JP2006025326A - 電話番号の入力方法及び電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電話番号や文字を入力するダイヤルボタンと電話帳を備えた電話機で、相手の電話番号を電話帳から得る場合、電話帳機能ボタンを押したり、ダイヤルボタンの長押しが必要である。前者の操作で直後に表示されるのは電話帳の先頭で、続けて相手の頭文字を入力する操作等で探していく。これらの操作は複雑で操作に時間もかかる。また、ダイヤルボタンに表記された文字の文字サイズも小さくて見難い。本発明は、電話をかけるためのインターフェースを分かりやすく容易にすることを課題とする。
【解決手段】 電話番号と文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと電話帳とを備えた電話機の待受状態において、前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた文字を入力し、前記入力された文字で電話帳を検索して表示する。また、ダイヤルボタン上の文字を電話番号の数字より大きい文字サイズとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電話番号の入力方法及び電話機に関する。
携帯電話機を含む電話帳を備えた電話機では、予め電話帳に登録した相手に電話する場合、まず、待受画面で電話帳機能を示すボタンを押すと、電話帳先頭(あ行)の画面が表示され、続いて移動ボタンやひらがな等が表示されたダイヤルボタンを押して電話帳画面の各ページや各ページに含まれる各相手先の間を移動して相手を特定し、発呼ボタンを押して発呼している(下記非特許文献1)。また、ダイヤルボタンを長押しすることにより、ダイヤルボタンに割り当てた第1の文字がヒットする電話帳画面を表示し、同様に相手を特定し、発呼ボタンを押して発呼するようにした一部の機種もある。
下記特許文献1(特許公開2002−33818号)の公報には、電話機の待受状態において、第1の操作がダイヤルボタンの押下で、第2の操作が検索手段の操作である場合、ダイヤルボタンに割り振られた文字を頭文字とする読み仮名に関連付けられた電話番号を検索して表示することが提案されている。なお、前記特許文献1の公報で言う検索手段は当該出願の図面を見る限り、ジョグダイヤルと思われる。
通常、ジョグダイヤルを備えた電話機では、ボタンを押さなくても、ジョグダイヤルを回して、相手の電話番号を特定できるようになっている。
また、電話機、特に携帯電話機のダイヤルボタンには電話番号入力のための数字だけではなく、複数の文字が入力できるように割り当てられ、ボタン上に入力できる文字のうち代表的な文字が表記されている。これは、メールの作成や電話帳の検索等に用いるためである。
日本国特許庁、特許公開2002−33818号公報、電話帳機能付電話機 「取扱説明書 ムーバ SH505i」、シャープ株式会社、2004年7月、P.115」
従来、電話番号や文字を入力するダイヤルボタンと電話帳とを備えた電話機の待受状態において、相手先電話番号を電話帳から得たい場合、電話帳機能ボタンを押したり、一部機種ではダイヤルボタンの長押しをししなければならない。また、前者の場合、直後に表示される電話帳の画面は電話帳の先頭(日本語では、あ行)で、続けて文字を入力するボタンやページ送りのボタンや行を移動するボタンで、相手の名前を探していく。これらの操作は複雑で操作に時間もかかる。しかも、ダイヤルボタンに表記された文字の文字サイズも小さくて見難く、ボタン操作がしにくい。
本発明は、電話をかけるためのインターフェースを分かりやすく容易にすることを課題とする。つまり、ボタンで操作する携帯電話機を含む電話帳を備えた電話機において、予め電話帳等に記憶した相手に電話するときのボタン操作の手数を軽減するとともに、電話帳検索時のみならず、電子メールの作成等の文字入力時においても有効であるように、ダイヤルボタンに表記された文字をより見やすいようにすることを課題とする。
なお、前記特許文献1(特許公開2002−33818号公報)の発明は、第1の操作としてダイヤルボタンを押下しても、電話番号を入力したいのか、電話帳を検索したいのか、が確定せず、第2の操作によって、いずれかのモードになる。第2の操作は、図面を見る限りジョグダイヤルで行うと思われるが、ジョグダイヤルであれば、電話帳に電話番号をかなり登録していても、すばやく検索できるから、わざわざ先にダイヤルボタンを押さなくても、第1の操作でジョグダイヤルを操作すれば即座に電話帳検索モードに移行するようにすればよい。第2の操作がジョグダイヤルではなく、電話帳機能を選択するボタンの操作だとするなら、第1の操作で電話帳機能を選択するボタンを押下するのと手間は変わりないし、第1の操作で電話帳機能を選択し、続けて頭文字を入力する操作に比べて、分かりにくい操作である、と思われる。
上記課題を解決するために、待受状態でダイヤルボタンが押された場合、そのダイヤルボタンに割り当てた検索文字を入力し、入力した検索文字で電話帳を検索して表示する。また、ダイヤルボタンで入力できる文字の種類を、予め設定したり、ボタン操作で切り替えたりできるようにする。また、電話番号入力中でも、入力途中の電話番号で電話帳を検索して表示する。また、ダイヤルボタンに表示された文字の文字サイズを数字の文字サイズより大きくする。
請求項1の発明は、一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、を備えた電話機において、待受状態のとき、前記いずれかのダイヤルボタンが押されたことを検出し、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法、である。
請求項2の発明は、一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、を備えた電話機において、待受状態のとき、前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合、押されてから離されるまでの経過時間を求め、前記求めた経過時間が予め定めた時間より大きい場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し、前記入力された電話番号を表示し、前記求めた経過時間が予め定めた時間より小さい場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法、である。
請求項3の発明は、一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、を備えた電話機において、待受状態のダイヤルボタンで入力する文字を制御するための情報を予め入力モードとして記憶し、待受状態のとき、前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合、前記記憶した入力モードが第1の値であれば、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し、前記入力された電話番号を表示し、前記記憶した入力モードが第2の値であれば、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法、である。
