JP2006041608A - 移動無線通信装置 - Google Patents

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憲一 高田
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Abstract

【課題】通信特性のよいアドホックネットワークを構成する移動無線通信装置を得ること。
【解決手段】アドホックネットワーク上の移動無線通信装置間で情報の送受信を行う移動無線通信装置20Aにおいて、通信経路の選択要求を行なう経路要求情報を送受信する無線通信部21と、自らの移動に関する移動情報を取得する移動履歴算出部26と、前記経路要求情報の中継をする際に、前記経路要求情報の中継履歴に関する中継履歴情報および前記情報取得部で取得した移動情報を前記経路要求情報に付加する経路情報処理部27と、前記経路要求情報の宛先装置として前記経路要求情報を受信した場合に、受信した前記経路要求情報に付加された前記移動情報および前記中継履歴情報に基づいて、前記経路要求情報の送信元との間の通信経路を決定する通信経路判断部28と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、アドホックネットワーク内で通信を行う移動無線通信装置に関するものである。
近年、無線機能を有する複数の移動端末によって構成され、移動端末同士が自ら通信経路を選択することによって移動端末間の通信を行うアドホックネットワークに関する技術の開発が進展している。このアドホックネットワーク内には、基地局(アクセスポイント)等が存在せず、各移動端末が通信の送信端末、宛先端末、中継端末等の役割を果たしている。
アドホックネットワークにおけるルーティングプロトコルとして、移動端末から別の移動端末に対してデータを送信する要求が存在したときに通信に必要な通信経路を設定するReactive型のルーティングプロトコルがある。このReactive型のルーティングプロトコルの1つとしてDSRプロトコル(Dynamic Source Routing)がある。
DSRは、通信経路を選択するための処理として情報の送信元端末が「Route Request」パケットをフラッディング(ブロードキャスト)する。そして、「Route Request」パケットを受信した情報の宛先端末以外の通信端末(中継端末)は、自らを識別する情報(ID)を経路情報として「Route Request」パケットに付加してフラッディングする。このようなフラッディングを繰返していくことによって、「Route Request」パケットを宛先端末まで転送している。宛先端末は、受信した「Route Request」パケットに付加されている経路情報に基づいて送信元端末から宛先端末までの経路を知ることができる。
Route Requestパケットを受信した宛先端末は、送信元端末から宛先端末までの通信経路を認識することができたことを示す「Route Reply」パケットを送信元端末に送信している。この「Route Reply」パケットには通信の送信元端末から宛先端末までの経路情報が付加されているため、通信の送信元端末は宛先端末までの経路を知ることができる。送信元端末から宛先端末までの通信経路が複数存在する場合、リンクの切断等が起こりにくい通信性能の良い通信経路を選択することが望まれる。
非特許文献1に記載の、アドホックルーチングにおいては、アドホックネットワーク内に存在する移動端末の移動速度から求められる移動端末間の無線リンクのコストに基づいて通信経路を選択している。
また、特許文献1に記載の無線端末は、一端を隣接する他の端末に接続された各通信路のビットエラーレートを測定するビットエラーレート測定手段と、一端を隣接する他の端末に接続された前記した各通信路ごとにそれらの通信路を使用したデータの転送速度を設定する転送速度設定手段と、これらビットエラーレート測定手段および転送速度設定手段の測定および設定内容に基づいてそれぞれの通信路を使用して相手先の端末との間で行われる通信のルートを設定するための基準値としての重み付け値を設定する重み付け値設定手段を備えている。これにより、通信の宛先端末は加算後の重み付けに基づいて最適な通信経路を選択している。
箱田純一他著、「リンクの寿命とノード負荷を考慮したアドホックルーチングプロトコルの特性評価」電子情報通信学会論文誌B、Vol.J85−B No.12 pp.2108−2118、2002年12月 特開2003−152786号公報
