JP2006009712A - 電動圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 固定子と密閉容器との当接面積を小さくして騒音を大幅に低減させることができる電動圧縮機を提供する。
【解決手段】 密閉容器内に電動要素と、この電動要素に連結された回転軸にて駆動される圧縮要素とを収納して成る電動圧縮機において、前記電動要素を、前記密閉容器の内壁に当接して固定される固定子鉄心を有する固定子と、前期回転軸に取り付けられ、前記固定子の内側において回転自在に支持された回転子とから構成すると供に、前記固定子鉄心が前記密閉容器に当接する部分の前記回転軸方向の寸法をHとし、当該固定子鉄心が当接する密閉容器内壁の前記回転軸方向の寸法をH0とした場合、H0<Hとしたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】 密閉容器内に電動要素と、この電動要素に連結された回転軸にて駆動される圧縮要素とを収納して成る電動圧縮機において、前記電動要素を、前記密閉容器の内壁に当接して固定される固定子鉄心を有する固定子と、前期回転軸に取り付けられ、前記固定子の内側において回転自在に支持された回転子とから構成すると供に、前記固定子鉄心が前記密閉容器に当接する部分の前記回転軸方向の寸法をHとし、当該固定子鉄心が当接する密閉容器内壁の前記回転軸方向の寸法をH0とした場合、H0<Hとしたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、空調、冷凍用の密閉型冷媒圧縮機に係り、電動機の加振により密閉容器に伝達される振動を低減させ、騒音の低減を施した密閉型圧縮機に関するものである。
従来、この種の電動圧縮機においては、固定子巻線に集中巻が採用されつつあり、この結果としてこれを用いた圧縮機などは騒音が大きくなる問題があった。この騒音対策として、例えば、特開2001−342954号公報に記載の電動圧縮機においては、圧縮機の密閉容器の内壁とこの内壁と当接される固定子鉄心外周部の軸方向の一部を切り欠くことが提案されている。
上記従来技術では、固定子鉄心の最外径の外周形状2種類となり、ホローダイ(通常、順送型)を用いたHACによる加締(凹凸の結合)を用いた型内積層によって固定子鉄心を形成する場合、圧力容器の内壁と当接する固定子鉄心の型内積層は行えるが、当接しない固定子鉄心については基準位置がなく型内積層が行えない問題がある。
なお、型内積層は、固定子鉄心を形成する固定子鉄板の外周を基準位置にして位置ずれが生じないように積重ねて積層するものである。
本発明の目的は、固定子鉄心の型内積層による組み立てができ、騒音問題を解決できる電動圧縮機を提供することにある。
即ち、請求項1の発明の電動圧縮機は、密閉容器内に電動要素と、この電動要素に連結された回転軸にて駆動される圧縮要素とを収納して成る電動圧縮機において、前記電動要素を、前記密閉容器の内壁に当接して固定される固定子鉄心を有する固定子と、前期回転軸に取り付けられ、前記固定子の内側において回転自在に支持された回転子とから構成すると供に、当該固定子鉄心が当接する密閉容器内径側に、複数の空洞が設けられており、その空洞部の一部若しくは全部に高減衰性のある部材が挿入されたものである。
以上詳述した如く本発明によれば、固定子鉄心から密閉容器への振動伝達を減少させることが可能となる。従って、電動圧縮機の騒音を大幅に低減させることができるようになるものである。
以下、本発明におけるいくつかの好適な実施の形態について図を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
ただし、本発明は、以下の実施の形態に限定されず、また、特に限定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
図1、図2に示される本実施の形態は、冷凍空調用横向き設置型のスクロール圧縮機の場合における一例である。
図1は本発明に係るスクロール圧縮機の断面図である。
主な構成として、冷媒として弗化炭素水素系冷媒群のうち少なくとも1種または2種以上を混合した混合冷媒を使用するもので、密閉容器1の内部に、電動機2と、この電動機2により駆動される旋回スクロール3と固定スクロール4との間で前記冷媒を圧縮するスクロール圧縮機構5とを配し、旋回スクロール3を固定スクロール4に対して自転させずに旋回運動させるように固定スクロール4と固定部材7との間で支持案内する自転規制部材としてのオルダムリング6を有している。
本実施の形態が横向き設置型のものであることにより、密閉容器1内の図面上左右の一方である左部にスクロール圧縮機構5が、密閉容器1内の右部に圧縮機構5を駆動する電動機2が、最右部には潤滑油が封入され、この潤滑油を潤滑対象部へクランクシャフト16の内部を貫通する油穴10を介して供給する給油機構が設けられている。圧縮機構5は固定スクロール3と旋回スクロール4を従来同様に噛み合わせて構成し、旋回スクロール4が電動機2の回転と共に、前記オルダムリング6を介し旋回駆動される。
係る、固定子2bの外周面は密閉容器1の内壁に当接して固定されている。この場合、固定子2bが密閉容器1に当接する部分の回転軸方向の寸法をHとし、当該固定子が当接する密閉容器内壁に設けられた内周面の前記回転軸方向の切欠き寸法をH1とし、当該固定子が当接する密閉容器内壁の前記回転軸方向の寸法をH0(H0=H−H1)とした場合、H<H0となるように構成されている。
また、図2は図1の説明に追加するためのスクロール圧縮機の断面図である。
この場合、固定子2bが当接する密閉容器1内壁に設けられた内周面にある切欠き部の空洞の一部もしくは全部に減衰特性をもった部材を挿入したものである。固定子2bに生じた振動は、空洞部に挿入された減衰材17により減衰されることで、直接密閉容器1へ伝達されない為、電動圧縮機の騒音を大幅に低減させることができるようになるものである。
1…密閉容器、2…電動機、2a…回転子、2b…固定子、3…旋回スクロール、4…固定スクロール、5…圧縮機構、6…オルダムリング、7…固定部材、8…オイル溜め、9…給油ピース、10…油穴、11…圧縮室、12…吸込口、13…吐出口、14…吐出管、15…吸込管、16…クランクシャフト、17…減衰材。
Claims (3)
- 密閉容器内に電動要素と、この電動要素に連結された回転軸にて駆動される圧縮要素とを収納して成る電動圧縮機において、前記電動要素を、前記密閉容器の内壁に当接して固定される固定子鉄心を有する固定子と、前記回転軸に取り付けられ、前記固定子の内側において回転自在に支持された回転子とから構成すると供に、当該固定子鉄心が当接する密閉容器内径側に、複数の空洞が設けられており、その空洞部の一部若しくは全部に高減衰性のある部材が挿入されたことを特徴とする密閉型圧縮機。
- 請求項1に記載されている電動圧縮機において、前記圧縮要素がスクロール圧縮機であることを特徴とする電動圧縮機。
- 請求項1に記載されている電動圧縮機において、前記圧縮要素がロータリー圧縮機であることを特徴とする電動圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004189092A JP2006009712A (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | 電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004189092A JP2006009712A (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | 電動圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006009712A true JP2006009712A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35777225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004189092A Pending JP2006009712A (ja) | 2004-06-28 | 2004-06-28 | 電動圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006009712A (ja) |
-
2004
- 2004-06-28 JP JP2004189092A patent/JP2006009712A/ja active Pending
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Legal Events
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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