JP2006006783A - 医療事故防止機能付人体被覆体 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、点滴の確認を行う際に露出する部分を減らすことで点滴等を行う際、患者の負担を減らし、かつ布団に点滴ラインを直接見ることができる箇所を設けることで、下の見えないところで起こる点滴のラインである接続が何らかの機序にて外れることによる事故を防止するための布団を提供することである。
【解決手段】本発明に係る医療事故防止機能付人体被覆体は、掛け布団、毛布等の人体被覆体本体を長さ方向に複数に分割し、該分割部位は体の上部側に位置する部位が上に位置するように重ねた状態で着脱自在に取付け可能に形成したことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係る医療事故防止機能付人体被覆体は、掛け布団、毛布等の人体被覆体本体を長さ方向に複数に分割し、該分割部位は体の上部側に位置する部位が上に位置するように重ねた状態で着脱自在に取付け可能に形成したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は医療機関での使用を目的とした人体被覆体で、人体被覆体本体を長さ方向に複数に分割し、さらに人体被覆体本体が何らかの原因で濡れた場合に一目で濡れていることが判明することにより医療機関や介護家庭における点滴等の脱落による事故の防止機能をもたせたものである。
従来、医療機関においては、専用のベッドは存在しているが、専用の布団はなく、医療機関で使用される布団は従来の家庭で使用される布団となんら変わりの無いものであった。したがって患者に点滴を行う場合、事故を防止するためには、医療従事者が夜間でも就寝中の患者の布団をめくり点滴のラインが外れていないかどうかを確認する必要があった。しかし、夜間に何回も布団をめくられ起されることは、術後や疾患にかかっている者でなくとも苦痛であった。もしくは点滴の挿入されている部分を布団の上に出した状態で患者を就寝させることにより医療従事者は事故が無いことを確認するしかない。しかし布団の上に手や足を出しっぱなしにするとその部分が外気にさらされ冷えや不安を生じ、術後や疾患にかかっている患者にとっては苦痛であった。特に前腕に点滴を挿入された場合、その部分を布団の上に出すと肩の部分も露出することになり、肩部の冷えによるこりや疾痛を生ずることも有りえる。このように布団をめくられることも、体の一部を布団の上に出したまま就寝することも患者には苦痛である。
点滴の安全性を高める従来技術としては、点滴 液の状況を、簡単でかつ確実な検出方法し医療従事者へ確実に連絡でき、患者の不安感を解消し、看護婦の負担、患者の負担を軽減する発明がなされている。(特許文献1)
しかしながら、上記発明は輸液の状況を患者自ら報告する必要があり、患者が就寝中等の場合、医療従事者側は布団を捲り布団下の点滴ラインを確認する必要があることに変わりは無い。
また、腕に点滴 を行う際、腕全体を布団 や毛布等の保温カバーで覆って暖めるだけでなく、腕を積極的に加熱して、常温の点滴 液が腕の血管に注入される際の痛みをより一層緩和でき、それでいて、保温カバーとの接触による点滴 用針や点滴 用チューブの不測な位置ずれを防止できるようにした点滴 時の腕保温器具が発明されている。(特許文献2)
上記発明は点滴ラインを確保している部分が腕や足の場合は点滴ラインを確保している部分が露出していても、冷え等による患者の負担を軽減することが可能である。しかし特許文献1の発明同様、患者が就寝中等の場合、医療従事者側は布団下の点滴ラインの状態を布団を捲って確認するか、点滴部分を露出したままにし、確認する必要があることに変わりは無く、患者及び医療従事者の負担は軽減されていなかった。
