JP2005535306A - 清掃装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は例えば昆虫及び木シラミ,ダニ等の寄生虫及び節足動物のような害虫を駆除するための装置に関するものであって,前記装置は二酸化炭素を含む雰囲気を生成するために固体二酸化炭素を散布するべく配置したノズルを備えており,前記ノズルは害虫が住む幾何学的形状に適合するために前記二酸化炭素の所定粒径及び速度を達成するべく適合され,前記粒径及び速度は当該害虫の効果的な駆除のために最適化される。本発明は前記装置を使用した方法及び組成物にも関する。

Description

本発明は粒径を制御した二酸化炭素を使用して,例えば昆虫及び木シラミ(wood-louses),ダニ等の寄生虫及び節足動物のような害虫を駆除する装置に関する。本発明は前記装置を使用した方法及び組成物にも関する。
冷却による消毒は十分に立証された方法である(スキッテ,ティー<Skytte,T>の"Bekaempelse af museumskadedyr vednedfrysning"自然科学博物館<Naturhistorisk museum>,rhus 1993)。温度が極低温へと急速に低下可能な場合に効率が上がる。減温の速度及び達成された最低温度は共に安全な消毒を得るために満たすべき必須条件である。
屋内の昆虫は複雑な幾何学的形状を有する場所に棲息することが多い。これらの領域の一部では,毒物に関する危険性のため,又は処理が届かないため,従来の方法を使用して消毒することは不可能である。
従来の化学物質に伴う潜在的問題は,分解生成物,残余生産物,アレルギー反応及び食物連鎖における有害物質の予測濃縮(probable enrichment)を含む。一部の気体,例えば二酸化炭素はこれらの問題のいずれも引き起こさない。
米国特許第4,200,656号は液体二酸化炭素と臭化メチルとの混合物を穀物の上層に適用することによりビンに貯蔵した穀物を燻蒸する方法を開示している。臭化メチルを使用するため,この方法は健康に有害である。
米国特許第5,394,643号はアリや他の地上に棲息する昆虫のような営巣し,穴を掘る昆虫を二酸化炭素を使用することにより窒息させて駆除する工程を開示する。
米国特許第4,413,756号は二酸化炭素のような冷却ガスが供給され,低温により昆虫を殺す昆虫駆除装置を開示する。
欧州特許第0 823 214号は繊維材料中の小動物を駆除するための冷却剤として,固体で乾燥し,凝集した状態の二酸化炭素を使用することを記載している。
周知の方法の問題点は最適な結果を得るための冷却の実施方法と二酸化炭素の供給方法との関係が定義されていないため,生産の観点からの経済的で環境に配慮したアプローチを説明していないことである。
本発明は特に食糧生産のための空間及び装置中の例えば昆虫及び木シラミ,ダニ等の寄生虫及び節足動物のような害虫を駆除するための装置に関する。この目的は二酸化炭素を含む雰囲気を生成するために固体二酸化炭素を散布するべく配置したノズルを備え,害虫が住む幾何学的形状に適合する前記二酸化炭素の所定粒径及び速度を達成するために前記ノズルが適合され,前記粒径及び速度が当該害虫を効果的に駆除するために最適化される装置を提供することにより解決する。
本発明の更なる態様によると,装置は例えば昆虫及び木シラミ,ダニ等の害虫の駆除のために提供され,下記ステップを含む。
a)最初に二酸化炭素を全体的又は部分的に含む雰囲気に害虫を所定時間置くステップ
b)臨界温度(Tkrit)以下に害虫を冷却するステップであって,Tkritは,害虫が凍死する境界にある及び/又は体温の上昇に反応する温度として定義されるステップ
更に本発明の別の態様では,害虫の駆除のために,駆除する害虫の種類と前記害虫が住む幾何学的形状とに適合した一定の粒径を有する固体二酸化炭素を含む組成物が提供される。
本発明の更に別の態様によると,固体二酸化炭素の使用はある種の一定の幾何学的形状内で害虫を効果的に駆除するために調製された組成物を製造するための所定粒径で提供される。
本発明の更に別の態様によると,例えば昆虫及び木シラミ,ダニのような寄生虫及び節足動物等の害虫の駆除のための,以下のステップから成る方法が提供される。
a) 最初に臨界温度(Tkrit)以下に害虫を冷却するステップであって,Tkritは害虫が凍死する境界にある及び/又は体温の上昇に反応する温度として定義されるステップ
b)害虫を殺す所定時間,二酸化炭素を全体的又は部分的に含む雰囲気に害虫を置くステップ
更に本発明の特徴は従属項及び以下の記載から明らかとなる。
添付図面に図示した実施例を参照して本発明を以下でより詳細に説明する。
昆虫は低温に耐えて生き延びるための様々な生理的機構を有する。1つは糖,アルコール及びタンパク質等の不凍剤を生成することにより凝固点を下げる機構である。更に細胞間の氷の形成を誘発することにより細胞を保護する機構がある。ある昆虫はタンパク質により誘発される熱を発することにより低温に反応する。一般的に存在するイエローミールワーム(yellow meal worm)であるチャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)は気温が下がると体温を約10℃上げる特性を有する。
