JP2006006159A - スパイキングローラ及びその付属品 - Google Patents

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【課題】 組み立てや分解が容易で、保管・運搬に優れ、かつ使い勝手のよいスパイキングローラ及びその付属品(ローラ、スパイクピン)を提供する。
【解決手段】 外筒10aと、この外筒10aと同軸の内筒10bと、が一体形成されたローラ100を複数個組み合わせたスパイキングローラ1000であって、外筒の周囲にスパイクピン200が取り付けられ、外筒及び内筒の中心に支軸棒300が挿入されることで、複数個のローラ100が連結固定されていることを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、芝生の手入れの一つであるエアレーションを行う際に主として使用するスパイキングローラ及びその付属品(ローラ、スパイクピン)に関し、組み立てや分解が容易で、保管・運搬に優れ、かつ使い勝手のよいものに関する。
従来より、芝生の手入れの一つとして、芝生に穴を開けて土をほぐしたり通気をよくしたりするエアレーションが行われている。ここで、エアレーションには、中空の刃を使って土から土中を取り除くコアエアレーションや、中空ではない刃を使って土に穴を開けるスパイキングや、バーティカルモーイングや、パワーレーキングといった方法がある。
このようにエアレーションを行うのは、例えば、踏み固められた土は、酸素等の通気がよくないために芝生の根の成長が阻害されることから、芝生(地面)に穴を開けて土の中に空気を送ることによって、通気性や透水性を促進するためである。
すなわち、エアレーションによって水や他の養分が土の中にしみ込むことができ、新しい根の成長を促進し、青々とした健康な芝生に必要な深い根張りを促進することができる。また、エアレーションには、水の流出やパドリングを削減するという利点もある。これらの全ての要素は芝生の根張りを深くし、芝生の耐暑性や耐乾性を高めることにも繋がる。
エアレーションを行う機械器具として、芝生の穴あけ機が数多く存在するが(例えば、特開2001−54304、特開2003−52204)、特に、スパイキングローラに関するものとしては特許文献1が存在する。
特許文献1に記載のものは、ローラの周辺に刃を複数個設置したものであり、簡単に芝生に穴を開けることができる。
実開平6−15410号公報(図1)
しかしながら、スパイキングローラで簡単にエアレーションを行ってその労力と手間を省こうとすると、ローラの内部に相当量の重量物を詰めてローラを転がすことが必要であることから、どうしても器具自体が大掛かりなものとなり、保管・運搬が容易ではないという問題点がある。
特に、器具自体が大掛かりなものとなる場合には、その組立や分解に時間がかかることから、そのままの完成品の状態で保管・運搬することが多いため、保管・運搬に不都合であるという問題点がある。
また、特許文献1記載の器具は、刃の並びが一直線であることから、ローラの内部に相当量の重量物を詰めて使用者の腕の力を抑えるか、或いは、ローラの内部の重量物を減らして使用者の腕の力に頼るかというデメリットが伴い、使い勝手の面からも問題点がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み立てや分解が容易で、保管・運搬に優れ、かつ使い勝手のよいスパイキングローラ及びその付属品(ローラ、スパイクピン)を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、外筒と、この外筒と同軸の内筒と、が一体形成されたローラを複数個組み合わせたスパイキングローラであって、外筒の周囲にスパイクピンが取り付けられ、外筒及び内筒の中心に支軸棒が挿入されていることを特徴とする。
より具体的には、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 外筒と、前記外筒と同軸の内筒と、が一体形成されたスパイキングローラ用のローラであって、前記外筒の周囲に、スパイクピンを取り付け可能な複数のピン孔と、前記内筒の中心に、支軸棒を挿入可能な貫通孔と、が設けられていることを特徴とするスパイキングローラ用のローラ。
本発明によれば、スパイキングローラの付属品としてのローラは、その外筒の周囲にスパイクピンを取り付け可能なピン孔が設けられ、その内筒の中心に支持棒が挿入可能な貫通孔が設けられていることから、ローラとスパイクピンと支持棒とを容易に分解可能で、かつ容易に組み立て可能である。
