JP2006029628A - Co2冷凍装置のノンフロスト運転方法 - Google Patents

Co2冷凍装置のノンフロスト運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006029628A
JP2006029628A JP2004206075A JP2004206075A JP2006029628A JP 2006029628 A JP2006029628 A JP 2006029628A JP 2004206075 A JP2004206075 A JP 2004206075A JP 2004206075 A JP2004206075 A JP 2004206075A JP 2006029628 A JP2006029628 A JP 2006029628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
temperature
operation method
air
cooler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004206075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4255416B2 (ja
Inventor
Toshinori Sugawara
敏則 菅原
Takumi Hashizume
匠 橋詰
Michio Sasaki
道生 佐々木
Toru Saito
亨 斉藤
Katsumi Fujima
克己 藤間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Mayekawa Manufacturing Co
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Mayekawa Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chubu Electric Power Co Inc, Mayekawa Manufacturing Co filed Critical Chubu Electric Power Co Inc
Priority to JP2004206075A priority Critical patent/JP4255416B2/ja
Publication of JP2006029628A publication Critical patent/JP2006029628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4255416B2 publication Critical patent/JP4255416B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/002Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant
    • F25B9/008Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant being carbon dioxide
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/385Dispositions with two or more expansion means arranged in parallel on a refrigerant line leading to the same evaporator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/06Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
    • F25B2309/061Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide with cycle highest pressure above the supercritical pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/04Details of condensers
    • F25B2339/047Water-cooled condensers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/21Temperatures
    • F25B2700/2106Temperatures of fresh outdoor air

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】 CO冷凍装置において、寒期においても空気採熱熱交換器の空気側伝熱面の着霜、凍結を外気条件に即応して効果的に防止できるノンフロスト運転方法を提供する。
