JP2006032629A - 電子機器 - Google Patents

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Toshio Hashimoto
寿雄 橋本
Yuji Shishido
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Abstract

【課題】
チューブの接続部から冷媒が漏れた場合があっても、電子機器内の電気回路が電気的にショートし、損傷を受ける等の問題がない、安全で信頼性の高い電子機器を提供すること。
【解決手段】
PCの筐体4の外部に露出する冷媒の流通管8a等に連結管14等が接続されている。これにより、万一、第1の連結管と当該第1または第2の流通口との接続部等から冷媒が漏れ出した場合があっても、筐体4外で冷媒が流れるので筐体に内蔵された電気回路が損傷を受けることはない。
【選択図】図3

Description

本発明は、発熱素子を含む電気回路を内蔵した電子機器に関し、当該発熱素子を冷却する機構を備えた電子機器に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下、PCという。)やその他の電子機器に搭載された、CPU(Central Processing Unit)等の発熱素子を冷却する装置としては、従来からファンが最も多く使用されている。CPUのクロック周波数の増加に伴い、その発熱量は増加の一途をたどっているため、最近では、ファン等の空冷式の冷却装置に代えて、水を循環させて発熱素子を冷却する装置もある。
この水冷式の冷却装置は、一般的に、吸熱部と放熱部とがフレキシブルなチューブを介して接続されて構成されており、吸熱部、放熱部及びチューブで冷却水が循環する。この冷却水が熱を輸送する媒体となる。例えば吸熱部等はケース状の外観を呈しており、吸熱部は発熱素子に接触され、放熱部には放熱フィン等が取り付けられている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開平7−142886号公報(段落[0008]、図1) 特開特開2001−24372号公報(段落[0063]、図1)
しかしながら、従来の冷却装置はPCの筐体内に収容されているので、例えば吸熱部や放熱部等と、チューブとの接続部から水が漏れた場合には、筐体内の電気回路等が電気的にショートし、損傷を受けるおそれがある。しがたって、チューブ接続部の信頼性や、チューブ等の劣化等に注意を向ける必要があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、チューブの接続部から冷媒が漏れた場合があっても、電子機器内の電気回路が電気的にショートし、損傷を受ける等の問題がない、安全で信頼性の高い電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る電子機器は、発熱素子を含む電気回路を内蔵する筐体と、前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第1の流通口を有し、前記筐体内で前記冷媒を用いて前記発熱素子の熱を吸収する吸熱部と、前記筐体外に露出するように設けられた前記冷媒の第2の流通口を有し、前記吸熱部で前記冷媒が吸収した熱を前記筐体内で放出する放熱部と、前記第1の流通口と前記第2の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記放熱部とを連結し、前記放熱部と前記吸熱部との間で前記冷媒を流通させる第1の連結管とを具備する。
本発明では、筐体外に露出するように設けられた第1及び第2の流通口に第1の連結管が接続されている。これにより、万一、第1の連結管と当該第1または第2の流通口との接続部等から冷媒が漏れ出した場合や、第1の連結管が破損して冷媒が漏れ出す場合があっても、筐体外で冷媒が流れるので筐体に内蔵された電気回路が損傷を受けることはない。したがって、電子機器の安全性を向上させることができる。また、連結管が劣化した場合でも、筐体を分解することなく、容易に連結管の交換が可能になる。
ここで、発熱素子とは、例えばIC(Integrated Circuit)チップや抵抗等の電子部品、これらの発熱する電子部品によって二次的に発熱された部材等である。電子機器としては、コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)、カメラ、ディスプレイ装置、オーディオ機器、プロジェクター、その他の電化製品等が挙げられ、設置型またはポータブル型を問わない。以下、同様である。
