JP2006039165A - 配線盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】
光コードによる配線でも、低コストかつ接続ミスの発生を抑止しつつ、誤接続予防機能および誤接続監視機能も実現するような配線盤を提供する。
【解決手段】
配線用光コード301と導線302とを並走させる光接続ケーブル300により、一次側,二次側の各ポートで、配線用の光接続に加えて接続確認用の電気接続を行い、電気接続がなされている場合には、一次側,二次側の各ポートで接続されて回線が形成されたことを確認できるような配線盤1000とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多数ある一次側、二次側のポートの中から一組の一次側、二次側のポートを選択し、光接続ケーブルを介してこれら一次側、二次側のポートを接続して通信回路を形成する配線盤に関する。
配線盤の従来技術例としてパッチパネル盤を例に挙げ、このパッチパネル盤について図を参照しつつ説明する。図6は、従来技術のパッチパネル盤の接続部の説明図である。実際は一次側、二次側ともに多数のコネクタユニットがあるが、説明の便宜上のため、一次側、二次側ともに接続対象のコネクタユニットのみ図示して説明する。
従来技術の接続部では、図6で示すように、一次側光コード1、二次側光コード2、光接続ケーブル3、一次側コネクタユニット4、二次側コネクタユニット5を備える。
一次側光コード1の端末では一次側光コネクタ1aが形成され、この一次側光コネクタ1aは一次側コネクタユニット4に収容されている。二次側光コード2の端末では二次側光コネクタ2aが形成され、この二次側光コネクタ2aは二次側コネクタユニット5に収容されている。光接続ケーブル3の両側端末では一次側光コネクタ3a、二次側光コネクタ3bが形成されている。
図6で示すように、一次側コネクタユニット4に、光接続ケーブル3の一次側光コネクタ3aを収容すると、一次側光コネクタ1aと一次側光コネクタ3aとが対向して配置され、光学的に接続される。
また、二次側コネクタユニット5に、光接続ケーブル3の二次側光コネクタ3bを収容すると、二次側光コネクタ2aと二次側光コネクタ3bとが対向して配置され、光学的に接続される。
これにより、光接続ケーブル3を介して一次側光コード1および二次側光コード2が接続されるというものである。
このようなパッチパネル盤の接続では、まず、作業指示書(ポート接続表など)を参照して、作業者が該当するポートの一次側,二次側コネクタユニットを探索して光接続ケーブルの一次側,二次側光コネクタを差し込み、その後、実際の光データ等を使用して接続が正しいか否かを確認している。そして、確認終了後、接続した一次側,二次側のポートについて作業員がポート管理表に記入するというものであり、一次側,二次側の各ポートでは示名状片(書き込み式)によりアドレス情報を表示したり、またはアドレス情報の表示を省略するというものである。
このような従来技術例では、(1)の接続時に誤って接続するという誤接続のおそれ、および、(2)の記入時に作業員が間違って記入するという誤記入(記入間違い、記入漏れ等)のおそれがあり、何れも管理ミスとなるおそれがあった。
そこで、このような管理ミスを低減するため、各種工夫がなされている。このような従来技術例について図を参照しつつ説明する。図7は従来技術の他のパッチパネル盤の接続部の説明図である。このパッチパネル盤では、上記(1)の誤接続を防止するものであり、図6で示した従来技術例に加えて、一次側誘導LED6a、二次側誘導LED6b、表示用ドライバ部7、接続設定データ保存部8、設定表示部9を備えている。
このパッチパネル盤では、接続すべき一次側の接続部と二次側の接続部とを明示する接続設定データを入力できるようになされ、作業員が設定表示部(具体的にはパーソナルコンピュータである)9を操作して、接続設定データを入力すると、設定表示部9の表示部(具体的にはパーソナルコンピュータのディスプレイである。)に接続設定データが表示される。さらに、この接続設定データが接続設定データ保存部8で一旦保存され、表示用ドライバ部7へ出力される。表示用ドライバ部7は発光に必要な電力信号である一次側LED制御信号,二次側LED制御信号を、設定された一次側誘導LED6aおよび二次側誘導LED6bへ出力すると、多数の中から選択された一つの一次側誘導LED6aおよび二次側誘導LED6bがそれぞれ点灯する。これら発光する一次側誘導LED6aにより接続対象となっている一次側コネクタユニット4が選択され、また、発光する二次側誘導LED6bにより接続対象となっている二次側コネクタユニット5が選択される。
