JP2005515226A - カルベジロールの結晶質固体及びそれらを調製するための方法 - Google Patents

カルベジロールの結晶質固体及びそれらを調製するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005515226A
JP2005515226A JP2003559922A JP2003559922A JP2005515226A JP 2005515226 A JP2005515226 A JP 2005515226A JP 2003559922 A JP2003559922 A JP 2003559922A JP 2003559922 A JP2003559922 A JP 2003559922A JP 2005515226 A JP2005515226 A JP 2005515226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carvedilol
approximately
crystalline
peaks
dosage form
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003559922A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005515226A5 (ja
Inventor
コール,イラン
ウィーゼル,シュロミット
Original Assignee
テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=23371828&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2005515226(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド filed Critical テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド
Publication of JP2005515226A publication Critical patent/JP2005515226A/ja
Publication of JP2005515226A5 publication Critical patent/JP2005515226A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/56Ring systems containing three or more rings
    • C07D209/80[b, c]- or [b, d]-condensed
    • C07D209/82Carbazoles; Hydrogenated carbazoles
    • C07D209/88Carbazoles; Hydrogenated carbazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the ring system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/04Inotropic agents, i.e. stimulants of cardiac contraction; Drugs for heart failure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/12Antihypertensives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/56Ring systems containing three or more rings
    • C07D209/80[b, c]- or [b, d]-condensed
    • C07D209/82Carbazoles; Hydrogenated carbazoles

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

本発明は、カルベジロール又はその溶媒和物の新規結晶質固体、それを調製するための方法、それを含む組成物及びその医薬中での使用に関連する。本発明は更に、結晶質カルベジロール形態IIの結晶質固体を調製するための方法に関連する。

Description

関連特許
本願は、本明細書中参照として組み込まれている2002年12月15日に提出された米国仮出願第60/349,310号の優先権を主張する。
発明の分野
本発明は、カルベジロール又はその溶媒和物の新規結晶質固体、それを調製するための方法、それを含む組成物及びその医薬中での使用に関連する。本発明は更に、結晶質カルベジロールを調製するための新規方法に関連する。
発明の背景
カルベジロール、即ち、(±)−1−(カルバゾール−4−イルオキシ)−3−[[2−(o−メトキシフェノキシ)エチル]アミノ]−2−プロパノールは、α1-遮断活性を有する非選択的β-アドレナリン遮断薬である。カルベジロールは以下の構造式:
Figure 2005515226
を有するラセミ混合物である。
カルベジロールは、鬱血性心不全の治療及び高血圧の調節を目的とするCOREG(登録商標)有効成分である。カルベジロールは多活性薬物であるので、そのβ-遮断活性が、体の一部における所定の神経インパルスに対して影響を及ぼす。その結果、β-遮断薬が血液及び酸素のために必要な心臓の動き(heart’s)をその仕事量を減らすことによって低下せしめる。カルベジロールは、α-アドレナリンレセプター遮断を主としてもたらす血管拡張薬であることも知られている。カルベジロールの多数の活性は、薬物の血圧抑制効果及びその鬱血性心不全の調節におけるその有効性を担う。
国際特許出願WO99/05105号(105号出願)は、カルベジロールが、調製の方法に依存し、2つの多型形態において単離できうることを開示する。、形態I及び形態IIと命名されている2つの多型形態は、モノトロピックであり且つそれらは赤外、ラマン及び粉末X線回折(PXRD)スペクトルによって区別できることを報じている。カルベジロールの溶媒和物形態の存在について文献中で発見される証拠はない。
105号出願の例1において、形態1は、粗製のカルベジロールをメタノール中に溶かし、この溶液を加熱し、当該溶液を冷却し、そして当該溶液を、形態Iを生産するために十分な時間に渡り撹拌することによって生成されていた。形態IIは形態Iを2−プロパノール中で再結晶化することによって生成されていた。
本発明は、カルベジロールの固体状態の物理特性に関連する。これらの特性は、カルベジロールが固体形態で獲得される条件を調節することによって影響を与えられうる。固体状態の物理特性としては、例えば粉砕固体(milled solid)の流動性が挙げられる。流動性は、物質を扱い医薬製品へと加工する容易さに影響する。粉末状化合物の粒子が互いに簡単には流過(flow past)しない場合、調剤専門家は、錠剤又はカプセル製剤の開発における実際を考慮しなければならず、それによりを流動促進剤、例えば、コロイド状二酸化ケイ素、タルク、デンプン又は三塩基性リン酸カルシウムを使用することが余儀なくされうる。