請求項4の発明は、一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、入力モードを切り替えるモードボタンと、を備えた電話機において、待受状態のとき、第1の操作として前記モードボタンが押され、第2の操作として前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し、前記入力された電話番号を表示し、第1の操作として前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法、である。
請求項5の発明は、電話番号を記憶して利用できる電話機において、電話番号と表示名とを関連付けて記憶し、電話番号の入力を開始後、入力中の電話番号の文字列が変化したとき、前記変化後の文字列により、前記記憶した電話番号を検索し、前記検索で検索された電話番号と、前記検索された電話番号に関連付けられた表示名と、を表示する、ことを含む電話番号の入力方法、である。
請求項6の発明は、さらに、局番と局名とを関連付けて記憶し、前記入力された文字列により、記憶された前記局番を検索し、前記検索で検索された局番と、前期検索された局番に関連付けられた局名と、をさらに表示する、ことを含む請求項5記載の電話番号の入力方法、である。
請求項7の発明は、さらに、電話番号を含む通信の履歴を記憶し、前記入力された文字列により、前記履歴に含まれた電話番号を検索し、少なくとも、前記検索で検索された電話番号を表示する、ことを含む請求項5記載の電話番号の入力方法、である。
請求項8の発明は、 一つの数字と、一つ以上の非数字文字と、を表記したダイヤルボタンであって、少なくとも一つの前記非数字文字を前記数字より大きい文字サイズで表記した、ことを特徴とするダイヤルボタン、である。
請求項9の発明は、請求項8記載のダイヤルボタンを一つ以上備えた、ことを特徴とする電話機、である。
請求項10の発明は、一つの数字と、一つ以上の非数字文字と、を表記したダイヤルボタン用のシールであって、少なくとも一つの前記非数字文字を前記数字より大きい文字サイズで表記した、ことを特徴とするダイヤルボタン用シール、である。
請求項1の発明により、利用者は、待受状態においてダイヤルボタンを押すことにより、即座に押されたダイヤルボタンに割り当てた検索文字で電話帳を検索して表示できるので、電話帳機能を利用するためのボタンを備えたり、押したりする必要なく、操作が簡単になり、利用者の手間が減るとともに、操作時間を短縮できる。
請求項2の発明により、利用者は、待受状態においてダイヤルボタンを押すことにより、即座に押されたダイヤルボタンに割り当てた検索文字で電話帳を検索して表示できるので、電話帳機能を利用するためのボタンを備えたり、押したりする必要なく、操作が簡単になり、利用者の手間が減るとともに、操作時間を短縮でき、また、待受状態において電話番号を入力したい場合も容易に入力することができる。
請求項3の発明により、利用者は、待受状態においてダイヤルボタンを押すことにより、押されたダイヤルボタンに割り当てた検索文字で電話帳を検索して表示するのか、押されたダイヤルボタンに割り当てた電話番号を入力するのか、のいずれかを予め設定しておけるので、利用者の希望に応じた使い勝手を実現することができる。
請求項4の発明により、利用者は、待受状態においてダイヤルボタンが押された場合、押されたダイヤルボタンに割り当てた検索文字で電話帳を検索して表示するようにした電話機を、容易に電話番号を入力するモードに遷移させることが可能となり、予め電話番号を入力するモードを設定することなく、そのときの利用者の希望に応じた使い勝手を実現することができる。
請求項5の発明により、利用者は、電話番号を入力している途中において、入力間違いがないか確認できたり、既に電話帳に登録しているかどうかが分かる。また、電話番号の検索により、複数候補が表示された画面上で、電話機の上下移動ボタンで必要な候補を選択できるように構成すると、入力途中の電話番号を補完させる機能を実現可能となる。
請求項6の発明により、利用者は、局番を入力中に局名の候補を表示できるので、自分の入力操作を確認することができる。例えば、東京の局番03を押したつもりで、06と押していた場合は、画面上に「06 (大阪)」のように表示されるので、入力間違いに気づくことができる。また、電話番号の検索により、複数候補が表示された画面上で、電話機の上下移動ボタンで必要な候補を選択できるように構成すると、入力途中の局番を補完させる機能を実現することが可能となる。
請求項7の発明により、利用者は、電話番号を入力中でも、過去に発呼や着信したことがあるかどうかが分かる。また、発呼や着信したことがあれば、いつかけたか、いつかかったかという情報も表示できる。さらに、利用頻度や最近よく利用してるかどうかで並べ替えて表示することも可能である。発呼や着信があったにも関わらず、その時点で電話帳に登録することを忘れていたという場合にも対応できる。
請求項8〜10の発明により、利用者にとってダイヤルボタンの表記が見やすくなり、ダイヤルボタンを文字入力に用いる場合に、操作がしやすくなるとともに、操作ミスを減らすことができる。
従来、回転ダイヤル式の電話機では、受話器を持ち上げて電話交換機との間で電流のループを形成し、回転ダイヤルの数字を選択して指止めまで回転させた後に手を離し、回転ダイヤルが元の位置に戻るときに、当該ループの電流を遮断する回数により電話番号を発呼していた(パルスダイヤル方式)。
また、プッシュトーンを利用する回線では、受話器を持ち上げて、電話機に備えたダイヤルボタンを押すことにより、当該ダイヤルボタンに対応した二つの周波数を組み合わせたトーン信号を発生させることにより、電話番号を発呼していた(トーンダイヤル方式)。
なお、他に、電話機にダイヤルボタンを備えているが発呼は回転ダイヤル式のもの、相手先を登録しておいて短縮ボタンで発呼するもの、ジョグダイヤルで登録した相手先を選択するもの、受話器を先に持ち上げなくてもよいもの(プレダイヤル方式)、等がある。
近年、普及した携帯電話機では、携帯電話機に備えたダイヤルボタンで電話番号を入力するか、電話帳を表示させて予め登録した相手を選択して、発呼している。
米国等では従来からの固定の電話機のダイヤルボタンに英字/記号を表示したものがある。日本においても、特に新しく出現した携帯電話機等のダイヤルボタンには、電子メールの入力等のため、必ず文字も割り当てられている。英字/記号は、それぞれのボタンに3〜4文字割り当てられ、割り当てられた全部の文字がボタンの表面に表示されている。日本においては、英字/記号とともに50音の各行の文字が割り当てられ、各行の最初の文字がダイヤルボタン上に表記されている。
ところで、携帯電話機の待受状態において、第1の操作として最初にダイヤルボタンを押すと、そのボタンに割り当てられた数字が入力されるようになっており、そのボタンに割り当てられた文字が入力されるようにはなっていない。つまり、待受状態で、ダイヤルボタンを最初に押した後は、続いて数字による電話番号を入力するモードである。
