JP2005537859A - 耳栓および耳栓製造方法 - Google Patents

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    • A61F11/00Methods or devices for treatment of the ears or hearing sense; Non-electric hearing aids; Methods or devices for enabling ear patients to achieve auditory perception through physiological senses other than hearing sense; Protective devices for the ears, carried on the body or in the hand
    • A61F11/06Protective devices for the ears
    • A61F11/08Protective devices for the ears internal, e.g. earplugs

Abstract

耳栓およびその製造方法が提供されており、当該耳栓は、使用者の耳道に挿入される挿入部分と、前記挿入部分から延在するスカートと、を有する発泡体を含む。このスカートは、その内部に差し込み口が形成されている。当該耳栓は、さらに、前記差し込み口に受け入れられた結合部分と、前記差し込み口から延在するハンドル部分と、を有する鋳型成形された軸を含む。このハンドル部分によって、当該耳栓の製造中および使用中における当該耳栓の取り扱いが容易になっている。前記スカートは、前記軸の前記結合部分を取り囲むように延在しており、前記結合部分および前記発泡体は、前記差し込み口のなかで接着結合されている。

Description

本発明は、一般に、聴覚保護具に関するが、特に、射出成形された軸が、発泡体に、接着結合させられたものを含む耳栓に関する。
聴覚保護具および騒音減衰具の用途についてはよく知られており、様々なタイプの器具が、セミオーラル型の器具(semi-aural devices)および耳栓を含めて入手可能である。発泡体部材は、これらの器具に用いて、音声を減衰させるとともに着用者にとっての着け心地を向上させるものとしてよく知られている。
一般に、耳栓は、より長時間にわたる連続的な使用に用いられる。例えば、発泡ゴムまたはポリウレタンのような弾力性のあるポリマー発泡材料によって構成される発泡体耳栓は、当該技術分野においてよく知られている。例えば、ガードナー・ジュニア(Gardner Jr.)の米国再発行特許第29,487号明細書に開示されたもののような、ゆっくりと復元する発泡体耳栓は、着け心地が良いだけでなく、全ての周波数において、実際の場における高い防音性を発揮するということが明らかになっている。また、ガードナー・ジュニアの米国特許第5,203,352号明細書には、高分子発泡体を備える聴覚保護耳栓が開示されている。
そのような耳栓が、さらに、コードが、一対の耳栓に取り付けられて、それらの間に張り渡されるものを含む場合もある。従来のコードは、通常、コードが、耳栓に恒久的に取り付けられるように、より具体的には、コードの各々の端部が、それぞれの耳栓における軸部分の各端部に恒久的に取り付けられるように設計されている。
耳栓における音声減衰(防音)部材は、上述したように、発泡体、および可撓性のあるゴムのような材料の双方から作られてきた。ゴムのような材料は、耳栓を着用者の耳のなかに直接かつ容易に挿入させることが可能となることから都合が良い。しかしながら、そのような耳栓および器具は、一般に、長時間の使用においては着け心地が悪くなる。この点において、発泡体耳栓は、より着け心地を向上させるために望ましい。
ロールダウン(roll-down)タイプの発泡体耳栓が、当該技術分野において知られている。これらの耳栓は、通常、円筒形の形状であり、弾力性のある発泡材料によって構成された物体を含む。使用に際して、着用者が、その物体を丸めて耳栓を圧縮することで、その断面積を減少させる。この圧縮された状態で、耳栓の一方の端部が、耳道(ear canal)に挿入される一方で、反対側の端部が、挿入を助けるハンドルの役割を果たす。一旦、耳道に挿入されると、耳栓は、その元の寸法に戻るように膨張し、耳道の一部を塞いで、着け心地の良い装着感および好適な減衰特性を可能にする。
しかしながら、ロールダウンタイプの発泡体耳栓は、そのような耳栓における柔軟性のために完全に挿入することが難しいことが多い。すなわち、小さく丸められた(ロールダウンされた)状態であっても、依然として、その耳栓において、耳栓の本体を耳道のなかに十分な長さ挿入する上で満足な剛性が提供されない場合もある。不十分な挿入では、結果として、不満足な減衰につながり、従って、望ましくない。
ロールダウンタイプの耳栓の挿入不足に対処するために、発泡体耳栓が、硬質または半硬質の軸部材を含むように開発されてきている。そのような耳栓には、弾力性のある発泡物体およびその発泡体部分に埋め込まれた硬質または半硬質の軸部分が含まれる。軸部分は、発泡体部分に完全に埋め込まれるようにしてもよいし、発泡体部分に埋め込まれた、または取り付けられた第1の端部と、発泡体部分から延在する第2の端部と、を含むようにしてもよい。軸部分は、着用者がその耳栓を耳道に挿入するのを助けるように、ある程度の剛性を耳栓に提供しようとするものである。すなわち、その軸部分の剛性により、着用者は、耳栓を耳道のなかに適切な挿入深さまで押し込むことが可能となり、これにより、耳栓が適切な減衰を提供することが可能となる。また、この軸部分は、一旦、耳道に挿入されたときに耳栓の着け心地の良さを確実にするように、ある程度の柔軟性を含むことが多い。
発泡体に軸部材を強力に取り付けることが、耳栓の機能を確実にするためには重要である。一般に、軸は、耳栓の製造プロセスにおいて発泡体に機械的に結合させられる。まず、軸を製造し、それからこれを挿入物(インサート)として鋳型のなかに配置する。それから、発泡体部分を軸の一部を取り囲むように鋳型のなかに成形して、発泡体が、軸インサートに機械的に結合するようにする。その結果として、耳栓が、軸に結合させられた発泡体を含み、その軸は発泡体から延在することになる。代替的には、軸全体を、鋳型のなかに配置して、発泡体が、その軸を完全に取り囲んで成形し、これに結合することで、軸を封じ込めるようにしてもよい。この場合に、結果として得られる耳栓は、外側発泡物体およびその物体の内部に埋め込まれた軸部分を含む。
上述したように発泡体と軸とを機械的に結合することは、難しく、むらの多いプロセスである。例えば、発泡体の適切な成形および発泡体と軸との適切な結合のためには、発泡体が軸の周りに成形されることになる鋳型に適切な排出手段を設けることが必要である。鋳型に適切に排出手段を設けるために、様々な試みがなされてきている。例えば、ファルコ(Falco)の米国特許第5,799,658号明細書に、多孔質軸が開示されている。その明細書において、個々の多孔質軸は、製造中に、その軸の各孔のなかに発泡体が制御されつつ入り込むことによって、発泡体に機械的に結合させられる。鋳型のなかに閉じ込められた空気が、そのプロセス中に、各孔を通じて排出させられる。但し、その個々の多孔質軸は、比較的高価であって、どちらかというと製造しにくいものであり、適切な排出手段を設けることが達成されないことが多い。もう1つの具体例では、排出手段を、各軸の外部または各鋳型の内部に加えることで、その軸と鋳型との間に、その鋳型の内部から外部に通じる排出経路または通過路を設けることができる。再度であるが、そのように各軸および各鋳型に加えることは、費用がかさみ、鋳型に適切に排出手段を設けるのに際しての有効性は、不十分であると分かることが多い。
また、発泡体と軸とを非自動的に手動で接着して耳栓を成形することが試みられてきている。しかしながら、このプロセスを用いる場合には、発泡体と軸との間に形成される結合が不十分であることが多い。さらに、そのようなプロセスは、煩雑で、労働集約的で、時間のかかる、かつ費用のかさむものであり、従って、軸部材発泡体耳栓の自動化された大量生産に適した手段をもたらすものではない。
従って、聴覚の保護を提供する際に有効でありながら便利で使い心地が良い上に、より効率が良い低コストの製造方法を有する軸付き発泡体耳栓に対する必要性が依然として存在する。
米国再発行特許第29,487号明細書 米国特許第5,203,352号明細書 米国特許第5,799,658号明細書
先行技術に係る上述およびその他の課題および欠点は、本発明に係る聴覚保護具および製造方法によって解決または改善される。
本発明に係る1つの実施の形態において、耳栓が、使用者の耳道に挿入される挿入部分と、前記挿入部分から延在するスカートと、を含む発泡体を備える。このスカートは、その内部に差し込み口が形成されている。当該耳栓は、さらに、前記差し込み口に受け入れられた結合部分と、前記差し込み口から延在するハンドル部分と、を含む鋳型成形された軸を備える。このハンドル部分によって、当該耳栓の製造中および使用中における当該耳栓の取り扱いが容易になっている。前記スカートは、前記軸の前記結合部分を取り囲むように延在しており、前記結合部分および前記発泡体は、前記差し込み口のなかで接着結合されている。
もう1つの具体的な実施の形態において、耳栓が、使用者の耳道に挿入される円形の挿入部分と、前記挿入部分から延在する円筒形のスカートと、前記スカートの内部に形成された差し込み口と、前記円筒形のスカートから前記円形の挿入部分まで延在するリブと、を含む発泡体を備える。当該耳栓は、さらに、平坦面を有する結合部分と、当該耳栓の製造中および使用中における当該耳栓の取り扱いを容易にするような輪郭を有するハンドル部分と、前記結合部分と前記ハンドル部分との間に配設されたカラーと、を含む鋳型成形された軸を備える。前記スカートは、前記結合部分を取り囲むように延在する。前記結合部分における前記平坦面が結合剤を受け入れて、前記結合部分と前記発泡体とを前記差し込み口のなかで接着結合させる。
本発明に係る更なる実施の形態において、耳栓を製造する方法が、発泡体を鋳型成形して、円形部分と、前記円形部分から延在するスカートと、を含むようにして、前記スカートの内部に差し込み口を形成して、軸を鋳型成形して、平坦面を有する結合部分と、当該軸を握りやすくするような輪郭を有するハンドル部分と、を含むようにして、前記平坦面に結合剤を塗布して、前記結合部分を前記差し込み口に挿入して、前記結合剤を硬化させることで、前記結合部分と前記発泡体とを前記差し込み口のなかで接着結合させることを含む。
本発明の上述およびその他の特徴および利点は、以下の詳細な説明および図面から当業者によって正しく認識されるとともに理解されるはずである。
図1〜図5には、本発明に係る1つの実施の形態における耳栓10を示す様々な図面を示す。耳栓10は、発泡体12および軸14を含む。発泡体12は、発泡体12の第1の端部18における円形部分16および発泡体12の反対側に位置する第2の端部22におけるスカート20を含む。
円形部分16は、実質的に半球状の形状であり、発泡体12の第1の端部18に近接して形成された円形状面24およびその円形状面24の反対側に配設された凹状面26を含む。円形状面24および凹状面26は、円形部分16に、概ね三日月形状の軸方向における断面(図7)を与える。従って、エッジ30が、円形状面24と凹状面26との間における境界に形成される。エッジ30は、本質的に、円形部分16の折り返しによって構成されており、これは、耳栓10の長手方向の軸に対して旋回して動くことが可能である。この特徴によって、耳栓10が使用者の耳道に挿入されたときに着け心地の良さが提供されるとともに適切な装着が確実となる。
スカート20は、この円形部分16から延在しており、一般に、凹状面26において円形部分16と一体成形された第1のスカート端部32および円形部分16に対して自由である第2のスカート端部34を有する円筒形の部材である。スカート20は、差し込み口36を含む。差し込み口36は、第1のスカート端部32から第2のスカート端部34までスカート20の全長に沿って延在しており、第2のスカート端部34において、この差し込み口36は、発泡体12の外部に通じている。第1のスカート端部32において、差し込み口36は、凹状面26の一部を露出させる。
差し込み口36の断面領域は、一般に、環状の形状であり、第1のスカート端部32から第2のスカート端部34まで均一な寸法である。すなわち、差し込み口36は、実質的に円筒形の形状を有する。当然のことながら、差し込み口36の形状が、円筒形以外であってもよい。差し込み口36は、例えば、差し込み口36の全長にわたって寸法が異なる環状または直線的な断面領域を含んでもよい。そのような1つの実施の形態において、差し込み口36は、第2のスカート端部34に近接してより大きな寸法を有し、第1のスカート端部32に近接してより小さな寸法を有する環状の断面領域を含んでおり、差し込み口36が、第1のスカート端部32に向かって先細になっている。もう1つの実施の形態において、差し込み口36は、円形部分および平坦部分を含む形状を有しており、その断面領域が、第1のスカート端部32に向かう方向において先細になっている(断面積が徐々に減少している)。差し込み口36は、凹状面26を通り越して円形部分16に入り込むように延在してもよい(図7)。
スカート20は、一般に、円形部分16の軸方向における長さY以上である軸方向における長さXを含むように伸長させられる。
発泡体12は、さらに、円形部分16とスカート20との間に延在するリブ40を含む。各リブ40は、本質的に、円筒形状のスカート20と一体成形された平坦な部材であり、スカート20から円形部分16の凹状面26まで放射状に延在する。各リブ40は、第1のスカート端部32に固定されており、第2のスカート端部34まで延在する部分を含む。好適な実施の形態において、発泡体12は、スカート20の外周面の周りに等しい角度で配設された4つのリブ40を含む。
発泡体12は、以下にさらに詳細に説明するように鋳型成形プロセスにおいて製造される。その鋳型成形プロセスは、鋳型のなかに閉じ込められた空気を放出する排出ステップを含み、これによって、発泡体12は、そのなかで適切に成形することができる。また、この排出ステップによって、各リブ40が、発泡体12と一体成形することができる。
次に、特に、図8〜図12を参照すると、軸14は、第1の軸端部42およびこれに対向する第2の軸端部44を含む。結合部分46が第1の軸端部42において成形され、ハンドル部分48が第2の軸端部44において成形される。
結合部分46は、一般に、円筒形の部材であり、1つの実施の形態において、第1の軸端部42に向かう方向において先細になっている環状の断面領域を含んでおり、すなわち、その環状の断面領域(断面積)は、第2の軸端部44の近くにおいて、より大きく、第1の軸端部42に向かう方向において結合部分46の長手方向に沿って徐々に小さくなっている。
結合部分46は、第1の平坦面54および第2の平坦面56を含む。第1の平坦面54は、これ以外の部分において、概ね、円筒形の形状である結合部分46の表面上における平面部分である。第1の平坦面54は、第1の軸端部42から、第2の軸端部44に向かう方向において延在する。第1の平坦面54は、第1の平坦面54の延在部分にわたって徐々に広がる幅Wを含んでおり、すなわち、第1の軸端部42の近くにおける幅Wは、第2の軸端部44の近くにおける幅Wよりも小さい。第2の平坦面56は、実質的に、第1の平坦面54と同様であり、第1の平坦面54の反対側において結合部分46上に配設される。第1の平坦面54および第2の平坦面56の結果として、結合部分46における概ね円筒形の形状には、2つの実質的に平坦な側面が含まれる。
ハンドル部分48は、第2の軸端部44から、第1の軸端部42に向かう方向において延在しており、第1の軸端部42と第2の軸端部44とのほぼ中間点において結合部分46と接する。ハンドル部分48は、結合部分46に近接してカラー(鍔)62を含む。カラー62は、結合部分46の断面積よりも大きな断面積を有する円筒形の部材である。1つの実施の形態において、カラー62は、ハンドル部分48における残りの部分の断面積よりも大きな断面積を有しており、すなわち、このカラーは、円周方向において、結合部分46よりもさらに延在しているばかりではなく、ハンドル部分48の残りの部分よりもさらに延在しており、軸14が、カラー62の位置において最も大きな断面積を有するようになっている。
ハンドル部分48は、第1の側面64およびこれと同様の反対側に位置する第2の側面66を含む。第1の側面64および第2の側面66は、第2の軸端部44からカラー62まで延在する。ハンドル部分48は、さらに、第3の側面68および第4の側面70を含んでおり、第4の側面70が、第3の側面68と同様であって、第3の側面68の反対側に配設されている。
第1の側面64および第2の側面66は、一般に、互いに対して平行に配設されており、第3の側面68および第4の側面70は、一般に、互いに対して平行である。第1の側面64および第2の側面66は、一般に、第3の側面68および第4の側面70に対して垂直に配設されている。第3の側面68および第4の側面70は、第1の側面と第2の側面との間に配設されており、実質的に、第1の側面と第2の側面とを接続して、図示のようなハンドル部分48の三次元形状を構成する。
第1の側面64、第2の側面66、第3の側面68、および第4の側面70は、アーチ状の形状である。より詳細には、第1の側面64および第2の側面66は、第1の曲率半径を有する第1のアーチ状面によって構成されており、第3の側面68および第4の側面70は、第2の曲率半径を有する第2のアーチ状面によって構成されており、このとき、第1の曲率半径が第2の曲率半径よりも大きく、第1の側面64および第2の側面66における全体の幅が、第3の側面68および第4の側面70における全体の幅よりも大きくなっている。第1の側面64、第2の側面66、第3の側面68、および第4の側面70が組み合わさって、ハンドル部分48における細い円形部材を構成する。
第3の側面68および第4の側面70はそれぞれ、凹部72を含む。凹部72は、第3の側面68および第4の側面70の表面に形成された陥没した部分である。各凹部72が、カラー62から第2の軸端部44に向かって長手方向に延在し、第2の軸端部44に至るよりも前の点で終端する。各凹部72によって設けられるハンドル部分48上における部分は、ハンドル部分48上におけるその他の部分に比べて狭い断面積となる。各凹部72は、本質的に、ハンドル部分48上における陥没した握り領域を構成する。この握り領域によって、この軸を鋳型成形する間および軸と発泡体とを組み立てる間における軸14の取り扱いが容易になる。さらに、各凹部72によって構成された握り領域は、耳栓10の挿入、取り外し、および一般的な取り扱いに際して使用者にとっての握りやすさを向上させるものである。この握り領域上に握り部材を一体成形して、そのような握りやすさの向上をもたらすようにしてもよい。また、各凹部72によって構成された陥没した領域は、視覚的な観察者に対して、例えば、数字、文字、および/または記号のような符号を表示するために用いることが可能な表示面を構成する。商標名、ロゴ、製品情報、技術仕様、広告項目等を、この表示面に、軸14の鋳型成形の間において、視覚的に表示する目的で形成するようにしてもよい。
第1の側面64および第2の側面66はそれぞれ、カラー62に近接して配設された基部74を含む。基部74は、第1の側面64および第2の側面66のそれぞれから延在するベース76を含む。平坦面78が、このベース76の上に成形される。1つの実施の形態において、この基部74は、カラー62に接する1つの側面において同一平面上(面一)にある。
軸14のハンドル部分48は、さらに、ハンドル部分48の内部において成形された空洞80を含む。空洞80は、第2の軸端部44において成形された開口82において軸14の外部に露出される。空洞80は、軸方向に、ハンドル部分48の長さ方向に沿って第1の軸端部42に向かう方向において延在する。1つの実施の形態において、空洞80は、第2の軸端部44とカラー62とのほぼ中間点において終端する。空洞80は、実質的に環状の断面を有しており、これは、1つの実施の形態において、カラー62に向かう方向において先細になっており、すなわち、空洞80の断面積は、空洞の全長にわたって第2の軸端部44からカラー62に向かう方向において徐々に減少している。空洞80および開口82は、特に、例えば、図14に図示されたような耳栓コード84を受け入れて、保持するように設計されている。
軸14は、鋳型成形プロセスにおいてプラスチック材料で製造される。特に、軸14は、射出成形プロセスにおいて製造される。発泡体12は、軸14とは別に鋳型成形プロセスにおいて製造される。そのようなプロセスにおいて、発泡体12が液体の状態で鋳型のなかに配置され、発泡体がその鋳型の形状となるように膨張させられ、発泡体12の膨張時に、鋳型に適切に排出手段を設けることで、鋳型のなかに閉じ込められた空気が鋳型から抜けるようにし、発泡体12が硬化させられ、最終的に、発泡体12が、鋳型から取り出される。
軸14が、特定の形状に鋳型成形されることで、その鋳型成形プロセスおよびその後の耳栓組み立てプロセスが容易になる。例えば、軸14および、特に、ハンドル部分48によって設けられる様々な表面によって、射出成形機および関連の耳栓組み立て装置において、軸14を容易につかむことができる。そのような握りやすさを可能にする軸14の構成部材としては、以下のものを含むが、これらに限定されない。すなわち、カラー62、第1〜第4の側面64,66,68,70、凹部72、基部74、平坦面78、および第1の平坦面54および第2の平坦面56の相対的な配置が含まれる。
さらに、軸14の重心を、耳栓10の組み立てが容易になるような位置に配置してもよい。1つの実施の形態において、組み立てプロセスにおける一工程において軸14が落下した場合に、第2の軸端部44が、その落下中に、常に、第1の軸端部42よりも下方にくるように移動するような位置に、軸14の重心が配置される。当然のことながら、代替的に、軸14の重心は、軸14の落下中において、第1の軸端部42が第2の軸端部44の下方となるような配置とすることもできる。一般に、第3および第4のハンドル部分側面68,70および平坦面78によって、軸14の軸方向における回転が制御される。本発明によれば、さらに、軸14および発泡体12を含む耳栓10全体の重心を、その製造、組み立て、および/または使用を容易にするように選択することができるということが予期されている。
耳栓10は、発泡体12を軸14に接着結合することで組み立てられる。具体的には、接着剤が、結合部分46の第1の平坦面54または第2の平坦面56の一方につけられる。結合部分46が、続いて、開口38を通じて、スカート20の差し込み口36のなかに挿入される。第1の平坦面54または第2の平坦面56上における接着剤が、差し込み口36のなかで発泡体12に接触し、硬化させられることで、発泡体12を軸14に結合させる。
第1の平坦面54および第2の平坦面56は、特に、結合部分46が差し込み口36に挿入される前に接着剤を受け入れて保持するように、さらには、結合部分46を差し込み口36に挿入するときに、接着剤を、差し込み口36における発泡体12の適切な部分全体にわたって分散させるように設計される。
1つの好適な実施の形態において、軸14は、結合部分46を差し込み口36に挿入する間またはその直後に、差し込み口36において発泡体12の所望の領域に接着剤を分散させるように動かされる。例えば、結合部分46を差し込み口36に挿入するときに軸14をひねって、結合部分46が、差し込み口36の内部において、らせん状または半らせん状に回転させられることで、差し込み口36において発泡体12の適切な領域に接着剤を分散させるようにする。もう1つの具体例においては、結合部分46が差し込み口36に完全に挿入された「後」に、軸14をひねって、結合部分46が、差し込み口36の内部において回転させられることで、接着剤を所望のように分散させるようにする。当然のことながら、結合部分46を差し込み口36に挿入する前、その間、またはその後に、軸14および、ひいては結合部分46を、いずれかのやり方で(長手方向、回転方向等に)動かして、接着剤を発泡体12に所望のように分散させることができる。
軸14を上述のように動かすことによって、差し込み口36において発泡体12に接着剤を適切かつ完全に分散させることが可能となり、従って、発泡体および軸のそれぞれの結合面における準備状態が改善され、それらの適切かつむらのない結合が確実となる。
接着剤は、発泡体12と軸14とをしっかりと結合するのに好適なものであれば、どのような材質であってもよく、例えば、市販されている接着剤“ロックタイト416(Loctite 416)”のような、シアノアクリレート接着剤であってもよい。
発泡体12は、耳栓10に用いるのに好適なものであれば、どのような発泡体で構成されるようにしてもよい。例えば、発泡体12は、即座に復元する特性を備えた、軟質で、柔軟性のある自己膨張性(self-rising)の発泡体であってもよく、例えば、ポリウレタン発泡体またはアクリル混合発泡体であってもよい。その他の好適な発泡体としては、数あるなかでも、PVC、シリコーン、およびニトリルが含まれる。1つの好適な発泡体について、例えば、ガードナー・ジュニアらの米国特許第5,792,998号明細書に記載されており、これを本願に引用して援用する。当該明細書に記載の耳栓は、静剛性が低く、動剛性が高い、高動剛性発泡体材料で構成されている。もう1つの好適な発泡体について、例えば、ウッド(Wood)の米国特許第4,158,087号明細書に記載されており、これを本願に引用して援用する。
ここまで本明細書においては、発泡体12について、何らかの軟質で、柔軟性のある自己膨張性の発泡体として説明してきたが、本発明によれば、軸14と結合して耳栓10を構成するのに好適なものであれば、どのような音声減衰部材でも用いることが予期されている。例えば、プラスチック材料またはゴム材料を上述した発泡体の代わりに用いて、耳栓10の音声減衰部材とすることもできる。すなわち、この耳栓は、1つの実施の形態において、プラスチック、ゴム等の音声減衰部材が、上述したスカートおよび差し込み口を含んでおり、軸に、差し込み口のなかで接着結合させられることで、本発明に係る耳栓が構成される。
軸14は、着用者の耳に挿入しやすいように十分に硬質ではあるが、着用者にとって着け心地がよく安全であるために十分に軟質かつ柔軟性のある材料によって構成される。軸14は、発泡体12と相性がよく、かつ軸14と発泡体12との間における結合を生じさせやすい材料からなる。従って、その材料は、プラスチック材料であることが望ましい。より具体的には、軸材料は、例えば、ショア押込硬度(shore durometer)が50〜90のPVCのようなビニル材料であってもよい。軸14は、均質または高密度の構造であってもよく、内部が中空となっていてもよく、その内部において、例えば、空洞80のような1つまたは複数の空洞が形成されていてもよい。
発泡体12および軸14が同様の色であってもよい。代替的に、軸14が発泡体12と異なる色であってもよく、このようにして、耳栓10のハンドル部分48を明確に区別することで、耳栓10を挿入しやすく、取り外しやすく、そうでなければ識別しやすくしたり、観察者において、耳栓10の挿入の程度とそれが十分な状態であるかとを視覚的に判断できるようにしたりしてもよく、例えば、スカート20の色が見える場合に、挿入状態が適切でないと知らせることができる。
本発明において予期されている耳栓によれば、低コストで、最低限の労力により、容易に大量生産することができる着け心地の良い効果的な聴覚保護具が提供される。
耳栓の発泡体部分から延在するスリーブによって、軸を接着結合させることができる表面積が広くなる。すなわち、軸の一端だけではなく、軸の各側面を、発泡体に容易に結合させることができる。スリーブが延長されることによって、軸と発泡体との間に強力かつ均一な結合を形成することが可能となる。
軸を射出成形することで、これを大量にむらなく生産することが確実となり、特定の輪郭をこれに適用することが可能となる。そのような輪郭は、軸の鋳型成形プロセスの間、耳栓の組み立て中、および使用者が耳栓を用いる間全体にわたって、軸および耳栓が取り扱いやすくなるような握り表面を提供するように設計することができる。さらに、例えば、軸の結合部分上における各平坦面のような、各結合面は、軸鋳型成形プロセスの間において、軸と発泡体との間に強力な接着結合の形成を可能にするように容易に形成することができる。また、例えば、文字、数字、または記号のような何らかの視覚的な表示を、その鋳型成形の間に軸の上に容易に形成することもできる。
いくつかの好適な実施の形態について図示および説明してきたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、これらに対して様々な修正および代替を行うことができる。従って、本発明について、限定としてではなく、例示として説明してきたのであるということは言うまでもない。
各図において、同様の構成要素には、同様の符号を付す。
本発明による耳栓を示す斜視図である。 本発明による耳栓を示す側面図である。 本発明による耳栓を示すもう1つの側面図である。 本発明による耳栓を示す上面図である。 本発明による耳栓を示す底面図である。 図1の耳栓の発泡体を示す斜視図である。 図6の発泡体を示す断面図である。 本発明による耳栓の軸を示す斜視図である。 本発明による耳栓の軸を示す側面図である。 本発明による耳栓の軸を示すもう1つの側面図である。 本発明による耳栓の軸を示す底面図である。 本発明による耳栓の軸を示す上面図である。 本発明による耳栓の軸を示す断面図である。 図1の耳栓を、これにコードが取り付けられた状態で示す斜視図である。

Claims (31)

  1. 耳栓であって、
    使用者の耳道に挿入される挿入部分と、前記挿入部分から延在し、その内部に差し込み口が形成されているスカートと、を含む発泡体と、
    前記差し込み口に受け入れられた結合部分と、前記差し込み口から延在しており、当該耳栓の製造中および使用中における当該耳栓の取り扱いを容易にするためのハンドル部分と、を含む鋳型成形された軸と、
    を備えており、
    前記スカートが、前記結合部分を取り囲むように延在するとともに、前記結合部分および前記発泡体が、前記差し込み口のなかで接着結合されている耳栓。
  2. 請求項1に記載の耳栓であって、前記鋳型成形された軸が、向かい合う第1の端部および第2の端部を含む実質的に円筒形の細長い部材であり、前記結合部分が、前記第1の端部に近接して配設されるとともに、前記ハンドル部分が、前記第2の端部に近接して配設されており、前記結合部分が、前記第1の端部に向かう方向において先細になっている耳栓。
  3. 請求項2に記載の耳栓であって、前記結合部分が、結合剤を受け入れて前記結合部分と前記発泡体との接着結合を容易にするための平坦面を含んでいる耳栓。
  4. 請求項3に記載の耳栓であって、前記平坦面が、前記第1の端部に向かう方向において先細になっている幅を含んでいる耳栓。
  5. 請求項3に記載の耳栓であって、前記鋳型成形された軸が、射出成形プロセスにおいて形成されるとともに、前記結合剤が、シアノアクリレート接着剤である耳栓。
  6. 請求項2に記載の耳栓であって、前記ハンドル部分が、第1および第2の向かい合わせの側面と、第3および第4の向かい合わせの側面と、を含む実質的に曲線的な細長い部材であり、前記第1および第2の側面がそれぞれ、前記第3および第4の側面のそれぞれにおける幅よりも大きな幅を有している耳栓。
  7. 請求項6に記載の耳栓であって、前記第3および第4の側面がそれぞれ、陥没した部分を含んでいる耳栓。
  8. 請求項7に記載の耳栓であって、前記陥没した部分によって、当該耳栓の製造中および使用中における当該耳栓の取り扱いを容易にするような握り表面が設けられている耳栓。
  9. 請求項8に記載の耳栓であって、前記陥没した部分が、観察者による視覚的な観察のための文字または記号を含む視覚的な表示領域を備える耳栓。
  10. 請求項1に記載の耳栓であって、前記軸が、当該軸の内部に形成された空洞と、前記空洞を当該軸の外部に露出するために当該軸の一端に設けられた開口と、を含んでいる耳栓。
  11. 請求項10に記載の耳栓であって、コードが、前記開口を通じて前記空洞に挿入された上で、前記軸に固定されている耳栓。
  12. 請求項1に記載の耳栓であって、前記軸が、前記結合部分と前記ハンドル部分との間に配設されたカラーをさらに含んでおり、前記カラーが、実質的に、円筒形の形状であって、前記軸から円周方向に延在している耳栓。
  13. 請求項12に記載の耳栓であって、前記カラーが、前記結合部分の断面積よりも大きな断面積を有している耳栓。
  14. 請求項13に記載の耳栓であって、前記カラーの前記断面積が、前記ハンドル部分の断面積よりも大きい耳栓。
  15. 請求項1に記載の耳栓であって、前記挿入部分が、当該耳栓を着用者の耳道に挿入するのを容易にするような半球状の形状を有している耳栓。
  16. 請求項2に記載の耳栓であって、前記スカートが、円筒形の形状を有しており、前記第1の端部および前記第2の端部から実質的に等距離にある点まで延在するとともに、前記差し込み口が、前記結合部分の形状に対応する形状を有している耳栓。
  17. 請求項16に記載の耳栓であって、前記差し込み口が、実質的に円筒形の形状を有している耳栓。
  18. 請求項1に記載の耳栓であって、前記発泡体が、当該発泡体を形成する間に形成された前記挿入部分から前記スカートまで延在するリブをさらに含むことで、当該発泡体における排出手段が設けられている耳栓。
  19. 請求項18に記載の耳栓であって、前記スカートが、実質的に円筒形の形状を有しており、前記リブが、前記円筒形のスカートから放射状に延在する第1のリブ、第2のリブ、第3のリブ、および第4のリブを含んでおり、前記第1のリブ、前記第2のリブ、前記第3のリブ、および前記第4のリブが、前記円筒形のスカートの外部を取り囲むように等間隔に配置されている耳栓。
  20. 耳栓であって、
    第1の端部と、前記第1の端部の反対側にある第2の端部と、前記第1の端部に近接して配設された結合部分と、前記第2の端部に近接して配設されたハンドル部分と、を含む軸であって、前記結合部分が、前記第1の端部に向かう方向において先細になっているとともに、結合剤を受け入れるための平坦面を有しており、前記ハンドル部分が、当該耳栓の製造中および使用中における当該耳栓の取り扱いを容易にするための輪郭を有している軸と、
    音声減衰部材と、
    を備えており、
    前記結合部分が、前記結合剤によって、前記音声減衰部材に結合させられており、前記軸における前記ハンドル部分が、前記音声減衰部材から延在している耳栓。
  21. 請求項20に記載の耳栓であって、前記音声減衰部材が、前記結合部分を受け入れる差し込み口を含む半球状の発泡体である耳栓。
  22. 請求項21に記載の耳栓であって、前記差し込み口が、前記発泡体から延在するスカートの内部に形成されており、前記スカートが、前記結合部分を覆っている耳栓。
  23. 耳栓の軸であって、
    第1の端部と、
    前記第1の端部の反対側に配設された第2の端部と、
    平坦面を含む、前記第1の端部に近接して配設された結合部分であって、当該結合部分および平坦面が前記第1の端部に向かう方向において先細になっている結合部分と、
    当該耳栓の軸の製造中および使用中における当該耳栓の軸の取り扱いを容易にするための輪郭を含むハンドル部分と、
    を備える耳栓の軸。
  24. 請求項23に記載の耳栓の軸であって、前記輪郭が、前記ハンドル部分に形成された陥没した部分を含んでおり、前記陥没した部分が、当該耳栓の軸の製造中および使用中における当該耳栓の軸の取り扱いを容易にするような握り表面を備える耳栓の軸。
  25. 請求項24に記載の耳栓の軸であって、前記陥没した部分が、観察者による視覚的な観察のための文字または記号を含む視覚的な表示領域をさらに備える耳栓の軸。
  26. 請求項23に記載の耳栓の軸であって、前記結合部分と前記ハンドル部分との間に配設されたカラーをさらに備えており、前記カラーが、実質的に、円筒形の形状を有しており、前記結合部分の断面積よりも大きく、かつ前記ハンドル部分の断面積よりも大きな断面積を有している耳栓の軸。
  27. 耳栓を製造する方法であって、
    発泡体を鋳型成形して、円形部分と、前記円形部分から延在するスカートと、を含むようにして、
    前記スカートの内部に差し込み口を形成して、
    軸を鋳型成形して、平坦面を有する結合部分と、当該軸を握りやすくするような輪郭を有するハンドル部分と、を含むようにして、
    前記平坦面に結合剤を塗布して、
    前記結合部分を前記差し込み口に挿入して、
    前記結合剤を硬化させることで、前記結合部分と前記発泡体とを前記差し込み口のなかで接着結合させることを含む方法。
  28. 請求項27に記載の方法であって、前記結合部分を前記差し込み口のなかで動かすことで、前記結合剤を前記差し込み口の内部表面上に広げることをさらに含む方法。
  29. 請求項28に記載の方法であって、前記動かすことが、前記結合部分を前記差し込み口に挿入する際に、前記結合部分を回転させることを含む方法。
  30. 請求項27に記載の方法であって、前記軸を鋳型成形することが、射出成形プロセスを含む方法。
  31. 請求項27に記載の方法であって、前記軸を鋳型成形することが、観察者による視覚的な観察のための文字または記号を含む前記ハンドル部分上における視覚的な表示領域を形成することをさらに含む方法。
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