JP2005516283A - マルチメディアオブジェクトを配信する方法及びシステム - Google Patents

マルチメディアオブジェクトを配信する方法及びシステム Download PDF

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Abstract

マルチメディアオブジェクトを配信する方法及びシステムである。サーバはマルチメディアオブジェクトの購入についての要求をクライアント装置から受信する。要求を承認した後、オブジェクトの識別子がファイル共有ネットワークへ転送される。オブジェクトをクライアントへ配信することが可能なノードは、サーバへ肯定的な応答を知らせ、続いてクライアントへオブジェクトを送信する。ノードのオペレータは、このようにオブジェクトを配信することに対して報償を受ける。このようにして、サーバはオブジェクト自体を配信する必要はないが、クライアントのオペレータから金銭を得る。オブジェクトを暗号化すること又は他の方法で保護することにより、サーバに接触することなくクライアントが直接オブジェクトを共有することが防止される。

Description

本発明は、クライアント装置が配信サーバからマルチメディアオブジェクトをダウンロードする、マルチメディアオブジェクトを配信する方法に関する。本発明は更に、マルチメディアオブジェクトの配信を可能とする方法及びシステムに関連する。本発明は更に、かかるシステムにおいて使用されるクライアントに関連する。
電子音楽配信だけでなく、他の種類のマルチメディアオブジェクトの電子配信が、幾つかの技術的及び課題に直面している。最も基本的な形では、配信サーバは、インターネットといったネットワークに接続される。しばしば多数であるマルチメディアオブジェクトは、この配信サーバから、やはりこのネットワークに接続されたクライアント装置に対して利用可能とされる。
マルチメディアオブジェクトは、かなり大きく、一般的には数メガバイトのオーダであり、これらのオブジェクトをダウンロードするための多くの要求が予想される。これは、サーバに対して重い負荷をかけ、大容量で、従って費用のかかる、ネットワーク接続を必要とする。サーバは、世界中のクライアントから要求を受けうるため、多数の長距離伝送が必要であることが予想される。これらの伝送(例えば大西洋横断データ通信回線)は、非常に費用がかかる。
しばしば、冗長な接続でネットワークに接続された多数の物理的なサーバシステムが必要である。これは、配信サーバのオペレータにとっての大きな費用を意味し、重い負荷のかかったシステムを維持するために複雑な技術的な要件を更にもたらすことが明らかである。
本発明は、冒頭の段落に記載の配信方法であって、同じ数のクライアントがマルチメディアオブジェクトを取得することを可能とする一方で、配信サーバに対する負荷を低減する方法を提供することを目的とする。
この目的は、本発明によれば、クライアント装置がピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワークに接続され、ピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワークを通じてマルチメディアオブジェクトを再配信し、この再配信に関してクライアント装置のオペレータに報償(reward)が与えられる方法により達成される。
クライアント装置は、ファイル共有ネットワークを通じてマルチメディアオブジェクトを再配信するため、当該ネットワーク上の他のノードは、もはや中央サーバからオブジェクトを取得する必要はない。このように、依然として同じ数のクライアントがマルチメディアオブジェクトを取得しうるが、サーバ上の負荷は減少する。更に、ファイル共有ネットワーク上のノードは、ネットワーク的に又は地理的に互いに近くなる。このことは、1つのノードから他のノードへのオブジェクトの伝送の費用を減少させる。中央サーバは、ファイル共有ネットワーク上の多数のノードへ多数回マルチメディアオブジェクトを転送する必要はなく、1つのノードへ一回だけ伝送すればよく、反復的な伝送の必要性を減らす。
1つの実施例では、方法は、クライアント装置がピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワークを介してマルチメディアオブジェクトを再配信した回数を追跡し、回数に依存してクライアント装置のオペレータに報償を与える段階を更に有する。
更なる実施例では、報償は、配信サーバからマルチメディアオブジェクトをダウンロードするために通常支払われる価格に対する割引、ボーナスシステムで使用される幾つかのポイント、電子クーポン、配信サーバからの1つ又はそれ以上の更なるマルチメディアオブジェクトのダウンロードの許可、マルチメディアオブジェクトに関連するメタデータ、及び、マルチメディアオブジェクトのパフォーマーが現れるためのチケットのうちの少なくとも1つである。かかる報償は、人々の関心対象となることが知られており、従って、特定のマルチメディアオブジェクトの再配信に対する見返りとして報償を提供することが有利である。
更なる実施例では、方法は、マルチメディアオブジェクトを配信する前にクライアント装置のオペレータの識別子を取得し、クライアント装置がマルチメディアオブジェクトをダウンロードする前に電子透かしによって識別子をマルチメディアオブジェクトに埋め込む段階を更に有する。
