JP2006000028A - 重り移動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、長手本体内にねじの回転によって移動ができる長手状重りを内設し、釣り竿やルアー等の重量バランスを変えることを目的とする。
【解決手段】本発明による重り移動装置は、長手本体(2)内に移動自在に長手状重り(4)を設け、この長手状重り(4)を長手状ねじ体(12)によって自在に移動させ、前記長手本体(2)を釣り竿の柄又はルアー等とした構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、重り移動装置に関し、特に、ねじの回転により長手状重りを長手方向に沿って移動自在とし、釣り竿の柄の重量バランスを変更したり、ルアーの長手方向の重量バランスを変更することができるようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の重り移動によるバランスの修正方法としては、特に、その方法を示す特許文献等は開示していないが、釣り竿の柄の場合には、柄の外面に重りを貼り付け、その貼り付け位置を種々変更することによってバランスを取っていた。
また、釣りに用いるルアーの場合、ルアーの内部に形成された長穴の中に玉状又は四角状等の重りを挿入し、好適な位置で重りの挿入を止めて位置させるようにしていた。
従来の重り移動によるバランスの修正方法は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前述の釣り竿の柄の場合、柄の外面に重りを貼着するため、手で柄をグリップした時に、この重りがグリップ時の邪魔になることがあり、グリップ感が悪く、キャスティング時や、釣り上げ時の微妙な感触で動作する時の障害となっており、釣り人には好評が得られなかった。
また、ルアーの長穴の中に重りを挿入する場合も、予定位置よりも中へ挿入した時は、手前側へ重りを戻すことが不可能で、挿入ミスを起こすことがしばしばであった。
本発明による重り移動装置は、長手本体内に形成された長手空洞と、前記長手空洞内で長手方向に沿って移動自在に設けられた長手状重りと、前記長手状重りに形成されたねじ孔と、前記ねじ孔に螺入され前記長手本体側に回転自在に係止された長手状ねじ体と、前記長手状重りの前記長手本体に対する連れ回りを防止するための回り止め手段とを備え、前記長手状ねじ体の回転により前記長手状重りを前記長手本体に対して相対移動させるようにした構成であり、また、前記長手状重りは、銅、真ちゅう、洋銀、ステンレス、アルミニウム、タンタル、タングステンの何れかよりなる構成であり、また、前記長手本体は、釣り竿の柄からなる構成であり、また、前記長手本体は、釣り用のルアーからなる構成であり、また、前記長手状重りと前記長手本体側との間には、圧縮ばねが設けられ、前記長手状重りは常時一方向に付勢されている構成であり、また、前記長手本体内は外気と遮断された密閉状態に形成され、前記長手状重りには貫通孔が形成され、前記長手本体内には液体が設けられている構成であり、また、前記長手本体内は外気と遮断された密閉状態に形成され、前記長手状重りと前記長手本体との間には隙間が形成され、前記長手本体内には液体が設けられている構成である。
本発明による重り移動装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、釣り竿の柄の中に本発明による重り移動装置を内設した場合、ねじ体の回転のみでその竿の重量バランスに合わせて自在に重りの位置を移動させることができ、釣人個人の好みに合わせた竿の重量バランスをとることができる。
また、竿の柄の中に重りが内設されているため、柄の外観が変わらないだけでなく、グリップ感が全く変わることがなく、快適な釣を楽しむことができる。
また、釣り竿の柄の元側に重りを取付けることが可能となり、キャスティング時に力をかけ、竿が反発した時の振動を速やかに吸収し、竿の動作を安定させることが可能となった。
また、釣り用のルアーの中に本発明による重り移動装置を内設した場合、ねじ体の回転のみで重りの位置を先端側又は手前側へ自在に移動させることができ、ルアーの重量バランスを自在に変更することができる。
本発明は、長手本体内に移動自在に内設した長手状重りを長手状ねじ体で長手方向に自在に移動させることにより、竿の柄やルアーの重量バランスを自在に変更させることを目的とする。
以下、図面と共に、本発明による重り移動装置の好適な実施の形態について説明する。
図1において、符号1で示されるものは重り移動装置であり、この重り移動装置1の長手本体2には長手空洞3が形成されている。
前記長手空洞3内には、長手状重り4が長手方向Aに沿って摺動して移動自在に内設されており、前記長手空洞3の内壁には、図2に示されるように、長手本体2にリベット5で取付けた突状キー6が突出した状態で取付けられている。尚、前記長手状重り4は、銅、真ちゅう、洋銀、ステンレス、アルミニウム、タンタル、タングステンの何れかが好適である。
前記長手状重り4の外周面上には、長手方向Aに沿って形成された長手状のキー溝7が形成され、このキー溝7内には前記突状キー6が摺動自在に嵌合しているため、前記長手本体2に対して前記長手状重り4は、前記長手本体2と連れ回りすることなく長手方向Aに沿う直動のみが可能となるように構成されている。
前記突状キー6とキー溝7とによって、長手本体2に対する長手状重り4の回り止めを行うための回り止め手段10を構成している。
尚、この回り止め手段10は、前述の図1及び図2の構成とは逆に、図5及び図6で示されるように、長手本体2の内壁にキー溝7を設け、長手状重り4の外周面に突状キー6を設けて回り止め手段10を構成した場合も、前述と同様の作用を得ることができるものである。また、前記長手本体2は、図6のように、第1、第2筒2A、2Bで構成することもできる。
前記長手状重り4の軸心位置には、その長手方向Aに沿って長手形状のねじ孔11が形成され、このねじ孔11内には長手状ねじ体12が螺入されている。
前記長手状ねじ体12は、その一端にツマミ13が設けられていると共に、このツマミ13に隣接する位置、すなわち、前記長手本体2の端部には端栓14が固定されている。
前記端栓14には、その内面に輪状溝15が形成され、前記端栓14に対応して形成された前記長手状ねじ体12の段部16には図4で示されるEリング等からなる係止リング17が設けられている。
前記係止リング17により前記長手状ねじ体12は、長手方向Aに沿う移動は不可能な状態で、かつ、端栓14によって固定位置で回転のみ可能に構成されている。
前記長手状重り4の一端側には、重り用輪状溝20が前記ねじ孔11に対応する外周位置に、これと同軸状に形成され、この重り用輪状溝20に配設された圧縮ばね21は、この重り用輪状溝20すなわち長手状重り4と、前記端栓すなわち長手本体2との間に位置し、この圧縮ばね21のばね力によって前記長手状重り4は常時矢印Bの方向に沿って一方向付勢されている。
次に、動作について述べる。まず、図1のように、ツマミ13を左右何れかの方向に回転させると、長手状ねじ体12の回転によって長手状重り4が長手方向Aに沿って何れかに移動し、長手本体2に対する長手状重り4の重量バランスを自在に変えることができる。
従って、前記長手本体2を釣り竿の柄に適用した場合、この長手状重り4を前述のように長手方向Aに沿って自在に移動させることにより、柄の先の部分に対する竿全体の重心を変えることができ、キャスティング時等のバランスを個人好みの状態に任意に変えることができる。
尚、前述の重り移動装置1の他の形態として、図1の点線にて示しているように、長手状重り4内に長手方向Aに沿って貫通する貫通孔4Aを形成するか、又は、長手状重り4の外周と長手本体2の内周との間に溝又は切欠等によって隙間4Bを形成し、前記長手本体2内を端栓14と他の端栓等により外気と遮断した密閉状態とし、前記長手本体2内に液体を充填すると、液体は貫通孔4A又は隙間4Bを経て移動し、この液体の分だけ重り移動装置1の重量を増加させることができる。また、液体として水だけではなく、水銀等の比重の重いものを入れることにより、長手状重り4の重心移動の逆の重心移動とすることができる。
前述の形態については後述の図7で示されるルアーの構成についても同様に適用できるものである。
また、図7は、本発明による重り移動装置1を釣り用のルアー30に適用した場合を示しており、前記長手本体2をルアー30に適用し、このルアー30内の長手状の長手空洞3内に前記重り移動装置1を装着し、ツマミ13の一部をルアー30の表面から露出させて防水構造としている。
本発明は、釣り竿やルアーのみではなく、玩具等にも適用可能である。
本発明による重り移動装置を示す断面図である。 図1の要部を示す断面図である。 図1の断面図である。 図1の係止リングを示す正面図である。 図1の長手本体の他の形態を示す断面図である。 図3の他の形態を示す断面図である。 本発明の他の形態を示す構成図である。
符号の説明
1 重り移動装置
2 長手本体
3 長手空洞
4 長手状重り
4A 貫通孔
4B 隙間
6 突状キー(回り止め手段)
7 キー溝(回り止め手段)
10 回り止め手段
11 ねじ孔
12 長手状ねじ体
13 ツマミ
14 端栓
17 係止リング
30 ルアー