一方、携帯電話機等は、少なくとも名前(氏名、名称、屋号、愛称、等)と電話番号を関連付けて電話帳に登録する機能があり、登録できる件数もかなり多くなっている。したがって、よく電話する相手については、ほとんど電話帳に登録しているのが普通である。初めての相手でも、今後必要性があると思えば、相手からかかってきた着信履歴を表示させて、電話帳に登録していることが多い。自分の側から大勢の始めての相手に電話をかけるということは、まず少ない。あるとすれば、電話勧誘であろうが、その場合は固定電話を使うことが多く、電話帳をコンピュータで管理して自動的に発呼させるようにするのが効率的であるし、通話記録も自動化できる。
また、相手の名刺や記事や広告を見て、その相手先に電話したい場合があるが、電話番号やホームページのURLを含んだ2次元コードを記載することが普及しつつあり、カメラ付き携帯電話機のカメラでその2次元コードを撮影して取り込むことができるようになってきている。さらに、OCR機能が搭載された機種もあり、撮影した画像から電話番号部分を読み取ることができるようにもなっている。
現状では、実際の場面では、数字で電話番号を入力して発呼するより、予め登録した電話帳から相手を選択して発呼することの方がはるかに多いと思われる。しかるに、待受状態で、最初にダイヤルボタンを押したとき、そのボタンに割り当てられた数字、英字/記号、ひらがな、等のうち、電話番号としての数字が入力とされるのは、過去の電話機の慣習を引きずっていると言えるだろう。また、ダイヤルボタン上の数字の文字サイズが文字の文字サイズより大きいことも同様に過去の電話機の慣習を引きずったままであることを証明している。
本発明は、この過去からひきずって疑問に思われなかった慣習を破り、待受状態において、ダイヤルボタンが押された場合、当該ダイヤルボタンに割り当てた数字(電話番号文字)を入力するのではなく、当該ダイヤルボタンに割り当てた検索文字を入力し、待受画面から即電話帳検索モードに移り、入力された検索文字で電話帳を検索して表示する。また、数字と文字の文字サイズを逆転させて、見やすくする。
<従来の入力方法>
図10は、従来の方法による電話番号入力方法を示すフローチャートである。まず、待受状態で待受画面を表示する(ステップ11)。続いて、ダイヤルボタンが押されたか検査する(ステップ12)。押されていない場合はその検査を続ける。ダイヤルボタンが押された場合は、押されたダイヤルボタンに割り当てられた数字を電話番号として入力する(ステップ61)。そして、入力された電話番号を表示する(ステップ63)。以降、ダイヤルボタンを押すことで、続く電話番号を入力する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明は、「一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、を備えた電話機において、待受状態のとき、前記いずれかのダイヤルボタンが押されたことを検出し、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法。」である。
待受状態において、ダイヤルボタンが最初に押されたとき、そのダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号として入力するのではなく、そのダイヤルボタンに割り当てた検索文字を入力し、入力された検索文字で電話帳に記憶された検索用文字列を検索して、少なくとも表示名を表示するものである。通常、日本語の電話帳では、表示名は漢字を含む名前又は名称であり、検索用文字列は名前又は名称の振り仮名として半角カタカナを使うことが多い。
図1は、本発明の実施例を示すフローチャートである。
まず、待受状態で待受画面を表示する(ステップ11)。続いて、ダイヤルボタンが押されたか検査する(ステップ12)。押されていない場合はその検査を続ける。いずれかのダイヤルボタンが押された場合は、押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し(ステップ51)、入力された検索文字で電話帳を検索し(ステップ52)、検索結果を表示する(ステップ53)。
例えば、図10の97に示すようなダイヤルボタンを持つ携帯電話機で待受画面を表示しているとき、検索文字として「た」行を割り当てたダイヤルボタンが押された場合、「た」行の先頭の「た」を検索文字として入力し、入力した検索文字「た」で電話帳の検索用文字列を検索し、ヒットした検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する。
これ以降は、従来の電話帳機能のボタンを押した場合と同様である。つまり、もし、続いて同じダイヤルボタンが押されたら、「た」行の第1の検索文字「た」の次、第2の検索文字「ち」が「た」に代わる検索文字として入力され、「ち」で電話帳の検索用文字列を検索する。「たち」で検索したい場合は、「た」のボタンを押した後に、カーソル移動ボタンでカーソルを右に一つ移動し(左から右に横書きする言語体系の場合である)、「た」のボタンを2回押して、「ち」を入力する。一つ前に押したボタンと異なるボタンを押した場合は、カーソル移動ボタンを押さなくても、カーソルが移動して、押したボタンに割り当てた第1の検索文字が入力される。つまり、同じボタンを押すとそのボタンに割り当てた次の検索文字で一つ前に入力した検索文字を上書きするが、一つ前に押したボタンと異なるボタンを押すと、一つ前に入力した検索文字の上書きではなく、カーソルが移動して一つ前に入力した検索文字に次の検索文字が追記される、という構成例である。一つ前に入力した検索文字を訂正したい場合は、クリアボタンで取り消して再入力することになる。
なお、一般的に、日本語の電話帳においては、先に述べたように、表示名として全角漢字の名前又は名称と、検索用文字列として半角カタカナの名前又は名称のフリガナと、が登録され、電話帳検索では、半角カタカナで検索用文字列を検索することがある。したがって、前記説明においては全角ひらがなの「た」で検索する例を示したが、実際の電話帳検索では、半角カタカナの「タ」が検索文字として入力され、半角カタカナの検索用文字列が検索されて、ヒットした検索用文字列に関連付けた表示名が表示されることが多い。
本発明により、利用者は、待受状態においてダイヤルボタンを押すことにより、即座に押されたダイヤルボタンに割り当てた検索文字で電話帳を検索して表示できるので、電話帳機能を利用するためのボタンを備えたり、押したりする必要なく、操作が簡単になり、利用者の手間が減るとともに、操作時間を短縮できる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明は、「
一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、を備えた電話機において、待受状態のとき、前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合、押されてから離されるまでの経過時間を求め、前記求めた経過時間が予め定めた時間より大きい場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し、前記入力された電話番号を表示し、前記求めた経過時間が予め定めた時間より小さい場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法。」である。