本発明による方法の技術的な面は、どの特定のオペレータがファイル共有ネットワークを通じて特定のマルチメディアオブジェクトを再配信したかを判定し、このオペレータに報償が与えられうるようにしたことである。この実施例は、これを判定する有利な方法を与える。電子透かし技術を用いることにより、除去することが困難であるか殆ど不可能であるがマルチメディアオブジェクトの知覚的な質に影響を与えない識別子がマルチメディアオブジェクト中に隠される。
ここで、ファイル共有ネットワーク中で利用可能とされたマルチメディアオブジェクト中の電子透かしを付された識別子を検出することが可能となる。例えば、マルチメディアオブジェクトをダウンロードするファイル共有クライアントは、オブジェクトから識別子を取得する電子透かし検出器を具備しうる。識別子は、ファイル共有ネットワーク上で行われる再配信を追跡する、アカウンティングサーバへ転送されうる。
本発明は、同じ数のクライアントがマルチメディアオブジェクトを取得することを可能としつつ配信サーバ上の負荷を減少させる、マルチメディアオブジェクトの配信を可能とする方法を提供することを更なる目的とする。
この目的は、本発明によれば、クライアント装置からマルチメディアオブジェクトに対する要求を受信する段階と、要求をファイル共有ネットワークへ転送する段階と、ファイル共有ネットワーク上のノードからノードがマルチメディアオブジェクトをクライアント装置へ配信することが可能であることを示す標識を受信する段階と、配信についてノードのオペレータに報償を与える段階とを有する方法によって達成される。ここで、マルチメディアオブジェクトは、中央サーバによってではなく、ファイル共有ネットワーク上のノードによって配信されるため、中央サーバ上の負荷は明らかに減少される。
ファイル共有ネットワーク上のノードは、このようにしてオブジェクトを配信することに関して報償が与えられるため、本発明の方法を支援することが促進される。適切な報償は上述のようなものである。
1つの実施例では、方法は更に、要求をファイル共有ネットワークへ転送する前に要求を承認する段階を更に有する。これは、クライアント装置がマルチメディアオブジェクトを取得することが許可されるかどうかに関する確認がなされうるという利点がある。
望ましくは、承認する段階は、クライアント装置のオペレータからの支払いを得ることを含むため、サーバオペレータは、このように配信を可能とすることにより儲けをあげることができる。或いは、クライアントのオペレータによる加入の有無を調べてもよく、クライアントが合法に行動しているかを確認するためにブラックリストを使用してもよく、その他のことが行われてもよい。
更なる実施例では、要求は、マルチメディアオブジェクトに対するフィンガープリントを取得し、フィンガープリントを含むクエリーをファイル共有ネットワーク上のノードへ提出することによって転送される。マルチメディアオブジェクトのフィンガープリントは、当該のオブジェクトに最も関連のある知覚的な特徴の表現である。このようなフィンガープリントは、「(ロバストな)ハッシュ」としても知られていることがある。多数のマルチメディアオブジェクトのフィンガープリントは、タイトル、アーティスト、ジャンル等のそれらに関連する夫々のメタデータと共に、データベースに格納される。
マルチメディアオブジェクトのメタデータは、そのフィンガープリントを計算し、計算されたフィンガープリントを参照キー又はクエリーパラメータとして用いてデータベース上で参照又はクエリーを実行することによって検索される。
このようなフィンガープリントを計算する方法の例は、欧州特許出願第01201505.4号、並びに、Jaap Haitsma, Ton Kalker 及びJob Oostveenによる「Robust Audio Hashing for Content Identification」、International Workshop on Content-Based Multimedia Indexing, Brescia, September 2001に記載されている。
マルチメディアオブジェクトのメタデータ(例えばタイトル及びアーティスト)ではなくフィンガープリントを用いることは、正しくないメタデータによりファイル共有ネットワーク上でオブジェクトを見つけることができないということがなくなるという利点を有する。ノードは、それら自身がオブジェクトを有するか否かを判定するために、クエリーのフィンガープリントを、ノードが共有しているオブジェクトに対するフィンガープリントのリストと比較するだけでよく、オブジェクトを有している場合は、ノードは中央サーバへ標識を送信することができる。
本発明は、同じ数のクライアントがマルチメディアオブジェクトを取得することを可能としつつ配信サーバ上の負荷を減少させる、冒頭の段落に記載のシステムを提供することを更なる目的とする。
この目的は、本発明によれば、クライアント装置からマルチメディアオブジェクトに対する要求を受信し、要求をファイル共有ネットワークへ転送するようにされた配信サーバと、ファイル共有ネットワーク上のノードからノードがマルチメディアオブジェクトをクライアント装置へ配信することが可能であることを示す標識を受信し、配信に対してノードのオペレータに対して報償を与えるアカウンティングサーバとを有するシステムによって達成される。
