JP2005518033A - スマートカードのデータ編成 - Google Patents

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Abstract

解決策は、スマートカード(SIM)などのデータ処理装置において、データの更新に加えてメモリ空間を最適化することに関する。更新されるデータは、このカードと通信を行う遠隔マシン(SRV)から得られる。このマシンは、多数のデータ(Sn)を格納し、装置の異なるメモリ領域(Z2、Z3)のデータ形式の各々を格納するステップを含む。

Description

解決策は、アプリケーションに含まれる情報についてのオクテットのサイズの最適化、及び、通信ネットワークを通して互いに接続される2つのマシン間のデータ交換の最適化に関する。マシンは、情報を処理することができるプログラム可能な装置であることを忘れてはならない。
こうした解決策は、特に、通過帯域が制限される無線通信ネットワーク、具体的には、GSM型(携帯通信用広域システム)の無線デジタル携帯通信システムに適用される。本発明は、GSMシステムに限定されず、UMTS、GPRSシステムなどのあらゆるタイプのシステムに拡張することができる。
これらの解決策は、特に、材料の制約(メモリサイズ、プログラムを実行するための時間)及び/又はソフトウェアの制約が最大となるオンボード・システムに適用される。オンボード・システムは、携帯電話、電子機器、オンボード・システムのためのスマートカード等のいずれかとすることができる。
本発明を説明するために採用する例は、GSM型(携帯通信用広域システム)の無線デジタル携帯通信システムと接続される端末のSIMカード(加入者識別モジュール)と呼ばれるタイプのスマートカードの例とする。本発明者らの実施例においては、この端末は、スマートカードにダウンロードされるアプリケーションの幾つかを格納するサーバ型のマシンと通信することになる。
スマートカード型のオンボード・システムは、一般に、ユーザに多くの機能を提供するアプリケーションを格納する。これらの機能は時間が経つと進歩することが多く、こうしたシステムに新たな機能を導入して更新するためのデータのダウンロードの問題が存在する。
GSM型のネットワークを通じて、サーバなどの遠隔マシンからのアプリケーション全体をダウンロードし、オンボード・システムのメモリ内のアプリケーションの状態及び位置を該サーバから管理することは、既に可能である。こうしたアプリケーションは、用いられるオンボード・システムのプログラミングのための共通インターフェースを用いて実行可能に開発される。この共通インターフェースは、SIMカードの例では、JAVAインターフェースである。
この解決策の欠点は、こうしたダウンロードのために発生し、ネットワーク及び現行の基盤設備では一般に受容することが困難なトラフィックのサイズからもたらされる。
サービスによってとられるメモリ空間を軽視しないことも必要である。これらは、極めて多くの空間を必要とする。例えば、現在では、サービス(インデックス及びコマンド)は、同一のデータ・ブロック内に格納される。サービスが消去されると、サービスのためのコマンド及びそれに関連するコマンド・インデックスが同一のデータ・ブロック内に格納されるたびに、モータは、データ形式と結びついたシフト規則を適用する前に、データ形式(インデックスかコマンドか)を識別しなければならず、このことが処理速度の低下及びリソースの消費をもたらし、材料及びソフトウェアの制約が最大であるスマートカードには受け入れられないものとなる。
主な目的は、
カード内でデータによって占有されたメモリ空間を最適化すること、
アプリケーションのオクテットのサイズを減少させること、及び、
スマートカードとサーバとの間でデータの交換が行われるとき、データのトラフィックを減少させること、
である。
これらの目的を達成するために、解決策の幾つかを記載する。こうした解決策は、一例として与えられる以下の詳細な説明を読み、添付図面を参照することによってより良く理解されるであろう。
トラフィックを減少させるための第1の解決策は、次のステップ、すなわち、
異なるサービス機能Snを集めるステップ、
Snサービスの各々について、Idn識別子を指定するステップ、
を含む。
SIMカードは、サービスの各々に付随するメモリアドレスと、サービスSnを識別する受け取ったIdnの機能とを管理するエンジンを格納し、このエンジンは、メモリ内のこのサービスSnの対応する位置を検索する。
したがって、スマートカードとサーバとの間でデータの交換が行われるとき、メッセージは、識別子Idnを用いるのみである。このように、メッセージSMSは、サービスのオフセットアドレスを含まない。そのため、通信の際のデータのバイトは減少させられる。さらに、アプリケーションをサービスの幾つかに分割することで、アプリケーションの一部のみを示すことが可能となる。この解決策は、カードに送られるメッセージのサイズを大きく減少させる。一般に、スマートカードに格納されたデータは、更新(データの削除、追加、置き換え、...)、アプリケーションの起動、停止、カードの一般的な状態を知るためにカードに問い合わせを行う要求、などのためにアクセスされる。
第2の解決策は、様々な型のデータ(OFFn、Sn)を格納するデータ処理装置、特にスマートカード(SIM)のデータの更新に加えて、メモリ空間を最適化することに向けられる。本発明による処理は、この装置の異なるメモリ領域(Z2、Z3)に各々の型のデータを格納するステップを含む。このように、領域の各々は、同一の型のデータで関連付けられる。したがって、同一のシフト規則は、同一の領域におけるデータのすべてに適用される。サービスが削除され、メモリ空間を最適化するためにシフトを用いなければならないとき、シフトを担当するプログラムは、領域の型を識別し、同一のシフト規則をこの領域のデータに適用する。
アプリケーションのサイズを減少させる第3の解決策は、次のステップを含む、すなわち、
同一の情報を含むコマンドのすべて又は一部のための参照を指定するステップ、
該コマンドのすべて又は一部を、所望の情報を格納しているデータ・ブロックを正確に指し示す関連する参照に置き換えることからなる書き込みステップ、
である。
このように、アプリケーションの参照の存在により、アプリケーションにおいて同一のコマンドを「n」回書き込むことを防止する。こうした技術は、アプリケーションのオクテットのサイズを著しく減少させることが明らかである。アプリケーション又はサービスがサーバからカードにダウンロードされるとき、データトラフィックは減少する。ダウンロードされると、アプリケーションは、カードに格納されたデータ復元プログラムによって再構築される。回復プログラムは、参照(ポインタ)を用いる。この回復処理は、以下の説明においてより詳細に与えられる。
記述を簡単にするために、図に示される同一の要素は、同じ数字を有するものとする。
