JP2005512998A5 - - Google Patents

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Claims (95)

  1. 哺乳動物におけるウイルスの感染の予防のための方法であって、特定送達のために該哺
    乳動物にアミノキノリンまたはヒドロキシキノリンである予防有効量の抗マラリア化合物
    を投与するステップを含む方法。
  2. 前記ウイルスが、アデノウイルス、ライノウイルス、ヒトコロナウイルスまたはインフ
    ルエンザウイルスであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 哺乳動物におけるウイルスからの感染の処置のための方法であって、特定送達のために
    該ウイルスに感染した哺乳動物にアミノキノリンまたはヒドロキシキノリンである治療有
    効量の抗マラリア化合物を投与するステップを含む方法。
  4. 前記ウイルスが、アデノウイルス、ライノウイルス、ヒトコロナウイルスまたはインフ
    ルエンザウイルスであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. ウイルスによる感染によって引き起こされるかまたは該ウイルスによる感染に関連した
    哺乳動物における疾患の予防のための方法であって、特定送達のために該哺乳動物にアミ
    ノキノリンまたはヒドロキシキノリンである予防有効量の抗マラリア化合物を投与するス
    テップを含む方法。
  6. ウイルスによる感染によって引き起こされるかまたは該ウイルスによる感染に関連した
    哺乳動物における疾患の処置のための方法であって、特定送達のために該疾患を患う哺乳
    動物にアミノキノリンまたはヒドロキシキノリンである治療有効量の抗マラリア化合物を
    投与するステップを含む方法。
  7. 前記ウイルスが、アデノウイルス、ライノウイルス、ヒトコロナウイルスまたはインフ
    ルエンザウイルスであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記ウイルスが、アデノウイルス、ライノウイルス、ヒトコロナウイルスまたはインフ
    ルエンザウイルスであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 前記抗マラリア化合物がアミノキノリンであることを特徴とする請求項1、3、5また
    は6に記載の方法。
  10. 前記アミノキノリンが、下記式またはその薬学的に受容可能な塩を有することを特徴と
    する請求項9に記載の方法。
    Figure 2005512998

    (式中、RおよびRは独立して水素または低級アルキルであるか、あるいはRおよ
    びRはそれらに結合する炭素原子と合わせてアリール環を形成し、該アリール環は置換
    されないかあるいは電子求引基または電子供与基で置換され、
    およびR12のうちの一方はNHR13であるのに対し、他方は水素であり;
    13
    Figure 2005512998

    であり;
    15
    Figure 2005512998

    であり;
    、R10、R11およびR14は独立して水素あるいは電子供与基または電子求引
    基であり;
    およびRは独立して、置換されないかもしれないかあるいは電子求引基または電
    子供与基で置換されるかもしれない水素または低級アルキルであり;
    およびRは独立して、置換されないかもしれないかあるいは電子求引基または電
    子供与基で置換されるかもしれない水素または低級アルキルであり、
    Arは置換されないかもしれないかあるいは電子供与基または電子求引基で置換される
    かもしれない6〜18の環炭素原子を有するアリールであり;
    は水素またはヒドロキシまたは低級アルコキシまたは
    Figure 2005512998

    であり;
    25は低級アルキルまたは水素であり;そして
    nおよびnは独立して1〜6である。)
  11. 前記アミノキノリンが以下の式であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
    Figure 2005512998

  12. がNHR13であることと、R12が水素であることと、を特徴とする請求項11
    に記載の方法。
  13. が水素であることと、Rが低級アルキルであることと、を特徴とする請求項12
    に記載の方法。
  14. が水素であることと、Rがメチルであることと、を特徴とする請求項12に記載
    の方法。
  15. nが3であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  16. が水素であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  17. が前記キノリン環の7位において置換されることを特徴とする請求項12に記載の
    方法。
  18. が7−ハロであることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  19. ハロがクロロであることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. がエチルであることと、Rがエチルまたは2−ヒドロキシエチルであることと、
    を特徴とする請求項12に記載の方法。
  21. 12がNHR13であることと、Rが水素であることと、を特徴とする請求項11
    に記載の方法。
  22. が水素であることと、Rが低級アルキルであることと、を特徴とする請求項21
    に記載の方法。
  23. が水素であることと、Rがメチルであることと、を特徴とする請求項22に記載
    の方法。
  24. nが3であることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  25. が水素、メチルまたはエチルであることと、Rが水素、メチル、エチル、プロピ
    ルまたはイソプロピルであることと、を特徴とする請求項22に記載の方法。
  26. が前記キノリン環の6位で置換されることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  27. が6−低級アルコキシであることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. が6−メトキシであることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記アミノキノリンが以下の式を有することを特徴とする請求項10に記載の方法。
    Figure 2005512998

