JP2005516720A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 骨構造における骨折部位を固定する固定装具であって、当該固定装具は：
   骨構造の不安定な骨片を介して、骨折部位を横切って、前記骨構造の安定な骨片へと貫通するのに適合された傾斜可能固定ピンであって、該ピンが、前記の不安定な骨片から外部へと延びる端部を有する、傾斜可能固定ピン；及び
   前記固定ピンの前記端部から一定距離において、前記の安定な骨片を保持するのに適した固定プレート；
   を有し、
   前記固定プレートは、前記ピンが、前記骨構造に戻ることを阻止しつつ前記プレートの平面において前記ピンの動きに対して制限するように、前記の傾斜可能ピンの前記の延びる端部に係合する手段を伴った底部表面を有している、
   ことを特徴とする固定装具。
2. 前記ピンの前記端部は、前記骨構造の外部表面に実質的に平行となるように適合されるように、一定の角度で傾斜している傾斜端部分を有し、
   前記固定プレートの前記底部表面は、前記プレートが前記の安定な骨へと固定される際、前記骨構造の前記外部表面に向かい合うように適合されており、
   前記手段は、前記ピンが前記の不安定な骨片から戻ることを阻止しつつ前記プレートの平面における動きに関して前記ピンを制限するように、前記ピンの前記傾斜端部分を係合する、前記固定プレートの厚みを部分的に介して延びる前記底部表面に溝を備えていることを特徴とする請求項１に記載の固定装具。
3. 前記ピンの前記傾斜端部は、前記固定プレートの長手方向又は横方向に傾斜されていることを特徴とする請求項２に記載の固定装具。
4. 前記固定プレートの前記溝は、前記ピンの前記傾斜部分が前記固定プレートから突出することを可能とするように、側方開口部を有することを特徴とする請求項２又は３に記載の固定装具。
5. 前記固定ピンの前記傾斜部分は、Ｕ字型であり、
   前記固定プレートは、前記のＵ字型の傾斜部分がグリップされているさらなる溝を伴った外部表面を有することを特徴とする請求項２乃至４のいずれか一項に記載の固定装具。
6. 前記固定プレートは、端部を有し、
   前記溝は、前記固定プレートの長手方向に延び、且つ、前記固定プレートの前記端部において開口していることを特徴とする請求項２乃至５のいずれか一項に記載の固定装具。
7. 前記固定プレートの前記傾斜部分は、第２傾斜部分を形成するように、第２傾斜において傾斜傾斜されており、
   前記固定プレートは、前記ピンの前記第２傾斜部分を介して延びるホールを有していることを特徴とする請求項２乃至６のいずれか一項に記載の固定装具。
8. 前記ピンは、該ピンが前記溝に受け入れられる際、前記固定プレートを係合するバーブを有していることを特徴とする請求項２乃至７のいずれか一項に記載の固定装具。
9. 前記ピンの前記端部は、前記骨構造の外部表面上に係合された傾斜部分を含んでおり、
   前記手段は、前記外部表面に対して前記ピンの前記端部の前記傾斜部分をプレスしている前記固定プレートの底部表面を備えていることを特徴とする請求項２に記載の固定装具。
10. 請求項１に記載の骨折固定システムに使用する固定プレートであって、
    前記手段は、前記プレートの厚みを部分的に介して延びるディンプル又は溝の形態の凹部を備えており、
    前記凹部は、前記ピンの前記端部を収納するように寸法付けされており、前記ピンが前記骨構造に戻ること及び前記プレートの平面が移動することを制限していることを特徴とする固定プレート。
11. 前記ピンの前記端部は傾斜されており、且つ、前記溝が前記プレートの外側へ開口している位置において、前記固定プレートにおいて、端部へと延びている前記溝に受け入れられることを特徴とする請求項１０に記載の固定プレート。