Claims (7)

  1. 長手本体(2)内に形成された長手空洞(3)と、前記長手空洞(3)内で長手方向(A)に沿って移動自在に設けられた長手状重り(4)と、前記長手状重り(4)に形成されたねじ孔(11)と、前記ねじ孔(11)に螺入され前記長手本体(2)側に回転自在に係止された長手状ねじ体(12)と、前記長手状重り(4)の前記長手本体(2)に対する連れ回りを防止するための回り止め手段(10)とを備え、前記長手状ねじ体(12)の回転により前記長手状重り(4)を前記長手本体(2)に対して相対移動させるように構成したことを特徴とする重り移動装置。
  2. 前記長手状重り(4)は、銅、真ちゅう、洋銀、ステンレス、アルミニウム、タンタル、タングステンの何れかよりなることを特徴とする請求項1記載の重り移動装置。
  3. 前記長手本体(2)は、釣り竿の柄からなることを特徴とする請求項1又は2記載の重り移動装置。
  4. 前記長手本体(2)は、釣り用のルアー(30)からなることを特徴とする請求項1又は2記載の重り移動装置。
  5. 前記長手状重り(4)と前記長手本体(2)側との間には、圧縮ばね(21)が設けられ、前記長手状重り(4)は常時一方向に付勢されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の重り移動装置。
  6. 前記長手本体(2)内は外気と遮断された密閉状態に形成され、前記長手状重り(4)には貫通孔(4A)が形成され、前記長手本体(2)内には液体が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の重り移動装置。
  7. 前記長手本体(2)内は外気と遮断された密閉状態に形成され、前記長手状重り(4)と前記長手本体(2)との間には隙間(4B)が形成され、前記長手本体(2)内には液体が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の重り移動装置。
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JP2008022709A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Shimano Inc ルアー
JP2015173645A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 株式会社シマノ ルアー

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