JP2006041769A - 光波長多重伝送システム及び周回性波長多重合分波器 - Google Patents

光波長多重伝送システム及び周回性波長多重合分波器 Download PDF

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Satoru Kajiya
哲 加治屋
Katsuhiro Shimizu
克宏 清水
Aritomo Kamimura
有朋 上村
Junichi Nakagawa
潤一 中川
Senta Suzuki
扇太 鈴木
Kazuto Noguchi
一人 野口
Hidemaru Harada
秀丸 原田
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Abstract

【課題】機器構成を容易に設定また変更することができ、柔軟性に富む光波長多重伝送システムを得る。
【解決手段】光波長多重伝送システムは、波長多重送信部2−1〜2−4及び波長多重受信部3−1〜3−4とを有する波長多重送受信器1−1〜1−4と、複数の入力ポートと複数の出力ポートとを有し、各入力ポートから入力された波長多重信号光を互いに異なる出力ポートに分波するとともに複数の入力ポートから入力された同じ波長の信号光を各出力ポートに合波して出力する周回性波長多重合分波器4と、周回性波長多重合分波器4の入出力を合分波する光合分波器7−1〜7−4とを備えた光波長多重伝送システムであって、周回性波長多重合分波器4の入力ポート数Nと出力ポート数Nが同じとされ、周回性波長多重合分波器4の入力ポートと出力ポートのいずれか一方は、連続する複数個のポートを光合分波器7−1〜7−4によって結合されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、波長多重された複数の光信号を複数の波長多重送受信器間において伝送する光波長多重伝送システムに関し、周期的な入出力関係の周回性波長多重合分波器を中心に配置するスター型の光波長多重伝送システム及びこのシステムに使用する周回性波長多重合分波器に関するものである。
複数の光信号を異なる光波長に割当て1本の光ファイバで伝送する光波長多重伝送システムは、伝送路の容量を大幅に増大させるだけでなく、波長自身に信号の行き先情報を割当てることができる波長アドレシングが可能である。更に、r台の波長多重送受信器間を接続するように周期的な入出力関係の分波特性を有する周回性波長多重合分波器を中心に配置するスター型の光波長多重伝送システムは、それぞれの信号光が互いに輻輳することなく伝送できる光波長多重伝送システムを実現することができる(例えば、特許文献1参照)。
周回性波長多重合分波器においては、入力ポートと出力ポートを結ぶ波長は通常1波長のみであるため、各波長多重送受信装置間の通信容量を拡大するには、入力ポート或いは出力ポートを光合分波器によって結合することにより実現する(例えば、特許文献2参照)。
図8は従来の光波長多重伝送システムの配線図である。図8において、光波長多重伝送システムは、入力ポートが4、出力ポートが16の周回性波長多重合分波器104を有している。光波長多重伝送システムは、さらに4台の波長多重送受信器101−1〜101−4を有している。第1番目の波長多重送受信器101−1は波長多重送信部102−1と波長多重受信部103−4とを有している。第2番目の波長多重送受信器101−2は波長多重送信部102−2と波長多重受信部103−3とを有している。第3番目の波長多重送受信器101−3は波長多重送信部102−3と波長多重受信部103−2とを有している。第4番目の波長多重送受信器101−4は波長多重送信部102−4と波長多重受信部103−1とを有している。
この周回性波長多重合分波器104の入力ポート105の第i(i=1,2,3,4)番目105−iは、第i番目の波長多重送受信器101−iの波長多重送信部102−iの出力と光ファイバを介して接続されている。また、この周回性波長多重合分波器104の16個の出力ポート106は、j(j=1,2,3,4)番目、j+4番目、j+8番目及びj+12番目をそれぞれ結合する4台の光合波器107−iによって4本にまとめられ、それぞれ波長多重受信部103−iの入力と光ファイバを介して接続されている。
動作を説明する。各波長多重送受信器101−1〜101−4から波長多重されて伝送された波長λ1からλ16の光信号は、周回性波長多重合分波器104の該当する入力ポート105−1〜105−4に入力されると、周回性波長多重合分波器104の有する波長分波機能により、それぞれの波長の違いに基づいてそれぞれ異なる出力ポート106−1〜106−16へ出力される。出力ポート106−1〜106−16へ出力された波長λ1からλ16の光信号は、光合分波器107−1〜107−4により合波される。