本発明の一の形態によれば、前記吸熱部及び前記放熱部は、前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第3及び第4の流通口をそれぞれ有し、当該電子機器は、前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第5及び第6の流通口を有し、前記吸熱部と前記放熱部との間で前記冷媒を循環させるための前記筐体内に設けられたポンプ部と、前記第3の流通口と前記第5の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記放熱部とを連結し、前記吸熱部と前記ポンプ部との間で前記冷媒を流通させる第2の連結管と、前記第4の流通口と前記第6の流通口とが連通するように前記放熱部と前記ポンプ部とを連結し、前記放熱部と前記ポンプ部との間で前記冷媒を流通させる第3の連結管とをさらに具備する。これにより、第2の連結管と当該第3または第5の流通口との接続部等から冷媒が漏れ出した場合があっても、筐体外で冷媒が流れるので筐体に内蔵された電気回路が損傷を受けることはない。この場合、第1、第4及び第5の流通口は冷媒の流出口となり、第2、第3及び第6の流通口は冷媒の流入口となる。
本発明の一の形態によれば、前記放熱部は、前記放熱部と一体的に設けられ、前記吸熱部と前記放熱部との間で前記冷媒を循環させるためのポンプ部をさらに具備する。これにより、省スペース化が図れるとともに連結管の数を減らすことができる。これにより、冷媒漏れの確率も少なくなる。
本発明の一の形態によれば、前記筐体に装着され、前記第1の連結管を覆うカバー部材をさらに具備する。第1の連結管に外部から物理的な力が加わる場合、第1の連結管が破損することが考えられるが、本発明によればそのような問題を回避することができる。また、第1の連結管から冷媒が漏れ出した場合には、このカバー部材の内部に漏れ出した冷媒が溜められ、外部に冷媒が流出することを防止することができる。その上、第1の連結管が露出しないので、電子機器のデザイン性も損なわれない。また、本発明では、カバー部材が筐体に着脱可能に設けられていてもよい。これにより、カバー部材が筐体から離脱されたときに、カバー部材に溜まった冷媒を廃棄することができる。
本発明の一の形態によれば、前記カバー部材は、前記カバー部材は、前記冷媒の流出口と、該カバー部材の内面に設けられ、前記流出口へ通じる溝とを有する。これにより、溝を通じて冷媒を流出口から排出することもできる。
本発明の一の形態によれば、当該電子機器は、前記カバー部材の内面に設けられた吸湿材をさらに具備する。これにより、吸湿材によって冷媒を吸収することができる。
本発明の一の形態によれば、前記筐体は、該筐体の底面に開口を有し、前記吸熱部及び前記放熱部は、前記開口を介して前記第1及び第2の流通口が前記筐体外へ露出するように設けられている。このように第1の連結管が筐体の底面に配置されることで、例えば筐体が通常の姿勢で地面に置かれた場合、漏れ出した冷媒は下方に流れて筐体内に流入することを防止できる。また、第1の連結管を見えないようにすることができ、電子機器のデザイン性が損なわれることを回避することができる。
本発明の一の形態によれば、前記筐体は、前記開口の周囲であって前記底面から前記筐体内で立設された壁部材と、前記壁部材に設けられ、前記開口を塞ぐとともに前記筐体内の筐体外とを仕切る仕切り部材とを有する。本発明では、壁部材及び仕切り部材が設けられることにより、電子機器の姿勢を問わず、漏れた冷媒が筐体内に流入することを防止することができる。特に、本発明は、ポータブルな電子機器に有用である。
本発明の一の形態によれば、当該電子機器は、前記底面に設けられ、前記第1の連結管を覆うカバー部材をさらに具備する。これにより、第1の連結管が破損することを防止できるとともに、漏れ出した冷媒をカバー部材の内部に溜めておくことができる。
本発明の別の観点に係る電子機器は、発熱素子を含む電気回路を内蔵する筐体と、前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第1の流通口を有し、前記筐体内で前記冷媒を用いて前記発熱素子の熱を吸収する吸熱部と、前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第2の流通口を有し、前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2の流通口を介して前記吸熱部に前記冷媒を供給するためのポンプ部と、前記第1の流通口と前記第2の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記ポンプ部とを連結し、前記吸熱部と前記ポンプ部との間で前記冷媒を流通させる第1の連結管を有し、該第1の連結管で前記冷媒を流通させることで該冷媒が吸収した熱を前記筐体外で放出する放熱部とを具備する。
本発明では、筐体外に露出するように設けられた第1及び第2の流通口に第1の連結管が接続されているので、これにより、万一、第1の連結管と当該第1または第2の流通口との接続部等から冷媒が漏れ出した場合があっても、筐体外で冷媒が流れるので筐体に内蔵された電気回路が損傷を受けることはない。また、第1の連結部が放熱機能を兼ねるので省スペース化を達成することができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の連結管は、板状に形成されている。これにより、第1の連結管の表面積を極力大きくすることができるので、放熱効率を高めることができる。