本発明は、本発明のシステムにおいて用いられるクライアント装置であって、ピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワークを通じて特定のマルチメディアオブジェクトを再配信する回数を追跡し、回数をアカウンティングサーバへ送信するようにされた追跡モジュールを有するクライアント装置を提供することを目的とする。
本発明の上述及び他の面は、図面に示される実施例を参照として明らかとなろう。
全ての図面を通じて、同じ参照番号は同様の又は対応する特徴を示す。図示する特徴のうちのいくつかは、一般的にはソフトウエア中で実施され、それ自体がソフトウエアモジュール又はオブジェクトといったソフトウエアエンティティを表わす。
図1は、複数のファイル共有クライアント101、102、103、104及び105を有するファイル共有ネットワーク100を示す図である。ネットワーク100は、図中は、クライアント101乃至105間の直接接続を有するものとして示されているが、概念的又は仮想的なネットワークと見なされることが最も良い。即ち、全てのクライアント101乃至105が同時に互いに物理的又はネットワーク的に直接接続されている必要はない。「ネットワーク上の」一のクライアントが、他のクライアントからファイル又はオブジェクトを取得することができるだけでよい。また、直接的なクライアント−クライアント間の接続が用いられるときであっても、全てのクライアントが全ての他のクライアントに接続されている必要はない。
ネットワーク100は、クライアント101乃至105用のディレクトリサービスを行うサーバ110を有しうる。ファイル共有ネットワーク100に接続するために、クライアント101は、共有したいファイル(又はオブジェクト)のリストをサーバ110に提出する。サーバ110は、ネットワーク100に接続された全てのクライアントから受信するリストを結合する。他のクライアント102−105は、サーバ110に接続し、結合されたリストをブラウズするか、リスト上の特定のオブジェクトをサーチすることができる。他のクライアント102−105は、続いて、探しているオブジェクトを有するクライアントに接触し、それをクライアントから直接取得(ダウンロード)する。このようにして、サーバ110は、クライアント101−105間のファイル又はオブジェクトの共有に直接は参加しない。このアプローチは、世界的なNapsterファイル共有ネットワークで周知である。
また、サーバ110なしにネットワーク100を実現することが可能である。その場合、クライアント101は、既にネットワーク100にある1つ又はそれ以上の他のクライアント102−105に接続することにより、ネットワーク100に接続する。クライアントは、自分が接続しているクライアントへサーチ要求を送信することによって、ネットワークをサーチする。これらのクライアントは、自分たちが共有するオブジェクトのリストを調べ、要求されたオブジェクトがそのリストにある場合は結果を返す。更に、要求は、これらのクライアントに接続された他のクライアントへ転送される。このようにして、要求は、これを満たすことができるクライアントによって受信されるまで、又は、全てのクライアントがこれを受信し、いずれもこれを満たすことができなかったときまで、ネットワーク100全体を通じて配信される。
このような実施例は、例えば、Gnutellaファイル共有ネットワークから知られている。この実施例の不利な点は、ネットワーク100がスケーラブルではないことである。Gnutellaのようなネットワークは、現在は、例えば100万のクライアントをサポートすることができない。更に、多数の「遅い」コンピュータ、即ち、ネットワーク100に対して限られた帯域幅、処理パワー及び/又はメモリ、を有するコンピュータがある場合、ネットワークは遅くなる。
或いは、クライアント101は、1つ又はそれ以上の他のクライアント102−105に接続した後、共有しようとするファイル又はオブジェクトのリストを他のクライアント102−105へ提出する。リストは、ネットワーク100上の全てのクライアントへ渡される。このようにして、全てのクライアントは、どのファイル又はオブジェクトを利用可能な状態で有しているかを知り、直接クライアントに接触しうる。
公知のKaZaaファイル共有ネットワークはまた、サーバ110なしで動作するが、上述の問題を克服するために、2つの種類のクライアント、即ち、スーパーノード及び「通常の」クライアントを用いる。スーパーノードは、十分な帯域幅、処理パワー、及びメモリを有するクライアントである。通常のクライアントは、スーパーノードに接続することによってネットワークに接続し、共有されるべきファイルのリストをスーパーノードへ送信する。スーパーノードは、多数のクライアントへの接続を有し、更に、多数の他のスーパーノードに接続される。
スーパーノードは、同時に、通常のクライアントでもある。即ち、ユーザにとっては、自分のコンピュータがスーパーノードであるという事実はトランスペアレントである。ユーザがファイルをサーチしようとするとき、ユーザのクライアントは、ユーザのクライアントが現在接続されているスーパーノードへ要求を送信する。スーパーノードは、それらのクライアントによって送信されたリスト中にある一致するファイルを返す。更に、スーパーノードは、必要であれば、Gnutella実施例で上述したものと同様に接続された全てのスーパーノードへ要求を転送する。しかしながら、スーパーノード間の接続は、大きい帯域幅を有するため、このアプローチはGnutellaネットワークよりもはるかに速い。更に、これは数百万のクライアントまで拡大されうる。
