JP2006048118A - ポイント発行方法及びポイント発行システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像化情報のスキャン意欲を高め、スキャン行為自体に価値を提供する。
【解決手段】 ポイント発行者を識別する発行者識別情報を含んだ画像化情報6を媒体上に付加して利用者に提供し、利用者が所有する携帯端末装置3を用いて画像化情報6をスキャンした場合には、携帯端末装置3がポイント管理サーバ5に対して、この発行者識別情報と、携帯端末装置3を識別可能な端末識別情報とを送信させるようにし、端末識別情報に対応する合計ポイント情報に所定のポイントを加算処理することで、スキャン行為に応じてポイントを発行するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信回線を介してポイントを発行するポイント発行技術に関し、特に、画像化情報を活用してポイントを発行する技術に関する。
昨今、携帯電話における2次元バーコードの利用が高まっている。例えば、新聞広告等に印刷される会社紹介の紙面等では2次元バーコードが表示されていることがある。この2次元バーコードには会社のWEBサイトへアクセスするためのURL情報が埋め込まれており、新聞の読者が、携帯電話のバーコードスキャナを用いて紙面に印刷されている2次元バーコードをスキャンすると、携帯電話が自動的にその会社のWEBサイトにアクセスするようになっている。
このように、2次元バーコードの活用は始まってきているが、現時点の目的は、URLの手入力を支援することにある。従って、2次元バーコードをスキャンする者にとっても、それ以外の特段のメリットが存在しない。この状況から脱すことができない理由は、この種の技術が、人件費削減等の業務効率化を進める分野で発展してきているところにある。例えば、バーコード技術は、店頭のレジにおけるPOSシステムや、倉庫における商品のピッキング作業等の商品管理分野で採用されてきたが、それはやはり入力の手間や入力ミスを低減することが一番の目的であった。
ところで、本発明者は、今後、2次元バーコードが普及するにつれて、そのスキャン行為自体に価値が生じるであろうと考えている。つまり、携帯電話等の携帯端末にバーコードスキャナが予めインストールされている昨今では、単なる入力支援目的ではなく、スキャン行為が消費者によって実行され、それ自体が価値になると推察された。別の例を挙げると、新聞やテレビの広告は、消費者による閲覧行為自体に価値が存在し、そのために企業側は様々な努力を払ってきている。これを2次元バーコードのスキャン行為に当てはめてみると、2次元バーコードはコンテンツへの入り口であって、スキャン行為を実行してもらわないと、目的の情報を配信できないことになる。従って、新聞広告をいかに見てもらえるか、という視点と同様に、いかに2次元バーコードをスキャンしてもらうか、というのが大切になるという着想を得た。
しかしながら、今までの2次元バーコードの活用方法では、スキャンの意欲を高めることは全く考えられていないため、そのような手法やシステムを得ることは依然として困難な状況であった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、ポイントを活用することで、2次元バーコード等の画像化情報をスキャンさせる意欲を高めることが可能なシステムを提供しようとするものである。
本発明の課題は下記の手段によって達成される。
(1)ポイント発行者が利用者に対して通信回線を介してポイントを発行するポイント発行方法において、前記ポイント発行者を識別する発行者識別情報を含んだ画像化情報を所定の媒体上に付加して前記利用者に提供し、該利用者が所有する携帯端末装置を用いて前記画像化情報をスキャンした場合には、該携帯端末装置がポイント管理サーバに対して、前記通信回線を介して前記発行者識別情報と、該携帯端末装置を識別可能な端末識別情報とを送信させるようにし、前記発行者識別情報と前記端末識別情報を受信した前記ポイント管理サーバは、前記端末識別情報に対応する合計ポイント情報に所定のポイントを加算処理することで、前記スキャン行為に応じてポイントを発行するようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
(2)上記(1)において、前記携帯端末装置を識別する前記端末識別情報として、特定のURLに前記携帯端末装置がアクセスした場合において前記携帯端末から送信される端末固有番号を利用することを特徴とするポイント発行方法。
(3)上記(1)又は(2)において、前記画像化情報をスキャンした場合に前記携帯端末装置から電子メールを送信させるようにし、前記携帯端末装置を識別する前記端末識別情報として前記電子メールの送信元メールアドレスを利用することを特徴とするポイント発行方法。
(4)上記(1)、(2)又は(3)において、ユニークな前記端末識別情報を保有する端末識別アプリケーションソフトを前記携帯端末装置に予めインストールさせておき、前記画像化情報をスキャンした場合には、該端末識別アプリケーションソフトが前記画像化情報をスキャンするデバイスと連動して、該端末識別情報を前記ポイント管理サーバに送信するようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
(5)請求項(1)乃至(4)のいずれかにおいて、前記ポイント管理サーバが、前記携帯端末装置から受信した前記端末識別情報と、予め登録されている端末識別情報と照合することで端末認証を実行し、受信した前記端末識別情報が予め登録されていた場合には所定のポイントを加算処理する一方、予め登録されていない場合には、前記携帯端末装置に対して新規会員登録を促す情報を送信するようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