医薬化合物の他の重要な固体状態特性は、水性流体中でのその溶解速度である。患者の胃腸流体中での活性成分の溶解速度は、治療の結末を有しており、何故ならそれが、経口的に投与された活性成分が患者の血流に到達する速度に上限を課すからである。溶解の速度は、シロップ、エリキシル及び他の液体状医薬を処方する際の懸案事項でもある。化合物の固体状体形態は、圧縮に対するその挙動及びその保存安定性にも影響を及ぼす。
これらの実際上の物理的な特性は、物質の特定の多型形態を規定する単位セル中の分子の構造及び配向によって影響を受ける。多型形態、は非晶質物質又は他の多型形態のものとは異なる温度特性を生じうる。温度特性は、実験室において、例えば、キャピラリー融点、熱重量分析(TGA)及び示差走査熱量測定(DSC)などの方法によって測定されており、そしてある多型形態を他のものから区別するために使用できうる。特定の多型体は、粉末X線結晶学、固体状態13C NMR分光分析及び赤外分光分析によって検出されうる独特の赤外分光特性をも生じうる。
本発明はカルベジロールの溶媒和にも関連する。物質が溶液から結晶化する場合、それは溶媒の分子を結晶格子中、等間隔で補足しうる。溶媒和は、固体状態の実用的物理特性、例えば、流動性及び溶解速度にも影響する。
多型体又は溶媒和物を形成できる医薬化合物の最も重要な物理特性の1つは、水溶液中でのその溶解度、詳細には、患者の胃液中での溶解度である。形態を容易に医薬投与形態へと加工することに関連する他の重要な特性は、例えば、粉末状又は微粉形態の流動する傾向及び当該形態の結晶が圧縮され錠剤になる場合に互いに接着するかどうかを決める表層特性などである。
医薬上有用な化合物の新規多型形態及び溶媒和物の発見は、医薬品の性能特性を向上せしめる新たなる機会を提供する。それは、調剤科学者が、目標とする放出特性又は他の所望の特性を伴うある薬物の医薬投与形態を設計するために利用できる物質のレパートリーを拡大する。カルベジロールの新規多型形態及び溶媒和物が開示されている。
発明の概要
1つの観点において、本発明は、およそ6.5、7.3、16.0及び30.5±0.2度2シータにピークを伴うPXRDパターン、およそ5.8、10.7、11.1、11.5、13.1、13.7、16.8、17.7、18.5及び23.0±0.2度2シータにピークを伴うPXRDパターン、およそ74℃及び112℃に吸熱ピークを伴うDSCサーモグラム、並びにおよそ613、740、994、1125、1228、1257、1441、1508、1737、2840、3281、3389、及び3470cm-1にピークを伴うFTIRスペクトルからなる群から選択されたデータを特徴とする、カルベジロール又はその溶媒和物の結晶質固体を提供する。この固体状結晶質形態を形態VIとする。
他の観点において、本発明は、形態VIの特徴(例えば、PXRDピーク及び/もしくはFTIRピーク、並びに/又は本明細書中で開示されているDSCピーク)を1以上有するカルベジロール又はそれらの水和物の結晶質固体を調製するための方法を供する。この方法によれば、溶液を形成するためにカルベジロールは酢酸エチルと接触せしめられている。この溶液は冷却されそして任意にカルベジロール形態IIを播種されている。この溶液は、次いで、高速撹拌の下で冷却されて良い懸濁を形成するために、高速撹拌下で撹拌されて良い。
更なる他の観点において、本発明は、形態VIの特徴を1以上有する結晶質カルベジロールを当該結晶質カルベジロールが乾燥する迄加熱し、カルベジロール形態IIと当該乾燥結晶質カルベジロールを混合し、そして当該混合物を、当該乾燥結晶質カルベジロール形態IIへと転換する十分な保持時間に渡り保存する段階を含む、カルベジロール形態IIの結晶質固体を調製するための方法を供する。
発明の詳細な説明
1つの観点において、本発明は、形態VIと命名された、カルベジロール又はその溶媒和物の新規結晶形態を提供する。カルベジロール溶媒和物形態VIは、およそ6.5、7.3、16.0及び30.5±0.2度2シータにピークを伴うPXRDパターン(図1)を特徴とする。更なるPXRDピークは、およそ5.8、10.7、11.1、11.5、13.1、13.7、16.8、17.7、18.5、及び23.0±0.2度2シータで確認された。
カルベジロール溶媒和物形態VIは、613、740、994、1125、1228、1257、1441、1508、1737、2840、3281、3389及び3470cm-1における特徴的な吸収バンドを伴うFTIRスペクトル(図2)を生み出す。更なるFTIRピークは、およそ720、1100、1286、1454、1589、2911、及び2935cm-1で確認された。
カルベジロール溶媒和物形態VIは、2つの吸熱ピーク(即ち、メイン吸熱ピークはおよそ74℃において、そしてマイナー吸熱(dH=0.7J/g)は112℃で確認された)示すDSCサーモグラム(図3)を生み出す。
カルベジロール溶媒和物形態VIは、35〜104℃の温度範囲でおよそ13%の重量減少段階を示す示差熱重量(DTG)サーモグラム(図4)を生み出す。この値は、3分子のカルベジロールにつき2分子の酢酸エチルに対応する期待された値に等しい。
カルベジロール溶媒和物形態VIの含水率を、Karl-Fisher滴定によって試験しており、それにより、それが水を含まないことが示された。
他の観点において、カルベジロール又はその溶媒和物の結晶質固体を調製するための新規方法を供し、当該方法は、カルベジロールと酢酸エチルを接触させて溶液を形成し、当該溶液を任意に撹拌の下で冷却する段階を伴う。好適に、出発カルベジロールは乾燥している。前記溶液は任意にカルベジロール形態IIが播種されていて良い。前記溶液は高速撹拌の下で撹拌され懸濁が形成されて良く、次いでそれは高速撹拌の下で冷却されて良い。この方法によって獲得された産物は、形態VIの特徴を1つ以上有し、そしてろ過などの常用の方法によって酢酸エチルから分離されて良い。この産物も乾燥されて良い。
好適に、酢酸エチルと乾燥カルベジロールの混合物は、溶液を形成するために、およそ65℃〜およそ80℃の範囲、最も好適にはおよそ70℃〜およそ77℃の範囲の温度に加熱されている。この後、好適に、溶液の温度はおよそ40℃〜およそ55℃、最も好適には、およそ46℃〜およそ50℃に下げられている。
前記溶液にカルベジロール形態IIが播種されている場合、この播種された溶液は、形態VIを沈殿させるために十分な保持時間に渡り、およそ46℃〜およそ50℃の範囲の温度で撹拌されている。高速撹拌(260rpm以上)の下およそ30分の保持時間が典型的に十分である。この後、前記懸濁の温度は好適におよそ10℃へと、ある保持時間に渡り、好適にはおよそ3時間に渡り高速撹拌下で冷却されている。この冷却された懸濁はおよそ30分に渡り撹拌されるべきだ。
他の観点において、本発明はカルベジロール形態IIの結晶質固体を調製するための方法を提供し、当該方法は、形態VIの特徴を1以上有する結晶質カルベジロールを結晶質カルベジロールが乾燥する迄加熱し、カルベジロール形態IIと乾燥結晶質カルベジロールを混合し、そしてこの混合物を、当該乾燥結晶質カルベジロールが形態IIへと転換する十分な保持時間に渡り保存する段階を含む。
