JP2005535289A - 1414分子、1481分子、1553分子、34021分子、1720分子、1683分子、1552分子、1682分子、1675分子、12825分子、9952分子、5816分子、10002分子、1611分子、1371分子、14324分子、126分子、270分子、312分子、167分子、326分子、18926分子、6747分子、1793分子、1784分子または2045分子を用いて、aidsおよびhiv関連障害を処置するための方法および組成物 - Google Patents

1414分子、1481分子、1553分子、34021分子、1720分子、1683分子、1552分子、1682分子、1675分子、12825分子、9952分子、5816分子、10002分子、1611分子、1371分子、14324分子、126分子、270分子、312分子、167分子、326分子、18926分子、6747分子、1793分子、1784分子または2045分子を用いて、aidsおよびhiv関連障害を処置するための方法および組成物 Download PDF

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    • A61P31/18Antivirals for RNA viruses for HIV

Abstract

本発明は、AIDSまたはHIV関連障害の診断および処置のための方法に関する。特に、本発明は、AISDもしくはHIV関連障害に関連する組織において、正常な状態、または非AIDS状態もしくは非HIV関連疾患状態における発現と比較した、および/またはAIDSもしくはHIV関連障害と関連して操作に応じた、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、および2045の遺伝子の差次的な発現を同定する。本発明は、種々のHIV関連障害の診断評価および予後判定のための方法、ならびにそのような状態に対する素因を示す被験体の同定のための方法を記載する。

Description

(関連出願)
本出願が、米国仮出願第60/357,391号(2002年2月15日出願)、米国仮出願第60/380,249号(2002年5月13日出願)、米国仮出願第60/391,306号(2002年6月25日出願)、米国仮出願第60/406,297号(2002年8月27日出願)、米国仮出願第60/412,007号(2002年9月19日出願)、米国仮出願第60/417,508号(2002年10月10日出願)、および米国仮出願第60/432,318号(2002年12月10日)の利益を主張する。これらの仮特許出願の内容全ては、この引用によって本明細書中に援用される。
(発明の背景)
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、Retroviridae科のレンチウイルス属のメンバーである。血清学的特性および分子クローニングされたゲノムの配列分析に基づいて、ヒトレンチウイルス単離株は、HIV−1およびHIV−2と称される。ウイルスエンベロープ(env)タンパク質の配列に基づく分類スキームは、いくつかのサブタイプ/クレード(例えば、HIV−1 A−I)を認識する。ウイルスの多様化は、HIV系統発生の重要な特徴である。各サブタイプ(subtyp)は、高度の変異性を提示する。誤りがちのウイルス逆転写酵素によって導入された変異は、バリエーションの主な要因を代表するが、異なるクレードに感染した個体内での組換えもまた起こる。分子疫学研究は、ウイルスの変異よりもむしろウイルスの移動/輸送が、グローバルなバリエーションおよび分布のパターンの生態学的推進力であることを示す。
HIVは、エンベロープに包まれたウイルスを表し、9つの構造ウイルスタンパク質および調節ウイルスタンパク質をコードする、長さが9.2kbの(+)鎖RNAゲノムの2つの同一コピーを有する。感染の最初の工程は、ウイルスエンベロープ糖タンパク質と、主要宿主細胞レセプターCD4および特異的コレセプター(coreceptor)CXCR4(T−troph)/CCR5(M−troph)との特異的相互作用を通して媒介される。侵入後、ビリオンRNAは、ウイルス逆転写酵素によって二本鎖DNAへと変換される。同時に、ウイルスインテグラーゼおよび宿主細胞タンパク質は、宿主細胞ゲノムへの直鎖状DNAの組込みを実施して、プロウイルスを産生する。この細胞内ゲノム形態は、細胞のRNAポリメラーゼIIによって触媒される、全長のゲノムまたはサブゲノム(スプライシング形態および非スプライシング形態)の1本鎖ウイルスRNAの合成についてのテンプレートを表す。
HIVは、前駆体ポリタンパク質ならびにさらなるオープンリーディングフレームをコードする。gag遺伝子、pol遺伝子およびenv遺伝子は、それぞれ、ビリオンキャプシドタンパク質、いくつかのビリオン酵素(プロテアーゼ、逆転写酵素/RNAse H、インテグラーゼ)ならびにエンベロープ糖タンパク質についての前駆体をコードする。転写アクチベーター(tat)およびウイルス転写調節因子(rev)は、非構造的必須タンパク質をコードする。対照的に、vif、vpr(HIV−1)、vpu(HIV−2)およびnefによってコードされる遺伝子は、非必須「アクセサリー」タンパク質
を表す。このアクセサリータンパク質は、いくつかの異なる宿主細胞コードタンパク質との特異的相互作用を介して多面的な調節/調整効果を発揮すると考えられる。
各段階での密接な宿主/ウイルス関係に基づいて、このウイルスのライフサイクルは、宿主細胞機能の阻害に対して感受性である。例のまとめ(第4.2節を参照のこと)は、相互関係を例示する。レンチウイルスを除いて、大部分のレトロウイルスによる標的細胞の産生的感染は、感染細胞の増殖および付随した核膜溶解に依存する。HIVのようなレンチウイルスは、増殖していない細胞型(例えば、マクロファージおよび細胞分裂の必要性を克服した、他の最終分化した細胞)に感染し得る。活性化CD4−陽性Tヘルパー細胞および休止CD4−陽性Tヘルパー細胞、ならびにマクロファージは、HIVに対する主な標的細胞を表す。HIV増殖および(神経)−病因における樹状細胞ならびに神経膠細胞の役割は、論争上議論されている。
HIVは、後天性免疫不全症候群(AIDS)の病因因子であることが示されている。このウイルスは、感染者の体液への曝露によって感染する。性的感染、血液輸血、ならびに静脈内薬物濫用は、主な経路を構成する。HIVによる感染は、CD4−陽性Tヘルパーリンパ球の数および機能の両方における容赦なくかつ進行性の減少によって特徴付けられる。CD4−陽性Tヘルパーリンパ球は、協調した免疫応答において中心的役割を果たす。最終的に、弱った免疫系は、このウイルスを制御することも根絶することもできず、AIDSが発症し、これはしばしば、他の日和見感染を伴う。HIVがヒト集団に罹患したこの40年間のうちに、ウイルスの蔓延によって、2200万人を超える人々が死亡した。世界中で約3600万の人々がHIVに感染していると見積もられる。
主に、このウイルスの逆転写酵素のヌクレオシドインヒビター、このウイルス逆転写酵素の非ヌクレオシドインヒビター、ならびにこのウイルスのプロテアーゼインヒビターの異なる組み合わせを包含する、抗レトロウイルス薬物治療法は、薬物処置を受ける人々の生命を劇的に改善した。しかし、現在の治療法は、病気の進行を遅延させるだけであり、このウイルスを根絶することはできない。さらに、薬物耐性は、顕著な問題として再出現し、患者の50%近くが、主に耐性の問題および寛容/現在の薬物レジメンのコンプライアンスに起因して、処置でウイルス複製を効率的に抑制することができない。従って、さらなるHIV治療法が緊急に必要とされている。
(発明の詳細な説明)
本発明は、AIDSおよびHIV関連障害の診断および処置のための方法および組成物を提供する。
「処置」は、本明細書中で使用される場合、疾患もしくは障害、疾患もしくは障害の少なくとも1つの症状、または疾患もしくは障害に向かう素因を、治療(cure)、治癒(heal)、緩和(alleviate)、軽減(relieve)、変更(alter)、改善(remedy)、回復(ameliorate)、改善(improve)するかまたは影響を与える(affect)目的での、疾患もしくは障害、疾患もしくは障害の症状、または疾患もしくは障害に対する素因を有する患者に向かう治療薬剤の適用もしくは投与、またはこの患者由来の単離された組織もしくは細胞株に対する治療薬剤の適用もしくは投与と定義される。治療薬剤としては、以下が挙げられるがこれらに限定されない:低分子、ペプチド、抗体、リボザイムおよびアンチセンスオリゴヌクレオチド。代表的分子は、本明細書中に記載される。
本発明は、少なくとも部分的に、核酸分子およびタンパク質分子(以下に記載される)
が、疾患状態において、正常な、すなわち非疾患状態におけるそれらの発現と比較して示差的に発現されるという知見に基づく。本発明の方法に従って同定された、本発明の分子のモジュレーターを用いて、疾患(AIDSおよびHIV関連障害を含むがこれらに限定されない)を調整(例えば、阻害、処置または予防)または診断し得る。
「示差的発現」は、本明細書中で使用される場合、遺伝子の時間的発現パターンおよび/または組織的発現パターンにおける、定量的な差および定性的な差の両方を包含する。従って、示差的に発現される遺伝子は、その発現が、疾患状態と比較して、正常状態において、活性化または不活化された状態であり得る。正常状態対疾患状態またはコントロール状態対実験状態において発現が異なる程度は、標準的特徴付け技術(例えば、定量的PCR、ノーザン分析、差し引きハイブリダイゼーション)によって可視化されるに充分大きいことのみを必要とする。示差的に発現される遺伝子の発現パターンは、疾患(例えば、AIDSおよびHIV関連障害)の予後もしくは診断、評価の一部として用いられ得るか、または疾患(例えば、AIDSおよびHIV関連障害)の処置のために有用な化合物を同定するための方法において用いられ得る。さらに、疾患に関与する示差的に発現された遺伝子は、標的遺伝子発現レベルの調整または標的遺伝子産物活性の調整が、疾患状態(例えば、AIDSおよびHIV関連障害)を治療、治癒、緩和、軽減、変更、改善、回復、改善するかまたは影響を与えるように作用するような標的遺伝子を表し得る。標的遺伝子発現または標的遺伝子産物の活性を調整する化合物は、疾患の処置において用いられ得る。本明細書中に記載される遺伝子は、疾患に関して示差的に発現され得、そして/またはそれらの産物は、疾患に対して重要な遺伝子産物と相互作用し得るが、この遺伝子はまた、さらなる疾患細胞プロセスに重要な機構に関与し得る。
(本発明の分子)
(遺伝子ID1414)
ヒト1414配列(エフリン(ephrin)A型レセプター2前駆体としても公知)は、非翻訳領域を含め、約3921ヌクレオチド長である(配列番号1)。このコード配列は、配列番号1の核酸約114〜約3044に位置し、976アミノ酸のタンパク質(配列番号2)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1414のmRNAは、HIVに感染したT細胞においてアップレギュレートされていた。さらなるTaqMan(登録商標)分析は、1414のmRNAが、多数の内皮細胞を含むヒト組織(例えば、ヒトの皮膚、腸、肺および卵巣)において発現されることを示した。1414のmRNA発現は、刺激されたCD3陽性T細胞およびCD4陽性T細胞において誘導された。
1414タンパク質は、src様キナーゼと会合し、そして細胞の活性化、増殖および分化をもたらす。その機能的役割とともに、HIVに感染したT細胞中での1414のmRNA発現に起因して、1414活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1414ポリペプチドは、1414活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1481)
ヒト1481配列(T細胞特異的キナーゼ(Emt/Itk/Tsk)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約4366ヌクレオチド長である(配列番号3)。このコード配列は、配列番号3の核酸約83〜約1945に位置し、620アミノ酸のタンパク質(配列番号4)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1481のmRNAは、胸腺細胞、T細胞およびマクロファージにおいて非常に高レベルで発現された。さらに、Ta
qMan(登録商標)分析は、1481のmRNAが、HIV感染初代CD4+Tリンパ球において、T細胞活性化後にアップレギュレートされることを示した。
胸腺細胞、T細胞およびマクロファージにおける1481のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、1481活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1481ポリペプチドは、1481活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1553)
ヒト1553配列(微小管親和性調節キナーゼ(MARK3)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約3967ヌクレオチド長である(配列番号5)。このコード配列は、配列番号5の核酸約1504〜約3834に位置し、776アミノ酸のタンパク質(配列番号6)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1553のmRNAが、ヒトの副腎、B細胞、脳、胸部、心臓、リンパ球、骨芽細胞、脊髄、T細胞、精巣、胸腺および甲状腺において発現された。1553のmRNAは、刺激されたT細胞およひHIVに感染したT細胞において誘導された。
1553タンパク質は、細胞周期進行の調節に関与する。HIV感染は、細胞周期停止を引き起こすことが示されている。インビボにおけるその役割に起因して、および1553のmRNAがHIVに感染したT細胞において誘導されたことに起因して、1553活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際の有用な治療剤である。本発明の1553ポリペプチドは、1553活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID34021)
ヒト34021配列(セリン/トレオニンキナーゼ(FKSG81)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約1559ヌクレオチド長である(配列番号7)。このコード配列は、配列番号7の核酸約85〜約1188に位置し、367アミノ酸のタンパク質(配列番号8)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、34021のmRNAは、HIV感染についての2つの主な標的(Tリンパ球およびマクロファージ)において高レベルで発現された。さらなるTaqMan(登録商標)分析は、34021のmRNA発現が、初代Tリンパ球、T細胞株およびマクロファージにおいてHIV感染に応答して誘導されることを示した。
Tリンパ球活性化は、ウイルスの複製のために必要とされる。多数のキナーゼは、T細胞レセプターを介した刺激後のT細胞活性化に関与する。34021遺伝子発現は、T細胞活性化およびHIV感染に応答して誘導された。このことは、34021が、ウイルスの複製に必要とされることを示唆する。それゆえ、34021の機能を阻害することは、T細胞活性化およびウイルスの複製を阻害する。HIV感染T細胞における34021のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、34021活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の34021ポリペプチドは、34021活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1720)
ヒト1720配列(ヒトチロシン−プロテインキナーゼ(ZAP−70)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約3151ヌクレオチド長である(配列番号9)。このコード
配列は、配列番号9の核酸約286〜約2145に位置し、619アミノ酸のタンパク質(配列番号10)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1720のmRNA発現は、Tリンパ球およびT細胞株に制限されていた。1720の遺伝子発現は、T細胞活性化およびHIV感染に応答して誘導されなかったが、しかし、このキナーゼは、T細胞シグナル伝達経路におけるキナーゼの多くと同様に、転写レベルにおいてではなく、リン酸化によって主に調節される。ORF(オープンリーディングフレーム)分析は、それぞれ、258および209という非常に高スコアで、1つのpキナーゼドメインならびに2つのSH2ドメインを同定した。
Tリンパ球活性化は、ウイルスの複製に必要とされる。多数のキナーゼは、1720を含めたT細胞レセプターを通した刺激後のT細胞活性化に関与する。それゆえ、T細胞活性化における1720の役割は、この遺伝子が、ウイルスの複製に必要とされることを示す。HIV感染において見られるT細胞枯渇を担う2つの主な機構は、T細胞におけるウイルス複製の直接的細胞変性作用および免疫系によるHIV感染細胞のクリアランスである。1720の阻害は、これらの両方の機構によるTリンパ球枯渇を防止する。Tリンパ球およびT細胞株における1720のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、1720活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1720ポリペプチドは、1720活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1683)
ヒト1683配列(Btk/Tecファミリーの非レセプターチロシンキナーゼ(TXK)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約2564ヌクレオチド長である(配列番号11)。このコード配列は、配列番号11の核酸約87〜約1670に位置し、527アミノ酸のタンパク質(配列番号12)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1683のmRNA発現は、Tリンパ球、T細胞株および高レベルのリンパ球を含む組織(扁桃およびリンパ節を含む)において高レベルで発現された。Takebaらによる近年の報告は、ヒトTXKがTh1/Th0細胞において発現され、そしてγ−IFN産生を調節する転写因子として作用することを示唆した。
Tリンパ球活性化は、ウイルスの複製に必要とされる。多数のキナーゼは、T細胞レセプターを通しての刺激後のT細胞活性化に関与する。ACH2細胞株は、CEMとしての公知のT細胞株に由来し、単一の組み込まれたHIVコピーを含み、そして腫瘍壊死因子(TNFα)で刺激された場合、高レベルのウイルスを産生する。1683発現は、未刺激のACH2細胞株において、親CEM細胞株と比較して高レベルの発現が誘導された。そしてさらに、TNFαでの刺激後に誘導される。このことは、1683が、ウイルスの複製に必要とされることを示す。それゆえ、1683の阻害は、T細胞活性化およびウイルスの複製を阻害する。Tリンパ球、T細胞株、扁桃およびリンパ節における1683のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、1683活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1683ポリペプチドは、1683活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1552)
ヒト1552配列(二本鎖RNA活性化プロテインキナーゼp68(P1 KIN)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約2562ヌクレオチド長である(配列番号13)。このコード配列は、配列番号13の核酸約187〜約1842に位置し、551アミノ
酸のタンパク質(配列番号14)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1552のmRNA発現は、活性化されたT細胞およびHIVに感染したT細胞において誘導された。Meursらは、dsRNAによる活性化の際に、ATPの存在下で、1552は、自己リン酸化され、そしてeIF2のαサブユニットのリン酸化を触媒し得、このことは、タンパク質合成の阻害をもたらすことを示した。
1552は、NFkB活性化を増強する。NFkB活性化は、ウイルスの複製に必須である。このことは、1552が、T細胞活性化およびウイルスの複製を阻害する際に役割を果たすことを示す。T細胞株における1552のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、1552活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1552ポリペプチドは、1552活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1682)
ヒト1682配列(TTKプロテインキナーゼとしても公知)は、非翻訳領域を含め、約3866ヌクレオチド長である(配列番号15)。このコード配列は、配列番号15の核酸約1026〜約3551に位置し、841アミノ酸のタンパク質(配列番号16)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1682は、Tリンパ球およびT細胞株において高レベルで発現された。さらに、TaqMan(登録商標)分析は、1682発現が、HIV感染CD4+細胞において誘導されることを示した。
Tリンパ球活性化は、HIV複製に必要とされる。多数のキナーゼは、T細胞レセプターを通しての刺激後のT細胞活性化に関与する。それゆえ、1682は、ウイルスの複製に必要とされ得、そして1682の阻害は、T細胞活性化およびHIV複製を防止する。Tリンパ球およびT細胞株における1682のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、1682活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1682ポリペプチドは、1682のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1675)
ヒト1675配列(非レセプター型タンパク質−チロシンキナーゼ(TEC)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約3650ヌクレオチド長である(配列番号17)。このコード配列は、配列番号17の核酸約118〜約2013に位置し、631アミノ酸のタンパク質(配列番号18)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1675のmRNAは、Tリンパ球、T細胞株および高レベルのリンパ球を含む組織(扁桃およびリンパ節を含む)において高レベルで発現された。さらに、TaqMan(登録商標)分析は、1675のmRNAが、リンパ系細胞株および骨髄性細胞株において発現されたことを示した。1675はまた、アカゲザル由来のSIVに感染したマクロファージおよびPBMCにおいてアップレギュレートされていた。
Tリンパ球活性化は、ウイルスの複製に必要とされる。多数のキナーゼは、T細胞レセプターを通しての刺激後のT細胞活性化に関与する。1675は、T細胞活性化および増殖において重要であることが公知である。このことは、1675が、T細胞活性化およびウイルスの複製において役割を果たすことを示す。T細胞株、扁桃およびリンパ節におけ
る1675のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、1675活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1675ポリペプチドは、1675のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID12825)
ヒト12825配列(Ira2ヒトインターロイキン−1レセプター関連キナーゼ−2(IRAK2)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約1782ヌクレオチド長である(配列番号19)。このコード配列は、配列番号19の核酸約10〜約1782に位置し、590アミノ酸のタンパク質(配列番号20)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、12825のmRNAは、マクロファージにおいて高レベルで発現された。マクロファージは、HIVが複製し得る2つの初代細胞型のうちの1つである。12825はまた、アカゲザル由来のSIV感染PBMCにおいてアップレギュレートされていた。
12825は、PelleファミリーのメンバーおよびMyD88メンバー(これは、デスドメイン含有アダプター分子である)である。両方の分子は、IL−1Rシグナル伝達複合体と会合する。ドミナントネガティブ形態のいずれかの分子は、IL−1R媒介NF−kB活性化を弱める。それゆえ、12825およびMyD88は、IL−1誘発性炎症を阻害するためのさらなる治療標的を提供する(Science 278:1612−1615(1997))。IRAKおよびIRAK−2は両方とも、IL−1R複合体に補充され、そして両方とも、NF−kB活性化を調節する経路においてTRAF6の上流に作用するようである。IL−1レセプターに対するIL−1の結合は、12825の活性化およびIkBのリン酸化をもたらす。IkBのリン酸化は、NFkBの活性化をもたらす。NFkBの活性化は、HIV転写についての必須の因子である。このことは、ウイルスの複製における役割を示す。12825の阻害は、NFkBの活性化およびHIV複製の低減をもたらす。マクロファージにおける12825のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、12825活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の12825ポリペプチドは、12825活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID9952)
ヒト9952配列(コリンキナーゼとしても公知)は、非翻訳領域を含め、約2408ヌクレオチド長である(配列番号21)。このコード配列は、配列番号21の核酸約28〜約1398に位置し、456アミノ酸のタンパク質(配列番号22)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、9952のmRNA発現は、HIVに感染したT細胞株および初代CD4+T細胞においてアップレギュレートされていた。
9952は、脂質ラフト(lipid raft)と呼ばれる、感染した細胞の膜からのHIVの出芽(budding)を通じてHIV複製に関与するコリンキナーゼである。これらの脂質ラフトは、細胞膜の他の部分と比較して、リン脂質が豊富である。HIVビリオンを取り囲む膜またはエンベロープは、それが由来する細胞膜よりも高い百分率のリン脂質を含み、それゆえ、9952の阻害は、リン脂質の利用可能性低下をもたらし、このことは、ウイルスの出芽および感染性を妨害する。T細胞株および初代CD4+T細胞における9952のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、9952活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の9952ポリペプチドは、9952のモジュレーターについてスクリーニングするために有
用である。
(遺伝子ID5816)
ヒト5816配列(レセプターチロシンキナーゼ(TRKBチロシンキナーゼ)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約3707ヌクレオチド長である(配列番号23)。このコード配列は、配列番号23の核酸約352〜約2820に位置し、822アミノ酸タンパク質(配列番号24)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、5816のmRNAは、SIV感染マクロファージ、HIV感染初代CD4リンパ球、およびT細胞株CEMにおいてアップレギュレートされていた。5816はまた、T細胞活性化後にアップレギュレートされた。このことは、T細胞中でのシグナル伝達および/または増殖における役割を示す。それゆえ、5816の阻害は、T細胞活性化およびHIV複製の低減をもたらす。T細胞株、初代CD4+T細胞およびマクロファージ中での5816のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、5816活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の5816ポリペプチドは、5816のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID10002)
ヒト10002配列(マイトジェン活性化プロテインキナーゼ11(MAPキナーゼp38β)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約2180ヌクレオチド長(配列番号25)である。このコード配列は、配列番号25の核酸約20〜約1138に位置し、372アミノ酸タンパク質(配列番号26)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、10002のmRNA発現は、T細胞株ACH2中でのHIV感染によるT細胞活性化を誘導した。10002は、TGY二重リン酸化部位を含め、重要な残基の全てを含む。TGY二重リン酸化部位は、最初の文献によれば、そのキナーゼ活性に必要とされる。
Tリンパ球活性化は、ウイルスの複製に必要とされる。MAPキナーゼは、細胞表面レセプターの刺激に応答して核へとシグナルを伝達することに関与する。10002は、転写レベルにおいてではなく、リン酸化主に調節されることが公知である。10002はT細胞活性化において役割を果たすので、これは、ウイルスの複製に必要とされ得る。2つの主な機構(T細胞におけるウイルス複製の直接的細胞変性作用、および免疫系によるHIV感染細胞のクリアランス)が、HIV感染において見られるT細胞枯渇を担う。それゆえ、10002の阻害は、これらの両方の機構によるTリンパ球枯渇を防止する。T細胞株中での10002のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、10002活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の10002ポリペプチドは、10002のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1611)
ヒト1611配列(原癌遺伝子チロシンプロテインキナーゼ(LCK)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約2032ヌクレオチド長(配列番号27)である。このコード配列は、配列番号27の核酸約52〜約1581に位置し、509アミノ酸のタンパク質(配列番号28)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1611のmRNAは、もっぱらTリンパ球において発現されていた。1611は、HIV感染初代T細胞およびT細胞株ACH2(CEMのHIV感染クローン)においてアップレギュレートされていた。
ACH2細胞株は、高レベルのTatおよびRevのウイルスRNAを発現した。ACH2細胞における1611の高レベルの発現は、1611がウイルスの産生に、特に細胞をウイルスの細胞変性作用から防御する際に必要であることを示す。それゆえ、1611の阻害は、T細胞活性化およびウイルスの産生の低減をもたらす。Tリンパ球中での1611のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、1611活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1611ポリペプチドは、1611のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1371)
ヒト1371配列(チロシンキナーゼ(BMX)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約3007ヌクレオチド長(配列番号29)である。このコード配列は、配列番号29の核酸約119〜約2212に位置し、697アミノ酸のタンパク質(配列番号30)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1371のmRNAは、リンパ球およびリンパ組織において発現されていた。
Tリンパ球活性化は、ウイルスの複製に必要とされる。TECファミリーキナーゼは、細胞表面レセプターの刺激に応答して核へとシグナルを伝達することに関与する。1371またはBMXの発現は、T細胞株H9、ならびにマクロファージおよび胸腺細胞において、HIV感染後に誘導される。BMXはまた、転写レベルにおいてではなく、リン酸化によって主に調節される。1371の転写調節は、感染した胸腺細胞において劇的に増大する。このことは、1371が、ウイルスの複製に必要とされることを示す。HIV感染におけるT細胞枯渇を担う2つの主な機構は、T細胞におけるウイルス複製の直接的細胞変性作用、および免疫系によるHIV感染細胞のクリアランスである。それゆえ、1371の阻害は、これらの両方の機構によるTリンパ球枯渇を防止する。リンパ球およびリンパ組織における1371のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、1371活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1371ポリペプチドは、1371活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID14324)
ヒト14324配列(リンパ球発現Gタンパク質共役レセプター(G2A)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約2588ヌクレオチド長(配列番号31)である。このコード配列は、配列番号31の核酸約901〜約2043に位置し、380アミノ酸のタンパク質(配列番号32)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、14324のmRNAは、CD4+T細胞、HIV感染T細胞、Tatタンパク質処理マクロファージ、LPS刺激マクロファージおよびHIV感染胸腺細胞において発現されていた。
14324またはG2Aは、リガンドであるリゾホスファチジルコリンの、そのレセプターへの結合後にシグナルを伝達する際に関与するGPCRである。リゾリン脂質は、細胞増殖および炎症を含め、異なる生物学的プロセスを調節する。HIV感染は、慢性免疫刺激および炎症促進性(proinflammatory)サイトカインの放出によって特徴付けられる。HIV感染を有する患者において、免疫活性化レベルと疾患の進行との間に相関が存在する。高レベルの免疫活性化を有する患者は、より急激な疾患の進行を有する。このことは、HIVに対する免疫応答の阻害が、免疫系に対するより少ない損傷をもたらすことを示す。14324の発現は、T細胞およびマクロファージ活性化後に、ならびに胸腺細胞のHIV感染によって誘導される。Tリンパ球活性化は、ウイルスの複製
に必要とされる。HIV感染におけるT細胞枯渇を担う2つの主な機構は、T細胞におけるウイルス複製の直接的細胞変性作用、および免疫系によるHIV感染細胞のクリアランスである。それゆえ、14324を阻害することは、これらの両方の機構による慢性免疫刺激およびTリンパ球枯渇を予防する。CD4+T細胞、HIV感染T細胞、Tatタンパク質処理マクロファージ、LPS刺激マクロファージおよびHIV感染胸腺細胞中での14324のmRNA発現ならびにその機能的役割に起因して、14324活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の14324ポリペプチドは、14324活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID126)
ヒト126配列(ムスカリン性アセチルコリンレセプター(M5)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約2261ヌクレオチド長(配列番号33)である。このコード配列は、配列番号33の核酸約249〜約1847に位置し、532アミノ酸のタンパク質(配列番号34)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、126のmRNAは、大部分の組織において非常に低いレベルで発現されており、そして胸腺細胞、T細胞およびT細胞株において、より高いレベルで発現されていた。さらに、TaqMan(登録商標)分析は、126のmRNAが、HIV感染の初代CD4+Tリンパ球、胸腺細胞、ならびにT細胞株ACH2およびT細胞株C8166においてアップレギュレートされることを示した。
ムスカリン性アセチルコリンレセプターM5は、Gタンパク質共役レセプター(GPCR)である。M5のサブタイプは、大脳皮質中の血液単核細胞において、より高いレベルで発現される。126またはM5を安定して発現する細胞は、カルバコールに応答してホスファチジルイノシトール蓄積を刺激し、そして増大した細胞内Ca++を実証する。これら両方の細胞内メッセンジャーは、増大した細胞活性化に関連する。GPCRの刺激は頻繁に、細胞の活性化および増殖をもたらす。HIV複製は、T細胞活性化を必要とする。この126またはM5がHIV感染に応答してアップレギュレートされるという観察は、ウイルスの複製における126またはM5についての潜在的役割を示す。それゆえ、126またはM5を拮抗することは、T細胞活性化およびHIV複製を阻害する手段を提供する。HIV感染の初代CD4+Tリンパ球、胸腺細胞、ならびにT細胞株ACH2およびT細胞株C8166中での126のmRNA発現、ならびにその機能的役割に起因して、126活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の126ポリペプチドは、126活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID270)
ヒト270配列(プロスタグランジンE2(PGE2)レセプターEP2としても公知)は、非翻訳領域を含め、約2372ヌクレオチド長(配列番号35)である。このコード配列は、配列番号35の核酸約157〜約1233に位置し、358アミノ酸タンパク質(配列番号36)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、270のmRNAは、胸腺細胞、T細胞およびマクロファージ中で非常に高レベルで発現されていた。さらに、TaqMan(登録商標)分析は、270のmRNAがT細胞活性化後に、HIV感染初代CD4+Tリンパ球中でアップレギュレートされることを示した。
プロスタグランジンE2(PGE2)レセプターは、強力な免疫調節分子である。27
0またはPGE2は、リンパ球および単球における走化性を誘導する。270またはPGE2は、細胞におけるcAMP産生を刺激し、このことは、IL−18誘導性のICAM−1およびB7.2の発現のダウンレギュレーションをもたらし、炎症および免疫応答の制御をもたらす(Takahashi,H.K.ら,J.Immunology 2002,168:4446−4454)。HIV複製は、T細胞活性化を必要とする。HIV感染を有する患者における慢性免疫活性化は、より急激な疾患の進行と相関する。それゆえ、270またはPGE2の安定なアナログは、HIV複製およびT細胞枯渇の増大をもたらす、T細胞活性化を低減し、そして慢性免疫刺激を防止することによる、HIV感染個体の処置において有用である。胸腺細胞、T細胞およびマクロファージ中での270のmRNA発現、ならびにその機能的役割に起因して、270活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の270ポリペプチドは、270活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID312)
ヒト312配列(海馬神経ペプチドレセプター(PYY)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約1200ヌクレオチド長(配列番号37)である。このコード配列は、配列番号37の核酸約21〜約1166に位置し、381アミノ酸のタンパク質(配列番号38)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、312のmRNAは、大部分の組織において比較的低レベルで発現されており、そしてHIV感染細胞において、より高いレベルで発現されていた。さらに、TaqMan(登録商標)分析は、312のmRNAが、HIV感染の初代CD4+Tリンパ球、胸腺細胞およびC8166細胞においてアップレギュレートされることを示した。
海馬神経ペプチドレセプター(PYY)または312を安定に発現する細胞は、フォルスコリンで処理した場合、cAMP蓄積の低減を実証し、そして細胞内カルシウムの放出を刺激する(Gerald,C.ら,J.Biol.Chem.1995,26758−26761頁)。GPCRの刺激は、細胞の活性化および増殖を頻繁にもたらすが、PYYまたは312は、細胞におけるcAMP産生を刺激し、このことは、IL−18誘導性のICAM−1およびB72の発現のダウンレギュレーションをもたらす。これは、炎症および免疫応答の制御をもたらす(Takahashi,H.K.ら,J.Immunology 2002,168:4446−4454)。HIV複製は、T細胞活性化を必要とする。HIV感染を有する患者における慢性免疫活性化は、より急激な疾患の進行と相関する。PGE2の安定なアナログは、HIV複製およびT細胞枯渇の増大をもたらす、T細胞活性化を低減し、そして慢性免疫刺激を防止することによる、HIV感染個体の処置において有用である。
PYY遺伝子ファミリーメンバーのトランスフェクションは、アゴニスト依存性様式で、初代線維芽細胞のトランスフォーメーションを引き起こし得、このことは、活性化および増殖における312レセプターまたはPYYレセプターの潜在的役割を示す。それゆえ、拮抗する312またはPYYは、T細胞活性化およびHIV複製を阻害する手段を提供する。HIV感染の初代CD4+Tリンパ球、胸腺細胞、およびC8166中での312のmRNA発現、ならびにその機能的役割に起因して、312活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の312ポリペプチドは、312活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID167)
ヒト167配列(Gタンパク質共役レセプター(GPCR)である、セロトニン1Dレセプター5−HT 1Dとしても公知)は、非翻訳領域を含め、約2635ヌクレオチド
長(配列番号39)である。このコード配列は、配列番号39の核酸約82〜約1254に位置し、390アミノ酸のタンパク質(配列番号40)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、167のmRNAは、大部分の組織において比較的低レベルで発現されており、そしてHIV感染細胞において、より高いレベルで発現されていた。167のmRNAは、HIV感染の初代CD4+Tリンパ球、胸腺細胞、ならびにT細胞株ACH2およびT細胞株C8166においてアップレギュレートされていた。
167は、Gタンパク質共役レセプター(GPCR)である、セロトニン1Dレセプター5−HT 1Dである。167または5−HT 1Dを安定に発現する細胞は、フォルスコリンで処理した場合、cAMP蓄積の低減を実証し、そしてホスファチジルイノシトール代謝の変更を引き起こさないようである。GPCRの刺激は頻繁に、細胞の活性化および増殖をもたらす。5−HT遺伝子ファミリーメンバーのトランスフェクションは、アゴニスト依存性様式で、初代線維芽細胞のトランスフォーメーションを引き起こし、このことは、活性化および増殖における5HTレセプターの役割を示す。HIV複製は、T細胞活性化を必要とする。それゆえ、5−HT 1−Dを拮抗することは、T細胞活性化およびHIV複製を阻害する手段を提供する。HIV感染の初代CD4+Tリンパ球、胸腺細胞、ならびにT細胞株ACH2およびT細胞株C8166中での167のmRNA発現、ならびにその機能的役割に起因して、167活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の167ポリペプチドは、167活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID326)
