JP2005517345A - Dsch電力制御方法 - Google Patents

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Abstract

本発明に係る無線通信システムにおけるDSCH電力制御方法で、DSCHを伝送するセルは端末機から信号を受信し、受信された信号によってDSCHを伝送するセルをプライマリに設定するか、またはノンプライマリに設定するかを判断し、前記判断結果によってDSCH伝送電力を制御する。前記セルがプライマリに設定されるとDSCH伝送電力は減少し、ノンプライマリに設定されるとDSCH伝送電力は増加する。本発明のDSCH電力制御方法では、受信信号品質が劣悪である場合、DSCHを伝送するセルが自身の状態をノンプライマリに設定することで、典型的なSSDTでのように、受信信号品質が劣悪である場合もプライマリセルに設定されて伝送電力を減少させることを予防できる。

Description

本発明は、無線通信システムに係るもので、詳しくは、3世代無線通信システムのダウンリンク共有チャネル(DSCH)電力制御方法に関するものである。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は、欧州式2世代移動通信標準であるGSM(Global System for Mobile Communications)システムから進化した第3世代移動通信システムであって、GSM核心網(Core Network)とWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)無線接続技術に基づいて、より向上した移動通信サービスの提供を目標にする。
ここで、1世代移動通信は、アナログ方式をいい、2世代移動通信は、デジタル方式への進化を意味し、3世代方式は、通常IMT−2000といって通信能力の画期的な発展を意味する。
そして、UMTSの国際的な標準化作業のために、1998年12月に欧州のETSI、日本のARIB/TTC、米国のT1及び韓国のTTAなどの国家連合または国家標準制定機構が第3世代移動通信標準化グループ(Third Generation Partnership Project;以下、3GPPと略称する)という組合を構成し、この3GPPを通して欧州方式IMT−2000システムであるUMTSの細部的な標準明細書(Specification)を規定している。
このような3GPPでは、UMTSの迅速且つ効率的な技術開発のために、各網構成要素とこれらの動作に対する独立性を考慮して、UMTSの標準化作業を5個の技術規格グループ(Technical Specification Groups;以下、TSGと略称する)に分けて進行している。各TSGは、関連した領域内で標準規格の開発、承認及びその管理を担当するが、これら中、無線接続網(Radio Access Network;以下RANと略称する)グループ(TSG−RAN)は、UMTSでWCDMA接続技術(非同期CDMAともいう)を支援するための新しい無線接続網であるUMTS地上無線接続網(UMTS Terrestrial Radio Access Network;以下、UTRANと略称する)の機能、要求事項及びインターフェースに対する規格を開発する。
TSG−RANグループは、再び全体会議(Plenary)グループと4個の運営グループ(Working Group)とに構成されている。第1運営グループ(WG1:Working Group1)では、物理階層(第1階層)に対する規格を開発し、第2運営グループ(WG2:Working Group2)では、データリンク階層(第2階層)及びネットワーク階層(第3階層)の役割を規定する。また、第3運営グループでは、UTRAN内の基地局、無線網制御器(Radio Network Controller;以下、RNCと略称する)及び核心網(Core Network)間のインターフェースに対する規格を定め、第4運営グループでは、無線リンク性能に関する要求条件及び無線資源管理に対する要求事項などを論議する。
図1は、従来及び本発明が適用される3GPP標準に係るIMT−2000システムの無線接続網(UTRAN)の概略的な構造を示した図である。
図1を参照すると、UTRAN110は、一つ以上の無線網副システム(Radio Network Sub−systems;以下、RNSと略称する)120、130により構成され、各RNS120、130は、一つのRNC121、131と、そのRNC121、131によって管理される一つ以上の基地局(Node B)(122、123)(132、133)とから構成される。そして、前記RNC121、131は、GSM網との回線交換通信のために移動交換機(MSC、Mobile Switching Center)141と連結されており、GPRS(General Packet Radio Service)網とのパケット交換通信のためにSGSN(Serving GPRS Support Node)142と連結される。