しかしながら、上記前者および後者の従来技術では、アドホックネットワークを移動頻度の高い移動端末で構成する場合、中継端末の移動によって通信経路が頻繁に使用できなくなり通信経路の再選択が頻繁に行なわれる。通信経路の再選択が頻繁に行なわれると、送信元端末から宛先端末までのデータ通信の中断や通信経路の選択における冗長なパケットの送受信によってネットワーク資源の浪費やネットワークの負荷が増大するといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信特性のよいアドホックネットワークを構成する移動無線通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、アドホックネットワーク上の移動無線通信装置間で情報の送受信を行う移動無線通信装置において、通信経路の選択要求を行なう経路要求情報を送受信する通信部と、自らの移動に関する移動情報を取得する情報取得部と、前記経路要求情報の中継をする際に、前記経路要求情報の中継履歴に関する中継履歴情報および前記情報取得部で取得した移動情報を前記経路要求情報に付加する情報付加部と、前記経路要求情報の宛先装置として前記経路要求情報を受信した場合に、受信した前記経路要求情報に付加された前記移動情報および前記中継履歴情報に基づいて、前記経路要求情報の送信元との間の通信経路を決定する通信経路決定部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、経路要求情報に付加された移動に関する情報に基づいて通信経路を選択するので、長時間利用可能な通信経路を選択することが可能となる。したがって、通信経路の再選択によるネットワークの負荷を減少させることが可能となる。
この発明によれば、通信経路の再選択によるネットワークの負荷を減少させることが可能となる。また、通信経路が失われることによる通信の中断の頻度を減少させることが可能となる。したがって、通信特性の良いアドホックネットワークを構成することが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる移動端末(移動無線通信装置)の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るアドホックネットワーク通信システムの構成を示す図である。図1に示すようにアドホックネットワーク通信システムは、移動端末20A〜20C、無線通信エリア1,2からなる。
アドホックネットワークは、無線機能を備えた複数の通信端末によって構成される通信ネットワークであり、通信端末が通信経路を選択することによって通信端末間の通信を行う。ここでは、アドホックネットワークの通信端末が移動端末20A〜20Cによって構成されている場合を示している。
移動端末20A〜20Cは、移動端末20A〜20Cの間で無線通信を行う移動可能な通信端末(通信ノード)である。各移動端末20A〜20Cは、アドホックネットワーク上で固有の通信アドレスを有している。
移動端末20Aと移動端末20Bは、無線通信エリア1を介して互いに通信(パケットの送受信)を行う。移動端末20Bと移動端末20Cは無線通信エリア2を介して互いに通信を行う。また、移動端末20Aと移動端末20Cの間における通信は、移動端末20Bが中継端末となることによって行われる。
無線通信エリア1は、移動端末20Aと移動端末20Bの間で通信可能なエリア(通信範囲)であり、移動端末20Aや移動端末20Bの移動に伴って変化する。無線通信エリア2は、移動端末20Bと移動端末20Cの間で通信可能なエリアであり、移動端末20Bや移動端末20Cの移動に伴って変化する。移動端末20A〜20Cは、例えば移動可能な車両10A〜10Cに備えられている。
ここでは、アドホックネットワークが移動端末20A〜20Cの3つからなる構成としたが4つ以上の移動端末20でアドホックネットワークを構成する場合、送信元の移動端末20から送信先の移動端末まで送信される情報の通信経路は複数存在する。本実施の形態1においては、このような場合に情報の送信先となる移動端末20がアドホックネットワークを構成する移動端末20の移動履歴等に基づいて最適な通信経路を選択する。
図2は、実施の形態1に係るアドホックネットワークの構成の一例を示す図である。ここでのアドホックネットワークは、移動端末20Aを備えた車両10A、移動端末20Bを備えた車両10B、移動端末20Cを備えた車両10C、無線通信エリア1,2によって構成されている。
車両10A〜10Cは、例えば道路上を走行する自動車等であり、所定の進行方向に所定の進行速度で移動している。ここでは、車両10A〜10Cが同一方向に走行している。車両10Aと車両10Bは移動しながら無線通信エリア1を介して互いに通信し、車両10Bと車両10Cは移動しながら無線通信エリア2を介して互いに通信を行う。
つぎに、移動端末20A〜20Cの構成について説明する。なお、移動端末20A〜20Cは同様の構成を有するので、ここでは移動端末20Aを例にとって説明する。図3は、移動端末の構成を示すブロック図である。移動端末20Aは、無線通信部(通信部)21、位置情報取得部22、パケット情報記憶部23、タイマ部24、メモリ部25、移動履歴算出部(情報取得部)26、経路情報処理部(情報付加部)27、通信経路判断部(通信経路決定部)28、制御部29からなる。
無線通信部21は、アドホックネットワーク内の移動端末20B、20Cと無線通信によってデータ通信を行う。位置情報取得部22は、GPS(Global Positioning System)機能やカーナビゲーションシステム等を備えて構成され、移動端末20Aの位置情報(地図上の地点(座標)等)を取得する。タイマ部24は、時刻に関する情報を計測(算出)する。
