JP2005524004A5 - - Google Patents
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Description
本発明は概して、カーペット(絨毯)タイルとその他の繊維調表面のモジュラ型(組立型)床材、及び、パターン を視覚的に乱すことなくどのタイルも場違いに見えないようにタイルを床の上にランダムに配置することができるストライプ付きのパターン及びカラースキーム(色調計画)を有するモジュラ型床材タイルのデザイン(設計)方法に関する。
一つには施工の容易さという理由で、モジュラ型カーペットは、伝統的に、整合された列及び行をなして、各タイルの縁が隣接するタイルの縁と整合されて施工されている(「慣用のカーペットタイル施工方法」)。慣用のカーペットタイルはまた、歴史的に、幅広カーペットの外観を模倣し、且つ製品がモジュラ型であることを隠すか又は少なくともあまり強調しないことが求められる製品であった。この作用を達成するためには、最低限、カーペットタイル又はモジュールは床材施工において、モジュールが製造された時に有していた方位と同じ方位で置かれることが要求されていた。これは、慣用の製造技術、特にタフティング技術を含む慣用の製造技術が、カーペットのパイル(毛足)を傾かせるか又は毛足に方向をつけるからである。慣用のカーペットモジュールのこの特性は、一つのタイルが、複数のタイルの領域内で共に置かれるタイルと異なる方向に向けられる場合に、特に一定の照明及び観察条件の下で異なる外観を有する原因となる。タイルが切り取られるウェブにおいて、一枚より多いタイルに渡って広がるパターンの存在などの他の考慮すべき事項は、また、時には施工においてタイルの回転方位を同じにするだけではなく、タイルを特定の相対位置に置くという事をも必要とした。実際に、モジュラ型カーペットを所定の相対位置に(同様に回転方位に)配置することを確実にするか又は容易にするためのスキームは開発されている。そのような一つのアプローチはDesaiの米国特許第6,197,400号及び6,203,879号に提案されている。
繊維調の表面のモジュラ型床材の設計者らは、近年、床材のモジュラ性を隠すのではなくむしろ明らかにしようとする床材及び床材施工のデザインを始めるようになった。例えば、モジュールは、「四分の一回転されて」施工され、各タイルが各隣接するタイルに対して90°回転されて位置される。他の例では、モジュールの縁は強調されてグラウト(漆喰)で分離された磁器タイルの外観に類似の施工上の外観を達成する。
しかしながら、床材構成部品のモジュラ性を視覚的に強調せず、その代わりに個々のモジュールに限定されているように見えるよりはむしろ床材施工の全体又は床材施工の一部に渡って広がるデザイン を有しているように見える床材デザインへの実体的な需要は継続して存在する。
モジュール施工中にモジュールを同一の回転方位にすることは、モジュールの裏面又は下側に通常置かれている方向指示の印の存在により容易になり、施工中に回転方位に注意を払うことが必要とされる。所定の相対的なモジュール位置に施工する(取り付ける)ことは、米国特許第6,197,400号及び6,203,879号に記載されているようなタイル縁のデザインをもってしても、部屋の形状又は大きさ及び障害物の存在があるため、より一層の注意を必要とし、不可能ではないにしてもしばしば非常に困難である。
カーペットタイル及びその他の繊維調の表面のモジュラ型床材は、大きさ及び形状が高度に均一でなければならず、且つ隣接するタイルの縁が当接する場合に均一な床仕上げ材を提供する縁の構造を有さなければならない。これらの要求は、一つの床材モジュールの幅よりも少なくとも幾分広い幅であり且つ好ましくはモジュールの数倍よりも幾分広い幅であるタイル材料のウェブを形成することと、次いでそのウェブからモジュールを切り取ることにより製造されるそのような製品にとって実用上必要となる。例えば、カーペットタイルは典型的に6フィート幅(182.88センチ幅)よりも少々大きいウェブを製造し、次いでそのウェブから18平方インチ(45.72平方センチ)のタイルを切り取ることにより製造されるか、又は2メートル幅よりも少々大きいウェブを製造し、次いでそのウェブから0.5平方メートルのタイルを切り取ることにより製造される。各々の場合において、4枚のタイルをウェブを横断して得ることができる。そのようなウェブから、所望の大きさを有するモジュールを高レベルな精度で切り取ることは比較的容易であるが、長手方向の切れ目又はモジュール分離線を、ウェブ上の所定の位置に対して正確に位置付けることは困難である。少なくとも材料を実質的に無駄にすることなくして、長手方向を横切る切れ目又はモジュール分離線を、ウェブ上の所定の位置に対して正確に位置付けることも同様に困難である。
モジュラ型床材に関わる、幾つかの上述の課題に対する別のアプローチは、最初にウェブを製造し、次いで色が均一でありパターンを持たない床材のモジュールを製造することであったので、毛足の方向だけが重要であり、タイルパターン又はデザインとタイル縁とを整合させるという課題はない。これにより相対的なタイル位置は問題でなくなる。他の場合では、タイルの製造者らは、最初に均一な色のタイル又はモジュールを製造し、次いでタイルがウェブから切り取られた後にタイルの縁を参照して位置付けられたタイルの表面にデザインを印刷することにより、モジュールに対するデザインの整合問題を処理しようとしてきた。しかしながら、織物繊維調の表面のモジュラ型床材上に印刷することに関わるデザイン上、コスト上及び機能的な制限が存在する。三番目のアプローチは、比較的小さなデザイン要素を用いて、タイルの縁におけるそのような要素を、タイルの縁付近においてもあるいはタイルの縁で欠けても奇異に見えないようにすることであった。
幾つかのデザインのタイプはモジュラ型床材で用いられる場合に特有の問題を呈する。そのような難しいデザインのタイプの一つは、平行なストライプである。床材施工における流れるような外観を確実にするために、ウェブ長さに沿って延在する途切れないストライプを有するウェブから切り取られたタイルは、明らかに、タイルのストライプの全てが同じ方向に向けられるように、方向付けられなければならない。しかしながら、このことだけでは美学的に望ましい施工の外観は達成されないであろう。