(6)上記(1)乃至(5)のいずれかにおいて、前記画像化情報には、該画像化情報を識別する画像識別情報が含まれており、前記ポイント管理サーバが、前記画像識別情報と前記端末識別情報に基づいて、同一の前記携帯端末装置による同一の前記画像化情報のスキャン回数を識別し、2回目以降のスキャンに対してはポイントの加算処理を禁止するようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
(7)上記(1)乃至(6)のいずれかにおいて、前記携帯端末装置は、自身の位置情報を確認可能な位置検出装置を備えており、前記画像化情報をスキャンした場合には、前記発行者識別情報と前記端末識別情報に加えて前記位置情報も送信するようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
(8)上記(1)乃至(7)のいずれかにおいて、前記ポイントを利用して所定のサービスを提供するポイント利用サーバが、前記携帯端末装置から前記通信回線を介して前記ポイントの利用要求を受信した場合には、前記ポイント利用サーバが前記携帯端末装置に対してポイント利用パスワードの入力を促し、受信した前記ポイント利用パスワード、ポイント利用数及び前記端末識別情報を前記ポイント管理サーバに転送することで、該ポイント管理サーバが本人認証を実行し、本人確認が完了したら、ポイント利用数を合計ポイント情報から減ずるようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
(9)上記(1)乃至(8)のいずれかにおいて、前記ポイント管理サーバは、前記合計ポイント情報を管理する情報として、前記端末識別情報に加えて前記利用者が任意に設定するポイント管理識別情報を利用するようにし、前記利用者が前記携帯端末装置を別の装置に変更した場合には、前記ポイント管理識別情報に基づいて前記合計ポイント情報を別の装置に移行させることを可能にしたことを特徴とするポイント発行方法。
(10)上記(1)乃至(9)のいずれかにおいて、前記ポイント管理サーバは、前記合計ポイント情報を管理する情報として、前記端末識別情報に加えて前記携帯端末装置の電話番号情報を利用するようにし、前記利用者が前記携帯端末装置を別の装置に変更した場合には、前記ポイント管理サーバに対して以前の前記電話番号情報を送信することで本人確認を行い、前記合計ポイント情報を別の装置に移行させることを可能にしたことを特徴とするポイント発行方法。
(11)ポイント管理サーバにより、ポイント発行者が利用者に対して通信回線を介してポイントを発行するポイント発行システムであって、前記ポイント発行者を識別する発行者識別情報、及びスキャンした携帯端末装置を識別する端末識別情報を前記ポイント管理サーバに送信させる送信命令を含み、所定の媒体上に付加されて前記利用者に提供される画像化情報と、前記ポイント管理サーバに用意され、前記端末識別情報、及び前記端末識別情報に対応した合計ポイント情報が蓄積されたポイント管理データベース部と、前記ポイント管理サーバに用意され、スキャン行為によって送信された前記発行者識別情報と前記端末識別情報を受信して、前記ポイント管理データベース部に蓄積されている前記端末識別情報の前記合計ポイント情報に対して所定のポイントを加算処理するポイント処理部と、を備えることを特徴とするポイント発行システム。
(12)上記(11)において、前記ポイント処理部は、前記携帯端末装置を識別する前記端末識別情報として、特定のURLに前記携帯端末装置がアクセスした場合に前記携帯端末から送信される端末固有番号を利用することを特徴とするポイント発行システム。
(13)上記(11)又は(12)において、前記画像化情報には、前記画像化情報をスキャンした場合に前記携帯端末装置から電子メールを送信させる命令を含むようにし、前記ポイント処理部は、前記携帯端末装置を識別する前記端末識別情報として前記電子メールの送信元メールアドレスを利用することを特徴とするポイント発行システム。
(14)上記(11)、(12)又は(13)において、更に、ユニークなソフト識別情報を保有しており、前記携帯端末装置にインストールされることで、スキャン行為と連動して、前記ソフト識別情報を前記端末識別情報として前記ポイント発行サーバに送信可能な端末識別アプリケーションソフトと、前記端末識別アプリケーションソフトを前記携帯端末装置に配信可能なソフト配信サーバと、を備えるようにしたことを特徴とするポイント発行システム。
(15)上記(11)乃至(14)のいずれかにおいて、更に、前記ポイント管理サーバに用意され、前記携帯端末装置から受信した前記端末識別情報が前記ポイント管理データベースに予め登録されていない場合には、前記携帯端末装置に対して会員登録画面を送信して新規会員登録を促す会員登録処理部を備えることを特徴とするポイント発行システム。
(16)上記(11)乃至(15)のいずれかにおいて、前記画像化情報には、該画像化情報を識別する画像識別情報が含まれており、前記ポイント管理データベースには、前記合計ポイント情報に加えて、前記携帯端末装置から送信された前記画像識別情報が蓄積され、前記ポイント処理部が、前記画像識別情報と前記携帯端末装置を識別する前記端末識別情報とに基づいて、同一の前記携帯端末装置による同一の前記画像化情報のスキャン回数を識別し、2回目以降のスキャンに対してはポイントの加算処理を禁止するようにしたことを特徴とするポイント発行システム。
(17)上記(11)乃至(16)のいずれかにおいて、前記画像化情報には、自身の位置情報を確認可能な位置検出装置を備えている前記携帯端末装置によってスキャンされた場合に、前記発行者識別情報と前記端末識別情報に加えて前記位置情報も送信させる命令を含むことを特徴とするポイント発行システム。