そして、基地局(Node B)(122、123)(132、133)はRNC121、131によって管理され、アップリンクには移動局150の物理階層から送る情報を受信し、ダウンリンクリンクにはデータを移動局(移動端末機)150に送信する、移動局に対するUTRANのアクセスポイント(Access Point)の役割を担当する。RNC121、131は、無線資源の割当及び管理を担当するが、基地局(Node B)の直接的な管理を担当するRNCを制御RNC(CRNC:Control RNC)といい、共用無線資源の管理を担当する。各移動局に割り当てられた専用無線資源(Dedicated Radio Resources)を管理する所は担当RNC(SRNC:Serving RNC)という。制御RNCと担当RNCは同一であるが、移動局が担当RNCの領域から脱して他のRNCの領域に移動する場合は、制御RNCと担当RNCは異なる。UMTS網内の多様な構成要素は、その位置が異なるため、それらを連結するインターフェースが必要である。基地局(Node B)とRNC間はlubインターフェースで連結され、RNC間はlurインターフェースで連結される。そして、RNCと核心網とのインターフェースをluという。
図2は、移動局とネットワークが公衆を通して無線で接続するための3GPP無線接続網標準のインターフェースプロトコルの構造を示した図である。
図2を参照すると、無線接続インターフェースプロトコルは、水平的に物理階層(PHY:Physical Layer)、データリンク階層及びネットワーク階層により構成され、垂直的には制御信号(Signaling)伝達のための制御平面(Control Plane)と、データ情報伝送のための使用者平面(User Plane)とに区分される。ここで、使用者平面は、音声やIPパケットの伝送などの使用者のトラフィック情報が伝達される領域で、制御平面は、網のインターフェースや呼の維持及び管理などの制御情報が伝達される領域である。
図2の各プロトコル階層は、通信システムで広く知られた7階層の開放型システム間相互接続(Open System Interface;OSI)基準モデルの下位3個の階層に基づいて、第1階層(L1)、第2階層(L2)及び第3階層(L3)に区分される。
第1階層(L1)は、無線インターフェースに対する物理階層(PHY:Physical Layer)の役割を行い、上位の媒体接続制御(Medium Access Control;以下MACと略称する)階層とは各伝送チャネル(Transport Channel)を通して連結されており、伝送チャネル(Transport Channel)を通して物理階層に伝達されたデータを無線環境に合う多様なコーディングと変調方式などを利用して受信側に伝達する役割を担当する。
物理階層(PHY)とMAC階層間に存在する伝送チャネル(Transport Channel)は、移動局が独占的に利用するか、または多数の移動局が共有して使用するかによって、専用伝送チャネル(Dedicated Transport Channel)と共用伝送チャネル(Common Transport Channel)とに区分される。
そして、第2階層(L2)は、データリンク階層(Data Link Layer)の役割を行い、多様な移動局がCDMA無線網の無線資源を共有できるようにする。第2階層(L2)は、MAC階層、無線リンク制御(Radio Link Control;以下RLCと略称する)階層、パケットデータ収斂プロトコル(Packet Data Convergence Protocol;以下PDCPと略称する)階層、及び放送/マルチキャスト制御(Broadcast/Multicast Control;以下BMCと略称する)階層に分けられる。
前記MAC階層は、論理チャネルと伝送チャネル間の適切な対応(Mapping)関係によりデータを伝達する。各論理チャネルは、上位階層とMAC階層とを連結させるチャネルであって、伝送される情報の種類によって多様な論理チャネルが提供される。一般に、制御平面の情報を伝送する場合は制御チャネル(Control Channel)を、使用者平面の情報を伝送する場合はトラフィックチャネル(Traffic Channel)を使用する。
RLC階層は、上位から伝送されたRLC SDUの分割及び連結(Segmentation and Concatenation)機能により伝送に合う適切なRLC PDUを構成し、伝送中に消失されたRLC PDUの再伝送を担当する自動反復要求(Automatic Repeat request:ARQ)機能を行うことができる。上位からのRLC SDUを処理する方式によって、透明モード(Transparent Mode)、無応答モード(Unacknowledged Mode)及び応答モード(Acknowledged Mode)の三つの方式で動作し、RLC階層には、上位階層からのRLC SDUまたはRLC PDUを保存するためのRLCバッファーが存在する。
一般に、使用者平面で第2階層(L2)により上位階層に提供される使用者データの伝送サービスを無線ベアラ(Radio Bearer:RB)と定義し、制御平面で第2階層(L2)により上位階層に提供される制御情報の伝送サービスをシグナリング無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)と定義する。
また、図2から分かるように、RLC階層とPDCP階層の場合は、一つの階層内に多数のエンティティ(Entity)が存在できる。これは、一つの移動局が多数の無線ベアラを有し、一般に、一つの無線ベアラに対して一つのRLCエンティティ及びPDCPエンティティが使用されるためである。RLC階層及びPDCP階層の各エンティティは、各階層内で独立的な機能を行うことができる。