    (式中、R15はAr(R)(CHn1−N(R)(R)である。)
  30. Arがフェニルであることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. がヒドロキシであることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  32. 15
    Figure 2005512998

    であることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  33. およびRが独立して低級アルキルであることを特徴とする請求項29に記載の方
    法。
  34. およびRが両方エチルであることを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記抗マラリア化合物が以下の式を有することを特徴とする請求項1、3、5または6
    のうちのいずれか1項に記載の方法。
    Figure 2005512998

    (式中、Rは水素または低級アルキルであり;
    およびR12のうちの一方はNHR13であるのに対し、他方は水素であり;
    13
    Figure 2005512998

    であり;
    は水素あるいは電子供与基または電子求引基であり;
    およびRは独立して、置換されないかもしれないかあるいは電子求引基または電
    子供与基で置換されるかもしれない水素または低級アルキルであり;
    およびRは独立して、置換されないかもしれないかあるいは電子求引基または電
    子供与基で置換されるかもしれない水素または低級アルキルであり;そして
    nは独立して1〜6である。)
  36. 前記抗マラリア剤がパマキン(pomaquine)、プリマキン、ペンタキニーネ、
    イソペンタキン、キナクリン塩、クロロキン、ヒドロキシクロロキン、ソントキン(so
    ntoquine)、アモジアキン、メフロキンまたはメパクリンあるいはそれらの薬学
    的に受容可能な塩であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  37. 前記抗マラリア化合物がヒドロキシクロロキン、クロロキン、メパクリン、メフロキン
    またはそれらの薬学的に受容可能な塩であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1
    項に記載の方法。
  38. 前記抗マラリア化合物がヒドロキシクロロキンまたはその薬学的に受容可能な塩である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  39. 前記疾患が感冒、気管支炎、静脈洞炎または呼吸器感染であることを特徴とする請求項
    5または6に記載の方法。
  40. 前記抗マラリア化合物が吸入によって投与されることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の方法。
  41. 前記抗マラリア化合物が、鼻スプレー、点眼剤、エーロゾル、眼軟膏、クリーム、懸濁
    剤またはローション剤において投与されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項
    に記載の方法。
  42. 前記抗マラリア化合物が、特定送達のために気道上皮に投与されることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  43. 哺乳動物においてライノウイルス感染を処置または予防する方法であって、該哺乳動物
    に抗ウイルス有効量の抗マラリア化合物を投与するステップを含む方法。
  44. 前記抗マラリア化合物がアミノキノリンまたはヒドロキシキノリン(hydroxyq
    uinaline)であることを特徴とする請求項43に記載の方法。
  45. 前記アミノキノリンが、以下の式またはその薬学的に受容可能な塩を有することを特徴
    とする請求項44に記載の方法。
    Figure 2005512998

    (式中、RおよびRは独立して水素または低級アルキルであるか、あるいはRおよ
    びRはそれらに結合する炭素原子と合わせてアリール環を形成し、該アリール環は置換
    されないかあるいは電子求引基または電子供与基で置換され、
    およびR12のうちの一方はNHR13であるのに対し、他方は水素であり;
    13
    Figure 2005512998

    であり;
    15
    Figure 2005512998

    であり;
    、R10、R11およびR14は独立して水素あるいは電子供与基または電子求引
    基であり;
    およびRは独立して、置換されないかもしれないかあるいは電子求引基または電
    子供与基で置換されるかもしれない水素または低級アルキルであり;
    およびRは独立して、置換されないかもしれないかあるいは電子求引基または電
    子供与基で置換されるかもしれない水素または低級アルキルであり、
    Arは置換されないかもしれないかあるいは電子供与基または電子求引基で置換される
    かもしれない6〜18の環炭素原子を有するアリールであり;
    は水素またはヒドロキシまたは低級アルコキシまたは
    Figure 2005512998

    であり;
    25は低級アルキルまたは水素であり;そして
    nおよびnは独立して1〜6である。)
  46. 前記アミノキノリンが以下の式であることを特徴とする請求項45に記載の方法。
    Figure 2005512998

  47. がNHR13であることと、R12が水素であることと、を特徴とする請求項46
    に記載の方法。
  48. 12がNHR13であることと、Rが水素であることと、を特徴とする請求項46
    に記載の方法。
  49. 15
    Figure 2005512998

