JP2006030133A - 電力量計用スリーブ - Google Patents

電力量計用スリーブ Download PDF

Info

Publication number
JP2006030133A
JP2006030133A JP2004213175A JP2004213175A JP2006030133A JP 2006030133 A JP2006030133 A JP 2006030133A JP 2004213175 A JP2004213175 A JP 2004213175A JP 2004213175 A JP2004213175 A JP 2004213175A JP 2006030133 A JP2006030133 A JP 2006030133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
watt
wire
insertion hole
electric wire
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004213175A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhisa Mori
勝久 森
Kyuzo Yamagata
久蔵 山方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichifu Co Ltd
Original Assignee
Nichifu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichifu Co Ltd filed Critical Nichifu Co Ltd
Priority to JP2004213175A priority Critical patent/JP2006030133A/ja
Publication of JP2006030133A publication Critical patent/JP2006030133A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

【課題】 電力量計の種類ごとの電線挿入孔の深さの違いによって、スリーブの挿入移動距離がばらつくことを防止し、電力量計の端子台の電線挿入孔に入り過ぎることなく、電線挿入孔の一定の場所に留まって、電線の素線部分の被覆並びに電線止めネジの締め付け部として作動することができる電力量計用スリーブを提供すること。
【解決手段】 円筒1aの一端に大径部2が形成されていて、円筒1aの内径が電線Kの素線部分Ksの外径よりも大きく、円筒1aの外径が電線挿入孔Hの内径よりも僅かに小さく形成され、円筒1aの長さが電線挿入孔Hの入り口から2つの電線止めネジSの位置までの深さよりも長く、各種電力量計Aにおける電線挿入孔Hの最短の深さのものとほぼ等しいか、僅かに短く形成され、大径部2の内径、外径がともに開口端に向かって漸次大きくなるように形成した電力量計用スリーブの構成としたこと。
【選択図】 図6