図2は、本発明の実施例を示すフローチャートである。
まず、待受状態において、待受画面を表示する(ステップ11)。続いて、ダイヤルボタンが押されたか検査する(ステップ12)。押されていない場合はその検査を続ける。いずれかのダイヤルボタンが押された場合は、電話機の時計から第1の時刻を取得して記憶する(ステップ22)。次にダイヤルボタンが離されたか検査する(ステップ23)。離されていない場合はその検査を継続する。離された場合は、電話機の時計から第2の時刻を取得して、第1の時刻と差し引きする(ステップ24)。その計算結果が予め定めた時間未満か検査し(ステップ25)、予め定めた時間未満であれば、押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し(ステップ51)、入力された検索文字で電話帳を検索し(ステップ52)、検索結果を表示する(ステップ53)。計算結果が予め定めた時間以上であれば、押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し(ステップ61)、入力された電話番号を表示する(ステップ63)。なお、この説明では、経過時間がある一定時間未満であるか以上であるかを検査するとしたが、ある一定時間以下であるか超えるかを検査してもよい。
この実施例では、ダイヤルボタンが押されたときの時刻と、それが離されたときの時刻を、電話機に備えた時計から取得するものとしているが、カウンタを用いてもよい。つまり、ダイヤルボタンが押されたときにカウンタをゼロクリアして、ステップ23でダイヤルボタンが離されていない場合、カウントアップしていき、離された場合に、離された時のカウンタ値を予め設定した値と比較して、電話番号を入力するか、検索文字を入力するか、を判断してもよい。なお、押されたときにカウンタに予め設定した値を入れて、ダイヤルボタンが離されてない場合、カウントダウンしていき、離されたときのカウンタ値がゼロ又はゼロ以下となっているかにより、電話番号を入力するか、検索文字を入力するか、を判断してもよい。なお、この場合、カウンタとして保持するメモリサイズにより、オーバーフローが起きることを考慮しておく必要がある。また、カウントダウンする場合は、符号付きのカウンタとするか、符号なしの場合はゼロ未満になる場合はゼロとする必要がある。
本発明により、利用者は、待受状態においてダイヤルボタンを押すことにより、即座に押されたダイヤルボタンに割り当てた検索文字で電話帳を検索して表示できるので、電話帳機能を利用するためのボタンを備えたり、押したりする必要なく、操作が簡単になり、利用者の手間が減るとともに、操作時間を短縮でき、また、待受状態において電話番号を入力したい場合も容易に入力することができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明は、「一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、を備えた電話機において、待受状態のダイヤルボタンで入力する文字を制御するための情報を予め入力モードとして記憶し、待受状態のとき、前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合、前記記憶した入力モードが第1の値であれば、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し、前記入力された電話番号を表示し、前記記憶した入力モードが第2の値であれば、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法。」である。
これは、請求項1の発明による方法と従来の方法とのどちらを利用するかを、入力モードとして予め指定しておくものである。つまり、待受状態でダイヤルボタンが押された場合、そのダイヤルボタンに割り当てた検索文字と数字のうちいずれを入力するかを入力モードとして予め設定しておくものである。
図3は、本発明の実施例を示すフローチャートである。
まず、待受状態において、待受画面を表示する(ステップ11)。続いて、ダイヤルボタンが押されたか検査する(ステップ12)。押されていない場合はその検査を続ける。いずれかのダイヤルボタンが押された場合、予め記憶した入力モードを検査する(ステップ35)。入力モードが電話番号入力優先に設定されている場合(値がaの場合)は、押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し(ステップ61)、入力された電話番号を表示する(ステップ63)。入力モードが検索文字入力優先に設定されている場合(値がaでない場合)は、押されたダイヤルボタンに割り当てた検索文字を入力し(ステップ51)、入力された検索文字で電話帳を検索し(ステップ52)、検索結果を表示する(ステップ53)。
予め入力モードを設定する方法としては、次のような形態が考えられる。なお、例えば、工場出荷時に、電話番号としての数字入力を優先するか検索文字入力を優先するかのいずれかをデフォルトとして設定しておくことが好ましい。
(1)電話機の機能を設定する画面で設定する。電話機を販売した時又は購入後最初の使用時に、選択画面を表示して利用者に設定させてもよい。
(2)その後の使用状況に応じて、数字優先か文字優先かが自動的に切り替わるようにする。利用する頻度の多い方を優先するか、最近利用頻度が多い方を優先するか、直近に利用した方を優先するか、が考えられる。例えば、前2者の場合は、実際に電話番号を発呼したときに、頻度情報を更新して比較することにより、入力モードを更新し、後者の場合は、発呼の都度、入力モードを更新する。
また、図3では、入力モードがaという値のとき電話番号入力を優先し、a以外の値のとき検索文字入力を優先としたが、これに限らず、ステップ35で検査する入力モードの内容は、数字優先か検索文字優先かのいずれであるかを区別できればよい。例えば、2値を表現できる1ビットのフラグとしてもよい。
本発明により、利用者は、待受状態においてダイヤルボタンを押すことにより、押されたダイヤルボタンに割り当てた検索文字で電話帳を検索して表示するのか、押されたダイヤルボタンに割り当てた電話番号を入力するのか、のいずれかを予め設定しておけるので、利用者の希望に応じた使い勝手を実現することができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明は、「一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、入力モードを切り替えるモードボタンと、を備えた電話機において、待受状態のとき、第1の操作として前記モードボタンが押され、第2の操作として前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し、前記入力された電話番号を表示し、第1の操作として前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法。」である。