    であることを特徴とする請求項45に記載の方法。
  50. 前記抗マラリア化合物がヒドロキシクロロキン、クロロキン、メパクリン、メフロキン
    またはそれらの薬学的に受容可能な塩であることを特徴とする請求項43のいずれか1項
    に記載の方法。
  51. 前記抗マラリア化合物がヒドロキシクロロキンまたはその薬学的に受容可能な塩である
    ことを特徴とする請求項43のいずれか1項に記載の方法。
  52. ライノウイルスによる感染によって引き起こされるかまたは該ウイルスによる感染に関
    連づけられた哺乳動物における疾患の処置または予防のための方法であって、該哺乳動物
    に薬学的有効量の抗マラリア化合物を投与するステップを含む方法。
  53. 前記疾患が感冒、気管支炎、静脈洞炎または呼吸器感染であることを特徴とする請求項
    52に記載の方法。
  54. 前記抗マラリア化合物が吸入によって投与されることを特徴とする請求項43のいずれ
    か1項に記載の方法。
  55. 前記抗マラリア化合物が、鼻スプレー、点眼剤、エーロゾル、眼軟膏、クリーム、懸濁
    剤またはローション剤において投与されることを特徴とする請求項43のいずれか1項に
    記載の方法。
  56. 前記抗マラリア化合物が、特定送達のために気道上皮に投与されることを特徴とする請
    求項43のいずれか1項に記載の方法。
  57. ウイルスによる感染によって引き起こされるかまたは該ウイルスによる感染に関連した哺乳動物における感冒の処置のための方法であって、アミノキノリン、アミノアクリジン、キノリンメタノール、およびキナ皮アルカロイド(cinchono alkaloid)からなる群から選択される治療有効量の抗マラリア化合物を、処置を必要とする前記哺乳動物への特定送達により投与することを含む方法。
  58. ウイルスによる感染によって引き起こされるかまたは該ウイルスによる感染に関連した哺乳動物における感冒の予防のための方法であって、アミノキノリン、アミノアクリジン、キノリンメタノール、およびキナ皮アルカロイドからなる群から選択される予防有効量の抗マラリア化合物を前記哺乳動物への特定送達により投与することを含む方法。
  59. 哺乳動物におけるウイルス感染による症状を減少するための方法であって、アミノキノリン、アミノアクリジン、キノキンメタノール、およびキナ皮アルカロイドからなる群から選択される抗ウイルス有効量の抗マラリア化合物を、前記哺乳類動物に特定送達により投与することを含む方法。
  60. ウイルス感染の結果生じる哺乳動物における白血球からの白血球由来炎症性メディエーターの産生を阻害する方法であって、アミノキノリン、アミノアクリジン、キノリンメタノール、およびキナ皮アルカロイドからなる群から選択される治療有効量の抗マラリア化合物を、そのような処置を必要とする哺乳動物への特定送達により投与することを含む方法。
  61. 抗マラリア化合物が4−アミノキノリン、8−アミノキノリン、9−アミノアクリジン、または4−キノリンメタノールである、請求項57〜60のいずれか1項に記載の方法。
  62. 前記アミノキノリンが下記式またはその薬学的に受容可能な塩を有する、請求項61に記載の方法。
    Figure 2005512998

    (式中、RおよびRは独立して水素または低級アルキルであるか、あるいはRおよ
    びRはそれらに結合する炭素原子と合わせてアリール環を形成し、該アリール環は置換されないかあるいは電子求引基または電子供与基で置換され、
    およびR12のうちの一方はNHR13であるのに対し、他方は水素であり;
    13
    Figure 2005512998

    であり;
    15
    Figure 2005512998

    であり;
    、R11およびR14は独立して水素あるいは電子供与基または電子求引基であり;
    およびRは独立して、水素あるいは置換されないかまたは電子求引基もしくは電子供与基で置換されてもよい低級アルキルであり;
    およびRは独立して、水素あるいは置換されないかまたは電子求引基もしくは電子供与基で置換されてもよい低級アルキルであり;
    Arは置換されないかもしれないかあるいは電子供与基または電子求引基で置換されるかもしれない6〜18の環炭素原子を有するアリールであり;
    は水素またはヒドロキシまたは低級アルコキシまたは
    Figure 2005512998

    であり;
    25は低級アルキルまたは水素であり;そして
    nおよびnは独立して1〜6である。)
  63. 前記アミノキノリンが以下の式である、請求項62に記載の方法。
    Figure 2005512998