(18)上記(11)乃至(17)のいずれかにおいて、更に、前記ポイントを利用して所定のサービスを提供するポイント利用サーバと、前記ポイント利用サーバに用意され、前記携帯端末装置から前記通信回線を介して前記ポイントの利用要求を受信した場合には、前記携帯端末装置に対してポイント利用パスワードの入力を促し、受信した前記ポイント利用パスワードに加えて、ポイント利用数を前記ポイント管理サーバの前記ポイント処理部に送信してポイント利用処理の実行を指示するポイント利用提案処理部と、前記ポイント利用サーバに用意され、前記ポイント処理部においてポイント利用処理の実行が完了した旨の処理完了情報を受信した場合に、前記ポイント利用数に応じて所定のサービスの提供の実行するサービス提供処理部と、を備え、前記ポイント管理サーバにおける前記ポイント処理部は、前記ポイント利用提案処理部から受信した前記ポイント利用パスワードに基づいて本人認証を実行し、本人確認完了後、ポイント利用数を合計ポイント情報から減じた上で前記サービス提供処理部に前記処理完了情報を送信するようにしたことを特徴とするポイント発行システム。
(19)上記(11)乃至(18)のいずれかにおいて、前記ポイント管理データベースには、前記合計ポイント情報と前記端末識別情報に加えて、前記利用者が任意に設定するポイント管理識別情報が蓄積され、前記ポイント管理サーバは、更に、前記利用者が第1の前記携帯端末装置を第2の携帯端末装置に変更した場合に、前記第2携帯端末装置に対して前記ポイント管理識別情報の入力を促す画面を送信し、受信した前記ポイント管理識別情報が前記ポイント管理データベースに存在する場合には、対応する第1の前記携帯端末装置の端末識別情報を第2の携帯端末装置の端末識別情報に更新することで、合計ポイント情報を第2の携帯端末装置に移行させる端末移行処理部を備えることを特徴とするポイント発行システム。
(20)請求項11乃至19のいずれかにおいて、前記ポイント管理データベースには、前記合計ポイント情報と前記端末識別情報に加えて、前記携帯端末装置の電話番号情報が蓄積され、前記ポイント管理サーバは、更に、前記利用者が第1の前記携帯端末装置を第2の携帯端末装置に変更した場合に、前記第2携帯端末装置に対して前記第1の携帯端末装置の電話番号情報の入力を促す画面を送信し、受信した前記電話番号情報が前記ポイント管理データベースに存在する場合には、対応する第1の前記携帯端末装置の端末識別情報を第2の携帯端末装置の端末識別情報に更新することで、合計ポイント情報を第2の携帯端末装置に移行させる端末移行処理部を備えることを特徴とするポイント発行システム。
本発明によれば、ポイントの有効活用によって2次元バーコード等の画像化情報のスキャン意欲を高めることができ、紙媒体等の新たな活用方法を実現できることになる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する
図1には、本発明の実施形態に係るポイント発行システム1が示されている。このポイント発行システム1の全体が有機的に連携することで、ポイント発行者による2次元バーコードを活用したポイント発行サービスが実現される。
ポイント発行システム1は、ポイント管理サーバ5、ポイント利用サーバ4、ポイント換金サーバ7、ポイント利用者(以下ユーザ)が保有するバーコード読取機能付き携帯電話3、この携帯電話3によってスキャン可能な2次元バーコード6、携帯電話3や各サーバを相互接続するためのインターネット通信回線2、を備えている。
2次元バーコード6は各種情報を蓄積できるが、ここではポイント発行者を識別する為の発行者識別ID、この画像を識別する画像識別ID、発行ポイント数、スキャンした携帯電話3を識別する端末識別IDを前記ポイント管理サーバに送信させる送信命令等が格納されている。具体的には、例えば図2に示されるように、発行者識別IDや画像識別ID、ポイント発行数がURL情報としてその中に含められており、この2次元バーコード6を読み取ることで、携帯電話3が自動的にこのURLに基づくWEBページにアクセスする。また携帯電話3がWEBページにアクセスした場合には、そのアクセスログ情報の中に、携帯電話3にとってユニーク(唯一)な製品ID(端末固有番号)が含められているので、これをアクセスログから取り出せば、携帯電話3を識別する端末識別IDを取得できる。以上の結果、携帯電話3をURLを通じてWEBページにアクセスさせることのみで、発行者識別IDと発行ポイント数、そして端末識別IDを自動的に取得できる。
ポイント管理サーバ5は、図3に示されるように、ポイント管理データベース部51、ポイント処理部52、会員登録処理部53、端末移行処理部54、WEBサーバ部55、アクセスログ解析処理部56等を含んでいる。なお、これらの各部は、ハードディスク等の各種記録媒体、メモリ等の情報一時記録媒体、これらの媒体に記録されているPerlやPHP、Java(登録商標)等によって記述される各種プログラム、そのプログラムを実現するデータベースミドルウエアや基本OS、これらのソフトウエアを実行する中央演算装置(CPU)、各ハードウエアを連結するシステムバス等の通信回線によって実現される。また、ここではポイント管理サーバ5を1つの機器として表現しているが、本発明はそれに限定されず、複数のサーバ機器を活用して機能を分散配置したり、あるいは同一機能を複数のサーバに持たせて冗長特性を高めるようにしても良い。