ここで、ピン孔部分の形状に関して特に限定するものではないが、このピン孔部分を平滑状にすることで、従来の螺旋部分を有するピン孔に比べて、単純な構造で安価な靴用装着補助具を提供することができる。すなわち、従来は、スパイクピンを直接ピン孔(穴)に取り付けて固定する構造を採っており、かかるピン孔部分を螺旋状に形成する必要があるが、本発明は、スパイクピンをピン孔のみで固定するものではない構成を採用することによって、螺旋部分を形成するための特別の成型や螺旋部分の特別の部品が必要になることはない。
また、従来のものはねじ機能を利用して螺着するので、この螺旋部分に使用中の負荷がかかることになるが、本発明は、平滑なピン孔部分に使用中の負荷がかかることなく、後述するように、負荷のかかり具合が分散されることから、スパイクピンの取り付け部分に過大な負荷がかかることを防ぐことができる。
(2) 前記外筒の内周側で、前記ピン孔の近傍には、頭部を有するスパイクピンの頭部を収容可能な収容部が設けられていることを特徴とするスパイキングローラ用のローラ。
本発明によれば、スパイキングローラの付属品としてのローラは、頭部を有するスパイクピンの頭部を収容可能な収容部が設けられていることから、外筒の外周面に突出するスパイクピンが頭部によって支えられており、使用時においてスパイクピンを地面等に埋め込むような場合にも、スパイクピンの脱落を防ぐことができる。
(3) 外筒と、当該外筒と同軸の内筒と、が一体形成されたスパイキングローラ用のローラであって、前記内筒の幅は、前記外筒の幅よりも大きく形成され、前記内筒の両側面に、他のローラを取り付け可能な一対の取付部が設けられていることを特徴とするスパイキングローラ用のローラ。
本発明によれば、スパイキングローラの付属品としてのローラは、内筒の幅が外筒の幅よりも大きく形成されていることから、内筒が外筒から凸設されており、しかも、この内筒の両側面に他のローラを取り付け可能な一対の取付部が設けられていることから、取付部同士の係合によって組み立てが容易であり、また、他のローラとの分解も容易である。
(4) 前記内筒の中心に設けられた貫通孔の近傍には、他のローラを取り付けた際に、ローラ同士を位置決めして固定するストッパー部が設けられていることを特徴とするスパイキングローラ用のローラ。
本発明によれば、スパイキングローラの付属品としてのローラは、貫通孔の近傍にストッパー部が設けられていることから、他のローラを取り付けた際に、ローラ同士を位置決めして固定することができ、組み立てや分解後の組み立てに資することとなる。
例えば、同一のピン孔と同一のストッパーを有する同一形状のローラを組み合わせるときに、互いのストッパー部が障壁とならないように組み合わせようとすると、ピン孔の軸方向に対する位置が相対的に異なってくることから、互いに近接するローラの周囲に取り付けられたスパイクピンが、軸方向に対して同じ位置に配設されない態様となるので、従来の刃の並びが一直線である器具に比べて、使用者の腕の力を抑え、使い勝手のいいローラを提供することができる。
(5) ローラと、前記ローラの中心に挿入された支軸棒と、前記ローラの周囲に取り付けられたスパイクピンと、を有するスパイキングローラ。
本発明によれば、ローラと、ローラの中心に挿入された支軸棒と、ローラの周囲に取り付けられたスパイクピンと、を有するスパイキングローラによって、使い勝手のよいものを提供することができる。
特に、ローラの中心に挿入されて着脱可能な支軸棒は、支持棒の重さが重いほど、穴を開けるときの使用者の負担を軽くすることができる。
(6) ローラを複数個組み合わせたスパイキングローラであって、前記ローラには、他のローラを取り付けた際に、ローラ同士を位置決めして固定するストッパー部が設けられており、当該ストッパー部同士を係合したときに、互いに近接するローラの周囲に取り付けられたスパイクピンが、軸方向に対して同じ位置に配設されない態様となることを特徴とするスパイキングローラ。
本発明によれば、互いに近接するローラの周囲に取り付けられたスパイクピンが、軸方向に対して同じ位置に配設されない態様となるので、従来の刃の並びが一直線である器具に比べて、使用者の腕の力を抑え、使い勝手のいいローラを提供することができる。
(7) 表面が平滑状の釘領域と表面が螺旋状のねじ領域とを有する軸部と、前記軸部より大径の頭部と、から形成されたスパイキングローラ用のローラに取り付けられるスパイクピン。
本発明によれば、スパイキングローラの付属品としてのスパイクピンは、大径の頭部と、それよりも小径の軸部と、から形成され、このスパイクピンを上記(1)から(4)に記載のスパイキングローラ用のローラの用途に提供することで、使用時においてスパイクピンを地面等に埋め込むような場合にも、スパイクピンの脱落を防いだり、スパイクピンの取り付け部分に過大な負荷がかかることを防いだりすることができる。
以上説明したように、本発明は、組み立てや分解が容易に行え、そのために保管・運搬に優れ、かつ、使用者への負担を軽減することが可能な使い勝手のよいスパイキングローラ及びその付属品を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。
[ローラの構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るスパイキングローラ用のローラ100の構成を示す図であり、図1(a)はローラ100の正面図、図1(b)はローラ100の背面図、図1(c)はローラ100の平面図(底面図)である。また、図2は、図1(c)に示す領域Aの部分拡大図である。
ローラ100は、外筒10aと、外筒と同軸の内筒10bと、が一体形成されており、図1(c)に示すように、内筒10bの幅Wiは、前記外筒10aの幅WOよりも大きく形成されて内筒が外筒の両面から凸設している。
外筒10aの周囲には、スパイクピンを取り付け可能な複数のピン孔16が設けられ、また、外筒10aの内周側(外筒10aの内周面と内筒10bの外周面との間)で、ピン孔16の近傍には、頭部を有するスパイクピンの頭部を収容可能な収容部11が設けられている。さらに、外筒10aの内周側には、ローラ100を軸に対して垂直方向(半径方向)に補強する複数の補強体15aが設けられている。この補強体15aは、外筒10aの内周面と内筒10bの外周面との間に隙間が形成されていることから、ローラ100の半径方向を補強するために設けられている。
ピン孔16は、スパイクピンをローラ100の半径方向に取り付け可能なように設けられている。図2を参照して、空洞を有する収容部11とピン孔16は連なっており、ピン孔16の径は、スパイクピンの軸部の径よりも大きく形成されている。すなわち、かかるピン孔16によって直接スパイクピンを固定する構造ではないために、使用時においてスパイクピンを地面等から抜き差しする際に生じるスパイクピンのぐらつきによって、ピン孔16に負荷がかかることを防ぐことができる。かかるピン孔16は、スパイクピンが挿入できる形状であればいかなるものであっても構わないが、平滑状にする(何の形状もつけない)ことで、ローラの成型が容易である。
また、ピン孔16近傍の形状を、図1に示す曲面ではなく、図3に示す平面とすることもできる。すなわち、外筒10aの外周面を全て曲面とするのではなく、曲面領域CCと平面領域Cfとで形成し平面領域Cfにピン孔16を設けることで、ピン孔16にスパイクピンを挿入してナット(締結部材)で取り付けたときに、ナットと外周面との接触面積が大きくなるので、より確実にスパイクピンを取り付けて固定することができるのである。
図1によれば、本発明の実施の形態に係るスパイキングローラ用のローラ100の外筒10aは、左右一対の補強体15aと内筒10bの外周面の一部とによって一つの空隙領域を形成し、その領域中央に収容部11が設けられている。収容部11はピン孔16と連なっており、ピン孔16にスパイクピンを挿入する際に挿入しやすいように、ピン孔16は多少の余裕をもって径が大きく形成されている。すなわち、スパイクピンをピン孔16に挿入して、スパイクピンをローラ100の半径方向に取り付けようとするためには、凸設する内筒が障壁となって、最初にスパイクピンを斜め方向からピン孔16に挿入する必要があるために、スパイクピンの軸部の径よりも大きくピン孔16を形成している。
次に、ローラ100の内筒10bには、その内筒の中心に、支軸棒を挿入可能な貫通孔12と、その内筒の両側面に、他のローラを取り付け可能な一対の取付部13,13'と、ローラ同士を位置決めして固定するストッパー部14と、ローラ100を軸に対して垂直方向(半径方向)に補強する複数の補強体15bと、が設けられている。
貫通孔12は、ローラの軸方向に設けられ、複数のローラ100を組み合わせてスパイキングローラを構成するときに、複数のローラ100を連動して回転させるための支持棒を挿入するためのものである。各々のローラが個別に回転して空転したりしないように、貫通孔12の径は、支持棒の径と略同径であることが好ましい。
取付部は、一側面には凹状の取付部13'が、もう一側面には凸状の取付部13が、それぞれ設けられ(図1(c)参照)、凹凸部分を係合することで他のローラとの取り付けが容易になる。
ストッパー部14は、他のローラを取り付ける際に、ローラ同士を位置決めして固定するためのものである。貫通孔12の近傍に凹凸領域を形成し、例えば、凸領域14aと凹領域14bとでストッパー部14を形成することで、同一形状のローラ(収容部11とピン孔16の相対的位置関係が同一のローラ)を組み合わるときに(図4参照)、凹凸部分を係合することで他のローラとの相対的位置関係が異なるように組み合わされるようになるので、結果として、互いに近接するローラの周囲に取り付けられたスパイクピンが、軸方向に対して同じ位置に配設されない態様となる。このように、ストッパー部14によって、ローラの組み立て時のスパイクピンの位置関係を決定することができる。
補強体15bは、外筒10aの補強体15aと同様であるが、補強体15a,15bの位置を半径方向に同位置とすることで、ローラ100を軸に対して垂直方向(半径方向)に補強する強度が増すこととなる。
以上のように、本発明の実施の形態に係るローラ100の外筒10aは、主にスパイクピンを取り付けるために、ローラ10の内筒10bは、主に他のローラを取り付けるために、各種の部材が設けられている。
[スパイクピンの構成]
図5は、本発明の実施の形態に係るスパイクピン200の構成を示す図である。
スパイクピン200は、頭部21と、軸部22と、から形成されており、軸部22は、表面が平滑状の釘領域22bと表面が螺旋状のねじ領域22aとを有する。スパイクピン200の材質は、アルミ、強化プラスチック、鋼鉄、ステンレス等が挙げられる。
頭部21は、その径が軸部22より大径となるように形成されており、例えば頭部が六角形形状を呈する六角ボルトや、頭部が皿型を呈する皿ボルト、その他キャップを有する各種のキャップボルトが挙げられる。
軸部22は、そのねじ領域22aにナット(六角ナット)を螺着することができる。ねじ領域22aと釘領域22bとの割合については特に限定するものではないが、敷板1とナットとでスパイクピン200を取り付けたときに、ねじ領域22aがナットの位置から出ないようにすることが好ましい。ねじ領域22aがナットの位置から出ていると、地面等にスパイクピンが刺さったときに、ねじ溝の部分に土が付着して、手入れが面倒になるからである。
[スパイキングローラの構成]
図6は、本発明の実施の形態に係るスパイキングローラ1000の組み立て方法を説明するための図であって、既にスパイクピン200が取り付けられたローラ100を複数個取り付ける過程を示している。
ローラ100へのスパイクピン200の取り付けは、まず、ローラの外筒10aに設けられているピン孔16にスパイクピン200を貫入し、頭部21が収容部11に収容された状態となる。スパイクピン200の貫入は、大径の頭部21の存在から、外筒10aの内周側から行うこととなる。なお、フランジ付きナットを頭部として使用する場合には、スパイクピン200を外筒10aの外周側から貫入し、スパイクピンの軸部のねじ領域22aの先端にフランジ付きナットを螺着することもできる。
次に、スパイクピンの軸部22の釘領域22bからねじ領域22aに向かって、ナット201を貫入し、ねじ領域22aにて螺着する。この際、外筒10aに取り付けたスパイクピン200がぐらついたりしないように、頭部21とナット201とで、ピン孔16近傍を締め付けるように螺着する。なお、締め付けに際して座金を使用することで、強固に締め付けることが可能となる。
このようにして、スパイクピン200が取り付けられたローラ100を複数個取り付ける際は、ローラの内筒に設けられた取付部の凹凸形状を考慮して、取付部13'−13を係合する。この際、ストッパー部14の凹凸形状をも考慮して係合する必要がある。
次に、ローラ100に設けられた貫通孔12に支持棒300を挿入する。この支持棒300によって複数のローラ100が連結固定される。なお、複数のローラ100の取付部及びストッパー部を係合した後に支持棒300を挿入して連結固定する場合のほか、支持棒300にローラ100を挿入しつつ複数のローラ100の取付部及びストッパー部を係合して連結固定する場合など、組み立ての態様は限定されない。
複数のローラ100が支持棒300によって連結固定された後、把持部材401と柄402、柄402と連結部材403、連結部材403と支持棒300をそれぞれ装着して、スパイキングローラが完成する(図8)。
ここで、支持棒300は、図7に示すように、支持部30と両端のネジ部31とから構成されており、ネジ部31に連結部材403を螺着する。支持棒300は、スパイキングローラを転がす際に、スパイクピンが地面等に深く突き刺さるようにするために、相当量の重量がある材質で形成されていることがよく、例えば、ステンレス、銅などが挙げられる。なお、支持棒300の径や長さを大きくすることで重量が増えるが、径を大きくした場合には、それに応じた貫通孔12を設ける必要がある。
このようにして完成されるスパイキングローラにおいては、実際に地面に穴を開けるスパイキングを行う場合に、地面にスパイクピンが刺さるときには、スパイクピンが地面に反する上方への力が働くことになるが、スパイクピンを取り付けているナット201とローラ100との作用によって、その力が抑制されることとなる。一方で、地面からスパイクピンが抜けるときには、地面がスパイクピンに反する下方への力が働くことになるが、スパイクピンを取り付けている頭部21とローラ100との作用によって、その力が抑制されることとなる。すなわち、1箇所に集中する負荷のかかり具合ではなく、本発明によれば負荷のかかり具合が分散されることから、スパイクピンの取付部分に過大な負荷がかかることを防ぐことができる。
本発明は、芝生の手入れの一つであるエアレーションを行う際に主として使用するスパイキングローラ及びその付属品(ローラ、スパイクピン)に関し、組み立てや分解が容易で、保管・運搬に優れ、かつ使い勝手のよいものである。
本発明の実施の形態に係るスパイキングローラ用のローラの構成を示す図。 図1(c)に示す領域Aの部分拡大図。 本発明の実施の形態に係るスパイキングローラ用のローラの他の構成を示す図。 ストッパー部の機能を説明するための図。 本発明の実施の形態に係るスパイクピンの構成を示す図。 本発明の実施の形態に係るスパイキングローラの組み立て方法を説明するための図。 本発明の実施の形態に係る支持棒の構成を示す図。 本発明の実施の形態に係るスパイキングローラの完成図。
符号の説明
1000スパイキングローラ
100 ローラ
200 スパイクピン
201 ナット

Claims (7)

  1. 外筒と、前記外筒と同軸の内筒と、が一体形成されたスパイキングローラ用のローラであって、
    前記外筒の周囲に、スパイクピンを取り付け可能な複数のピン孔と、
    前記内筒の中心に、支軸棒を挿入可能な貫通孔と、
    が設けられていることを特徴とするスパイキングローラ用のローラ。
  2. 前記外筒の内周側で、前記ピン孔の近傍には、頭部を有するスパイクピンの頭部を収容可能な収容部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のスパイキングローラ用のローラ。
  3. 外筒と、当該外筒と同軸の内筒と、が一体形成されたスパイキングローラ用のローラであって、
    前記内筒の幅は、前記外筒の幅よりも大きく形成され、
    前記内筒の両側面に、他のローラを取り付け可能な一対の取付部が設けられていることを特徴とするスパイキングローラ用のローラ。
  4. 前記内筒の中心に設けられた貫通孔の近傍には、他のローラを取り付けた際に、ローラ同士を位置決めして固定するストッパー部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載のスパイキングローラ用のローラ。
  5. ローラと、前記ローラの中心に挿入された支軸棒と、前記ローラの周囲に取り付けられたスパイクピンと、を有するスパイキングローラ。
  6. ローラを複数個組み合わせたスパイキングローラであって、
    前記ローラには、他のローラを取り付けた際に、ローラ同士を位置決めして固定するストッパー部が設けられており、
    当該ストッパー部同士を係合したときに、互いに近接するローラの周囲に取り付けられたスパイクピンが、軸方向に対して同じ位置に配設されない態様となることを特徴とするスパイキングローラ。
  7. 表面が平滑状の釘領域と表面が螺旋状のねじ領域とを有する軸部と、前記軸部より大径の頭部と、から形成された請求項1から4のいずれか記載のスパイキングローラ用のローラに取り付けられるスパイクピン。
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