図1は、解決策のすべてに適用できる実行例を伴うコンピュータ・アーキテクチャを示す。本発明者らの実行例においては、このアーキテクチャは、電気接点(図示せず)によって携帯電話MOBと接続されるSIMスマートカードを含む。本発明者らの例においては、電話は、GSM通信ネットワークを経由して、サーバSRVと通信を行う。
示されるような本発明者らの例においては、サーバSRVは、SIMカードにダウンロードできる利用可能なアプリケーションを含むアプリケーション・データベースSDBを含む。
本発明者らの例においては、サーバは、電話オペレータに属するセンタMMIも含む。このセンタは、ユーザからの要求を勘案して、特に信頼性のあるものである。これらの要求は、カードに格納されるアプリケーションを更新するための要求か、又は単にサーバSDB内の利用可能な新たなアプリケーションを導入するための要求に関するものとすることができる。本発明者らの実行例においては、ユーザは、自らの端末MOBを用いて、このMMIセンタと通信を行う。
示される例においては、ゲートウェイGWを設けて、データベースSDBとセンタMMIとを相互接続する。ゲートウェイは、様々なマシンが相互に通信することを可能にする装置(ソフトウェア及び/又は材料)であることを強調しなければならない。
本発明者らの実施例においては、アプリケーションODSを設けて、新たなアプリケーションをデータベースSDBに読み込む。本発明者らの例においては、このアプリケーションはコンピュータに格納され、オペレータが用いることで新たなアプリケーションを作成し、データベースSDBにアプリケーションを供給する。
本発明者らの実施例においては、データベースSDB、ゲートウェイGW、及びセンタMMIを、同一のサーバSRVに格納することを選択した。しかしながら、この構成は、限定的なものではなく、解決策を説明するためには、他の如何なる構成も選択可能であった。例えば、これらの3つの要素を、3つの異なるサーバに格納することも可能であった。
こうしたアーキテクチャにおいては、アプリケーションは、データベースSDBからSIMカードにダウンロードされる。本発明者らの実施例においては、サーバSRVによって送出される更新メッセージは、SMS(ショート・メッセージ・サービス)として知られる短いメッセージである。本発明者らの実施例においては、物理的モジュール及び/又はSMS−cソフトウェアを、サーバSRVのゲートウェイGWと電話機MOBとの間に挿入する。このモジュールは、サーバSRVからのメッセージを、SMS型のネットワーク・メッセージの形態で、電話機MOBに送出することができる。さらに、サーバSRVのゲートウェイに、メッセージを埋め込む手段を設ける。ゲートウェイGW又はカードへのメッセージのすべてを安全なものとするために、安全手段も用いる。
以前に明らかにしたように、アプリケーションのサイズは小さいものではない。さらに、ネットワーク全体に分布したSIMカードの数は、極めて多い。
以前に明らかにしたように、アプリケーションのサイズは小さいものではない。例えばSIMカードのアプリケーションを更新することからなるダウンロードは、次に、更新に関わるSIMカードの数によって増大した多数のSMSを送信するものとなる。更新によって相当なトラフィックが発生するため、例えばGSMネットワークといったネットワークの幾つかは、こうしたトラフィックを受け入れるようには設計されていないので、受け入れに係る問題を抱えることになる。
I)解決策によると、アプリケーションはもはや管理されないが、アプリケーションのサブアセンブリはそうではない。サブアセンブリの各々は、オンボード・システムのユーザに提供される多数の機能を含む。こうしたサブアセンブリは、本明細書の次の部分では、「サービス」(Sn)と呼ばれる。サービスは、コマンドの集合であり、コマンドの各々は、一連の連続するオクテットである。その結果、サービスには、アプリケーション構成の細分性が存在する。サービスは、一連の機能を組み合わせることができる。
第1の解決策は、次のステップ、すなわち、
サービスSnの各々に対して識別子Idnを指定するステップと、
コンピュータ及びサーバSRVの両方に、識別子Idnの各々と、関連するサービスSnとを格納するステップと、
サービスを識別する識別子を用いて通信を行うステップと、
を含む。
図2は、SIMカードに格納されたアプリケーションのツリー構造図である。本発明者らの実施例においては、このアプリケーションは、ツリーのそれぞれの位置(POS1、POS11、POS12、POS2、POS3)を伴う5つのサービス(S1、S11、S12、S2、S3)を含む。アプリケーションの幾つかは、同一のSIMカードに格納することができる。発明の原理は、カードに格納されたアプリケーションの各々について同様に適用されるので、単一のアプリケーションAPPの実施例を説明するには制限があるであろう。同様に、本発明を説明するために採用されるサービス数は、全くの任意である。
具体的には、サービスS1は、ニュースを得ることを可能にするサービスとすることができる。サービスS1に付随するサービスS11及びS12は、例えば、それぞれ、スポーツ情報及び政治情報に関するものとすることができる。サービスS2は、消費についてのコンサルティングに関するものとすることができ、サービスS3は、ユーザが例えば宝くじに参加できるようにするゲームサービスとすることができる。
ツリーの巡回は、通常は、携帯電話MOBのキーボードのキーを用いて行う。ユーザがこのツリーを見るときはいつでも、例えば、POS1に配置されたサービスを見る。ユーザが別のサービスを見ることを望む場合は、キーボードを用いて、例えばサービスS2等に自分自身が位置するように移動させる。
好ましくは、アプリケーションの各々は、格納され、更新要求があったときは削除されるように、例えばEEPROM型の揮発性メモリに格納させる。
図3は、アプリケーションAPPを格納するメモリ・ブロックCEA(図4)において、サービスSnの各々の位置POSnを格納するテーブルTABの図である。アプリケーションのサービスSnの位置POSnは、必須のパラメータではない。このパラメータは、一般に、販売目的で用いられる。一般に、このツリーの巡回は、ルートから始まる。商業戦略は、メモリ空間の価格をツリー内のサービスの位置によって変化させることからなるものとすることができる。例えば、ルートに配置されたアプリケーションAPPを選択した後、携帯電話の画面のサイズによって、該ルートに付随する多数のサービスを該画面上で見ることができる。これらのサービスは、画面上で目にする最初のサービスであり、おそらくは最も用いられるものであるため、一般に、最も高価なものである。
