JP2005530134A - 線が引かれたシート材料とともに用いられる切断工具用ガイド部材 - Google Patents

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Abstract

新規のガイド部材(216)が開示されている。ガイド部材は切断工具(200)に固定される。切断工具はシート材料(100)を切断する為のものである。シートには複数の基準線(112)が設けられている。ガイド部材(216)には組みの位置合わせマークがついている。複数の計測スケール(222)もついている。マークとスケールは対応している。それぞれの計測スケール(222)は少なくとも一つの基準線(112)に対応している。その為、位置合わせマーク(220)の一つが特定の基準線(112)と一直線に並ぶ。特定の基準線112に対応する計測スケールがシート材料の縁から切断工具の刃部までの距離を示している。ガイド部材(216)の特定の実施例は平坦な部分(218)を備える。平坦な部分(218)は切断工具(200)の前に取り付けられている。あるいはそのかわりに、レーザーガイド(716)が切断工具(200)の前方に回転可能に固定されている。本発明のガイド部材を用いて一枚のシート部材の端から所定の距離で切断する新規の方法も開示されている。

Description

本発明は、切断工具用のガイド部材に関し、より詳しくは、精確且つ効率的に特定寸法にシート材料を切断するための切断工具用ガイド部材に関する。
シート材料は、様々な建築材料として一般的に用いられる。典型的なシート材料には、合板、パーティクル・ボード、一定配列の素線が配された板材(OSB板)、ウォールボード及びその他様々なラミネートが挙げられる。合板やOSB板は、建築物の外壁、屋根及び床板を形成するために用いられる。同様に、ウォールボード(例えば、ドライ壁、パネル材など)は構造物の内部枠に固定され、内壁を覆う。最後に、ラミネートは平坦な表面(例えば、床面、カウンターなど)を装飾のために覆う。シート材料を用いることは、一般的に、建築現場で働く作業員に少なくとも1つの大きな部分を、適用される場所にふさわしい大きさに切断させるものである。
適切なシート材料を準備することは大変時間を要する作業である。シート材料は、典型的には、工事現場の中心にある切断現場で準備され、以下の工程を経てハンディタイプの円形のこぎりで切断される。まず、作業員はテープ・メジャを用いてシート材料端部から所定の距離を計測する。そして、材料の1つの側縁近辺においてシート材料上に「カラス足(crow foots)」と呼ばれる参照マークを施す。作業員は計測及びマーキングの工程を繰り返して、材料の反対側の側縁付近に第2の参照マークを施す。そして、チョーク線を施し、それを切断線とし、該切断線は、シートの端縁に平行で所定の間隔を空けた平行線となる。それから、作業員はチョーク線に沿ってシート材料を切断し、所望の大きさの材料片を作り出す。各シート材料片を作るためには複数の工程が要求され、時間がかかる。この結果として、作業に係る人件費が高騰する。特に、適切なシート材料を切り出す作業に熟練した作業員の人件費は非常に高くなる。
多くの従来技術に係る装置は、シート材料をより精確に効率よく切り出すことを容易にしようと試みるものである。例えば、シート材料にフレーム・ガイドを取り付け、若しくはハンディタイプののこぎりに取り付け或いは隣接させて、真っ直ぐ切断することを確実にする手段である。典型的には、フレーム・ガイドは大きなものであり、時には完全に固定式のものであり、複数の切断工具を操るための追加の作業時間を要し、且つ/或いは、精確な切断をするためにシート材料を適切な位置に配するための追加の作業時間を要するものである。
他の種類のガイドとしては、リップフェンス(rip fence)として一般的に知られるものである。このガイドは、材料の参照縁に噛合うとともにのこぎりに取り付けられ、切断作業の間中、のこぎりの位置を参照縁から一定の距離で保つものである。このガイドは切断距離と同じくらい長くなければならず、リップフェンスは、操作及び使用が困難である。更にリップフェンスの縁は、シート材料の縁に近接し、使用者がリップフェンスを材料の縁に沿わせて且つのこぎりの動きに合わせて移動させることを困難としている。
切断作業に用いられる既知のガイドの他のもう一つの問題点は、切断中における切断経路を微修正することが難しいことである。例えば、のこぎりの刃部の角度とガイドの直線状の縁との間の僅かなずれは、結果として、刃部の側面がシート材料に対して束縛され、或いはリップフェンスのガイドを押し、該リップフェンスのガイドをシート材料の参照縁から離れさせることとなる。特に、もしのこぎりの刃部が、該刃部によって定まる切断経路に精確に合わせられていないならば、のこぎりは僅かに異なる切断経路を辿ることになる(ガイドに向かって、或いは離れる方向に)。のこぎりの経路はガイドによって固定されているので、作業員はこの問題を修正することが出来ない。
それゆえ、必要なことは、シート材料の参照縁から所望距離に、素早く且つ精確に、切断工具の刃部を配するためのガイド部材である。また切断が行われている間に必要とされないガイドもまた必要である。更には、切断の間に切断経路を使用者が修正可能なガイドもまた必要である。
本発明は、従来技術に係る問題を解決するものであり、切断工具とともに使用されるガイド部材を提供する。これにより、1回より多い計測を必要とせず、且つ/又は、シート材料の切断線を引く必要も生じさせない。開示される実施例において、切断工具がシート材料上に載置されたときに、ガイド部材のいかなる部分もシート材料上面より下には延出しない。したがって、シート材料上の切断工具の操作の邪魔にならない。
一の実施例において、ガイドは1組の位置合わせ用マークと該位置合わせ用マークに繋がる複数の計測用スケールを備える。各計測用スケールは少なくとも1つの基準線に対応し、位置合わせ用マークのうち1つが特定の基準線に合わせられると、特定の基準線に対応する計測用スケールがシート材料の縁から切断工具の刃部の距離を指し示す。特定の実施例においては、ガイド部材は、計測用スケールを基準線に関連付けるための識別用印部を備える。識別用印部の例として、限定されるものではないが、特徴を現わす線パターン、色彩及び参照文字が挙げられる。
計測用スケールの長さは、様々な実施形態の間で異なるものである。一の実施例においては、計測用スケールは隣合う基準線間の距離と同程度或いは若干長い程度に形成される。他の実施例においては、計測用スケールは隣合う基準線間の距離の半分程度或いはそれより若干長い程度に形成される。
いくつかの実施例において、少なくとも2つの計測用スケールが配され、該スケールのそれぞれが基準線に一致するものとされる。該計測用スケールはガイド部材の同一線上に配される。シート材料の参照縁が切断工具の第1面(例えば左面)に配されると、一の計測用スケールがシート材料の参照縁から切断刃部の距離を指し示す。参照縁が切断工具の他の側面(例えば、右側)にあるとき、第2の計測用スケールが参照縁から刃部の距離を指し示す。切断工具に対する参照縁の方向に応じて、スケールの相対的配置がいずれのスケールが有効であるかを指し示す。
他の実施形態において、ガイド部材が投影装置を備える。該投影装置は切断工具に取り付けられている。更に特定の実施形態においては、投影装置は回転式レーザであり、ベース部分によって切断工具の前に載せられ、回転可能に接続している。ガイド部材は環状部分を備え、該環状部分は、計測用スケール、位置合わせ用マーク及びこれらに関連する距離を備えている。位置合わせ用マークは、参照マークと位置合わせ用マークとを合わせることによって基準線と合わせられる。そして、投影されたビームが基準線に当るように切断工具を位置させる。
他の実施形態において、ガイドは切断工具に接続するベース部分を備える。位置合わせ用部材がベース部分に摺動可能に接続する。位置合わせ用部材はシート材料の上面より下方には延出しない。このことは、シート材料の表面上で切断工具を寝かせることを防ぐ。位置合わせ用マークと計測スケールはベース部分と位置合わせ用部材のうち1つに配される。ベース部分と位置合わせ用部材の他方は参照マークを備える。位置合わせ用マークを参照マークに合わせ、位置合わせ用部材の所定部分(末端部分)を基準線に合わせることで、位置合わせ用マークは基準線に合わせられる。言い換えると、ガイド部材の末端部分を基準線に合わせ、ガイド部材上の位置合わせ用マークを切断工具上の参照マークに合わせることで、切断工具の刃部を基準線から所定の距離及びシート材料の縁部から所定距離に配することができる。他の実施形態においては、位置合わせ用部材は計測用スケールを備えない。
複数の基準線がその上に設けられたシート材料を切断する方法も開示されている。一の方法は、切断工具に接続したガイド部材上の複数のスケールから、所定距離を備える1つのスケールを選択する段階と、前記所定距離を備える前記スケールによって識別される前記ガイド部材上の複数の位置合わせ用マークのうち1つを識別する段階と、前記選択されたスケールに対応する基準線のうちの1つに前記識別された位置合わせ用マークを合わせる段階と、前記切断工具で前記シート状材料を切断する間、前記識別された位置合わせ用マークと前記1つの基準線との合致状態を維持する段階からなる。
特定の方法においては、識別された位置合わせマークを一の基準線に合わせる工程が、ガイド部材の位置合わせ用部材を動かし、識別された位置合わせ用マークを参照マークに合わせ、位置合わせ用部材の所定部分を前記基準線の1つに合わせる段階を備える。他の方法においては、位置合わせ用マークを基準線に合わせる段階が、投影装置を回転させ、位置合わせ用マークを基準線に合わせ、投影装置によって放射されたビームが基準線に当るように切断工具を位置させる段階を備える。
基準線が施されたシート材料を切断する他の方法は、所望距離を定める段階と、シート材料上で所望距離を計測する段階と、所望距離に切断工具の刃部を位置させる段階と、切断工具に備えられたガイド部材を基準線のうち1つに合わせる段階と、シート材料を切断する間、ガイド部材と基準線との合致状態を維持する段階からなる。
本発明は、以下の図面を参照して説明され、参照番号は、ほぼ同様の構成を表す。
本発明は、比較的小さなガイド部材を提供することにより、従来技術に付随する問題を克服し、該ガイド部材は切断工具に搭載される或は組み合わせられる。前記ガイド部材は、使用が容易であり、シート材料上で、素早く、容易に、正確に、切断工具(例えば、丸のこ)の位置を定めることができる。前記シート材料は、該シート材料上に印付けられた基準線を有し、所望の長さでシート材料を切断する。以下に説明するように、本発明をより深く理解できるように、多数の特定の詳細を示す(例えば、増分スケール、基準線の数及び間隔、特定のラインスタイル及び印部等)。しかしながら、当業者は、本発明が前記特定の詳細を除いても実施可能であることを理解する。他の例としては、既知の建設の慣例における詳細(例えば、材料処理、切断中のシート支持等)及び工具(例えば、特定ののこぎり及びのこぎり刃の形態等)は、不必要に本発明が不明瞭になることを避けるため、省略した。
図1は、シート材料100(例えば、合板、ドライ壁、OSB等)の1枚の上部平面図である。シート材料100は、平坦な上部表面102、左縁104、右縁106、上部縁108、底部縁110及び複数の基準線112(1−5)を含む。シート材料100は、一般的に、長方形であり、左縁104及び右縁106は互いに平行であり、同様に、上部縁104及び底部縁110もまた平行である。シート材料100は、建設において使用される、いかなる形態のシート材料であってもよく、本明細書に示される特定の実施例に限定されるものではない。
基準線112(1−5)は、以下に記すガイド部材を用いることにより、シート材料の計測と切断を容易にする。基準線112(1−5)は、表面102上の縁104からの所定の距離で印付けられる。本実施例において、基準線112(1−5)は、規則正しく16インチ間隔で配列し、該間隔は、建築構造における典型的なスタブ間隔と一致している。しかしながら、この特定の間隔は、本発明において、必要不可欠な要素ではない。例えば、あるシートは、上記より短い間隔(例えば12インチ)で基準線が印され、該基準線の数は、上記より多くなる。或は、あるシートは上記より長い間隔(例えば24インチ)で基準線が印され、該基準線の数は、上記より少なくなる。事実、均等に間隔を持つ基準線は使用しやすいだろうが、ラインが均等な間隔を持つことは必要不可欠なことではなく、不均等な間隔で記された基準線の方がむしろ、ある特定の応用によっては望まれる。
以下により詳しく示すが、基準線の数及び間隔は、最小限必要とされるガイド部材の長さを決定し、該ガイド部材は、シート材料を計測及び切断するために使用される。基準線の間隔が広ければ広いほど、長いガイド部材が必要となり、間隔が狭ければ、短いガイド部材の使用が可能となる。一般的にガイド部材の長さを最小限に抑えることが望ましいとされるが、ある点においては、基準線間の間隔が接近すればする程、それぞれの基準線を見分けることが困難となる。
12、16及び24インチである基準線の間隔は、とりわけ望ましい。これらの間隔は、従来の8,12及び16フィートシート品を均等に分割する。また、これらの間隔は、容易に記憶できる。例えば、12インチ間隔の基準線は、容易に算出されることが可能である:12,24,36,48など。頭の中で、増加分を加えていくことは、より時間を浪費し困難なものとなるため、12インチより短い基準線の間隔は、それほど望ましいものではない。例えば、ある労働者が、6インチ間隔で86インチを数え終わるまでに、従来の間隔で計算した労働者は、先に材料に印し付けを終えることができる。
基準線が独特な形態であるため、各基準線112(1−5)はさらに区別でき、容易に認識できる。こと特定の実施例において、各基準線112(1−5)は独特の形態を有し、しかし、この形態は必須要件ではない。例えば、1組になった同じ形態の基準線は、シート材料の中央部において対称的に配される。独特な基準線の形態の変更例として、基準線112(1−5)は、異なった色によって、或は参照文字を貼ることにより、それぞれが区別できるようにすることが可能である。しかしながら、とりわけ単純な実施例においては、基準線が十分(例えば16インチ、24インチ等)に間隔を取っており、人目で該基準線を識別できるため、基準線はそれぞれ同じものでもよい。
図2は、切断工具200の上面平面図を示し、該切断工具200は、図1のシート材料100を切断するために使用される。この特定の実施例において、切断工具200は丸鋸であり、該丸鋸は、プラットフォーム202、モータ204、刃部206、刃部保護部207、パワーコード208及びハンドル210を含む。刃部206は、回転シャフト214を介してモータ204に固定される。切断工具の他の種類(例えばサーベル鋸、往復鋸、手鋸、乾式壁ナイフ等)も本発明のガイド部材と共に使用可能であるが、本実施例における切断工具200は電気動力丸鋸(例えば商標登録スキル・ソウ<Skill Saw>)を表す。前記電気動力丸鋸は、市場において容易に入手可能である。上記の切断工具の操作は、当業者に周知であるため、本明細書では詳細には説明しない。
のこぎり200もまたガイド部材216を含み、該ガイド部材216はプラットフォーム202の前面に固定されている。ガイド部材216と基準線112(1−5)を併用することにより、シート材料の縁104からのいかなる距離においても、素早く正確に切断することが可能である。ガイド部材216には、平坦部分218、一組の位置合わせ用マーク220、位置合わせ用マーク220と関連する複数の計測用スケール222(1−7)、複数の識別用印部224(1−7)、及び複数の距離番号226(1−103)がある。各距離番号226(1−103)は、スケール222(1−7)の中の1つの中に含まれ、位置合わせ用マーク220の1つと関連する。いくつかの位置合わせ用マーク220(1−17)は整数の距離値であり、整数の位置合わせ用マーク220(1−17)の間に存在する位置合わせ用マークは少数の感覚を特定する。同時に、位置合わせ用マーク220及び距離番号226は、同一ではないが、従来の定規と同様の機能を有する。しかしながら、ガイド部材216上のスケール220の配列及び識別は、本発明の発明性を有する側面である。
ガイド部材216は、従来の任意の方法(即ち、ファスナ、溶接等)によって、切断工具200に固定されうるが、該固定の方法によってシート材料100上のプラットフォーム202のスライドを邪魔してはいけない。平坦部分218のどの部分もプラットフォーム202より下へ延びない。即ち、プラットフォーム202及びガイド部材216が、シート材料100上で平面上に存在する。これにより位置合わせ用マーク220及び基準線112(1−5)を容易に合わせることができる。
各計測用スケール222(1−7)は基準線112(1−5)の関連する1つと対応する。本実施例において、識別用印部224(1−7)は、どの計測用スケール222(1−7)とどの基準線112(1−5)が対応するかを示すものである。識別用印部224(1)及び224(7)(両方とも空白である)は、シート材料100のそれぞれ左縁104及び右縁106に対応する。計測用スケール222(1−7)はガイド部材216を横切って横方向に延長する。各距離番号226は、シート材料100の左縁104からの刃部206の距離を表している。距離番号を伴う位置合わせ用マークは、基準線と一直線上になり、該基準線は距離番号を含んだ計測用スケールと一致する。103個の(6回反復される)距離番号226(1−103)があり、本発明のこの特定の実施例は、8フィート(96インチ)のシート材料用として用いられる。
建設労働者は、のこぎり200をガイド部材216と共に使用し、シート材料100の左縁104からの所望の距離で、以下のように切断する。まず、労働者は、支持構造(例えば、木挽台)上に、シート材料100を置く。次に、労働者は、計測用スケール222のうち1つにおいて所望の距離を決める。それから、労働者は、所望の長さを含む前記計測用スケールと関連する識別用印部を使用し、基準線112のうち1つを特定する。前記基準線112は、その計測用スケール222と対応している。次に、所望の距離と対応する位置合わせ用マーク220は特定された基準線112と合わせられる。最後に、労働者は、位置合わせマーク22-及び基準線112が合わさる状態を保ちつつ、シート100を切断する。切断されたシートの材料は所望の長さである。
図3は、より詳細にガイド部材216を表した上面平面図である。ガイド部材216の2つ切断部分は、頁の幅に図3が収まるように削除している。削除された部分は、ガイド部材216の残りの部分とほぼ同様であり、ガイド部材上に存在する距離番号は、各スケール222(1−7)を横切って右から左へ連続して配される。例えば、スケール222(2)は、削除された右の箇所に距離番号[9,10,11]を含み、削除された左の箇所に距離番号(21,22,23)を含み、それぞれ右から左へと数字が増える。それゆえ、スケール222(2)と関連する距離番号は、位置合わせ用マーク220(17)において8で始まり、位置合わせ用マーク220(1)において24で終わる。
ガイド部材216において、報告すべきいくつかの距離番号226(1−103)の配置の特性がある。まず、計測用スケール222(1)及び222(7)は、残りの計測用スケール222(2−6)と比較し距離番号226の半数だけ含む。これは、「ゼロ」の距離番号226(1)と関連する位置合わせ用マーク220(9)が刃部206と一直線になり、計測用スケール222(1)及び222(7)がシート材料100の各端と対応するためである。それゆえ、位置合わせ用マーク220(9)の右側の任意の位置合わせ用マーク(例えばマーク220(13))がシート材料100の左縁104と一直線に並ぶ場合、或は位置合わせ用マーク220(9)の左側の任意の位置合わせ用マークがシート材料100の右縁106と一直線に並ぶ場合、刃部206はシート材料100とかみ合わない。変更例においては、スケール222(1)及び222(7)は同じ列に位置する。
整数の位置合わせ用マーク220(1)の左側の位置合わせ用マーク220及び整数の位置合わせ用マーク220(17)の右側の位置合わせ用マーク220は、シート材料100におけるいかなる距離を測る目的において必要ではない。本発明の本実施例おいて、計測用スケール222は、はっきり長い必要はないが、少なくとも隣接した基準線112間の間隔より長い。計測用スケール222は長めに作成されうるが、ガイド部材216の不必要な追加の長さは、不利な条件である。
ガイド部材216の実施例には幾つかの利点がある。まず、ガイド部材216は読みとるにあたっても、使用するにあたっても、非常に単純である。各基準線112と関連するただ1つの計測用スケール222が存在し、各計測用スケール222はそれ自身の列上に記されている。第2に、上記切断工程は、計測(1回の切断に対し一般的に2回必要である)する必要がない。そして、該材料上に切断線を引く必要もない。したがって、時間及び人件費を削減できる。
ガイド部材216の他の利点は、ガイド部材216は、シート材料100が最初に切断された後生じるあらゆる大きさの切断残り部分を切断できることである。基準線が均等に間隔があけられているため、基準線112(1−5)の残っている部分により素早く残り部分の大まかな大きさを示されることとなり、シート材料の残り部分の使用を可能とする。シート材料が初めに切断された後も右縁106は一般的にそのまま残っている状態であるため、該縁は、ガイド部材216を用いる2度目の切断のために参照縁として使用されることが可能である。もちろん、前記残り部分上の基準線及び計側用スケール222の組み合わせ方は逆にされなければならない。例えば残り部分は参照縁として右縁106を使用し切断され、基準線112(1)及び計測用スケール222(6)、基準線112(2)及び計測用スケール222(5)、基準線112(3)及び計測用スケール222(4)、基準線112(4)及び計測用スケール222(3)、基準線112(5)及び計測用スケール222(2)、そして関連している縁106及び計測用スケール222(1)が組み合わせられることにより切断される。任意に、逆になったスケール/線の組み合わせの印部はガイド部材216の右端部分302上に記されることが可能である。
さらに、計測用スケール222は少なくとも隣接する基準線112間の間隔を有していなければならないので、シート材料100の片側から任意の距離で切断が可能となる。それゆえ、どのような特別な距離の切断においてもシート材料100の方向を変更する必要がない。シートは、単純に積み重ねられた場所から取りだされ切断される。
シート材料上に書かれた基準線の間隔及び数により、ガイド部材216の大きさが決まる。一般的に、基準線の数により必要となる計測用スケール222の数が決まるため、ガイド部材の高さも決まることなる。また基準線間の間隔により必要となる計測用スケールの長さが決まるため、ガイド部材の幅も決まることとなる。それゆえ、基準線112間の距離が増加すると、幅が広く、短いガイド部材となる。また基準線112の数が増えると高さが高く、幅は狭くなる。即ち、ガイド部材の大きさは特定の使用形態に応じて定められる。
基準線の数・間隔とガイド部材の大きさとの間の上記の一般的な関係によって、多少簡潔にガイド部材216を作るための幾つかの選択肢を開示する。1つの選択肢は、スケール222(1)及びスケール222(6)が同じスケールの中に組合わせられるため、ガイド部材216の高さが僅かに減少する。もう1つの選択肢は、基準線が容易に数えられるように基準線112(1−5)の数/間隔を選択することである。それから、識別用印部224(1−7)はガイド部材216から取り除かれることが可能であり、さらにその幅を減らすこととなる。さらに、以下(図5)で示す変更例において、隣接する基準線間の半分の長さだけの大きさを有するガイド部材を開示している。
図4は、のこぎり200と共に使用されるガイド部材416の変更例を示す。ガイド部材416は、ガイド部材216と類似しており、平坦部分418、一組の位置合わせ用マーク420(各位置合わせ用マーク間に配列した整数マーク420(1−7)及び少数マークを含む)、複数の計測用スケール422(1−7)、複数の識別用印部424(1−7)、第1の複数の距離番号426(1−103)、及び第2の複数の距離番号427(1−103)を有している。上記で示した各要素は、第2の複数の距離番号427(1−103)を除いて、ガイド部材216の対応する要素とほぼ類似している。
第2の複数の距離番号427(1−103)によってガイド部材416は、順応性を持つようになり、労働者がシート材料100のいずれの側からの所望の距離で切断することができる。とりわけ、各計測用スケール422(2−6)は、同じ列に配された2つの個別のスケールを含む。それぞれの計測用スケール422(2−6)は2つの距離番号の共に整数マーク420(1−17)を標識し、各距離番号426(1−103)が左側に、各距離番号427(1−103)が右側に存在する。距離番号426(1−103)は、左から右へ連続的に減少している。距離番号427(1−103)は、左から 右へ連続的に増加する。
切断の際、刃部206に対して左縁104の方向に応じて正確な計測用スケール(即ち距離番号426(1−103)或は距離番号427(1−103)のいずれか)を選択する。例えば、もし、左縁104が刃部206の左側方向であれば、距離番号426(1−103)が正確な計測用スケールを示す。一方、もし左縁104が刃部206の右側方向(即ち上部縁108からの切断)であれば、距離番号427(1−103)が正確な計測用スケールを示す。計測用スケールの選択における他のこととしては、距離番号426(1−103)が整数の位置合わせ用マーク420(1−17)の左側に配され、距離番号427(1−103)が整数の位置合わせ用マーク420(1−17)の右側に配される。
縁104の方向が決められると、適切な計測用スケールが選択され、労働者は、上記のごとく、シート材料100を切断する。とりわけ、労働者は適切な位置合わせ用マークを基準線112と一直線に並べ、該基準線112は選択された計測用スケールに対応し、切断中は各位置が合わせられた状態に保たれる。
ガイド部材416には、本発明の他の実施例と比較し、幾つかの利点及び不利点がある。ガイド部材216のように、ガイド部材416は、その大きさが相当大きいが(計測用スケールは基準線112間の間隔と同じ程度である)、上部縁108及び底部縁110からのその切断の速さと正確さは優れたものである。ガイド部材216の僅かに見受けられる不利な点は計測用スケールの読み取りが僅かにガイド部材216よりも困難であることである。これは、重複する計測用スケールのために起こるものである。しかしながら、建設労働者は、瞬時にガイド部材416のスケールを読み取ることに慣れるはずであり、それゆえ、ガイド部材416により、時間を短縮し工具費を抑えることが可能となる。
図5は、のこぎり200と共に使用されるガイド部材516のもう1つの変更例を示す。ガイド部材516は平坦部分518、1組の位置合わせ用マーク520(各位置合わせ用マーク間に配される整数マーク520(1−9)及び少数マーク含む)、複数の識別用印部524(1−7)を含む複数の計測用スケール522(1−7)、第1の複数の距離番号526(1−54)、及び第2の複数の距離番号527(1−45)を有する。
ガイド部材516において幾つかの注目すべき特性がある。まず、ガイド部材516は、ガイド部材216或はガイド部材416のいずれかのおよそ半分の大きさである。特に、計測用スケール522は少なくとも隣接した基準線112間の2分の1の距離と略同じくらい、或は大きいとしてもほんの僅かである。第2に、以前の実施例においては線パターンであった代わりに、識別用印部524(1−7)は参照文字(数0〜6)である。各識別用印部524(1−7)は参照縁からの基準線の数を表している。本実施例使用時に基準線112(1−5)は数えられるため、基準線は独特の線スタイルで引かれる必要がない。任意に、参照文字(例えば、文字、数等)はシート材料100上に書かれることが可能であり、基準線112を数えることを助ける。最後に印部524(1−7)は、ガイド部材516の右縁に位置し、ガイド部材516をプラットフォーム202に固定するための大きな領域を提供し、ガイド部材516とのこぎり200が合わさった全部の幅を最小限に抑える。
ガイド部材516の重要な利点は、ガイド部材516がガイド部材216及び416と比較しその大きさが小さいということである。このような小さなサイズを実現するために、ガイド部材516は、幾つかの切断が必要となる。前記切断とは、シート材料100の上部縁108からの切断及び底部縁110からの切断である。さらに、各計測用スケール522(2−6)は整数の位置合わせ用マーク520(1−9)と2つの距離番号とともに標識する。全ての距離番号526(1−55)は整数の位置合わせ用マーク520(1−9)の左に位置し、距離番号527(1−55)は整数の位置合わせ用マーク520(1−9)の右に位置する。前述の実施例において、特別な距離の配置は、刃部206に対するシート材料100の参照端104の適切な方向を示す。例えば、所望の切断の長さが61インチ場合、参照番号「61」が整数のマーク520(4)の右側に配されるので、のこぎり200の右手に参照端104を置き切断されなければならない。任意に、もし基準線112が、シート材料100上で対称に配列する場合(開示された実施例中の基準線であるような)、基準線は、シート材料100上の反対側の端から単に数えられる。それゆえ、前述の実施例においては、61インチの切断は右端106から4番目の基準線を用いて行われる。
図6は上面平面図であり、ガイド部材216に固定された鋸200、シート材料100の左縁104(図示せず)から18 1/2インチの箇所の印を表す。労働者は、計測用スケール222(2)によって18 1/2インチと対応するように特定した位置合わせ用マーク802を定める。識別用印部224(2)(長い方の点線)は計測用スケール222(2)が基準線112(1)と対応することを示す。図6で示すように、18 1/2インチの位置合わせ用マーク802は基準線112(1)と合わせられる。18 1/2インチと基準線112(1)との合致状態を保つことにより、刃部206は縁104から18 1/2のところに置かれる状態となり、のこぎり200が底部縁110(図示せず)から上部縁108へ導かれる際、直線で正確な切断を保証する。シート材料100が切断されている間刃部206がたどる進路804は、点線で記される。
図7はガイド716を装着した鋸200を左側から見た図である。この装置はシート材料100を計測し切断する。ガイド716には、ビーム734を投影させる為の回転可能な装置732、環状になっている部分736、ベース部分738とノブ740が含まれている。現在の実施例では投影装置732はレーザーであり、その前端部に位置するポジション733からレーザービーム734(短いダッシュの線で表されている)を投影する。レーザー732は中心軸735周りに回転可能であり、レーザービーム734をシート材料100の地点に放射状に投影するためのものである。環状部品の736はレーザー732と連結されており、一緒に回転する。それに加えて、環状部品の736は復数のスケールがその上につけられている。これは前の実施例で示したようなものである。そのスケールは環状部品736をのこぎり200の後部から覗けば見える。ベース部分738はプラットフォーム202上で所定の距離をもって投影装置732と環状部品736を支持する。これにより、レーザービーム734はシート材料100上に適切に投影される。のこぎり200の操作者はノブ740を使ってレーザー732と環状部品736を自由に回せる。この実施例ではノブ740はレーザー732のハウジングの突出部であり、グリップを備える。グリップにより容易に回転可能になる。レーザー732は切断中に不必要に動かないように摩擦力によって所定の位置に保たれているが、その摩擦力は使用者が位置を調節できる程度にはゆるい。必要であれば、レーザー732を調整後に固定する為に締め付け装置(図示せず)も使用可能である。
図8はガイド716のさらに詳細な背面からの図である。環状部品736には一組の位置合わせ用マーク820(整数スケール820(1−17))と複数の測定スケール822(1−7)と複数の識別印部824(1−7)を含んでいる。加えて、ベース部分738は参照マーク842を備えている。参照マークは刃部206と整列し、刃部は参照マーク820のうちの一つと整列する。位置合わせ用マーク820はレーザー732の中心に対して、角度方向に間隔をあけて配置される。計測スケール822(1−7)はシート材料100の左縁104と基準線112(1−5)とシート材料100の右縁106にそれぞれ対応している。そして、計測スケール822は結びつけられた表示824(1−7)によってそれぞれ識別される。識別表示(1−7)は基準線112(1−5)の線スタイルに対応する。実線は左縁104と右縁106を示す。そして残りの識別印部824(2−6)は特定の線パターンである。加えて、距離番号826(1−103)(図9に表示)は計測スケール822(1−7)間に区切られている。
初めに、位置合わせ用マーク820(9)が参照マーク842と合わせられると、レーザービーム734が、のこぎり200の刃部206と並んでまっすぐシート材料100の上に投影される。レーザー732を回転させる、つまり環状部品736を右か左に回転させることにより、同じ方向にシート材料100の上のレーザービーム734が動く。位置合わせ用マーク820の一つが参照マーク842と合わされ、のこぎり200が、投影されたビームが基準線112の一つにあたるように位置されたとき、基準線に対応するスケールがシート100の参照縁104からの刃部206の距離を示す。
位置合わせ用マーク820と計測スケール822の角度位置は次のように計算される。軸735の高さ(h)、シート100の上に投影されたビーム734の所定の横方向の変位(x)を得るのに必要な角度(θ)、は次の式によって求められる。
Figure 2005530134
例えば、プラットフォームの底からの軸735の高さ(h)が2.5インチであれば
ビーム734を刃部206から1インチの距離に置くのに要求される角度(θ)は21.8度である。それぞれの位置合わせ用マーク820(1−17)はインチ単位で間隔をつけられている為、それぞれ位置合わせ用マーク820(8)と820(10)は位置合わせ用マーク820(9)から−21.8度と+21.8度に位置されることになる。残りの位置合わせ用マーク820(1−17)は同様にx増加したところに位置している。距離番号826を求めるには、横方向の変位は基準線(例えば16、32,48・・・)のベース距離から加算か引き算されることになる。
図9はガイド716の部分を更に詳細に示している。距離番号826(1−103)が見えるように示したものである。距離番号826(1−103)は計測スケール822(1−7)と位置合わせ用マーク820(1−17)の両方に対して配列されている。図2の実施例において、距離番号226(1−103)が測定スケール222(1−7)と位置合わせマーク220(1−17)両方に対して配置されているのと同じような様式である。代わりに、ガイド部材716のスケールは先に図4と図5の実施例で示されたように配置される。それぞれの距離826(1−103)は計測スケール822(1−7)のうち一つと関連付けされるとともに、距離番号826のすぐ下に配置される識別印部824(1−7)のうち一つとに対応する。環状部品736上の最も内側と最も外側のスケール822(1)と822(7)は識別スタイルと直接的に対応していない。822(1)と822(7)はシート部材100の左縁部104と右縁部106にそれぞれ対応しているからである。
図10はのこぎり200を上部からみた図である。のこぎりがガイド部材716を使用してシート材料100の左縁部104から18インチのところで切断をしている。図7から10に関してガイド部材716は次のように使用されている。まず、作業員は距離番号826(1−103)から18インチの距離を探す。18インチの距離番号は計測スケール822(2)に含まれており、計測スケール822(2)は基準線112(1)に対応している。ビーム734を適当な距離に調節するには、位置合わせマーク820(7)が参照マーク842と合うまでレーザー732を回せば良い。次にレーザービーム734がビーム734を基準線112(1)に投影し、左縁部104が刃部206の左に位置するようにのこぎりが位置されるようにする。言い換えれば、位置合わせ用マーク820(7)を参照マーク842に合わせ、さらに、ビーム734を基準線112(1)にあてるようにのこぎり200を位置させることによって位置合わせ用マーク820(7)は基準線112(1)と合わせられる。そして、シート部材100の下縁部110から上縁部108までのこぎり200を動かす間、基準線112(1)をレーザービーム734でたどることで切断ができる。
図11はガイド部材1116を装着した鋸200を上部から見た図である。ガイド部材1116は位置合わせ用部材1118、複数の計測スケール1122(1−2)、複数の距離番号1126(1−32)と一組の位置合わせ用マーク1128を備えている。その他にガイド部材1116は、一組のガイドウェイ1144(1−2)後部レバー1148を有するロック1146と圧力板1150、と刃部位置合わせ用マーク1152を備えている。
ガイド部1116は次のように機能する。計測スケール1122(1−2)、距離番号1126(1−32)と位置合わせマーク1128は位置合わせ用部材1118の上に配列(すなわち印刷や刻印など)されている。計測スケール1122(1)と距離番号1126(1−16)は位置合わせ用部材118の片側の面に配列されており、計測スケール1122(2)と距離番号1126(17−32)は位置合わせ用部材118の裏側に配置されている。距離1126(1−32)はスケール1122(1−2)のインチを示し、通常の定規と同じようなものを構成している。加えて、位置合わせ用マーク1128は各インチを常分数量(すなわちインチの8分の1)に細分している。位置合わせ用部材1118はガイドウェイ1144(1−2)の上をスライドし、プラットフォーム202より下には延出しない。事実、この特定の実施例では位置合わせ機構1116は完全に平坦である。
ロック1146は位置合わせ用部材1118を所定の場所に締め付ける。ロック1146の後部レバー1148を押し下げると圧力板1150が位置合わせ用部材1118をプラットフォーム202に押し付けることになる。その結果所定の場所に位置合わせ用部材1118が固定される。様々な種類の既知のロック装置(例えば蝶ネジ、デテント、カムロックなど)がロック1146の代用可能である。位置合わせ用部材が調整のために迅速に緩めることができ、切断中はしっかりと所定の箇所に固定されれば他の機構でも代用可能である。
刃部位置合わせマーク1152は目盛りで、プラットフォーム202に刻印またはマークされている。これはプラットフォーム202に対する刃部206の位置を示すものである。プラットフォーム202が基準線112の視界をさえぎった時、マーク1152は基準線112に近いところで切断するのを補助する。他の実施例では、位置合わせ用部材1118とガイドウェイ1144(1−2)はプラットフォーム202の前縁に位置しており位置合わせマーク1152は不必要である。
シート部材100を切断するのにガイド部材1116とのこぎり200は次のように使用される。まず、作業員はシート部材100から切り取られるべき所望の距離を決める。そして所定の距離で順次直接続けて基準線112(x)をひいていく。特にこのガイド部材を使用している時、基準線は目立つ色や模様などで描かれる必要はないが、簡単に数えられて、簡単に加算できる増加値に間隔づけされなければならない。このように左縁部104から特定の基準線112(x)の距離が手早く加算される(16、32、36、・・・)。必要であれば、それぞれの基準線までの距離は基準線に隣接したシート部材に直接マークすることもできる。次に、作業員は所望距離と、基準線112(x)に対応する距離間との相違を計算する。それから作業員は位置合わせ用部材1118をスライドさせる。これにより位置合わせ用マーク1128は参照マーク1154と合わせられる。この位置合わせ用マークは算出された差異に対応する計測用スケール1122(1)によって指し示されたものである。この合わせられた状態によって、位置合わせ用部材1118の所定の場所(この場合端部1156)が刃部206から、計測スケール1122(1)で示された、計算された距離分だけ間隔をあけられていることが保証される。次に、ガイド部材1116は所定の位置にロック1146で固定される。そしてガイド1116の左端部1156を基準線112(x)に合わせることにより切断が出来る。
数値的例として、作業員がシート部材100から20インチ片を切除したいと考えるとする。基準線112(1−5)は16インチに等間隔にあいているので、基準線112(1−5)のうち基準線112(1)が所望の幅20インチの左側に一番近い。所望の20インチでの切断と16インチである基準線112(1)との相違は4インチである。そうすると作業員はガイド部材1116をガイドウェイ1144(1−2)を通して左に4インチ調整する為にスライドさせ、位置合わせ用マーク1128と参照マーク1154を合わせる。位置合わせ用部材116を所定の場所に固定したあと、作業員は、基準線112を位置調整用部材1118の左端部1156でたどることによって、切断ができる。
前述の切断工程は次の方法でも可能である。シート部材100の右縁部106を参照端として使う方法である。それにはガイド部材1116をガイドウェイ1144(1−2)から取り除き、計測スケール1122(2)が表示されるようにひっくりかえす。そしてそれをガイドウェイ1144(1−2)上につけかえる。スケール1122(2)の距離1126(17−32)は、スケール1122(1)の距離1126(1−16)から方向を変える。方向を変えるのはシート部材100の右端部106からの距離を測定しやすくするためである。
スケール1122(1−2)はこの実施例で、近接した基準線の間隔とほぼ同じ長さに示されているが、前述の図5の実施例に示したように、スケール1122(1−2)は近接した基準線の間隔の約2分の1程度に縮めることが出来る。
ガイド部材1116の変更形態の一例では、位置合わせ用部材1118の上にまったく何のスケールを使用することもなく所望の距離で容易に切断することができる。位置合わせ用部材1118から計測スケールが不要になること以外、変更形態のガイド部材は略ガイド部材1116と同様である。
代替の位置合わせ用部材では何の計測スケールも使用しないので、切断の前に一度の計測が必要になる。まず作業員は所望の距離を一度測り、(例えば、一般の巻尺を使用する)シートにマークする。次に作業員は計測したマークと刃部206が合うようにのこぎり200を設置する。そして代替の位置合わせ用部材を、位置合わせ用部材の端が一番近い基準線と合うように調整する。そうすれば基準線を代替の位置合わせ用部材の端でたどる事により、切断可能である。従来技術の切断方法と比較して、代替のガイド部材は1度の計測とシートの上にチョークで線を引くという段階を省く。この特定の代替実施例では作業員は従来の方法で一度計測をしなければならないが、発明者は、この実施例の方が、少なくとも理由の一部として用法の簡便性があるため、この分野の作業員には一般的に受け入れられるのではないかと考える。
ガイド部材1116の利点と不利益点を次のように考える人もいるだろう。ガイド部材1116の利点の一つはここで描写されたほかの実施例よりも大きさが小さいことにある。他の利点として、ガイド部材1116はシート材料100の左縁部104とでも右縁部106とでも対応させて使用することができ、上縁部108からでも下縁部110からでも切断が可能なことである。考えられる不利益点はガイド部材1116では、所望の切断距離と、対応する一番近い基準線との距離差の暗算が必要な事である。
図12はガイドウェイ1144(1)に通した位置合わせ用部材を左側から示した図である。ロック1146は、圧力板1150を通して圧力をかけることにより、位置合わせ用部材1116を固定する。ガイド部材1116はプラットフォーム202より下には延出しない。その為、シート材料100の切断を妨げ、邪魔をするようなことはない。つけ加えて、位置合わせ用部材1116は合わせる為のシート材料100の仕上げられた縁を必要とせず、シート材料100の上には線引きがされていれば良い。必要なときにはガイド部材1116も端部(例えば左縁部104や右縁部106)と合わせることが出来る。
図13Aはシート部材を、上にマークした基準線と、基準線に対応した複数のスケールがついているガイド部材を使用して、端部の一つから所定の距離で切断する為の一つの方法1300Aをフローチャートに要約したものである。最初の段階1302では、作業員は所定の距離を含むガイド部材の計測スケールを選ぶ。第2段階1304では作業員は、選択したスケールで示された所定の距離に対応するガイド上の位置合わせマークを確認する。次に第3段階1306で、確認した位置合わせマークを選択した計測スケールに対応する基準線と合わす。それから第4段階1308でシート材料は切断される。切断されるときには確認した位置合わせ用マークと基準線が常に合っているようにする。
図13Bはシート部材を、上にマークした基準線と、投影装置(例えばレーザー)を備えたガイド部材を使用して、端部の一つから所定の距離切断する為の代替方法1300Bをフローチャートに要約したものである。最初の段階1310では作業員は所定の距離を含んでいる計測スケールを選択する。それから第2段階1312で所定の距離に対応する位置合わせ用マークを確認する。次に第3段階1314で作業員は参照マークと確認した位置合わせ用マークを合わせる為にレーザーを回転させる。そして第4段階1316で、選択した計測スケールに対応する基準線112に向かってビームを投影するようにガイド部材と、付属した切断装置を設置する。最後に第5段階1318でシート材料100の切断中は投影したビームと基準線112が常に合っているようにする。
図13Cはシート部材を、上にマークした基準線と、実質上計測スケールを必要としないガイド部材を使用して、端部の一つから所定の距離切断する為の他の代替方法1300Cをフローチャートに要約したものである。最初の段階1320で作業員は所望の切断距離を決める。次に第2段階1322で作業員は決めた距離をシート材料の上で計測し、必要であればマークを引く。次に第3段階1324で作業員は切断装置の刃部をシート部材の計測した箇所でガイド部材に固定する。それから第4段階1326で作業員はガイド部材の所定の場所(例えば左縁部)を基準線と合わせ、ガイド部材を位置通りに固定する。最後に第5段階1328で作業員はシート材料を切断中にガイド部材と基準線が常に合っているようにする。
図13Dはシート部材を、上にマークした基準線と、少なくとも一つの計測スケールがマークされたガイド部材を使用して、端部の一つから所定の距離で切断する為の他の方法1300Dをフローチャートに要約したものである。最初の段階1330でシート材料を切断する距離を選択する。次に第2段階1332で作業員は選択した距離と関係する基準線の一つとの相違を計算する。次に、ガイド部材のスケール上の計算された距離と参照マークが合うようにガイド部材を調整する。そして第4段階1336で作業員はガイド部材の所定の箇所(例えば位置合わせ用部材の端部)と基準線が合うようにのこぎりと付属したガイド部材を設置する。最後に第5段階1338で作業員は、シート材料を切断中にガイド部材と基準線が常に合っているようにする。
本発明の特定の実施例の説明はこれで完了である。記述された多くの特徴は発明の範囲からそれることなく代用、変更、省略することが可能である。例えば、識別印部(例として色彩、番号等)、や基準線に測定スケールを結びつけるために図示した線パターンを変更することである。他の例として、ここで描写されたガイド部材は糸のこやローターやハンドソーなどのほかの切断道具とも使用可能である。本発明のガイド部材は別個に制作し、切断道具に取り付けることも出来るし、切断道具と一体化して制作することも出来る。さらに、レーザーを使用した実施例に関して、デジタル角度センサを開示された機械位置合わせ用マークの替わりにすることもできる。センサからの出力は図8に参照して開示された公式によって処理され、表示装置に出力が表示される。さらに他の例として、ここで開示されたシート部材の実施例には材料の短い寸法に走る複数の基準線を含んでいたが、シート材料の長い寸法を基準線が走るようにも実施できる。実際、両方向に走る基準線を組み合わせることは好都合であろう。特定の実施例として示されたものから、これらと他の変更例は上述の説明から容易に創出可能である。
本発明における、1枚のシート材料の上面図であり、該シート材料は、該シート材料上にそれぞれ特徴を備えた基準線を有している。 本発明の1実施例に関する、ガイド部材を含む切断工具の上面図である。 図2のガイド部材の拡大図である。 本発明のガイド部材の変更例の上面図である。 本発明のガイド部材の他の変更例の上面図である。 図2の切断工具及びガイド部材の上面図であり、この装置は、図1のシート材料を切断する。 本発明の他のガイド部材が合わせられた切断工具の側面図である。 図7のガイド部材の背面図である。 図7のガイド部材の部分拡大背面図である。 図7の切断工具及びガイド部材の上面図であり、この装置は図1のシート材料を切断する。 本発明の他のガイド部材が合わせられた切断工具の上面図である。 図11のガイド部材及び図1のシート材料の左側面図である。 図1のシート材料を切断する方法を示すフローチャートである。 図1のシート材料を切断する他の方法を示すフローチャートである。 図1のシート材料を切断する、さらに他の方法を示すフローチャートである。 図1のシート材料を切断する、さらに他の方法を示すフローチャートである。

Claims (46)

  1. 複数の基準線が設けられたシート材料の切断をするための切断工具に対して固定されるガイド部材であって、
    該ガイド部材は、
    一組の位置合わせ用マークと、
    前記位置合わせ用マークと繋がる複数の計測用スケールとからなり、
    各計測用スケールが前記基準線のうちの少なくとも1つに対応し、
    前記位置合わせ用マークのうち1つが前記基準線のうちの1つに合わされると、前記基準線のうち少なくとも1つに対応する計測用スケールが前記シート材料の縁から前記切断工具の刃部の距離を指し示すことを特徴とするガイド部材。
  2. 前記計測用スケールのうちの隣合う計測用スケールの組が、前記基準線のうちの隣合う基準線の組に対応することを特徴とする請求項1記載のガイド部材。
  3. 複数の独立した識別用印部を更に備え、
    前記独立した識別用印部のそれぞれが、前記計測用スケールの少なくとも1つに接続し、
    該計測用スケールが前記基準線のうち1つに対応していることを特徴とする請求項1記載のガイド部材。
  4. 前記複数の独立した識別用印部のそれぞれが、前記基準線のうち1つの線パターンを特定することを特徴とする請求項3記載のガイド部材。
  5. 前記複数の独立した識別用印部のそれぞれが、前記基準線のうち1つの色彩を特定することを特徴とする請求項3記載のガイド部材。
  6. 前記複数の独立した識別用印部のそれぞれが、参照文字を特定することを特徴とする請求項3記載のガイド部材。
  7. 1つの計測用スケールのみが、各基準線に対応することを特徴とする請求項1記載のガイド部材。
  8. 前記計測用スケールが、隣接する基準線の間隔の長さ以上に延出することを特徴とする請求項7記載のガイド部材。
  9. 前記計測用スケールが、隣接する基準線の間隔の長さと略同程度に延出することを特徴とする請求項8記載のガイド部材。
  10. 少なくとも2つの計測用スケールが各基準線と対応することを特徴とする請求項1記載のガイド部材。
  11. 前記シート材料の前記縁が前記切断工具の第1面に配されるときに、前記基準線のうち1つに対応する一の計測用スケールが、前記シート材料の縁からの距離を指し示し、
    前記シート材料の前記縁が前記切断工具の反対側の面に配されるときに、前記基準線のうち1つに対応する他のもう1つのスケールが、前記シート材料の前記縁からの距離を指し示すことを特徴とする請求項10記載のガイド部材。
  12. 前記計測用スケールが前記隣接する基準線の間の距離と同程度の長さで延出することを特徴とする請求項11記載のガイド部材。
  13. 同一の一本の基準線に対応する2つのスケールが一線上に配列されることを特徴とする請求項11記載のガイド部材。
  14. 前記同一の一本の基準線に対応する2つのスケールのうち他の一方のスケールに対する方向が、前記切断工具に対する前記シート材料の前記縁の方向に応じて有効とされるスケールがいずれのスケールであるかを示すことを特徴とする請求項13記載のガイド部材。
  15. 隣接する基準線の間の間隔の半分程度の長さだけ延出することを特徴とする請求項11記載のガイド部材。
  16. 前記切断工具が前記シート材料を切断するときに、前記シート材料の上面より下側に前記ガイド部材のいかなる部分も延出しないことを特徴とする請求項1記載のガイド部材。
  17. 前記切断工具に固定されるベース部分と、
    前記ベース部分に回転可能に連結するとともに、前記シート材料上にビームを投影する投影装置を更に備え、
    前記投影されたビームが前記基準線に当るように前記切断工具を位置させることによって、前記位置合わせ用マークのうち1つが、前記基準線のうち1つに合わさることを特徴とする請求項1記載のガイド部材。
  18. 前記位置合わせ用マークと前記計測用スケールの組が環状部分上に形成され、該環状部分が前記投影装置を囲むことを特徴とする請求項17記載のガイド部材。
  19. 前記位置合わせ用マークと前記計測用スケールの組が、前記ベース部分と前記投影装置のうち1つの上に形成され、
    前記ベース部分と前記投影装置のうち他方には、参照マークが備えられ、
    前記位置合わせ用マークを前記参照マークに整列させ、前記投影されたビームが前記基準線に当るように前記切断工具を位置させることによって、前記基準線のうちの1つに前記位置合わせ用マークが合わされることを特徴とする請求項17記載のガイド部材。
  20. 前記投影装置がレーザを含むことを特徴とする請求項17記載のガイド部材。
  21. 前記切断工具に固定されるベース部分と
    前記ベース部材に摺動可能に接続する位置合わせ部材を更に備えることを特徴とする請求項1記載のガイド部材。
  22. 位置合わせ用マークと前記複数の計測用スケールの組が、前記ベース部分と前記位置合わせ用部材のうち一方の上に配設され、
    前記ベース部分と前記位置合わせ用部材のうち他方が参照マークを備え、
    前記位置合わせ用マークのうち1つを前記参照マークに合わせ、前記位置合わせ用部材の所定部分を前記基準線のうち1つに合わせることによって前記位置合わせ用マークのうち1つが前記基準線のうち1つに合わさることを特徴とする請求項21記載のガイド部材。
  23. 前記位置合わせ用部材の前記所定部分が前記位置合わせ用部材の端部であることを特徴とする請求項22記載のガイド部材。
  24. 複数の基準線を備えるシート材料を、その端部から所定間隔で切断する方法であって、該方法は、
    切断工具に接続したガイド部材上の複数のスケールから、所定距離を備える1つのスケールを選択する段階と、
    前記所定距離を備える前記スケールによって特定される識別される前記ガイド部材上の複数の位置合わせ用マークのうち1つを識別する段階と、
    前記選択されたスケールに対応する基準線のうちの1つに前記識別された位置合わせ用マークを合わせる段階と、
    前記切断工具で前記シート状材料を切断する間、前記識別された位置合わせ用マークと前記1つの基準線との合致状態を維持する段階からなることを特徴とする方法。
  25. 前記基準線のそれぞれが識別スタイルを備え、
    前記スケールのそれぞれが対応する基準線の前記識別スタイルに対応する印部を備え、
    前記識別された位置合わせ用マークを前記基準線のうち1つに合わせる段階が、前記所定距離を備える前記スケールが有する前記印部に応じて前記基準線のうち1つが選択される段階を備えることを特徴とする請求項24記載の方法。
  26. 前記識別された印部が前記基準線のうち1つの特徴を示す線パターンに対応することを特徴とする請求項25記載の方法。
  27. 前記識別用印部が前記基準線のうち1つの特徴を示す色彩に対応することを特徴とする請求項25記載の方法。
  28. 前記スケールを選択する段階が、
    前記シート材料の縁からn番目の基準線を数える段階と、
    前記n番目の基準線に対応する前記スケールを選択する段階を備えることを特徴とする請求項24記載の方法。
  29. 前記識別された位置合わせ用マークを前記基準線のうち1つに合わせる段階が、前記基準線上方に前記位置合わせ用マークを載置する段階を備えることを特徴とする請求項24記載の方法。
  30. 前記識別された位置合わせ用マークと前記基準線のうち1つの合致状態を維持する段階が、前記基準線上で、前記識別された位置合わせ用マークを通過させる段階を備えることを特徴とする請求項29記載の方法。
  31. 前記基準線のうち1つに前記識別された位置合わせ用マークを合わせる段階が、
    前記ガイド部材の位置合わせ用部材を動かし、前記識別された位置合わせ用マークを参照マークに合わせ、
    前記位置合わせ用部材の所定部分を前記基準線の1つに合わせることを特徴とする請求項24記載の方法。
  32. 前記位置合わせ用部材の所定部分を前記基準線のうち1つに合わせる段階が、前記位置合わせ用機構の端部を前記基準線のうち1つに合わせる段階を備えることを特徴とする請求項31記載の方法。
  33. 前記ガイド部材が前記切断工具に回転可能に固定された投影装置を備え、
    前記位置合わせ用マークのうち1つを前記基準線のうち1つに合わせる段階が、前記投影装置がビームを前記基準線のうち1つに投影するように、前記切断工具を位置させる段階を備えることを特徴とする請求項24記載の方法。
  34. 前記位置合わせ用マークのうち1つを前記基準線のうち1つに合わせる段階が更に、前記切断工具に対して前記投影装置を回転させ、参照マークに前記位置合わせ用マークのうち1つを合わせることを特徴とする請求項33記載の方法。
  35. 複数の基準線がその表面に設けられたシート材料を切断するための切断工具であって、
    該切断工具が、
    刃部と、
    前記シート材料の前記表面上を摺動するプラットフォームと、
    位置合わせ用マークの組を備えるガイド部材と、
    前記位置合わせ用マークと接続する複数の計測用スケールからなり、
    各計測用スケールが前記基準線のうち少なくとも1つと対応し、前記位置合わせ用マークのうち1つが前記基準線のうち1つと合わされたときに、前記基準線のうち1つに対応する計測用スケールが前記シート材料の縁から前記切断工具の刃部までの距離を指し示すことを特徴とする切断工具。
  36. 少なくとも1つの基準線がその表面に設けられたシート材料を切断するための切断工具であって、
    前記シート材料を切断する刃部と、
    前記シート材料の上を移動するプラットフォームと、
    前記プラットフォームに調整可能に配設された位置合わせ用部材を備えるガイド部材からなり、
    該ガイド部材が、前記切断工具を前記基準線に合わせ、前記位置合わせ用部材のいかなる部分も前記プラットフォームの下方へ延出しないことを特徴とする切断工具。
  37. 前記ガイド部材が計測用スケールを備えないことを特徴とする請求項36記載の切断工具。
  38. 前記位置合わせ用部材が、位置合わせ用マークの組と
    前記位置合わせ用マークの組と接続する前記計測用スケールと、
    前記基準線に合わせられる所定部分とを備え、
    前記ガイド部材が参照マークを備え、
    前記参照マークが前記位置合わせ用マークのうち1つに合わせられるときに、前記計測用スケールが前記刃部と前記位置合わせ用部材の前記所定部分との間の側方距離を指し示すことを特徴とする請求項36記載の切断工具。
  39. 前記位置合わせ用部材が
    1つの計測用スケールが備えられる上面と、
    第2の計測用スケールが備えられる下面とを備える平坦構造であることを特徴とする請求項49記載の切断工具。
  40. 複数の基準線をその表面に備えるシート材料を切断する方法であって、
    所望の距離を定める段階と、
    前記シート状の前記所望距離を計測する段階と、
    前記所望距離に切断工具の刃部を位置させる段階と、
    前記基準線のうち1つに前記切断工具を合わせて前記切断工具にガイド部材を調整する段階と、
    前記シート材料を切断する間、前記ガイド部材と前記基準線との合致状態を維持する段階からなることを特徴とする方法。
  41. 複数の基準線をその表面に備えるシート材料を切断する方法であって、
    所望の距離を定める段階と、
    前記所望距離と、前記基準線のうち1つに関連する距離との差異を算出し、算出距離を得る段階と、
    前記切断工具に固定されたガイド部材を調整し、前記ガイド部材上に示された前記算出距離を前記参照マークに合わせる段階と、
    前記ガイド部材の所定部分を前記基準線のうち1つに合わせる段階と、
    前記シート材料を切断する間、前記ガイド部材の前記所定部分と前記基準線との合致状態を維持する段階からなることを特徴とする方法。
  42. 第1水平面と、
    前記第1水平面と第2水平面との間の構造物用材料の厚さを定義する第2水平面と、
    少なくとも1つの参照縁と、
    2つの側縁と、
    前記第1水平面と第2水平面のうち少なくとも一方に記される複数の基準線からなり、
    該基準線は前記参照縁に平行に配されるとともに他の基準線とは互いに分離していることを特徴とする構造物用材料シート。
  43. 前記基準線のうち少なくとも1つが色彩を備え、
    該色彩が少なくとも他の基準線とは異なることを特徴とする請求項42記載の構造物用材料シート。
  44. 前記基準線のうち少なくとも1つの線パターンを備え、
    該線パターンが少なくとも他の基準線とは異なることを特徴とする請求項42記載の構造物用材料シート。
  45. 前記基準線のうち少なくとも1つが参照文字を備え、
    該参照文字が、少なくとも他の基準線とは異なる参照文字であることを特徴とする請求項42記載の構造物用材料シート。
  46. 複数の基準線を備えるシートの切断を容易にする切断工具用のガイド部材であって、
    該ガイド部材は、前記切断工具に接続するベース部分と、
    前記ベース部分に回転可能に取付けられるとともに、前記シート材料に位置合わせ用マークを投影する投影装置と、
    前記投影装置の角度方向に応じた電気信号を発生させるとともに前記投影装置に接続された角度センサと、
    前記電気信号を受けるとともに、前記投影装置の前記角度位置に基づいて、前記切断工具の刃部と前記投影された位置合わせ用マーク間の距離を算出する電気回路からなることを特徴とするガイド部材。

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