ヒト326配列(ヒトピリミジン作用性Gタンパク質共役レセプター(GPCR)P2Y4としても公知)は、非翻訳領域を含め、約1651ヌクレオチド長(配列番号41)である。このコード配列は、配列番号41の核酸約391〜約1488に位置し、365アミノ酸タンパク質(配列番号42)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、326のmRNAは、大部分の組織において比較的低レベルで発現されており、そしてTリンパ球およびマクロファージにおいて、より高いレベルで発現されていた。326のmRNAは、T細胞活性化後に、HIV感染のマクロファージ、初代CD4+Tリンパ球、胸腺細胞およびT細胞株C8166中でアップレギュレートされた。
326は、アデニンヌクレオチドよりもウリジンヌクレオチドに対して優先性を示す、ヒトピリミジン作用性Gタンパク質共役レセプター(GPCR)P2Y4である(J.Biol.Chem.1995.72第52号:30849−30852)。細胞外ウリジンヌクレオチドは、多数の組織および細胞型に対して効果を発揮する。UTPおよびUDPは、326の完全なアゴニストであり、一方、ATPは、UTPよりも低い親和性を有する部分アゴニストである。326を発現する細胞はまた、UTPまたはUDPで刺激された場合、イノシトールリン酸を発現する。イノシトールリン酸は、シグナル伝達の重要な構成成分である。イノシトールリン酸は、レセプター活性化を、カルシウム封入区画からのカルシウム放出と結びつける。GPCRの刺激は、細胞の活性化および増殖をもたらす。HIV複製は、T細胞活性化を必要とする。それゆえ、326を拮抗することは、T細胞活性化およびHIV複製を阻害する。Tリンパ球およびマクロファージ中での326のmRNA発現およびその機能的役割に起因して、326活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の326ポリペプチドは、326活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID18926)
ヒト18926配列(酸感知チャネル(acid−sensing channel;ASIC)としても公知)は、非翻訳領域を含め、約1746ヌクレオチド長(配列番号43)である。このコード配列は、配列番号43の核酸約28〜約1623に位置し、531アミノ酸のタンパク質(配列番号44)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、18962のmRNAは、複数の時点で、HIV感染初代マクロファージにおいてアップレギュレートされていた。さらに、TaqMan(登録商標)分析は、18926のmRNAが、2つのTリンパ球細胞株H9およびC8166の感染ピークで劇的に増大することを示した。
18926は、カルシウムを透過させ得て、細胞膜の脱分極を引き起こす、酸感知チャネル(ASIC)である。細胞膜のこの脱分極は、開いた電位感受性カルシウムチャネル(VSCC)をもたらし、これは、細胞内カルシウムの蓄積増大をもたらす(Proc Natl Acad Sci USA 2001年1月16日;98(2):711−6)。カルシウムは、細胞内貯蔵区画および原形質膜から放出される、重要な細胞内メッセンジャーである。イノシトール三リン酸は、T細胞活性化をもたらす、TCR/CD3複合体を通したシグナル伝達に関与する(Cell 1989年10月6日;59(1):15−20)。TCR/CD3複合体を通したT細胞活性化は、Tリンパ球中でのHIV複製に必要とされる。それゆえ、18926を拮抗することは、TCR/CD3レセプターを通したシグナル伝達を潜在的に阻害し、T細胞活性化およびHIV複製の低減をもたらす(Cell 1989年10月6日;59(1):15−20)。HIV感染初代マクロファージならびにTリンパ球細胞株H9およびC8166中での18926のmRNA発現、ならびにその機能的役割に起因して、18926活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の18926ポリペプチドは、18926活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID6747)
ヒト6747配列(セリンデヒドラターゼとしても公知)は、非翻訳領域を含め、約1393ヌクレオチド長(配列番号45)である。このコード配列は、配列番号45の核酸約90〜1076に位置し、328アミノ酸のタンパク質(配列番号46)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、6747のmRNAは、HIV感染のT細胞、マクロファージおよび胸腺細胞において発現されていた。6747のmRNAはまた、C8166細胞において発現された。
6747は、セリンからアンモニアの除去を触媒してピルビン酸を生成し、ピルビン酸は、糖新生を通じたグルコースおよび他の生体分子の合成の供給源として役立つ(J.Biol Chem 1989年9月25日;264(27):15818−23)。T細胞活性化は、高レベルの転写、翻訳およびグリコシル化を誘導する。これらのプロセスの全てはエネルギー依存性である。6747発現は、T細胞、マクロファージおよび単球由来のKupfer細胞を含む肝臓に制限されている。6747は、T細胞およびマクロファージ活性化の後、ならびにHIV感染後に、高レベルの発現に誘導される。HIV感染細胞は、高度に代謝的に活性であり、それゆえ、この経路の阻害は、ウイルス複製の低減をもたらす。T細胞およびマクロファージおよび胸腺細胞中での6747のmRNA発現、ならびにその機能的役割に起因して、6747活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の6747ポリペプチドは、6747活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1793)
ヒト1793配列(グランザイムHとしても公知)は、非翻訳領域を含め、約1047ヌクレオチド長(配列番号47)である。このコード配列は、配列番号47の核酸約46〜約786に位置し、246アミノ酸のタンパク質(配列番号48)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1793のmRNAは、HIV感染初代CD4+T細胞およびHIV感染胸腺細胞においてアップレギュレートされることが見出された。
1793またはグランザイムHは、グランザイムBおよびカテプシンGとの最大程度の(54%よりも大きい)アミノ酸配列相同性を示す(Int Immunol 1991年1月;3(1):57−66)。密接に関連したファミリーのメンバーであるカテプシンGは、HIVによるマクロファージの感染を増強する。マクロファージは、HIVについての主な標的であり、HIV感染の臨床経過全体を通じて、感染可能な細胞の供給源を表す。カテプシンG処置前に百日咳毒素に曝露したマクロファージでは、カテプシンG媒介効果がほぼなくなった。このことは、カテプシンGによるHIV−1複製の増強が、Giタンパク質媒介シグナル伝達を必要とすることを示す。カテプシンG、および他の好中球由来セリンプロテアーゼは、炎症組織への単球/マクロファージ(HIV−1標的)の化学誘引、標的細胞の活性化を含め、マクロファージのHIV−1感染において複数の活性を有し、そして急性HIV−1感染に対するそれらの感受性を増大させる(J Virol 2000年8月;74(15):6849−55)。CD4+T細胞およびHIV感染T細胞中での1793のmRNA発現、ならびにその機能的役割に起因して、1793活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1793ポリペプチドは、1793活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID1784)
ヒト1784配列(グランザイムAとしても公知)は、非翻訳領域を含め、約884ヌクレオチド長(配列番号49)である。このコード配列は、配列番号49の核酸約9〜約797に位置し、262アミノ酸タンパク質(配列番号50)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、1784のmRNAは、HIVに感染した胸腺細胞および初代CD4+T細胞、ならびに感染が高度に可能なJurkat T細胞クローンにおいて発現されていた。さらに、TaqMan(登録商標)分析は、1784のmRNA発現が、T細胞およびリンパ組織に高度に制限されており、そしてT細胞活性化およびHIV感染によってさらに誘導されることを示した。
1784またはグランザイムAは、細胞傷害性細胞殺傷の間にエフェクター細胞から放出される、T細胞特異的およびナチュラルキラー細胞特異的トリプシン様セリンRTプロテアーゼである(Proc Natl Acad Sci USA 1988年2月;85(4):1184−8)。1784またはグランザイムAは、正常個体の血液中に見出され、そしてRAおよび急性のEBVおよびHIVの感染を有する患者において高レベルで見出される。このことは、グランザイムが、さらなる生物学的作用を有することを示唆する。1784またはグランザイムAは、線維芽細胞においてIL−6産生およびIL−8産生を誘導することが公知であり、そして単球由来のIL−6、IL−8およびTNFαを刺激する(J.I.,1998,160:3610−3616)。炎症促進性サイトカインは、免疫活性化およびウイルス複製のレベル上昇に寄与し、それゆえ、1784またはグランザイムAの阻害は、HIV複製を阻害するはずである。HIVに感染した胸腺細胞および初代CD4+T細胞、ならびにJurkat T細胞中での1784のmRNAの発現、ならびにその機能的役割に起因して、1784活性のモジュレーターは、AI
DSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の1784ポリペプチド は、1784活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
(遺伝子ID2045)
ヒト2045配列(カリクレイン(Kallikrein)10としても公知)は、非翻訳領域を含め、約1454ヌクレオチド長(配列番号51)である。このコード配列は、配列番号51の核酸約82〜約912に位置し、276アミノ酸のタンパク質(配列番号52)をコードする。
TaqMan(登録商標)分析によって評価したところ、2045のmRNAは、HIV感染初代CD4+ T細胞およびHIV感染胸腺細胞において発現されていた。
2045またはカリクレイン10は、増殖因子活性を調節することが公知のポリペプチドと構造的に類似する(Cancer Res 1996年7月15日;56(14):3371−9)。2045またはカリクレイン10は、急速進行性形態の卵巣癌およびおそらく他の癌においてダウンレギュレートされる、新規酵素カスケード経路の一部であり(Biol Chem 2002年7月−8月;383(7−8):1045−57)、そしてHIV感染に応答して誘導される。カリクレインは、炎症および自己免疫疾患に関与することが公知である(Endocrine Reviews 22(2):184−204 Copyright(著作権)2001)。カリクレインは、HIV感染において頻繁に誘導されるペプチド成長ホルモンのプロセシングに関与し、それゆえ、2045またはカリクレイン10の阻害は、ウイルスの複製に必要とされる、T細胞活性化および炎症の低減をもたらす。HIV感染初代CD4+T細胞およびHIV感染胸腺細胞中での2045のmRNA発現、ならびにその機能的役割に起因して、2045活性のモジュレーターは、AIDSおよびHIV関連障害を処置する際に有用である。本発明の2045ポリペプチドは、2045活性のモジュレーターについてスクリーニングするために有用である。
本発明の種々の局面は、以下の小節においてさらに詳細に記載される:
(I.スクリーニングアッセイ:)
本発明は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質に結合するか、例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現に対して、または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性に対して、刺激効果または阻害効果を有するか、あるいは、例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の基質の発現または活性に対して刺激効果または阻害効果を有する、モジュレーター、すなわち、候補化合物もしくは試験化合物または候補薬剤もしくは試験薬剤(例えば、ペプチド
、ペプチド模倣物、低分子(有機もしくは無機)または他の薬物)を同定するための方法(本明細書中で、「スクリーニングアッセイ」ともいう)を提供する。本明細書中に記載のアッセイを用いて同定された化合物は、AIDSまたはHIV関連障害(dsorder)を処置するために有用であり得る。
これらのアッセイは、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質に結合し、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質と相互作用する他の細胞内または細胞外のタンパク質に結合し、そして1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質と、他の細胞間または細胞外のタンパク質との相互作用を妨害する、化合物を同定するように設計される。例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質の場合、これらのタンパク質は、膜貫通レセプター型タンパク質であり、このような技術は、このようなレセプターについてのリガンドを同定し得る。1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質リガンドまたは基質を用いて、例えば、AIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状を回復させ得る。このような化合物は、ペプチド、抗体、または有機低分子化合物もしくは無機低分子化合物を包含し得るがこれらに限定されない。このような化合物はまた、他の細胞タンパク質を含み得る。
アッセイ(例えば、本明細書中に記載されるアッセイ)を介して同定される化合物は、例えば、AIDSまたはHIV関連障害を処置するために有用であり得る。AIDSまたはHIV関連障害が、細胞または組織における、全体的に低いレベルの1414、148
1、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子発現および/または1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質からもたらされる例では、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質と相互作用する化合物は、結合した、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質の活性を強調または増幅する化合物を包含し得る。このような化合物は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質の活性レベルの有効な上昇をもたらし、従って、症状を回復させる。
他の例では、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子内での変異は、異常な型または過剰な量の1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質が作製されることを引き起こし得、このことは、AIDSまたはHIV関連障害をもたらす有害な影響を有する。同様に、生理学的状態は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子発現における過剰な増大を引き起こし得、このことは、AIDSまたはHIV関連障害をもたらす。このような場合、1414タンパ
ク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質のタンパク質の活性を阻害する、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質に結合する化合物が同定され得る。技術(例えば、この節に記載された技術)によって同定された化合物の有効性を試験するためのアッセイは、本明細書中に考察される。
1つの実施形態では、本発明は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質もしくはポリペプチドまたはそれらの生物学的に活性な部分の基質である候補化合物または試験化合物をスクリーニングするためのアッセイを提供する。別の実施形態では、本発明は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質もしくはポリペプチドまたはそれらの生物学的に活性な部分に結合するか、またはそれらの活性を調節する、候補化合物または試験化合物をスクリーニングするためのアッセイを提供する。本発明の試験化合物は、以下を含む当該分野で公知のコンビナトリアルライブラリー法において、多数のアプローチのうちのいずれかを用いて入手され得る:生物学的ライブラリー;空間的に位置付け可能な平行固相ライブラリーもしくは液相ライブラリー;逆重畳を必要とする、合成ライブラリー法;「1ビーズ1化合物」ライブラリー法;およびアフィニティークロマトグラフィー選択を用いた合成ライブラリー法。生物学的ライブラリーのアプローチは、ペプチドライブラリーに制限されるが、他の4つのアプローチは、化合物のペプチドライブラリー、非ペプチドオリゴマーライブラリーまたは低分子ライブラリーに適用可能である(Lam,K.S.(1997)Anticancer Drug Des.12:145)。
分子ライブラリーの合成のための方法の例は、当該分野において、例えば、以下において見出され得る:DeWittら(1993)Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.90:6909;Erbら(1994)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 91:11422;Zuckermannら(1994)J.Med.Chem.37:2678;Choら(1993)Science 261:1303;Carrellら(1994)Angew.Chem.Int.Ed.Engl.33:2
059;Carellら(1994)Angew.Chem.Int.Ed.Engl.33:2061;およびGallopら(1994)J.Med.Chem.37:1233。
ライブラリーの化合物は、溶液中(例えば、Houghten(1992)Biotechniques 13:412−421)、またはビーズ上(Lam(1991)Nature 354:82−84)、チップ上(Fodor(1993)Nature 364:555−556)、細菌上(Ladner USP 5,223,409)、芽胞上(Ladner USP’409)、プラスミド上(Cullら(1992)Proc
Natl Acad Sci USA 89:1865−1869)またはファージ上(ScottおよびSmith(1990)Science 249:386−390);(Devlin(1990)Science 249:404−406);(Cwirlaら(1990)Proc.Natl.Acad.Sci.87:6378−6382);(Felici(1991)J.Mol.Biol.222:301−310);(Ladner(前出))にて提示され得る。
1つの実施形態では、アッセイは、細胞ベースのアッセイであり、ここでは、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質またはそれらの生物学的に活性な部分を発現する細胞を、試験化合物と接触させ、そしてこの試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の活性を調節する能力が決定される。この試験化合物が1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の活性を調節する能力を決定することは、例えば、細胞内のカルシウム、IP、cAMP、またはジアシルグリセロールの濃度、細胞内タンパク質のリン酸化プロファイル、細胞の増殖および/または遊走、例えば、細胞表面接着分子またはAIDSもしくはHIV関連障害に関連した遺伝子の遺伝子発現、あるいは1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045によって調節される転写因子の活性をモニタリングすることによって達成され得る。細胞は、哺乳動物起源の細胞(例えば、神経細胞)であり得る。1つの実施形態では、レセプタードメインと相互作用する化合物は、リガンドとして機能する能力、すなわち、レセプターに結合してシグナル伝達経路を調整する能力についてスクリーニングされ得る。リガンドの同定、およびリガンド−レセプター複合体の活性を測定することは、この相互作用のモジュレーター(例えば、アンタゴニスト)の同定をもたらす。このようなモジュレーターは、AIDSまたはHIV関連障害の処置において有用であり得る。
この試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、
6747、1793、1784もしくは2045の基質への結合を調整する能力またはこの試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045へと結合する能力もまた決定され得る。この試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の基質に対する結合を調整する能力を決定することは、例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045に対する、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の基質の結合が、複合体中の、標識された1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の基質を検出することによって決定され得るように、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の基質と、放射性同位体または酵素標識とを結合させることによって達成され得る。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045もまた、放射性同位体または酵素標識と結合されて、試験化合物が、複合体中の、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の基質に対する、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784 または2045の結合を調整する能力がモニタリングされ得る。試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045を結合する能力を決定することは、例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045に対するこの化合物の結合が、複合体中の標識された1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の化合物を検出することによって決定され得るように、この化合物を、放射性同位体または酵素標識と結合させることによって達成され得る。例えば、化合物(例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、
1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のリガンドまたは基質)は、125I、35S、14C、またはHを用いて、直接的または間接的のいずれかで標識され得、そしてこの放射性同位体は、電波放出(radioemmission)の直接的カウンティングまたはシンチレーションカウンティングによって、検出され得る。化合物は、例えば、西洋ワサビペルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、またはルシフェラーゼを用いてさらに酵素的に標識され得、そして酵素標識は、適切な基質の、産物への変換の決定によって検出され得る。
相互作用する物質のいずれも標識することなく、化合物(例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のリガンドまたは基質)が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045と相互作用する能力を決定することもまた本発明の範囲内である。例えば、微小生理機能測定器(microphysiometer)を用いて、化合物と、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045とのいずれをも標識することなく、化合物と、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045との相互作用を検出し得る(McConnell,H.M.ら(1992)Science 257:1906−1912)。本明細書中で用いられる場合、「微小生理機能測定器」(例えば、Cytosensor)は、細胞がその環境を酸性化する速度を測定する、光位置付け可能な電位差センサー(LAPS)を用いる分析機器である。この酸性化速度における変化は、化合物と、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045との間での相互作用の指標として用いられ得る。
別の実施形態では、アッセイは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の標的分子(例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の基質)を発現する細胞を、試験化合物と接触させる工程、およびこの試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の標的分子の活性を調整(例えば、刺激または阻害)する能力を決定する工程を包含する、細胞ベースのアッセイである。この試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、
14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の標的分子の活性を調整する能力を決定することは、例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の標的分子に結合する能力またはこれらと相互作用する能力を決定することによって達成され得る。
1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質またはそれらの生物学的に活性なフラグメントが、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の標的分子に結合する能力またはそれらと相互作用する能力を決定することは、直接的結合を決定するための上記の方法のうちの1つによって達成され得る。好ましい実施形態では、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の標的分子に結合する能力またはそれらと相互作用する能力を決定することは、この標的分子の活性を決定することによって達成され得る。例えば、この標的分子の活性は、その標的の細胞セカンドメッセンジャー(すなわち、細胞内Ca2+、ジアシルグリセロール、IP、cAMP)の誘導を検出すること、適切な基質に対するこの標的の触媒活性/酵素活性を検出すること、レポーター遺伝子(検出可能なマーカー(例えば、ルシフェラーゼ)をコードする核酸に作動可能に連結された標的応答性調節エレメントを含む)の誘導を検出すること、または標的によって調節される細胞応答(例えば、遺伝子発現)を検出することによって、決定され得る。
なお別の実施形態では、本発明のアッセイは、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タ
ンパク質またはそれらの生物学的に活性な部分を、試験化合物と接触させ、そしてこの試験化合物が、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質またはそれらの生物学的に活性な部分に結合する能力を決定する、無細胞アッセイである。本発明のアッセイにおいて用いられるべき、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質のうちの好ましい生物学的に活性な部分としては、非1414、非1481、非1553、非34021、非1720、非1683、非1552、非1682、非1675、非12825、非9952、非5816、非10002、非1611、非1371、非14324、非126、非270、非312、非167、非326、非18926、非6747、非1793、非1784または非2045の分子との相互作用に関与するフラグメント(例えば、高い表面確率スコアを有するフラグメント)が挙げられる。1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質に対する試験化合物の結合は、上記のとおり、直接的または間接的のいずれかで決定され得る。好ましい実施形態では、このアッセイは、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質またはそれらの生物学的に活性な部分を、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045を結合する既知の化合物と接触させて、アッセイ混合物を形成する工程、このアッセイ混合物を試験化合物と接触させる工程、およびこの試験化合物が、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質と相互作用する能力を決定する工程を包含し、ここで、この試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、168
2、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質と相互作用する能力を決定する工程は、この試験化合物が、既知の化合物と比較して、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045またはそれらの生物学的に活性な部分に対して優先的に結合する能力を決定することを包含する。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045と、既知の標的タンパク質との相互作用を調整する化合物は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質(特に、変異体である、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質)の活性を調節する際に有用であり得る。
別の実施形態では、このアッセイは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質またはそれらの生物学的に活性な部分を試験化合物と接触させ、そしてこの試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質またはそれらの生物学的に活性な部分の活性を調整(例えば、刺激または阻害)する能力を決定する、無細胞アッセイである。この試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質の活性を調整する能力を決定することは、例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の標的分子に対して結合する能力を、直接的結合を決定することについての上記の方法のうちの1つによって決定することによって、達成され得る。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、178
4または2045の標的分子に対して結合する能力を決定することはまた、技術(例えば、リアルタイム生体分子相互作用分析(BIA)(Sjolander,S.およびUrbaniczky,C.(1991)Anal.Chem.63:2338−2345およびSzaboら(1995)Curr.Opin.Struct.Biol.5:699−705)を用いて達成され得る。本明細書中で用いられる場合、「BIA」は、相互作用物質のいずれをも標識することなく、リアルタイムで生物特異的相互作用を研究するための技術(例えば、BIAcore)である。表面プラズモン共鳴(SPR)の光学現象における変化は、生物学的分子間のリアルタイム反応の指標として用いられ得る。
別の実施形態では、この試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質の活性を調整する能力を決定することは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の標的分子の下流のエフェクターの活性をさらに調整する能力決定することによって達成され得る。例えば、適切な標的に対するこのエフェクター分子の活性が決定され得るか、または適切な標的に対するエフェクターの結合が、以前に記載されるとおりに決定され得る。
なお別の実施形態では、この無細胞アッセイは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質またはそれらの生物学的に活性な部分を、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質を結合する既知の化合物と接触させて、アッセイ混合物を形成させる工程、このアッセイ混合物を試験化合物と接触させる工程、およびこの試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質と相互作用する能力を決定する工程を包含し、ここで、この試験化合物が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質と相互作用する能力を決定する工程は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の標的分子に対して優先的に結合する
能力、またはそれらの標的分子の活性を調整する能力を決定することを包含する。
本発明の上記のアッセイ方法のうちの1より多くの実施形態では、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045またはその標的分子のいずれかを固定して、非複合体化形態の一方または両方のタンパク質からの複合体化形態のタンパク質の分離を容易にすること、ならびにこのアッセイの自動化に適応させることが所望され得る。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質に対する試験化合物の結合、または候補化合物の存在下および不存在下での1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質と、標的分子との相互作用は、反応物を収容するのに適した任意の容器中で達成され得る。このような容器の例としては、マイクロタイタープレート、試験管、および微量遠心管が挙げられる。1つの実施形態では、これらのタンパク質のうちの一方または両方がマトリクスに結合するのを可能にするドメインを付加する、融合タンパク質が提供され得る。例えば、グルタチオン−S−トランスフェラーゼ/1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の融合タンパク質、またはグルタチオン−S−トランスフェラーゼ/標的融合タンパク質は、グルタチオンセファロースビーズ(Sigma Chemical,St.Louis,MO)またはグルタチオン誘導体化マイクロタイタープレートへと吸着され得、次いでこれは、この試験化合物、あるいはこの試験化合物と吸着されていない標的タンパク質または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質のいずれかと組合され、そしてこの混合物は、複合体形成に好都合な条件下で(例えば、塩およびpHについて生理学的状態で)インキュベートされる。インキュベーション後、ビーズまたはマイクロタイタープレートウェルは、結合していないあらゆる成分を除去するために洗浄され、ビーズの場合、このマトリクスは固定され、複合体が、例えば、上記の通り、直接的または間接的のいずれかで決定される。あるいは、この複合体は、このマトリクスから解離され得、そして1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の結合または活性のレベルが、標準的技術を用いて決定され得る。
タンパク質をマトリクス上に固定するための他の技術もまた、本発明のスクリーニングアッセイにおいて用いられ得る。例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質、または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、1
4324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の標的分子のいずれかは、ビオチンとストレプトアビジンとの結合体化を利用して固定され得る。ビオチン化された1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質または標的分子は、当該分野で公知の技術(例えば、ビオチン化キット,Pierce Chemicals,Rockford,IL)を用いてビオチン−NHS(N−ヒドロキシ−スクシンイミド)から調製され得、そしてストレプトアビジンコーティング96ウェルプレート(Pierce Chemical)のウェル中に固定され得る。あるいは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質または標的分子と反応性であるが、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質の、その標的分子に対する結合を妨害しない抗体は、このプレートのウェルに誘導体化され得、そして結合していない標的または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質が、抗体結合体化によってウェル中に捕捉され得る。GST固定化複合体についての上記の方法に加えて、このような複合体を検出するための方法としては、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質または標的分子と反応性である抗体を用いた複合体の免疫検出、ならびに1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質または標的分子に関連した酵素活性を検出することに依存する酵素結合アッセイが挙げられる。
別の実施形態では、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の発現のモジュレーターは、細胞を候補化合物と接触させ、そしてこの細胞内での1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはタンパク質の発現を決定する方法において同定される。この候補化合物の存在下での1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはタンパク質の発現レベルは、この候補化合物の不存在下での1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793
、1784または2045のmRNAまたはタンパク質の発現レベルに対して比較される。次いで、この候補化合物は、この比較に基づいて、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の発現のモジュレーターと同定され得る。例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはタンパク質の発現が、この候補化合物の存在下において、その不存在下よりも多い(統計学的に有意に多い)場合、この候補化合物は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはタンパク質の発現の刺激因子として同定される。あるいは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはタンパク質の発現が、この候補化合物の存在下において、その不存在下よりも少ない(統計学的に有意に少ない)場合、この候補化合物は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはタンパク質の発現のインヒビターと同定される。細胞内での1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはタンパク質発現のレベルは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはタンパク質を検出することについての、本明細書中に記載される方法によって決定され得る。
本発明の別の局面では、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質は、ツーハイブリッドアッセイまたはスリーハイブリッドアッセイ(例えば、米国特許第5,283,317号;Zervosら(1993)Cell 72:223−232;Maduraら(1993)J.Biol.Chem.268:12046−12054;Bartelら(1993)Biotechniques 14:920−924;Iwabuchiら(1993)Oncogene 8:1693−1696;およびBrent WO94/10300を参照のこと)において「ベイト(bait)タンパク質」として用いられて、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、17
93、1784または2045と結合または相互作用し、そして1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の活性と関与する、他のタンパク質(「1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の結合タンパク質」あるいは「1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045−bp」)を同定し得る。このような1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の結合タンパク質はまた、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の標的によるシグナルの伝達に、例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045によって媒介されるシグナル伝達経路の下流のエレメントとして関与するようである。あるいは、このような1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の結合タンパク質は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のインヒビターであるようである。
ツーハイブリッドシステムは、分離可能なDNA結合ドメインおよび活性化ドメインからなる、大部分の転写因子のモジュラーの性質に基づく。手短に述べると、このアッセイは、2つの異なるDNA構築物を利用する。1つの構築物においては、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質をコードする遺伝子は、既知の転写因子(例えば、GAL−4)のDNA結合ドメインをコードする遺伝子へと融合される。他方の構築物では、同定されていないタンパク質(「プレイ(prey)」または「サンプル」)をコードする(DNA配列のライブラリー由来の)DNA配列は、既知の転写因子の活性化ドメインをコードする遺伝子と融合される。「ベイト」タンパク質と「プレイ」タンパク質とがインビボで相互
作用して、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045に依存した複合体を形成し得る場合、この転写因子のDNA結合ドメインおよび活性化ドメインは、近位にされる。この近位になることによって、その転写因子に対して応答性の転写調節部位へと作動可能に連結されたレポーター遺伝子(例えば、LacZ)の転写が可能になる。そのレポーター遺伝子の発現は、検出され得、そして機能的転写因子を含む細胞コロニーが単離されて用いられて、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質と相互作用するタンパク質をコードするクローン化遺伝子が入手され得る。
別の局面では、本発明は、本明細書中に記載される2以上のアッセイの組み合わせに関する。例えば、調整薬剤は、細胞ベースのアッセイまたは無細胞アッセイを用いて同定され得、そしてその薬剤が、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質または2045タンパク質の活性を調整する能力が、本明細書中に記載されるとおり、インビボで(例えば、動物(例えば、AIDSおよびHIV関連障害についての動物モデル)中で)確認され得る。
