JP2005533539A - 家具及び/又は固定器具取り付け部材に関する改善 - Google Patents

家具及び/又は固定器具取り付け部材に関する改善 Download PDF

Info

Publication number
JP2005533539A
JP2005533539A JP2004506606A JP2004506606A JP2005533539A JP 2005533539 A JP2005533539 A JP 2005533539A JP 2004506606 A JP2004506606 A JP 2004506606A JP 2004506606 A JP2004506606 A JP 2004506606A JP 2005533539 A JP2005533539 A JP 2005533539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
item
arm
attachment member
conduit
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004506606A
Other languages
English (en)
Inventor
ウートリフ,スタンレー,ジャック
Original Assignee
ニナクリップ ピーエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB0211770A external-priority patent/GB0211770D0/en
Priority claimed from GB0220175A external-priority patent/GB0220175D0/en
Priority claimed from GB0222709A external-priority patent/GB0222709D0/en
Priority claimed from GB0226121A external-priority patent/GB0226121D0/en
Priority claimed from GB0226122A external-priority patent/GB0226122D0/en
Priority claimed from GB0226352A external-priority patent/GB0226352D0/en
Application filed by ニナクリップ ピーエルシー filed Critical ニナクリップ ピーエルシー
Publication of JP2005533539A publication Critical patent/JP2005533539A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/62Accessories for chairs
    • A47C7/66Means to protect against weather
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/14Beach chairs ; Chairs for outdoor use, e.g. chairs for relaxation or sun-tanning
    • A47C1/143Chaise lounges
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C29/00Nets for protection against insects in connection with chairs or beds; Bed canopies
    • A47C29/003Bed canopies

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

本発明は家具のための天蓋設計、このような天蓋を樹脂及びプラスチック製の枠組み及び管状の枠組みに取り付けるための取り付け部材を提供する。また本発明は取り付け方法及び組み立て方法を提供する。