本発明者らの実施例においては、サービスSnの各々は、メモリ・ブロックCEAの第1のオクテットに関連する該サービスSnについての第1のオクテットの位置をオクテット数で与えることで、それぞれのインデックスOFFnによって認識される。このパラメータOFFnは、一般に、専門家によって「オフセット」と呼ばれる。このテーブルTABはまた、サービスSnの各々について識別子(IDn)を格納する。本発明者らの例においては、サービスS1はアプリケーションの位置POS1(OFF1)に配置され、その識別子はId1である。本発明者らの例においては、サービスS2はアプリケーションの位置POS2(OFF2)に配置され、その識別子はId2である。サービスS3はアプリケーションの位置POS3(OFF3)に配置され、その識別子はId3であり、以下同様である。
本発明者らの説明例においては、POSn、(Idn)、及びOFFnの情報は、テーブルで示される。しかしながら、他の何らかの手段を、この情報を示すのに用いてもよい。
図4は、メモリ・ブロックCEA内のサービス編成の概略図である。サービスは、連結、すなわち、次々に格納される。第1のサービスは、インデックスOFF1をもつ位置POS1に格納される。第2のサービスは、インデックスOFF2をもつ位置POS2に格納され、以下同様である。サービスの格納順は問わない。
以前に明らかにしたように、サービスSnの各々は、それを特徴付ける単一の識別子(Idn)によって定められる。例えばサービスを追加し、起動し、停止させ、又は削除するといったサービスを処理するための全ての要求などは、この識別子(Idn)を用いる。
例えば、SIMカードに格納された(又は、サービスがカード上にない場合は、格納されたものと仮定した)サービスの状態及び/又は位置(及び、最終的には、サービスがカード上にないことを示す何らかの情報)を認識するためには、要求に、
識別子(Idn)と、
該要求が状態及び/又は位置に関する問い合わせであることを示す特徴又は他の何らかの手段と、
が含まれれば十分である。
別の例は、新たなサービスを導入するための要求からなるものとすることができる。
この要求は、
サービスの識別子(Idn)と、
この新たなサービスSnに関連するオクテットと、
該要求がサービスの追加に関するものであることを示す特徴又は他の何らかの手段と、
最後に、ツリー内のサービスの位置POSnと、
を含む。
別の例は、SIMカードに格納されたサービスを起動させるための要求とすることができる。
こうした要求は、
サービスの識別子と、
該要求がコマンドを起動させるためのものであることを示す特徴又は他の何らかの手段と、
を含む。
本発明者らの説明例では、こうした処理要求は、専門家に知られているAZPDU(アプリケーション・プロトコル・データ単位)型のメッセージである。
図5は、1つの8ビット・オクテットを含む識別子(Idn)の概略図を示す。本発明者らの実施例においては、このオクテットの第1のビットB1は、サービスの(起動又は停止した)状態を示すように設定される。このビットは、その値(0又は1)によって、当該サービスが起動されているかどうかを示す。識別子のこのビットの存在は、カード上のサービスの(起動又は停止した)状態を認識するには、該カードの識別子をこのアプリケーションについてのサーバSDBに送信すれば十分であるという点で利点となる。
サービスがカードに格納され、且つ、停止している場合、サーバは、ビットの状態を変更することによって該サービスを起動させ、カード上の該サービスを起動させるためにこのように変更された識別子を送出する。起動に加えて、このサービスに関する新たなメニューを電話MOBの画面で見ることができる。
アプリケーションの格納域の割り当ての動的管理は、専門家によって一般に「モータ」と呼ばれるプログラムP1により行われる。格納域の割り当ての動的管理に加えて、このモータは、メモリCEAのデータを翻訳すること、言い換えると、このデータをカードが解釈可能なフォーマット、すなわち本発明者らの例においてはJAVA言語に変換するという第2の機能を確実なものとする。また、削除によって生成された空き空間をサービスが占有するので、このモータは、該サービスの削除後に、メモリに格納されたサービスのシフトを実行するために、それらを移動させる。こうしたシフトの説明は、さらに先で記載されることになる。
利点として、変更の結果は、携帯電話のユーザによるアプリケーションの実行時に、メモリ内に一時的に格納されるのみである。言い換えると、CEAデータのみが、不揮発性の方法で格納される。
この格納域の割り当ての動的管理は、メモリ分割に応じて、様々な方法で実行することができる。以下の異なるバージョンによって、この動的管理の説明が可能となる。
第1バージョン
格納域を分割する第1の方法は、以下のとおりとすることができる。メモリ構造は、サービスの長さ若しくはインデックスの長さなどの様々なデータの長さ、又は、サービス当たりの最大コマンド数を設定して、あらかじめメモリ空間を構成するように設計される。メモリは、固定されたサイズのレコードに分割される。
こうしたメモリ編成は、多くのメモリ空間を、メモリ全体に分散させて使用されないまま残し、それらをさらに使用することを困難にする。
第2バージョン
この解決策を説明するのに用いられることになる第2のバージョンは、先の問題、すなわち、利用可能な格納空間の分散を防止するような特殊なメモリ分割からなるものとすることができる。
この第2のバージョンによると、サービスSnの機能の始まりの各々は、アプリケーションの位置及び利用可能なサービスの最大数としてYを用いて、位置OFFnでアプリケーションに配置することができる。
本発明者らの説明例においては、サービスのコマンドCnの各々は、(該サービスが機能するように配置される)OFFCnと呼ばれるインデックスと、(該サービスに関連し、0から増加する番号付けを伴う)コマンドCn数によって識別される。
メモリCEAのサイズを、単一のオクテットを用いてインデックスをコード化できるような大きさにするものとする。したがって、本発明者らの実施例においては、XのインデックスOFFnがメモリに格納される場合、それらは、該メモリのXオクテットを占有することが明らかである。
このバージョンは、図6Aを参照して説明される。このバージョンによると、格納空間CEAは、領域に分割される。本発明者らの例においては、3つのデータ形式、すなわち、
サービスについてのインデックスOFFn
各サービスのコマンドの各々についてのインデックスOFFCn、及び、
アプリケーションに含まれるサービスの各々を構成するオクテット列(コマンド)、
である。
領域を編成する幾つかの方法(A及びB)が考えられる。
A− 第1の方法は、例えば、テーブルTABの第3列(すなわち、サービスのインデックス)を第1の領域に格納し、インデックス及びサービスのデータを含む、それに続くブロックを第2の領域に格納することからなる。
B− メモリを編成する別の有利な方法は、次のとおりである。図6Aは、こうした編成の概略図である。
第1の領域Z1は、メモリCEAの先頭においてインデックス(...、OFFk、OFFy、...)を格納するために確保しておく。本発明者らの例においては、この領域は、図3に見られるテーブルTABのOFFn列のためのものである。これらのインデックスは、第2の領域Z2上を指し示すことができる。