本発明はさらに、上記のスクリーニングアッセイによって同定された新規薬剤に関する。従って、適切な動物モデルにおいて本明細書中に記載されたとおりに同定された薬剤をさらに使用することは、本発明の範囲内である。例えば、本明細書中に記載のとおりに同定された薬剤(例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の調整薬剤、アンチセンスな1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の核酸分子、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045に特異的な抗体、または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の結合パートバー)は、動物モデルにおいて用いられて、このような薬剤を用いた処置の効力、毒性または副作用が決定され得る。あるいは、本明細書中に記載されたとおりの薬剤は、動物モデルにおいて用いられて、このような薬剤の作用機構が決定され得る。さらに、本発明は、本明細書中に記載されたとおりの処置のために、上記
のスクリーニングアッセイによって同定された新規薬剤の使用に関する。
例えば、上記のアッセイシステムにおいて同定された化合物を含むがこれらに限定されない任意の化合物は、AIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状を回復させる能力について試験され得る。AIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状を回復させるような能力を示す化合物の同定のための、細胞ベースのアッセイおよび動物モデルベースのアッセイは、本明細書中に記載される。
さらに、AIDSまたはHIV関連障害の動物ベースのモデル(例えば、本明細書中に記載されるモデル)を用いて、AIDSまたはHIV関連障害を処置し得る化合物が同定され得る。このような動物モデルは、AIDSまたはHIV関連障害を処置する際に有効であり得る、薬物、薬剤、治療、および介入の同定のための試験基質として用いられ得る。例えば、動物モデルは、AIDSまたはHIV関連障害を処置する能力を示す疑いのある化合物へと、この曝露された動物におけるAIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状のこのような回復を誘発するに充分な濃度でかつ充分な時間にわたって、曝露され得る。この曝露に対するこの動物の応答は、処置の前および後でのAIDSまたはHIV関連障害の症状の逆転を評価することによってモニタリングされ得る。
本発明に関して、ウイルス障害の任意の局面を逆転させる(すなわち、AIDSまたはHIV関連障害に対して効果を有する)任意の処置は、AIDSまたはHIV関連障害の治療介入の候補と考えられるべきである。試験薬剤の投薬量は、用量応答曲線を導くことによって決定され得る。
さらに、遺伝子発現パターンを利用して、化合物が、AIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状を回復させる能力を評価し得る。例えば、1以上の遺伝子の発現パターンは、「遺伝子発現プロファイル」または「転写プロファイル」の一部を形成し得、次いでこれらは、このような評価において用いられ得る。「遺伝子発現プロファイル」または「転写プロファイル」は、本明細書中で使用される場合、所定のセットの条件下で、所定の組織または細胞型から得られたmRNA発現のパターンを包含し得る。遺伝子発現プロファイルは、例えば、ディファレンシャルディスプレイ手順、ノーザン分析および/またはRT−PCRを利用することによって作製され得る。1つの実施形態では、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子配列は、このような遺伝子発現プロファイルの作製および確証のためのプローブおよび/またはPCRプライマーとして用いられ得る。
遺伝子発現プロファイルは、細胞ベースおよび/または動物ベースのモデル系において、AIDSもしくはHIV関連障害または正常のいずれかの既知の状態について特徴付けられ得る。続いて、これらの既知の遺伝子発現プロファイルは比較されて、試験化合物が有する効果がこのような遺伝子発現プロファイルを調整すること、およびこのプロファイルを、より望ましいプロファイルのうちの、より密接に似たものとすることが確認され得る。
例えば、化合物の投与は、AIDSまたはHIV関連障害の疾患モデル系の遺伝子発現プロファイルが、コントロール系とより密接に似たものとなるようにし得る。あるいは、化合物の投与は、コントロール系の遺伝子発現プロファイルが、AIDSもしくはHIV関連障害またはAIDS状態もしくはHIV関連疾患状態を模倣し始めることを引き起こし得る。このような化合物は、例えば、目的の化合物をさらに特徴付ける際に用いられ得るか、またはさらなる動物モデルの作製において用いられ得る。
(II.Cellベースのモデル系および動物ベースのモデル系)
本明細書中に記載されるのは、AIDSまたはHIV関連障害についてのモデルとして作用する細胞ベースの系および動物ベースの系である。これらの系は、種々の適用において用いられ得る。例えば、細胞ベースのモデル系および動物ベースのモデル系を用いて、AIDSまたはHIV関連障害に関連して、示差的に発現される遺伝子(例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045)をさらに特徴付けし得る。さらに、動物ベースのアッセイおよび細胞ベースのアッセイは、以下に記載のとおり、AIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状を回復し得る化合物を同定するために設計されたスクリーニングストラテジーの一部として用いられ得る。従って、動物ベースのモデルおよび細胞ベースのモデルを用いて、AIDSまたはHIV関連障害を処置する際に有効であり得る、薬物、薬剤、治療および介入を同定し得る。さらに、このような動物モデルを用いて、動物被験体においてLD50およびED50を決定し得、そしてこのようなデータを用いて、可能性のあるAIDS処置またはHIV関連障害の処置のインビボでの効力を決定し得る。
(A.動物ベースの系)
AIDSまたはHIV関連障害の動物ベースのモデル系は、非組換え動物および操作されたトランスジェニック動物を包含し得るがこれらに限定されない。
AIDSまたはHIV関連障害についての非組換え動物モデルは、例えば、遺伝子モデルを包含し得る。
さらに、AIDSまたはHIV関連障害を示す動物モデルは、当業者に周知である、トランスジェニック動物を作製するための技術に関連して、例えば、上記の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子配列を用いることによって操作され得る。例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子配列は、目的の動物のゲノム中に導入されて過剰発現され得るか、または内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子配列が存在する場合、これらは、過剰発現されるか、あるいは1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子発現を発現不足もしくは不活化するために破壊されるかのいずれかであり得る。
本発明の宿主細胞をまた用いて、非ヒトトランスジェニック動物が作製され得る。例えば、1つの実施形態では、本発明の宿主細胞は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のコード配列が
導入されている、受精した卵母細胞または胚性幹細胞である。次いで、このような宿主細胞を用いて、内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の配列がそれらのゲノムに導入されている非ヒトトランスジェニック動物、または内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の配列が変更されている相同組換え動物が作製され得る。このような動物は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の機能および/または活性を研究するために、ならびに1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の活性のモジュレーターを同定および/または評価するために有用である。本明細書中で用いられる場合、「トランスジェニック動物」は、動物のうちの1以上の細胞が、導入遺伝子を含む、非ヒト動物(好ましくは哺乳動物、より好ましくは齧歯動物(例えば、ラットまたはマウス))である。トランスジェニック動物の他の例としては、非ヒト霊長類、ヒツジ、イヌ、ウシ、ヤギ、ニワトリ、両生類などが挙げられる。導入遺伝子は、トランスジェニック動物を発生させる細胞のゲノムへと組み込まれ、かつ成長しきった動物のゲノム内に保持され、その結果、このトランスジェニック動物中での1以上の細胞型または組織中での、コードされる遺伝子産物の発現を指向する、外因性DNAである。本明細書中で用いられる場合、「相同組換え動物」は、内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子が、その動物の発生の前に、内因性遺伝子と、その動物の細胞(例えば、その動物の胚性細胞)中に導入されている外因性DNA分子との間の相同組換えによって改変されている、非ヒト動物(好ましくは哺乳動物、より好ましくはマウス)である。
本発明の方法において用いられるトランスジェニック動物は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045をコードする核酸を、例えば、マイクロインジェクション、レトロウイルス感染によって、受精した卵母細胞の雄性前核へと導入し、そしてこの卵母細胞を偽妊娠の雌性里親動物中で発生させることによって作製され得る。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のcDNA配列は、導入遺伝子として非ヒト動物のゲノムへと導入され得る。あるいは、ヒトの1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子の非ヒトホモログ(例えば、マウスまたはラットの1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、
270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子)は、導入遺伝子として用いられ得る。あるいは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子ホモログ(例えば、別の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のファミリーのメンバー)は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のcDNA配列に対するハイブリダイゼーションに基づいて単離され得、そして導入遺伝子として用いられ得る。イントロン配列およびポリアデニル化シグナルもまた、導入遺伝子中に含まれて、この導入遺伝子の発現効率を増大させ得る。組織特異的調節配列は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の導入遺伝子に対して作動可能に連結されて、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質の発現を特定の細胞へと指向させ得る。胚操作およびマイクロインジェクションを介してトランスジェニック動物(特に、マウスのような動物)を作製するための方法は、当該分野において従来技術となっており、そして例えば、in 米国特許第4,736,866号および同第4,870,009号(両方とも、Lederらによる)、Wagnerらによる米国特許第4,873,191号、ならびにHogan,B.,Manipulating the Mouse Embryo,(Cold Spring Harbor Laboratory Press,Cold Spring Harbor,N.Y.,1986)において記載される。同様の方法は、他のトランスジェニック動物の作製のために用いられる。トランスジェニック創始動物は、そのゲノムにおける1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の導入遺伝子の存在、および/またはその動物の組織もしくは細胞における1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のmRNAの発現に基づいて同定され得る。次いで、トランスジェニック創始動物を用いて、この導入遺伝子を保有するさらなる動物が交配され得る。さらに、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質をコードする導入遺伝子を保有するトランスジェニック動物は、他の導入遺伝子を保有する他のトランスジェニック動物に対してさらに交配され得る。
相同組換え動物を作製するために、欠失、付加または置換が導入されて、それによって、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、1
4324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子が改変(例えば、機能的に破壊)されている、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子の少なくとも一部分を含むベクターが調製される。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子は、ヒト遺伝子であり得るが、より好ましくは、ヒトの1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子の非ヒトホモログである。例えば、ラットの1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子を用いて、マウスゲノム中の内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子を変化させるために適切な相同組換え核酸分子(例えば、ベクター)を構築し得る。好ましい実施形態では、核酸分子の相同組換えは、相同組換えの際に、この内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子が機能的に破壊される(すなわち、もはや機能的タンパク質をコードしない)であるように設計される(「ノックアウト」ベクターともいう)。あるいは、この相同組換え核酸分子は、相同組換えの際に、この内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子が、変異されるかさもなければ改変されるが、機能的タンパク質を依然としてコードするように設計され得る(例えば、上流の調節領域を改変して、それによって、この内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質の発現を改変し得る)。相同組換え核酸分子では、この1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子の改変された部分は、その5’末端および3’末端で、この1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子のさらなる核酸配列に隣接して、この相同組換え核酸分子によって保有されるこの外因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子と、細胞
(例えば、胚性幹細胞)内の内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子との間で相同組換えが生じるのを可能にする。さらなる隣接する1414核酸、1481核酸、1553核酸、34021核酸、1720核酸、1683核酸、1552核酸、1682核酸、1675核酸、12825核酸、9952核酸、5816核酸、10002核酸、1611核酸、1371核酸、14324核酸、126核酸、270核酸、312核酸、167核酸、326核酸、18926核酸、6747核酸、1793核酸、1784核酸または2045核酸の配列は、内因性遺伝子との好首尾の相同組換えのために充分な長さの配列である。代表的に、(5’末端および3’末端の両方での)数キロベースの隣接DNAは、相同組換え核酸分子中に含まれる(例えば、相同組換えベクターの説明について、Thomas,K.R.およびCapecchi,M.R.(1987)Cell 51:503を参照のこと)。この相同組換え核酸分子は、細胞(例えば、胚性幹細胞株)中へと(例えば、エレクトロポレーションによって)導入され、そしてこの導入された1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子が、内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子と相同組換えされている細胞が選択される(例えば、Li,E.ら(1992)Cell 69:915を参照のこと)。次いで、選択された細胞は、動物(例えば、マウス)の胚盤胞中に注入されて、集合キメラを形成し得る(例えば、Bradley,A.、Teratocarcinomas and Embryonic Stem Cells:A Practical Approach,E.J.Robertson編(IRL,Oxford,1987)113−152頁を参照のこと)。次いで、キメラ胚は適切な偽妊娠の雌性里親動物中に移植され得、そしてこの胚は、分娩され得る。それらの生殖細胞中に相同組換えされたDNAを保有する子孫は、その動物の全ての細胞が、その導入遺伝子の生殖系伝播によって、相同組換えされたDNAを含む動物を交配するために用いられ得る。相同組換え核酸分子(例えば、ベクター)または相同組換え動物を構築するための方法は、以下にさらに記載される:Bradley,A.(1991)Current Opinion in Biotechnology 2:823−829、ならびにPCT国際公開第WO
90/11354号(Le Mouellecらによる);同第WO 91/01140号(Smithiesらによる);同第WO 92/0968号(Zijlstraらによる);および同第WO 93/04169号(Bernsらによる)。
別の実施形態では、その導入遺伝子の調節された発現を可能にする選択された系を含む、本発明の方法において使用するためのトランスジェニック非ヒト動物が作製され得る。このような系の1例は、バクテリオファージP1のcre/loxPリコンビナーゼ系である。cre/loxPリコンビナーゼ系の説明については、例えば、Laksoら(1992)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 89:6232−6236を参照のこと。リコンビナーゼ系の別の例は、Saccharomyces cerevisiaeのFLPリコンビナーゼ系である(O’Gormanら(1991)Science 251:1351−1355。cre/loxPリコンビナーゼ系を用いて導入遺伝子の発現を調節する場合、Creリコンビナーゼおよび選択されたタンパク質の両方をコードする導入遺伝子を含む動物が必要とされる。このような動物は、例えば、一方が、選択されたタンパク質をコードする導入遺伝子を含み、他方が、リコンビナーゼをコードする導入遺伝子を含む、2頭のトランスジェニック動物を交尾させることによる、「二重
」トランスジェニック動物の構築を通して提供され得る。
本明細書中に記載される非ヒトトランスジェニック動物のクローンはまた、Wilmut,I.ら(1997)Nature 385:810−813ならびにPCT国際公開第WO 97/07668号および同第WO 97/07669号に記載される方法に従って作製され得る。手短に述べると、このトランスジェニック動物由来の細胞(例えば、体細胞)が単離され得、そして増殖周期を脱してG期に入るように誘導され得る。次いで、静止細胞は、静止細胞を単離した動物と同種の動物由来の除核された卵母細胞に対して、例えば、電気パルスの使用を通して融合され得る。次いで、再構築された卵母細胞は、発生して桑実胚または未分化胚芽細胞となるように培養され、次いで偽妊娠の雌性里親動物へと移される。この雌性里親動物から生まれた子孫は、細胞(例えば、体細胞)を単離した動物のクローンである。
次いで、容易に検出可能なレベルで、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のmRNAまたは(1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のエピトープに対する抗体を用いて免疫細胞化学的に検出される)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のペプチドを発現する、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のトランスジェニック動物は、さらに評価されて、特徴的なHIV関連障害を提示する動物が同定されるべきである。
(B.細胞ベースの系)
1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質をコードする、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子配列を含みそして発現し、そしてさらに、AIDSまたはHIV関連障害に関連した細胞表現型を示す細胞を用いて、AIDSまたはHIV関連障害に対する影響を示す化合物が同定され得る。このような細胞としては、以下が挙げられる:非組換え単球細胞株(例えば、U937(ATCC番号CRL−1593)、THP−1(ATCC番号TIB−202)、およびP388D1(ATCC番号TIB−63));内皮細胞(例えば、ヒト臍静脈内皮細胞(HUVEC)、ヒト微小血管内皮細胞(HMVEC)、およびウシ大動脈内皮細胞(BAEC));ならびに一般的哺乳動物細胞株(例えば、HeLa細胞およびCOS細胞(例えば、COS−7(ATCC番号CRL−1651)およびT細胞株または単球細胞株)。さらに、このような細胞は、組換えトランスジェニック細胞株を包含し得る。例えば、上記で考察した本発明のAIDSまたはHIV関連障害の動物モデルを用いて、この障害についての細胞培養モデルとして用いられ得る細胞株(AIDSまたは
HIV関連障害に関与する1以上の細胞型を含む)を作製し得る。本発明のAIDSまたはHIV関連障害のモデルのトランスジェニック動物に由来する初代培養物が利用され得るとはいえ、継続性の細胞株の作製が好ましい。トランスジェニック動物から継続性の細胞株を誘導するために用いられ得る技術の例については、Smallら,(1985)Mol.Cell Biol.5:642−648を参照のこと。
あるいは、AIDSまたはHIV関連障害に関与することが公知の細胞型の細胞は、細胞内での1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子発現量を増大または低減し得る配列でトランスフェクトされ得る。例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子配列は、目的の細胞のゲノム中に導入されて過剰発現され得るか、または内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子配列が存在する場合、これらは、過剰発現されるか、あるいは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子発現を発現不足または不活化するために破壊されるかのいずれかであり得る。
1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子を過剰発現させるために、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子のコード部分は、目的の細胞型(例えば、内皮細胞)における遺伝子発現を駆動し得る調節配列へと連結され得る。このような調節領域は、当業者に周知であり、そして過度の実験を行わずとも利用され得る。標的遺伝子を発現するための組換え方法は、上記に記載される。
内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子配列の発現不足のためには、このような配列は、単離され得、そして目的の細胞型のゲノム中に導入された場合に、この内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の対立遺伝子が不活化されるように操作され得る。好ましくは、操作された1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、17
93、1784または2045の配列は、この内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の配列が、操作された1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の配列の、細胞ゲノム内への組込みの際に破壊されるように、遺伝子標的化を介して導入される。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子での宿主細胞のトランスフェクションは、上記で考察される。
化合物で処理された細胞または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子でトランスフェクトされた細胞は、AIDSまたはHIV関連障害に関連した表現型について調べられ得る。
1414核酸、1481核酸、1553核酸、34021核酸、1720核酸、1683核酸、1552核酸、1682核酸、1675核酸、12825核酸、9952核酸、5816核酸、10002核酸、1611核酸、1371核酸、14324核酸、126核酸、270核酸、312核酸、167核酸、326核酸、18926核酸、6747核酸、1793核酸、1784核酸または2045核酸のトランスフェクションは、標準的技術(例えば、Ausubel(1989)前出に記載される)を用いることによって達成され得る。トランスフェクトされた細胞は、組換え体の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子配列の存在について、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のmRNAの発現および蓄積について、ならびに組換え体の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質産生の存在について、評価されるべきである。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子発現における低減が所望される場合、標準的技術を用いて、内因性の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子発現における低減および/または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質産生における低減が達成されるか
否かが実証され得る。
(III.予測薬:)
本発明はまた、診断アッセイ、予後アッセイ、およびモニタリング臨床試験が、それによって個体を予防的に処置するという予後(予測)目的のために用いられる、予測薬の分野に関する。従って、本発明の1つの局面は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質および/または核酸発現、ならびに1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性を、生物学的サンプル(例えば、血液、血清、細胞(例えば、内皮細胞)または組織(例えば、血管組織、リンパ組織、末梢血細胞))に関して決定して、それによって、個体が、AIDSまたはHIV関連障害の素因に罹患しているかまたはそれらを経験しているかを決定する、診断アッセイに関する。本発明はまた、個体が、AIDSまたはHIV関連障害を発症する危険性があるか否かを決定するための予後(または予測的)アッセイを提供する。例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子における変異は、生物学的サンプル中でアッセイされ得る。このようなアッセイは、AIDSまたはHIV関連障害の発症の前に、それによって個体を予防的に処置するために、予後または予測的目的のために用いられ得る。
本発明の別の局面は、臨床試験において、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の発現または活性に対する、1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーターまたは2045モジュレーター(例えば、抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体もしくは抗2045抗体、または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のリボザイム)の影響をモニタリングすることに関する。
これらの薬剤および他の薬剤は、以下の節においてさらに詳細に記載される。
(A.診断アッセイ)
被験体が、疾患に罹っているか否かを決定するために、生物学的サンプルが被験体から入手され得、そしてこの生物学的サンプルを、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質、または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質をコードする核酸(例えば、mRNAまたはゲノムDNA)を検出し得る化合物または薬剤と、生物学的サンプル中で、接触させ得る。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはゲノムDNAを検出するための好ましい薬剤は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはゲノムDNAに対してハイブリダイズし得る標識核酸プローブである。この核酸プローブは、例えば、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49もしくは配列番号51に示される、1414核酸、1481核酸、1553核酸、34021核酸、1720核酸、1683核酸、1552核酸、1682核酸、1675核酸、12825核酸、9952核酸、5816核酸、10002核酸、1611核酸、1371核酸、14324核酸、126核酸、270核酸、312核酸、167核酸、326核酸、18926核酸、6747核酸、1793核酸、1784核酸もしくは2045核酸、またはそれらの一部(例えば、少なくとも15、20、25、30、25、40、45、50、100、250または500のヌクレオチド長のオリゴヌクレオチドであって、かつストリンジェントな条件下で、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAまたはゲノムDNAに対して特異的にハイブリダイズするに充分なオリゴヌクレオチド)であり得る。本発明の診断アッセイにおいて用いるために他の適切なプローブは、本明細書中に記載される。
サンプル中の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質を検出するために好ましい薬剤は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質に対して結合し得る抗体(好ましくは、検出可能な標識を有する抗体)である。抗体は、ポリクローナルまたはより好ましくはモノクローナルであり得る。インタクトな抗体(またはそのフラグメント(例えば、FabまたはF(ab’)2))が用いられ得る。用語「標識された」は、このプローブまたは抗体に関して、検出可能な物質をこのプローブまたは抗体に対してカップリングする(すなわち、物
理的に連結する)ことによる、このプローブまたは抗体の直接的標識、ならびに直接的に標識される別の試薬との反応によるこのプローブまたは抗体の間接的標識を包含することが意図される。間接的標識の例としては、蛍光標識された二次抗体を用いた一次抗体の検出、および蛍光標識されたストレプトアビジンを用いてそれが検出され得るような、ビオチンを用いたDNAプローブの末端標識が挙げられる。
用語「生物学的サンプル」は、被験体から単離された組織、細胞、および生物学的流体ならびに被験体中に存在する、組織、細胞および流体を包含することが意図される。すなわち、本発明の検出方法を用いて、インビトロおよびインビボでの生物学的サンプル中の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNA、タンパク質、またはゲノムDNAを検出し得る。例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のmRNAの検出のためのインビボでの技術としては、ノーザンハイブリダイゼーションおよびインサイチュハイブリダイゼーションが挙げられる。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質の検出のためのインビトロでの技術としては、酵素結合イムノソルベントアッセイ(ELISA)、ウェスタンブロット、免疫沈降および免疫蛍光が挙げられる。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のゲノムDNAの検出のためのインビトロ技術としては、サザンハイブリダイゼーションが挙げられる。さらに、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質の検出のためのインビボでの技術は、標識された、抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体または抗2045抗体を被験体中に導入することを包含する。例えば、この抗体は、被験体中でのその存在および位置が標準的画像化技術によって検出され得る放射性マーカーで標識され得る。
別の実施形態では、この方法はさらに、コントロール生物学的サンプルをコントロール被験体から入手する工程、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質、mRNAまたはゲノムDNAの存在が、この生物学的サンプル中で検出されるように、このコントロールサンプルを、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質、mRNA、またはゲノムDNAを検出し得
る化合物または薬剤と接触させる工程、およびコントロールサンプル中での1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質、mRNAまたはゲノムDNAの存在を、試験サンプル中での1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質、mRNAまたはゲノムDNAの存在下と比較する工程を包含する。
(B.予後アッセイ)
本発明はさらに、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の異常な発現または活性に関連した疾患を有するかまたはこのような疾患を発症する危険性がある被験体を同定するための方法に関する。
本明細書中で用いられる場合、用語「異常な」は、野生型の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の発現または活性から逸脱した、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の発現または活性を包含する。異常な発現または活性としては、増大または低減した発現または活性、ならびに野生型の発生発現パターンにも細胞内発現パターンにも従わない発現または活性が挙げられる。例えば、異常な1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の発現または活性は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子における変異が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子の過少発現または過剰発現を引き起こす場合、およびこのような変異が、機能的でない1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質、または野生型の様式では機能しないタンパク質(例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の基質と相互作用しないタンパク質、または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、581
6、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のいずれでもない基質と相互作用するタンパク質)をもたらす状況を包含することが意図される。
本明細書中に記載されるアッセイ(例えば、上記の診断アッセイまたは以下のアッセイ)を用いて、疾患を有するかまたは疾患を発症する危険性を有する被験体を同定し得る。生物学的サンプルは、被験体から入手され得、そして遺伝的改変の存在または不存在について試験され得る。例えば、このような遺伝的改変は、以下のうちの少なくとも1つの存在を確認することによって検出され得る:1)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子からの1以上のヌクレオチドの欠失、2)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子に対する1以上のヌクレオチドの付加、3)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子の1以上のヌクレオチドの置換、4)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子の染色体再配置、5)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子のメッセンジャーRNA転写産物のレベルにおける改変、6)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子の(例えば、ゲノムDNAのメチル化パターンの)異常な修飾、7)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子のメッセンジャーRNA転写産物の非野生型スプライシングパターンの存在、8)非野生型レベルの1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質、9)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子の対立遺伝子の喪失、および10)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045のタンパク質の不適切な翻訳後修飾。
本明細書中で記載されるとおり、1414、1481、1553、34021、172
0、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子における遺伝子改変を検出するために用いられ得る、当該分野で公知の多数のアッセイが存在する。例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子における遺伝子改変は、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)(例えば、米国特許第4,683,195号および同第4,683,202号を参照のこと)(例えば、アンカーPCRまたはRACE PCR)、あるいは、連結連鎖反応(LCR)(例えば、Landegranら(1988)Science 241:1077−1080;およびNakazawaら(1994)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 91:360−364を参照のこと)において、プローブ/プライマーを用いて検出され得、これらのうちの後者は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子における点変異を検出するために特に有用であり得る(Abravayaら(1995)Nucleic Acids Res.23:675−682を参照のこと)。この方法は、生物学的サンプルを被験体から収集する工程、核酸(例えば、ゲノムDNA、mRNAまたは両方)をサンプルから単離する工程、この核酸サンプルを、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子(存在する場合)のハイブリダイゼーションおよび増幅が生じるような条件下で、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子に対して特異的にハイブリダイズする1本以上のプライマーと接触させる工程、ならびに増幅産物の存在または不存在を検出する工程または増幅産物のサイズを検出してその長さをコントロールサンプルに対して比較する工程を包含する。PCRおよび/またはLCRが、本明細書中に記載される、変異を検出するために用いられる技術のいずれかと組合わせて、予備的増幅工程として所望され得ることが予測される。
代替的増幅方法としては、以下が挙げられる:自己持続性配列複製(Guatelli,J.C.ら(1990)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 87:1874−1878)、転写増幅系(Kwoh,D.Y.ら(1989)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 86:1173−1177)、Qβレプリカーゼ(Lizardi,P.M.ら(1988)Bio−Technology 6:1197)、または任意の他の核酸増幅方法、続いて当業者に周知の技術を用いた、増幅された分子の検出。これらの検出スキームは、このような分子が非常に少数で存在する場合、核酸分子の検出のために特に有用である。
代替的実施形態では、生物学的サンプル由来の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子における変異は、制限酵素切断パターンの変更によって同定され得る。例えば、サンプルDNAおよびコントロールDNAが単離され、(必要に応じて)増幅され、1以上の制限エンド
ヌクレアーゼで消化され、そしてフラグメント長のサイズが、ゲル電位泳動によって決定されて比較される。サンプルDNAとコントロールDNAとの間のフラグメント長のサイズの相違は、サンプルDNA中の変異を示す。さらに、配列特異的リボザイム(例えば、米国特許第5,498,531号を参照のこと)の使用を用いて、リボザイム切断部位の発生または喪失による特異的変異の存在をスコア付けし得る。
他の実施形態では、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045における遺伝子変異は、生物学的サンプル由来の核酸およびコントロール核酸(例えば、DNAまたはRNA)を、数百または数千のオリゴヌクレオチドプローブを含む高密度アレイ(Cronin,M.T.ら(1996)Human Mutation 7:244−255;Kozal,M.J.ら(1996)Nature Medicine 2:753−759)に対してハイブリダイズすることによって同定され得る。例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045における遺伝的変異は、Cronin,M.T.ら(1996)前出に記載されるように、光生成DNAプローブを含む二次元アレイにおいて同定され得る。手短に述べると、連続した重複プローブの直鎖状アレイを作製することによって、プローブの第1ハイブリダイゼーションアレイを用いて、サンプルおよびコントロール中のDNAの長いストレッチを通してスキャンして、これらの配列間の塩基の変化が同定され得る。この工程は、点変異の同定を可能にする。この工程には、検出された全ての改変または変異に対して相補的な、より小さな、特定化されたプローブアレイを用いることによる、特異的変異の特徴付けを可能にする第2ハイブリダイゼーションアレイが続く。各変異アレイは、一方が野生型遺伝子に相補的であり、他方が変異体遺伝子に相補的である、並行プローブセットから構成される。
なお別の実施形態では、当該分野で公知の種々の配列決定反応のうちのいずれかを用いて、生物学的サンプル中の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の遺伝子を直接的に配列決定し得、そして生物学的サンプル中の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045の配列を、対応する野生型(コントロール)配列と比較することによって、変異を検出し得る。配列決定反応の例としては、MaxamおよびGilbert(1977)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 74:560)またはSanger(1977)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 74:5463)によって開発された技術に基づく配列決定反応が挙げられる。質量分析法によって配列決定すること(例えば、PCT国際公開第WO 94/16101号;Cohenら(1996)Adv.Chromatogr.36:127−162;およびGriffinら(1993)Appl.Biochem.Biotechnol.38:147−159)を含め、種々の自動化配列決定手順のうちのいずれかが、診断アッセイを実施する際に利用され得る(Naeve,C.W.(1995)Biotechniques 19:448−53)こともまた意図される。
1414遺伝子、1481遺伝子、1553遺伝子、34021遺伝子、1720遺伝子、1683遺伝子、1552遺伝子、1682遺伝子、1675遺伝子、12825遺
伝子、9952遺伝子、5816遺伝子、10002遺伝子、1611遺伝子、1371遺伝子、14324遺伝子、126遺伝子、270遺伝子、312遺伝子、167遺伝子、326遺伝子、18926遺伝子、6747遺伝子、1793遺伝子、1784遺伝子または2045遺伝子における変異を検出するための他の方法としては、切断剤からの保護がRNA/RNAヘテロ二重鎖またはRNA/DNAヘテロ二重鎖中でミスマッチした塩基を検出するために使用される方法が挙げられる(Myersら(1985)Science 230:1242)。一般に、「ミスマッチ切断」の分野の技術は、野生型1414配列、1481配列、1553配列、34021配列、1720配列、1683配列、1552配列、1682配列、1675配列、12825配列、9952配列、5816配列、10002配列、1611配列、1371配列、14324配列、126配列、270配列、312配列、167配列、326配列、18926配列、6747配列、1793配列、1784配列または2045配列を含む(標識された)RNAまたはDNAを、組織サンプルより得られた潜在的変異RNAまたはDNAとハイブリダイズさせることによって形成されるヘテロ二重鎖を提供することによって開始する。二本鎖二重鎖は、コントロール鎖とサンプル鎖との間の塩基対ミスマッチに起因して存在するような二本鎖の一本鎖領域を切断する因子で処理される。例えば、ミスマッチ領域を酵素的に消化するために、RNA/DNA二重鎖はRNaseで処理され得、DNA/DNAハイブリッドはS1ヌクレアーゼで処理され得る。他の実施形態において、DNA/DNA二重鎖またはRNA/DNA二本鎖のいずれかが、ヒドロキシルアミンまたは四酸化オスミウムで処理され、そして、ミスマッチ領域を消化するためにピペリジンで処理され得る。ミスマッチ領域の消化後、次いで、生じた物質が、変異部位を決定するために変性ポリアクリルアミドゲル上でサイズで分けられる。例えば、Cottonら(1988)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 85:4397およびSaleebaら(1992)Methods Enzymol.217:286−295を参照のこと。好ましい実施形態において、コントロールDNAまたはRNAが、検出のために標識され得る。
さらに別の実施形態において、ミスマッチ切断反応は、細胞のサンプルより得られた1414 cDNA、1481 cDNA、1553 cDNA、34021 cDNA、1720 cDNA、1683 cDNA、1552 cDNA、1682 cDNA、1675 cDNA、12825 cDNA、9952 cDNA、5816 cDNA、10002 cDNA、1611 cDNA、1371 cDNA、14324 cDNA、126 cDNA、270 cDNA、312 cDNA、167 cDNA、326 cDNA、18926 cDNA、6747 cDNA、1793 cDNA、1784 cDNAまたは2045 cDNA中の点変異を検出およびマッピングするために規定された系において二本鎖DNA中のミスマッチ塩基対を認識する1つ以上のタンパク質(いわゆる「DNAミスマッチ修復」酵素)を使用する。例えば、E.coliのmutY酵素は、G/AミスマッチでAを切断し、そしてHeLa細胞由来のチミジンDNAグリコシラーゼは、G/TミスマッチでTを切断する(Hsuら(1994)Carcinogenesis 15:1657−1662)。例示的実施形態に従って、1414配列、1481配列、1553配列、34021配列、1720配列、1683配列、1552配列、1682配列、1675配列、12825配列、9952配列、5816配列、10002配列、1611配列、1371配列、14324配列、126配列、270配列、312配列、167配列、326配列、18926配列、6747配列、1793配列、1784配列または2045配列(例えば、野生型の1414配列、1481配列、1553配列、34021配列、1720配列、1683配列、1552配列、1682配列、1675配列、12825配列、9952配列、5816配列、10002配列、1611配列、1371配列、14324配列、126配列、270配列、312配列、167配列、326配列、18926配列、6747配列、1793配列、1784配列または2045配列)に基くプローブは、試験細胞からのcDNA産物または他のDNA産物にハイブリダイズされる。二重鎖は、DNAミスマッチ修復酵素で処理され、
そして存在する場合、切断産物は、電気泳動的プロトコルなどから検出され得る。例えば、米国特許第5,459,039号を参照のこと。
他の実施形態において、電気泳動的移動度の変更を使用して、1414遺伝子、1481遺伝子、1553遺伝子、34021遺伝子、1720遺伝子、1683遺伝子、1552遺伝子、1682遺伝子、1675遺伝子、12825遺伝子、9952遺伝子、5816遺伝子、10002遺伝子、1611遺伝子、1371遺伝子、14324遺伝子、126遺伝子、270遺伝子、312遺伝子、167遺伝子、326遺伝子、18926遺伝子、6747遺伝子、1793遺伝子、1784遺伝子または2045遺伝子における変異を同定する。例えば、一本鎖コンフォーメーション多型(SSCP)を使用して、変異体核酸と野生型核酸との間の電気泳動的移動度の差異を検出し得る(Oritaら(1989)Proc.Natl.Acad.Sci.USA:86:2766;Cotton(1993)Mutat.Res.285:125−144およびHayashi(1992)Genet.Anal.Tech.Appl.9:73−79もまた参照のこと)。サンプルおよびコントロールの1414核酸、1481核酸、1553核酸、34021核酸、1720核酸、1683核酸、1552核酸、1682核酸、1675核酸、12825核酸、9952核酸、5816核酸、10002核酸、1611核酸、1371核酸、14324核酸、126核酸、270核酸、312核酸、167核酸、326核酸、18926核酸、6747核酸、1793核酸、1784核酸または2045核酸の一本鎖DNAフラグメントは変性され、そして再生される。一本鎖核酸の二次構造は、配列に従って変化し、電気泳動的移動度において生じた変更は、単一の塩基変化の検出さえ可能にする。DNAフラグメントは、標識されたプローブで標識されても検出されてもよい。このアッセイの感度は、(DNAではなく)RNAを用いることにより増強され、ここで二次構造は、配列の変化により感受性である。好ましい実施形態において、本発明の方法は、電気泳動的移動度の変化に基いて二本鎖へテロ二重鎖分子を分離するためにヘテロ二重鎖分析を利用する(Keenら(1991)Trends Genet 7:5)。
なお別の実施形態において、変性剤の勾配を含有するポリアクリルアミドゲル中での変異体フラグメントまたは野生型フラグメントの移動は、変性勾配ゲル電気泳動(DGGE)(Myersら(1985)Nature 313:495)を使用してアッセイされる。DGGEが分析法として使用される場合、DNAは、例えば、PCRによって約40bpの高温融解GCリッチDNAのGCクランプを付加することにより完全に変性しないことを保証するように改変される。さらなる実施形態において、温度勾配は、コントロールDNAおよびサンプルDNAの移動度の差異を同定するための変性勾配の代わりに使用される(RosenbaumおよびReissner(1987)Biophys Chem 265:12753)。
点変異を検出するための他の技術の例としては、以下が挙げられるがこれらに限定されない:選択的オリゴヌクレオチドハイブリダイゼーション、選択的増幅、または選択的プライマー伸長。例えば、オリゴヌクレオチドプライマーが調製され得、ここで、公知の変異が中心におかれ、次いで、完全な一致が見出される場合にのみハイブリダイゼーションを可能にする条件下で標的DNAにハイブリダイズされる(Saikiら(1986)Nature 324:163);Saikiら(1989)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 86:6230)。このような対立遺伝子特異的オリゴヌクレオチドは、このオリゴヌクレオチドがハイブリダイズ膜に結合しそして標識標的DNAとハイブリダイズする場合に、PCR増幅標的DNAまたは多くの種々の変異にハイブリダイズされる。
あるいは、選択的PCR増幅に依存する対立遺伝子特異的増幅技術は、本発明と組合わ
せて使用され得る。特異的増幅のためのプライマーとして使用されるオリゴヌクレオチドは、分子の中心に目的の変異を保有し得るか(その結果、増幅は、差示的ハイブリダイゼーションに依存する)(Gibbsら(1989)Nucleic Acids Res.17:2437−2448)、または適切な条件下で、ミスマッチが、防がれ得るかまたはポリメラーゼ伸長を低減され得る場合、一方のプライマーの3’末端で目的の変異を保有し得る(Prossner(1993)Tibtech 11:238)。さらに、切断ベース検出を作製するために、変異領域中に新規の制限部位を導入することが、望ましくあり得る(Gaspariniら(1992)Mol.Cell Probes 6:1)。特定の実施形態において、増幅のためにTaqリガーゼを使用して増幅もまた行われ得ることが、明らかである(Barany(1991)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 88:189)。このような場合に、連結は、5’配列の3’末端で完全なミスマッチが存在する場合にのみ生じ、これにより、増幅の存在または非存在を探索することによって特定の部位で既知の変異の存在を検出し得る。
さらに、本明細書中に記載される予後アッセイを使用して、疾患を効果的に処置するために、被験体が1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーターまたは2045モジュレーター(例えば、アゴニスト、アンタゴニスト、ペプチド模倣物、タンパク質、ペプチド、核酸または低分子)を投与され得るか否かを、決定し得る。
(C.臨床試験の間の効果のモニタリング)
本発明はさらに、1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーターまたは2045モジュレーター(例えば、本明細書中において同定された1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーターまたは2045モジュレーター)の、疾患の処置に対する有効性を決定するための方法を提供する。例えば、1414遺伝子、1481遺伝子、1553遺伝子、34021遺伝子、1720遺伝子、1683遺伝子、1552遺伝子、1682遺伝子、1675遺伝子、12825遺伝子、9952遺伝子、5816遺伝子、10002遺伝子、1611遺伝子、1371遺伝子、14324遺伝子、126遺伝子、270遺伝子、312遺伝子、167遺伝子、326遺伝子、18926遺伝子、6747遺伝子、1793遺伝子、1784遺伝子または2045遺伝子の発現増加、タンパク質レベル増加、あるいは1
414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性または2045活性のアップレギュレートにおける、1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーターまたは2045モジュレーターの有効性は、1414遺伝子、1481遺伝子、1553遺伝子、34021遺伝子、1720遺伝子、1683遺伝子、1552遺伝子、1682遺伝子、1675遺伝子、12825遺伝子、9952遺伝子、5816遺伝子、10002遺伝子、1611遺伝子、1371遺伝子、14324遺伝子、126遺伝子、270遺伝子、312遺伝子、167遺伝子、326遺伝子、18926遺伝子、6747遺伝子、1793遺伝子、1784遺伝子または2045遺伝子の発現減少、タンパク質レベル減少、あるいは1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性または2045活性のダウンレギュレートを示す被験体の臨床試験においてモニタリングされ得る。あるいは、1414遺伝子、1481遺伝子、1553遺伝子、34021遺伝子、1720遺伝子、1683遺伝子、1552遺伝子、1682遺伝子、1675遺伝子、12825遺伝子、9952遺伝子、5816遺伝子、10002遺伝子、1611遺伝子、1371遺伝子、14324遺伝子、126遺伝子、270遺伝子、312遺伝子、167遺伝子、326遺伝子、18926遺伝子、6747遺伝子、1793遺伝子、1784遺伝子または2045遺伝子の発現減少、タンパク質レベル減少、あるいは1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性または2045活性のダウンレギュレートにおける1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーターまたは2045モジュレーターの有効性は、1414遺伝子、1481遺伝子、1553遺伝子、34021遺伝子、1720遺伝子、1683遺伝子、1552遺伝子、1682遺伝子、1675遺伝子、12825遺伝子、9952遺伝子、5816遺伝子、10002遺伝子、1611遺伝子、1371遺伝子、14324遺伝子、126遺伝子、270遺伝子、312遺伝子、167遺伝子、326遺伝子、18926遺伝子、6747遺伝子、1793遺伝子、1784遺伝子または2045遺伝子の発現増加、タンパク質レベル増加、あるいは1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682
活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性または2045活性の増加を示す被験体の臨床試験においてモニタリングされ得る。このような臨床試験において、1414遺伝子、1481遺伝子、1553遺伝子、34021遺伝子、1720遺伝子、1683遺伝子、1552遺伝子、1682遺伝子、1675遺伝子、12825遺伝子、9952遺伝子、5816遺伝子、10002遺伝子、1611遺伝子、1371遺伝子、14324遺伝子、126遺伝子、270遺伝子、312遺伝子、167遺伝子、326遺伝子、18926遺伝子、6747遺伝子、1793遺伝子、1784遺伝子または2045遺伝子、好ましくは、痛覚に関与する任意の遺伝子の発現または活性が、「読み出し」すなわち特定の細胞の表現型のマーカーとして使用され得る。
例えば(限定のためではなく)、(例えば、本明細書中に記載されるようなスクリーニングアッセイにおいて同定される)1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性または2045活性を調節する因子での処置によって細胞において調節される、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045を含む遺伝子が、同定され得る。よって、AIDS関連障害またはHIV関連障害に罹患する被験体に対する1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性または2045活性を調節する因子の効果を(例えば、臨床試験において)研究するために、細胞が単離され得、そしてRNAが調製され得、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784または2045、およびHIV関連障害に関連する他の遺伝子の発現レベルについて分析され得る。遺伝子発現レベル(例えば、遺伝子発現パターン)は、本明細書中に記載されるようなノザンブロット分析またはRT−PCRによって、あるいは本明細書中に記載される方法の1つによって生成されるタンパク質の量を測定することによって、または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045、または他の遺伝子の活性レベルを測定することによって、定量され得る。このようにして、遺伝子発現パターンは、1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性または2045活性を調節する因子に対する細胞の生理学的応答を示すマーカーとして働き得る。この応答状態は、個体を1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性
、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性または2045活性を調節する因子で処置する前、あるいはその間の種々の時点で測定され得る。
好ましい実施形態において、本発明は、1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性または2045活性を調節する因子(例えば、アゴニスト、アンタゴニスト、ペプチド模倣物、タンパク質、ペプチド、核酸、または本明細書中に記載されるスクリーニングアッセイによって同定される低分子)での被験体の処置の有効性をモニタリングするための方法を提供し、以下の工程を包含する:(i)この因子の投与前に予め投与するサンプルを被験体から得る工程;(ii)この予め投与するサンプル中の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質、mRNA、またはゲノムDNAの発現レベルを検出する工程;(iii)1つ以上の後に投与するサンプルを被験体から得る工程;(iv)これらの後に投与するサンプル中の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質、mRNA、またはゲノムDNAの発現レベルまたは活性レベルを検出する工程;(v)予め投与するサンプル中の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質、mRNA、またはゲノムDNAの発現レベルまたは活性レベルを、後に投与するサンプル中の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質、mRNA、またはゲノムDNAの発現レベルまたは活性レベルと比較する工程;ならびに(vi)それに応じて被験体に対する因子の投与を変更する工程。例えば、因子の投与増加は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現または活性を、検出された(すなわち、因子の有効性を増加させる)レベルよりも高いレベルに増加することが、望ましくあり得る。あるいは、因子の投与減少は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現または活性を、検出された(すなわち、因子の有効性を減少させる)レベルよりも低いレベルに減少することが、望ましくあり得る。この実施形態に従って、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現または活性は、観察可能な表現型応答の非存在下ですら、因子の有効性の指標として使用され得る。
(IV.処置方法)
本発明は、被験体(例えば、疾患の危険性のある(または疾患を罹患しそうな)ヒト)を処置する予防法および治療法を提供する。処置の予防法および治療法の両方の観点で、このような処置は、薬理ゲノム学(pharmacogenomics)の分野から得られる知識に基いて、特異的に仕立てられ(tailore)得るかまたは改変され得る。本明細書中で使用される場合、「薬理ゲノム学」は、遺伝子配列決定、統計的遺伝学および遺伝子発現分析のようなゲノム技術の、臨床開発および市場での薬物への適用をいう。より詳細には、この用語は、患者の遺伝子がどのように薬物に対する患者の応答(例えば、患者の「薬物応答表現型」または「薬物応答遺伝子型」)を決定するのかについての研究をいう。
従って、本発明の別の局面は、個々の薬物応答遺伝子型に従って、本発明の1414分子、1481分子、1553分子、34021分子、1720分子、1683分子、1552分子、1682分子、1675分子、12825分子、9952分子、5816分子、10002分子、1611分子、1371分子、14324分子、126分子、270分子、312分子、167分子、326分子、18926分子、6747分子、1793分子、1784分子もしくは2045分子、または、1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーターもしくは2045モジュレーターのいずれかを用いる被験体の予防処置または治療処置を仕立てるための方法を提供する。薬理ゲノム学によって、臨床医(clinician)または内科医(physician)は、この処置から最も利益を得る患者に対して予防処置または治療処置を標的化することが可能になり、そして毒性薬物関連副作用を被る患者の処置を避けることが可能になる。
(A.予防法)
1つの局面において、本発明は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性を調節する因子を被験体に投与することによって、被験体において疾患を予防するための方法を提供する。AIDSまたはHIV関連障害の危険性のある患者は、例えば、本明細書中に記載される診断アッセイまたは予防アッセイのいずれかまたはその組合わせによって、同定され得る。予防剤の投与は、異常な1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現または活性に特徴的な症状の発現の前に生じ得、その結果、疾患が、その進行において予防、あるいは遅延される。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の異常の型に依存して、例
えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のアゴニスト剤、あるいは1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のアンタゴニスト剤が、被験体の処置のために使用され得る。適切な因子は、本明細書中に記載されるスクリーニングアッセイに基いて決定され得る。
(B.治療法)
AIDSまたはHIV関連障害が改善され得る方法および組成物が、本明細書中に記載される。特定のウイルス学的障害が、過剰なレベルの遺伝子産物によってか、または異常な活性もしくは過剰な活性を示す遺伝子産物の存在によって、少なくとも部分的にもたらされる。よって、このような遺伝子産物のレベルおよび/または活性の減少は、AIDS関連障害またはHIV関連障害の少なくとも1つの症状の改善をもたらす。遺伝子発現レベルまたはタンパク質活性の減少のための技術は、以下に議論される。
あるいは、特定の他のHIV関連障害が、遺伝子発現レベルの非存在または減少によってかまたはタンパク質活性レベルの減少によって、少なくとも部分的にもたらされる。よって、このようなタンパク質の遺伝子発現および/または活性のレベルの増加は、AIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状の改善をもたらす。
いくつかの場合において、疾患状態における遺伝子のアップレギュレートは、疾患状態に応じたその遺伝子産物に対する保護的役割を反映する。このような遺伝子発現の増加、または遺伝子産物の活性の増加は、それが発揮する保護的効果を強化する。いくつかのAIDSまたはHIV関連疾患の状態は、このような保護的遺伝子の異常に低いレベルの活性から生じ得る。これらの場合においてまた、遺伝子発現のレベルの増加および/またはこのような遺伝子産物の活性の増加は、AIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状の改善をもたらす。標的遺伝子発現レベルまたは標的遺伝子産物活性レベルを増加するための技術は、本明細書中に議論される。
従って、本発明の別の局面は、治療目的で1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現または活性を調節する方法に関する。よって、例示的実施形態において、本発明の調節方法は、細胞を、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045、あるいは細胞(例えば、内皮細胞、卵巣細胞、T細胞または単球)に関連する1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質活性の1つ以上の活性を調節する因子と接触させる工程を、包含する。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質活性を調節する因子は、本明細書中に記載されるような因子(例えば、核酸またはタンパク質
、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質の天然に存在する標的分子(例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のリガンドまたは基質)、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の抗体、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のアゴニストまたはアンタゴニスト、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のアゴニストまたはアンタゴニストのペプチド模倣物、あるいは、他の低分子)であり得る。1つの実施形態において、この因子は、1つ以上の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性を刺激する。このような刺激因子の例としては、活性な1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質、および細胞中に導入された1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045をコードする核酸分子が挙げられる。別の実施形態において、この因子は、1つ以上の1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性を阻害する。このような阻害因子の例としては、アンチセンス1414核酸分子、アンチセンス1481核酸分子、アンチセンス1553核酸分子、アンチセンス34021核酸分子、アンチセンス1720核酸分子、アンチセンス1683核酸分子、アンチセンス1552核酸分子、アンチセンス1682核酸分子、アンチセンス1675核酸分子、アンチセンス12825核酸分子、アンチセンス9952核酸分子、アンチセンス5816核酸分子、アンチセンス10002核酸分子、アンチセンス1611核酸分子、アンチセンス1371核酸分子、アンチセンス14324核酸分子、アンチセンス126核酸分子、アンチセンス270核酸分子、アンチセンス312核酸分子、アンチセンス167核酸分子、アンチセンス326核酸分子、アンチセンス18926核酸分子、アンチセンス6747核酸分子、アンチセンス1793核酸分子、アンチセンス1784核酸分子もしくはアンチセンス2045核酸分子、抗1414抗体、1481抗体、1553抗体、34021抗体、1720抗体、1683抗体、1552抗体、1682抗体、1675抗体、12825抗体、9952抗体、5816抗体、10002抗体、1611抗体、1371抗体、14324抗体、126抗体、270抗体、312抗体、167抗体、326抗体、18926抗体、6747抗体、1793抗体、1784抗体もしくは2045抗体、
および1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のインヒビターが挙げられる。これらの調節法は、(例えば、細胞を因子とともに培養することによって)インビトロで、あるいは(例えば、因子を被験体に投与することによって)インビボで行われ得る。よって、本発明は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質または核酸分子の、異常な発現もしくは活性または所望されない発現もしくは活性によって特徴付けられる疾患または障害に罹患した個体を処置する方法を提供する。1つの実施形態において、本発明は、因子(例えば、本明細書中に記載されるスクリーニングアッセイによって同定される因子)、あるいは1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現または活性を調節する(例えば、アップレギュレートするかまたはダウンレギュレートする)因子の組合わせを投与する工程を包含する。別の実施形態において、本方法は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の減少した異常な発現もしくは活性または所望されない発現もしくは活性を補う治療薬として、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質または核酸分子を投与する工程を包含する。
1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性の刺激は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045が異常にダウンレギュレートされる状況および/または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の増加した活性が有益な効果を有するようである状況において望ましい。同様に、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性の阻害は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045が異常にアップレギュレートされる状況および/または1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1
793、1784もしくは2045の減少した活性が有益な効果を有するようである状況において望ましい。
((i)標的遺伝子の発現、合成、または活性を阻害するための方法)
上で考察されるように、ウイルス学的障害に関連する遺伝子は、遺伝子活性の増加したレベルを介してこのような障害を引き起こし得る。いくつかの場合において、このようなアップレギュレーションは、疾患状態に対して原因となるかまたは増悪させる影響を有し得る。種々の技術が、このような遺伝子および/またはタンパク質の発現、合成、または活性を阻害するために使用され得る。
例えば、上記のアッセイを介して同定される化合物のような化合物(阻害性活性を示す)は、本発明に従って、AIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状を軽減するために使用され得る。このような分子としては、有機低分子、ペプチド、抗体などが挙げられ得るが、これらに限定されない。
例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質に対する内因性リガンドと競合する化合物が投与され得る。リガンド結合した1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質の量に生じる減少は、内皮細胞生理学を調節する。この目的のために特に有用であり得る化合物は、例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質の可溶性タンパク質または可溶性ペプチド、1つ以上の細胞外ドメインを含むペプチド、またはその一部および/もしくはアナログ(例えば、Ig−テールド(tailed)融合タンパク質のような可溶性融合タンパク質を含む)が挙げられる(Ig−テールド融合タンパク質の産生についての考察について、例えば、米国特許第5,116,964号を参照のこと)。あるいは、1414レセプター部位、1481レセプター部位、1553レセプター部位、34021レセプター部位、1720レセプター部位、1683レセプター部位、1552レセプター部位、1682レセプター部位、1675レセプター部位、12825レセプター部位、9952レセプター部位、5816レセプター部位、10002レセプター部位、1611レセプター部位、1371レセプター部位、14324レセプター部位、126レセプター部位、270レセプター部位、312レセプター部位、167レセプター部位、326レセプター部位、18926レセプター部位、6747レセプター部位、1793レセプター部位、1784レセプター部位もしくは2045レセプター部位に結合するが、タンパク質を活性化しない、リガンドアナログまたは抗体のような化合
物(例えば、レセプター−リガンドアンタゴニスト)は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質の活性を阻害するのに有効であり得る。
さらに、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045遺伝子の発現を阻害するアンチセンス分子およびリボザイム分子もまた、本発明に従って、異常な1414遺伝子活性、1481遺伝子活性、1553遺伝子活性、34021遺伝子活性、1720遺伝子活性、1683遺伝子活性、1552遺伝子活性、1682遺伝子活性、1675遺伝子活性、12825遺伝子活性、9952遺伝子活性、5816遺伝子活性、10002遺伝子活性、1611遺伝子活性、1371遺伝子活性、14324遺伝子活性、126遺伝子活性、270遺伝子活性、312遺伝子活性、167遺伝子活性、326遺伝子活性、18926遺伝子活性、6747遺伝子活性、1793遺伝子活性、1784遺伝子活性もしくは2045遺伝子活性を阻害するために使用され得る。なおさらに、3重らせん分子は、異常な1414遺伝子活性、1481遺伝子活性、1553遺伝子活性、34021遺伝子活性、1720遺伝子活性、1683遺伝子活性、1552遺伝子活性、1682遺伝子活性、1675遺伝子活性、12825遺伝子活性、9952遺伝子活性、5816遺伝子活性、10002遺伝子活性、1611遺伝子活性、1371遺伝子活性、14324遺伝子活性、126遺伝子活性、270遺伝子活性、312遺伝子活性、167遺伝子活性、326遺伝子活性、18926遺伝子活性、6747遺伝子活性、1793遺伝子活性、1784遺伝子活性もしくは2045遺伝子活性を阻害する際に利用され得る。
本発明の方法に使用されるアンチセンス核酸分子は、代表的に、被験体に投与されるかまたはインサイチュで産生され、その結果、これらは、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質をコードする細胞性mRNAおよび/またはゲノムDNAにハイブリダイズするかまたは結合して、それによって、例えば、転写および/または翻訳を阻害することによって、タンパク質の発現を阻害する。ハイブリダイゼーションは、安定な二重鎖を形成するための従来のヌクレオチド相補性によって、または、例えば、DNA二重鎖に結合するアンチセンス核酸分子の場合、二重らせんの主溝における特異的な相互作用を介してであり得る。本発明のアンチセンス核酸分子の投与の経路の例としては、組織部位での直接的注射が挙げられる。あるいは、アンチセンス核酸分子を改変して、選択された細胞を標的化し、次いで、全身に投与し得る。例えば、全身投与に関して、アンチセンス分子は、例えば、細胞表面レセプターまたは抗原に結合するペプチドまたは抗体に、アンチセンス核酸分子を連結することによって、このアンチセンス分子が、選択された細胞表面上で発現されたレセプターまたは抗原に特異的に結合するように改変され得る。このアンチセンス核酸分子はまた、本明細書中で記載されるベクターを使用して、細胞に送達され得る。アンチセンス分子の十分な細胞内濃度を達成するために、アンチセンス核酸分子が、
強力なpol IIプロモーターまたはpol IIIプロモーターの制御下に配置されるベクター構築物が、好ましい。
なお別の実施形態において、本発明の方法に使用されるアンチセンス核酸分子は、α−アノマー核酸分子である。α−アノマー核酸分子は、相補的RNAと特異的な二本鎖ハイブリッドを形成する。ここでは、通常のβ−ユニットとは対照的に、鎖は互いに対して平行に走る(Gaultierら(1987)Nucleic Acids Res.15:6625−6641)。アンチセンス核酸分子はまた、2’−o−メチルリボヌクレオチド(Inoueら(1987)Nucleic Acids Res.15:6131−6148)またはキメラRNA−DNAアナログ(Inoueら(1987)FEBS
Lett.215:327−330)を含み得る。
なお別の実施形態において、本発明の方法に使用されるアンチセンス核酸は、リボザイムである。リボザイムは、これらのリボザイムが相補的領域を有する、一本鎖核酸(例えば、mRNA)を切断し得るリボヌクレアーゼ活性を有する触媒性RNA分子である。従って、リボザイム(例えば、ハンマーヘッドリボザイム(HaselhoffおよびGerlach(1988)Nature 334:585−591に記載される))は、1414mRNA、1481mRNA、1553mRNA、34021mRNA、1720mRNA、1683mRNA、1552mRNA、1682mRNA、1675mRNA、12825mRNA、9952mRNA、5816mRNA、10002mRNA、1611mRNA、1371mRNA、14324mRNA、126mRNA、270mRNA、312mRNA、167mRNA、326mRNA、18926mRNA、6747mRNA、1793mRNA、1784mRNAもしくは2045mRNAの転写物を触媒的に切断するために使用されて、それによって、1414mRNA、1481mRNA、1553mRNA、34021mRNA、1720mRNA、1683mRNA、1552mRNA、1682mRNA、1675mRNA、12825mRNA、9952mRNA、5816mRNA、10002mRNA、1611mRNA、1371mRNA、14324mRNA、126mRNA、270mRNA、312mRNA、167mRNA、326mRNA、18926mRNA、6747mRNA、1793mRNA、1784mRNAもしくは2045mRNAの翻訳を阻害し得る。1414コード核酸、1481コード核酸、1553コード核酸、34021コード核酸、1720コード核酸、1683コード核酸、1552コード核酸、1682コード核酸、1675コード核酸、12825コード核酸、9952コード核酸、5816コード核酸、10002コード核酸、1611コード核酸、1371コード核酸、14324コード核酸、126コード核酸、270コード核酸、312コード核酸、167コード核酸、326コード核酸、18926コード核酸、6747コード核酸、1793コード核酸、1784コード核酸もしくは2045コード核酸に対して特異性を有するリボザイムは、本明細書中に開示される1414cDNA、1481cDNA、1553cDNA、34021cDNA、1720cDNA、1683cDNA、1552cDNA、1682cDNA、1675cDNA、12825cDNA、9952cDNA、5816cDNA、10002cDNA、1611cDNA、1371cDNA、14324cDNA、126cDNA、270cDNA、312cDNA、167cDNA、326cDNA、18926cDNA、6747cDNA、1793cDNA、1784cDNAもしくは2045cDNA(すなわち、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49または51)のヌクレオチド配列に基づいて設計され得る。例えば、Tetrahymena L−19 IVS RNAの誘導体は、活性部位のヌクレオチド配列が1414コードmRNA、1481コードmRNA、1553コードmRNA、34021コードmRNA、1720コードmRNA、1683コードmRNA、1552コードmRNA、1682コードmRNA、1675コードmRNA、12825コードmRNA、9952コード
mRNA、5816コードmRNA、10002コードmRNA、1611コードmRNA、1371コードmRNA、14324コードmRNA、126コードmRNA、270コードmRNA、312コードmRNA、167コードmRNA、326コードmRNA、18926コードmRNA、6747コードmRNA、1793コードmRNA、1784コードmRNAもしくは2045コードmRNAにおいて切断されるべきヌクレオチド配列に対して相補的であるように構築され得る(例えば、Cechら、米国特許第4,987,071号;およびCechら、米国特許第5,116,742号を参照のこと)。あるいは、1414mRNA、1481mRNA、1553mRNA、34021mRNA、1720mRNA、1683mRNA、1552mRNA、1682mRNA、1675mRNA、12825mRNA、9952mRNA、5816mRNA、10002mRNA、1611mRNA、1371mRNA、14324mRNA、126mRNA、270mRNA、312mRNA、167mRNA、326mRNA、18926mRNA、6747mRNA、1793mRNA、1784mRNAもしくは2045mRNAを使用して、RNA分子のプールから特異的なリボヌクレアーゼ活性を有する触媒性RNAを選択し得る(例えば、Bartel,D.およびSzostak,J.W.(1993)Science 261:1411−1418を参照のこと)。
1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子の発現はまた、標的細胞中で1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子の転写を阻害する三重らせん構造を形成するために、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の調節領域(例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のプロモーターおよび/またはエンハンサー)に相補的なヌクレオチド配列を標的化することによって阻害され得る(例えば、Helene,C.ら(1991)Anticancer Drug Des.6(6):569−84;Helene,C.(1992)Ann.N.Y.Acad.Sci.660:27−36;およびMaher,L.J.(1992)Bioassays 14(12):807−15を参照のこと)。
1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質に特異的であり、かつその活性を妨害する抗体もまた、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質機能を調節または阻害するために使用され得る。このような抗体は、1414、1481、1553、34021、17
20、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質自体、あるいはこのタンパク質の部分に対応するペプチドに対して、本明細書中に記載される標準的技術を使用して作製され得る。このような抗体としては、ポリクローナル抗体、モノクローナル抗体、Fabフラグメント、単鎖抗体、またはキメラ抗体が挙げられるが、これらに限定されない。
標的遺伝子タンパク質が細胞内であり、かつ全抗体が使用される例において、内部移行(internalizing)抗体が好ましくあり得る。リポフェクチンリポソームは、標的エピトープを細胞に結合するFab領域の抗体またはフラグメントを送達するために使用され得る。抗体のフラグメントが使用される場合、標的タンパク質の結合ドメインに結合する最小の阻害性フラグメントが、好ましい。例えば、標的遺伝子タンパク質に結合する抗体の可変領域のドメインに対応するアミノ酸配列を有するペプチドが使用され得る。このようなペプチドは、当該分野で周知の方法を使用して、化学的に合成され得るかまたは組換えDNA技術を介して産生され得る(例えば、Creighton(1983)、上記;およびSambrookら、(1989)上記に記載される)。細胞内標的遺伝子エピトープに結合する単鎖中和抗体もまた、投与され得る。このような単鎖抗体は、例えば、Marascoら、(1993)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 90:7889−7893に記載されるような技術を利用することにより、例えば、標的細胞集団内で単鎖抗体をコードするヌクレオチド配列を発現させることによって、投与され得る。
いくつかの例において、標的遺伝子タンパク質は、細胞外であるか、または膜貫通タンパク質(例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質)である。例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質の1つ以上の細胞外ドメインに特異的であり、かつその活性を妨害する抗体は、AIDSまたはHIV関連障害の処置に特に有用である。このような抗体は、特に効率的である。なぜなら、これらは、血流から直接的に標的ドメインにアクセスし得るからである。ペプチド投与に適切な、以下に記載される任意の投与技術が、阻害性標的遺伝子抗体をそれらの作用部位に効率的に投与するために利用され得る。
((ii)標的遺伝子活性を再生または増大させる方法)
AIDSまたはHIV関連障害を引き起こす遺伝子は、BPHおよび/またはUI内で過小発現され得る。あるいは、このような遺伝子のタンパク質産物の活性は、低下され得、AIDSまたはHIV関連障害の発症を導く。このような遺伝子発現のダウンレギュレートまたはタンパク質活性の低下は、疾患状態に対する原因的影響または悪化させる影響を有し得る。
いくつかの場合、疾患状態においてアップレギュレートされる遺伝子は、予防効果を発揮し得る。種々の技術が、AIDSまたはHIV関連障害に対する予防効果を発揮する、遺伝子および/またはタンパク質の発現、合成、または活性を増大させるために用いられ得る。
この節に記載されるものは、HIV関連障害の症状が改善されるレベルまで、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性のレベルが増大され得る方法である。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性のレベルは、例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子発現のレベルを増加させるか、または存在する活性な1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質のレベルを増加させることのいずれかによって、増加され得る。
例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質は、AIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状を改善するのに十分なレベルで、このような症状を示す患者に投与され得る。以下で議論される技術のいずれかが、このような投与のために用いられ得る。当業者は、以下に記載されるような技術を利用して、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質の有効な、非毒性用量の濃度を決定する方法を容易に知る。
さらに、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質をコードするRNA配列は、AIDSまたはHIV関連障害を示す患者に、AIDSまたはHIV関連障害が改善される1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質のレベルを生じるのに十分な濃度で、直接投与され得る。化合物の細胞内投与を達成する以下に記載される技術(例えば、リポソーム投与)のいずれかは、このようなRNA分子の投与のために用いられ得る。RNA分子は、例えば、本明細書中に記載されるような組換え技術により作製され得る。
さらに、被験体は、遺伝子置換治療により処置され得る。1414、1481、155
3、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の機能を有する、正常な1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質の産生を指向する、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子、あるいはその部分の1以上のコピーは、DNAを細胞へと導入する他の粒子(例えば、リポソーム)に加えて、アデノウイルスベクター、アデノ随伴ウイルスベクター、およびレトロウイルスベクターを含むが、これらに限定されない、ベクターを用いて細胞へと挿入され得る。さらに、上記のような技術は、ヒト細胞への、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の遺伝子配列の導入のために用いられ得る。
次いで、細胞、好ましくは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現遺伝子配列を含む自系の細胞は、AIDSまたはHIV関連障害の少なくとも1つの症状の改善を可能にする位置で被験体へと導入または再導入され得る。このような細胞置換技術は、例えば、遺伝子産物が、分泌された、細胞外遺伝子産物である場合、好適であり得る。
(C.薬学的組成物)
本発明の別の局面は、疾患に罹患した被験体を処置するための方法に関する。これらの方法は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現または活性を調節する因子(例えば、本明細書中に記載されるスクリーニングアッセイにより同定される因子)、またはこのような因子の組み合わせを、被験体に投与することを包含する。別の実施形態では、この方法は、低下した、異常な、または望ましくない、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の発現または活性を補償するための治療として、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045のタンパク質または核酸分子を、被験体に投与することを包含する。
1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性の刺激は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、58
16、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045が異常にダウンレギュレートされる、そして/あるいは上昇した1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性が、有益な効果を有すると考えられる状況において望ましい。同様に、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性の阻害は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045が、異常にアップレギュレートされる、そして/あるいは減少した1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性が、有益な効果を有すると考えられる状況において望ましい。
1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性を調節する因子は、このような投与に適切な薬学的組成物を用いて、被験体に投与され得る。このような組成物は、代表的には、因子(例えば、核酸分子、タンパク質、または抗体)および薬学的に受容可能なキャリアを含む。本明細書中で使用される場合、語「薬学的に受容可能なキャリア」は、薬学的投与に適合性の、任意および全ての溶媒、分散媒体、コーティング、抗菌性および抗真菌性の薬剤、等張剤および吸収遅延剤などを含むことが意図される。このような媒体および薬剤の、薬学的に活性な物質のための使用は、当該分野で周知である。活性な化合物と非適合性の任意の従来の媒体または薬剤の範囲を除いて、このような媒体の本発明の組成物における使用が意図される。補助的な活性化合物もまた、この組成物に組み込まれ得る。
本発明の治療方法において用いられる薬学的組成物は、その意図される投与経路と適合性となるように処方される。投与経路の例としては、非経口的(例えば、静脈内)、皮内、皮下、経口(例えば、吸入)、経皮(局所的)、経粘膜、および直腸投与が挙げられる。非経口、皮内、または皮下適用のために使用される溶液または懸濁液は、以下の成分を含み得る:滅菌希釈剤(例えば、注射のための水、生理食塩水溶液、不揮発性油、ポリエチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコールまたは他の合成溶媒);抗菌剤(例えば、ベンジルアルコールまたはメチルパラベン);抗酸化剤(例えば、アスコルビン酸または亜硫酸水素ナトリウム);キレート剤(例えば、エチレンジアミン四酢酸);緩衝液(例えば、酢酸塩、クエン酸塩、またはリン酸塩)、および張性を調整するための薬剤(例えば、塩化ナトリウムまたはデキストロース)。pHは、酸または塩基(例えば、塩酸または水酸化ナトリウム)を用いて調整され得る。非経口的調製物は、ガラス製またはプラスチック製のアンプル、使い捨てシリンジ、または複数用量のバイアルに封入され得る。
注射用途に適切な薬学的組成物は、滅菌注射溶液または分散液の即時調製物のための滅菌水溶液(水溶性の場合)または分散液、および滅菌粉末を含む。静脈内投与については、適切なキャリアには、生理学的生理食塩水、静菌水、Cremophor ELTM
BASF;Parsippany、NJ)またはリン酸緩衝化生理食塩水(PBS)が挙げられる。全ての場合において、この組成物は、滅菌されなければならず、そして容易なシリンジ能力(syringability)が存在する程度にまで流動性であるべきである。これは製造および貯蔵の条件下で安定でなければならず、そして微生物(例えば、細菌および真菌)の汚染作用に対して保存されなければならない。このキャリアは、溶媒または分散媒体(例えば、水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、および液体ポリエチレングリコールなど)を含む)、ならびにそれらの安定な混合物であり得る。適切な流動性は、例えば、コーティング(例えば、レシチン)の使用によって、分散の場合に必要とされる粒子サイズの維持によって、および界面活性剤の使用によって維持され得る。微生物の作用の予防は、種々の抗菌剤および抗真菌剤(例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、アスコルビン酸、チメロサールなど)によって達成され得る。多くの場合、等張剤(例えば、糖、ポリアルコール(例えば、マンニトール、ソルビトール)、および塩化ナトリウム)をこの組成物中に含むことが好ましい。注射用組成物の延長した吸収は、吸収を遅延させる薬剤(例えば、モノステアリン酸アルミニウムおよびゼラチン)をこの組成物中に含むことによって、もたらされ得る。
滅菌注射用溶液は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784もしくは2045の活性を調節する因子(例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質のフラグメント、あるいは抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体もしくは抗2045抗体)を、上記で列挙した成分の1以上の組合せを用いて、必要とされる量で、適切な溶媒中に取り込ませ、必要に応じて、続いて濾過滅菌することによって調製され得る。一般に、分散剤は、活性化合物を、塩基性分散媒体および上記に列挙された成分のうちの必要とされる他の成分を含む滅菌ビヒクル中に取り込むことによって調製される。滅菌注射用溶液の調製のための滅菌粉末の場合、調製の好ましい方法は、減圧乾燥および凍結乾燥であり、これらは、予め滅菌濾過された溶液から活性成分および任意のさらなる所望の成分の粉末を生じる。
経口組成物は、一般に、不活性希釈剤または食用キャリアを含む。これらは、ゼラチンカプセルに封入され得るか、または錠剤に加圧され得る。経口治療投与の目的で、この活性化合物は、賦形剤と共に組み込まれ、そして錠剤、トローチ、またはカプセルの形態で使用され得る。経口組成物はまた、うがい薬としての使用のための流体キャリアを使用して調製され得、ここで、流体キャリア中の化合物は、経口的に適用され、そしてスウィッシュ(swish)されて、吐き出されるか、または飲み込まれる。薬学的に適合性の結合剤、および/またはアジュバント材料が、この組成物の一部として含まれ得る。錠剤、丸剤、カプセル剤、トローチ剤などは、以下の成分のいずれかまたは同様の性質を有する化合物を含み得る:結合剤(例えば、微結晶セルロース、ガムトラガントまたはゼラチン
);賦形剤(例えば、デンプンまたはラクトース)、崩壊剤(例えば、アルギン酸、Primogel、またはコーンスターチ);滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウムまたはSterotes);グライダント(glidant)(例えば、コロイド状二酸化ケイ素);甘味剤(例えば、スクロースまたはサッカリン);あるいは矯味矯臭剤(例えば、ペパーミント、サリチル酸メチル、またはオレンジフレーバー)。
吸入による投与のために、化合物は、適切な噴霧剤(例えば、二酸化炭素のような気体)を含む加圧容器もしくはディスペンサー、またはネブライザーからのエアロゾルスプレーの形態で送達される。
全身投与もまた、経粘膜手段または経皮手段によってなされ得る。経粘膜投与または経皮投与のために、透過されるべき障壁に対して適切な透過剤が、処方物中に使用される。そのような透過剤は、当該分野で一般的に公知であり、そのような透過剤としては、例えば、経粘膜投与のためには、界面活性剤、胆汁酸塩、およびフシジン酸誘導体が挙げられる。経粘膜投与は、経鼻スプレーまたは坐剤の使用を介して達成され得る。経皮投与のために、活性化合物は、当該分野で一般的に公知であるような、軟膏、軟膏剤、ゲル、またはクリームへと処方される。
1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性もしくは2045活性を調節する薬剤もまた、(例えば、カカオ脂および他のグリセリドのような、従来の坐剤基剤を用いて)坐剤の形態で調製され得るか、または経直腸送達のために保持浣腸の形態で調製され得る。
1つの実施形態において、1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性もしくは2045活性を調節する薬剤は、その化合物が身体から迅速に排出されるのを防ぐキャリアを用いて調製される(例えば、移植物および微小カプセル化送達システムを含む、徐放性処方物)。生分解性の生体適合性ポリマー(例えば、エチレン酢酸ビニル、ポリ無水物、ポリグリコール酸、コラーゲン、ポリオルトエステル、およびポリ乳酸)が、使用され得る。そのような処方物の調製方法は、当業者にとって明らかである。それらの物質はまた、Alza CorporationおよびNova Pharmaceuticals,Inc.から商業的に入手され得る。リポソーム懸濁物(ウイルス抗原に対するモノクローナル抗体を含む、感染細胞標的化リポソームを含む)もまた、薬学的に受容可能なキャリアとして使用され得る。これらは、例えば、米国特許第4,522,811号に記載されるような、当業者に公知の方法に従って調製され得る。
投与の容易さおよび投与量の均一さのために、単位投与形態で、経口組成物または非経口組成物を処方することが、特に有利である。本明細書中で使用される場合、単位投与形態とは、処置される被験体にとっての単位投与量として適切な、物理的に別個の単位を指す;各単位は、必要な薬学的キャリアに付随した状態で、所望の治療効果を生じるように計算された所定量の活性化合物を含む。本発明の単位投薬形態についての説明は、1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、2
70活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性もしくは2045活性を調節する薬剤の独特の特徴、ならびに達成されるべき特定の治療効果、ならびに被験体の処置のためにそのような薬剤を配合する分野に固有の制限により決定され、直接依存する。
そのような薬剤の毒性および治療効力は、例えば、LD50(集団の50%に対して致死生である用量)およびED50(集団のうちの50%において治療上有効な用量)を決定するための、細胞培養物または実験動物における標準的薬学的手順によって決定され得る。毒性効果と治療効果との間の用量比は、治療指数であり、そしてそれは、比LD50/ED50として表され得る。大きな治療指数を示す薬剤が、好ましい。毒性副作用を示す薬剤が使用され得るが、非感染細胞に対して生じ得る損傷を最小にして副作用を低減するために、罹患した組織部位にそのような薬剤を標的化する送達システムを設計するために注意が払われるべきである。
細胞培養アッセイおよび動物実験から得られるデータは、ヒトにおける使用のために一定範囲の投与量を処方する際に使用され得る。そのような1414調節薬剤、1481調節薬剤、1553調節薬剤、34021調節薬剤、1720調節薬剤、1683調節薬剤、1552調節薬剤、1682調節薬剤、1675調節薬剤、12825調節薬剤、9952調節薬剤、5816調節薬剤、10002調節薬剤、1611調節薬剤、1371調節薬剤、14324調節薬剤、126調節薬剤、270調節薬剤、312調節薬剤、167調節薬剤、326調節薬剤、18926調節薬剤、6747調節薬剤、1793調節薬剤、1784調節薬剤もしくは2045調節薬剤の投与量は、好ましくは、毒性をほとんど伴わないかまたは全く伴わない、ED50を含む一定範囲の循環濃度内に存在する。その投与量は、使用される投与形態および利用される投与経路に依存して、この範囲内で変動し得る。本発明の治療方法において使用されるどの薬剤についても、治療上有効な用量は、細胞培養アッセイからまず推定され得る。細胞培養において決定されるようなIC50(すなわち、症状の最大阻害半分を達成する試験化合物濃度)を含む循環血漿濃度範囲を達成するための用量が、動物モデルにおいて処方され得る。そのような情報は、ヒトにおいて有用な用量をより正確に決定するために、使用され得る。血漿中のレベルは、例えば、高速液体クロマトグラフィーによって測定され得る。
本明細書中で規定される場合、タンパク質またはポリペプチドの治療上有効な量(すなわち、有効投与量)は、約0.001〜30mg/kg体重、好ましくは、約0.01〜25mg/kg体重、より好ましくは、約0.1〜20mg/kg体重、およびなおより好ましくは、約1〜10mg/kg体重、2〜9mg/kg体重、3〜8mg/kg体重、4〜7mg/kg体重、または5〜6mg/kg体重の範囲である。特定の要因が、被験体を有効に処置するために必要な投与量に影響し得ることを当業者は認識し、そのような要因としては、疾患もしくは障害の重篤度、以前の処置、被験体の全身の健康および/または年齢、ならびに存在する他の疾患が挙げられるが、これらに限定されない。さらに、治療上有効な量のタンパク質、ポリペプチド、または抗体を用いる被験体の処置は、単回処置を包含し得るかまたは、好ましくは、一連の処置を包含し得る。
好ましい例において、被験体は、約0.1mg/kg体重〜20mg/kg体重の間の範囲にある抗体、タンパク質、またはポリペプチドを用いて、1週間に1回、約1〜10週間の間、好ましくは2〜8週間の間、より好ましくは約3〜7週間の間、なおより好ましくは約4週間、5週間、または6週間の間、処置される。処置に使用される抗体、タンパク質、またはポリペプチドの有効投与量は、特定の処置経過にわたって増加または減少し得ることもまた、認識される。投与量の変化は、本明細書中に記載される診断アッセイの結果から生じ得、そしてその結果から明らかになり得る。
本発明は、発現または活性を調節する薬剤を包含する。薬剤は、例えば、低分子であり得る。例えば、そのような低分子としては、ペプチド、ペプチド模倣物、アミノ酸、アミノ酸アナログ、ポリヌクレオチド、ポリヌクレオチドアナログ、ヌクレオチド、ヌクレオチドアナログ、約10,000グラム/モル未満の分子量を有する有機化合物もしくは無機化合物(すなわち、ヘテロ有機化合物および有機金属化合物を含む)、約5,000グラム/モル未満の分子量を有する有機化合物もしくは無機化合物、約1,000グラム/モル未満の分子量を有する有機化合物もしくは無機化合物、約500グラム/モル未満の分子量を有する有機化合物もしくは無機化合物、ならびにそのような化合物の塩、エステル、および他の薬学的に受容可能な形態が挙げられるが、これらに限定されない。低分子薬剤の適切な用量は、当業者である医師、獣医師、または研究者の知識内にある多数の要因に依存することが理解される。この低分子の用量は、例えば、処置される被験体またはサンプルの身元、サイズおよび状態に依存して変化し、さらに、適用可能な場合は、その組成物が投与される経路、ならびに本発明の核酸もしくはポリペプチドに対してその低分子が有することを実施者が望む効果に依存して変化する。
例示的な用量としては、被験体またはサンプルの重量1kgあたり、ミリグラム量またはマイクログラム量の低分子(例えば、約1μg/kg〜約500mg/kg、約100μg/kg〜約5mg/kg、または約1μg/kg〜約50μg/kg)が挙げられる。低分子の適切な用量は、調節されるべき発現または活性に関するその低分子の能力に依存することが、さらに理解される。そのような適切な用量は、本明細書中に記載されるアッセイを使用して決定され得る。これらの低分子のうちの1つ以上が、本発明のポリペプチドまたは核酸の発現もしくは活性を調節するために動物(例えば、ヒト)に投与される場合、医師、獣医師、または研究者は、例えば、最初に比較的低用量を処方し、その後、適切な応答が得られるまでその用量を増加させ得る。さらに、特定の任意の動物被験体についての特定の用量レベルは、種々の要因(使用される特定の化合物の活性、被験体の年齢、被験体の体重、被験体の全身の健康、被験体の性別、および被験体の食餌、投与時期、投与経路、排出速度、任意の薬物組み合わせ、ならびに調節されるべき発現または活性の程度を含む)に依存することが、理解される。
さらに、抗体(またはそのフラグメント)は、治療部分(例えば、サイトトキシン)、治療剤、または放射性金属イオンに結合体化され得る。サイトトキシンまたは細胞傷害性薬剤は、細胞に対して有害な任意の薬剤を包含する。例としては、タキソール、サイトカラシンB、グラミシジンD、臭化エチジウム、エメチン、マイトマイシン、エトポシド、テノポシド、ビンクリスチン、ビンブラスチン、コルヒチン、ドキソルビシン、ダウノルビシン、ジヒドロキシアントラシンジオン、ミトキサントロン、ミトラマイシン、アクチノマイシンD、1−デヒドロテストステロン、グルココルチコイド、プロカイン、テトラカイン、リドカイン、プロパロノール、およびピューロマイシン、ならびにそれらのアナログまたはホモログが挙げられる。治療剤としては、代謝拮抗物質(例えば、メトトレキサート、6−メルカプトプリン、6−チオグアニン、シタラビン、5−フルオロウラシル、ダカルバジン(decarbazine))、アルキル化剤(例えば、メクロレタミン、チオエパクロラムブシル、メルファラン、カルムスチン(BSNU)、およびロムスチン(CCNU)、シクロホスファミド(cyclothosphamide)、ブスルファン、ジブロモマンニトール、ストレプトゾトシン、マイトマイシンC、およびcis−ジクロロジアミン白金(II)(DDP)シスプラチン)、アントラサイクリン(例えば、ダウノルビシン(前名ダウノマイシン)およびドキソルビシン)、抗生物質(例えば、ダクチノマイシン(前名アクチノマイシン)、ブレオマイシン、ミトラマイシン、およびアントラマイシン(AMC))、ならびに抗有糸分裂薬(例えば、ビンクリスチンおよびビンブラスチン)が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の結合体は、所定の生物学的応答を改変するために使用され得、その薬物部分は
、古典的な化学的治療剤に限定するように解釈されるべきではない。例えば、その薬物部分は、所望の生物学的活性を保有するタンパク質またはポリペプチドであり得る。そのようなタンパク質としては、例えば、トキシン(例えば、アブリン、リシンA、シュードモナス外毒素、またはジフテリアトキシン);タンパク質(例えば、腫瘍壊死因子、α−インターフェロン、β−インターフェロン、神経成長因子、血小板由来増殖因子、組織プラスミノゲン活性化因子);または生物学的応答改変因子(例えば、リンホカイン、インターロイキン−1(「IL−1」)、インターロイキン−2(「IL−2」)、インターロイキン−6(「IL−6」)、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(「GM−CSF」)、顆粒球コロニー刺激因子(「G−CSF」)、あるいは他の増殖因子が挙げられ得る。
そのような治療部分を抗体に結合体化するための技術は、周知である。例えば、Monoclonal Antibodies And Cancer Therapy,Reisfeldら編(Alan R.Liss,Inc.,1985)、pp.243〜56のArnonら、「Monoclonal Antibodies For Immunotargeting Of Drugs In Cancer Therapy」;Controlled Drug Delivery(第2版)、Robinsonら編(Marcel Dekker,Inc.,1987)pp.623〜53のHellstromら「Antibodies For Drug Delivery」;Monoclonal Antibodies ’84:Biological And Clinical Applications,Pincheraら編,pp.475〜506(1985)のThorpe,「Antibody Carriers Of Cytotoxic Agents In Cancer Therapy:A Review],Monoclonal Antibodies For Cancer Detection And Therapy,Baldwinら編(Academic Press
1985)pp.303〜16の「Analysis,Results,And Future Prospective Of The Therapeutic Use Of Radiolabeled Antibody In Cancer Therapy」;ならびにThorpeら「The Preparation And Cytotoxic Properties Of Antibody−Toxin Conjugates」Immunol.Rev.62:119〜58(1982)を参照のこと。あるいは、抗体は、Segalによって米国特許第4,676,980号中に記載されるように、抗体へテロ結合体を形成するために二次抗体と結合され得る。
本発明の方法において使用される核酸分子は、ベクター中に挿入され得、そして遺伝子治療ベクターとして使用され得る。遺伝子治療ベクターは、例えば、静脈内注射、局所投与(米国特許第5,328,470号を参照のこと)または定位注射(例えば、Chenら、(1994)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 91:3054〜3057を参照のこと)によって、被験体に送達され得る。その遺伝子治療ベクターの薬学的調製物は、受容可能な希釈剤中に遺伝子治療ベクターを含み得るか、または遺伝子送達ビヒクルが組み込まれた徐放マトリクスを含み得る。あるいは、完全な遺伝子送達ベクター(例えば、レトロウイルスベクター)が組換え細胞からインタクトで産生され得る場合、その薬学的調製物は、遺伝子送達系を産生する1つ以上の細胞を含み得る。
(D.薬理ゲノム学(pharmacogenomics))
本発明の治療法と組み合わせて、薬理ゲノム学(すなわち、被験体の遺伝子型と、外来化合物または外来薬物に対するその被験体の応答との間の関連性の研究)が、考慮され得る。治療剤の代謝における差異は、薬理学的に活性な薬物の用量と血液濃度との間の関係を変更することによって、重篤な毒性または治療の失敗をもたらし得る。従って、医師または臨床医は、1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720
活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性もしくは2045活性を調節する薬剤を投与するか否か、ならびに1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性もしくは2045活性を調節する薬剤を用いる処置の投与量および/もしくは治療レジメンを調整するか否かを決定する際に、関連のある薬理ゲノム学研究において得られる知識を適用することを考慮し得る。
薬理ゲノム学は、罹患した個人における変化した薬物の性質および異常な作用に起因する、薬物に対する応答における臨床学的に有意な遺伝的変動を取り扱う。例えば、Eichelbaum,M.ら、(1996)Clin.Exp.Pharmacol.Physiol.23(10〜11):983〜985およびLinder,M.W.ら、(1997)Clin.Chem.43(2):254〜266を参照のこと。一般に、2つの型の薬理ゲノム学的条件は、区別され得る。遺伝的条件は、薬物が身体に作用する様式を変更する(変化した薬物作用)単一因子として伝達したか、または遺伝的条件は、身体が薬物に作用する様式を変更する(変化した薬物代謝)単一因子として伝達した。これらの薬理ゲノム学的条件は、稀な遺伝子欠損または天然に存在する多型のいずれかとして、存在し得る。例えば、グルコース−6−リン酸アミノペプチダーゼ欠損(G6PD)は、一般的な遺伝性酵素病であり、ここで、主な臨床学的合併症は、酸化剤薬物(抗マラリア薬、スルホンアミド、鎮痛薬、ニトロフラン)の摂取およびソラマメの消費後の溶血である。
「ゲノムワイド相関解析(genome−wide association)」として知られている、薬物応答を予測する遺伝子を同定するための1つの薬理ゲノム学的アプローチは、すでに知られている遺伝子関連マーカー(例えば、「二座対立遺伝子」マーカーマップ(これは、ヒトゲノム上の60,000〜100,000の多型部位または変動部位からなり、その部位の各々は、2つの改変体を有する))からなるヒトゲノムの高分離度マップに、主に依存する。このような高分離度ゲノムマップは、特定の観察された薬物応答または副作用に関連したマーカーを同定するために、フェーズII/フェーズIIIの薬物試験に参加した統計学的に有意な数の患者の各々のゲノムのマップと比較され得る。あるいは、このような高分離度マップは、ヒトゲノムにおいて、数千万個の公知の一塩基多型(SNP)の組み合わせから生じ得る。本明細書中で使用される場合、「SNP」とは、DNAストレッチにおいて、単一のヌクレオチド塩基において生じる共通の変化である。例えば、SNPは、1000塩基のDNAごとに1回生じ得る。SNPは、疾患プロセスに関与し得るが、大部分は、疾患に関連していないかもしれない。このようなSNPの発生に基づく遺伝地図を考慮すると、個体は、これらの個々のゲノムにおける特定のSNPパターンに依存して、遺伝カテゴリーへと分類され得る。このような様式において、処置レジメンは、遺伝的に類似する個体の間で共通であり得る特性を考慮して、遺伝的に類似する個体の群に合わせて変更され得る。
あるいは、「候補遺伝子アプローチ」と呼ばれる方法が、薬物応答を予測する遺伝子を同定するために用いられ得る。この方法に従って、薬物標的をコードする遺伝子が既知である場合(例えば、本発明の方法において使用される1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、161
1タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質)、その遺伝子の共通のすべての改変体は、その集団においてかなり容易に同定され得、そして別の遺伝子バージョンに対する1つの遺伝子バージョンを有することが特定の薬物応答に関連するか否かが決定され得る。
例示的実施形態として、薬物代謝酵素の活性は、薬物作用の強度および持続時間の両方の主要な決定因子である。薬物代謝酵素(例えば、N−アセチルトランスフェラーゼ2(NAT2)およびシトクロムP450酵素であるCYP2D6およびCYP2C19)の遺伝子多型の発見は、患者が標準的かつ安全な用量の薬物を摂取した後に、予測される薬物効果を得ることも過大な薬物応答および重篤な毒性を示すこともない理由に関する説明を提供した。これらの多型は、その集団中で2つの表現型(代謝が速い者(EM)および代謝が遅い者(PM))で発現される。PMの有病率は、種々の集団間で異なる。例えば、CYP2D6をコードする遺伝子は、非常に多型性であり、いくつかの変異が、PMにおいて同定されており、そのすべてが、機能的CYP2D6の不在をもたらす。CYP2D6およびCYP2C19の代謝速度が遅い者は、標準的用量を受けたときに、過大な薬物応答および副作用を非常に頻繁に経験する。代謝物が活性な治療部分である場合、PMは、CYP2D6が形成した代謝物であるモルヒネにより媒介されるコデインの鎮痛効果について示されるような、治療応答を示さない。その他の極端な者は、標準的用量に対して応答しない、いわゆる代謝が著しく速い者である。最近、著しく速い代謝の分子的基礎が、CYP2D6遺伝子増幅に起因することが同定された。
あるいは、「遺伝子発現プロファイリング」と呼ばれる方法が、薬物応答を予測する遺伝子を同定するために用いられ得る。例えば、薬物(例えば、本発明の方法において使用される1414分子、1481分子、1553分子、34021分子、1720分子、1683分子、1552分子、1682分子、1675分子、12825分子、9952分子、5816分子、10002分子、1611分子、1371分子、14324分子、126分子、270分子、312分子、167分子、326分子、18926分子、6747分子、1793分子、1784分子もしくは2045分子、または1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーターもしくは2045モジュレーター)を投薬された動物の遺伝子発現は、毒性に関連する遺伝子経路が作動するかの指標を与え得る。
上記薬理ゲノム学的アプローチのうちの1つより多くから得られる情報が、被験体の予防的処置または治療的処置のための、適切な投薬量および処置レジメンを決定するために使用され得る。この知識は、投薬または薬物選択に適用される場合、有害な反応または治療の失敗を回避し得、それによって、1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性もしくは2045活性を調節する薬剤で、AIDSまたはHIV関連障害に罹患している被験体を処置する場合、治療効果または予防効果を増強し得る。
(V.本発明の方法において使用される、組換え発現ベクターおよび宿主細胞)
本発明の方法(例えば、本明細書中に記載されるスクリーニングアッセイ)は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質(またはその一部)をコードする核酸を含むベクター(好ましくは発現ベクター)の使用を包含する。本明細書中で使用される場合、用語「ベクター」とは、連結された別の核酸を輸送可能である、核酸分子を指す。1つの型のベクターは、「プラスミド」であり、「プラスミド」とは、さらなるDNAセグメントが連結され得る、環状の二本鎖DNAの輪を指す。別の型のベクターは、ウイルスベクターであり、そのベクターにおいて、さらなるDNAセグメントが、ウイルスゲノム中に連結され得る。特定のベクターは、導入される宿主細胞中で自律複製可能である(例えば、細菌複製起点を有する細菌ベクター、およびエピソーム性哺乳動物ベクター)。他のベクター(例えば、非エピソーム性哺乳動物ベクター)は、宿主細胞中に導入された際に、宿主細胞のゲノム中に組み込まれ、それによって、その宿主ゲノムとともに複製される。さらに、特定のベクターは、作動可能に連結された遺伝子の発現を指向可能である。そのようなベクターは、本明細書中で「発現ベクター」と呼ばれる。一般に、組換えDNA技術において有用な発現ベクターは、しばしば、プラスミドの形態である。本明細書において、「プラスミド」と「ベクター」とは、互換可能に使用され得る。なぜなら、プラスミドは、ベクターの最も一般的に使用される形態であるからである。しかし、本発明は、等価な機能を提供する、そのような他の形態の発現ベクター(例えば、ウイルスベクター(例えば、複製欠損レトロウイルス、アデノウイルス、およびアデノ随伴ウイルス))を包含することが意図される。
本発明の方法において使用される組換え発現ベクターは、宿主細胞中での核酸の発現に適切な形態にある本発明の核酸を含む。このことは、その組換え発現ベクターが、発現されるべき核酸配列に作動可能に連結された1つ以上の調節配列(発現のために使用される宿主細胞に基いて選択される)を含むことを意味する。組換え発現ベクターにおいて、「作動可能に連結された」とは、目的のヌクレオチド配列が、(例えば、インビトロでの転写/翻訳系において、またはそのベクターが宿主細胞中に導入される場合は、その宿主細胞において)そのヌクレオチド配列の発現を可能にする様式で調節配列に連結されていることを意味することが意図される。用語「調節配列」は、プロモーター、エンハンサー、および他の発現制御エレメント(例えば、ポリアデニル化シグナル)を含むことが意図される。そのような調節配列は、例えば、Goeddel(1990)Methods Enzymol.185:3〜7に記載される。調節配列とは、多くの型の宿主細胞においてヌクレオチド配列の構成的発現を指向する配列、および特定の宿主細胞においてのみそのヌクレオチド配列の発現を指向する配列(例えば、組織特異的調節配列)を包含する。発現ベクターの設計は、形質転換される宿主細胞の選択、所望されるタンパク質発現レベルなどのような因子に依存し得ることが、当業者により認識される。本発明の発現ベクターは、宿主細胞内に導入され得、それにより本明細書中に記載されるような核酸によってコードされるタンパク質またはペプチド(融合タンパク質または融合ペプチドを含む)(例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タン
パク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質、1414タンパク質の変異体形態、1481タンパク質の変異体形態、1553タンパク質の変異体形態、34021タンパク質の変異体形態、1720タンパク質の変異体形態、1683タンパク質の変異体形態、1552タンパク質の変異体形態、1682タンパク質の変異体形態、1675タンパク質の変異体形態、12825タンパク質の変異体形態、9952タンパク質の変異体形態、5816タンパク質の変異体形態、10002タンパク質の変異体形態、1611タンパク質の変異体形態、1371タンパク質の変異体形態、14324タンパク質の変異体形態、126タンパク質の変異体形態、270タンパク質の変異体形態、312タンパク質の変異体形態、167タンパク質の変異体形態、326タンパク質の変異体形態、18926タンパク質の変異体形態、6747タンパク質の変異体形態、1793タンパク質の変異体形態、1784タンパク質の変異体形態もしくは2045タンパク質の変異体形態、融合タンパク質など)を産生し得る。
本発明の方法において使用される組換え発現ベクターは、原核生物細胞または真核生物細胞における1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質の発現のために設計され得る。例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質は、E.coliのような細菌細胞、昆虫細胞(バキュロウイルス発現ベクターを使用する)、酵母細胞、または哺乳動物細胞において発現され得る。適切な宿主細胞は、Goeddel(1990)前出においてさらに記載される。あるいは、組換え発現ベクターは、例えば、T7プロモーター調節配列およびT7ポリメラーゼを使用して、インビトロで転写および翻訳され得る。
原核生物におけるタンパク質の発現は、融合タンパク質または非融合タンパク質のいずれかの発現を指向する構成性プロモーターまたは誘導性プロモーターを含むベクターを使用して、E.coliにおいて最も頻繁に行われる。融合ベクターは、ベクター中にコードされるタンパク質に、通常は、組換えタンパク質のアミノ末端に、多くのアミノ酸を付加する。このような融合ベクターは、代表的には、3つの目的を果たす:1)組換えタンパク質の発現を増大させること;2)組換えタンパク質の可溶性を増大させること;および3)アフィニティー精製におけるリガンドとして作用することにより、組換えタンパク質の精製を補助すること。しばしば、融合発現ベクターにおいて、タンパク質分解性切断部位は、融合部分と組換えタンパク質の接合部に導入され、融合タンパク質の精製に続いて、組換えタンパク質を融合部分から分離することが可能になる。このような酵素、およびそれらのコグネイト認識配列は、第Xa因子、トロンビンおよびエンテロキナーゼを含む。代表的な融合発現ベクターとしては、それぞれ、グルタチオンS−トランスフェラーゼ(GST)、マルトースE結合タンパク質、またはプロテインAを、標的組換えタンパク質に融合させる、pGEX(Pharmacia Biotech Inc;Smith,D.B.およびJohnson,K.S.(1988)Gene 67:31−40)、pMAL(New England Biolabs,Beverly,MA)およ
びpRIT5(Pharmacia,Piscataway,NJ)が挙げられる。
精製融合タンパク質は、1414活性アッセイ、1481活性アッセイ、1553活性アッセイ、34021活性アッセイ、1720活性アッセイ、1683活性アッセイ、1552活性アッセイ、1682活性アッセイ、1675活性アッセイ、12825活性アッセイ、9952活性アッセイ、5816活性アッセイ、10002活性アッセイ、1611活性アッセイ、1371活性アッセイ、14324活性アッセイ、126活性アッセイ、270活性アッセイ、312活性アッセイ、167活性アッセイ、326活性アッセイ、18926活性アッセイ、6747活性アッセイ、1793活性アッセイ、1784活性アッセイもしくは2045活性アッセイ(例えば、以下に詳細に記載される直接的アッセイまたは競合アッセイ)において、または1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質に特異的な抗体を生成するために利用され得る。好ましい実施形態において、本発明のレトロウイルス発現ベクターにおいて発現される1414融合タンパク質、1481融合タンパク質、1553融合タンパク質、34021融合タンパク質、1720融合タンパク質、1683融合タンパク質、1552融合タンパク質、1682融合タンパク質、1675融合タンパク質、12825融合タンパク質、9952融合タンパク質、5816融合タンパク質、10002融合タンパク質、1611融合タンパク質、1371融合タンパク質、14324融合タンパク質、126融合タンパク質、270融合タンパク質、312融合タンパク質、167融合タンパク質、326融合タンパク質、18926融合タンパク質、6747融合タンパク質、1793融合タンパク質、1784融合タンパク質もしくは2045融合タンパク質は、骨髄細胞に感染させるために利用され得る。続いて、この骨髄細胞は、照射されたレシピエントに移植される。次いで、被験体レシピエントの病態は、十分な時間(例えば、6週間)が経過した後に試験される。
別の実施形態において、本発明の核酸は、哺乳動物発現ベクターを使用して、哺乳動物細胞において発現される。哺乳動物発現ベクターの例としては、pCDM8(Seed,B.(1987)Nature 329:840)およびpMT2PC(Kaufmanら(1987)EMBO J.6:187−195)が挙げられる。哺乳動物細胞において使用される場合、発現ベクターの制御機能は、しばしば、ウイルス調節エレメントにより提供される。例えば、一般に使用されるプロモーターは、ポリオーマウイルス、アデノウイルス2、サイトメガロウイルスおよびシミアンウイルス40に由来する。原核生物細胞および真核生物細胞両方について適切な他の発現系については、Sambrook,J.ら,Molecular Cloning:A Laboratory Manual.第2版、Cold Spring Harbor Laboratory,Cold Spring Harbor Laboratory Press,Cold Spring Harbor,NY,1989の第16章および第17章を参照のこと。
別の実施形態において、組換え哺乳動物発現ベクターは、特定の細胞型においてこの核酸の発現を優先的に指向し得る(例えば、組織特異的調節エレメントがこの核酸を発現させるために使用される)。
本発明の方法は、本発明のDNA分子を含む組換え発現ベクター(このDNA分子は、この発現ベクターにアンチセンス方向にてクローニングされる)をさらに使用し得る。すなわち、このDNA分子は、(このDNA分子の転写による)1414mRNA、148
1mRNA、1553mRNA、34021mRNA、1720mRNA、1683mRNA、1552mRNA、1682mRNA、1675mRNA、12825mRNA、9952mRNA、5816mRNA、10002mRNA、1611mRNA、1371mRNA、14324mRNA、126mRNA、270mRNA、312mRNA、167mRNA、326mRNA、18926mRNA、6747mRNA、1793mRNA、1784mRNAもしくは2045mRNAに対してアンチセンスであるRNA分子の発現を可能にする様式にて、調節配列に作動可能に連結される。種々の細胞型(例えば、ウイルスプロモーターおよび/またはエンハンサー)におけるアンチセンスRNA分子の連続的発現を指向する、アンチセンス方向にクローニングされる核酸に作動可能に連結される調節配列が選択され得るか、またはアンチセンスRNAの構成的発現、組織特異的発現、または細胞型特異的発現を指向する調節配列が、選択され得る。このアンチセンス発現ベクターは、組換えプラスミド、ファージミド、または弱毒化ウイルスの形態にあり得、この中でアンチセンス核酸は、高効率調節領域の制御下で生成され、その活性は、ベクターが導入される細胞型により決定され得る。アンチセンス遺伝子を使用する遺伝子発現の調節の議論については、Weintraub,H.ら,Antisense RNA as a molecular tool for genetic analysis,Reviews−Trends in Genetics,Vol.1(1)1986を参照のこと。