本発明の基礎を構成する現象は,昆虫のような害虫が臨界温度(Tkrit)へ冷却されると,昆虫の体内温度が上昇するという発見である。Tkritは,前記害虫が凍死する境界にある及び/又は体温の上昇に反応する温度として定義される。表Aは様々な種のTkritの例を示す。Tkritでは昆虫は部分的に凍結され,生死の狭間にある。凍死する昆虫が体温の上昇を示すことも観察されているが,この体温上昇は重要ではない。体温上昇はエネルギーを要求し,死亡体験終了後に動物に通常より多くの酸素を消費させる。体温が上昇し,動物がそれ以上凍結されない時の回復がエンハンスト呼吸(enhanced respiration)を引き起こす。この浅速呼吸が動物に気体処理の受容性を向上させる。図1はより低い周囲温度に反応する代表的な昆虫(チャイロコメノゴミムシダマシ,幼虫)を示す。昆虫は熱(図のL)を発することができる。体温が非常に急速に低下し,昆虫の発する熱が少なくなると,駆除がより急速となる。
表A
害虫の選択のための臨界温度の例(ティー.スキッテ,1993)
Figure 2005535306
害虫駆除のための本発明の方法は,最初に,臨界温度(Tkrit)以下に害虫を冷却し,次に,前記害虫を殺す所定時間,二酸化炭素を全体的又は部分的に含む雰囲気に害虫を置くことを含む。臨界温度への冷却は制御された速度を使用して行い,比較的急速に冷却を行うことが重要である。好適な冷却速度は1〜400℃/秒,好ましくは50℃/秒である。
臨界温度への冷却は固体二酸化炭素,所謂ドライアイスを使用して行われる。固体二酸化炭素を散布するために配置したノズルを設けた装置を使用して二酸化炭素の適用が行われることが好ましく,前記ノズルは当該害虫の効果的な駆除のために適合される前記二酸化炭素の所定粒径と所定速度とを達成するよう適合される。二酸化炭素は約0.02〜3mm,好ましくは0.05〜2mmの粒径を有する。したがって,害虫から約0.2mの距離で,二酸化炭素は0.02〜3mm,好ましくは0.05〜2mmの粒径を有することができ,粒子速度は0.5〜200m/秒,好ましくは5〜125m/秒の範囲で選択可能である。
二酸化炭素雰囲気は100%の二酸化炭素を含むことができるが,30〜99%,好ましくは50〜95%の二酸化炭素を含む雰囲気が非常に効果的である。二酸化炭素雰囲気は空気とパルスされ得る。
この方法は,食糧生産のための空間,冷却チャンバ及びミル等の穀物精製用の容器に住む害虫の駆除に適している。この方法は又,ヒト及び動物の居住空間内の害虫駆除に大いに適している。卵,蛹,幼虫及び成虫等のあらゆる段階における昆虫及び木シラミ,ダニ等のような寄生虫及び節足動物を害虫として示す。本発明の方法は又,バクテリアの駆除にも使用可能である。
二酸化炭素は昆虫にとって有毒な気体であり,無酸素状態により純粋に窒息させる働きをするだけでなく,それ自体が毒作用を示す。全面的或いは部分的に動物の体内への二酸化炭素の摂取及び供給を,それにより二酸化炭素の毒作用を導く,雰囲気の臨界温度への冷却に至る呼吸回数の上昇。冷却によって昆虫の可動性が減少することにより,二酸化炭素による処理が効果的となる。更に,最初の処理により既に弱っているため,凍死しなかった昆虫の反応は悪化しているので,処理の繰り返しは処理の端部に位置する動物に対してより有効である。
害虫が示す上述の前記保護機構はエネルギー及び時間を消費する。従って,急速に冷却することが重要である。温度の低下が急速であるほど,より良い結果が得られる。昆虫の卵は幼虫及び成虫より耐性を有するが,本発明の方法は効果的に昆虫及び幼虫,更には卵を駆除する。
二酸化炭素は残留物を残さないという効果があり,それは確実に利用可能であり,多くのパッケージサイズで供給可能である。通常の生産は全ステップを通して続行可能である。有毒化学方法による制限は本発明の方法を使用することにより完全に回避される。更に,二酸化炭素の使用は食品への直接的な接触を許容し,装置全体で使用可能である。従って,清掃中に人員を撤退させる必要がない。本発明の方法は作業者の保護衣類の必要性も最小限に抑える。
穀物の処理又は同様の処理においては冷却された二酸化炭素の混合物自体がエアロゾル形成無しで小麦粉と混合するため,圧縮空気の使用と比較すると予備清掃ステップの必要性が減少する。このことは,この方法を現在の衛生状態及び清掃手順の調和に適応させている。
二酸化炭素は,アンモニア及び水素の製造において副産物として発生する。他の発生源は一般の発酵ステップ及び石灰焼成である。二酸化炭素ガスが既に製造されているので,二酸化炭素はそれ以上雰囲気に散布されない。
本発明の方法は又,毒物不使用の方法の要求が高まっている住宅,動物小屋等に使用できる。
例1では様々な種類の幾何学的形状で様々な種類のノズルを使用した冷却試験を説明する。試験の目的は,気体消費量あたりの駆除効果が十分であり,十分な冷却機能を有する二酸化炭素による清掃のためのノズルの構造の知識基本をつくることであり,食品産業に存在する環境を示す幾何学的形状での効果的な駆除のために必要なことを調べることにある。
