JP2006028861A - Faucet - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、洗面台又は流し台等に取り付けられる水栓に関するものである。 The present invention relates to a faucet attached to a wash basin or a sink.
例えば、洗面台や流し台等のカウンター上に湯水を供給するための水栓を配設する場合に、水栓をカウンターに固定するには、特許文献1においては、カウンターに穿設された取付孔に対し、水栓の本体下部に接続された給湯管,給水管及び水栓固定用の取付軸を挿通させ、本体の下端をカウンターに着座させた後、取付軸に対し固定座金及びスペーサ管を下方からそれぞれ外挿し、固定座金が取付軸,給湯管及び給水管を抱き込むように配置させる。そして、取付軸に形成された雄ねじ部にカウンターの下部からナットを螺合して締め上げることにより、固定座金はスペーサ管を介してナットによる拘束力を受け、その上面がカウンターの下面に突き当てられることにより、本体と固定座金とがカウンターの上下両面を挟圧し、これによって水栓がカウンターに固定される。
For example, in the case of disposing a faucet for supplying hot water on a counter such as a wash basin or a sink, in order to fix the faucet to the counter, in
特許文献1の場合、洗面ボウルはカウンターの内部に収容されているが、洗面ボウルがカウンターの上面に設置されるタイプの洗面台があり、特許文献1の水栓をこのような洗面台のカウンターに固定しようとすると、水栓の全長が短いため湯水の吐水位置が低くなってしまい、本体に対して円筒形状のソケットを装着して、水栓の全長を長くしなければならない。しかも、この水栓をカウンターに固定するには、水栓の全長を長くしたことに対応して取付軸を長くする必要があり、そのためには本体から取付軸を取り外し、全長の長い取付軸に取り替えなければならず、その作業は面倒なものであった。
In the case of
また、洗面ボウルがカウンター内部に収容されている洗面台と、洗面ボウルがカウンターの上面に設置されるタイプの洗面台とに合わせ、本体にソケットが装着されていない水栓と、本体にソケットが装着された水栓とで、取付軸の長さが異なる水栓を製造する方法があるが、これは水栓を複数種類用意する必要があるため生産性が悪く、またその管理は大変なものであった。 In addition, there is a faucet that does not have a socket attached to the main body, and a socket that is not attached to the main body. There is a method of manufacturing faucets with different mounting shaft lengths depending on the attached faucet, but this requires poor preparation and management is difficult because it is necessary to prepare multiple types of faucets. Met.
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、本体にソケットが装着されていない水栓と、本体にソケットが装着された水栓との何れの水栓においても、本体に接続された取付軸を取り替えることなく、そのまま使用可能とするものである。 The present invention has been made paying attention to such problems existing in the prior art, and its purpose is a faucet without a socket attached to the main body and a faucet with a socket attached to the main body. Any of the faucets can be used as it is without replacing the mounting shaft connected to the main body.
上記目的を達成するため本発明は、洗面台又は流し台のカウンターに穿設された取付孔の上部に配置される台座と、該台座の上部に装着される水栓本体と、該水栓本体に接続され前記取付孔に挿通される取付軸と、前記取付孔周縁に下方から着座し且つ前記取付軸が挿通される座金と、該座金の下方から前記取付軸に螺合される固定具とを備え、台座と座金とによりカウンターを挟着して固定される水栓において、前記水栓本体と台座との間には高さ調節用のソケットを装着自在とすると共に、取付軸と固定具との間には延長軸を装着自在としたものである。 In order to achieve the above object, the present invention provides a pedestal disposed at an upper portion of a mounting hole drilled in a counter of a wash basin or a sink, a faucet body attached to the upper portion of the pedestal, and a faucet body. A mounting shaft that is connected and inserted through the mounting hole; a washer that is seated on the periphery of the mounting hole from below and through which the mounting shaft is inserted; and a fixture that is screwed onto the mounting shaft from below the washer. A faucet fixed with a counter sandwiched between a pedestal and a washer, and a height adjusting socket is freely mountable between the faucet body and the pedestal, and a mounting shaft and a fixture. An extension shaft can be freely mounted between the two.