このような、一般的にはピア・ツー・ピア(peer-to-peer)又はP2Pファイル共有ネットワークと称されるファイル共有ネットワークは、非常に人気がある。これらのネットワークの周知の例としては、Napster、Musiccity、Gnutella、KaZaa、Imesh及びBearshareがある。ユーザは、自分たちのパーソナルコンピュータに適切なクライアントソフトウエアをインストールすると、自分たちのファイルを共有することができ、他のユーザによって共有されるファイルをダウンロードすることが可能となる。クライアント101−105は、ファイル共有ネットワーク100の確立を容易とするインターネットといったネットワークに接続されてもよい。クライアントは、ファイル又はオブジェクトを取得するために、例えば、他のクライアントへの直接的なTCP/IP接続を使用しうる。
人気の高いネットワークでは、通常、50万人超が同時に接続される。書き込みのとき、人々は殆どの場合(しばしばMP3フォーマットの)音楽ファイルを共有するが、映画の共有が人気を得ている。「マルチメディアオブジェクト」という用語は、音楽、歌、映画、テレビジョン番組、写真及び他の種類のバイナリデータを含むファイルを指すものとして用いられるが、テキストデータもまたこの方法で共有されうる。尚、マルチメディアオブジェクトは、幾つかの異なるファイルから構成されてもよい。
図2は、クライアント101等のクライアント装置へマルチメディアオブジェクト211を配信するようにされた配信サーバ201を有するシステム200を示す。マルチメディアオブジェクト211は、記憶媒体210に格納される。クライアント101は、インターネットといったネットワーク220を用いてサーバ201と通信する。
クライアント101が、サーバ201に対して特定のマルチメディアオブジェクト212のダウンロードに対する要求を送信すると、サーバ201は、単純に特定のマルチメディアオブジェクト212を記憶部210から読み出し、その複製をクライアント101へ送信しうる。サーバ201は、音楽を電子的に販売するために使用されうる。その場合、サーバ201は、複製の送信の前又は後にクライアント101から電子的な支払いを要求しうる。しかしながら、これは、サーバ201が特定のマルチメディアオブジェクト212を送信する責任があり、サーバ201のオペレータに送信に関する多くの費用を課すことがあるという不利点がある。
これらの費用を回避するため、サーバ201は、その代わりに、ファイル共有ネットワーク100上のノードへ要求を転送する。ファイル共有ネットワーク100がスーパーノードを用いる場合は、このノードは望ましくはスーパーノードである。サーバ201は、要求を転送する前に、例えばクライアント101からユーザ名及びパスワードを要求することにより、クライアント101のオペレータを承認すべきである。承認に基づき、サーバ201は、幾らかの金額についてクライアント101のオペレータの口座又はクレジットカードに請求しうる。また、オペレータに対して請求書を送ることもできる。また、ギフト券、電子クーポン、電子ポイント計画からのボーナスポイント等は、オペレータによって要求されるマルチメディアオブジェクト212に対する支払いとして使用されうる。
要求は、望ましくはマルチメディアオブジェクト212に対するフィンガープリントを取得し、フィンガープリントを有するクエリーをファイル共有ネットワーク100上のノードへ提出することによって転送される。上述のように、マルチメディアオブジェクトのフィンガープリントは、当該のオブジェクトの最も関連のある知覚的な特徴の表現である。このことは、ファイル共有ネットワーク100上のクライアントがそれが共有しているオブジェクトと関連付けたかもしれないメタデータとは無関係に、これらのフィンガープリントを特定のクエリー内にあるフィンガープリントと比較することによってマルチメディアオブジェクトを識別することを可能とする。
要求を受信するノードは、ファイル共有ネットワーク100上の特定のマルチメディアオブジェクトをサーチすることによってこれを満たそうとする。例えばクライアント装置102といった他のノードが要求に応答し、クライアント装置101へ特定のマルチメディアオブジェクト212を送信する場合、このことを通知するためにサーバ201にも知らせるべきである。
クライアント102のオペレータは、続いて、ファイル共有ネットワーク100を通じてクライアント101へマルチメディアオブジェクト212を再配信した行動に対して報償が与えられる。様々な報償が使用されうる。例えば、報償は、配信サーバ201からマルチメディアオブジェクトをダウンロードするために通常支払われる価格に対する割引でありうる。このように、クライアント装置のオペレータは、サーバ201からマルチメディアオブジェクトを購入し、このオブジェクトをファイル共有ネットワーク100上で再配信するとき、金銭を節約する。
或いは、報償は、ボーナスシステムにおいて用いられる幾つかのポイント又は電子クーポンでありうる。価格の割引又は金銭と同じではないが、このような報償は、ボーナスポイント又は電子クーポンが何らかの価値のある商品と交換されうる場合は、魅力のあるものでありうる。
