JP2006029599A - ワインセラー、ワインセラー管理システム、及び遠隔報知端末 - Google Patents

ワインセラー、ワインセラー管理システム、及び遠隔報知端末 Download PDF

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Abstract

【課題】ワインセラーの庫内温度が設定値から逸脱する前兆をとらえて報知するワインセラー、ワインセラー管理システム及び遠隔報知端末を提供する。
【解決手段】扉11の開状態を開閉検知手段12でとらえて報知する。また、ワインセラー管理システムは、扉の開閉を表す情報を外部へ送信するワインセラーと、ワインセラーにより送信された情報を受信して扉が開かれたことを報知する遠隔報知端末とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、庫内温度を制御してワインを長期間保存し熟成させるワインセラーに関するものであり、特に、庫内温度が設定値から逸脱する前兆を捕らえて早期に報知するワインセラー、ワインセラー管理システム、及び遠隔報知端末に関するものである。
生産後1〜2年の間に気軽に飲まれるワインが多量に流通している一方で、年間数百リットルから数キロリットルしか生産されず、10年以上の熟成を経て真価を発揮する、希少かつ高品質で、高価なワインも存在する。
こうした貴重なワインを適切に熟成させるには、14℃から16℃程度の安定した温度環境が必要とされている。何故ならば、高温はワインを劣化させ、過度の低温は熟成を停止させてしまう。また、温度が変動するとワインの体積が変動し、それに伴って、コルク栓を通して外気が瓶内に出入りするため、ワインを酸化させてしまうからである。
こうした繊細なワインを長期間適切に保存し、熟成させるために、欧州では伝統的に、温度が安定した地下にワイン専用の保存庫が設けられてきたが、近年では、冷却機を用いて庫内温度を一定に保つ専用のワインセラーも利用されている。日本では夏期に高温多湿となるため、ワインを保存し熟成させるにはワインセラーが必須であり、個人使用に適した、収納本数が数十本から百本程度のものが市販されている。
ワインセラーは所謂冷蔵庫と類似の構造を持つが、通常の冷蔵庫とは異なり、冷却機の温度を設定温度よりも数度低い程度に押さえて庫内温度をむらなく小さな変動幅で精密に制御すると共に、外気温度が設定温度よりも低い場合には庫内の加温を可能にし、更に熟成に悪影響を及ぼす振動を押さえるために、コンプレッサを使用せずに庫内温度をペルチェ素子で制御したり(例えば、特許文献1を参照)、人の歩行など日常生活で発生する振動が庫内に伝わるのを低減するために脚部にインシュレータを備えるなど、ワインの熟成に適した庫内環境を実現する工夫がなされている。
また、ワインセラーは、冷却機の故障等で庫内温度が上昇した場合には、高価なワインを劣化させてしまい、一般的な冷蔵庫が故障した場合よりも巨額の経済的損失を生じる危険あるため、早急にユーザに報知することが望ましい。この点に着目し、庫内温度が設定値から逸脱したとき、ワインセラー本体に設けたランプやブザーで警報を発するものも、特許文献としては見出せなかったが既に販売されている。
この他、機器本体の状態を検知する技術としては、ワインセラーと類似の機能と構造を持つ冷蔵庫において、消費電力を押さえる上手な使い方をユーザに啓蒙することを目的として、冷蔵庫の扉の開閉回数を計数し、一日に所定の回数以上開閉された場合に、冷蔵庫が文字や音声で上手な使い方をアドバイスする技術も提案されている(例えば、特許文献2を参照)。この技術において所定の回数を1回とすることは、冷蔵庫の扉を開ける度に毎日何度もアドバイスがなされてユーザに不快感を与えてしまうという弊害が生じるだけで、扉の開閉回数が多過ぎる場合に上手な使い方をアドバイスするという目的にも反する。従って、この技術は冷蔵庫の扉を毎日何度も開閉することを前提としたものであり、所定の回数を1回とすることは暗黙の内に除外している。
特開平11−325689号公報 特開2002−147930号公報
ワインを理想的な環境で保存し熟成させるためには、ワインセラーの庫内温度が設定値から逸脱した後でユーザに報知するよりも、事前にその前兆を捕らえて報知する方が望ましい。しかしながら、従来のワインセラーでは、こうした事前報知ができないという課題があった。