移動履歴算出部26は、移動端末20Aの移動履歴を算出する。移動履歴算出部26は、位置情報取得部22によって取得された移動端末20Aの位置情報、タイマ部24によって算出された時刻に関する情報に基づいて移動端末20Aの移動方向、移動速度、移動履歴を算出する。移動履歴は、例えば移動端末20Aの位置に関する情報と時刻に関する情報の対応付けによって構成される。移動履歴算出部26は、算出した移動履歴、移動方向、移動速度を移動履歴情報として後述の「Route Request」パケットに付加する。
経路情報処理部27は、アドホックネットワーク内で送受信される「Route Request」パケットに対し、アドホックネットワーク内で行なう通信の通信経路に関する情報(経路情報)を付加する。経路情報としては、例えば自らの移動端末20Aを識別するための自端末のアドレス等の情報を用いる。「Route Request」パケットを受信した経路情報処理部27が「Route Request」パケットに経路情報を付加して「Route Request」パケットを順次転送(送信)することによって、この「Route Request」パケットを受信した移動端末の経路情報処理部27は「Route Request」パケットの通信経路を認識することが可能となる。
通信経路判断部28は、アドホックネットワーク内で行なう通信の最適な通信経路を判断する。通信経路判断部28は、経路情報処理部27によって取得された経路情報と、通信経路上の移動端末の移動履歴情報に基づいて最適な通信経路を判断する。
メモリ部25は、通信経路判断部28が通信経路を判断する際の判断基準等の情報(設定値)を記憶する。パケット情報記憶部23は、自らの移動端末宛てに送信されてきた「Route Request」パケットを記憶する。
制御部29は、無線通信部21、移動情報取得部22、パケット情報記憶部23、タイマ部24、メモリ部25、移動履歴算出部26、経路情報処理部27、通信経路判断部28を制御する。
つぎに、実施の形態1に係る通信経路の選択処理の手順について説明する。ここでは、アドホックネットワーク内において移動端末20Aが情報の送信元であり、移動端末20Cが情報の送信先(宛先)であり、移動端末20Bが移動端末20Aと移動端末20Cの間で送受信される情報を中継する場合について説明する。
図4は、移動端末間の情報の送受信の手順を示すフローチャートである。各移動端末20A〜20Cは、所定の周期で移動履歴情報を取得している。各移動端末20A〜20Cは、移動履歴算出部26によって移動履歴情報を取得している。
情報の送信元となる移動端末20Aの経路情報処理部27は、通信経路を選択するための「Route Request」パケットの経路情報ヘッダに移動端末20Aのアドレス(送信元アドレス)と移動端末20Cのアドレス(宛先アドレス)を付加する。経路情報処理部27は、移動端末20Aの移動履歴情報を付加する(ステップS100)。
ここで、「Route Request」パケットについて説明する。図5は、「Route Request」パケットのヘッダの構成を示す図である。「Route Request」パケットは、IPヘッダ31、経路情報ヘッダ32、追加ヘッダ33、上位ヘッダ34を含んで構成されている。
経路情報ヘッダ32には、「Route Request」パケットの制御情報が含まれる。制御情報とは、宛先アドレス、送信元アドレス、パケットのシーケンス番号である。これらの制御情報はパケットの送信/受信/転送に利用される。
経路情報ヘッダ32は、「Route Request」パケットの送信元の移動端末20Aのアドレス、「Route Request」パケットを中継する移動端末20のアドレスを経路情報として含んでいる。各移動端末20は、「Route Request」パケットを送信する際に自らのアドレスを経路情報として経路情報ヘッダ32に付加する。
追加ヘッダ33は、「Route Request」パケットの送信元の移動端末20Aの移動履歴情報、「Route Request」パケットを中継する移動端末20Bの移動履歴情報を含んでいる。各移動端末20は、「Route Request」パケットを送信する際に自らの移動履歴情報を追加ヘッダ33に付加する。追加ヘッダ33は、「Route Request」パケットの送信を行なった順番で移動端末20の移動履歴情報を記憶する。
上位ヘッダ34は、TCP(Transmission Control Protocol)ヘッダやUDP(User Datagram Protocol)ヘッダ等のトランスポート層プロトコルのヘッダ情報を含んで構成される。
図6は、「Route Request」パケットの追加ヘッダの構成を示す図である。追加ヘッダ33は,追加ヘッダの長さに関する情報(追加ヘッダ長さ情報41)、移動履歴情報42A,42Bからなる。
移動履歴情報42Aは、送信元の移動端末20が「Route Request」パケットを送信する際に付加する送信元を識別するための情報である。移動履歴情報42Bは、転送処理を行なう移動端末20が「Route Request」パケットに付加する転送装置を識別するための情報である。移動履歴情報42A,42Bとしては、例えば移動端末20のアドレスが付加される。ここでは、移動端末20Aの移動履歴算出部26が移動端末20Aの移動履歴情報を移動履歴情報42Aとして「Route Request」パケットに付加する。