図9は図8の周回性波長多重合分波器104の各入力ポート105−1〜105−4に入力された光信号が、波長の違いによってどの光合波器107−1〜107−4へ出力され、さらにどの波長多重受信部103−1〜103−4に入力されるかを表で表したものである。図9に示されるように、周回性波長多重合分波器104の入力ポート105−1〜105−4と出力ポート106−1〜106−16の組み合わせに対して一意に波長が決まっており、4波長の通信が可能である。
特開2001−053760号公報 特開2002−062456号公報
波長多重送受信器数がR、波長多重送受信器間の通信波長数が2aの場合には、周回性波長多重合分波器の入力ポート数をR(Rは1以上の整数)、出力ポート数を2a・R(aは2以上の整数)とするため、同じ波長数2a・Rを使用する光波長多重伝送システムであっても波長多重送受信器数が2R、波長多重送受信器間の通信波長数が2a-1の場合には、新たに入力ポート数が2R、出力ポート数が2a-1・2Rである入力ポート数が異なる周回性波長多重合分波器を用意する必要があるという未解決の課題を有している。また入力ポート数が波長多重送受信器と同数のため、接続されるポートが限定されるという未解決の課題も有している。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、周回性波長多重合分波器の入力ポート数と出力ポート数を同数とし、入力ポートもしくは出力ポートを光合分波器によって結合することにより、波長多重送受信器と接続するポート、波長多重送受信器数及び波長多重送受信器間の通信波長数を容易に設定また変更することのできる柔軟性に富む光波長多重伝送システム及びこれに使用する周回性波長多重合分波器を得ることを目的とする。
この発明に係る光波長多重伝送システムは、複数の波長の光信号を波長多重して波長多重信号光として送信する波長多重送信部及び波長多重信号光を複数の波長の光信号に分波して受信する波長多重受信部とを有する波長多重送受信器と、複数の入力ポートと複数の出力ポートとを有し、入力ポートと出力ポートを結ぶ波長がそれぞれ1波長とされ、各入力ポートから入力された波長多重信号光を互いに異なる出力ポートに分波するとともに複数の入力ポートから入力された同じ波長の信号光を各出力ポートに合波して出力する周回性波長多重合分波器と、周回性波長多重合分波器の入出力を合分波する光合分波器とを備えた光波長多重伝送システムであって、周回性波長多重合分波器の入力ポート数と出力ポート数とが同じとされ、周回性波長多重合分波器の入力ポートと出力ポートのいずれか一方は、連続する複数個のポートを光合分波器によって結合されていることを特徴とする。
この発明に係る光波長多重伝送システムにおいては、周回性波長多重合分波器の入力ポート数と出力ポート数を同数とし、出力ポートを光合分波器によって結合することにより、波長多重送受信器と接続する入力ポート及び波長多重送受信器数と波長多重送受信器間の通信波長数を所定の条件の範囲内で変更して設定できるので、1種類の周回性波長多重合分波器により配線を変更して複数種の光波長多重伝送システムの構築が可能となる。すなわち、光波長多重伝送システムの柔軟性が向上する。そして、コストダウンを図ることができる。
以下、本発明にかかる光波長多重伝送システム及び周回性波長多重合分波器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の光波長多重伝送システムの実施の形態1を示す配線図である。本実施の形態の光波長多重伝送システムにおいては、周回性波長多重合分波器4の入力ポート数N及び出力ポート数Nがともに16、波長多重送受信器数rが4、波長多重送受信器間の最大通信波長数hが4とされている。ただし、これにより本発明の周回性波長多重合分波器の入出力ポート数、波長多重送受信器数、波長多重送受信器間の最大通信波長数が限定されるものではない。
図1において、光波長多重伝送システムは、1個の周回性波長多重合分波器4と、4個の波長多重送受信器1−1〜1−4と、4個の光合分波器7−1〜7−4とを有している。周回性波長多重合分波器4の入出力ポート数は、入力ポート数(N)が16、出力ポート数(N)が16とされている。つまり、周回性波長多重合分波器4は、16個の入力ポート5−1〜5−16と、16個の出力ポート6−1〜6−16とを有している。4個の波長多重送受信器1−1〜1−4は、それぞれ波長多重送信部2−1〜2−4及び波長多重受信部3−1〜3−4を有している。光合分波器7−1〜7−4は、入力ポート数が4、出力ポート数が1とされている。