本発明の別の局面は、本発明の1414核酸分子、1481核酸分子、1553核酸分子、34021核酸分子、1720核酸分子、1683核酸分子、1552核酸分子、1682核酸分子、1675核酸分子、12825核酸分子、9952核酸分子、5816核酸分子、10002核酸分子、1611核酸分子、1371核酸分子、14324核酸分子、126核酸分子、270核酸分子、312核酸分子、167核酸分子、326核酸分子、18926核酸分子、6747核酸分子、1793核酸分子、1784核酸分子もしくは2045核酸分子(例えば、組換え発現ベクター内の1414核酸分子、1481核酸分子、1553核酸分子、34021核酸分子、1720核酸分子、1683核酸分子、1552核酸分子、1682核酸分子、1675核酸分子、12825核酸分子、9952核酸分子、5816核酸分子、10002核酸分子、1611核酸分子、1371核酸分子、14324核酸分子、126核酸分子、270核酸分子、312核酸分子、167核酸分子、326核酸分子、18926核酸分子、6747核酸分子、1793核酸分子、1784核酸分子もしくは2045核酸分子、あるいは宿主細胞ゲノムの特定の部位への相同組換えを可能にする配列を含む、1414核酸分子、1481核酸分子、1553核酸分子、34021核酸分子、1720核酸分子、1683核酸分子、1552核酸分子、1682核酸分子、1675核酸分子、12825核酸分子、9952核酸分子、5816核酸分子、10002核酸分子、1611核酸分子、1371核酸分子、14324核酸分子、126核酸分子、270核酸分子、312核酸分子、167核酸分子、326核酸分子、18926核酸分子、6747核酸分子、1793核酸分子、1784核酸分子もしくは2045核酸分子)が導入される宿主細胞の使用に関する。用語「宿主細胞」および「組換え宿主細胞」は、本明細書中で交換可能に使用される。このような用語は、特定の被験体細胞のみならず、このような細胞の子孫または潜在的子孫もまた言及することが理解される。特定の改変が、変異または環境的影響のいずれかに起因して、次の世代に生じ得るので、このような子孫は、実際に、親細胞と同一でなくてもよいが、本明細書中で使用される用語の範囲内になお含まれる。
宿主細胞は、任意の原核生物細胞または真核生物細胞であり得る。例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、1
26タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質もしくは2045タンパク質は、細菌細胞(例えば、E.coli)、昆虫細胞、酵母または哺乳動物細胞(例えば、チャイニーズハムスター卵巣細胞(CHO)またはCOS細胞)で発現され得る。他の適切な宿主細胞は、当業者に公知である。
ベクターDNAは、従来の形質転換技術またはトランスフェクション技術を介して、原核生物細胞または真核生物細胞に導入され得る。本明細書中で使用される場合、用語「形質転換」および「トランスフェクション」とは、外来性の核酸(例えば、DNA)を宿主細胞中に導入するための当該分野で認識される種々の技術をいうことを意図し、これらとしては、リン酸カルシウムまたは塩化カルシウムの共沈殿、DEAEデキストラン媒介性トランスフェクション、リポフェクション、またはエレクトロポレーションが挙げられる。宿主細胞を形質転換またはトランスフェクトするための適切な方法は、Sambrookら(Molecular Cloning:A Laboratory Manual,第2版,Cold Spring Harbor Laboratory,Cold Spring Harbor Laboratory Press,Cold Spring Harbor,NY,1989)および他の実験室マニュアルに見出され得る。
本発明の方法において使用される宿主細胞(例えば、培養物中の原核生物宿主細胞または真核生物宿主細胞)を使用して、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質を生成(すなわち、発現)し得る。従って、本発明はさらに、本発明の宿主細胞を使用して1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質を生成するための方法を提供する。1つの実施形態において、本方法は、本発明の宿主細胞(この細胞中に1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質をコードする組換え発現ベクターが導入されている)を適切な培地中で培養して、その結果1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質を生成する工程を、包含する。別の実施形態において、本方法はさらに、その培地または宿主
細胞から1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質を単離する工程を包含する。
(VI.本発明の方法において使用される、単離された核酸分子)
本発明の方法は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質、またはそれらの生物学的に活性な部分をコードする、単離された核酸分子の使用、ならびに、1414をコードする核酸分子、1481をコードする核酸分子、1553をコードする核酸分子、34021をコードする核酸分子、1720をコードする核酸分子、1683をコードする核酸分子、1552をコードする核酸分子、1682をコードする核酸分子、1675をコードする核酸分子、12825をコードする核酸分子、9952をコードする核酸分子、5816をコードする核酸分子、10002をコードする核酸分子、1611をコードする核酸分子、1371をコードする核酸分子、14324をコードする核酸分子、126をコードする核酸分子、270をコードする核酸分子、312をコードする核酸分子、167をコードする核酸分子、326をコードする核酸分子、18926をコードする核酸分子、6747をコードする核酸分子、1793をコードする核酸分子、1784をコードする核酸分子、もしくは2045をコードする核酸分子(例えば、1414 mRNA、1481 mRNA、1553 mRNA、34021 mRNA、1720 mRNA、1683 mRNA、1552 mRNA、1682 mRNA、1675 mRNA、12825 mRNA、9952 mRNA、5816 mRNA、10002
mRNA、1611 mRNA、1371 mRNA、14324 mRNA、126
mRNA、270 mRNA、312 mRNA、167 mRNA、326 mRNA、18926 mRNA、6747 mRNA、1793 mRNA、1784 mRNA、もしくは2045 mRNA)を同定するための、ハイブリダイゼーションプローブとしての使用に十分な核酸フラグメントの使用、ならびに1414核酸分子、1481核酸分子、1553核酸分子、34021核酸分子、1720核酸分子、1683核酸分子、1552核酸分子、1682核酸分子、1675核酸分子、12825核酸分子、9952核酸分子、5816核酸分子、10002核酸分子、1611核酸分子、1371核酸分子、14324核酸分子、126核酸分子、270核酸分子、312核酸分子、167核酸分子、326核酸分子、18926核酸分子、6747核酸分子、1793核酸分子、1784核酸分子、もしくは2045核酸分子を増幅または変異させるためのPCRプライマーとしての使用のためのフラグメントの使用を、包含する。本明細書中で使用される場合、用語「核酸分子」は、DNA分子(例えば、cDNAまたはゲノムDNA)およびRNA分子(例えば、mRNA)、ならびにヌクレオチドアナログを使用して生成されたDNAアナログまたはRNAアナログを含むことが意図される。この核酸分子は、一本鎖でも二本鎖でもあり得るが、好ましくは二本鎖DNAである。
本発明の方法において使用される核酸分子(例えば、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列
番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51のヌクレオチド配列またはその部分を有する核酸分子)は、標準的な分子生物学的技術および本明細書中に提供される配列情報を使用して単離され得る。ハイブリダイゼーションプローブとして、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51の核酸配列の全部または一部を使用して、1414核酸分子、1481核酸分子、1553核酸分子、34021核酸分子、1720核酸分子、1683核酸分子、1552核酸分子、1682核酸分子、1675核酸分子、12825核酸分子、9952核酸分子、5816核酸分子、10002核酸分子、1611核酸分子、1371核酸分子、14324核酸分子、126核酸分子、270核酸分子、312核酸分子、167核酸分子、326核酸分子、18926核酸分子、6747核酸分子、1793核酸分子、1784核酸分子、もしくは2045核酸分子が、(例えば、Sambrook,J.Fritsh,E.F.,およびManiatis,T.Molecular Cloning:A Laboratory Manual,第2版,Cold Spring Harbor Laboratory,Cold Spring Harbor Laboratory Press,Cold Spring Harbor,NY,1989に記載されるような)標準的なハイブリダイゼーション技術およびクローニング技術を使用して単離され得る。
さらに、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51の全部または一部を含有する核酸分子が、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51の配列に基づいて設計した合成オリゴヌクレオチドプライマーを使用するポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって、単離され得る。
本発明の方法において使用される核酸は、標準的なPCR増幅技術に従って、テンプレートとしてのcDNA、mRNAあるいはゲノムDNAと、適切なオリゴヌクレオチドプライマーとを使用して、増幅され得る。さらに、1414ヌクレオチド配列、1481ヌクレオチド配列、1553ヌクレオチド配列、34021ヌクレオチド配列、1720ヌクレオチド配列、1683ヌクレオチド配列、1552ヌクレオチド配列、1682ヌクレオチド配列、1675ヌクレオチド配列、12825ヌクレオチド配列、9952ヌクレオチド配列、5816ヌクレオチド配列、10002ヌクレオチド配列、1611ヌクレオチド配列、1371ヌクレオチド配列、14324ヌクレオチド配列、126ヌクレオチド配列、270ヌクレオチド配列、312ヌクレオチド配列、167ヌクレオチド配列、326ヌクレオチド配列、18926ヌクレオチド配列、6747ヌクレオチド配列、1793ヌクレオチド配列、1784ヌクレオチド配列、もしくは2045ヌクレオチド配列に対応するオリゴヌクレオチドが、標準的な合成技術(例えば、自動DNA合成機を使用すること)によって、調製され得る。
好ましい実施形態において、本発明の方法において使用される単離された核酸分子は、
配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51に示されるヌクレオチド配列;配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51に示されるヌクレオチド配列の相補体;またはこれらのヌクレオチド配列のいずれかの部分を含む。配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51に示されるヌクレオチド配列に相補的である核酸分子とは、この核酸分子は配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51に示されるヌクレオチド配列にハイブリダイズし得それによって安定な二重鎖を形成するように、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51に示されるヌクレオチド配列に十分に相補的である核酸分子である。
なお別の好ましい実施形態において、本発明の方法において使用される単離された核酸分子は、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51に示されるヌクレオチド配列の全長、またはこのヌクレオチド配列のいずれかの部分に、少なくとも約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、約80%、約85%、約90%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%以上同一であるヌクレオチド配列を含有する。
さらに、本発明の方法において使用される核酸分子は、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51の核酸配列の部分(例えば、プローブもしくはプライマーとして使用され得るフラグメント)のみ、または1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タン
パク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の部分(例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の生物学的に活性な部分)をコードするフラグメントのみを含み得る。代表的に、プローブ/プライマーは、実質的に精製されたオリゴヌクレオチドを含む。代表的に、このオリゴヌクレオチドは、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51のセンス配列のうちか;配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51のアンチセンス配列のうちか;あるいは配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51の天然に存在する対立遺伝子改変体もしくは対立遺伝子変異体のうちの、少なくとも約12個または15個、好ましくは約20個または25個、より好ましくは約30個、35個、40個、45個、50個、55個、60個、65個または75個連続したヌクレオチドに、ストリンジェントな条件下でハイブリダイズするヌクレオチド配列領域を含む。1つの実施形態において、本発明の方法において使用される核酸分子は、100ヌクレオチド長、100ヌクレオチド長〜200ヌクレオチド長、200ヌクレオチド長〜300ヌクレオチド長、300ヌクレオチド長〜400ヌクレオチド長、400ヌクレオチド長〜500ヌクレオチド長、500ヌクレオチド長〜600ヌクレオチド長、600ヌクレオチド長〜700ヌクレオチド長、700ヌクレオチド長〜800ヌクレオチド長、800ヌクレオチド長〜900ヌクレオチド長、900ヌクレオチド長〜1000ヌクレオチド長、1000ヌクレオチド長〜1100ヌクレオチド長、1100ヌクレオチド長〜1200ヌクレオチド長、1200ヌクレオチド長〜1300ヌクレオチド長以上よりも長く、かつストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下で、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51の核酸分子にハイブリダイズする、ヌクレオチド配列を含む。
本明細書中で使用される場合、用語「ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする」とは、互いに有意に同一または相同であるヌクレオチ配列が、互いにハイブリダイズされたままである、ハイブリダイゼーションおよび洗浄するための条件を記載することを意図する。好ましくは、この条件は、互いに対して少なくとも約70%、より好ましくは少なくとも約80%、なおより好ましくは少なくとも約85%または90%同一である配列が、互いにハイブリダイズしたままであるような条件である。このようなストリンジェン
トな条件は、当業者に公知であり、そしてCurrent Protocols in Molecular Biology,Ausubelら編、John Wiley &
Sons,Inc.(1995),2節,4節および6節に見出され得る。さらなるストリンジェントな条件は、Molecular Cloning:A Laboratory Manual,Sambrookら、Cold Spring Harbor Press,Cold Spring Harbor,NY(1989),7節、9節および11節に見出され得る。ストリンジェントなハイブリダイゼーション条件の好ましい非限定的な例としては、約65〜70℃での、4×塩化ナトリウム/クエン酸ナトリウム(SSC)中でのハイブリダイゼーション(または約42〜50℃での、4×SSC+50%ホルムアミド中でハイブリダイゼーション)、次いで約65℃〜70℃での、1×SSCで1回以上の洗浄が挙げられる。高度にストリンジェントなハイブリダイゼーション条件の好ましい非限定的な例としては、約65〜70℃での、1×SSC中でのハイブリダイゼーション(または約42〜50℃での、1×SSC+50%ホルムアミド中でのハイブリダイゼーション)、次いで約65℃〜70℃での、0.3×SSCで1回以上の洗浄が挙げられる。低いストリンジェンシーのハイブリダイゼーション条件の好ましい非限定的な例としては、約50〜60℃での、4×SSC中でのハイブリダイゼーション(または約40〜45℃での、6×SSC+50%ホルムアミド中でのハイブリダイゼーション)、次いで約50℃〜60℃での、2×SSCで1回以上の洗浄が挙げられる。上記の値の中間の範囲(例えば、65〜70℃または42〜50℃)もまた、本発明に含まれることが意図される。SSPE(1×SSPEは、0.15M NaCl、10mM NaHPOおよび1.25mM EDTA、pH 7.4である)が、ハイブリダイゼーション緩衝液および洗浄緩衝液中でSSC(1×SSCは、0.15M NaClおよび15mMクエン酸ナトリウムである)に代わって置き換わり得る;洗浄は、各ハイブリダイゼーションが終了した後で、15分間実行される。50塩基対長未満であることが予測されるハイブリッドのためのハイブリダイゼーション温度は、ハイブリッドの融解温度(T)より5〜10℃低くあるべきであり、ここでTが以下の式に従って決定される。18塩基対長未満であるハイブリッドについて、T(℃)=2(A塩基+T塩基の数)+4(G塩基+C塩基の数)。18塩基対長と49塩基対長との間であるハイブリッドについて、T(℃)=81.5+16.6(log10[Na])+0.41(%G+C)−(600/N)(ここで、Nはハイブリッド中の塩基の数であり、そして[Na]は、ハイブリダイゼーション緩衝液中のナトリウムイオンの濃度である(1×SSCについての[Na]=0.165M))。膜(例えば、ニトロセルロース膜、またはナイロン膜)への核酸分子の非特異的ハイブリダイゼーションを減少させるために、さらなる試薬が、ハイブリダイゼーション緩衝液および/または洗浄緩衝液に添加され得ることが当業者によってまた認識され、この試薬としては、限定されないが以下が挙げられる:ブロッキング剤(例えば、BSA、もしくはサケまたはニシンの精子キャリアDNA)、界面活性剤(例えば、SDS)、キレート剤(例えば、EDTA)、Ficoll、PVPなど。ナイロン膜が使用される場合、ストリンジェントなハイブリダイゼーション条件の特にさらなる好ましい非限定的な例としては、65℃での、0.25M〜0.5M NaHPO、7% SDS中でハイブリダイゼーション、次いで65℃での、0.02M NaHPO、1% SDSでの1回以上の洗浄である(例えば、ChurchおよびGilbert(1984)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 81:1991−1995,(または代替的に0.2×SSC、1% SDS)。
好ましい実施形態において、プローブは、そのプローブに結合した標識基をさらに含む(例えば、その標識基は、放射性同位体、蛍光化合物、酵素または酵素補因子であり得る)。このようなプローブは、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371
タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質を誤発現する(misexpress)細胞または組織を(例えば、被験体由来の細胞サンプル中の1414コード核酸、1481コード核酸、1553コード核酸、34021コード核酸、1720コード核酸、1683コード核酸、1552コード核酸、1682コード核酸、1675コード核酸、12825コード核酸、9952コード核酸、5816コード核酸、10002コード核酸、1611コード核酸、1371コード核酸、14324コード核酸、126コード核酸、270コード核酸、312コード核酸、167コード核酸、326コード核酸、18926コード核酸、6747コード核酸、1793コード核酸、1784コード核酸、もしくは2045コード核酸のレベルを測定すること、例えば、1414 mRNAレベル、1481 mRNAレベル、1553 mRNAレベル、34021 mRNAレベル、1720 mRNAレベル、1683 mRNAレベル、1552 mRNAレベル、1682 mRNAレベル、1675 mRNAレベル、12825 mRNAレベル、9952 mRNAレベル、5816 mRNAレベル、10002 mRNAレベル、1611 mRNAレベル、1371 mRNAレベル、14324 mRNAレベル、126 mRNAレベル、270 mRNAレベル、312 mRNAレベル、167 mRNAレベル、326 mRNAレベル、18926 mRNAレベル、6747 mRNAレベル、1793 mRNAレベル、1784 mRNAレベル、もしくは2045 mRNAレベルを検出するか、またはゲノムの1414遺伝子、1481遺伝子、1553遺伝子、34021遺伝子、1720遺伝子、1683遺伝子、1552遺伝子、1682遺伝子、1675遺伝子、12825遺伝子、9952遺伝子、5816遺伝子、10002遺伝子、1611遺伝子、1371遺伝子、14324遺伝子、126遺伝子、270遺伝子、312遺伝子、167遺伝子、326遺伝子、18926遺伝子、6747遺伝子、1793遺伝子、1784遺伝子、もしくは2045遺伝子が変異されているか除去されているかを測定することによって)同定するための診断試験キットの一部として使用され得る。
本発明の方法は、遺伝暗号の縮重に起因して、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51に示されるヌクレオチド配列とは異なり、従って、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、もしくは配列番号51に示されるヌクレオチド配列によってコードされるタンパク質と同じ1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質をコードする、核酸分子の使用をさらに包含する。別の実施形態において、本発明の方法に含まれる単離された核酸分子は、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番
号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52に示されたアミノ酸配列を有するタンパク質をコードするヌクレオチド配列を有する。
本発明の方法は、ヒト1414、ヒト1481、ヒト1553、ヒト34021、ヒト1720、ヒト1683、ヒト1552、ヒト1682、ヒト1675、ヒト12825、ヒト9952、ヒト5816、ヒト10002、ヒト1611、ヒト1371、ヒト14324、ヒト126、ヒト270、ヒト312、ヒト167、ヒト326、ヒト18926、ヒト6747、ヒト1793、ヒト1784、もしくはヒト2045の対立遺伝子改変体(例えば、機能的対立遺伝子改変体および非機能的対立遺伝子改変体)の使用をさらに包含する。機能的対立遺伝子改変体は、ヒト1414タンパク質、ヒト1481タンパク質、ヒト1553タンパク質、ヒト34021タンパク質、ヒト1720タンパク質、ヒト1683タンパク質、ヒト1552タンパク質、ヒト1682タンパク質、ヒト1675タンパク質、ヒト12825タンパク質、ヒト9952タンパク質、ヒト5816タンパク質、ヒト10002タンパク質、ヒト1611タンパク質、ヒト1371タンパク質、ヒト14324タンパク質、ヒト126タンパク質、ヒト270タンパク質、ヒト312タンパク質、ヒト167タンパク質、ヒト326タンパク質、ヒト18926タンパク質、ヒト6747タンパク質、ヒト1793タンパク質、ヒト1784タンパク質、もしくはヒト2045タンパク質の天然に存在するアミノ酸配列改変体であって、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の活性を維持するアミノ酸配列改変体である。機能的対立遺伝子改変体は、代表的に、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52の1つ以上のアミノ酸の保存的置換、またはそのタンパク質の非必須領域における非必須残基の置換、欠失、もしくは挿入のみを含む。
非機能的対立遺伝子改変体は、ヒト1414タンパク質、ヒト1481タンパク質、ヒト1553タンパク質、ヒト34021タンパク質、ヒト1720タンパク質、ヒト1683タンパク質、ヒト1552タンパク質、ヒト1682タンパク質、ヒト1675タンパク質、ヒト12825タンパク質、ヒト9952タンパク質、ヒト5816タンパク質、ヒト10002タンパク質、ヒト1611タンパク質、ヒト1371タンパク質、ヒト14324タンパク質、ヒト126タンパク質、ヒト270タンパク質、ヒト312タンパク質、ヒト167タンパク質、ヒト326タンパク質、ヒト18926タンパク質、ヒト6747タンパク質、ヒト1793タンパク質、ヒト1784タンパク質、もしくはヒト2045タンパク質の天然に存在するアミノ酸配列改変体であって、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の活性を有さないアミノ酸配列改変体である。非機能的対立遺伝子改変体は、代表的には、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52のアミノ酸配列の非保存的な置換、欠失、もしくは挿入または未成熟短縮化(premature truncatio
n)、あるいはこのタンパク質の必須残基または必須領域での置換、挿入、または欠失を含む。
本発明の方法は、ヒト1414タンパク質、ヒト1481タンパク質、ヒト1553タンパク質、ヒト34021タンパク質、ヒト1720タンパク質、ヒト1683タンパク質、ヒト1552タンパク質、ヒト1682タンパク質、ヒト1675タンパク質、ヒト12825タンパク質、ヒト9952タンパク質、ヒト5816タンパク質、ヒト10002タンパク質、ヒト1611タンパク質、ヒト1371タンパク質、ヒト14324タンパク質、ヒト126タンパク質、ヒト270タンパク質、ヒト312タンパク質、ヒト167タンパク質、ヒト326タンパク質、ヒト18926タンパク質、ヒト6747タンパク質、ヒト1793タンパク質、ヒト1784タンパク質、もしくはヒト2045タンパク質の非ヒトオルソログをさらに使用し得る。ヒト1414タンパク質、ヒト1481タンパク質、ヒト1553タンパク質、ヒト34021タンパク質、ヒト1720タンパク質、ヒト1683タンパク質、ヒト1552タンパク質、ヒト1682タンパク質、ヒト1675タンパク質、ヒト12825タンパク質、ヒト9952タンパク質、ヒト5816タンパク質、ヒト10002タンパク質、ヒト1611タンパク質、ヒト1371タンパク質、ヒト14324タンパク質、ヒト126タンパク質、ヒト270タンパク質、ヒト312タンパク質、ヒト167タンパク質、ヒト326タンパク質、ヒト18926タンパク質、ヒト6747タンパク質、ヒト1793タンパク質、ヒト1784タンパク質、もしくはヒト2045タンパク質のオルソログは、非ヒト生物から単離されておりそして同じ1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の活性を有する、タンパク質である。
本発明の方法は、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、または配列番号51のヌクレオチド配列またはそれらの一部を含む核酸分子の使用をさらに包含し、この核酸分子において、変異が導入されている。変異は、「非必須」アミノ酸残基または「必須」アミノ酸残基でのアミノ酸置換を導き得る。「非必須」アミノ酸残基とは、その生物学的活性を変化することなく1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の野生型配列(例えば、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52の配列)から変化され得る残基であり、一方、「必須」アミノ酸残基は、生物学的活性のために必要とされる。例えば、本発明の1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の間で保存されたアミノ酸残基は、変化を受容しそうにない。
変異は、標準技術(例えば、部位特異的変異誘発およびPCR媒介変異誘発)により配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、または配列番号51に導入され得る。好ましくは、保存的アミノ酸置換が、1つ以上の予想される非必須アミノ酸残基でなされる。「保存的アミノ酸置換」とは、アミノ酸残基が類似の側鎖を有するアミノ酸残基で置換されるアミノ酸置換である。類似の側鎖を有するアミノ酸残基のファミリーが、当該分野において規定されている。これらのファミリーとしては、塩基性側鎖を有するアミノ酸(例えば、リジン、アルギニン、ヒスチジン)、酸性側鎖を有するアミノ酸(例えば、アスパラギン酸、グルタミン酸)、非荷電の極性側鎖を有するアミノ酸(例えば、アスパラギン、グルタミン、セリン、トレオニン、チロシン、システイン)、非極性側鎖を有するアミノ酸(例えば、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン、メチオニン、トリプトファン)、β−分枝鎖を有するアミノ酸(例えば、トレオニン、バリン、イソロイシン)および芳香族側鎖を有するアミノ酸(例えば、チロシン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン)が挙げられる。従って、好ましくは、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質において予想される非必須アミノ酸残基は、同じ側鎖のファミリーからの別のアミノ酸残基で置換される。あるいは、別の実施形態において、変異は、例えば、飽和変異誘発(saturation mutagenesis)によって、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045のコード配列の全てまたは一部に沿って、ランダムに導入され得、そして得られた変異体は、活性を保持する変異体を同定するために、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の生物学的活性についてスクリーニングされ得る。配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、または配列番号51の変異誘発の後、コードされたタンパク質が、組換え発現され得、そしてそのタンパク質の活性が、本明細書中に記載されたアッセイを用いて決定され得る。
本発明の別の局面は、配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9、配列番号11、配列番号13、配列番号15、配列番号17、配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31、配列番号33、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、または配列番号51のヌクレオチド配列に対してアンチセンスである単離された核酸分子の使用に関する。「アンチセンス」核酸は
、タンパク質をコードする「センス」核酸に相補的である(例えば、二本鎖cDNA分子のコード鎖に相補的であるかまたはmRNA配列に相補的である)ヌクレオチド配列を含む。従って、アンチセンス核酸は、センス核酸に水素結合し得る。アンチセンス核酸は、全長1414コード鎖、全長1481コード鎖、全長1553コード鎖、全長34021コード鎖、全長1720コード鎖、全長1683コード鎖、全長1552コード鎖、全長1682コード鎖、全長1675コード鎖、全長12825コード鎖、全長9952コード鎖、全長5816コード鎖、全長10002コード鎖、全長1611コード鎖、全長1371コード鎖、全長14324コード鎖、全長126コード鎖、全長270コード鎖、全長312コード鎖、全長167コード鎖、全長326コード鎖、全長18926コード鎖、全長6747コード鎖、全長1793コード鎖、全長1784コード鎖、もしくは全長2045コード鎖または、それらの一部のみに相補的であり得る。1実施形態において、アンチセンス核酸分子は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045をコードするヌクレオチド配列のコード鎖の「コード領域」に対してアンチセンスである。用語「コード領域」とは、アミノ酸残基に翻訳されるコドンを含むヌクレオチド配列の領域をいう。別の実施形態において、このアンチセンス核酸分子は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045をコードするヌクレオチド配列のコード鎖の「非コード領域」に対してアンチセンスである。用語「非コード領域」とは、アミノ酸に翻訳されない、コード領域隣接5’配列およびコード領域隣接3’配列をいう(5’非翻訳領域および3’非翻訳領域ともいう)。
本明細書中に開示される1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045をコードするコード鎖配列を考慮して、本発明のアンチセンス核酸は、WatsonおよびCrickの塩基対形成の法則に従って、設計され得る。アンチセンス核酸分子は、1414 mRNA、1481 mRNA、1553 mRNA、34021 mRNA、1720 mRNA、1683
mRNA、1552 mRNA、1682 mRNA、1675 mRNA、12825 mRNA、9952 mRNA、5816 mRNA、10002 mRNA、1611 mRNA、1371 mRNA、14324 mRNA、126 mRNA、270 mRNA、312 mRNA、167 mRNA、326 mRNA、18926 mRNA、6747 mRNA、1793 mRNA、1784 mRNA、もしくは2045 mRNAのコード領域全体に相補的であり得るが、より好ましくは、1414
mRNA、1481 mRNA、1553 mRNA、34021 mRNA、1720 mRNA、1683 mRNA、1552 mRNA、1682 mRNA、1675 mRNA、12825 mRNA、9952 mRNA、5816 mRNA、10002 mRNA、1611 mRNA、1371 mRNA、14324 mRNA、126 mRNA、270 mRNA、312 mRNA、167 mRNA、326 mRNA、18926 mRNA、6747 mRNA、1793 mRNA、1784
mRNA、もしくは2045 mRNAのコード領域または非コード領域の一部のみに対してアンチセンスであるオリゴヌクレオチドである。例えば、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、1414 mRNA、1481 mRNA、1553 mRNA、34021 mRNA、1720 mRNA、1683 mRNA、1552 mRNA、1682 mRNA、1675 mRNA、12825 mRNA、9952 mRNA、5816 mRNA、10002 mRNA、1611 mRNA、1371 mRNA、
14324 mRNA、126 mRNA、270 mRNA、312 mRNA、167 mRNA、326 mRNA、18926 mRNA、6747 mRNA、1793 mRNA、1784 mRNA、もしくは2045 mRNAの翻訳開始部位の周辺領域に相補的であり得る。アンチセンスオリゴヌクレオチドは、例えば、約5ヌクレオチド長、10ヌクレオチド長、15ヌクレオチド長、20ヌクレオチド長、25ヌクレオチド長、30ヌクレオチド長、35ヌクレオチド長、40ヌクレオチド長、45ヌクレオチド長または50ヌクレオチド長であり得る。本発明のアンチセンス核酸は、当該分野で公知の手順を使用して、化学的合成および酵素的連結反応を使用して構築され得る。例えば、アンチセンス核酸(例えば、アンチセンスオリゴヌクレオチド)は、天然に存在するヌクレオチド、あるいは分子の生物学的安定性を増大するように、またはアンチセンス核酸とセンス核酸との間に形成される二重鎖の物理的安定性を増大するように設計された、種々に改変されたヌクレオチドを使用して、化学的に合成され得る。例えば、ホスホロチオエート誘導体およびアクリジン置換ヌクレオチドが使用され得る。アンチセンス核酸を生成するために使用され得る改変ヌクレオチドの例としては、以下が挙げられる:5−フルオロウラシル、5−ブロモウラシル、5−クロロウラシル、5−ヨードウラシル、ヒポキサンチン、キサンチン、4−アセチルシトシン、5−(カルボキシヒドロキシルメチル)ウラシル、5−カルボキシメチルアミノメチル−2−チオウリジン、5−カルボキシメチルアミノメチルウラシル、ジヒドロウラシル、β−D−ガラクトシルキューオシン、イノシン、N6−イソペンテニルアデニン、1−メチルグアニン、1−メチルイノシン、2,2−ジメチルグアニン、2−メチルアデニン、2−メチルグアニン、3−メチルシトシン、5−メチルシトシン、N6−アデニン、7−メチルグアニン、5−メチルアミノメチルウラシル、5−メトキシアミノメチル−2−チオウラシル、β−D−マンノシルキューオシン、5’−メトキシカルボキシメチルウラシル、5−メトキシウラシル、2−メチルチオ−N6−イソペンテニルアデニン、ウラシル−5−オキシ酢酸(v)、ワイブトキソシン(wybutoxosine)、プソイドウラシル、キューオシン、2−チオシトシン、5−メチル−2−チオウラシル、2−チオウラシル、4−チオウラシル、5−メチルウラシル、ウラシル−5−オキシ酢酸メチルエステル、ウラシル−5−オキシ酢酸(v)、5−メチル−2−チオウラシル、3−(3−アミノ−3−N−2−カルボキシプロピル)ウラシル、(acp3)wおよび2,6−ジアミノプリン。あるいは、アンチセンス核酸は、核酸がアンチセンス方向でサブクローニングされた発現ベクター(すなわち、挿入された核酸から転写されるRNAは、目的の標的核酸に対してアンチセンス方向のRNAである)を使用して、生物学的に生成され得る。本発明の方法において使用されるアンチセンス核酸分子は、さらに、上記の第IV節において記載される。
なお別の実施形態において、本発明の方法において使用される1414核酸分子、1481核酸分子、1553核酸分子、34021核酸分子、1720核酸分子、1683核酸分子、1552核酸分子、1682核酸分子、1675核酸分子、12825核酸分子、9952核酸分子、5816核酸分子、10002核酸分子、1611核酸分子、1371核酸分子、14324核酸分子、126核酸分子、270核酸分子、312核酸分子、167核酸分子、326核酸分子、18926核酸分子、6747核酸分子、1793核酸分子、1784核酸分子、もしくは2045核酸分子は、塩基部分、糖部分またはリン酸骨格において改変されて、例えば、分子の安定性、ハイブリダイゼーションまたは可溶性を改善し得る。例えば、核酸分子のデオキシリボースリン酸骨格は、ペプチド核酸を生成するために改変され得る(Hyrup B.ら、(1996)Bioorganic&Medicinal Chemistry 4(1):5−23を参照のこと)。本明細書中で使用される場合、用語「ペプチド核酸」すなわち「PNA」は、核酸模倣物(例えば、DNA模倣物)をいい、ここで、デオキシリボースリン酸骨格は、シュードペプチド(pseudopeptide)骨格によって置換されており、そして4種の天然の核酸塩基だけが維持されている。PNAの天然の骨格は、低イオン強度の条件下で、DNAおよびRNAへの特異的ハイブリダイゼーションを可能にすることが示されている。PN
Aオリゴマーの合成は、標準的な固相ペプチド合成プロトコルを使用して、Hyrup B.ら、(1996)前出;Perry−O’Keefeら、(1996)Proc.Natl.Acad.Sci.93:14670−675に記載されるように実施され得る。
1414核酸分子、1481核酸分子、1553核酸分子、34021核酸分子、1720核酸分子、1683核酸分子、1552核酸分子、1682核酸分子、1675核酸分子、12825核酸分子、9952核酸分子、5816核酸分子、10002核酸分子、1611核酸分子、1371核酸分子、14324核酸分子、126核酸分子、270核酸分子、312核酸分子、167核酸分子、326核酸分子、18926核酸分子、6747核酸分子、1793核酸分子、1784核酸分子、もしくは2045核酸分子のPNAは、本明細書中に記載される治療適用および診断適用において使用され得る。例えば、PNAは、例えば、転写の停止もしくは翻訳の停止を誘導することによってか、または複製を阻害することによって、遺伝子発現の配列特異的調節のためのアンチセンス因子またはアンチジーン(antigene)因子として使用され得る。1414核酸分子、1481核酸分子、1553核酸分子、34021核酸分子、1720核酸分子、1683核酸分子、1552核酸分子、1682核酸分子、1675核酸分子、12825核酸分子、9952核酸分子、5816核酸分子、10002核酸分子、1611核酸分子、1371核酸分子、14324核酸分子、126核酸分子、270核酸分子、312核酸分子、167核酸分子、326核酸分子、18926核酸分子、6747核酸分子、1793核酸分子、1784核酸分子、もしくは2045核酸分子のPNAはまた、遺伝子中の単一塩基対変異の分析において(例えば、PNA指向性のPCRクランピングによって);他の酵素(例えば、S1ヌクレアーゼ(Hyrup B.ら、(1996)前出))と組み合わせて使用する場合には、「人工制限酵素」として;またはDNA配列決定もしくはハイブリダイゼーションのためのプローブもしくはプライマーとして(Hyrup B.ら、(1996)前出;Perry−O’Keefeら、(1996)前出)、使用され得る。
別の実施形態において、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045のPNAは、(例えば、PNAの安定性または細胞取り込みを増強するために)、PNAに新油性基もしくは他のヘルパー基を結合させることによってか、PNA−DNAキメラの形成によってか、またはリポソームの使用もしくは当該分野で公知の他の薬物送達技術の使用によって、改変され得る。例えば、PNAおよびDNAの有利な特性を組み合わせ得る、1414核酸分子、1481核酸分子、1553核酸分子、34021核酸分子、1720核酸分子、1683核酸分子、1552核酸分子、1682核酸分子、1675核酸分子、12825核酸分子、9952核酸分子、5816核酸分子、10002核酸分子、1611核酸分子、1371核酸分子、14324核酸分子、126核酸分子、270核酸分子、312核酸分子、167核酸分子、326核酸分子、18926核酸分子、6747核酸分子、1793核酸分子、1784核酸分子、もしくは2045核酸分子のPNA−DNAキメラが、生成され得る。このようなキメラは、DNA認識酵素(例えば、RNAse HおよびDNAポリメラーゼ)に、DNA部分と相互作用させ、一方、PNA部分は、高い結合親和性および結合特異性を提供する。PNA−DNAキメラは、塩基スタッキング、核酸塩基間の結合の数および方向に関して選択される、適切な長さのリンカーを使用して、連結され得る(Hyrup B.ら、(1996)前出)。PNA−DNAキメラの合成は、Hyrup B.ら、(1996)前出およびFinn P.J.ら、(1996)Nucleic Acids Res.24(17):3357−63に記載されるように実施され得る。例えば、DNA鎖は、標準的なホスホロアミダイトカップリング化学および改変ヌ
クレオシドアナログを使用して、固体支持体上で合成され得る。例えば、5’−(4−メトキシトリチル)アミノ−5’−デオキシ−チミジンホスホロアミダイトが、PNAとDNAの5’末端との間として使用され得る(Mag、M.ら、(1989)Nucleic Acid Res.17:5973−88)。次いで、PNAモノマーは、段階的な様式でカップリングされて、5’PNAセグメントおよび3’DNAセグメントを有するキメラ分子を生成する(Finn P.J.ら、(1996)前出)。あるいは、キメラ分子は、5’DNAセグメントおよび3’PNAセグメントを用いて合成され得る(Peterser、K.H.ら、(1975)Bioorganic Med.Chem.Lett.5:1119−11124)。
他の実施形態において、本発明の方法において使用されるオリゴヌクレオチドは、他の付随的な基(例えば、(例えば、インビボで宿主細胞レセプターを標的化するための)ペプチド、または細胞膜を通る輸送を促進するための因子(例えば、Letsingerら、(1989)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 86:6553−6556;Lemaitreら、(1987)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 84:648−652;PCT公開番号W088/09810を参照のこと)もしくは血液−脳関門を通る輸送を促進するための因子(例えば、PCT公開番号W089/10134を参照のこと)を含み得る。さらに、オリゴヌクレオチドは、ハイブリダイゼーション誘発性切断因子(例えば、Krolら、(1988)Bio−Techniques 6:958−976を参照のこと)またはインターカレート剤を用いて改変され得る(例えば、Zon(1988)Pharm. Res.5:539−549を参照のこと)。このために、このオリゴヌクレオチドは、別の分子(例えば、ペプチド、ハイブリダイゼーション誘発性架橋剤、輸送因子またはハイブリダイゼーション誘発性切断因子)に結合体化され得る。