移動履歴情報が付加された「Route Request」パケットは、移動端末20Aの無線通信部21からフラッディング(ブロードキャスト)される(ステップS110)。無線通信エリア1内に位置している移動端末20Bは、無線通信部21によって移動端末20Aからの「Route Request」パケットを受信する。移動端末20Bの経路情報処理部27は、受信した「Route Request」パケットに含まれる宛先アドレスを抽出する。ここでは、宛先アドレスが移動端末20Cのアドレスであるため、移動端末20Bの経路情報処理部27はこの「Route Request」パケットが自端末宛てのパケットではないと判断する。
また、移動端末20Bの経路情報処理部27は受信した「Route Request」パケットに付加された経路情報(アドレス)を抽出する。経路情報処理部27は、抽出した経路情報に自身(移動端末20B)のアドレスが付加されているか否かを判断する。
経路情報処理部27は、移動端末間において同一の「Route Request」パケットの転送を繰り返さないために自らのアドレスが既に付加されている「Route Request」パケットは以前に受信して転送済みの「Route Request」パケットであると判断し、この「Route Request」パケットをフラッディングせずに破棄する。
経路情報処理部27が、抽出した経路情報に自身(移動端末20B)のアドレスが付加されていないと判断すると、「Route Request」パケットの経路情報ヘッダ32に移動端末20Bのアドレス(経路情報)を付加するとともに、追加ヘッダ33に移動端末20Bの移動履歴情報を付加する(ステップS120)。移動端末20Bのアドレスと移動履歴情報が付加された「Route Request」パケットは、無線通信部21からフラッディングされる(ステップS130)。
無線通信エリア2内に位置している移動端末20Cは、無線通信部21によって移動端末20Bからの「Route Request」パケットを受信する。また、無線通信エリア1内に位置している移動端末20Aは、無線通信部21によって移動端末20Bからの「Route Request」パケットを受信する。
移動端末20Cの経路情報処理部27は、受信した「Route Request」パケットに含まれる宛先アドレスを抽出する。ここでは、宛先アドレスが移動端末20Cのアドレスであるため、移動端末20Cの経路情報処理部27はこの「Route Request」パケットが自端末宛てのパケットであると判断する。また、移動端末20Cの経路情報処理部27は受信した「Route Request」パケットに付加された経路情報を抽出する。
移動端末20Aの経路情報処理部27は、受信した「Route Request」パケットに含まれる宛先アドレスを抽出する。ここでは、宛先アドレスが移動端末20Cのアドレスであるため、移動端末20Aの経路情報処理部27はこの「Route Request」パケットが自身へのパケットでないと判断する。また、移動端末20Aの経路情報処理部27は受信した「Route Request」パケットに付加された経路情報を抽出する。経路情報処理部27は、抽出した経路情報に自身(移動端末20A)のアドレスが付加されているか否かを判断する。ここでの「Route Request」パケットには、移動端末20Aのアドレスが付加されている。経路情報処理部27は、移動端末間において同一の「Route Request」パケットの転送を繰り返さないために自らのアドレスが既に付加されている「Route Request」パケットをフラッディングせずに破棄する。
移動端末20Cの無線通信部21が最初に「Route Request」パケットを受信した後、所定時間が経過するまでに受信した全ての「Route Request」パケットをパケット情報記憶部23に記憶しておく。これにより、移動端末20Aから送信された「Route Request」パケットであって、複数の異なる通信経路を介して転送された「Route Request」パケットを受信することが可能となる。通信経路が異なる「Route Request」パケットは、それぞれの「Route Request」パケットに含まれる経路情報が異なる。経路情報処理部27は、「Route Request」パケットの経路情報によって「Route Request」パケットが送信されてきた通信経路を認識することが可能となる。
移動端末20Cの通信経路判断部28は、パケット情報記憶部23で記憶した「Route Request」パケットの経路情報等に基づいて移動端末20Aとの間で使用する通信経路を選択する(ステップS140)。移動端末20Cは、「Route Request」パケットに対する応答として「Route Reply」パケットを移動端末20Aに送信する(ステップS150)。この「Route Reply」パケットには、移動端末20Cで選択された移動端末20Aと移動端末20Cの間の通信経路に関する情報が含まれている。