また、ワインの熟成に好ましくない人の歩行など日常生活で発生する振動をワインに伝えないという観点からは、ワインセラーは地下室や離れなど、人が頻繁に近づかない場所に設置することが望ましい。しかし、こうした場所に設置すると、庫内温度が設定値から逸脱したときにワインセラー本体がランプやブザーで警報を発しても、ユーザには伝わり難い。このため、人が頻繁には近づかない振動の少い場所にワインセラーを設置することと、庫内温度に逸脱が発生したときユーザに報知することとを、両立できないという課題があった。
ワインセラーの庫内温度が設定値から逸脱してしまう原因としては、冷却機などワインセラー自体の故障も考えられるが、日常的には、ワイン収納時に扉を閉じ忘れたり、子供が悪戯をして扉を開けてしまうなど、人的要因で扉が開いてしまう恐れの方が大きい。
また、熟成用のワインセラーの扉を開ける頻度は元来低く、新たに購入したワインを追加したり記念日を祝して高価なワインを飲むときなど数週間から数ヵ月に一度程度に過ぎない。
本発明のワインセラーは、こうしたワインセラー固有の特徴に着目し、上記課題を解決するためになされたものであり、庫内温度を制御する庫内温度制御手段と、開閉可能な扉と、扉の開閉を検知する開閉検知手段と、開閉検知手段により扉の開状態が検知されたことを報知する報知手段を備えている。
また、本発明のワインセラー管理システムは、扉の開閉を表わす情報を外部へ送信するワインセラーと、ワインセラーにより送信された情報を受信して扉が開かれたことを報知する遠隔報知端末を備えている。
本発明のワインセラーは、扉の開状態を検知して報知するので、ワインセラーの扉が開かれた場合に、外気が庫内に侵入して庫内温度が設定値から逸脱する前にユーザに報知することができる。
また、本発明のワインセラー管理システムは、扉の開閉を表わす情報を送信し、送信された情報に基づいてワインセラーから離れた場所に設置した遠隔報知端末にて報知するので、遠隔報知端末だけをユーザの日常生活空間近くに設置することにより、人が頻繁には近づかない振動の少い場所にワインセラーを設置しても、ワインセラーの異常を良好ユーザに報知することができる。
第1の発明のワインセラーは、庫内温度を制御する庫内温度制御手段と、開閉可能な扉と、扉の開閉を検知する開閉検知手段と、開閉検知手段により扉の開状態が検知されたことを報知する報知手段とを備えた構成としているので、ワインセラーの扉が開かれた場合に、外気が庫内に侵入して庫内温度が設定値から逸脱する前に早期に報知することができる。
第2の発明のワインセラーは、庫内温度を制御する庫内温度制御手段と、開閉可能な扉と、扉の開閉を検知する開閉検知手段と、開閉検知手段の検知結果を表わす情報を外部へと送信する送信手段とを備えた構成としているので、ワインセラーの扉が開かれた場合に、外気が庫内に侵入して庫内温度が設定値から逸脱する前に、その前兆をワインセラーから離れた場所へ伝えることができる。
第3の発明のワインセラー管理システムは、扉の開閉を表わす情報を外部へ送信するワインセラーと、ワインセラーにより送信された情報を受信して扉が開かれたことを報知する遠隔報知端末とを備えた構成としているので、人が頻繁には近づかない場所にワインセラーを設置しても、ワインセラーの扉が開かれた場合に、外気が庫内に侵入して庫内温度が設定値から逸脱する前に、早期に報知することができる。
第4の発明のワインセラー管理システムは、遠隔報知端末はワインセラーの扉が閉状態となった後も扉が開状態になったことを報知し続ける構成としているので、扉の開状態が報知されていないときには、その瞬間のみならず以前にもワインセラーの扉が開かれていないことがわかり、ユーザに安心感を与えることができる。
第5の発明のワインセラー管理システムは、遠隔報知端末は、ユーザを認証する認証手段と、認証手段によりユーザが認証された場合にのみ報知を解除する解除手段とを備えた構成としているので、誰かがワインセラーの扉を開けた後に報知を無断で解除したのではないことが保証され、ユーザに一層の安心感を与えることができる。
第6の発明のワインセラー管理システムは、送信手段は扉の開閉を表わす情報を無線で送信する構成としているので、ワインセラーと遠隔報知端末とを専用の信号線で結ぶ必要がなく、ワインセラーの設置場所に対する制約条件を低減し、地下室や離れなど人が頻繁に近づかない場所に容易に設置することができる。