  64. がNHR13であること、およびR12が水素であることを特徴とする請求項63に記載の方法。
  65. が水素であること、およびRが低級アルキルであることを特徴とする請求項63または64に記載の方法。
  66. が水素であること、およびRがメチルであることを特徴とする請求項63、64、または65に記載の方法。
  67. nが3であることを特徴とする請求項63〜66のいずれか1項に記載の方法。
  68. が水素であることを特徴とする請求項63〜67のいずれか1項に記載の方法。
  69. が前記キノリン環の7位において置換されることを特徴とする請求項63〜68のいずれか1項に記載の方法。
  70. が7−ハロであることを特徴とする請求項63〜69のいずれか1項に記載の方法。
  71. ハロがクロロであることを特徴とする請求項70に記載の方法。
  72. がエチルであり、Rがエチルまたは2−ヒドロキシエチルであることを特徴とする請求項63〜71に記載の方法。
  73. 12がNHR13であり、Rが水素であることを特徴とする請求項63に記載の方法。
  74. が水素であり、Rが低級アルキルであることを特徴とする請求項73に記載の方法。
  75. が水素であり、Rがメチルであることを特徴とする請求項73または74に記載の方法。
  76. nが3であることを特徴とする請求項73〜75のいずれか1項に記載の方法。
  77. が水素、メチルもしくはエチルであり、Rが水素、メチル、エチル、プロピ
    ルもしくはイソプロピルであることを特徴とする請求項73〜76のいずれか1項に記載の方法。
  78. が前記キノリン環の6位で置換されることを特徴とする請求項73〜77のいずれか1項に記載の方法。
  79. が6−低級アルコキシであることを特徴とする請求項73〜78のいずれか1項に記載の方法。
  80. が6−メトキシであることを特徴とする請求項73〜79のいずれか1項に記載の方法。
  81. 前記アミノキノリンが以下の式を有することを特徴とする請求項62に記載の方法。
    Figure 2005512998

    (式中、R15はAr(R)(CHn1−N(R)(R)である。)
  82. Arがフェニルであることを特徴とする請求項81に記載の方法。
  83. がヒドロキシであることを特徴とする請求項81または82に記載の方法。
  84. 15
    Figure 2005512998

    であることを特徴とする請求項81、82または83に記載の方法。
  85. およびRが独立して低級アルキルであることを特徴とする請求項81〜84のいずれか1項に記載の方法。
  86. およびRが両方エチルであることを特徴とする請求項81〜85のいずれか1項に記載の方法。
  87. 前記抗マラリア化合物が以下の式を有することを特徴とする請求項57〜60のいずれか1項に記載の方法。
    Figure 2005512998
    (式中、Rは水素または低級アルキルであり;
    はNHR13であり;
    13
    Figure 2005512998

    であり;
    は水素あるいは電子供与基または電子求引基であり;
    およびRは独立して、水素あるいは置換されないかまたは電子求引基もしくは電子供与基で置換されてもよい低級アルキルであり;
    およびRは独立して、水素あるいは置換されないかまたは電子求引基もしくは電子供与基で置換されてもよい低級アルキルであり;そして
    nは独立して1〜6である。)
  88. 前記抗マラリア剤がパマキン(pomaquine)、プリマキン、ペンタキニーネ、
    イソペンタキン、キナクリン塩、クロロキン、ヒドロキシクロロキン、ソントキン(sontoquine)、アモジアキン、メフロキンまたはメパクリンまたはそれらの薬学的に受容可能な塩であることを特徴とする請求項57〜60のいずれか1項に記載の方法。
  89. 前記抗マラリア化合物がヒドロキシクロロキン、クロロキン、メパクリン、メフロキン
    またはそれらの薬学的に受容可能な塩であることを特徴とする請求項57〜60のいずれか1項に記載の方法。
  90. 前記抗マラリア化合物がヒドロキシクロロキンまたはその薬学的に受容可能な塩であることを特徴とする請求項57〜60のいずれか1項に記載の方法。
  91. 前記抗マラリア化合物が、吸入によって投与されることを特徴とする請求項57〜60のいずれか1項に記載の方法。
  92. 前記抗マラリア化合物が、鼻スプレー、点眼剤、エーロゾル、眼軟膏、クリーム、懸濁剤またはローション剤において投与されることを特徴とする請求項57〜60のいずれか1項に記載の方法。
  93. 前記抗マラリア化合物が、特定送達のために気道上皮に投与されることを特徴とする請
    求項57〜60のいずれか1項に記載の方法。
  94. 前記哺乳動物に感染した前記ウイルスが、アデノウイルス、ライノウイルス、インフルエンザウイルス、またはコロナウイルスである、請求項57〜60のいずれか1項に記載の方法。
  95. 前記哺乳動物がヒトである、請求項57〜60のいずれか1項に記載の方法。
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