Description

本発明は家具の改善技術に係り、特にラウンジチェアやリクライニングチェアなどのレクリエーション家具などに関する改善技術に係る。また、本発明は固定取り付け部材であって、特に天蓋や日除けなどを乳母車や車輪付き手押し椅子等の家具又は育児用装備の取り付けるために適用される固定取り付け部材の改善技術に関する。更に本発明は固定取り付け部材であって、特に家具に天蓋や日除けなどを取り付けるために適用される固定取り付け部材における改善技術に関する。
近年ではラウンジチェア、リクライニングチェア、デックチェアなどのレクリエーション家具が普及してきている。このような家具は現在では多くの庭などに備えられている。また、このような家具は折りたたみ可能であるため、例えば家族でピクニック、キャンプ、海などに出かけるなどときに携帯されうる。また、リゾート地やクルーズ船などもこのようなレクリエーション家具にとって大きな市場を提供している。
このような家具の利便性を向上するために、本発明は各所アクセサリをこのような家具の部分に取り付け可能にする手段を提供することを目的とする。また、本発明はこのような家具のための有用な多目的アクセサリを提供することを目的とする。また、本発明はこのような取り付け手段を家具の構造や枠組みなどにとらわれず様々な形態のレクリエーション家具に適用できるように構成することを目的とする。また、本発明は製造者などにとらわれず様々なレクリエーション家具に取り付け可能である取り付け手段を具備するアクセサリを提供することを目的とする。更に本発明は簡単に取り付け/取り外しが可能で、このような操作を常時又は頻繁に実行するユーザにとって好都合である取り付け手段を提供することを目的とする。
従来における天蓋などに付属される固定部材のための取り付け部材の設計には様々な問題がある。特に管状の枠組みへの取り付けを好適に実現するための取り付け部材を提供することは困難であった。また、従来においては既存の構成に改良部品を組み込むための取り付け部材については十分に考慮されていない。
したがって本発明は固定系の一部分の好適な取り付け部材を提供することを一つの目的とする。なお、本発明は新たな製品アイテムに取り付ける取り付け部材及び既存のアイテムに取り付けるための取り付け部材の両方を提供することをその目的とする。また、本発明は様々な枠組み構成に好適に対応する固定部材を提供することをその目的とする。また、本発明は既存の構成に組み込むのに適する取り付け部材を提供することをその目的とする。また、本発明は既に組み立てられた枠組みに容易に取り付けられうる取り付け部材を提供することをその目的とする。
天蓋を確実に固定するための固定器具の取り付け部材を提供しようとする場合、既存の取り付け部材の設計では様々な問題が発生する。このような問題は様々な目的で使用される様々な材料の枠組みについて発生するが、特に家具などによく適用される樹脂製の枠組みに対して好適な取り付け部材を提供する際には多くの問題に直面する。これらの問題は既存の組み立て枠組みにこのような固定器具取り付け部材を導入しようとした場合に特に顕著であるが、これに対する対策は従来技術においては取り扱われていない。
本発明は固定系の一部分に対応する取り付け部材を提供することをその目的とする。また、本発明は様々な枠組み構成に好適に対応する固定部材を提供することをその目的とする。また、本発明は既存の構成に組み込むのに適する取り付け部材を提供することをその目的とする。また、本発明は既存のプラスチック製の枠組みに容易に取り付けられうる取り付け部材を提供することをその目的とする。
本発明の第1仕様としては、家具用品に取り付けるための天蓋であって、前記天蓋は第1アームを有し、前記第1アームの一端部又はこの付近には固定系の第1構成部が具備され、前記第1アームの他方の端部又はこの付近にはジョイントが具備され、前記ジョイントは第2アームに接続され、前記ジョイントは前記第1アームの第2アームに対する方位付けを変動可能にし、前記第2アームは第2ジョイントを有し、前記第2ジョイントは更なるアームに接続され、前記1又は複数のアームは1又は複数のスクリーンを支持するように構成される天蓋を提供する。
なお、前記第2アームは好ましくは第3アームを介して前記更なるアームに非直接的に接続される。また、好適には第1及び/又は第2及び/又は第3及び/又は更なるアームの対が設けられる。
このような天蓋は日光の遮断又は防御を実現しうる。この天蓋は75%以上又は90%以上の日光からの遮断効果を提供しうる。この天蓋は特に風を通すために通気性を有する布から形成されうる。なお、天蓋によって提供される日陰は天蓋を第2アームと更なるアームとが折り合わされた状態及び/又は第2アームと第3アームとが折り合わされた状態及び/又は第3アームと更なるアームとが折り合わされた状態で使用することによって拡大されうる。
取り付けは好適には2部構成の固定系によって実現される。この2部構成の固定系は好適にはアイテムに具備される第2構成部を含む。さらに好適には第1構成部及び第2構成部は相互に取り外し可能に係合して取り付けを実現する。また好適にはこの第1及び第2構成部はユーザのいずれの手によっても取り外し及び/又は係合が実現されうる。
なお、家具用品は椅子、デックチェア、ラウンジチェア、リクライニングチェア、座席、又はリクライニングシートに相当しうる。また家具用品は1又は複数人数を収容しうる。
また好適には第1アームは取り付け部材によって第1構成部に取り付けられる。また好適には取り付け部材は第1アームの端部を受け止める部分を有する。また好適にはスライド係合が実現される。なお、取り付け部材と第1アームとの位置関係を維持するために連結ラグ及び陥凹部などの素子を設置することが可能である。
また、好適には第1構成部は取り付け部材に対して回転可能な素子によってこの取り付け部材に接続される。この回転可能な素子は導管内に収容されうる。好適にはこの回転可能な素子はピンに搭載され、このピンは理想的には導管の長さにわたって延在する。なお、取り付け部材は第1側部と第2側部とを連結しうる。好適にはこの第1側部及び第2側部が導管を形成する。この素子は円盤素子に相当しうる。この第1側部及び第2側部は前記素子の形状と同様の形状を有するように構成されうる。また好適にはピンが第1側部の開口部に設けられ、素子における開口部を通過して第2側部の開口部に設けられる。またこの回転可能素子は自由に回転可能に設置されるかあるいは取り外し可能に固定されうる。好適には取り付け部材のアーム受け止め部分は2つの側部の間にわたって延在する。
また、好適にはこの回転可能素子は第1構成部の連続部に連結される。この回転可能素子は第1構成部の本体部に直接接続されうる。
また、第1構成部は第1アームの軸に対してオフセットされうる。第1構成部は使用中第1アームに比べて家具用品の直立部分に接近した位置に配置されうる。
なお、第1構成部はオス部に相当しうる。また第2構成部はメス部に相当しうる。好適には係合の際第1構成部の本体部は第2構成部内に受け止められる。また好適には係合の際まずこの第1構成部の本体部の先端エッジが第2構成部に挿入される。
また好適には第1構成部の本体部は連続部に接続される。また好適には係合の際この連続部の一部は第2構成部から延長する。また好適には本体部の先端エッジから1又は複数の支持アームが延長する。また好適にはこの1又は複数の支持アームによって隙間が形成される。また好適には各アームはラグ又は突出部を有する。好適にはこのラク又は突出部は第2構成部の一部分と連結する。好適にはアームを隙間内に変形させることによって係合が解除されうる。またアームはその終端部においてグリップ部を具備しうる。また好適には第1構成部の連続部は支持アームに取り付けられる。
また、好適には第1アームの長さは変更可能である。この長さは第1アームの一部を第1アームのもの一部内に伸縮させることによって調節可能である。なお、好適にはこの長さは取り外し可能な固定器具によって固定されうる。また好適には第1アームは線形である。また第1アームの長さは変更可能である。また、好適には第1アームの長さを調節するためにリピート部を適用することが可能である。また好ましくはジョイントが一端部に取り付けられ、固定部の一部分が他方の端部に取り付けられる。また好適にはこのリピート部はその一端において陥凹部を具備する。また、好適にはこのリピート部の他方の端部には突出部が設けられる。好適にはこの突出部は陥凹部の形状と一致する。この突出部はピンを構成しうる。
なお、第1アームは長方形断面を有することが可能である。
また、好適には2つのアームが設けられる。そして好適には2つのアームは同一形状を有する。これら2つの第1アームの間にはスクリーンが設置されうる。これら2つのアーム間には1又は複数の帯状素材が設置されうる。また2つの第1アーム間の隙間は解放されたままにすることも可能である。
第1ジョイントは第1アームの終端部に具備されうる。第1ジョイントは第1アームの一体構成部に相当するか、又は別個の構成部に相当しうる。第1アームはこのアームを通過してジョイントに接続するピンによってジョイントに接続されうる。なお、この同一のピンが第2アームを第1ジョイントに接続することが可能であり、また異なるピンが適用されることも可能である。好適にはピンは第1アームの第1ジョイントを第2アームの第1ジョイントに接続する。ピンは第1アーム間及び/又は第2アーム間に設けられるスクリーン及び/又は素材の支持又は取り付けを実現しうる。
なお、好適には第1アーム及び/又はそのジョイントと固定系の第1構成部とは別々の構成部である。
第1アームはそのジョイントの一部を構成するブロックの溝に受け止められうる。好ましくは、第1アームはノブによって溝内にクランプされる。第2アームはその第1ジョイントの一部を構成するブロックの溝に受け止められうる。好適には第2アームは第1ジョイントの反対側のジョイント側部における更なるノブによって溝内にクランプされる。これらのブロックは好ましくはそれぞれ異なるブロックを構成する。第1アームのブロックはジョイントのノブと連結しうる。好適にはノブを一方向に回転させることによって第1アームと第2アームとの方位付けが変更可能になる。またノブを逆方向に回転させることによってこれら第1アームと第2アームとの方位付けは固定されうる。また好適には、上記回転によってジョイントの固定器具が固定あるいは解除されうる。また好適にはジョイントは一面上に半径方向に延びる一連のリッジによって構成されるラチェットを有し、前記一面は各ジョイントに具備され、前記一面は相互に係合するリッジを保持する。また、ジョイントの一部分はその回転軸を包囲する突起部を具備し、前記突起部は前記ジョイントの他方の部分の回転軸周囲に具備される陥凹部と連結する。これらは好適には2つのジョイント部分の相互位置関係の設定を補助するために連結される。また、1又は複数のジョイント、とりわけ前記第1ジョイントは1方向における回転限度と他方向における回転限度との間を自由に回転可能に構成されうる。なおこれら回転限度から離れた位置において初期動作に対する抵抗が提供されうる。特に第1ジョイントなどにおける回転限度は前記ジョイントの一部分に具備される突出部及び前記ジョイントの他方の部分に具備されるストップによって構成され、前記突出部と前記ストップとは前記回転限度において相互接触するように構成されうる。このストップは金属部材から構成されうる。ある好適実施例によると、プラスチック製ウェブにピンが設置されうる。突出部は好適にはジョイントにおける投影を実現する他方の部分によって形成される導管内において突起を保持する部分へ移動する。また回転限度においてストップに接触する更なる突起が設置されうる。この更なる突起はジョイント外部に設置されうる。好適にはこの突起はジョイントの他方部分内の外側導管内を回転する。この導管は開放された側面を有しうる。この突起及び更なる突起は半径方向及び円周方向に離間されうる。これらの間隔は90度から270度を構成し、より好ましくは160度から200度の間に設定される。なお内側の導管は1又は複数のクロス部材によって補強されうる。
好適には各第1ジョイントには固定部が具備され、また1つのノブがこれら第1ジョイントの両方における固定部を緩め/絞めする。
この固定部は好適には解除可能な係合を実現しうる2つの面によって構成される。これら係合面は相互離間するようスプリングによって付勢されうる。また、これら面は歯と陥凹部、ピンと開口部、又はその他の結合系を具備しうる。また好適にはこれらのうちの一方の面は第1ブロック上の素子に設けられる。また他方の面は好適には第2ブロックに設置される。
また、好適には2つの第1ジョイントは略同一構成を有するが、一方だけが2つのジョイント、すなわち第1及び第2アームの位置付けを緩め/絞めするためのノブを有する。
なお、第2ジョイントは第1ジョイントと同様の構成を有しうる。また、第2ジョイントは以下のような構成を有することも可能であり、第1ジョイントもこのような構成を有することも可能である。すなわち第2ジョイントはその一端部は素子によって第2ジョイントの他方の端部に連結されうる。この素子はロッドなどに相当しうる。この素子はたとえばクロスアームなどの枠組みの一部内に設置されうる。ジョイントは第1ブロック及び第2ブロックから構成されうる。これらの第1及び第2ブロックは好適には係合面を介して係合される。これら係合面はスプライン及び/又は歯と陥凹部及び/又はピンと開口及び/又はその他の結合系を具備しうる。クロスアームはこれらのブロックのうちの一方と係合することができ、好ましくはこの係合はこのクロスアームの断面形状と一致する形状を有するブロックにおける陥凹部によって実現される。第1ブロックは好適にはアーム、とりわけ第2アームを受け止める陥凹部を具備する。第2ブロックは好適にはアーム、とりわけ更なるアームを受け止める陥凹部を具備する。また好適には素子の一端において同素子とノブとの係合が実現される。また好適には他方のジョイントにおける素子の他方の端部にはキャップが設置される。また好適にはノブを1方向に回転させることによって係合面の係合が緩められ、回転が許容される。また好適にはノブを他方向に回転させることによって係合面の係合が絞められる。また、好適には1方向への回転によってノブとキャップとの距離が拡大し、他方の方向への回転によってノブとキャップとの距離が縮められる。また好適には係合面を相互接触させるように付勢するスプリングが具備される。このスプリングは素子の周りに設置されうる。このスプリングはノブ及び/又はナットなどの素子の一部に係合しうる。
第2アーム及び/又は第2ジョイント及び/又は更なるアームは好適にはそれぞれ別の部分を構成する。
第2構成部は好ましくは家具用品に陥凹部を形成する形で実現される。第2構成部は家具用品の上部に陥凹部を形成する形で実現されうる。また第2構成部は部材に陥凹部を形成し、この部材を家具用品に取り付ける形で実現されうる。この部材は木材に相当しうる。なお、第2構成部及び/又はこの第2構成部を取り付けるための陥凹部の上部の周囲を覆うためのカバー及び/又は枠組み素材と第2構成部との接合部を覆うためのカバーを設けることが可能である。
なお、好適には各第2構成部に対応する第1構成部が設けられる。好適には第2構成部は開口又は陥凹部を具備し、これは第1構成部の1又は複数のアームに設けられるラグや突出部などと連結する。第2構成部は第1構成部の挿入時に第1構成部を第2構成部に誘導し、且つ/又は係合後第2構成部内での第1構成部の位置を制御するための1又は複数の溝、リッジ、又は面を具備しうる。
なお、第2構成部に対する第1構成部の挿入軸及び/又は取り外し軸は第1アームの軸に対して傾斜されうる。また第1構成部の挿入軸及び/又は取り外し軸は第2構成部の挿入軸及び/又は取り外し軸に対して傾斜されうる。好適には各軸は同一角度に相互反対方向に傾斜される。好適には各挿入軸は延長されることによって相互に接近する。
なお、好適には第2アームの長さは調節可能である。この長さは第2アームの一部を第2アームのもう一部内に伸縮させることによって調節可能である。なお、好適にはこの長さは取り外し可能な固定器具によって固定されうる。また好適には第2アームは線形である。また好適には第2アームの長さは一定である。また、第2アームは長方形断面を有することが可能である。
また、好適には2つの第2アームが設けられる。そして好適にはこの2つの第2アームは同一形状を有する。これら2つの第2アームの間にはスクリーンが設置されうる。これら2つのアーム間には1又は複数の帯状素材が設置されうる。
なお、第2ジョイントは上記第1ジョイントと同様の構成を有しうるが、ここでは同ジョイントは第2アームと更なるアームに連結する。
また、好適には2つの第2ジョイントは同一構成であるが、これらのうちの一方のみがジョイント、すなわち第2及び更なるアームの位置づけを緩め/絞めするためのノブを有する。
また好適には第2ジョイントは第2アームの端部に設けられる。好意的には第2ジョイントは第2アームと更なるアームとの相互位置関係を調整可能にする。
また、更なるアームはとりわけこれが終端アームである場合は1つのアームに相当することも可能である。この単一アームは半円を形成して一方の第2ジョイントから他方の第2ジョイントまで延長しうる。また更なるアームは、第2の更なるアームを含むことが可能である。これらの更なるアームはリンクアームイによって連結されうる。これら更なるアーム及びリンクアームは角部材によって連結されうる。これら角部材は例えばプラスチック製であってよい。またこれら更なるアーム間及び更なるアームとリンクアーム間にスクリーンが設置されうる。
また好適には更なるアーム間及び第2アーム間には単一のスクリーンが設置される。また更なるアーム間及び/又は第2アーム間及び/又は第1アーム間に複数のストリップを取り付けることも可能である。これらストリップは相互に重なり合か接触するように設置されるかあるいはストリップ間に隙間を開けた状態に設置されうる。
なおこのスクリーンはPVCコートポリエステルから構成されうる。またスクリーンは糸から形成されうる。またスクリーンは溶接可能材料から形成されうる。またスクリーンには1又は複数の穴が形成されうる。
なお、天蓋は3部構成であってよい。この場合第1セクションは第1アームの対と第1ジョイント間のリンクによって形成されうる。第2セクションは第2アームの対と、第1ジョイント間のリンクと、第2ジョイント間のリンクによって形成されうる。第3セクションは更なるアームの対と、第2ジョイント間のリンクと、場合によってはリンクアームと、によって形成されうる。
また天蓋は4以上のセクションから構成されることも可能である。この場合好適には第1セクションは第1アームの対及び第1ジョイント間のリンクによって形成され、前記第2セクションは第2アームの対、前記第1ジョイント間のリンク、及び前記第2ジョイント間のリンクから形成され、前記第3セクションは更なるアームの対、前記第2ジョイント間のリンク、及び更なるジョイント間のリンクによって形成される。更なるセクションは第3セクションと同様に形成されうる。第4セクション及び/又は最終セクションは好ましくは更なるアームと、更なるジョイント間のリンクと、場合によっては更なるリンクアームによって形成されうる。
好適には第1アーム間の間隔は第2アーム間の間隔よりも狭い。これによって折りたたみ状態では第1アームは第2アーム間に形成される空間内に収容されうる。また、好適には第1アームは第2アームよりも短く設計される。また、更なるアーム間の間隔は第3アーム間の間隔よりも短く設計されることが好ましい。これによって折りたたみ状態では更なるアームが第3アーム間に収容されうる。また、好適には更なるアームは第3アームよりも短く設計される。また好適には第2アームと第3アームは相互に折り合わせられる。また好適には第3アームは第2アームよりも短く設計され、折りたたみ状態では第3アーム間と更なるアーム間のジョイントは第2アームの端部の内側に配置される。
また、好適には天蓋の第1セクションは使用中実質的に垂直に設置される。また、好適には第2セクションは使用中上向きの角度に方位付けられ、第2ジョイント間のリンクの方向に向けられる。また、好適には第3セクションの先端部は下向の角度に方位付けられる。
天蓋は好適には折りたたみ可能である。第1セクションは第2セクションに対して折りたたみ可能に構成されうる。また、好適には第2セクションが第3セクションのほうに折りたたまれ、第1セクションは第2セクションと第3セクションの間に挟まれる。好適には天蓋は薄く折りたたまれ、例えばこの折りたたみ体の最大長さ方向に対して垂直方向に測定される最大厚さはこの最大長さの5%未満であるように構成される。
好適には第1セクションのアーム間の間隔は第2セクションのアーム間の間隔よりも狭い。好適にはこの第1セクションは第2セクション間の空間内に収容される。これによって非常に薄い折りたたみ体が実現されうる。好適には第3セクションのアーム間の間隔と第2セクションのアーム間の間隔は同等である。また好適には第2セクションのアームと第3セクションのアームは相互に折り合わせられる。
また、好適には第1セクション及び/又は第2セクション及び/又は第3セクション及び/又は更なるセクションの天蓋素材は同天蓋素材の一部を構成する隣接セクションに連結される。この連結を実現する部分に相当する天蓋素材部分は折りたたみ状態でジョイントの内側及び/又はジョイント柱の側部周りに延在するように配置される。
好適には第2アームに対する第1アームの回転は一定範囲内に制約される。また好適には第3アーム又は更なるアームに対する第2アームの回転は一定範囲内に制約される。また好適には更なるアームに対する第3アームの回転は一定範囲内に制約される。この回転は回転限度に達した際回転するアーム又はジョイントの一部と接触するストップによって制約されうる。なお、この回転限度付近では反対方向に回転するような抵抗が提供されうる。またクリック式ロックを適用することも可能である。また回転に対する抵抗は回転路における1又は複数の中間位置において提供されうる。このような抵抗はラチェット機構によって提供されうる。好適にはこの回転制約は各アーム間のジョイントにおいて提供される。また、好適には第2アームは例えば収納時などの状況に対応する第1アームに対して完全に折りたたまれた状態から完全に展開された状態まで回転可能なように構成される。好適にはこの回転範囲角度は340度未満に設定され、より理想的には270度未満に設定される。好適には第3及び/又は更なるアームは例えば収納時などの状況に対応する第1アームに対して完全に折りたたまれた状態から完全に展開された状態まで回転可能なように構成される。好適にはこの回転範囲角度は340度未満に設定され、より理想的には270度未満に設定される。また、好適には第2アームの回転及び/又は第3アーム及び/又は更なるアームの回転は使用中にこれらが座席のほうに倒れこまないように制約される。
なお、2つの第1アームは相互に対して平行に配置されうる。また第2アームも相互平行に配置されうる。また第3アームも相互平行に配置されうる。また更なるアームも相互平行に配置されうる。また第1、第2、第3、及び更なるアームは少なくとも1平面からみて相互平行に配置されうる。
なお、第2構成部は開け閉め可能なクランプによって特に管状の家具用品などに取り付けられうる。好適にはこのクランプはかぐ用品の枠組みの一部に係合される。この枠組みの一部は枠組みの上部など全般的に水平に設置される枠組み部分に相当しうる。また、この枠組み部分は枠組みの側部など全般的に垂直に設置される枠組み部分に相当しうる。なお、好適には第2構成部は回転可能取り付け部材などによってクランプに取り付けられる。この回転可能取り付け部材は第2構成部の開口を通過してクランプに達するピンによって構成されうる。好適にはこのピンはクランプの顎部を係合させる。なお、このピンが1方向に回転されることによってクランプの顎部が動かされて開放状態になる。またこのピンが逆方向に回転されることによってクランプは閉鎖され、更に好ましくはクランプに対する第2構成部の方位を固定する。またクランプに対する第2構成部の方位を固定するために第2構成部とクランプの間及び/又は第2構成部とピンのヘッド部との間でスプライン係合が提供されうる。
また、クランプは相互対向する2つの顎部から構成されうる。好適にはピンはこの顎部間の間隔を調節する。各顎部はクランプされる枠組みを収容するための陥凹部を具備しうる。なお、顎部間のヒンジとしてフレキシブル・ヒンジが適用されうる。
第2構成部は取り付け部材によって家具用品に取り付けられうる。なお、取り付け部材は特に管状の家具用品などの枠組みの一部にスライド形式で取り付けられうる。この取り付け部材は家具用品の枠組みの一部を受け止める貫通孔などの開口を具備しうる。また好適にはこの開口の断面形状は収容部分に対応する家具用品の枠組み部分の断面形状と一致するように構成される。なお、取り付け部材と枠組みとの間には1又は複数の係合が提供されうる。枠組みは取り付け部に具備されるピンなどの素子を受け止めるための1又は複数の開口、溝、又は陥凹部を具備しうる。
なお、好適には同一構成の天蓋はスタック可能に構成される。
また好適には第1アームは第2及び/又は第3及び/又は更なるアームよりも短く構成される。また好適には更なるアームは第2及び/又は第3アームよりも短く構成される。また好適には第3アームは第2アームよりも短く構成される。また好適には第1アーム又は第1ジョイント間のリンク及び/又は第2アーム又は第2ジョイント間のリンク及び/又は第3アーム又は第3ジョイント間のリンクは同一の長さ及び/又は同一設計及び/又は同一寸法に構成される。また好適には少なくとも第2及び第3ジョイントは同一構成を有する。
なお、本発明の第1仕様は本願に記載される上記以外の(例えば本発明の第2仕様で説明される)特徴、オプション又は可能性を導入することが可能である。
本発明の第2仕様としては、天蓋を家具用品に取り付ける方法であって、前記方法は家具用品に固定系の1又は複数の第2構成部を設置し、天蓋を設置する工程を含み、前記天蓋は第1アームを有し、前記第1アームの一端部又はこの付近には前記固定系の第1構成部が具備され、前記第1アームの他方の端部又はこの付近にはジョイントが具備され、前記ジョイントは第2アームに接続され、前記ジョイントは前記第1アームの前記第2アームに対する方位付けを変動可能にし、前記第2アームは第2ジョイントを具備し、前記第2ジョイントは更なるアームに接続され、前記1又は複数のアームは1又は複数のスクリーンを支持し、更に前記固定系の前記第1構成部を前記第2構成部に接続する工程を含む方法を提供する。