第3階層(L3)の最も下部に位置したRRC階層は、制御平面のみで定義され、各無線ベアラの設定、再設定及び解除と関連して伝送チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。このとき、無線ベアラが設定される(RB setup)ことは、特定サービスを提供するために必要なプロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、それぞれの具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。RRCメッセージを通して上位階層から伝達される各制御メッセージの伝送も可能である。
前記伝送チャネル(transport Channel)は、第1階層が上位階層に提供するサービスである。伝送チャネルは、如何なる特性のデータが如何なる方式でエアーインターフェースを通して伝送されるかによって定義される。伝送チャネルは、専用チャネル(dedicated Channel)と共有チャネル(common Channel)とに区分される。専用伝送チャネルは、ただ一つのタイプのDCH(dedicated Channel)のみが存在する。その反面、共有伝送チャネルには、六つのタイプ、即ち、BCH(broadcast Channel)、FACH(forward access Channel)、PCH(paging Channel)、RACH(random access Channel)、CPCH(common packet Channel)及びDSCH(downlink shared Channel)が存在する。
これら中、DSCHは、多数の端末機により共有されるダウンリンク伝送チャネルである。DSCHは、一つまたは多数のダウンリンクDCHと関連されており、全体のセル、またはビームフォーミングアンテナを使用する場合はセルの一部に伝送される。
図3は、DSCHのフレーム構造を示した図で、図3に示したように、各フレームは、10msの長さを有して15個のスロットに構成される。各スロットは、Tslot=2560チップの長さを有する。
一つのDSCHは、単一フレーム水準(10ms)或いは多様なフレーム水準に行われる時分割スケジューリングを通して多様な端末機により共有される。従って、DSCHは、比較的低い活動性及びバースティ(bursty)なトラフィックを有する多数の端末機が、共有チャネル化コード資源を利用して高速のチャネルを共有できるようにする。
チャネル化コード資源を共有する主な方法は、時間ドメインで一度に一つの端末機にコード資源を割り当てることである。このような方法を使用する場合も、コードを多重化するのに制限が伴う。即ち、一つ以上の端末機がDSCHのために割り当てられた一端のコードの一部分を利用して同時にDSCHデータを伝送することは、支援されるペイロードの大きさ内で粒度(granularity)を増加させるのに有用である。従って、DSCHのための電力制御は、DSCHを占有する各端末機と関連して行われる。
各端末機は、DSCHに割り当てられた拡散率(spreading factor:SF)のルートチャネル化コード(root Channelization code)により区分される。例えば、DSCHの拡散率(SF)がそれぞれ4、8、16、64であると、それぞれ4、8、16、64個のルートチャネル化コードが存在する。高度のチャネル化コードは、低度の各チャネル化コードから分岐されて発生する。DSCHは、一つまたは多様なダウンリンクDCHと関連されている。即ち、DSCHを占有している端末機は一つのDCHを有する。電力制御と関連して、端末機は、基地局から伝送されたDCHの電力を測定し、測定された電力水準に基づいて送信電力制御(TPC)命令を生成して基地局に伝送する。前記基地局は、端末機から受信したTPCによってDCHの電力水準を調節する。また、基地局は、ダウンリンクDSCHのための別途のTPCなしに、前記DCHと関連されているDSCHの電力水準を更新することができる。前記DSCHの電力がDCHの電力と関連される理由は、DSCHが多様な端末機により共有されると、一つの端末機によって占有されるためである。DCHは、迅速な電力制御(fast power control)のためのパイロットを周期的に伝送し、DSCHに制御情報を伝送するためにDSCHを占有する端末機ごとに割り当てられ、これを関連DCH(associated DCH)という。
DSCHがDCHと関連されているため、DSCHを通した基地局から端末機への伝送が可能である。DSCHに伝送される各端末機は、一つの関連ダウンリンク専用物理チャネル(dedicated physical Channel:DPCH)を有する。前記関連DPCHは、必要時、関連アップリンクDPCHのための制御命令を伝送するために利用される。
図4は、ダウンリンクDPCHのフレーム構造を示した図である。前記したように、DCHは、PHY階層とMAC階層間の伝送チャネルであり、DPCHは、送信側と受信側間の物理階層を連結する物理チャネルである。図4に示したように、各フレームは10msの長さであり、15個のスロットにより構成される。各スロットは、一つの電力制御期間と同じTslot=2560チップの長さを有する。一つのダウンリンクDPCHには、第2階層とその上位階層で生成された専用データであるDCHが、パイロットビット、TPCコマンド及びTFCIなどの第1階層で生成された制御情報と共に、時間ドメインで多重化されて伝送される。従って、前記ダウンリンクDPCHは、ダウンリンクDPDCH (dedicated physical data Channel)とダウンリンク DPCCH (dedicated physical control Channel)の時間多重化形態と見ることができる。