最初に、施工において並置されたタイル(サイドバイサイドタイル)が当接している場所の外観に注意を払い、その位置において場違いに見える又は奇異に見えるストライプがないようにしなければならない。加えて、上下に配置されたタイル(トップトゥボトムタイル)の当接が生じる場所、すなわち一枚のタイル上のストライプの端部が別のタイル上のストライプの端部と合する場所に注意が払われ得る。
誰でも、各タイルの同じ位置に正確にもたらされる均一な幅の平行なストライプを有するデザインを想像することはできるであろう。ならば、そのようなタイルを同じ方位で床の上に位置付けて、途切れが無く均一で平行なストライプのパターンを部屋に渡って作ることは可能であろう。しかしながら、カーペットウェブを製造し次いでタイルに切るという慣用の製造技術を用いてそのようなタイルを製造することは極めて困難である。なぜならば、同一のタイルを達成することは困難だからである。
その理由の一つは、ウェブをタイルに分離する切れ目を、所定の位置に正確に位置づけることが困難であるためである。この結果、タイル縁でストライプの幅が異なってくるであろう(ストライプがカーペットウェブ上で均一の幅である場合に)。加えて、一枚のタイル上のストライプが隣接するタイル上のストライプと正確に整合されるようにタイルが位置付けられていない限り、ウェブ上で連続したストライプの外観は、床の上で再現されないであろう。これを行うのは、タイルがウェブから出てきたちょうどその時に再組立しない限り困難である。他の理由の中でも、ウェブ上の長手方向の切れ目の位置が変動するために、ストライプが一枚のタイルから次のタイルへと位置が合うことはあり得そうもない。不正確な切れ目の結果、一枚のタイルのストライプが隣接するタイルのストライプからずれて見えることになり、それにより継ぎ目を露呈し且つ床材施工における連続したストライプの外観を損なってしまう可能性がある。加えて、上記のように、ストライプに対する長手方向の切れ目であって、ストライプがその切れ目に生じる又はストライプがその切れ目の隣に生じる長手方向の切れ目の位置は、デザインにおけるストライプよりも幅が広いか又は狭く見えるストライプを生じる可能性がある(無論、モジュールがウェブにおいて有していたのと同じ並置(サイドバイサイド)の位置で床の上で再び組み立てられ、且つ分割されたストライプが再び組み立てられた場合を除く)。切れ目入れの精度を慣用のストライプ付きデザインにより達成することは必要であるが、困難であることを考慮すれば、慣用の均等な幅の連続したストライプのストライプ付きパターンを有するタイルの、配置における柔軟性は厳しく制限される。
それゆえ、慣用のモジュラ型カーペットの構造及び施工における上述の及びその他の制約にもかかわらず、平行なストライプを有する床材デザインの創出を可能にするモジュラ型床材のデザイン及び製造技術へのニーズは依然として存在する。
本発明の第1の態様に従えば、織物調のウェブ表面を有するカーペットウェブであって、上記ウェブはタイル(16)に分離可能であり、各タイルは長さとパターン(10)とを有しており、上記カーペットウェブは、
a.実質的に平行な複数のストライプ(18、20)を備え、
b.上記複数のストライプの少なくとも幾つかは、上記ウェブの全体の長さに延在していないように見え、
c.上記複数のストライプが少なくとも二つの色で形成されているカーペットウェブにおいて、
d.上記複数の実質的に平行な複数のストライプ(18)の少なくとも幾つかは、上記タイル長さの第1部分に沿って延在し且つ上記ストライプを横切る視覚的不連続部(22)の一方の側上で終わり、
e.上記複数の実質的に平行な複数のストライプ(20)の少なくとも幾つかは、上記視覚的不連続部の他方の側上で始まり且つ上記タイル長さの第2部分に沿って延在し、
f.上記複数のストライプの少なくとも幾つかの幅は異なっていることを特徴とするカーペットウェブが提供される。
a.実質的に平行な複数のストライプ(18、20)を備え、
b.上記複数のストライプの少なくとも幾つかは、上記ウェブの全体の長さに延在していないように見え、
c.上記複数のストライプが少なくとも二つの色で形成されているカーペットウェブにおいて、
d.上記複数の実質的に平行な複数のストライプ(18)の少なくとも幾つかは、上記タイル長さの第1部分に沿って延在し且つ上記ストライプを横切る視覚的不連続部(22)の一方の側上で終わり、
e.上記複数の実質的に平行な複数のストライプ(20)の少なくとも幾つかは、上記視覚的不連続部の他方の側上で始まり且つ上記タイル長さの第2部分に沿って延在し、
f.上記複数のストライプの少なくとも幾つかの幅は異なっていることを特徴とするカーペットウェブが提供される。
本発明のカーペットウェブは、さらに、上記複数のストライプ(18、20)が二つの色よりも多い色で形成され得る。また、本発明のカーペットウェブは、さらに、カーペットウェブが印刷された表面、タフトされた表面、織られた表面、又は溶着された表面を有し得る。また、本発明のカーペットウェブは、さらに、
a.上記複数のストライプ(18、20)が第1色と第2色の糸タフトにより形成され、
b.少なくとも幾つかの上記第1色の糸タフトは上記第1色のタフトに最も近い少なくとも幾つかの上記第2色の糸タフトよりも大きい高さを有し得る。
a.上記複数のストライプ(18、20)が第1色と第2色の糸タフトにより形成され、
b.少なくとも幾つかの上記第1色の糸タフトは上記第1色のタフトに最も近い少なくとも幾つかの上記第2色の糸タフトよりも大きい高さを有し得る。
本発明に従えば、本発明のカーペットウェブから切り取られたカーペットタイルが提供される。
本発明の第2の態様に従えば、長さとパターン(10)とを有するカーペットタイルであって、
a.実質的に平行な複数のストライプ(18、20)を備え、
b.上記複数のストライプの少なくとも幾つかは、上記ウェブの全体の長さに延在していないように見え、
c.上記複数のストライプが少なくとも二つの色で形成されているカーペットウェブにおいて、
d.上記複数の実質的に平行な複数のストライプ(18)の少なくとも幾つかは、上記タイル長さの第1部分に沿って延在し且つ上記ストライプを横切る視覚的不連続部(22)の一方の側上で終わり、
e.上記複数の実質的に平行な複数のストライプ(20)の少なくとも幾つかは、上記視覚的不連続部の他方の側上で始まり且つ上記タイル長さの第2部分に沿って延在し、