この取り付け方法は1つの構成部、好ましくは第1構成部を他方の構成部、好ましくは第2構成部に挿入する工程を含む。片方の構成部をもう片方の構成部に挿入することで1又は複数の支持アームが第1状態から第2状態に変形しうる。この挿入動作を続行することによって例えば片方の構成部が具備する1又は複数のラグ又は突出部がもう片方の構成部が具備する開口又は陥凹部に侵入し、このアーム部は第1条体に戻りうる。
また好適には天蓋を上から家具のほうに動かすことによって天蓋は家具用品に取り付けられうる。この取り付け動作は好ましくは下向垂直方向に沿った動作に相当する。
なお、本発明の第2仕様は本願に記載される上記以外の(例えば本発明の第1仕様で説明される)特徴、オプション又は可能性を導入することが可能である。
本発明の第3仕様としては、家具用品に取り付けられるテーブルであって、支持面及び1又は複数の支持アームを具備するテーブルにおいて、支持アームは支持面を支持し、各支持アームは支持面から離れた端部側において固定系の第1構成部を具備するように構成されるテーブルを提供する。
このテーブルは飲み物及び/又は食べ物及び/又はこのための容器を支持するように構成されうる。
この取り付けは好ましくは2部構成の固定系によって実現される。この2部構成の固定系の第2構成部は好ましくは家具用品に具備される。また好適には第1構成部と第2構成部とが開放可能に係合されて取り付けが実現される。この取り付けは第1構成部を第2構成部に対して第1方位に設定し、第1構成部を第2構成部に対して第2方位に設定することによって実現されうる。この第2方位は第1方位に対して180度の方位に相当しうる。好適には第1構成部及び第2構成部の解除/係合はユーザのどちら側の手によっても実現されうる。
この取り付けは家具用品の一方のアームに実現されるか、他方のアームに実現されるか、あるいは両方のアームに同時に実現されることが可能である。この取り付けによってテーブルを座席の上に位置するようにすることが可能である。またこの取り付けによってテーブルを家具アイテムの側部に位置するようにすることが可能である。また取り付け位置は適時変更されることが可能である。
なお、家具用品は椅子、デックチェア、ラウンジチェア、リクライニングチェア、座席、又はリクライニングシートに相当しうる。また家具用品は1又は複数人数を収容しうる。
支持面は平面状に構成されうる。この支持面は完全又は部分的に突起エッジ又はリムによって包囲されることが可能である。この支持面は長方形状に形成されうる。この支持面はテーブルと同一素材から構成されうる。またこのテーブルはたとえばスリップ防止材料などの異なる材料からなる面を具備しうる。
このテーブルは1又は複数の支持アームを具備しうる。これら1又は複数の支持アームは線形に構成される。また好適にはこれら1又は複数の支持アーム同一長さに構成される。また支持アームの長さは調節可能に構成されうる。また好適には1又は複数の支持アームは支持面の下面から延びる。また、好適には1又は複数の支持アームは支持面に対して実質的に垂直方向に延びる。更に好適には1又は複数の支持アームは複数のエッジのうちの一方のエッジよりに配置され、このアームはこのエッジとこれに対向するエッジとの間の距離の10%未満の位置に配置される。
なお、第1構成部はオス部に相当しうる。また第2構成部はメス部に相当しうる。好適には係合の際第1構成部の本体部は第2構成部内に受け止められる。また好適には係合の際まずこの第1構成部の本体部の先端エッジが第2構成部に挿入される。
また好適には第1構成部の本体部は連続部に接続される。また好適には係合の際この連続部の一部は第2構成部から延長する。また好適には本体部の先端エッジから1又は複数の支持アームが延長する。また好適にはこの1又は複数の支持アームによって隙間が形成される。また好適には各アームはラグ又は突出部を有する。好適にはこのラク又は突出部は第2構成部の一部分と連結する。好適にはアームを隙間内に変形させることによって係合が解除されうる。またアームはその終端部においてグリップ部を具備しうる。また好適には第1構成部の連続部は支持アームに取り付けられる。
第2構成部は好ましくは家具用品に陥凹部を形成する形で実現される。第2構成部は家具用品の上部に陥凹部を形成する形で実現されうる。なお、好適には各第2構成部に対応する第1構成部が設けられる。好適には第2構成部は開口又は陥凹部を具備し、これは第1構成部の1又は複数のアームに設けられるラグや突出部などと連結する。第2構成部は第1構成部の挿入時に第1構成部を第2構成部に誘導し、且つ/又は係合後第2構成部内での第1構成部の位置を制御するための1又は複数の溝、リッジ、又は面を具備しうる。
なお、好適にはテーブルは他の同一構成のテーブルとスタック可能である。また、好適には1又は複数の支持アーム、とりわけ全ての支持アームは折りたたみ可能に構成される。また好適には支持面の下部に対して折りたたまれ、理想的には実地素敵に平坦な構成を実現する。なお、好適には支持アームの長さは折りたたみ状態でこの支持面の範囲内に収められるような長さに設定される。
なお、本発明の第3仕様は本願に記載される上記以外の(特に本発明の第4及び第5仕様で説明される)特徴、オプション又は可能性を導入することが可能である。
本発明の第4仕様としては、家具用品にテーブルを取り付ける方法であって、固定系の第2構成部を家具用品に設置し、テーブルを設置する工程を含む方法で、このテーブルは支持面及び1又は複数の支持アームを具備し、支持アームは支持面を支持し、各支持アームは支持面から離れた端部側において固定系の第1構成部を具備し、更にこの固定系の第1構成部を第2構成部に接続する工程を含むような方法を提供する。
この取り付け方法は1つの構成部、好ましくは第1構成部を他方の構成部、好ましくは第2構成部に挿入する工程を含む。片方の構成部をもう片方の構成部に挿入することで1又は複数の支持アームが第1状態から第2状態に変形しうる。この挿入動作を続行することによって例えば片方の構成部が具備する1又は複数のラグ又は突出部がもう片方の構成部が具備する開口又は陥凹部に侵入し、このアーム部は第1条体に戻りうる。
また好適にはテーブルを上から家具のほうに動かすことによってテーブルは家具用品に取り付けられうる。この取り付け動作は好ましくは下向垂直方向に沿った動作に相当する。
本取り付け方法はテーブルを家具アイテムに対して1以上の方位に設定可能にする方法を提供する。このテーブルは家具アイテムに対して第1方位に設定可能で、ここではテーブルが家具用品の座席部の上を延びる。またこのテーブルは家具アイテムに対して第1方位に設定可能で、ここではテーブルが家具用品の側部に延びる。これら第1及び第2方位はそれぞれテーブルを180度異なる角度に取り付けることによって実現されうる。
なお、本発明の第4仕様は本願に記載される上記以外の(例えば本発明の第3及び第5仕様で説明される)特徴、オプション又は可能性を導入することが可能である。
本発明の第5仕様として、飲み物、食べ物などの商品を提供する方法であって、第1地点に位置するテーブルに飲み物又は食べ物を載せて、テーブルを第1地点とは異なる第2地点に動かし、このテーブルを第2地点にある家具に取り付ける工程を含む方法を提供し、ここでこのテーブルは支持面及び1又は複数の支持アームを具備し、支持アームは支持面を支持し、各支持アームは支持面から離れた端部側において固定系の第1構成部を具備し、この固定系の第1構成部は第2構成部に接続される。
第1地点はバーやキッチンなど飲み物や食べ物を供給する中央地点に相当しうる。この第1地点はスタッフ関係者には立ち入りが許容されるが、家具のユーザ自身はここへの立ち入りが禁じられる場合がある。好適にはテーブルは注文された飲み物及び/又は食べ物を載せた状態で第1地点から第2地点に持ち運ばれる。またこのテーブルは好適にはウェイターなどのスタッフによって運ばれる。またこのテーブルは好適にはウェイターなどのスタッフによって家具に取り付けられる。またこのテーブルは家具に対してユーザの要望に応じた方位に取り付けられうる。またユーザが飲み物及び/又は食べ物を飲み終えた/食べ終えた際このテーブルは家具から取り外されることが可能である。この場合テーブルはウェイターやスタッフなどによって取り外されて終わった飲み物及び/又は食べ物をと共に第1地点に戻されることが可能である。
なお本発明の第5仕様は本願に記載される上記以外の(例えば本発明の第3及び第4仕様で説明される)特徴、オプション又は可能性を導入することが可能である。
本発明の第6仕様としては座席として適用される家具であって、固定系の第2構成部を具備する家具を提供する。ここで固定系の第2構成部は座席の肘掛に具備されるか、あるいは座席の背もたれ部分の枠組みに具備されうる。またこの第2構成部はメス部に相当する。
好適にはこの第2構成部は特に本願に記載されるような構成を有する固定系の第1構成部と係合する。この第2構成部は座席に陥凹部を形成する形で実威厳されうる。また、好適には第2構成部は座席の肘掛、座席の側部の枠組み、又は座席の後部の枠組みの上端などに陥凹部を形成することによって構成されうる。なお、この第2構成部は複数も受けられることが可能である。また好適には第2構成部は座席の後部の上端と、座席の肘掛又は座席の側部の枠組みとに設置される。また好適にはこれら各設置位置のそれぞれにおいて2つの第2構成部が具備される。
好適には第2構成部は開口又は陥凹部を具備し、これは第1構成部の1又は複数のアームに設けられるラグや突出部などと連結する。第2構成部は第1構成部の挿入時に第1構成部を第2構成部に誘導し、且つ/又は係合後第2構成部内での第1構成部の位置を制御するための1又は複数の溝、リッジ、又は面を具備しうる。
なお、第2構成部は開け閉め可能なクランプによって特に管状の家具用品などに取り付けられうる。好適にはこのクランプはかぐ用品の枠組みの一部に係合される。この枠組みの一部は座席の後部など枠組みの上部の全般的に水平に設置される部分に相当しうる。また、この枠組み部分は枠組みの側部(座席の背部)など全般的に垂直に設置される枠組み部分に相当しうる。また枠組み部分は座席の側部など枠組みの側部分に相当しうる。なお、好適には第2構成部は回転可能取り付け部材などによってクランプに取り付けられる。この回転可能取り付け部材は第2構成部の開口を通過してクランプに達するピンによって構成されうる。好適にはこのピンはクランプの顎部を係合させる。なお、このピンが1方向に回転されることによってクランプの顎部が動かされて開放状態になる。またこのピンが逆方向に回転されることによってクランプは閉鎖され、更に好ましくはクランプに対する第2構成部の方位を固定する。またクランプに対する第2構成部の方位を固定するために第2構成部とクランプの間及び/又は第2構成部とピンのヘッド部との間でスプライン係合が提供されうる。
また、クランプは相互対向する2つの顎部から構成されうる。好適にはピンはこの顎部間の間隔を調節する。各顎部はクランプされる枠組みを収容するための陥凹部を具備しうる。なお、顎部間のヒンジとしてフレキシブル・ヒンジが適用されうる。
なお、好適には第2構成部は座席に1又は複数のアクセサリを取り付けるために適用され、このアクセサリは固定系の第1構成部を具備する。これらアクセサリは天蓋、テーブル、パラソル、風除け、照明、読書灯、及び/又は虫除けなどに相当しうる。
これら1又は複数のアクセサリは椅子とセットになって提供されうる。このセットは本願中に記載される1又は複数のクランプを含むことが可能である。
好適には本家具は同一構成を有する他の家具とスタック可能に構成される。また好適には上記アクセサリも同一構成の他のアクセサリと一緒にスタック可能に構成される。
なお本発明の第6仕様は本願に記載される上記以外の特徴、オプション又は可能性を導入することが可能である
本発明の第7仕様としては、特に家具に取り付ける天蓋などの製造方法であって、
天蓋の一部を折り返してこの天蓋の別部分と接合し手形成されるアームを受け止めるための袖部を複数有刷る天蓋を提供し、
袖部に固定系の第1構成部及びジョイントを具備する第1アームを挿入し、
袖部に固定系の第2構成部及び第2ジョイントを具備する第2アームを挿入し、この第2アームを前記ジョイントに接続し、前記ジョイントが第1アームと第2アームとの方位付けを変更可能にし、
袖部に更なるアームを挿入して子の更なるアームを第2アームの大sジョイントに接続する。
なお、好適には第2アームと第3アームとの間には第3ジョイントに連結する更なるアームが配置されうる。
なお、好適にはこれらアームはそれぞれ対応するジョイントにスライド挿入される。また好適にはこれらアームとジョイントとはそれぞれ別々の構成部からなる。
また、本方法によると、同一のジョイントを用いながら異なる長さの第1アーム及び/又は第2アーム及び/又は更なるアーム及び/又はクロスアームを採用して各種異なる大きさや形状の天蓋が製造されうる。また好適には第1アームは第2及び/又は第3及び/又は更なるアームよりも短く構成される。また好適には更なるアームは第2及び/又は第3アームよりも短く構成される。また好適には第3アームは第2アームよりも短く構成される。また好適には第1アーム又は第1ジョイント間のリンク及び/又は第2アーム又は第2ジョイント間のリンク及び/又は第3アーム又は第3ジョイント間のリンクは同一の長さ及び/又は同一設計及び/又は同一寸法に構成される。
また好適にはジョイントは第1アームから別構成であって、このジョイントは各第1アームの端部にスライド係合によって取り付けられる。また好適には2つの第1アームがそれぞれ対応する袖部内に設置される。好適にはこれらアーム又はジョイントはクロスアームによってリンクされる。そして好適にはこのクロスアームの固定部が取り付けられて絞められる。
なお、1又は複数の袖部は天蓋の部分を他の部分に溶接することによって形成されうる。
なお、本発明の第7仕様は本願に記載される上記以外の特徴、オプション又は可能性を導入することが可能である
本発明の第8仕様としては、固定系の一構成部分を含む取り付け部材であって、前記取り付け部材は第1部分及び第2部分から構成され、前記第1部分と第2部分とは相互に取り外し可能に係合され、前記第1部分と第2部分との間の導管を形成し、前記導管は使用中枠組みを受け止め、前記第1部分は所定位置で前記導管と対面する第1枠組み係合部及び所定位置で前記導管と対面する第2枠組み係合部を有し、前記第1枠組み係合部の所定位置における前記導管の軸は前記第2枠組み係合部の所定位置における導管の軸と異なるように構成される取り付け部材を提供する。
なお、この取り付け部材は金属材料又はプラスチックなどの非金属材料から構成されうる。また、取り付け部材は成形部材から構成されうる。
また、固定系の一部分はメス部に相当しうる。好適にはこのメス部は取り付け部剤の設置対象となるアイテムに具備されるオス部と結合する。このアイテムは好適には天蓋、日除け、日除けスクリーン、かさ、パラソル、雨よけ、又はテーブルなどに相当する。またアイテムはテーブルにも相当しうる。
また好適にはこの固定系の一部分は取り付け部材の陥凹部に具備される。この陥凹部は少なくとも部分的には取り付け部材の第1部分の陥凹部によって形成されうる。
また一実施形態によると、この陥凹部は少なくとも部分的には取り付け部材の第2部分の陥凹部によって形成されうる。また好適には取り付け部材の陥凹部は2つの部分によって構成され、このうちの第1の部分は前記取り付け部材の第1部分における陥凹部によって構成され、第2の部分は前記取り付け部材の第2部分における陥凹部によって構成される。またこの陥凹部の口はキャップによって包囲されることが可能である。好適にはこのキャップは取り付け部材の第2部分と係合する。また好適にはこのキャップは使用中に第1部分と第2部分とが離れないようにこのような動作に対する抵抗を提供する。なお、この固定系の一部分は好適には取り付け部材の第1本体部に設置される。また好適にはこの第1本体部は導管の一側部に配置される。この第1本体部は各側面を形成する平面及びこれらの側面を連結する湾曲面から構成されうる。
また別の実施形態によると、陥凹部は取り付け部材の第1部分だけによって形成されることが可能である。これは特に育児用装備などに適用される取り付け部材など構成に相当しうる。ここでは好適には陥凹部がカップ部によって形成される。なお、好適にはこのカップ部は取り付け部材の第1部分上の平面などに設置される。また好適にはこの陥凹部の口はこの平面と同一平面上にある。また陥凹部の口はキャップによって包囲されることが可能である。なお、好適には陥凹部は導管の一方側に設置される。なお、好適には固定部の第1部に対する固定部の第2部の挿入及び/又は取外し軸は導管における第1枠組み係合部の設置位置の導管軸に対して角度付けられ且つ。導管における第2枠組み係合部の設置位置の導管軸に対して角度付けられる。
なお、好適には第1本体部は取外し可能な固定部の設置位置を1又は複数有する。この固定部はネジやクリップなどに相当しうる。なお、好適にはこのような設置位置が第1本体部に2以上具備され、より好ましくは取り付け部材全体においてこのような設置位置が4つ具備される。なお、育児用装備のための取り付け部材に場合ネジという形をとる取外し可能固定器具が具備されうる。これら取外し可能固定器具は取り付け部材の第1本体部の内部又は表面における窪んだ開口に挿入されうる。
取り付け部材は第1本体部が設置される導管測部の反対側に設置される第2本体部を具備しうる。この第2本体部は取り付け部材の第1及び第2部分によって形成される。この第2本体部は各側面を形成する平面及びこれらの側面を連結する湾曲面から構成されうる。この第2本体部は特に導管の外周部においては湾曲面を構成する。また好適には第2本体部は取外し可能な固定部の設置位置を1又は複数有する。この固定部はネジやクリップなどに相当しうる。なお、好適にはこのような設置位置が第2本体部に2以上具備される。なお、取外し可能固定器具は取り付け部材の第2本体部の内部又は表面における窪んだ開口に挿入されうる。好適にはこれら取外し可能固定器具は第1本体部上又はこの内部における設置位置と係合する。
なお、取り付け部材の第1部分は取り付け部材全体の半分を構成しうる。好適にはこの取り付け部材の第1部分は少なくとも第1本体部、導管、又は導管を形成するセクション及び第2本体部を部分的に含む。
なお、取り付け部材の第2部分は取り付け部材全体の半分を構成しうる。好適にはこの取り付け部材の第1部分は少なくとも第1本体部、導管、又は導管を形成するセクション及び第2本体部を部分的に含む。
なお、取り付け部材の第2部分は第1部分と対称的に形成されうる。また湾曲面は好適には第1部分と第2部分との平滑な接合を実現する。
なお、導管は連続導管を構成しうる。なお、導管はその各端部においてのみ枠組みを通すための開口を有するように構成されうる。また導管はその即部において1又は複数の開口を具備しうる。また導管は第1枠組み係合部及び第2枠組み係合部のみか構成されうる。また導管は本体セクションによって形成されうる。このセクションは第1本体部と第2本体部とを連結する。なお、本体セクションは接合面によって第1及び/又は第2本体部に連結されうる。この本体セクション導管が連続する場合一貫した内部形状及び/又は断面形状を有する。またこの本体セクションは、導管が非連続的であって、チャンバーなどを構成する場合は変容する内部形状及び/又は断面形状を有しうる。
特に前記第1枠組み係合部と前記第2枠組み係合部との間において前記導管又は本体セクションはチャンバーという形で開口部を形成しうる。この開口部は前記枠組みの第1線形素子と第2線形素子とを連結するリンク素子として各種異なる湾曲形状又は湾曲直径を有するリンク素子を収容可能に構成されうる。またこの開口は本体セクション及び/又は本体部によって包囲され、開口部は導管の端部においてのみ形成されるようにすることも可能である。
なお、枠組みは特に円形断面の管状の枠組みに相当しうる。この枠組みは金属製であってよい。取り付け部材は枠組みの上部における角に設置されることが可能である。また取り付け部材は好適には線形である第1素子と、好適には線形の第2素子と、これらを連結する湾曲素子とにから構成される枠組みの箇所に設置されうる。なお、好適には取り付け部材は枠組みを変形/変更することなくこの枠組みに設置される。
なお、第1部分の第1枠組み係合部は第1部分の第2枠組み係合部から離間されるかあるいはこれに連結されることが可能である。第1部分の第1枠組み係合部の形状は係合対象の枠組みの素子の形状と一致するように構成されうる。この形状は半円柱以下に形成されうる。またこの形状は半円以下形成され、その長さにわたって湾曲するように形成されうる。また、第1部分の第1枠組み係合部は導管の端部又はこの周辺に設置されうる。
また、第2部分の前記第1枠組み係合部は第2部分の第2枠組み係合部から離間されるかあるいはこれに連結されることが可能である。また好適には第2部分の前記第1枠組み係合部の形状は係合対象の素子の形状に一致するように構成される。この形状は半円柱以下に形成されうる。またこの形状は半円以下形成され、その長さにわたって湾曲するように形成されうる。また、第2部分の第1枠組み係合部は導管の端部又はこの周辺に設置されうる。
なお、第1部分の前記第2枠組み係合部の形状は係合対象の枠組みの素子の形状と一致するように構成されうる。この形状は半円柱以下に形成されうる。またこの形状は半円以下形成され、その長さにわたって湾曲するように形成されうる。また、第1部分の第2枠組み係合部は導管の端部又はこの周辺に設置され、好適には第1係合部の反対側に設置される。
なお、第2部分の前記第2枠組み係合部の形状は係合対象の枠組みの素子の形状と一致するように構成されうる。この形状は半円柱以下に形成されうる。またこの形状は半円以下形成され、その長さにわたって湾曲するように形成されうる。また、第2部分の第2枠組み係合部は導管の端部又はこの周辺に設置され、好適には第1係合部の反対側に設置される。
なお、第1及び第2枠組み係合部は例えば導管を形成する連続面として一体的に構成されうる。
また、第1及び/又は第2枠組み係合部は取り付け部材及び/又は第1部分及び/又は第2部分と一体的構成されうる。また第1及び/又は第2枠組み係合部は取り付け部材及び/又は第1部分及び/又は第2部分とは別構成にされうる。特に第1及び/又は第2枠組み係合部の少なくとも一部としてとしてゴムパッドなどの順応性材料からなる素子を1又は複数適用することが可能である。この順応性材料は使用中第1部分と枠組みとの間及び/又は第2部分と枠組みとの間に設置されうる。また、この順応性材料は導管全体にわたって設置されうる。また順応性材料は導管の端部の一方又は両方に隣接するように設置されうる。好適には導管の端部は使用中枠組みと取り付け部材との間を封止する。この封止はこの順応性材料によって実現されうる。なお、取り付け部材と共に1又は複数の種類、大きさ、又は厚さの順応性材料が提供されうる。このようにして異なる大きさの枠組みが適正且つ効果的にグリップされうる。
なお、第1枠組み係合部の位置における導管の軸及び/又は第2枠組み係合部の位置における導管の軸はその点における軸の投射に相対しうる。これは特に導管の軸はその各部分において湾曲を描くからである。
なお、好ましくは、各第1枠組み係合部の位置における前記導管は共に同一の軸を有し、各第2枠組み係合部の位置における前記導管はともに同一の軸を有する。なお、好適には、1つ又は両方の第1枠組み係合部の軸は1つ又は両方の第2枠組み係合部の軸と30度以上異なる。なお、より好適にはこの方位の違いは45度以上であり、より好ましくは60°以上であり、更に好ましくは75°以上であり、理想的には85°から95°の範囲内にある。なお、第1枠組み係合部の軸は第2枠組み係合部から最も離れた第1枠組み係合部設置位置における軸に相当する。また、第2枠組み係合部の軸は第1枠組み係合部から最も離れた第2枠組み係合部設置位置における軸に相当する。
なお、好適には使用中1方又は両方の第1枠組み係合部が枠組みの第1線形素子に係合する。また、好適には使用中1方又は両方の第2枠組み係合部が枠組みの第2線形素子に係合する。また好適には第1素子及び第2素子はそれぞれ軸を有する。これらの各軸は相互に対して30°以上傾斜する。この方位の差は好ましくは45°以上であり、より好適には60°以上であり、更に好適には75°以上であり、理想的には85°から95°の範囲内にある。
なお、本発明の第8仕様は本願に記載される上記以外の特徴、オプション、可能性を導入することもできる。
本発明の第9仕様としては、固定系の一部分を含む取り付け部材であって、前記取り付け部材は第1部分及び第2部分から構成され、前記第1及び第2部分は相互に取り外し可能に枠組みの周りに係合し、前記枠組みは前記取り付け部材の第1及び第2部分によって形成される導管内に受け止められ、各第1及び第2部分はそれぞれ前記導管の一端部又はこの付近において前記導管内に第1枠組み係合部を具備し、前記導管の他方の端部又はこの付近において前記導管内に第2枠組み係合部を具備し、前記第1枠組み係合部は相互に対向し、前記第2枠組み係合部は相互に対向し、前記一端部における前記導管の軸は前記他方の端部における前記導管の軸に対して75度以上の角度を形成する取り付け部材を提供する。
なお、本発明の第9仕様は本願に記載される上記以外の特徴、オプション、可能性を導入することもできる。
本発明の第10仕様としては、陥凹部に具備される固定系のメス部を含む取り付け部材であって、前記取り付け部材は第1部分及び第2部分から構成され、前記第1部分は第1本体部、導管形成部、及び第2本体部を含み、第2部分は第1本体部、導管形成部、及び第2本体部を含み、前記第1部分と前記第2部分とは実施知的に相互対称的に構成され、前記第1及び第2部分によって形成される前記導管は使用中家具用品の枠組みの一部を包囲し、前記導管は前記枠組み第1線形素子の少なくとも一部分、前記枠組みの湾曲素子、及び前記枠組みの第2線形素子の少なくとも一部分を受け止めるように構成される取り付け部材を提供する。
なお、本発明の第10仕様は本願に記載される上記以外の特徴、オプション、可能性を導入することもできる。