つぎに、移動端末20Cで行なう通信経路の選択処理の手順について説明する。図7は、実施の形態1に係る通信経路の選択処理の手順を示すフローチャートである。移動端末20Cの通信経路判断部28は、1〜複数の異なる通信経路によって転送されてきた「Route Request」パケットをそれぞれパケット情報記憶部23に記憶する。
移動端末20Cの通信経路判断部28は、パケット情報記憶部23に記憶されている「Route Request」パケットから送信元の移動端末20Aに関する情報(移動履歴情報)を抽出する(ステップS200)。
通信経路判断部28は、例えば複数の「Route Request」パケットを受信したならば、「Route Request」パケット毎に通信経路の判定を行う。通信経路判断部28は、全ての「Route Request」パケットに対して通信経路の判定を行ったか否かを確認する(ステップS210)。
通信経路判断部28が、全ての「Route Request」パケットに対して通信経路の判定を行っていないと判断すると(ステップS210、No)、通信経路の判定処理が行われていない「Route Request」パケットを選択する。
通信経路判断部28は、選択された「Route Request」パケットから「Route Request」パケットの転送(中継)を行なった移動端末20Bの移動履歴情報を抽出する(ステップS220)。
通信経路判断部28は、「Route Request」パケットが送受信された移動端末20A(送信元端末)と移動端末20B(中継端末)において、互いの移動履歴が同等であるか否かを判断(移動履歴の比較処理)する(ステップS230)。
ここで、移動履歴の同等の判断について説明する。移動端末20Cの通信経路判断部28は移動端末20Aと移動端末20Bの移動履歴情報から、例えばN秒前の時刻から最新時刻までの移動履歴を抽出する。移動端末20Aと移動端末20Bのそれぞれの移動履歴から求めたN秒前のある時刻の移動端末20Aと移動端末20Bの端末間の距離を、移動端末20Aと移動端末20Bの移動履歴が同等であるか否か判断するための基準距離tABとして、移動履歴の最新時刻までの移動端末20Aと移動端末20Bの端末間の距離を求める。このとき、各時刻の端末間の距離が、基準距離tABに誤差Tを加えた値(基準距離tAB+T)以内であるときには、移動端末20Aと移動端末20Bの移動履歴が同等であると判断する。ここで、N秒や誤差Tは、通信経路半暗部28がメモリ部25から抽出する。
移動端末20Aと移動端末20B間において、互いの移動履歴が同等であると判断されると(ステップS230、Yes)、通信経路判断部28は、移動端末20Aと移動端末20Bにおいて、移動速度が同等であるか否か、移動方向が同等であるか否かの判断を行なう(ステップS240)。
移動経路判断部28は、例えばN秒前のある時刻から最新時刻までの移動端末20Aの移動履歴情報から得られた各時刻の速度と、移動端末20Bの移動履歴情報から得られた各時刻の速度の差が所定の範囲内の場合に移動速度が同等であると判断する。移動経路判断部28は、例えばN秒前のある時刻から最新時刻までの移動端末20Aの移動履歴情報から得られた各時刻の移動方向と、移動端末20Bの移動履歴情報から得られた各時刻の移動方向の差が所定の範囲内の場合に移動方向が同等であると判断する。
移動端末20Aと移動端末20B間において、移動速度、移動方向が同等であると判断すると(ステップS240、Yes)、通信経路判断部28は「Route Request」パケットが送受信された移動端末20C(宛先端末)と移動端末20B(中継端末)間において、互いの移動履歴が同等であるか否かを判断する(ステップS250)。
移動端末20Cと移動端末20B間において、互いの移動履歴が同等であると判断されると(ステップS250、Yes)、通信経路判断部28は、移動端末20Cと移動端末20B間において、移動速度が同等であるか否か、移動方向が同等であるか否かの判断を行なう(ステップS260)。
さらに、「Route Request」パケットの中継を行なった移動端末20が複数ある場合、「Route Request」パケットの送受信をおこなった移動端末20(中継端末)間においても移動履歴、移動速度、移動方向が同等であるか否かを判断する。すなわち、「Route Request」パケットを送信したn(nは自然数)番目の転送端末の送信履歴とn番目の転送端末から「Route Request」パケットを受信した(n+1)番目の転送端末の移動履歴が同等であるか否かを順番に判断する。
移動端末20Aと移動端末20B間において、移動速度、移動方向が同等であると判断すると(ステップS260、Yes)、ステップS120〜S160の処理が済んでいない「Route Request」パケットがあるか否か(「Route Request」パケットの中継を行なった移動端末20の全てについて移動端末20間の移動履歴、移動速度、移動方向が同等であるか否かの判断処理を行なったか否か)を確認する(ステップS270)。
「Route Request」パケットの中継を行なった移動端末20の全てについて移動端末20間の移動履歴、移動速度、移動方向が同等であるか否かの判断処理を行なったことを確認すると(ステップS270、Yes)、この判断処理を行なった移動端末20A〜20Cの通信経路を履歴同等テーブルとしてパケット情報記憶部23に記憶する(ステップS280)。