食品産業は,昆虫が棲息し,繁殖することが可能な多くの構造を形成する多数の材料から成る。本試験において,モデルは様々な速度及び粒径を有するドライアイスを供給する様々なノズルの冷却機能を調べるために構成された。
最も適切なドライアイスの雪質を決定する一つの要素は,どれくらいの熱エネルギーで面がドライアイスの昇華をもたらすことができるかである。このように,熱分離した面は非常に冷たくなり,一方,他の面は急速冷却のための他の雪質を必要とする。その理由は,気体の層が形成され,この層が雪の粒子が面へ浸透することを妨げるためである。この層が面の2,3mm上を遮る役割を果たすことを示したので,昆虫は冷却から保護される。
ターゲット表面の性質を除いて,冷却効果は粒径,速度,衝突角度及び衝突強度により決定される。ノズルとターゲットとの間のライド(ride)の間に粒子が昇華し及び/又はひとまとまりになったので,清掃の距離も結果に影響を及ぼす。距離が変わると粒子速度も変わる。
試験する4つのノズルは様々な粒径及び速度を有する雪を提供し,ターゲットの性質により様々な冷却効果を示す。各ターゲットに関して,ある雪質は他の雪質より良いことを示した。様々な幾何学的形状で常に最も急速な冷却を得るために1つのノズルが全ての雪質を提供することが望ましい。
本発明によると,装置は害虫駆除のために提供され,前記装置は固体二酸化炭素を散布するために配置したノズルを備えており,前記ノズルは害虫が住む幾何学的形状に適合する前記二酸化炭素の所定粒径及び速度を達成するために適合され,前記粒径及び速度は当該害虫の効果的な駆除のために最適化される。様々な幾何学的条件及び様々な種類の害虫に適合する前記ノズル内の固体二酸化炭素の粒径及び粒子速度は調整可能であることが好ましい。これにより1つのノズルが多用途であることが要求される。
実施例では,この装置は弁に液相のCOが入った2mmのシリンジを1つ具備することができる。3つのより小さなシリンジ(約0.7mm)は弁から円筒状の雪形成チャンバ(約13×125mm)に通じる。弁の構造によりCOは1,2,或いは3つ全てののシリンジへと導入される。雪形成チャンバに様々な量の液体を入れることにより,粒径並びに速度が多様となり得る。
別の実施例では,装置は最初に二酸化炭素を全体的又は部分的に含む雰囲気に害虫を所定時間露出し,臨界温度(Tkrit)以下に害虫を冷却し,Tkritは当該害虫が凍死する境界にある及び/又は体温の上昇に反応する温度として定義される。
臨界温度への冷却は固体二酸化炭素を使用して行われ,害虫から約0.2mの距離で二酸化炭素が0.02〜3mm,好ましくは0.05〜2mmの粒径を有し,粒径は0.5〜200m/秒の範囲,好ましくは5〜125m/秒で選択される。二酸化炭素雰囲気は100%の二酸化炭素を含むことができるが(men),30〜99%,好ましくは50〜95%の二酸化炭素を含むことが好適である。二酸化炭素も空気とパルスされ得る。
本発明のこの装置は食糧生産のための空間,冷却チャンバ及びミル等の穀物精製用の管及び容器に住む害虫の駆除に適している。この方法は又,ヒト又は動物の居住空間の害虫駆除に大いに適している。卵,蛹,幼虫及び成虫等のあらゆる段階における昆虫及び木シラミ,ダニ等のような寄生虫及び節足動物を害虫として示す。本発明の装置はバクテリアの駆除にも使用可能である。
本発明の範囲内で,駆除する害虫の種類及び前記害虫が住む幾何学的形状に適合した所定粒径及び粒子速度を有する固体二酸化炭素を含む,害虫を駆除するための組成物が提供される。
害虫から約0.2mの距離で,二酸化炭素は0.02〜3mm,好ましくは0.05〜2mm迄の粒径を有することができ,粒子速度は0.5〜200m/秒,好ましくは5〜125m/秒の範囲で選択可能である。
本発明の組成物は食糧生産のための空間,冷却チャンバ及びミル等の穀物精製用の管及び容器に住む害虫の駆除に適している。この方法はヒト又は動物の居住空間の害虫駆除に大いに適している。卵,蛹,幼虫及び成虫等のあらゆる段階における昆虫及び木シラミ,ダニ等のような寄生虫及び節足動物等を害虫として示す。本発明の組成物はバクテリアの駆除にも使用可能である。
更に,幾何学的形状内で特定の種類の害虫を効果的に駆除するために調製した組成物を製造するための所定粒径及び粒子速度を有する固体二酸化炭素の使用。害虫から約0.2mの距離で,二酸化炭素は0.02〜3mm,好ましくは0.05〜2mmの粒径を有することができ,粒子速度は0.5〜200m/秒,好ましくは5〜125m/秒の範囲で選択可能である。
極めて高い粒子速度を提供する使用したノズルの1つである、高圧シリンジは例えば,これらの空間からほこり及び塵を除去することが可能な極めて高い速度を有する二酸化炭素粒子を噴霧することにより,住宅又は空間の毒物不使用の清掃に使用可能である。
食品産業,特にミルに関しては,圧縮空気の噴霧が空間の清掃のための毒物不使用で信頼性の高い方法である。この方法は例えばアレルギー誘発性化合物,黴の胞子及び昆虫の卵が飛散する等の短所を有する。しかし,多くの観察において,圧縮空気が二酸化炭素と比較して大量の小麦粉及び空気中の他の汚染物質の上で旋回することが明確に示された。又,作業環境の観点から,圧縮空気を使用する際に前述のエアロゾルを吸入することは不適当である。食品産業に従事する多くの労働者は,例えば小麦粉アレルギーの問題に苦しむ。