本発明の水栓では、本体にソケットを装着していない場合と、本体にソケットを装着した場合との何れの状態においても、本体に接続された取付軸を取り外すことなくそのまま使用可能としたので、施工性を大幅に向上させることができる。また、従来のように水栓を複数種類用意しなくてよいので生産性が向上する。 In the water faucet of the present invention, it can be used as it is without removing the mounting shaft connected to the main body in any of the state where the socket is not attached to the main body and the case where the socket is attached to the main body. The workability can be greatly improved. Further, since it is not necessary to prepare a plurality of kinds of faucets as in the prior art, productivity is improved.
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1及び図2に示すように洗面台1はカウンター2の上面に、陶磁器や金属から形成された洗面ボウル3が設置され、洗面ボウル3近傍にはカウンター2に対し水栓10が固定されている。この洗面ボウル3は半球状で、底部中心位置に排水口4が設けられており、水栓10から吐水された湯水は排水口4より流出し、この排水口4の下部に接続された排水管5を介して外部に排出される。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
前記水栓10は2ハンドル式であり、水栓10固定用の取付軸16及び延長軸21が接続された水栓本体11と、該水栓本体11の左右に設けられ給湯管H,給水管Cから供給された湯,水の流量及び温度を調節するための操作部としてのハンドル14,14と、該ハンドル14,14の操作により調節された湯水が吐水される吐水管15とを有するものである。また水栓10は、カウンター2に穿設された取付孔6の上部に配置された状態で、取付孔6に挿通された延長軸21に対し、カウンター2の下部から座金51を挿通し、固定具61を延長軸21に螺着し、水栓本体11と座金51とによりカウンター2を挟着することにより、カウンター2に固定されている。
The
前記水栓本体11は円筒形状を組み合わせて略W字形に形成され、内部には円柱形状の収容室12が形成されている。この収容室12には給湯管H,給水管Cが左右に並んで収容され、その給湯管H,給水管Cの先端は水栓本体11の下部に接続されている。この給湯管Hと給水管Cとの間には、先端に雄ねじ部17が形成された水栓10固定用の取付軸16が収容されており、その取付軸16の先端は水栓本体11の下部に接続され、取付軸16の先端には後述する延長軸21が接続されている。また、水栓本体11の底面には環状の凹部13が形成されており、この凹部13にはソケット31が嵌合されている。
The
前記延長軸21は水栓本体11にソケット31を装着した場合にのみ用いられるもので、取付軸16の雄ねじ部17と螺合する雌ねじ部23を備えた円柱形状の大径部22と、取付軸16の雄ねじ部17と同一形状の雄ねじ部25を備えた小径部24とから形成されており、その全長はソケット31の全長より長く形成されている。また、小径部24の先端には六角柱形状の工具係止部26が突出して形成されている。
The
前記ソケット31は水栓本体11に装着されることで水栓10の全長を調節するものであり、その形状は水栓本体11の外径と同径の円筒形で、中央やや上方には仕切板32が内周に突出して形成され、図4に示すように、この仕切板32には、前記給湯管H,給水管C,取付軸16を挿通自在に保持する挿通孔33,33a,33bがそれぞれ形成されている。そして、ソケット31の上面には環状の凸部34が上方に突出して形成されており、この凸部34は前記水栓本体11の凹部13に嵌合するものである。また、ソケット31の下面には凹溝35が環状に形成されており、この凹溝35には台座41が嵌合されている。
The
前記台座41は、ソケット31の外径より大径の薄板形状で、その中央には開口42が上下に貫通して形成され、この開口42周縁には位置決め片43が下方に突出して形成されている。この位置決め片43は環状で、その外径はカウンター2に穿設された取付孔6と略同径である。また、台座41の上面には前記ソケット31の凹溝35に嵌合する凸部44が上方に突出して形成されている。なお、この凸部44とソケット31の凸部34とは同一形状であり、水栓本体11にソケット31を装着しない場合には、台座41の凸部44を水栓本体11の凹部13に嵌合させて、全長の短い水栓として使用することも可能である。
The
前記座金51は、カウンター2の取付孔6の外周縁を覆うことができる略半円状の薄板形状で、カウンター2の下部で給湯管H,給水管Cと取付軸16又は延長軸21を抱き込むように配置されるものである。
The
前記固定具61は略円柱形状で、一端の内周面には取付軸16の雄ねじ部17又は延長軸21の雄ねじ部25に螺着される雌ねじ部62が形成され、他端の外周面には六角形状の工具係止部63が形成されている。
The
以上の構成において、水栓のカウンターへの取付構造について説明する。
図5及び図6に示すように、洗面ボウル3aがカウンター2a内部に収容されている洗面台1aでは、洗面ボウル3aと水栓10の吐水管15との間に十分な空間があり水栓10はその全長を長くする必要がなく、水栓本体11にソケット31を装着しない状態、即ち、水栓10は通常の形態として使用される。この場合、水栓10をカウンター2aに取り付けるには、まず、給湯管H,給水管C,取付軸16が接続された水栓本体11に、台座41の凸部44と水栓本体11の凹部13とを嵌合させて台座41を水栓本体11の下部に取り付ける。
In the above configuration, the structure for attaching the faucet to the counter will be described.