好適に、形態VIの特徴を1つ以上有する結晶質カルベジロールは、およそ50℃〜およそ60℃の範囲の温度、最も好適にはおよそ55℃に加熱されている。この加熱段階は大気圧においてかあるいは減圧下で行うことができうる。好適に、前記圧力はおよそ60mmHg、一層好適にはおよそ30mmHgである。形態VIの特徴を1つ以上有する結晶質カルベジロールは典型的に加熱のおよそ16時間後に乾燥されている。
形態VIの特徴を1つ以上有する乾燥結晶質カルベジロールはカルベジロール形態IIと混合されており、そして当該乾燥結晶質カルベジロール形態が形態IIに転換する十分な保持時間に渡り保存されている。典型的に十分な保持時間は、およそ1週間〜およそ2週間である。カルベジロール形態Iも存在しうる。
カルベジロール形態VIは粉末へと粉砕されそして医薬品中で使用されているかあるいは、カルベジロール形態VIのより大きな塊を生産するために造粒法などによって物理的に修飾されて良い。カルベジロール形態VIは、それを液体媒体、例えば、水、グリセリン、植物油及び以下においてより詳細に論じられるものの中に溶解又は分散させることによって液体状医薬品を生産するために使用されて良い。
カルベジロール形態VIは、鬱血性心不全及び高血圧症を有する患者を治療するため並びにほ乳動物、例えばヒト患者において低血圧効果を生じさせるために有用である。カルベジロール形態VIは、ヒト及び哺乳動物のための様々な組成物へと処方されて良い。
本発明の医薬組成物は、カルベジロール形態VIを、任意に他の結晶質形態及び/又は他の活性成分の例えばヒドロクロチアジンとの混合物において含む。1もしくは複数の活性成分に加えて、本発明の医薬組成物は1もしくは複数の賦形剤を含むことができる。賦形剤は、組成物に対して様々な目的のために加えられている。
希釈剤は固体状医薬組成物のかさを増やし、そして患者又は介護者の取り扱いをより簡単にするための組成物を含む医薬投与形態を可能にしうる。固体状組成物のための希釈剤としては、例えば、微結晶性セルロース(Avicel(登録商標)など)、微細セルロース、ラクトース、デンプン、αデンプン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、糖、デキストレート、デキストリン、デキストロース、第二リン酸カルシウム、第三リン酸カルシウム、カオリン、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、マルトデキストリン、マンニトール、ポリメチタクリレート(Eudragit(登録商標)など)、塩化カリウム、粉末状セルロース、塩化ナトリウム、ソルビトール及びタルクが挙げられる。
錠剤などの投与形態へと圧縮されている固体状医薬組成物としては、賦形剤が挙げられ、その機能としては、活性成分と他の賦形剤を圧縮後に一緒に結合させるのに役立つことなどである。医薬組成物のための結合剤としては、アカシア、アルギニン酸、カルボマー(carbopolなど)、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、デキストリン、エチルセルロース、ゼラチン、グアールガム、水素化植物油、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース(Klucel(登録商標)など)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(Methocel(登録商標)など)、液体グルコース、マグネシウムアルミニウムシリケート、マルトデキストリン、メチルセルロース、ポリメタクリレート、ポビドン(Kolidon(登録商標)、Plasdone(登録商標)など)、αデンプン、アルギン酸ナトリウム及びデンプンが挙げられる。
圧縮された固体状医薬組成物の患者の胃における溶解の速度は、当該組成物に対して錠剤分解物質を加えることによって高められうる。錠剤分解物質としては、アルギン酸、カルシウムカルボキシメチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース(Ac-Di-Sol(登録商標)、Primellose(登録商標)など)、コロイド状二酸化ケイ素、ナトリウムクロスカルメロース、クロスポビドン(Kollidon(登録商標)、Polyplasdone(登録商標)など)、グアールガム、マグネシウムアルミニウムシリケート、メチルセルロース、微結晶性セルロース、カリウムポラクリリン、粉末状セルロース、αデンプン、アルギン酸ナトリウム、ナトリウムデンプングリコレート(Explotab(登録商標))及びデンプンが挙げられる。
流動促進剤は、圧縮されていない固体状組成部の流動性を向上させるため及び投与の精度を向上させるために加えられて良い。流動促進剤として機能しうる賦形剤の例としては、コロイド状二酸化ケイ素、三ケイ酸マグネシウム、粉末状セルロース、デンプン、タルク及び第三リン酸カルシウムが挙げられる。
錠剤などの投与形態は、粉末状組成物の圧縮によって作製されており、当該組成物は穿孔機の圧力及び色素に委ねられる。いくつかの賦形剤と活性成分は穿孔機の表層と色素に対して接着する傾向を有し、それにより製品がピッチングと他に表層の凹凸を持つようになる。当該組成物に対して、粘着性を減らして色素から簡単に製品を放出せしめるために、潤滑剤が加えられて良い。潤滑剤としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、モノステアリン酸グリセリン、グリセリルパルミトステアレート、水素化カスター油、水素化植物油、鉱物油、ポリエチレングリコール、安息香酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ナトリウムステアリルフマレート、ステアリン酸、タルク及びステアリン酸亜鉛が挙げられる。
風味剤及び風味増強剤が一層、投与形態の患者に対する口当たりを良くする。本発明の組成物中に含まれうる、医薬製品のための通常の風味剤と風味増強剤としては、マルトール、バニリン、エチルバニリン、メントール、クエン酸、フマル酸、エチルマルトール、及び酒石酸が挙げられる。
固体状及び液体状組成物は、それらの概観を良くするため及び/又は患者による製品及び単位投与量の認知を促すために、医薬的に許容できる任意の着色剤を使用して染色されても良い。
本発明の液体状医薬組成物において、カルベジロール形態VIと任意の他の固体状賦形剤が、水、植物油、アルコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール又はグリセリンなどの液体担体中で溶かされているかあるいは懸濁されている。
液体状医薬組成物は、活性成分又は液体担体中で不溶性である他の賦形剤を当該組成物の全体的に均一に分散させるために、乳化剤を含んでも良い。本発明の液体組成物中で有用でありうる乳化剤としては、例えば、ゼラチン、卵黄、カゼイン、コレステロール、アカシア、トラガカント、コンドラス、ペクチン、メチルセルロース、カルボマー、セトステアリルアルコール、及びセチルアルコールが挙げられる。
