JP2006022039A - 高い安定性を有するシンバスタチン固形製剤 - Google Patents

高い安定性を有するシンバスタチン固形製剤 Download PDF

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Abstract

【課題】
貯蔵中化学変化を受け易いシンバスタチンを含む経口固形製剤を安定化させ、かつその不快な味(苦味)をマスキングすることによって服用を容易にする。
【解決手段】
少なくともシンバスタチン、フェノール系抗酸化剤及びその抗酸化効果を増強する有機酸、糖類、糖アルコール又はそれらの混合物から選ばれた賦形剤を含む造粒物に、マンニトールをコーティングしてなる顆粒を提供する。速崩壊性錠剤は、この顆粒にシンバスタチンを含まない賦形剤をベースとする速崩壊性顆粒を混合し、ショ糖脂肪酸エステルを滑沢剤に使用して打錠することにより得られる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、貯蔵中シンバスタチンを安定に保つ固形製剤の製剤技術に関し、詳しくは錠剤に打錠するための顆粒、及び該顆粒から製造される速崩壊性錠剤に関する。
シンバスタチンは、コレステロール生合成の律速酵素である3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル補酵素A還元酵素を選択的に阻害する、高脂血症治療薬である。シンバスタチンは分子内にラクトン環を含み、温度、湿度、光などの作用によって加水分解され易く、また酸化分解され易い。このため製剤化するにあたり安定性を維持する特別の工夫が必要である。酸化分解を受け易い薬物の安定化には抗酸化剤、特にブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)の添加が効果的であるとされており、例えば特開2003−302443にはBHAと同時結晶化したシンバスタチンが開示されている。BHA等のフェノール系抗酸化剤はクエン酸等の有機酸を併用するとその抗酸化効果を増強することが知られており、例えば特開平5−255071の実施例7においてはシンバスタチンを含む錠剤にBHA及びクエン酸ナトリウムを加えている。
しかしながらBHAのような抗酸化剤および抗酸化効果を増強する有機酸添加のみでは製剤中のシンバスタチンの貯蔵安定性を確保するには充分ではなく、特にラクトン環の開環によるオープンアシド体(OA体)への分解を防止するのに充分でない。
また、水なしで服用できる口腔内崩壊性錠剤の場合、シンバスタチン自体の不快な味をマスキングする必要がある上、抗酸化剤のBHAも苦味を呈するので、製剤の設計上安定化と苦味の低減が両立する工夫が必要である。
そのため、酸化及びラクトン環の開環を含むシンバスタチンの分解を防止し、また貯蔵安定性及び苦味低減が両立し得るシンバスタチンの固形製剤の提供が望まれる。
一面において本発明は、少なくともシンバスタチン、フェノール系抗酸化剤及びその抗酸化効果を増強する有機酸、糖類、糖アルコール又はそれらの混合物から選ばれた賦形剤を含む造粒物に、マンニトールをコーティングしてなる顆粒を提供する。この顆粒は、カプセル剤、錠剤などの経口投与に適した固形製剤として投与することができる。
他の面において本発明は、シンバスタチンを含まない速崩壊性顆粒を上のシンバスタチンを含む顆粒と混合し、ショ糖脂肪酸エステルを滑沢剤として使用して打錠してなる速崩壊性シンバスタチン錠剤を提供する。
最初に貯蔵中高い安定性を保つシンバスタチンの顆粒剤について説明する。この顆粒は1)シンバスタチン、2)フェノール系抗酸化剤、3)抗酸化効果を増強する有機酸、4)賦形剤を少なくとも含んでいる。
フェノール系抗酸化剤は、食品添加物として、使用が認められているブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)およびブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)が典型例であるが、口腔内で崩壊する速崩壊性錠剤に使用する場合には苦味が殆んどないBHTが好ましい。フェノール系抗酸化剤の配合量はシンバスタチンの0.5〜5.0wt%の範囲が適当である。
抗酸化剤の効果を増強する有機酸は、クエン酸及びそのナトリウム塩が典型例である。その配合量はフェノール系抗酸化剤の配合量に比例し、一般にシンバスタチンの3〜30wt%の範囲が適当である。
賦形剤は一般に用いられる糖、糖アルコール又はその混合物でよく、その例はトレハロース、乳糖、マンニトール、及びそれらの混合物である。後でコーティングに用いるマンニトールが好ましい。賦形剤の配合量はコーティング前の1)〜4)成分全体の造粒物の50〜90wt%を占める範囲の量であることが適当である。
