JP2005535781A - 機械的な運動を減衰させるための組成物および装置 - Google Patents

機械的な運動を減衰させるための組成物および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも1種のコラーゲンおよび、該コラーゲン用の少なくとも1種の支持マトリックスを含む組成物に関する。該支持マトリックスは、少なくとも1種の、可逆的に、特に弾性的に変形可能な物質を含む。

Description

本発明は、機械的な運動、特に衝撃および振動を減衰(Daemphen)させるための組成物および装置に関する。
機械的な運動を減衰させるためには、減衰物質からなる減衰体が知られている。このような減衰物質は、運動エネルギを内部で熱エネルギに変換する。熱エネルギへの変換による運動エネルギのこのような不可逆な損失は、散逸とも呼ばれる。減衰または散逸によって、機械運動の運動エネルギは減少または吸収されて、運動は減衰され、特に、衝撃の際の力の荷重または振動の振幅が、減衰体内で減少される。機械荷重の作用後に減衰体をその元の形状に戻すために、減衰体のために、通常、同時に弾性的でありかつ元の形の再生のために減衰体の変形に対する復元力を発生させる物質が用いられる。
衝撃を減衰させるための減衰体は、特に、整形外科用靴のまたはスポーツシューズの靴底において知られている。特に、振動に敏感な器具を保護すべくまたは激しく振動する器具の振動を減衰させるべく、振動を減衰または吸収するための減衰装置が知られている。
靴では、特に整形外科分野では、減衰物質として、ラテックス(ゴムエマルジョン)およびラバーフォーム、ポリウレタン軟質フォームプラスチックおよびEVAフォームが知られている。
コラーゲンは、僅かな伸びおよび剛性の故に、繊維に、大きな引張り強さを与える、ヒトのまたは動物の身体中の長鎖のタンパク質またはプロテインである。コラーゲンは、身体の腱、骨および結合織の構成物質として見出される。コラーゲンの分子構造は、今日の観点では、一般的には、密な三重螺旋(トリプルヘリックス)で螺旋状に巻かれている3つの鎖から構成されている。これまで、多くの異なったタイプのコラーゲンが発見された。通常、コラーゲンは、アミノ酸グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、リシンおよびヒドロキシリシンを含む。かなりのタイプのコラーゲンはグリコシル化されている。コラーゲンの大体のタイプは繊維またはフィブリルを形成するが、クロスオーバー結合によって、通常はリシンの側鎖によって、追加的に結合または架橋され得る。交叉結合または架橋は、例えば皮膚および多くの器官において、膜のまたは平らな組織構造の形成を可能する。
コラーゲン自体は水不溶性であるが、すべてのプロテインのように、加熱の際に変性して、水中で、加熱中に次第にゼラチンに変換される。このゼラチンは、知られるように、熱水に溶け、冷却の際に、1%の溶液中で固形のゲルを形成する。ゼラチンは、食料品、例えば、クマの形をした子供用駄菓子またはアスピック料理に用いられる。コラーゲンは「グルーフォーマー」とも呼ばれる。何故ならば、コラーゲンは、水中で、グルーのように、強く膨潤するタンパク質体を形成し、形成されたゼラチン溶液の更なる加熱中に、水溶性のグルーを形成するからである。コラーゲンから得られた水溶性のタンパク質生成物の、ゼラチンおよびグルーを含めた全体は、グルチンと呼ばれる。ヒトの身体にとっての意味の故に、コラーゲンは、医学および美容への適用において、例えば、整形外科で、栄養補給としてまたは皮膚の美容において用いられている。コラーゲンから得られたグルーは、天然のグルーとして、器具の製造において用いられる。
組成物を記載し、良好な機械的な減衰性および更に機械的運動、特に衝撃または振動を減衰させるための、良好な減衰性を有する機械装置を記載するという課題が、本発明の基礎になっている。
この課題は、本発明により、請求項1の特徴を有する組成物および請求項28の特徴を有する装置によって解決される。
本発明は、従来ヒトのまたは動物の身体の分野でのみ知られたコラーゲンが、その特別な分子構造に基づき、技術的応用において、機械エネルギを高度に散逸または吸収することができ、従って、運動または変形を減衰させることができるという新たな知識に基づいている。このことは現在の観点から明らかである。それ故に、コラーゲンの分子は、分子内空間構造の伸び、捩れおよび/または逃げまたは他の変化による、減衰される運動または変形に反応し、かくて、機械エネルギを吸収し、該機械エネルギは、続いて、再度、組成物内で、実際に不可逆に散逸される。コラーゲンで製造される第1の組成物および減衰装置の、観察される減衰性は、非常に優れている。それ故に、コラーゲンの容易なかつ安価な使用可能性に直面して、本発明の非常に重要な利用可能性が生じる。
請求項1に記載の組成物(または:物質、材料)は、少なくとも以下の成分、
a)少なくとも1種のコラーゲン、および
b)1種または複数種のコラーゲンのための少なくとも1種の支持マトリックス(または:支持物質、取り囲む物質構造、覆い)を包含し、
c)該支持マトリックスは、少なくとも1種の可逆的に、特に弾性的に変形可能な物質を含む。
支持マトリックスの1種または複数種の物質および1種または複数種のコラーゲンは、一般的には、互いに混合されており、または十分に混合されており、あるいは、混ざり合って機械的混合物または混合物を形成して、特に、互いの化合物または物理的組成を有することができる。しかし、これらの組成は組成物中の個々の成分の化学的特性を著しく変化させない。1種または複数種のコラーゲンは支持マトリックスに含まれており、または埋められている。支持マトリックスおよび1種または複数種のコラーゲンから形成される機械的混合物または混合物は、機械的運動を減衰させるための減衰体を形成することができる。この場合、支持マトリックスは、コラーゲン分子の結合のほかに、他の機能、すなわち、組成物の取り出し、または、変形後のこの組成物をベースにした減衰体の取り出しを支援することができる。
請求項28に記載のように、機械的運動、特に機械的衝撃または振動を減衰させるための装置は、本発明に基づく組成物、またはコラーゲンが混合されている液体含有の機械的混合物を有する。
本発明に基づく組成物および装置の好都合な実施の形態、改善および使用は、請求項1および28夫々に従属する請求項から明らかである。請求項22ないし27からは、本発明に基づく組成物を製造する好都合な製造法が明らかである。
従って、1種または複数種のコラーゲンが、特に液体の供給および場合によっては熱の供給下で、少なくとも部分的に膨潤されていることは好ましい。
特にこの実施の形態では、少なくとも1種の液体、特に水あるいは1種または複数種のアルコールまたはグリセリンあるいは極性分子が、組成物に含まれている。液体分子または極性分子、特に水の分子は、コラーゲンの分子構造に添加される。外から作用する変形または運動は、今や、添加された分子の置換または移動をもたらし、これにより、変形エネルギまたは運動エネルギの追加の散逸をもたらす。かくて、コラーゲン分子の領域で液体分子、特に水の分子を添加しかつ置換することによって、減衰作用が一層改善され得る。液体または極性分子の重量部が、組成物の全重量に対して約0.5重量%(重量百分率)〜約90重量%であることは好ましい。
コラーゲンの分子は、特に、コラーゲンが膨潤したとき、ヒトのまたは動物の身体に存在するコラーゲン分子に比較して短縮されておりかつコラーゲン分子構造を持った部分分子または部分ストランドを有することができる。何故ならば、このような短縮された分子ストランドが所望の散逸を引き起こすからである。
1種または複数種のコラーゲンの重量部は、一般的には、組成物の全重量に対して約0.01重量%〜約95重量%、特に、1重量%〜約40重量%、好ましくは約2重量%〜約10重量%である。すなわち、減衰作用を達成するためには、既に、コラーゲンの比較的僅かな量で十分である。
1種または複数種のコラーゲンは、好ましくは、少なくとも大部分、繊維または繊維状の分子構造の形で存在し、特に、螺旋状に撚り合わされておりかつタンパク質(プロテイン)をベースにした3つの分子鎖から作られている。
コラーゲン繊維のまたは繊維状のコラーゲン分子構造の配列および/または配向は、或る実施の形態では、少なくとも大部分、規則的であり、特に、少なくとも1つの選択方向(Vorzugsrichtung)に沿って存在することができる。コラーゲン分子の、異方性構造と呼ぶことができるこのような刻印された配向によって、方向依存性の減衰が実現され、従って、一方向の運動が、他方向の運動より強く減衰され得る。
代替の実施の形態では、1種または複数種のコラーゲンによって形成された繊維または繊維状の分子構造が、少なくとも大部分、不規則的にまたはランダムにまたは統計的に配設および/または配向されている。このような等方性構造によって、方向に依存しない減衰が実現化され得る。
1種または複数種のコラーゲンは、少なくとも部分的に、複数のコラーゲン繊維または複数の繊維状のコラーゲン分子構造の間の特に交叉結合(いわゆる架橋結合)、例えばリシン結合による架橋構造で存在することができる。特に、2次元のまたは3次元のみの架橋の、架橋結合の程度に応じて、平面状のまたは立体的な構造および場合によっては異方性のまたは等方性の減衰性を有するコラーゲン構造が生じる。
特別な実施の形態では、コラーゲンの少なくとも1部分がアニールされ、すなわち熱処理に供されている。
可逆的に変形可能な物質の、特にエラストマーの重量部が、組成物の全重量に対して約5重量%〜99.9重量%であることは好ましい。
支持マトリックスの、1種または複数種の、可逆的に、特に実質的に弾性的に変形可能な物質が、特に、好ましくは架橋された1種または複数種の天然ゴムおよび/または合成ゴムをベースにした、1種または複数種のエラストマーであることは好ましい。合成ゴムは、一般的には、加硫または荒目の架橋によって架橋されており、これによって、柔軟性を保つ線状ポリマーまたは鎖状ポリマーである。飽和の合成ゴムおよびエラストマー(特にいわゆるMエラストマー)または不飽和の合成ゴムおよびエラストマー(いわゆるRエラストマー)が用いられることができる。
支持マトリックスのための特に好ましい弾性物質は、架橋されたポリシロキサンまたはポリシロキサン化合物から一般的には作られているシロキサンエラストマー(SI)と、以前はシリコーンゴムとも呼ばれた特にシロキサンゴム(SIR)である。シロキサンゴムは、一般的には、架橋された高分子のポリジメチルシロキサン(Q)から形成されている。メチル基の一部分はフェニル基(PMQ)またはビニル基(VMQ)によって代用されていてもよい。加硫または架橋は、特に過酸化物との熱架橋、あるいは特に白金化合物、有機スズ化合物またはアミンとの常温架橋であってもよいし、あるいは、直接的に、一成分シロキサンゴムで存在してもよい。
シロキサンエラストマーは耐熱性を有し、健康的であり、環境にとって実際に心配ない。
しかしながら、他の合成ゴムを用いてもよい。一般性の制限なしに、ここでは、以下のエラストマーおよびエラストマー化合物(コンパウンド)を挙げよう。
oブタジエンエラストマー(BR)
oスチロール/ブタジエンエラストマー(SBR)
oアクリルニトリル/ブタジエンエラストマー(NBR)
oイソプレン・エラストマー(IR,NR)
oイソプレン/イソブチレンコポリマー(ブチルゴム)
oビニルエラストマー、特にエチレン・プロピレン・コポリマー(EPDM,EPM)、エチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVAC)、アクリルゴム(ACM)、ポリイソブチレン(PIB)
oウレタンゴム(PUR)
更に、
o再成形可能であり、従って、特にリサイクルに優しい熱可塑性エラストマー(TPE)も用いられる。
1種または複数種のエラストマーあるいは支持マトリックスの可逆的に変形可能な物質は、好都合な実施の形態では、発泡された形でまたはフォームとして存在してもよくおよび/または支持マトリックスが気泡を有してもよい。
エラストマーの減衰が大きければ大きいほど、エラストマーの反撥弾性(レジリエンス)は一層小さい。本発明に基づく組成物中のエラストマーの反撥弾性は、エラストマーのみからなる既知の減衰物質の場合よりも著しく大きく調整され得る。何故ならば、コラーゲンは組成物の減衰性を既に著しく改善するからである。
組成物を凍結に対し保護するために、特別な改善では、氷点を下げる凍結防止剤、例えばグリコールが含まれている。
本発明に基づいて組成物を製造する好都合な方法は、以下の方法段階を含む。
a)実質的にまだ架橋されていない、液状の、一般的には粘性のまたは半流動体のエラストマー出発物質(または:エラストマー源)を準備すること、
b)更に、液状のコラーゲン出発物質(または:コラーゲン源)を用いること、
c)エラストマー出発物質およびコラーゲン出発物質を混合または十分に混合すること、
d)製造された混合物中で、エラストマー出発物質の分子を、一般的に3次元に架橋すること。
混合物中でエラストマーが架橋または硬化される。それ故に、コラーゲン物質は、エラストマー分子の架橋によって、なお更に混合物に埋め込まれまたは包含される。
コラーゲン出発物質は、1種または複数種のコラーゲンを膨潤させる「ために、少なくとも1種の液体、特に水、1種または複数種のアルコールおよび/またはグリセリンを含む。コラーゲン出発物質として、液状のゼラチンを使用または製造することは好ましい。このゼラチンは、所定のコラーゲン成分を有し、通常は、動物の皮、動物の軟骨、動物の関節から得られる。ゼラチンを水と混合することは好ましい。コラーゲンは、この場合、膨潤され、それから、加熱下で、典型的には約80℃の温度で液状化される。
混合物は、架橋の際に、通常は、変形可能であるが流動性のないまたは流動しない物体を形成しつつ、硬化される。
減衰体は好ましくは所望の形にもたらされるが、その際、エラストマー出発物質およびコラーゲン出発物質からなる液状の混合物が型に入れられて、架橋が、少なくとも大部分、まず型の中で生じ、続いて、混合物から硬化物が型から取り出される。
しかし、その代わりに、エラストマー出発物質およびコラーゲン出発物質を、フォイルまたはその他の可撓性の支持体に吹き付け、次に、フォイルを巻いてチューブまたはロールを形成することも可能である。
好都合な実施の形態では、減衰装置は、1種または複数種のコラーゲンを含む1種または複数種の減衰体を有する。減衰体は、通常、運動の力の負荷の下で、変形され、コラーゲン分子による内的散逸によって、運動を減衰させる。複数の減衰体の場合には、減衰体は、特に、荷重の空間的な分配に従って、ラスター状の配列で相対して設けられる。
減衰装置は、本発明に基づく改善では、少なくとも1つのスリーブ(または:被覆、覆い)を有し、該スリーブの内部空間には少なくとも1つの減衰体が設けられている。スリーブは、コラーゲン含有の減衰物質を保護するために用いられ、特に好都合な実施の形態では、変形された減衰体の弾性回復を、スリーブのための、適切な、可逆的に、特に弾性的に変形可能な物質の選択によって、支援する。減衰体およびスリーブの変形のより良い結合のために、減衰体およびスリーブが互いに結合されていることは好ましい。
或る好都合な改善では、スリーブの内部空間に、少なくとも1つの逃げ空間が設けられていることができる。減衰体は、変形の際に、この逃げ空間に逃げることができる。その代わりにまたはそれに加えて、減衰体内にはまたは支持マトリックスにはまたは機械的混合物には、気泡が含まれている。コラーゲンを含む隣接の減衰物質が、変形の際に、気泡に逃げることができる。
本発明に基づく組成物および減衰装置を、衝撃または振動を減衰させるために多くの異なった利用のために、用いることができる。
組成物のまたは装置の第1の好都合な使用は、ヒトの身体を機械的な衝撃から保護するためにありおよび/または靴、特に靴底または靴の敷皮および/またはヘルメットにある。
装置の第2の好都合な使用は、2つの機械的な物体の間の、振動またはバイブレーションを減衰させるための使用である。
以下、本発明を、図面を参照し、実施の形態に基づいて詳述する。図1ないし3に示した装置は変形可能な基体1を有する。この基体は,被覆またはスリーブ10と、このスリーブ10によって囲まれた内部領域または内部空間11とを有する。内部空間11には減衰物質または減衰体2が設けられている。減衰物質または減衰体2は、液体含有の機械的混合物として形成されており、液体のほかに、好ましくは、水、少なくとも1種のコラーゲン、およびコラーゲン用の支持マトリックスの他の支持物質、特に、シロキサンゴム(シリコーンゴム)のようなエラストマーを有する。
矢印で示された衝撃方向Sに図2に示した衝撃を加える運動体3によって、基体1は変形される。減衰物質または減衰体2の変形によって、流体力学的な効果が発生する。これらの効果は、コラーゲンの存在に基づいて、非常な液圧式の減衰を引き起こす。
衝撃および圧縮ひずみ後に、弾性的なスリーブ10および機械的混合物の形状記憶または可逆変形性によって、元の所定の形状が、図3に示されているように、再度形成される。
変形および取出しのこのプロセスは可逆であり、任意に循環的に繰り返され得る。
永続的な液圧式の衝撃吸収を達成するためには、本発明では、特に液体も、循環的な作業ストロークで促進され、従って、循環的な流体力学的な減衰効果が発生される。
装置の減衰能力は、一方では造形によっておよび液体−コラーゲン−支持マトリックスの機械的混合物の適切な混合および組成によっても制御かつ規定される。
基体1の好ましい形状は、図1ないし3に示した、2つの互いに対向する平面を有する平らな基本形である。更に、基体1は、複数の、個々の、互いに分離されたチャンバを有することができる。これらのチャンバには夫々減衰物質が設けられている。更に、スリーブ10の内部には、内部空間11でも、空のチャンバまたは領域が設けられていてもよい。減衰物質2は、圧縮ひずみの際に、変形に対する逃げのために、これらのチャンバまたは領域に入り込むことができる。
減衰物質2は、コラーゲンおよび液体ならびに弾性物質のほかに、好ましくは、型からの取外しを促進させる物質、例えばトウモロコシデンプンを有する。
弾性物質、例えばラテックスまたはシリコーンゴムからなる、コラーゲン用の支持マトリックスは、ばね作用および変形の可逆性を引き起こす。コラーゲンは、衝撃または圧縮ひずみの際に機械エネルギを吸収し、これによって、非常に穏やかな衝撃曲線を引き起こす。支持マトリックスおよび/または機械的混合物は、更に、他の物質、例えば凍結防止剤、特にグリコールまたはグリセリンを有してもよい。
減衰体2の減衰物質のための一般的に好ましい組成物は、以下から明らかである。
Figure 2005535781
減衰物質の好都合な組成物は以下から明らかである。
Figure 2005535781
減衰物質の特に好都合な組成物は以下から明らかである。
Figure 2005535781
但し、表1ないし3に記載した成分の重量部の合計は、常に、100重量%である。
このような機械的混合物は、1平方メートルにつき5000トンの荷重の下でも、可逆的変形性または形状記憶を示した。
本発明に基づく装置は、如何なる技術的利用可能性においても、液圧式のまたは流体力学的な減衰装置として用いられることができる。利用可能性は、特に製靴技術、整形外科技術および安全技術において、特に、衝撃荷重に対するヒトの身体の保護である。かくて、整形外科技術においてまたはスポーツ用靴の場合に、靴、靴の敷皮または靴底、他の整形外科的な製品、ヘルメット、手袋等は、減衰装置を有することができる。
荷重されていない状態にある、機械的な運動を減衰させる装置を略示する。 衝撃荷重された状態にある図1に示した装置を略示する。 荷重の解除後の図1および2に示した装置を略示する。互いに対応する部材には同一の参照符号が付されている。
符号の説明
1 基体
2 減衰体
3 運動体
10 スリーブ
11 内部空間
S 衝撃方向

Claims (38)

  1. a)少なくとも1種のコラーゲンおよび、
    b)該コラーゲンのための少なくとも1種の支持マトリックスを包含し、
    c)該支持マトリックスは少なくとも1種の可逆的に、特に弾性的に変形可能な物質を含む組成物。
  2. 1種または複数種のコラーゲンは前記支持マトリックスに埋められており、あるいは該支持マトリックスに前記コラーゲンが混合されている請求項1に記載の組成物。
  3. 前記1種または複数種のコラーゲンは、少なくとも大部分、繊維状のまたは長鎖の分子構造の形で存在する請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記1種または複数種のコラーゲンによって形成された前記繊維状のまたは長鎖の分子構造は、少なくとも大部分、規則的に設けられおよび/または配向されており、特に、少なくとも1つの選択方向に沿って配向されている請求項3に記載の組成物。
  5. 前記1種または複数種のコラーゲンによって形成された前記繊維状のまたは長鎖の分子構造は、少なくとも大部分、不規則的におよび/またはランダムに配設されおよび/または配向されている請求項3に記載の組成物。
  6. 前記1種または複数種のコラーゲンの前記繊維状のまたは長鎖の分子構造は、実質的に、プロテインをベースにした3つの螺旋状に撚り合わされた分子鎖から構成されている請求項3ないし5のいずれか1に記載の組成物。
  7. 前記1種または複数種のコラーゲンは、少なくとも部分的に、複数の繊維状のまたは長鎖の分子構造の間の特に架橋結合による、例えばリシン結合による架橋構造で存在する前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  8. 少なくとも部分的にアニールされたコラーゲンを有する前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  9. 少なくとも部分的に膨潤されたコラーゲンを有する前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  10. ヒトのまたは動物の身体に存在するコラーゲン分子に比較して短縮されておりかつコラーゲン分子構造を持った部分分子または部分ストランドを有する前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  11. 少なくとも1種の液体、特に水あるいは1種または複数のアルコールまたはグリセリンを含む、前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  12. 極性分子、特に水の分子が、前記コラーゲン分子構造に添加されており、前記極性分子、特に水の分子の置換または移動は、外から作用する変形または運動の際に、変形エネルギまたは運動エネルギの散逸をもたらす前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  13. 前記液体または前記極性分子は、前記組成物の全重量に対し約0.5重量%〜約90重量%の重量部で含まれている請求項11または12に記載の組成物。
  14. 前記支持マトリックスは、弾性的に変形可能な物質、少なくとも1種のエラストマーまたはエラストマーからなる化合物を含む前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  15. 前記支持マトリックスは、エラストマーとして、少なくとも1種の、好ましくは架橋または加硫された天然ゴムおよび/または合成ゴムを含む請求項14に記載の組成物。
  16. 前記支持マトリックスは、エラストマーとしてまたはエラストマーからなる化合物のために、少なくとも1種のシロキサンエラストマー(SI)、特にシロキサンゴムを含む請求項14または15に記載の組成物。
  17. 少なくとも1種のエラストマーはフォームの形で存在する前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  18. 前記支持マトリックス中の、1種または複数種の、可逆的に、特に弾性的に変形可能な物質は、前記組成物の全重量に対し5重量%〜99.9重量%の重量部で存在する前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  19. 1種または複数種のコラーゲンは、前記組成物の全重量に対し約0.01重量%〜約95重量%の、特に、1重量%〜約40重量%の、好ましくは約2重量%〜約10重量%の重量部で含まれている前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  20. 前記支持マトリックスには気泡が含まれている前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  21. 少なくとも1種の凍結防止剤を有する前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物。
  22. 以下の方法段階を有する前記すべての請求項のいずれか1に記載の組成物を製造する方法。
    a)実質的にまだ架橋されていない液状のエラストマー出発物質を準備すること、
    b)液状のコラーゲン出発物質を準備すること、
    c)前記エラストマー出発物質および前記コラーゲン出発物質からなる混合物を製造すること、
    d)製造された混合物中の前記エラストマー出発物質の分子を架橋すること。
  23. コラーゲン出発物質として液状のゼラチンが用いられる請求項22に記載の方法。
  24. 前記混合物は、架橋の際に、硬化されるか、最早液状でない状態に移行する請求項21または22に記載の方法。
  25. エラストマー出発物質およびコラーゲン出発物質からなる前記液状の混合物は型に入れられ、架橋が少なくとも大部分まず前記型でなされ、続いて、前記混合物から硬化物が前記型から取り出される請求項21ないし24のいずれか1に記載の方法。
  26. 前記エラストマー出発物質および前記コラーゲン出発物質はフォイルまたはその他の支持体に吹き付けられ、次に、該フォイルは巻かれてチューブまたはロールに形成される請求項21ないし25のいずれか1に記載の方法。
  27. 前記コラーゲン出発物質は、前記1種または複数種のコラーゲンを膨潤するために、少なくとも1種の液体、特に水、1種または複数種のアルコールおよび/またはグリセリンを含む請求項21ないし26のいずれか1に記載の方法。
  28. 請求項1ないし21のいずれか1に記載の組成物、請求項22ないし27のいずれか1に記載の方法で製造される組成物、あるいは、コラーゲンが混合されている液体含有の機械的混合物を含む、機械的な運動、特に衝撃または振動を減衰させる装置。
  29. 前記組成物または前記1種または複数種のコラーゲンを有する機械的混合物を含む少なくとも1つの減衰体を具備する請求項28に記載の装置。
  30. 少なくとも1つのスリーブを有し、該スリーブの内部空間には少なくとも1つの減衰体が設けられている請求項29に記載の装置。
  31. 前記スリーブは可逆的に、特に弾性的に変形可能である請求項30に記載の装置。
  32. 前記減衰体は前記スリーブと結合されている請求項30または31に記載の装置。
  33. 前記スリーブの前記内部空間には少なくとも1つの逃げ空間があり、この逃げ空間へは前記減衰体が変形の際に逃げることができる請求項30ないし32のいずれか1に記載の装置。
  34. ラスター状の配列で設けられている複数の減衰体を有する請求項29ないし33のいずれか1に記載の装置。
  35. 請求項1ないし21のいずれか1に記載の組成物の、または請求項22ないし27のいずれか1に記載の方法で製造される組成物の、または請求項28ないし34のいずれか1に記載の装置の、機械的衝撃に対するヒトの身体を保護するための使用。
  36. 請求項1ないし21のいずれか1に記載の組成物の、または請求項22ないし27のいずれか1に記載の方法で製造される組成物の、または請求項28ないし34のいずれか1に記載の装置の使用、特に、靴、特に靴底、中底または靴の敷皮における請求項35に記載の使用。
  37. 請求項1ないし21のいずれか1に記載の組成物の、または請求項22ないし27のいずれか1に記載の方法で製造される組成物の、または請求項28ないし34のいずれか1に記載の装置の使用、特に、ヘルメットにおける請求項35に記載の使用。
  38. 請求項1ないし21のいずれか1に記載の組成物の、または請求項22ないし27のいずれか1に記載の方法で製造される組成物の、または、請求項28ないし34のいずれか1に記載の装置の、2つの機械的な物体の間の振動を減衰させるための使用。
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