請求項1記載の電話番号の入力方法では、待受状態でダイヤルボタンが押された場合、ダイヤルボタンに割り当てた検索文字を入力して、電話帳を検索するが、本発明では、待受状態から電話番号を入力するモードに遷移するモードボタンを電話機に備え、待受状態で第1の操作としてモードボタンが押されると電話番号を入力するモードに遷移し、続いて第2の操作としてダイヤルボタンが押された場合、押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力する。モードボタンが押されず、第1の操作としてダイヤルボタンが押された場合は、押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、入力された検索文字で電話帳を検索して表示する。
図4は、本発明の実施例を示すフローチャートである。
予め不揮発性メモリに入力モードとして、ダイヤルボタンが押された場合、検索文字を入力することを指定した値(初期値b)を記憶しているものとする。そして、待受状態で待受画面を表示する(ステップ11)。次にモードボタンが押されたか検査する(ステップ31)。押されていない場合は、ステップ12に移る。モードボタンが押された場合は、不揮発性メモリの値(入力モード)を取得し(ステップ32)、その値を反転させ(ステップ33)、反転した値を不揮発性メモリに書き戻し(ステップ34)、ステップ12に移る。入力モードの値を反転することにより、モードボタンが押されるたびに入力モードが交替する(図5)。ステップ12ではダイヤルボタンが押されたか検査する。押されていない場合は、最初のステップ31に戻る。押された場合は、入力モードの値を検査する(ステップ35)。入力モードが初期値(検索文字を入力するモード)と同じであれば、押されたダイヤルボタンに割り当てた検索文字を入力し(ステップ51)、入力した検索文字で電話帳を検索し(ステップ52)、検索結果を表示する(ステップ53)。入力モードが初期値と同じでない場合は、押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し(ステップ61)、入力した電話番号を表示する(ステップ63)。なお、この説明では、入力モードとして記憶する値をモードボタンが押されるたびに反転するものとしたが、反転ではなく2値を交互に入れ替えるようにしてもよいし、任意の値とその値以外の値とを入れ替えるようにしてもよい。
本発明により、利用者は、待受状態においてダイヤルボタンが押された場合、押されたダイヤルボタンに割り当てた検索文字で電話帳を検索して表示するようにした電話機を、容易に電話番号を入力するモードに遷移させることが可能となり、予め電話番号を入力するモードを設定することなく、そのときの利用者の希望に応じた使い勝手を実現することができる。

<請求項5の発明>
請求項5の発明は、「電話番号を記憶して利用できる電話機において、電話番号と表示名とを関連付けて記憶し、電話番号の入力を開始後、入力中の電話番号の文字列が変化したとき、前記変化後の文字列により、前記記憶した電話番号を検索し、前記検索で検索された電話番号と、前記検索された電話番号に関連付けられた表示名と、を表示する、ことを含む電話番号の入力方法。」である。
従来の電話機では、電話番号を入力中は単に電話番号を入力して表示するだけであった。一部の機種では、電話番号を全部入力して発呼したとき、発呼と同時に電話帳が検索されて、かけた相手先の名前が表示されるものがあった。
本発明では電話番号を入力途中、その入力中の電話番号で既に記憶している電話番号(主として電話帳に登録した電話番号)を検索してヒットした電話番号とその表示名(空白であれば空白)とを表示する。電話番号が1文字ずつ入力される毎に検索結果が絞り込まれ、表示する件数が少なくなる。当該電話番号が電話帳に登録されていれば、最終的に表示されるのは1件となる。最終的にヒットするものがなかった場合は、当該番号は新規の電話番号であることが分かる。なお、本発明で言う「電話番号を記憶して利用できる電話機」とは、電話帳や通信履歴の機能があり、それらに電話番号を記憶して、記憶した電話番号を利用できる電話機のことを言う。また、本発明で言う「入力中の電話番号の文字列が変化したとき」とは、例えば、電話番号の最初の1文字が入力されたとき、電話番号の文字列に1文字追記したとき、電話番号の文字列の最後の1文字を消したとき、電話番号上でカーソル移動して、任意の位置に1文字挿入したり、任意の位置の1文字を消したり、任意の位置の1文字を上書きしたり、したときである。
本発明により、利用者は、電話番号を入力している途中において、入力間違いがないか確認できたり(例えば、ヒットするはずなのに全くヒットしないとか、全然違うものがヒットするとかで、おかしいと思って調べると入力した電話番号が間違っていたことを発見する等)、既に電話帳に登録しているかどうかが分かる。また、電話番号の検索により、複数候補が表示された画面上で、電話機の上下移動ボタンで必要な候補を選択できるように構成すると、入力途中の電話番号を補完させる機能を実現可能となる。
<請求項6の発明>
請求項6の発明は、「さらに、局番と局名とを関連付けて記憶し、前記入力された文字列により、記憶された前記局番を検索し、前記検索で検索された局番と、前期検索された局番に関連付けられた局名と、をさらに表示する、ことを含む請求項5記載の電話番号の入力方法。」である。
本発明は、電話局の局名と局番とを関連付けて記憶しておいて、電話番号を入力しているとき、入力中の電話番号で検索して該当するものを表示するものである。つまり、局番を入力している途中、入力中の局番にヒットする局番の完成数字と局名を表示する。所在地を関連付けて記憶し、一緒に表示してもよい。
局番と局名を関連付けて記憶する記憶手段としては、電話帳とは別のメモリに記憶してもよいが、電話帳に記憶してもよい。また、利用者共通の情報なので、例えば、工場出荷時に電話帳に登録しておいたり、ネットワーク上のサーバから一括して取り込めるようにするのが好ましい。
局番は電話番号の一部であって、電話番号としての文字列として完成したものではなく、その番号で発呼しても相手が出るわけではない。また、局名によっては、地方公共団体としての市町村名と紛らわしいものがあるので、例えば、局名の場合は括弧書きにするなど、分かりやすくすることが好ましい。
本発明により、利用者は、局番を入力中に局名の候補を表示できるので、自分の入力操作を確認することができる。例えば、東京の局番03を押したつもりで、06と押していた場合は、画面上に「06 (大阪)」のように表示されるので、入力間違いに気づくことができる。また、電話番号の検索により、複数候補が表示された画面上で、電話機の上下移動ボタンで必要な候補を選択できるように構成すると、入力途中の局番を補完させる機能を実現することが可能となる。
<請求項7の発明>
請求項7の発明は、「さらに、電話番号を含む通信の履歴を記憶し、前記入力された文字列により、前記履歴に含まれた電話番号を検索し、少なくとも、前記検索で検索された電話番号を表示する、ことを含む請求項5記載の電話番号の入力方法。」である。
本発明は、電話帳だけではなく、通信の履歴も検索の対象とするものである。通信の履歴は、着信(着呼)及び/又は発呼による記録である。発呼した電話番号は利用者が過去に入力した電話番号であり、電話番号通知で着信したものはかけてきた相手が入力した電話番号であるとみなすことができる。
なお、携帯電話等では、電話番号を入力している途中、発呼ボタンを押せば、入力が未完成の電話番号でも発呼するし、発呼の履歴には残っている。この履歴を検索の対象とすることに価値がないと判断するのであれば、検索の対象から除くように構成してもよい。
本発明により、利用者は、電話番号を入力中でも、過去に発呼や着信したことがあるかどうかが分かる。また、発呼や着信したことがあれば、いつかけたか、いつかかったかという情報も表示できる。さらに、利用頻度や最近よく利用してるかどうかで並べ替えて表示することも可能である。発呼や着信があったにも関わらず、その時点で電話帳に登録することを忘れていたという場合にも対応できる。
<請求項5〜7共通>
図6は、請求項5〜7の発明による実施例の共通のフローチャートである。
まず、待受状態で待受画面を表示する(ステップ11)。次に発呼ボタンが押されたか検査する(ステップ71)。押されていない場合は、次のステップ12に移る。発呼ボタンが押された場合は、既に入力された電話番号があるか検査し(ステップ72)、あれば発呼し(ステップ73)、なければステップ12に移る。ステップ12では、ダイヤルボタンが押されたか検査し、押されていない場合は、次のステップ74に移る。ダイヤルボタンが押された場合は、押されたダイヤルボタンに割り当てた電話番号を入力し(ステップ61)、それ以前に入力された電話番号に追記して表示し(ステップ63)、追記された電話番号で記憶されている電話番号を検索し(ステップ64)、検索結果を表示し(ステップ65)、ステップ74に移る。ステップ74では、クリアボタンが押されたか検査し、押されていない場合は、ステップ71に戻る。クリアボタンが押された場合は、既に入力された電話番号があるか検査し(ステップ72)、なければステップ71に戻り、あれば既に入力された電話番号の最後の1文字を削除し(ステップ62)、削除後の電話番号(0文字になる場合もある)を表示し(ステップ63)、削除後の電話番号で電話帳の電話番号を検索し(ステップ64)、検索結果を表示し(ステップ65)、ステップ71に戻る。
上記説明において、請求項6の発明では、電話帳に加えて記憶した局番を検索する(電話帳に記憶している場合もある)。請求項7の発明では、電話帳に加えて記憶した通信履歴を検索する。なお、上記説明の構成に加えて、カーソルを左右に移動させる左右移動ボタンを有効にして、電話番号上でカーソルを移動し、カーソルがある位置の数字を消したり、別の数字で上書きしたり、別の数字を挿入したり、できるようにしてもよい。
<請求項8の発明>
請求項8の発明は、「一つの数字と、一つ以上の非数字文字と、を表記したダイヤルボタンであって、少なくとも一つの前記非数字文字を前記数字より大きい文字サイズで表記した、ことを特徴とするダイヤルボタン。」である。
本発明は、一つの数字と一つ以上の字種の一つ以上の文字(非数字文字)とを表記したダイヤルボタンであって、少なくとも一つの非数字文字を数字より大きい文字サイズで表記したものである。
従来のダイヤルボタンには、1個の数字と、3〜4個の英字/記号と、日本語用の電話機においては、50音の各行の先頭のひらがな1個と、が表記されており、表示の文字サイズは、数字が大きく、その他の文字は小さい。
しかし、実際にはダイヤルボタンで数字を入力する頻度より、数字以外の文字を入力する頻度の方が多い。また、ダイヤルボタンを複数配置した盤面上では、数字の配列は比較的覚えやすいが、英字/記号や50音各行先頭のひらがながどこにあるかは覚えにくい。さらに、数字の文字サイズに比べて、英字/記号やひらがなの文字サイズは小さく、英字/記号やひらがなを小さい文字サイズで見るのは、高齢者等にとっては難しい。
したがって、本発明では、ダイヤルボタン上に表記された数字と英字/記号やひらがなの文字の文字サイズを比べた場合、少なくとも一つの非数字文字の文字サイズを数字の文字サイズより大きくして、見やすくする。同じ書体であれば、文字サイズが大きくなるほど、文字の太さも太くなり、その点でも見やすくなる。
図8は、本発明による実施例である。
図8の91〜93は、一つのダイヤルボタンに表記された3〜4個の英字/記号のうち一つを数字より大きくした実施例である。図8の93では、ひらがなをカタカナに代えている。これらの実施例では、英字のGHIのうちGの文字サイズを大きくしている。英字/記号は、ダイヤルボタンに3〜4文字表示されるが、そのうち一番よく文章に出現する文字を大きくしてもよい。
図8の94、95は、ひらがなの文字サイズを数字より大きくした実施例である。図8の96は、ひらがなに代えてカタカナとし、カタカナの文字サイズを数字より大きくしている。
ひらがなよりカタカナの方が字形として単純であり、ボタン上の文字が見難い場合でも、ひらがなに比べて見間違いが少ない。例えば、ひらがなの「な」と「は」で字形がよく似ているので、明かりが十分でないとか、視力が落ちているとかの見え難い条件下では、見間違う恐れがある。それに比べて、カタカナの「ナ」と「ハ」では見間違う恐れは少ないと言える。ただし、人によってカタカナ表記に対する慣れの問題もあるので、利用者個人によっては、必ずしもカタカナの表記がひらがなの表記より優れているとは言えない。
なお、数字や非数字文字をボタン上に動的に表示する場合は、そのとき入力しようとする字種の文字サイズを動的に大きくしてもよい。
本発明により、利用者にとってダイヤルボタンの表記が見やすくなり、ダイヤルボタンを文字入力に用いる場合に、操作がしやすくなるとともに、操作ミスを減らすことができる。
<請求項9の発明>
請求項9の発明は、「請求項8記載のダイヤルボタンを一つ以上備えた、ことを特徴とする電話機。」である。
本発明は、請求項8の発明によるダイヤルボタンを、盤面に配置した電話機である。図9は、本発明により携帯電話の盤面に適用した実施例である。ここでは、ひらがなの文字サイズを大きくした実施例(97)と、カタカナで表記してその文字サイズを大きくした実施例(98)を示している。なお、各ダイヤルボタンの配置は、従来の電話機におけるダイヤルボタンの配置に従っている。
本発明により、利用者にとってダイヤルボタンの表記が見やすくなり、ダイヤルボタンを文字入力に用いる場合に、操作がしやすくなるとともに、操作ミスを減らすことができる。
<請求項10の発明>
請求項10の発明は、「一つの数字と、一つ以上の非数字文字と、を表記したダイヤルボタン用のシールであって、少なくとも一つの前記非数字文字を前記数字より大きい文字サイズで表記した、ことを特徴とするダイヤルボタン用シール。」である。
本発明は、既存の表記がされたダイヤルボタン又は何も表記されていないダイヤルボタン上に貼り付けるためのシールである。シールは番号毎に貼り付けるようになっていてもよいし、ダイヤルボタンの盤面の形状によっては、全体に貼り付けられるようにした1枚ものでもよい。シールの裏面には、粘着剤と剥離紙の層を設けておくことが好ましい。
本発明により、利用者にとってダイヤルボタンの表記が見やすくなり、ダイヤルボタンを文字入力に用いる場合に、操作がしやすくなるとともに、操作ミスを減らすことができる。
<定義等>
本発明において、ダイヤルボタンとは、電話機に備えられた電話番号を入力するためのボタンであって、0〜9の数字をそれぞれ表記したボタンである。携帯電話等においては、通常、文字入力にも用いられ、日本語用では、それぞれのダイヤルボタンには、一つの数字と、3〜4個の複数の英字又は記号と、50音各行における先頭のひらがなと、が表記されている。
本発明において、文字とは、電話番号としての数字や、漢字、ひらがな、絵文字、全角又は半角の、数字、カタカナ、英字大文字、英字小文字、記号、等を言う。国や使用言語によって、利用される文字のセットは異なる。
本発明において、電話番号とは、電話をかけるときに発呼する信号に対応させた文字又は文字列である。通常、数字で表記される。将来的には、電話番号に英字等を含むようになることもありえる。なお、例えば、英語用では、ダイヤルボタンを英字で指定すると、そのダイヤルボタンに割り当てた一つの数字が特定できるので、数字の電話番号を英字による表記で代替することができる(例:図10のダイヤルボタンで、PATENTと指定すると、728368となる)。
本発明において、表示名とは、電話帳等を検索した結果を画面に表示するときに用いられる表示用の文字列である。検索用文字列と同じとは限らない。なお、通信履歴の表示名は、通信履歴に記録した電話番号により電話帳から引用するように構成してもよい。この場合、電話帳の表示名を変更すると、通信履歴が変更以前のものであっても、変更前の表示名は失われ、変更後の表示名で表示されることになる。
本発明において、検索用文字列とは、電話番号や表示名に関連付けて記憶された、検索するときに用いられる検索対象となる文字列である。日本語環境では、表示名に漢字等を用い、検索用文字列には、表示名のフリガナとして半角カタカナを用いることが多い。
本発明において、電話帳とは、電話番号と表示名と検索用文字列とを関連付けて記憶したものである。現状の電話機は中身が空で提供され、利用者自身が登録するようになっている。しかし、公開された電話番号と住所氏名を掲載した一般の電話帳をメモリチップのような形態で電話機に組み込んで提供してもよいし、ネットワークを通じて利用できるようにしてもよい。
本発明において、検索文字とは、電話帳として記憶した検索用文字列を検索するときに用いられる文字であって、ダイヤルボタンを押すことにより入力できるように、それぞれのダイヤルボタンに一つ以上割り当てたものである。例えば、図8の91のダイヤルボタンでは、検索文字として半角カタカナのタ行の5文字を割り当てる。そのボタンを1回押すと、第1に割り当てた半角カタカナの「タ」が入力される。続けて同じボタンを押すと、「タ」に代わって、第2に割り当てた半角カタカナの「チ」が入力される。続けて押していくと「た行」を一巡して、第1に割り当てた半角カタカナの「タ」になる。電話帳に表示名を入力したり、メールを作成する等の場合は、このボタンでは、ひらがなが入力されることが優先され、かな漢字変換できたり、字種を切り替えるボタン操作で、全角や半角のカタカナ、英字、数字、記号等が入力できるように設計される。しかし、例えば、電話帳を検索するモードでは、電話帳の検索用文字列に英字を利用した場合は、ダイヤルボタンで英字を検索文字として入力して検索できるようにすればよい。また、電話帳の検索用文字列に半角カタカナを利用した場合は、電話帳を検索するモードでは、ダイヤルボタンで半角カタカナだけを検索文字として入力して検索できればよい。もし、電話帳の検索用文字列に全角ひらがなを利用するのであれば、ダイヤルボタンで全角ひらがなを検索文字入力して検索できるようにすればよい。
<検索処理>
本発明において、検索用文字列の文字や、その検索処理においては、全角文字と半角文字、大文字と小文字、の違いを無視してもよい。検索は、通常、前方一致で行うことが多いが、必要に応じて部分一致やあいまい検索でもよい。また、ダイヤルボタンに割り当てた電話番号と検索文字とを両方入力して、電話番号の検索と、検索用文字列の検索を同時に実行し、画面を分割してそれぞれに表示するようにしてもかまわない。
検索結果の表示方法としては、例えば、電話帳を50音順になった巻物のように考えて、検索文字に一番近いところから検索文字にヒットしないものを含めて画面1ページの行数分を表示してもよいし、あるいは、検索文字にヒットするものだけ画面に表示して、画面の行数に余裕があっても、ヒットしないものは表示しないようにしてもよい。また、全くヒットするものがない場合は、50音順上で一番近い検索文字で検索した検索結果を画面に表示してもよいし、空の画面を表示してもよい。また、例えば、検索結果を表示した画面上で、個別に選択できるように、上下移動ボタンで行を移動したり、左右移動ボタンで前後のページに移動できるように構成する。なお、もちろん英語の電話帳では、50音順ではなくて、アルファベット順となる。
図7は、請求項5〜7の発明による検索結果の画面の表示例である。
図7の81は電話番号として「03」を入力した段階であり、局番(括弧書きの行)として3行、登録している電話番号として2行がヒットしている。図7の82は「033」まで入力した段階であり、82の画面にあった「03 (東京都)」はヒットしなくなり画面から消えている。図7の83は「033581」まで入力した段階であり、83の画面にあった「03−3582 (東京都港区)」はヒットしなくなり画面から消えている。図7の84は「0335811」まで入力した段階であり、電話帳に登録している電話番号でヒットするのは1件にまで絞り込まれている。それぞれの画面においては一番上の行が反転表示されているが、上下移動ボタンで反転表示の位置を上下に移動させて、一つの行を選択することもできる。
本発明の説明では、待受状態において、ダイヤルボタンで入力できるのは、電話帳を検索するための検索文字か、電話番号としての数字か、としている。そして、検索文字は、電話帳に検索用文字列として記憶した文字の種類と同じものとして、特にその字種を決めてはいない。例えば、電話帳の検索用文字列を半角カタカナと決めれば、電話帳を検索するときに、ダイヤルボタンで入力できる検索文字も半角カタカナとすればよい。電話帳の検索用文字列を全角ひらがなと決めれば、ダイヤルボタンで入力できる検索文字も全角ひらがなとすればよい。このようにすれば、電話検索においては、電子メールを書く場合のように、漢字、ひらがな、カタカナ、英字大文字、英字小文字、数字、記号、絵文字、さらに全角と半角と、多様な文字が混在して、字種を切り替えるボタンを設けて操作しなければどうしようもないという事態を避けられる。もちろん、電話帳の検索用文字列にあらゆる文字を利用すると決めれば、電子メールを書く場合と同様に字種を切り替えるボタンを設ける必要があり、また、そのためのフローチャートも複雑になる。
<その他>
本発明は、携帯電話機(PHSやIP携帯電話機を含む。)に限ったものではなく、電話番号を入力できるダイヤルボタンを備え、画面に電話帳を表示できる、固定式の電話機、ファクシミリ装置、IP電話機、PDA等に、広く適用することができる。また、電話帳や通信履歴や入力モードの記憶手段等はネットワーク上にあってもよい。