第2の領域Z2は、サービスSnの各々についてのコマンドのインデックスを含む。この第2の領域は、メモリCEAの最後のオクテットを占有する。図6Bは、この領域Z2におけるサービスS1についてのコマンドのインデックスの拡大図である。
本発明者らの説明例においては、この領域は、6つのインデックス(OFF1、OFFC2、OFFC3、OFFC4、OFFC5、OFFC6)を含む。この例においては、第1のインデックスは、メモリCEA内でサービスS1を見つけることと、実行される第1のコマンドを見つけることの両方を可能にする。他のインデックスは、このサービスS1のコマンドのインデックス(C2、C3、C4、C5、C6)である。図6Cは、図6Aに見られるサービスS1の拡大図である。この図6Cでは、コマンドと、コマンドの各々についてのインデックスとを見ることができる。
第3の領域Z3は、サービスSnを含む。この領域は、領域Z1の直後から始まることが好ましい。この領域は、サービスSnの各々のコマンドを含む。
領域Z2とZ3との間は、空き空間Z4である。
領域Z2及びZ3には、固定サイズを持たないという利点がある、すなわち、これらの領域のサイズは、ユーザの必要性に応じて展開することができる。例えば、新たなサービスが利用可能であるとき、それらのサービスは、空き空間Z4に追加することができる。
本発明者らの説明例においては、サービスS1の実行は以下のとおりである。
識別子(Idn)は、領域Z1において、選択されたサービスS1の6つのコマンドのインデックス(OFF1、OFFC2、OFFC3、OFFC4、OFFC5、OFFC6)を含む領域Z2のデータ・ブロックを指し示すインデックスOFFkを見つけることを可能にする。
これらのインデックス(OFF1、OFFC2、OFFC3、OFFC4、OFFC5、OFFC6)は、対応するサービスが存在する領域Z3を指し示す。本発明者らの例においては、第1のインデックスOFF1は、領域Z3内のサービスについてのインデックスを与える。このように、領域Z2のデータ・ブロックが識別されたとき、モータは、実行されるべき第1のコマンドを見つけることができ、選択されたサービスの該領域Z2におけるインデックスを通して、該モータは、実行する次のコマンドのインデックスを見つけることができることになる。
以前に述べたとおり、このモータの機能の1つは、新たなサービスの格納を管理することである。本発明者らの説明例においては、新たなサービスについての格納機構は以下のとおりである。
SIMカードが、新たなサービスSn及びその識別子(Idn)を受け取る。
次いで、モータは、領域の分割にしたがって、メモリ空間を割り当てる。図6Aでは、矢印F1及びF2は、それぞれ、領域Z4のサービス及び該領域Z4のサービスについてのコマンドのインデックスを格納する方向を表すように示される。
以前に述べたように、このモータの機能の1つは、新たなサービスを追加するために、利用可能な空間を再編成することでもある。例えば、サービスが削除された場合、解放されたメモリ空間を再利用可能にするために、該メモリ空間はモータによって自動的に再編成される。
例えば、処理が、識別子がId3であるサービスS3の完全な更新であると考える。図7A及び図7Bは、それぞれ、サービスを削除する演算の考え方、及び、シフト後に得られる結果の考え方を与える。
本発明者らの例においては、このサービスS3は、3つのコマンドC1、C2、C3を含む。図7Bは、このサービスS3の3つのコマンドのインデックスを格納するデータ・ブロックの拡大図である。
本発明者らの例においては、サービスS3を更新するステップは以下のとおりである。
ステップ1
モータは、取り扱うサービスの識別子Id3をエントリ・パラメータとして受け取る。
ステップ2
テーブルTAB及び識別子(Idn)を用いて、モータは、サービスS3のコマンドのインデックス(OFF3、OFFC2、OFFC1)を格納する領域Z2のインデックスOFFkを見つけることになる位置を、Z1において検索する。
ステップ3
モータは、メモリのサービス配置に関する情報の全てを保持し、次いで、サービスS3を領域Z3から削除することができる(図7Aの線を引いた領域を参照)。
ステップ4
サービスのデータが領域Z3から削除され、領域2内の関連するインデックスが削除されると、メモリは、空間Z4と同時に、2つの余分な空き空間を含む。次に、モータは、2つの空き空間を消滅させるために、領域Z3のサービス及び領域Z2のインデックスをシフトする。図7Aの矢印は、シフトに関係するサービスを示す。
メモリを3つの領域Z1、Z2、Z3に分割することは、処理のこのステップにおいて、特に有利である。第2の解決法によると、領域の各々は、同一のデータ形式と関連付けられる。したがって、同一のシフト規則が、同一の領域のデータのすべてに適用される。サービス(インデックス及びコマンド)が、同一のデータ・ブロックに格納されたとすると、モータは、該サービスの各々に対して、順に2つの異なる規則を適用することになる。これは、シフトが行われるとき、
サービスは、このデータにおいて唯一のシフト対象であり、
それに対して、インデックスは、
サービスのコマンドについての新たなインデックスを指し示すための除去と、
メモリのシフトと、
を同時に行うシフト規則の対象となる、
ことが理由である。
サービスのコマンドと対応するコマンドについてのインデックスとが同一のデータ・ブロック内に格納されると、モータは、データ形式に関連するシフト規則を適用する前に、該データ形式(コマンドであるか又はインデックスであるか)を識別しなければならず、このことが余計な処理をもたらすことになる。
したがって、メモリを異なる領域Z1、Z2、Z3に編成することで、メモリ内のサービスの更新が簡単なものになる。
モータは、領域Z3において、削除されたブロック長と等しい長さのシフトを実行することが好ましい。このシフトは、領域Z3のインデックスOFF4の後ろに配置されたデータのすべてに適用する。本発明者らの説明例においては、図7Aを参照すると、インデックスOFF4に配置されたサービスS11と、インデックスOFF5に配置されたサービスS12とが、シフトされる。
同様に、領域Z1が更新される。この領域Z1においては、インデックスは、領域Z2で削除されたブロック長と等しい長さを差し引く対象となる。
同様に、領域Z2において、モータは、削除されたブロック長と等しい長さのシフトを実行する。このシフトは、OFFkより小さいインデックスをもつデータ・ブロックのすべて、すなわち、説明例では、サービスS11及びS12についてのコマンドのインデックスを含むブロックに適用する。さらに、Z2において、コマンドOFFCnのインデックスは、領域Z3のサービスS3に対応するブロック長と等しい長さを差し引く対象となる。
