JP2006040207A - 硬貨選別ユニットの取付構造 - Google Patents

硬貨選別ユニットの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 車両の振動によって発生する硬貨選別ユニットにおける誤選別を防止する。
【解決手段】 振動抑制部材25の両端側には、上下方向に弾性変形可能な水平部29,29が設けられ、この水平部29の端部に設けられた取付部30に硬貨払出ユニットが取り付けられる。振動抑制部材25の中央部には、中間部材35を介して硬貨選別ユニットのブラケット15が取り付けられる。車両の振動によって硬貨払出ユニットが上下方向に振動しても水平部29が弾性変形するので、硬貨選別ユニット側に振動が伝達されない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ワンマンバス等有料の車両に搭載される車載用の硬貨選別ユニットの取付構造に関するものである。
図4および図5はこの種の硬貨選別装置の概略の構成を示し、図4は正面図、図5は図4におけるV-V 線断面図である。図4において、全体を符号1で示す硬貨選別装置は、投入された硬貨2を集積する硬貨集積手段3と、この硬貨集積手段3から硬貨2を1枚ずつ搬出されてきた硬貨の金種を選別する硬貨選別ユニット4とを備えている。硬貨集積手段3には、モータによって図中反時計方向に回転する整流盤5が備えられ、この整流盤5に植設された多数のピン(図示せず)によって硬貨2は1枚ずつ係止され、硬貨選別ユニット4に搬送される。
硬貨選別ユニット4には、左右のスプロケット(図示せず)に張架され、矢印A方向に走行するチェーン7と、硬貨2の下端を支承するコインレール8と、このコインレール8の上方に設けられ硬貨2の上端部を支承する硬貨選別ゲージ9とが備えられている。チェーン7には走行方向に等間隔おいて多数の搬送ピン10が植設されており、この搬送ピン10に係止された硬貨2はチェーン7の走行にともなってコインレール8上を矢印A方向に搬送される。硬貨選別ゲージ9は、矢印A方向に向かって、コインレール8との間隔が拡がる5個のゲージ部9Aないし9Eが設けられており、チェーン7によって矢印A方向に搬送される硬貨2はこれらゲージ部9Aないし9Eによって漸次小径の硬貨から外径選別され、下方の硬貨払出ユニットのコインホッパー(いずれも図示せず)に収納されるように構成されている。以上説明した硬貨選別ユニット4は、車両に搭載される図示を省略した筺体に直接ボルト等によって取り付けられている。なお、上述した従来技術は、出願人が出願時点で知る限りにおいて文献公知ではない。また、出願人は、出願時までに本発明に関連する先行技術文献を発見することができなかった。よって、先行技術文献情報を開示していない。
上述したように従来の硬貨選別ユニット4は筐体に直接取り付けられているため、その筺体がワンマンバス等の車両に搭載されると、車両の運行中における振動が筐体を介してそのまま直接硬貨選別ユニット4に伝達されてしまう。特に、上下方向の振動が硬貨選別ユニット4に伝達されると、本来コインレール8から落下しなければならない小径の硬貨が、振動によって上方に跳ね上がることにより、上端部が硬貨選別ゲージ9に支承されてしまい、正常に選別されずに誤選別を起こすという問題があった。
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、車両の振動によって発生する硬貨選別ユニットにおける誤選別を防止することにある。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車両に搭載される筐体に取り付けられる硬貨処理ユニット上に硬貨選別ユニットを取り付けてなり、この取付けは上下方向の外力が加わることにより弾性変形する一対の腕部からなる振動抑制部材を介して行う。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記硬貨選別ユニットによって径方向に搬送される硬貨の外径を選別し、前記振動抑制部材は基部とこの基部の両端に水平方向に延設された一対の帯状の腕部とを備え、前記振動抑制部材の基部に前記硬貨選別ユニットを取り付け、腕部の先端側に前記硬貨処理ユニットを取り付けたものである。
請求項1に係る発明によれば、車両の上下方向の振動によって振動抑制部材の腕部が上下方向に弾性変形し、硬貨選別ユニットが取り付けられた基部側は弾性変形が抑制されるため、硬貨選別ユニットは静止状態が保持されるから、硬貨選別ユニットにおける誤選別を防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、振動抑制部材を介して硬貨選別ユニットとユニットとを位置合わせをして取り付ける際に、両ユニットの製造上の誤差を腕部の弾性変形によって吸収することができるため、両ユニットの組立上の煩雑な調整が不要になり作業者の負担が軽減される。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る硬貨選別ユニットの取付構造の正面図、図2は同じく側面図、図3は同じく要部を示す斜視図である。図3において、15は硬貨選別ユニット4を取り付けるブラケットであって、背面板16とこれと直交する底板17とによって細長く形成されている。背面板16の中央部には一対のねじ孔18,18が螺設され、両端部には挿通孔19が穿設されている。
このブラケット15には、図2に示すように、硬貨選別ユニット4が背面板16と底板17とによって支承されるようにして、挿通孔19に挿通されたねじ20によって取り付けられている。底板17には6個のコインガイド片21Aないし21Fが一体に突設されており、これらコインガイド片21Aないし21Fは、硬貨選別ユニット4の各ゲージ部9Aないし9Eによって選別された6種類の金種の硬貨をそれぞれ後述する硬貨払出ユニット40の各コインホッパーに導く。
25は本発明の特徴である振動抑制部材であって、全体を弾性変形可能な金属板によって形成され、中央部に左右方向に延在する基部26と、この基部26の背面側を上方に折曲形成された背面部27と、基部26の両端部を下方に直角に折曲形成された鉛直部28,28と、これら鉛直部28,28の下端側を左右方向に直角に折曲形成された腕部としての水平部29,29と、これら水平部29,29の先端側を上方に直角に折曲形成された取付部30,30とによって構成されている。水平部29,29は基部26から鉛直部28,28を介して左右に水平方向に延設され帯状に形成されているため、水平部29の先端側、すなわち取付部30,30側においては、この部位に上下方向(矢印A−B方向)の力が加わると、この取付部30,30側の端部においては上下方向へ弾性変形する。一方、水平部29の基部26側の端部においては、鉛直部28,28および基部26によって連結されているため上下方向への弾性変形量が小さい。取付部30,30にはねじ孔31が螺設されている。
35は中間部材であって、金属板によって断面が略コ字状に形成されており、両端に挿通孔37が形成された支持部36,36が設けられており、この支持部36は側面視において傾斜するように折曲形成されている。この中間部材35の支持部36には、挿通孔37を挿通させブラケット15のねじ孔18に螺合させたねじ38によってブラケット15が取り付けられている。また、この中間部材35は、ねじ39によって振動抑制部材25の背面部27に取り付けられており、硬貨選別ユニット4は、ブラケット15および中間部材35を介して振動抑制部材25に取り付けられている。
図1において、40は硬貨処理ユニットしての硬貨払出ユニットであって、上記した硬貨選別ユニット4によって選別されコインガイド片21Aないし21Fによって導かれた硬貨を金種別に収納するコインホッパー(図示せず)が設けられており、このコインホッパーに収納された硬貨は、釣り銭用として払い出される。この硬貨払出ユニット40はフレーム41にねじ42によって取り付けられており、フレーム41は振動抑制部材25の取付部30にねじ43によって取り付けられる。
このとき、振動抑制部材25の水平部29,29が弾性変形可能なため、振動抑制部材25を介して硬貨選別ユニット4と硬貨払出ユニット40とを位置合わせをして取り付ける際に、両ユニット4,40の製造上の誤差をこの水平部29,29の弾性変形によって吸収することができるため、両ユニット4,40の組立上の煩雑な調整作業が不要になり作業者の負担が軽減される。
この硬貨払出ユニット40は、ワンマンバス等の車両に搭載された図示を省略した筐体に取り付けられており、硬貨選別ユニット4は振動抑制部材25および硬貨払出ユニット40を介して筐体に取り付けられている。このように、振動抑制部材25の水平部29の弾性変形しやすい取付部30に、車両の上下方向への振動によって筺体を介して振動する硬貨払い出しユニット40が取り付けられているため、車両の振動によって水平部29の取付部30側の端部に上下方向の力が加わる。この上下方向の力によって水平部29の取付部30側の端部が上下方向に弾性変形する。一方、水平部29の基部26側の端部は弾性変形が抑制されるため、取付部30側の端部に加わった力が減衰された状態で基部側26に作用する。このため、基部側26に取り付けられた硬貨選別ユニット4には、上下方向の力がほとんど加わらないから、硬貨選別ユニット4の慣性によって静止した状態が保持される。このため、車両の上下方向の振動によっても、硬貨選別ユニット4の上下方向の振動が抑制されるため、硬貨選別ユニット4における誤選別を防止することができる。
なお、本実施の形態においては、振動抑制部材25と硬貨選別ユニット4のブラケット15との間に中間部材35を設けたが、振動抑制部材25の基部26にブラケット15を取り付ける取付部を折曲形成することにより、中間部材35を設けることなく、振動抑制部材25に直接ブラケット15を取り付けるようにしてもよい。
本発明に係る硬貨選別ユニットの取付構造の正面図である。 本発明に係る硬貨選別ユニットの取付構造の側面図である。 本発明に係る硬貨選別ユニットの取付構造の要部を示す斜視図である。 一般的な硬貨選別装置の概略の構成を示す正面図である。 図4におけるV-V 線断面図である。
符号の説明
1…硬貨選別装置、2…硬貨、4…硬貨選別ユニット、9…硬貨選別ゲージ、9Aないし9E…ゲージ部、10…搬送ピン、15…ブラケット、21Aないし21F…コインガイド片、25…振動抑制部材、29…水平部、30…取付部、35…中間部材、40…硬貨払出ユニット。

Claims (2)

  1. 車両に搭載される筐体に取り付けられる硬貨処理ユニット上に硬貨選別ユニットを取り付けてなり、この取付けは上下方向の外力が加わることにより弾性変形する一対の腕部からなる振動抑制部材を介して行ったことを特徴とする硬貨選別ユニットの取付構造。
  2. 請求項1記載の硬貨選別ユニットの取付構造において、
    前記硬貨選別ユニットによって径方向に搬送される硬貨の外径を選別し、前記振動抑制部材は基部とこの基部の両端に水平方向に延設された一対の帯状の腕部とを備え、前記振動抑制部材の基部に前記硬貨選別ユニットを取り付け、腕部の先端側に前記硬貨処理ユニットを取り付けたことを特徴とする硬貨選別ユニットの取付構造。
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