Description

本発明は、電力使用量を計量する電力量計の端子台に接続してある入出力電線の素線部分に取り付けて使用する電力量計用スリーブに関する。
家庭や事業所で使用される電力量は、各戸や各事業所に個別に取り付けられた電力量計で計測され、このデーターに基づいて電力料金が電力会社に支払われている。この電力量計への電線の接続は、一般的には、特開2002−55121号公報や特開2002−48819号公報中の電力量計に見られるように、3本の外部電線と3本の室内引込用内部電線とを電力量計の端子台へ挿入し、電線止めネジで締め付けることによって行う。この際、前述の公報には示されていないが、電線の素線がばらけないようにするため、図7及び図8に示すように、円筒状のスリーブ11が電線Kの素線部分Ksに被された状態で電線Kが電力量計Aの端子台Bへ挿入されており、このスリーブ11を電線止めネジSで締め付けることにより、電力量計Aの端子台Bへ電線Kが接続された状態が実現される。
特開2002−55121号公報 特開2002−48819号公報
しかしながら、スリーブ11を電線止めネジSで締め付ける場所は、通常は、前記先行技術や前記図面に見られるように、電力量計Aの端子台Bにある電線挿入孔Hの入り口から所定の距離に設けられているが、電力量計Aの端子台Bの電線挿入孔Hの深さdはメーカーによって異なるので、電力量計の種類によっては、図9に示すように、円筒状のスリーブ11が奥へ入りすぎて、端子台Bの電線止めネジSで締め付ける部分にスリーブ11がかからなくなることがある。したがって、メーカーごとに異なる長さのスリーブ11を使用する必要があり、使用者にとって不便であり、また、各スリーブに適応する電力量計Aの割合が限られ大量生産する価値が乏しく、生産者にとっても合理的でない。
そこで本発明は、電力量計の種類ごとの電線挿入孔の深さの違いによって、スリーブの挿入移動距離がばらつくことを防止し、電力量計の端子台の電線挿入孔に入り過ぎることなく、電線挿入孔の一定の場所に留まって、電線の素線部分の被覆並びに電線止めネジの締め付け部として役割を果たすことができる電力量計用スリーブの提供を主たる目的とするものである。
上記目的を達成するために講じた本発明の構成を実施例に使用した符合を用いて説明すると、本発明の電力量計用スリーブは、電力量計Aの端子台Bの電線挿入孔Hに電線Kを挿入接続するにあたって、電線Kの素線部分Ksに被せられる略円筒形状の電力量計用スリーブ1であって、円筒1aの一端に大径部2が形成されていて、円筒1aの内径が電線Kの素線部分Ksの外径よりも大きく、円筒1aの外径が電線挿入孔Hの内径よりも僅かに小さく形成され、円筒1aの長さが電線挿入孔Hの入り口から2つの電線止めネジSの位置までの深さよりも長く、各種電力量計Aにおける電線挿入孔Hの最短の深さのものとほぼ等しいか、僅かに短く形成され、大径部2の内径、外径がともに開口端に向かって漸次大きくなるように形成されて、大径部2の内面が電線Kの素線部分Ksの先端部の案内面を果し、大径部2の外面が電線挿入孔Hの開口部に接当して電線挿入孔H内への挿入深さを一定に規制する構成としたものである。
ここで、円筒1aの一端に形成されている大径部2とは、内径寸法、形状の如何にかかわらず、円筒1aの一端の外径寸法を円筒1aのその他の部分の外径より大きく形成していることをいう。
本発明に言う電力量計用スリーブは、円筒の一端に大径部が形成され、該大径部の外径が開口端に向かって漸次大きくなるように形成されて、大径部の外面が電線挿入孔の開口部に接当して電線挿入孔内への挿入深さを一定に規制する構成としたから、電力量計用スリーブが電線挿入孔の中に入り込みすぎることがない。また、このような構成としたことに加えて、円筒の長さが電線挿入孔の入り口から2つの電線止めネジの位置までの深さよりも長く、各種電力量計における電線挿入孔の最短の深さのものとほぼ等しいか、僅かに短く形成されている構成としてあるので、どのようなタイプの電力量計に挿入接続した電線であっても、電線の素線部分で、かつ、電線止めネジを締め付ける部分を電力量計用スリーブによって確実に被覆することができる。また、大径部の内径が開口端に向かって漸次大きくなるように形成されて、大径部の内面が素線部分の先端部の案内面を果すので、電力量計用スリーブに電線を挿入しやすい。さらに、一種類の電力量計用スリーブで、様々な電線挿入孔の深さを有する電力量計に対して互換性があり、使用範囲が広く、大量生産により高い利益率を上げることができる。
本発明の電力量計用スリーブを実施するにあたって、大径部2の形態は、種々考えられ、特に限定されるものではないが、例えば、後述する第1実施例で述べるように、円筒1aの大径部2の内径、外径がともに開口端に向かって漸次大きくなるように形成した構成のうち、大径部2の内面、外面をともに開口端に向かって漸次外方向に曲面状に拡げた漏斗状の形状に形成した構成として実施すると、前述の効果に加えて、電力量計用スリーブに電線を挿入するにあたって、電線が曲面に沿って案内され、最も電線の挿入抵抗が小さくなる点において好ましい。