【解決手段】 CO冷媒を圧縮する圧縮機1、同圧縮機で圧縮されて高温・高圧となったガス状冷媒を冷却するガスクーラ2、同ガスクーラで冷却されたCO冷媒を減圧する減圧装置(キャピラリチューブ部)3、及び同減圧装置で減圧されて低温となったCO冷媒で負荷を冷却する空気採熱型熱交換器4により構成されるヒートポンプサイクルを備え、ガスクーラ2がCO冷媒を冷却する給湯器(給湯ライン)5を具備したCO冷凍装置において、外気の温度、湿度等外気の気象状態を検知して、同気象状態に基づいて給湯器5に供給する給水量を減少させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸発器の冷却負荷が外気であり、すなわち蒸発器が空気採熱型熱交換器であり、圧縮機で圧縮されて高温・高圧となったガス状冷媒を冷却する冷却器がCO冷媒を冷却する給湯器を具備したCO冷凍サイクルを構成する冷凍装置の寒期におけるノンフロスト運転方法に関する。
従来ヒートポンプ式給湯器においては、蒸発器が空気採熱型熱交換器である場合に、寒期において同空気採熱型熱交換器の空気側伝熱面に着霜が生じたり、あるいは凍結したりして、能力が低下する問題がある。
この対策として、たとえば特許文献1(特開2003−222391号公報)には、圧縮機からのホットガスを空気採熱型熱交換器に供給するためのデフロスト回路を備え、貯湯タンクの水循環用ポンプを停止した状態で、ホットガスを空気採熱型熱交換器に供給するデフロスト運転を可能としており、デフロスト運転を開始して所定時間以上継続したときに、水循環ポンプを駆動させている。
特開2003−222391号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたデフロスト運転では、圧縮機からのホットガスを空気採熱型熱交換器に供給するためのデフロスト回路及びデフロスト運転を実行するための制御装置を付設する必要があり、装置自体が複雑化し、かつ高価となるという問題点がある。
従って、本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、蒸発器が外気から採熱する空気採熱型熱交換器である場合において、寒期においても空気採熱熱交換器の空気側伝熱面の着霜及び凍結を装置の複雑化を招くことなく、安価にかつ効果的に防止できるノンフロスト運転方法を提供することを目的とする。
そこで、本発明はかかる課題を解決するために、CO冷媒を圧縮する圧縮機、同圧縮機で圧縮されて高温・高圧となったガス状冷媒を冷却する冷却器、同冷却器で冷却されたCO冷媒を減圧する減圧装置、及び同減圧装置で減圧されて低温となったCO冷媒で負荷を冷却する蒸発器により構成されるヒートポンプサイクルを備え、前記蒸発器の冷却負荷が外気であり、前記冷却器がCO冷媒を冷却する給湯器を具備したCO冷凍装置のノンフロスト運転方法において、外気の温度、湿度等外気の気象状態を検知して、同気象状態に基づいて前記給湯器に供給する給水量を減少させることを特徴とする。
前記構成を有するCO冷凍装置において、外気(空気)から採熱される熱量Qaは、次の式で求められる。
Qa=(Ti−To)G×h
ただし、Ti:入口空気温度、To:出口空気温度、G:風量、h:空気エンタルピ係数
空気から採熱される熱量は、CO冷媒の採熱熱量と同じである。前記冷却器が具備した給湯器への供給水量を減少させることにより、同冷却器の出口側CO冷媒の温度が高くなり、CO冷媒の採熱量が減少する。
このため空気から採熱される熱量が減少し、これによって空気出口温度Toが上昇する。空気出口温度Toが上昇することによって、同冷却器の空気側伝熱面に接する空気を露点温度以上にして、着霜及び凍結を防止する。
本発明方法が適用される前記構成のCO冷凍装置のように、前記蒸発器の負荷が変動するヒートポンプサイクルである場合は、寒期運転するに際し、外気の温度、湿度等外気の気象状態を検知して、同気象状態に基づいて前記給湯器に供給する給水量を減少させることにより、蒸発器出口温度の低下を未然に防止して、ノンフロスト運転が可能となる。
本発明は超臨界CO冷凍サイクルにおいても適用可能である。
また本発明方法が適用される前記構成のCO冷凍装置の減圧装置としては、膨張弁又はキャピラリチューブを使用可能である。
キャピラリチューブの長さの求め方は、まず高圧側、すなわちキャピラリチューブ入口側の圧力・温度、質量流量、キャピラリチューブ内径を与え、設定した飽和圧力まで膨張させることができる長さを算定する。具体的には、各コントロールボリュームの圧力損失をあらかじめ与え、その圧力損失を得るために必要なコントロールボリューム長さを算出し、足し合わせることによってキャピラリチューブの長さとする。
また好ましくは、本発明方法が適用されるCO冷凍装置のように、前記蒸発器の負荷が変動するヒートポンプサイクルである場合は、キャピラリチューブを、複数のキャピラリチューブを並列配置したキャピラリチューブ並列構造で構成するとともに、前記複数のキャピラリチューブの夫々の上流側に開閉弁を設け、前記蒸発器の負荷に応じて前記開閉弁の開閉制御を行うようにする。
また好ましくは、前記冷却器の出口側冷媒循環ラインに分岐管を設け、同分岐管にリリーフ弁を介在させて緩衝タンクを設け、同緩衝タンクから前記循環ラインに冷媒を戻す戻し管を開閉弁を介在させて設ける。
