JP2006006840A - カプセル型医療装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信が可能で、カプセル本体外径を極力小さくすることが可能なカプセル型医療装置を実現する。
【解決手段】カプセル型医療装置は、体腔内に送り込まれ、体外の送受信ユニットと通信して体腔内で観察・診断もしくは処置等の医療行為を行うカプセル本体2(2A,2B)と、このカプセル本体2(2A,2B)に設け、体外の送受信ユニットと通信するためのカプセル側アンテナ27とを具備して構成されている。カプセル型医療装置は、カプセル側アンテナ27をプリント配線して形成した配線プリント部40をカプセル本体2(2A,2B)に設けて構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、体腔内に送り込まれ、体外の送受信ユニットと通信して体腔内で観察・診断もしくは処置等の医療行為を行うためのカプセル本体を有するカプセル型医療装置に関する。
最近、カプセル型医療装置は、使用される状況になって来ている。カプセル型医療装置は、カプセル本体を備えている。カプセル本体は、被験者が飲み込み易いように形成されている。カプセル本体は、患者の口腔から飲み込まれることにより体腔内に送り込まれる。従って、上記カプセル型医療装置は、小腸近傍等、細長な挿入部を有する内視鏡でも到達が困難であった体腔内深部の観察・診断もしくは処置等の医療行為が可能である。
このような従来のカプセル型医療装置は、観察・診断もしくは処置等の医療行為を行うための装置を上記カプセル本体内に設けた装置が各種提案されている。
上記従来のカプセル型医療装置としては、例えば、特開平9−135832号公報や特開2001−95755号公報に記載されているような装置が提案されている。
上記特開平9−135832号公報に記載のカプセル型医療装置は、カプセル本体内に設けた超音波振動子により観察対象部位に超音波パルスを送受波して得たエコー情報を元に超音波断層画像(以下、超音波画像)を得る装置である。
一方、上記特開2001−95755号公報に記載のカプセル型医療装置は、カプセル本体内に設けたCCD等の撮像素子により観察対象部位の光学像を撮像して得た撮像信号を元に光学画像を得る装置である。
このような従来のカプセル型医療装置は、上記カプセル本体内に設けたコイル状のアンテナにより、体外に設置されている送受信ユニットと無線通信により上記情報のやり取りを行っている。
特開平9−135832号公報 特開2001−95755号公報
しかしながら、上記従来のカプセル型医療装置は、上記コイル状のアンテナを上記カプセル本体内に設けているので、カプセル本体外径が少なくともコイルの巻径分、大きくなってしまう。このため、上記従来のカプセル型医療装置は、上記カプセル本体の飲み込みが容易にできなくなってしまう虞れが生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、無線通信が可能で、カプセル本体外径を極力小さくすることが可能なカプセル型医療装置を提供することを目的とする。
本発明による第1のカプセル型医療装置は、体腔内に送り込まれ、体外の送受信ユニットと通信して体腔内で観察・診断もしくは処置等の医療行為を行うカプセル本体と、前記カプセル本体に設け、前記体外の送受信ユニットと通信するためのアンテナと、を具備し、前記アンテナをプリント配線して形成した配線プリント部を前記カプセル本体に設けたことを特徴としている。
また、本発明による第2のカプセル型医療装置は、前記第1のカプセル型医療装置において、前記カプセル本体の内周面又は外周面に前記配線プリント部を設けたことを特徴としている。
また、本発明による第3のカプセル型医療装置は、前記第1のカプセル型医療装置において、前記カプセル本体は、超音波振動子又は撮像素子もしくは電源部を有し、前記アンテナは、前記超音波振動子により得たエコー情報又は前記撮像素子により得た映像情報を前記送受信ユニットに送信可能であるかもしくは、前記電源部に蓄電するための電力供給信号を前記送受信ユニットから受信可能であることを特徴としている。
本発明のカプセル型医療装置は、無線通信が可能で、カプセル本体外径を極力小さくすることができるという効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1ないし図8は本発明の一実施例に係わり、図1は一実施例のカプセル型医療装置を示す説明図、図2は超音波画像用カプセル型医療装置を示す説明図、図3は図1及び図2のカプセル本体に設けられるカプセル側アンテナを示す斜視図、図4は図3のA矢視図、図5は図3のアンテナ端子にカプセル側送受信部を構成している電子回路が接続されている際の斜視図、図6は図3のカプセル側アンテナの第1の変形例を示す斜視図、図7は図3のカプセル側アンテナの第2の変形例を示す斜視図、図8は図3のカプセル側アンテナの第3の変形例を示す斜視図である。
図1に示すように本発明の一実施例のカプセル型医療装置1は、カプセル本体2と、体外に設けた送受信ユニット3とを有して構成されている。前記カプセル本体2は、患者の口腔から飲み込まれることにより体腔内に送り込まれ、前記送受信ユニット3と通信して体腔内で観察・診断もしくは処置等の医療行為を行うようになっている。
本実施例では、前記観察・診断もしくは処置等の医療行為として、体腔内の目的部位を光学的に撮像して光学像を得るか又は体腔内の目的部位において超音波を送受波して超音波画像を得るように構成している。
即ち、本実施例では、図1に示す光学画像を取得可能な光学画像用カプセル型医療装置1Aと、図2に示す超音波画像を取得可能な超音波画像用カプセル型医療装置1Bとに本発明を適用している。
先ず、図1を参照して光学画像用カプセル型医療装置1Aを説明する。
光学画像用カプセル本体2Aは、照明部21と、撮像部22と、カプセル側増幅部23Aと、カプセル内電源部24Aと、カプセル側制御部25Aと、カプセル側送受信部26Aと、カプセル側アンテナ27とを有して構成されている。
前記照明部21は、例えば、LED( Light Emitting Diode )等の光源21bと、この光源21bから発する光を目的部位へ照射する照明光学系21aとを有して構成されている。
前記撮像部22は、前記照明部21により照明された目的部位からの反射光を光学像として取り込む対物光学系22aと、この対物光学系22aから取り込んだ光学像を撮像して撮像信号を出力するCCD( Charge Coupled Device )等の固体撮像素子22bとを有して構成されている。
前記カプセル側増幅部23Aは、前記撮像部22からの撮像信号を増幅して前記カプセル側制御部25Aへ出力するようになっている。
前記カプセル側制御部25Aは、光学画像用送受信ユニット3Aから送信される制御信号に基づき、前記撮像部22及び前記照明部21を制御するようになっている。
前記カプセル側制御部25Aは、前記撮像部22の固体撮像素子22bを駆動するための駆動信号を出力してこの固体撮像素子22bを駆動し、固体撮像素子22bが光学像を光電変換して得た電気信号を撮像信号として読み出すようになっている。また、前記カプセル側制御部25Aは、前記撮像部22の撮像タイミングと同期して前記照明部21を間欠的にフラッシュ発光させる等の制御を行うようになっている。
前記カプセル内電源部24Aは、前記カプセル側制御部25Aを介して各構成部等へ電源を供給する図示しないバッテリを有して構成されている。尚、本実施例では、バッテリに蓄電するための電力供給信号を前記光学画像用送受信ユニット3Aから無線により供給するようになっている。
前記カプセル側送受信部26Aは、前記カプセル側アンテナ27で受信した前記光学画像用送受信ユニット3Aからの電波の搬送波を選択的に抽出し、検波等して制御信号を復調して各構成部等へ出力すると共に、各構成部等からの例えば、画像データ等の情報(データ)信号を所定の周波数の搬送波で変調し、前記カプセル側アンテナ27から電波として発信するようになっている。
一方、光学画像用送受信ユニット3Aは、ユニット側アンテナ31Aと、ユニット側送受信部32Aと、ユニット側増幅部33Aと、ユニット側制御部34Aと、画像処理部35Aと、モニタ36Aと、操作入力部37Aと、ユニット内電源部38Aとを有して構成されている。
前記ユニット側アンテナ31Aは、前記光学画像用カプセル本体2Aと無線通信を行うようになっている。
前記ユニット側送受信部32Aは、前記ユニット側アンテナ31Aで受信した前記光学画像用カプセル本体2Aからの電波の搬送波を選択的に抽出し、検波等して画像データ等の情報(データ)信号を等を復調して前記ユニット側増幅部33Aを介して前記ユニット側制御部34Aへ出力すると共に、このユニット側制御部34Aからの制御信号を所定の周波数の搬送波で変調し、前記ユニット側アンテナ31Aから電波として発信するようになっている
前記ユニット側増幅部33Aは、前記ユニット側送受信部32Aからの信号を増幅して前記ユニット側制御部34Aへ出力すると共に、このユニット側制御部34Aからの制御信号を増幅するようになっている。
前記画像処理部35Aは、前記ユニット側制御部34Aを介して入力される画像信号を信号処理して標準的な映像信号を生成するようになっている。この画像処理部35Aは、生成した映像信号を前記モニタ36Aに出力してこのモニタ36Aの表示画面に前記光学画像用カプセル本体2Aからの光学画像を表示するようになっている。
前記ユニット側制御部34Aは、キーボードやマウス等の操作入力部37Aが接続されており、この操作入力部37Aから入力される操作情報に基づき、操作者の所望するように前記光学画像用カプセル本体2Aの撮像部22及び照明部21を制御するようになっている。
前記ユニット内電源部38Aは、前記ユニット側制御部34Aを介して商用電源からの電源電力を各構成部等へ供給するように構成されている。尚、ユニット内電源部38Aは、図示しないバッテリを有して構成されていてもよい。
次に、図2を参照して超音波画像用カプセル型医療装置1Bを説明する。
超音波画像用カプセル本体2Bは、超音波部28と、カプセル側増幅部23Bと、カプセル内電源部24Bと、カプセル側制御部25Bと、カプセル側送受信部26Bと、カプセル側アンテナ27とを有して構成されている。
前記超音波部28は、超音波を送波し、反射してきた超音波エコーを受波する超音波振動子28aを有している。前記超音波部28は、前記超音波振動子28aを回転駆動するモータ等の回転駆動部28bが設けられている。尚、前記回転駆動部28bには、エンコーダ等の回転検知部を備え、このエンコーダにより検知した回転情報を超音波画像用送受信ユニット3Bに送信するようになっている。また、前記超音波部28は、図示しないが超音波振動子28aの周囲が流動パラフィン等の超音波伝達媒体で満たされるようになっている。
前記カプセル側増幅部23Bは、前記超音波部28の超音波振動子28aからの超音波エコー信号を増幅して前記カプセル側制御部25Bへ出力するようになっている。前記カプセル側制御部25Bは、前記超音波画像用送受信ユニット3Bから送信される制御信号に基づき、前記超音波部28を制御するようになっている。
前記カプセル側制御部25Bは、前記超音波部28の超音波振動子28aを駆動するための駆動信号を出力してこの超音波振動子28aを駆動し、超音波振動子28aからの超音波エコー信号を読み出すようになっている。
また、前記カプセル側制御部25Bは、超音波振動子28aの送受波タイミングと同期して回転駆動部28bを駆動するための駆動信号を出力して超音波振動子28aを前記超音波画像用カプセル本体2Bの長手中心軸に対して垂直な方向であるラジアル方向に回転駆動するようになっている。即ち、超音波画像用カプセル本体2Bは、長手中心軸に対して垂直な向きの超音波断層画像を得るラジアル走査が行われるようになっている。
前記カプセル内電源部24Bは、前記カプセル側制御部25Bを介して前記超音波画像用カプセル本体2B内の各部へ電源電力を供給するバッテリを有して構成されている。尚、本実施例では、このバッテリに蓄電するための電力供給信号を前記超音波画像用送受信ユニット3Bから無線により供給するようになっている。
前記カプセル側送受信部26Bは、前記カプセル側アンテナ27で受信した前記超音波画像用送受信ユニット3Bからの電波の搬送波を選択的に抽出し、検波等して制御信号を復調して各構成部等へ出力すると共に、これら各構成部等からの例えば、画像データ等の情報(データ)信号を所定の周波数の搬送波で変調し、前記カプセル側アンテナ27から電波として発信するようになっている。
一方、超音波画像用送受信ユニット3Bは、ユニット側アンテナ31Bと、ユニット側送受信部32Bと、ユニット側増幅部33Bと、ユニット側制御部34Bと、画像処理部35Bと、モニタ36Bと、操作入力部37Bと、ユニット内電源部38Bとを有して構成されている。
前記ユニット側アンテナ31Bは、前記超音波画像用カプセル本体2Bと無線通信を行うようになっている。
前記ユニット側送受信部32Bは、前記ユニット側アンテナ31Bで受信した前記超音波画像用カプセル本体2Bからの電波の搬送波を選択的に抽出し、検波等して画像データ等の情報(データ)信号を等を復調して前記ユニット側増幅部33Bを介して前記ユニット側制御部34Bへ出力すると共に、このユニット側制御部34Bからの制御信号を所定の周波数の搬送波で変調し、前記ユニット側アンテナ31Bから電波として発信するようになっている
前記ユニット側増幅部33Bは、前記ユニット側送受信部32Bからの信号を増幅して前記ユニット側制御部34Bへ出力すると共に、このユニット側制御部34Bからの制御信号を増幅するようになっている。
前記画像処理部35Bは、前記ユニット側制御部34Bを介して入力される画像信号を信号処理して標準的な映像信号を生成するようになっている。この画像処理部35Bは、生成した映像信号を前記モニタ36Bに出力してこのモニタ36Bの表示画面に前記超音波画像用カプセル本体2Bからの超音波画像を表示するようになっている。
前記ユニット側制御部34Bは、キーボードやマウス等の操作入力部37Bが接続されており、この操作入力部37Bから入力される操作情報に基づき、操作者の所望するように前記超音波画像用カプセル本体2Bの超音波部28を制御するようになっている。
前記ユニット内電源部38Bは、前記ユニット側制御部34Bを介して商用電源からの電源電力を各構成部等へ供給するように構成されている。尚、ユニット内電源部38Bは、図示しないバッテリを有して構成されていてもよい。
上記図1及び図2で説明したカプセル型医療装置1(1A,1B)は、前記カプセル本体2(2A,2B)にカプセル側アンテナ27を設けている。
従来のカプセル本体は、コイル状のカプセル側アンテナを設けているので、本体外径が少なくともコイルの巻径分、大きくなってしまう。
そこで、本実施例では、前記カプセル側アンテナ27をプリント配線して形成した配線プリント部を前記カプセル本体2(2A,2B)に設けるように構成している。
即ち、図3に示すようにカプセル本体2(2A,2B)は、長手軸方向に対して垂直方向に分割可能に形成されており、この分割された一方の内周面に前記カプセル側アンテナ27の配線プリント部40が設けられている。
図4に示すように前記カプセル側アンテナ27は、配線プリント部40が略円形状に形成されており、この配線プリント部40に沿って配線部41も略円形状に配置されている。配線部41の端部には、アンテナ端子42が設けられている。このアンテナ端子42には、図5に示すように前記カプセル側送受信部26A,26Bを構成している電子回路43が接続されるようになっている。
これにより、カプセル型医療装置1(1A,1B)は、カプセル側アンテナ27をプリント配線して設けているので、コイル状のカプセル側アンテナを設けることに比べてその分カプセル本体2(2A,2B)外径を小さくすることができる。
従って、カプセル型医療装置1(1A,1B)は、無線通信が可能で、カプセル本体2(2A,2B)の外径を極力小さく構成することができる。
尚、カプセル側アンテナは、図6に示すように配線プリント部が略四角形状に形成されていてもよい。
図6に示すようにカプセル側アンテナ27Bは、配線プリント部40Bが略四角形状に形成されており、この配線プリント部40Bに沿って配線部41Bも略略四角形状に配置されている。
この場合、図示しないが前記カプセル本体2の内周面は所定部分が略四角形状に形成され、この略四角形状部分の内周面に前記カプセル側アンテナ27Bの配線プリント部40Bが設けられるようになっている。
また、カプセル側アンテナは、図7に示すようにカプセル本体2の外周面に配線プリント部を設けて構成してもよい。
図7に示すようにカプセル側アンテナ27Cは、カプセル本体2の外周面に配線プリント部40Cが設けられるようになっている。この場合、前記カプセル側アンテナ27Cは、配線プリント部40Cの外面が樹脂等のコーティング膜44によりコーティングされて保護されている。
上述したように、前記カプセル本体2(2A,2B)は、長手軸方向に対して垂直方向に分割可能に形成され、この分割された一方の内周面にカプセル側アンテナ27の配線プリント部を設けて構成している。
しかしながら、カプセル本体2(2A,2B)は、図8に示すように長手軸方向に対して水平方向に分割可能に形成してこの分割された一方の内周面に前記カプセル側アンテナ27の配線プリント部を設けて構成してもよい。
図8に示すようにカプセル本体2(2A,2B)は、長手軸方向に対して水平方向に分割可能に形成されており、この分割された一方の内周面にカプセル側アンテナ27Dの配線プリント部40Dが設けられている。
前記カプセル側アンテナ27Dは、配線プリント部40Dが略長方形状に形成されており、この配線プリント部40Dに沿って配線部41Dが長手軸方向に配置されている。
尚、図示しないがカプセル側アンテナは、長手軸方向に対して水平方向にカプセルを分割したカプセル本体2(2A,2B)においても、外周面に前記カプセル側アンテナ27Cとほぼ同様に配線プリント部を設けてもよい。この場合、前記カプセル側アンテナは、配線プリント部の外面が樹脂等のコーティング膜44によりコーティングされて保護されるように構成されている。
尚、本実施例では、観察・診断もしくは処置等の医療行為として、体腔内の目的部位を光学的に撮像して光学像を得る光学画像用カプセル型医療装置1A及び体腔内の目的部位において超音波を送受波して超音波画像を得る超音波画像用カプセル型医療装置1Bに本発明を適用して構成している。
しかしながら、本発明はこれに限定されず、観察・診断もしくは処置等の医療行為として、体腔内の目的部位を処置するマニュピレータや鉗子等の処置具を設けた処置用カプセル型医療装置や体腔内の目的部位において薬剤等の散布を行う薬剤散布用カプセル型医療装置に本発明を適用して構成してもよい。
この場合、前記カプセル側アンテナは、前記マニュピレータや鉗子等の処置具を操作するための操作信号又は、薬剤散布を指示するための指示信号を受信可能に構成されている。
また、本発明は、以上述べた実施例のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
[付記]
(付記項1)
体腔内に送り込まれ、体外の送受信ユニットと通信して体腔内で観察・診断もしくは処置等の医療行為を行うカプセル本体と、
前記カプセル本体に設け、前記体外の送受信ユニットと通信するためのアンテナと、
を具備し、
前記アンテナをプリント配線して形成した配線プリント部を前記カプセル本体に設けたことを特徴とするカプセル型医療装置。
(付記項2)
前記カプセル本体の内周面又は外周面に前記配線プリント部を設けたことを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置。
(付記項3)
前記カプセル本体は、超音波振動子又は撮像素子もしくは電源部を有し、
前記アンテナは、前記超音波振動子により得たエコー情報又は前記撮像素子により得た映像情報を前記送受信ユニットに送信可能であるかもしくは、前記電源部に蓄電するための電力供給信号を前記送受信ユニットから受信可能であることを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置。
(付記項4)
前記カプセル本体を長手軸方向に対して垂直方向又は水平方向に2分割可能であり、2分割したうちの一方の内周面又は外周面に前記配線プリント部を設けたことを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置。
(付記項5)
前記カプセル本体は、マニュピレータ又は鉗子を有し、
前記アンテナは、前記マニュピレータ又は鉗子を操作するための操作信号を前記送受信ユニットから受信可能であることを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置。
(付記項6)
前記カプセル本体は、薬剤散布機能を有し、
前記アンテナは、前記薬剤散布機能を指示する指示信号を前記送受信ユニットから受信可能であることを特徴とする付記項1に記載のカプセル型医療装置。
本発明のカプセル型医療装置は、無線通信が可能で、カプセル本体外径を極力小さくすることが可能なアンテナを設けたことにより、体腔内で観察・診断もしくは処置等の医療行為を行う場合に適している。
一実施例のカプセル型医療装置を示す説明図である。 超音波画像用カプセル型医療装置を示す説明図である。 図1及び図2のカプセル本体に設けられるカプセル側アンテナを示す斜視図である。 図3のA矢視図である。 図3のアンテナ端子にカプセル側送受信部を構成している電子回路が接続されている際の斜視図である。 図3のカプセル側アンテナの第1の変形例を示す斜視図である。 図3のカプセル側アンテナの第2の変形例を示す斜視図である。 図3のカプセル側アンテナの第3の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 カプセル型医療装置
1A 光学画像用カプセル型医療装置
1B 超音波画像用カプセル型医療装置
2 カプセル本体
2A 光学画像用カプセル本体
2B 超音波画像用カプセル本体
3 送受信ユニット
3A 光学画像用送受信ユニット
3B 超音波画像用送受信ユニット
21 照明部
22 撮像部
22b 固体撮像素子
24A カプセル内電源部
27 カプセル側アンテナ
28 超音波部
28a 超音波振動子
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (4)

  1. 体腔内に送り込まれ、体外の送受信ユニットと通信して体腔内で観察・診断もしくは処置等の医療行為を行うカプセル本体と、
    前記カプセル本体に設け、前記体外の送受信ユニットと通信するためのアンテナと、
    を具備し、
    前記アンテナをプリント配線して形成した配線プリント部を前記カプセル本体に設けたことを特徴とするカプセル型医療装置。
  2. 前記カプセル本体の内周面又は外周面に前記配線プリント部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  3. 前記カプセル本体は、超音波振動子又は撮像素子もしくは電源部を有し、
    前記アンテナは、前記超音波振動子により得たエコー情報又は前記撮像素子により得た映像情報を前記送受信ユニットに送信可能であるかもしくは、前記電源部に蓄電するための電力供給信号を前記送受信ユニットから受信可能であることを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  4. 前記カプセル本体を長手軸方向に対して垂直方向又は水平方向に2分割可能であり、2分割したうちの一方の内周面又は外周面に前記配線プリント部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
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