高比重ガスである二酸化炭素は,小麦粉粒子又は粒子状汚染物を,例えば掃除によりこれらの混合物を容易に除去可能な床へと効果的に導く。これらの用途に二酸化炭素を使用することにより効果的に上述の問題が解決する。
本発明の装置はノズル又はシリンジを具備することができ,該ノズル又はシリンジからの気体の二酸化炭素又は固体二酸化炭素が,例えば食品加工工場の処理装置に付着した小麦粉及び他の汚染物質を冷却せずに効果的に洗い流す。これは,食品加工工場における当該位置,例えば管及び様々な種類の入れ物及び容器の効果的な清掃を提供する。圧縮空気の使用と比較してエアロゾル形成がかなり減少するので,二酸化炭素は冷却により生じる効果に加えて清掃作用を提供できる。昆虫及び他の害虫,カビ及びバクテリアは清掃により結果的に原料を失い,食品加工工場内の衛生水準が向上する。
本発明の装置は又,食品加工工場内で幾つかの位置に移動可能である。
浄化効果は当該位置の状態により多様であり得る。アレルギー誘発性汚染のため細心の注意を払うべき場所をより配慮すると,より低い速度,例えば40m/秒の気体又は固体の二酸化炭素が使用可能である。当該空間の冷却及び/又は面の吹き付け効果の両方の提供を達成するために,場所の状態により他の粒子及び気体の速度が選択可能である。
約80〜125m/秒の速度は,昆虫及び害虫の凍結及び,小麦粉,脂肪等の望ましくない蓄積物の浸食を得るための適切な範囲であり得る。必要に応じて音速に近い速度を使用することができ,それは二酸化炭素のための出口シリンジの近くで示され得る。それは,例えば,混合物を他の気体と混合すること,或いは他の方法で更に圧力,それにより速度を増やすことにも好適であり得る。害虫から約0.2mの距離で,二酸化炭素は0.02〜3mm,好ましくは0.05〜2mm迄の粒径を有することができ,粒子速度は0.5〜200m/秒,好ましくは5〜125m/秒の範囲で選択可能である。
被処理表面をより被覆するために出口又はノズルは一体的に組み立て可能であるので,面の腐食効果は増加し得る。一つ以上の出口を回転させることもまた可能である。出口はそれ自体が回転可能であり,及び/又は多くの出口は各々の周囲で回転可能であり得る。これにより腐食効果が向上し,面及び/又はこれらの面に囲まれた空間(volume)の改良された被覆/凍結を提供する。
本発明は食品加工工場に限らず,あらゆる適切なターゲット,特に清掃の行き届かない複雑な幾何学的構造を有するターゲットの効果的で毒物不使用の清掃を提供できる。
実験セクション
以下の非限定的な例を参照して本発明をより詳細に説明する。
様々な種類の幾何学的形状を有する異なるノズルを使用した冷却試験
試験の目的は,第1に気体消費量あたりの駆除効果が十分であり,十分な冷却機能を有する二酸化炭素を使用した清掃のためのノズルの構造に基づく知識を作ることであり,第2に食品産業に存在する環境を示す幾何学的形状での効果的な駆除のために必要なことを調べることである。
試験する4つのノズルは様々な粒径及び速度を有するドライアイスを供給し,ターゲットの性質により様々な冷却効果を示す。各ターゲットに関して,ある雪質は他の雪質より良いことが証明された。様々な幾何学的形状で常に最も急速な冷却を得るために1つのノズルが全ての雪質を提供することが望ましい。ノズルP2:1は比較的低い粒子速度を有する比較的大きなサイズのドライアイスを供給する。ノズルP2:3はP2:1より高い粒子速度を有する比較的大きなサイズのドライアイスを供給する。ノズルP2:3+管は管を具備したP2:3ノズルであり,P2:1とP2:3との間の粒子速度だが,管の無いP2:3と略同じ大きさの粒子を有するノズルを提供する。ノズルP1:1は他のノズルより比較的より小さな粒径及び粒子速度を提供する。
4つの様々な幾何学的形状を調べた。ドライアイスの適用は様々なノズルを使用して行われた。距離,角度及び噴霧時間は多様であり,下記の結果を示した。測定データは昆虫と近い重さのサーモ要素を半田付けした薄型機械を使用して作成された。
例1
ステンレス鋼製の二重に曲げた管の試験
管は45mmの内径及び4mmの製品厚さを有する。全長は約2.5mである。第1の90°の折曲部は管の1.87mに位置し,他の折曲部は第1折曲部の0.5m後に90°折り曲げられる。第1折曲部が上方を向くよう管が折り曲げられる。サーモ要素が管の直線部の入口から0.215m及び0.870mの距離を示す内面のプラスチック片に設けられる。第1折曲部及び第2折曲部の第4サーモ要素の真後ろに第3サーモ要素が設けられる。サーモ要素はK1,K3,K9及びK11として示す。
下の表1〜7は管内部の冷却を示す。図2は管の開口部からの様々な距離での様々なノズルの管内部の冷却を示すグラフである。図5は様々な噴霧時間におけるノズルP2:3の比較を示す。
表1
管内部の冷却を示す。ノズルP1:1 噴霧時間:30秒 ノズルは管の約30mm内部に挿入される。気体消費量:590g
Figure 2005535306

