JP2006004125A - 差分適用組込み機器、差分適用組込み機器システム及び格納データ変更方法 - Google Patents
差分適用組込み機器、差分適用組込み機器システム及び格納データ変更方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006004125A JP2006004125A JP2004179090A JP2004179090A JP2006004125A JP 2006004125 A JP2006004125 A JP 2006004125A JP 2004179090 A JP2004179090 A JP 2004179090A JP 2004179090 A JP2004179090 A JP 2004179090A JP 2006004125 A JP2006004125 A JP 2006004125A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- conversion
- difference
- input data
- new version
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
【解決手段】 論理記述情報を表した変換前の入力データを変換して計算機が読取って動作可能なデータとした変換後の格納データを記憶する記憶部15と、上記記憶している変換後の格納データを読み出して逆変換133を行い、該逆変換後のデータに上記変換前の入力データの変化分である差分情報を適用135して新版入力データを得て、得た該新版入力データを変換137して変換後の新版格納データを得て、得た該変換後の新版格納データで上記記憶部にある元の変換後の格納データを置換える差分適用部14、とを備えた。
【選択図】 図4
Description
また第2の従来例として、特許文献2の「情報処理装置および方法、並びに記録媒体」によれば、組込み機器に組み込まれたプログラムのバージョン間の差分データを用いた更新の方法が開示されているが、差分データを圧縮して配信することによって配信する量を小さくする方法であって、差分データそのものを小さくすることに関しては触れられていない。
第3の従来例として、特許文献3の「地図データの処理装置及び方法」によれば、異なる地図情報から一致度を判定して標準地図とするにあたり、これら二つの地図情報の違いのみに着目して差分とすることが示されている。そして差分の採、不採は他の論理に頼っている。
一方、配信を受ける組込み機器では、その処理能力が向上して、従来は配信元で実施していた差分データを更新する際の関連処理を、代わりに担当できるようにパワー・アップされている。
即ち一般的に上記目的で処理をすることが前提となっており、組込み機器の格納データに修正を加えた場合に、その修正が論理的には小さなものであっても、物理的な実格納データとしては修正内容が大きくなり、配信データ量が多くなるという課題がある。
上記記憶している変換後の格納データを読み出して逆変換を行い、該逆変換後のデータに上記変換前の入力データの変化分である差分情報を適用して新版入力データを得て、得た該新版入力データを変換して変換後の新版格納データを得て、得た該変換後の新版格納データで上記記憶部にある元の変換後の格納データを置換える差分適用部、とを備えた。
組込み機器への配信データ量を少なくした差分データ配信装置、差分適用装置、システムを図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における差分データ抽出装置と適用装置を含むシステムの概念を示すブロック図である。また図2は配信元の開発装置の構成を示す図であり、図3は同じく配信元にある差分データを得るための差分抽出装置の構成を示す図である。また図4は、配信を受ける組込み機器の構成を示す図である。
先ずシステムの構成を説明する。図1において、開発装置11は入力データから格納データを生成する装置であり、開発装置11で生成された最初の格納データ16は、組込み機器13内の読み書き可能な記憶装置15に製品出荷時に格納される。配信側にある差分抽出装置12は、組込み機器13の(旧版)格納データ16にバージョンアップが発生した際に使用される装置であり、旧版格納データ16と新版格納データ18の間の差分データ17を抽出し、この抽出した差分データを配信先の組込み機器13に送信する。送信を受けた組込み機器13では、内蔵する差分適用装置(部)14が旧版格納データ16を逆変換して送信された差分データと比較し、差分データを反映した変換前新版入力データを作成し、これを変換して新版格納データ18を生成して記憶装置(部)15に書き込む。
なお、開発装置11と差分抽出装置12は同一の機器上にあっても、異なる機器上にあってもよい。
なお図2に示す開発装置11は、組込み機器の出荷時に組込み機器13に組込む最初の格納データ16を生成するために、変換前の入力データ111を変換機能113で変換して、格納データ112を生成するが、組込み機器に格納された状態では最初の格納データ16となる。
また図3に示す本実施の形態における差分抽出装置12は、旧版入力データを記憶しておき、以後のバージョンアップに対して、記憶している旧版入力データ121と新版入力データ122とから入力データ差分抽出機能123を用いてバージョンアップするための変換前のフォーマットで差分データ17を生成する。