解決策は、サービスの更新に限定されるものではない。同一の原理を用いて、コマンドの更新が完全に可能である。
本発明者らの例においては、新たなサービスをカード上に受け取る前は、このサービスSnのコマンドの最大数は未知である。サービスSn又はコマンドCnの最大サイズもまた、未知である。メモリ割り当ての動的管理の際、定期的に、すなわち、空き空間Z4のサイズを認識することからなるサーバ要求時に、計算が行われることが有利である。
空き空間Z4を計算する第1の方法は、領域Z2の第1のインデックスを領域Z4の第1のインデックスから差し引くことからなるものとすることができる。
空き空間Z4を計算する第2の方法は、アプリケーションを格納するために確保されたメモリ空間ZTのサイズZTと、このメモリ空間ZTの区画Z1、Z2、及びZ3によって同時に占有されるメモリ空間との間の差し引きからなるものとすることができる。このため、サーバは、揮発性メモリ内でアプリケーションAPPに割り当てられたメモリ空間のサイズZTの情報を受け取らなければならない。このように、サーバSRVは、SIMカードに格納されたアプリケーションの各々についての新たなサービスを格納するための利用可能サイズを知ることができる。この計算は、アプリケーションの供給者が代わり、新たな供給者がカードの状態を知らない場合、有利となることがある。
以前に明らかにしたように、アプリケーションのメモリ割り当ての動的管理は、モータによって動的に行われる。好ましくは、このモータは、カードに格納され、SIMカードの供給者間の相互運用性を確実なものとするように、オンボード・システムのための共通インターフェースを用いて開発される。モータをカード外に格納することを当然考えることができるが、このケースには利点がない。例えば、このモータは、携帯電話MOBに格納させて実行することができる。しかしながら、こうした解決策は、こうしたモータを必ず格納する電話の使用を強いることになるので、困難である。
スマートカードには、JavaCard型のSIMカードの製造者のすべてに共通のインターフェースをもつJAVA仮想マシンを搭載することが有利である。好ましくは、このカードは、プログラミングのためのAPI共通インターフェースに完全に適合するものである。この解決策を用いることは、SIMスマートカードのためのJAVAアプリケーションの範囲内で有利である。メモリ空間の節約が重要なこうした状況においては、本発明は、制約(サービス、コマンドのサイズ、サービス当たりのコマンド数)の幾つかを免れると同時に、厳密に必要な空間のみを消費することを可能にする技術的な解決策を提供する。
利点として、コンピュータシステムは、ユーザの各々の情報を備えるデータベースUDBを含む。このデータベースは、サーバSRVの他の構成要素と通信を行うことができるように、ゲートウェイに接続される。このUDBデータベースは任意である。それは、特に、例えばアプリケーションを格納するカードの各々についてのメモリサイズ、又はSIMカードの各々に既に格納されたアプリケーションなどの様々な情報の格納を可能にする。より一般的には、それは、SIMカードの状態の記述を含むデータベースを含む。このように、新たなサービスを導入する前に、サーバUDBは、例えばベースSDBによって、このサービスが該当するカードに既に導入されているかどうかを知るために問い合わせされる。それは、導入されたサービスのバージョンに関する情報を格納することもできる。好ましくは、このデータベースは、主に識別子(Idn)を格納し、図3に記載されたテーブルの位置POSnを格納することも有利である。したがって、このサーバとの通信は、サービスの(Idn)識別子を用いて行うことが好ましい。
本発明者らの実施例においては、識別子は明確な構造を有する。それは、1つ又は幾つかのオクテットでコード化することができる。理想的には、識別子の第1のビットは、サービスの状態を定めるのに用いられる。このように、可能なサービス数が0から128までの間の場合は、1つのオクテットが用いられ、サービス数が0から128*255までの間の場合は、2つのオクテットを用いることになり、サービス数が0から128*255*255の場合は、3つのオクテットを用いることになり、以下同様である。
本発明者らの実施例において、図2を参照すると、サービスS1は、メインメニューM1と、ノードS1の下位のサービスS11及びS12に関連するサブメニューM21及びM22とを含む。コマンドは、例えばSMSの送出とすることができる。例えば、サービスS1が情報の取得を可能にするサービスであり、該サービスS1に付随する下位サービスS11及びS12が、例えばそれぞれスポーツ情報及び政治情報に関するものである場合、ユーザは、スポーツに関する情報を得ようと望む場合には項目S12を選択し、コマンドSMSはネットワークを通して送出される。
コマンドは、
ローカルサーバに電話をかけること、
SMSメッセージを送って天気予報又はスポーツ結果などの情報を受け取ること、
WAPサービスを作動させること、
などとすることもできる。
一般的には、メニューはツリー形態で示すことができる。ツリーは、ノード及びリーフを含む。本発明者らの説明例において、ツリーのリーフ上のメニューは、それらを選択することでカードから電話へのコマンドが発生する「事前対応型」と呼ばれるコマンドである。コマンドの各々は、極めて正確な機能を有する。本明細書の次の部分で、例として幾つかの機能を説明することになる。
前述のように、携帯電話の画面上で、メニュー及びサブメニューによってサービスを起動させることができる。図8は、そのノードにメニュー及びサブメニューの幾つかを含むツリー構造図である。図2とは異なり、この図は、ノード数が幾つでもよいツリーを示す。ツリーの階層数も幾つでもよい。しかしながら、この例の記載を簡単にするため、3つの階層N1、N2及びN3を含むツリーを用いて本発明を説明することを選択した。
階層1は、アプリケーションAPPに関連するメインメニューMPのためのものである。
階層2は、階層N1の下位の階層であり、ya個のメニューを含む。図では、それらに、M1、M2、...、Myaと印をつける。
階層N3は、階層N2の下位であり、サブメニューを含む。メニューの各々(M1、M2、...、Mya)は、yb数のサブメニューを備える。したがって、メニューM1は、図においてM11、M12、...、M1ybと印をつけたyb個のサブメニューを備える。メニューM2は、図においてM21、M22、...、M2ybと参照されるyb個のサブメニューを備え、以下同様である。
次に、アプリケーションAPPについてメモリに格納されるメニュー及びサブメニューの数は、次の数式、
Y=YA+YA×YB
を用いて得られることが理解できる。
パラメータYは、互いに独立にサービスを導入し、更新することが可能な位置の数を与える。サーバは、或るSIMカードから別のカードにかけて異なることがあるこのパラメータを知ることになる。