本発明の液体状医薬組成物は、製品の口当たりを良くするため及び/又は胃腸管の裏層を覆うために増粘剤を含んでも良い。かかる製剤としては、アカシア、アルギン酸ベントナイト、カルボマー、カルシウムカルボキシメチルセルロース又はナトリウムカルボキシメチルセルロース、セトステアリルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロース、ゼラチングアールガム、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、マルトデキストリン、ポリビニルアルコール、ポビドン、プロピレンカーボネート、プロピレングリコールアルギネート、アルギン酸ナトリウム、グリコール酸ナトリウムデンプン、デンプントラガカント及びキサンタンガムが挙げられる。
甘味剤の、例えば、ソルビトール、サッカリン、ナトリウムサッカリン、スクロース、アスパルターム、フルクトース、マンニトール及び転化糖が風味を良くするために加えられて良い。
防腐剤及びキレート剤の、例えばアルコール、安息香酸ナトリウム、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール及びエチレンジアミン四酢酸が摂取に安全な量にて保存安定性を向上させるために加えられて良い。
本発明の液体状組成物は、グコン酸(guconic acid)、乳酸、クエン酸又は酢酸、グコン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム又は酢酸ナトリウムなどの緩衝剤を含んでも良い。
賦形剤と使用する量の選択は、実験及び標準的な方法及び当該分野における参考となる仕事を考慮することに基づき製剤科学者によって容易に決定されうる。
本発明の固体状組成物としては、粉末、顆粒、凝集体及び圧縮された組成物が挙げられる。
カルベジロール形態VIは鬱血性心不全及び高血圧を治療するために、1又は複数の活性成分を患者に対してβ遮断活性を発揮する体の部位に対し送達する任意の方法によって投与できうる。投与法としては、経口、口内、腸管、非経口(皮下、筋内、及び静脈内など)、直腸、吸入及び眼への投与に適した投与形態が挙げられる。全ての場合において最も適切な投与は治療される症状の性質と症度に依存するだろうが、本発明の最も好適な経路は経口である。カルベジロール形態VIは患者に対して経口単位投与形態において都合良く投与されて良くそして医薬業界で周知の任意の方法によって調製されて良い。投与形態としては、錠剤、粉末、カプセル、座薬、小袋、トローチ及びロゼンジなどの固体投与形態、並びに液体状シロップ、懸濁及びエリキシルが挙げられる。
1又は複数の活性成分及び賦形剤は組成物及び投与形態へと当業界で公知の方法によって処方できうる。
錠剤化又はカプセル充填するための組成物は、湿式造粒法によって調製されて良い。湿式造粒法において、活性成分のいくつか又は全てと粉末形態における賦形剤が混合され、次いで更に液体、典型的には水の存在下で混合され、それにより当該粉末が塊になり顆粒になる。前記顆粒は篩分けそして/又は粉砕され、乾燥されて次いで篩分けられそして/又は粉砕され所望の粒子サイズになる。次いで、前記顆粒は錠剤化されうるかあるいは錠剤化される前に他の賦形剤の、例えば流動促進剤及び又は潤滑剤が加えられて良い。
錠剤型組成物は、典型的に乾燥混合により調製されて良い。例えば、活性物質と賦形剤の混合組成物は、スラグ又はシートへと圧縮され、次いで圧縮された顆粒へと粉砕されうる。前記圧縮された粒子は続いて錠剤へと圧縮されて良い。
乾燥造粒法の代わりとして、混合された組成物は、直接圧縮技術を使用することで圧縮された投与形態へと直接圧縮されて良い。直接圧縮により、顆粒を伴わない一層均一な錠剤が生産される。直接圧縮錠剤成形に特に適した賦形剤としては、微結晶性セルロース、噴霧乾燥されたラクトース、第二リン酸カルシウム二水和物及びコロイド状シリカが挙げられる。これら及び他の賦形剤の直接圧縮錠剤形成における適切な使用は、実験を伴う当業界及び特に直接圧縮錠剤成形の処方問題に身を置く当業者に公知である。
本発明のカプセル充填物は、最終錠剤成形段階には委ねられてはいない、錠剤成形について記載されている、先の混合物及び顆粒を含んで成る。
更に詳細には、錠剤は、例えば、錠剤成形機中で組成物を混合及び直接圧縮することによって処方されて良い。
カプセルは、例えば、ゼラチンカプセルの半分を上記の組成物で満たしてそれをゼラチンカプセルの他の半分でキャッピングすることによって調製できうる。
注射のための簡単な非経口溶液は、カルベジロール形態VI、無菌プロピレングリコール、及び滅菌水を組みあわせ、そして当該組成物を滅菌条件下で滅菌バイアルにおいて封じることによって調製できうる。
カプセル、錠剤及びロゼンジ及び他の単位投与形態は、好適に、およそ1mg〜およそ100mgの量のカルベジロール形態VIを含む。
以下の例は、本発明を説明する目的であり且つ本発明の内容を限定することはない。
実施例
一般
粉末X線回折パターンを当業界で公知の、SCINTAG粉末X線回折計モデルX’TRA、固体状態検出器を備えた可変ゴニオメーターを使用する方法によって獲得した。λ=1.5418Åの銅放射線を使用した。走査パラメーターは:測定範囲:2〜40度2シータ;連続走査速度:3度/分を伴った。
熱重量分析曲線を、Mettler Toledo DSC821eを使用する当業界で公知の方法によって獲得した。試料の重量はおよそ3〜5mgであった。温度範囲は、およそ30℃〜少なくとも250℃、10℃/分の速度であった。
熱重量分析曲線を、Shimadzu DTG-50を使用する当業界で公知の方法によって獲得した。試料の重量はおよそ3〜5mgであった。温度範囲は、およそ30℃〜少なくとも250℃、10℃/分の速度であった。試料を窒素ガスにより20ml/分の速度でパージした。
当業界で公知の方法、Perkin-Elmer、Spectrum One FTIR 分光計を使用し、例えば、拡散反射法によってFTIRスペクトルを獲得した。走査パラメーターは以下の:範囲4000〜400cm-1、走査16回、解像度:4.0cm-1であった。
実施例1カルベジロール形態VI
乾燥カルベジロール(7kg)を酢酸エチル(70L)に対して加え、そしておよそ70〜77℃で撹拌の下で加熱した。溶解が完了した後、この溶液をおよそ46〜50℃に撹拌の下で冷却した。次いで、この溶液にカルベジロール形態IIを播種しておよそ46〜50℃の温度で30分に渡り高速(260rpm以上)撹拌した。生じる懸濁を3時間に渡りおよそ10℃の温度で高速撹拌の下で冷却した。懸濁を更なる30分に渡り撹拌してろ過し、そしてカルベジロール形態VIを獲得した。
実施例2カルベジロール形態II
カルベジロール形態VIを含む3つのトレー(1kg/トレー)を真空オーブン中へと挿入し、およそ55℃の温度に30mmHgの真空下で加熱しておよそ16時間に渡り乾燥させた。乾燥直後、この乾燥させた試料の多型体含有物は、形態VIと形態IIの混合物であった。室温でおよそ4週間に渡る保存後、形態I、形態II及び形態VIの混合物が発見された。