f.上記複数のストライプの少なくとも幾つかの幅は異なっていることを特徴とするカーペットタイルが提供される。
a.実質的に平行な複数のストライプ(18、20)を備え、
b.上記複数のストライプの少なくとも幾つかは、上記ウェブの全体の長さに延在していないように見え、
c.上記複数のストライプが少なくとも二つの色で形成されているカーペットウェブにおいて、
d.上記複数の実質的に平行な複数のストライプ(18)の少なくとも幾つかは、上記タイル長さの第1部分に沿って延在し且つ上記ストライプを横切る視覚的不連続部(22)の一方の側上で終わり、
e.上記複数の実質的に平行な複数のストライプ(20)の少なくとも幾つかは、上記視覚的不連続部の他方の側上で始まり且つ上記タイル長さの第2部分に沿って延在し、
f.上記複数のストライプの少なくとも幾つかの幅は異なっていることを特徴とするカーペットタイルが提供される。
本発明のカーペットタイルは、さらに、上記ストライプ(18、20)の少なくとも幾つかは上記カーペットタイル(16)の縁(12)に平行に方位付けられ得る。本発明のカーペットタイルは、さらに、上記ウェブ上の、単一のパターンの繰り返し(10)の長さが、上記ウェブから切り取られた複数のカーペットタイル(16)のスパンの偶数倍でなくてもよい。本発明のカーペットタイルは、さらに、上記パターン(10)が上記タイル(16)の表面に印刷され得る。
本発明に従えば、床材の表面に位置付けられた複数の本発明のカーペットタイルを備える床カバー材が提供される。
本発明の床カバー材はさらに、正方形のカーペットタイル(30〜33)が同じ回転方位で床材の表面に並置され得る。本発明の床カバー材は、タイル(30〜33)の複数の列の側縁が整合されて位置付けられており、隣接する列におけるタイルの上下の縁が整合されていなくてもよい。この場合、さらに、交互の列におけるタイルの上下の縁が整合されていないか又は整合されていてもよい。あるいは、本発明の床カバー材は さらに、タイル(30〜33)の複数の行の上下の縁が整合されて位置付けられており、隣接する行におけるタイルの側縁が整合されていなくてもよい。あるいは、本発明の床カバー材は、さらに、複数のカーペットタイル(30〜33)が第1方向又は上記第1方向から90°回転された第2方向に位置付けられていてもよい。この場合、さらに、上記第1方向に位置付けられているタイル(30〜33)の各々は上記第2方向に位置付けられているタイルにのみ当接していてもよい。本発明の床カバー材は、上記タイルのパターンが同一でなくてもよい。
本発明の第3の態様に従えば、織物調のウェブ表面を有するカーペットウェブの製造方法であって、上記カーペットウェブはタイル(16)に分離されるためのものであり、各タイルは長さとパターン(10)とを有しており、上記製造方法は実質的に平行な複数のストライプ(18、20)を少なくとも二つの色で形成することを含み、上記複数のストライプの少なくとも幾つかは上記ウェブの全体の長さに延在していないように見える、カーペットウェブの製造方法において、上記複数の実質的に平行な複数のストライプ(18)の少なくとも幾つかを、上記タイル長さの第1部分に沿って延在し且つ上記ストライプを横切る視覚的不連続部(22)の一方の側上で終わるように形成し、上記複数の実質的に平行な複数のストライプ(20)の少なくとも幾つかを、上記視覚的不連続部の他方の側上で始まり且つ上記タイル長さの第2部分に沿って延在するように形成し、上記複数のストライプの少なくとも幾つかの幅が異なるように形成することを特徴とするカーペットウェブの製造方法が提供される。本発明のカーペットウェブの製造方法は、さらに、上記複数のストライプ(18、20)を形成する工程において、上記ストライプを第1色と第2色の糸タフトにより形成し、少なくとも幾つかの上記第1色の糸タフトは上記第1色のタフトに最も近い少なくとも幾つかの上記第2色の糸タフトよりも大きい高さを有し得る。
本発明は、カーペットウェブから切り取られたカーペットタイルが、相対的なタイル位置にかかわりなく且つパターンを視覚的に乱すことなしに、むしろ幅広ウェブの外観を維持しつつ、カーペットタイルを施工することができるストライプ付きパターンとカラースキームを有する幅広カーペットウェブ、及びカーペットウェブの形成方法を提供することにより、上述の課題に対処する。これを達成するために、ストライプと毛足の方向が同じになるように、タイルの回転方位は同一でなければならない(すなわち、タイルの互いに対する回転方位が考慮されなければならず、それゆえにタイルは「回転的に確定されている」)。しかしながら、床材施工が所望の均一の外観を示すために、タイルはウェブにおいて占めていた位置と同じ位置で床の上に位置づけられる必要は無い(すなわち、タイルは「位置的に多義的である」)。その代わりに、タイルはごちゃ混ぜにされてもよく、(同じ回転方位がタイル間で維持されていることを条件に)普通の人が見た場合に場違いに見えることなしに且つ床材がモジュラ型であることを強調することなしに、隣接するタイルに対して任意の並置(サイドバイサイド)又は上下配置(トップトゥボトム)の方位に敷かれてもよく(及びそうされるべきである)、それによりタイルがあたかも幅広ウェブの一部であるかのように施工全体に渡って連続している外観をやはり達成する。タイルは互いに対して多くの異なった位置付けで敷かれ得、それゆえに各異なる構成は異なるパターンを技術的に生じるが、パターンの全ては全体的に同じ外観を有する。それゆえに、一枚のタイルの配置又は再配置は、全体の美学的効果を変えない。タイルが製造されるカーペットウェブに現れるパターンのデザイン又はタイルに現れるパターンのデザインにおいて一定のデザイン要素を利用することにより、及び本発明の床材施工におけるタイル配置技術により、本発明の目的は達成される。
平行なストライプを有するカーペットタイルのデザインにおいて、二つのタイプの位置的な多義性が達成できる。(この議論を行う目的で、タイル上の平行なストライプはタイルの「側部」に平行であると考え、タイルの「上」と「下」と交わる又はタイルの「上」と「下」において終わるものと考える。)位置的な多義性の第一のタイプは「並置(サイドバイサイド)の」位置的多義性であり、これはタイルが、場違いに見えることなく且つ並置(サイドバイサイド)の継ぎ目の位置が視覚的に際だつことなしに、任意の並置(サイドバイサイド)の位置に施工できることを意味する。位置的な多義性の第2のタイプは「上下(トップトゥボトム)の」位置的多義性であり、これはタイルが、場違いに見えることなく且つ上下(トップトゥボトム)の継ぎ目の位置が視覚的に際だつことなしに床材施工がモジュラ型であることに注意を促すようなやり方で、任意の上下(トップトゥボトム)の位置に施工できることを意味する。