報償はまた、配信サーバ201から1つ又はそれ以上の更なるマルチメディアオブジェクトをダウンロードすることに対する許可を構成しうる。このことは、オペレータが、ダウンロードされたマルチメディアオブジェクトをファイル共有ネットワーク100上で他人へ再配信することに対する直接的なインセンティブを与える。このようにした後、オペレータは、より多くのマルチメディアオブジェクトに対するアクセスを直ぐに得ることができる。
報償はまた、ダウンロードされたマルチメディアオブジェクトに関連するメタデータ、例えば、オブジェクトに含まれる歌の歌詞、マルチメディアオブジェクトのパフォーマーの写真又はビデオ、パフォーマーのウェブサイトの禁止領域へのアクセス権等でありうる。このようなメタデータは、しばしば所望であるが取得するのが困難であるため、これを報償としてこれを入手可能とすることは、ファイル共有クライアントのオペレータに対して良いインセンティブを与える。
報償はまた、マルチメディアオブジェクトのパフォーマーが現れること、例えば、コンサート又は他の生のパフォーマンス、テレビジョン番組におけるパフォーマンス、又はパフォーマーとの生のライブセッション等に対するチケットでありうる。多くの他の報償ももちろん可能である。
要求がファイル共有ネットワーク100上のどのノードによっても満たされることができない場合、サーバ201から最初に要求を受信したノードは、このことをサーバ201に通知すべきである。これは、殆どが要求されたマルチメディアオブジェクトを有さないことを通知したとき、いかなる応答も到着する前に時間がかかりすぎているとき、又は任意の他の理由によってなされうる。このような否定的な応答を受信すると、サーバ201は、記憶部210に対するクライアント101からの要求を満たさねばならない。これは、サーバ201からクライアント101へ、関連する高い伝送費用での、特定のマルチメディアオブジェクト212の大西洋横断伝送を意味することがある。
クライアント101もまたファイル共有ネットワーク100に接続されているため、クライアント101のオペレータが、ダウンロードされたマルチメディアオブジェクトをファイル共有ネットワーク100を通じて再配信することが可能である。このようにして、ファイル共有ネットワーク100に接続された他のクライアント102−105はまた、ダウンロードされたマルチメディアオブジェクト212の見本を得ることができる。ファイル共有ネットワーク100及びネットワーク220は、全体として、又は部分的に、重なり合うことができることがわかる。
クライアント101がファイル共有ネットワーク100を通じてマルチメディアオブジェクト212を実際に再配信すると、クライアント101のオペレータは、かかる再配信に対して報償が与えられる。このように、オペレータは、かかる再配信を行うことが奨励される。更に、ここで、例えばクライアント102といった他のクライアントがサーバ201から特定のマルチメディアオブジェクト212を要求すると、要求は、クライアント101がそれを満たすことが可能なファイル共有ネットワーク100へ転送される。サーバ201は、もはやそれ自体の記憶部210から他のクライアント102へ提供する必要はない。
望ましくは、報償は、ダウンロードされたマルチメディアオブジェクト212をクライアント101がピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワーク100を通じて再配信した回数に依存して与えられるだけである。この実施例では、この回数を追跡するなんらかのエンティティがなくてはならない。
追跡は、クライアント装置101の追跡モジュールによって行われうる。これは、追跡モジュールがクライアント101によって実行された全ての再配信を直接監視しうるため、マルチメディアオブジェクトが再配信された回数についての最も信頼できる数字を与えるという利点がある。
望ましくは、追跡モジュールは、クライアント101のファイル共有機能を実現するソフトウエアと共に使用されるべき、例えばプラグインといったソフトウエアモジュールとして実現される。これは、別々に利用可能とされうること、及び、ユーザがソフトウエアモジュールをダウンロードし、これをインストールすることによってこの機能を追加しうるという利点がある。ソフトウエアがダウンロードされうる前に登録が要求されてもよく、それにより、後に、オペレータはこの登録に基づいて識別されうる。
追跡はまた、ピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワーク100上のディレクトリサーバ110によって、又はファイル共有ネットワーク100上のスーパーノードによって実行されうる。これは、個人ユーザがこの追跡の結果を改善することがより困難となるという利点がある。オペレータの制御下にあるコンピュータ中のソフトウエアモジュールは、もちろん、セキュリティ手段が十分でないとき、又は、保護機構が破られたか巧みに回避されたときは、改竄されうる。
一人の特定のオペレータに対して報償が与えられる回数についての制限もまた有利に導入されうる。このようにして、特定のマルチメディアオブジェクトが再配信された回数を(多くの報償を得るために)人為的に水増しする動機は減らされる。特に、最初にマルチメディアオブジェクトが再配信されたときのみが報償に対する理由となるよう、回数は1であるよう選択されうる。
図2の実施例では、特定のクライアント101−105がピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワーク100中で特定のマルチメディアオブジェクトを再配信した回数を追跡するアカウンティングサーバ230がある。配信サーバ201はまた、アカウンティングサーバの役割を果たしうる。
サーバ201が、クライアント101へマルチメディアオブジェクトを送信する前にクライアント101のオペレータを識別すると、クライアント101のオペレータによってマルチメディアオブジェクトが再配信された回数を追跡する他の方法がある。
要求されたマルチメディアオブジェクトをクライアント101へ送信する前に、サーバ201は、望ましくは、クライアント101についての又はクライアント101のサーバについての識別子をマルチメディアオブジェクトに埋め込み、これは望ましくは電子透かし技術を用いて行われるが、もちろん他の方法も可能である。このようにして、識別子はマルチメディアオブジェクト中に隠され、除去するのが困難であるか殆ど不可能であり、それでもマルチメディアオブジェクトの知覚的な質は影響を受けない。
電子透かし付けされたマルチメディアオブジェクトは、続いてクライアント101へ送信され、クライアント101はこれをピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワーク100へ再配信する。他のクライアント102−105は、本例では、電子透かし検出器を具備する。この検出器を用いて、他のクライアント102は、電子透かしを検出し、識別子を抽出し、これをアカウンティングサーバ230へ転送する。
このようにして、アカウンティングサーバ230は、マルチメディアオブジェクトが、クライアント101に対する識別子を含むため、クライアント101によって再配信されたこと、また、識別子はクライアント102によって提出されたことを知る。特にクライアント102が識別子と共にそのファイル共有ソフトウエア又は同様のもののバージョン番号を送信したときは、クライアント102がファイル共有ネットワーク100を介してマルチメディアオブジェクトを取得したと想定することが妥当である。
クライアント101によって配信された特定のマルチメディアオブジェクト212の見本は、サーバ201によって元々配信されたのと同じ見本である必要はない。クライアント101は、マルチメディアオブジェクト212を、CD又は他の追跡担体といった他の源から利用可能としうる。しかしながら、当該の見本が他のクライアントによって要求されたマルチメディアオブジェクトを表わす場合、要求は、クライアント101から他のクライアントへ見本を送信することと同様に満たされうる。他のクライアントは、やはりそれが要求するオブジェクトを取得し、サーバ201はその見本を他のクライアントへ送信する必要はない。従って、クライアント101のオペレータに対して再配信したことについて報償を与えることがやはり正当であるとされる。
この特定のアプローチを用いると、サーバ201が記憶部210を維持する必要性は大きく減少され、更には全体としてなくされうる。サーバ201は、配信サービスとしてではなくマルチメディアオブジェクトへのアクセスに対する支払いのための手形交換所のように動作する。
この実施例では、マルチメディアオブジェクト211は、望ましくはサーバ201から安全に利用可能とされる。例えば、オブジェクトは暗号化された形式で配信されえ、それにより受信装置上のソフトウエアは、再生を許すが、暗号化されていない形式での格納を許可しない。コンテンツアイテムを安全とするための1つの技術は、例えば米国特許第5,892,900号明細書から知られているIntertrust社の「Digifile」技術である。マルチメディアオブジェクトを安全とするための他の技術もまた使用されうる。
米国特許第5,892,900号明細書によれば、音楽は、Digifileと称される安全なディジタルコンテナに格納される。受信者は、ライセンスサーバからライセンスファイルを取得せねばならない。このライセンスファイルは、例えば音楽を再生することについての許可、又は、記憶媒体上にマルチメディアオブジェクトを格納することについての許可といった一組の許可を与える。ユーザはもちろん、各許可に対して幾らかの金額を支払わねばならない。受信者は、この支払いを行うためにサーバ201に接触し、上述の許諾を受信する。許諾は、上述のライセンスファイルを含む。
ライセンスファイルはまた、Digifileの中の音楽にアクセスするのに必要な復号鍵又は他の情報を含む。受取人がライセンスを取得すると、音楽を復号し、ユーザに対して再生することができる。ユーザはDigifileを他の人へ配信しうるが、他の人は自分たちのライセンスファイルを購入することなしには音楽を復号できない。従って、他の人もまた、サーバ201に接触することが必要である。Digifileを他人へ配信したユーザは、上述のように報償が与えられるため、これらを配信することについての必要なインセンティブを有する。
マルチメディアオブジェクトが安全にサーバ201上で利用可能とされ、サーバ201がクライアント装置へ送信するマルチメディアオブジェクトに当該のクライアント装置の識別子で電子透かし付けすると、クライアント101によって他のクライアント102−105へ個々のマルチメディアオブジェクトがファイル共有ネットワーク100上で送信された回数を追跡することがより容易となる。