このパラメータYを知ることで、スマートカード型のオン・ボードシステムに置かれたアプリケーションの正確な作動状態を、最小のトラフィック(より少ないコスト)で知ることが可能となる。
本発明者らは、アセンブリ・ステップが、コンピュータのメモリ(CEA)及びマシンのメモリ(SRV)の両方に、識別子(Idn)の各々及び関連するサービスSnの幾つかを格納するステップを含むことを明らかにした。このように、識別子(Idn)をカードに、又はカードから送出することで充分である。カード及びサーバに格納されたプログラムは、この識別子を処理し、関連サービスを見つけることを可能にする。このプログラムは、カードのメモリ、好ましくは、サービスの更新を行うことができるように揮発性メモリに格納しているサービスを管理することも可能である。格納後、モータは、サービスが格納されるインデックスを格納する。このように、このプログラムは、その識別子(Idn)から始まるメモリCEA内の関連するサービスの位置に戻ることができる。
この識別子を処理するステップは、アプリケーションを取り扱うときに行われる。
有利なことに、プログラムは、ネットワーク全体に分布したSIMカード間の相互運用性を確実なものとするために、JAVAインターフェースを用いて開発される。
帰属ステップの際、識別子(Idn)のビットの一部は、装置のメモリ内のサービスの(起動又は停止した)状態を示すのに用いられることも明らかにした。サーバが、この識別子anを取得するためにカードに問い合わせをして、その状態を知ることで十分である。この識別子は、カード上のサービスを起動又は停止させるために、マシン(SRV)で用いられる。
本発明者らの実施例において、本発明者らは、こうしたプログラムは、サービスSnの識別子(Idn)及びそのインデックスOFFnに関連するデータを、端末が理解できる言語に変換することを明らかにした。利点として、プログラムは、サービスの削除後、削除によって生成された空き空間を占有するようにサービスを移動させるために、サービスを格納したメモリのシフトも行う。
この解決策は、1つ又は幾つかのサービスを更新するために、アプリケーションを幾つかのサービスに分割することを可能にする。この解決策は、システムのユーザに新たなサービスを提供することを可能にするように、ネットワークに接続されたオンボード・システムに機能的な自由度を取り入れる。
この解決策はまた、マーケティングを行い、より良い方法でユーザの希望を目標とし、該ユーザに興味を起こさせるサービスのみを該ユーザのために更新する際に、新たな解決策の実行を可能にする。
この解決策はまた、所与の期間、サービスを導入し、後にそれらを置き換えることを可能にする。
この解決策は、ユーザの特定の要求により適切に適用されるため、カードに格納されたアプリケーションの該ユーザによる利用を増加させることが明らかである。
サービスの各々を識別することからなる解決策によって、ネットワークを通過するメッセージのサイズを減少させることが可能となる。
今後、インデックスの管理は、カードに導入されたモータによって、カード上で実行される。サーバがカードに問い合わせを行うとき、カードのメモリ内のサービスのインデックスを特定することはもはや不要である。更新時のサービスのシフト管理はまた、新たなサービスを格納するための空き空間を増加させる。メモリ空間の損失は発生しない。この技術は、サーバをクライアントの各々について異なるこのパラメータの管理から解放することを可能にし、サーバについての処理を極めて簡単なものにする。
一般的には、この解決策は、分散型システムの場の全体にアプリケーションを配布するための実行可能な管理システムを提供する。
II)以前に明らかにしたように、スマートカードは、極めて制限されたサイズのメモリ空間を有する。一連のオクテットで構成されたコマンドのすべては、メモリ空間に順番に格納される。しかし、同一のコマンドがサービスの幾つかによって用いられることが多い。
別の解決策は、コマンドのオクテットを含むデータ・ブロックを指し示すことができる参照を、同一のオクテットを含む命令のすべて又は一部に割り当て、コマンドのすべて又は一部を関連する参照によって置き換えることからなる。
この解決策は、サービスのオクテットのサイズを減少させるために、冗長な情報を分解することからなる。
以下の2つの例によって、この解決策を説明する。
第1の実施例
図2を参照して前述されたようなサービスツリーにおいては、ツリーのリーフ、すなわち、該ツリーの末端に配置されたノードは、事前対応型コマンドである。ルートとリーフとの間の中間層に配置されたノードとは異なり、事前対応型コマンドの実行は、携帯電話MOBに送出されたコマンドである。
これらのコマンドは、異なるクラスのオクテット列を含む。本発明者らの実行例においては、3つのクラスのオクテット列を考えるものとする。図9には、コマンドCnのための様々なオクテットのクラスを概略的に示す。
オクテットの3つのクラスは以下のとおりである。
1−コマンドの型と同一の第1のオクテットのクラスT1であり、したがって、これらのオクテットは、メモリ内にこの型のコマンドが現れるのと同程度に何度も該メモリ内に現れる。
2−実行のためのコマンドに特定の第2のオクテットのクラスT2であり、コマンドの各々について本来的に異なる。オクテット・ストリングは、多くの場合1つのコマンドから別のコマンドへと繰り返されることが起こる場合がある(しかし、コマンドのすべてについて繰り返されるわけではなく、このことが、それらを、同一の型のコマンドのすべてにおいて同一のストリングが繰り返されるクラスT1のオクテットとは異なるものとする)。
3−先の2つの型のオクテットに従って計算された第3のオクテットのクラスT3である(例えば、コマンドの長さは、両方の型のオクテットT1及びT2に基づいた計算を用いて得られる)
冗長な情報の分解は、関連するオクテットのクラスによって、様々な方法で実行することができる。以下のバージョンでは、この分解を説明する。
バージョン1
原理は、T2型のカード情報と、モータが構成規則を見つけて戻ることを可能にする参照(すなわち、ポインタ)とを与えることである。この規則は、T1型の情報を含む。このバージョンによると、T1型の情報は、サーバとカードとの間の如何なる通信にも先立って、メモリに格納される。この格納は、例えばカードのカスタマイズ時に行われる。次に、T3型の情報は、再構成規則を指し示す参照を用いて情報T1からT3までをもつメッセージを最終的に復元するカードのモータによって、自動的に計算される。
バージョン2
T2型の情報の間では、オクテット・ストリングが1つのコマンドから別のコマンドへと繰り返される場合が多い。その時は、情報を複製しないように、第2の参照機構が導入される。コマンドポインタAは、例えばコマンドBのためのバイト・ストリングを指し示す。
バージョン3