図4のkは、ダウンリンクDPCHスロット当りの全体ビット数を決定し、SF=512/2*のように物理チャネルの拡散率と関連される。従って、拡散率の範囲は、512から4に達する。各ダウンリンクDPCHフィールドのビット数(Ndata1、NTPC、NTFCI、Ndata2、Npilot)は、使用されるスロットフォーマットによって異なる。前記TFCI(transport format combination indicator)フィールドは、データレートと関連チャネルのコーディング方法などのチャネル情報(Channel quality information)を含む。
一つの端末機のためのデータがDSCHに伝送される場合、DSCHのチャネル情報は、前記DPCCHのTFCIフィールドを通してDCHのチャネル情報と共に伝送される。このような理由で、スロット当たりのTFCIフィールドは二つの部分、即ち一部はDCH用に、他の部分はDSCH用に分けられる。
前記DCHとDSCHに対する情報をコーディングするには、二つの方法がある。即ち、第1の方法は、DCHに対するTFCI情報とDSCHに対するTFCI情報を2次 Reed−Mullerコーディングを利用して一つのコードワードに形成することで、ロジカルスプリットモード(logical split mode)と呼ばれる。第2の方法は、DCHに対するTFCI情報とDSCHに対するTFCI情報を各コードワードにコーディングした後、前記二つのコードワードの各ビットを混合して伝送することで、ハードスプリットモード(hard split mode)と呼ばれる。
前記第2のTFCIコーディング方法は、専用チャネルが互いに異なるRNCにより伝送される場合にも使用される。即ち、第2のTFCIコーディング方法は、多様なRNC中一部がDSCHのTFCI情報を伝送することを支援する。
前記DPCCHのTPCは、アップリンクチャネルの送信電力を制御するための送信電力制御命令である。従って、端末機はTPCによって送信電力を調節し、該当のチャネルの状態は、前記パイロットフィールドを通して測定される。
問題は、DSCHが多様な端末機により一つのセル内の時間ドメインで共有されるため、DCHがソフトハンドオーバー状態にあり、DSCHがそうでない時に発生する。即ち、DSCHを通しては一つのセルのみが一つの端末機と通信するため、もし端末機が新しいセルに移動すると、そのセルのDSCHを占有しなければならない。従って、DCHがソフトハンドオーバー状態にあって、一つ以上のセルと連結されており、DSCHが一つのセルと連結されている場合、他の電力制御方法が要求される。
端末機が多数のセルから送信された電力の合計に基づいて、アップリンクDPCCHのTPCを生成するDCHとは異なって、DSCHは、ただ一つのセルから提供されるため、DCHと関連したTPCに基づいて、DSCHの信頼性ある電力制御を期待することは困難である。
3GPP標準のソフトハンドオーバーモードでは、マクロダイバーシティ(macro diversity)方法としてSSDT(site selection diversity transmit)シグナリングを利用した電力制御を規定している。この方法は、UTRANで選択的に使用される。
前記SSDTの動作は、端末機がアクティブセット(active set)のセル中いずれか一つをプライマリ(primary)に選択し、残りのセルをノンプライマリ(non−primary)に設定するように動作する。プライマリセルを選択するために、各セルはtemporary identificationを受け、端末機は、連結されている各セルに周期的にプライマリセルIDを伝送する。端末機により選択された各ノンプライマリセルは伝送電力を消す。前記プライマリセルIDは、端末機によりアップリンクFBIフィールドを通して伝送される。SSDTの動作、終了及びID割当は、上位階層のシグナリングによって行われる。
チャネル状況が劣悪である場合も、プライマリセルが決められずに通信が断絶されることを避けるために、ノンプライマリセルに判断する条件を非常に厳格に適用する。
前記端末機は、SSDT用途に割り当てられたアップリンクFBIフィールドの一部を通してプライマリセルIDコードを周期的に伝送する。セルは、次のような条件が同時に満足されると、自身の状態をノンプライマリセルに設定する。
(1)セルの移動局から受信した信号の大きさが、一定の値以上であるべきである。
(2)自身のセルIDコードが、移動局から伝送されたプライマリセルコードと異なるべきである。
(3)アップリンク圧縮モードの場合、適切な水準のパンクチャリングが起きなければならない。適切なパンクチャリング水準は、NID/3以下になるべきである。このとき、NIDは、セルIDコードの長さである。
前記条件中いずれか一つでも満足されないと、プライマリセルに設定する。
SSDTでは、プライマリセルのみがDPDCHを伝送する。自身のIDコードが移動局により伝送されたプライマリセルIDコードと一致するセルがプライマリセルに設定されるため、チャネル状況が劣悪であり、プライマリになるセルが自身の状態をプライマリに判断するのに失敗する場合、DPDCHが移動局に伝送されない。このような状況が発生することを避けるために、ノンプライマリセルに判断する条件が非常に厳格である。