以下、本発明の実施例を図示例と共に説明する。図1乃至図6は本願発明の第1実施例の電力量計用スリーブを説明するための図であって、図1は電力量計の斜視図、図2は電力量計のカバーCを外した正面図、図3は電力量計用スリーブの斜視図、図4は電力量計用スリーブの中央縦断面図、図5は電力量計への電線の接続を説明する断面図、図6は電線を接続した電力量計の断面図を示す。
本発明の電力量計用スリーブを取り付けて使用する電力量計Aは、図1及び図5に示すように、一般家庭や事業所に設置されている周知のものであり、その下部には、室外からの入力側の3本の外部電線Kaと、室内への出力側の3本の内部電線Kbを個別に挿入接続するための6個の電線挿通孔Hが形成されている。そして、その正面側に取り付けられたカバーCを外すと、図2、図5及び図6に示すように、電線挿通孔Hに挿入した電線Ka,Kbを電線止めネジSで締め付けるための電線止めネジ挿入穴Saが、各電線Ka,Kbに対してその挿通方向に(図2で見て上下方向に)2箇所ずつ形成され、計12箇所形成されている。
この電力量計Aは、すべての機器が同一寸法ではなく、生産者によって、各部の大きさや配置関係が少しずつ異なっている。例えば、電線挿通孔Hの径や、電線挿通孔Hの入り口から電線止め電線止めネジSで締め付ける部分までの距離は、各メーカーの電力量計によって大差はないが、電線挿入孔Hの深さdは、35〜40mmの幅があり、各メーカーの電力量計によってまちまちである。
而して、本発明の電力量計用スリーブは、銅を素材として、図3及び図4に示すように、円筒1aの一端に大径部2が形成され、該大径部2の内径、外径がともに開口端に向かって漸次大きくなるように形成した、より詳しくは、大径部2の内面、外面をともに開口端に向かって漸次外方向に曲面状に拡げた漏斗状の形状に形成した構造としている。製法は、銅を溶融させ、所定径の円筒状に押出成形した後、適宜の長さ(本実施例では27mm)に切断し、一端の開口部1bを金属型に押し付けて押圧をかけ、開口部1bを外方向に押し広げて製造する。
なお、言うまでもなく、電力量計用スリーブ1の寸法については、本実施例に図示した寸法に限られず、電力量計用スリーブ1の内径は、電線Kを挿入するため電線Kの外径よりも大きく形成し、電力量計用スリーブ1の外径は、電線挿入孔Hに挿入するため電線挿入孔Hの内径よりも小さく形成し、電力量計用スリーブ1の長さは、電線挿入孔Hの入り口から2つの電線止めネジSのうち遠い方の位置までの深さよりも長く、各種電力量計Aにおける電線挿入孔Hの最短の深さのものとほぼ等しいか僅かに短く形成されていればよく、様々な電力量計Aに対して互換性がある。
この電力量計用スリーブ1の使用にあたっては、図5及び図6に示すように、各電線Kの素線部分Ksを電力量計用スリーブの漏斗形状の開口部1bから挿入させ、電線Kのチューブ部分Ktが電力量計用スリーブの漏斗形状の開口部1bに達するまで、電線Kを電力量計用スリーブ1に挿入し、各電線Kの素線部分Ksに電力量計用スリーブ1を被せる。そして、電線Kを挿入した状態にある電力量計用スリーブ1を電力量計Aの電線挿通孔Hに挿入していくと、電力量計用スリーブ1の漏斗状の形状の大径部2が同じく漏斗形状に開口した電線挿通孔Hの入り口に引っかかって、電力量計用スリーブ1のこれ以上の挿入が阻止される。この状態で電線止めネジSを2箇所の電線止めネジ挿入穴Saに螺入して、電力量計用スリーブ1を締め付け固定する。
以上本発明の代表例と思われる実施例について説明したが、本発明は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、その他本発明にいう前記の構成要件を備え、かつ本発明にいう目的を達成し、本発明にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
本発明の電力量計用スリーブは、一種類の電力量計用スリーブで、様々な種類の電線挿入孔の深さを有する電力量計に対して互換性があり、従来品にかわって大量生産される可能性がある。
第1実施例を説明する電力量計の斜視図。 同電力量計のカバーCを外した正面図。 同電力量計用スリーブの斜視図。 同電力量計用スリーブの中央縦断面図。 同電力量計への電線の接続を説明する断面図。 同電線を接続した電力量計の断面図。 従来例の電力量計への電線の接続を説明する断面図。 同電線を接続した電力量計の断面図。 同スリーブが奥へ入り込みすぎた状態を示す電力量計の断面図。
符号の説明
1 電力量計用スリーブ
1a 円筒
1b 開口部
2 大径部
11 従来のスリーブ
d 深さ
A 電力量計
B 端子台
C カバー
H 電線挿入孔
K 電線
Ka 外部電線
Kb 内部電線
Ks 素線部分
Kt チューブ部分
S 電線止めネジ
Sa 電線止めネジ挿入穴