本発明の一の形態によれば、前記吸熱部及び前記ポンプ部は、前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第3及び第4の流通口をそれぞれ有し、前記放熱部は、前記第3の流通口と前記第4の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記ポンプ部とを連結し、前記吸熱部と前記ポンプ部との間で前記冷媒を流通させる第2の連結管と、前記第1の連結管及び前記第2の連結管に熱的に接続された放熱フィンとを有する。これにより、さらに放熱効率を高めることができる。この場合、第1及び第4の流通口が冷媒の流出口となり、第2及び第3の流通口は冷媒の流入口となる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の連結管及び前記第2の連結管が板状に形成され、前記放熱フィンは、前記第1の連結管と前記第2の連結管との間に設けられている。第1及び第2の連結管が板状に形成されることで放熱効率を高めることができる上、第1及び第2の連結管が板状であることにより、その第1及び第2の連結管と、放熱フィンとの接触面積を大きくすることができる。これにより高効率で放熱することができる。
本発明の一の形態によれば、前記放熱部は、前記筐体に装着されるとともに前記第1の連結管に熱的に接続され、該第1の連結管を覆うカバー部材を有する。これにより、第1の連結管が破損することを防止できるとともに、漏れ出した冷媒をカバー部材に溜めておくことができる。また、カバー部材が放熱機能を兼ねるので、省スペース化を図ることができるとともにさらに放熱効率を高めることができる。
本発明の一の形態によれば、前記吸熱部及び前記ポンプ部は、前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第3及び第4の流通口をそれぞれ有し、前記放熱部は、前記筐体に装着されるとともに前記第1の連結管及び前記第2の連結管に熱的に接続され、該第1及び第2の連結管を覆うカバー部材を有する。上記と同様、第1及び第2の連結管が破損することを防止できるとともに、カバー部材を設けることで漏れ出した冷媒を溜めておくことができるとともに、さらに放熱効率を高めることができる。
本発明のさらに別の観点に係る電子機器は、発熱素子を含む電気回路が配置された第1の領域と、該第1の領域と隔離された第2の領域とを内部に有する筐体と、前記第2の領域に露出するように設けられた冷媒の第1の流通口を有し、前記冷媒を用いて前記発熱体の熱を吸収する前記第1の領域に設けられた吸熱部と、前記第2の領域に露出するように設けられた前記冷媒の第2の流通口を有し、前記吸熱部で前記冷媒が吸収した熱を放出する前記第1の領域に設けられた放熱部と、前記第1の流通口と前記第2の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記放熱部とを連結し、前記放熱部と前記吸熱部との間で前記冷媒を流通させる連結管とを具備する。
本発明のさらに別の観点に係る電子機器は、発熱素子を含む電気回路が配置された第1の領域と、該第1の領域と隔離された第2の領域とを内部に有する筐体と、前記第2の領域に露出するように設けられた冷媒の第1の流通口を有し、前記冷媒を用いて前記発熱体の熱を吸収する前記第1の領域に設けられた吸熱部と、前記第2の領域に設けられ、前記吸熱部で前記冷媒が吸収した熱を放出する放熱部と、前記第2の領域に露出するように設けられた冷媒の第2の流通口を有し、吸熱部と前記放熱部との間で前記冷媒を循環させるための前記第2の領域に設けられたポンプ部と、前記第1の流通口と前記第2の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記ポンプ部とを連結し、前記吸熱部と前記ポンプ部との間で前記冷媒を流通させる連結管とを具備する。
これらの本発明では、第1の領域と隔離された第2の領域に露出するように設けられた第1及び第2の流通口に第1の連結管が接続されている。これにより、万一、第1の連結管と当該第1または第2の流通口との接続部等から冷媒が漏れ出した場合があっても、第2の領域で冷媒が流れるので、筐体の第1の領域に配置された電気回路が損傷を受けることはない。したがって、電子機器の安全性を向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、チューブから冷媒が漏れた場合であっても、電子機器内の電気回路が電気的にショートし、損傷を受ける等の問題がなく、安全性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るラップトップ型のPCを示す斜視図である。図2は、図1に示すPC1の背面側からの斜視図である。