第1を除く全ての測定点で達成される駆除。
表2
管内部の冷却を示す。ノズルP2:1 噴霧時間:30秒 ノズルは管の約30mm内部に挿入される(空気は吸い込まれない)。気体消費量:700g
Figure 2005535306

雪が管に存在する時は多くの凝縮(condense)が形成されることが分かる。
表3
管内部の冷却を示す。ノズルP2:1 噴霧時間:30秒 ノズルは管の−0mm内部に挿入される(空気が吸い込まれる)。気体消費量:700g
Figure 2005535306

表2と3とを比較すると変化は少ないが,僅かな改善が管の深い内部でみられる。凝縮が形成される。
表4
管内部の冷却を示す。ノズルP2:3 噴霧時間:30秒 ノズルは管の約30mm内部に挿入される。気体消費量:340g
Figure 2005535306
表5
管内部の冷却を示す。ノズルP2:3 噴霧時間:60秒 ノズルは管の約30mm内部に挿入される。気体消費量:680g
Figure 2005535306
表6
管内部の冷却を示す。ノズルP2:3+2mの管U8 噴霧時間:30秒 ノズルは管の約30mm内部に挿入される。空気が管に入る。気体消費量:340g
Figure 2005535306
表7
管内部の冷却を示す。ノズルP2:3+2mの管U8 噴霧時間:30秒 ノズルは管の約30mm内部に挿入される。空気が管に入らない。気体消費量:340g
Figure 2005535306