SSDTは、DSCHの電力制御にも利用される。この場合、アクティブセット内のDSCHを伝送するセルは、端末機から伝送されたプライマリセルIDコードを復号化して自身がプライマリであるか、またはノンプライマリであるかを判断する。その反面、アクティブセット内の他のセルはSSDTを動作させない。プライマリに設定されたセルは、DSCH伝送電力をプライマリセルに該当する電力オフセットだけ低下する。
SSDTでは、セルが二つの状況で自身の状態をプライマリに認識するが、第一は、アップリンクチャネル状況が良好であり、端末から伝送されたプライマリセルIDコードを参照して自身の状態を判断する場合で、第二は、チャネル状況が劣悪であり、プライマリセルIDコード復号の信頼性が低下してプライマリセルIDコードに依存するのが困難である場合である。
第二の状況で、DSCHを伝送するセルは、SSDT自体の問題点である全てのセルがノンプライマリ状態になることを補完するために、プライマリセルIDコードとは関係なしに、自身の状態をプライマリに設定する。
然し、前記SSDTを利用したDSCH電力制御では、チャネル状態が劣悪である場合も、DSCHを伝送するセルが自身の状態をプライマリに設定してDSCH伝送電力を減少させるため、DSCH性能を劣化させるという問題点がある。
本発明は、前記問題点を解決するために創案された。
本発明の目的は、チャネル状態が劣悪である状況で、DSCHを伝送するセルが端末機により伝送されたプライマリセルIDコードと関係なしに、自身をプライマリに設定することを防止できるDSCH電力制御方法を提供することにある。
本発明の目的は、セルが自身をプライマリに判断する条件を厳格にして、DSCH電力を効果的に制御できるDSCH電力制御方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るDSCH電力制御方法は、(a)端末機から信号を受信する段階と、(b)受信された信号によってDSCHを伝送するセルをプライマリに設定するか、またはノンプライマリに設定するかを判断する段階と、(c)前記判断結果によってDSCH伝送電力を制御する段階と、を含む。
本発明の一局面によると、前記セルは、受信信号品質が品質閾値(Qth)より大きいかを判断して、前記受信信号品質が品質閾値(Qth)より大きくない場合、前記セルをノンプライマリに設定する。その反面、前記受信信号品質が品質閾値(Qth)より大きい場合、前記受信信号に含まれているプライマリセルIDコードが前記セルのセルIDコードと一致するかを判断して、前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致しない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、前記セルをプライマリに設定する。
本発明の他の局面によると、前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、前記セルは、受信された信号が一般モードでコーディングされたか、または圧縮モードでコーディングされたかを判断して、受信された信号が一般モードでコーディングされた場合、前記セルをプライマリに設定し、受信された信号が圧縮モードでコーディングされた場合、前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さいかを判断する。前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さくない場合、前記セルは自身の状態をノンプライマリに設定し、前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さい場合、プライマリに設定する。
本発明のもう一つの局面によると、前記セルは、受信信号品質が品質閾値(Qth)より大きいかを判断して、前記受信信号品質が品質閾値(Qth)より大きくない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、受信信号品質が品質閾値(Qth)より大きい場合、プライマリに設定する。前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、受信された信号が一般モードでコーディングされたか、または圧縮モードでコーディングされたかを判断して、受信された信号が一般モードでコーディングされた場合、前記セルをプライマリに設定し、受信された信号が圧縮モードでコーディングされた場合、前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さいかを判断して、前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さくない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さい場合、前記セルをプライマリに設定する。