(VII.本発明の方法において使用される、単離された1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質、および抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体、もしくは抗2045抗体)
本発明の方法は、単離された1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の使用およびこれらの生物学的に活性な部分の使用、ならびに抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体
、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体、もしくは抗2045抗体を惹起するための免疫原として使用されるのに適切なポリペプチドフラグメントの使用を包含する。1つの実施形態において、ネイティブの1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質は、標準的なタンパク質精製技術を使用する、適切な精製スキームによって、細胞供給源または組織供給源から単離され得る。別の実施形態において、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質は、組換えDNA技術によって生成される。組換え発現に対する代替法として、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045のタンパク質またはポリペプチドは、標準的なペプチド合成技術を使用して、化学的に合成され得る。
本明細書中で使用する場合、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の「生物学的に活性な部分」は、1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性、もしくは2045活性を有する、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質のフラグメントを含む。1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の生物学的に活性な部分は、1414タンパク
質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質のアミノ酸配列に十分に同一であるかあるいはこれらのアミノ酸配列に由来するアミノ酸配列(例えば、全長の1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質より少ないアミノ酸を含み、かつ1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の少なくとも1つの活性を示す、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52に示されるアミノ酸配列)を含むペプチドを含む。代表的には、生物学的に活性な部分は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の少なくとも1つの活性を有するドメインまたはモチーフ(例えば、アポトーシス活性の調節に関与すると考えられている、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質のN末端領域)を含む。1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の生物学的に活性な部分は、例えば、25アミノ酸長、50アミノ酸長、75アミノ酸長、100アミノ酸長、125アミノ酸長、150
アミノ酸長、175アミノ酸長、200アミノ酸長、250アミノ酸長、300アミノ酸長以上である、ポリペプチドであり得る。1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の生物学的に活性な部分は、1414活性、1481活性、1553活性、34021活性、1720活性、1683活性、1552活性、1682活性、1675活性、12825活性、9952活性、5816活性、10002活性、1611活性、1371活性、14324活性、126活性、270活性、312活性、167活性、326活性、18926活性、6747活性、1793活性、1784活性、もしくは2045活性を調節する薬剤を開発するための標的として使用され得る。
好ましい実施形態において、本発明の方法において使用される1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質は、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52に示されるアミノ酸配列を有する。他の実施形態において、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質は、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52に対して実質的に同一であり、そして配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52のタンパク質の機能的活性を保持するが、上記第V小節において詳細に記載されるように、天然の対立遺伝子変化または変異誘発に起因して、アミノ酸配列が異なる。従って、別の実施形態において、本発明の方法において使用される1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質
、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質は、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52に対して少なくとも約50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%、99%またはそれ以上同一なアミノ酸配列を含む、タンパク質である。
2つのアミノ酸配列または2つの核酸配列の同一性パーセントを決定するために、これらの配列は、最適比較目的で整列される(例えば、ギャップが、最適な整列のために、第1および第2のアミノ酸配列または核酸配列の一方または両方に導入され得、そして非相同配列は、比較目的で無視され得る)。好ましい実施形態において、比較目的で整列される参照配列の長さは、その参照配列の長さの少なくとも30%、好ましくは少なくとも40%、より好ましくは少なくとも50%、なおより好ましくは少なくとも60%、およびさらにより好ましくは、少なくとも70%、80%または90%である(例えば、500アミノ酸残基を有する、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52の1414アミノ酸配列、1481アミノ酸配列、1553アミノ酸配列、34021アミノ酸配列、1720アミノ酸配列、1683アミノ酸配列、1552アミノ酸配列、1682アミノ酸配列、1675アミノ酸配列、12825アミノ酸配列、9952アミノ酸配列、5816アミノ酸配列、10002アミノ酸配列、1611アミノ酸配列、1371アミノ酸配列、14324アミノ酸配列、126アミノ酸配列、270アミノ酸配列、312アミノ酸配列、167アミノ酸配列、326アミノ酸配列、18926アミノ酸配列、6747アミノ酸配列、1793アミノ酸配列、1784アミノ酸配列、もしくは2045アミノ酸配列に対して第2の配列を整列させる場合、少なくとも75アミノ酸残基、好ましくは少なくとも150アミノ酸残基、より好ましくは少なくとも225アミノ酸残基、なおより好ましくは少なくとも300アミノ酸残基およびなおより好ましくは少なくとも400アミノ酸残基またはそれ以上のアミノ酸残基が整列される)。次いで、対応するアミノ酸位置またはヌクレオチド位置のアミノ酸残基またはヌクレオチドが、比較される。第1の配列における位置が、第2の配列の対応する位置と同じアミノ酸残基またはヌクレオチドで占められる場合、これらの分子は、その位置で同一である(本明細書中で使用される場合、アミノ酸または核酸の「同一性」は、アミノ酸または核酸の「相同性」と等価である)。2つの配列間の同一性パーセントは、それらの配列により共有される同一位置数の関数である(その2つの配列の最適なアラインメントのために導入される必要のある、ギャップの数、および各ギャップの長さが考慮される)。
2つの配列間の配列の比較および同一性パーセントの決定は、数学的アルゴリズムを用いて達成され得る。好ましい実施形態において、2つのアミノ酸配列間の同一性パーセントは、GCGソフトウェアパッケージ中のGAPプログラムに組み込まれたNeedlemanおよびWunsch(J.Mol.Biol.48:444−453(1970))のアルゴリズムを用い、Blosum 62マトリクスまたはPAM250マトリクスのいずれか、ならびにギャップウェイト16、14、12、10、8、6、または4およびレングスウェイト(length weight)1、2、3、4、5、または6を用いて決定される。さらに別の好ましい実施形態において、2つのヌクレオチド配列間の同
一性パーセントは、GCGソフトウェアパッケージ中のGAPプログラムを用い、NWSgapdna.CMPマトリクスならびにギャップウェイト40、50、60、70、または80、およびレングスウェイト1、2、3、4、5、または6を用いて決定される。別の実施形態において、2つのアミノ酸配列間または2つのヌクレオチド配列間の同一性パーセントは、ALIGNプログラム(バージョン2.0または2.0U)に組みこまれたE.MeyersおよびW.Millerのアルゴリズム(Comput.Appl.Biosci.4:11−17(1988))を使用し、PAM120ウェイトレジデューテーブル(weight redidue table)、ギャップレングスペナルティー12、およびギャップペナルティー4を用いて決定される。
本発明の方法はまた、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045のキメラタンパク質または融合タンパク質を使用し得る。本明細書中で使用される場合、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の「キメラタンパク質」または「融合タンパク質」は、非1414ポリペプチド、非1481ポリペプチド、非1553ポリペプチド、非34021ポリペプチド、非1720ポリペプチド、非1683ポリペプチド、非1552ポリペプチド、非1682ポリペプチド、非1675ポリペプチド、非12825ポリペプチド、非9952ポリペプチド、非5816ポリペプチド、非10002ポリペプチド、非1611ポリペプチド、非1371ポリペプチド、非14324ポリペプチド、非126ポリペプチド、非270ポリペプチド、非312ポリペプチド、非167ポリペプチド、非326ポリペプチド、非18926ポリペプチド、非6747ポリペプチド、非1793ポリペプチド、非1784ポリペプチド、もしくは非2045ポリペプチドに作動可能に連結された、1414ポリペプチド、1481ポリペプチド、1553ポリペプチド、34021ポリペプチド、1720ポリペプチド、1683ポリペプチド、1552ポリペプチド、1682ポリペプチド、1675ポリペプチド、12825ポリペプチド、9952ポリペプチド、5816ポリペプチド、10002ポリペプチド、1611ポリペプチド、1371ポリペプチド、14324ポリペプチド、126ポリペプチド、270ポリペプチド、312ポリペプチド、167ポリペプチド、326ポリペプチド、18926ポリペプチド、6747ポリペプチド、1793ポリペプチド、1784ポリペプチド、もしくは2045ポリペプチドを含む。「1414ポリペプチド、1481ポリペプチド、1553ポリペプチド、34021ポリペプチド、1720ポリペプチド、1683ポリペプチド、1552ポリペプチド、1682ポリペプチド、1675ポリペプチド、12825ポリペプチド、9952ポリペプチド、5816ポリペプチド、10002ポリペプチド、1611ポリペプチド、1371ポリペプチド、14324ポリペプチド、126ポリペプチド、270ポリペプチド、312ポリペプチド、167ポリペプチド、326ポリペプチド、18926ポリペプチド、6747ポリペプチド、1793ポリペプチド、1784ポリペプチド、もしくは2045ポリペプチド」とは、1414分子、1481分子、1553分子、34021分子、1720分子、1683分子、1552分子、1682分子、1675分子、12825分子、9952分子、5816分子、10002分子、1611分子、1371分子、14324分子、126分子、270分子、312分子、167分子、326分子、18926分子、6747分子、1793分子、1784分子、もしくは2045分子に対応するアミノ酸配列を有するポリペプチドをいい、一方、「非1414ポリペプチド、非1481ポリペプチド、非1553ポリペプチド、非34021ポリペプチド、非1720ポリペプチド、非1683ポリペプチド、非1552ポリペプチド、非1682ポリペプチド、非1675ポリペプチド、非12825ポリペプチド、非9952ポリペ
プチド、非5816ポリペプチド、非10002ポリペプチド、非1611ポリペプチド、非1371ポリペプチド、非14324ポリペプチド、非126ポリペプチド、非270ポリペプチド、非312ポリペプチド、非167ポリペプチド、非326ポリペプチド、非18926ポリペプチド、非6747ポリペプチド、非1793ポリペプチド、非1784ポリペプチド、もしくは非2045ポリペプチド」とは、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質に実質的に相同でないタンパク質に対応するアミノ酸配列を有するポリペプチド(例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質とは異なり、かつ同じ生物または異なる生物由来のタンパク質)をいう。1414融合タンパク質、1481融合タンパク質、1553融合タンパク質、34021融合タンパク質、1720融合タンパク質、1683融合タンパク質、1552融合タンパク質、1682融合タンパク質、1675融合タンパク質、12825融合タンパク質、9952融合タンパク質、5816融合タンパク質、10002融合タンパク質、1611融合タンパク質、1371融合タンパク質、14324融合タンパク質、126融合タンパク質、270融合タンパク質、312融合タンパク質、167融合タンパク質、326融合タンパク質、18926融合タンパク質、6747融合タンパク質、1793融合タンパク質、1784融合タンパク質、もしくは2045融合タンパク質において、1414ポリペプチド、1481ポリペプチド、1553ポリペプチド、34021ポリペプチド、1720ポリペプチド、1683ポリペプチド、1552ポリペプチド、1682ポリペプチド、1675ポリペプチド、12825ポリペプチド、9952ポリペプチド、5816ポリペプチド、10002ポリペプチド、1611ポリペプチド、1371ポリペプチド、14324ポリペプチド、126ポリペプチド、270ポリペプチド、312ポリペプチド、167ポリペプチド、326ポリペプチド、18926ポリペプチド、6747ポリペプチド、1793ポリペプチド、1784ポリペプチド、もしくは2045ポリペプチドは、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の全てまたは一部に対応し得る。好ましい実施形態において、1414融合タンパク質、1481融合タンパク質、1553融合タンパク質、34021融合タンパク質、1720融合タンパク質、1683融合タンパク質、1552融合タンパク質、1682融合タンパク質、1675融合タンパク質、12825融合タンパク質、9952融合タンパク質、5816融合タンパク質、10002融合タンパク質、1611融合タンパク質、1371融合タンパク質、14324融合タンパク質、126融合タンパク質、270融合タンパク質、312融合タンパク質、167融合タンパク質、326融合タンパク質、18926融合タンパク質、6747融合タンパク質、1793融合タンパク質、1784融合タンパク質、もしくは2045融
合タンパク質は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の生物学的に活性な部分のうち少なくとも1つを含む。別の好ましい実施形態において、1414融合タンパク質、1481融合タンパク質、1553融合タンパク質、34021融合タンパク質、1720融合タンパク質、1683融合タンパク質、1552融合タンパク質、1682融合タンパク質、1675融合タンパク質、12825融合タンパク質、9952融合タンパク質、5816融合タンパク質、10002融合タンパク質、1611融合タンパク質、1371融合タンパク質、14324融合タンパク質、126融合タンパク質、270融合タンパク質、312融合タンパク質、167融合タンパク質、326融合タンパク質、18926融合タンパク質、6747融合タンパク質、1793融合タンパク質、1784融合タンパク質、もしくは2045融合タンパク質は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の生物学的に活性な部分のうち少なくとも2つを含む。融合タンパク質において、用語「作動可能に連結した」は、1414ポリペプチド、1481ポリペプチド、1553ポリペプチド、34021ポリペプチド、1720ポリペプチド、1683ポリペプチド、1552ポリペプチド、1682ポリペプチド、1675ポリペプチド、12825ポリペプチド、9952ポリペプチド、5816ポリペプチド、10002ポリペプチド、1611ポリペプチド、1371ポリペプチド、14324ポリペプチド、126ポリペプチド、270ポリペプチド、312ポリペプチド、167ポリペプチド、326ポリペプチド、18926ポリペプチド、6747ポリペプチド、1793ポリペプチド、1784ポリペプチド、もしくは2045ポリペプチドと、非1414ポリペプチド、非1481ポリペプチド、非1553ポリペプチド、非34021ポリペプチド、非1720ポリペプチド、非1683ポリペプチド、非1552ポリペプチド、非1682ポリペプチド、非1675ポリペプチド、非12825ポリペプチド、非9952ポリペプチド、非5816ポリペプチド、非10002ポリペプチド、非1611ポリペプチド、非1371ポリペプチド、非14324ポリペプチド、非126ポリペプチド、非270ポリペプチド、非312ポリペプチド、非167ポリペプチド、非326ポリペプチド、非18926ポリペプチド、非6747ポリペプチド、非1793ポリペプチド、非1784ポリペプチド、もしくは非2045ポリペプチドとが、互いにインフレームで融合されていることを示すことが、意図される。この非1414ポリペプチド、非1481ポリペプチド、非1553ポリペプチド、非34021ポリペプチド、非1720ポリペプチド、非1683ポリペプチド、非1552ポリペプチド、非1682ポリペプチド、非1675ポリペプチド、非12825ポリペプチド、非9952ポリペプチド、非5816ポリペプチド、非10002ポリペプチド、非1611ポリペプチド、非1371ポリペプチド、非14324ポリペプチド、非126ポリペプチド、非270ポリペプチド、非312ポリペプチド、非167ポリペプチド、非326ポリペプチド、非18926ポリペプチド、非6747ポリペプチド、非1793ポリペプチド、非1784ポリペプチド、もしくは非2045ポリペプチドは、1414ポリペプチド、1481ポリペプチド、1553ポリペプチド、34021ポリペプチド、1720ポリペプチド、1683ポリペプチド、1552ポリペプチド、1682ポリペプチド、1675ポリペプ
チド、12825ポリペプチド、9952ポリペプチド、5816ポリペプチド、10002ポリペプチド、1611ポリペプチド、1371ポリペプチド、14324ポリペプチド、126ポリペプチド、270ポリペプチド、312ポリペプチド、167ポリペプチド、326ポリペプチド、18926ポリペプチド、6747ポリペプチド、1793ポリペプチド、1784ポリペプチド、もしくは2045ポリペプチドのN末端またはC末端に融合され得る。
例えば、1つの実施形態において、融合タンパク質は、GST−1414融合タンパク質、GST−1481融合タンパク質、GST−1553融合タンパク質、GST−34021融合タンパク質、GST−1720融合タンパク質、GST−1683融合タンパク質、GST−1552融合タンパク質、GST−1682融合タンパク質、GST−1675融合タンパク質、GST−12825融合タンパク質、GST−9952融合タンパク質、GST−5816融合タンパク質、GST−10002融合タンパク質、GST−1611融合タンパク質、GST−1371融合タンパク質、GST−14324融合タンパク質、GST−126融合タンパク質、GST−270融合タンパク質、GST−312融合タンパク質、GST−167融合タンパク質、GST−326融合タンパク質、GST−18926融合タンパク質、GST−6747融合タンパク質、GST−1793融合タンパク質、GST−1784融合タンパク質、もしくはGST−2045融合タンパク質であり、ここで、1414配列、1481配列、1553配列、34021配列、1720配列、1683配列、1552配列、1682配列、1675配列、12825配列、9952配列、5816配列、10002配列、1611配列、1371配列、14324配列、126配列、270配列、312配列、167配列、326配列、18926配列、6747配列、1793配列、1784配列、もしくは2045配列が、GST配列のC末端に融合されている。このような融合タンパク質は、組換え1414、組換え1481、組換え1553、組換え34021、組換え1720、組換え1683、組換え1552、組換え1682、組換え1675、組換え12825、組換え9952、組換え5816、組換え10002、組換え1611、組換え1371、組換え14324、組換え126、組換え270、組換え312、組換え167、組換え326、組換え18926、組換え6747、組換え1793、組換え1784、もしくは組換え2045の精製を容易にし得る。
別の実施形態において、この融合タンパク質は、そのN末端において異種シグナル配列を含む、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質である。特定の宿主細胞(例えば、哺乳動物宿主細胞)において、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の発現および/または分泌は、異種シグナル配列の使用によって増大され得る。
本発明の方法において使用される1414融合タンパク質、1481融合タンパク質、1553融合タンパク質、34021融合タンパク質、1720融合タンパク質、1683融合タンパク質、1552融合タンパク質、1682融合タンパク質、1675融合タンパク質、12825融合タンパク質、9952融合タンパク質、5816融合タンパク質、10002融合タンパク質、1611融合タンパク質、1371融合タンパク質、1
4324融合タンパク質、126融合タンパク質、270融合タンパク質、312融合タンパク質、167融合タンパク質、326融合タンパク質、18926融合タンパク質、6747融合タンパク質、1793融合タンパク質、1784融合タンパク質、もしくは2045融合タンパク質は、薬学的組成物中に組み込まれ得、そして被験体にインビボで投与され得る。1414融合タンパク質、1481融合タンパク質、1553融合タンパク質、34021融合タンパク質、1720融合タンパク質、1683融合タンパク質、1552融合タンパク質、1682融合タンパク質、1675融合タンパク質、12825融合タンパク質、9952融合タンパク質、5816融合タンパク質、10002融合タンパク質、1611融合タンパク質、1371融合タンパク質、14324融合タンパク質、126融合タンパク質、270融合タンパク質、312融合タンパク質、167融合タンパク質、326融合タンパク質、18926融合タンパク質、6747融合タンパク質、1793融合タンパク質、1784融合タンパク質、もしくは2045融合タンパク質は、1414基質、1481基質、1553基質、34021基質、1720基質、1683基質、1552基質、1682基質、1675基質、12825基質、9952基質、5816基質、10002基質、1611基質、1371基質、14324基質、126基質、270基質、312基質、167基質、326基質、18926基質、6747基質、1793基質、1784基質、もしくは2045基質のバイオアベイラビリティーに影響を与えるために使用され得る。1414融合タンパク質、1481融合タンパク質、1553融合タンパク質、34021融合タンパク質、1720融合タンパク質、1683融合タンパク質、1552融合タンパク質、1682融合タンパク質、1675融合タンパク質、12825融合タンパク質、9952融合タンパク質、5816融合タンパク質、10002融合タンパク質、1611融合タンパク質、1371融合タンパク質、14324融合タンパク質、126融合タンパク質、270融合タンパク質、312融合タンパク質、167融合タンパク質、326融合タンパク質、18926融合タンパク質、6747融合タンパク質、1793融合タンパク質、1784融合タンパク質、もしくは2045融合タンパク質の使用は、例えば、以下によって引き起こされる障害の処置のために治療的に有用であり得る:(i)1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質をコードする遺伝子の異常な改変または変異;(ii)1414遺伝子、1481遺伝子、1553遺伝子、34021遺伝子、1720遺伝子、1683遺伝子、1552遺伝子、1682遺伝子、1675遺伝子、12825遺伝子、9952遺伝子、5816遺伝子、10002遺伝子、1611遺伝子、1371遺伝子、14324遺伝子、126遺伝子、270遺伝子、312遺伝子、167遺伝子、326遺伝子、18926遺伝子、6747遺伝子、1793遺伝子、1784遺伝子、もしくは2045遺伝子の誤調節;ならびに(iii)1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の異常な翻訳後修飾。
さらに、本発明の方法において使用される1414融合タンパク質、1481融合タンパク質、1553融合タンパク質、34021融合タンパク質、1720融合タンパク質
、1683融合タンパク質、1552融合タンパク質、1682融合タンパク質、1675融合タンパク質、12825融合タンパク質、9952融合タンパク質、5816融合タンパク質、10002融合タンパク質、1611融合タンパク質、1371融合タンパク質、14324融合タンパク質、126融合タンパク質、270融合タンパク質、312融合タンパク質、167融合タンパク質、326融合タンパク質、18926融合タンパク質、6747融合タンパク質、1793融合タンパク質、1784融合タンパク質、もしくは2045融合タンパク質は、被験体において抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体、もしくは抗2045抗体を産生するための免疫原として、1414リガンド、1481リガンド、1553リガンド、34021リガンド、1720リガンド、1683リガンド、1552リガンド、1682リガンド、1675リガンド、12825リガンド、9952リガンド、5816リガンド、10002リガンド、1611リガンド、1371リガンド、14324リガンド、126リガンド、270リガンド、312リガンド、167リガンド、326リガンド、18926リガンド、6747リガンド、1793リガンド、1784リガンド、もしくは2045リガンドを精製するために、そして1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045と、1414基質、1481基質、1553基質、34021基質、1720基質、1683基質、1552基質、1682基質、1675基質、12825基質、9952基質、5816基質、10002基質、1611基質、1371基質、14324基質、126基質、270基質、312基質、167基質、326基質、18926基質、6747基質、1793基質、1784基質、もしくは2045基質との相互作用を阻害する分子を同定するためのスクリーニングアッセイにおいて、使用され得る。
好ましくは、本発明の方法において使用される1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045のキメラタンパク質または融合タンパク質は、標準的な組換えDNA技術によって産生される。例えば、異なるポリペプチド配列をコードするDNAフラグメントが、従来技術に従って、例えば、連結のために平滑末端または付着末端を使用し、適切な末端を提供するための制限酵素消化を使用し、適切なように付着末端をフィルインすることを使用し、望ましくない連結を回避するためにアルカリホスファターゼ処理を使用し、そして酵素的連結を使用することによって、一緒にインフレームで連結される。別の実施形態において、融合遺伝子は、自動化DNA合成機を含む従来技術によって合成され得る。あるいは、遺伝子フラグメントのPCR増幅は、引き続いてアニーリングおよび再増幅されてキメラ遺伝子配列を生成し得る2つの連続遺伝子フラグメント間に相補的突出を生じるアンカープライマーを使用して、実施され得る(例えば、Current Protocols in Molecular Biology、Ausubelら編、John Wiley&Sons:1992を参照のこと)。さらに、すでに融合部分(例えば、GSTポリペプチド)をコードしている多くの発現ベクターが、市販されている。1414コード核酸、1481コード核酸、1553コード核酸、34021コード核酸、1720コード核酸、1683コード核酸、1552コード核酸、1682コード核酸、1675コード核酸、12825コード核酸、9952コード核酸、5816コード核酸、10002コード核酸、1611コード核酸、1371コード核酸、14324コード核酸、126コード核酸、2
70コード核酸、312コード核酸、167コード核酸、326コード核酸、18926コード核酸、6747コード核酸、1793コード核酸、1784コード核酸、もしくは2045コード核酸は、この融合部分が、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質にインフレームで連結されるように、このような発現ベクター中にクローニングされ得る。
本発明はまた、1414アゴニスト(模倣物)、1481アゴニスト(模倣物)、1553アゴニスト(模倣物)、34021アゴニスト(模倣物)、1720アゴニスト(模倣物)、1683アゴニスト(模倣物)、1552アゴニスト(模倣物)、1682アゴニスト(模倣物)、1675アゴニスト(模倣物)、12825アゴニスト(模倣物)、9952アゴニスト(模倣物)、5816アゴニスト(模倣物)、10002アゴニスト(模倣物)、1611アゴニスト(模倣物)、1371アゴニスト(模倣物)、14324アゴニスト(模倣物)、126アゴニスト(模倣物)、270アゴニスト(模倣物)、312アゴニスト(模倣物)、167アゴニスト(模倣物)、326アゴニスト(模倣物)、18926アゴニスト(模倣物)、6747アゴニスト(模倣物)、1793アゴニスト(模倣物)、1784アゴニスト(模倣物)、もしくは2045アゴニスト(模倣物)、または1414アンタゴニスト、1481アンタゴニスト、1553アンタゴニスト、34021アンタゴニスト、1720アンタゴニスト、1683アンタゴニスト、1552アンタゴニスト、1682アンタゴニスト、1675アンタゴニスト、12825アンタゴニスト、9952アンタゴニスト、5816アンタゴニスト、10002アンタゴニスト、1611アンタゴニスト、1371アンタゴニスト、14324アンタゴニスト、126アンタゴニスト、270アンタゴニスト、312アンタゴニスト、167アンタゴニスト、326アンタゴニスト、18926アンタゴニスト、6747アンタゴニスト、1793アンタゴニスト、1784アンタゴニスト、もしくは2045アンタゴニストのいずれかとして機能する、1414タンパク質の改変体、1481タンパク質の改変体、1553タンパク質の改変体、34021タンパク質の改変体、1720タンパク質の改変体、1683タンパク質の改変体、1552タンパク質の改変体、1682タンパク質の改変体、1675タンパク質の改変体、12825タンパク質の改変体、9952タンパク質の改変体、5816タンパク質の改変体、10002タンパク質の改変体、1611タンパク質の改変体、1371タンパク質の改変体、14324タンパク質の改変体、126タンパク質の改変体、270タンパク質の改変体、312タンパク質の改変体、167タンパク質の改変体、326タンパク質の改変体、18926タンパク質の改変体、6747タンパク質の改変体、1793タンパク質の改変体の改変体、1784タンパク質の改変体の改変体、もしくは2045タンパク質の改変体の使用に関する。1414タンパク質の改変体、1481タンパク質の改変体、1553タンパク質の改変体、34021タンパク質の改変体、1720タンパク質の改変体、1683タンパク質の改変体、1552タンパク質の改変体、1682タンパク質の改変体、1675タンパク質の改変体、12825タンパク質の改変体、9952タンパク質の改変体、5816タンパク質の改変体、10002タンパク質の改変体、1611タンパク質の改変体、1371タンパク質の改変体、14324タンパク質の改変体、126タンパク質の改変体、270タンパク質の改変体、312タンパク質の改変体、167タンパク質の改変体、326タンパク質の改変体、18926タンパク質の改変体、6747タンパク質の改変体、1793タンパク質の改変体、1784タンパク質の改変体、もしくは2045タンパク質の改変体は、変異誘発(例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タン
パク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の分散した点変異または短縮)によって生成され得る。1414タンパク質のアゴニスト、1481タンパク質のアゴニスト、1553タンパク質のアゴニスト、34021タンパク質のアゴニスト、1720タンパク質のアゴニスト、1683タンパク質のアゴニスト、1552タンパク質のアゴニスト、1682タンパク質のアゴニスト、1675タンパク質のアゴニスト、12825タンパク質のアゴニスト、9952タンパク質のアゴニスト、5816タンパク質のアゴニスト、10002タンパク質のアゴニスト、1611タンパク質のアゴニスト、1371タンパク質のアゴニスト、14324タンパク質のアゴニスト、126タンパク質のアゴニスト、270タンパク質のアゴニスト、312タンパク質のアゴニスト、167タンパク質のアゴニスト、326タンパク質のアゴニスト、18926タンパク質のアゴニスト、6747タンパク質のアゴニスト、1793タンパク質のアゴニスト、1784タンパク質のアゴニスト、もしくは2045タンパク質のアゴニストは、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の、天然に存在する形態の生物学的活性と実質的に同じ生物学的活性またはそのセブセットを保持し得る。1414タンパク質のアンタゴニスト、1481タンパク質のアンタゴニスト、1553タンパク質のアンタゴニスト、34021タンパク質のアンタゴニスト、1720タンパク質のアンタゴニスト、1683タンパク質のアンタゴニスト、1552タンパク質のアンタゴニスト、1682タンパク質のアンタゴニスト、1675タンパク質のアンタゴニスト、12825タンパク質のアンタゴニスト、9952タンパク質のアンタゴニスト、5816タンパク質のアンタゴニスト、10002タンパク質のアンタゴニスト、1611タンパク質のアンタゴニスト、1371タンパク質のアンタゴニスト、14324タンパク質のアンタゴニスト、126タンパク質のアンタゴニスト、270タンパク質のアンタゴニスト、312タンパク質のアンタゴニスト、167タンパク質のアンタゴニスト、326タンパク質のアンタゴニスト、18926タンパク質のアンタゴニスト、6747タンパク質のアンタゴニスト、1793タンパク質のアンタゴニスト、1784タンパク質のアンタゴニスト、もしくは2045タンパク質のアンタゴニストは、例えば、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の、1414媒介性活性、1481媒介性活性、1553媒介性活性、34021媒介性活性、1720媒介性活性、1683媒介性活性、1552媒介性活性、1682媒介性活性、1675媒介性活性、12825媒介性活性、9952媒介性活性、5816媒介性活性、10002媒介性活性、1611媒介性活性、1371媒介性活性、14324媒介性活性、126媒介性活性、270媒介性活性、312媒介性活性、167媒介性活性、326媒介性活性、18926媒介性活性、6747媒介性活性、1793媒介性活性、1784媒介性活性、もしくは2045媒介性活性を
拮抗的に調節することによって、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の天然に存在する形態の活性のうちの1つ以上を阻害し得る。従って、特定の生物学的効果が、機能が限定された改変体を用いる処置によって排除され得る。1つの実施形態において、タンパク質の天然に存在する形態の生物学的活性のサブセットを有する改変体を用いる被験体の処置は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の天然に存在する形態を用いた処置と比較して、被験体における副作用が小さい。
1つの実施形態において、1414アゴニスト(模倣物)、1481アゴニスト(模倣物)、1553アゴニスト(模倣物)、34021アゴニスト(模倣物)、1720アゴニスト(模倣物)、1683アゴニスト(模倣物)、1552アゴニスト(模倣物)、1682アゴニスト(模倣物)、1675アゴニスト(模倣物)、12825アゴニスト(模倣物)、9952アゴニスト(模倣物)、5816アゴニスト(模倣物)、10002アゴニスト(模倣物)、1611アゴニスト(模倣物)、1371アゴニスト(模倣物)、14324アゴニスト(模倣物)、126アゴニスト(模倣物)、270アゴニスト(模倣物)、312アゴニスト(模倣物)、167アゴニスト(模倣物)、326アゴニスト(模倣物)、18926アゴニスト(模倣物)、6747アゴニスト(模倣物)、1793アゴニスト(模倣物)、1784アゴニスト(模倣物)、もしくは2045アゴニスト(模倣物)、または1414アンタゴニスト、1481アンタゴニスト、1553アンタゴニスト、34021アンタゴニスト、1720アンタゴニスト、1683アンタゴニスト、1552アンタゴニスト、1682アンタゴニスト、1675アンタゴニスト、12825アンタゴニスト、9952アンタゴニスト、5816アンタゴニスト、10002アンタゴニスト、1611アンタゴニスト、1371アンタゴニスト、14324アンタゴニスト、126アンタゴニスト、270アンタゴニスト、312アンタゴニスト、167アンタゴニスト、326アンタゴニスト、18926アンタゴニスト、6747アンタゴニスト、1793アンタゴニスト、1784アンタゴニスト、もしくは2045アンタゴニストのいずれかとして機能する、1414タンパク質の改変体、1481タンパク質の改変体、1553タンパク質の改変体、34021タンパク質の改変体、1720タンパク質の改変体、1683タンパク質の改変体、1552タンパク質の改変体、1682タンパク質の改変体、1675タンパク質の改変体、12825タンパク質の改変体、9952タンパク質の改変体、5816タンパク質の改変体、10002タンパク質の改変体、1611タンパク質の改変体、1371タンパク質の改変体、14324タンパク質の改変体、126タンパク質の改変体、270タンパク質の改変体、312タンパク質の改変体、167タンパク質の改変体、326タンパク質の改変体、18926タンパク質の改変体、6747タンパク質の改変体、1793タンパク質の改変体、1784タンパク質の改変体、もしくは2045タンパク質の改変体は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、
1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質のアゴニスト活性またはアンタゴニスト活性について、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の変異体(例えば、短縮変異体)のコンビナトリアルライブラリーをスクリーニングすることによって、同定され得る。1つの実施形態において、1414改変体、1481改変体、1553改変体、34021改変体、1720改変体、1683改変体、1552改変体、1682改変体、1675改変体、12825改変体、9952改変体、5816改変体、10002改変体、1611改変体、1371改変体、14324改変体、126改変体、270改変体、312改変体、167改変体、326改変体、18926改変体、6747改変体、1793改変体、1784改変体、もしくは2045改変体の多様なライブラリーは、核酸レベルでのコンビナトリアル変異誘発によって生成され、そして多様な遺伝子ライブラリーによってコードされる。1414改変体、1481改変体、1553改変体、34021改変体、1720改変体、1683改変体、1552改変体、1682改変体、1675改変体、12825改変体、9952改変体、5816改変体、10002改変体、1611改変体、1371改変体、14324改変体、126改変体、270改変体、312改変体、167改変体、326改変体、18926改変体、6747改変体、1793改変体、1784改変体、もしくは2045改変体の多様なライブラリーは、例えば、合成オリゴヌクレオチドの混合物を、潜在的な1414配列、1481配列、1553配列、34021配列、1720配列、1683配列、1552配列、1682配列、1675配列、12825配列、9952配列、5816配列、10002配列、1611配列、1371配列、14324配列、126配列、270配列、312配列、167配列、326配列、18926配列、6747配列、1793配列、1784配列、もしくは2045配列の縮重セットが、個々のポリペプチドとしてか、あるいは中に1414配列、1481配列、1553配列、34021配列、1720配列、1683配列、1552配列、1682配列、1675配列、12825配列、9952配列、5816配列、10002配列、1611配列、1371配列、14324配列、126配列、270配列、312配列、167配列、326配列、18926配列、6747配列、1793配列、1784配列、もしくは2045配列のセットを含むより大きい融合タンパク質のセットとして(例えば、ファージディスプレイのために)発現可能であるように、遺伝子配列に酵素的に連結することによって生成され得る。縮重オリゴヌクレオチド配列から潜在的な1414改変体、1481改変体、1553改変体、34021改変体、1720改変体、1683改変体、1552改変体、1682改変体、1675改変体、12825改変体、9952改変体、5816改変体、10002改変体、1611改変体、1371改変体、14324改変体、126改変体、270改変体、312改変体、167改変体、326改変体、18926改変体、6747改変体、1793改変体、1784改変体、もしくは2045改変体のライブラリーを生成するために、種々の方法が使用され得る。縮重遺伝子配列の化学的合成は、自動化DNA合成機において実施され得、次いで、この合成遺伝子は、適切な発現ベクター中に連結され得る。遺伝子の縮重セットの使用は、潜在的な1414配列、1481配列、1553配列、34021配列、1720配列、1683配列、1552配列、1682配列、1675配列、12825配列、9952配列、5816配列、10002配列、1611配列、1371配列、14324配列、126配列、270配列、312配列、167配列、326配列、18926配列、6747配列、1793配列
、1784配列、もしくは2045配列の所望のセットをコードする配列のすべてを1つの混合物中で提供することを可能にする。縮重オリゴヌクレオチドを合成するための方法は、当該分野で公知である(例えば、Narang、S.A.(1983)Tetrahedron 39:3;Itakuraら、(1984)Annu.Rev.Biochem.53:323;Itakuraら、(1984)Science 198:1056;Ikeら、(1983)Nucleic Acid Res.11:477を参照のこと)。