PC1は、ディスプレイ2と本体3とで構成されている。本体3の筐体4には、CPU等のICチップ11を搭載したメイン基板5が内蔵されている。符号6で示す部分はキーボードである。筐体4の内部であって、その背面4b側にはCPU11を冷却する冷却装置7が設けられている。冷却装置7の冷媒としては、例えば水が用いられるが、これに限られるものではない。
図3は、PC1の冷却装置7が配置された箇所の平面図である。
冷却装置7には、ICチップ11の熱を吸収する吸熱ケース8、吸熱ケース8で吸収した熱を放熱する放熱ケース9、冷媒を循環させるためのポンプ10が設けられている。吸熱ケース8は、ICチップ11に接触するように設けられている。吸熱ケース8は、銅、アルミ、カーボン等、熱伝導性の高い材料が用いられる。
吸熱ケース8には、冷媒の流入管8a及び流出管8bが接続されており、流入管8a及び流出管8bには、それぞれ先端に冷媒の流入口及び流入口が設けられている。吸熱ケース8及びポンプ10に設けられた流入管9a、流出管9b、流入管10a、流出管10bも同様にそれらの先端に冷媒の流通口が設けられている。各管8a、8b、9a、9b、10a、10bは、それらの先端の流通口が筐体4の背面4b側から外部に露出するように配置されている。具体的には、筐体4の背面4bに穴が設けられることで、その穴を介して各管8a等が背面4bから突き出るように設けられている。例えばその穴と各管8a等との間には図示しない防水用のシール材が介在している。
流入管8aと流出管9bとは筐体4の外で、連結管13によって連結されている。同様に、放熱ケース9の流入管9aとポンプ10の流出管10bとが筐体4の外で連結管12によって連結されている。また、ポンプ10の流入管10aと吸熱ケース8の流出管8bとが筐体4の外で連結管14によって連結されている。連結管12、13、14は、例えば金属製または樹脂製のバンド15によって各管8a、8b、9a、9b、10a、10bに締め付けられて接続されている。各連結管12、13、14は、フレキシブルな材料でなり、例えばゴム、樹脂等が用いられる。
このように、連結管12等が、筐体4の外で流出管9b等に接続されることにより、連結管12から冷却水が漏れ出した場合があっても問題ない。例えば、万一、連結管12等と流出管9b等との接続部分から冷却水が漏れ出した場合、あるいは連結管12等が経時変化により劣化し、または冷却装置7において冷媒が流通する流路内の圧力変化により、冷却水が漏れ出した場合があっても、筐体4外で冷却水が流れる。したがって、筐体4に内蔵されたメイン基板5等の電気回路が損傷を受けることはなく、安全性を向上させることができる。
また、連結管12等が劣化した場合でも、本体3の筐体4を分解することなく、容易に連結管の交換が可能になる。
図4に示すように、吸熱ケース8の内部には、流入管8aに一端が接続された配管8dが設けられており、配管8dの他端は流出管8bに接続されている。配管8dは吸熱ケース8内を例えば往復するように設けられ、配管8dで冷却水が流通することにより、吸熱ケース8から伝達される熱を当該冷却水が吸収する。
図5は、放熱ケース9の内部構造を示す斜視図である。流入管9aは、配管9cの一端に接続され、配管9cの他端は流出管9bに接続されている。配管9cは、板部材9eに挟持された放熱フィン9d等に接触している。放熱フィン9dの隣にはファン9fが配置されており、ファン9fの空気流が放熱フィン9dに供給される。ファン9fが供給する空気は筐体4の側面に形成された複数の孔4aから筐体4の外に排出される。
ポンプ10の構造については図示せずとも、例えば、回転遠心型、ダイヤフラム型、またはピストン型等のものが用いられる。
なお、本実施の形態では、放熱フィン9d等やファン9fが放熱ケース9の内部に一体的に収容される構成としたが、放熱ケース9は必ずしも必要ではない。
以上のように構成されたPC1のICチップ11の冷却作用について説明する。
ポンプ10の作動によって、冷却水が吸熱ケース8、放熱ケース9及びポンプ10を循環する。一方、ICチップ11が発熱すると、その熱は吸熱ケース8及び配管8cを介して冷却水に伝達される。熱を受けた冷却水は、流出管8b、連結管13及び流入管9aを介して放熱ケース9内に流入し、配管9cを流通することで、放熱フィン9dに熱を伝達する。放熱フィン9dは、ファン9fからの空気によって熱を放出し、その熱が含まれた空気流は孔4aを介して筐体4の外に排出される。
図6は、他の実施の形態に係る放熱機構を示す斜視図である。この放熱機構は、例えば金属製の底板19d内に、例えば流入管19aと流出管19bとの間に接続された配管19cが設置されて構成されている。底板19d上には放熱フィン19eが複数設けられ、これによって冷却水の放熱が促進される。この例では、図5に示したようなファン9fは備えられていないが、図6に示す例でも、放熱フィン19eにファンからの空気が供給されるようにしてもよい。