表6及び7に関しては,全ての測定点で冷却の効果が無いことが分かる。それは雪の速度が低すぎるためであろう。
例2
くさびの試験
頂部に1mm,底部に0mmの開口部を有するくさびを形成するために,2枚の400mm×100mmのアルミニウムパネルを各々対峙させる。パネル厚さは1mmである。二酸化炭素の圧力がかかるとパネルが外側へ少し膨張する。サーモ要素が3mmの窪みでパネルと接触せずに面に設けられる。下方及び上方の測定点は各端部及び中間の第3の点から5mmとしている。測定点は面から底部までKl,K3及びK9として示される。
下の表8〜11はくさびの冷却を示す。図3は前記くさびの様々な深さでの,様々なノズルのくさびの冷却を示すグラフである。
表8
くさびの冷却
ノズルP1:1 側面からの距離:60mm くさびは垂直に配置した縦軸を有して取り付けられる。噴霧時間:3秒 開始温度:約25℃ 気体量:59g
Figure 2005535306
表9
くさびの冷却。ノズルP2:1 上面からの距離:60mm くさびは垂直に配置したその縦軸を有して取り付けられる。噴霧時間:3秒 開始温度:約22℃ 気体量:72.5g
Figure 2005535306
表10
くさびの冷却。ノズルP2:3 上面からの距離:60mm くさびは垂直に配置した縦軸を有して取り付けられる。噴霧時間:3秒 開始温度:約22℃ 気体消費量:33.5g
Figure 2005535306
表11
くさびの冷却 ノズルP2:3+2mの織層を有する鋼補強シリコン管(U8) 上面からの距離:60mm くさびは垂直に配置した縦軸を有して取り付けられる。噴霧時間:3秒 開始温度:約22℃ 気体消費量:33.5g
Figure 2005535306

噴霧をひび割れに垂直に実行することにより最高の冷却結果が得られる。最適距離は雪の速度及び粒径に依存するが,試験は分裂しそうな試験済ノズルを保持するために好適であることを示す。
例3
平面での試験
30×30×0.5mmの寸法を有するアルミニウムパネルは角の1つの面に粘着接合されたサーモ要素を設ける。裏面にセルラバーテープを貼付することによりパネルは断熱される。
表12〜15は平面の冷却を示す。ターゲットからの様々な距離における様々な種類のノズルの冷却効果。表16は平面の冷却を示す。同じノズルだが噴霧時間が異なる。図4は前記ノズル及び平面からの様々な距離における様々なノズルの平面の冷却を示すグラフである。
表12
平面の冷却。ノズルP2:3 距離:1cm,5cm,10cm,15cm,20cm,30cm,40cm 噴霧時間:3秒 ターゲット:単一のアルミニウムパネル 新たな適用前の開始温度:約25℃ 気体消費量:34g
Figure 2005535306

10cm及び15cmの距離では駆除が悪化することがわかる。
表13
平面の冷却。ノズルP1:1 距離:1cm,5cm,10cm,15cm,20cm,30cm,40cm 噴霧時間:3秒 ターゲット:単一のアルミニウムパネル 新たな適用前の開始温度:約25℃ 気体消費量:59g
Figure 2005535306

1つの測定点が消失している。それはノズルの臨界距離が30cm又は40cmであることを意味する。時間が10秒に増えると,最低温度は−65℃に増加する。温度変化は90℃であり,効率は90/118=0.76である。したがって噴霧時間を3秒以上に増やすことが有効である。40cmの距離では10秒後に−40℃に達し,10+15秒間欠噴霧すると−67℃に達する。
表14
平面の冷却。ノズルP2:1 距離:1cm,5cm,10cm,15cm,20cm,30cm,40cm 噴霧時間:3秒 ターゲット:単一のアルミニウムパネル 新たな適用前の開始温度:約25℃ 気体消費量:70g
Figure 2005535306

全体的に良好な駆除温度。
表15
平面の冷却。ノズルP2:3+2mの織層を有する鋼補強シリコン管(U8)。距離:1cm,5cm,10cm,15cm,20cm,30cm,40cm 噴霧時間:3秒 ターゲット:単一のアルミニウムパネル 新たな適用前の開始温度:約25℃ 気体消費量:34g
Figure 2005535306
表16
平面の冷却。噴霧時間は多様である。他の状態は一定に保たれる。ノズルP2:3+2mの織層を有する鋼補強シリコン管(U8) 噴霧時間:3秒,5秒,10秒,15秒 ターゲット:単一のアルミニウムパネル 距離:20cm 新たな適用前の開始温度:約25℃ 気体消費量:34g
Figure 2005535306

