JP2005523556A - ディスク用のクリーナー装置 - Google Patents

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ヨウニ ヘンニネン
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ヨウニ ヘンニネン
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    • G11B23/50Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
    • G11B23/505Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of disk carriers

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Abstract

ディスク1用のクリーナーであって、該クリーナーの本体が、互いに取り付けられた2つ又は複数の部品2、3、4で形成され、これらの部品は、手動で開閉させることができる。これらの部品のうちの1つの部品4はディスク1を部分的に受け入れるネスト組立体7を有し、前記部品のうちの1つの部品2は拭取り及び洗浄手段5の取付組立体を有し、前記部品を互いに向き合うように閉じたときに、洗浄手段5がネスト7のディスクに接する。

Description

本発明は、ディスク用のクリーナー装置に関し、特にCDディスクや、DVDディスク用の清掃装置に関し、該装置によりディスクを迅速に清掃することができる。
数ある中で以前からレコードクリーナとして知られているのは、回転するレコードの面に押し付けられる清掃用フェルト、或いは、同様なものである。これらのフェルトは、レコード清掃に適した洗浄剤で湿らせられる。この種の清掃方法は、CDディスクや、DVDディスクには適していない、というのは、これらのディスクは、これら用に設計された駆動ステーションにおいて、ディスク面が見えるように、回転させることはできないからである。これが、ディスクの清掃のため、ディスクをその回転時に見ることができる回転ステーションを構築すべき理由である。
簡単な拭取り、洗浄をすることができるようにディスクを回転させる別個の清掃ステーションを構築するのは複雑化するのでその要望はほとんどない。しかし、ディスクには指紋や汚れが残ることになり、これらはディスクの性能に影響を与えることがある。
これらのディスクを簡単に清掃するため、新種のクリーナー/ウォッシャーを開発した。このクリーナー/ウォッシャーは回転する歯車を必要としない、というのは、ディスク面に指紋を残すことなく、ディスクを手でその外縁をもって回転させることができるからである。本発明によるこのクリーナーの本体は互いに取り付けられた2つ又は3つの部品からなるのが最も好ましく、クリーナーは、これらの部品が、手動で開閉し、互いに向き合うことができ、これらの部品のうちの1つの部品がディスクを部分的に受け入れるネスト組立体を有し、別の部品は拭取り及び洗浄手段用の取付組立体を有し、これらの部品を互いに向き合うように閉じたときに、拭取り/洗浄手段がネストのディスクに押し付けられることを特徴とする。
本発明の利点は、クリーナーの使用の容易さと、迅速さである。流体洗浄剤は別個のボトルに保持され、このボトルから洗浄剤が洗浄手段に部分的に再充填される。クリーナーは作るのが容易であり、例えば、プラスチックで作ることができ、本体部品の両方又はクリーナーの部品の全ては、プラスチック製ヒンジによって互いに留められる。このクリーナーは使用するのが容易である、というのは、クリーナーを閉じたとき、これを片手で保持しながら、ディスク面に触れることなしに他方の手でディスクの縁を持ってディスクを回転させ、押し付けられるからである。
拭取りスポンジを湿らすことは容易であり、或る実施形態では、可撓性カバーによってスポンジを絞ることによってスポンジ機能をより効果的に、簡単に行うことができる。スポンジとその上に配置されたフェルトは、共に、通常、クリーナーに受け入れられる空間よりもわずかに大きな寸法のものであり、洗浄の際クリーナーが閉じられたとき、スポンジは適当な力によって制御自在にディスクに押し付けられる。洗浄運動中ディスクは回転されないが、ディスクを次のセクターに向かわせるときは回転が必要になる。洗浄運動は、ディスクの半径方向におけるプレス運動であり、ディスクに対するスポンジの運動は半径と平行である。
図1はクリーナーを示し、このクリーナーはプラスチックで鋳造されるのが最も好ましく、クリーナーの本体は、第1側部品2と、ディスク1と、反対側の第2側部品3とを有する。更に、これらの側部品間には中央部品4が設けられている。これらの3つの部品2、3、4はすべて、クリーナーの下縁に配置されたヒンジ式接合体10によって組み合わされ、中央部品4を適所に留まらせたままで、第1側部品2と第2側部品3の両方を回転させて開けることができる。中央部品をプレスして第1側部品2と第2側部品3とを向かい合ったままにするように、第1側部品2と中央部品4との間、第2側部品3と中央部品4との間に係止装置が設けられ、この係止装置は、通常利用される張力の、一体品の形態の小部品であり、他方の部品の後ろに必要な保持力を与えるのが最も好ましい。
図1乃至図3の実施形態では、中央部品4はディスクネスト7を有し、このディスクネスト7にはディスク1が半部だけ嵌る。ディスクを手で回転させることができるようにするには、ネスト7にはディスク円の半分未満しかないのが有利である。嵌る部分は、おそらく約35%〜45%が適切である。ディスクを、その外縁部を手で持って回転させる。
図4は開いたクリーナーを示し、これにより、第1部品2が、洗浄、拭取りすることができるように設計された、溝に配置された洗浄/拭取り手段5を有するのがわかる。洗浄手段は例えばスポンジであり、ディスクに面するこのスポンジの上面はフェルト又は同様なやわらかい材料で作られている。更に、ばね装置6が、部品2に嵌められ、部品2と共に回され、クリーナー作動状態では、ディスク1がネスト7に押し入れられたときにディスク1の可撓性ストッパーとして働く。ばね装置は、ディスクを向いたアーチ形部分を有する。ディスクの縁はこのアーチ系部分に係合し、更にディスクをネストに押し入れるとばね装置6は後退し、次いで、ディスクを少し戻す。ばね装置6によりポンピング運動を行うことができ、これにより洗浄結果が向上する。ポンピング運動によって、スポンジは、ディスクに対して半径方向に移動し、これは最適な運動方向である。
拭取り/洗浄手段5は、例えば、液体吸収スポンジであり、該液体吸収スポンジは、その取付用穴/シリンダよりも少し大きく寸法形状決めされる。ディスクに当接するスポンジ接触面は、フェルト、フリース、不織布などのような柔らかい材料のものである。洗浄手段はまた、例えば、矩形ワイパーであっても良い。スポンジはまた恒久的スポンジであっても良く、該スポンジの内側には小振りの洗浄剤貯蔵部が配置され、圧縮することによってより多くの洗浄剤が解放される。使用すべき洗浄剤は、油脂を除去するのに適した希釈剤である。
洗浄のため、ディスクをネスト7に配置し、ディスクの底部を滑らかなフリース布などで被覆し、洗浄すべきディスク面、最も有利には全面、に洗浄剤をスプレーするが、このスプレーは、例えば、拭取りによって洗浄剤を広げるときなど、いかなる場合でも、ディスクを傷つけない。クリーナーを閉じると、スポンジとフェルトが適当な力でディスクをプレスする。このようなクリーナー構造により、スポンジの圧縮(プレス)力は強くなり過ぎることはない。次に、ネストにおいて、ディスクはセクター単位で回転され、各セクター毎に、洗浄運動、すなわち、ディスクがばね装置6に当接するポンピングが行われる。この洗浄方法で、ディスクは、きれいになり、ネストから取り出されるときに乾燥する。
洗浄剤がスポンジ及びフェルトを通ってディスクに達し、スポンジ及びフェルトは洗浄剤と共に扱われ、洗浄剤はディスクにおいてスポンジ及びフェルトから泡立つ。この仕方では、洗浄剤は、ディスクの汚れに何らかの影響を及ぼす時間をほとんど持たず、ディスクはクリーナーからとりだしたときにはまだ濡れている。
拭取り/洗浄手段5の取付ネスト4に対応する、部品2のカバー部分は、薄く、撓み自在に作られ、プレス時、カバー部分は、スポンジ5を変形させ、絞り、それ自体によって戻る。洗浄剤がスポンジに達するならばディスクへの洗浄剤の供給を高めることができる。
クリーナーは、変形実施形態として、図5を含み、このクリーナーは、3つの部品2、3、4に分割される。部品3もまた開くことができる別体のカバーであり、開いたときには付属空間にアクセスすることができる。この付属空間は、両方の部品3、4の内側に、一部、存在する。図5では、洗浄剤容器8及びタオルパック9が付属空間の適所に示されている。この実施形態では、クリーナーは使い道が多い、というのは、その洗浄手段により例えば眼鏡や監視窓ガラスを洗浄することができるからである。
クリーナーの形状は自由に変えることができる。クリーナーはまた2つの側を持ったディスククリーナーであっても良く、必要ならばディスクの両方の側を同時にきれいにできる。勿論、本発明の多くの変形が可能であり、本発明は上記実施形態にのみ限定されない。
正面から見たときの、クリーナーに配置されたディスクを示す。 背面から見たときの、クリーナーに配置されたディスクを示す。 端から見たときの、クリーナーに配置されたディスクを示す。 スポンジ及びディスクネスト側から斜めに見たときの、開いたクリーナーを示す。 付属空間の側見たときの、開いたクリーナーを示す。