第7の発明のワインセラー管理システムは、送信手段は扉の開閉を表わす情報を電力線に重畳して送信する構成としているので、ワインセラーと遠隔報知端末とを専用の信号線で結ぶ必要がなく、ワインセラーの設置場所に対する制約条件を低減し、地下室や離れなど人が頻繁に近づかない場所に容易に設置することができる。
第8の発明の遠隔報知端末は、扉の開閉を表わす情報をワインセラーから受信して扉が開かれたことを報知するので、ワインセラーの扉が開かれた場合に、外気が庫内に侵入して庫内温度が設定値から逸脱する前に、ワインセラーから離れた場所で報知することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1のワインセラーを示す構成図である。
図1において、ワインセラー1は、庫内の温度を制御する庫内温度制御手段10と、開閉可能な扉11と、扉11の開閉を検知する開閉検知手段12と、ワインセラー1の状態を報知する報知手段13とを備えている。このうち、庫内温度制御手段10は、庫内の温度を何度に保つべきかという目標温度をダイヤルスイッチで設定する目標温度設定手段10aと、サーミスタを用いて庫内の温度を測定する庫内温度測定手段10bと、電流を流す方向に応じて庫内に面した部分が冷却されたり加温されたりするペルチェ素子10dと、ペルチェ素子10dに流す電流を制御する制御手段10cとを備えている。また、報知手段13は、内部に液晶表示器13aとブザー13bとを備えている。
以下、ワインセラー1を構成する各部の動作、作用を説明する。
目標温度設定手段10aは、ユーザがダイヤルスイッチを回すことにより、ワインセラー1の庫内温度を何度に保つべきか、すなわち、目標とすべき庫内温度を設定する。以下、説明の都合上、目標として設定された温度を摂氏T1度で表わす。
庫内温度測定手段10bは、ワインセラー1の庫内空気の温度を測定する。以下、説明の都合上、庫内温度測定手段10bにより測定された温度を摂氏T2度で表わす。庫内温度測定手段10bは、測定された温度T2を報知手段13へと供給する。
制御手段10cは、目標温度設定手段10aにより設定された温度T1と庫内温度測定手段10bにより測定された温度T2とを読み込み、両者を比較する。比較の結果、予め定められた許容温度誤差ΔTに対して、T2>T1+ΔTである場合には、庫内温度が高過ぎると見なしてペルチェ素子10dの庫内に面した面が摂氏T1−3度程度になるよう、庫内を冷却させる方向にペルチェ素子10dに通電する。一方、T2<T1−ΔTである場合には、庫内温度が低過ぎるとみなしてペルチェ素子10dの庫内に面した面が摂氏T1+3度程度になるよう、庫内を加温させる方向にペルチェ素子10dに通電する。T1−ΔT≦T2≦T1+ΔTである場合には、庫内温度が適正であると見なしてペルチェ素子10dには通電しない。
ワインセラー1の庫内の空気はファン(図示せず)の回転によって絶えず緩やかに循環しており、庫内温度測定手段10b通過して温度を測定された空気は、ペルチェ素子10dに触れて冷却または加温された後、庫内へと導かれ、その後再び庫内温度測定手段10bへと戻ってくる。
このようにして、庫内温度制御手段10はワインセラー1の庫内温度が目標温度設定手段10aで設定された温度を中心として±ΔT度程度の誤差に収まるように制御する。ΔTは庫内温度の変動幅が大きくならないよう、0.5度未満とするのが望ましい。ワインセラー1の庫内温度は、扉11が閉じられていればこのようにして安定した値に保たれることになる。
開閉検知手段12は、扉11が閉じた状態にあるか開いた状態にあるかを常時監視し、扉11が閉じているときには扉11が閉じていることを表わす信号値CLOSEを報知手段13へと供給する。一方、扉11が開いているときには扉11が開いていることを表わす信号値OPENを報知手段13へと供給する。
報知手段13は、庫内温度測定手段10bから供給された温度T2を液晶表示器13aに常時表示する。また、開閉検知手段12から信号値OPENが供給されたとき、ブザー13bを鳴動させて扉11が開いていることをユーザに報知する。開閉検知手段12から信号値CLOSEが供給されているときには、ブザー13bを鳴動させない。
本実施の形態によれば、ユーザがワインを出し入れするなどした後で扉11がちゃんと閉じられなかった場合には、ブザー13bの鳴動が停止しないことにより扉11が開いていることをユーザに報知するので、扉11の閉め忘れという人為的ミスでワインセラー1の庫内温度が設定値から逸脱してしまい、高価なワインの品質を低下させてしまう危険を未然に防止することができる。
