JP2006005361A - 複数の波長を発生させる半導体レーザ装置及び半導体レーザ装置用のレーザポンピング素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の波長を発生させる半導体レーザ装置を提供する。
【解決手段】所定の波長を有する光を発生させるレーザポンピング素子100と、レーザポンピング素子100の外部に位置し、レーザポンピング素子100で発生した光の一部を透過させてレーザ光として出力し、残りの一部をレーザポンピング素子100で再吸収されるように反射する外部ミラー部113、114と、を含む半導体レーザ装置において、レーザポンピング素子100は、少なくとも2個の波長を有する光を発生させる活性層と、活性層で発生した少なくとも2個の波長を有する光について、最も高い反射率を有する多重帯域反射器と、を含み、活性層は、多重帯域反射器と外部ミラー部113、114との間の光路に位置する複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
【選択図】図4A

Description

本発明は、2個以上の干渉性光波長を発生させることができる半導体レーザ装置及び前記半導体レーザ装置用のレーザポンピング素子に関わり、さらに詳細には、2個以上の波長について光出力を制御できるように選択的に位置された量子ウェルを備える垂直外部共振器型面発光レーザ(Vertical External Cavity Surface Emitting Laser:VECSEL)装置及び前記面発光半導体レーザ装置用のレーザポンピング素子に関する。
プロジェクションTVのような大型ディスプレイ装置では、発光素子として高出力のレーザ光源が利用される。しかし、このようなディスプレイ装置は、赤色(R)(625nm)、緑色(G)(532nm)、及び青色(B)(460nm)のレーザ光源をそれぞれ必要とする。現在、赤色である625nmの波長を放出する高出力レーザは、多く常用化されている。一方、緑色である532nmの波長を放出する高出力レーザとしては、ダイオードポンプタイプ固体(Diode Pumped Solid State:DPSS)レーザがある。
しかし、前記DPSSレーザは、まだ価格が比較的高い。さらに、青色である460nmの波長を放出する高出力レーザは、まだまだ製造するのが非常に難しく、発光効率が低くて高出力を出すことも難しい。
これにより、主に赤外線領域の波長を放出するVECSEL装置と光の周波数を2倍に作る2次調和波発生(Second Harmonic Generation:SHG)素子とを結合して、高出力の青色や緑色を得る技術が提案された。
一般的に、半導体レーザには、発振されるビームが基板に水平方向に放出される側面発光レーザと発振されるビームが基板に垂直方向に放出される面発光レーザ(または、垂直共振器型面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL))とがある。これらのうち、VCSELは、非常に狭いスペクトルの単一縦モードを発振するだけでなく、ビームの放射角が小さくて接続効率が高く、面発光の構造上、他の装置の集積が容易であるという長所がある。
図1は、一般的なVCSELの概略的な構造を示す。図1に示したように、VCSELは、一般的に、活性層12の上下部に非常に高い反射率を有する上部分散ブラグ反射器(Distributed Brag Reflector:DBR)13と下部DBR11とが設けられた構造である。
このような構造で、前記上部DBR13と下部DBR11とにそれぞれ設けられた電極15,10を通じて電圧を印加すれば、正孔及び電子が活性層12内で再結合して光が発生する。この光は、上部DBR13と下部DBR11との間で反射を反復しつつ、活性層12内でポンピングされた後、上部DBR13面を通じてレーザとして放出される。しかし、このような従来のVCSELは、単一横モードの発振が側面発光レーザに比べて非常に難しく、単一横モードの動作のためには、発振領域の面積が狭くなければならず、したがって、出力が弱いという問題がある。
前述したVCSELの長所を生かすと同時に、高出力動作を具現するために提案された新たなレーザ装置がVECSELである。前記VECSELは、VCSELの上部DBRをレーザポンピング素子の外部のミラーに代替して利得領域を拡大させることによって、数〜数十W以上の高出力を得た。
図2は、このような従来のVECSELの概略的な断面図である。図2に示したように、従来のVECSELは、ヒートシンク21上に付着されたレーザポンピング素子20を含む。ここで、前記レーザポンピング素子20は、基板22、DBRのような高反射層23、RPG(Resonant Periodic Gain)構造を有する多重量子ウェル利得領域のような活性層24、及び前記活性層24に入射する光の反射を防止する反射防止コーティング層25を含む。前記ヒートシンク21は、レーザポンピング素子20で発生する熱を放出して、前記レーザポンピング素子20を冷却させる役割を行う。また、従来のVECSELは、上部DBRの代わりに凹状の外部ミラー26を含む。したがって、共振キャビティは、活性層24の下部の高反射層23と前記外部ミラー26との間に形成される。
このような構造で、ポンプレーザ27から放出された光ビームλ1がコリメーティングレンズ28を通じて反射防止コーティング層25に入射されれば、前記光ビームλ1によって活性層24が励起されつつ、特定波長λ2の光を出す。このように発生した光は、活性層24の下部のDBR23と外部ミラー26との間で反射を反復しつつ、活性層24を往復する。このような過程を通じて活性層24内で増幅された特定波長λ2の光の一部は、前記外部ミラー26を通じてレーザビームとして外部に出力され、残りは、再び反射されて活性層24に入射して光ポンピングに使われる。
図3は、従来のVECSELで使われるDBR23と活性層24との構造を示す。図3に示したように、RPG構造の活性層24は、複数の量子ウェル層24aと障壁層24bとで構成される。ポンプレーザ27から放出された光ビームは、前記量子ウェル層24aから吸収され、これにより、励起された電子及び正孔が前記量子ウェル層24a内で再結合しつつ、光が放出される。放出された光は、DBR23と外部ミラー26との間で定常波を形成するが、図3に示したように、前記量子ウェル層24aは、ポンピングされた光の利得を最大化するために、定常波のアンチノード(すなわち、変位の大きさが最大となる点)に位置する。
前述した構造のVECSEL装置は、高出力のレーザビームを放出できるため、前記VECSEL装置にSHG素子を結合して高出力の青色や緑色発光用レーザ光源が得られる。しかし、このような方式の青色発光用レーザ光源と緑色発光用レーザ光源とを別途に使用することは、依然として高コストの負担となる。したがって、一つのレーザ光源を利用して、色々な種類の波長を放出できる多重波長レーザ光源についての要求が増加している。
本発明が解決しようとする目的は、このような従来の要求に合わせて、少なくとも2個以上の干渉性光波長を発生させることのできる半導体レーザ装置を提供することである。すなわち、本発明が解決しようとする目的は、特に、青色及び緑色を同時に放出できる高出力のVECSEL装置及び前記半導体レーザ装置用のレーザポンピング素子を提供することである。
また、本発明が解決しようとする他の目的は、さらに低コストで、製造が容易な青色及び緑色発光半導体レーザ装置及び前記半導体レーザ装置用のレーザポンピング素子を提供することである。
本発明の一実施形態によれば、所定の波長を有する光を発生させるレーザポンピング素子と、前記レーザポンピング素子の外部に位置し、前記レーザポンピング素子で発生した光の一部を透過させてレーザ光として出力し、残りの一部をレーザポンピング素子で再吸収されるように反射する前記外部ミラー部と、を含む半導体レーザ装置において、前記レーザポンピング素子は、少なくとも2個の波長を有する光を発生させる活性層と、前記活性層で発生した少なくとも2個の波長を有する光について、最も高い反射率を有する多重帯域反射器と、を含み、前記活性層は、前記多重帯域反射器と外部ミラー部との間の光路に位置することを特徴とする。
前記活性層は、第1波長を発生させるための複数の第1量子ウェル層と、第2波長を発生させるための複数の第2量子ウェル層と、前記複数の第1量子ウェル層と第2量子ウェル層との間隔に位置する複数の障壁層と、を含む。このとき、前記第1量子ウェル層は、第1波長を有する第1定常波のアンチノード位置に配置され、前記第2量子ウェル層は、第2波長を有する第2定常波のアンチノード位置に配置される。もし、前記第1定常波のアンチノードと第2定常波のアンチノードとの間隔が所定距離以内である場合、前記第1量子ウェル層と前記第2量子ウェル層のうち何れか一つのみが配置される。
一方、前記多重帯域反射器は、少なくとも2層の高屈折率層H、少なくとも2層のスペーサ層S、及び少なくとも1層の低屈折率層Lが所定の順序で反復して形成された複層構造を有し、前記高屈折率層H及びスペーサ層Sの数は同じであることを特徴とする。この場合、前記多重帯域反射器の複層構造は、(L(HS)の形態であり、ここで、D及びNは、正の整数であり、Dは、1より大きい。または、前記多重帯域反射器は、少なくとも2層の低屈折率層L、少なくとも2層のスペーサ層S、及び少なくとも1層の高屈折率層Hが所定の順序で反復して形成された複層構造を有し、前記低屈折率層L及びスペーサ層Sの数は同じであることを特徴とする。この場合、前記多重帯域反射器の複層構造は、(H(LS)の形態である。このとき、前記多重帯域反射器の各層間の間隔は、λ/4であり、ここで、λは、前記活性層で発生する波長の長さの平均値である。
そして、前記外部ミラー部は、前記レーザポンピング素子で発生した第1波長を有する光の一部を前記レーザポンピング素子に反射し、残りの一部を透過させて第1レーザ光として出力する第1外部ミラーと、前記レーザポンピング素子で発生した第2波長を有する光の一部を前記レーザポンピング素子に反射し、残りの一部を透過させて第2レーザ光として出力する第2外部ミラーと、第1波長の光を透過させて第1外部ミラーに送り、第2波長の光を反射して第2外部ミラーに送る波長選択性ミラーと、を含むことを特徴とする。
本発明の他の実施形態によれば、所定の波長を有する光を発生させる面発光半導体レーザ装置用のレーザポンピング素子において、本発明によるレーザポンピング素子は、基板と、前記基板上に形成された多重帯域反射器と、前記多重帯域反射器上に形成されたものであって、少なくとも2個の波長を有する光を発生させる活性層と、を含み、前記多重帯域反射器は、前記活性層で発生した少なくとも2個の波長を有する光について最も高い反射率を有することを特徴とする。
本発明によれば、一つのレーザ光源を利用して、2個以上の干渉性光波長を発生させることができる。特に、大型ディスプレイ装置の緑色及び青色発光素子として利用するのに有用である。また、量子ウェル層の数及び位置を適切に調節することによって出力される各波長の長さ及び波長の強度を制御できる。さらに、本発明によれば、さらに低コストで、製造が容易な多色の発光半導体レーザ装置を提供することが可能である。
以下、添付した図面を参照して本発明の一実施形態による複数の波長を発生させる半導体レーザ装置及び前記半導体レーザ装置用のレーザポンピング素子の構成及び動作について詳細に説明する。
図4Aは、本発明の第1実施形態によるVECSELの例示的な構造を概略的に示す図面である。図4Aに示したように、本発明の第1実施形態によるVECSEL素子は、少なくとも2個以上の波長のレーザ光を発生させるレーザポンピング素子100、前記レーザポンピング素子100にポンピング用エネルギーを提供するポンプレーザ部110,111及び前記レーザポンピング素子100で発生したレーザ光の一部を透過させて外部に出力し、残りの一部をレーザポンピング素子100で再吸収されるように反射する外部ミラー部113,114,118を含む。
ポンプレーザ部110,111は、ポンピング用光ビームλ1を放出するために、例えば、レーザダイオード110と前記光ビームλ1を平行光に作ってレーザポンピング素子100上に入射させるコリメーティングレンズ111とを含む。しかし、ポンピング用光ビームλ1を発生させるのに必ずしもレーザダイオードを使用する必要はなく、適切な他の光源を利用しても良い。また、ポンピング用光ビームλ1は、必ずしも干渉性光である必要もない。但し、前記ポンピング用光ビームλ1の波長は、前記レーザポンピング素子100で発生する光λ2,λ3の波長よりは短くなければならない。
レーザポンピング素子100は、前記ポンピング用光ビームλ1によって励起されて少なくとも2個以上の波長λ2,λ3を有する光を発生させる活性層103と、前記2個以上の波長λ2,λ3を有する光について高い反射率を有する多重帯域反射器102とを含む(図5及び図6参照)。
前記多重帯域反射器102は、外部ミラー部の外部ミラー113,114と共にレーザ共振器を形成する。前記活性層103及び多重帯域反射器102のさらに詳細な構造については、後述する。
ここで、前記多重帯域反射器102は、望ましくは、多重帯域DBRでありうる。そして、図4Aに示したように、このようなレーザポンピング素子100は、ヒートシンク112上に実装された基板101で成長される。基板101は、例えば、GaAsでありうるが、前記レーザポンピング素子100が成長できるいかなる他の材料を使用しても良い。ヒートシンク112は、レーザポンピング素子100で発生する熱を放出させる役割を行う。
一方、外部ミラー部113,114,118は、図4Aに示したように、レーザポンピング素子100で発生した第1波長λ2を有する光の一部を反射し、残りの一部を透過させて外部に出力する第1外部ミラー113、レーザポンピング素子100で発生した第2波長λ3を有する光の一部を反射し、残りの一部を透過させて外部に出力する第2外部ミラー114、及び第1波長λ2の光を透過させて第1外部ミラー113に送り、第2波長λ3の光を反射して第2外部ミラー114に送る波長選択性ミラー118を含む。
なお、図4Aでは、レーザポンピング素子100で2個の波長λ2,λ3を発生させ、これに対応して、外部ミラー部113,114,118が2個の外部ミラー113,114を有すると示されているが、これは、一つの実施形態に過ぎず、レーザポンピング素子100は、2個以上の波長を発生させることもある。これにより、外部ミラーの数も増加させることができる。この場合、波長選択性ミラーの数も増加する。
前述したように、前記外部ミラー113,114は、多重帯域反射器102と共にレーザ共振器を形成する。すなわち、第1外部ミラー113と多重帯域反射器102とは、第1波長λ2の光のための第1レーザ共振器を形成し、第2外部ミラー114と多重帯域反射器102とは、第2波長λ3の光のための第2レーザ共振器を形成する。したがって、第1外部ミラー113と多重帯域反射器102との間の光路の長さは、第1波長λ2の整数倍とならねばならない。
同様に、第2外部ミラー114と多重帯域反射器102との間の光路の長さは、第2波長λ3の整数倍とならねばならない。
このような第1及び第2外部ミラー113,114の反射率は、第1及び第2波長λ2,λ3について、それぞれ98%ないし99.99%の範囲にあることが望ましい。
また、前記外部ミラー113,114の反射面は、反射された光が活性層103に収斂されるように凹状のミラーの形態であることが望ましい。良好な単一横モード動作のために、前記凹状の外部ミラー113,114の曲率半径は、主にポンプレーザ110から放出された光ビームがレーザポンピング素子100の上面にフォーカシングされて形成される開口の直径及び共振器の長さの関数である。このような開口の直径、共振器の長さ及び外部ミラーの曲率半径間の詳細な関係は、本発明の範囲を超えるので、ここで詳細な説明は省略する。
波長選択性ミラー118は、特定波長の光を反射または透過させる機能を行う光学素子である。図4Aに示したように、本実施形態で、前記波長選択性ミラー118は、第1波長λ2の光は透過させ、第2波長λ3の光は反射させる。このような波長選択性ミラー118として使用できる光学素子には、例えば、二色ミラー、複屈折フィルタ、エタロンがあり、それ以外に、波長によって選択的に透過及び反射が可能な他の適切な素子も使用可能である。
このような構造を有する本発明の第1実施形態によるVECSEL装置は、次のように動作する。まず、ポンプレーザ110から放出された光ビームλ1がコリメーティングレンズ111を通じて平行光になった後、レーザポンピング素子100に入射する。それにより、前記光ビームλ1によってレーザポンピング素子100内の活性層103が励起されつつ、2個以上の波長を有する光が発生する。図4Aでは、前記光が2個の波長λ2,λ3を有すると示されている。活性層103内で発生する波長のサイズ及び波長の数は、前記活性層103の構造によって決定される。これについては、後述する。
活性層103で発生した第1波長λ2の光は、波長選択性ミラー118を通過して第1外部ミラー113に到達する。前記第1波長λ2の光は、前記第1外部ミラー113によって反射されて再び活性層103に入射され、再び前記活性層103の下部の多重帯域反射器102によって反射されて第1外部ミラー113に進む。このように、第1波長λ2の光は、活性層103の下部の多重帯域反射器102と第1外部ミラー113との間で反射を反復しつつ、活性層103を往復する。このような過程を通じて、活性層103内で増幅された第1波長λ2の光の一部は、前記第1外部ミラー113を通じて第1波長のレーザビームとして外部に出力される。
また、活性層103で発生した第2波長λ3の光は、波長選択性ミラー118によって反射されて第2外部ミラー114に到達する。前記第2波長λ3の光は、前記第2外部ミラー114によって反射されて再び活性層103に入射され、再び前記活性層103の下部の多重帯域反射器102によって反射されて第2外部ミラー114に進む。第1波長λ2の光と同様に、第2波長λ3の光は、活性層103の下部の多重帯域反射器102と第2外部ミラー114との間で反射を反復しつつ、活性層103を往復する。このような過程を通じて、活性層103内で増幅された第2波長λ3の光の一部は、前記第2外部ミラー114を通じて第2波長のレーザビームとして外部に出力される。
このとき、非線形光学結晶を利用して、第1波長λ2または第2波長λ3の光のうち、少なくとも一つの光の周波数を2倍に作ることができる。このように周波数を2倍に作る非線形光学結晶をSHG素子と称す。図4Aで、太い点線の四角形で表示されたものが、かかるSHG素子115である。SHG素子115としては、例えば、KTP(ポタジウムタイタニルフォスファ)、LiNbO、PPLN(Periodically Poled LiNbO)、KTN、KnbOのような結晶を使用できる。
前記SHG素子115は、共振器内のどの位置にもありうる。例えば、115cで表示されたSHG素子は、第1波長λ2と第2波長λ3との共通光路(すなわち、レーザポンピング素子100と波長選択性ミラー118との間)に位置して、第1波長λ2及び第2波長λ3の周波数を同時に2倍に作ることができる。しかし、SHG素子115は、第1外部ミラー113と波長選択性ミラー118との間に、または第2外部ミラー114と波長選択性ミラー118との間に位置することもある。例えば、115aで表示されたSHG素子は、第2外部ミラー114と波長選択性ミラー118との間に位置して、第2波長λ3の周波数を2倍に作ることができる。また、115bで表示されたSHG素子は、第1外部ミラー113と波長選択性ミラー118との間に位置して、第1波長λ2の周波数を2倍に作ることができる。
さらに、前記SHG素子115は、外部ミラー113,114から出力されるレーザ光の周波数を2倍に作るように、共振器の外部に位置しても良い。例えば、115a’及び115b’で表示されたSHG素子は、それぞれ第2及び第1外部ミラー114,113から透過された第2及び第1波長λ3,λ2の周波数を2倍に作る。
図4Bは、本発明の第2実施形態によるVECSEL素子の例示的な構造を概略的に示している。
第1実施形態の場合とは違って、第2実施形態の場合には、共振器内で形成されるそれぞれの波長λ2,λ3についての定常波のノード末端が一致する距離に外部ミラーを配置することによって、ただ一つの外部ミラー113のみを使用できる。すなわち、外部ミラー113と多重帯域反射器102との距離は、第1波長λ2のサイズと第2波長λ3のサイズとの公倍数に該当する距離となる。したがって、前記外部ミラー113の表面では、第1波長λ2のノードと第2波長λ3のノードとが同時に位置する。
このような第2実施形態によれば、一つの外部ミラー113と多重帯域反射器102とが第1波長λ2のための第1レーザ共振器と第2波長λ3のための第2レーザ共振器との役割を同時に行う。したがって、ただ一つの外部ミラーのみが必要であり、波長選択性ミラー118も省略できる。また、第2実施形態の場合、図4Bに示したように、SHG素子115は、共振器の内部または外部のうち何れか1箇所に位置できる。
一方、図5は、本発明によるレーザポンピング素子100の構造を例示的に示す図面である。前述したように、基板101上に多重帯域反射器102とRPG構造の活性層103とを連続して成長することによって、レーザポンピング素子100が形成される。さらに詳細に後述するが、前記活性層103は、複数の量子ウェル層と障壁とが交互に形成された複層構造であり、多重帯域反射器102も高屈折率層H、低屈折率層L、スペーサ層Sが所定の順序で反復して形成された複層構造である。
ここで、本実施形態によって、前記活性層103上に上部層104をさらに形成することもある。このとき、前記上部層104は、反射防止層であっても良く、逆に、反射ミラーであっても良い。前記上部層104が反射防止層である場合、ポンプレーザ110からレーザポンピング素子100に入射する光が反射されることを防止するか、または活性層103から外部ミラー113,114に進む光が活性層103の表面の界面で反射されることを防止する。
また、外部ミラー113,114から活性層103に向かって進む光が、前記活性層103との界面で反射されることを防止する。もし、前記上部層104が反射ミラーである場合、本発明によるVECSEL装置は、一つの波長について2個ずつの共振器が提供される。第1共振器は、多重帯域反射器102と反射ミラー104との間、すなわち、活性層103に位置する。そして、第2共振器は、多重帯域反射器102と外部ミラー113,114との間に位置する。このように、一つの波長について同時に二つの共振器を提供することによって、レーザの効率をさらに高めることができる。
以上、ポンプレーザ110を使用する光ポンピング方式のレーザについて説明したが、レーザポンピング素子100の両端に電極を連結することによって、電気ポンピングを行うことも可能である。
図6は、このような電気ポンピング方式のレーザポンピング素子の構造を例示的に示す断面図である。図6に示したように、前記上部層104上には、例えば、金属またはオーミックコンタクトのような上部コンタクト層105a,105bが形成されている。また、多重帯域反射器102の下側にも、例えば、金属またはオーミックコンタクトのような下部コンタクト層106が形成されている。これら上部コンタクト105a,105b及び下部コンタクト106は、電極としての役割を行う。
前記のような構造のレーザポンピング素子100を使用する場合には、前記上部コンタクト105a,105b及び下部コンタクト106にそれぞれ電圧を印加することによって、活性層103が励起されて光が放出される。すなわち、ポンプレーザ110の代わりに、電源がレーザポンピング素子100でのレーザ放射のためのエネルギー供給源となる。したがって、図6に示したレーザポンピング素子100を使用する場合には、図4A及び図4Bに示したポンプレーザ110を省略できる。このような電気ポンピング方式の場合には、イオン注入法によって、一定のサイズに制限された電流注入領域を開口と見なすことができる。
図7は、本発明によるレーザポンピング素子で使われる多重帯域反射器102及び活性層103の例示的な構造を示している。
一般的に、反射器は、全ての帯域の波長について高い反射率を維持できるものではなく、特定波長についてのみ高い反射率を有する。本発明によるVECSEL素子の場合、活性層103で2個以上の波長を有する光が発生するので、反射器102も活性層103で発生したそれぞれの波長について高い反射率を有する多重帯域反射器102である必要がある。
このような多重帯域光反射器は、Stephane Calvezらの“光ポンピングされた1.3μm GaInNAs 垂直共振器面発光レーザの最適化(Optimization of an Optically Pumped 1.3μm GaInNAs Vertical−Cavity Surface−Emitting Laser”(IEEE Photonics Tech.Letters,Vol.14,No.2,2002年2月)及びC.P.Leeらの“GaAs/AlAs多重層を使用する二重波長ブラグ反射器(Dual−Wavelength Bragg Reflectors Using GaAs/AlAs multilayers”(Electronic Letters,1993年10月28日,Vol.29,No.22)に公知されている。
図7に示したように、多重帯域反射器102は、例えば、異なる複数の層が所定の順序によって周期的に連続して配列されることによってなる多重帯域DBRで構成される。さらに具体的に、前記多重帯域反射器102は、同じ数の高屈折率層H122とスペーサ層S123、そして少なくとも1層の低屈折率層L121を所定の順序で配列して構成される。ここで、高屈折率層H122は、AlGa1−xAs(0≦x<1)からなり、望ましくは、GaAs(すなわち、x=0)からなる。一方、低屈折率層L121は、AlGa1−yAs(0<y≦1)からなり、望ましくは、AlAs(すなわち、y=1)からなる。また、スペーサ層S123は、AlGa1−zAs(0<z<1)からなり、望ましくは、zが0.15ないし0.85の範囲内にある。しかし、これらの組成比(x、y、z値)は、使用しようとする波長によって、それぞれ異なって選択できる。
前記層121,122,123は、金属有機化学蒸着法(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)または分子線エピタキシー(Molecular Beam Epitaxy:MBE)法や、それ以外の他の適当な方法を利用して形成できる。もし、図6に示した電気ポンピング方式のレーザポンピング素子を製造しようとする場合には、前記多重帯域反射器102の各層が形成された後、前述したように、イオン注入を通じて電流注入領域を一定のサイズに限定する。公知のように、反射器内に埋め込まれたかかる酸化物の開口は、レーザの発振効率を向上させ、単一横モードの発振を可能にする。
図7では、低屈折率層121a、高屈折率層122a、スペーサ層123a、高屈折率層122b、スペーサ層123bが順次に配置された構造が例示的に示されている。このような構造を簡単に表現すれば、L(HS)で表現される。すなわち、多重帯域反射器102の構造は、(L(HS)の形態の複層構造である。ここで、D及びNは、正の整数であり、Dは、1より大きい値を有する。このとき、それぞれの層間の間隔は、λ/4(λは、活性層103で発生する全ての波長の長さの平均値)になるように構成される。通常的に、低屈折率層121が多重帯域反射器102の最終端部(すなわち、図5及び図6で最下部)に位置する。しかし、高屈折率層122を多重帯域反射器102の最終端部に位置させることもある。この場合、前記多重帯域反射器102は、(H(LS)の形態の複層構造となる。図7では、5個の層でのみ多重帯域反射器102が構成されているが、実際には、約30個ほどの複数の層が使われる。このような多重帯域反射器102の層数は、図8及び図9のグラフに示したように、多重帯域反射器102の性能に影響を与える。したがって、D及びN値を適切に調節することによって、所望の帯域で高い反射率を有するように多重帯域反射器102を構成できる。
図8は、D=5、N=6である場合、すなわち、(L(HS)である場合のグラフである。
D=5、N=6であれば、反射器は、LHSHSHSHSHSLHSHSHSHSHSLHSHSHSHSHSLHSHSHSHSHSLHSHSHSHSHSLHSHSHSHSHSの層順序を有する。この場合、前記多重帯域反射器102は、約920nm及び1060nmの波長で最も高い反射率を有する。また、図9は、N=9とし、D=3(実線で表示)、D=5(点線で表示)、D=7(1点鎖線で表示)である場合についての多重帯域反射器102の反射帯域の変化を示している。
図示されたように、Nが固定された状態で、D値が大きくなるほど2個の高反射率帯域の間の距離が狭くなる。
本発明によって、少なくとも2個以上の波長を有する光を発生させる活性層102は、RPG構造である。すなわち、図7に示したように、基本的には、量子ウェル層131,132と障壁層133とが交互しつつ、複層構造で配置されている。ここで、量子ウェル層としては、InGa1−xAs1−y、InGa1−xAs、InGa1−xAs1−y、InGa1−xAsSb(ここで、0.0<x<1.0、0.0<y<1.0)のような半導体材料を使用できる。前記x及びyの値は、それぞれの量子ウェル層131,132について個別的に選択されることができる。量子ウェル層の代わりに、In(Ga)(N)Asの量子点を使用することもある。
本発明による活性層102の特徴は、発生させようとする波長によって異なる種類の量子ウェル層131,132を活性層102内に同時に形成するということである。図7では、2種類の量子ウェル層、すなわち、第1量子ウェル層131と第2量子ウェル層132とが例示的に示されている。したがって、図7の例の場合には、2種類の波長が活性層102内で発生する。もし、さらに多くの数の波長を発生させようとする場合には、その波長の数ほど量子ウェル層を追加すれば良い。
図7に示した例で、第1量子ウェル層131a〜131iは、例えば、920nmの波長150のための量子ウェル層であり、第2量子ウェル層132a〜132dは、例えば、1060nmの波長160のための量子ウェル層である。もし、InGaAs、InGaAsNの量子ウェル層を使用する場合、各元素の組成比や量子ウェル層の厚さを適切に調節することによって、それぞれの波長のための量子ウェル層を形成する。例えば、920nmの波長150のための第1量子ウェル層131a〜131iは、Inの比率が約10%ほど、1060nmの波長160のための第2量子ウェル層132a〜132dは、Inの比率が約25%ほどとなる。しかし、このような比率は、量子ウェル層の厚さによって変更される。一般的に、組成比が同じである場合、量子ウェル層が厚いほど長波長が形成される。
それぞれの量子ウェル層は、それに対応する波長を有する定常波のアンチノードに位置する。すなわち、図7で、第1量子ウェル層131a〜131iは、920nm波長を有する定常波150のアンチノード位置に配置され、第2量子ウェル層132a〜132dは、1060nm波長を有する定常波160のアンチノード位置に配置される。これにより、第1量子ウェル層131a〜131iは、920nm波長の光150を、第2量子ウェル層132a〜132dは、1060nm波長の光160を吸収してレーザポンピングできる。
しかし、第1量子ウェル層131a〜131iは、920nm波長の光150のみを吸収することではなく、1060nm波長の光も部分的に吸収する。同様に、第2量子ウェル層132a〜132dも、1060nm波長の光だけでなく、920nm波長の光を一部吸収できる。それは、図7に示したように、第1量子ウェル層131a〜131i領域でも1060nmの光160が一定のエネルギーを有し、第2量子ウェル層132a〜132d領域で920nmの光150が一定のエネルギーを有するためである。しかし、1060nmの光160が920nmの光150より長い波長を有するため、第1量子ウェル層131a〜131iで吸収される1060nmの光量が、第2量子ウェル層132a〜132dで吸収される920nmの光量より多い。その結果、第1量子ウェル層131a〜131iと第2量子ウェル層132a〜132dとの数が同じである場合、波長がさらに長い1060nm光のレーザ出力がさらに増加する。
したがって、前記2個の波長の強度を同一にするためには、920nm波長を有する定常波150のアンチノードと1060nm波長を有する定常波160のアンチノードとが重畳される位置で第2量子ウェル層を省略する。この場合、二つの定常波のアンチノードが重畳される位置で、920nm波長は、第1量子ウェル層131a,131f〜131hによってほぼ吸収されるが、1060nm波長は、第2量子ウェル層なしに第1量子ウェル層131a,131f〜131hによって部分的にのみ吸収されるため、1060nm波長の出力を減少させることができる。二つの定常波のアンチノードの位置が完全に一致せずとも、所定の距離範囲以内に二つの定常波が存在すれば、第2量子ウェル層を省略できる。例えば、1060nm波長のアンチノード位置から前記1060nm波長の10%に該当する距離以内に920nm波長のアンチノードが存在すれば、第2量子ウェル層を省略することもある。このような原理により、第1量子ウェル層や第2量子ウェル層の数を調節することによって出力される波長の強度を調節できる。
一方、光の吸収は、量子ウェル層だけでなく、障壁層133でも起こらすことができる。すなわち、障壁層133は、ポンピングされる光について吸収層になることもあり、透明層になることもある。もし、障壁層133で光の吸収が起こる場合、障壁層133で発生した電子及び正孔は、隣りの量子ウェル層に伝えられて、量子ウェル層での光の生成に寄与する。しかし、この場合には、障壁層133で多くの熱が発生することもある。
このようにポンピングされた920nm及び1060nmの光は、図4A及び図4Bに示したSHG素子115によって半波長である460nm及び530nmのレーザ光として出力されることができる。したがって、本発明による1個のVECSEL装置は、青色発光用レーザ光源と緑色発光用レーザ光源との役割を同時に行う。
以上、本発明の構成及び動作について詳細に説明した。本発明によるVECSEL装置の詳細な説明では、2個の波長を同時に出力する場合について主に説明したが、これは説明の便宜のためのものに過ぎず、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であることが分かる。したがって、本発明の真の保護範囲は、特許請求の範囲によって決定されなければならない。
本発明は、2個以上の波長を出力できる面発光レーザであって、特に、大型ディスプレイ装置の発光素子に適用可能である。
一般的なVCSELの概略的な構造を示す図面である。 従来のVECSELの概略的な構造を示す図面である。 従来のVECSELで使われるDBR及び活性層の構造を示す図面である。 本発明の第1実施形態によるVECSELの例示的な構造を概略的に示す図面である。 本発明の第2実施形態によるVECSELの例示的な構造を概略的に示す図面である。 本発明による光ポンピング方式のレーザポンピング素子の構造を例示的に示す断面図である。 本発明による電気ポンピング方式のレーザポンピング素子の構造を例示的に示す断面図である。 本発明によるレーザポンピング素子で使われる多重帯域反射器及び活性層の例示的な構造を示す図面である。 本発明による多重帯域DBRの波長による反射率を示すグラフである。 本発明による多重帯域DBRの波長による反射率を示すグラフである。
符号の説明
100…ポンピング部、
101…基板、
102…多重帯域反射器、
103…活性層、
110…レーザダイオード、
111…コリメーティングレンズ、
112…ヒートシンク、
113…第1外部ミラー、
114…第2外部ミラー、
115a,115a’,115b,115b’,115c…SHG素子、
118…波長選択性ミラー。

Claims (41)

  1. 所定の波長を有する光を発生させるレーザポンピング素子と、前記レーザポンピング素子の外部に位置し、前記レーザポンピング素子で発生した光の一部を透過させてレーザ光として出力し、残りの一部をレーザポンピング素子で再吸収されるように反射する外部ミラー部と、を含む半導体レーザ装置において、
    前記レーザポンピング素子は、
    少なくとも2個の波長を有する光を発生させる活性層と、
    前記活性層で発生した少なくとも2個の波長を有する光について最も高い反射率を有する多重帯域反射器と、を含み、
    前記活性層は、前記多重帯域反射器と前記外部ミラー部との間の光路に位置することを特徴とする複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  2. 前記活性層は、
    第1波長を発生させるための複数の第1量子ウェル層と、
    第2波長を発生させるための複数の第2量子ウェル層と、
    前記複数の第1量子ウェル層と第2量子ウェル層との間隔に位置する複数の障壁層と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  3. 前記第1量子ウェル層は、第1波長を有する第1定常波のアンチノード位置に配置され、前記第2量子ウェル層は、第2波長を有する第2定常波のアンチノード位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  4. 前記第1量子ウェル層及び第2量子ウェル層の数を調節することによって、前記第1波長の出力と第2波長の出力との相対的な強度を調節することを特徴とする請求項3に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  5. 前記第1定常波のアンチノードと第2定常波のアンチノードとの間隔が所定距離以内である場合、前記第1量子ウェル層と前記第2量子ウェル層のうち何れか一つのみが配置されることを特徴とする請求項3に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  6. 前記第1及び第2量子ウェル層は、それぞれInGa1−xAs1−y、InGa1−xAs、InGa1−xAs1−y、及びInGa1−xAsSbを含むグループから選択された少なくとも一つの半導体材料を含み、ここで、0.0<x<1.0及び0.0<y<1.0であり、前記x及びyの値は、前記第1及び第2量子ウェル層について独立的に選択可能であることを特徴とする請求項2または3に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  7. 前記多重帯域反射器は、少なくとも2層の高屈折率層H、少なくとも2層のスペーサ層S、及び少なくとも1層の低屈折率層Lが所定の順序で反復して形成された複層構造を有し、前記高屈折率層H及びスペーサ層Sの数は同じであることを特徴とする請求項2に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  8. 前記多重帯域反射器の複層構造は、(L(HS)の形態であり、ここで、D及びNは、正の整数であり、Dは、1より大きいことを特徴とする請求項7に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  9. 前記多重帯域反射器は、少なくとも2層の低屈折率層L、少なくとも2層のスペーサ層S、及び少なくとも1層の高屈折率層Hが所定の順序で反復して形成された複層構造を有し、前記低屈折率層L及びスペーサ層Sの数は同じであることを特徴とする請求項2に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  10. 前記多重帯域反射器の複層構造は、(H(LS)の形態であり、ここで、D及びNは、正の整数であり、Dは、1より大きいことを特徴とする請求項9に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  11. 前記高屈折率層Hは、AlGa1−xAs(0≦x<1)を含み、前記低屈折率層Lは、AlGa1−yAs(0<y≦1)を含み、前記スペーサ層Sは、AlGa1−zAs(0<z<1)を含むことを特徴とする請求項7ないし10のうち何れか1項に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  12. x=0、y=1、0.15<z<0.85であることを特徴とする請求項11に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  13. 前記多重帯域反射器の各層間の間隔は、λ/4であり、ここで、λは、前記活性層で発生する波長の長さの平均値であることを特徴とする請求項7ないし10のうち何れか1項に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  14. 前記レーザポンピング素子は、前記外部ミラー部と対向する前記活性層の表面に積層された反射防止層をさらに含むことを特徴とする請求項2または7に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  15. 前記レーザポンピング素子は、前記反射防止層の表面と接触する上部電極層、及び前記多重帯域反射器の表面と接触する下部電極層を含み、前記上部電極層及び下部電極層は、金属またはオーミックコンタクトで構成されることを特徴とする請求項14に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  16. 前記レーザポンピング素子は、前記外部ミラー部と対向する前記活性層の表面に積層された反射ミラー層をさらに含むことを特徴とする請求項2または7に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  17. 前記レーザポンピング素子は、前記反射ミラー層の表面と接触する上部電極層、及び前記多重帯域反射器の表面と接触する下部電極層を含み、前記上部電極層及び下部電極層は、金属またはオーミックコンタクトで構成されることを特徴とする請求項16に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  18. 前記レーザポンピング素子は、前記活性層の表面と接触する上部電極層、及び前記多重帯域反射器の表面と接触する下部電極層を含み、前記上部電極層及び下部電極層は、金属またはオーミックコンタクトで構成されることを特徴とする請求項2または7に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  19. 前記外部ミラー部は、
    前記レーザポンピング素子で発生した第1波長を有する光の一部を前記レーザポンピング素子に反射し、残りの一部を透過させて第1レーザ光として出力する第1外部ミラーと、
    前記レーザポンピング素子で発生した第2波長を有する光の一部を前記レーザポンピング素子に反射し、残りの一部を透過させて第2レーザ光として出力する第2外部ミラーと、
    第1波長の光を透過させて第1外部ミラーに送り、第2波長の光を反射して第2外部ミラーに送る波長選択性ミラーと、を含むことを特徴とする請求項2または7に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  20. 前記半導体レーザ装置は、前記第1波長の光路上に位置して第1波長の周波数を2倍に作る第1SHG素子、または前記第2波長の光路上に位置して第2波長の周波数を2倍に作る第2SHG素子のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項19に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  21. 前記第1SHG素子及び第2SHG素子は、前記レーザポンピング素子と波長選択性ミラーとの間に位置して、第1波長及び第2波長の周波数を同時に2倍に作る単一のSHG素子であることを特徴とする請求項20に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  22. 前記外部ミラー部は、第1波長を有する第1定常波のノード末端と第2波長を有する第2定常波のノード末端とが一致する位置に設置された一つの外部ミラーであり、前記外部ミラーと多重帯域反射器との間の光路の長さは、第1波長及び第2波長何れもの整数倍であることを特徴とする請求項2または7に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  23. 前記レーザ装置は、前記レーザポンピング素子にポンピング用エネルギーを提供するポンプレーザをさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の複数の波長を発生させる半導体レーザ装置。
  24. 所定の波長を有する光を発生させる面発光半導体レーザ装置用のレーザポンピング素子において、
    基板と、
    前記基板上に形成された多重帯域反射器と、
    前記多重帯域反射器上に形成されたものであって、少なくとも2個の波長を有する光を発生させる活性層と、を含み、
    前記多重帯域反射器は、前記活性層で発生した少なくとも2個の波長を有する光について、最も高い反射率を有することを特徴とする複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  25. 前記活性層は、
    第1波長を発生させるための複数の第1量子ウェル層と、
    第2波長を発生させるための複数の第2量子ウェル層と、
    前記複数の第1量子ウェル層と第2量子ウェル層との間隔に位置する複数の障壁層と、を含むことを特徴とする請求項24に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  26. 前記第1量子ウェル層は、第1波長を有する第1定常波のアンチノード位置に配置され、前記第2量子ウェル層は、第2波長を有する第2定常波のアンチノード位置に配置されることを特徴とする請求項25に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  27. 前記第1量子ウェル層と第2量子ウェル層との数を調節することによって、前記第1波長の出力及び第2波長の出力の相対的な強度を調節することを特徴とする請求項26に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  28. 前記第1定常波のアンチノードと第2定常波のアンチノードとの間隔が所定距離以内である場合、前記第1量子ウェル層と第2量子ウェル層のうち何れか一つのみが配置されることを特徴とする請求項26に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  29. 前記第1及び第2量子ウェル層は、それぞれInGa1−xAs1−y、InGa1−xAs、InGa1−xAs1−y、及びInGa1−xAsSbを含むグループから選択された少なくとも一つの半導体材料を含み、ここで、0.0<x<1.0及び0.0<y<1.0であり、前記x及びyの値は、前記第1及び第2量子ウェル層について独立的に選択可能であることを特徴とする請求項25または26に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  30. 前記多重帯域反射器は、少なくとも2層の高屈折率層H、少なくとも2層のスペーサ層S、及び少なくとも1層の低屈折率層Lが所定の順序で反復して形成された複層構造を有し、前記高屈折率層H及びスペーサ層Sの数は同じであることを特徴とする請求項25に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  31. 前記多重帯域反射器の複層構造は、(L(HS)の形態であり、ここで、D及びNは、正の整数であり、Dは、1より大きいことを特徴とする請求項30に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  32. 前記多重帯域反射器は、少なくとも2層の低屈折率層L、少なくとも2層のスペーサ層S、及び少なくとも1層の高屈折率層Hが所定の順序で反復して形成された複層構造を有し、前記低屈折率層L及びスペーサ層Sの数は同じであることを特徴とする請求項25に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  33. 前記多重帯域反射器の複層構造は、(H(LS)の形態であり、ここで、D及びNは、正の整数であり、Dは、1より大きいことを特徴とする請求項32に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  34. 前記高屈折率層Hは、AlGa1−xAs(0≦x<1)を含み、前記低屈折率層Lは、AlGa1−yAs(0<y≦1)を含み、前記スペーサ層Sは、AlGa1−zAs(0<z<1)を含むことを特徴とする請求項30ないし33のうち何れか1項に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  35. x=0、y=1、0.15<z<0.85であることを特徴とする請求項34に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  36. 前記多重帯域反射器の各層間の間隔は、λ/4であり、ここで、λは、前記活性層で発生する波長の長さの平均値であることを特徴とする請求項30ないし33のうち何れか1項に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  37. 前記レーザポンピング素子は、前記活性層の表面に積層された反射防止層をさらに含むことを特徴とする請求項25または30に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  38. 前記レーザポンピング素子は、前記反射防止層の表面と接触する上部電極層、及び前記多重帯域反射器の表面と接触する下部電極層を含み、前記上部電極層及び下部電極層は、金属またはオーミックコンタクトで構成されることを特徴とする請求項37に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  39. 前記レーザポンピング素子は、前記活性層の表面に積層された反射ミラー層をさらに含むことを特徴とする請求項25または30に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  40. 前記レーザポンピング素子は、前記反射ミラー層の表面と接触する上部電極層、及び前記多重帯域反射器の表面と接触する下部電極層を含み、前記上部電極層及び下部電極層は、金属またはオーミックコンタクトで構成されることを特徴とする請求項39に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
  41. 前記レーザポンピング素子は、前記活性層の表面と接触する上部電極層、及び前記多重帯域反射器の表面と接触する下部電極層を含み、前記上部電極層及び下部電極層は、金属またはオーミックコンタクトで構成されることを特徴とする請求項25または30に記載の複数の波長を発生させるレーザポンピング素子。
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