さらに、1414タンパク質コード配列、1481タンパク質コード配列、1553タンパク質コード配列、34021タンパク質コード配列、1720タンパク質コード配列、1683タンパク質コード配列、1552タンパク質コード配列、1682タンパク質コード配列、1675タンパク質コード配列、12825タンパク質コード配列、9952タンパク質コード配列、5816タンパク質コード配列、10002タンパク質コード配列、1611タンパク質コード配列、1371タンパク質コード配列、14324タンパク質コード配列、126タンパク質コード配列、270タンパク質コード配列、312タンパク質コード配列、167タンパク質コード配列、326タンパク質コード配列、18926タンパク質コード配列、6747タンパク質コード配列、1793タンパク質コード配列、1784タンパク質コード配列、もしくは2045タンパク質コード配列のフラグメントのライブラリーは、1414タンパク質の改変体、1481タンパク質の改変体、1553タンパク質の改変体、34021タンパク質の改変体、1720タンパク質の改変体、1683タンパク質の改変体、1552タンパク質の改変体、1682タンパク質の改変体、1675タンパク質の改変体、12825タンパク質の改変体、9952タンパク質の改変体、5816タンパク質の改変体、10002タンパク質の改変体、1611タンパク質の改変体、1371タンパク質の改変体、14324タンパク質の改変体、126タンパク質の改変体、270タンパク質の改変体、312タンパク質の改変体、167タンパク質の改変体、326タンパク質の改変体、18926タンパク質の改変体、6747タンパク質の改変体、1793タンパク質の改変体、1784タンパク質の改変体、もしくは2045タンパク質の改変体のスクリーニングおよび引き続く選択のために、1414フラグメント、1481フラグメント、1553フラグメント、34021フラグメント、1720フラグメント、1683フラグメント、1552フラグメント、1682フラグメント、1675フラグメント、12825フラグメント、9952フラグメント、5816フラグメント、10002フラグメント、1611フラグメント、1371フラグメント、14324フラグメント、126フラグメント、270フラグメント、312フラグメント、167フラグメント、326フラグメント、18926フラグメント、6747フラグメント、1793フラグメント、1784フラグメント、もしくは2045フラグメントの多様な集団を生成するために使用され得る。1つの実施形態において、コード配列フラグメントのライブラリーは、1414コード配列、1481コード配列、1553コード配列、34021コード配列、1720コード配列、1683コード配列、1552コード配列、1682コード配列、1675コード配列、12825コード配列、9952コード配列、5816コード配列、10002コード配列、1611コード配列、1371コード配列、14324コード配列、126コード配列、270コード配列、312コード配列、167コード配列、326コード配列、18926コード配列、6747コード配列、1793コード配列、1784コード配列、もしくは2045コード配列の二本鎖PCRフラグメントを、1分子当たりほぼ1回だけニック形成が生じるような条件下にてヌクレアーゼを用いて処理すること、その二重鎖DNAを変性すること、異なるニック形成産物由来のセンス/アンチセンス対を含み得る二重鎖DNAを形成するためにDNAを再生すること、再形成された二重鎖からS1ヌクレアーゼを用いる処理によって一本鎖部分を除去すること、そして得られたフラグメントライブラリーを発現ベクター中に連結することによって、生成され得る。この方法によって、種々のサイズの1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タン
パク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質のN末端フラグメント、C末端フラグメントおよび内部フラグメントをコードする、発現ライブラリーが誘導され得る。
点変異または短縮によって作製されたコンビナトリアルライブラリーの遺伝子産物をスクリーニングするためのいくつかの技術、および選択された特性を有する遺伝子産物についてのcDNAライブラリーをスクリーニングするためのいくつかの技術が、当該分野で公知である。このような技術は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質のコンビナトリアル変異誘発によって生成された遺伝子ライブラリーの迅速なスクリーニングのために適合可能である。大きい遺伝子ライブラリーをスクリーニングするための高スループット分析に使用されやすい、最も広く使用される技術は、代表的には、遺伝子ライブラリーを複製可能な発現ベクター中にクローニングする工程、得られたベクターのライブラリーで適切な細胞を形質転換する工程、および産物が検出された遺伝子をコードするベクターの単離を所望の活性の検出により容易になるような条件下でコンビナトリアル遺伝子を発現する工程を包含する。再帰的アンサンブル変異誘発(recursive ensemble mutagenesis (REM))(これは、ライブラリー中の機能的変異体の頻度を増強する新たな技術である)は、1414改変体、1481改変体、1553改変体、34021改変体、1720改変体、1683改変体、1552改変体、1682改変体、1675改変体、12825改変体、9952改変体、5816改変体、10002改変体、1611改変体、1371改変体、14324改変体、126改変体、270改変体、312改変体、167改変体、326改変体、18926改変体、6747改変体、1793改変体、1784改変体、もしくは2045改変体を同定するためにスクリーニングアッセイと組み合わせて使用され得る(ArkinおよびYourvan(1992)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 89:7811−7815;Delgraveら、(1993)Protein Engineering 6(3):327−331)。
本発明の方法はさらに、抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体、もしくは抗2045抗体の使用を包含する。単離された1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質、またはそれらの一部分もしくはフラグメン
トは、ポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体の調製のための標準的な技術を用いて、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045に結合する抗体を生成するための抗原として使用され得る。全長の1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質が使用され得るか、あるいは1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の抗原性ペプチドフラグメントが、免疫原として使用され得る。1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の抗原性ペプチドは、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32、配列番号34、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、または配列番号52に示されるアミノ酸配列のうちの少なくとも8アミノ酸残基を含み、そして1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質とこのペプチドに対して惹起された抗体が特異的に免疫複合体を形成するように、上記抗原性ペプチドは、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045のエピトープを含む。好ましくは、抗原性ペプチドは、少なくとも10アミノ酸残基、より好ましくは、少なくとも15アミノ酸残基、さらにより好ましくは、少なくとも20アミノ酸残基、そして最も好ましくは、少なくとも30アミノ酸残基を含む。
抗原性ペプチドにより含まれる好ましいエピトープは、タンパク質の表面に位置するs1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の領域(例えば、親水性領域)、および高抗原性を有する領域である。
1414免疫原、1481免疫原、1553免疫原、34021免疫原、1720免疫原、1683免疫原、1552免疫原、1682免疫原、1675免疫原、12825免疫原、9952免疫原、5816免疫原、10002免疫原、1611免疫原、1371
免疫原、14324免疫原、126免疫原、270免疫原、312免疫原、167免疫原、326免疫原、18926免疫原、6747免疫原、1793免疫原、1784免疫原、もしくは2045免疫原は、代表的に、適切な被験体(例えば、ウサギ、ヤギ、マウス、または他の哺乳動物)を、免疫原を用いて免疫することにより抗体を調製するために使用される。適切な免疫原性調製物は、例えば、組換え発現された1414タンパク質、組換え発現された1481タンパク質、組換え発現された1553タンパク質、組換え発現された34021タンパク質、組換え発現された1720タンパク質、組換え発現された1683タンパク質、組換え発現された1552タンパク質、組換え発現された1682タンパク質、組換え発現された1675タンパク質、組換え発現された12825タンパク質、組換え発現された9952タンパク質、組換え発現された5816タンパク質、組換え発現された10002タンパク質、組換え発現された1611タンパク質、組換え発現された1371タンパク質、組換え発現された14324タンパク質、組換え発現された126タンパク質、組換え発現された270タンパク質、組換え発現された312タンパク質、組換え発現された167タンパク質、組換え発現された326タンパク質、組換え発現された18926タンパク質、組換え発現された6747タンパク質、組換え発現された1793タンパク質、組換え発現された1784タンパク質、もしくは組換え発現された2045タンパク質、あるいは化学合成された1414ポリペプチド、化学合成された1481ポリペプチド、化学合成された1553ポリペプチド、化学合成された34021ポリペプチド、化学合成された1720ポリペプチド、化学合成された1683ポリペプチド、化学合成された1552ポリペプチド、化学合成された1682ポリペプチド、化学合成された1675ポリペプチド、化学合成された12825ポリペプチド、化学合成された9952ポリペプチド、化学合成された5816ポリペプチド、化学合成された10002ポリペプチド、化学合成された1611ポリペプチド、化学合成された1371ポリペプチド、化学合成された14324ポリペプチド、化学合成された126ポリペプチド、化学合成された270ポリペプチド、化学合成された312ポリペプチド、化学合成された167ポリペプチド、化学合成された326ポリペプチド、化学合成された18926ポリペプチド、化学合成された6747ポリペプチド、化学合成された1793ポリペプチド、化学合成された1784ポリペプチド、もしくは化学合成された2045ポリペプチドを含み得る。この調製物はさらに、アジュバント(例えば、フロイント完全アジュバントもしくはフロイント不完全アジュバント)、あるいは類似の免疫刺激剤を含み得る。免疫原性1414調製物、免疫原性1481調製物、免疫原性1553調製物、免疫原性34021調製物、免疫原性1720調製物、免疫原性1683調製物、免疫原性1552調製物、免疫原性1682調製物、免疫原性1675調製物、免疫原性12825調製物、免疫原性9952調製物、免疫原性5816調製物、免疫原性10002調製物、免疫原性1611調製物、免疫原性1371調製物、免疫原性14324調製物、免疫原性126調製物、免疫原性270調製物、免疫原性312調製物、免疫原性167調製物、免疫原性326調製物、免疫原性18926調製物、免疫原性6747調製物、免疫原性1793調製物、免疫原性1784調製物、もしくは免疫原性2045調製物を用いる、適切な被験体の免疫は、ポリクローナル抗1414抗体応答、ポリクローナル抗1481抗体応答、ポリクローナル抗1553抗体応答、ポリクローナル抗34021抗体応答、ポリクローナル抗1720抗体応答、ポリクローナル抗1683抗体応答、ポリクローナル抗1552抗体応答、ポリクローナル抗1682抗体応答、ポリクローナル抗1675抗体応答、ポリクローナル抗12825抗体応答、ポリクローナル抗9952抗体応答、ポリクローナル抗5816抗体応答、ポリクローナル抗10002抗体応答、ポリクローナル抗1611抗体応答、ポリクローナル抗1371抗体応答、ポリクローナル抗14324抗体応答、ポリクローナル抗126抗体応答、ポリクローナル抗270抗体応答、ポリクローナル抗312抗体応答、ポリクローナル抗167抗体応答、ポリクローナル抗326抗体応答、ポリクローナル抗18926抗体応答、ポリクローナル抗6747抗体応答、ポリクローナル抗1793抗体応答、ポリクローナル抗1784抗体応答、もしくはポリクローナル抗2045抗体応答を誘導する。
本明細書中で使用される場合、用語「抗体」は、免疫グロブリン分子、および免疫グロブリン分子の免疫学的に活性な部分(すなわち、抗原(例えば、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045)に特異的に結合する(抗原と免疫反応する)抗原結合部位を含む分子)をいう。免疫グロブリン分子の免疫学的に活性な部分の例としては、ペプシンのような酵素で抗体を処理することによって生成され得るF(ab)フラグメントおよびF(ab’)フラグメントが挙げられる。本発明は、1414分子、1481分子、1553分子、34021分子、1720分子、1683分子、1552分子、1682分子、1675分子、12825分子、9952分子、5816分子、10002分子、1611分子、1371分子、14324分子、126分子、270分子、312分子、167分子、326分子、18926分子、6747分子、1793分子、1784分子、もしくは2045分子に結合するポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体を提供する。本明細書中で使用される場合、用語「モノクローナル抗体」または「モノクローナル抗体組成物」は、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045の特定のエピトープと免疫反応し得る抗原結合部位の1つの種のみを含む抗体分子の集団をいう。従って、モノクローナル抗体組成物は、代表的に、その抗体が免疫反応する、特定の1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質に対して、単一の結合親和性を示す。
ポリクローナル抗1414抗体、ポリクローナル抗1481抗体、ポリクローナル抗1553抗体、ポリクローナル抗34021抗体、ポリクローナル抗1720抗体、ポリクローナル抗1683抗体、ポリクローナル抗1552抗体、ポリクローナル抗1682抗体、ポリクローナル抗1675抗体、ポリクローナル抗12825抗体、ポリクローナル抗9952抗体、ポリクローナル抗5816抗体、ポリクローナル抗10002抗体、ポリクローナル抗1611抗体、ポリクローナル抗1371抗体、ポリクローナル抗14324抗体、ポリクローナル抗126抗体、ポリクローナル抗270抗体、ポリクローナル抗312抗体、ポリクローナル抗167抗体、ポリクローナル抗326抗体、ポリクローナル抗18926抗体、ポリクローナル抗6747抗体、ポリクローナル抗1793抗体免疫原、ポリクローナル抗1784抗体免疫原、もしくはポリクローナル抗2045抗体は免疫原、1414免疫原、1481免疫原、1553免疫原、34021免疫原、1720免疫原、1683免疫原、1552免疫原、1682免疫原、1675免疫原、12825免疫原、9952免疫原、5816免疫原、10002免疫原、1611免疫原、1371免疫原、14324免疫原、126免疫原、270免疫原、312免疫原、167免疫原、326免疫原、18926免疫原、6747免疫原、1793免疫原、1784免疫原、もしくは2045免疫原を用いて適切な被験体を免疫することによって、上記のように調製され得る。免疫された被験体における、抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126
抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体、もしくは抗2045抗体の力価は、標準的な技術(例えば、固定した1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045を用いる、酵素結合イムノソルベント検定法(ELISA))によって、経時的にモニターされ得る。所望の場合、1414に対する抗体分子、1481に対する抗体分子、1553に対する抗体分子、34021に対する抗体分子、1720に対する抗体分子、1683に対する抗体分子、1552に対する抗体分子、1682に対する抗体分子、1675に対する抗体分子、12825に対する抗体分子、9952に対する抗体分子、5816に対する抗体分子、10002に対する抗体分子、1611に対する抗体分子、1371に対する抗体分子、14324に対する抗体分子、126に対する抗体分子、270に対する抗体分子、312に対する抗体分子、167に対する抗体分子、326に対する抗体分子、18926に対する抗体分子、6747に対する抗体分子、1793に対する抗体分子、1784に対する抗体分子、もしくは2045に対する抗体分子は、哺乳動物から(例えば、血液から)単離され得、そしてさらに、周知の技術(例えば、IgG画分を得るためのプロテインAクロマトグラフィー)によって精製され得る。免疫後の適切な時点(例えば、抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体、もしくは抗2045抗体の力価が最も高いとき)にて、抗体産生細胞が被験体から入手され得、そして標準的な技術(例えば、KohlerおよびMilstein(1975)Nature
256:495−497によって最初に記載されたハイブリドーマ技術(Brownら(1981)J.Immunol.127:539−46;Brownら(1980)J.Biol.Chem.255:4980−83;Yehら(1976)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 76:2927−31;ならびにYehら(1982)Int.J.Cancer 29:269−75もまた参照のこと)、より最近のヒトB細胞ハイブリドーマ技術(Kozborら(1983)Immunol Today 4:72)、EBV−ハイブリドーマ技術(Coleら(1985)Monoclonal Antibodies and Cancer Therapy,Alan R.Liss,Inc.,pp.77−96)またはトリーマ技術)によって、モノクローナル抗体を調製するために使用され得る。モノクローナル抗体ハイブリドーマを生成するための技術は周知である(一般的に、Kenneth,R.H.in Monoclonal
Antibodies:A New Dimension In Biological Analyses,Plenum Publishing Corp.,New York,New York(1980);Lerner,E.A.(1981)Yale
J.Biol.Med.54:387−402;Gefter,M.L.ら(1977)Somatic Cell Genet.3:231−36を参照のこと)。簡単に言えば、不死化した細胞株(代表的に黒色腫)が、上記のような1414免疫原、1481免疫原、1553免疫原、34021免疫原、1720免疫原、1683免疫原、1552免疫原、1682免疫原、1675免疫原、12825免疫原、9952免疫原、5816免疫原、10002免疫原、1611免疫原、1371免疫原、14324免疫原、126免疫原、270免疫原、312免疫原、167免疫原、326免疫原、18926免疫原、6747免疫原、1793免疫原、1784免疫原、もしくは2045免疫原で免疫した哺乳動物に由来するリンパ球(代表的に脾細胞)と融合され、そして得られたハイブリドーマ細胞の細胞培養上清が、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、1
0002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045に結合するモノクローナル抗体を生成するハイブリドーマを同定するためにスクリーニングされる。
リンパ球と不死化細胞株との融合のために使用される、任意の多くの周知のプロトコルが、抗1414モノクローナル抗体、抗1481モノクローナル抗体、抗1553モノクローナル抗体、抗34021モノクローナル抗体、抗1720モノクローナル抗体、抗1683モノクローナル抗体、抗1552モノクローナル抗体、抗1682モノクローナル抗体、抗1675モノクローナル抗体、抗12825モノクローナル抗体、抗9952モノクローナル抗体、抗5816モノクローナル抗体、抗10002モノクローナル抗体、抗1611モノクローナル抗体、抗1371モノクローナル抗体、抗14324モノクローナル抗体、抗126モノクローナル抗体、抗270モノクローナル抗体、抗312モノクローナル抗体、抗167モノクローナル抗体、抗326モノクローナル抗体、抗18926モノクローナル抗体、抗6747モノクローナル抗体、抗1793モノクローナル抗体、抗1784モノクローナル抗体、もしくは抗2045モノクローナル抗体を生成する目的のために適用され得る(例えば、G.Galfreら(1977)Nature 266:550-52;Gefterら(1977)前出;Lerner(1981)前出;およびKenneth(1980)前出を参照のこと)。さらに、これもまた有用であるこのような方法の多くのバリエーションが存在することを、当業者は理解する。代表的に、不死化細胞株(例えば、黒色腫細胞株)は、リンパ球のような同一の哺乳動物由来である。例えば、マウスハイブリドーマは、本発明の免疫原性調製物で免疫したマウスに由来するリンパ球を、不死化マウス細胞株と融合することによって作製され得る。好ましい不死化細胞株は、ヒポキサンチン、アミノプテリンおよびチミジンを含む培養培地(「HAT培地」)に対して感受性である、マウス黒色腫細胞株である。多くの黒色腫細胞株のいずれもが、標準的な技術に従って融合パートナーとして使用され得る(例えば、P3−NS1/1−Ag4−1黒色種細胞株、P3−x63−Ag8.653黒色種細胞株またはSp2/O−Ag14黒色種細胞株)。これらの黒色種細胞株は、ATCCから入手可能である。代表的に、HAT感受性マウス黒色種細胞株は、ポリエチレングリコール(「PEG」)を用いてマウス脾細胞に融合される。次いで、融合によって得られたハイブリドーマ細胞は、HAT培地を用いて選択される(これは、融合していない黒色腫細胞および非生産性融合黒色腫細胞を死滅させる(融合していない脾細胞は形質転換されないので、数日後に死滅する))。本発明のモノクローナル抗体を生成するハイブリドーマ細胞は、例えば、標準的なELISAアッセイを用いて、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045に結合する抗体について、ハイブリドーマ培養上清をスクリーニングすることによって検出される。
モノクローナル抗体スクリーニングハイブリドーマを調製する代替法として、モノクローナル抗1414抗体、モノクローナル抗1481抗体、モノクローナル抗1553抗体、モノクローナル抗34021抗体、モノクローナル抗1720抗体、モノクローナル抗1683抗体、モノクローナル抗1552抗体、モノクローナル抗1682抗体、モノクローナル抗1675抗体、モノクローナル抗12825抗体、モノクローナル抗9952抗体、モノクローナル抗5816抗体、モノクローナル抗10002抗体、モノクローナル抗1611抗体、モノクローナル抗1371抗体、モノクローナル抗14324抗体、モノクローナル抗126抗体、モノクローナル抗270抗体、モノクローナル抗312抗体、モノクローナル抗167抗体、モノクローナル抗326抗体、モノクローナル抗18926抗体、モノクローナル抗6747抗体、モノクローナル抗1793抗体、モノクローナル抗1784抗体、もしくモノクローナルは抗2045抗体が、1414、1481
、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045を用いて、組換えコンビナトリアル免疫グロブリンライブラリー(例えば、抗体ファージディスプレイライブラリー)をスクリーニングすることによって、1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045に結合する免疫グロブリンライブラリーメンバーが単離することによって同定および単離され得る。ファージディスプレイライブラリーを生成およびスクリーニングするためのキットは、市販されている(例えば、the Pharmacia Recombinant Phage Antibody System、カタログ番号27−9400−01;およびthe Stratagene SurfZAPTM Phage Display Kit、カタログ番号240612)。さらに、抗体ディスプレイライブラリーの生成およびスクリーニングにおける使用のために特に使用しやすい方法および試薬の例が、以下において見出され得る:例えば、Ladnerら、米国特許第5,223,409号;Kangら、PCT国際出願番号WO92/18619;Dowerら、PCT国際出願番号WO91/17271;Winterら、PCT国際出願WO92/20791;Marklandら、PCT国際出願番号WO92/15679;Breitlingら、PCT国際出願WO93/01288;McCaffertyら、PCT国際出願番号WO92/01047;Garrardら、PCT国際出願番号WO92/09690;LadnerらPCT国際出願番号WO90/02809;Fuchsら(1991)Bio/Technology 9:1370−1372;Hayら(1992)Hum.Antibod.Hybridomas 3:81−85;Huseら(1989)Science 246:1275−1281;Griffithsら(1993)EMBO J 12:725−734;Hawkinsら(1992)J.Mol.Biol.226:889−896;Clarksonら(1991)Nature
352:624−628;Gramら(1992)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 89:3576−3580;Garradら(1991)Bio/Technology 9:1373−1377;Hoogenboomら(1991)Nuc.Acid Res.19:4133−4137;Barbasら(1991)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 88:7978−7982;およびMcCaffertyら(1990)Nature 348:552−554。
さらに、標準的な組換えDNA技術を用いて作製され得る、組換え抗1414抗体、組換え抗1481抗体、組換え抗1553抗体、組換え抗34021抗体、組換え抗1720抗体、組換え抗1683抗体、組換え抗1552抗体、組換え抗1682抗体、組換え抗1675抗体、組換え抗12825抗体、組換え抗9952抗体、組換え抗5816抗体、組換え抗10002抗体、組換え抗1611抗体、組換え抗1371抗体、組換え抗14324抗体、組換え抗126抗体、組換え抗270抗体、組換え抗312抗体、組換え抗167抗体、組換え抗326抗体、組換え抗18926抗体、組換え抗6747抗体、組換え抗1793抗体、組換え抗1784抗体、もしくは組換え抗2045抗体(例えば、ヒト部分および非ヒト部分の両方を含む、キメラモノクローナル抗体およびヒト化モノクローナル抗体)は、本発明の方法の範囲内にある。このようなキメラモノクローナル抗体およびヒト化モノクローナル抗体は、例えば、以下に記載される方法を用いて、当該分野に公知の組換えDNA技術によって作製され得る:Robinsonら国際出願番号PCT/US86/02269;Akiraら、欧州特許出願第184,187号;Taniguchi,M.,欧州特許出願第171,496号;Morrisonら、欧州特許出願第173,494号;Neubergerら、PCT国際出願番号WO86/01533;Cabillyら、米国特許第4,816,567号;Cabillyら、欧州
特許出願第125,023号;Betterら(1988)Science 240:1041−1043;Liuら(1987)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 84:3439−3443;Liuら(1987)J.Immunol.139:3521−3526;Sunら(1987)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 84:214−218;Nishimuraら(1987)Canc.Res.47:999−1005;Woodら(1985)Nature 314:446−449;Shawら(1988)J.Natl.Cancer Inst.80:1553−1559;Morrison,S.L.(1985)Science 229:1202−1207;Oiら(1986)BioTechniques 4:214;Winter、米国特許第5,225,539号;Jonesら(1986)Nature 321:552−525;Verhoeyanら(1988)Science 239:1534;およびBeidlerら(1988)J.Immunol.141:4053−4060。
抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体、もしくは抗2045抗体は、1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質の存在量および発現パターンを評価するために、(例えば、細胞溶解物または細胞上清において)1414タンパク質、1481タンパク質、1553タンパク質、34021タンパク質、1720タンパク質、1683タンパク質、1552タンパク質、1682タンパク質、1675タンパク質、12825タンパク質、9952タンパク質、5816タンパク質、10002タンパク質、1611タンパク質、1371タンパク質、14324タンパク質、126タンパク質、270タンパク質、312タンパク質、167タンパク質、326タンパク質、18926タンパク質、6747タンパク質、1793タンパク質、1784タンパク質、もしくは2045タンパク質を検出するために使用され得る。抗1414抗体、抗1481抗体、抗1553抗体、抗34021抗体、抗1720抗体、抗1683抗体、抗1552抗体、抗1682抗体、抗1675抗体、抗12825抗体、抗9952抗体、抗5816抗体、抗10002抗体、抗1611抗体、抗1371抗体、抗14324抗体、抗126抗体、抗270抗体、抗312抗体、抗167抗体、抗326抗体、抗18926抗体、抗6747抗体、抗1793抗体、抗1784抗体、もしくは抗2045抗体は、臨床試験手順の一部として(例えば、所定の処置レジメンの効力を決定するために)、組織においてタンパク質のレベルをモニタリングするために診断的に使用され得る。検出は、検出可能な物質に抗体を結合させる(すなわち、物理的に連結させる)ことによって促進され得る。検出可能な物質の例としては、種々の酵素、補欠分子団、蛍光物質、発光物質、生物発光物質、および放射性物質が挙げられる。適切な酵素の例としては、西洋ワサビペルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、β−ガラクトシダーゼまたはアセチルコリンエステラーゼが挙げられ;適切な補欠分子団複合体の例としては、ストレプトアビジン/ビオチンおよびアビジン/ビオチンが挙げられ;適切な蛍光物質の例としては、ウンベリフェロン、フルオレセイン、フルオレセインイソチオシアネート、ローダミン、ジクロロトリアジニルアミンフルオレセイン、ダンシルクロリドまたはフィコエリトリンが挙げられ;発光物質の例としては、ルミノールが挙げられ;生物
発光物質の例としては、ルシフェラーゼ、ルシフェリンおよびエクオリンが挙げられ;そして適切な放射性物質の例としては、125I、131I、35SまたはHが挙げられる。
本発明は、限定として解釈されるべきではない以下の実施例によってさらに例示される。本出願、ならびに図面および配列表を通して引用される全ての参考文献、特許および公開された特許出願の内容は、本明細書中に参考として援用される。
(実施例1 TaqMan(登録商標)分析を用いた組織分布)
本実施例は、TaqMan(登録商標)手順を記載する。Taqman(登録商標)手順は、mRNAを検出するための、定量的な逆転写PCRベースのアプローチである。このRT−PCR反応は、PCRの間に、TaqMan(登録商標)プローブを切断するために、AmpliTaq GoldTM DNAポリメラーゼの5’ヌクレアーゼ活性を活用する。簡単に言えば、cDNAを目的のサンプル(例えば、心臓、腎臓、肝臓、骨格筋、および種々の脈管)から生成し、そしてPCR増幅のための出発物質として使用した。5’遺伝子特異的プライマーおよび3’遺伝子特異的プライマーに加えて、遺伝子特異的オリゴヌクレオチドプローブ(増幅されている領域に相補的である)(すなわち、TaqManTMプローブ)を、この反応物に含めた。TaqManTMプローブは、そのプローブの5’末端に共有結合した蛍光レポーター色素(例えば、FAM(6−カルボキシフルオレセイン)、TET(6−カルボキシ−4,7,2’,7’−テトラクロロフルオレセイン)、JOE(6−カルボキシ−4,5−ジクロロ−2,7−ジメチルオキシフルオレセイン)、もしくはVIC)を有しかつこのプローブの3’末端にクエンチャー色素(TAMRA(6−カルボキシ−N,N,N’,N’−テトラメチルローダミン)を有する、オリゴヌクレオチドを含む。
PCR反応の間、このプローブの切断は、レポーター色素およびクエンチャー色素を分離し、結果としてレポーターの蛍光を増強する。PCR産物の蓄積は、レポーター色素の蛍光増強をモニタリングすることによって直接検出する。プローブがインタクトな場合、クエンチャー色素に対してレポーター色素が近いと、レポーター蛍光の抑制が生じる。PCRの間、目的の標的が存在する場合、このプローブは、順方向プライマー部位と逆方向プライマー部位との間に特異的アニールする。AmpliTaqTMGold DNAポリメラーゼの5’→3’ヌクレオチド分解(nucleolytic)活性は、プローブが標的にハイブリダイズする場合のみ、レポーターとクエンチャーとの間でプローブを切断する。次いで、プローブフラグメントを、標的と置換し、そして鎖の重合を続ける。PCRの間、プローブの伸長を防ぐように、このプローブの3’末端をブロックする。このプロセスは全てのサイクルで生じ、そして産物の指数関数的な蓄積を妨害しない。RNAを、トリゾール方法を使用して調製し、そして混入したゲノムDNAを除去するためにDNaseで処理した。標準的な技術を使用してcDNAを合成した。逆転写酵素の非存在下において、コントロール遺伝子の検出可能なPCR増幅を伴わないサンプルを生じるMock cDNA合成は、ゲノムDNA混入の効率的な除去を確証する。
(等価物)
当業者は、本明細書中に記載される発明の特定の実施形態に対する多くの等価物を認識するか、または慣用的にすぎない実験を使用してこれらの等価物を確認し得る。このような等価物は、添付の特許請求の範囲に含まれるべきであることが意図される。
【配列表】
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Claims (16)

  1. AIDSまたはHIV関連障害を処置し得る化合物を同定する方法であって、該方法は、1414核酸、1481核酸、1553核酸、34021核酸、1720核酸、1683核酸、1552核酸、1682核酸、1675核酸、12825核酸、9952核酸、5816核酸、10002核酸、1611核酸、1371核酸、14324核酸、126核酸、270核酸、312核酸、167核酸、326核酸、18926核酸、6747核酸、1793核酸、1784核酸、もしくは2045核酸の発現あるいは1414ポリペプチド、1481ポリペプチド、1553ポリペプチド、34021ポリペプチド、1720ポリペプチド、1683ポリペプチド、1552ポリペプチド、1682ポリペプチド、1675ポリペプチド、12825ポリペプチド、9952ポリペプチド、5816ポリペプチド、10002ポリペプチド、1611ポリペプチド、1371ポリペプチド、14324ポリペプチド、126ポリペプチド、270ポリペプチド、312ポリペプチド、167ポリペプチド、326ポリペプチド、18926ポリペプチド、6747ポリペプチド、1793ポリペプチド、1784ポリペプチド、もしくは2045ポリペプチドの活性を調節する化合物の能力を評価し、それによって、AIDSまたはHIV関連障害を処置し得る化合物を同定する工程を包含する、方法。
  2. AIDSまたはHIV関連障害に関係する化合物を同定する方法であって、該方法は、以下の工程:
    a)1414、1481、1553、34021、1720、1683、1552、1682、1675、12825、9952、5816、10002、1611、1371、14324、126、270、312、167、326、18926、6747、1793、1784、もしくは2045を発現する細胞を、試験化合物と接触させる工程;および
    b)該試験化合物が1414核酸、1481核酸、1553核酸、34021核酸、1720核酸、1683核酸、1552核酸、1682核酸、1675核酸、12825核酸、9952核酸、5816核酸、10002核酸、1611核酸、1371核酸、14324核酸、126核酸、270核酸、312核酸、167核酸、326核酸、18926核酸、6747核酸、1793核酸、1784核酸、もしくは2045核酸の発現、または1414ポリペプチド、1481ポリペプチド、1553ポリペプチド、34021ポリペプチド、1720ポリペプチド、1683ポリペプチド、1552ポリペプチド、1682ポリペプチド、1675ポリペプチド、12825ポリペプチド、9952ポリペプチド、5816ポリペプチド、10002ポリペプチド、1611ポリペプチド、1371ポリペプチド、14324ポリペプチド、126ポリペプチド、270ポリペプチド、312ポリペプチド、167ポリペプチド、326ポリペプチド、18926ポリペプチド、6747ポリペプチド、1793ポリペプチド、1784ポリペプチド、もしくは2045ポリペプチドの活性を調節する能力を評価し、それによって、AIDSまたはHIV関連障害に関係する化合物を同定する工程、
    を包含する、方法。
  3. 細胞におけるAIDSまたはHIV関連障害を調節する方法であって、該方法は、
    細胞を、1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045モジュレーター
    と接触させ、それによって、該細胞におけるAIDSまたはHIV関連障害を調節する工程を包含する、
    方法。
  4. 前記細胞がT細胞である、請求項2に記載の方法。
  5. 前記1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045モジュレーターが、有機低分子、ペプチド、抗体またはアンチセンス核酸分子である、請求項3に記載の方法。
  6. 前記1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045モジュレーターが、1414ポリペプチド、1481ポリペプチド、1553ポリペプチド、34021ポリペプチド、1720ポリペプチド、1683ポリペプチド、1552ポリペプチド、1682ポリペプチド、1675ポリペプチド、12825ポリペプチド、9952ポリペプチド、5816ポリペプチド、10002ポリペプチド、1611ポリペプチド、1371ポリペプチド、14324ポリペプチド、126ポリペプチド、270ポリペプチド、312ポリペプチド、167ポリペプチド、326ポリペプチド、18926ポリペプチド、6747ポリペプチド、1793ポリペプチド、1784ポリペプチド、もしくは2045ポリペプチドの活性を調節し得る、請求項3に記載の方法。
  7. 前記1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045モジュレーターが、有機低分子、ペプチド、抗体またはアンチセンス核酸分子である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、1
    26モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045モジュレーターが、1414核酸、1481核酸、1553核酸、34021核酸、1720核酸、1683核酸、1552核酸、1682核酸、1675核酸、12825核酸、9952核酸、5816核酸、10002核酸、1611核酸、1371核酸、14324核酸、126核酸、270核酸、312核酸、167核酸、326核酸、18926核酸、6747核酸、1793核酸、1784核酸、もしくは2045核酸の発現を調節し得る、請求項6に記載の方法。
  9. 1414ポリペプチド、1481ポリペプチド、1553ポリペプチド、34021ポリペプチド、1720ポリペプチド、1683ポリペプチド、1552ポリペプチド、1682ポリペプチド、1675ポリペプチド、12825ポリペプチド、9952ポリペプチド、5816ポリペプチド、10002ポリペプチド、1611ポリペプチド、1371ポリペプチド、14324ポリペプチド、126ポリペプチド、270ポリペプチド、312ポリペプチド、167ポリペプチド、326ポリペプチド、18926ポリペプチド、6747ポリペプチド、1793ポリペプチド、1784ポリペプチド、もしくは2045ポリペプチドの異常な活性、または1414核酸、1481核酸、1553核酸、34021核酸、1720核酸、1683核酸、1552核酸、1682核酸、1675核酸、12825核酸、9952核酸、5816核酸、10002核酸、1611核酸、1371核酸、14324核酸、126核酸、270核酸、312核酸、167核酸、326核酸、18926核酸、6747核酸、1793核酸、1784核酸、もしくは2045核酸の異常な発現によって特徴付けられるAIDSまたはHIV関連障害を有する被験体を処置するための方法であって、該方法は、
    1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045モジュレーターを該被験体に投与し、それによって、該AIDSまたはHIV関連障害を有する被験体を処置する工程を包含する、
    方法。
  10. 前記1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045モジュレーターが、薬学的に受容可能な処方物中にて投与される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレータ
    ー、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045モジュレーターが、有機低分子、ペプチド、抗体またはアンチセンス核酸分子である、請求項9に記載の方法。
  12. 前記1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045のモジュレーターが、1414ペプチド、1481ペプチド、1553ペプチド、34021ペプチド、1720ペプチド、1683ペプチド、1552ペプチド、1682ペプチド、1675ペプチド、12825ペプチド、9952ペプチド、5816ペプチド、10002ペプチド、1611ペプチド、1371ペプチド、14324ペプチド、126ペプチド、270ペプチド、312ペプチド、167ペプチド、326ペプチド、18926ペプチド、6747ペプチド、1793ペプチド、1784ペプチド、もしくは2045ペプチドの活性を調節し得る、請求項9に記載の方法。
  13. 細胞におけるウイルス複製を調節するための方法であって、該方法は、
    細胞を、1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045のモジュレーターと接触させ、それによって、該細胞におけるウイルス複製を調節する工程、
    を包含する方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、前記細胞がT細胞である、方法。
  15. 請求項13に記載の方法であって、前記1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045のモジュレーターが、有機低分子、ペプチド、抗体またはアンチセンス核酸分子である、方法。
  16. 請求項13に記載の方法であって、前記1414モジュレーター、1481モジュレーター、1553モジュレーター、34021モジュレーター、1720モジュレーター、
    1683モジュレーター、1552モジュレーター、1682モジュレーター、1675モジュレーター、12825モジュレーター、9952モジュレーター、5816モジュレーター、10002モジュレーター、1611モジュレーター、1371モジュレーター、14324モジュレーター、126モジュレーター、270モジュレーター、312モジュレーター、167モジュレーター、326モジュレーター、18926モジュレーター、6747モジュレーター、1793モジュレーター、1784モジュレーター、もしくは2045のモジュレーターが、1414ペプチド、1481ペプチド、1553ペプチド、34021ペプチド、1720ペプチド、1683ペプチド、1552ペプチド、1682ペプチド、1675ペプチド、12825ペプチド、9952ペプチド、5816ペプチド、10002ペプチド、1611ペプチド、1371ペプチド、14324ペプチド、126ペプチド、270ペプチド、312ペプチド、167ペプチド、326ペプチド、18926ペプチド、6747ペプチド、1793ペプチド、1784ペプチド、もしくは2045ペプチドの活性を調節し得る、方法。
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