本発明のもう一つの局面によると、前記セルは、まず、受信された信号が一般モードでコーディングされたか、または圧縮モードでコーディングされたかを判断して、受信された信号が一般モードでコーディングされた場合、一般モード手順を行い、受信された信号が圧縮モードでコーディングされた場合、圧縮モード手順を行う。前記一般モード手順で、前記セルは、前記受信信号に含まれているプライマリセルIDコードが前記セルのセルIDコードと一致するかを判断して、前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致しない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、前記セルをプライマリに設定する。前記圧縮モード手順で、前記セルは、前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さいかを判断して、前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さくない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さい場合、前記受信信号に含まれているプライマリセルIDコードが前記セルのセルIDコードと一致するかを判断する。判断結果、前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致しない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、前記セルをプライマリに設定する。
本発明に係るDSCH電力制御方法で、前記セルがプライマリに設定されるとDSCH伝送電力は減少し、ノンプライマリに設定されるとDSCH伝送電力は増加する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明のプライマリセルは、SSDTアップリンクシグナリングを利用して決定される。DSCH伝送電力を制御するために、まず、該当の端末機のアクティブセットからプライマリセルが選択される。プライマリセルを選択するために、各セルはtemporary identification(ID)の割当を受け、端末機は、アップリンクFBIフィールドにSSDT用に割り当てられた区域を通して連結された各セルにプライマリ IDコードを送信する。各セルは、端末機から伝送されたプライマリセルIDコードが自身のIDコードと一致すると、自身の状態をプライマリに設定する。
前記プライマリセルの判断は、端末機の伝送電力水準を考慮して行われるが、受信された信号の状態(signal quality)が一定の水準より低い場合、受信信号の復号時にエラーが発生することもある。この場合、DSCHを伝送するセルは、自身の状態をプライマリに維持する典型的なSSDT手順とは異なって、自身の状態をノンプライマリに設定する。
図5は、本発明の第1実施形態に係るDSCH電力制御方法を説明するためのフローチャートである。
図5で、DSCHを伝送するセルが端末機から信号を受信すると(S501)、前記セルは、受信信号状態(received signal quality)が閾値(Qth)以上であるかを判断する(S502)。もし受信信号状態が閾値(Qth)以上であると、前記セルは、自身のIDコードが端末機により伝送されたプライマリセルIDコードと同一かどうかを判断する(S503)。もし前記セルIDコードがプライマリセルIDコードと一致すると、前記セルは、アップリンク圧縮モード(uplink compressed mode)が利用されたかを判断する(S504)。もしアップリンク圧縮モードが利用された場合、前記セルは、パンクチャリングされたビット数がNID/3(NIDは、セルIDコードのビット数)より少ないかを判断する(S505)。もしパンクチャリングされたビット数がNID/3より少ないと、前記セルは、自身の状態をプライマリに設定し(S506)、そうでないと、S501段階に戻る。前記S504段階で、もしアップリンク圧縮モードが使用されてない場合、前記セルは、S505段階を経ずに自身の状態をプライマリに設定する。
一方、S502段階で、受信信号状態が閾値(Qth)より少ないか、S503段階で、セルIDコードが端末機からのプライマリセルIDコードと一致しないか、S507段階で、プライマリセルIDコードからNID/3以上のビットがパンクチャリングされた場合、前記セルは、自身の状態をノンプライマリに設定し(S507)、アルゴリズムは再びS501段階に引き戻る。
本発明のDSCH電力制御では、プライマリセルの存在可否が重要でないため、受信されたアップリンク信号の状態を無視することもできる。この場合、二つの条件、即ち、自身のセルIDコードがプライマリセルIDコードと一致し、アップリンク圧縮モードでプライマリセルIDコードからNID/3より小さいビット数がパンクチャリングされる条件が満足されると、前記セルは、自身をプライマリに設定する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るDSCH電力制御方法を説明するためのフローチャートである。
図6で、DSCHを伝送するセルが端末機から信号を受信すると(S601)、前記セルは、アップリンク圧縮モードが利用されたかどうかを判断する(S602)。もしアップリンク圧縮モードが利用された場合、前記セルは、自身のセルIDコードが端末機から受信されたプライマリセルIDコードと一致するかを判断する(S603)。前記セルは、もし前記セルIDコードがプライマリセルIDコードと一致する場合、自身の状態をプライマリに設定し(S604)、前記セルIDコードがプライマリセルIDコードと一致しない場合、自身の状態をノンプライマリに設定する(S606)。