上述のように、マルチメディアオブジェクトが安全に利用可能となると、装置はマルチメディアオブジェクトをレンダリングすることを可能とするためになんらかのライセンスファイルを必要とする。これは、クライアント101がサーバ201からマルチメディアオブジェクトを取得し、続いてクライアント102がクライアント101からマルチメディアオブジェクトを取得すると、クライアント102はかかるライセンスファイルを取得する必要があることを意味する。
ここで、クライアント102は、上述のように、まず電子透かしを検出し、識別子を抽出する。クライアント102は、ライセンスファイルに対する要求をライセンスサーバへ送信し、識別子をアカウンティングサーバ230へ送信する。望ましくは、これらの2つのサーバは単一のライセンシング及びアカウンティングサーバ230として実現される。サーバ230はここで、識別子230から、クライアント102がクライアント101からマルチメディアオブジェクトを取得したことを知り、ライセンスファイルに対する要求から、マルチメディアオブジェクトが安全に利用可能とされたことを知る。後者は、このマルチメディアオブジェクトがサーバ201から取得されたであろうことを示し、従って、サーバ201からマルチメディアオブジェクトを取得しファイル共有ネットワーク100上で再配信したのはクライアント101であることが明らかである。従って、クライアント101のオペレータは報償を得るべきである。
図3は、ファイル共有クライアント101をより詳細に示す図である。ファイル共有クライアント101は、従来技術で周知であるように、その上でファイル共有ソフトウエア401が実行されるパーソナルコンピュータとして実現されることが望ましい。ファイル共有ソフトウエア401は、一般的には、最近のオペレーティングシステムで利用可能なTCP/IPスタックといったネットワーキングモジュール402を利用する。
記憶部403は、ファイル共有ソフトウエア401によって共有される1つ又はそれ以上のマルチメディアオブジェクトを含む。このような記憶部403は、一般的にはハードディスク上のディレクトリである。場合によっては、記憶部403はダウンロードされたマルチメディアオブジェクトが格納される別個の部分を含んでもよい。この部分は、一般的にはやはりディレクトリであり、共有されるべきマルチメディアオブジェクトが格納されるディレクトリと同じである必要はない。
ファイル共有クライアント101中の追跡モジュール404は、個々のマルチメディアオブジェクトがファイル共有ネットワーク100上の他のクライアント102−105へ送信された回数を監視する。この情報は、望ましくは、装置101のオペレータが番号を改竄できないよう暗号化されて格納部403に格納されうる。次に、情報は、ネットワーキングモジュール402を用いて、定期的に、例えば毎日、又は少なくとも一定数のマルチメディアオブジェクトが共有されるたびに、アカウンティングサーバ230へ送信される。
また、特定のマルチメディアオブジェクトが他のクライアント102−105へ送信されるたびに別々にアカウンティングサーバ230へ通知することも可能である。これは、オペレータが結果を改竄する可能性を更に減少させる。
ファイル共有ソフトウエア401によってダウンロードされたときに特定のマルチメディアオブジェクト212中に存在する電子透かしを検出する電子透かしモジュール405が提供される。電子透かしモジュール405は、次に識別子を抽出し、これをネットワーキングモジュール402を用いてアカウンティングサーバ230へ転送する。
任意に、フィンガープリントモジュール406もまた提供されうる。このモジュール406は、ファイル共有ネットワーク100から受信されるオブジェクト、及び/又は、他の源によって、例えばサーバ201から直接、取得されるオブジェクトから、いわゆるロバストなフィンガープリントを発生しうる。
かかるロバストなフィンガープリントを計算するのに使用されうる幾つかの技術がある。欧州特許出願第01200505.4号明細書は、例えばオーディオクリップといったマルチメディアオブジェクトに対するロバストなフィンガープリントを発生する方法を記載する。オーディオクリップは、連続する(望ましくは重なり合う)時間間隔へ分割される。各時間間隔について、周波数スペクトルは、帯域へ分割される。各帯域のロバストな性質(例えばエネルギー)が計算され、夫々のフィンガープリントビットによって表わされる。
マルチメディアオブジェクトは、このように、各時間間隔について1つのバイナリ値を連結したものを含むフィンガープリントによって表わされる。フィンガープリントは、マルチメディアオブジェクト全体に対して計算される必要はないが、一般的には約3秒間である一定の長さの部分が受信されたときに計算されうる。従って、フィンガープリントを計算するのにどの部分が用いられたかによって、1つのマルチメディアオブジェクトに対して複数のフィンガープリントがありうる。明瞭性のため、「フィンガープリント」という用語は、1つのマルチメディアオブジェクトに対して多数のフィンガープリントが存在しうる場合でも使用される。
