JP2006005858A - データキャリア通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】対象物に設けられた無線タグと通信を行う場合、複数のアンテナを順次切り替えて通信を行うため、通信完了まで時間がかかり、また、そのため対象物を高速で移動させ難いという問題がある。
【解決手段】複数のアンテナからなり対象物の所定の位置に設けられたデータキャリアと通信を行うアンテナ部と、前記対象物を光学的に検出する光学検出部と、前記対象物に関する情報を記憶する記憶部と、前記光学検出部の情報および前記記録部の情報に基づいて前記アンテナ部を制御する制御部とを備え、対象物に設けられている無線タグと通信可能なアンテナを選定して通信を行うことにより、高速に対象物に設けられた無線タグと通信を行う。
【選択図】図2
【解決手段】複数のアンテナからなり対象物の所定の位置に設けられたデータキャリアと通信を行うアンテナ部と、前記対象物を光学的に検出する光学検出部と、前記対象物に関する情報を記憶する記憶部と、前記光学検出部の情報および前記記録部の情報に基づいて前記アンテナ部を制御する制御部とを備え、対象物に設けられている無線タグと通信可能なアンテナを選定して通信を行うことにより、高速に対象物に設けられた無線タグと通信を行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、無線タグなどのデータキャリアに対して情報の読み取りおよび/または書き込みを行うデータキャリア通信装置に関するものである。
近年、生産工程、在庫管理などのFA分野、商品管理などの流通分野で物の識別と管理を効率化することを目的として、識別対象物に情報を記録でき非接触で通信可能なデータキャリアを取り付け、アンテナ部や制御部などからなる読み取り/書き込み装置を用いてデータキャリアの情報を読み取ることで識別対象物の識別を行うものが知られている(例えば、特許文献1および非特許文献1参照)。
図4に、従来のデータキャリア通信装置が生産工程で用いられる場合の概略構成図を示す。図4において、1は電波の授受を行うアンテナ部であり、2はアンテナ部1の制御を行う制御部である。なお、アンテナ部1は複数個(図4では1本につき3つ)のアンテナ6から構成されており、また、このアンテナ部1は、コンベアの両脇に一対、そして、コンベアの上部の3本によって、コンベアを通る対象物3を囲む様ゲート状に構成されている。
また、4はこの対象物3に設けられた無線タグである。
以上のように構成されたデータキャリア通信装置について動作を説明する。
アンテナ部1から電波を発信し、対象物3に設けられた無線タグ4と通信を行うことで情報をやりとりする。なお、生産される対象物3は設計時に詳細に図面化されており、形状や大きさ等の特徴や、シール等の付属物の取り付け位置も決められている。また、対象物3に設けられる無線タグ4も、対象物3のどの位置に設けるかが予め決められている。無線タグ4は、自ら電池を持たず、アンテナ部1の電磁波により起電力を得て動作する電池レスタイプと、自ら電池を有するタイプいずれも用いることができる。
なお、生産工程や物流倉庫では多種多様な製品や部材が対象であり、一つのアンテナ6では通信可能範囲が限られるため、アンテナ部1は一般に複数個のアンテナ6から構成されいる。従って、無線タグ4の取り付けられる位置が変化しても、通信可能範囲が異なる複数のアンテナ6を動作させることで無線タグ4と通信が可能である。
しかし、複数個のアンテナ6を同時に動作させると、各々のアンテナ6による電波同士が干渉してしまい、対象物3に設けられた無線タグ4との通信ができなくなるため、アンテナ6を一つずつ順番に動作させ、無線タグ4と通信できたアンテナ6を確認して情報のやりとりを行うものである。
特開2001−156673号公報
書籍「これでわかったRFID」社団法人日本自動認識システム協会(平成15年9月)
しかしながら、従来のデータキャリア通信装置には、以下の問題点があった。
ベルトコンベヤ等により製品や部材等の対象物3が流れており、それらに設けられた無線タグ4と通信を行う場合、対象物3の全数について、取り付けられた無線タグ4が確認できているのかを知ることができない。例えば、生産工程で欠品等の異常があり、ベルトコンベヤ上を流れてくる対象物3が予定数より1台少なかった場合、アンテナ部1による読み取り結果が予定台数より1台少なかったとしても、対象物3が1台少なく流れていたからその結果が得られたのか、あるいは、対象物3が正常に流れてきたがそれに取り付けられている無線タグ4の読み取りができなかったのか読み取り数が予定より1台少なかった原因を特定できないという問題がある。
また、対象物3として多種多様な製品や部材を生産する場合、対象物3に取り付けられている無線タグ4のコンベアに対する高さや、箱のどちらの側面に取り付けられているか、箱の前方あるいは後方のいずれに取り付けられているかが区々別々であることもあり、この場合は、無線タグ4が取り付けられている位置に対して最適の位置にあるアンテナで読み取るため、複数のアンテナ6を順次切り替えて通信を行い、通信ができるまでそれを行うので、最悪の場合、全てのアンテナ6の動作を切り替える必要がある。従って、無線タグ4と通信を行うためには最悪の場合を考慮して全てのアンテナ6の切り替えを行う時間を見込んでおく必要が有り、そのため、対象物3を高速に移動させ難くなってしまうという問題がある。
また、対象物3として多種多様な製品、部材を検出する場合、どの対象物3が確認できたのか、あるいはできなかったのかを特定できないという問題がある。
本発明は、対象物3の数量や内容等を確認し、それに基づいてアンテナ部1を制御することで無線タグ4と高速で通信を行い、また、外部へ読取状態等の情報を通信するデータキャリア通信装置を提供することを目的とする。
本発明のデータキャリア通信装置は、複数のアンテナからなり対象物に設けられたデータキャリアと通信を行うアンテナ部と、前記対象物を光学的に検出する光学検出部と、この光学検出部からの信号により前記アンテナ部を制御する制御部とからなるものである。
また、本発明のデータキャリア通信装置は、複数のアンテナからなり対象物の所定の位置に設けられたデータキャリアと通信を行うアンテナ部と、前記対象物を光学的に検出する光学検出部と、前記対象物に関する情報を記憶する記憶部と、前記光学検出部の情報および前記記録部の情報に基づいて前記アンテナ部を制御する制御部とからなるものである。
また、本発明のデータキャリア通信装置は、複数のアンテナからなり対象物の所定の位置に設けられたデータキャリアと通信を行うアンテナ部と、前記対象物を光学的に検出する光学検出部と、前記対象物に関する情報を記憶する記憶部と、前記光学検出部の情報および前記記録部の情報に基づいて前記アンテナ部を制御する制御部と、前記アンテナ部と前記データキャリアとの通信状態を報知する報知部とからなるものである。
以上のように、本発明は、光学的検出部を設けて対象物を認識し、対象物に設けられている無線タグと通信可能なアンテナを選定して通信を行うことにより、高速に対象物に設けられた無線タグと通信を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1から図3を用いて説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態について図1を用いて説明する。図1にデータキャリア通信装置の概略構成を示す。
本発明の実施の形態について図1を用いて説明する。図1にデータキャリア通信装置の概略構成を示す。
図1において、1は複数のアンテナからなり無線タグ4と通信を行うアンテナ部、2はアンテナ部1の制御を行う制御部、3は製品や部材等の対象物、4は対象物3に設けられた無線タグ、5は対象物を光学的に検出する光学検出部である。アンテナ部1は、コンベアを流れる対象物3を囲む様、ゲート状に構成されている。なお、この光学検出部5としては例えばカメラが用いられ、アンテナ部1による通信が行なわれるより前に対象物3を検出できる位置に設けられている。この光学検出部5は、後述するコンベアの走行方向の中心軸の真上に位置され、コンベア上を搬送される対象物3を撮影する。また、11は対象物3の移送を行うコンベアである。また、アンテナ部1は図4で示した従来のデータキャリア通信装置と同様に、通信範囲が異なる複数のアンテナから構成されており、対象物3の流れ方向に対して右側と左側と上方とに設けられている。
以上のように構成されたデータキャリア通信装置についてその動作を説明する。
なお、例として、多様多種の形状をした対象物3が流れてくるものの、対象物3の高さの半分の位置に無線タグ4を取り付けることが決められている場合について説明する。また、対象物3の形状は多種あるものの種類は有限であり、無線タグ4が取り付けられている位置はその形状毎に定められている。
まず、光学検出部5の一例であるカメラにより対象物3を撮像することで対象物3を検出し、対象物3の数量や形状や位置などの情報を制御部2に送信する。制御部2には、対象物3の形状毎に予め定めらている無線タグ4の位置がメモリに記憶されている。例えば、対象物3が立方体形状であれば、右側側面に無線タグ4が取り付けられており、直方体形状であれば左側側面に無線タグ4が取り付けられている。
制御部2では光学検出部5からの情報に基づいて対象物3の有無や形状の確認を行う。上述のように、対象物3の形状が立方体であれば、右側に無線タグ4が取り付けられているので、右側のアンテナを使用する。、すなわち、制御部2は対象物3のコンベア11上の位置と対象物3の形状に基づいて、無線タグ4がコンベア11の右側に位置していれば、右側に位置するアンテナ部1を構成する複数のアンテナのうち対象物3の高さの半分の位置が通信可能範囲であるアンテナ、例えば、一番上にあるアンテナを最初に駆動させるよう予め設定されている。そして、このアンテナで無線タグ4と通信できなかった場合には、このアンテナを最初として、その後駆動させるアンテナの順序を予め決めておき、制御部2は、都度次ぎに駆動するアンテナをアンテナ部1に支持する。この指示に基づいて、駆動アンテナのスイッチングが行われる。例えば、最初のアンテナで読み取れない場合は、その上方に位置するアンテナを動作させ、そのアンテナでも通信ができなかった場合には、最初に動作させたアンテナの下方に位置するアンテナを動作させる。
さらに具体例として、例えば生産工程では何らかの理由(例えば不良発生に気づき、工程から取り除く等)で、生産物(対象物3)が連続的に供給され無い場合が発生する。この場合、光学検出部5により対象物3の有無を確認し、対象物3がなければ通信を行わない。一方、光学検出部5により対象物3が存在することを確認し、対象物3が50cmの高さであり、コンベア11上での位置が中心より右側に20cmずれていると認識した場合、対象物3の流れ方向に対して右側に位置するアンテナ部1から高さ25cm近傍が通信可能範囲であるアンテナを選定して動作させる。そしてこのアンテナで通信ができなければ、次にこのアンテナの上下いずれかに位置するアンテナを動作させる。更に通信ができない場合には、対象物3の流れ方向に対して左側に位置するアンテナ部1から高さ25cm近傍が通信可能範囲であるアンテナを選定して動作させる等の制御を行う。これらの動作も、予め動作させるアンテナの順序を決めておき、制御部2からアンテナ部1に対する、どのアンテナを動作させるのかの指示に従い、アンテナ部1において駆動アンテナのスイッチングを行う。以上のように、光学検出部5を設けることにより、対象物3の数量や対象物3の有無等を把握でき、かつ、通信の可能性が高いアンテナを選定して動作させることができるので、対象物3の数量管理や対象物3に設けられた無線タグ4との通信を高速に行うことができる。
なお、本実施の形態のように光学検出部5を1つとしても良いが、水平方向や垂直方向が撮像できるように2個以上設けることでより正しい認識が可能となる。
また、光学検出部5は単なる可視光を認識するのではなく、可視光以外も認識可能とするものを用いてもよい。
また、本実施の形態では、アンテナ部1を対象物3の流れ方向に対して右側と左側と上方とに設けた例を示しているが、いずれかの位置のみとしても良い。
また、本実施の形態では対象物3が移動する例を示しているが、対象物3が停止しておりアンテナ部1や光学検出部5が移動する場合にも同様に適用できる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態について図2を用いて説明する。図2にデータキャリア通信装置の概略構成を示す。
本発明の実施の形態について図2を用いて説明する。図2にデータキャリア通信装置の概略構成を示す。
なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成については同一の番号を付して詳細な説明は省略する。実施の形態1と異なるのは、対象物3に対応付けられた無線タグ4の取り付け位置の情報等を記憶する記憶部7を光学検出部5と制御部2との間に設け、光学検出部5の検出結果と記憶部7に記憶されている情報とに基づいて制御部2がアンテナ部1を制御するようにした点である。
以上のように構成されたデータキャリア通信装置について、その動作を説明する。
光学検出部5の一例であるカメラにより対象物3を撮像することで対象物3を検出し、対象物3の数量や形状や位置などの情報を記憶部7に送信する。記憶部7には対象物3の特徴等を明確にした設計データが記録されており、また、所定の対象物3とこの対象物3に設けられる無線タグ4の取り付け位置とが対応付けて記憶されている。
記憶部7は、光学検出部5から受信した対象物3に関する情報と、記憶している情報とを照合して撮像した対象物3を特定するとともに無線タグ4の設けられている位置を特定し、この情報を制御部2に送信する。
制御部2は記憶部7から受信した撮像した対象物3における無線タグ4の取り付け位置情報に基づいて、アンテナ部1を構成する複数のアンテナから通信に最適なアンテナを選定して動作させる。
そして、この無線タグ4と通信ができたか否かを示す通信可否情報を記憶部7へ送信し、記録部7では光学検出部5で撮像した情報と制御部2から受信した通信可否情報とを対応付けて記憶して管理を行う。
具体例として、例えば、光学検出部5で対象物3を撮像して対象物3の確認を行い、記憶部7は光学検出部5から受信した対象物3の情報と記憶している情報とに基づいて無線タグ4の取り付け位置を特性し、例えば、無線タグ4が高さ25cmの位置に設けられており、対象物3の位置がコンベア11の中心から左側に20cmずれていると認識すれば、左側に位置するアンテナ部1から高さ25cmの位置が通信可能範囲であるアンテナを選定して動作させる。
以上のように対象物3の設計データを記憶させた記憶部7を設け、光学検出部5で撮像した対象物3の情報と記憶している情報とに基づいて無線タグ4の取り付け位置を特定し、その無線タグ4と通信可能なアンテナを選定して動作させることにより、従来のようにアンテナを随時切り替えて通信を行う場合と比べてより高速に通信することが可能となる。
なお、光学検出部5の情報とアンテナ部1での情報とを対応付けて記録部7に記憶させることで、これらの情報を品質確認等のトレーサビリティに活用することができる。
また、記憶部7が光学検出部5からの情報と記憶している情報とに基づいて無線タグ4の取り付け位置を特定してアンテナ部1を制御する例を示したが、制御部2が光学検出部5および記憶部7からの情報に基づいて無線タグ4の取り付け位置を特定してアンテナ部1を制御するようにしてもよい。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態について図3を用いて説明する。図3に本実施の形態のデータキャリア通信装置の概略構成を示す。
本発明の実施の形態について図3を用いて説明する。図3に本実施の形態のデータキャリア通信装置の概略構成を示す。
なお、本実施の形態において、実施の形態2と同様の構成については同一の番号を付して詳細な説明を省略する。実施の形態2と異なるのは、対象物3に設けられた無線タグ4との通信状態等の情報を報知する報知部8を設けた点である。なお、この報知部8は、離れた場所に設けられたモニター等に接続することも可能であり、離れた場所に報知を行うこともできる。
図3は、本発明のデータキャリア通信装置の実施の形態3における概略構成図である。
以上のように構成されたデータキャリア通信装置について、その動作を説明する。
光学検出部5の一例であるカメラにより対象物3を撮像することで対象物3を検出し、対象物3の数量や形状や位置などの情報を記憶部7に送信する。記憶部7には対象物3の特徴等を明確にした設計データが記録されており、また、所定の対象物3とこの対象物3に設けられる無線タグ4の取り付け位置とが対応付けて記憶されている。
記憶部7は、光学検出部5から受信した対象物3に関する情報と、記憶している情報とを照合して撮像した対象物3を特定するとともに無線タグ4の設けられている位置を特定し、この情報を制御部2に送信する。
制御部2は記憶部7から受信した撮像した対象物3における無線タグ4の取り付け位置情報に基づいて、アンテナ部1を構成する複数のアンテナから通信に最適なアンテナを選定して動作させる。
そして、この無線タグ4と通信ができたか否かを示す通信可否情報を記憶部7へ送信し、記録部7では光学検出部5で撮像した情報と制御部2から受信した通信可否情報とを対応付けて記憶し、報知部8は記憶した情報を外部に対して報知する。
なお、この報知部8が通信網等を介して離れた位置に存在するモニター等に接続されている場合、このモニター側からの要求あるいは必要に応じて記憶部7に記憶されている情報をモニター側に送信し、そのモニターを通じて報知を行うことが可能である。
例えば、光学検出部5で対象物3を認識し、アンテナ部1の最適なアンテナを選定して通信を行い、かつ、その通信結果の情報を、工場等における次工程や前工程、あるいは全体管理の部署等へ連絡することで、前記情報を活用して工場等全体としての有効な対応を実施することが可能となる。
また、光学検出部5の情報とアンテナ部1での通信の情報とを対応付けて記憶部7に記憶しているので、この記憶している情報を外部へ報知することで、通信の可否の対象物3の特定や、製品毎の区分けなど本工程以外の工程での大幅な効率化ができると同時に、品質確認等のトレーサビリティに活用することができる。
また、生産工程では一日に何千、何万もしくはそれ以上という対象物3の情報を管理することが必要である。しかし、管理する内容を全てチェックしておくことは不可能であり、一方、必要な情報のみが取り出せることが求められる。そこで、対象物3の有無と数量、対象物3の情報を送信し、無線タグ4と通信ができた情報のみ、あるいは、無線タグ4と通信ができなかった情報のみを自動的に報知するようにすれば、工場内等での次工程で対象物3が有り通信できなかった対象物3については生産工程から取り除くことができ、また、通信できた対象物3に関する情報を報知することで、工場内等での前工程あるいは工程全体で対象物3への次の対応を非常に有効に行うことが可能となる。
なお、上記実施の形態1から3で用いるデータキャリアとしては、例えば、ICチップを内蔵した無線ICタグが用いられ、この無線ICタグにはコイン型やカード型などがある。
本発明のデータキャリア通信装置は、光学検出部を設け、数量、形状等を把握することができ、特に生産工程、在庫管理などで無線タグを用いて多品種の製品の識別と管理をおこなう場合などに有用である。
1 アンテナ部
2 制御部
3 対象物
4 無線タグ
5 光学検出部
7 記憶部
8 報知部
11 コンベア
2 制御部
3 対象物
4 無線タグ
5 光学検出部
7 記憶部
8 報知部
11 コンベア
Claims (8)
- 複数のアンテナからなり対象物に設けられたデータキャリアと通信を行うアンテナ部と、前記対象物を光学的に検出する光学検出部と、この光学検出部からの信号により前記アンテナ部を制御する制御部とからなるデータキャリア通信装置。
- 複数のアンテナからなり対象物の所定の位置に設けられたデータキャリアと通信を行うアンテナ部と、前記対象物を光学的に検出する光学検出部と、前記対象物に関する情報を記憶する記憶部と、前記光学検出部の情報および前記記録部の情報に基づいて前記アンテナ部を制御する制御部とからなるデータキャリア通信装置。
- 複数のアンテナからなり対象物の所定の位置に設けられたデータキャリアと通信を行うアンテナ部と、前記対象物を光学的に検出する光学検出部と、前記対象物に関する情報を記憶する記憶部と、前記光学検出部の情報および前記記録部の情報に基づいて前記アンテナ部を制御する制御部と、前記アンテナ部と前記データキャリアとの通信状態を報知する報知部とからなるデータキャリア通信装置。
- 記憶部は対象物とこの対象物に設けられているデータキャリアの位置情報とを対応付けて記憶しており、制御部は光学検出部の情報および前記記録部に記憶されている前記データキャリアの位置情報とに基づいてアンテナ部を構成する複数のアンテナから通信を行うアンテナを選定して動作させる請求項2または3記載のデータキャリア通信装置。
- 光学検出部で検出した情報と、アンテナ部とデータキャリアとの通信状態とを対応付けて記憶部に記憶する請求項2から4のいずれか1項に記載のデータキャリア通信装置。
- 光学検出部で検出した対象物の数と、記憶部に記憶されているアンテナ部によるデータキャリアとの通信結果とに基づいて、通信ができた対象物を報知部により報知する請求項5記載のデータキャリア通信装置。
- 光学検出部で検出した対象物の数と、記憶部に記憶されているアンテナ部によるデータキャリアとの通信結果とに基づいて、通信ができなかった対象物を報知部により報知する請求項5記載のデータキャリア通信装置。
- 報知部は離れて位置する外部機器と通信可能であり、アンテナ部とデータキャリアとの通信状態を前記報知部から前記外部機器に送信し、前記外部機器により前記通信状態を報知する請求項3記載のデータキャリア通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004182634A JP2006005858A (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | データキャリア通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004182634A JP2006005858A (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | データキャリア通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006005858A true JP2006005858A (ja) | 2006-01-05 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2004182634A Withdrawn JP2006005858A (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | データキャリア通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007200155A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Fujitsu Ltd | Rfidリーダライタ |
JP2008107917A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Fujitsu Ltd | 通信方法、通信システム、アクセス制御装置及びコンピュータプログラム |
JP2008112227A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Nec Corp | Rfid通信システム |
JP2009012972A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Hitachi Ltd | 物流管理システム、ゲート型リーダ装置およびその作動方法 |
KR101044514B1 (ko) | 2010-03-24 | 2011-06-27 | 엘에스산전 주식회사 | 알에프아이디 태그 인식 자동화 장치 |
-
2004
- 2004-06-21 JP JP2004182634A patent/JP2006005858A/ja not_active Withdrawn
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JP2008107917A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Fujitsu Ltd | 通信方法、通信システム、アクセス制御装置及びコンピュータプログラム |
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