一方、ステップS120〜S160の処理が済んでいない「Route Request」パケットがある場合、(ステップS270、No)、この「Route Request」パケットに対してステップS120〜S160の処理を行なう。
また、移動端末20Aと移動端末20B間において、互いの移動履歴が同等でないと判断された場合(ステップS230、No)、移動端末20Aと移動端末20B間において、移動速度、移動方向が同等でないと判断された場合(ステップS240、No)、また、移動端末20Cと移動端末20B間において、互いの移動履歴が同等でないと判断された場合(ステップS250、No)、移動端末20Cと移動端末20B間において、移動速度、移動方向が同等でない判断された場合(ステップS260、No)、この判断処理を行なった移動端末20A〜20Cの通信経路はパケット情報記憶部23に記憶しない(ステップS290)。
この後、通信経路判断部28は全ての「Route Request」パケットに対して通信経路の判定を行ったか否かを確認する(ステップS210)。通信経路判断部28が、全ての「Route Request」パケットに対して通信経路の判定を行ったと判断すると(ステップS210、Yes)、通信経路のパケット情報記憶部23への記憶処理を終了する。
つぎに、通信経路判断部28は、複数の通信経路の候補の中から1つの通信経路を選択する処理を行なう。まず、通信経路判断部28は、パケット情報記憶部23の履歴同等テーブルに通信経路が記憶されているか否かを確認する(ステップS300)。
パケット情報記憶部23の履歴同等テーブルに通信経路が記憶されている場合(ステップS300、Yes)、通信経路判断部28は履歴同等テーブルに記憶されている通信経路の中から例えば中継を行う移動端末20の数が最小の通信経路を選択する。通信経路判断部28は、選択した通信経路を「Route Reply」パケットに付加する。
同等履歴テーブルから通信経路が選択された「Route Reply」パケットは、無線通信部21を介して「Route Request」パケットの送信元であった移動端末20Aに送信する(ステップS310)。
パケット情報記憶部23の履歴同等テーブルに通信経路が記憶されていない場合(ステップS300、No)、通信経路判断部28はパケット情報記憶部23に記憶されている全ての通信経路の中から中継を行う移動端末20の数が最小の通信経路を選択する。通信経路判断部28は、選択した通信経路を「Route Reply」パケットに付加する。
通信経路が選択された「Route Reply」パケットは、無線通信部21から「Route Request」パケットの送信元であった移動端末20Aに送信する(ステップS320)。移動端末20Aは、無線通信部21によって移動端末20Cからの「Route Reply」パケットを受信する。移動端末20Aは、受信した「Route Reply」パケットに含まれる通信経路に基づいて移動端末20Cとの通信を行う。
なお、本実施の形態1においては、移動端末20間の移動履歴、移動速度、移動方向が同等であるか否かを判断したが、通信経路判断部28が移動前の現時点での無線通信エリア1,2の広さに対して移動後(所定時間経過後)に予測される通信エリア1,2の広さが所定の範囲内にあるか否かを判断してもよい。例えば、移動後における通信エリア1,2の広さが移動前の通信エリア1,2の広さに対して所定の範囲内にある場合、移動端末間の移動履歴が同等であると判断する。
なお、アドホックネットワーク内において移動端末は、移動端末20A〜20Cの3つである場合に限られず、アドホックネットワークを2つの移動端末はまたは4つ以上の移動端末で構成してもよい。
なお、移動端末20Bは、同一の送信元から同一の「Route Request」パケットを受信すると、この「Route Request」パケットを破棄することとしたが、同一の送信元から受信した同一の「Route Request」パケットを全て破棄しなくてもよい。すなわち、移動端末20Bは、「Route Request」パケットの転送時に所定の条件を満たした場合にのみパケットを破棄してもよい。これにより、多くの通信経路が発生し、多くの通信経路候補から通信経路を選択することが可能となる。
なお、本実施の形態1においては車両10A〜10Cが移動端末20A〜20Cを備える構成としたが、車両以外の船、航空機、ロボット等が移動端末を備える構成や移動端末の使用者が移動端末を携帯する構成としてもよい。すなわち、移動性があり無線機能を備えたノードを搭載(携帯)することができれば本発明を適用できる。
このように実施の形態1によれば、移動端末20間の移動履歴、移動速度、移動方向が同等であるか否かに基づいて通信経路を選択するので、長時間利用可能な通信経路を選択することが可能となる。これにより、通信経路の再選択によるネットワークの負荷を減少させることが可能となる。また、通信経路が失われることによる通信の中断の頻度を減少させることが可能となる。したがって、通信特性の良いアドホックネットワークを構成することが可能となる。
実施の形態2.