差分適用装置14は通信部相当により、CD−ROMやDVD−ROMなどの外部記憶媒体や、無線網などのネットワークを経由して得た差分データ17を用いて、格納データをバージョンアップして新版格納データ18として記憶装置15に書き込む。バージョンアップ後は、組込み機器13ではこのバージョンアップされた新版格納データ18を、以後は格納データ16として処理対象にする。
図4は、本実施の形態における組込み機器の構成を示す機能ブロック図である。また図5は、フローで表した差分適用装置14の動作を示す図である。これらの図において、差分適用装置14の差分受信機能131により、S131で差分抽出装置12が抽出した変換前の差分データ17を受信する。また記憶装置15から旧版格納データ16をデータ読出し機能132によりS132で読み出し、逆変換機能133によりS133で逆変換して、変換前の旧版入力データ134を生成する。この旧版入力データ134は、図3の旧版入力データ121と全く同一、もしくは論理的に同一である。従って差分データ適用機能135により変換前の差分データ17を旧版入力データ134に適用すると、図3の新版入力データ122と全く同一、もしくは論理的に同一である新版入力データ136をS136で生成することができる。
図6(a)は旧版地図、図6(b)は新版地図のイメージ図である。それぞれの地図イメージは地図データ全体のうち一部のメッシュを示しており、旧版地図41においてA〜Hに割り振られている小さい丸印をノード、A−B間、B−C間など二つのノードを結ぶ線をリンク、A−B−C−D−Eなどのリンク列をルートと呼ぶ。リンク、ルートは例えば地図上の道路を示している。旧版の地図41では二つのルートA−B−C−D−E、F−B−G−Hが存在しており、ノードBで二つのルートが交差している。
そして、旧版地図41から新版地図42へのバージョンアップで新しいルートJ−A−Kが追加され、それによって旧版のルートA−B−C−D−E上に新しいノードIが追加されている。
各ルートに対してそれぞれ番号が割り振られ(ルートA−B−C−D−Eがルート1、F−B−G−Hがルート2)、ルートごとにノード情報が記述されている。ルート上の各ノードはルート内での出現順に示され、各ノードにはメッシュ内での相対座標(メッシュの左下座標を0,0とする)がノード情報として記述されている。
ルート情報52には各ルートのリンクID、開始ノードID、終了ノードIDが記述される。リンクIDは各ルート内の出現順に連番で割り当てられる(1−1の次は1−2、1−2の次は1−3)。また開始ノードIDと終了ノードIDは、ノード情報53に記載されたノードIDを示す。ノード情報53には、メッシュ上の全ノードの情報が記述される。このノード情報53でのノードの記述順序は、先ずY座標でソートした後、Y座標が同じものについてはX座標についてソートした順序で記述される。またノードIDは、ソート順序どおりに連番で割り当てられる。
ここで旧版地図の格納データであるルート情報52とノード情報53と、新版地図の格納データであるルート情報62とノード情報63と、の間で差分情報を抽出した場合の差分データの例を図11に示す。格納データのノード情報はソートされた順序で連番のノードIDが割り振られるため、旧版格納データのノード情報53のノードID3〜8は、新版においてノードIDが変更になる。このように書き込み機器側の負荷を減らすために、予め配信元でノード番号を付け直した差分データを送るようにしているのが通例である。従って図6のイメージでは、追加は簡単なルートが1本あるだけであるが、処理としては17行にも及ぶ大規模な変更または追加の処理が必要となる。
こうして、旧版格納データのノードID4では、ルート1のノード追加により、交差リンク情報が元の1−1から1−2に変更になる。格納データのルート情報は、参照するノード情報のノードIDが旧版と新版で上記のように大きく異なるため、すべてのリンクIDについて追加、修正が発生する。このように変換後の格納データで差分情報を抽出すると、ルートを一本追加しただけの修正でも差分データサイズは非常に大きくなる。
まず、差分適用装置14の逆変換機能133は、以下の処理によって旧版格納データであるルート情報52とノード情報53から図13に示す変換前の入力データ81(図4の旧版入力データ134相当)に変換する。
即ちその詳細手順として、旧版格納データ16のルート情報52のルート1について、リンクID1−1の開始ノードと終了ノードの座標を、そのIDを用いてノード情報53から検索する。そして入力データ81のルート1における一番目のノードと二番目のノードの座標として記述し、図13に示すように、適当なノード名を割り当てる。図13の例では一番目のノードにA−1、二番目のノードにA−2を割り当てる。さらに終了ノードをノード情報53から検索した時に、該当するノードに交差リンク情報がある場合には、入力データ81で割り当てたノード名をノード情報53の該当ノードに関連付けておく(今回の例ではノードID4にノード名A−2を関連付ける)。