コマンドの集合体を備えるサービスにおいては、多くの場合、同一のコマンドの集合がアプリケーション内の幾つかの場所に存在することが起こる。こうした場合には、機構は、アプリケーションを、事前対応型コマンドの集合が集まったモジュールの形態に分割することを可能にし、モジュール間をラッピングすることを可能にする。このように、サービスに格納されたポインタは、コマンドの組を置き換えることができる。
バージョン4
T2型のパラメータにおいては、ストリングの幾つかは、アプリケーション内でユーザがたどった経路に従って、動的に見つけることができる。例えば、事前対応型コマンドの中で、その幾つかはメッセージを含むSMSを送出することを可能にする。このメッセージは、要求されたサービス(天気予報、情報、...)によって異なる。実際には、SMSの内容は、選択されたツリーのリーフによって部分的に決まることになる。
事前対応型コマンドの別の例は、通話の送出とすることができる。
SMSの送出は、選択されたサービスにそれ自体がリンクされるパラメータに取り付けられる。SMSメッセージを送出することからなる処理は、次のように実行することができる。
第1に、ツリー全体を巡回する際、連続的に選択されたノードの各々(例えば、名称、又はこのコマンドに関連するオクテット・ストリング)は、例えばカードのバッファメモリに保存される。例えば、ユーザがコマンドC1を選択する場合、該コマンドの名称はバッファメモリに保存され、次いで、該ユーザがツリーの下位コマンドを選択する場合、このサービスの名称も、バッファメモリに保存される。
ユーザがツリーのリーフを選択する場合、これは事前対応型コマンド、例えばSMSの送出の実行を要求する。次いで、プログラムが起動して、このバッファメモリからパラメータ(コマンドの名称)を引き出し、それらをSMSメッセージに、より正確にはこのために与えられたパラメータを取得することができるフィールドに挿入する。
言い換えると、所与の型の事前対応型コマンドに関する強調表示をもつリーフの各々は、ツリー内で行われた巡回にしたがって、コマンドを構築している同一のプログラムを起動させることになる。例えば、同一のSMSコマンド発生器は、選択によってSMSの送出が要求されるツリーのリーフのすべてによって用いられることになる。
利点として、巡回時に、ユーザがより低い階層(n−1)からより高い階層(n)へ進む場合、機構は、階層(n−1)のノードの名称をバッファメモリから削除することに留意すべきである。
第2の実施例
この第2の解決策を説明する第2の実現例は、以下のとおりである。この第2の例は、コマンドのちょうど中央での分解機構を説明するものである。
図10は、サービスを格納するのに用いられるメモリCEAのメモリ・ブロックを示す。この例においては、記載を簡単にするために、コマンドのインデックス及び対応するコマンドは、同一のデータ・ブロックで表した。当然のことながら、コマンドのインデックス及びコマンドは、図6A又は図7Bについて記載された内訳に従って、すなわち、領域Z2にはインデックスを、領域Z3にはコマンドを格納することができた。
このサービスは、好ましくはメモリ占有を最適化するためにコマンド間に空間を空けずに、次々に格納されるコマンド(C1−C11)の幾つかを含む。本発明者らの実現例においては、コマンドのインデックスのすべてを含むフィールドCH1は、このメモリ・ブロックの第1のバイトを占有する。
コマンドCnの各々は、独自のインデックスを有し、コマンド型に特定のデコード規則を用いる。したがって、コマンドCx実行後のユーザの反応次第で、このコマンドの実行は、それぞれのインデックスによって識別される他の様々なコマンドのきっかけとなることができる。例えば、コマンドがユーザによるPINコードの登録に関するものである場合、次のコマンドは、該ユーザが該コードを正確に入力したか又は誤って入力したかによって決まる。
結果として、インデックスは、将来可能性のあるコマンドの各々について、サービスのコマンドの各々に格納されなければならない。
特定のコマンドC1の実行に関係するコマンドC3、C5、C8の各々についてのデコード規則もまた、実行されるコマンドC1のバイト・ストリングに含まれなければならない。
コマンドに関連するバイト数は、極めて大きくなる可能性がある。
図11は、コマンドC1の実行がコマンドC3、C5、又はC8の実行のきっかけとなることができる例を表した図である。したがって、このコマンドは、コマンドC3、C5、及びC8のインデックスと、それらのそれぞれのデコード規則とを含む。
例えば、10個のコマンド型が存在する場合を考えることができる。したがって、コマンドのバイト・ストリングをデコードするために、10個の異なる規則が必要となる。
この第2の例を説明するために、
コマンドの実行が、C3、C5、及びC8のうち少なくとも2つの異なるコマンドの実行の原因となる場合があることと、
コマンドの総数Aは、サービス当たり25を超えないこと、
を仮定する。
解決策の原理によれば、コマンドの各々は、参照X(58、35、13)に置き換えられ、該参照は、
それぞれ、フィールドCH1を直接指し示して、実行されるべき次のコマンドのインデックス(OFFC3、OFFC5、OFFC8)を取得し、
関連するデコード規則を実行するために、実行されるべきコマンドの型Zを与える、
ことになる。
当該コマンドのインデックス及びその型が見つかると、次のコマンドを実行することができる。
本発明者らの例においては、この参照は、図10でXの符号を付けた仮想パラメータである。好ましくは、この参照は、所要の空間を最小化するために、できるだけ少ないバイト数しか持たないものである。それは、コマンド型の各々について取り得る最大数によって決まることになる。
解決策は、この参照Xを用いることと、2つの結果を提供することができる2つの別個の数学的関数を用いることからなり、該関数の一方はインデックスを与え、他方はデコード規則に対するポインタを与える。
次に、このバイトについて取り得る値の範囲は、コマンド型の各々について等間隔に分割される。コマンド型を決定する限定されない方法は、次のとおりとすることができる、すなわち、
参照Xが0から24までの場合、コマンドは1型であり、
参照Xが25から49までの場合、コマンドは2型であり、
以下同様である。
本発明者らの実現例においては、DIV演算子がこうした結果を与えることになる。コマンド型は、数学的演算、
Z=XdivA、すなわち、A=25の場合、Z=Xdiv25、
によって得られる。
数学的演算、
Y=XmodA、すなわち、A=25の場合、Z=Xmod25、
は、事前に定められたフィールドCH1において、実行される次のコマンドのインデックスを取得するのに用いられる。
DIV演算子及びMOD演算子の性質は、次のとおりであることに留意されたい。
nDIVp=q:pによるnの整数除算が、商の整数部を与える。
nMODp=q:pによるnのモジュロ除算が、剰余rを与える。
本解決策は、これらの2つの型の数学的演算に限定されるものではない。
冗長な情報を分解するこの技術は、カード上のサービス及びコマンドのサイズを著しく減少させる。この技術は、