電話機のボタン操作を読み取るプログラムは、待受画面の状態で、ダイヤルボタン以外のボタンが押されることも検査しなければならないし、着信等による割り込みも起きる可能性があるが、本発明には直接関係ないボタン操作は、本発明を説明するフローチャート上で省略している。
請求項1の発明による実施例のフローチャートである。 請求項2の発明による実施例のフローチャートである。 請求項3の発明による実施例のフローチャートである。 請求項4の発明による実施例のフローチャートである。 請求項4の発明による実施例の遷移図である。 請求項5〜7の発明による実施例のフローチャートである。 請求項5〜7の発明による画面表示例である。 請求項8の発明による実施例のダイヤルボタンである。 請求項9の発明による実施例の電話機である。 従来の方法による電話番号入力のフローチャートである。
符号の説明
11 待受状態で待受画面を表示するステップ
12 ダイヤルボタンが押されたか検査するステップ
22 第1の時刻を取得して記憶するステップ
23 ダイヤルボタンが離されたか検査するステップ
24 第2の時刻を取得して第1の時刻と差し引きするステップ
25 差し引きした結果が一定時間以上の差があるか検査するステップ
31 モードボタンが押されたか検査するステップ
32 メモリから入力モードを取得するステップ
33 取得した入力モードを反転するステップ
34 反転した入力モードをメモリに書き戻すステップ
35 入力モードを検査するステップ
41 検索文字を入力する入力モード
42 電話番号を入力する入力モード
51 ダイヤルボタンに割り当てた検索文字を入力するステップ
52 入力した検索文字で電話帳を検索するステップ
53 検索した結果を表示するステップ
61 ダイヤルボタンに割り当てた番号を入力するステップ
62 入力した電話番号の最後1桁を削除するステップ
63 入力した電話番号を表示するステップ
64 入力された電話番号で検索するステップ
65 検索した結果を表示するステップ
71 発呼ボタンが押されたか検査するステップ
72 入力された電話番号があるか検査するステップ
73 入力された電話番号を発呼するステップ
74 クリアボタンが押されたか検査するステップ
81 電話番号による検索結果画面1
82 電話番号による検索結果画面2
83 電話番号による検索結果画面3
84 電話番号による検索結果画面4
91 英字の文字サイズを大きくしたダイヤルボタン1
92 英字の文字サイズを大きくしたダイヤルボタン2
93 英字の文字サイズを大きくしたダイヤルボタン3
94 ひらがなの文字サイズを大きくしたダイヤルボタン1
95 ひらがなの文字サイズを大きくしたダイヤルボタン2
96 カタカナの文字サイズを大きくしたダイヤルボタン
97 ひらがなの文字サイズを大きくしたダイヤルボタンを配置した盤面
98 カタカナの文字サイズを大きくしたダイヤルボタンを配置した盤面

Claims (10)

  1. 一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、を備えた電話機において、待受状態のとき、前記いずれかのダイヤルボタンが押されたことを検出し、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法。
  2. 一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、を備えた電話機において、待受状態のとき、前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合、押されてから離されるまでの経過時間を求め、前記求めた経過時間が予め定めた時間より大きい場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し、前記入力された電話番号を表示し、前記求めた経過時間が予め定めた時間より小さい場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法。
  3. 一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、を備えた電話機において、待受状態のダイヤルボタンで入力する文字を制御するための情報を予め入力モードとして記憶し、待受状態のとき、前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合、前記記憶した入力モードが第1の値であれば、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し、前記入力された電話番号を表示し、前記記憶した入力モードが第2の値であれば、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法。
  4. 一つの数字と検索に用いる一つ以上の検索文字とをそれぞれ割り当てた複数のダイヤルボタンと、前記検索文字で検索される検索用文字列と電話番号と表示名とを関連付けて記憶した電話帳と、入力モードを切り替えるモードボタンと、を備えた電話機において、待受状態のとき、第1の操作として前記モードボタンが押され、第2の操作として前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた数字を電話番号の1文字目として入力し、前記入力された電話番号を表示し、第1の操作として前記いずれかのダイヤルボタンが押された場合は、前記押されたダイヤルボタンに割り当てた第1の検索文字を入力し、前記入力した検索文字で前記電話帳の検索用文字列を検索し、前記検索で検索された検索用文字列に関連付けられた、少なくとも表示名を表示する、ことを含む電話番号の入力方法。
  5. 電話番号を記憶して利用できる電話機において、電話番号と表示名とを関連付けて記憶し、電話番号の入力を開始後、入力中の電話番号の文字列が変化したとき、前記変化後の文字列により、前記記憶した電話番号を検索し、前記検索で検索された電話番号と、前記検索された電話番号に関連付けられた表示名と、を表示する、ことを含む電話番号の入力方法。
  6. さらに、局番と局名とを関連付けて記憶し、前記入力された文字列により、記憶された前記局番を検索し、前記検索で検索された局番と、前期検索された局番に関連付けられた局名と、をさらに表示する、ことを含む請求項5記載の電話番号の入力方法。
  7. さらに、電話番号を含む通信の履歴を記憶し、前記入力された文字列により、前記履歴に含まれた電話番号を検索し、少なくとも、前記検索で検索された電話番号を表示する、ことを含む請求項5記載の電話番号の入力方法。
  8. 一つの数字と、一つ以上の非数字文字と、を表記したダイヤルボタンであって、少なくとも一つの前記非数字文字を前記数字より大きい文字サイズで表記した、ことを特徴とするダイヤルボタン。
  9. 請求項8記載のダイヤルボタンを一つ以上備えた、ことを特徴とする電話機。
  10. 一つの数字と、一つ以上の非数字文字と、を表記したダイヤルボタン用のシールであって、少なくとも一つの前記非数字文字を前記数字より大きい文字サイズで表記した、ことを特徴とするダイヤルボタン用シール。
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