Claims (6)

  1. ディスク1用のクリーナーであって、
    該クリーナーの本体が、互いに取り付けられた2つ又は複数の部品2、3、4で形成され、これらの部品は、手動で開閉され、互いに向き合わせることができ、これらの部品のうちの1つの部品4は前記ディスク1を部分的に受け入れるネスト組立体7を有し、前記部品のうちの1つの部品2は拭取り及び洗浄手段5の取付組立体を有し、前記部品を互いに向き合うように閉じたときに、前記洗浄手段5が前記ネスト7の前記ディスクに接する、前記クリーナーにおいて、
    前記ネスト7が、該ネスト内に押し入れられた前記ディスク1を若干戻すばね装置6を有し、前記ディスク1によつて前記ネストに向かうポンピング運動が行われたときに清掃が起こることを特徴とする、
    クリーナー。
  2. 開閉することができ、別の部品4と共に、洗浄手段8、9用の付属空間を形成する、部品3を有することを特徴とする、請求項1記載のクリーナー。
  3. 前記ディスク1が前記ネスト7内で回転されることができることを特徴とする、請求項1記載のクリーナー。
  4. 前記洗浄手段5が、スポンジとして可撓性の、非損傷ディスク接触部品を形成し、その接触面がフェルトであることを特徴とする、請求項1記載のクリーナー。
  5. クリップネスト7は、該ネストが前記ディスクの外縁の半分未満をように、寸法形状決めされていることを特徴とする、請求項1記載のクリーナー。
  6. 取付組立体の洗浄手段5が本体2の可撓性カバーによって絞られることを特徴とする、請求項1記載のクリーナー。
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AU (1) AU2003236234A1 (ja)
CA (1) CA2483305A1 (ja)
DE (1) DE60327198D1 (ja)
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