図7は、他の実施の形態に係る冷却装置を示す斜視図である。これ以降説明する各実施の形態において、上記実施の形態に係るPC1、冷却装置7の部材や機能等について同様のものは説明を簡略または省略し、異なる点を中心に説明する。
この冷却装置17は、放熱ケース29にポンプ30が一体的に設けられて構成されている。上記実施の形態と同様に、放熱ケース29の流入管29a及び流出管29bは、それらの先端の流通口が筐体24の背面24bから筐体24の外部に露出するように配置されている。流入管29aは、連結管23を介して吸熱ケース8の流出管8bに接続されている。流出管29bは、連結管22を介して吸熱ケース8の流入管8aに接続されている。
放熱ケース29内には配管29cがポンプ30を介して配設されている。配管29cは、流入管29aと流出管29bとの間で冷却水を流通させる。配管29cを流通する冷却水は、配管29cに接触する放熱フィン29dに熱を伝達することで放熱する。
このように、放熱ケース29とポンプ30とが一体的に設けられていることにより、省スペース化が図れるとともに連結管の数を減らすことができる。また、これにより、冷媒漏れの確率も少なくなる。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係るPCの背面側を示す斜視図である。図9は、そのPCの背面側の拡大図である。
このPCの筐体4の背面4bには、連結管12、13、14を覆うカバー部材が装着されている。このカバー部材16の側面には、開口16aが設けられており、カバー部材16の内面には、溝16bが形成されている。溝16bは、開口16aに向けて傾斜している。何らかの原因で連結管12等から冷却水が漏れ出しても、カバー部材16に冷却水が溜まり、さらに、その冷却水は溝を通って流出口となる開口16aから外部に冷却水が流出する。
開口16aや溝16bは必ずしも必要ないが、ユーザは、開口16aから冷却水が流出していることを発見できれば、連結管12等に何らかの故障が発生したことを知ることができる。
溝16bの傾斜角度は、例えば底面に対して5度〜10度程度に設定すればよい。カバー部材16は着脱可能に構成されていてもよい。例えば開口16aがない場合は、カバー部材16が取り外せるようにすることで、カバー部材16に溜められた冷却水を廃棄することができる。
このようにカバー部材16が設けられることにより、連結管12等に外部から物理的な力が加わる場合、連結管12等が破損することが考えられるが、本実施の形態によればそのような問題を回避することができる。また、カバー部材16が設けられることにより、外観上のデザイン性も向上させることができる。
図10は、本発明の第3の実施の形態に係るPCの拡大斜視図である。図11は、図10の平面図である。
このPCの筐体34の背面34b側であって、筐体34の底面には開口34cが形成されている。その開口34cの周囲には壁部材31が筐体34の底面から立設されている。冷却水の各流通管8a等の先端は、壁部材31に形成された切り欠き31aから開口34cを介して筐体34の外部に露出するように配設されている。各流通管8a等は連結管14等によって筐体34外で連結されている。
このように連結管12等が筐体の底面に配置されることで、例えば筐体が通常の姿勢で地面に置かれた場合、漏れ出した冷却水は下方に流れるため筐体34内に流入することを防止できる。壁部材31が立設されているので特にそのような冷却水の流入防止の効果は高い。また、連結管12等を見えないようにすることができ、PCのデザイン性が損なわれることを回避することができる。また、壁部材31で形成された開口部に連結管12等が配置されるので、つまり、筐体34の底面から垂直な方向に連結管12が突き出るようなことはないので、筐体34の底面の外形を崩すことがない。
図12は、図11に示すPCの筐体の他の実施の形態を示す断面図である。この図に示すように、開口34cを塞ぐことにより筐体34の内外を仕切る仕切り部材32が、上記壁部材31の上部に設けられる構成としてもよい。また、この例では、図8に示すカバー部材16と同様の趣旨で、筐体34に装着されたカバー部材26が設けられている。また、カバー部材26内の底部には吸湿材37が敷設されている。これにより、漏れ出した冷却水が吸湿材37により吸収される。本実施の形態の場合、上述したように、切り欠き31aに防水用のシール部材が設けられることが好ましい。仕切り部材32が設けられることにより、PCの姿勢を問わず、漏れた冷却水が筐体34内に流入することを防止することができる。
図13は、図11に示すPCの筐体のさらに別の実施の形態を示す断面図である。図11及び図12に示す形態では、開口34cが筐体34の背面34b側に設けられていたが、図13に示す形態では、開口44cが、筐体44の背面以外の、例えば中央部等に設けられている場合を示す。この例においても、仕切り部材32、吸湿材37が敷設されたカバー部材33等が装着されている。