4個の波長多重送受信器1−1〜1−4の波長多重送信部2−1〜2−4の出力は、周回性波長多重合分波器4の入力ポート5−1〜5−16に、hポート、すなわち本実施の形態においては、4ポート毎に(3ポート飛びに)間をあけてそれぞれ接続されている。本実施の形態においては、第1番目の入力ポートの位置pが1とされているが、これにより本発明の波長多重送受信器に接続される周回性波長多重合分波器の入力ポートが限定されるものではない。
周回性波長多重合分波器4の16個の出力ポート6−1〜6−16は、連続するh個のポート、すなわち本実施の形態においては、連続する4個のポートが光合分波器7−1〜7−4の入力側に光ファイバを介して接続されている。本実施の形態においては、第1番目の出力ポートの位置qが1番目とされているが、これにより本発明の光合分波器に接続される周回性波長多重合分波器の出力ポートが限定されるものではない。光合分波器7−1〜7−4の出力は、波長多重受信部3−1〜3−4に、この順で接続されている。
本実施の形態の光波長多重伝送システムは、以下のような条件の下で接続及び機器の数を変更することができる。すなわち、波長多重送受信器及び光合分波器の台数がr、波長多重送受信器間の最大通信波長数がh、周回性波長多重合分波器の入力ポート数及び出力ポート数がともにN、入力ポートiと出力ポートjとの間を透過する光の波長がλkのとき、波長多重送信部の出力は、周回性波長多重合分波器の入力ポートのp番目からp+hxt番目に接続することができ、また、周回性波長多重合分波器の出力ポートはq番目からq+h−1番目までの連続するh個のポートを光合分波器によって結合されて波長多重受信部の入力に接続することができる。
なお、このとき、rは複数、hは複数、N=rxh、iは1からNまでの整数、jは1からNまでの整数、kはi+j−1≦Nの場合にはk=i+j−1、i+j−1>Nの場合にはk=i+j−1−N、pは1からhまでの整数、tは1からr−1までの整数、qは1からNまでの整数であり、また、出力ポートのq+h−1番目は、q+h−1>Nの場合にはq+h−1−N番目となる。
動作を説明する。各波長多重送受信器1−1〜1−4から波長多重されて伝送された波長λ1からλ16の光信号が、周回性波長多重合分波器4の該当する入力ポート5−1、5−5、5−9、5−13に入力されると、周回性波長多重合分波器4の有する波長分波機能により、それぞれの波長の違いに基づいてそれぞれ異なる出力ポート6−1〜6−16へ出力される。出力ポート6−1〜6−16へ出力された波長λ1からλ16の光信号は、光合分波器7−1〜7−4により合波される。周回性波長多重合分波器4は例えばアレイ導波路回折格子型分波器で構成される。
図2は図1の光波長多重伝送システムにおける入出力波長配置を示す図表である。白地の波長が波長多重送受信器間に用いる波長である。同図に示されるように、全ての入力ポートと出力ポートの組み合わせを4波長で通信することができる。
以上のように、本実施の形態の光波長多重伝送システムにおいては、周回性波長多重合分波器4の入力ポート数(N)と出力ポート数(N)とを同数とし、出力ポートを光合分波器7−1〜7−4によって結合することにより、波長多重送受信器1−1〜1−4と接続する入力ポート及び波長多重送受信器数(r)と波長多重送受信器1−1〜1−4間の通信波長数(h)を所定の条件の範囲内で設定できる。そのため、例えば、波長多重送受信器数がRで波長多重送受信器間の通信波長数が2aの場合と、波長多重送受信器数が2Rで波長多重送受信器間の通信波長数が2a-1の場合のどちらの場合においても同じ周回性波長多重合分波器4にて対応することができる。また、入力ポート数が波長多重送受信器数に比べて数が多く接続されるポートが限定されることもない。このように柔軟性のある光波長多重伝送システムの構築が可能となる。
なお、本実施の形態の周回性波長多重合分波器4の出力ポート6−1〜6−16を合波する光合分波器7−1〜7−4の出力ポートを当該波長多重送受信器1−1〜1−4の出力と接続される入力ポートとし、当該周回性波長多重合分波器の入力ポート5−1〜5−16を当該波長多重送受信器1−1〜1−4の入力と接続される出力ポートとしても、同様の効果を得ることができる。つまり、入出力の方向を入れ替えても同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図3は本発明の光波長多重伝送システムの実施の形態2を示す配線図である。本実施の形態の光波長多重伝送システムにおいては、4個の波長多重送受信器1−1〜1−4の波長多重送信部2−1〜2−4の出力は、周回性波長多重合分波器4の連続するr個の入力ポート、すなわち、本実施の形態の場合には5−3〜5−6の4ポートに光ファイバを用いて順に接続されている。本実施の形態においては、第1番目の入力ポートの位置pが3番目とされているが、これにより本発明の波長多重送受信器に接続される周回性波長多重合分波器の入力ポートが限定されるものではない。