本発明の第10仕様としては、固定系の一部分を含む取り付け部材を枠組みに取り付ける方法であって、
前記取り付け部材の第1部分を前記枠組みの一端部に設置し、前記枠組みが部分的に前記第1部分によって形成される導管内に受け止められるようにし、
前記取り付け部材の第2部分を前記枠組みの他方の端部に設置し、前記枠組みが部分的に前記第2部分によって形成される導管内に受け止められるようにし、
1又は複数の固定器具を用いて前記取り付け部材の前記第1及び第2部分を結合させて、これら部分間に位置する枠組みを前記導管内に収容されるようにし、前記第1及び第2部分の各第1枠組み係合部と、前記第1及び第2部分の各第2枠組み係合部とが前記枠組みに係合するようにする工程を含み、
前記導管の一端部又はこの付近における前記枠組みの軸は前記導管の他方の端部又はこの付近における前記枠組みの軸とは異なる角度に方位付けられるような方法を提供する。
この方法は更に前記固定系のもう一部分を具備する天蓋、日除け、又はサンシェードを前記取り付け部材に含まれる固定系の前記一部分を用いて前記取り付け部材に取り付ける工程を含むことが可能である。
なお、この方法は更に1又は複数の他の設置位置において1又は複数の更なる取り付け部材を設置する工程を含むことが可能である。これら他の設置位置は枠組みの角部とりわけ上部角部に相当しうる。
また枠組みは特に椅子やラウンジチェアなどの家具に相当しうる。この枠組みは特に金属製の管状断面の枠組みなどに相当しうる。
なお、本発明の第11仕様は本願に記載される上記以外の特徴、オプション、可能性を導入することもできる。
本発明の第12仕様としては、固定系の一部分を含む取り付け部材であって、
第1素子、第2素子、及び更なる素子を有し、
前記第1素子は第1アイテム接触面及び第1アイテム係合面を有し、前記第1アイテム係合面の少なくとも一部分は第1アイテム接触面と反対方向に面し、
前記第2素子は第2アイテム接触面及び第2アイテム係合面を有し、前記第2アイテム係合面の少なくとも一部分は第2アイテム接触面と反対方向に面し、
前記更なる素子は更なるアイテム接触面を有し、
前記第1、第2、及び更なるアイテム接触面は相互対して方位付けられるように行為制される取り付け部材を提供する。
なお、好適には第1アイテム係合面は第1アイテム係合部上に具備される。また、好適には第2アイテム係合面は第2アイテム係合部上に具備される。また、好適には第1及び/又は第2アイテム係合部は少なくとも部分的には更なるアイテム接触面に対面する。
本発明の第13仕様としては、固定系の一部分を含む取り付け部材であって、
第1素子、第2素子、及び更なる素子を有し、前記更なる素子は更なるアイテム接触面を有し、
前記第1素子は第1アイテム接触面及び第1アイテム係合面を有し、前記第1アイテム係合面の少なくとも一部分は第1アイテム接触面に対面し、
前記第2素子は第2アイテム接触面及び第2アイテム係合面を有し、前記第2アイテム係合面の少なくとも一部分は第2アイテム接触面に対面し、
前記第1、第2、及び更なるアイテム接触面は相互対して方位付けられるように行為制される取り付け部材を提供する
ここで好適には、第1アイテム係合面は第1アイテム係合部上に具備される。また、好適には第2アイテム係合面は第2アイテム係合部上に具備される。
なお、本発明の第12及び/又は第13仕様は本願に記載される上記以外の特徴、オプション、可能性を導入することもできる。
なお、好適には取り付け部材はプラスチック製である。また、取り付け部材は成形部材に相当しうる。また、好適には取り付け部材は単一の一体構成部材に相当しうる。また、好適には取り付け部材は単一成形部材から構成される。
また、取り付け部材はアイテムのための取り付け部材であって、このアイテムは椅子、陸ラインイングチェア、ラウンジチェア、リクライニングラウンジ、又はその他の家具に相当しうる。なお、この取り付け部材は特にアイテムの後部取り付け用であってとりわけその角部に取り付けられるものに相当しうる。
なお、固定系の一部分はメス部を構成しうる。好適にはこのメス部は取り付け部剤の設置対象となるアイテムに具備されるオス部と結合する。このアイテムは好適には天蓋、日除け、日除けスクリーン、かさ、パラソル、雨よけ、又はテーブルなどに相当する。またアイテムはテーブルにも相当しうる。
また好適にはこの固定系の一部分は取り付け部材の陥凹部に具備される。この陥凹部は1又は複数の壁部によって構成されうる。なお固定系の一部分は少なくとも部分的に第1素子上に具備されうる。この固定系の一部分は第1素子における第1アイテム接触面の設置位置とは反対側に設置されうる。また固定系の一部分は少なくとも部分的には第1素子と第2素子とを連結する第3素子に設置されうる。
また好適には陥凹部を構成する1又は複数の壁部は、固定系の第1及び第2部分が結合される方向に対応する断面を有し、これは上記方向からみて取り付け部材の範囲内にある。陥凹部は第1平面壁と、これに対向する第2平面壁と、これらを連結する半円終端壁によって形成されうる。また、1又は複数の壁部は第1及び/又は第3素子に対して直立するように設定されうる。なお、1又は複数の壁部と第1及び/又は第3素子との間には絞め部材が設置されうる。なお、好適には2つの湾曲絞め具部材が相互上下に配置されうる。これら絞め具部材の一方は第1素子に対応してその上面において1又は複数の壁部と連結しうる。
なお、第3素子は少なくとも使用中のアイテムに対向する面に対して湾曲形状を構成しうる。このアイテムに対向する面はアイテム接触面の相当しうる。好適には第3素子のアイテム接触面はアイテムの形状と一致する。
なお、第1素子は実質的に平面状に構成されうる。またこの第1素子は湾曲しうる。またこの第1素子は使用中略水平に配置される。また好適には固定系の一部分を具備する第1素子の上面の構成とその下部の構成とは相互対応する。
また第1素子は前記固定系の一部分が設置される側の反対側に第1アイテム接触面を具備しうる。なお、この第1アイテム接触面は更なる素子と第1アイテム係合部との間に配置されうる。また第1素子は第1アイテム接触面を有し、同接触面の形状は前記アイテムの適用箇所における外面形状と一致するように構成されうる。
なお、第1アイテム接触部は平滑に形成されうる。また第1アイテム接触面と第1アイテム係合部/面及び/又は更なる素子との間には湾曲変遷面が配置されうる。
なお、好適には第1アイテム係合部/面、前記第1アイテム接触面、及び更なる素子の間に形成される開口部の断面はアイテムのその位置における断面、特にアイテムの壁素子の断面と一致する。
また第1アイテム係合部は第1素子からの突出部から構成されうる。この突出部は第1接触面に対して実質的に90度の方向に突出しうる。この第1アイテム係合部は更なる素子に対面し且つ/又は第1接触面に隣接する第1アイテム接触面を具備しうる。
また、第1アイテム係合面は第1接触面に対面する1又は複数の部分を有することが可能である。使用状態では、このような1又は複数の部分はアイテムのエッジ部と係合し、且つ好ましくは同接触面の反体方向に面するアイテムの面の少なくとも一部分と係合する。なお、第1アイテム係合面はその係合対象のアイテムのエッジの形状に対応するように構成される1又は複数の部分を具備しうる。特に第1アイテム係合面の一部としてアーチ面を設けることが可能である。
なお、第1アイテム係合部の少なくとも一部分及び/又は前記第1アイテム係合面は変形可能である。好適には第1正常状態が提供され、第2変形状態が提供される。なお、好適には第1アイテム係合部/面は取り付けを可能にするために前記第2変形状態に設定され、前記第1アイテム係合部/面は取り付けられると前記第1正常状態に戻るあるいは設定される。
第1素子は連続第1アイテム係合面を具備しうる。なお、第1アイテム係合面はいくつかの別々のセクションから構成されうる。また第1素子は連続第1アイテム接触部を具備しうる。また第1アイテム接触部はいくつかの別々のセクションから構成されることが可能である。
なお、第2素子は実質的に平面状に構成されうる。またこの第2素子は湾曲しうる。またこの第2素子は使用中略垂直に配置される。また好適には第2素子の外面と内面とは相互対応する。
また第2素子はその内部において第2アイテム接触面を具備しうる。なお、この第2アイテム接触面は更なる素子と第2アイテム係合部との間に配置されうる。また第2素子は第2アイテム接触面を有し、同接触面の形状は前記アイテムの適用箇所における外面形状と一致するように構成されうる。
なお、第2アイテム接触部は平滑に形成されうる。また第2アイテム接触面と第2アイテム係合部/面及び/又は更なる素子との間には湾曲変遷面が配置されうる。
なお、好適には第2アイテム係合部/面、前記第1アイテム接触面、及び更なる素子の間に形成される開口部の断面はアイテムのその位置における断面、特にアイテムの壁素子の断面と一致する。
また第2アイテム係合部は第2素子からの突出部から構成されうる。この突出部は第2接触面に対して実質的に90度の方向に突出しうる。この第2アイテム係合部は更なる素子に対面し且つ/又は第2接触面に隣接する第1アイテム接触面を具備しうる。
また、第2アイテム係合面は第2接触面に対面する1又は複数の部分を有することが可能である。使用状態では、このような1又は複数の部分はアイテムのエッジ部と係合し、且つ好ましくは同接触面の反体方向に面するアイテムの面の少なくとも一部分と係合する。なお、第2アイテム係合面はその係合対象のアイテムのエッジの形状に対応するように構成される1又は複数の部分を具備しうる。特に第1アイテム係合面の一部としてアーチ面を設けることが可能である。
なお、第2アイテム係合部の少なくとも一部分及び/又は前記第2アイテム係合面は変形可能である。好適には第1正常状態が提供され、第2変形状態が提供される。なお、好適には第2アイテム係合部/面は取り付けを可能にするために前記第2変形状態に設定され、前記第2アイテム係合部/面は取り付けられると前記第1正常状態に戻るあるいは設定される。
第1素子は連続第2アイテム係合面を具備しうる。なお、第2アイテム係合面はいくつかの別々のセクションから構成されうる。また第2素子は連続第1アイテム接触部を具備しうる。また第2アイテム接触部はいくつかの別々のセクションから構成されうる。
なお、使用状態において第1及び/又は第2アイテム係合部/面はアイテムの少なくとも一部を包囲するように構成されうる。
なお、前記第1アイテム係合部又は第2アイテム係合部のうちの1つはそれぞれの素子及び/又はアイテム接触面に対面する壁を有し、前記壁はその素子からの突出部上に具備されうる。この壁の終端部は平坦内面、平坦外面及び平坦終端面によってのみ形成されうる。好適には第1又は第2アイテム接触面のうちのいずれか一方がこの構成を有する。好適には第1又は第2アイテム接触面のうちの他方は異なる構成を有する。この異なる構成は壁の外面と平坦終端面との間に傾斜面などの変遷面を具備しうる。この壁はその終端のほうにテーパ状なり、このテーパ現象は好適には壁の外面において起きる。
また更なる素子は実質的に平面状に構成されうる。またこの更なる素子は1又は複数の湾曲部を有しうる。またこの更なる素子は使用中略垂直に配置される。また好適には更なる素子の外面と内面とは相互対応する。
また更なる素子はその内部において更なるアイテム接触面を具備しうる。なお、この更なるアイテム接触面は第1素子と第2アイテム係合部との間に配置されうる。また更なる素子は更なる接触面を有し、同接触面の形状は前記アイテムの適用箇所における外面形状と一致するように構成され、特にユーザがもたれるための家具アイテムの背もたれなどの形状に一致するように構成されうる。また、更なる接触面は第1アイテム係合部/面の少なくとも一部と、第2アイテム係合部/面の少なくとも一部と対面する。
なお、更なる接触部は平滑に形成されうる。また更なるアイテム接触面と第1及び/又は第2接触面との間には湾曲変遷面が配置されうる。
また更なる素子は前記第1素子と前記第2素子とを連結しうる。好適には第1、第2、及び更なる素子は角形状取り付け部材を構成する。またこの角形状取り付け部材は第3素子を具備しうる。そして好適には第3素子と他の素子との間には湾曲変遷面が設置される。
また更なる素子は1又は複数の開口を有しうる。好適には更なる素子は各第1アイテム接触部及び/又は突出部に対して1以上の開口を具備する。好適にはこの1以上の開口は更なる素子における第1アイテム係合部に最も近い部分に設置される。また好適には更なる素子は各第2アイテム接触部及び/又は突出部に対して1以上の開口を具備する。好適にはこの1以上の開口は更なる素子における第2アイテム係合部に最も近い部分に設置される。
この第1及び/又は第2及び/又は更なる素子は相互に対して70度から110度の角度に方位付けられる。好適にはこの更なる素子と第1及び/又は第2素子との間の角度は85度から95度である。なお第1及び第2アイテム係合部又は面は第1方向について相互に対して70度から110度に方位付けられうる。また第1及び第2アイテム係合部又は面は第2方向について平行に配置されうる。
また別の実施形態によると、第1及び/又は第2アイテム係合部/面は取り付け部材の他の部分とは別の構成部から構成されうる。好適にはこの別構成部は成形部材として提供される。また好適にはこの別構成部はプラスチック製である。好適にはこの別構成部はプレートとして構成されうる。この別構成部は固定器具のための貫通孔を1又は複数具備しうる。好適にはこの別構成部は使用状態において1又は複数の取外し可能固定器具によって取り付け部材に取り付けられる。これら固定器具はネジに相当しうる。これら固定器具はこの別構成部と取り付け部材とをアイテムを貫通することなく係合しうる。なお固定器具は第1素子及び/又は第2素子と係合しうる。好適にはこの別構成部の少なくとも一部分は対応素子、とりわけその接触面に対面するように配置される。また好適にはこの別構成部はこれ自身と接触面との間にアイテムをクランプする。
本発明の第14仕様としては、固定系の一部分を含む取り付け部材を好ましくは家具などのアイテムに取り付ける方法であって、
取り付け部材を設置する工程を含み、前記取り付け部材は
第1素子、第2素子、及び更なる素子を有し、
前記第1素子は第1アイテム接触面及び第1アイテム係合面を有し、前記第1アイテム係合面の少なくとも一部分は第1アイテム接触面と反対方向に面し、
前記第2素子は第2アイテム接触面及び第2アイテム係合面を有し、前記第2アイテム係合面の少なくとも一部分は第2アイテム接触面と反対方向に面し、
前記更なる素子は更なるアイテム接触面を有し、
前記第1、第2、及び更なるアイテム接触面は相互に対して方位付けられ、前記方法は更に
前記第1及び第2アイテム係合部及び/又は第1及び第2アイテム係合面の少なくとも一部分を第1正常状態から第2変形状態に変形させて、
前記取り付け部材を取り付け位置に設置し、前記第1及び第2アイテム係合部/面を第1正常状態に戻す工程を含む方法を提供する。
なお、前記第1正常状態から前記第2変形状態への変更は前記第1及び第2アイテム係合面/部においてそれぞれ別々に実現されうる。この変形は取り付け部材をアイテムに押し付けることのよって実現される。
また好適にはこの方法は更に固定系の他方の構成部を具備する天蓋、スクリーン、日除けなどを取り付け部材における固定系の一部分を用いて取り付け部材に設置する工程を含む。
なお、この方法は更に1又は複数の他の設置位置において1又は複数の更なる取り付け部材を設置する工程を含むことが可能である。これら他の設置位置は枠組みの角部とりわけ上部角部に相当しうる。
また枠組みは特に椅子やラウンジチェアなどの家具に相当しうる。またこのアイテムはプラスチック成形アイテムに相当しうる。
また、好適には第1又は第2アイテム係合部の一方のみが変形される。好適には第1又は第2アイテム係合部の他方はスライド動作によって枠組みに取り付けられる。好適にはこの他方の係合部は変形によって係合される係合部が係合される前に係合される。好適にはこのスライド動作によって第2アイテム係合部の係合が実現される。また好適には第1アイテム係合部の係合歯変形によって実現される。また好適にはこのスライド動作によって枠組みの一部がアイテム係合部とアイテム接触面との間に位置づけられる。
この取り付け部材は枠組み3から取外し可能に構成されうる。好適にはこの取り付け部材は取り付け部材に設置されたアイテムが取り外された後に取り外される。好適にはこの取り付け部材を枠組みの周り、とりわけそのエッジ部の周りにてスライドさせることによってこの取り付け部材は取り外される。この動作は第1又は第2アイテム係合部のいずれか一方を他方の位置に付勢する効果をもたらしうる。この動作は回転動作を含みうる。
なお、本発明の第14仕様は本願に記載される上記以外の特徴、オプション、又は可能性を導入することもできる。
家具には様々な設計があり、レクリエーション家具にも様々な形態のものが存在する。当発明者はこのような家具のためのアクセサリを開発することでこれらの家具の多目的性の向上を図った。その結果当発明者はこれらの家具に好適に適用されうるアクセサリ用の固定系を開発することを試みた。このような固定系は既存の構成に適用されることが可能であり、また、新たに設計される構成に組む込まれることも可能である。ここではこのような固定系及びアクセサリが家具の製造者などによって制約されることはなく様々な設計構成を有する家具に取り付け可能であるように設計されることが重要である。これは固定系や家具の設計の連係や標準化を行うことなくアクセサリを様々な設計を有する家具に取り付け可能にするための重要な点である。これと同時に当発明者は必要に応じて家具から容易に取り付け/取り外しが可能なアクセサリの取り付け技術を提供することを試みた。これは特にリゾートホテルやクルーズ船などにおいて、毎日多数の家具が取り出されて再びしまわれる必要がある場合において重要である。この場合アクセサリの取り付け/取り外しが容易でなければ同アクセサリの取り付けは有効とならない。
上記取り付け技術に加えて当発明者は特に設計上の理由から好適に適用されうる新たな家具用アクセサリを提供することを試みた。このようなアクセサリとしては、位置調整が可能であって、有効な日除け特性を有するが通気性を有し風に対する抵抗による悪影響を低減可能である天蓋などが含まれる。また別のアクセサリ例としては、様々な位置で適用可能であって尚且つ家具及びそのユーザに提供するものなどを運ぶためのトレーとしても適用されうるテーブルなどが含まれる。
図1の実施例ではラウンジチェア6に取り付けられる2つのアクセサリ、すなわちテーブル2及び天蓋4が示される。なお、これらのアクセサリは同図に示される状態で実際に適用されうる。
テーブル2は水平支持面10、及びこの水平支持面10に固定されここから下に延びる1対の支持アーム12を有する。なお、支持アーム12の対は水平支持面10の片側14のほうによった位置に取り付けられる。各支持アーム12はそれぞれの端部において固定系の第1構成部16を有する。固定系の各第1構成部16の一部はそれぞれ肘掛20の上面に配置される第2構成部によって受け止められる。こうしてテーブル2の取り付けが実現される。なお、第2構成部は窪んだ構成とされ、外観的観点からその終端は肘掛20と同一平面をなすように構成される。
テーブル2の片側14によった位置に支持アーム12を配置し、裏返し可能な固定系を適用することによってテーブル2自体を裏返し可能に構成することが可能である。よってテーブル2はラウンジチェア6の側部によけられた形で配置されることが可能であり、また図示されるようにラウンジチェア6の座部22の上を延びてラウンジチェア6に座るユーザの膝上に配置されることも可能である。なお、第1構成部が何れの手でも動作可能であり、第1構成部がその動作において手を用いないことによって柔軟に動く固定系が実現されうる。なお、固定系における第1構成部と第2構成部との係合についての詳細は後述する。
テーブル2は例えば1日の始まりにラウンジチェア6が組み立てられる際にそこに取り付けられうる。そしてこの1日においてテーブル2の位置はユーザのニーズに応じて変更されうる。また別の例として、テーブル2はラウンジチェア6のユーザが飲み物などのアイテムを要求した際など、テーブル2が必要とされたときに要求されたアイテムと共にラウンジチェア6に運ばれて、ここに取り付けられることが可能である。そして(飲み)終わったアイテムはそれだけ下げられるか、あるいはテーブル2と共に下げられることが可能である。また、ラウンジチェア6に運びこむアイテムに応じて様々な構成のテーブルを適用することも可能である。例えば飲み物などの小さなアイテムは図1に示されるような小さなテーブルで運ばれてくるが、食事などは例えばラウンジチェア6の一方の肘掛から他方の肘掛まで延びるより大きなテーブル(非図示)で持ち運ばれることが可能である。このようなテーブルは例えばその両側から肘掛20に係合するアーム12を介してラウンジチェア6に取り付けられることが可能である。このようにして重いアイテムを載せる場合における所望の位置でのテーブルの支持が実現されうる。
なお、図1に示される他方のアクセサリは日影を提供するための天蓋4である。この天蓋4はその一端において1対のアーム32を具備し、各アーム32の端部はそれぞれ固定系の第1構成部を具備する。この固定系の各第1構成部34の一部はそれぞれ第2構成部36において受け止められ、これによって取り付けが実現される。
本実施例は特に新たに製造された製品への導入のためのものであって、ここで第2構成部36はラウンジチェア6の上端40を形成するフレーム38において窪んだ構成となる。本実施例のもっとも単純な構成によると、アーム32は第1構成部34の第2構成部36に対する挿入/取り外し軸の方向に沿って同第1構成部34から延びて天蓋4を支持する。よって2つのアーム32によって形成される平面42はラウンジチェア6の背部44と凡そ同一平面をなす。なお、アーム32の他方の端部には後述するラチェットジョイント46などの調整可能ジョイントが設置される。
各ジョイント46からは第2アーム48が延びていて、これら第2アーム48はラチェットジョイント50などの第2調整可能ジョイントによって終端する。また各ラチェットジョイント50からは更にアーム52が延びこれらはその先端部においてアーム54によってリンクされる。第2アーム48は天蓋素材56を支持し、アーム52及びリンクアーム54は天蓋素材58を支持する。
なお、天蓋素材56及び58は単一の素材であってもよい。また、アーム32間に更なる天蓋素材を設けることも可能であり、この天蓋素材は天蓋素材56、さらには天蓋素材58に連続する構成であってもよい。また、アーム32間は風通しを提供するために開放された状態にすることも可能である。また、アーム32間にいくつかの垂れ蓋状の素材を設けることによって日除けと風通しとの折衷を実現することも可能である。この天蓋素材は例えばアームの下で素材をループさせてアームの反対側における天蓋素材にこれを付着させることによってアームを覆うことができる。
また、別の構成例によると、第2ジョイント50は天蓋の先端側に対してアーク形状を形成してその両端がジョイント50と結合するようなて1つの支持アームに結合することも可能である。
なお、図2a及び2bに示される天蓋4は3つの主要部A,B,Cから構成される。この天蓋4を収納又は持ち運ぶ際、部分Aは部分Bに対面するように折りたたまれ次に部分Bが部分Cに折りたたまれて部分Aが部分Bと部分Cとの間に挟まれた状態にすることが可能である。天蓋4をこのように折りたたむことによって天蓋4が占領する空間を最小限にとどめることが可能である。ここでは安全装備を適用した状態でこのような天蓋4の折りたたみを実現することが可能である。すなわち図2aにおいて、部分Aは部分Bに対して第1ジョイントを軸に反時計回り方向に270度回転可能に構成されうる。この第1ジョイントにはこの角度範囲を超える回転を阻止するためのストップが設置されうる。これによってユーザが第1ジョイントを不注意に緩めることによって天蓋4がユーザに倒れ掛かることを防止する。また、部分Cを部分Bに対して第2ジョイントを軸に時計回り方向に270度回転可能に構成されうる。ここでも更なる回転を阻止するために第2ジョイントにストップが設置されうる。これによって第2ジョイントが不注意に緩められた際に天蓋の先端がユーザにぶつかる危険性を防止できる。
天蓋4が使用される状態では、部分Aは通常ラウンジチェア6に対して固定された位置に配置される(図2b参照)。その他の部分B及びCは相互間及びラウンジチェア6に対して買うクドが変更されうるように構成される。通常部分Bは上向きに方位付けられて、天蓋4の高さ及び空間を提供する。一方部分Cは下向に方位付けられてユーザの上半身に日陰を提供する。なお、上記部分及びアームの長さ(特に部分Aの長さ)は伸縮動作によって変更可能に構成されうる。ジョイントにおけるストップにより、部分Bは図示される位置から時計回り方向にさほど回転できないように制御され、また部分Cがユーザ接近し過ぎた位置まで回転することがないように制御される。
また、好適な実施形態によると、天蓋は図2a及び2bの実施例と同様に折りたたまれる。そして図14に示されるように固定部材を有するアームAは部分B上、より好適には部分Bの間に折りたたまれる。そして部分Cはこの折りたたみ構成の更に上に折りたたまれ、より好適にはこの間に折りたたまれる。よって極力薄型な折りたたみ構成が実現され、購入前後の収納及び持ち運び時に場所をとらない構成が実現されうる。なお、面80は天蓋4使用中の部分Bの下面に相当する。面82は天蓋4使用中の部分Cの下面に相当する。また、面84は天蓋4使用中の部分Aの背面に相当する。
ここで部分A間の間隔は部分B間の間隔よりも小さく設計される。よって部分Aは部分B間に形成される空間内に折りたたまれ、より高さの低い折りたたみ構成が実現されうる。また、部分C間の間隔と部分B間の間隔とは同等であるため、部分Cが部分Bに折りたたまれる際に部分Cが部分Bと一致するように部分Bとジョイント86との接合はオフセットされる。図14は部分Aの位置を示すためにこの折りたたみ構成が若干開放された状態を示す。
また重要な点として、部分A,B及びCに設置される2つの部分A、2つの部分B、及び2つの部分C間にわたって延びて天蓋を形成する素材は相互につなぎ合わされて単一構成の天蓋カバーを形成する。天蓋カバーのアームへの設置はその端部をアームの周りに巻きつけてその端を天蓋カバーに縫い合わせあるいは溶接してアームを包囲する袖部を形成することによって実現されうる。このようにしてそれぞれ部分A,部分B及び部分Cに設置された天蓋カバー間の隙間は帯状の布でつなぎ合わされる。ここでこの布88はジョイントの内側で天蓋カバーを継ぎ合わせるようにして、天蓋が使用状態の構成から収納・携帯状態の構成に変更する際にこの布88が緊張することなく折りたたまれるようにすることが重要である。この布88がジョイントの外側にも受けられた場合この布88は折りたたみ時に伸張されて天蓋カバーの形状を変形しうる。
また、図19に示されるように上記同様の薄型折りたたみ構成を4つの部分からなる天蓋において実現することも可能である。同図では第2アーム90が最も長く形成されて、その両端にはそれぞれ第1ジョイント92及び第2ジョイント94が設置される。第1ジョイント92は、図中において×印によって示される第1アーム96に接合され、この第1アーム96は第2アーム90間の空間内に折りたたまれる。第2ジョイント94は第3アーム98と接合し、この第3アーム98は第2アーム90よりも短いため、第3ジョイント100は第2アーム90の端部102の内側に配置される。そして点線によって示される更なるアーム104は第3アーム98によって形成される空間内に折りたたまれる。このようにして全体的に非常に薄型の折りたたみ構成が実現されうる。
また日陰を提供するのに有効であると同時に風による影響を受けにくい天蓋を実現するために適正な構成の布を適用することが好ましい。このような好適な布の構成の一例としては、第1方向に延びる1本の糸それぞれがこの方向に対して垂直な方向に延びる2本の糸を上下交互に通過するように構成される布が挙げられる。糸間の間隔はいずれの方向においても布に風を通すために十分な通り穴を形成できる一方で92%の日陰を提供できる程度の間隔に設定される。こうして85%の風を通過可能にしながら75%の紫外線を遮断する布を形成することが可能である。よって本発明によると、例え弱い日焼け止めクリームを使用していたとしても長時間外にいることが許容される。また、本発明は外にいるユーザに清涼感を提供することが可能である。なお、本実施例では第4部分(端部)を第3部分に対しておることによって日陰を更に拡大することが可能である。
なお、天蓋はアームの素材としては金属、プラスチック、アルミ、又はこれらの組み合わせを適用することが可能である。好適な実施形態によると、アームは角部が丸みをおびた正方形断面を有するプラスチック成形体から構成される。特に第2アーム以降のアームにこの構成を適用することが好適である。また第1アームは好適には図15に示されるような構成を有する。図15の断面図はアーム120のIビーム断面122構成を明確に示す。このIビーム断面122はその両側部に形成される溝126に設けられる一連のクロス部材124によって補強される。この一連のクロス部材124は一連の菱形陥凹部128及び一連の三角陥凹部130を形成する。なお、Iビーム断面及びクロス部材は一帯構成をなすことが好ましく、例えば同一の成形工程において成形される。
また、上記全体構成に更なるアームの対を導入することで天蓋に第4パネルを構成させることももちろん可能である。
なお、ラウンジチェアを含むほとんどのレクリエーション家具は実質的な枠組み構造を有し、ここに固定系の第2構成部に相当する陥凹部を設けることが可能である。しかしこのような枠組みは家具の設計などによって大幅に異なり、特にこれは製造者によって異なる。本発明の実施形態によって製造されるアクセサリはそれぞれ特定の設計や製造者に対応して設計されるのではなく、また第2構成部の位置や方位を各家具において一貫させることなく様々な設計や製造者の家具に適用されうることが望ましい。
上記の観点から、本発明による実施形態は、第2構成部の位置及び方位の変動を許容するように構成される。このような構成が図3及び4において示される。
図3はラウンジチェア6の枠組み200の一部を示す。枠組み200は実質的垂直部202、傾斜部204、及び湾曲上面206を有する。この湾曲上面206は枠組み200の一方の側部204をこれに対応する他方の側部の上面に接合する。第2構成部208はラウンジチェアの枠組み200の上面から窪むように形成され、またこの第2構成部208の開口部が上面206上に形成される。図示されるようにこの第2構成部208は第1構成部210と連結する。
図4に示されるように枠組み200と第2構成部208を省いた状態では、第1構成部210は本体部212を有し、アクセサリ使用中にはこの本体部212が第2構成部内に侵入する。また第1構成部210は1対の支持アーム214及びそれぞれのアーム214上に設けられる1対のグリップ部216を有する。また、本体部212の継続部218は第1構成部210を円盤素子220に接合する。この円盤素子220は中央開口部を有し、アーム228の取り付け部226における導管224内において受け止められる。導管224は第1側部230及び第2側部232によって形成され、これらの側部は取り付け部226によって接合される。またこれら側部230及び232は共に円盤素子220の開口222と同様の位置と大きさの中央開口部を有する。この開口部にピンを挿入することによって円盤素子220、継続部218、及び第1構成部210は取り付け部226、アーム228及びその他の天蓋構成に対して回転可能になる。よって天蓋のアーム228が実質的に垂直に配置される一方で第1構成部210は傾斜されて第2構成部208と並列するように構成されうる。第2構成部208は湾曲上面206と同一平面をなすように構成される。
アーム228は管状に設計され、その終端部236にはこれよりも小さい直径を有するアームが上下できる形で挿入されうる。これら各アームに解除可能な係止部を設けることによってアーム228及び第2アームは伸縮可能に調整可能となり、所望の位置に配置されうる。このようにして家具に対する天蓋の高さが調整可能となる。例えばこの天蓋の高さはラウンジチェアにおいては通常の椅子に比べて低く設定されることが好ましい。
図5は本発明の実施形態による天蓋全体の支持構成を示す。この構成はそれぞれ取り付け部504によってアーム502の終端部に取り付けられる1対の第1構成部500を有する。アーム502は通常垂直に配置され、その他方の終端部にはジョイント506が設けられる。ジョイント506からは第2アーム508が連結され、ここから更にジョイント510を介してアーム512が連結され、これら各アーム512はその先端で湾曲516してリンクアーム514によって連結される。またジョイント506間にはクロスアーム518が設置され、ジョイント510間にはクロスアーム520が設置される。なお、天蓋が使用される際この枠組み構成は適切な布素材などによって覆われる。
図6は固定系の第1構成部及び同構成部と第1アーム550、ジョイント552、及びアーム554との相互関係を示す拡大斜視図である。
第1構成部566は図3及び4と略同様の構成を有するが、ここではアーム550を受け止め2つの部分560及び562を結合して導管564を形成する取り付け部588が若干異なる。ここでは取り付け部588が部分560と562の間に直接設置され、ここでアーム550の取り付けを実現する。このような構成においてもナット564を緩め/閉めすることによって第1構成部をアーム550に対して様々な角度に方位付けることが可能である。
ジョイント552は調整可能なノブ300を有し、このノブ300はアーム550及び554を相互に変位させこれらを所望の位置関係に固定するためにジョイントを緩め/閉めする際に用いられる。このノブ30はアーム554、ブロック308、第1スプライン素子310、第2スプライン素子312、第2ブロック314、アーム550上部の孔316、キャップ318それぞれの開口を通過し、反対側の取り付け部(非図示)に達するシャフト304(部分的に図示)の先端302と接合する。なお、この図ではシャフト全体の長さは示されない。組み立て状態では、アーム554がブロック308における導管322内に収容される。なお、第1スプライン部310には突出部324が設けられ、これによって第1スプライン部310とブロック308との連結が実現されうる。同様に第2スプライン部312にも突出部が設けられこれによって第2スプライン部312と第2ブロック314とが連結される。また、ノブ300の絞め付けによる抵抗がない状態では第1スプライン部310と第2スプライン部312とを相互反対方向に付勢するようなスプリング(非図示)が設置される。このスプリングはユーザが位置調整を行う際に第1スプライン部310と第2スプライン部312とを変動可能にし、相互の位置関係を適正に調整できるようにする。ノブ300を閉めることによって第1スプライン部310と第2スプライン部312とは再び固定されることとなる。また組み立て状態において第2ブロック314はアーム500を収容するための導管326を有する。また第1スプライン部310及び第2スプライン部312のそれぞれにおけるスプラインによって上記2本のアームはノブ300が緩められた際は相互に対して回転可能となり、ノブ300が閉められた際は固定される。
図7は本発明による更なる実施形態を示し、ここでは天蓋が使用される場合における天蓋素材(非図示)を支える枠組み550の構成を示す。枠組み550はそれぞれ取り付け部556によってアーム554の一端部に取り付けられる第1構成部552を1対有する。なお、使用中は通常アーム554は垂直に設定される。これらアーム554の他方の端部にはジョイント558が設けられる。ジョイント558からは第2アーム560が結合され、ここから更にジョイント562を介してアーム564が連結される。各アーム564の先端はカーブ566によって結合される。なお、以下において図8を参照しながらジョイント562の詳細を説明する。各ジョイント562はそれぞれクロスアーム570に接合され、各ジョイント558はクロスアーム572に接合される。これらクロスアーム570及び572は共に空洞で正方形断面を有する金属製のアームに相当する。これらクロスアームの空洞574はジョイント絞め付け系のシャフト576を収容する。各クロスアーム570,572の先端はそれぞれジョイント564、560における正方形の陥凹部578に受け止められる。
ジョイント558及び562はそれぞれ1対の正方形断面空洞580を有し、これら空洞580はアーム554、第2アーム560及びアーム564を構成する正方形断面素子をスライド可能に収容する。
図8は、図7において右側に示されるジョイント562の組み立て状態を示す断面図である。クロスアーム570は絞め付け系のシャフト576を収容する。このシャフト576の端部にはナット577及びスプリング582が設置される。ナット577は更にノブ584の陥凹部に連結される。ノブ584はブロック585に対して自由自在に回転可能である。ブロック585はスプライン面586を有し、このスプライン面586はブロック590のスプライン面588と係合する。ノブ584を緩めることによってブロック585とブロック590との係合が解除される。これによって一方のブロックを他方のブロックに対して回転することが可能になり、よってアーム564をアーム560に対して回転することが可能になる。スプリング582はスプライン面586と588とが相互に接合するよう付勢する。そしてノブ584を閉めることによってこれらの位置が固定される。このようにノブ584を動かすことによって各ジョイント562におけるスプライン面を変位可能にし、またこれらを固定することが可能である。
図9において示される実施例によるラウンジチェア700は図1の構成と略同様な構成を有する。ここでは天蓋750が1対のアーム732を有し、各アーム732それぞれの第1端部には固定系の第1構成部754が設置される。固定系の各第1構成部754は第2構成部内に収容され、この第2構成部はクランプ手段(非図示)によってラウンジチェア700の枠組み760の背部758にクランプされる。このクランプ構成の詳細については後述する。この実施例では天蓋素材として一連の緩くオーバーラップする帯状素材762によって構成される。なお天蓋750における上記以外の構成は、図1の構成と同様である。
図10及び11は例えば図7の天蓋に適用されうる本発明の実施例を示す。ここでは固定系の第2構成部がクランプ600によってラウンジチェアに取り付けられる。このような構成は特に管状設計の家具への適用に好適である。クランプ600はヒンジ604によって接続される1対のアーム602a、602bを有する。各アーム602a、602bはそれぞれカップ型部604a,604bを有する。これらカップ型部604a,604bは相互に対向し、ラウンジチェアの枠組み606の一部の周りに固定されうる。使用中、ヘッド部609を有するネジ体608はクランプ600のアーム602a、602b間の間隔を調整し、取り付け部612の孔610を貫通するように構成される。取り付け部612は第2構成部616の受け止め部614に連結する。ネジ体608を絞めることによってクランプ600はしっかりと枠組み606に係止される。なおこの第2構成部616の取り付け部612は一度このように枠組み606に固定されるとそれ以後アクセサリをラウンジチェアから取り付け/取り外しするために操作されることはない。このような操作のためには第1構成部及び第2構成部によって構成される裏返し可能で、着脱が簡単で、且つ片手で操作可能な固定系が適用される。図8の場合クランプ600は例えばラウンジチェアの背もたれの上部にある管状構造の水平枠組み606にデバイスを取り付けるために適用される。図11の場合クランプ600は例えばラウンジチェアの背もたれの側部における垂直の管状枠組み606にデバイスをクランプするために適される。
また、図10及び11は第1構成部及び第2構成部によって構成される固定系の仕組みを説明する。第1構成部800は主に先端部804を有する本体802から構成される。本体802の先端部804からはグリップ807を具備する1対の変形可能アーム806が本体802の後端部808のほうへ延びる。使用中、第1構成部800の先端部804は第2構成部616の受け止め部614に挿入される。ここで第1構成部800の先端部804が受け止め部614に押し込まれる際アーム806が本体802のほうに寄せられ変形するように受け止め部614は構成される。アーム806のラッグ814が第2構成部616の受け止め部614の壁における開口816の位置に達すると、同アームの弾力によってこれは外へ付勢されこれによってラグ814と開口816とが係合し、第1構成部と第2構成部とを結合させる。
受け止め部614の内面は本体部802の表面に接してしっかりと補強された係合を実現するように構成される。
特に木製の家具への適用例においては、図12に示されるように、固定系の第2構成部を部材850内の陥凹部として形成することが可能である。ブロック850は家具の枠組みの上部構成に相当しうる。なお、場合によっては天蓋などを取り付ける前の段階においてこの家具の部材850の幅を広くする必要がある。また、このような調整が不要な場合もある。いずれにしても第2構成部852は部材850の外観に害を及ぼすことなく設置される。また、好適には第2構成部が挿入される開口部の上部を覆うカバー854が設けされる。
第2構成部が既存の構成に追加される場合、これを図12に示される構成と同様なブロックという形で提供し、このブロックを既存の家具における図12の面856などに相当する部位に取り付けることが可能である。
管状枠組み構造の家具については、図13に示されるように第2構成部870を取り付け部材872の上部又は側部に取り付けることが可能である。この取り付け部材872は管状枠組み876の断面形状と一致する断面の貫通孔874を有する。なお、管状枠組みが円形断面を有する場合、管状枠組みには1又は複数の穴878、ノッチ又は溝が形成され、これらが貫通孔874の内面に形成される突出部と係合するように構成される。取り付け部材872はこれら突出部と穴部とが係合するまで管状枠組みに沿ってスライドされる。このようにして家具の外観を損なうことなく取り付け部の天蓋に対する回転が抑制されうる。
好適な組み立て技術として、天蓋素材は所望の形状に形成され、アームを受け止めるいくつかの袖部を有する。これらの袖部は天蓋の端部を折り返してこれを天蓋の主要部に溶接するなどして所望の位置に形成される。そして固定系の第1構成部を具備する第1アームはそれぞれこの袖部に通される。そして次にジョイントがスライド係合手段によって各第1アームの端部に取り付けられたあとクロスアームが取り付けられる。次にこのクロスアームの固定部材が取り付けられて絞め付けられる。そして次に各第2アームがそれぞれジョイントと袖部に通されたあと、更なるジョイントが第2アームの反対側の端部に取り付けられる。次にクロスアームが挿入され、この固定部材が設置され且つ絞め付けられる。最後に更なるアームが袖部に通され、更なるジョイントの端部に挿入されて天蓋の組み立てが完成される。このようにアーム、クロスアーム、及びジョイントをそれぞれ別々に導入することにより、高価となるジョイント製造工程の再設定や変更などを要さずに天蓋のサイズや形状を変更することが可能である。というのは本実施例ではこのような変更はアームの長さや天蓋の形状を変更することによって用意に実行されうる。
図16は本発明の特に好適な実施例を示す。ここで図示される4部構成の天蓋は最短の第1アーム900、最長の第2アーム902、第2アーム902よりは短く第1アーム900よりかは長い第3アーム904を有する。またこの構成はそれぞれ同一の長さに設計される第1リンクアーム906、第2リンクアーム908、及び第3リンクアーム910を有する。これらリンクアームはさらに終端アーム912と同等の長さを有する。これによって組み立て体を製造するために要される構成部の種類数を削減し、組み立てに要される技術レベルを低くすることが可能である。ここではプラスチック製の椅子などへの適用に好適である取り付け部914を適用した構成を示す。なお、この構成の組み立て状態が図17において示される。
なお、天蓋素材の風通しをよくし、各種問題を回避するためには、天蓋素材をアーム間において強く張った状態で設置することが重要となる。これを実現するためには、以下のような組み立て手順が有効である。図16を参照して、まずこの組立工程は天蓋素材をその袖部が対応するアームおよびリンクアーム受け入れることができるような適正な状態で提供することから始まる。そしてまずリンク912が第1袖部に挿入され、次に角部914がこの両端に取り付けられる。続いてアーム916が挿入される。次にリンク910が挿入された後ジョイント918の一部分が挿入されるか、あるいはこれらが玉の順序で挿入されうる。次にアーム904が対応する袖部に挿入された後ジョイント918の残りの部分の端部に挿入される。なお、このアームのジョイントに接合されないほうの端部は若干外に広がるように構成され、ジョイント918の2つの部分が係合するようにする。次にジョイント902の一部分がアーム904に取り付けられた後リンク908が挿入されるか、あるいはこれらが逆の順序で取り付けられる。そしてアーム902が挿入され、ジョイント902が完成される。最後にリンクアーム906が袖部に押し込まれ、一方のジョイント924の端部922に挿入される。なお、他方のジョイント924の端部926においてはその縁に切断部が形成されていて、リンクアーム906がこのジョイントにも押し込まれうるような構成となる。このようにして布にたるみのない組み立て体が実現されうる。
図18は上記のような構成を適応した場合に実現されうる日光の入射角度(図の下部に示す数値参照)に応じた日光遮断特性を示す。この図において示されるように、この構成によって非常に効果的な日光遮断特性を実現することが可能である。
図20は2部構成ジョイントの一部分940を示す斜視図である。このようなジョイントは特に第2と第3アーム間への適用に好都合である。アーム(非図示)はこの本体部942に挿入される。本体部942は半径方向に延びるリッジ946を具備する円盤部944に接合される。また、このようなリッジを具備する面がこのジョイントの他方の部分(非図示)においても設置される。これらリッジア946は本ジョイントが動かないように相互に係合して動作に対する抵抗を提供する。このような抵抗を超越する力が印加されたことによって始めてこれらジョイント部分は動かされる。ジョイントの中央には突起948が形成される。また、ジョイントの回転軸はこの中央部を通過する。この中央には六角形状断面を有する中央開口部950が形成される。よって六角形状断面を有するリンクアームは一度このジョイントに挿入されるとここにロックされることとなる。なお、突起948は他方のジョイント部分の回転軸周辺に形成される陥凹部に連結される。
特に第1ジョイントなどのジョイントは1方向における回転限度とこれとは反対方向における回転限度との間における自由な回転を許容するように構成されうる。例えば図21に示されるように回転限度は図示されない他方のジョイント部分の突出部が図中のジョイント部分964のストップ962に接触する点960によって定義されうる。このストップ962はプラスチック材料内に設置される金属ピン966によって補強される。このジョイント部分964における導管968は回転中上記突出部が移動するための通路を提供する。ジョイントを安定化するために前方のジョイント部分には更なる突出部が形成される。この突出部は回転限度地点においてまた別のストップ972と接触する。このストップ972は外周導管972において設置される。この導管972の側部は開放されていて、降起部974によって導管968から分離される。これらストップを相互に180度離れた位置に設置することによってジョイントの安定性を確保することが可能である。なお、導管968には上記突出部の通過を妨げない深さにいくつかのウェブ976が張られる。
なお、図22に示されるように、第1アームをはじめとするアームの長さをより自由に調整可能にするためにモジュラーアーム構成を適用することが可能である。同図においてプラスチック製アーム980はその一端においてこれよりもさらに小さなピン982を具備し、その他方端部984においてはこのようなピンを受け止めるための開口部を具備する。よってこの第1アーム980に更なるアーム986を取り付けてアーム全体の長さを長くすることが可能である。第1アームの一端には第1ジョイントが取り付けられ、その他方の端部には固定系の一部が同アームのピン982又は開口部によって取り付けられる。このようにして様々な長さのアームを製造する手間を省くことが可能になり、コストダウンにつながる。
また、天蓋の構成は風の作用をも考慮する。天蓋の延長部分(第3部分)は風によって天蓋がユーザのほうに押されるように設計される。この力は設置される回転ストップに逆らうため、天蓋の位置が変動するあるいは折りたたまれることを抑止する。さらにこの作用と取り付け構成との組み合わせによって家具に掛けられる力を分散させることが可能である。よって好適な天蓋及び取り付け構成が実現可能である。
なお、上記実施例ではアーム間の位置関係を維持しこれらに適度な強度を提供するためにアーム間に固定部材を設置しているが、本発明の他の実施例によるとこれ以外の構成を有する家具やアイテムへ好適に適用可能な天蓋や取り付け構成を提供することが可能である。また、本発明に実施形態によると、天蓋はその形態性及び収納性を光譲位するために場所を取らない状態に折りたたみ可能である。
なお、上記説明では、本発明をラウンジチェア及びそのアクセサリに適用した例が示されるが、本発明はこのような実施例に限定されることはなく、例えばテーブル、や椅子など他の家具にも同様に適用可能である。また、アクセサリも上述の実施例と異なる形態をとることももちろん可能であって、例えばパラソル、風除け、読書灯、読書スタンド、などその他各種付属品に相当しうる。
家具用品の設計構成には様々なものがある。このように様々な構成を有する家具用品に取り外し可能な天蓋や日除けなどを取り付ける際、取り付けられた部品の回転力に対して適正な抵抗を提供してこの部品を固定することは非常に困難である。特に管状の枠組み構成を有する家具用品においては、円形断面の管状枠組みがこのような回転に対する抵抗を提供できないためこの問題は顕著である。枠組み内部を通過する器具を使用する取り付け部材はその製造や設置が複雑であって、既存の家具構成に適用した場合これはなおさらである。枠組みに穴などを形成した場合これは部品を使用しないときには外観上あまり好ましくないうえ、ユーザが家具を購入した後このような改造を希望した場合これを提供するのは困難である。また他の状況において管状枠組みに取り付け部材を導入しようとした場合にも上記と同様な問題に直面することとなる。特に乳母車、手押し椅子、バギーなどの育児用品装備などにおいて上記の問題は顕著である。
本発明は上記及びその他の問題点を鑑みて開発された。以下においては本発明を家具の枠組みに適用する例を主に説明するが本発明はより広範囲で適用可能である。
図23に示される取り付け部材1001は椅子の背もたれなどの家具の枠組み1003にしっかり固定されうるように構成される。この取り付け部材1001は枠組み1003の角部1005に取り付けられる。枠組み1003は第1管状部1007、第2管状部1009及び湾曲管状接続部1011によってからなる一連の枠組みを構成する角部1005を有する。第2部1009は直線的であり、およそ水平に配置される。第1部1007も直線的であり、第2部1009に対して下向に延びるように設置される。この第1部1007は家具の構成に対応して垂直状態、傾斜状態あるいは調整に応じて様々な角度に方位付けられる構成を有することが可能である。
取り付け部材1001は第1部分及び第2部分から構成され、図23においては前方に配置される部分1013が詳細に示され、図24においては後方に配置される部分1015が詳細に示される。
前方部分1013は枠組み1003を受け止める導管1019の一方に位置する第1部位1017及び同導管1019の他方に位置する第2部位1021を有する。導管1019は第1部位1017から延びて枠組み1003の周りを湾曲して第2部位1021二連結するセクション1023によって形成される。このセクション1023はさらに別の方向に沿っても湾曲して導管1019が収容する枠組み1003の部分(すなわち湾曲管状接続部1011及び第1部1007及び第2部1009それぞれの先端部)に合わせて同導管1019の形状を支持する。
第1部位1017及び第2部位1021はそれぞれ平面及び湾曲エッジ1029を有し、これらのエッジは後方部分1015の各部位における対応エッジ1031と一致するように構成される。第1部位1017とセクション1023との結合箇所及び第2部位1021とセクション1023との結合箇所にはそれぞれ平滑な形状変化を実現するためにカーブ1033が設けられる。
ここで重要な点として第1部位は固定系の第1構成部をその内部に収容する。図示される例ではこの第1構成部は陥凹部1035に形成されるメス部に相当する。この陥凹部1035には固定系のオス部1036との適正な係合を確保するための誘導管と、必要に応じて上記オス部とメス部との係合をしっかり維持するための保持手段を具備する。なお、上記オス部及びメス部の係合は解除可能に設定される。なお、好適な固定系の詳細については当発明者による国際公開番号WO98/17922を参照に記載される。
図24は特に既存の管状枠組みに上記取り付け部材を導入する方法を説明する。なお、既存の枠組みとは例えば製造工程が完了し工場から出荷されうる状態の家具や、消費者によって以前に購入された家具などに相当しうる。
まず前方部分1013及び後方部分1015がくっついた状態で提供される場合、ネジ1037を緩めることによってこれらを分離することが可能である。なお、これらのネジ1037は後方部分1015に形成される開口部を通過して前方部分1013に結合された状態では同前方部分1013内の口径に達する。
次に前方部分1013が枠組み1003の前方側に取り付けられることによって第1部1007、湾曲部1011及び第2部1009は導管1019に搭載された状態となる。次に後方部分1015が反対側から導管1019に取り付けられて前方部分1013と一致するようにする。次にネジ1037を挿入してこれらを絞めることによってこれら前方部分1013と後方部分1015とが相互にしっかり固定されうる。なお、ここで前方部分1013のセクション1023及び後方部分1015のセクション1023によって形成される導管1019を適正な寸法にすることによって枠組み1003に対する固いグリップが実現可能である。図示される例においては、枠組み1003は導管1019の長さ全体にわたってグリップされる。
また別の例においては、この取り付け部材は前方部分1013及び後方部分1015それぞれに枠組み1003を係合する第1係合部と第2係合部とを具備しうる。一部分に設けられるこれら第1係合部と第2係合部とは枠組み1003と係合しない部分によって隔離されうる。なお、一方又は好ましくは両方の第1係合部の位置における導管1019又は枠組み1003の軸が一方又は好ましくは両方の第2係合部の位置における導管1019又は枠組み1003の軸とは異なるように第1係合部と第2係合部との間隔が調整される。このように軸を異ならせることによって取り付け部材の回転に対する抵抗を提供することが可能になる。特に第1係合部が第1部1007に係合し、第2係合部が第2部1009に係合する構成の場合これら管状部1007,1009が直線形状であって更にこれらの軸が相互に90度で交わることから回転に対する強い抵抗を提供可能であることから好適である。
なお、上記の実施例にいずれにおいても、必要に応じてゴムパッドなどの順応性素子を導管1019内における枠組み1003との接触位置に1又は複数導入して上記グリップを実現することも可能である。
従来技術とは異なり、本発明による取り付け部材は同取り付け部材と枠組みとの相対動作に対する抵抗を提供するのに取り付け部材と枠組みとの間のグリップに依存していない。上記グリップ原理に依存する歯形状のクランプやその他の構成は固定系に取り付けられるアイテムによるレバレッジ効果によって生じる取り付け部材の回転に対する抵抗を十分に提供することができない。好適には本発明の取り付け部材は例えば取り付け部材の器具を受け止めるための穴を枠組みに形成するなどといった枠組みの変形や変更を要さない。このような従来の設計改造は組み立てられた枠組みに穴などをドリル形成するなどの高度な技術を要するため素人による実行が困難であった。また、このような穴が予め形成されていた場合、取り付け部材が使用されない際に外観上の不都合が生じる。よって本発明による実施形態は枠組みの解体などを要さないため特に素人による取り付け部材の組み込みに好適である。なお本発明においては既存の枠組み、第1部1007、第2部1009を適用して枠組み1003に対する取り付け部材の回転動作やその他の動作に対する抵抗を提供しうる点からさまざまな効果が得られる。
なお、図示される例では取り付け部材の2つの部分はネジ1037によって組み合わせられるが、固定系のメス部の陥凹部1035付近においてキャップ1041を適用することによってこれら部分の結合がさらに強化されうる。
また、上記実施例における導管1019は枠組み1003の湾曲部1011の形状に合わせて形成されているが、これは必要条件ではない。図25は更なる実施例を示し、ここでは上記と同様の構成要素は同一の符号が付与される。この例では本体部1050は特定の枠組みの形状に対応する導管1019を提供するのではなく、その代わりにこの本体1050は導管1019の一端側に第1部1007を係合するための第1枠組み係合部1052及び導管1019の他方の端部側に第2部1009を係合するための第2枠組み係合部1054を具備する。これら2つの枠組み係合部の間にはチャンバー1056が形成される。チャンバー1056は図23及び24に示されるような限定された形状を有する
導管に比べてはるかに広い適用範囲を有する。図26はこの実施例の利点を説明する。
管状枠組みは一般的に共通の形状の角部を有する。これは各製造者がこのような家具の枠組みの材料として共通の材料を使用するからである。軽量性と強度との平衡を実現するために一般的に各製造者間で略同一の直径の管が適用されている。更にこのような材料を湾曲させるときの湾曲の半径に対する制約からこの湾曲形状についても略同様な形状の家具が多い。しかしながら各種製品によってもちろん多少の相違はある。このような相違は図25及び26による実施例によって対応可能である。チャンバー1056の場合取り付け部材における枠組み1003の形状に対する制約が少ないため、ここでは様々な長さ及び湾曲半径を有する湾曲部1011が好適に収容されうる。ここで取り付け部材は枠組み係合部1052及び1054を具備することによってその機能を適正に果たすことが可能である。図26に示されるように本実施例では比較的急激な湾曲形状を有する湾曲部1011aにも比較的緩やかの湾曲形状を有する湾曲部1011bにも対応可能である。よって特定の製造者による特定の設計に対応するのではなく様々な設計を有する製品に柔軟に対応可能な構成を実現できる。
なお、多くの場合取り付け部材を取り付ける対象とされる家具用品やその他のアイテムは第1垂直管状部、第2水平管状部及びこの間の適正な位置に湾曲リンク部を具備する。しかし特に家具などの設計によっては(図27参照)水平部Xが湾曲部Yを介して比較的水平に配置された部分Zに接合され、垂直部はほかの箇所で接合されるような構成が考えされる。この部分Zは水平方向から0〜40度の範囲内に延びることが想定される。このように水平部Xに対してそれぞれここから所定の角度で水平に延びる更なる水平部Zを有するような枠組みには上記の構成を有する取り付け部材は適切でない。
よってこのような枠組みに対応する本発明の更なる実施例を図27,28及び29に示す。
この実施例でも取り付け部材1100は一般的に第1部及び第2部の2つの部分からなる。ここでは第1部を上部1102、第2部を下部1103と呼ぶ。上部1102は一方1108から他方1110まで延びる導管1106の上部を形成する。同様に下部は一方1108から他方1110まで延びる導管1106の下部を形成する。使用中この導管1106は枠組みを収容する。
導管1106はセクション1112によって形成され、このセクション1112は平面1114と連結する。このような構成はそれぞれ上部1102及び下部1104の両方に形成される。また上部1102と下部1104との境界では平滑な接合が実現される。
上部1102は固定系の第1構成部を収容する。この実施例での固定系の第1構成部はカップ1118によって形成される陥凹部1116におけるメス部から構成される。このカップ1118は平面1114における開口部に配置されこれと接合される。カップ1118の先端は下部1104におけるドーム部1120によって受け止められる。上記同様にメス部は固定系のオス部が適正に導入されるようにするための誘導管を具備する。固定系のオス部とメス部とが係合されることによって家具の枠組みに天蓋がしっかりと取り付けられる。
第1実施例同様に本実施例での取り付け部材もその上部1102を家具の枠組みの一方側に取り付けて、下部1104を枠組みの他方側に取り付けることによって家具の枠組みに取り付けられる。これら2つの部分は相互に押し合わされて、これによって枠組みは導管1106内に収容され、カップ1118はドーム部1120内に受け止められる。そしてこれら2つの部分は上部1102における固定位置1122を通過してさらに下部1104における固定位置1124を通過する取り外し可能固定部材によって固定される。
この実施例においても上部1102は第1枠組み係合部1126を有し、下部1104は第1枠組み係合部1128を有し、これらは枠組みにおける一箇所と係合する。また上部は第2枠組み係合部1130を有し、下部は第2枠組み係合部1132を有し、これらは上記第1枠組み係合部の係合箇所とは異なる枠組み軸方向/導管軸方向を有する位置で枠組みと係合する。
上記実施例によると、固定系のオス部をメス部に挿入する際の挿入方向軸は第1係合部の位置における導管/枠組み軸と第2係合部の位置における導管/枠組み軸との両方に対して実質的に垂直である。これは固定系のオス部をメス部に挿入する際の挿入方向軸が第1係合部の位置における導管/枠組み軸と略一致し、第2係合部の位置における導管/枠組み軸に対して90度をなす第1実施例とは異なる特徴である。
管状枠組み構成を有する育児用装備のための取り付け部材に関していえば、図23に示される原理に基づく取り付け部材を適用可能である。しかし陥凹部1035によって形成されるメス部は2つの部分が組み合わせられることによって形成されるよりも第1部又は第2部のいずれかによって一体的に形成されることが好ましい。この場合2部構成という原理は適用されるが、これは単に枠組みに対するクランプ作用を提供するためである。
本発明による実施例は枠組みに対して自由に設定されうるという利点を有する。ここで取り付け部材は枠組みにおける所定の位置においてのみ完全に係合しうるように第1及び第2枠組み係合部並びに導管全体の形状が設計工夫されているため取り付け部材と枠組みとの係合は実際には想定される所定の位置においてのみ適正に実現される。これは枠組みの線形―湾曲―線形の特性を活用することによって実現される。
家具用品の設計構成には様々なものがある。このように様々な構成を有する家具用品に取り外し可能な天蓋や日除けなどを取り付ける際、取り付けられた部品の回転力に対して適正な抵抗を提供してこの部品を十分固定することは非常に困難である。これは特に樹脂の枠組み構成を有する家具において問題となる。というのはこのような材料からなる枠組みに対する改造は素人によって実行が困難であるため取り付け部材をこのような既存の構成に組み込む場合に問題となる。すなわちこのような枠組みを切断したり、これに穴をドリル形成したり、その他の改造を加えた場合この枠組みは破損し、その強度を失うかまたは外観上の美的性を失う可能性が大きい。
本発明はこのような問題を鑑みて開発された。
図30には本発明を椅子に適用した例を示す。しかし本発明はこれ以外にもさま座万家具用品アンドに適用されることが可能である。本実施例での取り付け部材2001は家具の枠組み2003にしっかり取り付けられるように設計される。なおこの取り付け部2001は枠組み2003の1つの角2005に取り付けられることが想定される。
枠組み2003はユーザが寄りかかる椅子の背もたれを形成する平面2007を有する。さらにこのフレーム2003は側壁2009、上壁2011及び湾曲されたリンク壁2013を有する。これら3つの壁は相互連続し椅子を一体的に構成する。このような構成は例えばプラスチックを成形することによって形成されうる。側壁2009は実質的に垂直に配置され、上壁2011は実質的に水平に配置され、リンク壁2013はこれらの壁のつなぎ合わせを構成する。
上記のような構成を有する家具は数多く存在するが、これらの具体的な設計はさまざまである。本発明はこのような構成を有する家具に適切に取り付けられうる固定系の取り付け部材を提供する。特に本発明による取り付け部材はさまざまな構成に係合することが可能であり、また比較的低コストでこの取り付け部材の基本構成に対して変更を加えることでほとんどの枠組み構成に対応可能なように設計される。
取り付け部材2001は角張った形状を有する部材であって、壁2009の外面形状に対応する内面2017を有する第1部2015及び壁2011の外面形状に対応する内面2021を有する第2部2019を有する。また取り付け部材2001は更に湾曲壁2013の外面形状に対応する内面2025を有する第3湾曲部2023及び椅子の平面2007と一致する内面2029を有する更なる部分2027を有する。
第1部2015はその内面2017に対して実質的に垂直に延びる突出部2031を有する。この突出部2031は内面2033を有し、これは第1壁2009のエッジ2035に一致するように構成される。突出部2031の端にはキャッチ部2037が具備され、これは第1壁2009のエッジ2035に対して突き出るその後に延びるように設計される。なお突出部2031の少なくとも一部は変形可能に形成され、その係合部分を起上可能にする。すなわちキャッチ部2037はエッジ2035に接触すると、部分2027から変形してエッジ2035をスライドしながらこれを通過して再び部分2027に偏向する。この場合好適にはスナップ係合が実現される。
同様に第2部2019は第2突出部2039を有する。この突出部2039は第2壁のエッジ2043に一致する内面2041を有する。突出部2039の端にはキャッチ部2037が具備され、これは第1壁2009のエッジ2045上を延びてこの後に向く。なお突出部2031の少なくとも一部はその係合を実現するために変形可能に形成される。
また別の実施形態として、突出部2031とキャッチ部2037及び/又は第2突出部2039とキャッチ部2045は2以上の相互間にギャップが設けられる個別部分に具備されうる。突出部及び/又はキャッチ部はこのギャップにおいては存在しないように構成されうる。好ましくは図37に示されるようのこのような個別部分が2つ設けられる。また、理想的には部分2027は突出部とキャッチ部とに直面する部分において穴を構成する(図37参照)。
ある技法によると、取り付け部2001を枠組み2003に取り付けるために取り付け部2001は枠組み2003の角部に沿って配置される。取り付け部材2001に矢印Aの方向に沿った力を印加することのよって突出部2031と2039とがともに変形する。よってこれらの突出部はそれぞれエッジ2035,2043と通過してエッジ35,2043の後の位置に戻る。この位置につくと各エッジ2035,2043の内面2033、2041及びキャッチ2037,2045との係合によって取り付け部材2001が取り外されないようにしっかりと設置される。よって通常利用のための頑丈な設置が実現される。
なお取り付け部材を取り外す必要がある場合は手でキャッチ2037,2045を部分2029から動かして係合を解除することが可能である。
また、突出部は取り付け部材2001を枠組み2003に取り付けるのとは別に変形されうる。この場合まず矢印BまたはCの方向に沿った力を印加した後に残りの2つの方向に沿った力を印加する。
取り付け部材2001を枠組み2003に取り付ける別の方法として図38のシーケン図に示されるようにまずスキャッチ2037を内面2033に接触する枠組みのエッジ2035に嵌め込む。なお、ここではキャッチ2037を変形させる必要がない。次に取り付け部材2001を矢印Bの方向に滑らせる。取り付け部材2001をこのように下に滑らせることによってキャッチ2045が枠組み2003の上部2011、とりわけエッジ2043に接近することとなる。そしてこの下方向への力の印加によってキャッチ2045が変形しエッジ2043が内面2041と係合される。取り付け部材が所定の位置に設置されると、アイテムが固定部2046によって取り付けられうる。なお、この固定部の固定を解除することによりこのアイテムは随時取り外し可能である。以下において図35及び36を参照しながら本発明による実施例で適用されるキャッチ及び内面の構成について説明する。
なお、取り付け部材が取り付けられた状態が図31及び38において示される。
取り付け部材2001は第1部2019において固定系の第1構成部を具備する。この例では第1構成部は陥凹部2049に設けられるメス部に相当する。陥凹部2049は壁2051によって形成され、これら壁2051には取り付け部材2001に具備される固定系の第1構成部と取り付けるアイテムに具備される固定系の第2構成部との確実な係合を実現するために絞め具2053及び2055が設けられる。図示される例では使用中には、固定系の第1構成部はオス部を構成する固定系の第2構成部を受け止める。なお、オス部とメス部は相互に取り外し可能に係合される。理想的には天蓋、日よけのどのアイテムはこのようの固定系を1または複数適用して家具の枠組みに固定される。
図32は本実施例による取り付け部材2001が2つ枠組み2003の各角に取り付けられた状態を示す。各角に設置される取り付け部材2001は相互対称的である。なお、部分2027は、家具の前面からユーザの位置するほうへ延びる天蓋によって印加される回転力に抵抗するのに効果的である。部分2027によって提供される大きなプレートは負荷を分散する機能を有する。また取り付け部の位置付け及びこの形状もこの負荷を家具の側壁に分散する機能を有する。また部分2027は第1部2015と第2部2019との相互位置関係を維持する機能を有する。よってこれら部分それぞれの突出部2031と2039との相互位置関係も維持されうる。天蓋が取り付けられると、この天蓋自体も全体構成に強度を提供し、取り付け部材の枠組みからの動作を抑制しうる。
図33は家具の枠組み2003の取り付け部材の後部を示す図である。
取り付け部材2001は一体構成によって実現されるため、設置対象となる枠組み2003に対して変更、変形や改造を要さない。すなわち枠組み2003に穴を形成するなどの処理を施す必要はないため、本実施例による取り付け部材2001は特に既存の構成への導入などに好適である。また新たな家具製品のオプショナルな付属品としてこのような取り付け部材2001を提供することも可能である。
なお、他の枠組み2003の設計に対応した取り付け部材2001の変形例は、取り付け部材2001の設計を若干変更することによって容易に実現可能である。このような変形例は異なる壁の厚さ、壁の深さ、側壁・上壁間の角度、湾曲形状、エッジ形状などに対応しうる。
図34は本発明による更なる実施例を示す。この例ではクランプ部2100が若干異なる形態で設置される。ここではクランプ部2100は分解された状態では取り付け部材2001とは別部品を構成する。取り付け部材2001は上記方法と略同様に設置されるが、ここでは取り付け部材を所定の位置に設置する際はどの部分も変形させる必要はない。その代わりにクランプが突出部2031と係合する取り外し可能な固定器具2102によって取り付け部材2001に取り付けられる。ネジなどの取り外し可能な固定器具2102は枠組みの壁2009と接触しあるいはこれを破損させることなくクランプ部を通過して突出部2031に達する。これらの固定器具2102を絞めることによって壁2009がクランプ部2100と第1部2015との間でクランプされる。また他方の突出部2039のためにも同様にクランプ部2104が設けられる。また、固定器具2102を突出部2031、2039に係合させる代わりに、クランプ部2100、2104を通過して壁2009、2011を介して取り付け部材2001に達するようにすることも可能であるが、これは上記実施例ほど好適ではない。
図35,36は取り付け部材を枠組みに滑らせて設置する実施例において特に好適に適用されうるキャッチ及び内面の構成を示す。図35は側部キャッチ2037の平面図である。この図は対象の枠組みのエッジ形状と一致する内面を2033の構成を示す。ここではエッジ及びキャッチが相互係合するために変形する必要がないためこの内面を形成する壁2600は比較的大きく設計される。よってより強い係合が実現されうる。図36はまた異なる構成を有する上部キャッチ2045の側面図である。この場合もキャッチ2045は変形する必要がないため、取り付け部材が滑り降りた際エッジはこのキャッチ2045を通過してそのまま内面2041と係合する。この工程を補助するために内面2041の一部を形成する壁2700は壁2600よりも短く設計され、さらに傾斜端部2702を有する。この傾斜端部はエッジの係合位置までの通過を容易にし、且つキャッチ2045の変形を補助する。またこの側部及び上部キャッチ部の位置を逆にして、上部をスライド係合にし、側部をスナップ係合によって取り付け部材を設置することももちろん可能である。
取り付け部材2001を枠組み2003から取り外す必要がある場合、これは容易に実行されうる。すなわち天蓋をその取り付け部材からはずした後、各取り付け部材は枠組みにおける使用位置から上部エッジのほうにスライドさせることによって取り外されることが可能である。これによって取り付け部材2001は容易に枠組み2003から取り外されることが可能である。図31の場合この取り外しは、取り付け部材2001を枠組みの上部エッジのほうに時計回りに回転させることによって実現されうる。また、枠組みの他方の角に設置された取り付け部材(非図示)の場合これを反時計回り方向に回転させることによって取り外しが実現されうる。なお、天蓋が取り付けられている際はこの天蓋のアームが2つの取り付け部材2001の位置を支持してこのような取り外し動作に抵抗するため取り付け部材2001が取り外されることが抑止されうる。
図37は取り付け部材のまた別の構成例を示す。ここでの取り付け部材の構成は、部分2027の構成以外については上記実施例と同様である。図示される断面図では突出部2031,2039が省かれ、部分2027におけるいくつかの貫通孔2800を示す。これら貫通孔2800のうちの1または複数は突出部2031,2039に合わせて配列され、製造工程においてこれら突出部が適正に成形されうるようにする。
本発明の第1実施例によるラウンジチェア及び2つのラウンジチェアアクセサリの斜視図である。 本発明の実施例による天蓋の折りたたみ状態を示す図である。 本発明の実施例による天蓋の使用中の状態を示す図である。 本発明の実施例によるラウンジチェアの背もたれの一部及び取り付けられた天蓋一部の側面図である。 図3に示される天蓋の一部の斜視図である。 本発明の実施例による天蓋の布がはずされた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例による天蓋の2つのジョイントの拡大図である。 本発明のまた別の実施例による天蓋の一部分を示す拡大図である。 図7の天蓋を線AA−AA沿って切断した断面図である。 本発明の更なる実施例によるラウンジチェア及びラウンジチェアアクセサリの斜視図である。 本発明の実施例による固定系の第1構成部及び第2構成部の側面図であって、第2構成部はクランプによってラウンジチェアの管状上部枠組みに取り付けられた状態を示す図である。 本発明の実施例による固定系の第1構成部及び第2構成部の正面図であって、第2構成部はクランプによってラウンジチェアの管状側部枠組みに取り付けられた状態を示す図である。 本発明の実施例による固定系の第2構成部を設置する技法を説明する図であって特に木製家具などに窪みを形成することによって第2構成部を提供する方法を説明する図である。 本発明の実施例による固定系の第2構成部を設置する技法を説明する図であって特に管状金属性家具などに第2構成部を取り付ける方法を説明する図である。 本発明の実施例による天蓋の折りたたまれた状態を示す図である。 本発明の一実施例によるアームの断面斜視図である。 本発明の好適な実施例の拡大図である。 図16の構成の組み立てられた状態を示す図である。 図16及び17の構成が使用されることによって提供される日陰を示す図である。 本発明の実施例による天蓋の折りたたみ構成を示す図である。 ジョイントの一部を示す斜視図である。 第1ジョイントの一部の構成を示す図である。 モジュラー方式による第1アームの構成を示す図である。 本発明の実施例による取り付け部材が枠組みに適用される状態を正面から示す図である。 図23の取り付け部材の後部を示す図である。 本発明の更なる実施例による取り付け部材の正面図である。 図25の取り付け部材の一部分の内部を示す図である。 本発明の更なる実施例を示す図である。 図27の更なる実施例による取り付け部材の解体された状態を示す上部斜視図である。 図27の更なる実施例による取り付け部材の解体された状態を示す下部斜視図である。 本発明の実施例による家具の枠組みの一部及び取り付け部材の取り外された状態を示す後部斜視図である。 図1の家具の枠組み及び取り付け部材の組み合わされた状態を示す図である。 本発明の実施例による2つの取り付け部材を適用する椅子の背もたれにこれら取り付け部材が取り付けられた状態を示す正面図である。 本発明の実施例による2つの取り付け部材を適用する椅子の背もたれにこれら取り付け部材が取り付けられた状態を示す後部図である。 本発明のまた別の実施例を示す図である。 本発明の実施例に適用されうるキャッチ部の断面図である。 本発明の実施例に適用されうるまた別のキャッチ部の断面図である。 本発明のまた別の実施例による取り付け部材の断面図である。 取り付け部材を枠組みに設置して、この取り付け部材にアイテムを取り付ける工程のシーケンスを示す図である。

Claims (50)

  1. 家具用品に取り付けるための天蓋であって、前記天蓋は第1アームを有し、前記第1アームの一端部又はこの付近には固定系の第1構成部が具備され、前記第1アームの他方の端部又はこの付近にはジョイントが具備され、前記ジョイントは第2アームに接続され、前記ジョイントは前記第1アームの第2アームに対する方位付けを変動可能にし、前記第2アームは第2ジョイントを有し、前記第2ジョイントは更なるアームに接続され、前記1又は複数のアームは1又は複数のスクリーンを支持するように構成されることを特徴とする天蓋。
  2. 前記第2アームは第3アームを介して前記更なるアームに非直接的に接続されることを特徴とする請求項1記載の天蓋。
  3. 第1及び/又は第2及び/又は第3及び/又は更なるアームの対が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の天蓋。
  4. 前記家具用品は椅子、デックチェア、ラウンジチェア、リクライニングチェア、座席、又はリクライニングシートに相当することを特徴とする請求項1乃至3記載の天蓋。
  5. 前記第1アームの長さは1又は複数のリピート部によって変更可能であることを特徴とする請求項1乃至4記載の天蓋。
  6. 前記1又は複数のジョイントは一面上に半径方向に延びる一連のリッジによって構成されるラチェットを有し、前記一面は各ジョイントに具備され、前記一面は相互に係合するリッジを保持することを特徴とする請求項1乃至5記載の天蓋。
  7. 前記ジョイントの一部分はその回転軸を包囲する突起部を具備し、前記突起部は前記ジョイントの他方の部分の回転軸周囲に具備される陥凹部と連結することを特徴とする請求項6記載の天蓋。
  8. 前記1又は複数のジョイント、とりわけ前記第1ジョイントは一方向における回転限度を有し、前記回転限度は前記ジョイントの一部分に具備される突出部及び前記ジョイントの他方の部分に具備されるストップによって構成され、前記突出部と前記ストップとは前記回転限度において相互接触するように構成されることを特徴とする請求項6記載の天蓋。
  9. 前記ストップは金属補強部材を具備することを特徴とする請求項8記載の天蓋。
  10. 前記ジョイントは前記回転限度においてストップと接触する更なる突出部を有し、前記更なる突出部は前記第1突出部から円周上に角度160度から200度離間されることを特徴とする請求項8又は9記載の天蓋。
  11. 前記天蓋は4以上のセクションから構成されることを特徴とする請求項1乃至10記載の天蓋。
  12. 前記第1セクションは第1アームの対及び第1ジョイント間のリンクによって形成され、前記第2セクションは第2アームの対、前記第1ジョイント間のリンク、及び前記第2ジョイント間のリンクから形成され、前記第3セクションは更なるアームの対、前記第2ジョイント間のリンク、及び更なるジョイント間のリンクによって形成されることを特徴とする請求項12記載の天蓋。
  13. 前記第1アーム間の間隔は前記第2アーム間の間隔よりも小さく、前記更なるアーム間の間隔は前記第3アーム間の間隔よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至12記載の天蓋。
  14. 前記第1アームは前記第2アームよりも短く、前記更なるアームは前記第3アームよりも短いことを特徴とする請求項1乃至13記載の天蓋。
  15. 天蓋を家具用品に取り付ける方法であって、前記方法は家具用品に固定系の1又は複数の第2構成部を設置し、天蓋を設置する工程を含み、前記天蓋は第1アームを有し、前記第1アームの一端部又はこの付近には前記固定系の第1構成部が具備され、前記第1アームの他方の端部又はこの付近にはジョイントが具備され、前記ジョイントは第2アームに接続され、前記ジョイントは前記第1アームの前記第2アームに対する方位付けを変動可能にし、前記第2アームは第2ジョイントを具備し、前記第2ジョイントは更なるアームに接続され、前記1又は複数のアームは1又は複数のスクリーンを支持し、更に前記固定系の前記第1構成部を前記第2構成部に接続する工程を含むことを特徴とする方法。
  16. 固定系の一構成部分を含む取り付け部材であって、前記取り付け部材は第1部分及び第2部分から構成され、前記第1部分と第2部分とは相互に取り外し可能に係合され、前記第1部分と第2部分は前記第1部分と第2部分との間に導管を形成し、前記導管は使用中枠組みを受け止め、前記第1部分は所定位置で前記導管と対面する第1枠組み係合部及び所定位置で前記導管と対面する第2枠組み係合部を有し、前記第1枠組み係合部の所定位置における前記導管の軸は前記第2枠組み係合部の所定位置における導管の軸と異なるように構成されることを特徴とする取り付け部材。
  17. 前記取り付け部材が使用中に取り付けられるアイテムとして天蓋、日除け、日除けスクリーン、かさ、パラソル、雨よけ、又はテーブルが取り付けられることを特徴とする請求項16記載の取り付け部材。
  18. 前記取り付け部材の陥凹部が2つの部分によって構成され、このうちの第1の部分は前記取り付け部材の第1部分における陥凹部によって構成され、第2の部分は前記取り付け部材の第2部分における陥凹部によって構成されることを特徴とする請求項16又は17いずれかに記載の取り付け部材。
  19. 特に育児用装備において適用される取り付け部材において前記陥凹部は前記取り付け部材の第1部分によって構成されることを特徴とする請求項17又は18いずれかに記載の取り付け部材。
  20. 前記取り付け部材の第1本体部は取り外し可能な固定部の設置箇所を有し、前記取り外し可能な固定部は前記取り付け部材の第2本体部における設置箇所及び/又は前記第2本体部の内面に係合するように構成されることを特徴とする請求項16乃至19のいずれかに記載の取り付け部材。
  21. 前記導管は連続導管を構成することを特徴とする請求項16乃至20のいずれかに記載の取り付け部材。
  22. 前記導管は前記第1枠組み係合部及び前記第2枠組み係合部のみによって形成されることを特徴とする請求項16乃至20いずれかに記載の取り付け部材。
  23. 前記第1枠組み係合部と前記第2枠組み係合部との間において前記導管は開口部を形成し、前記開口部は前記枠組みの第1線形素子と第2線形素子とを連結するリンク素子として各種異なる湾曲形状又は湾曲直径を有するリンク素子を収容可能に構成されることを特徴とする請求項16乃至22いずれかに記載の取り付け部材。
  24. 前記取り付け部材は湾曲素子によって連結される第1素子及び第2素子によって構成される箇所において前記枠組みに取り付けられることを特徴とする請求項16乃至23いずれかに記載の取り付け部材。
  25. 前記第1部分の前記第1枠組み係合部の形状は係合対象の枠組みの素子の形状に一致するように構成され、前記第2部分の前記第1枠組み係合部の形状は係合対象の素子の形状に一致するように構成されることを特徴とする請求項16乃至24いずれかに記載の取り付け部材。
  26. 前記第1枠組み係合部の位置における前記導管の軸及び/又は前記第2枠組み係合部の位置における前記導管の軸はその点における軸の投射に相対することを特徴とする請求項16乃至25いずれかに記載の取り付け部材。
  27. 各第1枠組み係合部の位置における前記導管は共に同一の軸を有し、各第2枠組み係合部の位置における前記導管はともに同一の軸を有することを特徴とする請求項16乃至26いずれかに記載の取り付け部材。
  28. 1つ又は両方の第1枠組み係合部の軸は1つ又は両方の第2枠組み係合部の軸と30度以上異なることを特徴とする請求項16乃至27いずれかに記載の取り付け部材。
  29. 1つ又は両方の第1枠組み係合部の軸は1つ又は両方の第2枠組み係合部の軸と75度以上異なることを特徴とする請求項16乃至26いずれかに記載の取り付け部材。
  30. 固定系の一部分を含む取り付け部材であって、前記取り付け部材は第1部分及び第2部分から構成され、前記第1及び第2部分は相互に取り外し可能に枠組みの周りに係合し、前記枠組みは前記取り付け部材の第1及び第2部分によって形成される導管内に受け止められ、各第1及び第2部分はそれぞれ前記導管の一端部又はこの付近において前記導管内に第1枠組み係合部を具備し、前記導管の他方の端部又はこの付近において前記導管内に第2枠組み係合部を具備し、前記第1枠組み係合部は相互に対向し、前記第2枠組み係合部は相互に対向し、前記一端部における前記導管の軸は前記他方の端部における前記導管の軸に対して75度以上の角度を形成することを特徴とする取り付け部材。
  31. 陥凹部に具備される固定系のメス部を含む取り付け部材であって、前記取り付け部材は第1部分及び第2部分から構成され、前記第1部分は第1本体部、導管形成部、及び第2本体部を含み、第2部分は第1本体部、導管形成部、及び第2本体部を含み、前記第1部分と前記第2部分とは実施知的に相互対称的に構成され、前記第1及び第2部分によって形成される前記導管は使用中家具用品の枠組みの一部を包囲し、前記導管は前記枠組み第1線形素子の少なくとも一部分、前記枠組みの湾曲素子、及び前記枠組みの第2線形素子の少なくとも一部分を受け止めるように構成されることを特徴とする取り付け部材。
  32. 固定系の一部分を含む取り付け部材を枠組みに取り付ける方法であって、
    前記取り付け部材の第1部分を前記枠組みの一端部に設置し、前記枠組みが部分的に前記第1部分によって形成される導管内に受け止められるようにし、
    前記取り付け部材の第2部分を前記枠組みの他方の端部に設置し、前記枠組みが部分的に前記第2部分によって形成される導管内に受け止められるようにし、
    1又は複数の固定器具を用いて前記取り付け部材の前記第1及び第2部分を結合させて、これら部分間に位置する枠組みを前記導管内に収容されるようにし、前記第1及び第2部分の各第1枠組み係合部と、前記第1及び第2部分の各第2枠組み係合部とが前記枠組みに係合するようにする工程を含み、
    前記導管の一端部又はこの付近における前記枠組みの軸は前記導管の他方の端部又はこの付近における前記枠組みの軸とは異なる角度に方位付けられることを特徴とする方法。
  33. 前記方法は更に前記固定系のもう一部分を具備する天蓋、日除け、又はサンシェードを前記取り付け部材に含まれる固定系の前記一部分を用いて前記取り付け部材に取り付ける工程を含むことを特徴とする請求項32記載の方法。
  34. 固定系の一部分を含む取り付け部材であって、
    第1素子、第2素子、及び更なる素子を有し、
    前記第1素子は第1アイテム接触面及び第1アイテム係合面を有し、前記第1アイテム係合面の少なくとも一部分は第1アイテム接触面と反対方向に面し、
    前記第2素子は第2アイテム接触面及び第2アイテム係合面を有し、前記第2アイテム係合面の少なくとも一部分は第2アイテム接触面と反対方向に面し、
    前記更なる素子は更なるアイテム接触面を有し、
    前記第1、第2、及び更なるアイテム接触面は相互対して方位付けられるように行為制されることを特徴とする取り付け部材。
  35. 固定系の一部分を含む取り付け部材であって、
    第1素子、第2素子、及び更なる素子を有し、前記更なる素子は更なるアイテム接触面を有し、
    前記第1素子は第1アイテム接触面及び第1アイテム係合面を有し、前記第1アイテム係合面の少なくとも一部分は第1アイテム接触面に対面し、
    前記第2素子は第2アイテム接触面及び第2アイテム係合面を有し、前記第2アイテム係合面の少なくとも一部分は第2アイテム接触面に対面し、
    前記第1、第2、及び更なるアイテム接触面は相互対して方位付けられるように行為制されることを特徴とする取り付け部材。
  36. 前記取り付け部材はプラスチック製であることを特徴とする請求項34又は35記載の取り付け部材。
  37. 前記取り付け部材はアイテムのための取り付け部材であって、前記アイテムは椅子、陸ラインイングチェア、ラウンジチェア、リクライニングラウンジ、又はその他の家具に相当することを特徴とする請求項34乃至36にいずれかに記載の取り付け部材。
  38. 前記固定系の一部分は前記取り付け部材内の陥凹部に具備されることを特徴とする請求項34乃至37のいずれかに記載の取り付け部材。
  39. 前記第1素子は前記固定系の一部分が設置される側の反対側に第1アイテム接触面を具備することを特徴とする請求項34乃至38のいずれかに記載の取り付け部材。
  40. 前記第1アイテム係合部/面、前記第1アイテム接触面、及び更なる素子の間に形成される開口部の断面は前記アイテムのその位置における断面と一致することを特徴とする請求項34乃至39のいずれかに記載の取り付け部材。
  41. 前記アイテム係合部は前記第1素子からの突出部から構成され、前記アイテム係合部は前記更なる素子に対面し且つ/又は前記第1接触面に隣接する第1アイテム接触面を具備することを特徴とする請求項34乃至40のいずれかに記載の取り付け部材。
  42. 前記第1アイテム係合面は前記接触面に対面する1又は複数の部分を有することを特徴とする請求項34乃至41のいずれかに記載の取り付け部材。
  43. 前記第1アイテム係合部の少なくとも一部分及び/又は前記第1アイテム係合面は変形可能であり、第1正常状態が提供され、第2変形状態が提供され、前記第1アイテム係合部/面は取り付けを可能にするために前記第2変形状態に設定され、前記第1アイテム係合部/面は取り付けられると前記第1正常状態に戻るあるいは設定されることを特徴とする請求項34乃至42のいずれかに記載の取り付け部材。
  44. 前記第1アイテム係合部又は第2アイテム係合部のうちの1つはそれぞれの素子及び/又はアイテム接触面に対面する壁を有し、前記壁はその素子からの突出部上に具備されることを特徴とする請求項34乃至42のいずれかに記載の取り付け部材。
  45. 前記更なる素子は実質的に平面状であって、前記更なる素子は内部に更なるアイテム接触面を具備し、前記更なる素子は更なる接触面を有し、前記接触面の形状は前記アイテムの適用箇所における外面形状と一致するように構成されることを特徴とする請求項34乃至43のいずれかに記載の取り付け部材。
  46. 前記更なる素子は前記第1素子と前記第2素子とを連結し、前記第1、第2、及び更なる素子は角形状取り付け部材を構成することを特徴とする請求項34乃至44のいずれかに記載の取り付け部材。
  47. 前記第1及び/又は第2及び/又は更なる素子は相互に対して70度から110度の角度に方位付けられることを特徴とする請求項34乃至45のいずれかに記載の取り付け部材。
  48. 前記更なる素子は1又は複数の貫通孔を有し、前記更なる素子は各第1アイテム係合部付近部位において前記各第1アイテム係合部に対応する前記貫通孔を1以上具備し、且つ/又は各第2アイテム係合部付近部位において前記各第2アイテム係合部に対応する前記貫通孔を1以上具備することを特徴とする請求項34乃至46のいずれかに記載の取り付け部材。
  49. 固定系の一部分を含む取り付け部材を好ましくは家具などのアイテムに取り付ける方法であって、
    取り付け部材を設置する工程を含み、前記取り付け部材は
    第1素子、第2素子、及び更なる素子を有し、
    前記第1素子は第1アイテム接触面及び第1アイテム係合面を有し、前記第1アイテム係合面の少なくとも一部分は第1アイテム接触面と反対方向に面し、
    前記第2素子は第2アイテム接触面及び第2アイテム係合面を有し、前記第2アイテム係合面の少なくとも一部分は第2アイテム接触面と反対方向に面し、
    前記更なる素子は更なるアイテム接触面を有し、
    前記第1、第2、及び更なるアイテム接触面は相互に対して方位付けられ、前記方法は更に
    前記第1及び第2アイテム係合部及び/又は第1及び第2アイテム係合面の少なくとも一部分を第1正常状態から第2変形状態に変形させて、
    前記取り付け部材を取り付け位置に設置し、前記第1及び第2アイテム係合部/面を第1正常状態に戻す工程を含むことを特徴とする方法。
  50. 前記第1正常状態から前記第2変形状態への変更は前記第1及び第2アイテム係合面/部においてそれぞれ別々に実現されることを特徴とする請求項48記載の方法。
JP2004506606A 2002-05-23 2003-05-16 家具及び/又は固定器具取り付け部材に関する改善 Withdrawn JP2005533539A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0211770A GB0211770D0 (en) 2002-05-23 2002-05-23 Improvements in and relating to furniture
GB0220175A GB0220175D0 (en) 2002-08-30 2002-08-30 Improvements in and relating to furniture
GB0222709A GB0222709D0 (en) 2002-10-01 2002-10-01 Improvements in and relating to fastener mountings
GB0226121A GB0226121D0 (en) 2002-11-08 2002-11-08 Improvements in and relating to furniture
GB0226122A GB0226122D0 (en) 2002-11-08 2002-11-08 Improvements in and relating to fastener mountings
GB0226352A GB0226352D0 (en) 2002-11-12 2002-11-12 Improvements in and relating tok fastener mountings
PCT/GB2003/002155 WO2003099074A2 (en) 2002-05-23 2003-05-16 Canopy

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005533539A true JP2005533539A (ja) 2005-11-10

Family

ID=29587932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004506606A Withdrawn JP2005533539A (ja) 2002-05-23 2003-05-16 家具及び/又は固定器具取り付け部材に関する改善

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20060054207A1 (ja)
EP (1) EP1515633A2 (ja)
JP (1) JP2005533539A (ja)
CN (1) CN1668230A (ja)
AU (1) AU2003244737A1 (ja)
BR (1) BR0311231A (ja)
CA (1) CA2486701A1 (ja)
IL (1) IL165337A0 (ja)
NZ (1) NZ536763A (ja)
WO (1) WO2003099074A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019072178A (ja) * 2017-10-16 2019-05-16 アロン化成株式会社 浴室用椅子のオプション部品取付部材

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0428302D0 (en) 2004-12-24 2005-01-26 Ninaclip Plc Improvements in and relating to joints
US7431389B2 (en) * 2005-07-22 2008-10-07 Swimways Corporation Canopy chair
US7140678B1 (en) * 2005-08-17 2006-11-28 Grant D Shea Scooter and wheelchair hood
US20080309129A1 (en) * 2007-06-15 2008-12-18 Rachel Blakeman Child carrier seat sun shield
US7753063B1 (en) 2007-12-19 2010-07-13 Laws John E Attachable/detachable sun shade apparatus
US20090218856A1 (en) * 2008-02-29 2009-09-03 Brian Sykes Folding canopy chair
US8186755B2 (en) * 2008-10-24 2012-05-29 Bravo Sports Collapsible canopy along with article of furniture and method incorporating the same
US8002349B1 (en) 2010-02-08 2011-08-23 Pizzuto Paul M Chair provision with an apparatus for converting solar energy to power electrical devices
US20160010358A1 (en) * 2010-06-11 2016-01-14 Elaine Ashley Dual-use portable sunshade apparatus
US20110303256A1 (en) * 2010-06-11 2011-12-15 Elaine Ashley Portable sunshade apparatus
US8851097B2 (en) * 2010-09-15 2014-10-07 Monahan Products, LLC Infant seat cover
US9060613B2 (en) * 2011-11-22 2015-06-23 Oscar Combs Personal weather shelter
US9185982B2 (en) 2011-12-19 2015-11-17 Susan B. Kilzer Chair for outdoor use
US9103138B2 (en) 2012-10-02 2015-08-11 Bravo Sports Sliding-eave mount mechanism for canopy structure
US20140132041A1 (en) * 2012-11-13 2014-05-15 Dave Manus Chair to Optimize Sun Exposure
WO2014089496A2 (en) 2012-12-07 2014-06-12 Bravo Sports Canopy shelter link point
CN103169289B (zh) * 2013-04-12 2016-03-02 福建正盛日用品有限公司 一种折叠椅配套遮篷架
CN103169290B (zh) * 2013-04-12 2016-02-17 福建正盛日用品有限公司 折叠躺椅遮篷架
USD736884S1 (en) 2013-07-16 2015-08-18 Bravo Sports Adjustable locking leg assembly
US9528292B1 (en) 2013-08-09 2016-12-27 Bravo Sports Canopy with overhang
US8997770B1 (en) * 2013-12-13 2015-04-07 Verna Martin Wheel chair covering device
US9797157B2 (en) 2014-03-04 2017-10-24 Shelterlogic Corp. Canopy with detachable awning
USD737066S1 (en) 2014-03-06 2015-08-25 Bravo Sports Chair with integrated shade cover
US10791843B2 (en) * 2014-04-04 2020-10-06 Ronald L. Rowe, JR. Portable seat awning
US10058186B2 (en) * 2014-11-05 2018-08-28 Ana M. Rivera Screening device
US9867466B2 (en) 2014-12-15 2018-01-16 Shelterlogic Corp. Foldable chair
US9713386B2 (en) * 2015-04-22 2017-07-25 Michael Pawlikoski Sun shade and chair assembly
US9801366B2 (en) * 2015-06-03 2017-10-31 Calvin Robert Ruybal Fold out fishing chair
CN104939573A (zh) * 2015-06-26 2015-09-30 张锦辉 一种蚊帐架
USD823012S1 (en) * 2016-12-30 2018-07-17 Linhai Xinghe Arts & Crafts Co., Ltd. Swing seat
US10426270B2 (en) * 2017-02-15 2019-10-01 Michael Beaulieu Folding chair having sunshade
US10104973B1 (en) 2017-03-29 2018-10-23 Kevin Guerrier Shading assembly
IT201800004519A1 (it) * 2018-04-16 2019-10-16 Lettino prendisole e dispositivo di schermo solare associabile a tale lettino prendisole
USD911050S1 (en) * 2018-10-19 2021-02-23 Tachigami Iron Works Co., Ltd. Bench
KR102020056B1 (ko) * 2018-12-10 2019-09-09 박성호 차양 복합 배낭
AU2020322414A1 (en) * 2019-07-29 2022-03-03 Rodney Christopher CLARKE Sun shelter
US10631651B1 (en) * 2019-08-06 2020-04-28 Sunflow, Inc. Chair
IT202000009580A1 (it) * 2020-04-30 2021-10-30 Giovanni Caroli Dispositivo di protezione delle alte vie respiratorie di un individuo
USD986619S1 (en) * 2020-10-16 2023-05-23 KMRup Holding GmbH Privacy screen

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2502103A (en) * 1946-05-31 1950-03-28 Babee Tenda License Corp Canopy
DE1265936B (de) * 1962-07-09 1968-04-11 Renate Krieger Geb Both Buegel zur loesbaren Befestigung der Garnierung eines Himmels an einem Erstlingsbett
IT1036656B (it) * 1975-07-03 1979-10-30 Dario B Tenda parasole sostenuta da un elemento di sostegno per ombreggiare spiazzi di giardini o spiaggie con struttura portante per effettuarne l apertura e la chiusura
US5339847A (en) * 1993-12-06 1994-08-23 Kanter David J Beach umbrella
US6698966B2 (en) * 1996-10-18 2004-03-02 Ninaclip, Plc Fastenings

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019072178A (ja) * 2017-10-16 2019-05-16 アロン化成株式会社 浴室用椅子のオプション部品取付部材
JP6994896B2 (ja) 2017-10-16 2022-01-14 アロン化成株式会社 浴室用椅子のオプション部品取付部材

Also Published As

Publication number Publication date
AU2003244737A1 (en) 2003-12-12
WO2003099074A2 (en) 2003-12-04
BR0311231A (pt) 2005-03-22
US20060054207A1 (en) 2006-03-16
CN1668230A (zh) 2005-09-14
CA2486701A1 (en) 2003-12-04
IL165337A0 (en) 2006-01-15
EP1515633A2 (en) 2005-03-23
NZ536763A (en) 2006-09-29
WO2003099074A3 (en) 2004-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005533539A (ja) 家具及び/又は固定器具取り付け部材に関する改善
US7243990B1 (en) Sunshade apparatus
US8061375B2 (en) Adjustable rib connectors
US6789557B1 (en) Portable and collapsible sunshade apparatus for providing shade to a user having a universal clip to attach the sunshade to any type of beach chair or lounge chair
US20210007497A1 (en) Portable Seat Awning
JP4705112B2 (ja) 三方天幕を備えた組立て形テント
US8231172B2 (en) Folding canopy chair
US8272605B2 (en) Secure accessory attachment system for outdoor free-standing umbrellas
US4934638A (en) Collapsible tripod stool
US5967601A (en) Sunshade apparatus for recreational chair
US20080018146A1 (en) Sunshade apparatus
US20090174233A1 (en) Washer cap and rotating stool
US9234366B2 (en) Mechanisms for shelter attachments
US9936811B2 (en) Portable seat awning
EP0547121A1 (en) Collapsible lampshades
WO2005060790A1 (en) Scriptured outdoor furniture
US8051865B1 (en) Canopy for umbrellas
US20170112334A1 (en) Towel rack
US11559146B2 (en) Foldable playard having X-frame assemblies and canopy cover
US5733000A (en) Surf board support and carrier chair combination
USD523675S1 (en) Kit for hanging panel curtains
US6685344B1 (en) Lamp shade assembly
US20230010207A1 (en) Foldable playard having x-frame assemblies, oval-shaped leg assemblies, and canopy cover
JPS5937926Y2 (ja) 折畳み自在なランプシエ−ド
IT201800002962U1 (it) Parasole portatile e kit comprendente un tale parasole portatile

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060411

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070704