また、子供などが悪戯をして扉11を開けてしまった場合でも、ブザー13bの鳴動によりユーザに報知するので、庫内温度が設定値から逸脱してしまうのを未然に防止することができる。
なお、熟成用のワインセラー1の扉11を開ける頻度は元来低く、新たに購入したワインを追加したり記念日を祝して高価なワインを飲むときなど数週間から数ヵ月に一度程度に過ぎないので、扉11を開ける度にブザー13bが鳴動しても、毎日何度も扉を開ける冷蔵庫のように頻繁にブザー13bが鳴動するわけではないので、ユーザに不快感を与えてしまう恐れはない。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2のワインセラー管理システムを示す構成図である。
図2において、ワインセラー2は、庫内の温度を制御する庫内温度制御手段10と、開閉可能な扉11と、扉11の開閉を検知する開閉検知手段12と、開閉検知手段12の検知結果を表わす情報を特定小電力無線で外部へと送信する送信手段20とを備えている。また、ワインセラー2から離れた場所に置かれ、ワインセラー2の状態を報知する遠隔報知端末3は、送信手段20から送信された情報を受信する受信手段30と、扉11が開かれたことを記憶する開発生記憶手段31と、ワインセラー2の状態を報知する報知手段13と、ユーザを認証する認証手段32と、報知手段13による報知を解除する解除手段33とを備えている。開発生記憶手段31は、初期値として扉11閉じていることを表わす信号値CLOSEを記憶している。その他、実施の形態1と同一の構成要素については実施の形態1と同じ符合を付し、詳しい説明は省略する。
次に、動作、作用について説明する。
庫内温度制御手段10は、ワインセラー2の庫内温度をユーザが設定した温度に保つよう制御する。また、庫内温度を送信手段20へと供給する。この動作は実施の形態1と同じなので、詳しい説明は省略する。
開閉検知手段12は、扉11が閉じた状態にあるか開いた状態にあるかを常時監視し、扉11が閉じているときには扉11が閉じていることを表わす信号値CLOSEを送信手段20へと供給する。一方、扉11が開いているときには扉11が開いていることを表わす信号値OPENを送信手段20へと供給する。
送信手段20は、庫内温度制御手段10から供給された庫内温度と、開閉検知手段12から供給された信号値を、遠隔報知端末3中の受信手段30へと送信する。
受信手段30は、送信手段20から供給された庫内温度と、扉11の状態を表わす信号値CLOSEまたはOPENを受信し、庫内温度を報知手段13へ、信号値CLOSEまたはOPENを開発生記憶手段31へと供給する。
報知手段13は受信手段30から供給された庫内温度を液晶表示器13aに表示する。
開発生記憶手段31は、初期値として扉11が閉じていることを表わす信号値CLOSEを記憶している。開発生記憶手段31は、受信手段30から信号値CLOSEが供給されたときにはそれまで記憶している値を記憶し続け、信号値OPENが供給されたときには供給された信号値OPENを記憶する。従って、開発生記憶手段31は、ワインセラー2の扉11が一度も開かれず、信号値OPENが供給されない間は信号値CLOSEを記憶し続け、ワインセラー2の扉11が一度でも開かれて信号値OPENが供給された後は、信号値OPENを記憶し続けることになる。開発生記憶手段31は、この記憶している値を報知手段13へと供給する。
報知手段13は、開発生記憶手段31から信号値OPENが供給されたとき、ブザー13bを鳴動させて扉11が開いていることをユーザに報知する。開発生記憶手段31から信号値CLOSEが供給されているときには、ブザー13bを鳴動させない。従って、報知手段13は、ワインセラー2の扉11が一度も開かれない間は鳴動せず、ワインセラー2の扉11が一度でも開かれた後は鳴動し続けることになる。
認証手段32は、キーボード(図示せず)からユーザに暗証番号を入力させ、入力された暗証番号が予め登録されている暗証番号と一致した場合には、認証が成功したことを表わす信号値passを解除手段33に供給する。暗証番号が入力されない場合、及び、入力された暗証番号が予め登録されている暗証番号と一致しない場合には、信号値passを供給しない。