このような従来技術では、接続対象となっているポート選択が容易となって誤接続が少なくなるという利点がある。
以上、図6,7を参照して従来技術について説明した。このようなパッチパネル盤の他の従来技術例として、例えば、特許文献1(発明の名称:端末識別ケーブル)に記載された従来技術では、機器を接続するケーブルの外周にその全長に亘って光ファイバーを配したものであり、その光ファイバーの一端部から光を照射して光ファイバーの他端部を発光させてケーブルの識別をするようにして、ケーブルの識別力を向上させることによって、誤配線の防止、作業効率の向上を実現している。
また、他の従来技術例として、例えば、特許文献2(発明の名称:配線接続装置及び配線接続方法)に記載された従来技術では、光コードではなくメタルケーブルを対象とするものであるが、図7で説明した従来技術のようにLEDで接続位置を知らせる技術が開示されている。
特開2001−145221号公報(段落番号0012〜0030,図1〜図4) 特開平6−260235号公報(段落番号0017,0018,図2)
上記したようにパッチパネル盤における管理ミス対策として、(1)希望したポート間の接続を間違いなく行う誤接続予防機能と、(2)接続したポート間の管理を正確に行う誤接続管理機能と、を共に備えるようなパッチパネル盤としたいという要請がある。
しかしながら、図7で示すパッチパネル盤による従来技術ではこれら機能を共に兼ね備えるようなパッチパネル盤ではなかった。図7で示すパッチパネル盤では、一次側,二次側コネクタユニットに一次側,二次側誘導LEDを取り付けて、接続させるポートを発光により通知することで(1)の誤接続予防機能を実現しているが、接続後は従来型の管理(光コードを挿入後、そのポート間は本当に接続されたのか人手により確認して管理表に記入する。)というものであり、誤接続予防機能および誤接続監視機能を共に満たすものではなかった。このように両機能を満たさないという点は特許文献1に記載の従来技術も同様であった。
また、特許文献2に記載した従来技術では、LED表示による誘導や、六線の中の一線を接続確認線として接続確認を行うものであるが、光コードによるパッチパネル盤の場合では単純に適用できないという事情があった。通信線と接続確認線との光コードを併走させた光接続ケーブルを用いたとすると、接続確認をできるようにするために接続確認線用の光コード、E/O変換器、O/E変換器などがポートの数だけ必要となって、コストが大幅に上昇するという問題があった。さらには、複数の光コードが併走する光接続ケーブルでは、一次側,二次側コネクタユニットにおいてコネクタを正確な位置で対向させる必要があるが、複数の光コードで折り曲げにくくなっている光接続ケーブルからの力によりコネクタ位置がずれて、光信号がうまく通信できなくなり、この点で接続ミスになるおそれもある。この接続ミスは一次側,二次側コネクタユニットにおいてコネクタが正しく接続されているため却って接続ミスの原因が分からず、管理を困難にするおそれもあった。
そこで、本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、光コードによる配線でも、低コストかつ接続ミスの発生を抑止しつつ、誤接続予防機能および誤接続監視機能も実現するような配線盤を提供することにある。
(1)誤接続予防機能を実現するため、接続対象となっている一次側ポート,二次側ポートを通知する。
これは配線盤の一次側,二次側の各ポートにそれぞれ表示用の一次側誘導発光部(例えばLED,レーザダイオード,ランプなどである),二次側誘導発光部(例えばLED,レーザダイオード,ランプなどである)を設ける。そして、接続する一次側ポート,二次側ポートの組みを設定表示部(例えばパーソナルコンピュータ(以下PC))で選択して、表示部で表示させるとともに、これら一次側ポート,二次側ポートの一次側誘導発光部,二次側誘導発光部を点灯させる。