なお1個のキャピラリチューブに開閉弁を設けないでおく理由は、運転停止時の際にCO冷媒循環ラインの冷媒の流れを遮断しないようにするためである。
蒸発器の冷却負荷が変動するヒートポンプサイクルである場合は、1個のキャピラリチューブですべて対応することはできず、変動する負荷に対して前記開閉弁を開閉して対応可能な1個又は複数のキャピラリチューブを選択して減圧動作を行なわせる。
蒸発器の負荷が少ない場合、CO冷媒が過剰となる。すなわち冷却器への供給水量を減少させると、冷却器出口側のCO冷媒の温度が高くなり、CO冷媒の採熱量(冷却器内で流入CO冷媒の乾き度が高くなり)が減少する。冷却器内での流入CO冷媒の乾き度が高くなることにより、低圧側のCO冷媒の保有量が減少する。これによって高圧側のCO冷媒保有量が増加し、高圧側の圧力が上昇する。
このようにCO冷媒の圧力がある一定値を越えたときは、前記分岐管、緩衝タンク及び戻し管を設け、前記緩衝タンクにリリーフ弁を介して余剰のCOを逃がすようにリリーフ弁を設定する。その後蒸発器の負荷が大きくなってCOが足りなくなった場合は、前記開閉弁を開けて、緩衝タンク内のCOをヒートポンプサイクル側に戻す操作を行なう。
本発明によれば、CO冷媒を圧縮する圧縮機、同圧縮機で圧縮されて高温・高圧となったガス状冷媒を冷却する冷却器、同冷却器で冷却されたCO冷媒を減圧する減圧装置、及び同減圧装置で減圧されて低温となったCO冷媒で負荷を冷却する蒸発器により構成されるヒートポンプサイクルを備え、前記蒸発器の冷却負荷が外気であり、前記冷却器がCO冷媒を冷却する給湯器を具備したCO冷凍装置のノンフロスト運転方法において、外気の温度、湿度等外気の気象状態を検知して、同気象状態に基づいて前記給湯器に供給する給水量を減少させることにより、蒸発器出口空気温度の低下を未然に防止して、ノンフロスト運転が可能となる。
また外気の温度、湿度等外気の気象状態を検知して、同気象状態に基づいて前記給湯器に供給する給水量を減少させることにより、外気の気象状態に敏感に対応した運転が可能となるため、確実なノンフロスト運転が可能となる。さらに余分な装置の付設を伴うことがなく、安価であり、簡単にノンフロスト運転を達成できる。
本発明方法に適用されるCO冷凍装置に使用される減圧装置は、膨張弁又はキャピラリチューブがともに使用可能であり、キャピラリチューブを使用する場合は、現実の負荷の各変化に対する動的特性では、好ましくは、キャピラリチューブを、複数のキャピラリチューブを並列配置したキャピラリチューブ並列構造で構成するとともに、前記複数のキャピラリチューブの夫々の上流側に開閉弁を設け、前記冷却器の負荷に応じて前記開閉弁の開閉制御を行うことにより、蒸発器の冷却負荷変動及び本発明の運転方法を実施することによる付加変動に対して、十分に対応可能である。
また好ましくは、前記冷却器の出口側冷媒循環ラインに分岐管を設け、同分岐管にリリーフ弁を介在させて緩衝タンクを設け、同緩衝タンクから前記循環ラインに冷媒を戻す戻し管を開閉弁を介在させて設けることにより、前記と同様の付加変動に対して十分に対応できる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
本発明の第1実施例を図1〜2に基づいて説明する。図1は第1実施例として本発明を適用した超臨界CO冷凍サイクルの概略構成を示す図、図2は本実施例の前記超臨界CO冷凍サイクルのモリエル線図である。
ガスクーラ2を例えば給湯熱源として使用する場合に、その給湯温度及び給湯量に応じて圧縮機1の負荷も変動し、これに合わせて減圧膨張行程の入口温度も変動する。
そこで本実施例においては、図1に示すように、前記減圧膨張行程として機能するキャピラリチューブ部3を並列した複数のキャピラリチューブ31で構成し、それぞれのキャピラリチューブ31の上流側に電磁弁32を設け、ガスクーラ1の負荷に応じて、制御装置33で前記電磁弁32の開閉制御を行うように構成している。
4は、CO冷媒の蒸発潜熱で外気を冷却する空気採熱型熱交換器(蒸発器)で、外気は通常0から35℃の間を変動する。また5はガスクーラ2で熱交換によりCO冷媒を冷却するために供給される給水ラインで、たとえばCO冷媒の温度が15℃から130℃に変動する間に、CO冷媒との熱交換により熱交換後の温度が10℃から90℃の範囲に亘って変動する。また9は給水ライン5に介装された流量調整弁で、外気温度計10の測定値によって自動的に給水の流量を調整するようになっている。
また6は、本冷凍サイクルのCO冷媒循環ラインと分岐管7で連絡された緩衝タンクで、空気採熱型熱交換器(蒸発器)4の負荷が小さい場合に余分なCO冷媒を受け容れる。7aはリリーフ弁で、たとえばCO冷媒循環ラインの圧力が11MPaを越えたら、開放されるように設定される。8は戻し管で、開閉弁8aが介装されている。
このように構成すれば、空気採熱型熱交換器4の入口側温度Dが変動しても、前記複数のキャピラリチューブ31夫々の上流側に設けた電磁弁32の開閉制御によりCOが通過するキャピラリチューブ31を並列構造の数に比例して整数倍に変化させることができ、結果として、キャピラリチューブ部3の下流側の蒸発温度を低くすることが可能となり、言い換えれば二相域での膨張過程の変動を吸収できる。即ちガスクーラ2の出口温度及び空気採熱型熱交換器4の温度及び圧力をみながら、電磁弁32の開閉を制御して、冷媒を通すキャピラリチューブを切り替えることにより、キャピラリチューブ部3入口側のガスクーラ2の負荷変動も、蒸発器4側の負荷変動のいずれに対しても対応可能となる。
すなわち本実施例の冷凍サイクルにおいて、ガスクーラ2の給湯負荷の変動によって、たとえば図2に示すモリエル線図上で、負荷がC、C、Cの3種に変動する場合、電磁弁32を開閉制御し、これらの負荷に対応可能な図1の並列構造のキャピラリチューブ31のいずれかを選定する。たとえばガスクーラ2の給湯負荷が大きいと(Cの場合)、液相に近いほうへ移行するので、CO冷媒の密度が大きくなり、従ってこの場合流量一定とすれば、キャピラリチューブの長さは長くなる。ガスクーラ12の給湯負荷が小さくなるほどCO冷媒の密度が小さくなり、したがって必要なキャピラリチューブは短くて済む。ガスクーラ2の給湯負荷が小さくなるほど、CO冷媒の密度が小さくなり、従って必要なキャピラリチューブの長さが長くなる。気相域においては、キャピラリチューブの内径を大きくし、かつ長さを長くする必要がある。
このように負荷の変動に応じて、その場合の負荷に十分対応できるキャピラリチューブに対応する部分の電磁弁32を開放する。また同時に、前記のようにガスクーラ2の出口温度及び空気採熱型熱交換器4の温度及び圧力をみながら、電磁弁32を切り替える。このように操作することによって、負荷変動に対応することができる。
従って代替手段として、ガスクーラ2の出口側に温度センサを設け、あるいは空気採熱型熱交換器4の入口側に温度センサ又は圧力センサを設け、これらのセンサの検出値に基づいて電磁弁32の開閉を自動的に制御するようにしてもよい。
なお少なくとも1個の電磁弁32は、運転停止等の際にCO冷媒循環ラインの流れを遮断しないように開放しておく。
また本冷凍サイクルのCO冷媒循環質量は最大容積で設定されている。そのためCの運転に移行した場合は、CO冷媒の密度が小さくなるため、CO冷媒量が余ってくる。
このまま運転を続けた場合、圧縮機1内の圧力が上がってくるので、余ったCO冷媒を分岐管7から緩衝タンク6に移す。たとえば実際の運転では、CO質量がDのサイクルで10Kg、Dで7Kg、Dで4〜5Kg必要である。従ってC、あるいはCのサイクルに移行すると、COが余るので、緩衝タンク6にCOを移す。そのためリリーフ弁7aをたとえばCO冷媒循環ラインの圧力が11MPaを越えたら、開放されるように設定する。
本冷凍サイクルの運転が止まったら、戻し管8の開閉弁8aを開けて、緩衝タンク6に溜まっているCOを冷凍サイクルの循環ラインに戻す。
この第1実施例の装置によれば、キャピラリチューブ部3を、複数のキャピラリチューブ31を並設した構成とし、それぞれのキャピラリチューブ31に電磁弁32を介装し、ガスクーラ2の給湯負荷に応じて同電磁弁32を開閉制御するとともに、不要なCOを受け容れる緩衝タンク6を設け、負荷が小さい場合に不要なCOを緩衝タンク6に移送するようにしたことにより、すべての運転条件に対し、対応が可能となる。
なお代替手段として、ガスクーラ2の出口側にCO冷媒温度を検知する温度センサを設け、分岐管7に同温度センサからの信号により作動する電磁弁を設け、前記温度センサの検出値に基づいて、同電磁弁を開放するようにしてもよい。
このように第1実施例によれば、膨張弁を不要とした安価なる構造で、負荷変動が大きい冷凍サイクルのあらゆる条件で運転が可能となる。またステップモータや電導膨張弁を組み合わせる等の複雑な制御系が不要なために、誤動作が一切なく経済的で信頼が高い。
かかる運転条件の変動及び負荷の変動に対応可能な第1実施例の装置を用いて、寒期における本発明のノンスロスト運転を行う場合を説明する。
寒期にガスクーラ2への供給水量を減少して、空気採熱熱交換器(蒸発器)4の空気側伝熱面が凍結することを防止する。本装置においては、外気温度計10の計測値に基づいて、流量調整弁9が自動的に給水ライン5の流量を調節する。
すなわち流量調整弁9を絞るにつれて、ガスクーラ2への供給水量が減少すると、ガスクーラ2の出口側のCO冷媒温度が上昇し、図2のモリエル線図上で、冷凍サイクルが液相側から気相側に移行する。
すなわち図2における(A→B→C→D→A)運転、又は(A→B→C→D→A)運転を行う。この場合ガスクーラ2における給湯負荷が小さくなり、COが気相側に移行すると、本冷凍サイクルの圧縮器1内でのCO圧力が大きくなるので、CO圧力が一定値を超えると、リリーフ弁7aが作動して、余ったCO冷媒は分岐管7を介して緩衝タンク6に移送する。
このように寒期において外気温度計10の検出値が低温になってくると、流量調整弁9の開度が自動的に絞られ、それによってガスクーラ2の出口側CO冷媒温度が上昇するので、ノンフロスト運転が容易に可能となる。
本実施例方法によれば、外気の温度を検知して、同温度計測値に基づいてガスクーラ2に供給する給水量を減少させることにより、外気の気象状態に敏感に対応した運転が可能となるため、確実なノンフロスト運転が可能となる。さらに余分な装置の付設を伴うことがなく、安価であり、簡単にノンフロスト運転を達成できる。
なお外気の温度を検知する以外に、外気の湿度、雨、雪等の気象条件のうち一つ以上を計測して、それらの値に基づいて運転を制御するようにしてもよい。
以上記載のごとく本発明によれば、空気採熱型熱交換器(蒸発器)を使用し、冷却器がCO冷媒を冷却する給湯器を具備したCO冷凍装置のノンフロスト運転方法において、外気の温度、湿度等外気の気象状態を検知して、同気象状態に基づいて前記給湯器に供給する給水量を減少させることにより、余分な装置を付設することなく、簡単かつ安価にして、外気条件に即応した寒期におけるノンフロスト運転を容易に行うことができる。
本発明方法の第1の実施例を適用した超臨界CO冷凍サイクルを示す概略構成図である。 前記第1実施例を適用した超臨界CO冷凍サイクルのモリエル線図である。
符号の説明
1 圧縮機
2 ガスクーラ
3 キャピラリチューブ部
4 空気採熱型熱交換器(蒸発器)
5 給水ライン
6 緩衝タンク
7 分岐管
7a リリーフ弁
8 戻し管
8a 開閉弁
9 流量調整弁
10 外気温度計
32 電磁弁
33 制御装置

Claims (5)

  1. CO冷媒を圧縮する圧縮機、同圧縮機で圧縮されて高温・高圧となったガス状冷媒を冷却する冷却器、同冷却器で冷却されたCO冷媒を減圧する減圧装置、及び同減圧装置で減圧されて低温となったCO冷媒で負荷を冷却する蒸発器により構成されるヒートポンプサイクルを備え、前記蒸発器の冷却負荷が外気であり、前記冷却器がCO冷媒を冷却する給湯器を具備したCO冷凍装置のノンフロスト運転方法において、
    外気の温度、湿度等外気の気象状態を検知して、同気象状態に基づいて前記給湯器に供給する給水量を減少させることを特徴とするCO冷凍装置のノンフロスト運転方法。
  2. 前記減圧装置を膨張弁又はキャピラリチューブで構成することを特徴とする請求項1記載のCO冷凍装置のノンフロスト運転方法。
  3. 前記キャピラリチューブを、複数のキャピラリチューブを並列配置したキャピラリチューブ並列構造で構成するとともに、前記複数のキャピラリチューブの夫々の上流側に開閉弁を設け、前記蒸発器の負荷に応じて前記開閉弁の開閉制御を行うことを特徴とする請求項2記載のCO冷凍装置のノンフロスト運転方法。
  4. 前記冷却器の出口側冷媒循環ラインに分岐管を設け、同分岐管にリリーフ弁を介在させて緩衝タンクを設け、同緩衝タンクから前記循環ラインに冷媒を戻す戻し管を開閉弁を介在させて設けたことを特徴とする請求項1記載のCO冷凍装置のノンフロスト運転方法。
  5. 前記CO冷凍装置が超臨界CO冷凍装置であることを特徴とする請求項1記載のCO冷凍装置のノンフロスト運転方法。
JP2004206075A 2004-07-13 2004-07-13 Co2給湯装置とそのノンフロスト運転方法 Expired - Fee Related JP4255416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004206075A JP4255416B2 (ja) 2004-07-13 2004-07-13 Co2給湯装置とそのノンフロスト運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004206075A JP4255416B2 (ja) 2004-07-13 2004-07-13 Co2給湯装置とそのノンフロスト運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006029628A true JP2006029628A (ja) 2006-02-02
JP4255416B2 JP4255416B2 (ja) 2009-04-15

Family

ID=35896207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004206075A Expired - Fee Related JP4255416B2 (ja) 2004-07-13 2004-07-13 Co2給湯装置とそのノンフロスト運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4255416B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011154247A3 (de) * 2010-06-09 2012-06-21 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kompressions-wärmepumpe, insbesondere für haushaltsnahe anwendungen
CN105509377A (zh) * 2015-12-22 2016-04-20 珠海格力电器股份有限公司 跨临界co2循环系统、热泵热水器和除霜方法
CN108917188A (zh) * 2018-07-04 2018-11-30 安徽原上草节能环保科技有限公司 一种自动断电的节能热水器