カルベジロール形態VIのPXRDパターンである。 カルベジロール形態VIのFTIRスペクトルである。 カルベジロール形態VIのDSCサーモグラムである。 カルベジロール形態VIのDTGサーモグラムである。

Claims (27)

  1. およそ6.5、7.3、16.0、及び30.5±0.2度2シータにピークを伴うPXRDパターン、およそ74℃及び112℃に吸熱ピークを伴うDSCサーモグラム、並びにおよそ613、740、994、1125、1228、1257、1441、1508、1737、2840、3281、3389、及び3470cm-1にピークを伴うFTIRスペクトルからなる群から選択されたデータを特徴とする、カルベジロール又はその溶媒和物の結晶質固体。
  2. およそ6.5、7.3、16.0及び30.5±0.2度2シータにおけるPXRDピークを特徴とする、請求項1に記載のカルベジロール。
  3. およそ5.8、10.7、11.1、11.5、13.1、13.7、16.8、17.7、18.5、及び23.0±0.2度2シータにおけるPXRDピークを更に特徴とする、請求項2に記載のカルベジロール。
  4. 実質的に図1に描かれているPXRDパターンを特徴とする請求項3に記載のカルベジロール。
  5. およそ74℃及び112℃におけるDSCピークを特徴とする請求項1に記載のカルベジロール。
  6. 実質的に図3に描かれているDSCサーモグラムを特徴とする請求項5に記載のカルベジロール。
  7. およそ613、740、994、1125、1228、1257、1441、1508、1737、2840、3281、3389、及び3470cm-1におけるFTIRピークを特徴とする、請求項6に記載のカルベジロール。
  8. およそ720、1100、1286、1454、1589、2911、及び2935cm-1におけるFTIRピークを更に特徴とする、請求項7に記載のカルベジロール。
  9. 実質的に図2に描かれているFTIRスペクトルを特徴とする、請求項8に記載のカルベジロール。
  10. 結晶質カルベジロール形態VI。
  11. カルベジロールと酢酸エチルを接触せしめて溶液を形成し、そして
    当該溶液を冷却することによって沈殿を形成させている:
    段階を含んで成る、請求項1に記載のカルベジロール又はその溶媒和物の結晶質固体を調製するための方法。
  12. 前記冷却段階を撹拌の下で行っている、請求項11に記載の方法。
  13. 前記溶液の温度をおよそ40℃〜およそ55℃に下げている、請求項11に記載の方法。
  14. 前記溶液にカルベジロール形態IIを播種して懸濁を形成し、
    当該懸濁を冷却することによって沈殿を形成させている:
    段階を更に含んで成る、請求項11に記載の方法。
  15. 前記懸濁の温度をおよそ10℃に下げている、請求項14に記載の方法。
  16. 前記冷却段階を撹拌の下で行っている、請求項15に記載の方法。
  17. 請求項11に記載の方法によって調製したカルベジロール又はその溶媒和物の結晶質固体。
  18. 有効な量の請求項1に記載のカルベジロール又はその溶媒和物の結晶質固体及び1以上の医薬的に許容できる賦形剤を含んで成る医薬組成物。
  19. 請求項18に記載の医薬組成物を含んで成る医薬投与形態。
  20. 前記投与形態が経口投与形態である、請求項19に記載の医薬投与形態。
  21. 前記経口投与形態がカプセル又は錠剤である、請求項20に記載の医薬投与形態。
  22. 高血圧症を患う患者における高血圧症を、当該患者に対して請求項19に記載の投与形態を投与することによって治療する方法。
  23. 鬱血性心不全を患う患者における鬱血性心不全を、当該患者に対して請求項19に記載の投与形態を投与することによって治療する方法。
  24. 請求項1に記載の結晶質カルベジロールを当該結晶質カルベジロールが乾燥する迄加熱し、
    カルベジロール形態IIと当該乾燥結晶質カルベジロールを混合し、そして
    この混合物を当該乾燥結晶質カルベジロールが形態IIへと転換する十分な保持時間に渡り保存する:
    段階を含んで成る、カルベジロール形態IIの結晶質固体を調製するための方法。
  25. 前記結晶質カルベジロールをおよそ50℃〜およそ60℃の温度に加熱している、請求項24に記載の方法。
  26. 前記加熱段階を減圧下で行っている、請求項25に記載の方法。
  27. 前記圧力がおよそ30mmHgである、請求項26に記載の方法。




JP2003559922A 2002-01-15 2003-01-15 カルベジロールの結晶質固体及びそれらを調製するための方法 Pending JP2005515226A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US34931002P 2002-01-15 2002-01-15
PCT/US2003/001137 WO2003059807A2 (en) 2002-01-15 2003-01-15 Crystalline solids of carvedilol and processes for their preparation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005515226A true JP2005515226A (ja) 2005-05-26
JP2005515226A5 JP2005515226A5 (ja) 2005-12-22

Family

ID=23371828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003559922A Pending JP2005515226A (ja) 2002-01-15 2003-01-15 カルベジロールの結晶質固体及びそれらを調製するための方法

Country Status (14)

Country Link
US (3) US6710184B2 (ja)
EP (1) EP1474133A4 (ja)
JP (1) JP2005515226A (ja)
KR (1) KR20040077872A (ja)
CN (1) CN1298322C (ja)
AU (1) AU2003205146A1 (ja)
CA (1) CA2472377A1 (ja)
HR (1) HRP20040673A2 (ja)
IS (1) IS7351A (ja)
MX (1) MXPA04006909A (ja)
NO (1) NO20043383L (ja)
PL (1) PL371409A1 (ja)
WO (1) WO2003059807A2 (ja)
ZA (1) ZA200405443B (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6389455B1 (en) * 1998-09-22 2002-05-14 Richard C. Fuisz Method and apparatus for bouncing electronic messages
US20010036959A1 (en) * 2000-04-03 2001-11-01 Gabel Rolf Dieter Carvedilol-hydrophilic solutions
US6699997B2 (en) 2000-06-28 2004-03-02 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. Carvedilol
US7122376B2 (en) * 2001-11-01 2006-10-17 Facet Analytical Services And Technology, Llc Calibration standards, methods, and kits for water determination
US7049146B2 (en) 2000-11-14 2006-05-23 Facet Analytical Services And Technology, Llc Calibration standards, methods, and kits for water determination
US8101209B2 (en) 2001-10-09 2012-01-24 Flamel Technologies Microparticulate oral galenical form for the delayed and controlled release of pharmaceutical active principles
PL371409A1 (en) 2002-01-15 2005-06-13 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. Crystalline solids of carvedilol and processes for their preparation
CA2483054A1 (en) * 2002-04-30 2003-11-13 Sb Pharmco Puerto Rico Inc. Carvedilol monocitrate monohydrate
JP2005533822A (ja) * 2002-06-27 2005-11-10 エスビー・ファルムコ・プエルト・リコ・インコーポレイテッド 臭化水素酸カルベジロール
JP2005533823A (ja) * 2002-06-27 2005-11-10 エスビー・ファルムコ・プエルト・リコ・インコーポレイテッド リン酸カルベジロール塩および/またはその溶媒和物、対応する組成物、および/または治療方法
US20040152756A1 (en) * 2002-07-15 2004-08-05 Wei Chen Carvedilol polymorph
WO2004094378A1 (en) * 2003-04-21 2004-11-04 Matrix Laboratories Ltd Process for the preparation of carvedilol form-ii
US20050037040A1 (en) * 2003-08-13 2005-02-17 Moshe Arkin Topical compositions of urea and ammonium lactate
US20050042182A1 (en) * 2003-08-13 2005-02-24 Moshe Arkin Topical compositions of urea
US20050036953A1 (en) * 2003-08-13 2005-02-17 Moshe Arkin Topical compositions of ammonium lactate
US20050042268A1 (en) * 2003-07-16 2005-02-24 Chaim Aschkenasy Pharmaceutical composition and method for transdermal drug delivery
SI21616A (sl) * 2003-09-02 2005-04-30 Krka, Tovarna Zdravil, D.D., Novo Mesto Nove kristalne oblike karvedilola
US20050069499A1 (en) * 2003-09-25 2005-03-31 Moshe Arkin Foamable compositions, processes of preparing same and uses thereof
EP1686986A4 (en) * 2003-11-25 2009-05-27 Sb Pharmco Inc CARVEDILOL SALTS, CORRESPONDING COMPOSITIONS, METHODS OF ADMINISTRATION AND / OR TREATMENT
EP1686967A4 (en) * 2003-11-25 2012-08-08 Smithkline Beecham Cork Ltd CARVEDILOL-FREE BASE, SALTS, WATER-FREE FORMS OR SOLVATES THEREOF, CORRESPONDING PHARMACEUTICAL COMPOSITIONS, CONTROLLED RELEASE FORMULAS AND TREATMENT OR DISPOSAL PROCEDURES
US20060057075A1 (en) * 2004-08-02 2006-03-16 Moshe Arkin Pharmaceutical and cosmeceutical wash-off mousse shampoo compositions, processes for preparing the same and uses thereof
EP1781611A1 (en) * 2005-06-09 2007-05-09 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. Crystalline forms of carvedilol and processes for their preparation
WO2007043938A1 (en) * 2005-10-07 2007-04-19 Astrazeneca Ab NOVEL CRYSTALLINE FORM OF 3,5-DIBROMO-N- [ (2S) -2- (-4- FLUOROPHENYL) -4- (3-MORPHOLIN-4-YLAZTIDIN-l-YL) BUTYL] -N METHYLBENZAMIDE, MODIFICATION B
WO2007077111A1 (en) * 2005-12-30 2007-07-12 F. Hoffmann-La Roche Ag Compounds and methods for carbazole synthesis
EP1991527A2 (en) 2006-06-28 2008-11-19 Teva Pharmaceutical Industries Ltd Polymorphous forms of carvedilol phosphate
GB2442238B (en) * 2006-09-29 2008-10-01 Rolls Royce Plc Sheet metal blank