並置の位置的多義性は、長手方向の分割部の切断を行うウェブの領域に対する、カーペットウェブ上のストライプのデザインと配置で達成される。上下の位置的多義性は、ウェブデザインに、それ故にウェブから切り取られた幾つかのタイルに、上下(トップトゥボトム)のタイル境界面に典型的に生じる長手方向の不連続部を隠すか又はそれから注意を逸らす長手方向の不連続部を導入することにより達成される。
本出願及び特許において用いられるように、「ストライプ」は、典型的には幅広というよりはやや長めの比較的均一な幅の領域を有する、床材表面の視覚的に異なる領域である。「長手方向の不連続部」は、一つまたはそれ以上のストライプが終わり且つ同じ方向に延在する他のストライプが始まる、床材における場所である。長手方向の不連続部は、ストライプ群を、ストライプのより長い寸法を横切るように切断し、その切断により形成された二つの部分の横方向位置をずらすことにより製造されたものと類似の外観を有する。それゆえに、デザインにおける長手方向の不連続部は、床材ウェブをストライプの方向を横断して切断することと、二つのウェブ部材の相対位置をずらすことの外観を模造する。
本発明のタイルは、最初に、本文中に記載された特徴を呈するパターンを有する幅広カーペットウェブを製造し、次いでタイルを、その目的のために製造されたカーペットウェブから通常タイルが切り取られる慣用的な方法で切り取ることにより製造され得る。ウェブデザインは、タフトされたウェブ又は他のウェブにパターンを印刷するか又は織る等の、任意の慣用的な方法で描くことができる。しかしながら、本発明の技術は、好適な色で予め染色された糸によるタフティングを介してパターンを描くことによる製造に特に好適である。
本発明に従うウェブデザインは、ウェブの長さに沿って続く平行な長手方向のストライプを有する。タフトされた製品において、ウェブ上のストライプは、ウェブ上の隣接する糸間の色のコントラストによって生じ得る。ウェブ上のストライプの外観は、ウェブを生じさせるために用いられるタフティングマシンの「糸通し」(すなわち、タフティングマシンの針専用の糸色の配置)と、一つの糸タフトの周囲の糸タフトと比較した高さとの両方により影響を受ける。「糸通し」と糸タフトの高さを制御することにより、変動する幅と長さのストライプがウェブ上に形成され得る。
並置(サイドバイサイド)の位置的多義性は異なる幅を有するストライプを用いることにより達成される。それゆえに、ウェブをタイルに場合に、タイルが切れ目により分割されたストライプの幅が変動する場合に、長手方向の切れ目をウェブパターンに対して横方向に変動させて配置することで、場違いに見えるストライプを創出することはない。なぜならば、そのデザインは既に様々な幅のストライプを組み込んでいるからである。むしろ、もしも床の上に置かれた二枚のタイルの隣接する縁が特に幅広の又は狭いストライプを形成しても、既にパターンに組み込まれたストライプ幅の多様性を考慮すれば、そのストライプは場違いに見えるようなことはないであろう。加えて、本発明に従う幾つかのデザインにおいて、比較的に幅広のストライプは長手方向の切れ目が生じる領域に位置づけられて、全ての長手方向の切れ目がこれらのストライプ内に入ることを確実にする。
同様に、糸タフトの高さはこれらの糸タフトで形成されるストライプが際だつ度合いがウェブの長さに沿って変動するように調整可能である。糸タフトの高さを調整して少なくともストライプの幾つかがウェブの長さに沿った一点で終わり且つ新たなストライプがその終点にて始まるような外観を生じさせることにより、長手方向の不連続部を生じさせることができる。これらの長手方向の不連続部は、ストライプが整合されているように見えることを妨げるが、むしろストライプが互いにずれているような外観を与える。この意図的にパターンに組み込まれた不整合のために、隣接するタイルのストライプが長手方向に整合するようにタイルを正確に切断して床の上に置く必要が無くなる。要するに、隣接するタイルのストライプの不整合は、そのような不整合がパターンにおいて繰り返し、単一のタイル内においてさえも、生じていることを考慮すれば、場違いに見えず又は連続した外観を阻害することはない。
本発明のストライプ付きのパターンは、最も単純な形態において、二つの糸色又は一つの色糸の二つのシェードにより形成される。しかしながら、任意の数の糸色又は任意の数の色シェードを用いて、異なる色で彩色されたストライプを任意の数でウェブ上に生成することができる。糸タフトの高さを調整することのみならず糸色を交互に変える糸通しを行うことにより、本発明に従うストライプのパターンをウェブ上に生じ得る。
本発明の目的は、モジュラ式床材タイルであって、パターンを視覚的に乱すことなく且つどのタイルも場違いに見えないようにタイルを床の上にランダムに配置できる(すなわち、位置的に多義的な)ストライプ付きパターン及びカラースキームを有するモジュラ型床材タイルを提供することであるが、タイルは慣用のカーペットタイル施工方法を用いて施工される必要は無い。代わりに、タイルを互い違いの方位で施工することができる。
ストライプが部屋の長さに沿って延在するように、カーペットタイルが部屋に施工されると想定する。本パターンにおけるストライプの幅と配置のデザインの結果、床材施工の幅に渡って一枚のタイルから次のタイルへの移り変わりが事実上検知不可となる。それゆえに、タイルを並置(サイドバイサイド)の整合にて(すなわち、整合された「列」にて)施工することが出来、そのような並置(サイドバイサイド)の位置付けによって生じた垂直方向の継ぎ目が床材施工に渡って視覚的に目立つ事はない。
しかしながら、本発明のタイルを、タイルの「上」と「下」の縁を整合して(すなわち、整合された「行」で)施工することは、水平継ぎ目(すなわち、整合された行の「上」と「下」の継ぎ目)を視覚的に目立たせ得る。このことは、長手方向の不連続性は概して、一枚のタイルの上端が他のタイルの下端に隣接して位置付けられる時に生じることによる。それゆえに、もしも継ぎ目の全てが水平に整合されれば、施行した床材に渡って長手方向の不連続部を有する整合された行があらわれるであろう。これは、本発明の幾つかのデザイン及び幾つかの施工において、完全に容認できる。
しかしながら、他の状況において、本発明のタイルの施工の外観は、もしもタイルが、モジュールの整合された行を形成しない整合された列として施工されれば、向上され得る。例えば、タイルはタイルの列が隣接するタイルの列に対して上にシフトあるいは下にシフトして見えるように施工され得る(「アシュラー施工方法」)。これは列内のタイルの「上」と「下」との隣接により形成された水平継ぎ目を互い違いにさせて、長手方向の不連続部を有する整合された水平列の外観を防ぎ、それゆえに水平継ぎ目が存在することをあまり強調しないのに役立つ。そのようなアシュラー施工方法を、タイル内に長手方向の不連続部を有する本発明に従うタイルと共に用いることで、ランダムに配置されているので不連続部のどれもがタイルの境界面と関連していることが視覚的に明らかでないように見える、長手方向の不連続部を有する床の上のパターンをもたらすことが出来、それにより床材がモジュラ型であるという事実が実質的に隠される。
他の施工において、本発明のカーペットタイルの位置的な多義性の見地から、慣用のカーペットタイル施工方法及び煉瓦積み施工方法(それにより行は整合されるが列は互い違いにされる)により、たとえ水平継ぎ目が整合されていたとしても、幅広カーペットの外観は達成される。それゆえに、アシュラー施工方法は幾つかの場合において好ましくあり得るが、アシュラー施工方法は本発明により考慮される唯一の施工方法ではない。
さらに、タイルの回転方位は、タイルの全てがストライプが同じ方向に向けられて施工されるように、施工全体に渡って同一にすることはできるが、そうである必要は無い。むしろ、交互のタイルは、一枚のタイル上のストライプが周囲のタイル上のストライプに対して90°の角度で方向が付けられるように、「四分の一回転」され得る。そのような施工はモジュラ性を強調するが、本発明のタイルを用いれば極めて見栄えの良いものになり得る。
本発明の目的は、回転的に確定されており、位置的に多義的なカーペットタイルを提供することである。
本発明の目的は、並置の位置的多義性を呈する、ストライプ付きのモジュラ型床材タイルを提供することである。
本発明の目的は、上下の位置的多義性を呈する、ストライプ付きのモジュラ型床材タイルを提供することである。
本発明の目的は、パターン を視覚的に乱すことなくどのタイルも場違いに見えないようにタイルを床の上にランダムに配置できる、ストライプ付きのパターン及びカラースキームを有するモジュラ型床材タイルを提供することである。
本発明の別の目的は、異なる幅のストライプを有するカーペットタイルを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、長手方向の不連続部を有するカーペットタイルを提供することである。
本発明のよりさらに別の目的は、迅速にかつ効率的に施工され得るカーペットタイルを提供することである。
本発明の目的はまた、全体の美学的効果を変えることなく施工においてカーペットタイルを容易に配置又は再配置することができる、カーペットタイル上のパターンを提供することである。
本発明の目的は、並置の位置的多義性を呈する、ストライプ付きのモジュラ型床材タイルを提供することである。
本発明の目的は、上下の位置的多義性を呈する、ストライプ付きのモジュラ型床材タイルを提供することである。
本発明の目的は、パターン を視覚的に乱すことなくどのタイルも場違いに見えないようにタイルを床の上にランダムに配置できる、ストライプ付きのパターン及びカラースキームを有するモジュラ型床材タイルを提供することである。
本発明の別の目的は、異なる幅のストライプを有するカーペットタイルを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、長手方向の不連続部を有するカーペットタイルを提供することである。
本発明のよりさらに別の目的は、迅速にかつ効率的に施工され得るカーペットタイルを提供することである。
本発明の目的はまた、全体の美学的効果を変えることなく施工においてカーペットタイルを容易に配置又は再配置することができる、カーペットタイル上のパターンを提供することである。
図1は、本発明の一つの実施形態に従うカーペットウェブパターン10を示す。図1は、パターン10の一つの「繰り返し(リピート)」を示す。一般に、カーペットウェブはパターン10をカーペットウェブの長さに沿って繰り返すことにより、すなわち多数のパターンの繰り返しにより形成される。図2はパターン10を持つウェブをカーペットタイルに区画する一つの方法を示す。図2において、長手方向の分割線12と水平分割線14は、ウェブパターン10を個々の正方形のカーペットタイル16に区画する。しかしながら、ウェブは正方形のタイルに区画される必要は無く、むしろタイルは長方形などの他の直線形状に切り取られてもよいことに注意されたい。
カーペットタイルは、全てが単一のパターンの繰り返しから切り取られないことが好ましい。それゆえに、単一のパターンの繰り返しの長さは、ウェブから切り取られたタイルのスパンの偶数倍でないことが好ましい。このようにして、少なくとも幾つかのタイルは少なくとも二つの繰り返しからのパターンの一部分を備えるであろうし、且つ水平分離線はパターンの隣接する繰り返し上で異なる位置に生じ、その結果、一つの繰り返しから切り取られたタイルが次の繰り返しから切り取られたタイルと異なることをもたらすであろう。
パターン10は、ウェブの長さに沿って延在する長手方向のストライプを含む。ストライプは、互いに平行に向きが付けられ、好ましくはウェブに渡って変動する幅を有する。例えば、図1において、ストライプ18はストライプ20よりも幅広である。ストライプが均一の幅を有さないので、ウェブをタイルに切断する際に長手方向の切れ目を作る時に、パターン10に対する精密さは殆ど要求されない。むしろ、もしも床の上に置かれた二枚のタイルの隣接する縁が、特に幅広か又は狭いストライプを形成しても、既にパターンに組み込まれたストライプ幅の多様性を考慮すれば、そのようなストライプは場違いに見えるようなことはない。しかしながら、ストライプの側部が、タイルの縁を画定する長手方向の分割線12に対して概して平行になるようにウェブが切られることを確実にするために、精密さは要求される(図2参照)。
さらに、カーペットウェブパターン10の少なくとも幾つかのストライプ(又はストライプ群)は、ウェブの長さ全体に延在していないように見えることが好ましい。むしろ、図1より明らかなように、少なくとも幾つかのストライプの長さは、ウェブパターンの長さに沿った一つの点にて終わり、そしてその点において異なる色又は濃度の別のストライプが始まっている。このことはウェブパターン10の長さに沿って少なくともストライプの部分的な位置のずれを強調する長手方向の不連続部22を創出し、その結果、タイルが当接する場所で生じる位置のずれをデザインの残りと一致しているように見せることにより、カーペット施工中に隣接するタイルのストライプを整合する必要性又は要望が無くなる。
上で説明したように、本発明は、上下(トップトゥボトム)の位置的多義性を提供するための長手方向の不連続性と、並置(サイドバイサイド)の位置的多義性を提供するためのストライプデザインのうち一つ又はその両方を含むことができる。図8はパターンにおいて長手方向の不連続性が無いように、ウェブの全長に沿って延在する、異なる幅のストライプを有するウェブパターン40を示す。長手方向の分割線42と水平分割線44は、ウェブパターン40を個々の正方形のカーペットタイル46に区画する。タイル46は床の上で、例えば後述のように、慣用の煉瓦積み、アシュラー、又は四分の一回転カーペットタイル施工方法を用いて組み立てることができる。本発明のそのような実施形態において、ウェブの長さに沿って隣接する位置から切り取られたタイルは同一になるであろうし、その一方でウェブの幅に渡って隣接する位置から切り取られたタイルは異なることが出来るが、そうである必要は無い。
本発明に従うウェブは、タフトされたウェブ又は他のウェブに印刷するか又はストライプ付きのパターンを織る等の任意の慣用のやり方で描くことができる。しかしながら、本発明の技術は、好適な色で予め染色された糸によるタフティングを介してパターンを描くことによる製造に特に好適である。タフトされた製品において、ウェブ上のストライプは、ウェブ上の隣接する糸間の色のコントラストにより創出され得る。少なくとも二つの異なる糸色又は一つの糸色の少なくとも二つのシェードが、パターンを作り上げるために用いられる。すなわち、第1のストライプセットを形成するための第1色と、第2のストライプセットを形成するための第2色が用いられる。第1色及び第2色の間のコントラスト又はシェートがストライプを画定する。しかしながら、明らかに、パターンが様々な色及び色の組み合わせのストライプを含むように、2色より多く色を使用することが出来るであろう。
要約すると、本発明に従ってウェブパターンを創出する好ましいガイドラインは次のとおりである。これらのガイドラインの全ては、必ずしもあらゆるパターンにおいて組み込まれる必要は無い。
1.タイル縁を画定する長手方向の分割線と平行で、互いに平行な長手方向ストライプを用いること。
2.異なる幅のストライプを用いること。
3.ウェブの長さ全体に延在しないように見える長さを有するストライプ群を用い、それにより長手方向の不連続部を生じさせること。
4.少なくとも二つの異なる色又は一つの色の少なくとも二つのシェートを、パターンを作り上げるために用いること。
図8のウェブパターン40は、ガイドライン3を組み込んでいない。
1.タイル縁を画定する長手方向の分割線と平行で、互いに平行な長手方向ストライプを用いること。
2.異なる幅のストライプを用いること。
3.ウェブの長さ全体に延在しないように見える長さを有するストライプ群を用い、それにより長手方向の不連続部を生じさせること。
4.少なくとも二つの異なる色又は一つの色の少なくとも二つのシェートを、パターンを作り上げるために用いること。
図8のウェブパターン40は、ガイドライン3を組み込んでいない。
図1に示されたカーペットウェブパターン10は、これらの好ましいガイドラインの全てを実施しており、慣用のカーペットタフティングマシンを用いて製造されることが好ましいが、上で説明したように慣用のカーペットタフティングマシンを用いて製造されなくてもよい。タフティングマシンで製造される本発明の例を以下に記載する。例えば、2列の針を有するタフティングマシンを使用し得る。ウェブ上のストライプの外観は、ウェブを生じるために用いられるタフティングマシンの「糸通し」(すなわち、タフティングマシンの針専用の糸色の配置)と、周囲の糸タフトと比較した糸タフトの高さとの両方により影響を受ける。「糸通し」と糸タフトの高さとを制御することにより、変動する幅と長さのストライプがウェブ上に形成され得る。
各針列は異なるゲージ(針幅)を有することが好ましい。各針は、専用の糸色にて糸通しされる。ストライプは、単一の針列上の隣接する糸間の色のコントラストにより、及び第1の針列と第2の針列の糸色間の色のコントラストにより、ウェブ上に形成される。以下の議論は上記のガイドラインを実施するウェブパターンをもたらす「糸通し」の例を述べるが、得られるウェブが切断されてストライプ付きの、回転的に確定されており、位置的に多義的な、カーペットタイルが生じる限りは、マシンの任意の「糸通し」が本発明に従って創出されてもよい。
実施形態1
二色又は一色の二つのシェード(色A及び色B)のみから形成されたストライプを有するパターンを生じさせるために、1/8ゲージの針であって、各々に色A及び色Bの糸が交互に糸通しされた1/8ゲージ針の第1列と、1/4ゲージの針であって、各々が同様に色A及び色Bの糸が交互に糸通しされた1/4ゲージ針の第2列とを有するタフティングマシンを使用し得る。
二色又は一色の二つのシェード(色A及び色B)のみから形成されたストライプを有するパターンを生じさせるために、1/8ゲージの針であって、各々に色A及び色Bの糸が交互に糸通しされた1/8ゲージ針の第1列と、1/4ゲージの針であって、各々が同様に色A及び色Bの糸が交互に糸通しされた1/4ゲージ針の第2列とを有するタフティングマシンを使用し得る。
実施形態2
二色より多い色又は色のシェードから形成されたストライプを有するパターンを生じさせるために、追加の色を幾つかの針において色A又は色Bの代用としても良い。例えば、以下の「糸通し」が使用できるであろう。
二色より多い色又は色のシェードから形成されたストライプを有するパターンを生じさせるために、追加の色を幾つかの針において色A又は色Bの代用としても良い。例えば、以下の「糸通し」が使用できるであろう。
そのような「糸通し」により、背景色はウェブの幅に渡って延在する。一つの背景色のみが用いられる必要があるが、少数の異なった色(例えば、色A、B又はC)であって、各々がウェブの幅の一部分に渡って延在する色を用いることが好ましい。上記の例において、背景色は1/8ゲージ針の第1列に糸通しされる。例えば、背景色Cは糸通しされ且つ針1−20によりタフトされるウェブの幅に渡って延在し、背景色Aは糸通しされ且つ針21−40によりタフトされるウェブの幅に渡って延在し、背景色Bは糸通しされ且つ針41−60によりタフトされるウェブの幅に渡って延在する。このカラースキームにより、ウェブから切り取られるすべてのタイルが同種の混合の背景色を有し、それによりタイル間の背景の同一性を生じるであろう。この目的を達成するために、すべての背景色は類似の濃度を有して一つの背景色が他の背景色から著しく目立たないようにすることが好ましいが、もちろん必須ではない。
ウェブの任意の部分において、ストライプは背景色と、少なくとも二つの主色、この場合は色D、E、F、G及びHのセットとによって形成されることが好ましい。背景色と同様に、主色は類似の濃度を有し得るが、そうでなくても良い。上記の例において、主色は1/4ゲージ針の第2列に糸通しされる。例えば、色DとEのセットは交互に糸通しされ且つ針1−23によりタフトされるウェブの幅に渡って延在し、色FとEのセットは交互に糸通しされ且つ針24−33によりタフトされるウェブの幅に渡って延在し、色FとGのセットは交互に糸通しされ且つ針34−53によりタフトされるウェブの幅に渡って延在する。主色のセット間の移り変わり(例えば、第2針列上の針23と24間のDEからFEへの移り変わり)は、背景色間の移り変わり(例えば、第1針列上の針20と21間のCからAへの移り変わり)とウェブ上の同じ位置で生じないことが好ましく、それによってより緩やかな色の変化をウェブに渡って促進することが好ましい。
「糸通し」に加えて、ストライプのパターンは、糸タフトの高さ、特に1/4ゲージ針によりタフトされる糸タフトの高さを制御することによりカーペットウェブ上に生じる。糸が主な下地を通して深く押し込まれる程、完成したカーペットタイル中の糸は高く、糸の色が際立つ。さらに、糸タフトの頂部を切って一定の色糸をさらに際だたせ得る。これらのやり方において、一定の色の際だちを制御して、変動する幅と長さのストライプを生じることができる。
上述のパターンを呈するウェブから切り取られたタイルは、床材施工が所望の均一な外観を呈するために、タイルがウェブ上で占めていた位置と同じ位置に床の上で位置付けられる必要はない。その代わりに、タイルはごちゃ混ぜにされてもよく、(同じ回転方位が維持されていることを条件に)普通の人が見た場合に場違いに見えることなしに且つ床材がモジュラ型であることを強調することなしに、近接するタイルに対して任意の並置(サイドバイサイド)の方位に敷かれてもよく、それにより依然としてタイルがあたかも幅広ウェブの一部であるかのように施工全体に渡って連続する外観を達成する。タイルは互いに対して多くの異なる位置付けで敷かれ得、それゆえに異なる構成の各々が異なるパターンを技術的に生じるが、パターンの全てが全体的に同じ外観を有する。図3及び4はこのコンセプトを示す。図3は本発明のパターンを有するカーペットウェブから切り取られ、慣用の整合された行と整合された列のカーペットタイル施行方法を用いて、ある構成にて床の上に施工されたタイル30−33を示す。タイル30−33は、並置(サイドバイサイド)され、同じ向きに方位付けられている。図4は、床の上に別の構成にて施工された同じタイル30−33を示す。タイル30−33は異なった相対位置で位置付けられているが、カーペットの全体の外観に変化はない。それゆえに、一枚のタイルの配置又は再配置は、全体の美学的効果を変えない。
図3及び4と同様に、図5及び6もまた、同じ回転方位で床の上に施工されたタイルを示す。図5において、本発明に従うタイルは、煉瓦積み施工方法を用いて施工され、それによりカーペットタイルの行は整合されているが、列は各々に対して互い違いにされて、整合された列の形成を防ぐ。
さらに、図6において、慣用のカーペット施工方法の代わりに、タイルはアシュラー施工方法を用いて施工され、それによりタイルは、タイルの列が隣接するタイルの列に対して上にシフトあるいは下にシフトして互い違いの方位で施工されて、整合された行の形成を防ぐ。それゆえに、煉瓦積み施工方法とは対照的に、アシュラー施工方法は整合された列をもたらすが、整合されていない行をもたらす。図6においては交互の列のタイルの上縁及び下縁は整合されて示されているが、タイルは、これらの縁もまたずれるように、アシュラー施工方法を用いて施工することができるであろう。背景技術の節で説明されたように、アシュラー施工方法を用いてカーペットタイルを施工することは、長手方向の不連続部を有する整合された水平行の形成を防ぎ、それゆえにカーペット施工がモジュラ型であることを露呈する可能性がある水平継ぎ目の存在をあまり強調しないのに役立つ。
さらに、タイルの回転方位は、タイルの全てがストライプが同じ向きに方位付けられて施工されるように、施工全体に渡って同一にすることができるが、そうである必要は無い。図7は、「四分の一回転」方法を用いて床の上に施工されたタイル34−37を示しており、「四分の一回転」方法により交互のタイルは、一枚のタイル上のストライプを周囲のタイルのストライプに対して90°の角度で方向付けられるように「四分の一回転」され得る。そのような施工において、第1のタイルセット(タイル34と37)は第1方向に同様に回転方位が付けられており、第2のタイルセット(タイル35と36)は、第1方向に対して90°の角度を形成する第2方向に同様に回転方位が付けられている。それゆえに、そのような施工におけるタイルの回転方位は考慮されなければならない一方で(そしてそれゆえに、タイルは「回転的に確定されている」)、タイルの回転方位は施工全体に渡って同一とすることができるが、そうである必要は無い。
以上の記載は、本発明の実施形態を図示、説明及び記載するために与えられたものである。上記実施形態の変更及び応用は当業者にとって明白であり、発明の精神あるいは下記請求の範囲から逸脱することなく行い得る。例えば、例示されたものと異なるストライプ付きパターンを用いることができる。同様に、多様な色の組み合わせが可能である。更に、上記実施形態はタフトされたものであるが、織物調カーペット(フェースファブリック)も慣用型あるいはコンピューター制御型のジャカード織機又はその他の織機で織ることが可能であり、織物調カーペットを融着又はその他の方法で形成することも可能である。本発明は、ビニルタイルなどの、カーペットタイル以外のモジュラ型の床材あるいは表面被覆(仕上げ)材にも使用可能である。
Claims (19)
- 織物調のウェブ表面を有するカーペットウェブであって、上記ウェブはタイルに分離可能であり、各タイルは長さとパターンとを有しており、上記カーペットウェブは、
a.実質的に平行な複数のストライプを備え、
b.上記複数のストライプの少なくとも幾つかは、上記ウェブの全体の長さに延在していないように見え、
c.上記複数のストライプが少なくとも二つの色で形成されているカーペットウェブにおいて、
d.上記複数の実質的に平行な複数のストライプの少なくとも幾つかは、上記タイル長さの第1部分に沿って延在し且つ上記ストライプを横切る視覚的不連続部の一方の側上で終わり、
e.上記複数の実質的に平行な複数のストライプの少なくとも幾つかは、上記視覚的不連続部の他方の側上で始まり且つ上記タイル長さの第2部分に沿って延在し、
f.上記複数のストライプの少なくとも幾つかの幅は異なっていることを特徴とするカーペットウェブ。 - さらに、上記複数のストライプが二つの色よりも多い色で形成されることを特徴とする請求項1に記載のカーペットウェブ。
- さらに、カーペットウェブが印刷された表面、タフトされた表面、織られた表面、又は溶着された表面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のカーペットウェブ。
- さらに、
a.上記複数のストライプが第1色と第2色の糸タフトにより形成され、
b.少なくとも幾つかの上記第1色の糸タフトは上記第1色のタフトに最も近い少なくとも幾つかの上記第2色の糸タフトよりも大きい高さを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーペットウェブ。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のカーペットウェブから切り取られたカーペットタイル。
- 長さとパターンとを有するカーペットタイルであって、
a.実質的に平行な複数のストライプを備え、
b.上記複数のストライプの少なくとも幾つかは、上記ウェブの全体の長さに延在していないように見え、
c.上記複数のストライプが少なくとも二つの色で形成されているカーペットウェブにおいて、
d.上記複数の実質的に平行な複数のストライプの少なくとも幾つかは、上記タイル長さの第1部分に沿って延在し且つ上記ストライプを横切る視覚的不連続部の一方の側上で終わり、
e.上記複数の実質的に平行な複数のストライプの少なくとも幾つかは、上記視覚的不連続部の他方の側上で始まり且つ上記タイル長さの第2部分に沿って延在し、
f.上記複数のストライプの少なくとも幾つかの幅は異なっていることを特徴とするカーペットタイル。 - さらに、上記ストライプの少なくとも幾つかは上記カーペットタイルの縁に平行に方位付けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載のカーペットタイル。
- さらに、上記ウェブ上の、単一のパターンの繰り返しの長さが、上記ウェブから切り取られた複数のカーペットタイルのスパンの偶数倍ではないことを特徴とする請求項5に記載のカーペットタイル。
- さらに、上記パターンが上記タイルの表面に印刷されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のカーペットタイル。
- 床材の表面に位置付けられた複数の請求項5〜9のいずれかに記載のカーペットタイルを備える床カバー材。
- さらに、正方形のカーペットタイルが同じ回転方位で床材の表面に並置されていることを特徴とする請求項10に記載の床カバー材。
- タイルの複数の列の側縁が整合されて位置付けられており、隣接する列におけるタイルの上下の縁が整合されていないことを特徴とする請求項10又は11に記載の床カバー材。
- さらに、交互の列におけるタイルの上下の縁が整合されていないか又は整合されていることを特徴とする請求項12に記載の床カバー材。
- さらに、タイルの複数の行の上下の縁が整合されて位置付けられており、隣接する行におけるタイルの側縁が整合されていない請求項10又は11に記載の床カバー材。
- さらに、複数のカーペットタイルが第1方向又は上記第1方向から90°回転された第2方向に位置付けられていることを特徴とする請求項10に記載の床カバー材。
- さらに、上記第1方向に位置付けられているタイルの各々は上記第2方向に位置付けられているタイルにのみ当接することを特徴とする請求項15に記載の床カバー材。
- さらに、上記タイルのパターンは同一ではないことを特徴とする請求項10〜16のいずれかに記載の床カバー材。
- 織物調のウェブ表面を有するカーペットウェブの製造方法であって、上記カーペットウェブはタイルに分離されるためのものであり、各タイルは長さとパターンとを有しており、上記製造方法は実質的に平行な複数のストライプを少なくとも二つの色で形成することを含み、上記複数のストライプの少なくとも幾つかは上記ウェブの全体の長さに延在していないように見える、カーペットウェブの製造方法において、
上記複数の実質的に平行な複数のストライプの少なくとも幾つかを、上記タイル長さの第1部分に沿って延在し且つ上記ストライプを横切る視覚的不連続部の一方の側上で終わるように形成し、上記複数の実質的に平行な複数のストライプの少なくとも幾つかを、上記視覚的不連続部の他方の側上で始まり且つ上記タイル長さの第2部分に沿って延在するように形成し、上記複数のストライプの少なくとも幾つかの幅が異なるように形成することを特徴とするカーペットウェブの製造方法。 - さらに、上記複数のストライプを形成する工程において、上記ストライプを第1色と第2色の糸タフトにより形成し、少なくとも幾つかの上記第1色の糸タフトは上記第1色のタフトに最も近い少なくとも幾つかの上記第2色の糸タフトよりも大きい高さを有することを特徴とする請求項18に記載のカーペットウェブの製造方法。
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