(2)誤接続監視機能を実現するためポートは本当に接続されたのか確認する。
これは一次側コネクタユニットと、光接続コードと、二次側コネクタユニットとの内部に導線(銅線その他の金属線)を入れ、光接続コードが一次側コネクタユニット,二次側コネクタユニットに挿入されると、導線が電気的に接続されるように構成する。この電気的な接続により、ポート間の接続が行われたかどうかをループ検知、または、データ送受信により確認する。設定されたポート間の接続が確認された場合には、該当のポートの一次側誘導発光部,二次側誘導発光部(緑)を消灯させ、接続完了のデータを設定表示部に送る。接続が違っている場合や、まだ、接続がされていない場合には、数分経過後に該当のポートの一次側誘導発光部,二次側誘導発光部(緑)を点滅させる。
このような本発明の請求項1に係る配線盤は、
一次側の外線および二次側の外線からそれぞれ引き出される複数の一次側光コードおよび複数の二次側光コードの間で配線するための配線盤であって、
一次側光コードの端末に設けられる一次側光コネクタと、
二次側光コードの端末に設けられる二次側光コネクタと、
一次側導線の端末に設けられる一次側接続部と、
二次側導線の端末に設けられる二次側接続部と、
一次側光コネクタおよび一次側接続部を収容する一次側コネクタユニットと、
二次側光コネクタおよび二次側接続部を収容する二次側コネクタユニットと、
一次側コネクタユニット周辺に配置される一次側誘導発光部と、
二次側コネクタユニット周辺に配置される二次側誘導発光部と、
配線用光コードおよび導線が並走し、光接続部および電気接続部を共に有する一次側共用コネクタおよび二次側共用コネクタが両端に設けられる光接続ケーブルと、
接続設定された組みを表す接続設定データを保存する接続設定データ保存部と、
接続設定データ保存部から接続設定データを読み出して、設定された一組の一次側誘導発光部および二次側誘導発光部を発光させる表示用ドライバ部と、
一次側導線および二次側導線に接続され、設定された一次側接続部および二次側接続部が導線に接続されていることを表すループ検出または信号通信が確認された場合に、表示用ドライバ部に一次側誘導発光部および二次側誘導発光部を消灯させる消灯信号を出力する接続確認部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る配線盤は、
請求項1に記載の配線盤において、
前記接続確認部は、設定された一次側接続部および二次側接続部並びに導線とで形成される回線によるループ検出または信号通信が確認されない場合に、表示用ドライバ部に一次側誘導発光部および二次側誘導発光部を点滅させる点滅信号を出力することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る配線盤は、
請求項2に記載の配線盤において、
前記接続確認部は、ブザーによる警報報知またはスピーカによる音声報知により接続がされていないことを報知する報知部を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る配線盤は、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の配線盤において、
接続設定データを送信する設定表示部と、
接続設定データを受信して接続設定データ保存部へ送信する通信部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る配線盤は、
請求項4に記載の配線盤において、
前記設定表示部と前記通信部との間にはネットワークが介在することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、光コードによる配線でも、低コストかつ接続ミスの発生を抑止しつつ、誤接続予防機能および誤接続監視機能も実現するような配線盤を提供することができる。
本発明の配線盤を実施するための最良の形態について図に基づき以下に説明する。図1,図2は本形態の配線盤の一部構成図であり、図1,図2を組み合わせて配線盤1000を構成する。この配線盤はパッチパネル等の配線盤を包括する概念である。