上記に示すように、患者が就寝中の場合、現在点滴ラインの状態を確認するには布団を捲る、点滴部位を露出したままにするしかなく、患者の負担が少なく、かつ医療従事者に負担の少ない点滴ラインの確認方法は無い。それゆえ多くの医療機関では医療従事者に事故防止のための注意をするよう奨励する精神論的なものだけで、実際には点滴の挿入部が布団の下に隠れていて異常の有無を確認できなかったとしても、経験的、憶測的な考えにおいて、異常なしと考えて確認作業をしない場合があった。それは医療従事者が夜間に布団をめくる事によって患者を起し苦痛を与えることがないようにするための善意の行為なのだが、その影で点滴のラインが布団の下の見えないところで外れたことによる死亡医療事故が実際に何件か起こっている。
従って医療機関では、点滴等を行う際、患者の負担を減らし、かつ布団の下の見えないところで起こる点滴のラインである接続が何らかの機序にて外れることによる事故を防止するための専用の布団が必要とされている。
本発明の目的は、点滴の確認を行う際に露出する部分を減らすことで点滴等を行う際、患者の負担を減らし、かつ布団に点滴ラインを直接見ることができる箇所を設けることで、下の見えないところで起こる点滴のラインである接続が何らかの機序にて外れることによる事故を防止するための布団を提供することである。
上記問題点を解決するために、本発明では掛け布団、毛布等の人体被覆体本体を長さ方向に複数に分割し、該分割部位は体の上部側に位置する部位が上に位置するように重ねた状態で着脱自在に取付け可能に形成し、人体被覆体本体をめくらずとも点滴部位を露出可能とし、点滴の状態を確認することを可能としたことを特徴とする人体被覆体を提供する。
また、前記人体被覆体本体の分割箇所は少なくとも腕の一部又は全部が顕出可能に形成することで、点滴が行われることの多い腕部の点滴の状態を、人体被覆体本体をめくらずとも確認することを可能としたことを特徴とする請求項1記載の人体被覆体を提供する。
また、前記人体被覆体本体の分割箇所は少なくとも足の一部又は全部が顕出可能に形成することで、腕と同様に点滴が行われることの多い足部の点滴の状態を、人体被覆体本体をめくらずとも確認することを可能としたことを特徴とする請求項1記載の人体被覆体を提供する。
また、前記人体被覆体本体の左右鎖骨下相当部位及び又は左右の大腿鼠径部相当部位に貫通する穴を設けたことで、大血管へのライン確保が行われることの多い左右鎖骨下相当部位及び又は左右大腿鼠径部の点滴の状態を確認することを、人体被覆体本体をめくらずとも可能としたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の人体被覆体を提供する。
また、前記貫通穴に、挿脱可能に透明な空気バッグを装着することで、患者の体を外気にさらすことなく左右鎖骨下相当部位及び又は左右の大腿鼠径部の点滴の状態を確認することを可能としたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の人体被覆体を提供する。
また、前記透明な空気バッグの装着箇所以外の貫通穴に、非透明な封穴体を挿脱可能に装着したことで、不必要に患者の体が露出し外気にさらされることがないことを特徴とする請求項1、2又は3記載の人体被覆体を提供する。
また、前記透明な空気バッグは多層構造であることで、保温性が増し、点滴の確認の際に患者の苦痛を軽減することを可能としたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の人体被覆を提供する。
また、前記貫通穴に装着した透明な空気バッグの背面に、吸水センサー機能を備えたシートを設け、人体被覆体下で点滴ラインが外れ流出した液体が無色であっても確認可能であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の人体被覆体を提供する。
また、前記吸水センサー機能を備えたシートは、濡れたときに色が変化するか又は着色模様が現れる加工が施されており、体被覆体下で点滴ラインが外れ流出した液体が無色であってもよりはっきりと確認可能であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の人体被覆体を提供する。
人体被覆体本体が長さ方向に複数に分割されているので、該当する分割箇所から手や足を出すことができ、医療分野における点滴等の医療行為が行い易く、また一般家庭等において寝た状態で楽に読書ができるなどの利点がある。
特に、人体被覆体本体を長さ方向に複数に分割したことにより、人体被覆体本体をめくらずとも分割部位をめくることで点滴部位のみを露出し点滴の状態を確認することができ、点滴部位を露出したままにすることによって生じる負担、あるいは就寝中に人体被覆体を捲くられることで安眠を妨げられる等の患者の負担を軽減することができる。
また上記分割部位を体の上部側に位置する部位が上に位置するように重ねた状態で着脱自在に取付け可能に形成したことで、患者の体型に合わせて分割部位を変更することが可能である。
人体被覆体本体の左右鎖骨下相当部位及び又は左右の大腿鼠径部相当部位に貫通する穴を設けたことで、大血管へのライン確保が行われることの多い左右鎖骨下相当部位及び又は左右の大腿鼠径部の点滴の状態を、人体被覆体本体をめくらずとも、あるいは人体被覆体本体が何らかの原因で濡れた場合に実際にその部分を触らずとも一目で確認することができ、患者だけではなく、医療従事者側の負担を軽減することができる。また人体被覆体の下の点滴ラインの頻繁な確認が可能となり、点滴ラインが外れて出血する事故が起きたとしても早期の発見が可能で直ぐに対処することができ、点滴のラインが人体被覆体の下の見えないところで外れたことによる医療事故の防止及び安全性の向上が期待される。
前記貫通穴に、挿脱可能に透明な空気バッグを装着することで、左右鎖骨下相当部位及び又は左右の大腿鼠径部のいずれかの位置に点滴ラインを確保している場合、患者の体を外気にさらすことなく点滴ラインを確保している部分の状態を確認することができ、冷えなどによる患者の負担を軽減することが可能となる。また前記透明な空気バッグを挿脱可能としたことにより、左右鎖骨下相当部位及び又は左右の大腿鼠径部のいずれかの位置で点滴ラインを確保した場所が異なる場合でも、点滴ラインを確保した場所に合わせて透明な空気バッグを装着することが可能である。
前記透明な空気バッグの装着箇所以外の貫通穴に、非透明な封穴体を挿脱可能に装着したことで、患者の体の点滴ラインを確保した場所以外の部分を不必要に露出することもなく、また外気にさらされることもなく、患者の肉体的な負担だけではなく、精神的負担を軽減することも可能である。
前記透明な空気バッグを多層構造としたことで、保温性が増し、貫通穴から来る冷えによる患者の苦痛をより軽減することができる。
また、前記貫通穴に装着した透明な空気バッグの背面に、吸水センサー機能を備えたシートを用いることで、人体被覆体本体下で点滴ラインが外れ、液が流出するなど、何らかの原因で濡れた場合に、液体が無色透明の液体であったとしても、実際にその部分を触らずとも一目で確認するこができ、早期の発見が可能なので直ぐに対処することができ、医療事故の防止及び安全性の向上が期待される。
また、前記吸水センサー機能を備えたシートは、濡れたときに色が変化するか又は着色模様が現れる加工が施されているため、人体被覆体本体下で点滴ラインが外れ、液が流出するなど、何らかの原因で濡れた場合でも変化の確認がし易い。
本発明の一例を図をもとに説明する。
図1は本発明の一例を示す人体被覆体の平面図である。図2は本発明の一例を示す人体被覆体の側面図である。図3は本発明の一例を示す人体被覆体の斜視図である。図4は本発明の一例を示す透明三層の円盤状の空気バッグの斜視図である。図5は本発明の一例を示す透明三層の円盤状の空気バッグの使用例の断面図である。図6は本発明の一例を示す人体被覆体の接続部をマジックテープにした場合の斜視図である。図7は本発明の一例を示す人体被覆体の接続部をスナップボタンにした場合の斜視図である。図8は本発明の一例を示す人体被覆体の接続部をマジックテープにした場合の斜視図である。図9は本発明の一例の使用状態を示す図である。図10は本発明の一例の使用状態を示す図である。
図1は本発明の一例を示す人体被覆体の平面図である。図2は本発明の一例を示す人体被覆体の側面図である。図3は本発明の一例を示す人体被覆体の斜視図である。図4は本発明の一例を示す透明三層の円盤状の空気バッグの斜視図である。図5は本発明の一例を示す透明三層の円盤状の空気バッグの使用例の断面図である。図6は本発明の一例を示す人体被覆体の接続部をマジックテープにした場合の斜視図である。図7は本発明の一例を示す人体被覆体の接続部をスナップボタンにした場合の斜視図である。図8は本発明の一例を示す人体被覆体の接続部をマジックテープにした場合の斜視図である。図9は本発明の一例の使用状態を示す図である。図10は本発明の一例の使用状態を示す図である。
図1に示す様に、人体被覆体本体1の体の上部側に首にかける部分2を設ける。人体被覆体本体1を体に掛けると、首にかける部分2から頭が出ることになる。これにより、肩の露出が少なくなり、夜間における肩の保温効果を高めることが可能となる。
人体被覆体本体1は長さ方向に、例えば分割部位4及び分割部位5で複数に分割し、該分割部位4及び分割部位5は体の上部側に位置する部位が上に位置するように重ねた状態で接続可能に形成する。
人体被覆体本体1の分割箇所4は、少なくとも腕の一部又は全部が顕出可能に形成し、点滴ラインを腕に確保した場合、人体被覆体全体をめくる、もしくは点滴ラインを確保した部分を露出したままにせずとも、分割箇所を捲るだけで確認出来る様にする。
人体被覆体本体1の分割箇所5は少なくとも足の一部又は全部が顕出可能に形成し、点滴ラインを足に確保した場合、人体被覆体全体をめくる、もしくは点滴ラインを確保した部分を露出したままにせずとも、分割箇所を捲るだけで確認出来る様にする。
分割部位の接続部4a及び分割部位の接続部5aには、例えば図6に示すマジックテープ、図7に示すスナップボタン、すなわち着脱可能な接続手段を用いる。
人体被覆体本体1の左右鎖骨下相当部位及び又は左右の大腿鼠径部相当部位には、貫通穴3を設け、左右鎖骨下、左右の大腿鼠径部いずれかの部位に点滴ラインを確保した場合、人体被覆体をめくらずとも確認可能に構成する。
人体被覆体1の前記貫通穴に装着した透明な空気バッグの背面には、吸水センサー機能を備えたシートを設ける。吸水センサー機能を備えたシートとして、例えば柄浮きプリント素材(平松産業株式会社製)、あるいは色変わりプリント素材(平松産業株式会社)を用いる。前者の柄浮きプリント素材(平松産業株式会社製)は、乾燥状態では無地染に見えるが、濡れると柄が浮き上がってくるプリント加工が施されたシートである。後者の色変わりプリント素材(平松産業株式会社)は、プリント加工部分が濡れると色が変化するプリント加工が施されたシートである。これらの吸水センサー機能を備えたシートを用いることにより、左右鎖骨下相当部位及び又は左右の大腿鼠径部のいずれかに点滴ラインを確保している場合、点滴ラインが外れる事故が起き、流出した液体が血液のように色の付いた液体ではなく、無色透明の液体であったとしても貫通穴3から確認することができる。
貫通穴3のうち、点滴ラインを確保した部位に相当する貫通穴3には挿脱可能な透明な空気バッグ6を装着し、患者の体が直接外気に触れずとも点滴ラインの状態を確認可能に構成する。空気バッグ6及び貫通穴3には、マジックテープ等、着脱可能な接続部6a及び着脱可能な接続部3aを設ける。
透明な空気バッグ6の装着箇所以外の貫通穴3には、非透明な封穴体7を挿脱可能に装着し、患者の体が直接外気に触れ、露出することを防ぐ。非透明な封穴体7は、例えば人体被覆体と同じ素材で貫通穴3と同じ大きさに作成する。非透明な封穴体7及び貫通穴3には、空気バッグ6と同様にマジックテープ等、着脱可能な接続部7a及び着脱可能な接続部3aを設ける。
前記透明な空気バッグ6は、図4及び図5に示すように中間層6aを複数設け、多層構造とする。多層構造とすることでより保温効果が高まり、貫通穴3からの冷えによる患者の苦痛をより軽減することが可能である。
図9は本発明の一例の使用状態を示す図で、腕に点滴ラインを確保した場合の実施例である。図9に示すように、人体被覆体1の分割部位4で、分割部位4の重なっている部分の下部と上部の間に腕を通し、該腕に点滴ラインを確保する。点滴ラインの状態を確認するには、分割部位の上部を捲れば良い。
前記実施例は腕に点滴ラインを確保した場合であるが、足に点滴ラインを確保することも多い。この場合、人体被覆体1の分割部位5で、分割部位5の重なっている部分の下部と上部の間に腕を通し、該腕に点滴ラインを確保する。点滴ラインの状態を確認するには、分割部位の上部を捲れば良い。
他に、点滴ラインの確保部分として、左右鎖骨下、左右の大腿鼠径部が挙げられる。前記部位に点滴ラインを確保する場合、4箇所の中でいずれか一箇所の部位に点滴ラインを確保するのが一般的である。本発明の人体被覆体1を患者に掛け、点滴ラインを確保した部位に相当する部位の貫通穴3に空気バッグ4を装着する。他の貫通穴3には非透明な封穴体7を装着する。本発明の人体被覆体1の下にはシーツまたは布団カバーを用いるが、この場合水分を吸収すると変色する素材を用い、点滴ラインが外れた際、流出した液体が透明であっても確認可能にする。夜間に確認を行う場合、人体被覆体1上に装着した空気バッグ3を懐中電灯等で照らし、変色が無いか確認する。
図10は本発明の一例の使用状態を示す図である。この使用例は図8の本発明の一例を用いた例である。人体被覆体本体1の分割箇所4は、少なくとも腕の一部又は全部が顕出可能に形成されているため、図10に示すように、該当する分割箇所から手を出すことができ、一般家庭等において寝た状態で楽に読書ができる。
1 人体被覆体
2 首にかける部分
3 貫通穴
3a 着脱可能な接続部
4 分割部位
4a 分割部位の接続部
5 分割部位
5a 分割部位の接続部
6 空気バッグ
6a 着脱可能な接続部
6b 中間層
7 非透明な封穴体
7a 着脱可能な接続部
2 首にかける部分
3 貫通穴
3a 着脱可能な接続部
4 分割部位
4a 分割部位の接続部
5 分割部位
5a 分割部位の接続部
6 空気バッグ
6a 着脱可能な接続部
6b 中間層
7 非透明な封穴体
7a 着脱可能な接続部
Claims (9)
- 掛け布団、毛布等の人体被覆体本体を長さ方向に複数に分割し、該分割部位は体の上部側に位置する部位が上に位置するように重ねた状態で着脱自在に取付け可能に形成したことを特徴とする人体被覆体。
- 前記人体被覆体本体の分割箇所は腕の一部又は全部が顕出可能に形成することを特徴とする請求項1記載の人体被覆体。
- 前記人体被覆体本体の分割箇所は足の一部又は全部が顕出可能に形成することを特徴とする請求項1又は2記載の人体被覆体。
- 前記人体被覆体本体の左右鎖骨下相当部位及び又は左右の大腿鼠径部相当部位に貫通する穴を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の人体被覆体。
- 前記貫通穴に、挿脱可能に透明な空気バッグを装着することを特徴とする請求項1、2又は3記載の人体被覆体。
- 前記透明な空気バッグの装着箇所以外の貫通穴に、非透明な封穴体を挿脱可能に装着したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の人体被覆体。
- 前記透明な空気バッグは多層構造であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の人体被覆体。
- 前記貫通穴に装着した透明な空気バッグの背面に、吸水センサー機能を備えたシートを設けることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の人体被覆体。
- 前記吸水センサー機能を備えたシートは、濡れたときに色が変化するか又は着色模様が現れる加工が施されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の人体被覆体。
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