ポイント管理データベース部51は、図4に示されるように、ユーザデータベース(U)と、ポイント発行者データベース(H)を備えている。ユーザーデータベース(U)には、端末識別ID511、端末識別ID511毎の合計ポイント情報512、スキャン履歴情報513等が登録されている。ポイント発行者データベース(H)には、ポイント発行者の企業名称514とその発行者識別ID515、そしてこの企業が発行した2次元バーコード6の画像識別ID516、画像識別ID516に対応する発行ポイント数517及び画像有効期限情報518、転送先URL519等が登録されている。このように発行者識別ID515と2次元バーコード6の画像識別ID516を別々にしたのは、一の発行者であっても複数の2次元バーコードを別目的で発行することが考えられるためである。勿論、発行者毎に1種類の2次元バーコードを配信する場合には、発行者識別IDのみで2次元バーコードの識別が可能になり、画像識別IDは不要になる(共有できる)。転送先URL519が必要となるは、このポイント管理サーバ5にアクセスした携帯電話3に対して、ポイント発行者のWEBページの画面を携帯電話3に送信するためである。
図3に戻って、WEBサーバ部55は、携帯電話3からのHTTP(S)アクセスを受信すると共に、その要求に沿って携帯電話3に対して所定のHTMLや画像情報を配信する。また、アクセスログ解析処理部56は、WEBサーバ部55に対する携帯電話3からのHTTP(S)アクセスの受信情報を解析して、その携帯電話3の端末識別ID511(製品ID)を抽出し、この端末識別ID511をポイント処理部52に渡す。なお、このHTTPやHTML等の所定のプロトコルは、環境によって適宜変更可能なものである。
ポイント処理部52は、WEBサーバ部55に対する携帯電話3のアクセスに基づいて実行されるプログラムであり、受信した発行者識別ID515、端末識別ID511、画像識別ID516、発行ポイント数517に基づいて合計ポイント情報の更新を実行する。具体的には、受信した端末識別ID511に対応する合計ポイント情報512をユーザデータベース(U)から取り出して、その合計ポイント情報512に発行ポイント数517を加算処理して、データベースを更新する(詳細は後述する)。
会員登録処理部53はユーザの会員登録処理を実行するが、この実施形態では、獲得ポイントを利用するタイミングで会員登録処理を行う。つまり、ポイントを貯めている段階では、アクセスログから端末識別IDを自動的に取得して端末を識別できるので、会員登録を不要にしている。その場合、図5に示されるように、携帯電話3に対して会員登録画面(入力フォーム)530を送信して会員情報の入力を促し、登録を受け付けるようにする。この入力情報としては、名前、携帯電話番号(ポイント管理識別情報)、電子メールアドレス、ポイント利用パスワードが含まれている。
端末移行処理部54は、携帯電話3を新しい機種等に交換した場合に携帯電話番号を利用してポイントを移行させる処理を実行する。図6に具体的に示されるように、旧携帯電話3Aから新携帯電話3Bに交換した場合には、端末移行処理部54が新携帯電話3Bに対して、旧携帯電話3Aの携帯電話番号の入力を促す画面を送信する。その画面に入力された旧携帯電話番号を端末移行処理部54が受信し、その旧電話番号がポイント管理データベース部51に存在するか否かを照合し、存在する場合には、対応する旧携帯電話3Aの端末装置の端末識別IDを新しい携帯端末装置の端末識別IDに更新することで、合計ポイント情報の移行が完了する。その場合、新しい携帯電話3Bの携帯電話番号も入力させておくことで、次回の携帯電話の交換時にも対応できるようにしておくことが好ましい。
次に、図7のフローチャートに従いながら、ポイント発行システム1のポイント発行の手順について説明する。
まず、ステップ101において、新聞や紙面に印刷されている2次元バーコード6を携帯電話3でスキャンする。その結果、ステップ103において、ポイントの発行者識別ID、画像識別ID、発行ポイント数、端末識別IDがポイント管理サーバ5に送信される。それらの情報を受信した際、ステップ105において、ポイント処理部52がポイント管理データベース部51にアクセスして、受信した端末識別IDが既に登録されているか否かを判断する。登録されていなければ、その携帯電話3からは初めてのアクセスになるので、ステップ107に進んで、その端末識別IDをポイント管理データベース部51に登録してからステップ109に進む。ステップ109では、ポイント処理部52が端末識別IDと、画像識別IDを用いて、その2次元バーコード6のスキャン(アクセス)回数を算出し、ステップ111において、そのスキャン回数が2回以上か否かを判断する。2回以上の場合には、既にこの2次元バーコード6のスキャン行為に基づいて携帯電話3にポイントを発行しているので、ステップ113において、ポイント発行を行わずにポイント発行者が指定するURLに自動転送する(図8(B)参照)。一方、初回スキャンの場合は、ステップ115に進んで、合計ポイント数に今回の発行ポイントを加算処理すると共に、図8(A)に示されるように、携帯電話3の画面に、今回の発行ポイント数と現時点の合計ポイント数を表示した後、ステップ117に進んで、図8(B)に示されるように、ポイント発行者が指定するURLに自動転送する。
以上のように、本ポイント発行システム1におけるポイント発行手順によれば、携帯電話3による2次元バーコード6のスキャンによって、携帯電話3を区別しながら、自動的にポイントを発行できるようになる。従って、スキャン行為自体によって、ユーザはポイントを得ることが出来るというメリットがあると共に、ポイント発行者にとっては、スキャンの実行者に目的の情報を的確に伝達することが出来る。例えば、新聞等に広告を掲載した場合に、ポイントを発行できる2次元バーコード6を広告と共に印刷しておくことで、スキャン行為を促し、それと共に、当該広告に着目してもらうことが可能になる。また、スキャンした後で、携帯電話3の画面には、発行者のWEBサイトで必要な情報をオンラインで提供することが出来るので、紙面広告と併せた情報を的確に配信することも可能になる。例えば、発行者が、北海道、東北、関東・・・と地域毎に区別された2次元バーコード6を紙面によって配布することで、各地域に沿った情報をユーザに提供することもできるようになる。
なお、ここでは携帯電話3による初回アクセスの場合は、図7のステップ107によって端末識別IDをデータベースに自動登録するようにしたが、本発明はそれに限定されない。例えば、図9のフローチャートに示されるように、初回アクセスの場合にはステップ220に進み、会員登録処理部53によって図5に示したような会員登録画面を携帯電話3に送信する。ステップ221において、ユーザは、その入力フォームに、ポイント利用パスワードや携帯電話番号等を入力・送信し、会員登録が完了した後にステップ109においてポイント発行することも出来る。
更に、本発明では、携帯電話3を互いに識別するために、製造番号等と関係する端末識別IDを用いるようにしたが、会員登録時にサーバ側から積極的に識別IDを付与するようにしても良い。例えば図10のフローチャートに示されるように、ステップ320において、携帯電話3に専用の端末識別アプリケーションがインストールされているか否かを判断する。この判断は、携帯電話3から端末識別IDが送信されたか否かで判断できる。端末識別アプリケーションがインストールされていない場合は、初回アクセスと考えられるので、ステップ321に進んで、会員登録画面を送信して、ステップ322でそれらの情報を入手し、その後、ステップ323で端末識別アプリケーションをダウンロードさせる。この端末識別アプリケーションは、予め固有の端末識別ID(ソフト識別ID)が付与されており、これによって携帯電話3をユニークに識別するようになっている。具体的には、この端末識別アプリケーションは、携帯電話3のスキャンデバイスと連結され、2次元バーコード6をスキャンすることにより特定のアクションと連動して、端末識別IDをポイント管理サーバ5に送信するようになっている。従って、ポイント管理サーバ5が端末識別IDを受信できない場合は、端末識別アプリケーションがインストールされていないと判断することができる。この端末識別アプリケーションは、具体的には、端末識別ID管理部と2次元バーコード情報解析部等をそなえており、例えば、特定のURLにアクセスするアクションの場合には、そのURLに対して端末識別IDを自動的に追加してから送信する(アクセス先のプログラムに対して引数として端末識別IDを渡す)。これによりポイント管理サーバ5側では、そのURLから端末識別IDを取得することができる。また同様に、メール配信アクションによって各種情報をポイント管理サーバ5に送信する場合には、そのメールの中に端末識別IDを自動的に挿入するようにしても良い。なお、図9、図10に関しては、図中、図7と同一の符号を付した部分はこの図7と同一処理を表わしているので、繰り返しを避けるため個別の説明は省略する。
次に、このポイント発行システム1において、図1で示したポイント利用サーバ4において既得ポイントをユーザが利用する場合について説明する。
ポイント利用サーバ4はネットショッピングのサイトを想定しており、図11に示されるように、ポイント利用提案処理部41と、サービス提供処理部42を備えている。なお、このサーバにおいてもWEBサービス等が提供されているが、それについての詳細は省略する。
例えば、発行ポイントを利用できるWEBサイトに携帯電話3でアクセスして商品の購入を実行する場合、ポイント利用提案処理部41が、図12(A)に示されるようなポイント利用画面を携帯電話3に送信する。このポイント利用画面には取得済みの合計ポイントが表示されており、更に、ポイントの利用数とポイント利用パスワードの入力欄が設けられている。合計ポイントの入手に関しては、ポイント管理サーバ5と全く同様の仕組みを用いており、ポイント利用提案処理部14が携帯電話3の端末識別IDを取得し、この端末識別IDに基づいてポイント管理サーバ5に対して合計ポイント数を問い合わせる仕組みになっている。ポイント利用画面に入力されたポイント利用数とポイント利用パスワードを受信したポイント利用提案処理部41は、再度、ポイント管理サーバ5におけるポイント処理部52に問い合わせを行い、これらの情報を提供してポイントの利用処理を指示する。ポイント処理部52では、受信したポイント利用パスワードに基づいて本人認証を実行し、本人確認が完了したら、ポイント利用数を合計ポイント情報から減じた上で、ポイント利用サーバ4におけるサービス提供処理部42に処理完了情報を送信する。なお、本人認証ができない場合や合計ポイント数等に矛盾が生じている場合はエラー情報を送信する。処理完了情報を受信したサービス提供処理部42は、更に、図12(B)に示される決済画面を携帯電話3に送信し、利用ポイントを差し引いた額について最終決済を行い、商品購入注文の受注確定処理を完了させる。なお、ここではポイント管理サーバ5とポイント利用サーバ4が別々のサーバである場合を示したが、これらが1つのサーバを共有していても構わない。
次に、このポイント発行システム1において、ポイント換金サーバ7を用いてポイントを換金する場合について説明する。
ポイント換金サーバ7は、図13に示されるように、換金注文を受信する換金処理部71と、ポイント発行者の預金を管理すると共にこの預金を所定の口座に送金可能な資金入出金処理部72を備えている。このポイント換金サーバ7は各種金融機関A社、B社、C社の資金管理サーバ90と接続されており、この資金入出金処理部72を介して金銭の受け渡しを実行できるようになっている。ユーザがポイントを換金する場合には、ます、携帯電話3によって換金処理部71にアクセスする。換金処理部71は携帯電話3に対して図14(A)に示すようなポイント換金画面を送信する。ポイント換金画面には、換金ポイント入力欄と、ポイント利用パスワード入力欄、そして実際に換金の連絡を受け取るメールアドレス入力欄が設けられている。従って、換金を希望するユーザはこれらの情報を入力して換金処理部71に送信すると、換金ポイント数とポイント利用パスワードを受信した換金処理部71は、ポイント管理サーバ5におけるポイント処理部52に問い合わせを行い、これらの情報を提供してポイントの利用処理を指示する。