サーバSDBからカードに送ることが必要なSMSメッセージ数の減少、及び、
スマートカード上でアプリケーションによって占有されるメモリ空間の減少、
の両方を可能とする。
この解決策は、カード内のサービス又はアプリケーションの数を増加させることを可能にする。
この発明は、また、コマンド間のこの巡回を管理するのに必要なメモリサイズの最大限の削減を可能にし、コマンドシフトのデコード規則の識別子を格納することからメモリ自体を解放することも可能にする。
一般的に言えば、カードのメモリ空間を最適化する解決策は、データ形式の各々を該装置の異なるメモリ領域(Z2、Z3)に格納することで特徴付けられる。領域の各々は、更新のための独自の規則を有する。
本発明者らの説明例においては、更新がデータを削除することからなる場合、マイクロコントローラユニットは、領域(Z2)のデータ形式が別の領域(Z3)に配置されたデータの位置に関連するものであるとき、
解放されたメモリ空間を使えるように戻すために、この領域(Z2)を再編成するメモリのシフトと、
該領域(Z3)のデータシフトに加えて、新たな位置を考慮した位置の更新と、
を実行するためにプログラムされることを明らかにした。
反対に、領域(Z3)のデータ形式がサービス(Sn)に関連するものであるとき、この更新は、解放されたメモリ空間を使えるように戻すために、領域(Z3)のサービスをシフトさせることからなる。
好ましくは、サービス(Sn)の各々は、識別子(Idn)によって識別される。したがって、この識別子(Idn)を含むデータを更新するためにコマンドを受け取るとき、このサービスに関連する種々の形成のデータに付随する様々なメモリ領域を識別することが残る。
この第2の解決策は、明らかに、材料の制約が極めて厳しく、メモリ空間の節約が極めて重要となるスマートカードに適したアプリケーションであることがわかる。この第2の解決策は、事前対応型コマンド間の巡回を確実なものとするために必要な空間の削減を可能にする。
この第2の解決策はまた、処理と、該処理のステップを実行するためのプログラムに関する。
解決策のすべてを適用できるコンピュータシステムの図である。 カード上にツリー構造によって格納されたアプリケーションの概略図である。 サービスの各々と、その機能が発明を実施するための最良の形態に記載される1つの識別子と、アプリケーションのツリー構造におけるサービスのそれぞれの位置とを含むテーブルを示す実施例の図である。このテーブルは、カードと、該カードと通信を行うマシンとによって、認識される。 カードのメモリのサービス編成の図である。 識別子を構成するビットの概略図である。 カードに格納されたデータの概略図であり、この図は、該データを第1の解決策に従ってメモリに格納する方法を示す。 図6Aの2つの異なる部分の拡大図である。 図6Aの2つの異なる部分の拡大図である。 カードに格納されたデータの概略図であり、この図は、サービスの削除に加えて、メモリデータをシフトする方法を示す。 図7Aの囲み部分の拡大図である。 シフトが完了した後のメモリの図である。 2つの階層にわたるアプリケーションのツリー構造を説明する例を示し、カード上で未決定の多数のノードを含むものである。 サービスのコマンドにおけるオクテットの様々なクラスの概略図である。 メモリ内のサービスの図である。この図は、第2の解決策の実行の第2の例である。この第2の例は、コマンドのちょうど中央に配置される。 図10の第2の例の理解を助けるものである。

Claims (8)

  1. マイクロコントローラを備え、種々の形成のデータ(OFFn、Sn)を格納するデータ処理装置、特にスマートカードであって、前記データ形式の各々は、前記装置の異なるメモリ領域(Z2、Z3)に格納され、前記マイクロコントローラは、該装置のメモリ内のデータを更新するとき、前記領域(Z2、Z3)の各々に固有の更新規則を実行するようにプログラムされることを特徴とする装置。
  2. 前記更新がデータの削除からなる場合、前記マイクロコントローラは、領域(Z2)の前記データ形式が別の領域(Z3)に配置されたデータの位置に関連するものであるとき、
    解放されたメモリ空間を使える状態に戻すために、前記領域(Z2)を再編成するメモリシフトと、
    前記領域(Z3)のデータのシフトに加えて、新たな位置を考慮した位置の更新と、
    を実行するようにプログラムされることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記更新がデータの削除からなる場合、前記マイクロコントローラは、領域(Z3)の前記データ形式がサービス(Sn)に関連するものであるとき、解放されたメモリ空間を使える状態に戻すために、前記領域(Z3)のサービスのシフトを実行するようにプログラムされることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  4. 前記サービス(Sn)の各々は、識別子(Idn)によって識別され、前記マイクロコントローラは、前記識別子(Idn)を含むデータ更新のためのコマンドを受け取るとき、該サービスに関連する種々の形成のデータに付随する様々なメモリ領域を識別するようにプログラムされることを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 種々の形成のデータ(OFFn、Sn)を格納するデータ処理装置、特にスマートカード(SIM)において、データの更新に加えてメモリ空間を最適化する処理であって、前記データ形式の各々を前記装置の異なるメモリ領域(Z2、Z3)に格納するステップと、該装置のメモリのデータを更新するとき、前記領域(Z2、Z3)の各々に固有の更新規則を利用するステップとを含むことを特徴とする処理。
  6. 前記更新がデータの削除からなる場合であって、領域(Z2)の前記データ形式が別の領域(Z3)に配置されたデータの位置に関連するものであるとき、
    解放されたメモリ空間を使える状態に戻すために、メモリをシフトして前記領域(Z2)を再編成するステップと、
    前記領域(Z3)のデータのシフトに加えて、新たな位置を考慮して位置を更新するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項5に記載の処理。
  7. 前記更新がデータの削除からなる場合であって、領域(Z3)の前記データ形式がサービス(Sn)に関連するものであるとき、前記領域(Z3)のサービスをシフトするステップを含むことを特徴とする、請求項5に記載の処理。
  8. 請求項1から請求項4までのうちの1つに定められたデータ処理装置上で実行されるとき、請求項5から請求項7までのうちの1つに定められたステップを実行するためのプログラムコード命令を含むコンピュータプログラム。
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