4つの全ての場合で雪は層内に積もる。気体の最大消費量のために長時間噴霧しないことが重要である。しかし冷却は時間内に増加する。気体圧は雪により形成され,エネルギー移動を妨げる気体層の厚さを抑えることに貢献する。この効果は雪の速度がより高い時により顕著となるだろう。
例4
単一平面の試験
上述の実施例3からのアルミニウムパネルは,厚さ10mmのセルラバー層を備えており,平らなサーモ要素が取り付けられた。
表17はセルゴムを使用した単一の面の冷却を示し,表18は小麦粉層から効果をシミュレートするための厚紙シートで被覆したサーモ要素の冷却を示す。
表17
セルゴムで被覆した分離した面の冷却。ノズルP2:3+2mの織層を有する鋼補強シリコン管(U8) 噴霧時間は3秒,5秒,10秒,15秒 ターゲット:セルゴム面上のサーモ要素 距離:20cm 新たな適用前の開始温度:約22℃ 気体消費量:34g
Figure 2005535306

噴霧時間が長いほど,雪の落下に時間を要することがわかる。これにより長い噴霧時間が不要となる。
表18
単一の要素の上部に粘着接合した厚紙シート(約20×20mm)の試験。噴霧時間:3秒 距離:約30cm 全試験を通して約20℃に調整する。
Figure 2005535306

管を有するノズルP2:3は優れたノズルである。
本発明は明細書に記載の実施例及び例に限定するのではなく添付の請求の範囲で解釈されるべきである。
動物が臨界温度(Tkrit)に冷却される時間内の害虫の温度を概略的に示す。 管の冷却試験を示す。 くさびの冷却試験を示す。 平面の冷却試験を示す。 管の更なる冷却試験を示す。

Claims (42)

