JP2005528039A - 等化用遅延時間推定 - Google Patents

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Abstract

離散時間処理による遅延時間推定システムであって、第1の信号と第2の信号との相互相関を求めその結果を示す相互相関出力信号群を提供する相互相関器と、この相互相関出力信号群を受け取りラグ平滑出力信号群を提供するラグスムーサと、ラグ平滑出力信号群に対応した一組の信号群から所定個数の信号値を選択することにより第1及び第2の信号に係る遅延時間推定値を算出する選択ロジックとを、備える。

Description

本願は、2002年5月23日に提出された「遅延時間推定器」(Time Delay Estimator)と題する米国暫定出願第60/382717号に基づく優先権主張を伴う出願であり、この参照を以てその開示内容を本願に繰り入れることとする。
本発明は、ディジタル通信を初めとする通信分野に関し、特に通信回線を介して伝送された信号における遅延時間の計算乃至推定に関する。
公知の如く、電話システムのように回線長が長い通信システムや、ディジタルセルラーシステムのように処理遅延が大きいシステムにおいては、エコーというやっかいな問題が生じる。エコーの発生原因としては、一つには四線二線ハイブリッド回路若しくは二線四線ハイブリッド回路における電気的な漏出、特に当該ハイブリッド回路におけるローカルループ線対平衡網間のインピーダンス不整合による反射が、知られている。この種のエコーを抑圧低減する手段としては、通常、通信システム内に1個又は複数個のエコーキャンセラを設けるという手段が用いられている。
図1に、少なくとも2個の加入者12、14間を接続する通信システム10を示す。図示の如く、第1の加入者12は二線ライン16を介して通信システム10に接続されており、更にこの二線ライン16はハイブリッド回路18によって四線ライン20、22に接続されている。第1の加入者12からの信号は、第1の四線ライン20からハイブリッド回路24及び二線ライン26を介して第2の加入者14に届けられる。同様に、第2の加入者14からの信号は二線ライン26、第2のハイブリッド回路24及び第2の四線ライン22を介して第1の加入者12に届けられる。これらハイブリッド回路18、24は、エコーキャンセラ30、32と共に例えば電話会社の集中局に設置されており、エコーキャンセラ30、32は、ハイブリッド回路18、24に関わるエコー信号、即ちインピーダンス不整合によるエコーを減衰させる。
通常、エコーキャンセラ30、32は、エコー推定を行いその結果をリターン信号から差し引く適応型離散時間フィルタを含む構成となっている。このフィルタを用いるに当たっては、エコー信号推定値とリターン信号値との差を求め、その結果として得られる差信号の値が0又は最小値となるよう適応型制御アルゴリズムを用いてタップ荷重を調整する。
ここに、エコー信号のテールは128msにものぼる長時間に亘って持続するため、エコーキャンセラに対しては従来からこの長いテールに対処することが求められていた。しかしながら、従来技術によってこの長いテールに対処するにはタップ数を1024もの多数にしなければならず、これはフィルタによる処理が複雑化する原因となっていた。即ち、例えばプロセッサによってこの適応型フィルタを実現しようとすると、1024タップを実現する必要上、処理ステップ数が膨大となる。同様に、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)によってこの適応型フィルタを実現しようとすると、1024タップを実現する必要上、ゲート個数が膨大となる。
このように、エコーキャンセラ内にて使用可能な遅延時間推定器を提供すること、更には効率よく適応型フィルタ計算を行えるエコーキャンセラをこの遅延時間推定器を用いて実現することが、求められている。
米国特許第6067295号明細書 米国特許第5787118号明細書
本発明の一実施形態に係るシステムは、離散時間処理により遅延時間推定を行うシステムであり、第1の信号と第2の信号との相互相関を求めその結果を示す相互相関出力信号群を提供する相互相関器と、この相互相関出力信号群を受け取りラグ平滑出力信号群を提供するラグスムーサと、ラグ平滑出力信号群に対応した一組の信号群から所定個数の信号値を選択することにより第1及び第2の信号に係る遅延時間推定値を算出する選択ロジックモジュールとを、備える。
本発明の他の目的、構成及び利点に関しては、本発明の好適な実施形態に関する以下の図面参照説明によって、更に明らかとなろう。
図2は、遅延時間推定器200を示すブロック図である。この遅延時間推定器200に対しては、ライン196から送信信号x[k]が、ライン198から受信信号y[k]が、それぞれ供給されている。通常、この送信信号x[k]が通信回線により伝送されると時間的な遅延が発生する。この遅延は、受信側における復号上の制約条件となることがありうる。
送信信号x[k]及びこれに対応する受信信号y[k]は、例えば8kHzでサンプルされた音声信号である。但し、いわゆる当業者であれば、本発明に係る遅延時間推定器200の用例がこれに限られないこと、例えば各種通信システムやレーダシステム等における各種の信号に本発明を適用できることを、理解できるであろう。
ここでは、遅延時間推定器200が受け取る送信信号x[k]及びこれに対応する受信信号y[k]がサンプルレート=8kHzの音声信号であるとする。音声信号では、そのエネルギの多くが音声帯域の下半領域に集まっている。従って、入力段階でそれらの信号を4kHzにダウンコンバートしてもかまわない(即ち間引きファクタ=2で間引いても特に問題はない)。この間引きを実行するため、遅延時間推定器200は、信号x[k]を取り込む第1のデシメータ207及び信号y[k]を取り込む第2のデシメータ208を備えている。これらデシメータ207、208は、それぞれ取り込んだ信号を間引きファクタ=2にてダウンコンバートする。デシメータ207、208における間引きファクタが2であるため、デシメータ207、208それぞれに入力されるデータの1ブロックが例えば1024サンプルであるなら、デシメータ207、208それぞれから出力される間引き後の信号中のサンプル数は図示の如く1ブロック当たり512サンプルとなる。なお、本発明を実施するに際し、2以外の間引きファクタを使用することもできるし、そのブロック当たりサンプル数が上掲の例とは異なる信号x[k]及びy[k]を入力することもできる。
デシメータ207によって得られる第1間引き出力信号はライン210上に、またデシメータ208によって得られる第2間引き出力信号はライン212上に、それぞれ出力され、いずれも相互相関器202に入力される。これらデシメータ出力信号に対しては、相互相関器202にて(相互相関の他に)平均化等の数学的操作をも施すようにしてもよい。相互相関器202からライン214上に出力される信号中のピーク値(その値が大きな方から例えば4個の信号値のこと。後述)等は、離散信号x[k]と離散信号y[k]との間の遅延時間を表している。但し、音声信号は非静的であるから、従来技術においてそうであったように、相互相関処理結果のみから遅延時間を決定するのは難しい。以下に述べるように、本発明に係る遅延時間推定器200は、非静的な離散信号について遅延時間を決定する能力を有している。
図3は、相互相関器202からの出力信号を簡略化してプロットしたものである。本実施形態における相互相関処理は、例えばサンプルバイサンプルベースで行われる。サンプルバイサンプルベースの相互相関処理は、次の式
Figure 2005528039
によって表すことができる。この式中、nはサンプルインデクス値、λは忘却ファクタ値、τはラグインデクス値である。サンプルインデクス値nは、各デシメータ出力信号におけるデータ値の個数(本実施形態の場合512)により定まる数値である。即ち、本実施形態の場合、図2中のライン210、212それぞれにより伝送されるデシメータ出力信号に係るデータが各512値であるため、n=512となる。
また、相互相関処理をブロックバイブロックベース(ブロック=ある時間長に亘って信号群をとらえたまとまり)で行うこともできる。相互相関器202をブロックバイブロックベースで実現した場合、相互相関器202により実行される処理は次の式
Figure 2005528039
で表せる処理となる。この式中、kはブロックインデクス値、Bはブロック長、λは忘却ファクタ値、τはラグインデクス値である。ブロック長Bは例えば5msである。この式により相互相関処理を実行すれば、二種類の信号x[k]及びy[k]についての分析に空間的広がりを持たせることができる。また、その入力値を平均化する機能を相互相関器202に持たせた場合は、次の再帰計算式
Figure 2005528039
が先の式EQ.2と等価となるから、この再帰計算式を用いブロックバイブロックベースで相互相関を求めることができる。
相互相関によって得られる出力信号の平均値は、正にも負にもなりうる性格のものである。同時に、この出力信号には、信号x[k]及びy[k]に顕現している時間遅延も影響している。しかし、この出力信号は非静的な特性を有する音声信号から得られた相互相関出力であるから、入力信号に現れている遅延時間の影響を、それとして正確に表すものにはなっていない。従って、遅延時間推定値を算出するには後段の回路乃至機能処理による更なる解析が必要となる。
再び図2を参照するに、相互相関器202からの出力信号はラグスムーサ204に入力されている。このラグスムーサ204はデータをブロック単位で取り扱い、相互相関器出力信号に平滑化処理を施す。この平滑化処理はラグ軸に沿って行われる処理であるため、ラグ平滑と呼ばれる。具体的には、ラグスムーサ204は、ラグ軸に沿った窓を相互相関器出力信号シーケンスに沿いスライドさせるスライディング窓計算を行うことによって、相互相関器出力信号を平均化する。このアプローチ即ちフィルタリングアプローチを用いる利点の一つは、相互相関器出力におけるデータ値の個数(図2の例ではn=512)に対して、ラグスムーサ出力(ラグ平滑出力)におけるデータ値の個数を32個と少なくすることができることである。データ値の個数を減らせるのは、本実施形態のラグスムーサ204にて例えば約24データ分のサイズを有する窓をラグ毎に当該窓サイズずつずらして入力データに適用し、各ラグ平滑出力シーケンスを生成しているからである。なお、あるラグに係るラグ平滑出力を得る際に用いたスライディング窓の広がりと、その隣の(或いは「次の」とも表現できる)ラグに係るラグ平滑出力を得る際に用いるスライディング窓の広がりは、所定のオーバラップサイズに応じて重複している。即ち、あるラグ平滑出力を得るのに用いる入力データ群と、その隣のラグに係るラグ平滑出力を得るのに用いる入力データ群とは、オーバラップサイズに応じて重複している(オーバラップ部分に属する同一のデータ群が複数のラグに亘って利用される)。また、ラグスムーサ204により計算されるのは相互相関器出力における平均パワーであるから、ラグスムーサ204の出力値は正の値になる。
図4に、ラグスムーサ204により実行される数値的解析を概念的に示す。ラグスムーサ204は、先にも述べたように、スライディング窓を用い相互相関器出力について平均パワーを計算する。図中、30がスライディング窓であり、本実施形態におけるスライディング窓30のサイズLはデータ値にして24個分である(但し本発明を実施するにあたり他のサイズSの窓を用いることもできる)。図2に示すように相互相関器202から入力した512サンプルに対してサイズ=24の窓を用いた場合、オーバラップのサイズにもよるが、ラグスムーサ204から32通りのデータ出力を得ることができる。
図4に示すように、ラグスムーサ204は、スライディング窓30内にあるデータサンプル群の平均を求め、ラグ平滑出力信号36として出力する。例えば、ラグスムーサ204は、スライディング窓30内にあるデータサンプル群についてその平均(ラグ平滑出力)を求めた後スライディング窓30を所定サイズ動かし、動かした後のスライディング窓30内にあるデータサンプル群(その一部は先のデータサンプル群とオーバラップしている)の平均を求め、次の即ち隣のラグに係るラグ平滑出力信号38として出力する。図中、先のラグに係るラグ平滑出力計算に用いられたデータ群とその隣の即ち次のラグに係るラグ平滑出力計算に用いられたデータ群とのオーバラップ部分を、オーバラップ領域40として示してある。
ラグスムーサ204における出力計算は、次の式
Figure 2005528039
によって行えばよい。この式中、Lはスライディング窓サイズ、Pは窓のオーバラップサイズ、rはラグスムーサ204により提供されるデータ値の個数である。rは図4中に示したラグ平滑出力信号36、38の一つ一つを特定するユニークな番号である。本実施形態ではラグスムーサ204から入力512サンプル当たり32通りのデータ出力を得るようにしているため、本実施形態におけるrは1〜32の範囲に属する何れかの値をとる。また、入力サンプル512個に対してサイズ=24のスライディング窓を適用し32通りのラグ平滑出力を得るには、L値を16、P値を4とすればよい(512/32=16、(24−16)/2=4)。即ち、各ラグ毎に、スライディング窓30の上下にある入力データの個数はそれぞれ4個となる。なお、式EQ.4により実行される計算は相互相関出力についての自乗平均であるから、ラグスムーサ204の出力値は正になる。
ラグスムーサ204からの出力は、32通りのラグ平滑出力信号それぞれに対応して32個設けられたフィルタ(例えばIIRフィルタ等の単極性フィルタ)を含むタイムスムーサ205に入力され、このタイムスムーサ205において時間平均が施される。例えば、あるブロック中の各入力信号は、タイムスムーサ205を構成するフィルタのうち対応するものに入力され、各ラグ平滑出力信号に現れている時間変動は対応するフィルタによって抑圧される。なお、タイムスムーサ205は本発明にとっては付随的、付加的な構成要素であるが、上記時間変動を抑圧してよりよい遅延時間推定値をもたらすものであるから、遅延時間推定器200の構成要素としてふさわしいものである。
図5に示すように、タイムスムーサ205はラグスムーサ204からの出力を受け取り、当該出力に時間平均を施す。タイムスムーサ205は先にも述べたように複数のフィルタ(図中50、52、…54)を備える構成であり、各フィルタ50、52、…54は、好ましくはIIRフィルタ等の単極性ローパスフィルタであって、ラグスムーサ204からの出力のうち対応する信号を一つずつ受け取っている。このような構成のタイムスムーサ205による時間平滑処理は、次の式
Figure 2005528039
により表すことができる。この式中、αは各フィルタ50、52、…54における実効メモリ長であり、
Figure 2005528039
はラグスムーサ204からの出力信号群であり、rはラグスムーサ204からの出力信号番号であり本実施形態では1〜32の範囲に属する値をとっている。また、タイムスムーサ205は平滑出力計算における状態情報を保持する。
タイムスムーサ205は、その出力を選択ロジックモジュール206に供給すると同時に、その出力に関連して、選択ロジックモジュール206における対応ピーク値選択を補助するある種の機能的処理を実行する。例えば、ライン210及び212上にある離散信号x[k]及びy[k]の信号値が小さい場合或いはノイズしか含んでいない場合、相互相関器202、ラグスムーサ204及びタイムスムーサ205をへて得られる信号の値は、ゼロ値又はそれに近い微小値にしかならない。そのため、選択ロジックモジュール206において、先に得られているピーク値がこの新たなピーク値即ちゼロ値乃至微小値と置き換わってしまわないようにする必要がある。そこで、このような場合、タイムスムーサ205からコンフィデンスモジュール62へ、更に選択ロジックモジュール206へと通知を行い、選択ロジックモジュール206により先の状態情報(例えばピーク値)を保持させる。また、タイムスムーサ205に対して与えられている信号同士が互いに似通った値である場合、タイムスムーサ205からの出力信号群における拡散も非常に小さいものとなるから、タイムスムーサ205への入力信号群やタイムスムーサ205からの出力信号群に基づいて遅延時間推定を行っても、高い信頼性は得られない。そこで、このような場合、タイムスムーサ205からコンフィデンスモジュール62へ、更に選択ロジックモジュール206へと通知を行い、選択ロジックモジュール206がピーク値選択によりその状態を変化させないようにする。これによって、選択ロジックモジュール206から信頼の置けない出力を発してしまう危険性を低減することができる。なお、コンフィデンスモジュール62から選択ロジックモジュール206への通知は、好ましくは、後に述べるように、状態を変更すべきか否かを示す論理変数(ブーレアン信号)を用いて行う。
タイムスムーサ205は、インテンジティモジュール60及びコンフィデンスモジュール62を用いることによって、タイムスムーサ205への入力が信頼の置けるものであり選択ロジックモジュール206におけるピーク値選択に十分なものであるか否かを、判別する。インテンジティモジュール60は、相互相関器202への入力レベルが選択ロジックモジュール206におけるピーク値選択に十分な強度レベルに達しているか否か、に関する計測を行い、その結果得られた強度レベル計測値を、信号ライン209を介してタイムスムーサ205に通知する。コンフィデンスモジュール62は、ライン210及び212からの入力における強度レベルがその継続処理に適切なレベルに達している旨の通知を、ライン211を介してタイムスムーサ205から受け取る。コンフィデンスモジュール62は、また、正確な遅延時間推定値をもたらしうるような入力がタイムスムーサ205に与えられているか否かに応じてブーレアン信号の値を定め、そのブーレアン信号即ち信頼性に関する判別の結果を示すブーレアン信号を、ライン220を介し選択ロジックモジュール206に供給する。一般に、遅延時間情報推定に信頼性を与えうる程度に十分な強度か否かを判別する計算タスクには、タイムスムーサ205又はコンフィデンスモジュール62が参加する。いずれにせよ、本発明は離散時間システムにて実施されうるのであるから、それなりの可実行処理ステップをソフトウエア/ファームウエアルーチンに割り当てるのみで足りる(但し本発明をASICや汎用プロセッサ等により実現することもできる)。また、本実施形態では、タイムスムーサ205への入力により信頼性良く遅延時間推定を行える可能性が低い場合には0値の、逆に高い(低くない)場合には1値のブーレアン信号を、コンフィデンスモジュール62からライン220上に送出するようにしている。
例えば、ライン210及び212上の入力信号の強度レベルが遅延時間推定に適していないことが、インテンジティモジュール60及びタイムスムーサ205により検出された場合、タイムスムーサ205はそのことを示す信号乃至情報をコンフィデンスモジュール62に供給する。コンフィデンスモジュール62は、0値のブーレアン信号を選択ロジックモジュール206に出力することによって、選択ロジックモジュール206に対しその状態を変更しないよう通知する。このような通知がない限り、相互相関器202の出力はラグスムーサ204によって処理される。この時点で、タイムスムーサ205は更に、入力信号値が選択ロジックモジュール206にて更なる処理を行うのに十分であるか否かを判別すべく、当該入力を分析する。もし十分でなければ、タイムスムーサ205によりライン211を介してコンフィデンスモジュール62に対しその旨が通知され、これに応じコンフィデンスモジュール62により0値のブーレアン信号が選択ロジックモジュール206に送られ、0値のブーレアン信号に応じて選択ロジックモジュール206は現在の状態(格納しているピーク値等)を変えないように動作する。逆に、もしタイムスムーサ205への入力が更なる処理に適していると判別されたならば、タイムスムーサ205からコンフィデンスモジュール62に対しその旨が通知され、これに応じコンフィデンスモジュール62により1値のブーレアン信号が選択ロジックモジュール206に送られ、選択ロジックモジュール206はその状態変化を許可される(選択ロジックモジュール206は爾後その入力に応じピーク値を選択して適宜その状態を変化させることができる)。
音声信号等の非静的信号についての遅延時間推定に当たっては、ラグスムーサ204及びタイムスムーサ205双方の出力を用いることが、有用である。即ち、ラグスムーサ204及びタイムスムーサ205の出力から得られるピーク値を用いて、非静的信号について遅延時間推定を行うことが可能である。タイムスムーサ205の出力に対するラグスムーサ204の出力の主たる相違は、ラグスムーサ204の出力における時間変動を抑圧低減することによって、遅延時間推定を行う上でより信頼性の高い出力としている点にある。
選択ロジックモジュール206は、図2に示したように、タイムスムーサ205の出力とラグスムーサ204の出力とを共に受け取ることができる。選択ロジックモジュール206による遅延時間推定は、遅延時間推定値を示すピーク値の選択として行われる。即ち、選択ロジックモジュール206は、当該選択ロジックモジュール206への入力信号から、高いレベルを有する信号を一組(例えば4個)選択する。選択された一組の信号値(これを本願ではピーク値と称している)は、格納されているピーク値とは異なる新たな一組の信号即ち新たなピーク値が選択されるまで、格納される。また、先に述べたように、タイムスムーサ205は、選択ロジックモジュール206に対し、その入力に基づき複数個のピーク値を選択することが果たして望ましいか否かを、コンフィデンスモジュール62及びインテンジティモジュール60を用いて、通知する。もし、新たにピーク値を選択することが望ましくないとの通知があれば、先にも述べた通り、選択ロジックモジュール206はその時点で格納されている先のピーク値を保持する(「状態」を保持する)。
以上、その好適な実施形態群を参照しつつ、本発明に関して説明した。しかしながら、本発明の本質及び技術的範囲から逸脱することなく、上述した実施形態群に各種の変更、省略及び付加を行うことが、また可能である。
エコーキャンセラを含む通信システムを示すブロック図である。 遅延時間推定器を示すブロック図である。 相互相関器出力をプロットした図である。 ラグスムーサにより実行される計算を示す図である。 遅延時間推定器の機能ブロック図である。

Claims (29)

  1. 離散時間処理による遅延時間推定システムであって、
    第1の信号と第2の信号との相互相関を求め相互相関出力信号群として提供する相互相関器と、
    上記相互相関出力信号群に平滑化処理を施すことによりラグ平滑出力信号群を提供するラグスムーサと、
    上記ラグ平滑出力信号群に対応した一組の信号群から所定個数の最高ピークを選択することにより遅延時間推定値を算出する選択ロジックモジュールと、
    を備えるシステム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、上記第1及び第2の信号が一対のダウンコンバータからの出力であるシステム。
  3. 請求項1記載のシステムにおいて、上記相互相関器により求められる相互相関が時間加重相互相関であるシステム。
  4. 請求項1記載のシステムにおいて、上記相互相関器がサンプルバイサンプルベースで相互相関を求めるシステム。
  5. 請求項1記載のシステムにおいて、上記相互相関器がブロックバイブロックベースで相互相関を求めるシステム。
  6. 請求項1記載のシステムにおいて、上記ラグスムーサが上記相互相関出力信号群のパワーをそのラグについて平均することにより上記ラグ平滑出力信号群を提供するシステム。
  7. 請求項6記載のシステムにおいて、上記ラグスムーサが所定サイズの窓を用いて上記パワー平均を実行するシステム。
  8. 請求項7記載のシステムにおいて、上記窓がオーバラッピング窓であるシステム。
  9. 請求項1記載のシステムにおいて、更に、上記ラグ平滑出力信号群を時間平均し上記一組の信号群を提供するタイムスムーサを備えるシステム。
  10. 請求項9記載のシステムにおいて、上記タイムスムーサが複数個のローパスフィルタを含むシステム。
  11. 請求項5記載のシステムにおいて、上記相互相関器が次の関係
    Figure 2005528039
    (但しiはサンプルインデクス、kはブロックインデクス、Bはブロック長、τはラグインデクス、λは忘却ファクタ)を用いて、ブロックバイブロックベースの相互相関を求めるシステム。
  12. 請求項1記載のシステムにおいて、上記第1及び第2の信号におけるサンプルレートがそれぞれ4kHzであるシステム。
  13. 請求項8記載のシステムにおいて、上記窓のサイズが上記相互相関出力信号中のデータとオーバラップするシステム。
  14. 請求項13記載のシステムにおいて、上記ラグスムーサが次の式
    Figure 2005528039
    (但しLは上記窓のサイズ、Pは上記オーバラップのサイズ、rは上記ラグ平滑出力信号群に対応した一組の信号群における信号の個数)により定義されるシステム。
  15. 請求項9記載のシステムにおいて、上記タイムスムーサが次の式
    Figure 2005528039
    (但しαは上記タイムスムーサが上記ラグ平滑出力信号群に施す上記時間平均に使用するフィルタの実効長)により定義されるシステム。
  16. 離散時間処理システムによる遅延時間推定方法であって、
    第1の信号と第2の信号との相互相関を求め相互相関出力信号群として提供するステップと、
    上記相互相関出力信号群に平滑化処理を施すことによりラグ平滑出力信号群を提供するステップと、
    上記ラグ平滑出力信号群に対応した一組の信号群から所定個数の最高ピークを選択することにより遅延時間推定値を算出するステップと、
    を有する方法。
  17. 請求項16記載の方法において、上記第1及び第2の信号が一対のダウンコンバータからの出力である方法。
  18. 請求項16記載の方法において、時間加重相互相関により上記相互相関を求める方法。
  19. 請求項16記載の方法において、サンプルバイサンプルベースで上記相互相関を求める方法。
  20. 請求項16記載の方法において、ブロックバイブロックベースで上記相互相関を求める方法。
  21. 請求項16記載の方法において、上記相互相関出力信号群のパワーをそのラグについて平均することにより上記平滑を行う方法。
  22. 請求項21記載の方法において、所定サイズの窓を用いて上記パワー平均を行うことにより上記平滑を行う方法。
  23. 請求項22記載の方法において、上記窓がオーバラッピング窓である方法。
  24. 請求項16記載の方法において、更に、上記ラグ平滑出力信号群を時間平均し上記一組の信号群を提供するステップを有する方法。
  25. 請求項24記載の方法において、ローパスフィルタを用いて上記時間平均を行う方法。
  26. 請求項22記載の方法において、次の関係
    Figure 2005528039
    (但しnはサンプルインデクス、kはブロックインデクス、Bはブロック長、τはラグインデクス、λは忘却ファクタ)を用いブロックバイブロックベースで上記相互相関を求める方法。
  27. 請求項16記載の方法において、上記第1及び第2の信号におけるサンプルレートがそれぞれ4kHzである方法。
  28. 請求項22記載の方法において、次の式
    Figure 2005528039
    (但しLは上記窓のサイズ、Pは上記オーバラップのサイズ、rは上記ラグ平滑出力信号群に対応した一組の信号群における信号の個数)により上記平滑を行う方法。
  29. 請求項24記載の方法において、次の式
    Figure 2005528039
    (但しαは上記タイムスムーサが上記ラグ平滑出力信号群に施す上記時間平均に使用するフィルタの実効長)により上記時間平均を実行する方法。
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