CN117109195A (zh) * 2023-10-19 2023-11-24 逸励柯环境科技(江苏)有限公司 一种跨临界二氧化碳冷热联供机组

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2021426703B2 (en) * 2021-08-24 2023-10-05 Nihon Itomic Co., Ltd. Heat pump device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011154247A3 (de) * 2010-06-09 2012-06-21 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kompressions-wärmepumpe, insbesondere für haushaltsnahe anwendungen
CN105509377A (zh) * 2015-12-22 2016-04-20 珠海格力电器股份有限公司 跨临界co2循环系统、热泵热水器和除霜方法
CN108917188A (zh) * 2018-07-04 2018-11-30 安徽原上草节能环保科技有限公司 一种自动断电的节能热水器
CN108917188B (zh) * 2018-07-04 2021-01-12 安徽原上草节能环保科技有限公司 一种自动断电的节能热水器
CN117109195A (zh) * 2023-10-19 2023-11-24 逸励柯环境科技(江苏)有限公司 一种跨临界二氧化碳冷热联供机组
CN117109195B (zh) * 2023-10-19 2024-01-05 逸励柯环境科技(江苏)有限公司 一种跨临界二氧化碳冷热联供机组

Also Published As

Publication number Publication date
JP4255416B2 (ja) 2009-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7028494B2 (en) Defrosting methodology for heat pump water heating system
EP1826513B1 (en) Refrigerating air conditioner
EP2647928B1 (en) Refrigeration cycle apparatus
US8020393B2 (en) Heat pump type hot water supply outdoor apparatus
US7210303B2 (en) Transcritical heat pump water heating system using auxiliary electric heater
EP1856458B1 (en) Control of a refrigeration circuit with an internal heat exchanger
JP4462435B2 (ja) 冷凍装置
US20110146313A1 (en) Refrigeration circuit
CN204301351U (zh) 热泵式热水供给器
EP1869375B1 (en) Method of determining optimal coefficient of performance in a transcritical vapor compression system and a transcritical vapor compression system
WO2011064927A1 (ja) コンテナ用冷凍装置
US5732564A (en) Heat pump apparatus and method for stable operation with inhibition of foaming
JP2006170500A (ja) 空気調和装置およびその運転方法
JP4082434B2 (ja) 冷凍装置
JP5119513B2 (ja) 二元冷凍機
JP4255416B2 (ja) Co2給湯装置とそのノンフロスト運転方法
JP2002181420A (ja) 圧縮式冷凍装置
JP2007093097A (ja) ヒートポンプ給湯機及びヒートポンプ給湯機の制御方法
JP5618326B2 (ja) 冷凍装置
JP4292525B2 (ja) 蒸気圧縮式冷凍サイクルの冷媒量検知方法
KR101350781B1 (ko) 냉난방 보일러 열효율 장치
JP2008116184A (ja) 冷凍サイクル装置
KR100696713B1 (ko) 에어컨의 압축기 보호 장치 및 방법
JP2004061056A (ja) 圧縮機の油面検出方法及び装置
JP2004205142A (ja) 冷凍空調装置およびその運転制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090123

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees