫蒸した後、庫内空気の換気を強制的に4日間行い、換気が終了した時点での酸化プロピレン濃度を0ppmにした。次に、換気を行わないで24時間放置した後で酸化プロピレンの濃度を再測定したところ、10ppmに再上昇していた。そこで実施例1で得られた汚染ガス除去紙(坪量が90g/m2)を庫内の壁面や収納棚に設置(使用量:A/V=1.5m−1)して24時間換気を行わずに放置した後で酸化プロピレンの濃度を測定したところ0ppmになっていた。さらに72時間換気しないで放置したが、酸化プロピレン濃度が再上昇することはなく、薫蒸ガスに対して除去効果があることが確認された。
(1)展示室Aの空気質は明らかに展示室Bよりも改善されており、外気並みの空気質になっていることがわかる。
(2)汚染ガス除去紙は、空気中の酸やアルカリ成分の大気汚染物質やVOC成分を吸着除去する性能を有していることがわかる。
2 ガス吸着性粉体を含有する中層のガス吸着性粉体混抄紙である。
3 裏層の抄き合わせ紙である。
Claims (5)
- 製紙用繊維を主体とした3層以上の多層抄き合わせ紙の中層に、ガス吸着性粉体を40〜80質量%含有せしめ、その中層の表裏に製紙用繊維を主体とした抄き合わせ紙を設けたことを特徴とする汚染ガス除去紙。
- ガス吸着性粉体が、平均粒子径50μm以下の粉末活性炭であることを特徴とする請求項1に記載の汚染ガス除去紙。
- ガス吸着性粉体が、平均粒子径50μm以下の粉末活性炭と含鉄アルミニウム水和物の混合物であり、その混合比率が4:1〜1:1であることを特徴とする請求項1に記載の汚染ガス除去紙。
- ガス吸着性粉体が、平均粒子径50μm以下の粉末活性炭とアルミノケイ酸亜鉛系鉱物の混合物であり、その混合比率が4:1〜1:1であることを特徴とする請求項1に記載の汚染ガス除去紙。
- ガス吸着性粉体が、平均粒子径50μm以下の粉末活性炭とシリカゲルの混合物であり、その混合比率が4:1〜1:1であることを特徴とする請求項1記載の汚染ガス除去紙。
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