ルート1の処理が終了すると、次にルート2の処理を実行する。ルート2に対する処理も基本的にはルート1の処理と同様であるが、リンクID2−1の終了ノード検索時に、ノードID4にノード名A−2が関連付けられているので、ルート2の二番目のノードには同じノード名A−2を割り当てる。
以上の処理によって、旧版の格納データ中のルート情報52、ノード情報53から変換して旧版の入力データ81が生成される。
変換機能137によって変換前の入力データ91が格納データに変換される。最初に入力データ91に含まれる全ノードの情報をすべて取り出し、ノード情報にそのノードが交差リンクの端点になっているかどうかの情報と、参照元となるルート、参照元ルートの何番目のノードから参照されているかを関連付けておく。例えば、入力データ91のノードC−1については、交差リンクの端点であること、参照元はルート1の2番目のノードとルート3の2番目のノードであることを関連付ける。ノード名についてはこの時点で破棄する。
以上の処理によって格納データのノード情報63の生成が完了する。
以上で図6ないし図14を用いて差分適用装置14の動作を説明した。
以下に図15を用いて圧縮と解凍により、組込み機器のプログラム・ソフトウェアを旧版(a)から新版(b)に変更する例を説明する。図15(a)において、変換前の旧版入力データ101(図3の旧版入力データ121に相当)を公知の技術であるハフマン符号化を用いて圧縮表現した変換後の旧版格納データ102が組込み機器13内に格納されているものとする。ここで辞書103は旧版入力データの圧縮時に用いられた辞書データである。バージョンアップによって、旧版入力データ101の3箇所に文字”d”が追加された新版入力データ201が生成されたとする。この場合、ハフマン符号化を用いて新版格納データ202が生成されるが、この際用いられる辞書203は旧版圧縮時に使用した辞書103と異なる。
一方、入力データ間での変換前の差分データを送信する場合は、図15(b)に示す3箇所に文字”d”を追加する、という情報のみでよい。即ち送信データ量が変換後の格納データ間で差分抽出した場合と比較して明らかにデータ量が小さい。
差分適用装置には旧版格納データ102と旧版辞書103が格納されており、これらの情報から逆変換(解凍)機能を用いて旧版入力データ101を生成する。次に受信した差分データを適用して変換前の新版入力データ201を生成する。そして、ハフマン符号化を用いて新版辞書203と新版格納データ202を生成して、バージョンアップを完了する。なお、開発装置側で生成される新版格納データと組込み機器内の新版格納データが完全に同一であることを保証するため、開発装置と組込み機器の持つ圧縮アルゴリズムは全く同一の実装を有するものとする。これは、同じアルゴリズムを用いたとしても、実装によって出力が変わる可能性があるためである。
以上の処理によって、組込み機器に格納された圧縮データをより小さい差分データを用いてバージョンアップすることが可能である。なお本実施の形態では、圧縮アルゴリズムとしてハフマン符号化を用いたが、公知のいかなる可逆圧縮アルゴリズムを用いることも可能である。
差分データ17を更に減らした差分データ配信装置、差分適用装置を説明する。
図16は、本発明の実施の形態2における差分抽出装置12bの機能を示すブロック図である。先の実施の形態における旧版入力データと新版入力データに代えて、差分抽出装置12bは、旧版の変換後の格納データ221と新版格納データ222に対して、先ずそれぞれ逆変換機能223で逆変換し、旧版入力データ224と新版入力データ225とを生成する。逆変換機能223によって生成された入力データ224,225は、格納データ221,222を生成するために図2の開発装置11で使用された入力データと全く同一、もしくは論理的に同一である。
入力データ差分抽出機能226は、旧版入力データ224と新版入力データ225の間の差分を抽出して差分データ17を生成する。
上記の構成によって第一の実施の形態と同様に、組込み機器はバージョンアップした記憶データを用いて処理を行うことができる。また、差分データが大きくなる格納データ間での差分ではなく、差分データが小さくなる入力データ間での差分を用いていることから、差分抽出装置12bから差分適用装置14に送信する差分データ17のサイズを小さくすることができる。
差分データ17を更に減らした他の差分データ配信装置、差分適用装置を説明する。
図17は、本実施の形態における差分抽出装置12cの機能を示すブロック図である。先の実施の形態における格納データから入力データに変換することに代えて、中間データを得て、これから中間差分データを配信する。即ち差分抽出装置12cは、旧版格納データ321と新版格納データ322に対してそれぞれ逆変換機能323を用いて、旧版中間データ324と新版中間データ325とを生成する。中間データ差分抽出機能326は、これらの旧版中間データ324と、新版中間データ325との間の差分データ17を生成する。
図において、差分適用装置14cの差分受信機能331が差分抽出装置12cの抽出した差分データ17を受信すると、これと同時に記憶装置15から旧版格納データ16をデータ読出し機能332によって読み出して、逆変換機能333により中間データ334を生成する。中間データ334は図17の旧版中間データ324と全く同一である。