配線盤1000は、図1,図2で示すように、少なくともパネル盤10,制御部20を備える。配線盤1000は、後述する設定のため設定表示部30が必要であるが、通常は分離しておき、設定時のみ設定表示部30を接続して設定できるようにしている。
なお、設定表示部30を一体に内蔵するような配線盤1000としても良い。この場合配線盤1000は、パネル盤10、制御部20、設定表示部30を備える。
また、ネットワーク40を介して設定表示部50を接続できる構成となっており、図示しないが、設定表示部30のみの形態、設定表示部50のみの形態、または、図2のような設定表示部30,50共に有する形態の何れを採用しても良い。
パネル盤10では、一次側において、外線100と、n本の一次側光コード111〜11nと、n個の一次側光コネクタ121〜12nと、n個の一次側コネクタユニット131〜13nと、n個の一次側誘導LED141〜14nと、n個の一次側接続部151〜15nと、を備える。
外線100から引き出されるn本の一次側光コード111〜11nの端末には、それぞれn個の一次側光コネクタ121〜12nが接続される。このn個の一次側光コネクタ121〜12nはそれぞれn個の一次側コネクタユニット131〜13nに収容される。
また、n個の一次側コネクタユニット131〜13nには、それぞれ一次側接続部151〜15nも収容され、n個の一次側光コネクタ121〜12nと並置される。同様にn個の一次側コネクタユニット131〜13nには、それぞれ一次側誘導LED141〜14nが取付けられている。
また、二次側において、外線200と、n本の二次側光コード211〜21nと、n個の二次側光コネクタ221〜22nと、n個の二次側コネクタユニット231〜23nと、n個の二次側誘導LED241〜24nと、n個の二次側接続部251〜25nと、を備える。
外線200から引き出されるn本の二次側光コード211〜21nの端末には、それぞれn個の二次側光コネクタ221〜22nが接続される。このn個の二次側光コネクタ221〜22nはそれぞれn個の二次側コネクタユニット231〜23nに収容される。
また、n個の二次側コネクタユニット231〜23nには、それぞれ二次側接続部251〜25nも収容され、n個の二次側光コネクタ221〜22nと並置される。同様にn個の二次側コネクタユニット231〜23nには、それぞれ二次側誘導LED241〜24nが取付けられている。
光接続ケーブル300は、これら一次側と二次側とを結ぶものであり、配線用光コード301、導線(金属線)302、一次側共用コネクタ303、二次側共用コネクタ304を備えている。
配線用光コード301と導線302とはケーブル内で並走しており、一次側共用コネクタ303、二次側共用コネクタ304では光接続部とともに、導線302による電気接続部が設けられている。
制御部20は、図2で示すように通信部21、接続設定データ保存部22,表示用ドライバ部23、接続確認部24を備えている。
通信部21は、直接またはネットワーク40を介して設定表示部30,50と接続される。
図2の制御部20内の表示用ドライバ部23(詳しくは表示用電源23a)には、図1で示すように、n本の一次側LED制御線701を介してn個の一次誘導LED141〜14nが、また、n本の二次側LED制御線702を介してn個の二次誘導LED241〜24nが、それぞれ接続される。
図2の制御部20内の接続確認部24(詳しくはループ検出部24a)には、図1で示すように、n本の一次側導線601を介してn個の一次側接続部151〜15nが、また、n本の二次側導線602を介してn個の二次側接続部251〜25nが、それぞれ接続される。
光接続ケーブル300による接続は、一次側の一つの一次側コネクタユニットに光接続ケーブルの一次側共用コネクタを結合し、また、二次側の一つの一次側コネクタユニットに光接続ケーブルの二次側共用コネクタを結合して配線する。例えば、図1で示すように、一次側の一次側コネクタユニット131に、光接続ケーブル300の一次側共用コネクタ303を結合し、また、二次側の二次側コネクタユニット23nに光接続ケーブル300の二次側共用コネクタ304を結合して配線する。