1)〜4)を含む造粒物(一次顆粒)は、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)等の水溶性ポリマーの水溶液を結合液として用い、常法によって造粒することができる。造粒法は、転動造粒法、押出し法などの他の造粒法によっても良いが、流動層造粒法が生産効率の面で最適である。
本発明においては、1)〜4)の成分を含む造粒物(一次顆粒)にマンニトールをコーティングすることによってマンニトール被覆顆粒(二次顆粒)を製造する。これにより、マンニトールコーティングを施さない一次顆粒に比較してシンバスタチンの経時貯蔵安定性が有意に改善される。マンニトールのコーティング量は二次顆粒の全重量(一次顆粒+マンニトール)の少なくとも5%でなくてはならないが、過剰例えば40%をこえても安定性の増大に寄与しない。従って10〜35%の範囲が適当である。
コーティング方法は任意の慣用方法で良いが、マンニトールの含水エタノール溶液を噴霧液として使用し、流動層コーティングによるのが効率的である。
このようにして得られた顆粒はそのまま服用すべき顆粒剤として、又は用量の決まったカプセル剤として、又は崩壊剤および滑沢剤と混合した後打錠することができる。打錠する場合の滑沢剤としては、シンバスタチンと相互作用することが報告されている(Bull.Fac.Pharm.Cairo Univ.Vol38(1),pp.21−32,2000)ステアリン酸マグネシウムは避けるのが良く、代りにショ糖脂肪酸エステルを使用するのが好ましい。
このようにして得た固形製剤は、シンバスタチンの経時貯蔵安定性が確保されるばかりでなく、シンバスタチンの溶出率に悪影響することなくその不快な味をマスキングすることができる。
本発明のマンニトールをコーティングした顆粒の長所が最大に発揮されるのは口腔内速崩壊性錠剤へ製剤化した場合である。この剤形は水なしで服用しても速やかに口腔内で崩壊することが意図されており、そのため不快な味のある薬物では一層不快な味を感じ易く、かつ長く残留する。上に記載したマンニトールコーティング顆粒をこの剤形に製剤化することにより、貯蔵安定性および溶出率に悪影響することなく不快な味をマスキングした速崩壊性錠剤を提供することができる。
この速崩壊性錠剤は、上で詳しく説明したシンバスタチンを含む顆粒と、シンバスタチンを含まない賦形剤をベースとする速崩壊性顆粒との混合物へ滑沢剤を混合し、常法によって打錠することによって製造される。シンバスタチンを含む顆粒と、シンバスタチンを含まない速崩壊性顆粒の混合比は、重量で1:2以上であることができる。しかしこの混合比があまり大きくなると錠剤が大型となり、口腔内での崩壊時間が長くなるため、1:5までにすべきである。服用を容易にするため、任意に適量の甘味剤、例えばアスパルテーム及びアセスルファムカリウムと、フレーバー例えばパイナップルミクロンを添加することができる。
速崩壊性錠剤は、シンバスタチンを含まない速崩壊性顆粒が先に崩壊して味覚を先にマスキングすることをマスキングの原理の一つとしているので、シンバスタチンを含まない速崩壊性顆粒は任意の崩壊剤、例えばクロスポビドンまたはクロスカルメロースを含むのが好ましい。この顆粒は水溶性ポリマーの代りに崩壊剤の水懸濁液を結合液として使用し、流動層造粒法によってマンニトールを造粒するのが効率的である。
任意に甘味剤およびフレーバーを含む顆粒を常法によって打錠することにより口腔内速崩壊性シンバスタチン錠剤が得られる。打錠に必要な滑沢剤は、先に述べた理由によりステアリン酸マグネシウム以外の滑沢剤、例えばショ糖脂肪酸エステルを選択すべきである。
以下実施例および比較例によって本発明を例証する。
実施例1〜3
A.処方
下記組成からなる造粒物、マンニトールコーティング顆粒(以下、A顆粒と略す)、速崩壊性顆粒(以下、B顆粒と略す)及び錠剤を順次調製する(但し、含量は錠剤1錠あたりに換算した量で示す)。
(a)造粒物の処方
Figure 2006022039
(b)A顆粒の処方
Figure 2006022039
(c)B顆粒の処方
Figure 2006022039
(d)錠剤の処方
Figure 2006022039
B.製造方法
〔実施例1〕(A顆粒に対するマンニトールコーティング量:11.5%)
(1)結合液の調製:
ジブチルヒドロキシトルエン4g、クエン酸24g及びヒドロキシプロピルセルロース6gを70%エタノール400gに溶解させ、これを結合液とした。
(2)造粒:
シンバスタチン104g及びD−マンニトール322gを流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)に仕込み、上記(1)で調製した結合液を用いて造粒し、処方(a)−1を有する造粒物を得た。
(3)マンニトールコーティング:
上記(2)で調製した造粒物に流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)を用いて、D−マンニトール60gを30%エタノール600gに溶解した溶液でコーティングして、処方(b)−1を有するA顆粒を得た。
(4)B顆粒製造:
D−マンニトール1449gを流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)に仕込み、クロスポビドン63gを精製水1680gに分散懸濁させた液でコーティングして、処方(c)−1を有するB顆粒を得た。
(5)打錠用顆粒の調製
上記(3)で調製したA顆粒39gに対して、上記(4)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にD−マンニトール6.9g、アスパルテーム0.75g、アセスルファムカリウム1.5g及びパイナップルミクロン0.6gを加え、混合した。混合終了後、ショ糖脂肪酸エステル6.75gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(6)打錠:
上記(5)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(d)−1を有する錠径7.5mm、錠剤重量145mgの錠剤を得た。
〔実施例2〕(A顆粒に対するマンニトールコーティング量:23.3%)
(1)上記表1の処方に従い、実施例1に準じて、結合液調製及び造粒を行い、造粒物を得た。
(2)マンニトールコーティング:
上記(1)で調製した造粒物に流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)を用いて、D−マンニトール140gを30%エタノール1400gに溶解した溶液でコーティングして、処方(b)−2を有するA顆粒を得た。
(3)上記表3の処方に従い、実施例1に準じて、B顆粒製造を行い、B顆粒を得た。
(4)打錠用顆粒の調製:
上記(2)で調製したA顆粒45gに対して、上記(3)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にアスパルテーム0.75g、アセスルファムカリウム0.75g、パイナップルミクロン0.6g及び軽質無水ケイ酸0.15gを加え、混合した。混合終了後、ショ糖脂肪酸エステル6.75gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(5)打錠:
上記(4)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(d)−2を有する錠径7.5mm、錠剤重量144mgの錠剤を得た。
〔実施例3〕(A顆粒に対するマンニトールコーティング量:30.3%)
(1)上記表1の処方に従い、実施例1に準じて、結合液調製及び造粒を行い、造粒物を得た。
(2)マンニトールコーティング:
上記(1)で調製した造粒物に流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)を用いて、D−マンニトール200gを30%エタノール2000gに溶解した溶液でコーティングして、処方(b)−3を有するA顆粒を得た。
(3)上記表3の処方に従い、実施例1に準じて、B顆粒製造を行い、B顆粒を得た。
(4)打錠用顆粒の調製:
上記(2)で調製したA顆粒49.5gに対して、上記(3)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にアスパルテーム0.75g、アセスルファムカリウム0.75g、パイナップルミクロン0.6g及び軽質無水ケイ酸0.15gを加え、混合した。混合終了後、ショ糖脂肪酸エステル6.75gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(5)打錠:
上記(4)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(d)−3を有する錠径7.5mm、錠剤重量147mgの錠剤を得た。
比較例1〜2
〔比較例1〕(A顆粒に対するマンニトールコーティング量:0.0%)
A.処方
上記表1、表3の処方に従い、実施例1と同様の組成からなる造粒物、B顆粒及び下記組成からなる錠剤を順次調製する(但し、含量は錠剤1錠あたりに換算した量で示す)。
(a)錠剤の処方
Figure 2006022039
B.製造方法
(1)上記表1の処方に従い、実施例1に準じて、結合液調製及び造粒を行い、造粒物を得た。
(2)上記表3の処方に従い、実施例1に準じて、B顆粒製造を行い、B顆粒を得た。
(3)打錠用顆粒の調製:
上記(1)で調製した造粒物34.5gに対して、上記(2)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にD−マンニトール11.4g、アスパルテーム0.75g、アセスルファムカリウム1.5g及びパイナップルミクロン0.6gを加え、混合した。混合終了後、ショ糖脂肪酸エステル6.75gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(4)打錠:
上記(3)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(a)を有する錠径7.5mm、錠剤重量145mgの錠剤を得た。
〔比較例2〕(A顆粒に対するマンニトールコーティング量:23.3%、滑沢剤:ステアリン酸マグネシウム)
A.処方
上記表1、表2、表3の処方に従い、実施例2と同様の組成からなる造粒物、A顆粒、B顆粒及び下記組成からなる錠剤を順次調製する(但し、含量は錠剤1錠あたりに換算した量で示す)。
(a)錠剤の処方
Figure 2006022039
B.製造方法
(1)上記表1の処方に従い、実施例2に準じて、結合液調製及び造粒を行い、造粒物を得た。
(2)上記表2の処方に従い、実施例2に準じて、マンニトールコーティングを行い、A顆粒を得た。
(3)上記表3の処方に従い、実施例2に準じて、B顆粒製造を行い、B顆粒を得た。
(4)打錠用顆粒の調製:
上記(2)で調製したA顆粒45gに対して、上記(3)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にD−マンニトール3.6g、アスパルテーム0.75g、アセスルファムカリウム2.25g、パイナップルミクロン0.6g及び軽質無水ケイ酸0.15gを加え、混合した、混合終了後、ステアリン酸マグネシウム3.15gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(5)打錠:
上記(4)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(a)を有する錠径7.5mm、錠剤重量145mgの錠剤を得た。
安定性評価
製剤の安定性評価は、シンバスタチンの類縁物質であるオープンアシド体(以下、OA体と略す)を示標とし、加速安定性条件(40℃、75%RH、保存容器:褐色ガラス瓶)において、イニシャルからのOA体の増加量で判断した。結果を表7に示す。
Figure 2006022039
表7の結果から明らかなように、実施例の製剤は、加速安定性条件下で4週間経過しても極めて安定性に優れている。また、マンニトールコーティング量がA顆粒に対して、11.5%、23.3%、30.3%(実施例1、2、3)と増加するに伴って、明らかに安定性も増加している。
滑沢剤としてショ糖脂肪酸エステルを配合した製剤(実施例2)はステアリン酸マグネシウムを配合した製剤(比較例2)と比べて極めて安定性に優れている。
〔実施例4〜8〕
A.処方
下記組成からなる造粒物、マンニトールコーティング顆粒(以下、A顆粒と略す)、速崩壊性顆粒(以下、B顆粒と略す)及び錠剤を順次調製する(但し、含量は錠剤1錠あたりに換算した量で示す)。
(a)造粒物の処方
Figure 2006022039
(b)A顆粒の処方
Figure 2006022039
(c)B顆粒の処方
Figure 2006022039
(d)錠剤の処方
Figure 2006022039
B.製造方法
〔実施例4〕(抗酸化剤:BHA,A顆粒に対するマンニトールコーティング量:11.8%)
(1)結合液の調製:
ブチルヒドロキシアニソール2g、クエン酸24g及びヒドロキシプロピルセルロース20gを50%エタノール800gに溶解させ、これを結合液とした。
(2)造粒:
シンバスタチン104g及びD−マンニトール450gを流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)に仕込み、上記(1)で調製した結合液を用いて造粒し、処方(a)−1を有する造粒物を得た。
(3)マンニトールコーティング:
上記(2)で調製した造粒物に流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)を用いて、D−マンニトール80gを30%エタノール800gに溶解した溶液でコーティングして、処方(b)−1を有するA顆粒を得た。
(4)B顆粒製造:
D−マンニトール1449gを流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)に仕込み、クロスポビドン63gを精製水1680gに分散懸濁させた液でコーティングして、処方(c)−1を有するB顆粒を得た。
(5)打錠用顆粒の調製:
上記(3)で調製したA顆粒51gに対して、上記(4)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にアスパルテーム2.55g、パイナップルミクロン1.05g及び軽質無水ケイ酸0.15gを加え、混合した。混合終了後、ショ糖脂肪酸エステル6.75gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(6)打錠:
上記(5)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(d)−1を有する錠径7.5mm、錠剤重量149mgの錠剤を得た。
〔実施例5〕(抗酸化剤:BHT,A顆粒に対するマンニトールコーティング量:0.0%)
(1)結合液の調製:
ジブチルヒドロキシトルエン4g、クエン酸24g及びヒドロキシプロピルセルロース6gを70%エタノール400gに溶解させ、これを結合液とした。
(2)造粒:
シンバスタチン104g及びD−マンニトール322gを流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)に仕込み、上記(1)で調製した結合液を用いて造粒し、処方(a)−2を有する造粒物を得た。
(3)上記表10の処方に従い、実施例4に準じて、B顆粒製造を行ない、B顆粒を得た。
(4)打錠用顆粒の調製: 上記(2)で調製したA顆粒34.5gに対して、上記(3)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にアスパルテーム2.55g、パイナップルミクロン1.05g及び軽質無水ケイ酸0.15gを加え、混合した。混合終了後、ショ糖脂肪酸エステル6.75gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(5)打錠:
上記(4)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(d)−2を有する錠径7.5mm、錠剤重量138mgの錠剤を得た。
〔実施例6〕(抗酸化剤:BHT,A顆粒に対するマンニトールコーティング量:11.5%)
(1)上記表8の処方に従い、実施例5に準じて、結合液調製及び造粒を行ない、造粒物を得た。
(2)マンニトールコーティング:
上記(1)で調製した造粒物に流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)を用いて、D−マンニトール60gを30%エタノール600gに溶解した溶液でコーティングして、処方(b)−3を有するA顆粒を得た。
(3)上記表10の処方に従い、実施例4に準じて、B顆粒製造を行ない、B顆粒を得た。
(4)打錠用顆粒の調製:
上記(2)で調製したA顆粒39gに対して、上記(3)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にアスパルテーム2.55g、パイナップルミクロン1.05g及び軽質無水ケイ酸0.15gを加え、混合した。混合終了後、ショ糖脂肪酸エステル6.75gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(5)打錠:
上記(4)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(d)−3を有する錠径7.5mm、錠剤重量141mgの錠剤を得た。
〔実施例7〕(抗酸化剤:BHT,A顆粒に対するマンニトールコーティング量:23.3%)
(1)上記表8の処方に従い、実施例5に準じて、結合液調製及び造粒を行ない、造粒物を得た。
(2)マンニトールコーティング:
上記(1)で調製した造粒物に流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)を用いて、D−マンニトール140gを30%エタノール1400gに溶解した溶液でコーティングして、処方(b)−4を有するA顆粒を得た。
(3)上記表10の処方に従い、実施例4に準じて、B顆粒製造を行ない、B顆粒を得た。
(4)打錠用顆粒の調製:
上記(2)で調製したA顆粒45gに対して、上記(3)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にアスパルテーム2.55g、パイナップルミクロン1.05g及び軽質無水ケイ酸0.15gを加え、混合した。混合終了後、ショ糖脂肪酸エステル6.75gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(5)打錠:
上記(4)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(d)−4を有する錠径7.5mm、錠剤重量145mgの錠剤を得た。
〔実施例8〕(抗酸化剤:BHT,A顆粒に対するマンニトールコーティング量:30.3%)
(1)上記表8の処方に従い、実施例5に準じて、結合液調製及び造粒を行ない、造粒物を得た。
(2)マンニトールコーティング:
上記(1)で調製した造粒物に流動層造粒機(FD−MP−01S型/(株)パウレック製)を用いて、D−マンニトール200gを30%エタノール2000gに溶解した溶液でコーティングして、処方(b)−5を有するA顆粒を得た。
(3)上記表10の処方に従い、実施例4に準じて、B顆粒製造を行ない、B顆粒を得た。
(4)打錠用顆粒の調製:
上記(2)で調製したA顆粒49.5gに対して、上記(3)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にアスパルテーム2.55g、パイナップルミクロン1.05g及び軽質無水ケイ酸0.15gを加え、混合した。混合終了後、ショ糖脂肪酸エステル6.75gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(5)打錠:
上記(4)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(d)−5を有する錠径7.5mm、錠剤重量148mgの錠剤を得た。
〔比較例3〕(抗酸化剤:BHA,A顆粒に対するマンニトールコーティング量:0.0%)
A.処方
上記表8、表10の処方に従い、実施例4と同様の組成からなる造粒物、B顆粒及び下記組成からなる錠剤を順次調製する(但し、含量は錠剤1錠あたりに換算した量で示す)。
(a)錠剤の処方
Figure 2006022039
B.製造方法
(1)上記表8の処方に従い、実施例4に準じて、結合液調製及び造粒を行ない、造粒物を得た。
(2)上記表10の処方に従い、実施例4に準じて、B顆粒製造を行ない、B顆粒を得た。
(3)上記(1)で調製した造粒物45gに対して、上記(2)で調製したB顆粒162gを加え、ポリエチレン袋混合した。更にアスパルテーム2.55g、パイナップルミクロン1.05g及び軽質無水ケイ酸0.15gを加え、混合した。混合終了後、ショ糖脂肪酸エステル6.75gを配合し、混合して、打錠用顆粒とした。
(4)打錠:
上記(3)で調製した打錠用顆粒をロータリー式打錠機(VIRG型/(株)菊水製作所)を用いて打錠圧8.0kNにて打錠し、処方(a)を有する錠径7.5mm、錠剤重量145mgの錠剤を得た。
テイストマスキング評価
A.評価方法
製剤のテイストマスキング評価は、各検体(1錠)を口腔内に含み崩壊させ、約60秒間口腔内にとどめ、その後吐き出し、下記の評価基準に従い、不快な味(例えば苦味)のスコアを5段階評価で示した。各検体間は水で十分口腔内をすすぎ、クラッカーを少量含ませ、前の検体の味をなくすように配慮した。
被験者数は5名(a〜e)とし、各スコアの平均値を試験結果とした。
不快な味(例えば苦味)評価
スコア 評価基準
0 全く不快な味(苦味)を感じない
1 ほとんど不快な味(苦味)を感じない
2 弱い不快な味(苦味)を感じる
3 強い不快な味(苦味)を感じる
4 極めて強い不快な味(苦味)を感じる
B.官能試験結果
官能試験結果を以下の表に示す。
Figure 2006022039
C.考察
表13の結果から明らかなように、抗酸化剤としてBHTを配合した製剤(実施例5)はBHAを配合した製剤(比較例3)と比べて不快な味(苦味等)が大きく低減している。更にマンニトールコーティングを行った製剤(実施例6、7、8)はマンニトールコーティングを行っていない製剤(実施例5)に比べて明らかに不快な味(苦味等)が低減している。尚、抗酸化剤としてBHAを配合した製剤でもマンニトールコーティングを行う(実施例4)ことで、ある程度不快な味(苦味等)を低減できる。
以上より、特に抗酸化剤としてBHTを配合し、マンニトールコーティングを行った製剤(実施例6、7、8)はテイストマスキング能力に優れている。
また、マンニトールコーティング量がA顆粒に対して、11.5%、23.3%、30.3%(実施例6、7、8)と増加するに伴って、不快な味(苦味等)も低減している。

Claims (11)

  1. 少なくともシンバスタチン、フェノール系抗酸化剤及びその抗酸化効果を増強する有機酸、糖類、糖アルコール又はそれらの混合物から選ばれた賦形剤を含む造粒物に、マンニトールをコーティングしてなる顆粒。
  2. フェノール系抗酸化剤及びその抗酸化効果を増強する有機酸が、ブチル化ヒドロキシトルエン及びクエン酸である請求項1の顆粒。
  3. シンバスタチンに対するブチル化ヒドロキシトルエン及びクエン酸の量が、それぞれ0.5〜5.0wt%及び3〜30wt%である請求項2の顆粒。
  4. 賦形剤が、トレハロース、乳糖、マンニトール又はそれらの混合物である請求項1の顆粒。
  5. 賦形剤がマンニトールコーティング前の造粒物全重量の50〜90%を占める請求項1ないし4のいずれかの顆粒。
  6. マンニトールのコーティング量がマンニトールコーティング後の顆粒に対して10〜35wt%である請求項1ないし5のいずれかの顆粒。
  7. 請求項1ないし6のいずれかの顆粒と、シンバスタチンを含まない賦形剤をベースとする速崩壊性顆粒との混合物をショ糖脂肪酸エステルを滑沢剤として使用して打錠してなる速崩壊性シンバスタチン錠剤。
  8. 速崩壊性顆粒がマンニトール及び崩壊剤を含んでいる請求項7の錠剤。
  9. 崩壊剤がクロスポピドンである請求項8の錠剤。
  10. シンバスタチンを含む顆粒と、シンバスタチンを含まない顆粒の混合比が、重量で1:2〜1:5である請求項7ないし9のいずれかの速崩壊性シンバスタチン錠剤。
  11. シンバスタチンを含む及び含まない顆粒の混合物がさらに甘味剤及びフレーバーを含んでいる請求項7ないし10のいずれかの速崩壊性シンバスタチン錠剤。
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