差分データ適用機能335により差分データ17をこの旧版中間データ334に適用して、図6の新版中間データ325と全く同一の新版中間データ336を生成する。変換機能337は、この新版中間データ336を新版格納データ18に変換し、データ書込み機能338がこの新版格納データ18を記憶装置15に書き込む。この書き込み方法として、記憶装置15にある旧版格納データ16に新版格納データ18を上書きするか、もしくは記憶装置15の旧版格納データ16とは別領域にいったん新版格納データ18を書き込む。しして処理完了後に旧版格納データ16とする。その後は組込み機器13cは、この格納データを処理対象のデータとして扱う。
また、実施の形態2と同様に、同一機能の逆変換機能を持つことにより差分抽出装置が差分抽出に用いる中間データと、差分適用装置が差分適用に用いる中間データとが全く同一になるため、差分データ適用機能における差分抽出と差分適用での中間ファイルの物理的違いを吸収する手段が不要となる。従って、差分データ適用機能の処理が容易になる、という利点を持つ。
図19(a)は旧版入力データ301(C言語で記述されたソースコード)を示しており、これを開発環境でコンパイルすることによって、図19(b)の旧版格納データ302が生成される。なお、図19(b)の旧版格納データ302は、下線付きの部分が実際に組込み機器内の記憶手段に格納される16進数表現のデータであり、それ以外の記述は格納されるデータの説明である。この旧版格納データ302を逆コンパイルすることで生成されるのが図19(c)に示す旧版中間データ303(C言語のソースコード)である。C言語などのプログラム言語では、ソースコードをコンパイルして生成されたオブジェクトファイルを逆コンパイルして元のソースコードを生成することは不可能であるが、一定の規則に従って逆コンパイルすることで、元のソースコードに近い形のソースコード(中間データ)を生成することは可能である。旧版入力データ301と旧版中間データ303では、変数名、関数名などは異なっているが、実際に行われている処理は同一であり、さらにこれらをコンパイルした結果は旧版格納データ302と同一になる。
ここで旧版と新版の変換後の格納データ間で差分データを抽出した場合、図22に示すように、1行目から4行目までの変更、6,7行目へのデータの追加と、旧版データの7行目以降の7行分を新版データの8行目以降の7行間にコピーする、という情報が差分データとして抽出される。一方図21に示すように、旧版と新版の中間データ間、つまり変換前の差分データを抽出した場合は、その7行目への”l3+=100;”の追加、という情報のみで差分が表現できる。
バージョンアップが発生すると、差分抽出装置12では旧版中間データと新版中間データを生成し、図21の差分データ501を抽出し、これを配信する。
差分データ501を受信した組込み機器13では、差分適用装置14により、最初に旧版格納データ302を逆コンパイルして旧版中間データ303を生成する。ここで、差分適用装置14の持つ逆変換(逆コンパイル)機能は差分抽出装置12の持つ逆変換機能と全く同一であることから、生成される旧版中間データ303は差分抽出装置12と差分適用装置14とで全く同一であることが保証される。
以上の処理によって、組込み機器に格納されたプログラムデータをより小さい差分データを用いてバージョンアップすることが可能である。
Claims (9)
- 論理記述情報を表した変換前の入力データを変換して計算機が読取って動作可能なデータとした変換後の格納データを記憶する記憶部と、
上記記憶している変換後の格納データを読み出して逆変換を行い、該逆変換後のデータに上記変換前の入力データの変化分である差分情報を適用して新版入力データを得て、得た該新版入力データを変換して変換後の新版格納データを得て、得た該変換後の新版格納データで上記記憶部にある元の変換後の格納データを置換える差分適用部、とを備えたことを特徴とする差分適用組込み機器。 - 差分情報は、変換前の入力データの変化分を与えることに代えて、変換後の格納データを逆変換した差分中間データとし、
差分適用部は、記憶部より読み出した格納データを逆変換して中間データを生成し、該生成した中間データに上記差分中間データを適用して新版入力データを得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の差分適用組込み機器。 - 論理記述情報は地図データであり、格納データは組込み機器が処理可能なように地図データを変換したデータであり、
差分適用部が行う変換は、上記格納データから地図データへの変換、であることを特徴とする請求項1記載の差分適用組込み機器。 - 論理記述情報はプログラムまたはデータであり、該プログラムまたはデータを圧縮して格納データとし、
差分適用部が行う逆変換は、上記圧縮に対応する解凍であること、を特徴とする請求項1記載の差分適用組込み機器。 - 論理記述情報は、プログラムであり、該プログラムをコンパイルして格納データとし、
差分適用部が行う逆変換は、逆コンパイルであること、を特徴とする請求項1記載の差分適用組込み機器。 - 差分情報は、変更前後における変換後の格納データ間の変更情報に比べて、変更前後における変換前の入力データ間の変更情報が少ない入力データ間の差分情報とし、