ポイント処理部52では、受信したポイント利用パスワードに基づいて本人認証を実行し、本人確認が完了したら、換金ポイント数を合計ポイント情報から減じた上で、ポイント換金サーバ7における換金処理部71に処理完了情報を送信する。この情報を入手した換金処理部71は、入力されたメールアドレス宛に、図14(B)に示されるような換金完了通知メールを送信して受け取り口座選択画面へアクセスするように促す。図14(C)に示されるように、受け取り口座選択画面では、金融機関A社、B社、C社のいずれかを選択すると共に、その口座番号を入力して、送金ボタンを押す。口座情報を受け取った資金入出金処理部72は、ポイント発行者がプールしている預金口座から、換金ポイントに相当する金銭を選択された口座に送金する。この結果、ポイントの換金が完了することになる。なお、ここでは自分のメールアドレスを指定することで換金を行ったが、例えば、他人のメールアドレスを指定することで送金することも可能である。
以上、本実施形態に係るポイント発行システム1では、ポイントの発行と利用が実現可能になっている。ポイント利用サーバ4のように、ポイントを利用して直接何らかのサービスを受け取ることも可能であり、また、ポイント換金サーバ7のように、換金目的でポイントを利用することも出来る。このような様々な利用方法を確保しておくことで、益々2次元バーコードをスキャンする意欲を高めることができる。
なお、上記実施形態においては、2次元バーコード6が新聞等に印刷される場合を示したが、本発明はそれに限定されない。例えば図15に示されるように、コンビニエンスストア等の店舗のレジで、商品購入時のお釣をポイントで受け取ることも可能である。ユーザが、お釣の代わりとしてポイントの受け取りを希望する場合には、店員が、2次元バーコード6が印刷されたレシートをPOSレジ端末から出力して渡す。この2次元バーコード6を携帯電話3でスキャンすれば、ポイントを獲得することが可能となる。その後、本ポイント発行システム1のポイント換金サーバ7等を活用して、必要に応じて換金も出来るので利便性が高い。
更に本実施形態では、2次元バーコード6をスキャンすることで、特定のURL(WEBページ)にアクセスする場合を示したが、本発明はそれに限定されない。例えば、スキャンした場合のアクションとして、携帯電話3から電子メールを配信するようにしてもよい。その場合は、配信先の電子メールアドレスや配信タイトル、配信内容、配信元電子メールアドレス等を活用する。例えば、電子メールアドレスの中に、ポイント発行者の識別IDやポイント発行数を一定のルールで埋め込むことも可能であり、また、携帯電話3を識別する情報として配信元の電子メールアドレスを利用することが可能になる。
また、上記実施形態では、携帯電話3から個別に配信する情報は端末識別IDのみであったが、本発明はそれに限定されない。例えば、GPSやアンテナ基地局などによって自らの場所を確認できる位置検出装置が携帯電話3に備えられている場合は、2次元バーコード6の情報中に、位置情報を配信するような命令を含めておくことも可能である。このようにしておくことで、2次元バーコードのスキャン時間、スキャン場所の双方をリアルタイムで把握できるようになるので、ポイント発行者側はその情報に基づいてマーケティングリサーチが可能になる。例えば、紙媒体に掲載した広告の視聴率、視聴場所等、今まで把握できなかった情報を吸い上げることもできる。また、その位置情報に基づいて最適な情報を携帯電話3に配信することも出来る。
ところで、今回のポイント発行システム1に関しては、ポイント発行者に対する課金に関して具体的に触れていないが、実際のポイント発行数に応じて、発行者に対して課金処理を実行することが好ましい。例えば、クレジットカード等によって自動的に課金処理を実行し、その金銭を、ポイント換金サーバ7の資金入出金処理部72にプールしておくようにする。この結果、ポイントに対する換金要求に対しても、発行者の資金を用いて換金することが可能になる。
なお、本実施形態では、携帯端末装置の一例として携帯電話3を示したが、ユーザが持ち運び可能な端末であれば、携帯電話に限定されるものではない。例えばPDAやその他の端末を用いることも可能である。また、本実施形態では画像化情報の一例として2次元バーコードを示したが、本発明はそれに限定されるものではなく、他の画像化情報であっても構わない。また、ここでは携帯電話3の携帯電話番号や機種の固体番号が、携帯電話単位で固定されている場合に限って示したが、今後、それらの各情報は着脱可能な記録媒体に保存され、携帯電話機本体を変更しても、それらの情報は変更後の端末に移行できる場合も考えられる。その場合は、この記録媒体の情報が携帯電話を固有に決定する情報となるので、携帯電話機はハード的な器になるだけである。従って、その記録媒体の情報を基準にして上記ポイントを管理すれば十分になる。
本発明のポイント発行技術は、POSレジ等におけるポイント発行システム、懸賞等におけるポイント発行システム等、様々な領域で応用可能である。
本発明の実施形態に係るポイント発行システムの全体構成を示す図 同システムにおける2次元バーコードに含められる情報の例を示す図 同システムにおけるポイント管理サーバの内部構成を示すブロック図 同システムにおけるポイント管理データベース部の内部構成を示すブロック図 同システムにおいて携帯電話に配信される会員登録画面を示すインターフェース図 同システムにおける携帯電話の機種変更時のポイント移行手順を示すブロック図 同システムにおけるポイント発行の手順を示すフローチャート 同システムにおけるポイント活用画面を示すインターフェース図 同システムにおける他のポイント発行手順を示すフローチャート 同システムにおける他のポイント発行手順を示すフローチャート 同システムにおけるポイント利用サーバの内部構成を示すブロック図 同システムにおけるポイント利用画面を示すインターフェース図 同システムにおけるポイント換金サーバの構成を示すブロック図 同システムにおけるポイント換金手順を示すブロック図 POS端末からポイントが発行される仕組みを示すブロック図
