JP2005531966A - 映像復号化方法および装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、元の映像シーケンスに対応する入力符号化ビットストリームを伸長する映像復号化方法に関する。このシーケンスは、連続的なグループ・オブ・フレーム(GOP)に分割され、3次元サブバンド映像符号化方法を用いて符号化される。本発明によれば、復号化方法は反復的であり、各GOF内のフレームの対の個数と同数の反復回数を含み、各反復自体は、各GOFの連続的なフレームの対のそれぞれを再構成するため、現在GOFに対応する符号化ビットストリームを復号化するサブステップと、このようにして得られた前記復号化ビットストリームから、現在フレームの対に関連したデータ、および、前記現在フレームの対のうちの少なくとも一方のフレームに関する情報を収容する適切なサブバンドだけを記憶するサブステップと、前記関連したデータおよび前記適切なサブバンドから、前記現在フレームの対の両方のフレームを合成するサブステップと、を含む。
Description
本発明は、一般に映像圧縮の分野に係わり、特に、連続的なグループ・オブ・フレーム(GOF)に分割され、3Dサブバンド映像符号化方法を用いて符号化された元の映像シーケンスに対応する符号化ビットストリームを伸長する映像復号化方法であり、3Dサブバンド映像符号化方法が、
動作補償付きまたは動作補償無しで、前記シーケンスの各GOF内の連続的なフレームの対のそれぞれに対して実行される時間的フィルタリングステップと、
前記フィルタリングされたシーケンスに対して実行される空間的解析ステップと、
前記フィルタリングされ解析されたシーケンスに対して実行され、動作補償の場合に動作ベクトルに対して実行されるエントロピー符号化ステップと、
このようにして得られた符号化シーケンスに適用され、前記符号化ビットストリームを生成する算術符号化ステップと、
を含むことを特徴とする映像復号化方法に関する。
動作補償付きまたは動作補償無しで、前記シーケンスの各GOF内の連続的なフレームの対のそれぞれに対して実行される時間的フィルタリングステップと、
前記フィルタリングされたシーケンスに対して実行される空間的解析ステップと、
前記フィルタリングされ解析されたシーケンスに対して実行され、動作補償の場合に動作ベクトルに対して実行されるエントロピー符号化ステップと、
このようにして得られた符号化シーケンスに適用され、前記符号化ビットストリームを生成する算術符号化ステップと、
を含むことを特徴とする映像復号化方法に関する。
本発明は、また、前記復号化方法を実施する復号化装置、前記復号化方法のステップを実行するコードを格納した記憶媒体、並びに、対応した装置に関する。
MPEG−1からH.264までの標準的な映像圧縮方式は、いわゆるハイブリッドソリューションに基づいている(ハイブリッド映像エンコーダは、入力映像シーケンスの各フレームが所与の基準フレームから時間的に予測され、前記フレームとその予測との間の差によって取得されるような予測誤差が、空間的冗長性の利点を得るために、たとえば、2次元DCT変換を用いて、空間的に変換される予測スキームを使用する)。その後に提案された別のアプローチは、3次元(3D、または、2D+t)構造としてグループ・オブ・フレーム(GOF)を処理し、エネルギーを低周波数に集約するために、それを空間時間的にフィルタリングする(たとえば、C.i.Podilchukらによる「映像の3次元サブバンド符号化(Three−dimensional subband coding of video)」, IEEE Transactions on Image Processing, vol.4, No.2, 1995年2月, 125−139頁に記載されている)。さらに、このような3Dサブバンド分解スキームに動作補償ステップを導入すると、全体的な符号化効率を高めることが可能であり、図1に示されたようなサブバンドツリーの結果として映像信号の空間時間的な多重解像度(階層)表現が得られる。