組込み機器は通信部を備え、該通信部経由で上記差分情報を得て差分適用部に転送することを特徴とする請求項1記載の差分適用組込み機器。 - 変更後の論理記述情報を表した変換前の入力データに対し、変更前の上記論理記述情報を表した変換前の入力データとの差分情報を抽出する差分抽出装置と、
上記変換前の入力データを変換して計算機が読取って動作可能なデータとした変換後の格納データを記憶する記憶部と、記憶している上記変換後の格納データを読み出して逆変換を行い、該逆変換後のデータに上記差分情報を適用して新版入力データを得て、得た該新版入力データを変換して変換後の新版格納データを得て、得た該変換後の新版格納データで上記記憶部にある元の変換後の格納データを置換える差分適用部、とを備えた差分適用組込み機器と、
で構成されることを特徴とする差分適用組込み機器システム。 - 差分抽出装置は、格納データを逆変換して論理記述情報を表した変換前の入力データを得るようにして、得た該変換前の入力データに対して差分情報を得るようにしたことを特徴とする請求項7記載の差分適用組込み機器システム。
- 論理記述情報を表した変換前の入力データを変換して計算機が読取って動作可能なデータとした変換後の格納データを記憶する記憶部を備えた組込み機器の格納データ変更方法において、
上記記憶している変換後の格納データを読み出す読出しステップと、
上記読み出した変換後の格納データを逆変換する逆変換ステップと、
上記逆変換後のデータに上記変換前の入力データの変化分である差分情報を適用して新版入力データを得るステップとて
上記得た新版入力データを変換して変換後の新版格納データを得るステップと、
上記得た変換後の新版格納データで上記記憶していた元の変換後の格納データを置換える置換えステップ、とを備えたことを特徴とする組込み機器の格納データ変更方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004179090A JP4477947B2 (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 差分適用組込み機器システム及び格納データ変更方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004179090A JP4477947B2 (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 差分適用組込み機器システム及び格納データ変更方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006004125A true JP2006004125A (ja) | 2006-01-05 |
JP4477947B2 JP4477947B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=35772480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004179090A Expired - Fee Related JP4477947B2 (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 差分適用組込み機器システム及び格納データ変更方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4477947B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009277062A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | データ書き換えシステム及び新版データ作成装置及び差分データ作成装置及び新版データ作成プログラム及び差分データ作成プログラム |
JP2011060039A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Hitachi Solutions Ltd | 圧縮データの差分配信方式及び圧縮データの差分配信方法 |
WO2011128947A1 (ja) * | 2010-04-16 | 2011-10-20 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置 |
WO2019116922A1 (ja) * | 2017-12-11 | 2019-06-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載更新装置、プログラム及びプログラム又はデータの更新方法 |
-
2004
- 2004-06-17 JP JP2004179090A patent/JP4477947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009277062A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | データ書き換えシステム及び新版データ作成装置及び差分データ作成装置及び新版データ作成プログラム及び差分データ作成プログラム |
JP2011060039A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Hitachi Solutions Ltd | 圧縮データの差分配信方式及び圧縮データの差分配信方法 |