Claims (1)

  1. 電力量計(A)の端子台(B)の電線挿入孔(H)に電線(K)を挿入接続するにあたって、電線(K)の素線部分(Ks)に被せられる略円筒形状の電力量計用スリーブ(1)であって、円筒(1a)の一端に大径部(2)が形成されていて、円筒(1a)の内径が電線(K)の素線部分(Ks)の外径よりも大きく、円筒(1a)の外径が電線挿入孔(H)の内径よりも僅かに小さく形成され、円筒(1a)の長さが電線挿入孔(H)の入り口から2つの電線止めネジ(S)の位置までの深さよりも長く、各種電力量計(A)における電線挿入孔(H)の最短の深さのものとほぼ等しいか、僅かに短く形成され、大径部(2)の内径、外径がともに開口端に向かって漸次大きくなるように形成されて、大径部(2)の内面が電線(K)の素線部分(Ks)の先端部の案内面を果し、大径部(2)の外面が電線挿入孔(H)の開口部に接当して電線挿入孔(H)内への挿入深さを一定に規制する構成としてある電力量計用スリーブ。
JP2004213175A 2004-07-21 2004-07-21 電力量計用スリーブ Pending JP2006030133A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004213175A JP2006030133A (ja) 2004-07-21 2004-07-21 電力量計用スリーブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004213175A JP2006030133A (ja) 2004-07-21 2004-07-21 電力量計用スリーブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006030133A true JP2006030133A (ja) 2006-02-02

Family

ID=35896656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004213175A Pending JP2006030133A (ja) 2004-07-21 2004-07-21 電力量計用スリーブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006030133A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013217827A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Osaki Electric Co Ltd 電線接続型配電機器
CN105572627A (zh) * 2016-03-03 2016-05-11 国网江苏省电力公司电力科学研究院 一种智能电能表周转箱夹持机构及夹持方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013217827A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Osaki Electric Co Ltd 電線接続型配電機器
CN105572627A (zh) * 2016-03-03 2016-05-11 国网江苏省电力公司电力科学研究院 一种智能电能表周转箱夹持机构及夹持方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ATE405365T1 (de) Monofilament-metallsägedraht
JP3727881B2 (ja) 溶接トーチ連結用コネクタ
EP2660936A1 (en) Pin terminal
JP2006030133A (ja) 電力量計用スリーブ
JP2011054433A (ja) 防水コネクタ
DE502007002739D1 (de) Kabelschuh
KR101757834B1 (ko) 전력선 통신 기반의 원격 검침용 계측장치
CN216911924U (zh) 一种套装式弹簧管组件
CN207938921U (zh) 一种数据线的绕线固定结构和一种充电设备
CN219329454U (zh) 一种线束连接器
KR200480789Y1 (ko) 리본 슬롯형 케이블 심선 분기구
CN210517154U (zh) 一种电线插头防水结构
RU2007112884A (ru) Герметичное соединительное приспособление с гибкой диафрагмой между электромонтажным коробом и приборной коробкой
JP5977066B2 (ja) 電線接続型配電機器
KR100766380B1 (ko) 통신 및 전기용 단자함
KR102668784B1 (ko) 집합건물용 적산전력량계에서 복수의 인입케이블을 취부하는 방법
KR102668782B1 (ko) 다세대주택용 적산전력계의 전력선 접속 방법
CN212851397U (zh) 一种装饰灯usb控制器
CN219393896U (zh) 一种变电站用电缆通讯连接器
JP2007294155A (ja) 計器端子スリーブ
JP2005295607A (ja) 保護キャップ
JP2008233816A (ja) 光コンセント
KR20090018351A (ko) 전선 연결용 커넥터
KR20170111561A (ko) 눈금 안내선
CN203883259U (zh) 一种带测温装置的后堵塞

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060706

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A521 Written amendment

Effective date: 20060828

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A977 Report on retrieval

Effective date: 20081121

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20081216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090428