JP2006011613A - 公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】公営競技の投票による負担増に伴う経済的な破綻者などを救済できる新規の技術を提供すること。
【解決手段】会員端末1と会員端末1と通信網4を介して送受信を行い、救済サイト3のサ−バ301と金融機関2の会員名義の預貯金200,201を管理することができる管理サ−バ202とを備え、救済サイト3では、会員端末1からの通信網4を介しての投票の結果会員側が的中せず、金融機関2における自己名義の預貯金における第1の預貯金口座200からはずれ金を引き落としても、当該引き落とされた金銭を第2の預貯金口座201に振り込むようにしてなり、以て、第1の預貯金口座200からは金銭が目減りしても第2の預貯金口座201では金銭が増加するようになっている公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステム。
【選択図】図2
【解決手段】会員端末1と会員端末1と通信網4を介して送受信を行い、救済サイト3のサ−バ301と金融機関2の会員名義の預貯金200,201を管理することができる管理サ−バ202とを備え、救済サイト3では、会員端末1からの通信網4を介しての投票の結果会員側が的中せず、金融機関2における自己名義の預貯金における第1の預貯金口座200からはずれ金を引き落としても、当該引き落とされた金銭を第2の預貯金口座201に振り込むようにしてなり、以て、第1の預貯金口座200からは金銭が目減りしても第2の預貯金口座201では金銭が増加するようになっている公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステム。
【選択図】図2
Description
本発明は、公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステムに関し、特に、公営ギャンブルにより経済的な破綻を招く賭者本人又はその家族などを救済するシステムに関するものである。
競馬、競輪、競艇、オートレースなどの公営競技は、日本全国で実施され、因みに、現時点で、競馬場37ヶ所、競輪場50ヶ所、競艇場24ヶ所、オートレース場6ヶ所で実施されている。
当該競馬、競輪、競艇、オートレースなどの公営競技は、その馬券や車券や舟券などの売上げが社会福祉や学校や道路の建設などに使われている。
しかしながら、その陰で、公営ギャンブルの為に、多くの経済的破綻者を生み、その為に家族が離散の憂き目にあったりしていることも確かである。ギャンブルをするしないは、本人の自覚でとはいっても、ギャンブル狂は、飯を食べているよりもギャンブルを行っていた方がいいのであり、幾ら家族が口を酸っぱくしてギャンブルを止めてくれるようにいっても容易に聞き入れるものではないことは古今東西の幾多の例がそれを物語っている。
当該競馬、競輪、競艇、オートレースなどの公営競技は、その馬券や車券や舟券などの売上げが社会福祉や学校や道路の建設などに使われている。
しかしながら、その陰で、公営ギャンブルの為に、多くの経済的破綻者を生み、その為に家族が離散の憂き目にあったりしていることも確かである。ギャンブルをするしないは、本人の自覚でとはいっても、ギャンブル狂は、飯を食べているよりもギャンブルを行っていた方がいいのであり、幾ら家族が口を酸っぱくしてギャンブルを止めてくれるようにいっても容易に聞き入れるものではないことは古今東西の幾多の例がそれを物語っている。
本発明は、上記のような公営競技の投票による負担増に伴う経済的な破綻者などを救済できる新規の技術を提供することを目的としたものである。
本発明の他の目的や新規な特徴については本件明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本発明の他の目的や新規な特徴については本件明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本発明の特許請求の範囲は、次の通りである。