As shown in FIGS. 5 and 6, in the wash basin 1 a in which the wash bowl 3 a is accommodated inside the counter 2 a, there is sufficient space between the wash bowl 3 a and the
次に、台座41の位置決め片43をカウンター2aに穿設された取付孔6aに挿入し、給湯管H,給水管C,取付軸16を取付孔6aの下方に挿通させる。そして、取付軸16に対しカウンター6aの下部から座金51を挿通し、固定具61をモンキー等の工具を用いて取付軸16に螺合し、水栓本体11と座金51とによりカウンター6aを挟着することにより、水栓10はカウンター2aに固定される。
Next, the
しかし、図1及び図3に示すように、洗面ボウル3がカウンター2の上面に設置されている洗面台1では、水栓10は通常の形態ではその全長が短く、洗面ボウル3aと水栓10の吐水管15との間に十分な空間が無く水栓としての機能を十分に果たすことができないため、水栓本体11にソケット31を装着してその全長を長くして使用される。
However, as shown in FIGS. 1 and 3, in the
この場合、水栓10をカウンター2に取り付けるには、まず、給湯管H,給水管C,取付軸16が接続された水栓本体11に対して、給湯管H,給水管C,取付軸16をソケット31の仕切板32の各挿通孔33,33a,33bに挿通するとともに、ソケット31の凸部34と水栓本体11の凹部13とを嵌合させてソケット31を装着する。そして、延長軸21をレンチ等の工具を用いて取付軸16に螺着させる。
In this case, in order to attach the
次に、台座41の凸部44とソケット31の凹溝35とを嵌合させて、台座41をソケット31の下部に取り付ける。そして、台座41の位置決め片43をカウンター2に穿設された取付孔6に挿入し、給湯管H,給水管C,延長軸16を取付孔6の下方に挿通させる。そして、延長軸16に対しカウンター2の下部から座金51を挿通し、モンキー等の工具を用いて取付軸16に螺合し、水栓本体11と座金51とによりカウンター2を挟着することにより、水栓10をカウンター2に取り付ける。
Next, the
以上のように本実施例によれば、次のような効果を得ることができる。
本発明の水栓では、水栓本体11にソケット31を装着していない場合と、水栓本体11にソケット31を装着した場合との何れの状態においても、水栓本体11に接続された取付軸16を取り外すことなくそのまま使用可能としたので、施工性を大幅に向上させることができる。また、従来のように水栓10を複数種類用意しなくてよいので生産性が向上する。
As described above, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
In the faucet of the present invention, the attachment connected to the
なお本実施例では、水栓は2ハンドル式として説明したが、これに限定されることはなく、例えばシングルレバー式水栓,単水栓,サーモスタット式水栓などでも良いことは言うまでもない。 In the present embodiment, the faucet has been described as a two-handle type, but the present invention is not limited to this. For example, a single lever type faucet, a single faucet, a thermostat type faucet, etc. may be used.
2 :カウンター
6 :取付孔
10 :水栓
11 :水栓本体
16 :取付軸
21 :延長軸
31 :ソケット
41 :台座
51 :座金
61 :固定具
2: counter 6: mounting hole 10: faucet 11: faucet body 16: mounting shaft 21: extension shaft 31: socket 41: pedestal 51: washer 61: fixture
Claims (1)
A pedestal arranged at the upper part of the mounting hole drilled in the counter of the sink or sink, a faucet body mounted on the upper part of the pedestal, and an attachment connected to the faucet body and inserted through the mounting hole A shaft, a washer that is seated on the periphery of the mounting hole from below and through which the mounting shaft is inserted, and a fixture that is screwed onto the mounting shaft from below the washer. The counter is sandwiched between the base and the washer. In the faucet to be fixed by wearing, a height adjusting socket can be mounted between the faucet body and the base, and an extension shaft can be mounted between the mounting shaft and the fixture. A faucet characterized by that.
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