その反面、前記S602段階で前記アップリンク圧縮モードが利用された場合、前記セルは、プライマリセルIDコードからNID/3より小さいビット数がパンクチャリングされたかを判断する(S605)。もしプライマリセルIDコードからNID/3より小さいビット数がパンクチャリングされた場合、前記セルはS603段階を行う。もしプライマリセルIDコードからNID/3以上のビット数がパンクチャリングされた場合、前記セルは、自身の状態をノンプライマリに設定する(S606)。
前記第1及び第2実施形態の方法によりDSCHを伝送するセルがプライマリに設定されると、前記セルは、DSCH伝送電力をプライマリセルに該当する電力オフセット値だけ減少させる。また、プライマリセルが選択されたことは、アップリンクチャネル品質が良好であることを意味する。
その反面、前記DSCHを伝送するセルがノンプライマリに設定されると、前記セルは、DCHのTFCIフィールドに一定の電力オフセットを加算してDSCH伝送電力を増加させる。
以上説明したように、本発明のDSCH電力制御方法では、受信信号品質が劣悪である場合、DSCHを伝送するセルが自身の状態をノンプライマリに設定することで、典型的なSSDTでのように、受信信号品質が劣悪である場合もプライマリセルに設定されて伝送電力を減少させることを予防できる。
また、本発明に係るDSCH電力制御方法では、DSCHを伝送するセルがプライマリに設定される場合はDSCH伝送電力が増加し、DSCHを伝送するセルがノンプライマリに設定される場合は伝送電力が減少するように制御されるので、受信信号品質によってDSCH伝送電力を効果的に制御できる。
図1は、3GPPに係るUTRAN(UMTS radio access)の構造を示した概念図である。 図2は、図1のUTRANに適用される無線インターフェースプロトコルの構造を示した概念図である。 図3は、ダウンリンク共有チャネル(DSCH)のフレーム構造を示した図である。 図4は、ダウンリンク専用物理チャネル(DPCH)のフレーム構造を示した図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係るDSCH電力制御方法を説明するためのフローチャートである。 図6は、本発明の第2実施形態に係るDSCH電力制御方法を説明するためのフローチャートである。

Claims (19)

  1. 無線通信システムで、
    (a)端末機から信号を受信し、
    (b)受信された信号によってDSCHを伝送するセルをプライマリに設定するか、またはノンプライマリに設定するかを判断し、
    (c)前記判断結果によってDSCH伝送電力を制御することを特徴とするDSCH電力制御方法。
  2. 前記(c)で、
    前記セルがプライマリに設定されるとDSCH伝送電力を減少させ、
    前記セルがノンプライマリに設定されるとDSCH伝送電力を増加させることを特徴とする請求項1記載のDSCH電力制御方法。
  3. 前記(b)で、
    受信信号品質が品質閾値(Qth)より大きいかを判断し、
    前記受信信号品質が品質閾値(Qth)より大きくない場合、前記セルをノンプライマリに設定することを特徴とする請求項1記載のDSCH電力制御方法。
  4. 前記(b)で、
    前記受信信号品質が品質閾値(Qth)より大きい場合、前記受信信号に含まれているプライマリセルIDコードが前記セルのセルIDコードと一致するかを判断し、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致しない場合、前記セルをノンプライマリに設定することを特徴とする請求項3記載のDSCH電力制御方法。
  5. 前記(b)で、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、前記セルをプライマリに設定することを特徴とする請求項4記載のDSCH電力制御方法。
  6. 前記(c)で、
    前記セルがプライマリに設定されるとDSCH伝送電力を減少させ、
    前記セルがノンプライマリに設定されるとDSCH伝送電力を増加させることを特徴とする請求項5記載のDSCH電力制御方法。
  7. 前記(b)で、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、受信された信号が一般モードでコーディングされたか、または圧縮モードでコーディングされたかを判断し、
    受信された信号が一般モードでコーディングされた場合、前記セルをプライマリに設定し、
    受信された信号が圧縮モードでコーディングされた場合、前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さいかを判断し、
    前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さくない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、
    前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さい場合、前記セルをプライマリに設定することを特徴とする請求項4記載のDSCH電力制御方法。
  8. 前記(c)で、
    前記セルがプライマリに設定されるとDSCH伝送電力を減少させ、
    前記セルがノンプライマリに設定されるとDSCH伝送電力を増加させることを特徴とする請求項7記載のDSCH電力制御方法
  9. 前記(b)で、