周回性波長多重合分波器4の出力ポート6−1〜6−16は、rポート、すなわち本実施の形態においては、4ポート毎に(3ポート飛びに)間をあけて離れている4個のポートが、それぞれ光合分波器7−1〜7−4の入力側に光ファイバを介して接続されている。本実施の形態においては、第1番目の出力ポートの位置qが1番目とされているが、これにより本発明の光合分波器に接続される周回性波長多重合分波器の出力ポートが限定されるものではない。光合分波器7−1〜7−4の出力は、波長多重受信部3−1〜3−4に、この順で接続されている。
本実施の形態の光波長多重伝送システムは、以下のような条件の下で接続及び機器の数を変更することができる。すなわち、波長多重送受信器及び光合分波器の台数がr、波長多重送受信器間の最大通信波長数がh、周回性波長多重合分波器の入力ポート数及び出力ポート数がともにN、入力ポートiと出力ポートjとの間を透過する光の波長がλkのとき、波長多重送信部の出力は、周回性波長多重合分波器の入力ポートのp番目からp+hxt番目に接続することができ、周回性波長多重合分波器の出力ポートはq番目番目までの連続するh個のポートを光合分波器によって結合されて波長多重受信部の入力に接続することができる。
なお、このとき、rは複数、hは複数、N=rxh、iは1からNまでの整数、jは1からNまでの整数、kはi+j−1≦Nの場合にはk=i+j−1、i+j−1>Nの場合にはk=i+j−1−N、pは1からhまでの整数、tは1からr−1までの整数、qは1からNまでの整数であり、また、出力ポートのq+h−1番目は、q+h−1>Nの場合にはq+h−1−N番目となる。
動作を説明する。各波長多重送受信器1−1〜1−4から波長多重されて伝送された波長λ1からλ16の光信号が、周回性波長多重合分波器4の該当する入力ポート5−3、5−4、5−5、5−6に入力されると、周回性波長多重合分波器4の有する波長分波機能により、それぞれの波長の違いに基づいてそれぞれ異なる出力ポート6−1〜6−16へ出力される。出力ポート6−1〜6−16へ出力された波長λ1からλ16の光信号は、光合分波器7−1〜7−4により合波される。
図4は図3の光波長多重伝送システムにおける入出力波長配置を示す図表である。白地の波長が波長多重送受信器間に用いる波長である。図3に示されるように、全ての入力ポートと出力ポートの組み合わせを4波長で通信することができる。
以上のように、本実施の形態の光波長多重伝送システムにおいては、周回性波長多重合分波器4の入力ポート数(N)と出力ポート数(N)とを同数とし、出力ポートを光合分波器7−1〜7−4によって結合することにより、波長多重送受信器1−1〜1−4と接続する入力ポート及び波長多重送受信器数(r)と波長多重送受信器1−1〜1−4間の通信波長数(h)を所定の条件の範囲内で設定できる。これにより柔軟な光波長多重伝送システムの構築が可能である。
なお、本実施の形態の周回性波長多重合分波器4の出力ポート6−1〜6−16を合波する光合分波器7−1〜7−4の出力ポートを当該波長多重送受信器1−1〜1−4の出力と接続される入力ポートとし、当該周回性波長多重合分波器の入力ポート5−1〜5−16を当該波長多重送受信器1−1〜1−4の入力と接続される出力ポートとしても、同様の効果を得ることができる。つまり、入出力の方向を入れ替えても同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図5は本発明の光波長多重伝送システムの実施の形態3を示す配線図である。図5に示されるように、本実施の形態の光波長多重伝送システムにおいては、光合分波器7−1〜7−4と波長多重受信部3−1〜3−4との間にそれぞれ光増幅器8−1〜8−4が設けられている。その他の構成は実施の形態2と同様である。
本実施の形態の光波長多重伝送システムにおいては、光合分波器7−1〜7−4の出力に損失を補償するための光増幅器8−1〜8−4が配設されている。これにより伝送距離を犠牲にすることなく通信波長数の増加が実現でき、さらに柔軟な光波長多重伝送システムの構築が可能である。
実施の形態4.