図1に示された動作補償付きの3Dウェーブレット分解は、連続的なグループ・オブ・フレーム(GOF)に同様に適用される。図示された例ではF1〜F8の8フレームを含む入力映像の各GOFは、最初に、大きい動きを伴うシーケンスを処理するために動作補償(MC)され、次に、ハールウェーブレット(Haar wavelets)を使用して時間的にフィルタリング(TF)される(点線矢印は高域通過時間的フィルタリングに対応し、その他の矢印は低域通過時間的フィルタリングに対応する)。連続的な3段階の分解が図示されている(LおよびH=第1段階、LLおよびLH=第2段階、LLLおよびLLH=第3段階)。各時間的レベルの高周波数サブバンド(前記の例ではH、LHおよびLLH)、並びに、最も深いレベルの低周波数サブバンド(LLL)はウェーブレットフィルタを通して空間的に解析される。そして、エントロピーエンコーダは、(空間時間的な分解構造に関して最終的な係数ビットプレーンを効率的に符号化するために、現在の3Dウェーブレット分解に対して、たとえば、最初にA. SaidおよびW.A.Pearlmanによる「階層ツリーにパーテションを設けたことによる新規、高速、かつ効果的な画像コーデック(A new, fast and efficient image codec based on set partitioning in hierarchical trees)」, IEEE Transactions on Circuits and Systems for Video Technology, vol.6, No.3, 1996年6月, 243−250頁に提案された2D−SPIHTの拡張を用いて)空間時間的な分解から得られたウェーブレット係数の符号化を可能にする。
しかし、3Dサブバンドによるソリューションのすべては、GOF全体が同時に処理されるので、現在GOF内のピクチャーのすべてが空間時間的に解析され符号化される前に記憶されなければならない、という欠点がある。この問題は、所与のGOFのフレームのすべてが一体的に復号化されるデコーダ側でも同様である。
したがって、本発明の第1の目的は、3Dサブバンドアプローチの大量のメモリ要求を減少させることができる復号化方法を提案することである。
この目的を達成するため、本発明は、本明細書の冒頭の部分に記載された映像復号化方法であって、反復可能であり、各GOF内のフレームの対の個数と同数の反復回数を含み、各反復自体が各GOFの連続的なフレームの対のそれぞれを再構成するために、
現在のGOFに対応する符号化ビットストリームを復号化するサブステップと、
このようにして得られた前記復号化ビットストリームから、現在のフレーム対に関連したデータ、および、前記現在のフレーム対のうちの少なくとも一方のフレームに関する情報を収容する適切なサブバンドだけを記憶するサブステップと、
前記関連したデータおよび前記適切なサブバンドから、前記現在のフレーム対の両方のフレームを合成するサブステップと、
を含むことを特徴とする映像復号化方法に関係する。
現在のGOFに対応する符号化ビットストリームを復号化するサブステップと、
このようにして得られた前記復号化ビットストリームから、現在のフレーム対に関連したデータ、および、前記現在のフレーム対のうちの少なくとも一方のフレームに関する情報を収容する適切なサブバンドだけを記憶するサブステップと、
前記関連したデータおよび前記適切なサブバンドから、前記現在のフレーム対の両方のフレームを合成するサブステップと、
を含むことを特徴とする映像復号化方法に関係する。
また、本発明の目的は、前記復号化方法を実施可能にする復号化装置、前記復号化方法のステップを実行するコードを格納した記憶媒体、並びに、対応した装置を提案することである。
以下、添付図面を参照して、一例として、本発明を説明する。上述のように、GOF全体を処理するときに同時に記憶されるべきフレームの量は実際に問題であり、3Dサブバンドによるソリューションを標準規格として採用することを妨げる理由になり得る。たとえば、GOFが典型的に16フレームからなる代表的なサイズを有するならば、GOFの全フレームが一体的に復号化されるデコーダ側では、16サブバンドを同時に復号化し、さらに、それらを再生する前に16フレームを記憶する能力が必要である。その上、リアルタイム再生の場合、これらの16フレームは、先行GOFのフレームが総て再生される前に復号化されなければならない。実際に、GOF内のフレーム数がNであり、次のNフレームを復号化する間にリアルタイムで再生されるフレームの最小数がMであるならば、デコーダは、同時に((2×N)+M)個のメモリフレームを記憶しなければならない。