符号の説明
1 ポイント発行システム
2 インターネット
3 携帯電話
4 ポイント利用サーバ
5 ポイント管理サーバ
6 2次元バーコード
7 ポイント換金サーバ

Claims (20)

  1. ポイント発行者が利用者に対して通信回線を介してポイントを発行するポイント発行方法において、
    前記ポイント発行者を識別する発行者識別情報を含んだ画像化情報を所定の媒体上に付加して前記利用者に提供し、
    該利用者が所有する携帯端末装置を用いて前記画像化情報をスキャンした場合には、該携帯端末装置がポイント管理サーバに対して、前記通信回線を介して前記発行者識別情報と、該携帯端末装置を識別可能な端末識別情報とを送信させるようにし、
    前記発行者識別情報と前記端末識別情報を受信した前記ポイント管理サーバは、前記端末識別情報に対応する合計ポイント情報に所定のポイントを加算処理することで、前記スキャン行為に応じてポイントを発行するようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
  2. 請求項1において、
    前記携帯端末装置を識別する前記端末識別情報として、特定のURLに前記携帯端末装置がアクセスした場合において前記携帯端末から送信される端末固有番号を利用することを特徴とするポイント発行方法。
  3. 請求項1又は2において、
    前記画像化情報をスキャンした場合に前記携帯端末装置から電子メールを送信させるようにし、前記携帯端末装置を識別する前記端末識別情報として前記電子メールの送信元メールアドレスを利用することを特徴とするポイント発行方法。
  4. 請求項1、2又は3において、
    ユニークな前記端末識別情報を保有する端末識別アプリケーションソフトを前記携帯端末装置に予めインストールさせておき、前記画像化情報をスキャンした場合には、該端末識別アプリケーションソフトが前記画像化情報をスキャンするデバイスと連動して、該端末識別情報を前記ポイント管理サーバに送信するようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記ポイント管理サーバが、前記携帯端末装置から受信した前記端末識別情報と、予め登録されている端末識別情報と照合することで端末認証を実行し、受信した前記端末識別情報が予め登録されていた場合には所定のポイントを加算処理する一方、予め登録されていない場合には、前記携帯端末装置に対して新規会員登録を促す情報を送信するようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記画像化情報には、該画像化情報を識別する画像識別情報が含まれており、
    前記ポイント管理サーバが、前記画像識別情報と前記端末識別情報に基づいて、同一の前記携帯端末装置による同一の前記画像化情報のスキャン回数を識別し、2回目以降のスキャンに対してはポイントの加算処理を禁止するようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記携帯端末装置は、自身の位置情報を確認可能な位置検出装置を備えており、前記画像化情報をスキャンした場合には、前記発行者識別情報と前記端末識別情報に加えて前記位置情報も送信するようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記ポイントを利用して所定のサービスを提供するポイント利用サーバが、前記携帯端末装置から前記通信回線を介して前記ポイントの利用要求を受信した場合には、前記ポイント利用サーバが前記携帯端末装置に対してポイント利用パスワードの入力を促し、受信した前記ポイント利用パスワード、ポイント利用数及び前記端末識別情報を前記ポイント管理サーバに転送することで、該ポイント管理サーバが本人認証を実行し、本人確認が完了したら、ポイント利用数を合計ポイント情報から減ずるようにしたことを特徴とするポイント発行方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記ポイント管理サーバは、前記合計ポイント情報を管理する情報として、前記端末識別情報に加えて前記利用者が任意に設定するポイント管理識別情報を利用するようにし、前記利用者が前記携帯端末装置を別の装置に変更した場合には、前記ポイント管理識別情報に基づいて前記合計ポイント情報を別の装置に移行させることを可能にしたことを特徴とするポイント発行方法。
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    前記ポイント管理サーバは、前記合計ポイント情報を管理する情報として、前記端末識別情報に加えて前記携帯端末装置の電話番号情報を利用するようにし、前記利用者が前記携帯端末装置を別の装置に変更した場合には、前記ポイント管理サーバに対して以前の前記電話番号情報を送信することで本人確認を行い、前記合計ポイント情報を別の装置に移行させることを可能にしたことを特徴とするポイント発行方法。
  11. ポイント管理サーバにより、ポイント発行者が利用者に対して通信回線を介してポイントを発行するポイント発行システムであって、
    前記ポイント発行者を識別する発行者識別情報、及びスキャンした携帯端末装置を識別する端末識別情報を前記ポイント管理サーバに送信させる送信命令を含み、所定の媒体上に付加されて前記利用者に提供される画像化情報と、
    前記ポイント管理サーバに用意され、前記端末識別情報、及び前記端末識別情報に対応した合計ポイント情報が蓄積されたポイント管理データベース部と、
    前記ポイント管理サーバに用意され、スキャン行為によって送信された前記発行者識別情報と前記端末識別情報を受信して、前記ポイント管理データベース部に蓄積されている前記端末識別情報の前記合計ポイント情報に対して所定のポイントを加算処理するポイント処理部と、
    を備えることを特徴とするポイント発行システム。
  12. 請求項11において、
    前記ポイント処理部は、前記携帯端末装置を識別する前記端末識別情報として、特定のURLに前記携帯端末装置がアクセスした場合に前記携帯端末から送信される端末固有番号を利用することを特徴とするポイント発行システム。
  13. 請求項11又は12において、
    前記画像化情報には、前記画像化情報をスキャンした場合に前記携帯端末装置から電子メールを送信させる命令を含むようにし、前記ポイント処理部は、前記携帯端末装置を識別する前記端末識別情報として前記電子メールの送信元メールアドレスを利用することを特徴とするポイント発行システム。
  14. 請求項11、12又は13において、更に、
    ユニークなソフト識別情報を保有しており、前記携帯端末装置にインストールされることで、スキャン行為と連動して、前記ソフト識別情報を前記端末識別情報として前記ポイント発行サーバに送信可能な端末識別アプリケーションソフトと、
    前記端末識別アプリケーションソフトを前記携帯端末装置に配信可能なソフト配信サーバと、
    を備えるようにしたことを特徴とするポイント発行システム。
  15. 請求項11乃至14のいずれかにおいて、更に、
    前記ポイント管理サーバに用意され、前記携帯端末装置から受信した前記端末識別情報が前記ポイント管理データベースに予め登録されていない場合には、前記携帯端末装置に対して会員登録画面を送信して新規会員登録を促す会員登録処理部を備えることを特徴とするポイント発行システム。
  16. 請求項11乃至15のいずれかにおいて、
    前記画像化情報には、該画像化情報を識別する画像識別情報が含まれており、
    前記ポイント管理データベースには、前記合計ポイント情報に加えて、前記携帯端末装置から送信された前記画像識別情報が蓄積され、
    前記ポイント処理部が、前記画像識別情報と前記携帯端末装置を識別する前記端末識別情報とに基づいて、同一の前記携帯端末装置による同一の前記画像化情報のスキャン回数を識別し、2回目以降のスキャンに対してはポイントの加算処理を禁止するようにしたことを特徴とするポイント発行システム。
  17. 請求項11乃至16のいずれかにおいて、
    前記画像化情報には、自身の位置情報を確認可能な位置検出装置を備えている前記携帯端末装置によってスキャンされた場合に、前記発行者識別情報と前記端末識別情報に加えて前記位置情報も送信させる命令を含むことを特徴とするポイント発行システム。
  18. 請求項11乃至17のいずれかにおいて、更に、
    前記ポイントを利用して所定のサービスを提供するポイント利用サーバと、
    前記ポイント利用サーバに用意され、前記携帯端末装置から前記通信回線を介して前記ポイントの利用要求を受信した場合には、前記携帯端末装置に対してポイント利用パスワードの入力を促し、受信した前記ポイント利用パスワードに加えて、ポイント利用数を前記ポイント管理サーバの前記ポイント処理部に送信してポイント利用処理の実行を指示するポイント利用提案処理部と、
    前記ポイント利用サーバに用意され、前記ポイント処理部においてポイント利用処理の実行が完了した旨の処理完了情報を受信した場合に、前記ポイント利用数に応じて所定のサービスの提供の実行するサービス提供処理部と、を備え、
    前記ポイント管理サーバにおける前記ポイント処理部は、前記ポイント利用提案処理部から受信した前記ポイント利用パスワードに基づいて本人認証を実行し、本人確認完了後、ポイント利用数を合計ポイント情報から減じた上で前記サービス提供処理部に前記処理完了情報を送信するようにしたことを特徴とするポイント発行システム。
  19. 請求項11乃至18のいずれかにおいて、
    前記ポイント管理データベースには、前記合計ポイント情報と前記端末識別情報に加えて、前記利用者が任意に設定するポイント管理識別情報が蓄積され、
    前記ポイント管理サーバは、更に、
    前記利用者が第1の前記携帯端末装置を第2の携帯端末装置に変更した場合に、前記第2携帯端末装置に対して前記ポイント管理識別情報の入力を促す画面を送信し、受信した前記ポイント管理識別情報が前記ポイント管理データベースに存在する場合には、対応する第1の前記携帯端末装置の端末識別情報を第2の携帯端末装置の端末識別情報に更新することで、合計ポイント情報を第2の携帯端末装置に移行させる端末移行処理部を備える
    ことを特徴とするポイント発行システム。
  20. 請求項11乃至19のいずれかにおいて、
    前記前記ポイント管理データベースには、前記合計ポイント情報と前記端末識別情報に加えて、前記携帯端末装置の電話番号情報が蓄積され、
    前記ポイント管理サーバは、更に、
    前記利用者が第1の前記携帯端末装置を第2の携帯端末装置に変更した場合に、前記第2携帯端末装置に対して前記第1の携帯端末装置の電話番号情報の入力を促す画面を送信し、受信した前記電話番号情報が前記ポイント管理データベースに存在する場合には、対応する第1の前記携帯端末装置の端末識別情報を第2の携帯端末装置の端末識別情報に更新することで、合計ポイント情報を第2の携帯端末装置に移行させる端末移行処理部を備える
    ことを特徴とするポイント発行システム。
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