図6は本発明の光波長多重伝送システムの実施の形態4を示す配線図である。本実施の形態の光波長多重伝送システムにおいては、実施の形態1の光波長多重伝送システムが一部変更されている。まず、波長多重送受信器1−1の通信波長数gが3とされている。
そして、これに伴い、波長多重送受信器1−1に接続される光合分波器7−1の入力ポート数gが3とされ、光合分波器7−1に接続される周回性波長多重合分波器4の出力ポートは、出力ポート6−1〜6−3のg個のポートとされている。そして、残る6−4ポートには、5番目となる新たな別の波長多重送受信器1−5が接続されている。
本実施の形態においては、出力ポート6−1〜6−4の4個の出力ポートが、さらに出力ポート6−1〜6−3と出力ポート6−4の2つのグループに分けられて、それぞれ、波長多重送受信器1−1と波長多重送受信器1−5に接続されているが、これに限定されるものでなく、出力ポート6−1〜6−4がさらに別のグループ分けとされてもよいし、さらに、出力ポート6−5〜6−8、出力ポート6−9〜6−12、出力ポート6−13〜6−16の夫々のグループが、さらに細かくグループ分けされてもよい。このような構成とすることにより、通信波長数に応じて柔軟に周回性波長多重合分波器に接続される波長多重送受信器数を変更することができる。
図7は図6の光波長多重伝送システムにおける入出力波長配置を示す図表である。白地の波長が波長多重送受信器間に用いる波長である。図7に示されるように、波長多重送受信器1−1と波長多重送受信器1−2、1−3、1−4との間は3波長で、また、波長多重送受信器1−5と波長多重送受信器1−1、1−2、1−3、1−4との間は1波長で、波長多重送受信器1−2、1−3、1−4間では4波長で通信することができる。このような構成とすることにより、さらに柔軟性のある光波長多重伝送システムの構築が可能となる。
本発明は、光通信ネットワークに適用して有用なものであり、特に、波長多重された複数の光信号を複数の波長多重送受信器間において伝送する光通信ネットワークに適用して有用なものである。
本発明の光波長多重伝送システムの実施の形態1を示す配線図である。 図1の光波長多重伝送システムにおける入出力波長配置を示す図表である。 本発明の光波長多重伝送システムの実施の形態2を示す配線図である。 図3の光波長多重伝送システムにおける入出力波長配置を示す図表である。 本発明の光波長多重伝送システムの実施の形態3を示す配線図である。 本発明の光波長多重伝送システムの実施の形態4を示す配線図である。 図6の光波長多重伝送システムにおける入出力波長配置を示す図表である。 従来の光波長多重伝送システムを示す配線図である。 図8の光波長多重伝送システムにおける入出力波長配置を示す図表である。
符号の説明
1−1〜1−4 波長多重送受信器
2−1〜2−4 波長多重送信部
3−1〜3−4 波長多重受信部
4 周回性波長多重合分波器
5−1〜5−16 入力ポート
6−1〜6−16 出力ポート
7−1〜7−4 光合分波器
8−1〜8−4 光増幅器

Claims (7)

  1. 複数の波長の光信号を波長多重して波長多重信号光として送信する波長多重送信部及び波長多重信号光を複数の波長の光信号に分波して受信する波長多重受信部とを有する波長多重送受信器と、
    複数の入力ポートと複数の出力ポートとを有し、入力ポートと出力ポートを結ぶ波長がそれぞれ1波長とされ、各入力ポートから入力された波長多重信号光を互いに異なる出力ポートに分波するとともに複数の入力ポートから入力された同じ波長の信号光を各出力ポートに合波して出力する周回性波長多重合分波器と、
    前記周回性波長多重合分波器の入出力を合分波する光合分波器と
    を備えた光波長多重伝送システムであって、
    前記周回性波長多重合分波器の入力ポート数と出力ポート数とが同じとされ、
    前記周回性波長多重合分波器の入力ポートと出力ポートのいずれか一方は、連続する複数個のポートを前記光合分波器によって結合されている
    ことを特徴とする光波長多重伝送システム。
  2. 前記波長多重送受信器及び前記光合分波器の台数がr(rは複数)、
    前記波長多重送受信器間の最大通信波長数がh(hは複数)、
    前記周回性波長多重合分波器の入力ポート数及び出力ポート数がともにN(N=rxh)、
    入力ポートi(iは1からNまでの整数)と出力ポートj(jは1からNまでの整数)との間を透過する光の波長がλk(i+j−1≦Nの場合にはk=i+j−1、i+j−1>Nの場合にはk=i+j−1−N)であり、
    前記波長多重送信部の出力は、前記周回性波長多重合分波器の入力ポートのp番目(pは1からhまでの整数)からp+hxt(tは1からr−1までの整数)番目に接続され、