図14は、別の実施の形態に係る冷却装置を示す平面図である。この冷却装置57における吸熱ケース8の冷媒の流入管8aと、ポンプ10の冷媒の流出管10bとには、適当な接続部材46を介して放熱管41が連結されている。また、流出管8bと流入管10aとの間にも同様に接続部材46を介して放熱管42が連結されている。放熱管41及び42は連結管として機能する。放熱管41及び42は板状をなし、そのフラット面が図14の紙面に垂直になるように設けられている。つまり、そのフラット面は、筐体4の背面に対面している。放熱管41と42との間には、放熱フィン45が配設されている。これにより、放熱フィン45、放熱管41及び42によって放熱機構が構成される。
放熱管41及び42が板状に形成されることにより、その表面積を極力大きくすることができるので、放熱効率を高めることができる。その上、放熱管41及び42板状であることで、その放熱管41及び42と、放熱フィン45との接触面積を大きくすることができる。これにより高効率で放熱することができる。
図15は、さらに別の実施の形態に係る冷却装置を示す平面図である。この冷却装置67における吸熱ケース8の流入管8a及び流出管8bは、吸熱側のリザーブタンク47を介して、それぞれ上述の板状の放熱管41及び42に接続されている。ポンプ10の流入管10a及び流出管10bは、ポンプ側のリザーブタンク48を介して、それぞれ放熱管41及び42に接続されている。リザーブタンク47内には隔壁47cが設けられ、この隔壁47cによって、2つのタンク47a及び47bが設けられる。同様に、リザーブタンク48内には隔壁48cが設けられ、この隔壁48cによって、2つのタンク48a及び48bが設けられる。
このような構成により、冷却装置67では、吸熱ケース8→流出管8b→タンク47b→放熱管42→タンク48b→流入管10a→ポンプ10→流出管10b→タンク48a→放熱管41→タンク47a→流入管8a→吸熱ケース8というように冷却水が循環する。
図16は、図14に示す冷却装置の変形例を示す平面図である。この冷却装置77では、放熱管41及び42に放熱フィン49が接触して設けられている。この場合、放熱管41及び42は、上述のように板状でもよいし、あるいは円筒状のものでもよい。
図17は、図16に示す冷却装置77の変形例であり、例えばカバー部材76が放熱フィン49に接触して筐体4に装着されている。このカバー部材76には、例えば銅、アルミ等の高熱伝導の金属材料、あるいはカーボン等が用いられる。カバー部材76が設けられることで、外部からの物理的な力によって放熱管が破損することを防止できるとともに、例えば接続部材46等から漏れ出した冷却水をカバー部材76に溜めておくことができる。また、カバー部材76が放熱機能を兼ねるので、省スペース化を図ることができるとともにさらに放熱効率を高めることができる。カバー部材76は、いずれかの箇所で放熱管41または42等に接触するように筐体4に装着されていてもよい。
図18は、放熱機構のさらに別の実施の形態を示す図である。例えば筐体4内のポンプ10等(または、上記各実施の形態に係る吸熱ケース8)に、放熱部材75がワンタッチで装着できるように構成されている。具体的には、放熱部材75に、表面に凹凸を有するコネクタタイプの管75aが設けられており、管75aが、ポンプ10の流通管10a等に接続される。この放熱部材75の構成としては、例えば図14〜図17に示した放熱機構を用いることができる。
図19は、本発明の第4の実施の形態に係るPCの背面側を示す斜視図である。図20は、そのPCの断面図である。図21及び22は、それぞれ図20に示すA−A線断面図及びB−B線断面図である。
このPC81の筐体84の内部は、隔壁部材89によって、上下に室84aと室84bとに分かれている。上部の室84aは、CPU等のICチップ11が搭載されたメイン基板5が配置され、吸熱ケース8がこのICチップ11に当接している。各連結管85等は、筐体84の外部で、各管8a等と連結されている。具体的には、図21及び図22に示すように、吸熱ケース8の流出管8bは、連結管86を介して、筐体84の下部の室84bに配置された放熱管93の一端に接続されている。放熱管93の他端は連結管87を介してポンプ10の流入管10aに接続されている。ポンプ10の流出管10bは、連結管88を介して、放熱管93と同じく室84bに配置された放熱管90の一端に接続されている。放熱管90の他端は、連結管85を介して吸熱ケース8の流入管8aに接続されている。このように、筐体84の下部に放熱機構を配置させることで、放熱管93及び90の長さを極力長くすることができる。したがって、放熱効率を高めることができる。