つぎに、図3、図7〜9に従って実施の形態2について説明する。実施の形態2においては、「Route Request」パケットを中継する移動端末20Bが移動履歴等の比較処理を行なう。そして、移動端末20Bは移動履歴等の比較結果に基づいて「Route Request」パケットの転送を行なうか否かを判断する。ここでは通信経路判断部28が特許請求の範囲に記載の通信経路決定部に対応する。
図8は、実施の形態2に係るアドホックネットワークの構成の一例を示す図である。図8に示す各構成要素のうち図2に示す実施の形態1のアドホックネットワークと同一機能を達成する構成要素ついては同一の番号を付しており、重複する説明は省略する。
アドホックネットワークは、移動端末20Aを備えた車両10A、移動端末20Bを備えた車両10B、移動端末20Cを備えた車両10C、無線通信エリア3によって構成されている。ここでは、車両10Aと車両10B同一方向に走行しており、車両10Cは車両10A,10Bと異なる方向に走行している。車両10A〜車両10Cは互いに通信が可能な無線通信エリア3内に位置している。
本実施の形態2においても実施の形態1と同様に移動端末20Aから「Route Request」パケットがフラッディングされる。そして、移動端末20Bが移動端末20Aからの「Route Request」パケットを受信する。受信した「Route Request」パケットは移動端末20Bのパケット情報記憶部23に記憶する。移動端末20Bで行なう移動履歴の比較処理の手順について説明する。
図9は、実施の形態2に係る移動履歴の比較処理の手順を示すフローチャートである。移動端末20Bの通信経路判断部28は、移動端末20Aからの「Route Request」パケットをパケット情報記憶部23に記憶する。
移動端末20Bの通信経路判断部28は、パケット情報記憶部23に記憶されている「Route Request」パケットからから送信元の移動端末20Aに関する情報(移動履歴情報)を抽出する(ステップS400)。経路情報処理部27は、「Route Request」パケットの宛先が自端末(移動端末20B)であるか否かを判断する(ステップS410)。
経路情報処理部27が、「Route Request」パケットの宛先が自端末であると判断すると(ステップS410、Yes)、図7に示した実施の形態1に係る移動履歴の比較処理を行なう(ステップS415)。
経路情報処理部27が、「Route Request」パケットの宛先が自端末でないと判断すると(ステップS410、No)、「Route Request」パケットの経路情報に自端末のアドレスが付加されているか否かを判断する(ステップS420)。
「Route Request」パケットの経路情報に自端末のアドレスが付加されていない場合(ステップS420、No)、通信経路判断部28は自端末の移動履歴と自端末に「Route Request」パケットを送信してきた移動端末の移動履歴の比較処理(互いの移動履歴が同等であるか否かを判断)を行なう。ここでは、自端末(移動端末20B)に「Route Request」パケットを送信したのが移動端末20Aであるため、通信経路判断部28は移動端末20Bの移動履歴と移動端末20Aの移動履歴の比較処理を行なう。また、通信経路判断部28は移動端末20Bの移動速度、移動方向と移動端末20Aの移動速度、移動方向の比較処理を行なう(ステップS430)。
通信経路判断部28によって、移動端末20Aの移動履歴、移動速度、移動方向が移動端末20Bの移動履歴、移動速度、移動方向と同等であると判断されると(ステップS430、Yes)、「Route Request」パケットの経路情報ヘッダ32に移動端末20Bのアドレス(経路情報)を付加するとともに、追加ヘッダ33に移動端末20Bの移動履歴情報を付加する(ステップS440)。移動端末20Bのアドレスと移動履歴情報が付加された「Route Request」パケットは、無線通信部21からフラッディングされる(ステップS450)。
ステップS420において、「Route Request」パケットの経路情報に自端末のアドレスが付加されている場合、経路情報処理部27は移動端末間において同一の「Route Request」パケットの転送を繰り返さないために自らのアドレスが既に付加されている「Route Request」パケットは以前に受信して転送済みの「Route Request」パケットであると判断し、この「Route Request」パケットをフラッディングせずに破棄する(ステップS460)。
通信経路判断部28によって、移動端末20Aの移動履歴、移動速度、移動方向が移動端末20Bの移動履歴、移動速度、移動方向と同等でないと判断されると(ステップS430、No)、移動端末20Bを「Route Request」パケットの中継端末としては利用しないため、「Route Request」パケットを破棄する(ステップS470)。
