JP2006034685A - 分割浴槽蓋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 全体を連結することなく、分割状態としておき、簡易に運搬することができ、しかも分割状態で更に折り畳み可能であるので、店頭での展示や使用時での収納が簡易であり、使用時には両側端部を重ね合わせることによりあたかも連結状態と同様にして簡易に熱の遮断をすることができる分割浴槽蓋を提供する。
【解決手段】 浴槽蓋を2枚以上に分割した分割浴槽蓋において、個々の分割浴槽蓋を 2枚の硬質プラスチック製中空状部材10をそれぞれ軟質プラスチック製連結部材20にて連結して折り畳み可能に形成するとともに、前記2枚の硬質プラスチック製中空状部材10の連結しない側の両側端部には軟質の重ね合わせ可能な突出部30を形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 浴槽蓋を2枚以上に分割した分割浴槽蓋において、個々の分割浴槽蓋を 2枚の硬質プラスチック製中空状部材10をそれぞれ軟質プラスチック製連結部材20にて連結して折り畳み可能に形成するとともに、前記2枚の硬質プラスチック製中空状部材10の連結しない側の両側端部には軟質の重ね合わせ可能な突出部30を形成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、浴槽内の湯の保温をするために使用する浴槽蓋に関するものである。
浴槽内の湯の保温をするために、一般に浴槽上端面に密接するように下面が平面状をなした浴槽蓋が使用されているが、この蓋が一体的に形成されている場合には、重くて取扱いが困難なところから、複数枚に分割した浴槽蓋が広く使用されている。
この場合には、浴槽蓋が分割された状態のままであるときには、使用にさいして浴槽上端面に密接するように配置してもぴったりと密接しないために放熱が多くなるところから、特許文献1などに記載されているように、浴槽蓋を軟質プラスチック製連結部材にて連結して放熱を抑制する配慮がなされている。しかも、このように軟質プラスチック製連結部材で連結することにより、折り畳んだり、巻き込み可能とすることができるところから、使用にさいしての取扱いの便利さについての配慮もなされている。
特開2003−299586号公報
しかしながら、連結部材にて連結した浴槽蓋を折り畳んだり、巻き込んだ状態としても、全体としては重量が重くて、運搬が面倒であり、しかも店頭での展示スペースを要したり、使用時での収納が面倒であるなどの欠点があった。
本発明は、上記のような従来の欠点を改善して、全体を連結することなく、分割状態としておき、簡易に運搬することができ、しかも分割状態で更に折り畳み可能であるので、店頭での展示や使用時での収納が簡易であり、使用時には両側端部を重ね合わせることによりあたかも連結状態と同様にして簡易に熱の遮断をすることができる分割浴槽蓋を提供することを目的とするものである。
本発明は、かかる目的を達成するものであって、請求項1記載の発明は、浴槽蓋を2枚以上に分割した分割浴槽蓋において、個々の分割浴槽蓋を 2枚の硬質プラスチック製中空状部材をそれぞれ軟質プラスチック製連結部材にて連結して折り畳み可能に形成するとともに、硬質プラスチック製中空状部材の両側端部に軟質の重ね合わせ可能な突出部を形成したことを特徴とする分割浴槽蓋である。
本発明の分割浴槽蓋は、全体を連結することなく、分割状態のままとしておくので、簡易に運搬することができ、しかも分割状態で更に折り畳み可能であるので、店頭での展示や使用時での収納が非常に簡易であり、使用時には両側端部の突出部を重ね合わせることによりあたかも連結状態と同様にして簡易に熱の遮断をすることができるなどの実用上における優れた作用効果を奏することができる。
以下、本発明を図示の実施例に従って詳細に説明する。
図1〜図3において、1は本発明の分割浴槽蓋であり、該分割浴槽蓋1は、図2,図4に示すように、長方形状の2枚の硬質プラスチック製中空状部材10が軟質プラスチック製連結部材20にて連結されていて、硬質プラスチック製中空状部材10の連結されていない側の両側端には図3に示すように軟質の重ね合わせ可能な突出部30が装着されて形成されてなるものである。
硬質プラスチック製中空状部材10は、ABS樹脂、ポリ塩化ビニルなどの硬質プラスチックで内部に中空部11を有するように成形されたものである。このように、中空状に成形されているため、見掛け上の厚みを大きくするとともに、保温効果が優れており、さらにこの形状を補強するために補強桟12が少なくとも上下方向に設けられていることが望ましい。硬質プラスチック製中空状板部材10は、長手方向の任意の個所における断面が同一形状をなしており、長尺状に押出成形され、所望の長さで切断されて、切断端部にはキャップ13が接着、融着等により固着されている。キャップ13は、例えば図5〜7に示すような形状をしており、その奥行き方向における手前側下端部には手が差し込める切欠部14が形成されていることが望ましく、この場合には分割浴槽蓋の移動操作などが容易となる。
軟質プラスチック製連結部材20は、軟質のポリウレタン、ポリ塩化ビニル系、スチレン系などのエラストマーなどの軟質合成樹脂で形成されている。硬質プラスチック製中空状部材10と軟質プラスチック製連結部材20との連結手段は、各種の手段を採用することが可能であり、硬質プラスチックと軟質プラスチックとの共押出成形により一体的に連結することも可能であり、あるいは硬質プラスチック製中空状板材10と軟質プラスチック製連結部材20とをそれぞれ別個に成形して接着、融着、嵌合、連結具などの各種の手段により連結することも可能である。
突出部30は、軟質素材で形成されていて、図4に示すように、2枚の硬質プラスチック製中空状部材の連結しない側の両側端部に形成されており、使用時には突出部30は図3に示すように重ね合わせることによりあたかも連結状態と同様にして簡易に熱の遮断をすることができる。このようにして、突出部30を重ね合わせることによって、複数の分割浴槽蓋1を図2に示すように連接することが可能である。
1:分割浴槽蓋
10:硬質プラスチック製中空状部材
11:中空部
12:補強桟
13:キャップ
14:切欠部
20:軟質プラスチック製連結部材
30:突出部
10:硬質プラスチック製中空状部材
11:中空部
12:補強桟
13:キャップ
14:切欠部
20:軟質プラスチック製連結部材
30:突出部
Claims (1)
- 浴槽蓋を2枚以上に分割した分割浴槽蓋において、個々の分割浴槽蓋を2枚の硬質プラスチック製中空状部材をそれぞれ軟質プラスチック製連結部材にて連結して折り畳み可能に形成するとともに、前記2枚の硬質プラスチック製中空状部材の連結しない側の両側端部には軟質の重ね合わせ可能な突出部を形成したことを特徴とする分割浴槽蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004220008A JP2006034685A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | 分割浴槽蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004220008A JP2006034685A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | 分割浴槽蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006034685A true JP2006034685A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35900301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004220008A Pending JP2006034685A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | 分割浴槽蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006034685A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008090593A1 (ja) * | 2007-01-22 | 2010-05-13 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご天井装置 |
CN113197498A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-08-03 | 广州市泰盛卫浴科技有限公司 | 一种可卷可折叠的浴缸盖 |
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2004
- 2004-07-28 JP JP2004220008A patent/JP2006034685A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008090593A1 (ja) * | 2007-01-22 | 2010-05-13 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご天井装置 |
JP5188989B2 (ja) * | 2007-01-22 | 2013-04-24 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご天井装置 |
CN113197498A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-08-03 | 广州市泰盛卫浴科技有限公司 | 一种可卷可折叠的浴缸盖 |
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