本実施の形態において、図22に示す放熱管90及び93に放熱フィンを接触させるようにしてもよい。また、例えば室84bにファンを配置させて、その放熱フィンにファンから供給される空気を当てるようにしてもかまわない。これにより、さらに放熱を促進させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るラップトップ型のPCを示す斜視図である。 図1に示すPCの背面側からの斜視図である。 PCの冷却装置が配置された箇所の平面図である。 吸熱ケースの構造を示す平面図である。 放熱ケースの構造を示す斜視図である。 他の実施の形態に係る放熱機構を示す斜視図である。 他の実施の形態に係る冷却装置を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るPCの背面側を示す斜視図である。 図8に示すPCの背面側の拡大図である。 本発明の第3の実施の形態に係るPCの拡大斜視図である。 図10に示すPCの平面図である。 図11に示すPCの他の実施の形態を示す断面図である。 図11に示すPCのさらに別の実施の形態を示す断面図である。 別の実施の形態に係る冷却装置を示す平面図である。 さらに別の実施の形態に係る冷却装置を示す平面図である。 図14に示す冷却装置の変形例を示す平面図である。 図16に示す冷却装置の変形例である。 放熱機構のさらに別の実施の形態を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係るPCの背面側を示す斜視図である。 図19に示すPCの断面図である。 図20に示すA−A線断面図である。 図20に示すB−B線断面図である。
符号の説明
1、81…PC
4、24、34、44、84…筐体
8…吸熱ケース
9、29、…放熱ケース
9d、19e、29d、45、49…放熱フィン
10、30…ポンプ
11…ICチップ
12、13、14、22、23、85、86、87、88…連結管
16、26、33、76…カバー部材
16a…開口
16b…溝
31…壁部材
32…仕切り部材
34c、44c…開口
37…吸湿材
41、42…放熱管

Claims (17)

  1. 発熱素子を含む電気回路を内蔵する筐体と、
    前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第1の流通口を有し、前記筐体内で前記冷媒を用いて前記発熱素子の熱を吸収する吸熱部と、
    前記筐体外に露出するように設けられた前記冷媒の第2の流通口を有し、前記吸熱部で前記冷媒が吸収した熱を前記筐体内で放出する放熱部と、
    前記第1の流通口と前記第2の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記放熱部とを連結し、前記放熱部と前記吸熱部との間で前記冷媒を流通させる第1の連結管と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記吸熱部及び前記放熱部は、前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第3及び第4の流通口をそれぞれ有し、
    当該電子機器は、
    前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第5及び第6の流通口を有し、前記吸熱部と前記放熱部との間で前記冷媒を循環させるための前記筐体内に設けられたポンプ部と、
    前記第3の流通口と前記第5の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記放熱部とを連結し、前記吸熱部と前記ポンプ部との間で前記冷媒を流通させる第2の連結管と、
    前記第4の流通口と前記第6の流通口とが連通するように前記放熱部と前記ポンプ部とを連結し、前記放熱部と前記ポンプ部との間で前記冷媒を流通させる第3の連結管と
    をさらに具備することを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記放熱部と一体的に設けられ、前記吸熱部と前記放熱部との間で前記冷媒を循環させるためのポンプ部をさらに具備することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記筐体に装着され、前記第1の連結管を覆うカバー部材をさらに具備することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器であって、
    前記カバー部材は、
    前記冷媒の排出口と、
    該カバー部材の内面に設けられ、前記流出口へ通じる溝と
    を有することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項4に記載の電子機器であって、
    前記カバー部材の内面に設けられた吸湿材をさらに具備することを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記筐体は、該筐体の底面に開口を有し、
    前記吸熱部及び前記放熱部は、前記開口を介して前記第1及び第2の流通口が前記筐体外へ露出するように設けられていることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7に記載の電子機器であって、
    前記筐体は、
    前記開口の周囲であって前記底面から前記筐体内で立設された壁部材と、