US20080249317A1 (en) * 2007-04-04 2008-10-09 Apotex Inc. Novel amorphous form of carvedilol phosphate and processes for the preparation thereof
WO2009064480A1 (en) * 2007-11-14 2009-05-22 Manuel Gidekel New extracts of deschampsia antarctica desv. with antineoplastic activity
WO2015031914A1 (en) * 2013-08-30 2015-03-05 Uti Limited Partnership Store overload-induced calcium release inhibitors and methods for producing and using the same
AR099354A1 (es) 2013-11-15 2016-07-20 Akebia Therapeutics Inc Formas sólidas de ácido {[5-(3-clorofenil)-3-hidroxipiridin-2-carbonil]amino}acético, composiciones, y sus usos

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2815926A1 (de) * 1978-04-13 1979-10-18 Boehringer Mannheim Gmbh Neue carbazolyl-(4)-oxy-propanolamin-derivate, verfahren zu ihrer herstellung und diese verbindungen enthaltende arzneimittel
DE3319027A1 (de) 1983-05-26 1984-11-29 Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim Verfahren zur herstellung von optisch aktiven carbazol-derivaten, neue r- und s-carbazol-derivate, sowie arzneimittel, die diese verbindungen enthalten
FR2725623A1 (fr) 1994-10-18 1996-04-19 Flamel Tech Sa Microcapsules medicamenteuses et/ou nutritionnelles pour administration per os
US5760069A (en) 1995-02-08 1998-06-02 Boehringer Mannheim Pharmaceuticals Corporation-Smithkline Beecham Corporation Limited Partnership #1 Method of treatment for decreasing mortality resulting from congestive heart failure
EP0893440A1 (en) * 1997-07-22 1999-01-27 Roche Diagnostics GmbH Thermodynamically stable modification of 1-(4-carbazolyloxy)-3-[2-(2-methoxyphenoxy)ethylamino]-2-propanole, process for its preparation and pharmaceutical compositions containing it
US6730326B2 (en) 1997-07-22 2004-05-04 Roche Diagnostics Gmbh Thermodynamically stable modification of 1-(4-carbazolyl-oxy-3[2-(2-methoxyphenoxy)-ethylamino]-2-propanol process for its preparation and pharmaceutical compositions containing it
HU227441B1 (en) * 1997-11-24 2011-06-28 Egis Gyogyszergyar Nyilvanosan Muekoedoe Reszvenytarsasag Process for producing carvedilol, enantiomers and salts thereof
DE19954569A1 (de) 1999-11-12 2001-05-17 Schwabe Willmar Gmbh & Co Pharmakologisch aktive Tetrahydrothiopyran-4-ol-Derivate, Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung
US6699997B2 (en) * 2000-06-28 2004-03-02 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. Carvedilol
JO2433B1 (en) 2001-01-25 2008-04-17 اف . هوفمان لاروش ايه جي Preparation of heterocyclic lindane landscapes
JP2004534840A (ja) * 2001-07-13 2004-11-18 スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション カルベジロール多型体
RU2308449C2 (ru) 2001-09-28 2007-10-20 Ф.Хоффманн-Ля Рош Аг Псевдополиморфные формы карведилола
PL371409A1 (en) 2002-01-15 2005-06-13 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. Crystalline solids of carvedilol and processes for their preparation
JP2005533823A (ja) 2002-06-27 2005-11-10 エスビー・ファルムコ・プエルト・リコ・インコーポレイテッド リン酸カルベジロール塩および/またはその溶媒和物、対応する組成物、および/または治療方法
US20040152756A1 (en) * 2002-07-15 2004-08-05 Wei Chen Carvedilol polymorph
SK285547B6 (sk) 2002-11-08 2007-03-01 Zentiva, A. S. Spôsob prípravy Carvedilolu