解除手段33は、認証手段32から信号値passが供給されたとき、開発生記憶手段31をリセットする。
開発生記憶手段31はリセットされたとき、記憶内容を初期値CLOSEに再初期化する。この結果、報知手段13中のブザー13bは鳴動しなくなる。
本実施の形態によれば、ワインセラー2の扉11が開かれたときには、扉11が開かれたことを表わす情報を送信手段20が無線で外部へと送信し、遠隔報知端末3がその情報を受信してブザー13bを鳴動させて報知するので、遠隔報知端末3を日常の生活空間に設置することにより、地下室や離れなど人が頻繁に近づかない場所に設置されたワインセラー2の扉11を、子供が悪戯などで開けてしまった場合でも、庫内温度が設定値から逸脱してしまう前に、その危険をユーザに対して良好に報知することができる。
また、一度でも扉11が開かれた場合には、ブザー13bが鳴動し続けるので、ブザー13bが鳴動していない場合には誰も扉11を開けていないことが保証され、ユーザにワインがよい状態で熟成されているという安心感を与えることができる。
更に、ブザー13bの鳴動を停止させるためには、認証手段32によるユーザ認証を得なければならないので、誰かが無断でブザー13bの鳴動を停止させたりしていないという一層の安心感を、ユーザに与えることができる。
また、送信手段20は無線を利用して遠隔報知端末3へと情報を送信するので、ワインセラー2と遠隔報知端末3を結線する必要がなく、ワインセラー2の設置場所と遠隔報知端末3の設置場所を自由に決めることができる。また、無線として特定小電力無線を利用するので、個別に無線局免許や無線従事者免許を取得することなく、ワインセラー2を設置できる。
なお、送信手段20は特定小電力無線の代わりに、高周波信号に変換した情報を、電力線に重畳して送信してもよい。この場合には、10キロヘルツ〜450キロヘルツの周波数帯で所謂エコーネット(R)規格に準拠した通信を行ってもよいし、重畳する信号周波数に対する法的規制が緩和された場合には、電力線インターネットなどで想定されている、より高い周波数を用いても構わない。このようにした場合でも、ワインセラー2と遠隔報知端末3を個別に結線する必要はないので、ワインセラー2の設置場所と遠隔報知端末3の設置場所を自由に決めることができる。
認証手段32がユーザを認証する方法は、カメラを用いて網膜パターンを照合したり、指紋や声紋を分析するなど、別の認証技術を用いても勿論構わない。
本発明は、ワインを保存、熟成させるワインセラーに利用可能である。
本発明の実施の形態1におけるワインセラーの構成図 本発明の実施の形態2におけるワインセラー管理システムの構成図
符号の説明
1、2 ワインセラー
3 遠隔報知端末
10 庫内温度制御手段
11 扉
12 開閉検知手段
13 報知手段
20 送信手段
32 認証手段
33 解除手段

Claims (8)

  1. 庫内温度を制御する庫内温度制御手段と、開閉可能な扉と、前記扉の開閉を検知する開閉検知手段と、前記開閉検知手段により前記扉の開状態が検知されたことを報知する報知手段とを備えたワインセラー。
  2. 庫内温度を制御する庫内温度制御手段と、開閉可能な扉と、前記扉の開閉を検知する開閉検知手段と、前記開閉検知手段の検知結果を表わす情報を外部へと送信する送信手段とを備えたワインセラー。
  3. 扉の開閉を表わす情報を外部へ送信するワインセラーと、前記ワインセラーにより送信された情報を受信して前記扉が開かれたことを報知する遠隔報知端末とを備えたワインセラー管理システム。
  4. 遠隔報知端末はワインセラーの扉が閉状態となった後も前記扉が開状態になったことを報知し続ける構成とした請求項3記載のワインセラー管理システム。
  5. 遠隔報知端末は、ユーザを認証する認証手段と、前記認証手段によりユーザが認証された場合にのみ報知を解除する解除手段とを備えた請求項4記載のワインセラー管理システム。
  6. 送信手段は扉の開閉を表わす情報を無線で送信する構成とした請求項3記載のワインセラー管理システム。
  7. 送信手段は扉の開閉を表わす情報を電力線に重畳して送信する構成とした請求項3記載のワインセラー管理システム。
  8. 扉の開閉を表わす情報をワインセラーから受信して前記扉が開かれたことを報知する遠隔報知端末。
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