WO2011128947A1 (ja) * | 2010-04-16 | 2011-10-20 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置 |
JP5295427B2 (ja) * | 2010-04-16 | 2013-09-18 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置 |
WO2019116922A1 (ja) * | 2017-12-11 | 2019-06-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載更新装置、プログラム及びプログラム又はデータの更新方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4477947B2 (ja) | 2010-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10649769B2 (en) | Vehicle-mounted control device, program writing device, program generating device and program | |
RU2419846C2 (ru) | Кодирование данных языка разметки | |
US7031972B2 (en) | Algorithms for block-level code alignment of software binary files | |
EP2524307B1 (en) | Operating system auto-update procedure | |
CN100447740C (zh) | 数据的包内增量压缩的系统和方法 | |
US8326850B2 (en) | Data converting apparatus, method, and computer product | |
EP1557761A1 (en) | Data update system, differential data creating device and program for data update system, updated file restoring device and program | |
US7676479B2 (en) | Method and system for updating versions of content stored in a storage device | |
KR20050081869A (ko) | 소프트웨어 원자화를 위한 뷰 | |
JP2008519360A (ja) | 圧縮リード・オンリ・メモリ・ファイル・システム(crmfs)画像の更新 | |
CN103473099A (zh) | 一种移动终端的软件升级方法和系统 | |
JP2007521555A (ja) | 記憶装置に記憶されたコンテンツのバージョンを更新する方法およびシステム | |
CN101694624A (zh) | 处理软件安装包光盘镜像文件的方法及装置 | |
CN109542459A (zh) | 应用程序打包方法及装置、计算机装置及计算机存储介质 | |
WO2017038104A1 (ja) | 実装装置および実装方法 | |
JP2018173672A (ja) | 実装装置 | |
US8196093B2 (en) | Apparatus and method for componentizing legacy system | |
CN111522574A (zh) | 差分包生成方法及相关设备 | |
JP4477947B2 (ja) | 差分適用組込み機器システム及び格納データ変更方法 | |
JP2009110061A (ja) | 版数管理システムおよび版数管理方法 | |
CN100524316C (zh) | 用于文件信息移动处理的方法和装置 | |
JP2009055308A (ja) | ベクトルデータ伸張装置、及びベクトルデータ圧縮装置 | |
JP5100500B2 (ja) | データ書き換えシステム及び新版データ作成装置及び差分データ作成装置及び新版データ作成プログラム及び差分データ作成プログラム | |
JP4791205B2 (ja) | 差分生成装置及び差分適用装置及び差分生成プログラム及び差分適用プログラム | |
JP2004227520A (ja) | 新旧プログラム書換情報生成装置及び新旧プログラム書換情報生成方法及びプログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070406 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100309 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100312 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |