JP2005524834A - 光コヒーレンストモグラフィーの改良型フィゾー干渉計の設計 - Google Patents
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Abstract
光コヒーレンストモグラフィーのための新規の干渉計設計が複数記載されている。これらの干渉計は、光効率が、光コヒーレンストモグラフィーシステム固有の信号対雑音比の不足を克服するように設計されている。
Description
本発明は、光コヒーレンストモグラフィー(OCT)装置の信号対雑音比(SNR)の性能を改善するために光効率が高まるように設計された光干渉計に関する。
OCTは、低コヒーレンス干渉法を用いて半透明材料の表面下から情報を提供し、これにより材料構造の3次元画像を形成することのできる、解像度の高い画像技術である。この技術は、複合材料1及び特に生体組織2の研究に使用されてきた。媒体内、例えば組織層内の異なる屈折率の境界面から後方散乱された光が参照光と組み合わさると、干渉信号が検出される。
OCTのSNRは、光源出力に比例し、帯域幅に反比例する。OCT画像化においては、生体組織試料から反射して戻ってくるのはきわめて低い光強度であってそれを検出しなければならないので、SNRが高いということが重要である。実時間OCT画像化は、一般的に臨床での応用3−6には必須であるので、たいていのOCTシステムにはMHzオーダーの帯域幅を有する検出器が必要となり、そのため、高品質画像を得るためにはSNRが最適化されると有利であり、したがって、OCTシステム内での光出力の損失を最小限にすることが望ましい。
OCTは、画像化光源として低出力の非コヒーレント光を使用するので、患者に副作用を何ら与えることなく高解像度のかつ深い部分の画像が得られる、インビボでの内視鏡の使用7−8に適した技術である。
光ファイバーマイケルソン干渉計構成2はOCT装置の一実施形態であり、最も一般的なOCTシステムである。この光ファイバーマイケルソン干渉計は、内視鏡の使用に最良の構成ではないが、インビトロでの画像化に関しては良好に働くことが知られている。しかし、試料アームの環境変化が偏光及び位相の変化を引き起こす場合があり、これが信号の視認性を著しく低下させ得る。
第2の実施形態はフィゾー干渉計9である。この構成は、試料及び参照アーム中の光の同一光ファイバへの進行を可能にすることで、環境変化によるシステム内での偏光及び位相の変化を低減する。検知干渉計は、ファイバの末端と組織試料との間に形成される。ファイバの屈曲及び温度変化によって生じる干渉信号の摂動は、位相及び偏光の変化をもたらす可能性があるが、検出器で観察される干渉パターンには影響を与えない。また、フィゾー装置の別の利点は、臨床での使用の際、方向性結合器及び処理干渉計を検知ヘッドとは別個に収容することができることである。
方向性結合器を利用したファイバーマイケルソン構成及びフィゾー構成では、それぞれ初期信号出力の75%及び94%が損失する。
別の光学的部品を使用することにより、フィゾー干渉計構成が従来のマイケルソン装置よりも高いSNRを得ることができ、且つ出力節約に関して最適化されたマイケルソンに匹敵するSNRが得られるような特性を有する出力節約干渉計を構築することができる。
別の光学的部品を使用することにより、フィゾー干渉計構成が従来のマイケルソン装置よりも高いSNRを得ることができ、且つ出力節約に関して最適化されたマイケルソンに匹敵するSNRが得られるような特性を有する出力節約干渉計を構築することができる。
マイケルソン構成(100)を図1aに示す。低コヒーレンス光源(102)からの光は、3dB結合器(104)によって参照アーム(106)と試料アーム(108)に分割される。試料アーム(108)の光は、組織試料(110)内の多数の反射サイトから後方反射される。軸線方向走査参照ミラー(112)は参照アーム(106)の光を反射し、これら両ビームは結合器(104)で再び結合する。試料アーム(108)と参照アーム(106)の間で光路長が等しい場合、又は光源(102)のコヒーレンス長さ以内である場合には、干渉信号は、結合器(104)の出口アーム(113)により検出される。両干渉アーム(106,108)からの光が、反射後の帰路で結合器(104)によって50/50に分割される場合には、光の50%が、光源アーム(113a)を通って戻されて損失するので、検出器(114)での信号対雑音比(SNR)は低くなる。マイケルソン干渉計においてAC成分及びDC成分を有する光電流は、次式によって得られる。
ここで、ITotは全光電流、ρは検出器の感度、Pr及びPsは参照アーム及び試料アームから反射された出力であり、参照光と干渉する。k0は光源の中央波長の波数であり、ΔLは試料アームと参照アームの間の光路長差である。試料から後方散乱された光は、参照出力と比較して無視可能とみなされる。
ここで、ITotは全光電流、ρは検出器の感度、Pr及びPsは参照アーム及び試料アームから反射された出力であり、参照光と干渉する。k0は光源の中央波長の波数であり、ΔLは試料アームと参照アームの間の光路長差である。試料から後方散乱された光は、参照出力と比較して無視可能とみなされる。
ファイバフィゾー干渉計9(150)を図1bに示す。低コヒーレンス光源(152)からの光は、3dB結合器(154)によって分割され、50%が試料アーム(156)を通ってフィゾー検知ヘッド(158)へ、50%が、ファイバへの後方反射を防ぐための屈折率整合液(IML)(162)に浸された出力部を備えたもう一方のアーム(160)へ進む。試料アーム(156)に進んだ光はフィゾー検知ヘッド(158)に入射し、そこでファイバ端部の光の約4%が結合器(154)へとフレネル後方反射する。さらに、この光は処理干渉計(164)に導かれる(図1bの例はマイケルソン干渉計の場合であるが、他の任意の受信干渉計も使用可能である)。この光は、干渉計(164)において参照光の役割を果たす。フレネル反射しない光は、組織上に収束し、試料内の様々なミクロ組織から後方散乱され、ファイバに戻って結合する。さらにこの光は、受信干渉計(164)に導かれる。フレネル反射した光の光路長が、組織反射サイトの光路長に一致する長さから光源(152)のコヒーレンス長以内となる場合、検出器(166)で干渉縞が観察される。処理干渉計(164)内の参照ミラー(168)は軸線方向に走査され、これによりすべての干渉信号が組織での反射に対応して検出器(166)で観察される。AC成分及びDC成分を有する全光電流は、次式で求められる:
ここで、Pxは参照光と非干渉性の試料アームからの出力であり、Pr1及びPr2は、受信マイケルソン干渉計のアーム1及び2に進行するファイバ端部からの反射光である。Ps1及びPs2は受信マイケルソン干渉計のアーム1及び2へと進行するファイバ端部からの反射試料光である。後方散乱した試料出力は、この場合も無視可能とみなされる。
ここで、Pxは参照光と非干渉性の試料アームからの出力であり、Pr1及びPr2は、受信マイケルソン干渉計のアーム1及び2に進行するファイバ端部からの反射光である。Ps1及びPs2は受信マイケルソン干渉計のアーム1及び2へと進行するファイバ端部からの反射試料光である。後方散乱した試料出力は、この場合も無視可能とみなされる。
干渉計のSNR(dB)は次の式によって求められる。
全光電流偏差(σtot 2)は、ショット雑音(σSh 2)、過剰雑音(σex 2)及び受信器雑音(σrec 2)の総和であり、それぞれ次式で求められる。
式中、qは電荷、Bは電気帯域幅、Vは偏光度、cは光の自由空間速度、ΔλFWHMは光源の半値全幅波長、λ0は光源の中央波長である。受信器雑音(σrec 2)は検出器内での温度雑音によって生じ、通常、市販の装置では製造者によって明記されている。
全光電流偏差(σtot 2)は、ショット雑音(σSh 2)、過剰雑音(σex 2)及び受信器雑音(σrec 2)の総和であり、それぞれ次式で求められる。
式中、qは電荷、Bは電気帯域幅、Vは偏光度、cは光の自由空間速度、ΔλFWHMは光源の半値全幅波長、λ0は光源の中央波長である。受信器雑音(σrec 2)は検出器内での温度雑音によって生じ、通常、市販の装置では製造者によって明記されている。
次に、添付の図面を参照し、本発明を例示的に説明する。
使用したパラメータは、比較のための前述の研究10で使用されているものと同一である。次の値を使用してSNRを計算した;Rs=1、Rr=0.1、Rx=0.0005、ρ=0.95及び受信器雑音電流=2pA/Hz1/2。光源の光出力は、中央波長1300nm及び帯域幅50nmで、20mWであると仮定した。光源は、偏光されておらず、B=1MHzであった。サーキュレータの透過率はTc=0.85であった。
干渉計の3つの構成、マイケルソン10、マッハツェンダー10及びフィゾー9に対するSNRを調べた。この研究は、Rollinsら10によって報告された前回の論文に続くものであるが、フィゾー構成を含むようにそれを発展させたものである。サーキュレータ及び非バランス結合器を使用して出力節約が改善されるように各干渉計に修正を加えた。サーキュレータは光サーキュレーション手段であり、例えばターミナル1で入力した光がターミナル2で出力された光となり、ターミナル2で入力された光がターミナル3で出力された光となる。非バランス結合器は結合手段であって、光が結合器の各出力チャンネルへと分割する場合の強度比が1:1でない。サーキュレータは、ターミナルで入力された光の大半が後続のターミナルで出射する結合器と比べた場合、光線の強度の分割が起きないという利点がある。各構成のSNRを等式7を用いて計算した。その結果を表1に示す。式中、rは、フィゾー受信干渉計のファイバの反射率であり、Tcはサーキュレータの透過率である。
ここで図2を参照する。この場合、光源(202)を備えたマイケルソン構成(200)で得られた最も高いSNRは、バランス結合器(204)、サーキュレータ(206)及びバランス検出を使用して104dBであった10。バランス検出は、2つのチャンネル検出器(208)を備えており、これらは、一方の入力チャンネルで、試料(210)及び走査手段(一般的には走査ミラー(212))からの、結合器(204)からサーキュレータ(206)を介して検出器(208)へと通過してきた光を、もう一方の入力チャンネルでは、試料(210)及び走査ミラー(212)からの、結合器(204)から検出器(208)へと直接通過してきた光を受信するように配置されている。走査ミラーに代わる走査手段の別の形態は、回転、通常はその中央点を中心とする回転によって走査を行う回折格子である。
バランス結合器は結合手段であって、光が結合器の各出力チャンネルに分割される比が1:1である。バランス検出装置は、検出手段、通常はマルチ入力チャンネル検出器が、同じ光源から発生し同じパラメータを測定する複数の信号(一般的には2つの信号)の各々からの入力を受信するものである。各信号は異なる性質、例えば位相を有しているが、信号が同じ光源から発生していて、同じパラメータを測定するものなので、雑音消去は多数の公知の技術のいずれかによって行うことができる。
図3にフィゾー構成(300)を示す。この構成では、信号サーキュレータ(302)を使用するが結合器は備えておらず、バランス検出を使用しており、これにより、SNRが101dBまで増大している。広帯域光源(304)から放出された光は、サーキュレータ(302)に入射し、光ファイバ(306)を介して試料(308)へと進み、一部の光はファイバ(306)の末端の内部表面からフレネル反射してサーキュレータ(302)へ戻され、分析干渉計(310)の参照となる。試料(308)から散乱された光も、ファイバ(306)を通って戻ってくる。
干渉計(310)は、レンズ(312)、走査ミラー(314),ビームスプリッタ(316)及び固定ミラー(318)を備えている。光は、サーキュレータ(302)からレンズ(312)を介して干渉計(310)に入射し、ビームスプリッタ(316)に衝突する。ビームスプリッタ(316)では、一部の光が走査ミラーへと方向付けられ、また別の光は固定ミラー(318)へと方向付けられる。
干渉計(310)内の光の一部は、レンズ(312)を介して、サーキュレータ(302)へと出射し、そこからバランス検出器(320)の一方の入力部(319)へと進む。干渉計(310)内の別の光は、干渉計から直接バランス検出器(320)の別の入力部(321)へと進む。
図4に示すように、別の適切な構成では受信フィゾー干渉計(400)を使用する。この場合、バランス検出器なし、ファイバ端部の反射率0.4及びバランス検出98dBで、SNRが77dBである。検出器で4つのビームが再結合するので、この構成の光電流は、受信マイケルソン干渉計(等式1)を備えたフィゾー構成と同じである。
広帯域光源(402)は第1の光サーキュレータ(404)へ光を入力し、サーキュレータ(404)はこの光を、光ファイバ(408)を介して試料(406)へ出力する。図3を参照して前述した通り、光の一部が、ファイバ(408)の端部表面からサーキュレータに後方反射して分析干渉計にとっての参照となり、試料(406)から反射及び/又は散乱された光も、ファイバ(408)を通ってサーキュレータへと戻ってくる。
広帯域光源(402)は第1の光サーキュレータ(404)へ光を入力し、サーキュレータ(404)はこの光を、光ファイバ(408)を介して試料(406)へ出力する。図3を参照して前述した通り、光の一部が、ファイバ(408)の端部表面からサーキュレータに後方反射して分析干渉計にとっての参照となり、試料(406)から反射及び/又は散乱された光も、ファイバ(408)を通ってサーキュレータへと戻ってくる。
第1の光サーキュレータ(404)は、反射光及び散乱光を、第2の光サーキュレータ(410)へと送り、そこで光は光ファイバ(411)に沿って走査ミラー(412)へと出力する。光の一部が、光ファイバ(411)の端部の内部表面からフレネル反射する。走査ミラー(412)は干渉縞を走査するために軸線方向に移動する。走査ミラー(412)から反射した光は、光ファイバ(411)に沿って、第2の光サーキュレータ(410)内へと進み、そこから光が検出器(414)へと進む。
図5は、単独の4ポートサーキュレータ(502)を使用するように修正した受信フィゾー構成(500)での、バランス検出の使用方法を示す。広帯域光源(504)からの光はサーキュレータ(502)に入射し、ファイバ(506)に沿って試料(508)へと進み、ここで、図3及び4を参照して前述したように反射及び散乱が起こる。散乱光及び反射光は、ファイバ(506)を介してサーキュレータ(502)に入射する。この光は、サーキュレータ(502)から第2のファイバ(510)に沿って、部分透過性の(一般的には透過率50%)走査ミラー(512)へと出力される。光の反射が、図4を参照して前述したように、第2のファイバ(510)の内部の端部表面で起こる。
部分透過性の走査ミラー(512)を通過する光は、バランス受信検出器(516)の第1の入力部(514)へと進む。部分透過性の走査ミラー(512)から反射した光は、第2の光ファイバ(510)に沿ってサーキュレータ(502)へと戻り、ここからバランス受信検出器(516)の第2の入力部へと出力される。この構成でのSNRは、バランス検出がない場合は78dBであり、バランス検出がある場合は99dBである。
最良のSNR(表1)が得られる設計を決定するために、複数のファイバ光OCT構成に対してSNRを計算した。これらの設計を、Rollinsら10によって研究された以前の設計と比較した。新規のフィゾー設計により、以前のマイケルソン設計に匹敵するSNR値が得られ、それに加えてファイバ内でSNRを低下させる可能性のある不都合な偏光効果が除かれるという利点が得られることが分かった。全体的に、全ての設計は、従来の構成と比較してSNRを著しく向上させた。マイケルソンの場合には20dBまで、フィゾーの場合には25dBまでの改善が見られた。また、バランス検出の使用によって、SNRの向上率が最大となることが分かった。より迅速な走査技術の必要性から、高いSNRを有していることは望ましく、本発明のシステムによりそれが達成可能であることが示された。
参考文献
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Claims (29)
- 光源、走査手段、検出手段及び光サーキュレーション手段を備えた光コヒーレンストモグラフィー装置であって、前記光サーキュレーション手段が、光源と検出手段の間の光路上に位置しており、且つ光源から放出された光を試料及び走査手段の両方へ方向付けるように配置されている装置。
- 結合手段が、光源から放出された光を、光サーキュレーション手段から受信して、試料及び走査手段の両方へ方向付けるように配置されている、請求項1に記載の装置。
- 前記結合手段がバランス結合器である、請求項2に記載の装置。
- 光サーキュレーション手段が、走査手段から反射した光の少なくとも一部を、検出手段の第1の入力部へ方向付けるように配置されている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の装置。
- 光サーキュレーション手段が、試料から反射又は散乱された光の少なくとも一部を、検出手段の入力部へ方向付けるように配置されている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。
- 光サーキュレーション手段が、試料によって散乱及び/又は反射された光を走査手段へ方向付けるように配置されている、請求項1に記載の装置。
- 光サーキュレーション手段が、走査手段からの光を検出手段の入力部へ方向付けるように配置されている、請求項6に記載の装置。
- 光サーキュレーション手段が、光ファイバの端部からフレネル反射された光を受信するように配置されている、請求項6又は7に記載の装置。
- 光ファイバが、光サーキュレーション手段と、試料又は走査手段の間で光を伝搬するように配置されている、請求項8に記載の装置。
- 走査手段が部分透過性のミラーを具備している、請求項6ないし9のいずれか1項に記載の装置。
- 部分透過性のミラーが、該ミラーに入射する光の一部を検出手段の入力部へ透過させるように配置されている、請求項10に記載の装置。
- 部分透過性のミラーが、少なくとも1つの対象波長で約50%の透過性及び約50%の反射性を有している、請求項10又は11に記載の装置。
- 光サーキュレーション手段が少なくとも1つの光サーキュレータを有している、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の装置。
- 少なくとも1つの前記光サーキュレータのそれぞれが、約0.85以上の透過率を有している、請求項13に記載の装置。
- 走査手段がミラーを有している、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の装置。
- 光源が広帯域光源を有している、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の装置。
- 検出手段がバランス受信器を有している、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の装置。
- 104dB、104dB、99dB、98dB、78dB、77dBのいずれか1つを超える信号対雑音比が概ね得られる、請求項1ないし17のいずれか1項に記載の装置。
- フィゾー干渉計を有している、請求項1ないし18のいずれか1項に記載の装置。
- 光源、走査ミラー、検出器及び光サーキュレータを備えた光コヒーレンストモグラフィー装置であって、該光サーキュレータが、光源と検出器の間の光路上に位置しており、且つ光源から放出された光を試料及び走査ミラーの両方へ方向付けるように配置されている装置。
- バランス結合器が、光源から放出された光を、光サーキュレータから受信して、試料及び走査ミラーの両方へ方向付けるように配置されている、請求項20に記載の装置。
- 光サーキュレータが、試料によって散乱及び/又は反射された光を、走査ミラーへ方向付けるように配置されている、請求項20に記載の装置。
- 光サーキュレータが、走査ミラーからの光を、検出器の入力部へ方向付けるように配置されている、請求項22に記載の装置。
- 光サーキュレーション手段が、光ファイバの端部からフレネル反射された光を受信するように配置されている、請求項22又は23に記載の装置。
- 光ファイバが、光サーキュレータと、試料又は走査ミラーの間で光を伝搬するように配置されている、請求項24に記載の装置。
- 走査ミラーが部分透過性のミラーを有している、請求項22ないし25のいずれか1項に記載の装置。
- 部分透過性のミラーが光を検出器の入力部へ透過させるように配置されている、請求項26に記載の装置。
- 検出器がバランス受信器を有している、請求項22ないし27のいずれか1項に記載の装置。
- フィゾー干渉計を備えている、請求項22ないし28のいずれか1項に記載の装置。
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