  1. 例えば昆虫及び木シラミ,ダニ等の寄生虫及び節足動物のような害虫を駆除するための装置であって,二酸化炭素を含む雰囲気を生成するために固体二酸化炭素を散布するべく配置したノズルを備えており,前記ノズルが害虫が住む幾何学的形状に適合する前記二酸化炭素の所定粒径及び速度を達成するべく適合され,前記粒径び速度が当該害虫の効果的な駆除のために最適化されることを特徴とする装置。
  2. 例えば昆虫及び木シラミ,ダニ等の寄生虫及び節足動物のような害虫を駆除するための装置であって,前記装置が以下のステップを行うために配置されることを特徴とする装置。
    最初に臨界温度(Tkrit)以下に害虫を冷却するステップであって,Tkritは害虫が凍死する境界にある及び/又は体温の上昇に反応する温度として定義されるステップ;
    次に,害虫を駆除する所定時間,二酸化炭素を全体的又は部分的に含む雰囲気に害虫を置くステップ
  3. 固体二酸化炭素を使用して前記臨界温度への冷却を行う請求項2記載の装置。
  4. 前記二酸化炭素が0.02〜3mmの粒径を有する請求項2又は3記載の装置。
  5. 前記害虫から約0.2mの距離で,前記二酸化炭素が0.02〜3mm,好ましくは0.1〜2mmの粒径を有し,粒子速度が0.5〜200m/秒,好ましくは5〜125m/秒の範囲で選択される請求項2〜4いずれか1項記載の装置。
  6. 前記二酸化炭素雰囲気が100%の二酸化炭素を含む請求項1〜5いずれか1項記載の装置。
  7. 前記二酸化炭素雰囲気が20〜99%,好ましくは30〜95%の二酸化炭素を含む請求項1〜6いずれか1項記載の装置。
  8. 前記二酸化炭素雰囲気が空気とパルスされる請求項1〜7いずれか1項記載の装置。
  9. 前記害虫が食糧生産のための空間に住む請求項1〜8いずれか1項記載の装置。
  10. 前記害虫が冷却チャンバに住む請求項1〜9いずれか1項記載の装置。
  11. 前記害虫がミル等の穀物精製用の管及び容器に住む請求項1〜10いずれか1項記載の装置。
  12. 前記害虫がヒト及び動物の居住空間内に住む請求項15〜22いずれか1項記載の装置。
  13. 様々な幾何学的条件及び様々な種類の害虫に適合するために前記ノズル中の固体二酸化炭素の粒径及び粒子速度が調整可能である請求項1〜12いずれか1項記載の装置。
  14. 例えば昆虫及び木シラミ,ダニ等の寄生虫及び節足動物のような害虫を駆除するための組成物であって,駆除する害虫の種類と前記害虫が住む幾何学的形状に適合した所定粒径を有する固体二酸化炭素を含む組成物。
  15. 前記二酸化炭素が0.02〜3mmの粒径を有する請求項14記載の組成物。
  16. 当該害虫から約0.2mの距離で前記二酸化炭素が0.02〜3mm,好ましくは0.1〜2mmの粒径を有し,粒子速度が0.5〜200m/秒,好ましくは5〜125m/秒の範囲で選択される請求項14又は15記載の組成物。
  17. ある所定の幾何学的形状において,例えば昆虫及び木シラミ,ダニ等の寄生虫及び節足動物のような特定の種類の害虫を効果的に駆除するために調製された組成物を製造するための所定粒径の固体二酸化炭素の使用。
  18. 前記二酸化炭素が0.02〜3mmの粒径を有する請求項17記載の使用。
  19. 前記害虫から約0.2mの距離で,前記二酸化炭素が0.02〜3mm,好ましくは0.1〜2mmの粒径を有し,粒子速度が0.5〜200m/秒,好ましくは5〜125m/秒の範囲で選択される請求項17又は18記載の使用。
  20. 空間を清掃するための装置であって,前記装置が前記空間からほこり及び塵を除去するべく極めて高い速度を有する二酸化炭素を散布するために極めて高い速度の固体二酸化炭素粒子を供給するノズルを設けたことを特徴とする装置。
  21. 前記装置が高圧シリンジを具備した請求項20記載の装置。
  22. 前記装置が所定サイズ及び速度を有する固体二酸化炭素を散布するために配置された請求項20又は21記載の装置。
  23. 前記二酸化炭素が0.02〜3mmの粒径を有する請求項20〜22いずれか1項記載の装置。
  24. ターゲット表面から約0.2mの距離で,前記二酸化炭素が0.02〜3mm,好ましくは0.1〜2mmの粒径を有し,粒子速度が0.5〜200m/秒,好ましくは5〜125m/秒の範囲で選択される請求項20〜23いずれか1項記載の装置。
  25. 前記装置が食糧生産のための空間で使用可能である請求項20〜24いずれか1項記載の装置。
  26. 前記装置が冷却チャンバで使用可能である請求項20〜24いずれか1項記載の装置。
  27. 前記装置がミル等の穀物精製用の管及び容器で使用可能である請求項20〜24いずれか1項記載の装置。
  28. 前記装置がヒト及び動物の居住空間内で使用可能である請求項20〜24いずれか1項記載の装置。
  29. 様々な幾何学的条件に適合するために前記ノズル内の前記固体二酸化炭素の粒径及び粒子速度が調整可能である請求項20〜28いずれか1項記載の装置。
  30. 例えば昆虫及び木シラミ,ダニ等の寄生虫及び節足動物のような害虫を駆除するための方法であって,以下のステップを含む方法。
    最初に臨界温度(Tkrit)以下に害虫を冷却するステップであって,Tkritは害虫が凍死する境界にある及び/又は体温の上昇に反応する温度として定義されるステップ;
    次に,害虫を殺す所定時間,二酸化炭素を全体的又は部分的に含む雰囲気に前記害虫を置くステップ
  31. 前記臨界温度への冷却を制御された速度を使用して行う請求項30記載の方法。
  32. 固体二酸化炭素を使用して前記臨界温度への冷却を行う請求項30又は31記載の方法。
  33. 固体二酸化炭素を散布するために配置したノズルを設けた装置を使用して二酸化炭素の適用が行われ,前記ノズルが当該害虫を効果的に駆除するために前記二酸化炭素の所定粒径及び所定速度を達成するよう適合される請求項30〜32いずれか1項記載の方法。
  34. 前記二酸化炭素が0.02〜3mmの粒径を有する請求項30〜33いずれか1項記載の方法。
  35. 当該害虫から約0.2mの距離で前記二酸化炭素が0.02〜3mm,好ましくは0.1〜2mmの粒径を有し,粒子速度が0.5〜200m/秒,好ましくは5〜125m/秒の範囲で選択される請求項30〜34いずれか1項記載の方法。
  36. 前記二酸化炭素雰囲気が100%の二酸化炭素を含む請求項30〜35いずれか1項記載の方法。
  37. 前記二酸化炭素雰囲気が30〜99%,好ましくは50〜95%の二酸化炭素を含む請求項30〜36いずれか1項記載の方法。
  38. 前記二酸化炭素雰囲気が空気とパルスされる請求項30〜37いずれか1項記載の方法。
  39. 前記害虫が食糧生産のための空間に住む請求項30〜38いずれか1項記載の方法。
  40. 前記害虫が冷却チャンバに住む請求項31〜38いずれか1項記載の装置。
  41. 前記害虫がミル等の穀物精製用の管及び容器に住む請求項31〜38いずれか1項記載の方法。
  42. 前記害虫がヒト及び動物の居住空間内に住む請求項31〜38いずれか1項記載の方法。
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