したがって、本発明の原理は、3D構造のツリー全体を同時に再構成するのではなく、3D構造のブランチ単位(branch-by-branch)の再構成が実行される復号化方法を提案することであり、後述するようにこのようなソリューションによれば記憶すべきデータが減少する。図2に示されるように、図を明瞭にするため8フレームからなるGOFの場合に、フレームF1〜F8は4組のフレーム対C0、C1、C2、C3にグループ化される。元のシーケンスの時間的分解の第1ステップの最後で、低周波数時間的サブバンドL0、L1、L2、L3および高周波数時間的サブバンドH0、H1、H2、H3が利用可能である。サブバンドH0〜H3は符号化され伝送されるが、サブバンドL0〜L3はさらに分解され、分解の第2ステップの最後で、低周波数時間的サブバンドLL0、LL1および高周波数時間的サブバンドLH0、LH1が利用可能となる。同様に、サブバンドLH0、LH1は符号化され伝送されるが、サブバンドLL0、LL1はさらに分解され、分解の第3ステップ(例示された本例では最終ステップ)の最後で、低周波数時間的サブバンドLLL0および高周波数時間的サブバンドLLH0が利用可能であり、符号化され伝送される。伝送されたサブバンドの組全体は図2において実線で囲まれている。
次に、GOFの最初の2フレームF1、F2(すなわち、対C0)を復号化するためにサブバンドH0、LH0、LLH0およびLLL0だけが必要であることがわかる。さらに、最初のサブバンドH0はこれらの二つの最初のフレームF1、F2だけに関する情報を収容している。そのため、これらのフレームF1、F2が復号化されると、最初のサブバンドH0は無用になり、削除し、差し替えることが可能になり、今度は、二つのフレームF3、F4を含む次の対C1を復号化するために次のサブバンドH1がロードされる。次に、サブバンドH1、LH0、LLL0およびLLH0だけがこれらのフレームF3、F4を復号化するために必要であり、前述のH0のように、サブバンドH1はこれらの二つのフレームF3、F4だけに関する情報を収容する。このため、これらの二つのフレームF3、F4が復号化されると、第2のサブバンドH1を削除し、H2で置き換えることが可能である。以下同様であり、このような操作がF5、F6、F7、F8等に対して(一般的な場合に、GOFのフレームの連続的な対のすべてに対して)繰り返される。連続的なGOFのそれぞれに対してこのようにして形成されたビットストリーム(図示されたビットストリームの構成は単なる一例であり、復号化側において本発明の範囲を制限しない)は、(たとえば、21および22によってそれぞれ参照されている)エントロピー符号化器およびその後に続く算術符号化器を用いて符号化され得る。
次に実際の操作を説明する。現在GOFに対応する符号化ビットストリームの部分の1回目の符号化が行われるが、前記ビットストリーム内で第1のフレーム対C0(先頭の2フレームF1およびF2)に対応する部分とサブバンドH0、LH1、LLL0、LLH0だけが実際に記憶され復号化される。最初の二つのフレームF1、F2が復号化されたとき、H0で表される第1のHサブバンドは無用になり、その記憶空間は復号化されるべき次のサブバンドのため使用可能である。符号化ビットストリームは、したがって、第2のHサブバンドおよび次のフレーム対C1(F3,F4)を復号化するために2回目の読み出しが行われる。この2回目の復号化ステップが実行されると、前記サブバンドH1は無用になり、(LH0で参照される)第1のLHサブバンドも無用になる。その結果として、サブバンドH1および第2のLHサブバンドLHは削除され、次のHおよびLHサブバンド(それぞれH2およびLH1で参照される)によって置き換えられるが、次のサブバンドH2およびLH1は同じ入力符号化ビットストリームの3回目の復号化によって得られ、以下同様に続く。
このマルチパス復号化ソリューションは、GOF内のフレーム対ごとに反復が行われ、図3〜6を参照して詳述される。1回目の反復の間に、復号化側で受信された符号化ビットストリームCODBは算術デコーダ31によって復号化されるが、フレームの第1の対C0に対応する復号化部分だけが、すなわち、サブバンドLL0、LLH0、LH0およびH0(図3参照)が記憶される。前記サブバンドを用いて、図1に示された操作に対する逆操作が次に実行され、
復号化サブバンドLLL0およびLLH0がサブバンドLL0を合成するため使用され、
前記合成サブバンドLL0および復号化サブバンドLH0がサブバンドL0を合成するため使用され、
前記合成サブバンドL0および復号化サブバンドH0がフレーム対C0の2つのフレームF1、F2を再構成するため使用される。
復号化サブバンドLLL0およびLLH0がサブバンドLL0を合成するため使用され、
前記合成サブバンドLL0および復号化サブバンドLH0がサブバンドL0を合成するため使用され、
前記合成サブバンドL0および復号化サブバンドH0がフレーム対C0の2つのフレームF1、F2を再構成するため使用される。
この1回目の復号化ステップが完了したとき、2回目の復号化ステップが開始可能である。符号化ビットストリームの2回目の読み出しが行われ、第2のフレーム対C1に対応する復号化部分だけ、すなわち、サブバンドLLL0、LLH0、LH0およびH1(図4参照)が記憶される。実際に、図4の点線で表された情報(LLL0、LLH0、LL0、LH0)は1回目の復号化ステップから再利用可能である(これは、特に算術復号化後のビットストリーム情報の場合に、この圧縮情報をバッファリングすることは実際にはメモリを浪費しないので、事実である。)。これらのサブバンドを用いて、次の逆操作が実行される。
−復号化サブバンドLLL0およびLLH0がサブバンドLL0を合成するために使用される。
−前記合成サブバンドLL0および復号化サブバンドLH0がサブバンドL1を合成するために使用される。
−前記合成サブバンドL1および復号化サブバンドH1がフレーム対C1の2つのフレームF3、F4を再構成するため使用される。
この2回目の復号化ステップが完了したとき、3回目の復号化ステップが同様に開始可能である。符号化ビットストリームの3回目の読み出しが行われ、第3のフレーム対C2に対応する復号化部分だけ、すなわち、サブバンドLLL0、LLH0、LH1およびH2(図5参照)が記憶される。上述のように図5の点線で表された情報(LLL0、LLH0)は1回目(または2回目)の復号化ステップから再利用可能である。以下の逆操作が実行される。
−復号化サブバンドLLL0およびLLH0がサブバンドLL1を合成するため使用される。
−前記合成サブバンドLL1および復号化サブバンドLH1がサブバンドL2を合成するために使用される。
−前記合成サブバンドL2および復号化サブバンドH2がフレーム対C2の2つのフレームF5、F6を再構成するために使用される。
この3回目の復号化ステップが完了したとき、4回目の復号化ステップが同様に開始可能である。符号化ビットストリームの4回目の読み出し(4組のフレーム対のGOFに対する最後の読み出し)が行われ、第4のフレーム対C3に対応する復号化部分だけ、すなわち、サブバンドLLL0、LLH0、LH1およびH3(図6参照)が記憶される。同様に、図6の点線で表された情報(LLL0、LLH0,LL1,LH1)は3回目の復号化ステップから再利用可能である。以下の逆操作が実行される。
−復号化サブバンドLLL0およびLLH0がサブバンドLL1を合成するために使用される。
−前記合成サブバンドLL1および復号化サブバンドLH1がサブバンドL3を合成するため使用される。
−前記合成サブバンドL3および復号化サブバンドH3がフレーム対C3の2つのフレームF7、F8を再構成するために使用される。
この手順は映像シーケンスの連続的なGOFのすべてに対して繰り返される。この手順に従って符号化ビットストリームを復号化するとき、多くとも2フレーム(たとえば、F1、F2)と4サブバンド(同じ例では、H0、LH0、LLH0、LLL0)が同時に記憶されれば足りる。より一般化すると、GOF内のフレーム数がN(好ましくは、N=2n)であるならば、N個のサブバンドおよびN個のフレームに代えて、限定された個数のサブバンドおよびフレームだけがビットストリームを復号化するために同時に必要とされる。
このソリューションは、符号化方法を実施するために使用される技術とは無関係に、どのような場合でも機能するという主要な利点がある(符号化側で変更すべき点は何もないので、このソリューションはデコーダを変更するだけで任意の3Dサブバンド映像復号化技術に採用可能である。)。
復号化側(またはサーバ)において、対応する復号化方法は、図7に示され、以下のような主要なモジュールを具備する復号化装置で実施してもよい。受信された符号化ビットストリームRCBは、たとえば、直列接続された算術復号化段およびエントロピー復号化段を具備し、符号化された係数および符号化された動作ベクトルを含む符号化ビットストリームを復号化するために設けられた復号化装置71によって最初に処理される。復号化された係数および動作ベクトルは、次に、元の映像シーケンスに対応する出力映像シーケンスを再構成するために設けられた3Dウェーブレット逆変換回路72によって受信される。復号化装置は、また、各動作ベクトルの復号化プロセスの前に既に費やされたビット割当量を照合し、前記量に基づいて、符号化データの残りの部分を復号化すべきか否かを決定するリソースコントローラ73を具備してもよい。
例示と説明のために行われた以上の記載内容は、この開示された形式と全く同一の形式に本発明を限定することを意図していない。多数の変更または変形が前記の教示を考慮して考えられ、本発明の範囲に包含される。符号化装置および復号化装置は、たとえば、V. Bottreauらによる「完全拡張可能な3Dサブバンド映像符号化(A fully scalable 3D subband video codec)」, Proceedings of IEEE Conference on Image Processing (ICIP2001), vol.2, 1017−2020頁,ギリシャ、セサロニキ、2001年10月7−10日という文献に記載されているタイプの装置である。
本発明による復号化装置はハードウェア、ソフトウェア(このとき、符号化ビットストリームは、元の映像シーケンスに対応した出力フレームを再構成するために、記憶媒体に格納され、プロセッサを用いて実行される一つ以上のソフトウェアプログラムまたはコードに従って処理される)、或いは、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせに実現することが可能であり、ハードウェア若しくはソフトウェアの単一項目が複数の機能を実行できること、または、ハードウェア、ソフトウェアまたは両者の項目の集合が単一機能を実行できることを除外しない。前記の復号化方法および装置は、本明細書に記載された方法を実施するために適合した任意のタイプのコンピュータシステムまたはその他の装置によって実現され得る。典型的なハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせは、ロードされ実行されるとき、本明細書に記載された方法を実施するようにコンピュータシステムを制御するコンピュータプログラムを有する汎用コンピュータシステムである。本発明の一つ以上の機能的な作業を実施する専用ハードウェアを収容する特定用途コンピュータは代替的に利用され得る。
本発明は、本明細書に記載された方法および機能の実現を可能にさせる特徴のすべてを含むコンピュータプログラムプロダクトに組み込み可能であり、このコンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータシステムにロードされたとき、この方法およびこれらの機能を実行可能である。コンピュータプログラム、ソフトウェアプログラム、プログラム、プログラムプロダクト、または、ソフトウェアは、本明細書の内容において、特定の機能を直ちに実行し、或いは、特定の機能を(a)別の言語、コードまたは表記への変換操作、および/または、(b)異なる素材形式による複製操作の一方若しくは両方の操作の後に実行することを可能にする情報処理能力をシステムに持たせることを意図する命令セットの任意の言語、コードまたは表記による表現を意味する。
Claims (6)
- 連続的なグループ・オブ・フレーム(GOF)に分割され、3次元サブバンド映像符号化方法を用いて符号化された元の映像シーケンスに対応する入力符号化ビットストリームを伸長する映像復号化方法であって、
前記3次元サブバンド映像符号化方法は、前記シーケンスの各GOFにおいて、
連続的なフレーム対のそれぞれに対して実行される時間的フィルタリングステップと、
前記フィルタリングされたシーケンスに対して実行される空間的解析ステップと、
前記フィルタリングされ解析されたシーケンスに対して実行されるエントロピー符号化ステップと、
このようにして得られた符号化シーケンスに適用される算術符号化ステップと、
を含み、
当該映像復号化方法は、現在のGOFに対して生成された符号化ビットストリームに適用され、さらに、反復的であり、各GOF内のフレーム対の個数と同数の反復回数を含ことを特徴とし、
各反復自体は、各GOFの連続的なフレーム対のそれぞれを再構成するために、
前記符号化ビットストリームを復号化するサブステップと、
このようにして得られた前記復号化ビットストリームから、現在のフレーム対に関連したデータと、前記現在のフレーム対のうちの少なくとも一方のフレームに関する情報を収容する適切なサブバンドとのみを記憶するサブステップと、
前記関連したデータおよび前記適切なサブバンドから、前記現在のフレーム対の2つのフレームを合成するサブステップとを含むことを特徴とする映像復号化方法。 - 連続的なグループ・オブ・フレーム(GOF)に分割され、3次元サブバンド映像符号化方法を用いて符号化された元の映像シーケンスに対応する入力符号化ビットストリームを伸長する映像復号化方法であって、
前記3次元サブバンド映像符号化方法が、
前記元のシーケンスに対して実行される動作推定ステップと、
前記シーケンスの各GOFにおいて、連続的なフレーム対の各々に対して実行される動作補償時間的フィルタリングステップと、
前記フィルタリングされたシーケンスに対して実行される空間的解析ステップと、
前記フィルタリングされ解析されたシーケンスに対して実行され、かつ前記動作推定ステップを用いて得られた動作ベクトルに対して実行されるエントロピー符号化ステップと、
このようにして得られた前記符号化シーケンスに適用され、前記符号化ビットストリームを生成する算術符号化ステップとを含み、
当該映像復号化方法は、反復的であり、各GOF内のフレーム対の個数と同数の反復回数を含むことを特徴とし、
各反復自体は、各GOFの連続的なフレーム対のそれぞれを再構成するために、
前記符号化ビットストリームを復号化するサブステップと、
このようにして得られた前記復号化ビットストリームから、現在のフレーム対に関連したデータと、前記現在のフレーム対のうちの少なくとも一方のフレームに関する情報を収容する適切なサブバンドとのみを記憶するサブステップと、
前記関連したデータおよび前記適切なサブバンドから、前記現在のフレーム対の2つのフレームを合成するサブステップとを含むことを特徴とする映像復号化方法。 - 連続的なグループ・オブ・フレーム(GOF)に分割され、3次元サブバンド映像符号化方法を用いて符号化された元の映像シーケンスに対応する入力符号化ビットストリームを伸長する映像復号化装置であって、
前記3次元サブバンド映像符号化方法が、前記シーケンスの各GOFにおいて、
連続的なフレーム対のそれぞれに対して実行される時間的フィルタリングステップと、
前記フィルタリングされたシーケンスに対して実行される空間的解析ステップと、
前記フィルタリングされ解析されたシーケンスに対して実行されるエントロピー符号化ステップと、
このようにして得られた符号化シーケンスに適用され、前記符号化ビットストリームを生成する算術符号化ステップとを含み、
当該映像復号化装置は、
(1)前記符号化ビットストリームを復号化する手段と、
(2)このようにして得られた前記復号化ビットストリームから、現在のフレーム対に関連したデータと、前記現在のフレーム対のうちの少なくとも一方のフレームに関する情報を収容する適切なサブバンドとのみを記憶する手段と、
(3)前記関連したデータおよび前記適切なサブバンドから、前記現在のフレーム対の2つのフレームを合成する手段と、
(4)前記復号化する手段、前記記憶する手段および前記合成する手段によって実行される連続的なステップを、各GOF内のフレームの対の個数と同じ回数だけ繰り返す手段とを含むことを特徴とする映像復号化装置。 - 連続的なグループ・オブ・フレーム(GOF)に分割され、3Dサブバンド映像符号化方法を用いて符号化された元の映像シーケンスに対応する入力符号化ビットストリームを伸長する映像復号化装置であって、
前記3Dサブバンド映像符号化方法は、
前記元のシーケンスに対して実行される動作推定ステップと、
前記シーケンスの各GOFにおいて、連続的なフレーム対のそれぞれに対して実行される動作補償時間的フィルタリングステップと、
前記フィルタリングされたシーケンスに対して実行される空間的解析ステップと、
前記フィルタリングされ解析されたシーケンスに対して実行され、かつ前記動作推定ステップを用いて得られた動作ベクトルに対して実行されるエントロピー符号化ステップと、
このようにして得られた前記符号化シーケンスに適用され、前記符号化ビットストリームを生成する算術符号化ステップとを含み、
(1)前記現在GOFに対応する前記符号化ビットストリームを復号化する手段と、
(2)このようにして得られた前記復号化ビットストリームから、現在のフレーム対に関連したデータと、前記現在のフレーム対のうちの少なくとも一方のフレームに関する情報を収容する適切なサブバンドとのみを記憶する手段と、
(3)前記関連したデータおよび前記適切なサブバンドから前記現在のフレーム対の2つのフレームを合成する手段と、
(4)前記復号化する手段、前記記憶する手段および前記合成する手段によって実行される連続的なステップを、各GOF内のフレーム対の個数と同じ回数だけ繰り返す手段とを含むことを特徴とする映像復号化装置。 - 連続的なグループ・オブ・フレーム(GOF)に分割され、3次元サブバンド映像符号化方法を用いて符号化された元の映像シーケンスに対応する入力符号化ビットストリームを伸長するコンピュータ読み取り可能なコードを格納した記憶媒体であって、
前記3次元サブバンド映像符号化方法は、
前記シーケンスの各GOFにおいて、連続的なフレーム対のそれぞれに対して、動作補償付きまたは動作補償無しで実行される時間的フィルタリングステップと、
前記フィルタリングされたシーケンスに対して実行される空間的解析ステップと、
前記フィルタリングされ解析されたシーケンスに対して実行され、動作補償付きの場合に動作ベクトルに対して実行されるエントロピー符号化ステップと、
このようにして得られた符号化シーケンスに適用され、前記符号化ビットストリームを生成する算術符号化ステップとを含み、
前記コードは、
前記符号化ビットストリームを復号化するコードと、
このようにして得られた前記復号化ビットストリームから、現在のフレーム対に関連したデータと、前記現在のフレーム対のうちの少なくとも一方のフレームに関する情報を収容する適切なサブバンドとのみを記憶するコードと、
前記関連したデータおよび前記適切なサブバンドから前記現在のフレーム対の2つのフレームを合成するコードと、
前記復号化するコード、前記記憶するコードおよび前記合成するコードによって実行される連続的なステップを、各GOF内のフレーム対の個数と同じ回数だけ繰り返すコードとを含むことを特徴とする記憶媒体。 - 連続的なグループ・オブ・フレーム(GOF)に分割され、3次元サブバンド映像符号化方法を用いて符号化された元の映像シーケンスに対応する入力符号化ビットストリームを伸長する装置であって、
前記3次元サブバンド映像符号化方法は、
前記シーケンスの各GOFにおいて、連続的なフレーム対のそれぞれに対して、動作補償付きまたは動作補償無しで実行される時間的フィルタリングステップと、
前記フィルタリングされたシーケンスに対して実行される空間的解析ステップと、
前記フィルタリングされ解析されたシーケンスに対して実行され、動作補償付きの場合に動作ベクトルに対して実行されるエントロピー符号化ステップと、
このようにして得られた符号化シーケンスに適用され、前記符号化ビットストリームを生成する算術符号化ステップとを含み、
当該装置は、
前記符号化ビットストリームを復号化し、
このようにして得られた前記復号化ビットストリームから、現在のフレーム対に関連したデータと、前記現在のフレーム対のうちの少なくとも一方のフレームに関する情報を収容する適切なサブバンドとのみを記憶し、
前記関連したデータおよび前記適切なサブバンドから前記現在のフレーム対の両方のフレームを合成し、
前記現在のフレーム対に適用される前記復号化する操作、前記記憶する操作および前記合成する操作を、各GOF内のフレーム対の個数と同じ回数だけ繰り返すために、
実行可能なコードを記憶するメモリと前記メモリに記憶された前記コードを実行するプロセッサとを具備することを特徴とする装置。
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