JP2006007908A - Storage part structure of vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、インストルメントパネルに設けられる車両用収納部構造に関する。 The present invention relates to a vehicle storage structure provided in an instrument panel.
インストルメントパネルに設けられて蓋部で開閉される車両用収納部、いわゆるグローブボックスの中には、奥方の内壁部にメンテナンス開口部を形成し、内壁部の裏面側に配置された空調装置のフィルタを、このメンテナンス開口部および蓋部が開状態とされることで形成される開口部を介して着脱可能としたものがある(例えば特許文献1参照)。このグローブボックスでは、通常は内壁部のメンテナンス開口部を略平板状のメンテナンスリッドで閉塞させておき、メンテナンス時にはこのメンテナンスリッドを開けてメンテナンスを行うようになっている。
上記したグローブボックスは、内壁部のメンテナンス開口部を略平板状のメンテナンスリッドで閉塞させるものであるため、メンテナンス時に作業者は蓋部をあけ奥方まで手を伸ばしてメンテナンスリッドを開閉する必要がある。しかしながら、上記のように手を差し入れると、奥方のメンテナンスリッドおよびメンテナンス開口部への視界が手で遮られることになって、作業性が悪いという問題があった。 The glove box described above closes the maintenance opening of the inner wall portion with a substantially flat maintenance lid. Therefore, during maintenance, an operator needs to open the lid and reach to the back to open and close the maintenance lid. . However, when the hand is inserted as described above, the visibility to the maintenance lid and the maintenance opening in the back is blocked by the hand, and there is a problem that workability is poor.
したがって、本発明は、フィルタのメンテナンス時の作業性を向上させることができる車両用収納部構造の提供を目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a vehicular storage structure that can improve workability during filter maintenance.
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車両のインストルメントパネル(例えば実施形態におけるインストルメントパネル13)に設けられた内壁部(例えば実施形態における内壁部27)と、前記インストルメントパネルにおける前記内壁部よりも乗員側に開閉可能に設けられた蓋部(例えば実施形態における蓋部22)とを有し、前記内壁部の前記蓋部とは反対側に空調装置(例えば実施形態における空調装置54)のフィルタ(例えば実施形態におけるフィルタ55)が配設され、前記内壁部には前記フィルタ着脱用のメンテナンス開口部(例えば実施形態におけるメンテナンス開口部56)が形成されてなる車両用収納部構造であって、前記内壁部側から前記蓋部側に延びるトレー(例えば実施形態におけるトレー60)で前記メンテナンス開口部を閉塞することを特徴としている。
In order to achieve the above object, an invention according to claim 1 includes an inner wall portion (for example,
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記トレーは、前記インストルメントパネルに対し着脱可能に設けられていることを特徴としている。 The invention according to claim 2 is characterized in that, in the invention according to claim 1, the tray is detachably provided to the instrument panel.
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記トレーは、前記内壁部の取付位置に、該取付位置と前記蓋部が開状態となることで形成される物品入出開口部(例えば実施形態における物品入出開口部51)とを結ぶ方向に沿って嵌合されていることを特徴としている。 The invention according to claim 3 is the invention according to claim 2, wherein the tray is provided at an attachment position of the inner wall portion by opening the attachment position and the lid portion. For example, it is characterized by being fitted along the direction connecting the article entry / exit opening 51) in the embodiment.
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に係る発明において、前記トレーは、前記内壁部に回動可能に支持されており、前記インストルメントパネル内の天井部(例えば実施形態における天井部28)との間で開閉可能な小収納空間(例えば実施形態における第1小収納空間80,第2小収納空間81)を形成することを特徴としている。
The invention according to a fourth aspect is the invention according to any one of the first to third aspects, wherein the tray is rotatably supported by the inner wall portion, and a ceiling portion (for example, the instrument panel) A small storage space (for example, the first
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記トレーおよび前記蓋部は、ともに開いた状態では略平行となることを特徴としている。 The invention according to claim 5 is characterized in that, in the invention according to claim 4, the tray and the lid are substantially parallel when both are opened.
請求項1に係る発明によれば、インストルメントパネルに設けられた内壁部側からその乗員側に開閉可能に設けられた蓋部側に延びるように配設されるトレーで、空調装置のフィルタの着脱用のメンテナンス開口部を閉塞するため、フィルタのメンテナンス時に作業者は、蓋部を開放した状態でトレーの蓋部開放側の端部を手で把持して操作すればメンテナンス開口部を開閉させることができる。よって、メンテナンス開口部の開閉時に奥方まで手を差し入れる必要がないため、メンテナンス開口部への視界が手で遮られることがなくなる。したがって、フィルタのメンテナンス時の作業性を向上させることができる。また、把持しやすい形状のトレーを操作することでメンテナンス開口部を開閉させることになるため、メンテナンス開口部の開閉時にトレーを手から脱落させてしまうことを防止できる。したがって、フィルタのメンテナンス時の作業性をさらに向上させることができる。さらに、メンテナンス開口部を開閉させるメンテナンスリッドをトレーで兼用するため部品点数を低減することができる。 According to the invention which concerns on Claim 1, it is a tray arrange | positioned so that it may extend from the inner wall part side provided in the instrument panel to the lid part side provided in the passenger | crew side so that opening and closing is possible, To close the maintenance opening for attachment and detachment, the operator opens and closes the maintenance opening by holding and operating the end of the lid opening side of the tray with the lid open while maintaining the filter. be able to. Therefore, since it is not necessary to insert a hand to the back when opening and closing the maintenance opening, the field of view to the maintenance opening is not blocked by the hand. Therefore, the workability at the time of filter maintenance can be improved. In addition, since the maintenance opening is opened and closed by operating a tray that is easy to grip, it is possible to prevent the tray from dropping off from the hand when the maintenance opening is opened and closed. Therefore, the workability at the time of filter maintenance can be further improved. Furthermore, since the maintenance lid that opens and closes the maintenance opening is also used as the tray, the number of parts can be reduced.
請求項2に係る発明によれば、トレーがインストルメントパネルに対し着脱可能に設けられているため、フィルタの着脱時には、トレーをインストルメントパネルから取り外すことでその分作業空間を広くできる。したがって、フィルタのメンテナンス時の作業性をさらに向上させることができる。 According to the invention which concerns on Claim 2, since the tray is provided so that attachment or detachment is possible with respect to an instrument panel, when attaching or detaching a filter, by removing the tray from an instrument panel, work space can be widened. Therefore, the workability at the time of filter maintenance can be further improved.
請求項3に係る発明によれば、トレーが、内壁部の取付位置に、この取付位置と蓋部が開状態となることで形成される物品入出開口部とを結ぶ方向に沿って嵌合されているため、物品入出開口部から引き抜く方向に移動させればトレーを取付位置から取り外すことができ、物品入出開口部から挿入する方向にそのまま移動させればトレーを取付位置に取り付けることができる。したがって、トレーの着脱が容易となり、フィルタのメンテナンス時の作業性をさらに向上させることができる。 According to the invention of claim 3, the tray is fitted to the attachment position of the inner wall portion along the direction connecting the attachment position and the article entry / exit opening portion formed by opening the lid portion. Therefore, the tray can be removed from the attachment position by moving it in the direction of pulling out from the article entry / exit opening, and the tray can be attached to the attachment position by moving as it is in the direction of insertion from the article entry / exit opening. Therefore, the tray can be easily attached and detached, and the workability during the maintenance of the filter can be further improved.
請求項4に係る発明によれば、トレーが、インストルメントパネル内の天井部との間で開閉可能な小収納空間を形成するため、トレーで開閉される小収納空間に出し入れが頻繁でない物品を収納しておくことができる。したがって、使い勝手性を向上させることができ、商品性を高めることができる。 According to the invention which concerns on Claim 4, since a tray forms the small storage space which can be opened and closed between the ceiling parts in an instrument panel, the goods which are not frequently put in and out of the small storage space opened and closed by a tray are taken. Can be stored. Therefore, usability can be improved and merchantability can be improved.
請求項5に係る発明によれば、トレーおよび蓋部は、ともに開いた状態では略平行となるため、トレーを開いた状態でもトレー下の収納部に対して物品の出し入れが可能となる。 According to the invention of claim 5, since the tray and the lid are both substantially parallel when opened, articles can be taken into and out of the storage section under the tray.
本発明の一実施形態の車両用収納部構造を図面を参照して以下に説明する。 A vehicle storage structure according to an embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1は、車両10の車室11内を示すもので、フロントウインドシールド12の下側にインストルメントパネル13が配置されている。この車両10は、インストルメントパネル13の車体前後方向後側かつ運転席側となる車幅方向左側にステアリング14が設けられ、インストルメントパネル13の車体前後方向後側かつ助手席側となる車幅方向右側に本実施形態の車両用収納部構造が適用された図2〜図6にも示すグローブボックス15が設けられた左ハンドル車である。
FIG. 1 shows the inside of a passenger compartment 11 of a
インストルメントパネル13は、車室11内の全体にわたって車幅方向に広がるとともに、車幅方向右側の下部に、図2,図4〜図6に示すように、車体前方に凹むように本体凹部20が形成されたインストルメントパネル本体21と、このインストルメントパネル本体21の本体凹部20の車体前後方向後側つまり乗員側の開口部を開閉させる蓋体24とを有している。蓋体24は、主に本体凹部20の車体前後方向後側つまり乗員側の開口部を開閉させる板状の蓋部22を有しており、この蓋部22の内面側は収納受部形成部23で形成されている。グローブボックス15は、本体凹部20と蓋体24とで構成されている。
The
インストルメントパネル本体21の本体凹部20は、車体前後方向前側つまり乗員から見て奥側において全体的に略車幅方向に沿いかつ略鉛直方向に沿う内壁部27と、内壁部27の上端縁部から全体的に略車幅方向に沿いかつ車体前後方向後側つまり乗員側ほど上側に位置するように若干傾斜して車体前後方向後側に延出する天井部28と、内壁部27の車幅方向における両側からそれぞれ略鉛直に沿いかつ略鉛直方向に沿って車体前後方向後側に延出する一対の側壁部29とを有する形状をなしている。
The main body
ここで、内壁部27は、図2に示すように、上部側が下部側よりもさらに車体前後方向前側に凹む奥凹部31とされている。つまり、内壁部27は下部が略車幅方向に沿いかつ略鉛直方向に沿う下部壁部32とされ、上部が下部壁部32よりも車体前後方向前側において略車幅方向に沿いかつ略鉛直方向に沿う上部壁部33とされ、下部壁部32の上端縁部と上部壁部33の下端縁部とを連結させる略車幅方向に沿いかつ略水平方向に沿う連結壁部34が形成された段付き形状をなしており、連結壁部34と上部壁部33と連結壁部34とこれらに車体前後方向において重なる天井部28の一部および両側壁部29の一部とで奥凹部31が形成されている。
Here, as shown in FIG. 2, the
天井部28には、その車幅方向左側に、図2,図4〜図6に示すように、上方に凹む上凹部37が形成されており、その結果、天井部28は、上凹部37の車体前後方向後側の端縁部を形成する下方に若干突出する突出壁部38を有している。
As shown in FIG. 2 and FIG. 4 to FIG. 6, an upper
蓋体24の蓋部22は、若干湾曲する略板状をなしており、その下端縁部が、図2に示すように本体凹部20の開口側の下端縁部に車幅方向に沿う回動軸40を介して連結され、この回動軸40を中心に所定の角度範囲で回動する。そして、図2の実線および図3に示すように上側に回動することで車体前後方向後側ほど上側に位置するように傾斜して本体凹部20を車体前後方向後側つまり乗員側から覆い、図2の二点鎖線および図4〜図6に示すように下側に回動することで略水平に配置されて本体凹部20を乗員側に露出させる。つまり、蓋部22は、インストルメントパネル13における内壁部27よりも乗員側に開閉可能に設けられている。
The
蓋体24の収納受部形成部23は、図2,図4〜図6に示すように、蓋部22の内面側を構成する前板部39と、前板部39の本体凹部20側かつ回動軸40側の端縁部側から略車幅方向に沿う姿勢で上方に延出する後板部41と、前板部39および後板部41の車幅方向両側から略鉛直に沿ってこれらを結ぶ両側板部42とを有しており、物品を収納可能となるように下方に凹む形状の収納凹部43を形成している。
As shown in FIGS. 2 and 4 to 6, the storage receiving
蓋体24の蓋部22には、図7に示すように、乗員側に開閉レバー45が設けられており、この開閉レバー45には、蓋部22における車幅方向左側において車幅方向に沿う係合部材46が連結され、この係合部材46には連結部材47を介して蓋部22における車幅方向右側において車幅方向に沿う係合部材48が連結されている。これら係合部材46,48は、蓋部22に車幅方向にスライド可能に支持されており、通常は図示略のバネ部材で付勢されて蓋部22の車幅方向両端から突出している。
As shown in FIG. 7, the
ここで、蓋体24がその蓋部22で本体凹部20を覆うように上側に回動させられた閉状態では係合部材46,48が本体凹部20の両側壁部29側に設けられた係合穴50に係合して蓋体24をこの状態に維持する。
Here, in the closed state in which the
他方、開閉レバー45が乗員に操作され上記したバネ部材の付勢力に抗して揺動させられると、開閉レバー45は蓋部22内に両係合部材46,48を引き込んでこれらの係合穴50との係合を解除することになり、蓋体24が自重等で回動軸40を中心として下に回動する。
On the other hand, when the opening / closing
なお、蓋部22は、回動軸40を中心に限界位置まで下に回動した状態にあるとき、インストルメントパネル本体21の本体凹部20との間に図2,図4〜図6に示す物品入出開口部51を形成する開状態になり、乗員はこの物品入出開口部51を介して蓋体24の収納凹部43に対する物品の出し入れを行うことになる。このとき、蓋部22は略水平に沿う状態となる。他方、蓋部22は、回動軸40を中心に上に回動し係合部材46,48を係合穴50に係合させた状態にあるとき、上記した物品入出開口部51を閉じる閉状態になる。
2 and 4 to 6 are shown between the
インストルメントパネル13内には、図2に示すように、上記した内壁部27の車体前後方向前側つまり蓋部22とは反対側に空調装置54が配設されており、特に内壁部27における上部壁部33の蓋部22とは反対側に空調装置54のフィルタ55が設けられている。そして、内壁部27の上部壁部33にはフィルタ55を着脱するためのメンテナンス開口部56が車体前後方向に貫通するように形成されている。
In the
そして、本実施形態においては、インストルメントパネル本体21の本体凹部20内に、内壁部27側から蓋部22側に延びる物品収納用のトレー60が設けられている。
In the present embodiment, an
このトレー60は、図2に示すように、インストルメントパネル本体21の内壁部27の下部壁部32と連結壁部34との境界部分に回動可能に支持されている。
As shown in FIG. 2, the
つまり、インストルメントパネル本体21の内壁部27には、図9に示すように、車幅方向に沿って中心軸を配し一部が嵌合開口部61とされた半円よりも大きい円弧状の軸受部62を上記した内壁部27の下部壁部32と連結壁部34との境界部分に配置するようにバネ性を有する支持部材63が図8に示すように車幅方向に間隔をあけて複数具体的には三カ所に取り付けられており、トレー60に形成された複数の回動軸65が車幅方向に沿う姿勢でこの軸受部62に嵌合開口部61を介して嵌合されることでトレー60が内壁部27の軸受部62に回動可能に支持される。ここで、支持部材63は、主部57が図2に示すように内壁部27の下部壁部32および連結壁部34の境界位置近傍の下部壁部32を挟んだ状態でビス58により固定されている。また、軸受部62は、蓋部22が開状態にあるときの物品入出開口部51の方向に嵌合開口部61を開口させる円弧状をなしている。
That is, as shown in FIG. 9, the
トレー60は、図4に示すように車幅方向における右側かつ車体前後方向後側が切欠部66とされた形状をなす底板部67と、図5に示すように底板部67の車体前後方向後側の縁部から上方に突出する前壁部68と、底板部67の車幅方向両側の端縁部から上方に突出する側壁部69と、底板部67の車体前後方向前側の縁部から上方に突出する後壁部70と、底板部67の切欠部66の位置から車体前後方向に沿う姿勢で上方に突出する隔壁部71と、後壁部70の上端縁部から車体前後方向後側に若干突出する図2にも示す鍔部72とを有している。
As shown in FIG. 4, the
上記により、トレー60は、隔壁部71と、前壁部68の隔壁部71よりも車幅方向左側の部分と、後壁部70の隔壁部71よりも車幅方向左側の部分と車幅方向左側の側壁部69と、底板部67のこれらの内側の部分とが下方に凹む第1小収納凹部75を構成し、隔壁部71と、前壁部68の隔壁部71よりも車幅方向右側の部分と、後壁部70の隔壁部71よりも車幅方向右側の部分と車幅方向右側の側壁部69と、底板部67のこれらの内側の部分とが下方に凹む第2小収納凹部76を構成している。
As described above, the
そして、トレー60は、図8に示すように底板部67の後壁部70側の端部位置から複数の突出部77が下方に突出し、これら突出部77の先端部に上記した回動軸65が車幅方向に延在する姿勢で設けられている。
As shown in FIG. 8, the
以上のように、トレー60が、図2に示すように底板部67の後壁部70側の端部近傍に設けられた回動軸65において、内壁部27のメンテナンス開口部56の下端部近傍に設けられた軸受部62に支持されると、トレー60は、内壁部27の奥凹部31に一部入り込んだ状態で、主に回動軸65よりも上側に広がる後壁部70においてメンテナンス開口部56を閉塞する。そして、この状態でトレー60は乗員側を上下に移動させるように回動軸65を中心に回動する。
As described above, the
ここで、内壁部27のトレー60を取り付けるための取付位置である軸受部62が、バネ性を有するとともに物品入出開口部51の方向に嵌合開口部61を開口させる円弧状をなしていることから、トレー60は、軸受部62と物品入出開口部51とを結ぶ方向に移動させられることで回動軸65を嵌合開口部61を介して軸受部62に嵌合させたり、回動軸65を嵌合開口部61を介して軸受部62から取り外したりすることになる。つまり、トレー60は、インストルメントパネル13の内壁部27に対し着脱可能に設けられており、また内壁部27の取付位置である軸受部62と物品入出開口部51とを結ぶ方向に沿って嵌合されている。
Here, the bearing
トレー60は、上記したように内壁部27の軸受部62に支持された回動軸65を中心に回動することになり、上方に回動するとインストルメントパネル本体21の天井部28に当接することになる。トレー60は、この状態が図5に示す第1小収納凹部75および第2小収納凹部76への物品の出し入れが不可な図4に示す閉状態となる。この閉状態において、トレー60の第1小収納凹部75とインストルメントパネル本体21の天井部28の上凹部37とが水平方向における位置を合わせることになり、これら第1小収納凹部75と上凹部37とで図2,図6に示す第1小収納空間80を形成する。またトレー60の第2小収納凹部76もインストルメントパネル本体21の天井部28との間に図6に示す第2小収納空間81を形成する。なお、第1小収納凹部75は、車検証、整備手帳および取扱説明書等を纏めた書類入れを収納可能な大きさとされている。
As described above, the
ここで、トレー60の前壁部68は車幅方向における中間位置が図10に示すように車体前後方向に間隔をあけた板部82および板部83に分けられており、車体前後方向前側の板部82には、車体前後方向後側に突出する突起部84が形成されている。この突起部84が、天井部28に設けられた係止爪86に係合することでトレー60は天井部28への当接状態を維持する。
Here, the
つまり、係止爪86は、車幅方向に沿う回動軸87において天井部28に回動可能に支持されるもので、回動軸87から下方に延出するとともに延出先端側に車体前後方向前側に突出して突起部84の下側に係合する爪部88が形成された係止片部90と、回動軸87から車体前後方向後側に延出する操作片部89とを有しており、爪部88を突起部84に係合させる方向に図示略のバネ部材で付勢されている。そして、係止爪86がバネ部材の付勢力で突起部84に係合することでトレー60は図4に示すように天井部28への当接状態つまり閉状態を維持することになる。
That is, the locking
他方、トレー60が上記した閉状態にあるとき乗員によりバネ部材の付勢力に抗して操作片部89が上方向に押されると、図10に二点鎖線で示すように係止爪86は回動軸87を中心に回動して爪部88を車体前後方向前側に移動させて突起部84から離間させることになってトレー60を図5に示すように天井部28から自重等により離間させる。なお、インストルメントパネル本体21の側壁部29の下部には相互近接方向に突出する段部91が形成されており、これら段部91の上面に底板部67の車幅方向両側の当接部92において当接する位置までトレー60は回動する。
On the other hand, when the
トレー60は、この状態が第1小収納凹部75および第2小収納凹部76への物品の出し入れが可能な開状態となり、このとき、略水平に延在することになる。なお、係止爪86は蓋体24が閉状態にあるときには蓋体24で覆われて乗員側に露出せず、よって、蓋体24が開状態にあるときのみ操作可能となっている。
In this state, the
以上により、トレー60は、インストルメントパネル13内の天井部28との間で開閉可能な第1小収納空間80および第2小収納空間81を形成する。また、トレー60および蓋部22は、ともに開いた状態では略平行となる。
As described above, the
なお、トレー60が開状態にあるとき、図2に二点鎖線で示すようにトレー60の後壁部70は全体としてメンテナンス開口部56の車体前後方向後側つまり乗員側で略車幅方向に沿いかつ略鉛直方向に沿って広がることになり、メンテナンス開口部56を乗員から見えないように閉塞させる。
When the
また、トレー60が閉状態にあるとき、図2に実線で示すようにトレー60の回動で後壁部70は上部が後側に位置するように回動することになり傾斜することになるが、この状態でも、トレー60はメンテナンス開口部56を乗員から見えないように閉塞させる。
Further, when the
また、蓋体24の収納凹部43を形成する後板部41の上端縁部と、内壁部27の下部壁部32の連結壁部34側との間には、これらを結ぶように可撓性のシート状部材95および取付部材96が設けられている。
Further, the upper edge of the
つまり、シート状部材95が一端側において蓋体24の後板部41の上端縁部の車体前後方向前側の面に貼付されるとともに、その他端側は、取付部材96を介して内壁部27の下部壁部32の連結壁部34側の図8および図9に示す係合溝98に係合される。これにより、シート状部材95は、図2に示すように、蓋体24が開状態にあるときに内壁部27の下部壁部32と蓋体24の後板部41との間に生じる隙間97をその上側で塞ぐことになり、蓋体24が開状態にあるときの内部の見栄えを良くするとともに、この隙間97に物品が誤投入されるのを防止する。
That is, the sheet-
以上に述べた本実施形態では、トレー60が回動軸65でインストルメントパネル本体21の内壁部27の軸受部62に嵌合された状態で閉状態とされると、その突起部84にインストルメントパネル本体21の係止爪86の爪部88を係合させて閉状態が維持される。このとき、第1小収納空間80および第2小収納空間81は閉塞された状態にあり、これらに収納された物品は収納状態が良好に維持されることになる。
In the present embodiment described above, when the
また、蓋体24が閉状態とされると、蓋体24の係合部材46,48がバネ部材の付勢力で突出しインストルメントパネル本体21の係合穴50に係合して閉状態が維持される。このとき、物品入出開口部51が閉じられており、蓋体24の収納凹部43に収納された物品も収納状態が良好に維持されることになる。なお、トレー60が閉状態とされていないとトレー60に干渉することで蓋体24の閉作動を規制するようにしても良い。
Further, when the
そして、蓋体24の収納凹部43に対し物品を出し入れする際には、図3に示す閉状態から、乗員が開閉レバー45をバネ部材の付勢力に抗して揺動させることで蓋体24の係合部材46,48を蓋体24側に引き込むと、図4に示すように蓋体24が自重等で回動軸40を中心に下方に回動して略水平に沿う状態となる。このとき、蓋部22がインストルメントパネル本体21の本体凹部20から離れることになりグローブボックス15の物品入出開口部51を開く。よって、この物品入出開口部51を介して蓋体24の上方開口の収納凹部43に対し物品の出し入れが可能となり、乗員は物品入出開口部51に手を挿入しつつ物品を収納凹部43に対し出し入れする。
When an article is taken in or out of the
収納凹部43に対する物品の出し入れが終了した後、蓋体24を上側に回動させて閉状態にすると、係合部材46,48がインストルメントパネル本体21に当接しこれで押されて自動的に蓋体24側に引っ込み、係合穴50の位置でバネ部材の付勢力で突出して係合穴50に入り込む。これにより、蓋体24は閉状態が維持される。
When the
トレー60の第1小収納凹部75および第2小収納凹部76に対し物品を出し入れする際には、上記のようにして蓋体24を開状態とした後、乗員が係止爪86を操作片部89を上に押すことでバネ部材の付勢力に抗して揺動させる。すると、爪部88がインストルメントパネル本体21の突起部84から離れ、図5に示すようにトレー60は自重等で回動軸65を中心に下方に回動して略水平に沿う状態となる。このとき、トレー60はインストルメントパネル本体21の本体凹部20の天井部28から離れ、第1小収納凹部75および第2小収納凹部76を乗員側に開く。よって、第1小収納凹部75および第2小収納凹部76に対し物品の出し入れが可能となり、乗員は物品入出開口部51に手を挿入しつつ物品を第1小収納凹部75および第2小収納凹部76に対し出し入れする。
When an article is taken in and out of the first
また、このようにトレー60を開状態としてもトレー60は略水平をなしてその下側の蓋体24の蓋部22と略平行をなすため、トレー60が蓋部22と離れることになり蓋部22で底部が構成される蓋体24の収納凹部43に対しても物品の出し入れを良好に行うことができる。
Further, even when the
物品の出し入れが終了した後、トレー60を上側に回動させて閉状態にすると、インストルメントパネル本体21の係止爪86に突起部84が当接し、突起部84が押すことで係止爪86は回動する。そして、トレー60が閉状態になるのと同時に突起部84が係止爪86の爪部88を乗り越えると係止爪86がバネ部材の付勢力で回動して爪部88を突起部84の下側に入り込ませる。これにより、トレー60は閉状態が維持される。
After the loading and unloading of the article is completed, when the
なお、以上のいずれの状態においても、内壁部27のメンテナンス開口部56はトレー60で閉塞された状態が維持される。
In any of the above states, the
そして、空調装置54のフィルタ55をメンテナンスのため空調装置54から取り外す際には、作業者が、蓋体24を上記のようにして開状態とし、内壁部27のメンテナンス開口部56を閉塞させていたトレー60を上記のようにして開状態とした後、第1小収納凹部75および第2小収納凹部76から物品を取り出し、トレー60の車体前後方向後側つまり物品入出開口部51側の端部を手で把持して開口状態にある物品入出開口部51側に引く。すると、トレー60は回動軸65で軸受部62を弾性変形させながら物品入出開口部51側の嵌合開口部61を通過することになって軸受部62から離れることになり、簡単に内壁部27から取り外され、物品入出開口部51を介して引き抜かれることになる。
When removing the
このようにトレー60が取り外されることによって、図6に示すように内壁部27の上部に形成されたメンテナンス開口部56が車室11側に露出することになり、このメンテナンス開口部56を介してフィルタ55の空調装置54からの着脱を行う。つまり、フィルタ55はメンテナンス開口部56および物品入出開口部51を介して車室11側に引き抜かれることになり、車室11側から物品入出開口部51およびメンテナンス開口部56を介して空調装置54に挿入され取り付けられることになる。
By removing the
そして、フィルタ55のメンテナンスが完了すると、作業者はトレー60をその回動軸65とは反対側の端部を手で把持しながら物品入出開口部51を介して本体凹部20に挿入し、回動軸65を内壁部27の軸受部62に嵌合させる。つまり、物品入出開口部51から挿入したトレー60をその車体前後方向後側つまり物品入出開口部51の端部を手で把持しながら挿入方向に移動させて回動軸65を軸受部62の嵌合開口部61に押し付けると回動軸65が軸受部62を弾性変形させながら嵌合開口部61を通過して軸受部62に回動可能に支持される状態に戻る。
When the maintenance of the
以上に述べた本実施形態によれば、インストルメントパネル13に設けられた内壁部27側からその乗員側に開閉可能に設けられた蓋部22側に延びるように配設されるトレー60で、空調装置54のフィルタ55の着脱用のメンテナンス開口部56を閉塞するため、フィルタ55のメンテナンス時に作業者は、蓋部22を開放した状態でトレー60の蓋部22側の端部を手で把持して操作すればメンテナンス開口部56を開閉させることができる。よって、メンテナンス開口部56の開閉時に奥方まで手を差し入れる必要がないため、メンテナンス開口部56への視界が手で遮られることがなくなる。したがって、フィルタ55のメンテナンス時の作業性を向上させることができる。
According to the present embodiment described above, the
また、把持しやすい形状のトレー60を操作することでメンテナンス開口部56を開閉させることになるため、メンテナンス開口部56の開閉時にトレー60を手から脱落させてしまうことを防止できる。したがって、フィルタ55のメンテナンス時の作業性をさらに向上させることができる。
In addition, since the
さらに、メンテナンス開口部56を開閉させるメンテナンスリッドをトレー60で兼用するため部品点数を低減することができる。
Furthermore, since the maintenance lid for opening and closing the
また、本実施形態によれば、トレー60がインストルメントパネル13に対し着脱可能に設けられているため、フィルタ55の着脱時には、トレー60をインストルメントパネル13から取り外すことでその分作業空間を広くできる。したがって、フィルタ55のメンテナンス時の作業性をさらに向上させることができる。
Further, according to the present embodiment, since the
さらに、本実施形態によれば、トレー60が、内壁部27の取付位置に、この取付位置と蓋部22が開状態となることで形成される物品入出開口部51とを結ぶ方向に沿って嵌合されているため、物品入出開口部51から引き抜く方向に移動させればトレー60を取付位置から取り外すことができ、物品入出開口部51から挿入する方向にそのまま移動させればトレー60を取付位置に取り付けることができる。したがって、トレー60の着脱が容易となり、フィルタ55のメンテナンス時の作業性をさらに向上させることができる。
Further, according to the present embodiment, the
加えて、本実施形態によれば、トレー60が、インストルメントパネル13内の天井部28との間で開閉可能な第1小収納空間80および第2小収納空間81を形成するため、トレー60で開閉されるこれら第1小収納空間80および第2小収納空間81に出し入れが頻繁でない物品を収納しておくことができる。したがって、使い勝手性を向上させることができ、商品性を高めることができる。
In addition, according to the present embodiment, the
また、本実施形態によれば、トレー60および蓋部22は、ともに開いた状態では略平行となるため、トレー60を開いた状態でもトレー60より下の収納凹部43に対して物品の出し入れが可能となる。
Further, according to the present embodiment, since the
13 インストルメントパネル
15 グローブボックス
22 蓋部
27 内壁部
28 天井部
51 物品入出開口部
54 空調装置
55 フィルタ
56 メンテナンス開口部
60 トレー
80 第1小収納空間(小収納空間)
81 第2小収納空間(小収納空間)
DESCRIPTION OF
81 Second small storage space (small storage space)
Claims (5)
前記内壁部側から前記蓋部側に延びるトレーで前記メンテナンス開口部を閉塞することを特徴とする車両用収納部構造。 An inner wall portion provided on an instrument panel of a vehicle, and a lid portion provided on the occupant side of the instrument panel so as to be openable and closable on the occupant side, the opposite side of the inner wall portion from the lid portion A storage unit structure for a vehicle in which a filter of an air conditioner is disposed, and a maintenance opening for attaching and detaching the filter is formed in the inner wall portion,
A vehicular storage portion structure in which the maintenance opening is closed with a tray extending from the inner wall side to the lid side.
The vehicle storage part structure according to claim 4, wherein the tray and the lid part are substantially parallel when both are opened.
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