WO2004094378A1 (en) 2003-04-21 2004-11-04 Matrix Laboratories Ltd Process for the preparation of carvedilol form-ii
WO2004113296A1 (en) 2003-06-20 2004-12-29 Sun Pharmaceutical Industries Limited A process for preparation of 1-[9h-carbazol-4-yloxy]- 3-[{2-(2-(-(methoxy)phenoxy)-ethyl}-amino]-propan-2-ol
SI21616A (sl) 2003-09-02 2005-04-30 Krka, Tovarna Zdravil, D.D., Novo Mesto Nove kristalne oblike karvedilola
EP1686986A4 (en) 2003-11-25 2009-05-27 Sb Pharmco Inc CARVEDILOL SALTS, CORRESPONDING COMPOSITIONS, METHODS OF ADMINISTRATION AND / OR TREATMENT
US7875730B2 (en) 2004-02-23 2011-01-25 Cadila Healthcare Ltd. Process for manufacture of racemic Carvedilol
US20070191456A1 (en) 2004-04-22 2007-08-16 Tarur Venkatasubramanian R Novel process for the preparation of 1-(9h-carbazol-4-yloxy)-3-[[2-(-methoxyphenoxy)-ethyl] amino]-propan-2-ol
GB0411273D0 (en) 2004-05-20 2004-06-23 Cipla Ltd Process and product
JP2008523025A (ja) 2004-12-09 2008-07-03 ザック システム エス.ピー.エー. カルベジロール及びそのエナンチオマーの調製プロセス
US20070027202A1 (en) 2005-06-07 2007-02-01 Ashok Kumar Process for the preparation of carvedilol and its salts
CN101309903B (zh) 2005-11-16 2012-10-03 弗·哈夫曼-拉罗切有限公司 制备thoc的新方法
WO2007077111A1 (en) 2005-12-30 2007-07-12 F. Hoffmann-La Roche Ag Compounds and methods for carbazole synthesis
KR100746455B1 (ko) 2006-02-23 2007-08-03 안국약품 주식회사 고광학순도의 키랄 카베딜롤의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
NO20043383L (no) 2004-08-13
US20030166702A1 (en) 2003-09-04
KR20040077872A (ko) 2004-09-07
US7598396B2 (en) 2009-10-06
CA2472377A1 (en) 2003-07-24
EP1474133A2 (en) 2004-11-10
US7514467B2 (en) 2009-04-07
WO2003059807A2 (en) 2003-07-24
HRP20040673A2 (en) 2005-06-30
US6710184B2 (en) 2004-03-23
US20090163721A1 (en) 2009-06-25
AU2003205146A1 (en) 2003-07-30
ZA200405443B (en) 2005-07-08
WO2003059807A3 (en) 2003-12-04
US20040171665A1 (en) 2004-09-02
IS7351A (is) 2004-07-13
CN1298322C (zh) 2007-02-07
CN1615133A (zh) 2005-05-11
EP1474133A4 (en) 2006-02-01
PL371409A1 (en) 2005-06-13
MXPA04006909A (es) 2005-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005515226A (ja) カルベジロールの結晶質固体及びそれらを調製するための方法
US20230183235A1 (en) Solid state forms of amg-510 and process for preparation thereof
WO2007062147A1 (en) Crystal forms of cinacalcet hci and processes for their preparation
JP2008539278A (ja) 結晶性ロスバスタチンカルシウム
JP2007514000A (ja) テガセロッド塩基及びその塩の多形現象形
WO2023064519A1 (en) Solid state forms of elacestrant and processes for preparation thereof
KR20080086937A (ko) 나테글리나이드의 다형태
US20040235904A1 (en) Crystalline and amorphous solids of pantoprazole and processes for their preparation
JP2004526706A (ja) オクスカルバゼピンの新しい結晶形態及びそれらの調製方法
JP2005534633A (ja) ガチフロキサシンの新規結晶形
WO2008149155A1 (en) Crystalline form b of olmesartan medoxomil
WO2023091534A1 (en) Solid state form of tafamidis
US20070112056A1 (en) Stable modifications of tegaserod hydrogen maleate
KR20070088507A (ko) 카베딜올의 결정질 형태 및 이것의 제조 방법
EP4073058A1 (en) Solid state form of lemborexant
WO2020264486A1 (en) Solid state forms of roluperidone and salts thereof
US20080207726A1 (en) Process for the purification of carvedilol or its salts thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081021