    前記受信信号に含まれているプライマリセルIDコードが前記セルのセルIDコードと一致するかを判断し、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致しない場合、前記セルをノンプライマリに設定することを特徴とする請求項1記載のDSCH電力制御方法。
  10. 前記(b)で、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、前記セルをプライマリに設定することを特徴とする請求項9記載のDSCH電力制御方法。
  11. 前記(c)で、
    前記セルがプライマリに設定されるとDSCH伝送電力を減少させ、
    前記セルがノンプライマリに設定されるとDSCH伝送電力を増加させることを特徴とする請求項10記載のDSCH電力制御方法。
  12. 前記(b)で、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、受信された信号が一般モードでコーディングされたか、または圧縮モードでコーディングされたかを判断し、
    受信された信号が一般モードでコーディングされた場合、前記セルをプライマリに設定し、
    受信された信号が圧縮モードでコーディングされた場合、前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さいかを判断し、
    前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さくない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、
    前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さい場合、前記セルをプライマリに設定することを特徴とする請求項9記載のDSCH電力制御方法。
  13. 前記(c)で、
    前記セルがプライマリに設定されるとDSCH伝送電力を減少させ、
    前記セルがノンプライマリに設定されるとDSCH伝送電力を増加させることを特徴とする請求項12記載のDSCH電力制御方法。
  14. 前記(b)で、
    受信された信号が一般モードでコーディングされたか、または圧縮モードでコーディングされたかを判断し、
    受信された信号が一般モードでコーディングされた場合、一般モード手順を行い、
    受信された信号が圧縮モードでコーディングされた場合、圧縮モード手順を行うことを特徴とする請求項2記載のDSCH電力制御方法。
  15. 前記一般モード手順は、
    前記受信信号に含まれているプライマリセルIDコードが前記セルのセルIDコードと一致するかを判断し、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致しない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、前記セルをプライマリに設定することを特徴とする請求項14記載のDSCH電力制御方法。
  16. 前記圧縮モード手順は、
    前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さいかを判断し、
    前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さくない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、
    前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さい場合、前記受信信号に含まれているプライマリセルIDコードが前記セルのセルIDコードと一致するかを判断することを特徴とする請求項14記載のDSCH電力制御方法。
  17. 前記圧縮モード手順は、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致しない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、前記セルをプライマリに設定することを特徴とする請求項16記載のDSCH電力制御方法。
  18. 前記圧縮モード手順は、
    前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さいかを判断して、
    前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さくない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、
    前記プライマリセルIDコードからパンクチャリングされたビット数NIDがNID/3より小さい場合、前記受信信号に含まれているプライマリセルIDコードが前記セルのセルIDコードと一致するかを判断することを特徴とする請求項15記載のDSCH電力制御方法。
  19. 前記圧縮モード手順は、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致しない場合、前記セルをノンプライマリに設定し、
    前記セルIDコードが前記プライマリセルIDコードと一致する場合、前記セルをプライマリに設定することを特徴とする請求項18記載のDSCH電力制御方法。
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