続いて動作について図を参照しつつ説明する。図3は配線前の配線盤の説明図、図4は配線後の配線盤の説明図である。なお、図3,図4は図1,図2に跨る配線盤の構造を簡略化して図示するものである。この形態では、設定表示部30のみ接続されているものとする。
まず、図3で示すように配線前において、作業現場で作業員は拡大接続表示ディスプレイ32(図2参照)で確認しつつ設定表示部30を操作し、接続設定情報を入力する。すると、設定表示部30は接続設定データを作成する。この接続設定データは、例えばポート#1−1とポート#2−nという一組を接続する旨のデータである。ポート#1−1は一次側コネクタユニット131を指し、ポート#2−nは二次側コネクタユニット23nを指す。なお、この接続設定データを作成するとき、実際は多数の組みを指定するデータとなっている。
設定表示部30はこの接続設定データを内蔵する記憶部に登録して拡大接続表示ディスプレイ32で表示できるようにする。そして設定表示部30は接続設定データ保存部22へ接続設定データを送信すると接続設定データ保存部22は接続設定データを登録する。
なお、この接続設定データの登録作業までを事務所などで配線計画時に行い、設定表示部30を作業現場まで持っていって通信部21と接続通信することで行っても良い。
表示用ドライバ部23は、接続設定データ保存部22から接続設定データを読み出す。表示用ドライバ部23は接続設定データのポートに対応しているLEDを割り出す。先のポート#1−1とポート#2−nとに対応するLEDは、LED1−1(一次側誘導LED141)と、LED2−n(二次側誘導LED24n)と、なっており、表示用ドライバ部23ではLED1−1(一次側誘導LED141)と、LED2−n(二次側誘導LED24n)と、を選択(スイッチON)し、一次側LED制御信号,二次側LED制御信号を送信すると、それぞれ一次側誘導LED141,二次側誘導LED24nが点灯し、緑色で発光する。
作業員は、パネル盤10において、ポート#1−1(一次側コネクタユニット131)と、ポート#2−n(二次側コネクタユニット23n)とを、光接続ケーブル300で接続する。接続後は図4で示すような状態となる。この際、LED1−1(一次側誘導LED141)と、LED2−n(二次側誘導LED24n)と、が点灯しているため、作業員は接続箇所を間違えることがない。接続により、一次側光コネクタ121と一次側共用コネクタ303が、また、二次側光コネクタ221と二次側共用コネクタ304が、それぞれ接続される。
このとき、一次側接続部151と導線(銅線その他の金属線)302とがポート#1−1で、また、二次側接続部25nと導線302とがポート#2−nで、それぞれ接続される。
一方、接続確認部24は、接続設定データ保存部22にアクセスして接続設定データを読み出している。接続確認部24は接続設定データからポート#1−1とポート#2−nが接続される組みとして予め割り出しているため、ループ検出部24aが、これらポート間の電気的なループ検出が可能か否かを確認する。
確認方法は、ループ検出では、ポート#1−1とポート#2−nを選択(スイッチON)してループ用回線を形成した後に閉回路ができているか否か(つまり電気が流れているか否か)を確認する。
この場合、ループ検出部24aに代えてデータ送信部(図示せず)が設けられてデータ送信により接続を確認する場合も同様であり、ポート#1−1とポート#2−nを選択(スイッチON)してデータ送信用回線を形成した後にデータ送信してデータ通信が可能か否か(つまり閉回路ができているか否か)を確認する。
ループ検出やデータ送信が可能である場合、この接続は正常であると判断し、表示用ドライバ部23にポート#1−1のLED1−1(一次側誘導LED141)と、ポート#2−nのLED2−n(二次側誘導LED24n)とを消灯させる消灯信号を送る。表示用ドライバ部23はその信号に応じて一次側LED制御信号,二次側LED制御信号を送信すると、それぞれ一次側誘導LED141,二次側誘導LED24nを消灯する。
そして、接続がされた旨の結果を表す結果データを、通信部21を介して設定表示部30に送信する。後述するが設定表示部30では接続が完了した旨を表示する。