(請求項1)公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステムであって、会員端末と当該端末と公衆電話網又はインタ−ネット網などの通信網を介して送受信を行い公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済する救済サイトのサ−バと金融機関の会員名義の預貯金を管理することができる管理サ−バとを備えた救済システムにおいて、
前記救済サイトでは、前記会員端末からの前記通信網を介しての投票の結果当該会員側が的中しなくても、前記金融機関における自己名義の預貯金における第1の預貯金口座から引き落とされた金銭を第2の預貯金口座に振り込むようにしてなり、以て、第1の預貯金口座からは金銭が目減りしても当該第2の預貯金口座では金銭が増加するようになっていることを特徴とする公営競技の投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステム。
(請求項1)公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステムであって、会員端末と当該端末と公衆電話網又はインタ−ネット網などの通信網を介して送受信を行い公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済する救済サイトのサ−バと金融機関の会員名義の預貯金を管理することができる管理サ−バとを備えた救済システムにおいて、
前記救済サイトでは、前記会員端末からの前記通信網を介しての投票の結果当該会員側が的中しなくても、前記金融機関における自己名義の預貯金における第1の預貯金口座から引き落とされた金銭を第2の預貯金口座に振り込むようにしてなり、以て、第1の預貯金口座からは金銭が目減りしても当該第2の預貯金口座では金銭が増加するようになっていることを特徴とする公営競技の投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステム。
本発明によれば、救済サイトにおける会員は、公営競技又はスポーツ振興くじの投票の結果的中しなくても(はずれても)、金融機関における自己名義の預貯金における第1の預貯金口座から引き落とされた金銭が第2の預貯金口座に振り込まれるので、第1の預貯金口座からは金銭が目減りしても当該第2の預貯金口座では金銭が増加するようになっているので、投票者は経済的な破綻を招かずに、むしろ、貯金をしながらギャンブルを楽しめ、又、家族などもそれによる離散などの憂き目にあわなくても済むことができる。
図1に示すように、個人会員1は、金融機関2に、本人名義の第1の預貯金口座としての普通預金口座200を開設し、又、本人名義の第2の預貯金口座としての積み立て預金口座201を開設する。当該第1の預貯金口座200や第2の預貯金口座201は、自動引き落とすることができる。
当該個人会員1は、救済サイト3に入会し、会員(登録)となる。当該個人会員1は、上記開設口座の第1の預貯金口座200及び第2の預貯金口座201に入金する。当該個人会員1は、当該救済サイト3との間で、自動引き落としの場合のその自動引き落としに応じることができる。
当該個人会員1は、救済サイト3に入会し、会員(登録)となる。当該個人会員1は、上記開設口座の第1の預貯金口座200及び第2の預貯金口座201に入金する。当該個人会員1は、当該救済サイト3との間で、自動引き落としの場合のその自動引き落としに応じることができる。
当該救済サイト3は、例えば競馬に関する救済サイトが例示される。日本中央競馬会が行う中央競馬や都道府県又は指定市町村が行う地方競馬の当該主催者とは別個に設立される。
当該救済サイト3は、当該公営ギャンブルからの救済サイトであって、勝馬投票券その他これに類似するものを発売して競馬を行うものではない。
当該救済サイト3は、勝馬投票を受け入れるが、勝馬投票券を当該主催者から購入するのではなく、又、上記のように、勝馬投票券その他これに類似するものを発売するのではない。
当該救済サイト3は、個人会員からの通信網を通しての勝馬投票を受け入れるが、上記のように、日本中央競馬会等の主催者から実際の馬券(勝馬投票券)を購入するのではないので、個人会員1に代わって勝馬投票券の購入の委託を受けるのではない。
当該救済サイト3は、開催されている競馬場における実際開催のオッズを基準として運営し、リアリティ性を持たせる。個人会員1は、例えば、実際に放映されているテレビ放送の競馬中継などを見て、救済サイト3に対して投票を行っているが、その投票は、あくまでも、架空(バーチャル)なもので、勝馬投票券を日本中央競馬会等の主催者から購入しているように錯覚しているだけで、実際上は勝馬投票券を日本中央競馬会等の主催者から購入していない。
当該救済サイト3は、当該公営ギャンブルからの救済サイトであって、勝馬投票券その他これに類似するものを発売して競馬を行うものではない。
当該救済サイト3は、勝馬投票を受け入れるが、勝馬投票券を当該主催者から購入するのではなく、又、上記のように、勝馬投票券その他これに類似するものを発売するのではない。
当該救済サイト3は、個人会員からの通信網を通しての勝馬投票を受け入れるが、上記のように、日本中央競馬会等の主催者から実際の馬券(勝馬投票券)を購入するのではないので、個人会員1に代わって勝馬投票券の購入の委託を受けるのではない。
当該救済サイト3は、開催されている競馬場における実際開催のオッズを基準として運営し、リアリティ性を持たせる。個人会員1は、例えば、実際に放映されているテレビ放送の競馬中継などを見て、救済サイト3に対して投票を行っているが、その投票は、あくまでも、架空(バーチャル)なもので、勝馬投票券を日本中央競馬会等の主催者から購入しているように錯覚しているだけで、実際上は勝馬投票券を日本中央競馬会等の主催者から購入していない。
個人会員1は、投票に際し、投票可能限度額が設けられており、その範囲内で投票が出来る。当該投票可能限度額は、第1の預貯金口座の普通預金通帳200に設定することができる。
当該投票可能限度額は、救済サイト3と金融機関2と個人会員1との相互間で確認行為が行われる。第1の預貯金口座200の預金残高が、上記限度額以下である時には、個人会員1は、投票することができない。
当該投票可能限度額は、救済サイト3と金融機関2と個人会員1との相互間で確認行為が行われる。第1の預貯金口座200の預金残高が、上記限度額以下である時には、個人会員1は、投票することができない。
上記投票の結果、勝馬投票が的中した場合、第2の預貯金口座201から的中額が引き落とされ、その的中額分が、第1の預貯金口座200に振り込まれる。第1の預貯金口座200では、その的中額分が加算され、前記の第1の預貯金口座200における投票可能限度額を引き上げることができる。
上記のように、的中した場合、第2の預貯金口座201から相当額が引き落とされ、その的中額分が、第1の預貯金口座200に振り込まれるが、当該第2の預貯金口座201から引き落とされる的中額は、その第2の預貯金口座201の預貯金(預託金)の範囲内とする。当該第2の預貯金口座201における預貯金の残額が無くなり、預託金が取りくずされた時をもって解約される。尚、当該預託金は、当り金額のみが取りくずせるようにする。
第1の預貯金口座の普通預金通帳200における普通預金は、会員本人が自由に出入金することができる。
一方、第2の預貯金口座201における積み立て預金の引き出しは、上記のような救済サイトとの解約手続きを必要とする。尚、第2の預貯金口座201への入金は自由とする。当該第2の預貯金口座201における積み立て預金の引き出しについて拘束性を持たせないと、積立金が溜まらないなどを招来するので、簡単にその引き出しを認めないようにする。
上記のように、的中した場合、第2の預貯金口座201から相当額が引き落とされ、その的中額分が、第1の預貯金口座200に振り込まれるが、当該第2の預貯金口座201から引き落とされる的中額は、その第2の預貯金口座201の預貯金(預託金)の範囲内とする。当該第2の預貯金口座201における預貯金の残額が無くなり、預託金が取りくずされた時をもって解約される。尚、当該預託金は、当り金額のみが取りくずせるようにする。
第1の預貯金口座の普通預金通帳200における普通預金は、会員本人が自由に出入金することができる。
一方、第2の預貯金口座201における積み立て預金の引き出しは、上記のような救済サイトとの解約手続きを必要とする。尚、第2の預貯金口座201への入金は自由とする。当該第2の預貯金口座201における積み立て預金の引き出しについて拘束性を持たせないと、積立金が溜まらないなどを招来するので、簡単にその引き出しを認めないようにする。
一方、勝馬投票が的中せず、はずれた場合には、第1の預貯金口座200から相当額のはずれ金が引き落とされる。
しかし、当該救済サイト3は、上記公営の主催者側とは異なり、当該はずれ金を自己のサイトの収入や勝馬投票券の購入代金とはしない。実際上、当該救済サイト3は、日本中央競馬会等の主催者から実際の馬券(勝ち馬投票券)を購入するのではないから、勝馬投票券の購入代金に当てる必要はないからである。
この場合、当該救済サイト3は、個人会員1の第1の預貯金口座200から相当額を引き落しても、その相当額分を個人会員の第2の預貯金口座201に振り込むようにする。
従って、個人会員1は、勝馬投票が的中せずはずれた場合にあっても、第1の預貯金口座200に第2の預貯金口座201を加算したその全体の預貯金の額は目減りすることがないのである。
このように、当該救済サイト3は、上記のような投票を受け入れても、それは自己のサイトの収入を図るものではなく、従って、財産上の利益を図る目的で行うものではない。
当該救済サイト3は、個人会員の入会金、当該サイトの利用料、各種の手数料などを収入源とし、NPO(Non Profit Oganization、非営利法人)としてもよい。
当該救済サイト3は、インターネットでゲームをコンテンツの一つとしているようなゲームサイトが主催することもできる。
しかし、当該救済サイト3は、上記公営の主催者側とは異なり、当該はずれ金を自己のサイトの収入や勝馬投票券の購入代金とはしない。実際上、当該救済サイト3は、日本中央競馬会等の主催者から実際の馬券(勝ち馬投票券)を購入するのではないから、勝馬投票券の購入代金に当てる必要はないからである。
この場合、当該救済サイト3は、個人会員1の第1の預貯金口座200から相当額を引き落しても、その相当額分を個人会員の第2の預貯金口座201に振り込むようにする。
従って、個人会員1は、勝馬投票が的中せずはずれた場合にあっても、第1の預貯金口座200に第2の預貯金口座201を加算したその全体の預貯金の額は目減りすることがないのである。
このように、当該救済サイト3は、上記のような投票を受け入れても、それは自己のサイトの収入を図るものではなく、従って、財産上の利益を図る目的で行うものではない。
当該救済サイト3は、個人会員の入会金、当該サイトの利用料、各種の手数料などを収入源とし、NPO(Non Profit Oganization、非営利法人)としてもよい。
当該救済サイト3は、インターネットでゲームをコンテンツの一つとしているようなゲームサイトが主催することもできる。
図2に示すように、個人会員1は、救済サイト3との間で、公衆網やインターネットなどの通信網4を介して送受信を行う。当該個人会員1は、パソコン、PDA(携帯情報端末)、携帯電話機、固定電話機100などを使用して、救済サイト3との間で必要な送受信を行うことができる。
個人会員1は、金融機関2に、本人名義の第1の預貯金口座としての普通預金口座200を開設し、又、本人名義の第2の預貯金口座としての積み立て預金口座201を開設する。
当該金融機関2は、例えば、銀行、郵便局、信用金庫等であり、コンビニに開設された銀行の支社などであってもよい。
当該金融機関2には、上記の個人会員1の第1の預貯金口座としての普通預金口座200や第2の預貯金口座としての積み立て預金口座201等を管理できるホストコンピュータ202を備えることができる。
当該金融機関2は、公衆網やインターネットなどの通信網5を介して、救済サイト3との間で、必要な送受信を行うことができる。当該金融機関2は、個人会員1との間でも公衆網やインターネットなどの通信網4を介して送受信を行うことができる。
救済サイト3と金融機関2と個人会員1との間の契約で、当該金融機関2における第1の預貯金口座200や第2の預貯金口座201は、自動引き落しとすることができる。
当該個人会員1は、救済サイト3に入会し、登録し、会員となり、上記開設口座の第1の預貯金口座200及び第2の預貯金口座201に入金する。
当該金融機関2は、例えば、銀行、郵便局、信用金庫等であり、コンビニに開設された銀行の支社などであってもよい。
当該金融機関2には、上記の個人会員1の第1の預貯金口座としての普通預金口座200や第2の預貯金口座としての積み立て預金口座201等を管理できるホストコンピュータ202を備えることができる。
当該金融機関2は、公衆網やインターネットなどの通信網5を介して、救済サイト3との間で、必要な送受信を行うことができる。当該金融機関2は、個人会員1との間でも公衆網やインターネットなどの通信網4を介して送受信を行うことができる。
救済サイト3と金融機関2と個人会員1との間の契約で、当該金融機関2における第1の預貯金口座200や第2の預貯金口座201は、自動引き落しとすることができる。
当該個人会員1は、救済サイト3に入会し、登録し、会員となり、上記開設口座の第1の預貯金口座200及び第2の預貯金口座201に入金する。
当該救済サイト3は、個人会員1からの通信網4を通しての勝馬投票を受け入れる。
当該救済サイト3は、個人会員1の登録データなどをデータベース(DB)300に有し、ホストコンピュータ301にて、当該データベース300からのデータや中央競馬や地方競馬などからのデータや個人会員からの投票データなどを管理・運営する。
当該救済サイト3は、勝馬投票を受け入れるが、勝馬投票券を中央競馬や地方競馬等の当該主催者から購入しないが、開催されている競馬場における実際開催のオッズを基準として運営するなど、リアリティ性を持たせるために、図示のような、個人会員1のパソコンに実際に放映されているテレビ放送の競馬中継の画面を送信したりすることができる。
図3(A)及び(B)は、当該救済サイト3におけるディスプレー302に写し出された競馬中継の画面の一例や、競馬場における実際開催のオッズ画面の一例を示したものである。
当該救済サイト3は、個人会員1の登録データなどをデータベース(DB)300に有し、ホストコンピュータ301にて、当該データベース300からのデータや中央競馬や地方競馬などからのデータや個人会員からの投票データなどを管理・運営する。
当該救済サイト3は、勝馬投票を受け入れるが、勝馬投票券を中央競馬や地方競馬等の当該主催者から購入しないが、開催されている競馬場における実際開催のオッズを基準として運営するなど、リアリティ性を持たせるために、図示のような、個人会員1のパソコンに実際に放映されているテレビ放送の競馬中継の画面を送信したりすることができる。
図3(A)及び(B)は、当該救済サイト3におけるディスプレー302に写し出された競馬中継の画面の一例や、競馬場における実際開催のオッズ画面の一例を示したものである。
図4に基づいて金銭の流れの一例を説明するに、仮に、今、10万円を第1の預貯金口座としての普通預金口座に入金し、又、第2の預貯金口座としての積み立て預金口座に5万円を入金して、個人会員1が勝馬投票を始めたとし、レース名ダービーで3万円の勝馬投票を行い、2万円がはずれ、1万円が的中したとすると、当該2万円のはずれ金が第2の預貯金口座としての積み立て預金口座に入金され、一方、1万円の的中金が第2の預貯金口座としての積み立て預金口座から引き落とされて第1の預貯金口座としての普通預金口座に入金され、順次、天皇賞レース、菊花賞レース及び有馬記念レースの収支を経て、救済サイトの利用者の第1の預貯金口座としての普通預金口座にあっては、当初の10万円が残高4万円に目減りするが、そのはづれ金分が第2の預貯金口座としての積み立て預金口座に入金されるので、救済サイトの利用者の第2の預貯金口座としての積み立て預金口座は、当初の5万円が残高11万円に増加する。
従って、救済サイトの利用者は、第1の預貯金口座としての普通預金口座では10万円が残高4万円になり6万円目減りしても、第2の預貯金口座としての積み立て預金口座では始めの5万円に6万円の積み立てがあり残高11万円に増加するので、勝馬投票をしながら第2の預貯金口座としての積み立て預金口座に6万円を積み立てたことになる。
本来の公営ギャンブルでは、救済サイトの利用者は、第1の預貯金口座としての普通預金口座の10万円から6万円を失って4万円しか残らなくなるが、本発明の救済システムでは、その失うはずの6万円分は、第2の預貯金口座としての積み立て預金口座に積み立てされており、結果的に、4回のレースを楽しんで、6万円を積み立て貯蓄に回したことになる。
当該図4に示すシミレーションは、当たりが3レースにあったことが前提となっているが、そうそう当たりはないはずであり、あっというまに、第1の預貯金口座としての普通預金口座の10万円を失うことは目に見えている。
その点、本発明の救済システムでは、はずれ金は救済サイトの入金とはしないので、結果的に、ギャンブラーは、レースを楽しみつつ、そのはずれ金を第2の預貯金口座としての積み立て預金口座の預貯金に回すことができる。
本発明の上記救済システムでは、第1の預貯金口座としての普通預金口座の投票可能限度額の制限を超えれば投票できなくなるので、当該投票可能限度額を以って、ギャンブラーに歯止めを掛けることができる。当該図4に示すシミレーションでは、4万円に投票可能限度額を設定しているので、第1の預貯金口座としての普通預金口座の残高が4万円では、投票は不可である。もっとも、当該第1の預貯金口座の普通預金通帳に、会員はお金を入金して投票可能限度額を引き上げすることができる。
上記投票の結果、勝馬投票が的中した場合、第2の預貯金口座から的中額が引き落とされ、その的中額分が、第1の預貯金口座に振り込まれるが、当該第2の預貯金口座から引き落とされる的中額は、その第2の預貯金口座の預貯金(預託金)の範囲内とされるので、当該第2の預貯金口座における預貯金の残額が無くなり、預託金が取りくずされた時には解約されるので、この面からも、ギャンブラーに歯止めを掛けることができる。
上記によれば、ギャンブルを無理に止めさせることもなくなり、家族も離散の憂き目にあわずに済み、殆どの場合には、ギャンブルで損することが目に見えているので、有効となる。配偶者の妻が、ギャンブル狂の夫に内緒で夫名義の預貯金を作成し、夫のギャンブルにより、第1の預貯金口座としての普通預金口座は失っても、第2の預貯金口座としての積み立て預金口座にはそのはずれ金が回されるので、その妻や子供は路頭に迷わなくても済ますことができる。
従って、救済サイトの利用者は、第1の預貯金口座としての普通預金口座では10万円が残高4万円になり6万円目減りしても、第2の預貯金口座としての積み立て預金口座では始めの5万円に6万円の積み立てがあり残高11万円に増加するので、勝馬投票をしながら第2の預貯金口座としての積み立て預金口座に6万円を積み立てたことになる。
本来の公営ギャンブルでは、救済サイトの利用者は、第1の預貯金口座としての普通預金口座の10万円から6万円を失って4万円しか残らなくなるが、本発明の救済システムでは、その失うはずの6万円分は、第2の預貯金口座としての積み立て預金口座に積み立てされており、結果的に、4回のレースを楽しんで、6万円を積み立て貯蓄に回したことになる。
当該図4に示すシミレーションは、当たりが3レースにあったことが前提となっているが、そうそう当たりはないはずであり、あっというまに、第1の預貯金口座としての普通預金口座の10万円を失うことは目に見えている。
その点、本発明の救済システムでは、はずれ金は救済サイトの入金とはしないので、結果的に、ギャンブラーは、レースを楽しみつつ、そのはずれ金を第2の預貯金口座としての積み立て預金口座の預貯金に回すことができる。
本発明の上記救済システムでは、第1の預貯金口座としての普通預金口座の投票可能限度額の制限を超えれば投票できなくなるので、当該投票可能限度額を以って、ギャンブラーに歯止めを掛けることができる。当該図4に示すシミレーションでは、4万円に投票可能限度額を設定しているので、第1の預貯金口座としての普通預金口座の残高が4万円では、投票は不可である。もっとも、当該第1の預貯金口座の普通預金通帳に、会員はお金を入金して投票可能限度額を引き上げすることができる。
上記投票の結果、勝馬投票が的中した場合、第2の預貯金口座から的中額が引き落とされ、その的中額分が、第1の預貯金口座に振り込まれるが、当該第2の預貯金口座から引き落とされる的中額は、その第2の預貯金口座の預貯金(預託金)の範囲内とされるので、当該第2の預貯金口座における預貯金の残額が無くなり、預託金が取りくずされた時には解約されるので、この面からも、ギャンブラーに歯止めを掛けることができる。
上記によれば、ギャンブルを無理に止めさせることもなくなり、家族も離散の憂き目にあわずに済み、殆どの場合には、ギャンブルで損することが目に見えているので、有効となる。配偶者の妻が、ギャンブル狂の夫に内緒で夫名義の預貯金を作成し、夫のギャンブルにより、第1の預貯金口座としての普通預金口座は失っても、第2の預貯金口座としての積み立て預金口座にはそのはずれ金が回されるので、その妻や子供は路頭に迷わなくても済ますことができる。
次に、図5に基づいて本発明のシステムのフローチャートを説明するに、救済サイトでは、会員から通信網を介してログインされたときには(S01)、パスワードその他の会員であることの識別認識できるIDなどを入力させ(S02)、データベースのデータと照合してパスワードが一致するか否かなどを判別し(S03)、一致するときには、投票可能限度額を超えていないかを、銀行に残高照合をして(S04)、その確認・照合をし(S05)、限度を超えているときには、会員に投票不可の旨連絡・通知し(S06)、投票可能限度額を超えていず、投票可能であれば、会員に投票に必要な画面を出力(表示)し(S07)、会員にレース情報の提供をし(S08)、中央競馬会からの開催日に合わせたオッズや勝馬などの情報や会員の投票に関する情報を得て(S09)、会員の投票に関する情報と中央競馬会からの勝馬情報とを照合して(S10)、会員が的中しないときにはその旨会員にはずれ金の通知をし(S11)、銀行にはずれ金のその旨の通知を行い、銀行における当該会員の普通預金口座からはずれ金を自動引き落とし(S12)、当該はずれ金を当該会員の積立預金口座に入金し(S13)、一方、会員が的中したときには、会員へ当り金の通知をし(S14)、銀行に当り金のその旨の通知を行い、銀行における当該会員の積立預金口座から当り金を自動引き落とし(S15)、当該当り金を当該会員の普通預金口座に入金し(S16)、その後、銀行からの入金・引落・残高情報の受信を得る(S17)。
本発明の救済システムは、図6に示すように、ゲームとして実施できる。前記のように、ゲームサイトが、インターネット上で当該救済ゲームをコンテンツの一つとして主催することもできる。
ゲームサイトに会員は入会し、通信機能を備えたゲーム機を用いてゲームサイトにアクセスし、図6に示すように、ゲーム会員やゲームサイトは、その通信機能を備えたゲーム機やサイトの表示装置に中央競馬会の開催日に合わせたオッズやレース情報等を表示するようにして、実際に合わせてリアリティ性を持たせてゲームを行うようにし、ゲーム会員は、その通信機能を備えたゲーム機からゲームの勝馬投票をゲームサイトに送信し、ゲームサイトはゲームの投票結果に合わせて前記のような当り金及びはずれ金の入金・引落等を行えばよい。これにより、ゲームをしつつ、貯蓄をすることができる。
当該ゲームに際しては、ゲーム会員は、その通信機能を備えたゲーム機に当該救済システムからのゲーム画面302を、ゲームの救済サイトからダウンロードするようにすることができる。又、ゲーム会員は、その通信機能を備えたゲーム機に当該救済システムを実施するためのプログラミングされたゲームソフトを、ゲームの救済サイトからダウンロードするようにすることができる。
ゲームサイトに会員は入会し、通信機能を備えたゲーム機を用いてゲームサイトにアクセスし、図6に示すように、ゲーム会員やゲームサイトは、その通信機能を備えたゲーム機やサイトの表示装置に中央競馬会の開催日に合わせたオッズやレース情報等を表示するようにして、実際に合わせてリアリティ性を持たせてゲームを行うようにし、ゲーム会員は、その通信機能を備えたゲーム機からゲームの勝馬投票をゲームサイトに送信し、ゲームサイトはゲームの投票結果に合わせて前記のような当り金及びはずれ金の入金・引落等を行えばよい。これにより、ゲームをしつつ、貯蓄をすることができる。
当該ゲームに際しては、ゲーム会員は、その通信機能を備えたゲーム機に当該救済システムからのゲーム画面302を、ゲームの救済サイトからダウンロードするようにすることができる。又、ゲーム会員は、その通信機能を備えたゲーム機に当該救済システムを実施するためのプログラミングされたゲームソフトを、ゲームの救済サイトからダウンロードするようにすることができる。
図7に示すように、ゲーム会員は、携帯情報端末(PDA)100にて、同様にゲームによる上記救済システムを実施することもできる。
上記実施例では、公営競技の例として競馬を例としたが、競輪、競艇、オートレース等にも適用できる。
第2の預貯金口座は、本人名義でも、又、その配偶者、子供などの関係者名義でもよい。前記のように、第1の預貯金口座は、本人名義として、第2の預貯金口座は、その配偶者の名義とすればよい。
第1の預貯金口座は、本人名義として、本人に対してオープン(開放)にしておくが、第2の預貯金口座(積み立て貯金)は、本人に対しては、その存在を秘密にしておいてもよい。
第2の預貯金口座は、本人名義でも、又、その配偶者、子供などの関係者名義でもよい。前記のように、第1の預貯金口座は、本人名義として、第2の預貯金口座は、その配偶者の名義とすればよい。
第1の預貯金口座は、本人名義として、本人に対してオープン(開放)にしておくが、第2の預貯金口座(積み立て貯金)は、本人に対しては、その存在を秘密にしておいてもよい。
本発明の公営競技の他、スポーツ振興くじに使用することができる。
1 個人会員
2 金融機関
3 救済サイト
4 通信網
200 第1の預貯金口座
201 第2の預貯金口座
2 金融機関
3 救済サイト
4 通信網
200 第1の預貯金口座
201 第2の預貯金口座
Claims (1)
- 公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステムであって、会員端末と当該端末と公衆電話網又はインタ−ネット網などの通信網を介して送受信を行い公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済する救済サイトのサ−バと金融機関の会員名義の預貯金を管理することができる管理サ−バとを備えた救済システムにおいて、
前記救済サイトでは、前記会員端末からの前記通信網を介しての投票の結果当該会員側が的中せず、前記金融機関における自己名義の預貯金における第1の預貯金口座からはずれ金を引き落としても、当該引き落とされた金銭を第2の預貯金口座に振り込むようにしてなり、以て、第1の預貯金口座からは金銭が目減りしても当該第2の預貯金口座では金銭が増加するようになっていることを特徴とする公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004184881A JP2006011613A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004184881A JP2006011613A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006011613A true JP2006011613A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35778837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004184881A Pending JP2006011613A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 公営競技又はスポーツ振興くじの投票による負担増から当該投票者及びその関係者を救済するシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006011613A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018112965A (ja) * | 2017-01-13 | 2018-07-19 | 株式会社お金のデザイン | 金融資産形成システム |
-
2004
- 2004-06-23 JP JP2004184881A patent/JP2006011613A/ja active Pending
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JP2018112965A (ja) * | 2017-01-13 | 2018-07-19 | 株式会社お金のデザイン | 金融資産形成システム |
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