    前記周回性波長多重合分波器の出力ポートはq番目(qは1からNまでの整数)からq+h−1(q+h−1>Nの場合にはq+h−1−N)番目までの連続するh個のポートを前記光合分波器によって結合されて前記波長多重受信部の入力に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光波長多重伝送システム。
  3. 前記波長多重送受信器及び前記光合分波器の台数がr(rは複数)、
    前記波長多重送受信器間の最大通信波長数がh(hは複数)、
    前記周回性波長多重合分波器の入力ポート数及び出力ポート数がともにN個(N=rxh)、
    入力ポートi(iは1からNまでの整数)と出力ポートj(jは1からNまでの整数)との間を透過する光の波長がλk(i+j−1≦Nの場合にはk=i+j−1、i+j−1>Nの場合にはk=i+j−1−N)であり、
    前記波長多重受信部の入力は、前記周回性波長多重合分波器の出力ポートのq番目(qは1からhまでの整数)からq+hxt(tは1からr−1までの整数)番目に接続され、
    前記周回性波長多重合分波器の入力ポートはp番目(pは1からNまでの整数)からp+h−1(p+h−1>Nの場合にはp+h−1−N)番目までの連続するh個のポート前記光合分波器によって結合されて前記波長多重送信部の出力に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光波長多重伝送システム。
  4. 前記波長多重送受信器及び前記光合分波器の台数がr(rは複数)、
    前記波長多重送受信器間の最大通信波長数がh(hは複数)、
    前記周回性波長多重合分波器の入力ポート数及び出力ポート数がともにN個(N=rxh)、
    入力ポートi(iは1からNまでの整数)と出力ポートj(jは1からNまでの整数)との間を透過する光の波長がλk(i+j−1≦Nの場合にはk=i+j−1、i+j−1>Nの場合にはk=i+j−1−N)であり、
    前記波長多重送信部の出力は、前記周回性波長多重合分波器の入力ポートのp番目(pは1からNまでの整数)からp+r−1(p+r−1>Nの場合にはp+r−1−N)番目の連続するr個のポートに接続され、
    前記周回性波長多重合分波器の出力ポートは、q番目(qは1からrまでの整数)からq+rxt(tは1からh−1までの整数)番目までを接続する前記光合分波器によって結合されて前記波長多重受信部の入力に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光波長多重伝送システム。
  5. 前記波長多重送受信器及び前記光合分波器の台数がr(rは複数)、
    前記波長多重送受信器間の最大通信波長数がh波長(hは複数)、
    前記周回性波長多重合分波器の入力ポート数及び出力ポート数がともにN個(N=rxh)、
    入力ポートi(iは1からNまでの整数)と出力ポートj(jは1からNまでの整数)との間を透過する光の波長がλk(i+j−1≦Nの場合にはk=i+j−1、i+j−1>Nの場合にはk=i+j−1−N)であり、
    前記波長多重受信部の入力は、前記周回性波長多重合分波器の出力ポートのq番目(qは1からNまでの整数)からq+r−1(p+r−1>Nの場合にはp+r−1−N)番目の連続するr個のポートに接続され、
    前記周回性波長多重合分波器の入力ポートは、p番目(pは1からrまでの整数)からp+rxt(tは1からh−1までの整数)番目までを接続する前記光合分波器によって結合されて前記波長多重送信部の出力に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光波長多重伝送システム。
  6. 前記光合分波器と前記波長多重受信部との間に光増幅器が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光波長多重伝送システム。
  7. 複数の波長の光信号を波長多重して波長多重信号光として送信する波長多重送信部及び波長多重信号光を複数の波長の光信号に分波して受信する波長多重受信部とを有する波長多重送受信器及び入出力ポートを合分波する光合分波器とともに光波長多重伝送システムを構成する周回性波長多重合分波器であって、
    複数の入力ポートと該入力ポートと同じ数の出力ポートとを有し、入力ポートと出力ポートを結ぶ波長がそれぞれ1波長とされ、各入力ポートから入力された波長多重信号光を互いに異なる出力ポートに分波するとともに複数の入力ポートから入力された同じ波長の信号光を各出力ポートに合波して出力し、入力ポートと出力ポートのいずれか一方は、連続する複数個のポートを前記光合分波器によって結合されている
    ことを特徴とする周回性波長多重合分波器。
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