一方、所定期間(例えば数分)を経過してもループ検出やデータ送信が不可能である場合では、この接続は異常であると判断し、接続確認部24は、表示用ドライバ部23にポート#1−1のLED1−1(一次側誘導LED141)と、ポート#2−nのLED2−n(二次側誘導LED24n)とを点滅させる点滅信号を送る。表示用ドライバ部23では、該当ポートのLEDを点滅させる一次側LED制御信号,二次側LED制御信号を送信すると、それぞれ一次側誘導LED141,二次側誘導LED24nが点滅する。
また、この場合内蔵する図示しない接続確認部が内蔵する図示しない報知部による報知(ブザー鳴動による警報音報知・スピーカによる音声報知など)を行う。
そして、接続がなされていない旨の結果を表す結果データを、通信部21を介して設定表示部30に送信する。設定表示部30では接続が未了である旨を表示する。
このような完了または未了の何れの場合でも、設定表示部30は、接続確認部24からの結果データを受信し、そのデータを保存する。そして、この結果データを加工し、設定表示部30の拡大接続表示ディスプレイ32には、テキスト形式または、グラフィック形式で接続状態を表示する。さらに設定表示部30はこの接続されたか否かを通知する接続状態を表示(または、プリントアウト)させる。
このようにして接続配線がなされる。
なお、沢山の光接続ケーブル300を用いて多数組みのポートを接続するような場合もあり、この場合は上記の動作を順次繰り返していくこととなる。
最終的に、設定表示部30は、接続確認部24から送信される全ての結果データを保存している。そして、この全ての結果データを加工し、設定表示部30の拡大接続表示ディスプレイ32には、全てのポートについての接続結果を表す接続状態をテキスト形式または、グラフィック形式で表示する。さらに設定表示部30はこの全てのポートについて接続されたか否かを通知する接続状態を表示(または、プリントアウト)させる。
本形態の配線盤1000はこのようなものである。
なお、ネットワーク40を介して外部にPC等の設定表示部30を接続できる構成を採用することにより、複数台(複数拠点)の配線盤を一括管理することができる。例えば図5で示すように拠点Aで配線盤1000Aを、拠点Bで配線盤1000Bを、拠点Cで配線盤1000Cを、拠点Dで配線盤1000Dを、それぞれネットワークの具体例であるLAN/WAN40を介して設定表示部50が集中監視するような構成を採用できる。
この場合、例えば、拠点A,B,C,Dを全て通過するような回線があったとしても、設定表示部50で把握できるため、配線状況を容易に確認できるという利点もある。
このような本発明では、PCのような設定表示部でポート間接続のデータベースが自動的に作成され、極力、人為的な判断・作業・処理を行わせないようにして誤接続に繋がる事象を回避することができる。接続設定データについては、管理用のデータとしてパソコン上でいろいろなデータとして加工し、使用することもでき(テキストでの接続リストの表示または、グラフィックによる接続表示等)ため、作業員に作業をわかりやすくさせるようなことも可能となる。
また、設定表示部50で排他的な処理を行うことにより、接続されているポートをむやみに切断するおそれをなくすことも可能となる。
さらにまた、重要な回線接続については、論理的なロックを行うことができる(実際の配線盤で作業ミスが発生した場合には防ぐことはできない)。
これら防止策を施せるため、誤接続のおそれ、および、誤記入のおそれ、を共に低減し、何れも人為的な管理ミスの発生を最小限にすることができる。
なお、図1の形態において、一次側または二次側の複数のポートごとにブロック分けしてカバーをかぶせることにより一次側または二次側誘導LEDの目視が困難になる場合には、これらのカバーによって覆われる複数のLEDに対する点灯信号の論理和により点灯する別の(ブロックごとの)LEDをカバーの表面に配置して目視できるようにすればよい。これにより、作業員は、カバーの表面に配置されたLEDが点灯していればそのブロック内に目的とする接続対象のポートがあることを認識でき、カバーを開ければ実際に接続するべきポートの一次側及び二次側誘導LEDが点灯していることにより、速やかに接続作業を行うことができる。