    前記壁部材に設けられ、前記開口を塞ぐとともに前記筐体内の筐体外とを仕切る仕切り部材と
    を有することを特徴とする電子機器。
  9. 請求項8に記載の電子機器であって、
    前記底面に設けられ、前記第1の連結管を覆うカバー部材をさらに具備することを特徴とする電子機器。
  10. 発熱素子を含む電気回路を内蔵する筐体と、
    前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第1の流通口を有し、前記筐体内で前記冷媒を用いて前記発熱素子の熱を吸収する吸熱部と、
    前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第2の流通口を有し、前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2の流通口を介して前記吸熱部に前記冷媒を供給するためのポンプ部と、
    前記第1の流通口と前記第2の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記ポンプ部とを連結し、前記吸熱部と前記ポンプ部との間で前記冷媒を流通させる第1の連結管を有し、該第1の連結管で前記冷媒を流通させることで該冷媒が吸収した熱を前記筐体外で放出する放熱部と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  11. 請求項10に記載の電子機器であって、
    前記第1の連結管は、板状に形成されていることを特徴とする電子機器。
  12. 請求項10に記載の電子機器であって、
    前記吸熱部及び前記ポンプ部は、前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第3及び第4の流通口をそれぞれ有し、
    前記放熱部は、
    前記第3の流通口と前記第4の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記ポンプ部とを連結し、前記吸熱部と前記ポンプ部との間で前記冷媒を流通させる第2の連結管と、
    前記第1の連結管及び前記第2の連結管に熱的に接続された放熱フィンと
    を有することを特徴とする電子機器。
  13. 請求項12に記載の電子機器であって、
    前記第1の連結管及び前記第2の連結管が板状に形成され、
    前記放熱フィンは、前記第1の連結管と前記第2の連結管との間に設けられていることを特徴とする電子機器。
  14. 請求項10に記載の電子機器であって、
    前記放熱部は、前記筐体に装着されるとともに前記第1の連結管に熱的に接続され、該第1の連結管を覆うカバー部材を有することを特徴とする電子機器。
  15. 請求項10に記載の電子機器であって、
    前記吸熱部及び前記ポンプ部は、前記筐体外に露出するように設けられた冷媒の第3及び第4の流通口をそれぞれ有し、
    前記放熱部は、前記筐体に装着されるとともに前記第1の連結管及び前記第2の連結管に熱的に接続され、該第1及び第2の連結管を覆うカバー部材を有することを特徴とする電子機器。
  16. 発熱素子を含む電気回路が配置された第1の領域と、該第1の領域と隔離された第2の領域とを内部に有する筐体と、
    前記第2の領域に露出するように設けられた冷媒の第1の流通口を有し、前記冷媒を用いて前記発熱体の熱を吸収する前記第1の領域に設けられた吸熱部と、
    前記第2の領域に露出するように設けられた前記冷媒の第2の流通口を有し、前記吸熱部で前記冷媒が吸収した熱を放出する前記第1の領域に設けられた放熱部と、
    前記第1の流通口と前記第2の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記放熱部とを連結し、前記放熱部と前記吸熱部との間で前記冷媒を流通させる連結管と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  17. 発熱素子を含む電気回路が配置された第1の領域と、該第1の領域と隔離された第2の領域とを内部に有する筐体と、
    前記第2の領域に露出するように設けられた冷媒の第1の流通口を有し、前記冷媒を用いて前記発熱体の熱を吸収する前記第1の領域に設けられた吸熱部と、
    前記第2の領域に設けられ、前記吸熱部で前記冷媒が吸収した熱を放出する放熱部と、
    前記第2の領域に露出するように設けられた冷媒の第2の流通口を有し、吸熱部と前記放熱部との間で前記冷媒を循環させるための前記第2の領域に設けられたポンプ部と、
    前記第1の流通口と前記第2の流通口とが連通するように前記吸熱部と前記ポンプ部とを連結し、前記吸熱部と前記ポンプ部との間で前記冷媒を流通させる連結管と
    を具備することを特徴とする電子機器。
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