ここでは、移動端末20Bを備えた車両10Bが移動端末20A,20Cを備えた車両10A,10Cと異なる方向に走行しているので、移動端末20A(移動端末20C)の移動方向と移動端末20Bの移動方向が同等ではないと判断される。
このように、実施の形態2によれば、「Route Request」パケットを受信した移動端末20Bが「Route Request」パケットの送信元である移動端末20Aの移動履歴等と自端末の移動履歴等が同等であるか否かを判断しているため、移動履歴等が同等でない場合は「Route Request」パケットを破棄することが可能となる。移動履歴等が同等でない「Route Request」パケットを破棄することによって、アドホックネットワーク上で無駄に送受信されるパケットを減少させることが可能となる。したがって、通信特性の良いアドホックネットワークを構成することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる移動無線通信装置は、アドホックネットワークに適している。
実施の形態1に係るアドホックネットワーク通信システムの構成を示す図である。 実施の形態1に係るアドホックネットワークの構成の一例を示す図である。 移動端末の構成を示すブロック図である。 移動端末間の情報の送受信の手順を示すフローチャートである。 「Route Request」パケットのヘッダの構成を示す図である。 「Route Request」パケットの追加ヘッダの構成を示す図である。 実施の形態1に係る通信経路の選択処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るアドホックネットワークの構成の一例を示す図である。 実施の形態2に係る移動履歴の比較処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1〜3 無線通信エリア
10A〜10C 車両
20A〜20C 移動端末
21 無線通信部
22 位置情報取得部
22 移動情報取得部
23 パケット情報記憶部
24 タイマ部
25 メモリ部
26 移動履歴算出部
27 経路情報処理部
28 通信経路判断部
29 制御部
31 IPヘッダ
32 経路情報ヘッダ
33 追加ヘッダ
34 上位ヘッダ
41 追加ヘッダ長さ情報
42A,42B 移動履歴情報

Claims (6)

  1. アドホックネットワーク上の移動無線通信装置間で情報の送受信を行う移動無線通信装置において、
    通信経路の選択要求を行なう経路要求情報を送受信する通信部と、
    自らの移動に関する移動情報を取得する情報取得部と、
    前記経路要求情報の中継をする際に、前記経路要求情報の中継履歴に関する中継履歴情報および前記情報取得部で取得した移動情報を前記経路要求情報に付加する情報付加部と、
    前記経路要求情報の宛先装置として前記経路要求情報を受信した場合に、受信した前記経路要求情報に付加された前記移動情報および前記中継履歴情報に基づいて、前記経路要求情報の送信元との間の通信経路を決定する通信経路決定部と、
    を備えることを特徴とする移動無線通信装置。
  2. 前記通信経路決定部は、自ら取得した移動情報と前記受信した経路要求情報に付加された移動情報とを比較することによって前記経路要求情報の送信元との間の通信経路を決定することを特徴とする請求項1に記載の移動無線通信装置。
  3. 前記経路要求情報の宛先以外の装置として前記経路要求情報を受信した場合に、前記経路要求情報に付加された前記移動情報に基づいて、前記経路要求情報を転送するか否かを判断する中継処理判断部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の移動無線通信装置。
  4. 前記中継処理判断部は、自ら取得した移動情報と前記受信した経路要求情報に付加された移動情報とを比較することによって前記経路要求情報を転送するか否かを判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の移動無線通信装置。
  5. 前記移動情報は、自らの移動履歴に関する情報を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の移動無線通信装置。
  6. 前記移動情報は、自らの移動速度および/または移動方向に関する情報を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の移動無線通信装置。


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