本発明を実施するための最良の形態の配線盤の一部構成図である。 本発明を実施するための最良の形態の配線盤の一部構成図である。 配線前の配線盤の説明図である。 配線後の配線盤の説明図である。 配線盤のネットワーク構成の説明図である。 従来技術のパッチパネル盤の接続部の説明図である。 従来技術の他のパッチパネル盤の接続部の説明図である。
符号の説明
1000:配線盤
10:パネル盤
100:外線
111〜11n:一次側光コード
121〜12n:一次側光コネクタ
131〜13n:一次側コネクタユニット
141〜14n:一次側誘導LED
151〜15n:一次側接続部
200:外線
211〜21n:二次側光コード
221〜22n:二次側光コネクタ
231〜23n:二次側コネクタユニット
241〜24n:二次側誘導LED
251〜25n:二次側接続部
300:光接続ケーブル
301:配線用光コード
302:導線(金属線)
303:一次側共用コネクタ
304:二次側共用コネクタ
400:接続箇所
500:接続箇所
601:一次側導線
602:二次側導線
701:一次側LED制御線
702:二次側LED制御線
20:制御部
21:通信部
22:接続設定データ保存部
23:表示用ドライバ部
23a:表示用電源
24:接続確認部
24a:ループ検出部
30:設定表示部
31:設定操作部
32:拡大接続表示ディスプレイ
40:ネットワーク(LAN/WAN)
50:設定表示部
51:設定操作部
52:拡大接続表示ディスプレイ

Claims (5)

  1. 一次側の外線および二次側の外線からそれぞれ引き出される複数の一次側光コードおよび複数の二次側光コードの間で配線するための配線盤であって、
    一次側光コードの端末に設けられる一次側光コネクタと、
    二次側光コードの端末に設けられる二次側光コネクタと、
    一次側導線の端末に設けられる一次側接続部と、
    二次側導線の端末に設けられる二次側接続部と、
    一次側光コネクタおよび一次側接続部を収容する一次側コネクタユニットと、
    二次側光コネクタおよび二次側接続部を収容する二次側コネクタユニットと、
    一次側コネクタユニット周辺に配置される一次側誘導発光部と、
    二次側コネクタユニット周辺に配置される二次側誘導発光部と、
    配線用光コードおよび導線が並走し、光接続部および電気接続部を共に有する一次側共用コネクタおよび二次側共用コネクタが両端に設けられる光接続ケーブルと、
    接続設定された組みを表す接続設定データを保存する接続設定データ保存部と、
    接続設定データ保存部から接続設定データを読み出して、設定された一組の一次側誘導発光部および二次側誘導発光部を発光させる表示用ドライバ部と、
    一次側導線および二次側導線に接続され、設定された一次側接続部および二次側接続部が導線に接続されていることを表すループ検出または信号通信が確認された場合に、表示用ドライバ部に一次側誘導発光部および二次側誘導発光部を消灯させる消灯信号を出力する接続確認部と、
    を備えることを特徴とする配線盤。
  2. 請求項1に記載の配線盤において、
    前記接続確認部は、設定された一次側接続部および二次側接続部並びに導線とで形成される回線によるループ検出または信号通信が確認されない場合に、表示用ドライバ部に一次側誘導発光部および二次側誘導発光部を点滅させる点滅信号を出力することを特徴とする配線盤。
  3. 請求項2に記載の配線盤において、
    前記接続確認部は、ブザーによる警報報知またはスピーカによる音声報知により接続がされていないことを報知する報知部を備えることを特徴とする配線盤。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の配線盤において、
    接続設定データを送信する設定表示部と、
    接続設定データを受信して接続設定データ保存部へ送信する通信部と、
    を備えることを特徴とする配線盤。
  5. 請求項4に記載の配線盤において、
    前記設定表示部と前記通信部との間にはネットワークが介在することを特徴とする配線盤。
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