続いて、フィンガープリントを有するクエリーが受信されると、このフィンガープリントは、フィンガープリンティングモジュール406によって以前に計算されたフィンガープリントと比較されうる。一致が見つかると、クライアント101は、要求されたマルチメディアオブジェクトが記憶部403の中で利用可能であると判定し、これをサーバ201へ、又は、クエリーを送信したノードへ通知する。次に、要求されたマルチメディアオブジェクトを元々サーバ201からこれを要求したクライアントへ配信し、報償を受けることができる。
尚、上述の実施例は、本発明を例示するものであって本発明を制限するものではなく、当業者は添付の特許請求の範囲を逸脱することなく多くの他の実施例を設計することが可能となろう。
特許請求の範囲において、括弧内に示されたいかなる符号も請求項を限定するものと理解されるべきではない。「有する」又は「含む」の用語は、請求項に記載された要素又は段階以外の要素又は段階の存在を排除するものではない。要素が単数形で記載されている場合は、かかる要素が複数存在する場合を排除するものではない。
本発明は、幾つかの別個の要素を有するハードウエアによって、また、適当にプログラムされたコンピュータによって実現されうる。幾つかの手段を列挙した装置に関する請求項では、これらの手段のうちのいくつかは、ハードウエアの同一のアイテムによって具現化されうる。或る手段が互いに異なる従属項に記載されているというだけの事実は、これらの手段の組合せが利用されえないことを示すものではない。
複数のクライアントを有するファイル共有ネットワークを概略的に示す図である。 クライアント装置へマルチメディア装置を配信するよう配置された配信サーバを有するシステムを示す図である。 ファイル共有クライアントをより詳細に示す図である。

Claims (10)

  1. クライアント装置が配信サーバからマルチメディアオブジェクトをダウンロードするマルチメディアオブジェクト配信方法であって、
    前記クライアント装置はピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワークに接続され、前記ピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワークを通じて前記マルチメディアオブジェクトを再配信し、この再配信に関して前記クライアント装置のオペレータに報償が与えられる、方法。
  2. 前記クライアント装置が前記ピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワークを介して前記マルチメディアオブジェクトを再配信した回数を追跡し、前記回数に依存して前記クライアント装置のオペレータに報償を与える段階を更に有する、請求項1記載の方法。
  3. 前記報償は、前記配信サーバからマルチメディアオブジェクトをダウンロードするために通常支払われる価格に対する割引、ボーナスシステムで使用される幾つかのポイント、電子クーポン、前記配信サーバからの1つ又はそれ以上の更なるマルチメディアオブジェクトのダウンロードの許可、前記マルチメディアオブジェクトに関連するメタデータ、及び、前記マルチメディアオブジェクトのパフォーマーが現れるためのチケットのうちの少なくとも1つである、請求項1記載の方法。
  4. 前記マルチメディアオブジェクトを配信する前に前記クライアント装置のオペレータの識別子を取得し、前記クライアント装置が前記マルチメディアオブジェクトをダウンロードする前に電子透かしによって前記識別子を前記マルチメディアオブジェクトに埋め込む段階を更に有する、請求項1記載の方法。
  5. マルチメディアオブジェクトの配信を可能とする方法であって、
    クライアント装置から前記マルチメディアオブジェクトに対する要求を受信する段階と、前記要求をファイル共有ネットワークへ転送する段階と、前記ファイル共有ネットワーク上のノードから前記ノードが前記マルチメディアオブジェクトを前記クライアント装置へ配信することが可能であることを示す標識を受信する段階と、前記配信について前記ノードのオペレータに報償を与える段階とを有する、方法。
  6. 前記要求を前記ファイル共有ネットワークへ転送する前に前記要求を承認する段階を更に有する、請求項5記載の方法。
  7. 前記承認する段階は、前記クライアント装置のオペレータからの支払いを得ることを含む、請求項6記載の方法。
  8. 前記要求は、前記マルチメディアオブジェクトに対するフィンガープリントを取得し、前記フィンガープリントを含むクエリーを前記ファイル共有ネットワーク上のノードへ提出することによって転送される、請求項5記載の方法。
  9. マルチメディアオブジェクトの配信を可能とするシステムであって、
    クライアント装置から前記マルチメディアオブジェクトに対する要求を受信し、前記要求をファイル共有ネットワークへ転送するようにされた配信サーバと、前記ファイル共有ネットワーク上のノードから前記ノードが前記マルチメディアオブジェクトを前記クライアント装置へ配信することが可能であることを示す標識を受信し、前記配信に対して前記ノードのオペレータに対して報償を与えるアカウンティングサーバとを有するシステム。
  10. 前記クライアント装置が前記ピア・ツー・ピア・ファイル共有ネットワークを通じて前記特定のマルチメディアオブジェクトを再配信する回数を追跡し、前記回数をアカウンティングサーバへ送信するようにされた追跡モジュールを有する、請求項9記載のシステムにおいて用いられるクライアント装置。
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